JP3048807B2 - 画像処理方法とその装置 - Google Patents

画像処理方法とその装置

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JP3048807B2
JP3048807B2 JP5269086A JP26908693A JP3048807B2 JP 3048807 B2 JP3048807 B2 JP 3048807B2 JP 5269086 A JP5269086 A JP 5269086A JP 26908693 A JP26908693 A JP 26908693A JP 3048807 B2 JP3048807 B2 JP 3048807B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の画像出力デバイス
を有する画像処理方法とその装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の、複数の出力デバイスを同時に使用
し、かつ各出力デバイスに異なった画面を出力する画像
出力装置を図9を参照して説明する。CPU901は、
表示装置全体を制御する。メインVRAM909は、画
像データの格納メモリであり、CPU901によってア
クセスされる。
【0003】表示コントローラA902は、CRT90
7に対するCRT用制御信号を与え、画像データの表示
を制御する。CRT用VRAM904は、CRTに表示
させる表示データを格納するメモリである。DAC90
6は、表示コントローラA902から出力されるCRT
用表示デジタルデータをアナログ表示データに変換す
る。
【0004】一方、表示コントローラB903は、LC
D908に対するLCD用表示データ、制御信号を与
え、画像データの表示を制御する。LCD用VRAM9
05は、LCDに表示させる表示データを格納するメモ
リである。
【0005】この構成では、各表示デバイス毎に表示さ
せる画像データを、メインVRAMから、CRT用VR
AMとLCD用VRAMにそれぞれロードしてから表示
を行う。
【0006】図10の(a)は、メインVRAM領域と
CRT907およびLCD908への表示領域との関係
の一例を説明する図である。1001はメインVRAM
領域であり、1002aはCRT表示領域、1003a
はLCD表示領域を示す。
【0007】図10の(b)は、1002bは、100
2aの領域だけを拡大表示したものであり、このイメー
ジがCRT907に表示される。1003bは、100
3aの領域だけを拡大表示したものであり、このイメー
ジがLCD908に表示される。
【0008】次に、図9に示したハード構成で、CRT
907に表示を行う場合の動作フローを図11を用いて
説明する。
【0009】まず、ステップS1101で、既にメイン
VRAM909に格納されている画像データから、CR
T907に表示させる領域の指定を行う。この指定は、
例えば、不図示のキーボード等の入力デバイスから、メ
インVRAM909に格納されている画像データのアド
レス値を入力する。
【0010】ステップS1102では、CPU901
は、メインVRAM909の指定領域からCRT用VR
AM904への転送要求コマンドを表示コントローラ
902に出力する。
【0011】ステップS1103では、表示コントロー
902は、メインVRAM909から、指定領域の
画像データを読みだし、CRT用VRAM904へ転送
する。
【0012】ステップS1104では、表示コントロー
ラA902がCRT用VRAM904のデータを読みだ
して、D/Aコンバータ(DAC)906に出力する。
【0013】ステップS1105では、DAC906が
デジタル表示データをアナログ表示データに変換してC
RT907に出力する。同時に表示コントローラA90
2内で生成されたCRT制御信号をアナログ表示データ
と同期させてCRT907に出力することにより、CR
T907に表示が行われる。
【0014】図12は、表示コントローラA902、表
示コントローラB903の構成の一例を示す図である。
ここで1201はCPUI/Fであり、CPU901と
のデータの送受やメインVRAM909との送受信を行
う。1202はタイミング制御回路であり、CRT用V
RAM904やLCD用VRAM905(以下、単にV
RAMと呼ぶ)に対するアクセスと表示制御信号生成回
路の制御を行う。VRAMI/F1203は、VRAM
とのアクセスのインターフェイス部であり、また、VR
AMのリフレッシュための制御信号を出力する。表示制
御信号生成回路1204は、タイミング制御回路120
