JP2995171B2 - 刷版製造用マスキングフィルム、該フィルムの製法及び製造装置 - Google Patents
刷版製造用マスキングフィルム、該フィルムの製法及び製造装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、光硬化性樹脂によって
刷版を製造する際に使用するマスキングフィルム、その
製法及びその製造装置に関するものである。
刷版を製造する際に使用するマスキングフィルム、その
製法及びその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボールシート紙や新聞の印刷に際し、
保存状態では液状だが、紫外線の照射により硬化する性
質の光硬化性樹脂にて形成された刷版が使用されてい
る。図12に示す「AB」の標章を印刷するための刷版
主体(91)をマウントフィルム(95)に貼り付けた刷版(9)
の、該刷版主体(91)の製法を説明する(標章は刷版表面
では裏返し標章(12)となって表れる)。図13は、刷版
主体(91)の制作に使用するネガフィルム(1)とマスキン
グフィルム(44)である。ネガフィルム(1)には前記標章
(12)に対応する透光パターン(11)が形成され、該透光パ
ターン(11)以外の斜線で示す部分は遮光面となってい
る。マスキングフィルム(44)は、透明フィルム(45)を半
遮光フィルム(46)と遮光フィルム(47)で挟んだ3層から
なり、半遮光フィルム(46)には前記ネガフィルム(1)の
透光パターン(11)よりも少し大きな透光パターン(48)が
形成され、遮光フィルム(47)には、半遮光フィルム(46)
の透光パターン(48)よりも大きな透光パターン(49)が形
成されている。
保存状態では液状だが、紫外線の照射により硬化する性
質の光硬化性樹脂にて形成された刷版が使用されてい
る。図12に示す「AB」の標章を印刷するための刷版
主体(91)をマウントフィルム(95)に貼り付けた刷版(9)
の、該刷版主体(91)の製法を説明する(標章は刷版表面
では裏返し標章(12)となって表れる)。図13は、刷版
主体(91)の制作に使用するネガフィルム(1)とマスキン
グフィルム(44)である。ネガフィルム(1)には前記標章
(12)に対応する透光パターン(11)が形成され、該透光パ
ターン(11)以外の斜線で示す部分は遮光面となってい
る。マスキングフィルム(44)は、透明フィルム(45)を半
遮光フィルム(46)と遮光フィルム(47)で挟んだ3層から
なり、半遮光フィルム(46)には前記ネガフィルム(1)の
透光パターン(11)よりも少し大きな透光パターン(48)が
形成され、遮光フィルム(47)には、半遮光フィルム(46)
の透光パターン(48)よりも大きな透光パターン(49)が形
成されている。
【0003】図14に示す如く、透明テーブル(8)上に
ネガフィルム(1)及び透明フィルム(81)を載せ、透明フ
ィルム(81)上に堰(83)を設けて、堰(83)内に光硬化性樹
脂液(90)を流し込む。光硬化性樹脂液(90)に透明ベース
フィルム(82)及び前記マスキングフィルム(44)を被せ
る。テーブル(8)の下方及びマスキングフィルム(44)の
上からランプ(84)の光を照射する。光硬化性樹脂液(90)
が、ネガフィルム(1)の透光パターン(11)、マスキング
フィルム(44)の透光パターン(48)及び半遮光パターン(4
9)に対応して硬化し、ネガフィルム(1)の透光パターン
(11)に対応する部分は、標章(12)を表したレリーフ部(9
2)となり、透光パターン(48)に対応する部分は、レリー
フ部(92)を補強するマウント部(93)となり、半遮光パタ
ーン(49)に対応する部分は、薄手のベース部(94)とな
る。透明ベースフィルム(82)とベース部(94)を接着した
まま、余分の光硬化性樹脂液(90)を洗い流し、透明ベー
スフィルム(82)を適当な大きさに切り取り、マウントフ
ィルム(95)に接着する。
ネガフィルム(1)及び透明フィルム(81)を載せ、透明フ
ィルム(81)上に堰(83)を設けて、堰(83)内に光硬化性樹
脂液(90)を流し込む。光硬化性樹脂液(90)に透明ベース
フィルム(82)及び前記マスキングフィルム(44)を被せ
る。テーブル(8)の下方及びマスキングフィルム(44)の
上からランプ(84)の光を照射する。光硬化性樹脂液(90)
が、ネガフィルム(1)の透光パターン(11)、マスキング
フィルム(44)の透光パターン(48)及び半遮光パターン(4
9)に対応して硬化し、ネガフィルム(1)の透光パターン
(11)に対応する部分は、標章(12)を表したレリーフ部(9
2)となり、透光パターン(48)に対応する部分は、レリー
フ部(92)を補強するマウント部(93)となり、半遮光パタ
ーン(49)に対応する部分は、薄手のベース部(94)とな
る。透明ベースフィルム(82)とベース部(94)を接着した
まま、余分の光硬化性樹脂液(90)を洗い流し、透明ベー
スフィルム(82)を適当な大きさに切り取り、マウントフ
ィルム(95)に接着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記マスキングフィル
ム(44)は、半遮光フイルム(46)に透光パターン(48)を形
成した後、該半遮光フィルム(46)及び遮光フィルム(47)
を透明フィルム(45)に接着し、半遮光フイルム(46)の透
光パターン(48)よりも大きな輪郭で遮光フィルム(47)を
切取って形成されている。遮光フィルムの切取り作業
は、手作業で行われており、品質が一定しない。切取り
大きさが大き過ぎると、製造した刷版のベース部(94)の
面積が大きくなり、高価な光硬化性樹脂液(90)の使用量
が増える。切取り大きさが小さすぎると、透明ベースフ
ィルム(82)との接合力が弱くなる。又、上記マスキング
フィルム(44)は、制作工程が多く、上記の様に手作業に
