JP2954875B2 - 疑似餌およびその製造方法 - Google Patents
疑似餌およびその製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリウレタン等の
弾性繊維の丸打ち組織の紐を利用した疑似餌およびその
製造方法に関する。
弾性繊維の丸打ち組織の紐を利用した疑似餌およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、釣りは餌釣りからルアー(擬似
餌)釣りに移行しつつある。餌のにおい、感触などの煩
わしさから解放されること、及び魚との微妙なスポーツ
感覚などが若人、女性に受け入れられたためと考えられ
る。このルアーフィッシュング方式は、本来欧米から導
入されたものである。この仕掛けは、釣り糸−ルアー
(擬似餌)−フックとなっている。このフックは、欧米
の大型魚を対象としており、わが国の個々の対象魚はマ
ッチングしない点もあり、個々の対象魚用釣り針に転用
する試みもある。
餌)釣りに移行しつつある。餌のにおい、感触などの煩
わしさから解放されること、及び魚との微妙なスポーツ
感覚などが若人、女性に受け入れられたためと考えられ
る。このルアーフィッシュング方式は、本来欧米から導
入されたものである。この仕掛けは、釣り糸−ルアー
(擬似餌)−フックとなっている。このフックは、欧米
の大型魚を対象としており、わが国の個々の対象魚はマ
ッチングしない点もあり、個々の対象魚用釣り針に転用
する試みもある。
【0003】従来、ゴム弾性スカートを持つ擬似餌(特
開平4−211316号公報)、浮力手段を有する擬似
餌(特開平6−319413号公報)、架橋タンパク質
成分を用いた擬似餌(特開平6−319414号公報)
等が提案されている。
開平4−211316号公報)、浮力手段を有する擬似
餌(特開平6−319413号公報)、架橋タンパク質
成分を用いた擬似餌(特開平6−319414号公報)
等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
疑似餌は収穫性が低かったり、取り扱いが面倒であった
り、製造コストが高く高価であるという問題があった。
疑似餌は収穫性が低かったり、取り扱いが面倒であった
り、製造コストが高く高価であるという問題があった。
【0005】本発明は前記従来の問題を解決するため、
収穫性が高く、取り扱いが容易で、製造コストが安価な
疑似餌およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
収穫性が高く、取り扱いが容易で、製造コストが安価な
疑似餌およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の疑似餌は、合成弾性繊維を用いた疑似餌で
あって、前記弾性繊維はそのままの状態で丸打ち組織に
組み上げられ、前記組み組織の両端が少なくとも2ケ所
で固定された部分と、その一方の固定部を境とした隣部
が解け、繊維状になっている部分から形成されているこ
とを特徴とする。前記において、「弾性繊維はそのまま
の状態で」とは、弾性繊維の周囲を非弾性繊維等により
カバーリングしていない状態のことをいう。
め、本発明の疑似餌は、合成弾性繊維を用いた疑似餌で
あって、前記弾性繊維はそのままの状態で丸打ち組織に
組み上げられ、前記組み組織の両端が少なくとも2ケ所
で固定された部分と、その一方の固定部を境とした隣部
が解け、繊維状になっている部分から形成されているこ
とを特徴とする。前記において、「弾性繊維はそのまま
の状態で」とは、弾性繊維の周囲を非弾性繊維等により
カバーリングしていない状態のことをいう。
【0007】前記疑似餌においては、繊維状の部分の長
さが、丸打ち組織部の長さの2倍以上であることが好ま
しい。また前記疑似餌においては、固定部が、組み紐自
体の結び目または組み紐を糸で縛りつけることにより形
成されていることが好ましい。縛りつける糸は、組み紐
に用いている糸でも良いし、他の糸でも良く、とくに限
定されない。
さが、丸打ち組織部の長さの2倍以上であることが好ま
しい。また前記疑似餌においては、固定部が、組み紐自
