JP2905940B2 - 壁構造 - Google Patents

壁構造

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JP2905940B2
JP2905940B2 JP41225390A JP41225390A JP2905940B2 JP 2905940 B2 JP2905940 B2 JP 2905940B2 JP 41225390 A JP41225390 A JP 41225390A JP 41225390 A JP41225390 A JP 41225390A JP 2905940 B2 JP2905940 B2 JP 2905940B2
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water
sheet
heat insulating
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wall structure
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伊藤晋次
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Taihei-Sansho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の壁面を構成す
る壁の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物において冬期等においては室
内側に結露水が生じ、室内がベトベトするという問題点
があり、そのような結露水を防止するために室内側の壁
面と室外側の壁面間にグラスウール等の断熱材を配設し
た壁構造が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、グラスウール
等の断熱材に水分が溜まり、この水分により断熱材の周
囲で水滴が腐敗して雑菌,カビ,ダニ,その他の虫等が
繁殖し、不衛生となるという問題点があり、これらのダ
ニ,カビ等によりアトピー体質となるという問題点があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、良好に室内の水分を室
外側に排出し、結露水を防止することのできる壁構造を
提供せんことを目的とし、その要旨は、室内側の多孔質
板と、室外側の外気と連通する空気溝を有する外壁板と
の間に空間を形成し、該空間内に断熱材を配設してなる
壁構造において、前記断熱材の室内側及び/又は室外側
に、多数の分包状の袋部を有し各袋部内に少なくとも吸
水性樹脂を入れた通気性のある吸水シートが配設されて
いることである。又、前記袋部内に吸水性樹脂とともに
シリカゲル及び活性炭を入れたことである。
【0005】
【作用】断熱材に吸水性シートを貼着等により配設すれ
ば、吸水性シートに形成されている袋部内の吸水性樹脂
が室内側の水分を良好に吸収して、室外側へ良好に水分
を排出することができ、結露水を良好に防止し得るとと
もに断熱材内で水等が腐敗することがなく、カビ,菌,
ダニ等の発生を防ぐことができる。又、吸水性樹脂とと
もに袋部内にシリカゲル及び活性炭を入れることによ
り、シリカゲルにより良好な吸水性能が発揮され、さら
に活性炭によりカビ,菌等の発生を防止することがで
き、さらに火事等の際に有毒ガスが発生した場合にも、
この有毒ガスを良好に吸収することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本例の壁構造の斜視構成図であり、図2は
吸水シートの拡大断面構成図である。
【0007】図において、本例の壁構造は、室内側に石
膏ボード等からなる多孔質板1が配設され、室外側には
セメント板等で形成された外壁板2が配設されており、
この外壁板2には縦方向に所定間隔で横方向に伸びる空
気溝2a,2aが形成されており、この空気溝2aを介
し外気を室内側へ導入することができるものとなってい
る。
【0008】前記多孔質板1と外壁板2間には相当の空
間が形成されており、内部にはグラスウール,フエルト
等からなる断熱材3が配設されている。この断熱材3と
前記外壁板2間には約15〜25mm程度の空間Sが形成
されている。
【0009】本例においては、前記断熱材3の室外側に
吸水シート4が貼着されており、この吸水シート4は断
熱材3に沿って多数枚が貼着されるものであり、各吸水
シート4,4はステープル,釘等の連結金具5,5によ
りその端部が重ね合わせ状に連結されて貼着されてい
る。この吸水シート4には分包状に多数の袋部7,7,
7が形成されており、又、袋部7,7間には空気を通す
通孔8,8,8が多数穿設形成されている。
【0010】この吸水シート4は図2に断面拡大図で示
すように、外側シート9と内側シート10による二重構
造となっており、内側シート10内に前記袋部7が形成
されている。外側シート9はポリエチレン系マイクロポ
ーラスシートで形成されており、又、内側シート10は
鞘芯構造の長繊維からなる不織布で形成されている。即
ち、不織布を形成する長繊維は内側にポリエステル繊維
が設けられ、その外側にポリエチレン系接着性繊維が巻
着された鞘芯構造で、多数の長繊維が捩じり合わせ状に
接着されて不織布を形成している。
【0011】又、この内側シート10と前記外側シート
9間には空間が形成され、点着状に接着剤11,11が
両シートを接着した状態で形成されている。この接着剤
11は、例えばポリエチレン系の接着剤を用いることが
できる。
【0012】袋部7内には吸水樹脂12が入れられてお
り、又、吸水樹脂12とともに、細粒状のシリカゲル及
び活性炭が入れられている。尚、前記外側シート9は内
側シート10の一方側の面のみに設けられたものでも良
