JP3105771B2 - 凍結防止剤散布装置 - Google Patents
凍結防止剤散布装置Info
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Description
結することを防止するために自動的に凍結防止剤を散布
可能な凍結防止剤散布装置に関するものである。
いる道路等においては、路面が凍結あるいは積雪によっ
て走行が危険な状態に陥り易い。このために、積雪時、
夜間等において、粒状の塩化カルシウム等に代表される
凍結防止剤を搭載した車両を、凍結しやすい場所あるい
は積雪が起きやすい場所に乗り付けて、凍結防止剤を路
面上に散布するようにしている。
やすい坂道、カーブ等には、砂、凍結防止剤等が収納さ
れた砂箱が設置されている。この場合には、運転者が自
発的に砂、凍結防止剤をそこから取り出して路面に散布
する。
ように車両を乗り付けて凍結防止剤を散布する方法で
は、夜間や積雪時等に車両を走行させる必要がある。こ
のような夜間作業は人手不足、人件費の高騰が問題とな
っている現在では、適したものではない。また、凍結、
積雪場所は多数の箇所にあるので、これらの場所に適切
な時間に人手に頼って凍結防止剤を散布することは不可
能である。
てある場合では、そこに収納されている砂等が実際上は
利用されていないのが現状であり、砂箱を設置すること
自体が形骸化しているきらいがある。
に着目して、路面等の凍結、積雪が予想される場合に適
切な時期に凍結防止剤を散布することのできる凍結防止
剤散布装置を実現することにある。
めに、本発明の凍結防止剤散布装置は、路面等の凍結を
防止する凍結防止剤を収納した収納部と、この収納部か
ら供給される凍結防止剤を装置外に散布する散布機構
と、前記散布機構による凍結防止剤の散布開始を指示す
る手動スイッチと、少なくとも凍結防止剤が散布中であ
る旨を警報する警報機と、前記手動スイッチが操作され
ると予め設定した時間だけ前記散布機構を駆動制御して
凍結防止剤の散布を行なわせると共に、前記警報機を少
なくとも凍結防止剤の散布中は駆動させる制御部と、前
記の各構成要素が収納あるいは取付けられている自立式
の本体ケースとを有する構成を採用している。
において凍結あるいは積雪が予想される場所に設置して
おき、必要に応じて、手動スイッチを操作すれば、凍結
防止剤が散布される。
数枚の羽根が起立している回転円盤を利用して凍結防止
剤を散布する円盤回転式の散布機構、あるいは、散布筒
を左右に繰り返し揺動運動させることにより凍結防止剤
を散布する散布筒揺動式の散布機構を採用することがで
きる。
警報灯等の発光式のもの、あるいは警報ブザー等の発音
式のものを採用できる。双方を併用してもよい。
イッチが操作されると、まず前記警報機が駆動して警報
を発生して凍結防止剤の散布を開始する旨を警報し、し
かる後に前記散布機構を駆動して凍結防止剤の散布を開
始することが望ましい。このようにすれば、凍結防止剤
が実際に散布されるのに先立って警報機が駆動するの
で、装置の設置場所の付近を走行している車両の運転者
は、凍結防止剤が散布されることを予め報知されるので
安全である。
動スイッチによらず、自動的に凍結防止剤の散布を行な
うものであり、路面等の凍結を防止する凍結防止剤を収
納した収納部と、この収納部から供給される凍結防止剤
を装置外に散布する散布機構と、少なくとも凍結防止剤
が散布中である旨を警報する警報機と、凍結防止剤を散
布すべきか否かを判別する判別部と、前記散布機構およ
び前記警報機を駆動制御する制御部とを有する構成を採
用していると共に、前記制御部は、前記判別部によって
凍結防止剤の散布が必要である旨の判別が出た場合に
は、前記警報機を駆動すると共に、前記散布機構を駆動
して、予め設定された時間の間、凍結防止剤の散布動作
を行なわせるようになっている。
おける凍結あるいは積雪が予想される場所に設置して使
用される。外気温等が低下して路面が凍結することが予
想される場合、あるいは、路面の積雪が出来た場合に
は、その状況が判別部によって判別されて、凍結防止剤
を散布すべき旨の判別がなされる。これを受けて、制御