体の結び目または組み紐を糸で縛りつけることにより形
成されていることが好ましい。縛りつける糸は、組み紐
に用いている糸でも良いし、他の糸でも良く、とくに限
定されない。
【0008】次に本発明の疑似餌の製造方法は、合成弾
性繊維を用いた疑似餌の製造方法であって、前記弾性繊
維をそのままの状態で丸打ち組み機を用いて組み上げ、
前記組み上げられた組み紐に少なくとも2ケ所組み組織
を固定する固定部を形成し、隣り合う2ケ所の固定部の
外側の部分で切断するに際し、1ケ所は固定部近辺で切
断し、別の1ケ所は前記紐の構成繊維が解け繊維状を形
成する程度の長さで切断し、その後、前記1カ所の固定
部分と切断部分との間を解繊することにより、丸打ち組
織が固定された部分と、繊維状になっている部分を形成
することを特徴とする。
性繊維を用いた疑似餌の製造方法であって、前記弾性繊
維をそのままの状態で丸打ち組み機を用いて組み上げ、
前記組み上げられた組み紐に少なくとも2ケ所組み組織
を固定する固定部を形成し、隣り合う2ケ所の固定部の
外側の部分で切断するに際し、1ケ所は固定部近辺で切
断し、別の1ケ所は前記紐の構成繊維が解け繊維状を形
成する程度の長さで切断し、その後、前記1カ所の固定
部分と切断部分との間を解繊することにより、丸打ち組
織が固定された部分と、繊維状になっている部分を形成
することを特徴とする。
【0009】前記製造方法においては、繊維状の部分の
長さが、丸打ち組織部の長さの2倍以上であることが好
ましい。また前記製造方法においては、固定部が、組み
紐自体の結び目または組み紐を糸で縛りつけることによ
り形成されていることが好ましい。
長さが、丸打ち組織部の長さの2倍以上であることが好
ましい。また前記製造方法においては、固定部が、組み
紐自体の結び目または組み紐を糸で縛りつけることによ
り形成されていることが好ましい。
【0010】前記において弾性繊維とは、ポリウレタン
繊維、ポリエステルエラストマー繊維、ポリアミドエラ
ストマー繊維などである。前記した本発明の疑似餌によ
れば、弾性繊維が丸打ち組織に組み上げられ、前記組み
組織の両端が少なくとも2ケ所で固定された部分と、そ
の一方の固定部を境とした隣部が解け、繊維状になって
いる部分から形成されていることにより、魚の収穫性が
高く、取り扱いが容易で、製造コストが安価な疑似餌と
することができる。すなわち、丸打ち組織の組み目が魚
の鱗状をしており、ポリウレタン等の弾性繊維は、解繊
され繊維状になっていると水中では天然の餌のような独
特の動きをし、魚が食らいつきやすい。また、組み組織
の両端を固定しているので、組み紐はほどけることがな
く、この組み紐の部分に釣り針を挿入して仕掛けること
ができる。
繊維、ポリエステルエラストマー繊維、ポリアミドエラ
ストマー繊維などである。前記した本発明の疑似餌によ
れば、弾性繊維が丸打ち組織に組み上げられ、前記組み
組織の両端が少なくとも2ケ所で固定された部分と、そ
の一方の固定部を境とした隣部が解け、繊維状になって
いる部分から形成されていることにより、魚の収穫性が
高く、取り扱いが容易で、製造コストが安価な疑似餌と
することができる。すなわち、丸打ち組織の組み目が魚
の鱗状をしており、ポリウレタン等の弾性繊維は、解繊
され繊維状になっていると水中では天然の餌のような独
特の動きをし、魚が食らいつきやすい。また、組み組織
の両端を固定しているので、組み紐はほどけることがな
く、この組み紐の部分に釣り針を挿入して仕掛けること
ができる。
【0011】また本発明の合成繊維を用いた疑似餌の製
造方法によれば、弾性繊維を丸打ち組み機を用いて組み
上げ、前記組み上げられた組み紐に少なくとも2ケ所組
み組織を固定する固定部を形成し、隣り合う2ケ所の固
定部の外側の部分で切断するに際し、1ケ所は固定部近
辺で切断し、別の1ケ所は前記紐の構成繊維が解け繊維
状を形成する程度の長さで切断し、その後、前記1カ所
の固定部分と切断部分との間を解繊することにより、丸
打ち組織が固定された部分と、繊維状になっている部分
を形成する。これにより前記本発明の疑似餌を効率良く
合理的に製造できる。
造方法によれば、弾性繊維を丸打ち組み機を用いて組み
上げ、前記組み上げられた組み紐に少なくとも2ケ所組
