JP2995107B2 - ソレノイドの可動鉄心位置チェック方法 - Google Patents
ソレノイドの可動鉄心位置チェック方法Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/50—Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁弁や電磁プラン
ジャなどのソレノイドの可動鉄心位置チェック方法に関
し、特にソレノイドをOFFにした時の復帰状態をチェ
ックする方法に関する。
ジャなどのソレノイドの可動鉄心位置チェック方法に関
し、特にソレノイドをOFFにした時の復帰状態をチェ
ックする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図16に示すような電磁弁は、
ボデイ1に形成した摺動孔2内にスプール3を摺動可能
に設け、その両側のスプリング室4,5内に設けたスプ
リング6,7によって、このスプール3を図示の右行位
置(ポートP−B,T−A間を連通する位置)に保持し
ており、ボデイ1の一端に固設したソレノイド10をコ
イル11に通電して励磁すると、その励磁電流の大きさ
に応じて可動鉄心12が固定鉄心14との間の吸引力に
よって左行し、プッシユロッド13によってスプール3
を左方へ移動させ、ポートP−A,T−B間を連通する
位置にする。
ボデイ1に形成した摺動孔2内にスプール3を摺動可能
に設け、その両側のスプリング室4,5内に設けたスプ
リング6,7によって、このスプール3を図示の右行位
置(ポートP−B,T−A間を連通する位置)に保持し
ており、ボデイ1の一端に固設したソレノイド10をコ
イル11に通電して励磁すると、その励磁電流の大きさ
に応じて可動鉄心12が固定鉄心14との間の吸引力に
よって左行し、プッシユロッド13によってスプール3
を左方へ移動させ、ポートP−A,T−B間を連通する
位置にする。
【0003】図17は、この場合のスプリング6の反力
(実線a)と、それに流体力を加えた力(一点鎖線b)
と、ソレノイド10の出力(実線c)との関係を示す。
ところが、スプール3が異物の詰まりなどによる固着現
象を起こしたり、ソレノイド10の可動鉄心12が摺動
スリーブ内で密着状態になったりすると、初期(右行
端)位置で実線cで示すソレノイド出力を得る励磁電流
をコイル11に供給しても、可動鉄心12が左行しなく
なったり、あるいは吸着(左行端)位置でΔF(=スプ
リング力+流体力)分ソレノイド出力を減らすように励
磁電流を減少しても、可動鉄心12が吸着位置から離れ
なくなることがある。
(実線a)と、それに流体力を加えた力(一点鎖線b)
と、ソレノイド10の出力(実線c)との関係を示す。
ところが、スプール3が異物の詰まりなどによる固着現
象を起こしたり、ソレノイド10の可動鉄心12が摺動
スリーブ内で密着状態になったりすると、初期(右行
端)位置で実線cで示すソレノイド出力を得る励磁電流
をコイル11に供給しても、可動鉄心12が左行しなく
なったり、あるいは吸着(左行端)位置でΔF(=スプ
リング力+流体力)分ソレノイド出力を減らすように励
磁電流を減少しても、可動鉄心12が吸着位置から離れ
なくなることがある。
【0004】従来、このようなソレノイドの作動状態を
チェックする方法としては、例えば特開平1−2655
04号公報に見られるように、ソレノイドをONあるい
はOFFした時の可動鉄心の移動状況による電流応答波
形の違いから、その作動状態を検出する方法が知られて
いる。この方法によるソレノイドOFF時の作動チェッ
クについて、図18及び図19によつて簡単に説明す
る。
チェックする方法としては、例えば特開平1−2655
04号公報に見られるように、ソレノイドをONあるい
はOFFした時の可動鉄心の移動状況による電流応答波
形の違いから、その作動状態を検出する方法が知られて
いる。この方法によるソレノイドOFF時の作動チェッ
クについて、図18及び図19によつて簡単に説明す
る。
【0005】図18に示すようにソレノイドのコイル1
1に電流検出用抵抗15を直列に接続して、その直列回
路に電源16からスイッチ17をONにして電流を流す
と、コイル11に流れる励磁電流の大きさが抵抗15に
よって電圧に変換されて検出されるが、その応答波形が
可動鉄心が移動するかしないかによって相違することを
利用してソレノイドON時の作動をチェックすることが
できる。
1に電流検出用抵抗15を直列に接続して、その直列回
路に電源16からスイッチ17をONにして電流を流す
と、コイル11に流れる励磁電流の大きさが抵抗15に
よって電圧に変換されて検出されるが、その応答波形が
可動鉄心が移動するかしないかによって相違することを
利用してソレノイドON時の作動をチェックすることが
できる。
【0006】また、スイッチ17をONからOFFにし
た時(図19の時点t1 )には、コイル11に蓄えられ
たエネルギによって、図19の(イ)に示すように電源
電圧とは逆極性のスパイク電圧が発生する。この電圧を
リミッタ19を通し、所定電圧以下を除去して増幅器1
8で増幅すると、同図の(ロ)に示すように時点t2ま
で負の一定電圧が出力される。
た時(図19の時点t1 )には、コイル11に蓄えられ
たエネルギによって、図19の(イ)に示すように電源
電圧とは逆極性のスパイク電圧が発生する。この電圧を
リミッタ19を通し、所定電圧以下を除去して増幅器1
8で増幅すると、同図の(ロ)に示すように時点t2ま
で負の一定電圧が出力される。
【0007】この時点t2 で可動鉄心がリターンし始め
ると、コイル11のインピーダンスが変化し、それによ
ってスパイク電圧の収束が遅くなる。そして、時点t3
で可動鉄心のリターンが完了すると、インピーダンス変
化がなくなるので、スパイク電圧は急速にゼロに向って
収束する。したがって、図18の微分回路20による微
分波形は図19の(ハ)に示すような正のパルス波形に
なり、これをコンパレータ21によって基準電圧Vref
と比較して、同図の(ニ)に示すパルス信号が得られれば
ソレノイドが正常にOFF作動したことになる。
ると、コイル11のインピーダンスが変化し、それによ
ってスパイク電圧の収束が遅くなる。そして、時点t3
で可動鉄心のリターンが完了すると、インピーダンス変
化がなくなるので、スパイク電圧は急速にゼロに向って
収束する。したがって、図18の微分回路20による微
分波形は図19の(ハ)に示すような正のパルス波形に
なり、これをコンパレータ21によって基準電圧Vref
と比較して、同図の(ニ)に示すパルス信号が得られれば
ソレノイドが正常にOFF作動したことになる。
【0008】この信号をインバータ22からの同図の
(ホ)に示す出力と、AND回路23によってアンドを
とって、ソレノイドOFF検知信号として出力する。こ
のように、ソレノイドの可動鉄心が移動するかしないか
を電流あるいは電圧の応答波形の違いから判断するもの
は、他にも多く開示されている。その他のソレノイドの
可動鉄心位置チェック方法としては、ソレノイドに機械
的なリミットスイッチを内蔵させたり、あるいは無接触
式の近接スイッチやポテンショメータなどを内蔵させ
て、検出信号によってチェックする方法が多く提案され
ている。
(ホ)に示す出力と、AND回路23によってアンドを
とって、ソレノイドOFF検知信号として出力する。こ
のように、ソレノイドの可動鉄心が移動するかしないか
を電流あるいは電圧の応答波形の違いから判断するもの
は、他にも多く開示されている。その他のソレノイドの
可動鉄心位置チェック方法としては、ソレノイドに機械
的なリミットスイッチを内蔵させたり、あるいは無接触
式の近接スイッチやポテンショメータなどを内蔵させ
て、検出信号によってチェックする方法が多く提案され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のソレノイドの可動鉄心位置チェック方法にあ
つては、前者においては、ソレノイドOFF時の電流放
電波形に注目し、可動鉄心が動いているか拘束されて不
動状態にあるかによる放電波形の違いから、可動鉄心が
リターンしたか否かを判断するため、ソレノイドをOF
Fにした瞬間しか判断できない。
うな従来のソレノイドの可動鉄心位置チェック方法にあ
つては、前者においては、ソレノイドOFF時の電流放
電波形に注目し、可動鉄心が動いているか拘束されて不
動状態にあるかによる放電波形の違いから、可動鉄心が
リターンしたか否かを判断するため、ソレノイドをOF
Fにした瞬間しか判断できない。
【0010】そのため、ノイズによってそうなったのか
どうかを確認しようとすると、再励磁してまたOFFす
る必要があるが、そうするとスプールやアクチュエータ