部は、散布機構を駆動して所定の時間だけ凍結防止剤を
自動的に散布する。したがって、本発明によれば、人手
に頼らずに、自動的に凍結防止剤の散布が行なわれるの
で、路面等の凍結あるいは積雪を効率良く防止すること
ができる。
の散布時間帯を少なくとも1つ設定する散布時間帯設定
手段と、凍結防止剤を散布する外気温を設定する散布温
度設定手段と、外気温を検出する外気温検出手段とを備
えた構成を採用することができる。この場合には、前記
制御部は、前記散布時間帯設定手段によって設定されて
いる散布時間帯において、前記外気温検出手段によって
検出された温度が前記散布温度設定手段によって設定さ
れている温度を下回った場合には、前記警報機を駆動す
ると共に、前記散布機構を駆動して、予め設定された時
間の間、凍結防止剤の散布動作を行なわせることにな
る。
散布される被散布面が、積雪状態にあるか否か、および
凍結状態にあるか否かの少なくとも一方を検出する検出
手段を備え、当該検出手段によってこれらの状態のいず
れか一方が検出された場合には凍結防止剤の散布が必要
である旨の判別を行なうように構成してもよい。一般的
には、外気温と湿度に基づきこのような路面状況の予想
が行なわれる。これに加えて、外気圧も観測して、これ
らの測定値に基づき、路面状況の判別を行なうようにし
てもよい。
ときに、凍結防止剤を散布することは危険な場合がある
ので、前記判別部として、凍結防止剤が散布される被散
布面の範囲内に、人、車等の移動物が存在するか否かを
検出する移動物検出手段を備えた構成のものを採用し、
当該移動物検出手段によって被散布面の範囲内に移動物
が存在することが検出された場合には、凍結防止剤の散
布を行なわないようにすることが望ましい。この場合、
実際に凍結防止剤を散布中に、散布領域内に車両等が入
って来た場合には、強制的に凍結防止剤の散布を中止す
るようにすることが望ましい。
検出手段は、検出に適した場所に設置することが望まし
い。これに対して、装置本体の側は、交通の障害となら
ないように路肩に設置する必要がある。このために、装
置本体ケースと、検出手段等が設置されている制御装置
ケースとを分離して、これらの間を、有線あるいは無線
で電気的に接続した構成を採用することが望ましい。
防止剤の散布は、前記散布時間帯の間で1回だけ行なわ
れる。また、散布時間帯、散布が必要な外気温の設定は
変更可能にすれば、設置場所に応じて最適な散布条件を
設定できるので好ましい。同様に、凍結防止剤を散布す
る時間幅も、散布場所の条件に応じて変更できることが
望ましい。
に警報機を駆動して、凍結防止剤が散布される旨を報知
することが望ましい。
手動式の散布とを組み合わせた構成を採用することもで
きる。例えば、監視員が設置場所を視察した時に、凍結
防止剤の散布が必要であると判断した場合には、自動散
布制御に優先して、凍結防止剤の散布を行なわせる手動
スイッチを合わせて持っていることが望ましい。
実施の形態を説明する。
防止剤散布装置の外観を示してある。この図に示すよう
に、本例の凍結防止剤散布装置1は、散布機本体2と、
制御装置3から構成されており、これらの間はケーブル
4を介して電気的に接続されている。
側外箱22と、下側外箱23から構成されている。上側
外箱22の前面において、その中央上方側には警告灯で
ある赤色のランプ24が配置され、その下端側には横長
の凍結防止剤の散布口25が開いている。また、上側外
箱22の側面には凍結防止剤を補給するための補給口2
6が開いており、通常は、蓋27によって封鎖されてい
る。これに対して、下側外箱23の側面には、内蔵のバ
ッテリ(図2、3を参照のこと)を交換するためのバッ
テリ開口28が開いており、通常は蓋29によって封鎖
されている。
面にはセンサ部31が配置されており、本例では、外気
温を検出する温度センサと、車両、人等の移動物の接近
を検出するための移動物センサが搭載されている。この
制御装置3のケース32の側面には蓋33によって封鎖
された点検口34が開いている。制御装置3の内部に
は、凍結防止剤散布機本体2を駆動制御するための制御
回路(図示せず)が搭載されている。制御回路は、例え
