JP2988823B2 - 平面スキャナ - Google Patents

平面スキャナ

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JP2988823B2 JP6020284A JP2028494A JP2988823B2 JP 2988823 B2 JP2988823 B2 JP 2988823B2 JP 6020284 A JP6020284 A JP 6020284A JP 2028494 A JP2028494 A JP 2028494A JP 2988823 B2 JP2988823 B2 JP 2988823B2
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竜平 角田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿載置台上に原稿固定
シートを載置した上で、その原稿固定シートに固定され
た原稿を読み取る平面スキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、平面スキャナの原稿載置台に複数
枚の原稿を載置する場合、まず、原稿載置台全面をプレ
スキャンして各原稿を低解像度で読み取り、モニタ上に
各原稿の画像を表示する。次に、作業者が、各原稿が表
示されたモニタを見ながら、キーボード等を用いて、各
原稿の読み取り領域を設定する。その後で、設定された
読み取り領域のみを本スキャンし、各原稿の高解像度の
画像データ得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、読み取り領域の設定を行うために、プレスキャンと
作業者による読み取り領域の入力作業とが必要であっ
た。本発明は前記問題に鑑み、自動的に各原稿の読み取
り領域が設定でき、作業能率の良好な平面スキャナを提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】二つの交差する基準辺を
有し、かつ複数の区画に区分された原稿載置台と、前記
基準辺を基準にしてそれぞれが連接して前記原稿載置台
上に載置され、それぞれに原稿固定領域が配置され、且
つそれぞれの外形が前記区画と同一である複数枚の原稿
固定シートと、原稿固定シートにおける原稿固定領域の
配置位置を示す第1データと、各区画の位置を示す第2
データとを記憶する記憶手段と、前記原稿固定シートが
載置される区画名を入力する入力手段と、前記第1デー
タと前記第2データと前記区画名とに基づいて、前記原
稿固定シートの原稿固定領域に固定された原稿の読み取
り領域を算出する算出手段と、前記読み取り領域を読み
取る読み取り手段とを備えていることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明による平面スキャナの作用は以下の通り
である。原稿固定領域に原稿を固定した原稿固定シート
は、基準辺を基準にして、それぞれが連接された状態で
原稿載置台上に載置される。なお、原稿固定シートの外
形は、原稿載置台を区分した区画と同一であるので、各
原稿固定シートは前記区画と一致した状態で載置される
ことになる。また、記憶手段は、各原稿固定シートにお
ける各原稿固定領域の配置位置を示す第1データと、各
区画の位置を示す第2データとを記憶しているので、入
力手段により原稿固定シートが載置された区画名を入力
するだけで、算出手段によってその原稿固定シートに固
定された原稿の読み取り領域が算出され、読み取り手段
はその読み取り領域を読み取ることができる。
【0006】
【実施例】本発明に係る平面スキャナを図面の実施例に
基づいて説明する。図1は本発明の一実施例として示す
平面スキャナの概略的な外観斜視図である。前記平面ス
キャナは、大別して箱体を呈した本体1と、該本体1の
上面に配された原稿載置台2と、該載置台2の上面に配
された原稿固定シート4…と、載置台2上方に位置する
露光手段3とで構成されていて、別途にこの平面スキャ
ナと電気的に接続されたモニターMをもつパソコンP
と、これを操作する操作部Sとを設けており、前記モニ
ターMを監視しながら読み取り情報を入力し前記パソコ
ンPを介して平面スキャナを駆動させ、原稿載置台2上
の原稿5を読み取るように成されている。
【0007】前記本体1は、何れも図示していないミラ
ーやレンズ等の光学系1eと組み合わせたラインセンサ
からなる読み取り部1aと、読み取られた情報を画像処
理する基板回路1bと、これらを制御する制御手段1c
と、該制御手段1cからの出力信号に基づき前記各機能
を駆動する駆動手段1dとが内蔵されており、後記する
露光手段3で照射された原稿載置台2上の原稿を走査方
向に読み取り部1aで読み取りながら副走査方向に移動
していくように成されている。
【0008】前記原稿載置台2は、図3に示すように本
体1の上面に固定された4辺片から成る枠体2bと、該
枠体2bの内面に平坦なガラス板を嵌入支持して成る原
稿ガラス2aとで構成され、該ガラス2aの一隅を基点
kとして、主走査方向Xと副走査方向Yとに延進する2
つの基準辺2c、2eを設けている。尚、前記基準辺2
c、2eは固定シート4の厚さとほぼ同等の厚さを有す
る細帯状板体で構成されていて、その表面に目視可能な
目盛を刻記すると共に、その各内縁に原稿固定シート4
の外縁が当接できるように成されている。