2より入力されるタイミング信号から表示制御信号、即
ち、垂直同期信号や水平同期信号を生成する。表示デー
タ変換回路1205は、VRAMより,バイト単位で読
み込まれた画像データをビットシリアルの表示データに
変換し出力する。
【0015】以上説明した従来の画像表示装置の構成で
は、表示画面の変更を行う場合は、メインVRAM90
9の画像データを変更することで行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、表示画面とメインVRAMの画像データは1
対1の関係であり、基本的に複数の表示画面に同じ背景
画像を表示させておき、一つの表示画面だけには、同じ
背景画像を表示させながら、別の画像を重畳させるに
は、メインVRAMに、各表示画面に対応した別々の画
像を用意しなければならず、大規模な容量のメインVR
AMが必要であり、また、同じ背景画像を各表示画面に
対応するメインVRAMの各位置にコピーする必要があ
り、処理時間のオーバヘッドが大きかった。
【0017】また、メインVRAMの画像データを変
調、例えば、表示色を変更したり、輝度を変更すること
を高速にかつ小量のメインVRAM容量で実現すること
は困難であった。
【0018】近年、上述したような画像処理機能は重要
になってきており、例えば、OA機器を用いたプレゼン
テーション用の画像処理装置の需要が増えるに従い、プ
レゼンテーション用画面と操作用の画面表示で上述した
機能が必要になってきた。
【0019】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、複数の画像出力手段に、基本的に元の出力画像デー
タは同じであっても、各複数の画像出力手段に異なる画
像を高速に、かつ容易に、また少ない画像記憶手段の容
量で、出力させることのできる画像処理方法とその装置
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一態様による画像処理装置は例えば以下の
構成を備える。すなわち、第1の画像出力装置と第2の
画像出力装置とに画像を形成する画像処理装置であっ
て、前記第1の画像出力装置と前記第2の画像出力装置
とへ出力させる共通の出力画像データを、複数のプレー
ンにより記憶する画像記憶手段と、前記出力画像データ
を前記第1の画像出力装置へ出力するときに、前記複数
のプレーンのうち前記第1の画像出力装置へ出力しない
プレーンを指示するマスクデータを記憶するマスクデー
タ記憶手段と、前記マスクデータ記憶手段に記憶された
マスクデータに基づき、前記画像記憶手段に記憶された
出力画像データのうち、マスクされたプレーンを除くプ
レーンのデータを前記第1の画像出力装置へ出力する表
示制御手段とを備える。
【0021】また、本発明の他の態様による画像処理装
置は例えば以下の構成を備える。すなわち、複数の画像
出力装置に画像を形成する画像処理装置であって、前記
複数の画像出力装置へ出力させる共通の出力画像データ
を記憶する画像記憶手段と、前記出力画像データ内の領
域を設定する領域データを格納する領域データ格納手段
と、前記領域に表示する部分画像データを格納する部分
画像データ格納手段と、前記画像記憶手段に記憶された
出力画像データを、前記複数の画像出力装置に出力する
出力制御手段と、前記複数の画像出力装置のうちの第1
の画像出力装置へ前記出力画像データを出力する場合、
前記領域データ格納手段に格納された領域データに基づ
き、前記領域内には前記部分画像データを出力し、前記
領域外には前記出力画像データを出力する切替手段とを
備える。更に、本発明の他の態様による画像処理装置は
例えば以下の構成を備える。すなわち、第1の画像出力
手段と、第2の画像出力手段と、前記第1の画像出力手
段と前記第2の画像出力手段とへ出力させる共通の出力
画像データを記憶する画像記憶手段と、前記第1の画像
出力装置に出力させる部分画像データを記憶する部分画
像記憶手段と、前記部分画像データを出力させる画像領
域を設定する領域データを記憶する領域記憶手段と、前
記第1の画像出力手段に表示を行う場合、前記領域記憶
手段に記憶された領域データで設定される領域内におい
ては、前記部分画像データを表示し、前記領域外におい
ては、前記出力画像データを表示する第1の出力制御手
段と、前記画像記憶手段から前記出力画像データを読み
出し、前記第2の画像出力手段に表示する第2の出力制
御手段とを備える。
【0022】
【作用】以上の構成によれば、第1の画像出力装置と第
2の画像出力装置とに画像を形成する画像処理装置にお
いて、各画像処理装置へ出力させる共通の出力画像デー
タが複数のプレーンにより記憶される。また、記憶され