ば、1チップのマイクロコンピュータを中心として構成
することができる。
造を示す概略構成図および分解斜視図である。これらの
図を参照して散布機本体2の内部構造を説明する。これ
らの図から分かるように、下側外箱23は下側が開口し
た略直方体形の箱であり、その内側には、同じく直方体
形状となるように構造枠41が組まれており、この内側
の空間には、断熱板42で覆われたバッテリ43が内蔵
されている。一方、上側外箱22も下側が開口した略直
方体形の箱であり、下側外箱23の上側に配置され、そ
の下側周縁の部分がビス等の締結金具によって、下側外
箱23の上面外周部分に固定されている。
式散布ユニット5が取付け固定されている。この円盤回
転式散布ユニット5は、垂直軸線の回りを回転する左右
一対の回転円盤51、52を備えている。これらの回転
円盤51、52の上面には複数枚、例えば、半径方向に
延びる2枚の羽根51a、52aが起立している。これ
らの回転円盤51、52の上方には、シャッタ板53を
介して、ホッパー54の下端開口54aが位置してい
る。シャッタ板53には、各回転円盤51、52に対峙
する位置に凍結防止剤供給孔53a、53bが形成され
ており、シャッタ板53を前方に移動すると、ホッパー
54の下端開口54aは完全に封鎖され、逆に、シャッ
タ板53を後方に移動して供給孔53a、53bを開口
54aに一致させると、これらの供給孔を介して、ホッ
パー内に貯留されている凍結防止剤10が回転円盤5
1、52の上に供給可能である。
入口54bであり、この投入口54bは全体として、上
側外箱22の側面に開けた補給口26の側に傾斜してい
る。
の傾斜した投入口54bにはホッパーカバー55を着脱
自在に被せてある。
カバー56および下ディスクカバー57によって覆われ
ている。上ディスクカバー56は、一対の回転円盤5
1、52の後ろ側、両側および上側を覆っており、全体
として、前方に向けて扇形に広がっている。また、下デ
ィスクカバー57は、その後側の縁、左右の縁が、それ
ぞれ上ディスクカバー56に接合されている。また、前
方に向けて同様に広がっていると共に、下方に折れ曲が
っており、その前縁57aの左右の端が、上側外箱22
に開けた散布口25の左右の側縁の下端部分に固定され
ている。このようにして、一対の回転円盤51、52
は、上下のディスクカバー56、57により覆われて、
前方の散布口25にのみ連通している。
には、散布口開閉板58が取付けられている。この散布
口開閉板58は、その上端縁が蝶番によって上ディスク
カバー56の裏面に対して前後に旋回自在の状態で固定
されている。この開閉板58を下方に旋回すれば、散布
口25が封鎖された状態となり、逆に、上方に旋回させ
て上ディスクカバー56の裏面に重ねると、散布口25
は全開状態になる。
防止剤供給口シャッタ板53および散布口開閉板58の
駆動機構について説明する。下側外枠23の内部におい
て、バッテリ43の裏面側には、モータ6が前後方向に
向けて水平な状態で構造枠41に固定されている。この
出力軸61には駆動側の小径プーリ62が固着されてい
る。この小径プーリ62の直上には、上記の円盤式散布
ユニット5における駆動力の入力軸59が延びており、
その先端には従動側の大径プーリ63が固着されてい
る。これらのプーリ62、63の間には、下側外箱の上
面23aに開けた長孔を通して、Vベルト64が架け渡
されている。
回転が、プーリおよびベルトから構成される巻き掛け式
動力伝達機構を介して円盤式散布ユニット5の入力軸5
9に対して減速して伝達される。入力軸59の回転は、
ユニット5に内蔵されている動力伝達機構によって一対
の回転円盤51、52を回転する回転力としてこれらの
回転円盤に伝達される。この結果、一対の回転円盤5
1、52が回転する。
まれており、その後ろ側には、シャッタ板53を前後に
往復移動させるためのシャッタ開閉用ストロークモータ
8が前後方向に向けて水平に取付けられており、その前
側には、散布口開閉板58を開閉するための散布口開閉
用ストロークモータ9が垂直に取付けられている。
動作を簡単に説明する。上記のように一対の回転円盤5
1、52が回転している状態で、シャッタ板53を開く