を動かしてしまうため、それは不可能であり、チェック
結果に対する信頼性が低かった。また、特に可動鉄心を
油浸で動きにくくした、いわゆるショックレス電磁弁の
場合には、可動鉄心の動きが遅いため応答波形の差が大
きく現われないので、判別の信頼性に問題があった。
どうかを確認しようとすると、再励磁してまたOFFす
る必要があるが、そうするとスプールやアクチュエータ
を動かしてしまうため、それは不可能であり、チェック
結果に対する信頼性が低かった。また、特に可動鉄心を
油浸で動きにくくした、いわゆるショックレス電磁弁の
場合には、可動鉄心の動きが遅いため応答波形の差が大
きく現われないので、判別の信頼性に問題があった。
【0011】後者は確実性はあるが、機械的構造が一般
に複雑になり、またそのスイッチ等を収納のために余分
なスペースを必要とするし、機械的なものは耐久性にも
問題があった。
に複雑になり、またそのスイッチ等を収納のために余分
なスペースを必要とするし、機械的なものは耐久性にも
問題があった。
【0012】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、ソレノイドをOFFにした後、
随時必要に応じてその可動鉄心位置をチェックすること
ができ、そのチェック結果の信頼性も高く、機械的なス
イッチ等をソレノイドに内蔵させる必要もないようにす
ることを目的とする。
てなされたものであり、ソレノイドをOFFにした後、
随時必要に応じてその可動鉄心位置をチェックすること
ができ、そのチェック結果の信頼性も高く、機械的なス
イッチ等をソレノイドに内蔵させる必要もないようにす
ることを目的とする。
【0013】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記の目的
を達成するため、ソレノイドのコイルに電流検出用抵抗
を直列に接続して設け、可動鉄心が殆ど動かない程度の
短かい時間幅だけ上記コイルに通電して励磁し、上記電
流検出用抵抗によって検出される上記コイルに流れる電
流の応答波形の変化量を検知することによって可動鉄心
の位置を検出するソレノイドの可動鉄心位置チェック方
法を提供する。
を達成するため、ソレノイドのコイルに電流検出用抵抗
を直列に接続して設け、可動鉄心が殆ど動かない程度の
短かい時間幅だけ上記コイルに通電して励磁し、上記電
流検出用抵抗によって検出される上記コイルに流れる電
流の応答波形の変化量を検知することによって可動鉄心
の位置を検出するソレノイドの可動鉄心位置チェック方
法を提供する。
【0014】上記コイルに流れる電流の応答波形の変化
量を、波形変化割合すなわち単位時間当りの変化量の微
分値で検知するとよい。また、上記応答波形の変化量の
検知を励磁による立上り時に、あるいは励磁後の立下り
時に行なうようにすればよい。
量を、波形変化割合すなわち単位時間当りの変化量の微
分値で検知するとよい。また、上記応答波形の変化量の
検知を励磁による立上り時に、あるいは励磁後の立下り
時に行なうようにすればよい。
【0015】
【作用】この発明によれば、ソレノイドをOFFにした
後、ソレノイドの可動鉄心が殆んど動かない時間幅だけ
励磁を行い、可動鉄心の位置によるソレノイドのインダ
クタンスの違いによる応答電流波形の違いから、可動鉄
心が所定位置(ONの吸着位置、OFFの解放位置、あ
るいは何らかのトラブルで中間位置)にあるか否かを判
定することができる。
後、ソレノイドの可動鉄心が殆んど動かない時間幅だけ
励磁を行い、可動鉄心の位置によるソレノイドのインダ
クタンスの違いによる応答電流波形の違いから、可動鉄
心が所定位置(ONの吸着位置、OFFの解放位置、あ
るいは何らかのトラブルで中間位置)にあるか否かを判
定することができる。
【0016】そして、ソレノイドのOFF作動後(一般
には0.1秒以内に作動を完了している)に、そのチェ
ックを随時何回でも行えるので信頼性が高く、コントロ
ーラ側からの監視も容易である。しかも、機械的なスイ
ッチ等をソレノイドに内蔵させる必要がないので、スペ
ース上の問題や耐久性の問題もない。
には0.1秒以内に作動を完了している)に、そのチェ
ックを随時何回でも行えるので信頼性が高く、コントロ
ーラ側からの監視も容易である。しかも、機械的なスイ
ッチ等をソレノイドに内蔵させる必要がないので、スペ
ース上の問題や耐久性の問題もない。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の第1実施例を示す
ソレノイドの可動鉄心位置チェック装置のブロック構成
図であり、図18と対応する部分には同一の符号を付し
てある。まず、その構成を説明すると、ソレノイドのコ
イル11に電流検出用抵抗15を直列に接続し、その直
列回路に並列にダイオード25を接続して、直流電源1
6からスイッチ27を介してコイル11と抵抗15の直
列回路に通電できるようにしている。
体的に説明する。図1は、この発明の第1実施例を示す
ソレノイドの可動鉄心位置チェック装置のブロック構成
図であり、図18と対応する部分には同一の符号を付し
てある。まず、その構成を説明すると、ソレノイドのコ
イル11に電流検出用抵抗15を直列に接続し、その直
列回路に並列にダイオード25を接続して、直流電源1
6からスイッチ27を介してコイル11と抵抗15の直
列回路に通電できるようにしている。
【0018】この時、ダイオード25は逆バイアスにな
るので非導通であるが、スイッチ27がOFFになった
時に、コイル11に蓄積されたエネルギによる電流がこ
のダイオード25を通して流れるようにしている。スイ
ツチ27はリレースイッチや電子スイッチ等の被制御ス
イッチであり、スイッチ制御部26によってON指令及
びON信号の有無に応じてON/OFF制御される。
るので非導通であるが、スイッチ27がOFFになった
時に、コイル11に蓄積されたエネルギによる電流がこ
のダイオード25を通して流れるようにしている。スイ
ツチ27はリレースイッチや電子スイッチ等の被制御ス
イッチであり、スイッチ制御部26によってON指令及
びON信号の有無に応じてON/OFF制御される。
【0019】さらに、ON指令を反転するインバータ3
3と、その出力によって起動するタイマ28、そのタイ
マ設定時間後にチェック指令P4 を受け付けるゲート回
路29、及びそのゲート回路29を通過したチェック指
令P4 によってON信号P1を発生するパルス発生器3
0を設けている。
3と、その出力によって起動するタイマ28、そのタイ
マ設定時間後にチェック指令P4 を受け付けるゲート回
路29、及びそのゲート回路29を通過したチェック指
令P4 によってON信号P1を発生するパルス発生器3
0を設けている。
【0020】また、コイル11に流れる励磁電流の大き
さに応じて発生する抵抗15の端子電圧eを増幅する増
幅器18、その出力電圧e1をON信号P1 の立下がり
時にホールドするホールド回路31とインバータ34、
ホールド回路31のホールド出力euを基準値esと比較
して判別信号P3′を出力する判別部32と、その判別
信号P3′を反転するインバータ35、及びその出力信
号P3 とチェック指令P4 とインバータ34の出力信号
P2 のアンドをとるAND回路36とを設けている。
さに応じて発生する抵抗15の端子電圧eを増幅する増
幅器18、その出力電圧e1をON信号P1 の立下がり
時にホールドするホールド回路31とインバータ34、
ホールド回路31のホールド出力euを基準値esと比較
して判別信号P3′を出力する判別部32と、その判別
信号P3′を反転するインバータ35、及びその出力信
号P3 とチェック指令P4 とインバータ34の出力信号
P2 のアンドをとるAND回路36とを設けている。
【0021】この実施例は、ソレノイドのオフ作動チェ
ック装置の例で、図16に示したようなソレノイド10
の消磁により、可動鉄心12が固定鉄心14に吸着され
た吸着位置から最も離れた初期位置に復帰しているか否
かを判定するための装置である。図2のタイムチャート
も参照しながら、この実施例によるソレノイドの可動鉄
心位置チェック方法について説明する。
ック装置の例で、図16に示したようなソレノイド10
の消磁により、可動鉄心12が固定鉄心14に吸着され
た吸着位置から最も離れた初期位置に復帰しているか否
かを判定するための装置である。図2のタイムチャート
も参照しながら、この実施例によるソレノイドの可動鉄
心位置チェック方法について説明する。
【0022】まず、図2の時点aでソレノイドを作動さ
せるON指令を(イ)に示すように“L”にすると、そ
れが入力されるスイッチ制御部26がスイッチ27をO
FFにし、それによって直流電源16からコイル11へ
の通電が遮断されるが、コイル11に蓄積されたエネル