頼る部分もあり、制作能率が悪くコスト高を招来する。
3枚重ねのマスキングフィルム(44)は、厚くて扱い難
く、嵩張る。又、マスキングフィルム(44)には、フィル
ム切取りのために段差が生じ、フィルム表面の埃を拭い
取り難い。
ム(44)は、半遮光フイルム(46)に透光パターン(48)を形
成した後、該半遮光フィルム(46)及び遮光フィルム(47)
を透明フィルム(45)に接着し、半遮光フイルム(46)の透
光パターン(48)よりも大きな輪郭で遮光フィルム(47)を
切取って形成されている。遮光フィルムの切取り作業
は、手作業で行われており、品質が一定しない。切取り
大きさが大き過ぎると、製造した刷版のベース部(94)の
面積が大きくなり、高価な光硬化性樹脂液(90)の使用量
が増える。切取り大きさが小さすぎると、透明ベースフ
ィルム(82)との接合力が弱くなる。又、上記マスキング
フィルム(44)は、制作工程が多く、上記の様に手作業に
頼る部分もあり、制作能率が悪くコスト高を招来する。
3枚重ねのマスキングフィルム(44)は、厚くて扱い難
く、嵩張る。又、マスキングフィルム(44)には、フィル
ム切取りのために段差が生じ、フィルム表面の埃を拭い
取り難い。
【0005】本発明は、ネガフィルムの透光パターンを
基準に、マスキングフィルムの透光パターン、半遮光パ
ターンを機械的に決めて1枚のフィルム上に自動的にそ
れらのパターンを形成でき、以て前記従来の問題を解決
できるマスキングフィルム、該フィルムの製法及び製造
装置を明らかにするものである。
基準に、マスキングフィルムの透光パターン、半遮光パ
ターンを機械的に決めて1枚のフィルム上に自動的にそ
れらのパターンを形成でき、以て前記従来の問題を解決
できるマスキングフィルム、該フィルムの製法及び製造
装置を明らかにするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明のマスキングフィルム
(4)は、透光パターン(43)を包囲して略一定の幅で半遮
光パターン(42)を有し、該半遮光パターン(42)の外側は
遮光部(41)となっており、表面に段差のない単層の1枚
ものである。
(4)は、透光パターン(43)を包囲して略一定の幅で半遮
光パターン(42)を有し、該半遮光パターン(42)の外側は
遮光部(41)となっており、表面に段差のない単層の1枚
ものである。
【0007】本発明のマスキングフィルムの製法は、光
を遮断するフィルムに透光パターン(11)を形成したネガ
フィルム(1)と半遮光フィルム(2)を重ねて、何れか一
方のフィルム上に感光フィルム(3)を重ね、感光フィル
ム(3)の反対側から光を照射しつつ、ネガフィルム(1)
と半遮光性フィルム(2)のセットと、感光フィルム(3)
とを円運動により相対的に変位させて、ネガフィルム
(1)の透光パターン(11)よりも大きな半遮光パターン(4
2)を感光フィルム(3)に形成し、次に、半遮光フィルム
(2)を外して、ネガフィルム(1)と感光フィルム(3)と
を前記円運動よりも小さい相対的な円運動によって、感
光フィルム(3)の半遮光パターン(42)内に該パターンよ
りも小さくネガフィルム(1)の透光パターン(11)よりも
大きな透光パターン(43)を形成することを特徴とする。
半遮光フィルム(2)は、フィルム全体が均等に半遮光性
となっているものであっても、或いは網点と呼ばれる点
を斑なくちりばめた網点フィルムであってもよい。
を遮断するフィルムに透光パターン(11)を形成したネガ
フィルム(1)と半遮光フィルム(2)を重ねて、何れか一
方のフィルム上に感光フィルム(3)を重ね、感光フィル
ム(3)の反対側から光を照射しつつ、ネガフィルム(1)
と半遮光性フィルム(2)のセットと、感光フィルム(3)
とを円運動により相対的に変位させて、ネガフィルム
(1)の透光パターン(11)よりも大きな半遮光パターン(4
2)を感光フィルム(3)に形成し、次に、半遮光フィルム
(2)を外して、ネガフィルム(1)と感光フィルム(3)と
を前記円運動よりも小さい相対的な円運動によって、感
光フィルム(3)の半遮光パターン(42)内に該パターンよ
りも小さくネガフィルム(1)の透光パターン(11)よりも
大きな透光パターン(43)を形成することを特徴とする。
半遮光フィルム(2)は、フィルム全体が均等に半遮光性
となっているものであっても、或いは網点と呼ばれる点
を斑なくちりばめた網点フィルムであってもよい。
【0008】本発明のマスキングフィルム製造装置は、
フイルム載せ台(51)と、該載せ台(51)に載せられるべき
フィルムを支持して該フィルムを載せ台上で合成円運動
させる合成円運動装置(6)と、載せ台(51)上のフィルム
を照射するランプ(53)とによって構成され、合成円運動
装置(6)は、載せ台(51)と平行する面内で円運動する第
1ベース板(63)と、該第1ベース板(63)上に該ベース板
の円運動とは無関係に円運動する第2ベース板(72)と、
該第2ベース板(72)上に設けたフィルム取付部(74)と、
第1ベース板(63)に連繋された第1円運動駆動装置(20
0)と第2ベース板(72)に連繋された第2円運動駆動装置
(300)とからなり、第1円運動駆動装置(200)と第2円運
動駆動装置(300)の何れか一方の円運動駆動装置は、必
要に応じて一時的に円運動の機能を停止可能であること
を特徴とする。
フイルム載せ台(51)と、該載せ台(51)に載せられるべき
フィルムを支持して該フィルムを載せ台上で合成円運動
させる合成円運動装置(6)と、載せ台(51)上のフィルム
を照射するランプ(53)とによって構成され、合成円運動
装置(6)は、載せ台(51)と平行する面内で円運動する第
1ベース板(63)と、該第1ベース板(63)上に該ベース板
の円運動とは無関係に円運動する第2ベース板(72)と、
該第2ベース板(72)上に設けたフィルム取付部(74)と、
