JP2928632B2 - 横形冷媒圧縮機 - Google Patents

横形冷媒圧縮機

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JP2928632B2
JP2928632B2 JP32932490A JP32932490A JP2928632B2 JP 2928632 B2 JP2928632 B2 JP 2928632B2 JP 32932490 A JP32932490 A JP 32932490A JP 32932490 A JP32932490 A JP 32932490A JP 2928632 B2 JP2928632 B2 JP 2928632B2
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貴寛 田村
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷凍機、空気調和機等の機器に使用して好
適な横形冷媒圧縮機に関する。
〔従来の技術〕
従来の横形スクロール圧縮機において、油溜りに収め
られた油は、例えば、特開昭61−87994号公報に記載の
ように、密閉容器下部の油溜りに、電動機ステータの下
方周縁部分が油中に浸漬するように溜められている。こ
のため、油量確保、また油面上昇時における油の撹拌損
失については考慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、運転時の電動機ロータの回転による
油の撹拌による性能の低下を考慮し、油量は、電動機ロ
ータ外径が浸漬しない程度の高さ迄に制約されてしま
い、油量確保ができず、運転過渡時の油上りにより、圧
縮機内の油量が確保できず、これにより軸受給油量が確
保できず、軸受摺動部が焼損に至るという問題があっ
た。
本発明の目的は、運転過渡時においても油溜りの油量
を確保し、過渡運転時の油上がりによる軸受摺動部分の
焼損発生を防止することができる横形冷媒圧縮機を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、圧縮機要素と
電動機要素を駆動軸で連絡して第一の容器内に水平に配
置して収納し、前記第一の容器を密閉された第二の容器
内に下部にスペースを有して収納し、前記第一の容器内
と前記第二の容器内とを上部及び下部で連通して前記第
一の容器及び前記第二の容器の下部を油溜りとなし、前
記油溜りの油を前記機械要素に供給する給油手段を設け
た横形冷媒圧縮機としたのである。
〔作用〕
かかる本発明の横形冷媒圧縮機では、第一の容器を密
閉された第二の容器内に下部にスペースを有して収納
し、第一の容器内と第二の容器内とを上部及び下部で連
通して第一の容器及び第二の容器の下部を油溜りとなし
たことにより、第一の容器と第二の容器との間の下部空
間を広い油溜めとして形成することができると共に、第
一の容器の下部空間も連通した油溜めとして利用するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図は本発明の一実施例に係る横形冷媒スクロール圧縮
機の全体構造を示す断面図である。第1図において、第
一の容器1内には、スクロール圧縮機構2とこれを駆動
する電動機3とが水平に配置して収納されている。
スクロール圧縮機2は、旋回スクロール5、固定スク
ロール6、電動機3で駆動されるクランク軸をなす駆動
軸7、フレーム8、自転防止機構9よりなっている。
旋回スクロール5は台板(鏡板)5a上に渦巻き状のラ
ップ5bをもつ。また台板5aの背面には駆動軸7のクラン
クピン部7aが挿入される軸受5cが設けられ、また、台板
5aには圧縮途中のラップ5bの空間と背圧室8cとを連通す
る均圧孔5dが設けられている。
固定スクロール6も同様に台板6a上に渦巻き状のラッ
プ6bをもつ。また、ラップ外周部には吸入孔6c、ラップ
中心部には吐出孔6dが設けられている。
容器1に固定されたフレーム8には駆動軸7を支承す
る軸受8a,8a′、旋回スクロール5を固定スクロール6
との間で挟持する台座8b、旋回スクロール5に適切な押
し付け力を与えるための背圧室8cが設けられている。
旋回スクロール5と固定スクロール6は互いにラップ
5b,6bを内側に向けて組み合わされ、固定スクロール6
とフレーム8の台座8bとにより旋回スクロール5を挟持
する。旋回スクロールの背面とフレームの間には旋回ス
クロールの自転を防止すうための自転防止機構9が設置
されている。
駆動軸7は一端が軸受5cに支持されているクランクピ
ン7aをもつ。また駆動軸7内には給油孔7cが駆動軸7の
回転中心上に設けられている。この給油孔7cは一端がク
ランクピン7aの端面に開口すると共に、給油孔7fを介し
て軸受8aに開口している。
固定スクロール6の台板6a内には、油溜り4と連通す
る給油孔6e、給油パイプ6gおよび給油孔6eと連通し旋回
スクロール5の台板5aと固定スクロール6の台板6aとが
摺動する部分に開口する給油孔6fが設けられている。ま
た、旋回スクロール5の台板5a内には、軸受5c端面と台
板5aの外周とを連通する給油孔5eが設けられ、給油孔5e
の外端部はねじ10で塞がれている。給油孔5eの内端は駆
動軸7中の給油孔7cと対向している。また台板5aの固定
スクロール6の台板6aとの揺動部には給油孔5eと固定ス
クロール6内の給油孔6fとを連通する給油孔5fが設けら
れている。
旋回スクロール5の旋回運動中、常時、給油孔5fと6f
は連通する構造となっている。
容器1の両側には、それぞれ、キャップ11,12が組付
けられている。又、第一の容器1には第二の密閉容器13
の下部に連通する連通孔1aおよび上部に連通する吐出口