ギによって、ダイオード25を通してコイル11及び抵
抗15に短時間電流が流れ続けた後、完全に消磁され
る。
せるON指令を(イ)に示すように“L”にすると、そ
れが入力されるスイッチ制御部26がスイッチ27をO
FFにし、それによって直流電源16からコイル11へ
の通電が遮断されるが、コイル11に蓄積されたエネル
ギによって、ダイオード25を通してコイル11及び抵
抗15に短時間電流が流れ続けた後、完全に消磁され
る。
【0023】このコイル11に流れる電流値に応じた電
圧eが抵抗15の両端に発生され、その電圧eを増幅器
18で増幅した出力電圧e1 は、図2の(ロ)示すよう
に変化する。一方、ON指令が“L”になるとインバー
タ33の出力が“H”になってタイマ28を起動するの
で、設定されたタイマ時間TM1(電圧e1 が0になる
までに要する時間より長めに設定する)後に、同図の
(ハ)に示すようにタイマ28の出力が“H”になる。
圧eが抵抗15の両端に発生され、その電圧eを増幅器
18で増幅した出力電圧e1 は、図2の(ロ)示すよう
に変化する。一方、ON指令が“L”になるとインバー
タ33の出力が“H”になってタイマ28を起動するの
で、設定されたタイマ時間TM1(電圧e1 が0になる
までに要する時間より長めに設定する)後に、同図の
(ハ)に示すようにタイマ28の出力が“H”になる。
【0024】それによって、ゲート回路29がゲートを
開いて、同図の(ニ)に示す所定時間幅TM2のチェッ
ク指令P4 を受け付けて出力し、そのチェック指令P4
の立上り時点bでパルス発生器30が起動して、同図の
(ホ)に示すようにパルス幅TM3のON信号P1 を発
生する。このON信号P1 が“H”の期間だけ、スイッ
チ制御部26がスイッチ27をONにして、直流電源1
6からコイル11に通電してソレノイドを短時間励磁す
る。
開いて、同図の(ニ)に示す所定時間幅TM2のチェッ
ク指令P4 を受け付けて出力し、そのチェック指令P4
の立上り時点bでパルス発生器30が起動して、同図の
(ホ)に示すようにパルス幅TM3のON信号P1 を発
生する。このON信号P1 が“H”の期間だけ、スイッ
チ制御部26がスイッチ27をONにして、直流電源1
6からコイル11に通電してソレノイドを短時間励磁す
る。
【0025】そのため、このON信号P1 のパルス幅T
M3は、コイル11に通電してソレノイドを励磁しても
可動鉄心が殆んど動かない程度の短かい時間幅に設定す
る。この時コイル11に流れる電流値を抵抗15の両端
に発生される電圧eによって検出し、その電圧eを増幅
器18で増幅してホールド回路31に入力させる。ま
た、チェック指令P4 の立上り時点bでホールド回路3
1をセットして、データの取り込みを開始させる。
M3は、コイル11に通電してソレノイドを励磁しても
可動鉄心が殆んど動かない程度の短かい時間幅に設定す
る。この時コイル11に流れる電流値を抵抗15の両端
に発生される電圧eによって検出し、その電圧eを増幅
器18で増幅してホールド回路31に入力させる。ま
た、チェック指令P4 の立上り時点bでホールド回路3
1をセットして、データの取り込みを開始させる。
【0026】ON信号P1 の立下り時点cで、図2の
(ヘ)に示すようにインバータ34の出力が“H”にな
り、それによってホールド回路31にその時点の電圧e
1 をホールドさせる。 したがって、ホールド回路31
のホールド出力eu は、同図の(ト)に示すようにな
る。このホールド値eu が、期間TM3の励磁によりコ
イル11に流れる電流の応答波形の立上り時の変化量に
相当し、後述するようにコイル11のインダクタンスL
が小さい程大きくなり、インダクタンスLは可動鉄心の
位置に応じて変化するので、このホールド値eu は可動
鉄心の位置情報を示すことになる。
(ヘ)に示すようにインバータ34の出力が“H”にな
り、それによってホールド回路31にその時点の電圧e
1 をホールドさせる。 したがって、ホールド回路31
のホールド出力eu は、同図の(ト)に示すようにな
る。このホールド値eu が、期間TM3の励磁によりコ
イル11に流れる電流の応答波形の立上り時の変化量に
相当し、後述するようにコイル11のインダクタンスL
が小さい程大きくなり、インダクタンスLは可動鉄心の
位置に応じて変化するので、このホールド値eu は可動
鉄心の位置情報を示すことになる。
【0027】そこで、このホールド値eu を判別部32
によって基準値es と比較してソレノイドの可動鉄心の
位置を判別し、図2の(チ)に示すように、eu >es
であれば判別出力 P3′を“H”にする。これは、可動
鉄心が正常に初期位置に復帰していることを示す。eu
>es でなければ判別出力 P3′は“L”になり、可動
鉄心が復帰していない(吸着位置に留まっている)こと
を示す。
によって基準値es と比較してソレノイドの可動鉄心の
位置を判別し、図2の(チ)に示すように、eu >es
であれば判別出力 P3′を“H”にする。これは、可動
鉄心が正常に初期位置に復帰していることを示す。eu
>es でなければ判別出力 P3′は“L”になり、可動
鉄心が復帰していない(吸着位置に留まっている)こと
を示す。
【0028】この実施例ではさらに、判別出力 P3′を
インバータ35により反転した図2の(リ)に示す出力
P3 と、チェック指令P4 とインバータ34の出力信号
P2とをAND回路36によってアンドをとって、同図
の(ヌ)に示す異常検知信号を出力する。したがって、
図2の正常側に示すように可動鉄心が正常に復帰作動し
て初期位置にあれば、同図の(ヌ)の正常側に示すよう
に異常検知信号は出力されず(ローレベル)、同図の非
正常側に示すように可動鉄心が正常に復帰作動せずに吸
着位置に留まっていると、パルス状の異常検知信号(ハ
イレベル)を出力する。
インバータ35により反転した図2の(リ)に示す出力
P3 と、チェック指令P4 とインバータ34の出力信号
P2とをAND回路36によってアンドをとって、同図
の(ヌ)に示す異常検知信号を出力する。したがって、
図2の正常側に示すように可動鉄心が正常に復帰作動し
て初期位置にあれば、同図の(ヌ)の正常側に示すよう
に異常検知信号は出力されず(ローレベル)、同図の非
正常側に示すように可動鉄心が正常に復帰作動せずに吸
着位置に留まっていると、パルス状の異常検知信号(ハ
イレベル)を出力する。
【0029】その後、時点dでチエツク指令がOFFに
なると、ホールド回路31がリセットされてeu が0に
なり、異常検知信号も出力しなくなって次のチェック指
令を待つ。その後再びチェック指令が入力されると、再
び上述のようにソレノイドを短時間励磁して、その可動
鉄心位置のチェックが行なわれる。このようにして、ソ
レノイドがOFFのときに、随時何度でもその可動鉄心
位置をチェックすることができる。
なると、ホールド回路31がリセットされてeu が0に
なり、異常検知信号も出力しなくなって次のチェック指
令を待つ。その後再びチェック指令が入力されると、再
び上述のようにソレノイドを短時間励磁して、その可動
鉄心位置のチェックが行なわれる。このようにして、ソ
レノイドがOFFのときに、随時何度でもその可動鉄心
位置をチェックすることができる。
【0030】なお、上記実施例ではON指令がなくなる
と直ちにタイマ28を起動して、その設定時間TM1後
にゲート回路29を開くようにしたが、ON指令がなく
なった後コイル11に流れる電流値の検出電圧e1 を監
視して、それが予め設定した値(ゼロレベルでもよい)
まで低下した時にタイマ28を起動させるようにしても
よい。コイル11のインダクタンスLが大きい場合など
には、通電遮断時からの時間TM1を設定するより、上
述のように実電流を基準にしてタイマを起動させる方が
確実といえる。その場合、タイマ設定時間TM1は0で
あってもよい。
と直ちにタイマ28を起動して、その設定時間TM1後
にゲート回路29を開くようにしたが、ON指令がなく
なった後コイル11に流れる電流値の検出電圧e1 を監
視して、それが予め設定した値(ゼロレベルでもよい)
まで低下した時にタイマ28を起動させるようにしても
よい。コイル11のインダクタンスLが大きい場合など
には、通電遮断時からの時間TM1を設定するより、上
述のように実電流を基準にしてタイマを起動させる方が
確実といえる。その場合、タイマ設定時間TM1は0で
あってもよい。
【0031】ところで、図16及び図17で説明したよ
うに、ソレノイド10を励磁するとその可動鉄心12が
固定鉄心(ポールフェース)14に吸引され、スプリン
グ6のスプリング力+流体力に抗してスプール3等を押
しながら移動し、固定鉄心14に吸着されるが、コイル
11に極く短期間だけ電流を流して励磁しても、そのソ