第1ベース板(63)に連繋された第1円運動駆動装置(20
0)と第2ベース板(72)に連繋された第2円運動駆動装置
(300)とからなり、第1円運動駆動装置(200)と第2円運
動駆動装置(300)の何れか一方の円運動駆動装置は、必
要に応じて一時的に円運動の機能を停止可能であること
を特徴とする。
【0009】
【効果】マスキングフィルム(4)は1枚ものであるか
ら、扱いが容易であり、嵩張らない。マスキングフィル
ム(4)の表面に段差がないため、埃を拭きとり易い。感
光フィルム(3)の必要部分を必要なだけ感光させること
により、マスキングフィルム(4)を形成できるため、従
来の3層のマスキングフィルムより薄くて扱い易く、
又、安価に制作できる。ネガフィルム(1)は、刷版のレ
リーフ部(92)を形成するために、もともと必要なもので
あり、半遮光フィルム(2)は繰り返し使用できるため、
マスキングフィルム(4)を形成するために、特別に加工
を加えたフイルムは必要とせず、又、フィルムに手作業
を加える必要もない。ネガフィルム(1)のレリーフ用透
光パターン(11)よりも大きな輪郭のマウント部用透光パ
ターン(43)及び該マウント部用透光パターン(43)を包囲
するベース部用半遮光パターン(42)を、合成した円運動
を伴いながら光照射して形成するため、透光パターン(1
1)に対するマウント部用透光パターン(43)及びベース部
用半遮光パターン(42)の大きさが一定し、マスキングフ
ィルム(4)の品質が一定する。
ら、扱いが容易であり、嵩張らない。マスキングフィル
ム(4)の表面に段差がないため、埃を拭きとり易い。感
光フィルム(3)の必要部分を必要なだけ感光させること
により、マスキングフィルム(4)を形成できるため、従
来の3層のマスキングフィルムより薄くて扱い易く、
又、安価に制作できる。ネガフィルム(1)は、刷版のレ
リーフ部(92)を形成するために、もともと必要なもので
あり、半遮光フィルム(2)は繰り返し使用できるため、
マスキングフィルム(4)を形成するために、特別に加工
を加えたフイルムは必要とせず、又、フィルムに手作業
を加える必要もない。ネガフィルム(1)のレリーフ用透
光パターン(11)よりも大きな輪郭のマウント部用透光パ
ターン(43)及び該マウント部用透光パターン(43)を包囲
するベース部用半遮光パターン(42)を、合成した円運動
を伴いながら光照射して形成するため、透光パターン(1
1)に対するマウント部用透光パターン(43)及びベース部
用半遮光パターン(42)の大きさが一定し、マスキングフ
ィルム(4)の品質が一定する。
【0010】
【発明の実施の形態】フィルム 図8は、ネガフィルム(1)、半遮光フィルム(2)及びマ
スキングフィルムとなる感光フィルム(3)(生フィルム)
を示している。ネガフィルム(1)はリスフィルムで形成
され、前記刷版(9)の標章(12)に一致する透光パターン
(11)以外の部分は遮光面となっている。半遮光フィルム
(2)は、実施例では、網点を均一分布にちりばめた公知
の網点フィルムでるが、これに限らず、着色等によりフ
ィルム全体が均一の半遮光性を有するものでもよい。感
光フィルム(3)は、ディープフィルムと称されるポジ〜
ポジ、ネガ〜ネガの繰り返し作業が1工程でできる反転
リスフィルムであって、光の照射及び現像によって照射
箇所は光を素通りさせる特性を有す。図10は、完成し
たマスキングフィルム(4)を示しており、前記ネガフィ
ルム(1)の透光パターン(11)の輪郭を一定の幅で包囲す
る大きさのマウント部用透光パターン(43)と、該マウン
ト部用透光パターン(43)の外側を一定の幅で包囲するベ
ース部用半遮光パターン(42)が形成され、該半遮光パタ
ーン(42)の外側は遮光部(41)となっている。マスキング
フィルム(4)は、表面に段差のない1枚ものである。
スキングフィルムとなる感光フィルム(3)(生フィルム)
を示している。ネガフィルム(1)はリスフィルムで形成
され、前記刷版(9)の標章(12)に一致する透光パターン
(11)以外の部分は遮光面となっている。半遮光フィルム
(2)は、実施例では、網点を均一分布にちりばめた公知
の網点フィルムでるが、これに限らず、着色等によりフ
ィルム全体が均一の半遮光性を有するものでもよい。感
光フィルム(3)は、ディープフィルムと称されるポジ〜
ポジ、ネガ〜ネガの繰り返し作業が1工程でできる反転
リスフィルムであって、光の照射及び現像によって照射
箇所は光を素通りさせる特性を有す。図10は、完成し
たマスキングフィルム(4)を示しており、前記ネガフィ
ルム(1)の透光パターン(11)の輪郭を一定の幅で包囲す
る大きさのマウント部用透光パターン(43)と、該マウン
ト部用透光パターン(43)の外側を一定の幅で包囲するベ
ース部用半遮光パターン(42)が形成され、該半遮光パタ
ーン(42)の外側は遮光部(41)となっている。マスキング
フィルム(4)は、表面に段差のない1枚ものである。
【0011】マスキングフィルム製造装置 図1はマスキングフィルム製造装置(5)を示しており、
フィルム載せ台(51)の一端に、合成した円運動によって
フィルムを載せ台(51)上で揺動させる合成円運動装置
(6)が設けられ、ランプ(53)が高さ調節可能に配備され
ている。図9示す如く、載せ台(51)には多数の吸引孔(5
2)が規則的に開設され、載せ台(51)内は吸引筺となって
おり、載せ台(51)に接して載せたフィルムを吸着固定で
きる。合成円運動装置(6)は図2に示す如く、シリンダ
装置(62)(62)に連繋され定位置にて昇降可能な昇降板(6
1)上に、載せ台(51)に平行な面内でX方向及び該X方向
と直交するY方向にスライド可能に第1ベース板(63)を
配備し、該第1ベース板(63)上に、X方向及びY方向に
スライド可能に第2ベース板(72)を配備している。第2