く、この場合には室外側に外側シート9が向けられて用
いられる。さらに外側シート9を無くして内側シート1
0のみで吸水シート4を形成しても良く、この場合には
内側シート10が室内側は粗く、室外側は細かい通気孔
を形成するように構成することができる。
【0013】前記袋部7内に入れられる吸水樹脂12
は、例えば澱粉−アクリロニトリルグラフト重合体の加
水分解物、セルロース−アクリロニトリルグラフト重合
体の加水分解物等の単量体と架橋剤との共重合体、例え
ば架橋ポリアクリルアミド及びその加水分解物、架橋さ
れたスルホン化ポリエチレン、架橋ポパール、特開昭5
2−14689号及び特開昭52−27455号記載の
架橋されたビニルエステル−不飽和カルボン酸共重合体
ケン化物、架橋されたポリアクリル酸塩及びアクリル酸
−アクリル酸エステル共重合体、架橋されたイソブチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、及び架橋ポリエチレンオ
キシド等が挙げられる。さらに自己架橋性を有する重合
物、例えば自己架橋型ポリアクリル酸、特公昭54−3
0710号に記載の樹脂や分子中に少なくとも水酸基と
カルボキシラート基を含有する高分子重合体、例えば特
公昭54−37994号に記載の樹脂でも良い。
【0014】尚、澱粉又はセルロースと水溶性単量体及
び/又は加水分解により水溶性となる単量体と架橋剤と
を必須成分として重合させ、必要により加水分解を行う
ことにより得られる吸水樹脂であっても良い。上記の吸
水樹脂は一種類であっても、又、二種類以上用いたもの
であっても良く、又、吸水樹脂の形状については特に限
定はなく、粉末状,粒子状,フレーク状,繊維状の何れ
の形状であっても良い。
【0015】このような壁構造においては、室内の湿度
が大の時に、前記吸水シート4内の吸水樹脂12が室内
の水分を良好に吸い取り、室外側が例えば晴天であり乾
燥状態の場合に、良好に外壁板2の空気溝2aを通し外
気側へ水分を排出することができ、断熱材3内に水分が
残留することがなく、水滴の腐敗がなく、菌,カビ,ダ
ニ,その他の虫等の繁殖を良好に防ぐことができる。
【0016】又、このように室内の水分を良好に外部に
排出できるため、室内側の多孔質板1の表面に結露水が
生ずることが少なく、良好な結露防止効果を発揮するこ
とができる。
【0017】又、袋部7内に吸水樹脂12とともに活性
炭,シリカゲルを入れておけば、シリカゲルにより、よ
り良好に吸水機能を達成させることができるとともに、
活性炭によりカビ,ダニ等の発生を抑えることができ、
又、火事等の場合に有毒ガスが発生した時にも、良好に
活性炭に有毒ガスを吸着させることができる。又、火事
等の場合には前記吸水樹脂12内に水分が含まれるため
吸水シート4が水膜となって消火作用を助けることがで
き、前記袋部7内に更に自己消火性薬剤を入れておけ
ば、より良好に消火機能を発揮させることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、室内側の多孔質板と、室外側
の外気と連通する空気溝を有する外壁板との間に空間を
形成し、該空間内に断熱材を配設してなる壁構造におい
て、前記断熱材の室内側及び/又は室外側に、多数の分
包状の袋部を有し各袋部内に少なくとも吸水樹脂を入れ
た通気性のある吸水シートが配設されていることによ
り、室内側の水分をシート内の吸水樹脂が良好に吸い取
り、外気側が乾燥した状態において良好に外部に水分を
排出させることができ、室内の結露防止を良好に行うこ
とができるとともに、断熱材内で水滴が腐敗することを
防ぎ、菌,カビ,ダニ等の繁殖を防ぐことができる効果
を有する。
【0019】又、前記袋部内に吸水性樹脂とともにシリ
カゲル及び活性炭を入れた場合には、シリカゲルによ
り、より良好な吸水機能を発揮させることができるとと
もに、活性炭によりカビ,ダニ等の繁殖をより効果的に
防ぎ、又、火災時等における有毒ガスをも良好に吸着す
ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁構造を示す斜視構成図である。
【図2】吸水シートの拡大断面構成図である。
【符号の説明】
1 多孔質板 2 外壁板 2a 空気溝 3 断熱材 4 吸水シート 7 袋部 9 外側シート 10 内側シート 12 吸水樹脂

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側の多孔質板と、室外側の外気と連
    通する空気溝を有する外壁板との間に空間を形成し、該
    空間内に断熱材を配設してなる壁構造において、前記断
    熱材の室内側及び/又は室外側に、多数の分包状の袋部
    を有し各袋部内に少なくとも吸水性樹脂を入れた通気性
    のある吸水シートが配設されていることを特徴とする壁
    構造。
  2. 【請求項2】 前記袋部内に吸水性樹脂とともにシリカ
    ゲル及び活性炭を入れたことを特徴とする請求項1の壁
    構造。
JP41225390A 1990-12-19 1990-12-19 壁構造 Expired - Lifetime JP2905940B2 (ja)

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JPH04221144A JPH04221144A (ja) 1992-08-11
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KR101804190B1 (ko) * 2015-12-09 2017-12-04 재단법인한국조선해양기자재연구원 내화성 단열패널

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