み組織を固定する固定部を形成し、隣り合う2ケ所の固
定部の外側の部分で切断するに際し、1ケ所は固定部近
辺で切断し、別の1ケ所は前記紐の構成繊維が解け繊維
状を形成する程度の長さで切断し、その後、前記1カ所
の固定部分と切断部分との間を解繊することにより、丸
打ち組織が固定された部分と、繊維状になっている部分
を形成する。これにより前記本発明の疑似餌を効率良く
合理的に製造できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を説明す
る。図1は本発明の一実施例の疑似餌である。図1にお
いて、1は疑似餌、2は組み紐部分、3,4は組み組織
の固定部分(一例として結び目部分)、5は繊維状の部
分(解繊部分)である。6,7は切断部分を示す。図1
の左下の図はAの部分拡大図である。丸打ち組織の組み
目は、魚の鱗状をしている。繊維状の部分5の長さは、
丸打ち組織部の長さ2の2倍以上であることが好まし
い。
る。図1は本発明の一実施例の疑似餌である。図1にお
いて、1は疑似餌、2は組み紐部分、3,4は組み組織
の固定部分(一例として結び目部分)、5は繊維状の部
分(解繊部分)である。6,7は切断部分を示す。図1
の左下の図はAの部分拡大図である。丸打ち組織の組み
目は、魚の鱗状をしている。繊維状の部分5の長さは、
丸打ち組織部の長さ2の2倍以上であることが好まし
い。
【0013】図2は図1の疑似餌に釣り針(ルアー用フ
ック)10を仕掛けたところを示している。図2におい
て、説明の都合上、針の先部分11と返し針の部分12
を、繊維状の部分(解繊部分)5の外側に配置したが、
実際には針の先部分11と返し針の部分12は繊維状の
部分(解繊部分)5に隠れる。
ック)10を仕掛けたところを示している。図2におい
て、説明の都合上、針の先部分11と返し針の部分12
を、繊維状の部分(解繊部分)5の外側に配置したが、
実際には針の先部分11と返し針の部分12は繊維状の
部分(解繊部分)5に隠れる。
【0014】本発明に用いるポリウレタン繊維とは、単
量体相互の結合部分が主としてウレタン結合(−OCO
NH−)による長鎖状合成高分子繊維である。この繊維
は、低融点の柔らかい分子量が数千までのソフトセグメ
ントと剛直性で凝集力の強い高融点のハードセグメント
からなるセグメント化ウレタンブロック共重合体であ
る。一般に、400〜800%の伸びを示すゴム弾性体
である。現在市販されているポリウレタン繊維は、ポリ
オールとジイソシアネートを無溶剤で反応させ、末端イ
ソシアネート含有プレポリマーを作り、その後、極性溶
剤中でジアミンで鎖延長反応させて紡糸可能な粘度のド
ープを作り、このドープを乾式紡糸するのが主体であ
り、本発明もこのようにして製造したポリウレタン繊維
は、特に有用である。
量体相互の結合部分が主としてウレタン結合(−OCO
NH−)による長鎖状合成高分子繊維である。この繊維
は、低融点の柔らかい分子量が数千までのソフトセグメ
ントと剛直性で凝集力の強い高融点のハードセグメント
からなるセグメント化ウレタンブロック共重合体であ
る。一般に、400〜800%の伸びを示すゴム弾性体
である。現在市販されているポリウレタン繊維は、ポリ
オールとジイソシアネートを無溶剤で反応させ、末端イ
ソシアネート含有プレポリマーを作り、その後、極性溶
剤中でジアミンで鎖延長反応させて紡糸可能な粘度のド
ープを作り、このドープを乾式紡糸するのが主体であ
り、本発明もこのようにして製造したポリウレタン繊維
は、特に有用である。
【0015】この他、上記のドープを湿式紡糸するも
の、プレポリマーをジアミンを含む溶液中に紡糸して鎖
延長させ化学紡糸するもの、ポリオール、ジイソシアネ
ートおよびハードセグメントとなる低分子ジオールを原
料として溶融重合を行い、これを溶融紡糸するものもあ
る。本発明には、これらウレタン繊維も使用出来る。
の、プレポリマーをジアミンを含む溶液中に紡糸して鎖
延長させ化学紡糸するもの、ポリオール、ジイソシアネ
ートおよびハードセグメントとなる低分子ジオールを原
料として溶融重合を行い、これを溶融紡糸するものもあ
る。本発明には、これらウレタン繊維も使用出来る。
