JP2969480B2 - 耐熱ゴム組成物 - Google Patents
耐熱ゴム組成物Info
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- JP2969480B2 JP2969480B2 JP6678891A JP6678891A JP2969480B2 JP 2969480 B2 JP2969480 B2 JP 2969480B2 JP 6678891 A JP6678891 A JP 6678891A JP 6678891 A JP6678891 A JP 6678891A JP 2969480 B2 JP2969480 B2 JP 2969480B2
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- Japan
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- polybutadiene
- rubber composition
- rubber
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高温の熱プレス中で
長期に使用できる耐熱ゴム組成物に関するものである。
長期に使用できる耐熱ゴム組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】200℃以上の高温用ゴムとして、ふっ
素ゴムおよびシリコーンゴムが、従来よりよく知られて
いる。
素ゴムおよびシリコーンゴムが、従来よりよく知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記高温用ゴムのう
ち、ふっ素ゴムは高価すぎるという難点がある。またシ
リコーンゴムはパーオキサイドの加硫系であるため、未
反応の加硫剤が製品を劣化させたり、低分子のシリコー
ンオイルがしみ出し、被プレス物を汚染するという問題
がある。
ち、ふっ素ゴムは高価すぎるという難点がある。またシ
リコーンゴムはパーオキサイドの加硫系であるため、未
反応の加硫剤が製品を劣化させたり、低分子のシリコー
ンオイルがしみ出し、被プレス物を汚染するという問題
がある。
【0004】一方、水素化ニトリルゴムおよび1,2−
ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーは既に公知であ
り、例えば水素化ニトリルゴムについては、日本ゴム協
会誌第59巻(1986年)第8号442頁〜449頁
「高飽和ニトリルゴム(水素化NBR)」、特開昭56
−81305号公報、特開昭56−81306号公報、
特開昭56−82803号公報、特開昭57−2023
05号公報、雑誌「ラバーインダストリー」第26巻
(1990年)第4号14頁〜15頁、および雑誌「ポ
リファイル」第27巻(1990年)第8号58頁〜6
2頁に記載されて いる。 また、1,2−ポリブタジエン
系熱可塑性エラストマーについては、日本ゴム協会誌第
57巻(1984年)第11号717頁〜722頁
「1,2−ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー」に
記載されている。
ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーは既に公知であ
り、例えば水素化ニトリルゴムについては、日本ゴム協
会誌第59巻(1986年)第8号442頁〜449頁
「高飽和ニトリルゴム(水素化NBR)」、特開昭56
−81305号公報、特開昭56−81306号公報、
特開昭56−82803号公報、特開昭57−2023
05号公報、雑誌「ラバーインダストリー」第26巻
(1990年)第4号14頁〜15頁、および雑誌「ポ
リファイル」第27巻(1990年)第8号58頁〜6
2頁に記載されて いる。 また、1,2−ポリブタジエン
系熱可塑性エラストマーについては、日本ゴム協会誌第
57巻(1984年)第11号717頁〜722頁
「1,2−ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー」に
記載されている。
【0005】そこで本発明者らは、種々の弾性材料につ
いて検討した結果、水素化ニトリルゴムと1,2−ポリ
ブタジエン系熱可塑性エラストマーに着目したが、水素
化ニトリルゴムのみからなるシートでは、一定時間経過
するとゴム弾性は保持しているがこのシート中の低分子
物が表面ににじみでてくる欠点があり、また、1,2−
ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーのみからなるシ
ートでは、一定時間を経過するとシートの表面にしみだ
す現象は発生しなかったが、シート自体が樹脂化してし
まいゴム弾性を保持できなかった。
いて検討した結果、水素化ニトリルゴムと1,2−ポリ
ブタジエン系熱可塑性エラストマーに着目したが、水素
化ニトリルゴムのみからなるシートでは、一定時間経過
するとゴム弾性は保持しているがこのシート中の低分子
物が表面ににじみでてくる欠点があり、また、1,2−
ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーのみからなるシ
ートでは、一定時間を経過するとシートの表面にしみだ
す現象は発生しなかったが、シート自体が樹脂化してし
まいゴム弾性を保持できなかった。
【0006】本発明者らは、さらに研究を重ねた結果、
これら水素化ニトリルゴムと1,2−ポリブタジエン系
熱可塑性エラストマーとをブレンドし、これを加硫剤で
加硫することにより上記の欠点を解決できるとの知見を
得、この発明を完成した。
これら水素化ニトリルゴムと1,2−ポリブタジエン系
熱可塑性エラストマーとをブレンドし、これを加硫剤で
加硫することにより上記の欠点を解決できるとの知見を
得、この発明を完成した。
【0007】この発明の目的は、安価でかつしみ出しが
なく被プレス物を汚染するおそれのない長期使用可能な
耐熱ゴム組成物を提供するにある。
なく被プレス物を汚染するおそれのない長期使用可能な
耐熱ゴム組成物を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による耐熱ゴム
組成物は、上記の目的を達成するために、水素化ニトリ
ルゴム60〜95%および1,2−ポリブタジエン系熱
可塑性エラストマー5〜40%よりなるブレンドポリマ
ーと、加硫剤とを含むことを特徴とするものである。
組成物は、上記の目的を達成するために、水素化ニトリ
ルゴム60〜95%および1,2−ポリブタジエン系熱
可塑性エラストマー5〜40%よりなるブレンドポリマ
ーと、加硫剤とを含むことを特徴とするものである。
【0009】上記ブレンドポリマーのとくに好ましい配
合割合は、水素化ニトリルゴムが70〜90%、1,2
−ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーが10〜30
%である。この明細書において、「%」および「部」は