ている複数のプレーンのうち前記第1の画像出力装置へ
出力しないプレーンを指示するマスクデータが記憶され
る。そして、記憶されたマスクデータに基づいて、記憶
された出力画像データの複数のプレーンのうち、マスク
されたプレーンを除くプレーンのデータが当該第1の画
像出力装置へ出力される。
【0023】また、別の構成によれば、複数の画像出力
装置に画像を形成する画像処理装置において、複数の画
像出力装置へ出力させる共通の出力画像データを記憶す
る画像記憶手段と、当該出力画像データ内の領域を設定
する領域データを格納する領域データ格納手段と、この
領域に表示すべき部分画像データを格納する部分画像デ
ータ格納手段が具備される。そして、画像記憶手段に記
憶された出力画像データを複数の画像出力装置に出力す
るに際して、複数の画像出力装置のうちの第1の画像出
力装置へ当該出力画像データを出力する場合には領域デ
ータ格納手段に格納された領域データに基づいて対応す
る領域内には部分画像データ格納手段似格納された部分
画像データが出力され、領域外には出力画像データが出
力されるように切り替えられる。また、他の構成によれ
ば、第1の画像出力手段と第2の画像出力手段とへ出力
させる共通の出力画像データを記憶する画像記憶手段
と、前記第1の画像出力装置に出力させる部分画像デー
タを記憶する部分画像記憶手段と、前記部分画像データ
を出力させる画像領域を設定する領域データを記憶する
領域記憶手段とが具備される。ここで、第1の画像出力
手段に表示を行う場合に、領域記憶手段に記憶された領
域データで設定される領域内においては、部分画像デー
タを表示し、領域外においては出力画像データを表示す
るべく制御され、第2の画像出力手段には画像記憶手段
から読み出した出力画像データを表示するべく制御され
る。
【0024】
【実施例】
[第1実施例]以下、図面に基づき本発明による一実施
例について詳細に説明する。
【0025】図1は、第1の実施例における画像表示装
置のハード構成を示す。CPU101は、第1の実施例
の画像表示装置全体を制御する。メインVRAM114
は、CRT112やLCD113へ表示させるデータを
格納するメモリである。メインVRAM114に格納さ
れたビットマップの画像データをCRT112やLCD
113に表示させるには、一旦、CPU101が、メイ
ンVRAM114の画像データを読みだして、VRAM
105へ転送し、その後、VRAM105から表示画像
データを読み出して、CRT112やLCD113へ表
示させる。メインVRAM114から選択されたデータ
をVRAM105へデータ転送するには、CPU101
がCPUI/F102に転送要求コマンドを出し、CP
UI/F102では、データ転送のためのタイミング信
号生成要求をタイミング制御回路103へ送る。タイミ
ング制御回路103では所定のクロック信号に同期し
て、データ転送タイミング信号を生成し、VRAMI/
F104へ出力する。VRAMI/F104では、デー
タ転送タイミング信号に基づき、VRAM105へ、メ
インVRAM114から読み出された画像データを格納
する。
【0026】VRAM105は、多色または多階調で表
示できるように、複数のプレーンから構成されている。
例えば、各プレーンをRGBの各成分に対応させると、
多色系の表示を行うことができる。また、多階調系の表
示を行うために、例えば、2プレーンを用いて4階調を
表現し、また、4プレーンを用いて16階調を表現す
る。第1の実施例では、4プレーンを用いて16階調を
表現する例を示している。図2は、ビットマップメモリ
であるVRAM105が4プレーン、即ち、プレーン1
〜4から構成されている時の、表示画面、即ちCRTや
LCDとの対応を説明する図である。4プレーンで構成
されているので、表示画面には16階調の表示が可能と
なる。ここで、プレーン1、プレーン2、プレーン3、
プレーン4の各データの重み係数は、それぞれ、2の0
乗、2の1乗、2の2乗、2の3乗の各値を持ってい
る。
【0027】次に、図1を再度参照して、第1の実施例
における画像表示装置のハード構成を説明する。VRA
M105に記憶されたビットマップデータの読みだし
は、タイミング制御回路103から出力される読み出し
要求信号に基づき、VRAMI/F104が生成するV
RAM読みだし制御信号に同期して、読み出しが実行さ
れる。読み出されたビットマップデータは、VRAMI
/F104を介して、表示データ変換回路A107と表
示データ変換回路B109へ転送される。表示データ変
換回路A107と表示データ変換回路B109では、そ
れぞれに接続されている表示デバイスにあった表示デー