【0009】原稿固定シート4は、図4乃至図7に示す
ように4種類(シート1〜シート4)あり、各原稿固定
シート4の内面には所望の原稿サイズに対応した形状の
開口5a〜5dが形成されており、この開口5a〜5d
に原稿が嵌入固定される。本実施例では図8に示すよう
に原稿ガラス2a上に6枚の原稿固定シート4…が連接
状に配置できる程度の寸法としてある。
【0010】各原稿固定シート4の外形は同一である。
また、直交する基準辺2c、2eに沿って原稿固定シー
ト4を載置したときに、載置方向と無関係に載置位置が
決定するように、本実施例では原稿固定シート4の外形
は正方形であるが、長方形あるいはその他の平行四辺形
とすることも可能である。再び図1に戻り、前記露光手
段3は、前記原稿ガラス2aにおける幅方向(主走査方
向)寸法と同等長さに拡散光を照射する光源を内蔵した
凡そ長方形を成すフレーム体で構成され、駆動回路1d
によって前記原稿ガラス2a上を縦方向(副走査方向)
に移動走査され、該ガラス2a上の原稿を照射するよう
に成されている。
【0011】一方、光学系1eも、駆動回路1dによっ
て露光手段3と同期して同一方向に駆動され、原稿から
の透過光をラインセンサにて読み取るようにしてある。
ラインセンサの読み取った画像信号は図2に示すように
信号線を通じて画像処理回路1bへ送られ、シェーディ
ング補正やハイライトトーン、シャープネス等の画像処
理が施される。
【0012】操作部Sは原稿載置台2上に載置した各原
稿固定シート4の種類、及び各原稿固定シート4の載置
位置を入力する入力キーを持っている。ここで、原稿固
定シート4の種類とは、原稿のサイズに対応して分類し
たもので、例えば図4に示すように一番大きな原稿(4
*5inch)が固定されるシートをシート1とし、2
番目に大きな原稿(6*4cm)が固定されるシートを
シート2、以下順次、固定される原稿の最大サイズから
数えた番号をシート番号として付したものを用いる。
【0013】また、各原稿固定シート4は、原稿固定シ
ート開口5a〜5dの縦寸法が横寸法より長く成る状態
で載置される。また、原稿固定シート4の載置位置は、
図9のように原稿ガラス2a上に便宜上区切られた原稿
固定シート4と同一サイズの区画名a〜fを用いて指定
することにしている。従って、操作部Sから実際に入力
するのは、“区画1bにシート4”という情報となる。
【0014】尚、操作部Sからの入力の仕方は、モニタ
Mの画面に「区画名を入力して下さい。」「シート番号
を入力して下さい。」というガイダンスを表示させるこ
とにより、対話形式で入力できるようにするのが望まし
い。パソコンPは、前記操作部Sから入力された情報を
用いて各原稿固定シート4に固定された原稿の読み取り
開始位置、終了位置を演算によって求めるもので、演算
処理部と演算に必要な固定情報をもったメモリテーブル
とからなる。
【0015】メモリテーブルは2つあり、その1つを表
1に示す。そのメモリテーブルは、各シート番号毎に、
固定される原稿の横の長さLX、固定される原稿の
縦の長さLY、そのシート番号の原稿固定シートのY
方向基準辺2eに平行な外縁から、原稿の基準辺2eに
平行な外縁までの距離S1、及び、原稿固定シートのX
方向基準辺2cに平行な外縁から原稿の基準辺2cに平
行な外縁までの距離S1’を記憶している。なお、同一
シートに複数枚の原稿が固定される場合には、各原稿毎
に距離Sn及びSn’が記憶される。
【0016】もう1つのテーブルを表2に示す。このメ
モリテーブルは各区画のX座標値X、Y座標値Yを記憶
している。尚、X座標値Xは、区画a〜fのY方向基準
辺2eに平行な外縁であってY方向基準辺2eに近い側
の外縁のX座標が記憶される。同様にY座標値Yは、原
稿固定シートのX方向基準辺2cに平行な外縁であって
X方向基準辺2cに近い側の外縁のY座標が記憶され
る。
【0017】また、表中、Lyは原稿固定シート4のY
方向の長さ、LxはX方向長さであり、本例では区画a
〜fと原稿固定シート4の大きさは同一としている。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】次に図10、図11に示したフローチャー
トに基づいて原稿読み取り動作を説明する。先ず、予め
容易された複数の原稿固定シート4の中から図8に示す
ようなシート1〜4の6枚の原稿固定シート4が区画a
〜fに載置されているとする。この状態で操作者は操作
部Sを通じて原稿固定シートの、シート番号と区画名と
を一枚毎に入力する(ステップ1、ステップ2)。する
と、パソコンPがこの入力情報メモリテーブルの情報を
参照して原稿読み取り領域を設定する(ステップ3)。
【0021】この設定動作は図11に示すように、操作
部Sから入力されたシート番号を用いてメモリテーブル
(表1)を検索し、同一シート番号における原稿サイズ
LY及びLX、外縁からの距離S1及びS1’を読み出
す(ステップ3−1)。そして、読み出した距離S1及
びS1’を仮の読み取り開始座標として、前記仮の読み
取り開始座標(S1、S1’)に原稿サイズLX、LY
を加算した(S1+LX、S1’+LY)を仮の読み取
り終了座標としてパソコンP内のバッファに一旦格納す
る。(ステップ3−2)。
【0022】なお、シート4が図7のように複数枚の原
稿が固定される原稿固定シート4では、各原稿につい
て、仮の読み取り開始座標(Sn、Sn’)と仮の読み