レノイド出力がスプリング力+流体力を超えない範囲で
あれば、可動鉄心は移動しない。
うに、ソレノイド10を励磁するとその可動鉄心12が
固定鉄心(ポールフェース)14に吸引され、スプリン
グ6のスプリング力+流体力に抗してスプール3等を押
しながら移動し、固定鉄心14に吸着されるが、コイル
11に極く短期間だけ電流を流して励磁しても、そのソ
レノイド出力がスプリング力+流体力を超えない範囲で
あれば、可動鉄心は移動しない。
【0032】あるいは、一瞬吸着方向に微動しても、シ
ステム全体として問題がない範囲であれば差し支えない
ので、この範囲内になるようにON信号のパルス幅TM
3を設定することが必要である。図3の(イ),(ロ)は、
パルス幅TM3の励磁によりコイル11に流れる電流応
答すなわち抵抗15によって検出される電圧応答波形の
可動鉄心位置による相違を示す波形図である。
ステム全体として問題がない範囲であれば差し支えない
ので、この範囲内になるようにON信号のパルス幅TM
3を設定することが必要である。図3の(イ),(ロ)は、
パルス幅TM3の励磁によりコイル11に流れる電流応
答すなわち抵抗15によって検出される電圧応答波形の
可動鉄心位置による相違を示す波形図である。
【0033】コイル11のインダクタンスLは、可動鉄
心が初期位置(固定鉄心から最も離れている位置)にあ
る時が最も小さく、吸着位置(固定鉄心に密着した位
置)にある時が最も大きくなり、同図の(ハ)に示すよう
に可動鉄心の位置によって変化する。このインダクタン
スLによって励磁の際の電圧波形の変化量(立上り量)
が相違し、可動鉄心が初期位置にある時はインダクタン
スが小さいため、図3の(イ)に示すように大きく立上
り、吸着位置にある時はインダクタンスが大きいので立
上り量が少ない。
心が初期位置(固定鉄心から最も離れている位置)にあ
る時が最も小さく、吸着位置(固定鉄心に密着した位
置)にある時が最も大きくなり、同図の(ハ)に示すよう
に可動鉄心の位置によって変化する。このインダクタン
スLによって励磁の際の電圧波形の変化量(立上り量)
が相違し、可動鉄心が初期位置にある時はインダクタン
スが小さいため、図3の(イ)に示すように大きく立上
り、吸着位置にある時はインダクタンスが大きいので立
上り量が少ない。
【0034】したがって、この変化量に相当する電圧e
u を検出して基準値es と比較することによって、可動
鉄心がどこにあるかを判別することができるのである。
なお、2値判別の例を説明したが、この値eu をレベル
の異なる複数の基準値と比較するようにすれば、可動鉄
心の複数段階の位置を検知することもでき、位置検出の
分解能が上がり、精度が向上し、異常,正常の程度を検
知できる。また、この値eu を無段階に検知すれば、可
動鉄心の位置を連続的に測定することもできる。
u を検出して基準値es と比較することによって、可動
鉄心がどこにあるかを判別することができるのである。
なお、2値判別の例を説明したが、この値eu をレベル
の異なる複数の基準値と比較するようにすれば、可動鉄
心の複数段階の位置を検知することもでき、位置検出の
分解能が上がり、精度が向上し、異常,正常の程度を検
知できる。また、この値eu を無段階に検知すれば、可
動鉄心の位置を連続的に測定することもできる。
【0035】第4図は、この発明の第2実施例を示す第
1図と同様なブロック構成図である。 この実施例は第
1図に示したチェック装置に対して、基準値es を補正
するためのホールド回路37,38と補正回路39を追
加して設けたものである。これは、コイルの温度上昇や
電源電圧の変動による100%電流値の変化に対応して
基準値es を補正し、正しい検出ポイントを得るためで
ある。
1図と同様なブロック構成図である。 この実施例は第
1図に示したチェック装置に対して、基準値es を補正
するためのホールド回路37,38と補正回路39を追
加して設けたものである。これは、コイルの温度上昇や
電源電圧の変動による100%電流値の変化に対応して
基準値es を補正し、正しい検出ポイントを得るためで
ある。
【0036】ホールド回路37は、ON指令の立上りで
セットされて、直流電源16からの供給電圧E0 を入力
データとして取り込み開始し、ON指令が“L”になっ
た時にインバータ33の出力の立上りによってその値を
ホールドして、そのホールド値すなわちその時の電源電
圧E0を補正回路39へ出力する。一方、ホールド回路
38も、ON指令の立上りでセットされて、増幅器18
からの検出電圧e1 を入力データとして取り込み開始
し、ON指令が“L”になった時にインバータ33の出
力の立上りによってその値をホールドして、そのホール
ド値eu0(ソレノイド作動時の定常状態でコイル11に
流れる電流値に応じた電圧)を補正回路39へ出力す
る。
セットされて、直流電源16からの供給電圧E0 を入力
データとして取り込み開始し、ON指令が“L”になっ
た時にインバータ33の出力の立上りによってその値を
ホールドして、そのホールド値すなわちその時の電源電
圧E0を補正回路39へ出力する。一方、ホールド回路
38も、ON指令の立上りでセットされて、増幅器18
からの検出電圧e1 を入力データとして取り込み開始
し、ON指令が“L”になった時にインバータ33の出
力の立上りによってその値をホールドして、そのホール
ド値eu0(ソレノイド作動時の定常状態でコイル11に
流れる電流値に応じた電圧)を補正回路39へ出力す
る。
【0037】補正回路39は、これらの電圧E0 及びe
u0の値に応じて基準値es を補正して、判別部32へ補
正した基準値es′を送る。スイツチ27をONにした
時にコイル11に流れる電流応答特性は、次式(数1)
で表わされる。
u0の値に応じて基準値es を補正して、判別部32へ補
正した基準値es′を送る。スイツチ27をONにした
時にコイル11に流れる電流応答特性は、次式(数1)
で表わされる。
【0038】
【数1】
【0039】 R:コイル11の内部抵抗+抵抗15の抵抗値 L:コイル11のインダクタンス したがって、コイル電流を遮断する直前の電源電圧E0
と、その時の定常電流Iに相当する電圧eu0をホールド
することにより、R=E0/IによりRの値が既知とな
り、それらの変動に応じて基準値es を補正することが
可能になる。この補正により、判別部32による可動鉄
心位置の判別精度を高めることができる。
と、その時の定常電流Iに相当する電圧eu0をホールド
することにより、R=E0/IによりRの値が既知とな
り、それらの変動に応じて基準値es を補正することが
可能になる。この補正により、判別部32による可動鉄
心位置の判別精度を高めることができる。
【0040】なお、上述の各実施例では、ソレノイドの
完全な消磁状態で瞬時的に励磁して可動鉄心の位置をチ
ェックする場合について説明したが、完全消磁でない状
態、例えばコイル11に50%程度の電流が流れている
状態から、100%の電流を流すように励磁することも
勿論可能であり、その50%から100%に向かう瞬時
励磁電流波形の変化量から、可動鉄心の位置を計測する
ことも可能である。
完全な消磁状態で瞬時的に励磁して可動鉄心の位置をチ
ェックする場合について説明したが、完全消磁でない状
態、例えばコイル11に50%程度の電流が流れている
状態から、100%の電流を流すように励磁することも
勿論可能であり、その50%から100%に向かう瞬時
励磁電流波形の変化量から、可動鉄心の位置を計測する
ことも可能である。
【0041】図5はワンチップマイクロコンピュータ
(以下「マイコン」と略称する)を使用した第3実施例
のブロック構成図であり、図1と対応する部分には同一
の符号を付してあり、それらの説明は省略する。図6は
そのマイコン40による処理のフローチャートである。
(以下「マイコン」と略称する)を使用した第3実施例
のブロック構成図であり、図1と対応する部分には同一
の符号を付してあり、それらの説明は省略する。図6は
そのマイコン40による処理のフローチャートである。
【0042】このマイコン40は、ON指令及びチェッ
ク指令を入力してスイッチ(SW)27をON/OFF制
御し、増幅器18の出力電圧e1(コイル11に流れる
電流値に応じた電圧)を、内部のA/D変換部によつて
デジタル値に変換してチェックし、ソレノイドの動作異
常を検知すると異常検知信号を出力する。この実施例で
は、外部シーケンサがON指令,チェック指令のタイミ
ング管理を行うので、両者間のインターロック手段が不
要になる。
ク指令を入力してスイッチ(SW)27をON/OFF制
御し、増幅器18の出力電圧e1(コイル11に流れる
電流値に応じた電圧)を、内部のA/D変換部によつて
デジタル値に変換してチェックし、ソレノイドの動作異