重量基準とする。上記ブレンドポリマーに、加硫剤、加
硫促進剤、加硫促進助剤、補強剤、可塑剤、滑剤、充填
剤、老化防止剤等が適宜添加せられる。
合割合は、水素化ニトリルゴムが70〜90%、1,2
−ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーが10〜30
%である。この明細書において、「%」および「部」は
重量基準とする。上記ブレンドポリマーに、加硫剤、加
硫促進剤、加硫促進助剤、補強剤、可塑剤、滑剤、充填
剤、老化防止剤等が適宜添加せられる。
【0010】
【作用】この発明による耐熱ゴム組成物は、水素化ニト
リルゴム60〜95%および1,2−ポリブタジエン系
熱可塑性エラストマー5〜40%よりなるブレンドポリ
マーと、加硫剤とを含むことを特徴とするものであるか
ら、しみ出しがなくかつゴム弾性を保持し、しかも耐熱
性を有する。
リルゴム60〜95%および1,2−ポリブタジエン系
熱可塑性エラストマー5〜40%よりなるブレンドポリ
マーと、加硫剤とを含むことを特徴とするものであるか
ら、しみ出しがなくかつゴム弾性を保持し、しかも耐熱
性を有する。
【0011】水素化ニトリルゴムが95%を超え、1,
2−ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーが5%未満
であると、しみ出しが生じ、水素化ニトリルゴムが60
%未満で、1,2ポリブタジエン系熱可塑性エラストマ
ーが40%を超えると、ゴム弾性を保持し得ず硬くな
る。
2−ポリブタジエン系熱可塑性エラストマーが5%未満
であると、しみ出しが生じ、水素化ニトリルゴムが60
%未満で、1,2ポリブタジエン系熱可塑性エラストマ
ーが40%を超えると、ゴム弾性を保持し得ず硬くな
る。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を、以下比較例とともに示
す。 実施例 水素化ニトリルゴム70%および1,2−ポリブタジエ
ン系熱可塑性エラストマー30%よりなるブレンドポリ
マー100部に、加硫剤16部、加硫促進剤5部、補強
剤70部、可塑剤5部および滑剤1.5部を配合して2
本のロールで混練、シート出しを行ない、ついでプレス
により160℃で60分間、面圧20kg/cm2 で加熱加
圧し、厚み2mmの300角シートを得た。
す。 実施例 水素化ニトリルゴム70%および1,2−ポリブタジエ
ン系熱可塑性エラストマー30%よりなるブレンドポリ
マー100部に、加硫剤16部、加硫促進剤5部、補強
剤70部、可塑剤5部および滑剤1.5部を配合して2
本のロールで混練、シート出しを行ない、ついでプレス
により160℃で60分間、面圧20kg/cm2 で加熱加
圧し、厚み2mmの300角シートを得た。
【0013】比較例1 シリコーンゴム100部に、加硫剤0.6部を配合した
ものより、実施例と同様にして2mmの300角シートを
得た。
ものより、実施例と同様にして2mmの300角シートを
得た。
【0014】比較例2 水素化ニトリルゴム100部に、加硫剤16部、加硫促
進剤5部、補強剤70部、可塑剤5部、滑剤1.5部を
配合したものより、実施例と同様にして2mmの300角
シートを得た。
進剤5部、補強剤70部、可塑剤5部、滑剤1.5部を
配合したものより、実施例と同様にして2mmの300角
シートを得た。
【0015】比較例3 ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー100部に、加
硫剤16部、加硫促進剤5部および補強剤70部を配合
したものより、実施例と同様にして2mmの300角シー
トを得た。
硫剤16部、加硫促進剤5部および補強剤70部を配合
したものより、実施例と同様にして2mmの300角シー
トを得た。
【0016】上記実施例および比較例1〜3のシートを
プレスにより230℃、面圧30kg/cm2 で加熱加圧
し、経過時間を8つに区切って加熱加圧中における劣化
状態を調べた結果を表1に示す。
プレスにより230℃、面圧30kg/cm2 で加熱加圧
し、経過時間を8つに区切って加熱加圧中における劣化
状態を調べた結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】 ○ しみ出しがなくかつゴム弾性を保持する。 × しみ出しがあった。 □ しみ出しはないが樹脂化した。
【0019】
【発明の効果】この発明による耐熱ゴム組成物は、安価
でかつしみ出しがなくて被プレス物を汚染することがな
く、高温の熱プレス中で長期使用可能である。
でかつしみ出しがなくて被プレス物を汚染することがな
く、高温の熱プレス中で長期使用可能である。
Claims (1)
- 【請求項1】 水素化ニトリルゴム60〜95%および
1,2−ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー5〜4
0%よりなるブレンドポリマーと、加硫剤とを含むこと
を特徴とする耐熱ゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6678891A JP2969480B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 耐熱ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6678891A JP2969480B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 耐熱ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04300929A JPH04300929A (ja) | 1992-10-23 |
| JP2969480B2 true JP2969480B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=13325951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6678891A Expired - Fee Related JP2969480B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 耐熱ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969480B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP6678891A patent/JP2969480B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04300929A (ja) | 1992-10-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990706 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |