JP2900514B2 - ミシンの加工布搬送積載装置 - Google Patents

ミシンの加工布搬送積載装置

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JP2900514B2
JP2900514B2 JP13007790A JP13007790A JP2900514B2 JP 2900514 B2 JP2900514 B2 JP 2900514B2 JP 13007790 A JP13007790 A JP 13007790A JP 13007790 A JP13007790 A JP 13007790A JP 2900514 B2 JP2900514 B2 JP 2900514B2
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裕之 三井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はミシンの加工布搬送積載装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、例えばミシンテーブル上面に載置した前身頃に
ポケット布片を縫い合わせる前工程としてポケット布片
の外周を折り機により内側に折り曲げた状態で前身頃等
の生地上面に載置するポケットセッターにおいては、生
地及びポケット布片を載置位置から縫製位置へ移動する
ための送り板を備えている。又、ミシンテーブル上面に
は前記送り板により搬送された縫製終了後の加工布をテ
ーブル面と挾持しつつテーブル外方に送り出すローラが
支持され、該ローラから送り出された加工布はスタッカ
ーにより積載されるようになつていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前述したポケットセッターにおける加工布
搬送積載装置は、加工布が短い場合、送り板からはみ出
す部分が短くなるため、前記ミシンテーブル上面とロー
ラとの間に挟入できず、このためスタッカー側へ搬送す
ることができないという問題があった。
この発明の目的は短い加工布も確実にテーブル上面と
ローラとの間へ供給することができるミシンの加工布搬
送積載装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、上下往復動され
る針と、テーブルに向けて加工布を押圧するとともに、
かつテーブルから上方へ離隔する方向へ移動可能に配設
された送り板と、前記針に対し送り板を針の上下往復動
軸線と交差する方向に相対移動させる駆動機構と、前記
テーブルの側部において縫製後の加工布をテーブル上面
に沿ってテーブルから搬出するローラと、前記ローラに
より搬出された加工布を積載するスタッカーとを具備す
るミシンの加工布搬送積載装置において、前記送り板が
テーブル上面から離隔された状態で、前記駆動機構と独
立して作動され、該送り板の下方へ進入して加工布を保
持するとともに、該加工布を前記ローラ側へテーブル上
面に沿って移送する加工布移送手段を設けている。
〔作 用〕
テーブル上面に加工布を載置して送り板により前記加
工布をテーブル上面へ押圧するとともに、駆動機構によ
り前記針に対し送り板を針の上下往復軸線と交差する方
向に相対移動させながら前記針により加工布を縫製す
る。縫製終了後、前記送り板がテーブル上面から離隔さ
れた状態で、該送り板の下方へ前記駆動機構と独立して
作動される加工布移送手段を進入させて、該加工布を保
持するとともに、加工布を前記ローラ側へテーブル上面
に沿って移送させ、該ローラにより加工布をテーブルか
ら搬出し、スタッカーにより積載する。
この発明は加工布移送手段を送り板の下方へ進入させ
て、加工布を保持するため、短い加工布であつてもテー
ブル上面とローラとの間に挟入できる長さの布部を残し
た状態で該加工布を保持でき、加工布の搬送が確実に行
われる。
〔実施例〕
以下、この発明をポケットセッターにおける加工布搬
送積載装置に具体化した一実施例を第1図〜第6図に基
づいて説明する。
第4図に示すように、テーブル14上には前身頃等の生
地W及びその生地Wに縫着されるポケット布片Pが載置
される載置位置と、この載置位置から右方へ離隔した縫
製位置とが設定され、載置位置に対応して折り機Bが装
設されるとともに、縫製位置に対応してミシン11が装設
されている。このミシン11はテーブル14に対し第5図の
Y(前後)方向に移動可能に装設されており、Y軸パル
スモータ(図示略)により同方向に移動される。又、第
5図に示すようにミシン11のベッド部13の上面は、テー
ブル14の上面と同一面上に配置されている。ミシン11の
アーム部12にベッド部13内の糸環捕捉機(図示略)と協
働して生地Wに縫目を形成する針15を備えた針棒16が上
下動可能に支持されている。
テーブル14上には送り腕17が第5図のX(前後)方向
及びY(左右)方向へ移動可能並びに上下動可能に配設
され、その前部には針案内溝18を有する送り板19が着脱
可能に装着されている。前記送り腕17はX軸パルスモー