タへ変換する。即ち、表示データ変換回路A107で
は、入力したビットマップデータをCRT用デジタル表
示データに変換し、表示データ変換回路B109では、
入力したビットマップデータに対し、例えば、ディザ法
によるグレイスケール化を行い、LCD用表示データに
変換する。
【0028】次に、表示制御信号生成回路A106で
は、タイミング制御回路103から、CRT112に対
する同期信号生成要求信号を入力し、その信号に同期し
て、CRT112に対する水平同期信号、垂直同期信号
を生成する。同様に、表示制御信号生成回路B108で
は、タイミング制御回路103から、LCDに対する同
期信号生成要求信号を入力し、その信号に同期して、L
CD113への表示に必要なライン同期信号、フレーム
同期信号、液晶交流化信号等を生成し、LCD113へ
送り、また、これら信号と同期したLCD用表示データ
を、表示データ変換回路B109からLCD113へ送
ることにより、VRAM105内のビットマップデータ
がLCD113へ表示される。
【0029】一方、表示データ変換回路A107で変換
されたCRT用デジタル表示データは、マスク演算回路
110に送られ、マスク処理される。図3は、マスク演
算回路110の詳細な回路図の一例であり、この図を参
照して説明する。
【0030】マスク演算回路110では、予めCPUI
/F102を介して、フリップフロップ(F.F.)3
01〜304に保持されたデータ値とCRT用デジタル
表示データがAND回路305〜308でAND論理演
算される。ここで、CRT用デジタル表示データの4ビ
ットは、ビットマップメモリの4プレーンに各々対応し
ている。即ち、AND回路305〜308に入力するC
RT用デジタル表示データは、各プレーン1〜4に対応
する。そして、4つのフリップフロップにマスク値をそ
れぞれ設定することによって、特定のプレーンを無効化
することができる。例えば、フリップフロップ301〜
304にそれぞれ、1、1、1、0を設定した場合、プ
レーン4がマスクされ無効となる。
【0031】次に、マスク演算された各画像信号は、D
AC111に転送され、各々CRT用アナログ表示デー
タに変換される。そして、その各CRT用アナログ表示
データは、CRT112へ転送され、表示制御信号生成
回路A106から出力される水平同期信号、垂直同期信
号に同期して、CRT112に表示される。
【0032】図4に、メインVRAM114に格納され
た画像データを、CRT112あるいはLCD113に
表示させるまでの、第1の実施例における画像表示装置
動作フローを示す。
【0033】ステップS401では、画像表示要求コマ
ンド、例えば、キーボード120から画像表示要求コマ
ンドを入力すると、ステップS402では、CPU10
1がCPUI/F102に転送要求コマンドを出し、C
PUI/F102では、データ転送のためのタイミング
信号生成要求をタイミング制御回路103へ送る。タイ
ミング制御回路103では所定のクロック信号に同期し
て、データ転送タイミング信号を生成し、VRAMI/
F104へ出力する。
【0034】そして、ステップS403で、VRAMI
/F104は、データ転送タイミング信号に基づき、V
RAM105へ、メインVRAM114から読み出され
た画像データを格納する。
【0035】ステップS404からとステップS406
からの処理は、並行して実行される。
【0036】ステップS404は、LCD表示に関する
処理である。このステップでは、VRAM105からV
RAMI/F104を経由して読み出された画像データ
を、表示データ変換回路B109が入力して、LCD用
表示データへの変換処理、例えば、ディザ法によるグレ
イスケール化を行い、LCD用表示データに変換する。
【0037】そして、ステップS405では、LCD用
表示データをLCD113の画面に表示させる。
【0038】ステップS406では、このステップで
は、VRAM105からVRAMI/F104を経由し
て読み出された画像データを、表示データ変換回路A1
07が入力して、CRT用デジタル表示データへの変換
を行う。
【0039】ステップS407では、マスク演算回路1
10で、CRT用デジタル表示データと予め設定された
マスク値間でマスク演算を行う。
【0040】ステップS408では、DAC111が、
マスク演算されたデータを入力してアナログデータに変
換する。
【0041】ステップS409では、CRT112が、
アナログデータを入力して画像表示を行う。
【0042】以上説明したように、第1の実施例では、
LCDにはメインVRAMデータの通りの表示がなさ
れ、CRTにはLCDの表示画面から特定のプレーンを
除いた表示がなされる。従って、LCDとCRTとで色
調を変えて表示したり、或は、同じ背景画像をLCDと
CRTに表示するが、不図示のペン移動座標入力部か
ら、ペンの移動座標を入力して、その移動軌跡をLCD
だけに表示させることができる。この場合、ペンの移動
軌跡データを、例えば、VRAM105のプレーン4に
割り当て、CRT112に対する表示では、マスク演算
回路でプレーン4の表示データをマスクして、ペンの移
動軌跡データだけをCRT112での表示から消すこと
が容易にできる。一方、LCD113には、ペンの移動
軌跡を含む全体の画像を表示する。図5に、その表示の
様子の一例を示す。この図で、500は、CRT表示画
面の様子を示し、503には、LCD表示画面の様子を
示す。501はペンの移動軌跡であり、LCD表示画面
503には、他の背景画像とともに表示されているが、
CRT表示画面500には、背景画像だけが表示されて
いる。
【0043】尚、第1の実施例ではマスク演算回路をA
ND回路で構成したがこれを、別の回路で構成とするこ
とにより様々な画像表示が行えることは言うまでもな
い。
【0044】以上説明したように、本実施例によれば以
下のような効果が得られる。即ち、LCDにはメインV
RAMデータの通りの表示がなされ、CRTには、各プ
レーンに対するマスク機能により、LCDの表示画面か
ら特定のプレーンを除いた表示がなされる。従って、L
CDとCRTとで色調を変えて表示したり、或は、同じ
背景画像をLCDとCRTに表示するが、LCDだけに
さらに別の画像を表示を、最小の画像メモリ容量で行う
ことができる。
【0045】[第2実施例]第1の実施例では、表示デ
ータ変換回路A107から出力される各プレーンのCR
T用デジタル表示データに対して、各々マスク演算を行
ったため、プレーン単位でしかマスクができず、特定の
領域だけをマスクしたり表示させることができなかっ
た。しかし、第2の実施例では、表示画面の特定の部分
を選択して、LCD画面にその部分の表示を続け、他の
領域は、CRTとLCD共に同じ画像を表示させること
ができる。
【0046】図6に、第2の実施例における画像表示装
置のハード構成を示す。CPU101からVRAM10
5へのデータ転送および表示制御信号生成回路106、
108における表示制御信号生成動作、表示データ変換
回路107、109における表示データ変換動作は第1
の実施例と同様である。
【0047】また、図7は、第2の実施例で実現したい
表示画面の一例を示しており、以下、図6に示す第2の
実施例の表示装置を説明するのに、図7に示す画像表示
を実現させる処理を前提として、以下説明する。まず、
図7を簡単に説明した後、図6に示す第2の実施例の表
示装置を説明する。
【0048】図7は、LCD113を操作用画面、CR
T112をプレゼンテーション用画面として使用し、L
CD113にのみ操作用ウィンドウを開いている時の画
面表示を示す。LCD表示画面702は、全体画面を表
示している。ここで、701は操作用ウィンドウであ
り、LCD表示画面702にのみ表示され、CRT表示
画面700には表示されない。
【0049】以下、図6を用いて、図7に示して画像表
示を実現するための処理を前提にして、各処理部の説明
を行う。
【0050】始めに、VRAM105には、表示させる
全体画像データが既に格納されているとする。以下、こ
の全体画像データを「G3]と呼ぶ。
【0051】まず、使用者は、操作用ウィンドウ701
の領域を、例えば、キーボード120から、画面での座
標で指定する。例えば、操作用ウィンドウ701は方形
であるので、対角の2頂点の座標を指定すればよい。C
PU101は、これらの座標データをキーボード120
から入力した後、CPUI/F102を介し、切り替え
信号発生回路601に転送する。切り替え信号発生回路
601では、入力したウィンドウ領域の座標データを、
内部レジスタに記憶する。一方、CPU101は、操作
用ウインドウ701の領域に対応する方形の画像部分デ
ータを、VRAM105の別の領域に退避させる。以
下、この退避させた画像データを「G2」と呼ぶ。そし
て、操作用ウインドウ701の領域に対応するVRAM
105の方形の画像部分に、CRT112上での表示が
ブランクとなるデータを格納する。このようにして得ら
れたVRAM105上の1頁分の画像データを以下「G
1」と呼ぶことにする。
【0052】次に、G1を用いて、G1のブランクを格
納した部分データをバッファ602に格納させる処理を
以下の手順で実行する。
【0053】CPU101は、CPUI/F102を介
して、切り替え信号生成回路601に対して、バッファ