ベース板(72)と該第2ベース板(72)に吸着するマグネッ
ト板(75)とによって、ネガフィルム(1)及び半遮光フィ
ルム(2)の端部を挟んで保持するフィルム保持部(74)を
構成している。
フィルム載せ台(51)の一端に、合成した円運動によって
フィルムを載せ台(51)上で揺動させる合成円運動装置
(6)が設けられ、ランプ(53)が高さ調節可能に配備され
ている。図9示す如く、載せ台(51)には多数の吸引孔(5
2)が規則的に開設され、載せ台(51)内は吸引筺となって
おり、載せ台(51)に接して載せたフィルムを吸着固定で
きる。合成円運動装置(6)は図2に示す如く、シリンダ
装置(62)(62)に連繋され定位置にて昇降可能な昇降板(6
1)上に、載せ台(51)に平行な面内でX方向及び該X方向
と直交するY方向にスライド可能に第1ベース板(63)を
配備し、該第1ベース板(63)上に、X方向及びY方向に
スライド可能に第2ベース板(72)を配備している。第2
ベース板(72)と該第2ベース板(72)に吸着するマグネッ
ト板(75)とによって、ネガフィルム(1)及び半遮光フィ
ルム(2)の端部を挟んで保持するフィルム保持部(74)を
構成している。
【0012】昇降板(61)の上面にはローラ(64)にガイド
されてX方向スライド部材(65)が配備され、該X方向ス
ライド部材(65)の両端にY方向案内部材(66)(66)が設け
られている。第1ベース板(63)の下面には、上記Y方向
案内部材(66)をガイドするローラ(67)が設けられてい
る。第1ベース板(63)の上面にはローラ(69)にガイドさ
れてX方向スライド部材(68)が配備され、該X方向スラ
イド部材(68)の両端にY方向案内部材(71)(71)が設けら
れる。第2ベース板(72)の下面には、第1ベース板(63)
上のY方向案内部材(71)をガイドするローラ(73)が設け
られている。昇降板(61)の一端には第1ベース板(63)
を、X方向及びY方向に構成した円運動させる第1円運
動駆動装置(200)が設けられる。
されてX方向スライド部材(65)が配備され、該X方向ス
ライド部材(65)の両端にY方向案内部材(66)(66)が設け
られている。第1ベース板(63)の下面には、上記Y方向
案内部材(66)をガイドするローラ(67)が設けられてい
る。第1ベース板(63)の上面にはローラ(69)にガイドさ
れてX方向スライド部材(68)が配備され、該X方向スラ
イド部材(68)の両端にY方向案内部材(71)(71)が設けら
れる。第2ベース板(72)の下面には、第1ベース板(63)
上のY方向案内部材(71)をガイドするローラ(73)が設け
られている。昇降板(61)の一端には第1ベース板(63)
を、X方向及びY方向に構成した円運動させる第1円運
動駆動装置(200)が設けられる。
【0013】第1円運動駆動装置(200) 第1円運動駆動装置(200)は、昇降板(61)に吊り下げ支
持したモータ(210)の回転軸(220)を昇降板(61)に回転自
由に貫通させ、貫通端に図3に示す如く、ヘッド部(23
0)を設けている。ヘッド部(230)には偏心穴(240)が開設
され、該偏心穴(240)に軸受(250)を介して回転軸(220)
の回転に無関係に回転可能にキャップ(260)が取付られ
ている。キャップ(260)の上面の偏心位置に取付穴(270)
が開設され、周面に突片(201)が突設されている。前記
ヘッド部(230)には、ヘッド部(230)の反時計方向回転に
よって、キャップ(260)の突片(201)に当たる第1当り片
(280)と、時計方向回転によって突片(201)に当たる第2
当り片(290)が突設されている。図4に示す如く、第1
当り片(280)がキャップ(260)の突片(201)を押して反時
計方向に回転するとき、ヘッド部(230)の回転中心P1
に対してキャップ(260)上の取付穴(270)の中心P2は偏
心位置にある。図5に示す如く、第2当り片(290)がキ
ャップ(260)の突片(201)を押して時計方向に回転すると
き、ヘッド部(230)の回転中心P1とキャップ(260)上の
取付穴(270)の中心P2は、同一位置にある。第1ベー
ス板(63)を回転可能に貫通した枢軸(202)がキャップ(26
0)の取付穴(270)に嵌まって、第1円運動駆動装置(200)
と第1ベース板(63)が連繋される。第1ベース板(63)の
端部に第2円運動駆動装置(300)が連繋される。
持したモータ(210)の回転軸(220)を昇降板(61)に回転自
由に貫通させ、貫通端に図3に示す如く、ヘッド部(23
0)を設けている。ヘッド部(230)には偏心穴(240)が開設
され、該偏心穴(240)に軸受(250)を介して回転軸(220)
の回転に無関係に回転可能にキャップ(260)が取付られ
ている。キャップ(260)の上面の偏心位置に取付穴(270)
が開設され、周面に突片(201)が突設されている。前記
ヘッド部(230)には、ヘッド部(230)の反時計方向回転に
よって、キャップ(260)の突片(201)に当たる第1当り片
(280)と、時計方向回転によって突片(201)に当たる第2
当り片(290)が突設されている。図4に示す如く、第1
当り片(280)がキャップ(260)の突片(201)を押して反時
計方向に回転するとき、ヘッド部(230)の回転中心P1
に対してキャップ(260)上の取付穴(270)の中心P2は偏
心位置にある。図5に示す如く、第2当り片(290)がキ
ャップ(260)の突片(201)を押して時計方向に回転すると
き、ヘッド部(230)の回転中心P1とキャップ(260)上の
取付穴(270)の中心P2は、同一位置にある。第1ベー
ス板(63)を回転可能に貫通した枢軸(202)がキャップ(26
0)の取付穴(270)に嵌まって、第1円運動駆動装置(200)
と第1ベース板(63)が連繋される。第1ベース板(63)の
端部に第2円運動駆動装置(300)が連繋される。
