JP2904341B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- H10P32/302—Doping polycrystalline silicon or amorphous silicon layers
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に不純物をドープしたシリコン
膜を有する半導体装置およびその製造方法に関するもの
である。
その製造方法に関し、特に不純物をドープしたシリコン
膜を有する半導体装置およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、多結晶シリコン膜
に代表されるシリコン膜は、ゲート電極、配線、容量素
子の電極などの様々な用途に用いられている。シリコン
膜を用いた従来の半導体装置の製造方法について説明す
る。図3は、リンドープシリコン膜を用いた従来のDR
AMにおける容量素子の形成方法を示す工程順断面図で
ある。なお、リンドープのシリコン膜の堆積方法として
は、D.BIELLE−DASPET,L.MERCA
DERE,M.BOUKEZZATA,B.PIERA
GGI AND B.DE MAUDUIT(Thin
Solid Fi1ms,175(1989),pp.
43−48)に記載された方法が知られている。
に代表されるシリコン膜は、ゲート電極、配線、容量素
子の電極などの様々な用途に用いられている。シリコン
膜を用いた従来の半導体装置の製造方法について説明す
る。図3は、リンドープシリコン膜を用いた従来のDR
AMにおける容量素子の形成方法を示す工程順断面図で
ある。なお、リンドープのシリコン膜の堆積方法として
は、D.BIELLE−DASPET,L.MERCA
DERE,M.BOUKEZZATA,B.PIERA
GGI AND B.DE MAUDUIT(Thin
Solid Fi1ms,175(1989),pp.
43−48)に記載された方法が知られている。
【0003】まず、p型シリコン基板301の表面の素
子分離領域にフイールド酸化膜302を形成し、フィー
ルド酸化膜に覆われていないシリコン基板上にゲート酸
化膜303を形成する。ゲート酸化膜303上およびフ
ィールド酸化膜302上に、ワード線を兼ねるゲート電
極304を形成した後、イオン注入法等により、ソース
・ドレイン領域となるn型拡散層305・306を形成
する。
子分離領域にフイールド酸化膜302を形成し、フィー
ルド酸化膜に覆われていないシリコン基板上にゲート酸
化膜303を形成する。ゲート酸化膜303上およびフ
ィールド酸化膜302上に、ワード線を兼ねるゲート電
極304を形成した後、イオン注入法等により、ソース
・ドレイン領域となるn型拡散層305・306を形成
する。
【0004】次に、CVD(Chemical Vapor Depositio
n;化学気相成長)法により酸化シリコン系の絶縁膜から
なる層間絶縁膜307を堆積した後、ビット線308を
形成する。さらに、その上に層間絶縁膜307aを堆積
した後、n型拡散層305の表面を露出させるコンタク
トホールを開口する〔図3(a)〕。
n;化学気相成長)法により酸化シリコン系の絶縁膜から
なる層間絶縁膜307を堆積した後、ビット線308を
形成する。さらに、その上に層間絶縁膜307aを堆積
した後、n型拡散層305の表面を露出させるコンタク
トホールを開口する〔図3(a)〕。
【0005】次に、例えばPH3 、SiH4 およびN2
の混合ガスを原料とするLPCVD(減圧化学気相成
長)法により、リンドープアモルファスシリコン膜30
9を堆積する〔図3(b)〕。その後、フォトレジスト
膜(図示せず)をマスクとしたドライエッチングを行っ
て、ストレージ・ノード電極310を形成する。次に、
熱処理を行ってアモルファスシリコン膜を多結晶化した
後、ストレージ・ノード電極310上に容量絶縁膜31
1を形成し、さらに、セル・プレート電極312を形成
し、容量素子を含む半導体装置の製作が完了する〔図3
(c)〕。
の混合ガスを原料とするLPCVD(減圧化学気相成
長)法により、リンドープアモルファスシリコン膜30
9を堆積する〔図3(b)〕。その後、フォトレジスト