常を検知すると異常検知信号を出力する。この実施例で
は、外部シーケンサがON指令,チェック指令のタイミ
ング管理を行うので、両者間のインターロック手段が不
要になる。
【0043】さらに、この実施例では前述のような基準
値の補正も行なえるように、メインスイッチMSを介し
て電源16に並列に分圧抵抗R1,R2を接続して、そ
の分圧点の電圧e0 もマイコン40に入力している。メ
インスイッチMSは、ソレノイド使用中は常時ONして
おく手動のスイッチである。
値の補正も行なえるように、メインスイッチMSを介し
て電源16に並列に分圧抵抗R1,R2を接続して、そ
の分圧点の電圧e0 もマイコン40に入力している。メ
インスイッチMSは、ソレノイド使用中は常時ONして
おく手動のスイッチである。
【0044】次に、マイコン40による処理を図6にし
たがって説明する。これは基準値es の補正は行なわな
い場合の処理であり、このルーチンがスタートすると、
ON指令の有無をチェックして、有れば(“H”なら
ば)次にスイッチ27がONか否かをチェックし、ON
であればそのまま最初に戻るが、OFFであればスイッ
チ27をONにして最初に戻る。
たがって説明する。これは基準値es の補正は行なわな
い場合の処理であり、このルーチンがスタートすると、
ON指令の有無をチェックして、有れば(“H”なら
ば)次にスイッチ27がONか否かをチェックし、ON
であればそのまま最初に戻るが、OFFであればスイッ
チ27をONにして最初に戻る。
【0045】最初のON指令の有無チェックでON指令
がなければ、スイッチ27をOFFにした後、ソレノイ
ドのオフ作動(可動鉄心の復帰)に要する時間以上の設
定時間(例えば100μS)が経過してから、チェック
指令の入力を待つ。チェック指令の入力がないうちにO
N指令があつた場合には、スイッチ27を再びONにし
てコイル11に通電する。100μS経過後にチェック
指令が入力すると、所定の短いパルス幅のONパルスを
発生し、その間だけスイッチ27をONにする。
がなければ、スイッチ27をOFFにした後、ソレノイ
ドのオフ作動(可動鉄心の復帰)に要する時間以上の設
定時間(例えば100μS)が経過してから、チェック
指令の入力を待つ。チェック指令の入力がないうちにO
N指令があつた場合には、スイッチ27を再びONにし
てコイル11に通電する。100μS経過後にチェック
指令が入力すると、所定の短いパルス幅のONパルスを
発生し、その間だけスイッチ27をONにする。
【0046】そして、そのONパルスの立下りで増幅器
18からの出力電圧e1 のA/D変換値をホールドし
て、そのホールド値eu を基準値es と比較する。その
結果、eu >es であれば、可動鉄心が正常に復帰して
いると判断して何も出力しないが、eu ≦es であれ
ば、可動鉄心が復帰していないと判断して異常検知信号
を出力する。その後、チェック指令が無くなるのを待つ
てホールド値eu をリセットし、再びON指令の有無を
チェックして、なければ次のチェック指令を待ち、ON
指令があるとスイッチ27をONにして、最初のステッ
プへ戻る。
18からの出力電圧e1 のA/D変換値をホールドし
て、そのホールド値eu を基準値es と比較する。その
結果、eu >es であれば、可動鉄心が正常に復帰して
いると判断して何も出力しないが、eu ≦es であれ
ば、可動鉄心が復帰していないと判断して異常検知信号
を出力する。その後、チェック指令が無くなるのを待つ
てホールド値eu をリセットし、再びON指令の有無を
チェックして、なければ次のチェック指令を待ち、ON
指令があるとスイッチ27をONにして、最初のステッ
プへ戻る。
【0047】次に、基準値es を補正する場合について
説明する。その場合は、マイコン40は抵抗R1とR2
による分圧電圧e0を電源電圧E0の情報として取り込む
とともに、ソレノイド非励磁の時にも可動鉄心が動かな
い程度の低出力レベルの電流をコイル11に流し、その
時の平均供給電圧(e0から求める)と平均検出電流
(e1から求める)によりコイル抵抗を計算し、それに
応じて基準値es などを補正して検出精度を上げること
ができる。
説明する。その場合は、マイコン40は抵抗R1とR2
による分圧電圧e0を電源電圧E0の情報として取り込む
とともに、ソレノイド非励磁の時にも可動鉄心が動かな
い程度の低出力レベルの電流をコイル11に流し、その
時の平均供給電圧(e0から求める)と平均検出電流
(e1から求める)によりコイル抵抗を計算し、それに
応じて基準値es などを補正して検出精度を上げること
ができる。
【0048】例えば、チェック時のON信号よりはるか
に高い周波数で、PWMのON率を1%程度に固定した
信号でスイッチ27をON/OFF制御し、それをOF
F状態とすると、電源電圧が一定とすればコイル抵抗に
よりそのOFF状態で流れる電流値が変化し、そのとき
の検出電圧e1 が変化する。それによってコイル抵抗値
の変動を検知できる。なお、温度測定素子などを使用す
ることも勿論可能である。また、この実施例のマイコン
40に代えて、ディジタル素子によるワイヤードロジッ
ク回路で構成することも可能である。
に高い周波数で、PWMのON率を1%程度に固定した
信号でスイッチ27をON/OFF制御し、それをOF
F状態とすると、電源電圧が一定とすればコイル抵抗に
よりそのOFF状態で流れる電流値が変化し、そのとき
の検出電圧e1 が変化する。それによってコイル抵抗値
の変動を検知できる。なお、温度測定素子などを使用す
ることも勿論可能である。また、この実施例のマイコン
40に代えて、ディジタル素子によるワイヤードロジッ
ク回路で構成することも可能である。
【0049】図7は、この発明の第4実施例を示す図1
と同様なブロック構成図であり、図1と対応する部分に
は同一の符号を付して、それらの説明は省略する。この
実施例では、ソレノイドのOFF作動後、自動的に所定
の時間幅で周期的に可動鉄心位置のチェックを行なっ
て、その結果をアナログ量で出力するようにしたもので
ある。
と同様なブロック構成図であり、図1と対応する部分に
は同一の符号を付して、それらの説明は省略する。この
実施例では、ソレノイドのOFF作動後、自動的に所定
の時間幅で周期的に可動鉄心位置のチェックを行なっ
て、その結果をアナログ量で出力するようにしたもので
ある。
【0050】図7において、図1の第1実施例と異なる
のは、ゲート回路29に代えてチェック指令パルス発生
用のパルス発生器(P.G)41を設け、外部からチェ
ック指令を入力することを不要にした点と、判別部32
に代えて可動鉄心位置演算部42を設けて、アナログ信
号による可動鉄心位置情報を出力するようにした点のみ
である。
のは、ゲート回路29に代えてチェック指令パルス発生
用のパルス発生器(P.G)41を設け、外部からチェ
ック指令を入力することを不要にした点と、判別部32
に代えて可動鉄心位置演算部42を設けて、アナログ信
号による可動鉄心位置情報を出力するようにした点のみ
である。
【0051】この第4実施例によれば、ON指令が入力
されなくなると、スイッチ制御部26がスイッチ27を
OFFにして、電源16からソレノイドのコイル11へ
の通電を遮断すると同時に、インバータ33の出力によ
ってタイマ28を起動する。タイマ28は設定時間TM
1の経過時にパルス発生器41を起動させる。パルス発
生器41は図2の(ニ)に示したようなパルス幅がTM2
で周期がTM20のチエック指令パルスP4 を発生する。
されなくなると、スイッチ制御部26がスイッチ27を
OFFにして、電源16からソレノイドのコイル11へ
の通電を遮断すると同時に、インバータ33の出力によ
ってタイマ28を起動する。タイマ28は設定時間TM
1の経過時にパルス発生器41を起動させる。パルス発
生器41は図2の(ニ)に示したようなパルス幅がTM2
で周期がTM20のチエック指令パルスP4 を発生する。
【0052】このチェック指令パルスP4 の立上りで、
ホールド回路31をセットしてデータの取り込みを開始
させると同時に、パルス発生器30を起動させる。それ
によって、パルス発生器30はパルス幅がTM3で周期
がTM20のON信号P1 を発生し、スイッチ制御部26
が期間TM3の間だけスイッチ27をONにして、ソレ
ノイドを励磁させる。そして、スイッチ27をOFFに
する直前の検出電圧e1 をホールド回路31によってホ
ールドし、そのホールド値eu を可動鉄心位置演算部4
2に入力し、そこで可動鉄心位置情報ea を演算して出
力する。
ホールド回路31をセットしてデータの取り込みを開始
させると同時に、パルス発生器30を起動させる。それ
によって、パルス発生器30はパルス幅がTM3で周期