【0014】第2円運動駆動装置(300) 第2円運動駆動装置(300)は、第1ベース板(63)に吊り
下げ支持したモータ(310)の回転軸(320)を第1ベース板
(63)に回転自由に貫通させ、貫通端に図6に示す如く、
円板(330)を突設している。円板(330)上に大歯車(340)
と小歯車(350)を噛合して回転自由に配備し、第1ベー
ス板(63)上に、固定配備した内歯車(360)に小歯車(350)
を噛合する。大歯車(340)上に円板状の蓋板(370)をビス
止め固定し、蓋板(370)の偏心位置の取付穴(380)を開設
している。図7示す如く、回転軸(320)の回転により、
大歯車(340)は自転しつつ、回転軸(320)との偏心量を半
径とする円軌跡C1を描いて公転し、大歯車(340)上の
蓋板(370)の取付穴(380)は、該取付穴(380)の大歯車(34
0)に対する偏心量を半径とする円軌跡C2を描いて公転
する。第2ベース板(72)を回転可能に貫通した枢軸(30
1)が蓋板(370)の取付穴(380)に嵌まって、第2ベース板
(72)と第2円運動駆動装置(300)が連繋される。
下げ支持したモータ(310)の回転軸(320)を第1ベース板
(63)に回転自由に貫通させ、貫通端に図6に示す如く、
円板(330)を突設している。円板(330)上に大歯車(340)
と小歯車(350)を噛合して回転自由に配備し、第1ベー
ス板(63)上に、固定配備した内歯車(360)に小歯車(350)
を噛合する。大歯車(340)上に円板状の蓋板(370)をビス
止め固定し、蓋板(370)の偏心位置の取付穴(380)を開設
している。図7示す如く、回転軸(320)の回転により、
大歯車(340)は自転しつつ、回転軸(320)との偏心量を半
径とする円軌跡C1を描いて公転し、大歯車(340)上の
蓋板(370)の取付穴(380)は、該取付穴(380)の大歯車(34
0)に対する偏心量を半径とする円軌跡C2を描いて公転
する。第2ベース板(72)を回転可能に貫通した枢軸(30
1)が蓋板(370)の取付穴(380)に嵌まって、第2ベース板
(72)と第2円運動駆動装置(300)が連繋される。
【0015】マスキングフィルム(4)の製造方法 [ベース部用半遮光パターン(42)の形成]図8、図9に
示す如く、マスキングフィルム製造装置(5)の載せ台(5
1)上に、感光フィルム(3)を載せ、吸着固定する。感光
フィルム(3)の上に、半遮光フィルム(2)、更にその上
にネガフィルム(1)を載せる。先にネガフィルム(1)を
載せ、その上から半遮光フィルム(2)を載せてもよい。
半遮光フィルム(2)とネガフィルム(1)の端部を合成円
運動装置(6)の第2ベース板(72)上に、マグネット板(7
5)によって保持する。第1円運動駆動装置(200)及び第
2円運動駆動装置(300)を正回転させ、ランプ(53)の光
をフィルムに照射する。図4に示す如く、第1円運動駆
動装置(200)のキャップ(260)の取付穴(270)はモータ回
転軸(220)の中心P1に対して偏心回転する。従って第
1ベース板(63)はX方向及びY方向を合成した円運
動を行う。第1ベース板(63)上の、第2ベース板(7
2)は、該第1ベース板(63)の円運動と、回転軸(320)と
大歯車(340)との偏心量を半径とする円軌跡C1を描く
円運動と、大歯車(340)と蓋板(370)の取付穴(380)との
偏心量を半径とする円軌跡C2を描く円運動とを合成し
た円運動を行う。第2ベース板(72)に支持されたネガフ
ィルム(1)及び半遮光フィルム(2)が上記第2ベース板
(72)と同じ円運動を行い、その間にネガフィルム(1)の
透光パターン(11)及び半遮光フィルム(2)を介して感光
フィルム(3)に光が照射されることにより、感光フィル
ム(3)には、ネガフィルム(1)の透光パターン(11)を全
体的に大きくした様な半遮光パターン(42)が形成され
る。
示す如く、マスキングフィルム製造装置(5)の載せ台(5
1)上に、感光フィルム(3)を載せ、吸着固定する。感光
フィルム(3)の上に、半遮光フィルム(2)、更にその上
にネガフィルム(1)を載せる。先にネガフィルム(1)を
載せ、その上から半遮光フィルム(2)を載せてもよい。
半遮光フィルム(2)とネガフィルム(1)の端部を合成円
運動装置(6)の第2ベース板(72)上に、マグネット板(7
5)によって保持する。第1円運動駆動装置(200)及び第
2円運動駆動装置(300)を正回転させ、ランプ(53)の光
をフィルムに照射する。図4に示す如く、第1円運動駆
動装置(200)のキャップ(260)の取付穴(270)はモータ回
転軸(220)の中心P1に対して偏心回転する。従って第
1ベース板(63)はX方向及びY方向を合成した円運
動を行う。第1ベース板(63)上の、第2ベース板(7
2)は、該第1ベース板(63)の円運動と、回転軸(320)と
大歯車(340)との偏心量を半径とする円軌跡C1を描く
円運動と、大歯車(340)と蓋板(370)の取付穴(380)との
偏心量を半径とする円軌跡C2を描く円運動とを合成し
た円運動を行う。第2ベース板(72)に支持されたネガフ
ィルム(1)及び半遮光フィルム(2)が上記第2ベース板
(72)と同じ円運動を行い、その間にネガフィルム(1)の
透光パターン(11)及び半遮光フィルム(2)を介して感光
フィルム(3)に光が照射されることにより、感光フィル
ム(3)には、ネガフィルム(1)の透光パターン(11)を全
体的に大きくした様な半遮光パターン(42)が形成され
る。
【0016】[マウント部用透光パターン(43)の形成] 次に、合成円運動装置(6)から半遮光フィルム(2)だけ
を外し、第1円運動駆動装置(200)を逆回転させ(ヘッド
部(230)を時計方向回転)、第2円運動駆動装置(300)は
前記同様にして正回転させ、ランプ(53)の光をフィルム