と、ホッパー54から凍結防止剤10が回転円盤上に供
給される。回転している回転円盤51、52の羽根51
a、52aによって、これらの上に供給された凍結防止
剤10は、前方に向けて遠心力によって吹き飛ばされ
る。散布口25を封鎖している開閉板58を開いておく
と、散布口25から外方に向けて、所定の範囲に渡って
扇状に凍結防止剤10が散布される。
系の概略ブロック図である。本例の制御系も一般的な制
御系と同様に、制御部100と、入力部110と、出力
部120と、電源ユニット130から構成されている。
制御部100および入力部110は、制御装置3の側に
配置されている。これに対して、出力部120、電源ユ
ニット130の側は散布機本体2の側に配置されてい
る。これらの間は電気的にケーブル4を介して接続され
ている。
ロコンピュータを中心に構成することができ、各部分の
制御を司るCPU101と、制御プログラム等が予め格
納されているROM102、各種演算の作業領域として
利用されるRAM103、外部からの入力信号を受け付
ける入力インタフェース104、外部に対して制御信号
等を出力するための出力インタフェース105、および
これらの各部分の間でデータおよびアドレスの送受を行
なうためのバス106から基本的に構成されている。
センサ111と、車や人等の移動物が接近したことを検
出するための移動物センサ112を備えている。これら
のセンサ111、112は、制御装置3におけるセンサ
部31に搭載されている。
6、およびストロークモータ8、9をそれぞれ駆動する
モータドライバ121、122、123と、警報ランプ
24を点滅駆動するドライバ124と、警報ブザー12
5を駆動するためのドライバ126を備えている。この
出力部120は、散布機本体2に搭載されている。
するためのバッテリ43を備えて電源ユニット130
も、前述したように、散布機本体2に搭載されている。
2による検出可能範囲を示してある。このセンサ112
は例えばマイクロ波を利用して移動物の接近を検出する
ものであり、その検出範囲を斜線で示してある。また、
この検出範囲に重ねて、本例の装置による凍結防止剤の
散布範囲も示してある。なお、この図は一例であり、検
出範囲、散布範囲はこれに限定されるものではない事は
勿論である。
トを参照して、本例の凍結防止剤散布装置1の散布動作
を説明する。まず、図6に示すように、装置電源がオン
されると(ステップST1)、制御部100では、内蔵
時計を用いて、凍結防止剤散布用の時間帯であるか否か
を判別する(ステップST2)。例えば、散布用の時間
帯としては、午前4時から6時までの2時間と、午後5
時から8時までの3時間が予め設定されている。このよ
うな散布用の時間帯になると、ステップST3に進み、
外気温センサ111の出力を読み込み、ステップST4
において、読み取った外気温Tが、予め設定した散布設
定温度T0を下回ったか否かを判別する。例えば、散布
設定温度T0は、摂氏マイナス3度に設定される。
る場合には、ステップST5に進み、移動物センサ11
2の出力を読み込み、人、車等の移動物が凍結防止剤散
布範囲内に存在しているか否かを検出する。存在してい
なければ、ステップST6に進み、凍結防止剤の散布動
作を開始する。移動物が検出されると、ステップST2
に戻る。
ャートを示してある。散布動作においては、まず、ステ
ップST61において警報ランプ24の点滅駆動を開始
する。これと同期させて、警報ブザー125を駆動す
る。これらを2秒間駆動した後は、ステップST62か
らステップST63に進み、散布ユニット駆動用のモー
タ6をオンすると共に、散布口開閉用ストロークモータ
9をオンする。モータ6をオンすることにより、散布ユ
ニットの一対の回転円盤51、52が回転を開始する。
また、ストロークモータ9をオンすることにより、散布
口開閉板58が開く。なお、ストロークモータ9の停止
時期は、開閉板58が全開した時点で接触するリミット
スイッチ等の出力を用いて制御すればよい。
タ板用ストロークモータ8をオンして、シャッタ板53
を開く。ストロークモータ8の停止時期も、シャッタ板
53が全開した時点で接触するリミットスイッチ等の出