取り終了座標(Sn+LX、Sn’+LY)とを求め、
バッファに格納する。次いで操作部Sから入力された区
画名を用いてメモリテーブル(表2)を検索し、その区
画のX座標値X及び、Y座標値Yを読み出す(ステップ
3−3、ステップ3−4)。
【0023】そして、仮の読み取り開始座標(S1、S
1’)に、その原稿が固定された原稿固定シート4が位
置する区画のX座標値XとY座標値Yを加算して、その
原稿の真の読み取り開始座標(S1+X、S1’+Y)
を求め、仮の読み取り終了座標(S1+LX、S1’+
LY)もX座標XとY座標Yとを加算し、真の読み取り
終了座標(S1+LX+X、S1’+LY+Y)とを求
め、バッファの内容を更新する。尚、同一のシートに複
数枚の原稿が固定される場合は、各原稿の仮の読み取り
開始座標(Sn、Sn’)と仮の読み取り終了座標(S
n+LX、Sn’+LY)について上記の加算処理が行
われ、各原稿毎に真の読み取り開始座標(Sn+X、S
n’+Y)及び真の読み取り終了座標(Sn+LX+
X、Sn’+LY+Y)とが求められる。
【0024】全ての原稿固定シート4の原稿について読
み取り領域が算出されると、各シート毎にバッファに格
納された真の読み取り開始座標、真の読み取り終了座標
を、本体1側のCPUに送信する(ステップ5)。本体
CPUはこの座標情報を受けて、モータ駆動回路1d、
光学系1e、露光手段3を制御し、原稿単位に指示され
た読み取り開始位置から終了位置に至る領域の原稿画像
の読み取りを行う。
【0025】なお、本実施例では、すべての原稿固定シ
ート4を縦置きで載置したので、作業者は原稿固定シー
ト4の方向に注意を払わなくてはならなかったが、縦置
きに置いた原稿にも横置きに置いた原稿にも対応できる
だけの広さに原稿読み取り領域を設定しておけば、作業
者は原稿固定シート4の方向に注意を払わなくても良
い。
【0026】また、原稿固定シート4の種類と原稿固定
シート4が載置される区画名の他に、原稿固定シート4
の縦置きか横置きかを区別する変数をも入力できる構成
にする事も可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の平面スキ
ャナにおいては、複数の原稿固定シートの外形は、原稿
載置台上に設けられた区画と一致する大きさに統一され
ているので、各原稿固定シートを連接して原稿載置台上
に載置するとき、各原稿固定シートは常に原稿載置台の
区画に一致して載置される。また、記憶手段は、原稿固
定シートにおける原稿固定領域の配置位置を示す第1デ
ータと、各区画の位置を示す第2データとを記憶してい
る。したがって、原稿固定シートが載置された区画名だ
けが入力されれば、前記区画名および、第1データ、第
2データとに基づいて、前記原稿固定シートに固定され
た原稿の読み取り領域を算出し、その読み取り領域のみ
を読み取ることができる。
【0028】このように、本発明の平面スキャナによる
と、読み取り領域の設定が自動的に行えるので、従来よ
りも読み取り領域の設定に要する時間が短縮でき、能率
的に原稿の読み取りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した平面スキャナの外観
斜視図である。
【図2】平面スキャナを構成するブロック図である。
【図3】原稿載置台の斜視図である。
【図4】原稿固定シートの平面図である。
【図5】原稿固定シートの平面図である。
【図6】原稿固定シートの平面図である。
【図7】原稿固定シートの平面図である。
【図8】原稿載置台に原稿サイズ開口の異なる原稿固定
シートを組み合わせて載置した状態を示す原稿載置台の
斜視図である。
【図9】フローチャートの説明を補助するための模式図
である。
【図10】スキャナを制御するプログラムを示したフロ
ーチャート図である。
【図11】読み取り領域を設定するプログラムを示した
フローチャート図である。
【符号の説明】
1a 読み取り部 1c 制御手段 2 原稿載置台 2c 基準辺 2e 基準辺 4 原稿固定シート 5 原稿 X 走査方向 Y 副走査方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 森川 幸俊 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/04 - 1/207

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの交差する基準辺を有し、かつ複数
    の区画に区分された原稿載置台と、 前記基準辺を基準にしてそれぞれが連接して前記原稿載
    置台上に載置され、それぞれに原稿固定領域が配置さ
    れ、且つそれぞれの外形が前記区画と同一である複数枚
    の原稿固定シートと、 原稿固定シートにおける原稿固定領域の配置位置を示す
    第1データと、各区画の位置を示す第2データとを記憶
    する記憶手段と、 前記原稿固定シートが載置される区画名を入力する入力
    手段と、 前記第1データと前記第2データと前記区画名とに基づ
    いて、前記原稿固定シートの原稿固定領域に固定された
    原稿の読み取り領域を算出する算出手段と、 前記読み取り領域を読み取る読み取り手段と、からなる
    平面スキャナ。
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