ラッチ要求コマンドを与える。そして、切り替え信号生
成回路601では、タイミング制御回路103から送ら
れる表示タイミング信号から、バッファ602に、格納
要求タイミング信号を出力して、表示データ変換回路A
107から出力される表示データをバッファ602に格
納させる。ここで、格納要求タイミング信号の生成は、
例えば、以下のように行う。即ち、タイミング制御回路
103から送られる表示タイミング信号をカウントし
て、画面アドレス座標を生成する。そして、その内部レ
ジスタの表示指定ウインドウ座標データと比較して、指
定ウインドウ内の画面座標であれば、パルス状の格納要
求タイミング信号を発生させる。バッファ602では、
その格納要求タイミング信号に同期して、表示データ変
換回路A107から出力される表示データを格納する。
この時、セレクタ603は、入力している、バッファ6
02からの画像データと表示データ変換回路A107か
らの画像データの双方ともに選択せず、CRT112の
表示がブランクとなる所定のデータをDAC111に対
して出力する。
【0054】次に、CPU101は、VRAM105に
格納されている「G2」を元の位置に格納する。以下、
この全体画像データを「G3」と呼ぶ。そして、CPU
101は切り替え信号生成回路601に対して、バッフ
ァデータ表示要求コマンドを出力する。切り替え信号生
成回路601はそのコマンドを入力して、通常は、表示
データ変換回路A107から出力される表示データをセ
レクタ603で選択するようにセレクタ603に対し選
択信号を与える。そして、バッファ602に格納されて
いる画像データの表示タイミングの期間中は、バッファ
602からの出力を選択するように、選択信号をセレク
タ603に対して与える。このようにすると、CRT表
示画面700に示す、操作用ウインドウ701を表示し
ない画像表示が得られる。
【0055】一方、LCD113には、VRAM105
の「G3」、即ち、操作用ウインドウ701を含んだ画
像が表示される。
【0056】図8は、第2の実施例の画像表示装置の処
理フローチャートである。以下、図8を参照して、各ス
テップでの処理を説明する。
【0057】ステップS801では、操作用ウィンドウ
を表示させるコマンドを、キーボード120から入力す
る。
【0058】ステップS802では、表示させるウィン
ドウの領域座標データをキーボード120から入力す
る。そして、その領域座標データを切り替え信号生成回
路601の内部レジスタに記憶させる。
【0059】ステップS803では、上記で既に説明し
た方法で、その領域座標データによって示される領域に
ブランクのデータをバッファ602に格納させる。
【0060】ステップS804では、上述した方法で、
表示させる全体画像データ「G3」をVRAM105に
生成する。
【0061】ステップS805からの処理とステップS
806から処理は、並行して実行される。
【0062】ステップS805では、表示データ変換回
路B109が、VRAM105から入力した全体画像デ
ータ「G3」をLCD用表示データに変換して、LCD
113へ転送する。
【0063】ステップS807では、表示制御信号生成
回路B108からの表示制御信号とLCD用表示データ
をLCD113が入力して順次表示する。
【0064】一方、ステップS806では、表示データ
変換回路A107が、VRAM105から入力した全体
画像データ「G3」をCRT用表示データに変換して、
CRT112へ転送する。
【0065】ステップS808では、切り替え信号生成
回路601が、その内部レジスタに記憶された、バッフ
ァ602内のデータを表示させる画像の座標位置データ
に対応する表示タイミングがきたかどうか判定する。
【0066】そして、バッファ602内のデータの表示
タイミングのとき、ステップS809で、セレクタ60
3に対し、バッファ602からの出力データを選択する
選択信号を与える。また、バッファ602に対し読みだ
し要求信号を与える。
【0067】ステップS809では、バッファ602か
らのデータをDAC111に転送する。
【0068】ステップS811では、DAC111が入
力したデータを順次アナログ表示データに変換する。
【0069】ステップS812では、表示制御信号生成
回路A106からの表示制御信号とアナログ表示データ
をCRT112が入力して表示が行われる。
【0070】一方、ステップS808で、表示データ変
換回路A107から転送されるデータの表示を選択した
ときは、ステップS810で、表示データ変換回路A1
07から転送されるデータを選択するようにセレクタ6
03に対して選択信号を与え、表示データ変換回路A1