【0016】主原料とは別に紫外線吸収剤、酸化防止
剤、塩素劣化防止剤、変色防止剤、艶消剤、着色剤、油
剤および滑剤などの各種添加剤や助剤が使用されたもの
でも構わない。
剤、塩素劣化防止剤、変色防止剤、艶消剤、着色剤、油
剤および滑剤などの各種添加剤や助剤が使用されたもの
でも構わない。
【0017】糸の太さ(繊度)は、10デニール以上3
000デニール以下のものまでを使用することができる
が、本発明には、特に400デニール以上2500デニ
ール以下の範囲のものが有用である。
000デニール以下のものまでを使用することができる
が、本発明には、特に400デニール以上2500デニ
ール以下の範囲のものが有用である。
【0018】本発明には、これらポリウレタン繊維は、
着色せずそのまま使用しても良い。また、酸性染料、分
散染料などで染色し、着色したものを使用しても良い。
しかしながら、生き餌に似せるためには、未着色のもの
と着色したものを混用すると一層の効果が得られる。そ
の他、光を反射するような繊維状物、例えばポリエステ
ルフィルムに金属蒸着させたものを裁断した、通常ラメ
と言われるものや、蓄光剤を固定または練り込んだ繊維
状物などを混用することも可能である。
着色せずそのまま使用しても良い。また、酸性染料、分
散染料などで染色し、着色したものを使用しても良い。
しかしながら、生き餌に似せるためには、未着色のもの
と着色したものを混用すると一層の効果が得られる。そ
の他、光を反射するような繊維状物、例えばポリエステ
ルフィルムに金属蒸着させたものを裁断した、通常ラメ
と言われるものや、蓄光剤を固定または練り込んだ繊維
状物などを混用することも可能である。
【0019】本発明は、ポリウレタン繊維などの弾性繊
維を組み上げることが特徴の一つである。組み物には、
平打組み物、丸打組み物、平丸組み物、特殊組み物など
があるが、本発明は小魚の胴体に似せることと、疑似餌
に釣り針を差し込み易くするためには、丸打組み物が特
に有用である。丸打組み物の太さは1〜20mm程度、
長さは5〜100mm程度の範囲が好ましい。また解繊
部分の長さは10〜250mm程度の範囲が好ましい。
維を組み上げることが特徴の一つである。組み物には、
平打組み物、丸打組み物、平丸組み物、特殊組み物など
があるが、本発明は小魚の胴体に似せることと、疑似餌
に釣り針を差し込み易くするためには、丸打組み物が特
に有用である。丸打組み物の太さは1〜20mm程度、
長さは5〜100mm程度の範囲が好ましい。また解繊
部分の長さは10〜250mm程度の範囲が好ましい。
【0020】丸打組み物は、普通2軌道で組錘は互いに
反対方向に走っている。このため、製品は2つのネジ状
をした糸から成り立つ。このため、製品は伸び易くなっ
ている。このため、組み物に結んで結び目を作るとき、
ポリウレタン繊維の高い伸度と相まって非常に結び易
く、しかも結び目が非常に強固で、あたかも接着剤で固
着したような外観及び強度を示す。例えば、切断箇所が
結び目に一部掛かっても、結びは解けないほどである。
結び目の耐久性も繰り返しの使用に十分耐えられる。
反対方向に走っている。このため、製品は2つのネジ状
をした糸から成り立つ。このため、製品は伸び易くなっ
ている。このため、組み物に結んで結び目を作るとき、
ポリウレタン繊維の高い伸度と相まって非常に結び易
く、しかも結び目が非常に強固で、あたかも接着剤で固
着したような外観及び強度を示す。例えば、切断箇所が
結び目に一部掛かっても、結びは解けないほどである。
結び目の耐久性も繰り返しの使用に十分耐えられる。
【0021】組錘の数は、普通4の倍数であるが、4〜
52稀には100を越える物もある。しかしながら、本
発明に有用なのは8〜32のものである。特に、8およ
び16組錘のものが望ましい。結び目は、結ぶ方向は関
係なく、普通の1回結びで良い。結ぶ時の張力が重要で
ある。結び目の大きさが、少なくとも組み物の結ぶ前の
直径またはそれ以下になる程度まで、張力を掛けて結ぶ
と外観、強度共に優れる。
52稀には100を越える物もある。しかしながら、本
発明に有用なのは8〜32のものである。特に、8およ
び16組錘のものが望ましい。結び目は、結ぶ方向は関
係なく、普通の1回結びで良い。結ぶ時の張力が重要で
ある。結び目の大きさが、少なくとも組み物の結ぶ前の
直径またはそれ以下になる程度まで、張力を掛けて結ぶ
と外観、強度共に優れる。
【0022】
【実施例】以下実施例を用いて本発明をさらに具体的に
説明する。
説明する。
【0023】
【実施例1】1680デニールのポリウレタン繊維を、
8本の組錘に小巻きし、これを8打ち丸打ち組機で組み
上げた。組み上げられた紐は、直径2.5mm、組みピ
ッチは7ピッチ/cmであった。
8本の組錘に小巻きし、これを8打ち丸打ち組機で組み
上げた。組み上げられた紐は、直径2.5mm、組みピ
ッチは7ピッチ/cmであった。
【0024】この紐に2cmおよび5cmの間隔をおい
て、繰り返し結び目を作成した。結び目は、結び目の直
径が2.0mmになるように張力を加え固く結んだ。次
いで、図1の切断部分6に示す通り2cmの外側で切断
し、次いで図1の切断部分7に示す通り5cmの内側を
順次切断した。そして5cmの部分を繊維状に解繊し解
繊部分5を形成した。
て、繰り返し結び目を作成した。結び目は、結び目の直
径が2.0mmになるように張力を加え固く結んだ。次
いで、図1の切断部分6に示す通り2cmの外側で切断
し、次いで図1の切断部分7に示す通り5cmの内側を
順次切断した。そして5cmの部分を繊維状に解繊し解
繊部分5を形成した。
【0025】その結果、胴体部(組み紐部分2)が1.
5cm、繊維状部分(解繊部分5)が3.5cmの疑似
餌が得られた。これに、ルアー用フックを図2に示すよ
うに、取り付け、実際にバス釣りのフィールドテストを
行ったところ、従来の疑似餌には見られない釣果が得ら
れた。
5cm、繊維状部分(解繊部分5)が3.5cmの疑似
餌が得られた。これに、ルアー用フックを図2に示すよ
うに、取り付け、実際にバス釣りのフィールドテストを
行ったところ、従来の疑似餌には見られない釣果が得ら
れた。
【0026】
【実施例2】1680デニールのポリウレタン繊維を、
14本の組錘に小巻きし、さらに他の2組錘には同じポ
リウレタン繊維を黄色の酸性染料で染色したものと幅
0.5mmの金属蒸着ポリエステルフィルムを引き揃え
を小巻きし、これを16打ち丸打ち組機で組み上げた。
14本の組錘に小巻きし、さらに他の2組錘には同じポ
リウレタン繊維を黄色の酸性染料で染色したものと幅
0.5mmの金属蒸着ポリエステルフィルムを引き揃え
を小巻きし、これを16打ち丸打ち組機で組み上げた。
【0027】組み上げられた紐は、直径3.0mm、組
みピッチは12ピッチ/cmであった。この紐に2cm
および6cmの間隔をおいて、繰り返し結び目を作成し
た。結び目は、結び目の直径が3.0mmになるように
張力を加え結んだ。
みピッチは12ピッチ/cmであった。この紐に2cm
および6cmの間隔をおいて、繰り返し結び目を作成し
た。結び目は、結び目の直径が3.0mmになるように
張力を加え結んだ。
【0028】次いで、実施例1と同様に、2cmの外
側、5.5cmの内側を、順次切断した。その結果、胴
体部が1.5cm、繊維上部が5.0cmの疑似餌が得
られた。これに、ルアー用フックを取り付け、実際にバ
ス釣りのフィールドテストを行ったところ、従来の疑似
餌にはみられない釣果が得られた。
側、5.5cmの内側を、順次切断した。その結果、胴
体部が1.5cm、繊維上部が5.0cmの疑似餌が得
られた。これに、ルアー用フックを取り付け、実際にバ
ス釣りのフィールドテストを行ったところ、従来の疑似
餌にはみられない釣果が得られた。
【0029】以上説明した通り、本発明の実施例1〜2
によれば、下記の効果が得られる。 (1)釣果が著しく優れ、非常に良く釣れる。これは、
丸打ち組織の組み目が魚の鱗状しており、ポリウレタン
繊維の光沢と相まって小魚に見え、さらにゴム弾性の風
合いが生き餌と近似しているためと推測される。 (2)簡便に使用法できる。丸打ち組み物の組織は、チ
ューブラーブレイド(Tubular braid)というように、円
筒状になっており、フックは丸打ち組織に差し込まれ易
く、フックを差し込むだけで、釣り針に付いた疑似餌が
非常に容易に作製出来る。 (3)製造法も非常に容易で、低コストで製作可能であ