1bを設けている。
以上の圧縮機を第二の密閉容器13内に収納している。
密閉容器13はケーシング13a、キャップ13b,13cから成
り、ケーシング13aには、吐出口13dが設けられている。
また、キャップ13bには吸入口13e、脚13f、吊具13gが
設けられ、キャップ13cには、密封端子13h、脚13iが設
けられている。
容器1と密閉容器13は、それぞれに座1b,13iを三個以
上設け、ボルト14で締結されている。
油溜り4は、容器1と密閉容器13のそれぞれの下部に
形成され、電動機ステータ3a下部周縁部分が油15に浸漬
する高さまでの容器をもち、油15が溜めやれている。
次に、スクロール圧縮機の作用について説明する。電
動機3により駆動軸7が回転すると、クランクピン7aの
回転運動および自転防止機構9の作用により旋回スクロ
ール5は自転することなく旋回運動を行う。この結果、
旋回スクロール5と固定スクロール6のラップ5b,6b及
び台板5a,6aで形成される空間は中心に移動しつつその
容積を減少し、吸入孔6cより吸入したガスを圧縮し、吐
出孔6dより吐出する。
吐出されたガスはフレーム8に形成した通路8dを通っ
て電動機3を冷却し、吐出口1bを通り、第二の密閉容器
13に設けた吐出口13dより吐出される。
スクロールが圧縮作用を行なうと、旋回スクロール5
と固定スクロール6を離そうとする力が作用するので、
これを防止するため、旋回スクロールの背面の背圧室
8c内の圧力は、均圧孔5dにより、吐出圧力より低く、吸
入圧力より高い圧力(中間圧力)に保たれる。
これにより、旋回スクロールの軸受5cとフレームの軸
受8a′の背圧室8c側端面は中間圧力に保たれるので、油
溜り4の油15は固定スクロールに設けられた給油パイ
プ6g、給油孔6e,6fおよび旋回スクロールに設けられ
た給油孔5f,5eを介して駆動軸の給油孔7cの端部まで吐
出圧力と中間圧力の差圧によって導かれるため、給油孔
7c内は油で満たされ、給油孔7fを介して軸受8a,8a′に
給油される。軸受5cはその端面に給油孔5eを介して送ら
れた油によって給油される。
従って、本発明では、油溜り4に各軸受摺動部分を潤
滑する油15を十分に確保することができる。また、運転
時における過渡的な油上りに対しても十分対応できる油
15を保することができる。
第2図から第4図に本発明の横形冷媒圧縮機の他の異
なる実施例を示す。
この横形冷媒圧縮機の作用については、第1図と同様
である。
第2図は、第1図における第一の容器1のキャップ1
1,12を取り外したケーシング16で第一の容器を構成した
横形圧縮機を示す。
この横形圧縮機は、ケーシング16にスクロール圧縮機
構2と電動機3が水平に配設され、更に、第二の密閉容
器13に収納されている。
第3図は、第2図において、ケーシング16の容器の中
心軸線を第二の密閉容器13の中心軸線の鉛直方向上方に
偏心させて位置付けた横形圧縮機を示す。
第4図は、第二の密閉容器17内に第一の密閉容器18内
に収納した圧縮機19を複数台、収納した横形圧縮機を示
す。
なお、複数台の圧縮機は、一定運機、インバータ機、
極数変換機を組み合わせても可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、運転過渡時においても油溜りの油量
を確保し、過渡運転時の油上がりによる軸受摺動部分の
焼損発生を防止することができる冷媒横形圧縮機を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る横形冷媒スクロール圧
縮機の断面図、第2図から第4図は本発明の他の異なる
実施例に係る横形冷媒スクロール圧縦機の断面図を示
す。 1……第一の容器、2……スクロール圧縮機構、3……
電動機、4……油溜り、5……旋回スクロール、6……
固定スクロール、7……駆動軸、8……フレーム、自転
防止機構、11,12……キャップ、13……第二の密閉容
器、14……ボルト、15……潤滑油、16……ケーシング、
17……第二の密閉容器、18……第一の密閉容器、19……
圧縮機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−96693(JP,A) 特公 昭53−26845(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 23/00 - 29/10 F04B 39/00 - 39/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機要素と電動機要素を駆動軸で連絡し
    て第一の容器内に水平に配置して収納し、前記第一の容
    器を密閉された第二の容器内に下部にスペースを有して
    収納し、前記第一の容器内と前記第二の容器内とを上部
    及び下部で連通して前記第一の容器及び前記第二の容器
    の下部を油溜りとなし、前記油溜りの油を前記圧縮機要
    素に供給する給油手段を設けたことを特徴とする横形冷
    媒圧縮機。
JP32932490A 1990-11-30 1990-11-30 横形冷媒圧縮機 Expired - Lifetime JP2928632B2 (ja)

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JP5326845B2 (ja) 2009-06-12 2013-10-30 三菱マテリアル株式会社 高速断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具

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