膜(図示せず)をマスクとしたドライエッチングを行っ
て、ストレージ・ノード電極310を形成する。次に、
熱処理を行ってアモルファスシリコン膜を多結晶化した
後、ストレージ・ノード電極310上に容量絶縁膜31
1を形成し、さらに、セル・プレート電極312を形成
し、容量素子を含む半導体装置の製作が完了する〔図3
(c)〕。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】不純物をドープしたシ
リコン膜は、電極および配線として用いられるため、低
抵抗すなわち高不純物濃度に形成する必要がある。しか
し、例えばストレージ・ノード電極として用いられるシ
リコン膜の不純物濃度を高くした場合には、このシリコ
ン膜の多結晶化処理やその他の熱処理によって不純物が
基板側へ拡散することにより、ソース・ドレイン領域を
構成する拡散層の横方向の拡がりや接合深さが変化する
ことになり、トランジスタのしきい値等の特性値が設計
値からずれる原因となる。そこで、従来はストレージ・
ノード電極の不純物濃度を一定程度以下に抑えることに
よって上記の点に対処してきたが、その場合にも熱処理
によるシリコン膜からの外方拡散は起こり、それにより
シリコン膜の不純物濃度が不足して実動作時にストレー
ジ・ノード電極の下部が空乏化する現象が起こるように
なり、デバイスとしての正常な動作が阻害されるという
問題が生じる。
リコン膜は、電極および配線として用いられるため、低
抵抗すなわち高不純物濃度に形成する必要がある。しか
し、例えばストレージ・ノード電極として用いられるシ
リコン膜の不純物濃度を高くした場合には、このシリコ
ン膜の多結晶化処理やその他の熱処理によって不純物が
基板側へ拡散することにより、ソース・ドレイン領域を
構成する拡散層の横方向の拡がりや接合深さが変化する
ことになり、トランジスタのしきい値等の特性値が設計
値からずれる原因となる。そこで、従来はストレージ・
ノード電極の不純物濃度を一定程度以下に抑えることに
よって上記の点に対処してきたが、その場合にも熱処理
によるシリコン膜からの外方拡散は起こり、それにより
シリコン膜の不純物濃度が不足して実動作時にストレー
ジ・ノード電極の下部が空乏化する現象が起こるように
なり、デバイスとしての正常な動作が阻害されるという
問題が生じる。
【0007】また、シリコン膜が直接結晶シリコンに接
していない場合、例えばシリコン膜がゲート電極として
用いられる場合にも、シリコン膜の高濃度の不純物がゲ
ート酸化膜へ染み出し、ゲート酸化膜が薄い場合にはチ
ャネルに到達してしきい値を変動させることになる。し
たがって、本発明の解決すべき課題は、シリコン膜から
の不純物の外方拡散を抑制しうるようにして、シリコン
膜により構成される電極や配線を低抵抗化できるように
するとともにトランジスタのしきい値等の素子特性に悪
影響を及ぼすことのないようにすることである。
していない場合、例えばシリコン膜がゲート電極として
用いられる場合にも、シリコン膜の高濃度の不純物がゲ
ート酸化膜へ染み出し、ゲート酸化膜が薄い場合にはチ
ャネルに到達してしきい値を変動させることになる。し
たがって、本発明の解決すべき課題は、シリコン膜から
の不純物の外方拡散を抑制しうるようにして、シリコン
膜により構成される電極や配線を低抵抗化できるように
するとともにトランジスタのしきい値等の素子特性に悪
影響を及ぼすことのないようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題
は、シリコン膜の下層部分を不純物拡散速度の遅い層に
よって構成することにより解決することができる。
は、シリコン膜の下層部分を不純物拡散速度の遅い層に
よって構成することにより解決することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による半導体装置は、不純
物がドープされたシリコン膜を有するものであって、前
記シリコン膜は下層が酸素(O)または窒素(N)がド
ープされることによって他の部分より不純物拡散速度が
遅くなされている。前記シリコン膜の不純物拡散速度の
遅い層に含まれる酸素または窒素の濃度は0.1〜10
mol%に選定される。