がTM20のON信号P1 を発生し、スイッチ制御部26
が期間TM3の間だけスイッチ27をONにして、ソレ
ノイドを励磁させる。そして、スイッチ27をOFFに
する直前の検出電圧e1 をホールド回路31によってホ
ールドし、そのホールド値eu を可動鉄心位置演算部4
2に入力し、そこで可動鉄心位置情報ea を演算して出
力する。
【0053】パルス発生器41からのチェック指令パル
スP4 の立下がりで、ホールド回路31がリセットされ
て1回のチェックが終了するが、パルス発生器41は周
期TM20で周期的にチェック指令パルスP4 を発生する
ので、すぐにまた次のチェックが行なわれ、可動鉄心位
置情報ea が周期的に出力される。
スP4 の立下がりで、ホールド回路31がリセットされ
て1回のチェックが終了するが、パルス発生器41は周
期TM20で周期的にチェック指令パルスP4 を発生する
ので、すぐにまた次のチェックが行なわれ、可動鉄心位
置情報ea が周期的に出力される。
【0054】図8は、この発明の第5実施例を示す図7
と同様なブロック構成図であり、図1及び図7と対応す
る部分には同一の符号を付して、それらの説明は省略す
る。この実施例では、ソレノイドをON/OFFするメ
インスイッチ43と、チェック用の励磁スイッチ(常開
スイッチ)27′とを別にして並列に設け、従来の単純
システムに使用できるようにした例である。
と同様なブロック構成図であり、図1及び図7と対応す
る部分には同一の符号を付して、それらの説明は省略す
る。この実施例では、ソレノイドをON/OFFするメ
インスイッチ43と、チェック用の励磁スイッチ(常開
スイッチ)27′とを別にして並列に設け、従来の単純
システムに使用できるようにした例である。
【0055】この第5実施例で図7の第4実施例と異な
るのは、上記の点のほかに、スイッチ制御部26が不要
になった点と、コイル11に供給される電源電圧をイン
バータ44を介してタイマ28の起動信号とするように
した点と、可動鉄心位置演算部42に代えて、第1実施
例と同様に判別部32とインバータ35及びAND回路
36を設けた点である。
るのは、上記の点のほかに、スイッチ制御部26が不要
になった点と、コイル11に供給される電源電圧をイン
バータ44を介してタイマ28の起動信号とするように
した点と、可動鉄心位置演算部42に代えて、第1実施
例と同様に判別部32とインバータ35及びAND回路
36を設けた点である。
【0056】この第5実施例によれば、外部からのON
指令及びチェック指令は不要であり、メインスイッチ4
3をONにすると、コイル11に通電してソレノイドを
作動させ、OFFにするとタイマ28が起動して、所定
時間TM1後から所定の周期(第4実施例のTM20と同
じ)で周期的に期間TM3だけスイッチ27′をONに
して、コイル11に瞬時通電する。そして、その時の電
流波形の変化量をホールド回路31によるホールド値に
よって検知し、判別部32が可動鉄心の位置を判別す
る。その結果、可動鉄心の位置に異常がある場合には、
AND回路36から異常検知信号を出力する。
指令及びチェック指令は不要であり、メインスイッチ4
3をONにすると、コイル11に通電してソレノイドを
作動させ、OFFにするとタイマ28が起動して、所定
時間TM1後から所定の周期(第4実施例のTM20と同
じ)で周期的に期間TM3だけスイッチ27′をONに
して、コイル11に瞬時通電する。そして、その時の電
流波形の変化量をホールド回路31によるホールド値に
よって検知し、判別部32が可動鉄心の位置を判別す
る。その結果、可動鉄心の位置に異常がある場合には、
AND回路36から異常検知信号を出力する。
【0057】図9は、この発明の第6実施例を示すブロ
ック構成図であり、図1と対応する部分には同一の符号
を付してそれらの説明は省略する。この第6実施例で図
1の第1実施例と異なるのは、パルス幅TM4の検出用
パルスを発生するパルス発生器(P.G)45と、その
出力を反転するインバータ46及びその出力をホールド
信号とするホールド回路47と、2つのホールド回路3
1と47のホールド値の差を演算する差動増幅器48と
を設けた点である。
ック構成図であり、図1と対応する部分には同一の符号
を付してそれらの説明は省略する。この第6実施例で図
1の第1実施例と異なるのは、パルス幅TM4の検出用
パルスを発生するパルス発生器(P.G)45と、その
出力を反転するインバータ46及びその出力をホールド
信号とするホールド回路47と、2つのホールド回路3
1と47のホールド値の差を演算する差動増幅器48と
を設けた点である。
【0058】この実施例は、ソレノイドを短時間励磁し
た直後のコイル電流の立下り波形を利用して、可動鉄心
位置をチェックする例である。そのチェック方法を図1
0のタイムチャートを参照して説明すると、ON指令が
なくなってスイッチ制御部26がスイッチ27をOFF
にした後、タイマ28の設定時間TM1が経過してから
チェック指令が入力されると、パルス発生器30がパル
ス幅TM3のON信号を発生し、スイッチ制御回路26
がその期間だけスイッチ27をONにしてソレノイドを
励磁する。
た直後のコイル電流の立下り波形を利用して、可動鉄心
位置をチェックする例である。そのチェック方法を図1
0のタイムチャートを参照して説明すると、ON指令が
なくなってスイッチ制御部26がスイッチ27をOFF
にした後、タイマ28の設定時間TM1が経過してから
チェック指令が入力されると、パルス発生器30がパル
ス幅TM3のON信号を発生し、スイッチ制御回路26
がその期間だけスイッチ27をONにしてソレノイドを
励磁する。
【0059】したがって、コイル11に流れる電流波形
に相当する増幅器18の出力電圧e1 の波形は図10の
(イ)に示すようになる。そして、ON信号の立下がり
時にホールド回路31が電圧e1 ピーク値を同図(ロ)
に示すようにホールドしてeu とする。また、パルス発
生器45がその時点からパルス幅TM4の検出用パルス
を発生し、その立下がり時にホールド回路47が同図の
(ハ)に示すように下降中の電圧e1 をホールドしてe
dとする。
に相当する増幅器18の出力電圧e1 の波形は図10の
(イ)に示すようになる。そして、ON信号の立下がり
時にホールド回路31が電圧e1 ピーク値を同図(ロ)
に示すようにホールドしてeu とする。また、パルス発
生器45がその時点からパルス幅TM4の検出用パルス
を発生し、その立下がり時にホールド回路47が同図の
(ハ)に示すように下降中の電圧e1 をホールドしてe
dとする。
【0060】そして、差動増幅器48が両ホールド回路
31,47のホールド電圧euとedの差に応じたレベル
の同図の(ニ)に示す信号ec を出力し、判別部32が
それを基準値es と比較して、ec >es であれば同図
の(ホ)に示すようにハイレベルの信号を出力する。こ
れは、可動鉄心が正常に復帰していることを示すOK信
号である。
31,47のホールド電圧euとedの差に応じたレベル
の同図の(ニ)に示す信号ec を出力し、判別部32が
それを基準値es と比較して、ec >es であれば同図
の(ホ)に示すようにハイレベルの信号を出力する。こ
れは、可動鉄心が正常に復帰していることを示すOK信
号である。
【0061】もし、ソレノイドの可動鉄心が吸着位置に
留まっているか、復帰途中で止っているような場合に
は、ホールド電圧ed があまり下がらず、信号ec が小
さくなるためec >es にならず、判別部32の出力信
号はローレベルになる。これは、可動鉄心が正常に復帰
していないことを示すNG信号である。この実施例は、
コイル抵抗や電源電圧などの変動が少ない場合に適して
いる。なお、この場合にも図4の第2実施例と同様に基
準値es に補正を加えることにより、精度を上げること
ができる。
留まっているか、復帰途中で止っているような場合に
は、ホールド電圧ed があまり下がらず、信号ec が小
さくなるためec >es にならず、判別部32の出力信
号はローレベルになる。これは、可動鉄心が正常に復帰
していないことを示すNG信号である。この実施例は、
コイル抵抗や電源電圧などの変動が少ない場合に適して
いる。なお、この場合にも図4の第2実施例と同様に基
準値es に補正を加えることにより、精度を上げること
ができる。
【0062】図11は、この発明の第7実施例を示すブ
ロック構成図であり、図9と対応する部分には同一の符
号を付してあり、それらの説明は省略する。この実施例
では、チェック指令を常閉スイッチ51を介してON信
号とし、図12の(ロ)に示すようにソレノイドをON
にした後、増幅器18の出力電圧e1 が同図の(イ)に
示すように基準値es1まで上昇した時に、コンパレータ