タ(図示略)により前記載置位置と縫製位置との間を移
動可能である。そして、送り板19がテーブル14と針15と
の間において、テーブル14の上面から離間した状態で、
送り腕17によって縫製位置から載置位置へ往動されると
ともに、送り腕17の下降に伴い、送り板19によってポケ
ット布片P及び生地Wがテーブル14に押圧された状態
で、その送り板19が載置位置から縫製位置へ復動され、
かつその状態で針15の上下動に同期して送り板19とミシ
ン11がそれぞれX,Y方向に移動されることにより、針案
内溝18に沿って縫製が行われ、ポケット布片Pが生地W
に縫着される。
次に、ポケット布片Pの外周に沿って折り目を形成す
るための折り機Bについて簡単に説明する。
第4図に示すように、テーブル14には支持部材20がシ
リンダ29により水平軸線の周りに回動可能に支持され、
該支持部材20にはエアシリンダ21によりY方向に往復動
されるゲージ板22が装着されている。そして、前記ゲー
ジ板22の上面にポケット布片Pを載置した状態で該ポケ
ット布片Pの外周縁を下方へ湾曲するための折り曲げ押
え板23がシリンダ24により上下方向の開閉回動可能に支
持されている。又、前記支持部材20には折曲片保持板25
がシリンダ26により上下方向の回動可能に支持され、該
保持板25にはシリンダ27により前記ポケット布片Pの外
周縁をゲージ板22の下面に湾曲させるための折曲片28が
支持されている。
前記ミシン11の前方には縫製終了後の生地Wをテーブ
ル14の上面に押圧して該テーブル近傍に装設したスタッ
カー30側へ移送するためのローラ40が装着されている。
前記ミシン11のY方向移動機構、送り板19のX方向移動
機構、折り機B及びスタッカー30については、特開昭63
−277086号公報に開示されているので、その詳細につい
ては省略する。
次に、前記送り板19がテーブル14の上面から離隔され
た状態で、該送り板19の下方へ進入して縫製終了後の生
地Wを保持するとともに、該生地Wを前記ローラ40側へ
テーブル上面に沿って移動する加工布移送手段Fを第1
図及び第2図により説明する。
この実施例では加工布移送手段Fは第1図に示すよう
にテーブル14の背面側に固定した支持台41に装着されて
いる。この支持台14とテーブル14の背面側との間には、
前記送り板19をX方向に移動させるための通路が設けら
れている。前記支持台41の左右両側軸受部間にはシリン
ダ支持枠42が軸43により回動可能に支持され、支持台41
の背面に下端を連結し、上端のピストンロッド44aを支
持枠42のアーム部42aに連接したシリンダ44により上下
方向の回動可能になっている。
シリンダ支持枠42にはシリンダ45の基端が固定されて
おり、該シリンダ45の先端部には取付枠46が固定されて
いる。前記シリンダ45のピストンロッド47の先端部には
生地Wの取出板48を支持する取付バー49が連結され、該
取付バー49の左右両端部には前記シリンダ45と平行に左
右一対のガイド棒50の前端が連結され、両ガイド棒50の
中間及び後端部は前記取付枠46及びシリンダ取付枠42に
対し前後(Y)方向のスライド可能に貫通支持されてい
る。そして、前記シリンダ45のピストンロッド47が前後
方向へ往復動されると、ガイド棒50とともに取付バー49
及び取出板48が前後方向に往復動される。又、前記シリ
ンダ44のピストンロッド44aが上下方向に往復動される
と、シリンダ取付枠42、シリンダ45、ガイド棒50、取付
バー49及び取出板48が一体となって上下方向に往復傾動
される。
前記ピストンロッド47には前記取付枠46に係止して取
出板48の後方への停止位置を規制するストッパ51が嵌合
固定され、前記ガイド棒50には第2図に示すように取出
板48の前方への移動位置を規制するストッパ52が取りつ
けられている。
次に、第6図により加工布移送手段F、ミシン11及び
送り腕17の動作制御回路を説明する。CPU(中央処理装
置)31には図示しない駆動回路を介して針15を上下動さ
せるためのミシン用モータ、ミシン11をY方向に駆動す
るためのミシン駆動モータ32、送り腕17をX方向に駆動
するための送り腕駆動モータ33、シリンダ44,45用電磁
弁34,35及びローラ40用モータ36が接続されている。
又、前記CPU31にはRAM38、ROM39及び制御動作の指令や
設定を行うための操作スイッチ群39が接続されている。
そして、操作スイッチ群39の起動スイッチをオンする
と、送り腕17による送り板19のX方向送り動作、ミシン
11のY方向送り動作、ミシン用モータ32によるミシン動
作及び加工布移送手段Fの移送動作、さらにローラ40の
回転動作が適宜行われ、縫製された生地Wがスタッカー
30側へ移送される。前記ミシン駆動モータ32、送り腕駆
動モータ33により針15に対し送板19を相対移動させる駆
動機構が構成される。
ここで、前記加工布移送手段F等の動作を詳細に説明
する。
第2図の実線は縫製動作が終了するとともに、送り板
19が生地Wから上方へ離隔した停止状態にあり、取出板