物がドープされたシリコン膜を有するものであって、前
記シリコン膜は下層が酸素(O)または窒素(N)がド
ープされることによって他の部分より不純物拡散速度が
遅くなされている。前記シリコン膜の不純物拡散速度の
遅い層に含まれる酸素または窒素の濃度は0.1〜10
mol%に選定される。
【0010】また、本発明による半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に導電性を付与する不純物をドープし
つつシリコン膜を堆積するに際し、成長の初期段階にお
いてのみ、反応ガスにO2 、N2 O、NO、COまたは
CO2 若しくはNH3 を添加して、成膜するシリコン膜
の下層部分に酸素または窒素をドープすることを特徴と
している。
は、半導体基板上に導電性を付与する不純物をドープし
つつシリコン膜を堆積するに際し、成長の初期段階にお
いてのみ、反応ガスにO2 、N2 O、NO、COまたは
CO2 若しくはNH3 を添加して、成膜するシリコン膜
の下層部分に酸素または窒素をドープすることを特徴と
している。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]第1の実施例として、本発明によるシ
リコン膜を、ストレージ・ノード電極に用いた場合につ
いて説明する。図1は、本発明の第1の実施例の半導体
装置の製造方法を説明するための工程順断面図である。
まず、p型シリコン基板101上の表面の素子分離領域
にフイールド酸化膜102を形成し、フィールド酸化膜
102により覆われていないシリコン基板上にゲート酸
化膜103を形成する。多結晶シリコン膜の堆積とその
パターニングにより、ワード線を兼ねるゲート電極10
4を形成した後、リンをイオン注入してソース・ドレイ
ン領域となるn型拡散層105・106を形成する。
て説明する。 [第1の実施例]第1の実施例として、本発明によるシ
リコン膜を、ストレージ・ノード電極に用いた場合につ
いて説明する。図1は、本発明の第1の実施例の半導体
装置の製造方法を説明するための工程順断面図である。
まず、p型シリコン基板101上の表面の素子分離領域
にフイールド酸化膜102を形成し、フィールド酸化膜
102により覆われていないシリコン基板上にゲート酸
化膜103を形成する。多結晶シリコン膜の堆積とその
パターニングにより、ワード線を兼ねるゲート電極10
4を形成した後、リンをイオン注入してソース・ドレイ
ン領域となるn型拡散層105・106を形成する。
【0012】次に、CVD法により酸化シリコン系の絶
縁膜からなる層間絶縁膜107を堆積し、層間絶縁膜1
07およびゲート酸化膜103を選択的に除去してn型
拡散層106の表面を露出させるコンタクトホールを開
孔した後、スパッタ法によりシリサイド膜を堆積しこれ
をパターニングしてビット線108を形成する。さら
に、CVD法により層間絶縁膜107aを堆積した後、
層間絶縁膜107a、107およびゲート酸化膜103
を選択的に除去してn型拡散層105の表面を露出させ
るコンタクトホールを開孔する〔図1(a)〕。
縁膜からなる層間絶縁膜107を堆積し、層間絶縁膜1
07およびゲート酸化膜103を選択的に除去してn型
拡散層106の表面を露出させるコンタクトホールを開
孔した後、スパッタ法によりシリサイド膜を堆積しこれ
をパターニングしてビット線108を形成する。さら
に、CVD法により層間絶縁膜107aを堆積した後、
層間絶縁膜107a、107およびゲート酸化膜103
を選択的に除去してn型拡散層105の表面を露出させ
るコンタクトホールを開孔する〔図1(a)〕。
【0013】次に、PH3 、SiH4 、N2 およびN2
Oの混合ガスを原料とするLPCVD(減圧化学気相成
長)法により、リン濃度5×1020/cm3 、酸素濃度
1mo1%のリン酸素ドープアモルファスシリコン膜1
09を成長させる。このシリコン膜の膜厚が50nmの
厚さに達したらN2 Oの供給を中止し、引き続きシリコ
ンを堆積して膜厚600nmのリンドープアモルファス
シリコン膜110を形成する〔図1(b)〕。次に、フ
ォトレジスト膜(図示せず)をマスクとしてドライエッ
チングを行って、ストレージ・ノード電極111を形成