50の出力によって常閉スイッチ51をOFFにして、
ソレノイドをOFFにすると同時に、ホールド回路31
にその時の入力電圧e1=es1 をホールドさせる。
ロック構成図であり、図9と対応する部分には同一の符
号を付してあり、それらの説明は省略する。この実施例
では、チェック指令を常閉スイッチ51を介してON信
号とし、図12の(ロ)に示すようにソレノイドをON
にした後、増幅器18の出力電圧e1 が同図の(イ)に
示すように基準値es1まで上昇した時に、コンパレータ
50の出力によって常閉スイッチ51をOFFにして、
ソレノイドをOFFにすると同時に、ホールド回路31
にその時の入力電圧e1=es1 をホールドさせる。
【0053】これと同時に、タイマ52が起動して、設
定時間TM5の後にパルスを発生してホールド回路47
に下降途中の電圧e1 をホールドさせてedとする。そ
して、差動増幅器48がこの電圧es1とed との差に応
じた信号ec を出力し、判別部32がそれを基準値es2
と比較して、可動鉄心の位置を判定し、その結果ec >
es2であれば正常であることを示すハイレベルの信号を
出力する。
定時間TM5の後にパルスを発生してホールド回路47
に下降途中の電圧e1 をホールドさせてedとする。そ
して、差動増幅器48がこの電圧es1とed との差に応
じた信号ec を出力し、判別部32がそれを基準値es2
と比較して、可動鉄心の位置を判定し、その結果ec >
es2であれば正常であることを示すハイレベルの信号を
出力する。
【0054】この実施例によれば、図9の第6実施例の
場合よりチェック精度が向上する。基準値es1及びes2
に補正を加えれば、さらに精度向上を図ることができ
る。上記各実施例の説明は、全て電流値の単位時間内の
大きさの変化を検知することを基本にしたが、図13に
示す第8実施例のように、立下り又は立上り波形の傾斜
を測定することによってもよい。
場合よりチェック精度が向上する。基準値es1及びes2
に補正を加えれば、さらに精度向上を図ることができ
る。上記各実施例の説明は、全て電流値の単位時間内の
大きさの変化を検知することを基本にしたが、図13に
示す第8実施例のように、立下り又は立上り波形の傾斜
を測定することによってもよい。
【0055】この図13に示す第8実施例によるチェッ
ク方法を、図14の波形図を参照して説明する。チェッ
ク指令によりスイッチ27をONにした後、増幅器18
の出力電圧e1が基準値es1まで上昇すると、コンパレ
ータ50の出力によって常閉スイッチ51をOFFにし
て、スイッチ27を遮断する点は前述の第7実施例(図
11)と同様である。
ク方法を、図14の波形図を参照して説明する。チェッ
ク指令によりスイッチ27をONにした後、増幅器18
の出力電圧e1が基準値es1まで上昇すると、コンパレ
ータ50の出力によって常閉スイッチ51をOFFにし
て、スイッチ27を遮断する点は前述の第7実施例(図
11)と同様である。
【0056】この第8実施例では、増幅器18の出力電
圧e1 を反転回路53によつて反転した信号 e1′を微
分回路54によって常時微分し、その微分波形信号ey
のピーク値をピークホールド回路55によって図14に
示すようにホールドする。そのホールド値ez を判別部
32によって基準値es2と比較して、ez >es2であれ
ば、可動鉄心が正常に復帰していることを示すハイレベ
ルのOK信号を出力する。
圧e1 を反転回路53によつて反転した信号 e1′を微
分回路54によって常時微分し、その微分波形信号ey
のピーク値をピークホールド回路55によって図14に
示すようにホールドする。そのホールド値ez を判別部
32によって基準値es2と比較して、ez >es2であれ
ば、可動鉄心が正常に復帰していることを示すハイレベ
ルのOK信号を出力する。
【0057】すなわち、ソレノイドの可動鉄心が復帰し
ていると、コイル11のインダクタンスが小さくなるた
めコイルに短時間通電して遮断した時のコイル電流の立
下りが早く、その波形の傾斜が急になるので信号 e1′
の微分波形のピークが高くなる。したがって、そのホー
ルド値ez も大きくなるので、ez >es2 になる。
ていると、コイル11のインダクタンスが小さくなるた
めコイルに短時間通電して遮断した時のコイル電流の立
下りが早く、その波形の傾斜が急になるので信号 e1′
の微分波形のピークが高くなる。したがって、そのホー
ルド値ez も大きくなるので、ez >es2 になる。
【0058】ソレノイドの可動鉄心が復帰していない
と、コイル11のインダクタンスが大きいため上述の場
合と逆にコイル電流の立下りが遅く、その波形の傾斜が
緩くなるので信号 e2′の微分波形のピークが低くな
る。したがって、そのホールド値ez も小さくなるの
で、ez>es2 にならない。
と、コイル11のインダクタンスが大きいため上述の場
合と逆にコイル電流の立下りが遅く、その波形の傾斜が
緩くなるので信号 e2′の微分波形のピークが低くな
る。したがって、そのホールド値ez も小さくなるの
で、ez>es2 にならない。
【0059】なお、この実施例はスイッチ27の再遮断
時にチェックする検知方法であるが、第7実施例までの
ように励磁直後に電流応答波形の立上りの傾斜をチェッ
クするようにしてもよい。図15は、この発明の第9実
施例のコイル11への通電部付近のみを示す回路図であ
る。
時にチェックする検知方法であるが、第7実施例までの
ように励磁直後に電流応答波形の立上りの傾斜をチェッ
クするようにしてもよい。図15は、この発明の第9実
施例のコイル11への通電部付近のみを示す回路図であ
る。
【0060】この実施例は、常時はスイッチ27をON
からOFFにした時のソレノイドの消磁を早くしたい場
合の例で、切換スイッチ57が常時は図示のようにバリ
スタ56側に切り換わっており、ON指令による通常の
ON/OFF時には、バリスタ56を介して速やかに消
磁し、チェック指令によってスイッチ27をNO/OF
Fする時にのみ、切換スイッチ57をダイオード25側
へ切り換えるようにしたものである。その他の構成及び
作用は前述の各実施例と同様にすればよいので、説明を
省略する。
からOFFにした時のソレノイドの消磁を早くしたい場
合の例で、切換スイッチ57が常時は図示のようにバリ
スタ56側に切り換わっており、ON指令による通常の
ON/OFF時には、バリスタ56を介して速やかに消
磁し、チェック指令によってスイッチ27をNO/OF
Fする時にのみ、切換スイッチ57をダイオード25側
へ切り換えるようにしたものである。その他の構成及び
作用は前述の各実施例と同様にすればよいので、説明を
省略する。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば以下に列挙する効果が得られる。 (1) ソレノイドを消磁した後、チェック指令を与えれば
いつでも可動鉄心の位置情報が得られる。 (2) 電子回路で構成でき、新たに弁に取付ける部品は一
切不要である。
れば以下に列挙する効果が得られる。 (1) ソレノイドを消磁した後、チェック指令を与えれば
いつでも可動鉄心の位置情報が得られる。 (2) 電子回路で構成でき、新たに弁に取付ける部品は一
切不要である。
【0062】(3) チェック指令をソレノイドのON信号
を基に周期的に行うようにすると、常に可動鉄心の位置
情報が得られる。 (4) ソレノイド消磁時の電流波形をチェック対象とすれ
ば、電源から切り離される期間にチェックするので、電
源のリップルの影響を受けない。そのため、全波整流の
簡易電源もそのまま使用可能であり、フィルタなどが不
要になる。
を基に周期的に行うようにすると、常に可動鉄心の位置
情報が得られる。 (4) ソレノイド消磁時の電流波形をチェック対象とすれ
ば、電源から切り離される期間にチェックするので、電
源のリップルの影響を受けない。そのため、全波整流の
簡易電源もそのまま使用可能であり、フィルタなどが不
要になる。
【図1】この発明の第1実施例を示すソレノイドの可動
鉄心位置チェック装置のブロック構成図である。
鉄心位置チェック装置のブロック構成図である。
【図2】同じくその作用説明に供するタイムチャートで
ある。
ある。
【図3】図3は可動鉄心位置による電流応答波形の相違
を示す波形図及び可動鉄心位置とソレノイドコイルのイ
ンダクタンスとの関係を示す線図である。
を示す波形図及び可動鉄心位置とソレノイドコイルのイ
ンダクタンスとの関係を示す線図である。
【図4】この発明の第2実施例を示す図1と同様なブロ
ツク構成図である。
ツク構成図である。
【図5】この発明の第3実施例を示すマイクロコンピュ
ータを用いた装置の構成図である。
ータを用いた装置の構成図である。