48がローラ40に最接近した停止位置にある。この状態
で、シリンダ46がに示す位置まで移動し、その後シリ
ンダ44のピストンロッド44aが上動されての実線位置
に移動される。そして、取出板51が生地W上面を押さえ
た状態で、シリンダ45のピストンロッド47が前進される
と、生地Wがテーブル上面に沿って前方へ移動され、こ
の生地Wの前端縁がローラ40とテーブル上面との間に供
給される。
次に、前記シリンダ41のピストンロッド41aが動作さ
れて取出板48が上方へ移動されると、第2図に実線で示
す停止位置に復帰されるとともに、生地Wは前記ロー
ラ40によりスタッカー30側へ移送される。
このように、前記実施例では取出板48が第2図及び第
3図においてからの運動を行うことにより、生地W
の前端縁から後方へ離隔した位置を取出板38により把持
することができ、従って、短い生地Wであってもそれを
ローラ40に確実に移送して該ローラにより生地Wをスタ
ッカー39へ確実に搬送することができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば支持台41をテーブル14に対し水平方向の位置
調節可能に取着したり、あるいはポケットセッター以外
のミシンに具体化したりすることもできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は送り板がテーブル上
面から離隔された状態で該送り板の下方へ進入して加工
布を保持するとともに、該加工布を前記ローラ側へテー
ブル上面に沿って移送する加工布移送手段を設けたこと
により、縫製後の加工布が短い場合にもテーブル上面に
沿ってローラ側へ確実に搬送し、該ローラから加工布を
スタッカーへ確実に搬送することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は加工布移送手段を示す斜視図、第2図及び第3
図は加工布移送手段の動作を示す側面図、第4図はポケ
ットセッター全体を示す斜視図、第5図はミシン及び送
り板付近の斜視図、第6図は加工布移送手段の動作制御
回路図である。 14……テーブル、15……針、19……送り板、30……スタ
ッカー、32……駆動機構を構成するミシン駆動モータ、
33……駆動機構を構成する送り腕駆動モータ、41……支
持台、42……シリンダ支持枠、44,45……シリンダ、47
……ピストンロッド、48……取出板、40……ローラ、F
……加工布移送手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 利昭 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番 地 ブラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−170992(JP,A) 特開 昭63−189196(JP,A) 特開 昭61−168386(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 33/00 - 33/02 D05B 39/00 D05B 41/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下往復動される針と、 テーブルに向けて加工布を押圧するとともに、かつテー
    ブルから上方へ離隔する方向へ移動可能に配設された送
    り板と、 前記針に対し送り板を針の上下往復動軸線と交差する方
    向に相対移動させる駆動機構と、 前記テーブルの側部において縫製後の加工布をテーブル
    上面に沿ってテーブルから搬出するローラと、 前記ローラにより搬出された加工布を積載するスタッカ
    ーと を具備するミシンの加工布搬送積載装置において、 前記送り板がテーブル上面から離隔された状態で前記駆
    動機構と独立して作動され、該送り板の下方へ進入して
    加工布を保持するとともに、該加工布を前記ローラ側へ
    テーブル上面に沿って移送する加工布移送手段を設けた
    ことを特徴とするミシンの加工布搬送積載装置。
JP13007790A 1990-05-18 1990-05-18 ミシンの加工布搬送積載装置 Expired - Fee Related JP2900514B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1904177B (zh) * 2005-07-29 2011-08-10 重机公司 嵌条缝纫机

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CN1904177B (zh) * 2005-07-29 2011-08-10 重机公司 嵌条缝纫机

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JPH0424081A (ja) 1992-01-28

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