る。従来の疑似餌は、金型が必要だったり、金型で出来
ないものは手間、暇が掛かった。また、他の材料、細い
糸、接着剤などが必要であった。本発明は、組んで、結
んで、切るだけで可能であり、他に接着剤などは必要が
ない。
によれば、下記の効果が得られる。 (1)釣果が著しく優れ、非常に良く釣れる。これは、
丸打ち組織の組み目が魚の鱗状しており、ポリウレタン
繊維の光沢と相まって小魚に見え、さらにゴム弾性の風
合いが生き餌と近似しているためと推測される。 (2)簡便に使用法できる。丸打ち組み物の組織は、チ
ューブラーブレイド(Tubular braid)というように、円
筒状になっており、フックは丸打ち組織に差し込まれ易
く、フックを差し込むだけで、釣り針に付いた疑似餌が
非常に容易に作製出来る。 (3)製造法も非常に容易で、低コストで製作可能であ
る。従来の疑似餌は、金型が必要だったり、金型で出来
ないものは手間、暇が掛かった。また、他の材料、細い
糸、接着剤などが必要であった。本発明は、組んで、結
んで、切るだけで可能であり、他に接着剤などは必要が
ない。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り本発明の疑似餌によれ
ば、合成繊維を用いた疑似餌であって、弾性繊維が丸打
ち組織に組み上げられ、前記組み組織の両端が少なくと
も2ケ所で固定された部分と、その一方の固定部を境と
した隣部が解け、繊維状になっている部分から形成され
ていることにより、魚の収穫性が高く、取り扱いが容易
で、製造コストが安価な疑似餌とすることができる。す
なわち、丸打ち組織の組み目が魚の鱗状をしており、ポ
リウレタン等の弾性繊維は、解繊され繊維状になってい
ると水中では天然の餌のような独特の動きをし、魚が食
らいつきやすい。また、組み組織の両端をて固定してい
るので、組み紐はほどけることがなく、この組み紐の部
分に釣り針を挿入して仕掛けることができる。
ば、合成繊維を用いた疑似餌であって、弾性繊維が丸打
ち組織に組み上げられ、前記組み組織の両端が少なくと
も2ケ所で固定された部分と、その一方の固定部を境と
した隣部が解け、繊維状になっている部分から形成され
ていることにより、魚の収穫性が高く、取り扱いが容易
で、製造コストが安価な疑似餌とすることができる。す
なわち、丸打ち組織の組み目が魚の鱗状をしており、ポ
リウレタン等の弾性繊維は、解繊され繊維状になってい
ると水中では天然の餌のような独特の動きをし、魚が食
らいつきやすい。また、組み組織の両端をて固定してい
るので、組み紐はほどけることがなく、この組み紐の部
分に釣り針を挿入して仕掛けることができる。
【0031】また本発明の合成繊維を用いた疑似餌の製
造方法によれば、弾性繊維を丸打ち組み機を用いて組み
上げ、前記組み上げられた組み紐に少なくとも2ケ所組
み組織を固定する固定部を形成し、隣り合う2ケ所の固
定部の外側の部分で切断するに際し、1ケ所は固定部近
辺で切断し、別の1ケ所は前記紐の構成繊維が解け繊維
状を形成する程度の長さで切断し、その後、前記1カ所
の固定部分と切断部分との間を解繊することにより、丸
打ち組織が固定された部分と、繊維状になっている部分
を形成する。これにより前記本発明の疑似餌を効率良く
合理的に製造できる。
造方法によれば、弾性繊維を丸打ち組み機を用いて組み
上げ、前記組み上げられた組み紐に少なくとも2ケ所組
み組織を固定する固定部を形成し、隣り合う2ケ所の固
定部の外側の部分で切断するに際し、1ケ所は固定部近
辺で切断し、別の1ケ所は前記紐の構成繊維が解け繊維
状を形成する程度の長さで切断し、その後、前記1カ所
の固定部分と切断部分との間を解繊することにより、丸
打ち組織が固定された部分と、繊維状になっている部分
を形成する。これにより前記本発明の疑似餌を効率良く
合理的に製造できる。
【図1】 本発明の一実施例の疑似餌の概略全体図であ
る。
る。
【図2】 図1の疑似餌に釣り針を仕掛けたところを示
している。
している。