【図6】同じくそのマイクロコンピュータによる処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】この発明の第4実施例を示す図1と同様なブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図8】この発明の第5実施例を示す図7と同様なブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図9】この発明の第6実施例を示す図1と同様なブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図10】同じくその作用説明に供するタイムチャート
である。
である。
【図11】この発明の第7実施例を示す図9と同様なブ
ロック構成図出ある。
ロック構成図出ある。
【図12】同じくその作用説明に供する波形図である。
【図13】この発明の第8実施例を示すブロック構成図
である。
である。
【図14】同じくその作用説明に供する波形図である。
【図15】この発明の第9実施例のコイルへの通電部付
近のみを示す回路図である。
近のみを示す回路図である。
【図16】ソレノイドを使用した電磁弁の一例を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図17】同じくその作用を説明するための線図であ
る。
る。
【図18】従来のソレノイドの作動をチェックするため
の装置の一例を示すブロック構成図である。
の装置の一例を示すブロック構成図である。
【図19】同じくその作用を説明するためのタイムチャ
ートである。
ートである。
10 ソレノイド 11 コイル 12
可動鉄心 13 プッシユロッド 14 固定鉄心 15
電流検出用抵抗 16 直流電源 18 増幅器 25
ダイオード 26 スイッチ制御部 27 スイッチ 27′
励磁スイッチ 28,52 タイマ 29 ゲート回路 30,41,45 パルス発生器 1,37,38,47 ホールド回路 32 判別部 36 AND回路 39
補正回路 40 ワンチップマイクロコンピュータ 42
可動鉄心位置演算部 43 メインスイッチ 48 差動増幅器 50
コンパレータ 51 常閉スイッチ 53 反転回路 54
微分回路 55 ピークホールド回路 56
バリスタ 57 切換スイッチ
可動鉄心 13 プッシユロッド 14 固定鉄心 15
電流検出用抵抗 16 直流電源 18 増幅器 25
ダイオード 26 スイッチ制御部 27 スイッチ 27′
励磁スイッチ 28,52 タイマ 29 ゲート回路 30,41,45 パルス発生器 1,37,38,47 ホールド回路 32 判別部 36 AND回路 39
補正回路 40 ワンチップマイクロコンピュータ 42
可動鉄心位置演算部 43 メインスイッチ 48 差動増幅器 50
コンパレータ 51 常閉スイッチ 53 反転回路 54
微分回路 55 ピークホールド回路 56
バリスタ 57 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木原 和幸 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株 式会社トキメック内 (72)発明者 畠中 浩輔 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株 式会社トキメック内 (72)発明者 水戸 昭夫 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株 式会社トキメック内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 7/18 H01F 7/16
Claims (4)
- 【請求項1】 ソレノイドのコイルに電流検出用抵抗を
直列に接続して設け、可動鉄心が殆ど動かない程度の短
かい時間幅だけ前記コイルに通電して励磁し、前記電流
検出用抵抗によって検出される前記コイルに流れる電流
の応答波形の変化量を検知することによって前記可動鉄
心の位置を判別することを特徴とするソレノイドの可動
鉄心位置チェック方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のソレノイドの可動鉄心位
置チエツク方法において、前記コイルに流れる電流の応
答波形の変化量を、波形変化割合すなわち単位時間当り
の変化量の微分値で検知することを特徴とするソレノイ
ドの可動鉄心位置チェック方法。 - 【請求項3】 前記コイルに流れる電流の応答波形の変
化量を励磁による立上り時に行うことを特徴とする請求
項1又は2記載のソレノイドの可動鉄心位置チェック方
法。 - 【請求項4】 前記コイルに流れる電流の応答波形の変
化量を励磁後の立下り時に行うこを特徴とする請求項1
又は2記載のソレノイドの可動鉄心位置チェック方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167720A JP2995107B2 (ja) | 1990-11-27 | 1991-06-12 | ソレノイドの可動鉄心位置チェック方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32763390 | 1990-11-27 | ||
| JP2-327633 | 1990-11-27 | ||
| JP3167720A JP2995107B2 (ja) | 1990-11-27 | 1991-06-12 | ソレノイドの可動鉄心位置チェック方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05211105A JPH05211105A (ja) | 1993-08-20 |
| JP2995107B2 true JP2995107B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=26491670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3167720A Expired - Lifetime JP2995107B2 (ja) | 1990-11-27 | 1991-06-12 | ソレノイドの可動鉄心位置チェック方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2995107B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002541656A (ja) * | 1999-03-30 | 2002-12-03 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 電機子の位置を求める方法 |
| JP2002246229A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-30 | Max Co Ltd | ソレノイド駆動回路 |
| JP2005317612A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Kayaba Ind Co Ltd | ソレノイドのプランジャ位置検出装置およびソレノイドのプランジャ位置検出方法 |
| JP5076839B2 (ja) * | 2007-11-28 | 2012-11-21 | トヨタ自動車株式会社 | 電磁アクチュエータ制御装置及び方法 |
| JP5189517B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2013-04-24 | 三菱電機株式会社 | 電磁石の固定鉄心と可動鉄心間のギャップ検出方法及び検出装置 |
| EP2551684B1 (en) * | 2011-07-25 | 2014-09-24 | Robert Bosch GmbH | Method and device for testing solenoid valves |
| JP2023010117A (ja) * | 2021-07-09 | 2023-01-20 | 東京計器株式会社 | 流路切替装置 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3167720A patent/JP2995107B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05211105A (ja) | 1993-08-20 |
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