する。次に、容量絶縁膜112を形成し、さらに多結晶
シリコンの堆積とそのパターニングによってセル・プレ
ート電極113を形成して、容量素子を含む本実施例の
半導体装置の製作工程が完了する〔図1(c)〕。
Oの混合ガスを原料とするLPCVD(減圧化学気相成
長)法により、リン濃度5×1020/cm3 、酸素濃度
1mo1%のリン酸素ドープアモルファスシリコン膜1
09を成長させる。このシリコン膜の膜厚が50nmの
厚さに達したらN2 Oの供給を中止し、引き続きシリコ
ンを堆積して膜厚600nmのリンドープアモルファス
シリコン膜110を形成する〔図1(b)〕。次に、フ
ォトレジスト膜(図示せず)をマスクとしてドライエッ
チングを行って、ストレージ・ノード電極111を形成
する。次に、容量絶縁膜112を形成し、さらに多結晶
シリコンの堆積とそのパターニングによってセル・プレ
ート電極113を形成して、容量素子を含む本実施例の
半導体装置の製作工程が完了する〔図1(c)〕。
【0014】リン酸素アモルファスシリコン膜109の
酸素濃度は0.1〜10mol%程度が適切である。
0.1mol%以下では、不純物拡散抑制能力が不足し
また10mo1%以上では抵抗値が大きくなりすぎるた
めである。また、アモルファスシリコン膜109の膜厚
は酸素濃度にも依存するが同様の理由で10〜150n
m程度が適切である。アモルファスシリコン膜109と
110は上記のように、同一のCVD装置を用いて連続
して成膜することが望ましい。また、本実施例の場合の
ようにリンドープシリコン膜をストレージ・ノード電極
として用いる場合には、成膜時にリンをドープすること
が望ましい。成膜後にリンドープを行う場合には、酸素
ドープシリコン膜へのリンのドーピングが困難になり、
シリコン膜の酸素ドープ部分の抵抗値が高くなるからで
ある。
酸素濃度は0.1〜10mol%程度が適切である。
0.1mol%以下では、不純物拡散抑制能力が不足し
また10mo1%以上では抵抗値が大きくなりすぎるた
めである。また、アモルファスシリコン膜109の膜厚
は酸素濃度にも依存するが同様の理由で10〜150n
m程度が適切である。アモルファスシリコン膜109と
110は上記のように、同一のCVD装置を用いて連続
して成膜することが望ましい。また、本実施例の場合の
ようにリンドープシリコン膜をストレージ・ノード電極
として用いる場合には、成膜時にリンをドープすること
が望ましい。成膜後にリンドープを行う場合には、酸素
ドープシリコン膜へのリンのドーピングが困難になり、
シリコン膜の酸素ドープ部分の抵抗値が高くなるからで
ある。
【0015】[第2の実施例]次に、本発明の第2の実
施例について、図2に示す工程順の断面図を参照して説
明する。この第2の実施例では、本発明による不純物ド
ープシリコン膜をゲート電極に用いている。まず、p型
シリコン基板201表面の素子分離領域にフィールド酸
化膜202を形成し、フィールド酸化膜202で覆われ
ていないシリコン基板上に熱酸化法により膜厚15nm
のゲート酸化膜203を形成する〔図2(a)〕。
施例について、図2に示す工程順の断面図を参照して説
明する。この第2の実施例では、本発明による不純物ド
ープシリコン膜をゲート電極に用いている。まず、p型
シリコン基板201表面の素子分離領域にフィールド酸
化膜202を形成し、フィールド酸化膜202で覆われ
ていないシリコン基板上に熱酸化法により膜厚15nm
のゲート酸化膜203を形成する〔図2(a)〕。
【0016】次に、PH3 、SiH4 、N2 およびN2
Oの混合ガスを原料とするLPCVD法により、リン濃
度1×1020/cm3 、酸素濃度3mol%のリン酸素
ドープ多結晶シリコン膜204を30nmの厚さに形成
した。その後、N2 Oの供給を停止し、PH3 の流量を
増加させて、成長を続けてリン濃度5×1020/cm 3
のリンドープ多結晶シリコン膜205を500nmの厚
さに形成した〔図2(b)〕。
Oの混合ガスを原料とするLPCVD法により、リン濃
度1×1020/cm3 、酸素濃度3mol%のリン酸素
ドープ多結晶シリコン膜204を30nmの厚さに形成
した。その後、N2 Oの供給を停止し、PH3 の流量を
増加させて、成長を続けてリン濃度5×1020/cm 3