07から転送されるデータをDAC111へ転送する。
そして、ステップS811、S812の各ステップを実
行して画像表示を順次行う。
【0071】以上の処理により、図7に示したような、
CRTとLCDで異なる画像出力を行うことができる。
【0072】尚、第一の実施例に、第2の実施例で説明
した切替え信号生成回路601とバッファ602とセレ
クタ603をマスク演算回路110とDAC111に構
成させると、特定の画面領域にある演算を施して表示さ
せることも可能となる。
【0073】また、画像出力装置として、CRTとLC
Dを例にあげて説明したが、これは、例えば、プリンタ
のような出力装置でもよいことは言うまでもない。
【0074】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0075】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば以下のような効果が得られる。即ち、画像の特定の領
域に、LCDとCRTで異なる表示を行うことができ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の画像出力手段に、基本的に元の出力画像データは同
じであっても、各複数の画像出力手段に異なる画像を高
速に、かつ容易に、また少ない画像記憶手段の容量で、
出力させることができる。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のハードウェア構成図である。
【図2】表示画面とビットマップメモリの対応関係を示
した図である。
【図3】図1におけるマスク演算回路110の詳細な回
路図である。
【図4】第1の実施例における動作フローチャートであ
る。
【図5】第1の実施例の画像表示装置での表示例を示す
図である。
【図6】第2の実施例におけるハードウェア構成図であ
る。
【図7】第2の実施例の画像表示装置での表示例を示す
図である。
【図8】第2の実施例における動作フローチャートであ
る。
【図9】従来例における画像表示装置のハードウェア構
成図である。
【図10】メインVRAM領域と各表示デバイスの表示
領域の関係および画面表示の一例を示す図である。
【図11】従来例の画像表示装置における動作フローチ
ャートである。
【図12】図9における表示コントローラ902、90
3の詳細なブロック図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 CPUI/F 103 タイミング制御回路 104 VRAMI/F 105 VRAM 106 表示制御信号生成回路A 107 表示データ変換回路A 108 表示制御信号生成回路B 109 表示データ変換回路B 110 マスク演算回路 111 DAコンバータ(DAC) 112 CRT 113 LCD 114 メインVRAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 和俊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 巽 栄作 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 砂川 伸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 原田 隆史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−250680(JP,A) 特開 平5−273947(JP,A) 特開 平4−40491(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 G06T 1/00 G06T 1/60

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像出力装置と第2の画像出力装
    置とに画像を形成する画像処理装置であって、 前記第1の画像出力装置と前記第2の画像出力装置とへ
    出力させる共通の出力画像データを、複数のプレーンに
    より記憶する画像記憶手段と、 前記出力画像データを前記第1の画像出力装置へ出力す
    るときに、前記複数のプレーンのうち前記第1の画像出
    力装置へ出力しないプレーンを指示するマスクデータを
    記憶するマスクデータ記憶手段と、 前記マスクデータ記憶手段に記憶されたマスクデータに
    基づき、前記画像記憶手段に記憶された出力画像データ
    のうち、マスクされたプレーンを除くプレーンのデータ