に照射する。図5に示す如く、第1円運動駆動装置(20
0)のキャップ(260)の取付穴(270)の中心P2はモータ回
転軸(220)の中心P1に一致する。従って第1ベース板
(63)は定位置で静止したままとなる。第1ベース板(63)
上の、第2ベース板(72)は、回転軸(320)と大歯車(340)
との偏心量を半径とする円軌跡C1を描く円運動と、大
歯車(340)と蓋板(370)の取付穴(380)との偏心量を半径
とする円軌跡C2を描く円運動とを合成した円運動を行
う。第1ベース板(63)が停止している分、第2ベース板
(72)の合成円運動の範囲は小さくなる。ネガフィルム
(1)が、第2ベース板(72)と一緒に合成円運動を行い、
その間にネガフィルム(1)の透光パターン(11)を素通り
した光が感光フィルム(3)に照射されることにより、感
光フィルム(3)の前記半遮光パターン(42)内に、該パタ
ーン(42)と透光パターン(11)の中間を通る輪郭の透光パ
ターン(43)が形成され、マスキングフィルム(4)が完成
する。
を外し、第1円運動駆動装置(200)を逆回転させ(ヘッド
部(230)を時計方向回転)、第2円運動駆動装置(300)は
前記同様にして正回転させ、ランプ(53)の光をフィルム
に照射する。図5に示す如く、第1円運動駆動装置(20
0)のキャップ(260)の取付穴(270)の中心P2はモータ回
転軸(220)の中心P1に一致する。従って第1ベース板
(63)は定位置で静止したままとなる。第1ベース板(63)
上の、第2ベース板(72)は、回転軸(320)と大歯車(340)
との偏心量を半径とする円軌跡C1を描く円運動と、大
歯車(340)と蓋板(370)の取付穴(380)との偏心量を半径
とする円軌跡C2を描く円運動とを合成した円運動を行
う。第1ベース板(63)が停止している分、第2ベース板
(72)の合成円運動の範囲は小さくなる。ネガフィルム
(1)が、第2ベース板(72)と一緒に合成円運動を行い、
その間にネガフィルム(1)の透光パターン(11)を素通り
した光が感光フィルム(3)に照射されることにより、感
光フィルム(3)の前記半遮光パターン(42)内に、該パタ
ーン(42)と透光パターン(11)の中間を通る輪郭の透光パ
ターン(43)が形成され、マスキングフィルム(4)が完成
する。
【0017】尚、実施例では、マウント部用透光パター
ン(43)はネガフィルム(1)の透光パターン(11)より約5
mm幅で大きくなり、ベース部用半遮光パターン(42)は、
マウント部用透光パターン(43)より10mm幅で大きくな
っている。従って、第1円運動駆動装置(200)、第2円
運動駆動装置(300)によるフィルムの振り幅は、その様
に決められている。第1円運動駆動装置(200)及び第2
円運動駆動装置(300)の振り幅の調整を可能とすること
ができ、第1円運動駆動装置(200)では、図3に示すご
とく、ヘッド部(230)の偏心穴(240)の周りに、1又は複
数の小穴(203)を開設しておき、第1当り片(280)、第2
当り片(290)を差込み式にして、所望の小穴(203)に差し
替えれば、第1ベース板(63)の振り幅を変えることがで
きる。第2円運動駆動装置(300)では、蓋板(370)の自転
中心P4に対して、偏心距離の異なる複数の取付穴(38
0)(図面では1個だけ)を開設し、第2ベース板(72)の取
付枢軸(301)を嵌め変えればよい。
ン(43)はネガフィルム(1)の透光パターン(11)より約5
mm幅で大きくなり、ベース部用半遮光パターン(42)は、
マウント部用透光パターン(43)より10mm幅で大きくな
っている。従って、第1円運動駆動装置(200)、第2円
運動駆動装置(300)によるフィルムの振り幅は、その様
に決められている。第1円運動駆動装置(200)及び第2
円運動駆動装置(300)の振り幅の調整を可能とすること
ができ、第1円運動駆動装置(200)では、図3に示すご
とく、ヘッド部(230)の偏心穴(240)の周りに、1又は複
数の小穴(203)を開設しておき、第1当り片(280)、第2
当り片(290)を差込み式にして、所望の小穴(203)に差し
替えれば、第1ベース板(63)の振り幅を変えることがで
きる。第2円運動駆動装置(300)では、蓋板(370)の自転
中心P4に対して、偏心距離の異なる複数の取付穴(38
0)(図面では1個だけ)を開設し、第2ベース板(72)の取
付枢軸(301)を嵌め変えればよい。
【0018】刷版の製法 図11に示す如く、透明テーブル(8)上にネガフィルム
(1)及び透明フィルム(81)を載せ、透明フィルム(81)上
に堰(83)を設けて、堰(83)内に光硬化性樹脂液(90)を流
し込む。光硬化性樹脂液(90)に透明ベースフィルム(82)
及び前記マスキングフィルム(4)を被せる。テーブル
(8)の下方及びマスキングフィルム(4)の上からランプ
(84)の光を照射する。光硬化性樹脂液(90)が、ネガフィ
ルム(1)の透光パターン(11)、マスキングフィルム(4)
の透光パターン(43)及び半遮光パターン(42)に対応して
硬化し、ネガフィルム(1)の透光パターン(11)に対応す
る部分は、標章(12)を表したレリーフ部(92)となり、透
光パターン(43)に対応する部分は、レリーフ部(92)を補
強するマウント部(93)となり、半遮光パターン(42)に対
応する部分は、薄手のベース部(94)となる。透明ベース
フィルム(82)とベース部(94)を接着したまま、余分の光
硬化性樹脂液(90)を洗い流し、透明ベースフィルム(82)
を適当な大きさに切り取り、マウントフィルム(95)に接
着する。
(1)及び透明フィルム(81)を載せ、透明フィルム(81)上
に堰(83)を設けて、堰(83)内に光硬化性樹脂液(90)を流
し込む。光硬化性樹脂液(90)に透明ベースフィルム(82)
及び前記マスキングフィルム(4)を被せる。テーブル