のリンドープ多結晶シリコン膜205を500nmの厚
さに形成した〔図2(b)〕。
【0017】次に、スパッタ法により、タングステンシ
リサイド(WSi)膜209を堆積し、その後、フォト
リソグラフィ法およびドライエッチング法を適用して、
ワード線を兼ねるゲート電極206を形成する。次に、
イオン注入によリソース・ドレイン領域となるn型拡散
層207、208を形成する〔図2(c)〕。本実施例
では、ゲート電極の下層に拡散係数の低い酸素ドープ多
結晶シリコン膜が形成されているため、その後の工程に
おいて熱処理が加えられることがあっても、不純物のゲ
ート酸化膜中への拡散は抑制されトランジスタのしきい
値電圧の変動は抑止される。また、例えばこのトランジ
スタが完全CMOS型SRAMの駆動トランジスタとし
て用いられる場合のように、ゲート電極の延長部がシリ
コン基板と直接接触する場合であっても、ゲート電極を
構成する多結晶シリコン膜からの基板への不純物拡散が
抑制されるため、ゲート電極の基板との接触部が高抵抗
化することはなく、またしきい値等のトランジスタ特性
を変動させることはない。
リサイド(WSi)膜209を堆積し、その後、フォト
リソグラフィ法およびドライエッチング法を適用して、
ワード線を兼ねるゲート電極206を形成する。次に、
イオン注入によリソース・ドレイン領域となるn型拡散
層207、208を形成する〔図2(c)〕。本実施例
では、ゲート電極の下層に拡散係数の低い酸素ドープ多
結晶シリコン膜が形成されているため、その後の工程に
おいて熱処理が加えられることがあっても、不純物のゲ
ート酸化膜中への拡散は抑制されトランジスタのしきい
値電圧の変動は抑止される。また、例えばこのトランジ
スタが完全CMOS型SRAMの駆動トランジスタとし
て用いられる場合のように、ゲート電極の延長部がシリ
コン基板と直接接触する場合であっても、ゲート電極を
構成する多結晶シリコン膜からの基板への不純物拡散が
抑制されるため、ゲート電極の基板との接触部が高抵抗
化することはなく、またしきい値等のトランジスタ特性
を変動させることはない。
【0018】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載された範囲内において適宜の変更が可
能なものである。例えば、拡散速度を下げるためのドー
パントは酸素に代え窒素を用いることができる。また、
拡散速度の遅いシリコン膜を成膜するために反応ガスに
添加するガスとしては、N2 Oに代えO2 、NO、CO
またはCO2 を用いることができる。また、窒素を添加
することによって拡散速度の遅いシリコン膜を形成する
場合には、N2 O等に代えNH3 を反応ガス中に混合す
るようにすればよい。
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載された範囲内において適宜の変更が可
能なものである。例えば、拡散速度を下げるためのドー
パントは酸素に代え窒素を用いることができる。また、
拡散速度の遅いシリコン膜を成膜するために反応ガスに
添加するガスとしては、N2 Oに代えO2 、NO、CO
またはCO2 を用いることができる。また、窒素を添加
することによって拡散速度の遅いシリコン膜を形成する
場合には、N2 O等に代えNH3 を反応ガス中に混合す
るようにすればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置は、シリコン膜の下層部分を拡散係数の低い層とした
ものであるので、シリコン膜中の不純物のシリコン基板
への拡散を抑制することができる。したがって、本発明
によれば、シリコン膜中の不純物濃度を高くしてシリコ
ン膜によって構成される電極や配線の低抵抗化を実現す
ることができるとともに、拡散層の不所望の横方向への
広がりや接合深さが深まることを抑制することができる
ため、トランジスタ等の素子の特性が設計値からずれる
のを防止することができる。
置は、シリコン膜の下層部分を拡散係数の低い層とした
ものであるので、シリコン膜中の不純物のシリコン基板
への拡散を抑制することができる。したがって、本発明
によれば、シリコン膜中の不純物濃度を高くしてシリコ