1 疑似餌 2 組み紐部分 3,4 組み組織の固定部分 5 繊維状の部分(解繊部分) 6,7 切断部分 10 釣り針(ルアー用フック) 11 針の先部分 12 返し針の部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−43034(JP,A) 特開 平3−201926(JP,A) 実開 昭55−87387(JP,U) 実開 昭57−74931(JP,U) 実開 平5−9271(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01K 85/00
Claims (6)
- 【請求項1】 合成弾性繊維を用いた疑似餌であって、
前記弾性繊維はそのままの状態で丸打ち組織に組み上げ
られ、前記組み組織の両端が少なくとも2ケ所で固定さ
れた部分と、その一方の固定部を境とした隣部が解け、
繊維状になっている部分から形成されていることを特徴
とする疑似餌。 - 【請求項2】 繊維状の部分の長さが、丸打ち組織部の
長さの2倍以上である請求項1に記載の疑似餌。 - 【請求項3】 固定部が、組み紐自体の結び目または組
み紐を糸で縛りつけることにより形成されている請求項
1に記載の疑似餌。 - 【請求項4】 合成弾性繊維を用いた疑似餌の製造方法
であって、前記弾性繊維をそのままの状態で丸打ち組み
機を用いて組み上げ、前記組み上げられた組み紐に少な
くとも2ケ所組み組織を固定する固定部を形成し、隣り
合う2ケ所の固定部の外側の部分で切断するに際し、1
ケ所は固定部近辺で切断し、別の1ケ所は前記紐の構成
繊維が解け繊維状を形成する程度の長さで切断し、その
後、前記1カ所の固定部分と切断部分との間を解繊する
ことにより、丸打ち組織が固定された部分と、繊維状に
なっている部分を形成することを特徴とする疑似餌の製
造方法。 - 【請求項5】 繊維状の部分の長さが、丸打ち組織部の
長さの2倍以上である請求項4に記載の疑似餌の製造方
法。 - 【請求項6】 固定部が、組み紐自体の結び目または組
み紐を糸で縛りつけることにより形成されている請求項
4に記載の疑似餌の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11169296A JP2954875B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 疑似餌およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11169296A JP2954875B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 疑似餌およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09294508A JPH09294508A (ja) | 1997-11-18 |
| JP2954875B2 true JP2954875B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=14567757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11169296A Expired - Fee Related JP2954875B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 疑似餌およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2954875B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101538940B1 (ko) * | 2014-10-30 | 2015-07-24 | 김일한 | 미세 광학용 필름을 이용한 인조미끼 |
-
1996
- 1996-05-02 JP JP11169296A patent/JP2954875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09294508A (ja) | 1997-11-18 |
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