(8)の下方及びマスキングフィルム(4)の上からランプ
(84)の光を照射する。光硬化性樹脂液(90)が、ネガフィ
ルム(1)の透光パターン(11)、マスキングフィルム(4)
の透光パターン(43)及び半遮光パターン(42)に対応して
硬化し、ネガフィルム(1)の透光パターン(11)に対応す
る部分は、標章(12)を表したレリーフ部(92)となり、透
光パターン(43)に対応する部分は、レリーフ部(92)を補
強するマウント部(93)となり、半遮光パターン(42)に対
応する部分は、薄手のベース部(94)となる。透明ベース
フィルム(82)とベース部(94)を接着したまま、余分の光
硬化性樹脂液(90)を洗い流し、透明ベースフィルム(82)
を適当な大きさに切り取り、マウントフィルム(95)に接
着する。
【0019】本発明方法の実施に際し、透明な載せ台(5
1)上に、ネガフィルム(1)と半遮光フィルム(2)を固定
し、第1円運動駆動装置(200)と第2円運動駆動装置(30
0)とによって、感光フィルム(3)を合成円運動させつつ
載せ台(51)の下方から光を照射し、感光フィルム(3)に
ベース部用半遮光パターン(42)を形成し、次に、半遮光
フィルム(2)を外して、ネガフィルム(1)だけを載せ台
(51)に固定し、感光フィルム(3)を第2円運動駆動装置
(300)によって合成円運動させ、感光フィルム(3)にマ
ウント部用透光パターン(43)を形成して、マスキングフ
ィルム(4)を完成することができる。
1)上に、ネガフィルム(1)と半遮光フィルム(2)を固定
し、第1円運動駆動装置(200)と第2円運動駆動装置(30
0)とによって、感光フィルム(3)を合成円運動させつつ
載せ台(51)の下方から光を照射し、感光フィルム(3)に
ベース部用半遮光パターン(42)を形成し、次に、半遮光
フィルム(2)を外して、ネガフィルム(1)だけを載せ台
(51)に固定し、感光フィルム(3)を第2円運動駆動装置
(300)によって合成円運動させ、感光フィルム(3)にマ
ウント部用透光パターン(43)を形成して、マスキングフ
ィルム(4)を完成することができる。
【0020】本発明の実施に際し、第1ベース板(63)円
運動用の第1円運動駆動装置(200)と第2ベース板(72)
円運動用の第2円運動駆動装置(300)を入れ替えてもよ
い。又、感光フィルム(3)にマウント部用透光パターン
(43)を形成する工程で、第1円運動駆動装置(200)の円
運動機能を停止する代わりに、第2円運動駆動装置(30
0)の円運動機能を停止する様にしてもよい。
運動用の第1円運動駆動装置(200)と第2ベース板(72)
円運動用の第2円運動駆動装置(300)を入れ替えてもよ
い。又、感光フィルム(3)にマウント部用透光パターン
(43)を形成する工程で、第1円運動駆動装置(200)の円
運動機能を停止する代わりに、第2円運動駆動装置(30
0)の円運動機能を停止する様にしてもよい。
【0021】上記の如く、本発明のマスキングフィルム
(4)は1枚ものであるから、扱いが容易であり、嵩張ら
ない。マスキングフィルム(4)の表面に段差がないた
め、埃を拭き取り易い。感光フィルム(3)の必要部分を
感光させることにより、マスキングフィルム(4)を形成
できるため、従来の3層のマスキングフィルムより薄く
て扱い易く、又、安価に制作できる。マスキングフィル
ム(4)の制作には、感光フィルム(3)の他に、ネガフィ
ルム(1)と半遮光フィルム(2)が必要であるが、ネガフ
ィルム(1)は、刷版のレリーフ部(92)を形成するために
もともと必要なものであり、半遮光フィルム(2)は繰り
返し使用できるため、マスキングフィルム(4)を形成す
るために、特別に加工を加えたフイルムを必要とせず、
又、特別に手作業による加工を加える必要もない。ネガ
フィルム(1)のレリーフ用透光パターン(11)よりも大き
な輪郭のマウント部用透光パターン(43)及び該マウント
部用透光パターン(43)を包囲するベース部用半遮光パタ
ーン(42)を、合成した円運動を伴いながら光照射して形
成するため、透光パターン(11)に対するマウント部用透
光パターン(43)及びベース部用半遮光パターン(42)の大
きさが一定し、マスキングフィルム(4)の品質が一定す
る。本発明は上記実施例の構成に限定されることなく、
特許請求の範囲で種々の変形か可能である。
(4)は1枚ものであるから、扱いが容易であり、嵩張ら
ない。マスキングフィルム(4)の表面に段差がないた
め、埃を拭き取り易い。感光フィルム(3)の必要部分を
感光させることにより、マスキングフィルム(4)を形成
できるため、従来の3層のマスキングフィルムより薄く
て扱い易く、又、安価に制作できる。マスキングフィル
ム(4)の制作には、感光フィルム(3)の他に、ネガフィ
ルム(1)と半遮光フィルム(2)が必要であるが、ネガフ
ィルム(1)は、刷版のレリーフ部(92)を形成するために
もともと必要なものであり、半遮光フィルム(2)は繰り
返し使用できるため、マスキングフィルム(4)を形成す
るために、特別に加工を加えたフイルムを必要とせず、
又、特別に手作業による加工を加える必要もない。ネガ
フィルム(1)のレリーフ用透光パターン(11)よりも大き
な輪郭のマウント部用透光パターン(43)及び該マウント
部用透光パターン(43)を包囲するベース部用半遮光パタ
ーン(42)を、合成した円運動を伴いながら光照射して形
成するため、透光パターン(11)に対するマウント部用透
光パターン(43)及びベース部用半遮光パターン(42)の大
きさが一定し、マスキングフィルム(4)の品質が一定す
る。本発明は上記実施例の構成に限定されることなく、
特許請求の範囲で種々の変形か可能である。
【図1】マスキングフィルム製造装置の斜面図である。
【図2】合成円運動装置の斜面図である。
【図3】第1円運動駆動装置の分解斜面図である。