力を用いて制御することができる。この結果、ホッパー
54に収納されている凍結防止剤10が、下端の供給口
54aから、シャッタ板53の開けた供給孔53a、5
3bを通って自重により回転している一対の回転円盤5
1および52の上に落下する。回転円盤51、52の上
に落下した凍結防止剤は、それらに形成されている羽根
51a、52aによって遠心力によって吹き飛ばされ、
上下のディスクガイド56、57に沿って前方に吹き出
されて、散布口25から外部に向けて散布される。
時間幅、例えば6秒間の間継続して行なわれる。6秒間
が経過した後は、ステップST65からステップST6
6に進み、シャッタ板53を閉じ、しかる後にステップ
ST67においてモータ6をオフして回転円盤51、5
2の回転を止めると共に、開閉板58を旋回して散布口
25を閉じる。
125は散布動作中の間は継続して駆動されている。散
布動作が終了すると、予め設定した時間幅、例えば2秒
間待って、これらの駆動を停止する(ステップST6
8、69)。この後は、図6に示すフローに戻る。
時間帯においては1回だけ凍結防止剤の散布を行なうよ
うになっている。したがって、例えば、上記のように散
布時間帯を午前、午後の2回に設定した場合には、一日
の間に最大2回の散布動作が行なわれることになる。勿
論、散布動作は、各時間帯において2回以上行なうよう
に構成してもよい。
布装置1は、図5に示すように、道路200の路肩に設
置して使用される。そして、凍結防止剤を散布すべき時
間帯において、外気温が設定温度を下回った場合には、
自動的に凍結防止剤の散布が設定した時間だけ行なわれ
る。したがって、路面凍結、積雪が起こり易い部分に、
本例の装置1を1台あるいは一定の間隔で複数台設置し
ておけば、路面の凍結あるいは積雪が予想される場合
に、自動的に凍結防止剤の散布が行なわれる。このた
め、従来のように散布車を繰り出して散布を行なう場
合、あるいは、砂箱等に入っている凍結防止剤を通行人
あるいは通行車両の運転手が自発的に散布する場合に比
べて、路面の凍結、積雪を効率良く防止することが可能
になる。
り、これを用いて人、車等が散布範囲内に存在している
時には散布を行なわないようにしている。したがって、
人、走行車両に凍結防止剤を散布してしまうことがない
という利点がある。
防止剤の散布よりも早い時期から駆動して、回りに警報
を発するようにしている。したがって、近くを歩いてい
る通行人、あるいは走行車両は、散布がこれらから始ま
ることを、実際の散布の前に知ることができ、散布範囲
外に退避する等の動作を行なうことができる。
ンサが搭載されている制御装置を、別体構成として、異
なる位置に配置可能となっている。したがって、センサ
が搭載されている制御装置のみを、センサによる検出に
最も適した位置に設置して、路面状態等の検出、移動物
の検出を適切に行なうことができるという利点も得られ
る。
剤を自動散布する構成となっている。この代わりに、あ
るいはこの自動散布と共に、手動による散布を行なうこ
とができるようにしてもよい。例えば、上記の装置1に
おいては、図4に示すように、制御装置3に手動スイッ
チ113を配置しておき、これを操作した場合には、他
の条件に優先して凍結防止剤の散布を行なうことができ
るように構成してもよい。
と、図7に示すような散布動作を行なう構成を備えた手
動式の凍結防止剤散布装置としてもよい。この場合の散
布機本体の構成は、図1、2、3に示すものを採用する
ことができる。
おいて移動物が散布範囲内に侵入した場合には、そのま
ま散布を継続するようになっている。しかし、移動物セ
ンサの出力を定期的に読み込み、移動物が検出された場
合には、割り込み処理を行なって、散布動作を強制的に
停止するように制御を構成することもできる。
気温センサを搭載している。基本的には、路面の凍結状
態、積雪状態を検出する必要があるので、外気温センサ
に加えて、湿度センサまたは、湿度センサと気圧センサ
とを用いて、路面の凍結状態あるいは積雪状態をより的
確に検出できるようにしてもよい。さらに進んで、設置
場所における路面の凍結、あるいは積雪時の外気状態