ン膜によって構成される電極や配線の低抵抗化を実現す
ることができるとともに、拡散層の不所望の横方向への
広がりや接合深さが深まることを抑制することができる
ため、トランジスタ等の素子の特性が設計値からずれる
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順の断面図。
めの工程順の断面図。
【図2】本発明の第2の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順の断面図。
めの工程順の断面図。
【図3】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
工程順の断面図。
工程順の断面図。
101、201、301 p型シリコン基板 102、202、302 フィールド酸化膜 103、203、303 ゲート酸化膜 104、206、304 ゲート電極 105、106、207、208、305、306 n
型拡散層 107、107a、307、307a 層間絶縁膜 108、308 ビット線 109 リン酸素ドープアモルファスシリコン膜 110、309 リンドープアモルファスシリコン膜 111、310 ストレージ・ノード電極 112、311 容量絶縁膜 113、312 セル・プレート電極 204 リン酸素ドープ多結晶シリコン膜 205 リンドープ多結晶シリコン膜 209 タングステンシリサイド膜
型拡散層 107、107a、307、307a 層間絶縁膜 108、308 ビット線 109 リン酸素ドープアモルファスシリコン膜 110、309 リンドープアモルファスシリコン膜 111、310 ストレージ・ノード電極 112、311 容量絶縁膜 113、312 セル・プレート電極 204 リン酸素ドープ多結晶シリコン膜 205 リンドープ多結晶シリコン膜 209 タングステンシリサイド膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/10 681A (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/28 - 21/288 H01L 21/3205 H01L 21/3213 H01L 21/336 H01L 21/44 - 31/445 H01L 21/768 H01L 29/40 - 29/51 H01L 29/78
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性を付与する不純物がドープされた
シリコン膜が、下層が他の部分より不純物拡散速度が遅
い多層構造になされている半導体装置において、前記シ
リコン膜の不純物拡散速度の遅い層には、酸素(O)ま
たは窒素(N)が0.1〜10mol%の濃度でドープ
されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記シリコン膜の上には、金属シリサイ
ド膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
半導体装置。 - 【請求項3】 (1)半導体基板の表面領域内に不純物
を導入して拡散層を形成する工程と、 (2)前記拡散層上を覆う層間絶縁膜を形成し該層間絶
縁膜を選択的にエッチング除去して前記拡散層の表面を
部分的に露出させるコンタクトホールを形成する工程
と、 (3)シリコンを含む材料ガスおよび導電性を付与
する不純物を含む材料ガスを含む成長ガスに、O2 、
N2 O、NO、COまたはCO2 若しくはNH3 からな
る拡散速度抑制不純物材料ガス、を添加して、導電性を
付与する不純物および酸素または窒素がドープされた下
層シリコン膜を成膜する工程と、 (4)前記のガスの供給のみを停止し、前記および
のガスを含む前記成長ガスのみを引き続き供給して、
導電性を付与する不純物がドープされた上層シリコン膜
を成膜する工程と、 (5)上層および下層シリコン膜をパターニングして容
量下部電極を形成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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