【図4】第1円運動駆動装置の機能を停止させた状態の
ヘッド部キャップの位置関係を示す平面図である。
ヘッド部キャップの位置関係を示す平面図である。
【図5】第1円運動駆動装置を機能させた状態のヘッド
部とキャップの位置関係を示す平面図である。
部とキャップの位置関係を示す平面図である。
【図6】第2円運動駆動装置の分解斜面図である。
【図7】第2円運動駆動装置の合成円運動の説明図であ
る。
る。
【図8】ネガフィルム、半遮光フィルム、感光フィルム
の斜面図である。
の斜面図である。
【図9】載せ台上に3枚のフィルムをセットした状態の
断面図である。
断面図である。
【図10】本発明のマスキングフィルムの斜面図であ
る。
る。
【図11】同上のマスキングフィルムを使用した刷版の
製法の説明図である。
製法の説明図である。
【図12】刷版の斜面図である。
【図13】従来例のネガフィルムとマスキングフィルム
の斜面図である。
の斜面図である。
【図14】同上のマスキングフィルムを使用した刷版の
製法の説明図である。
製法の説明図である。
(1) ネガフィルム (11) 透光パターン (2) 半遮光フィルム (3) 感光フィルム (4) マスキングフィルム (41) 遮光部 (42) 半遮光パターン (43) 透光パターン (5) マスキングフィルム製造装置 (6) 合成円運動装置 (63) 第1ベース板 (72) 第2ベース板 (200) 第1円運動駆動装置 (300) 第2円運動駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 1/06
Claims (4)
- 【請求項1】 透光パターン(43)を包囲して略一定の幅
で半遮光パターン(42)を有し、該半遮光パターン(42)の
外側は遮光部(41)となっており、表面に段差のない単層
の1枚もののマスキングフィルム。 - 【請求項2】 光を遮断するフィルムに透光パターン(1
1)を形成したネガフィルム(1)と半遮光フィルム(2)を
重ねて、何れか一方のフィルム上に感光フィルム(3)を
重ね、感光フィルム(3)の反対側から光を照射しつつ、
ネガフィルム(1)と半遮光性フィルム(2)のセットと、
感光フィルム(3)とを円運動により相対的に変位させ
て、ネガフィルム(1)の透光パターン(11)よりも大きな
半遮光パターン(42)を感光フィルム(3)に形成し、次
に、半遮光フィルム(2)を外して、ネガフィルム(1)と
感光フィルム(3)とを前記円運動よりも小さい相対的な
円運動によって、感光フィルム(3)の半遮光パターン(4
2)内に該パターンよりも小さくネガフィルム(1)の透光
パターン(11)よりも大きな透光パターン(43)を形成する
ことを特徴とするマスキングフィルムの製法。 - 【請求項3】 半遮光フィルム(2)は網点フィルムであ
る請求項2に記載のマスキングフィルムの製法。 - 【請求項4】 フイルム載せ台(51)と、該載せ台(51)に
載せられるべきフィルムを支持して該フィルムを載せ台
上で合成円運動させる合成円運動装置(6)と、載せ台(5
1)上のフィルムを照射するランプ(53)とによって構成さ
れ、合成円運動装置(6)は、載せ台(51)と平行する面内
で円運動する第1ベース板(63)と、該第1ベース板(63)
上に該ベース板の円運動とは無関係に円運動する第2ベ
ース板(72)と、該第2ベース板(72)上に設けたフィルム
取付部(74)と、第1ベース板(63)に連繋された第1円運
動駆動装置(200)と第2ベース板(72)に連繋された第2
円運動駆動装置(300)とからなり、第1円運動駆動装置
(200)と第2円運動駆動装置(300)の何れか一方の円運動
駆動装置は、必要に応じて一時的に円運動の機能を停止
可能であることを特徴とするマスキングフィルムの製造
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10065968A JP2995171B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 刷版製造用マスキングフィルム、該フィルムの製法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10065968A JP2995171B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 刷版製造用マスキングフィルム、該フィルムの製法及び製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11265054A JPH11265054A (ja) | 1999-09-28 |
| JP2995171B2 true JP2995171B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=13302318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10065968A Expired - Lifetime JP2995171B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 刷版製造用マスキングフィルム、該フィルムの製法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2995171B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP10065968A patent/JP2995171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11265054A (ja) | 1999-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991005 |