    を前記第1の画像出力装置へ出力する表示制御手段とを
    備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記マスクデータ記憶手段は、各プレー
    ン毎に前記第1の画像出力装置へ出力するかしないかを
    示すマスクデータを記憶することを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 複数の画像出力装置に画像を形成する画
    像処理装置であって、 前記複数の画像出力装置へ出力させる共通の出力画像デ
    ータを記憶する画像記憶手段と、 前記出力画像データ内の領域を設定する領域データを格
    納する領域データ格納手段と、 前記領域に表示する部分画像データを格納する部分画像
    データ格納手段と、 前記画像記憶手段に記憶された出力画像データを、前記
    複数の画像出力装置に出力する出力制御手段と、 前記複数の画像出力装置のうちの第1の画像出力装置へ
    前記出力画像データを出力する場合、前記領域データ格
    納手段に格納された領域データに基づき、前記領域内に
    は前記部分画像データを出力し、前記領域外には前記出
    力画像データを出力する切替手段とを備えることを特徴
    とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記切替手段は、前記第1の画像出力装
    置のタイミング信号に基づき、前記部分画像データと前
    記出力画像データとを出力することを特徴とする請求項
    3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 第1の画像出力手段と、 第2の画像出力手段と、 前記第1の画像出力手段と前記第2の画像出力手段とへ
    出力させる共通の出力画像データを記憶する画像記憶手
    段と、 前記第1の画像出力装置に出力させる部分画像データを
    記憶する部分画像記憶手段と、 前記部分画像データを出力させる画像領域を設定する領
    域データを記憶する領域記憶手段と、 前記第1の画像出力手段に表示を行う場合、前記領域記
    憶手段に記憶された領域データで設定される領域内にお
    いては、前記部分画像データを表示し、前記領域外にお
    いては、前記出力画像データを表示する第1の出力制御
    手段と、 前記画像記憶手段から前記出力画像データを読み出し、
    前記第2の画像出力手段に表示する第2の出力制御手段
    とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の出力制御手段は、前記第1の
    画像出力装置のタイミング信号に基づき、前記部分画像
    データと前記出力画像データとを表示することを特徴と
    する請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 第1の画像出力装置と第2の画像出力装
    置とに画像を形成する画像処理方法であって、 前記第1の画像出力装置と前記第2の画像出力装置とへ
    出力させる共通の出力画像データを、画像記憶手段の複
    数のプレーンに記憶し、 前記出力画像データを前記第1の画像出力装置へ出力す
    るときに、マスクデータ記憶手段に記憶された、前記複
    数のプレーンのうち前記第1の画像出力装置へ出力しな
    いプレーンを指示するマスクデータに基づき、前記画像
    記憶手段に記憶された出力画像データのうち、マスクさ
    れたプレーンを除くプレーンのデータを前記第1の画像
    出力装置へ出力することを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 複数の画像出力装置に画像を形成する画
    像処理方法であって、 前記複数の画像出力装置へ出力させる共通の出力画像デ
    ータを画像記憶手段に記憶し、 前記出力画像データ内の領域を設定する領域データを領
    域データ格納手段に格納し、 前記領域に表示する部分画像データを部分画像データ格
    納手段に格納し、 前記複数の画像出力装置のうちの第1の画像出力装置へ
    前記出力画像データを出力する場合、前記領域データ格
    納手段に格納された領域データに基づき、前記領域内に
    は前記部分画像データを出力し、前記領域外には前記出
    力画像データを出力することを特徴とする画像処理方
    法。
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