(温度、湿度、気圧等)を予め計測しておき、この計測
値に基づき、路面が凍結する外気状態、あるいは路面に
積雪ができる外気状態を予測し、この予測値を予め記憶
しておき、これに基づき、散布を行なう時期を設定して
もよい。
ニットとしては、上記の例における円盤回転式散布ユニ
ット(図2、3参照)の代わりに、散布筒揺動式散布ユ
ニットを採用してもよい。この散布筒揺動式ユニット
は、一定の長さの散布筒の元端側に凍結防止剤を供給
し、散布筒を一定の揺幅で左右に繰り返し揺動させ、こ
れによって発生する遠心力を利用して散布筒内の凍結防
止剤を外部に散布する形式のものである。
る散布時間帯、散布温度を設定してある。これらの値
は、変更可能に設定入力できるようにしてもよい。同様
に、散布時間、警報ランプ、ブザーの駆動時間等も変更
可能に入力設定できるようにしてもよい。
の種類については特に言及しなかったが、通常使用され
ている粒状の塩化カルシウム、その他の凍結防止剤を使
用することができる。
剤散布装置は、希望する場所に設置することができ、希
望する時間帯において手動スイッチを操作することによ
り凍結防止剤を設置場所に散布することができる。した
がって、従来のような車載式のもの、あるいは、砂箱の
ように人力で散布する形式のものに比べて、簡単な操作
で、しかも効率良く、凍結防止剤を散布することができ
る。
気温センサ等のセンサと制御部を備え、予め設定した散
布時間帯において、路面の凍結が予想される外気条件、
あるいは路面に積雪が予想される外気条件の時に、自動
的に凍結防止剤を散布するようにしている。したがっ
て、車載式の散布機を凍結場所に持ち込んで散布を行な
う場合とは異なり、散布を必要とする時期に散布を行な
うことができ、また、人手も必要としないという利点が
ある。
した部分と、散布機本体とを分離して、別個の位置に設
置できるので、それぞれを適切な位置に設置できるとい
う利点がある。
散布範囲内に入った場合にはそれを検出して、散布動作
を行なわないようにしているので、通行人、通行車両等
に凍結防止剤を散布してしまうこともない。
である。
構成図である。
る。
の例を示す説明図である。
トである。
る。
Claims (13)
- 【請求項1】 路面等の凍結を防止する凍結防止剤を収
納した収納部と、この収納部から供給される凍結防止剤
を装置外に散布する散布機構と、前記散布機構による凍
結防止剤の散布開始を指示する手動スイッチと、少なく
とも凍結防止剤が散布中である旨を警報する警報機と、
前記手動スイッチが操作されると予め設定した時間だけ
前記散布機構を駆動制御して凍結防止剤の散布を行なわ
せると共に、前記警報機を少なくとも凍結防止剤の散布
中は駆動させる制御部と、前記の各構成要素が収納ある
いは取付けられている自立式の本体ケースとを有し、 前記制御部は、前記手動スイッチが操作されると、まず
前記警報機を駆動して警報を発生させて凍結防止剤の散
布を開始する旨を警報し、しかる後に前記散布機構を駆
動して凍結防止剤の散布を開始させることを特徴とする
凍結防止剤散布装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記散布機構は、表面に複数枚の羽根が起立している回
転円盤を利用して凍結防止剤を散布する回転円盤式の散
布機構、および、散布筒を左右に繰り返し揺動運動させ
ることにより凍結防止剤を散布する散布筒揺動機構のう
ちのいずれか一方のものであることを特徴とする凍結防
止剤散布装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記散布機構は前記
回転円盤式の散布機構であり、当該散布機構は並列配置
された一対の回転円盤を備えていることを特徴とする凍
結防止剤散布装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のうちのいずれかの項
において、前記警報機は、警報灯および警報ブザーのう
ちの少なくとも一方のものであることを特徴とする凍結
防止剤散布装置。 - 【請求項5】 路面等の凍結を防止する凍結防止剤を収
納した収納部と、この収納部から供給される凍結防止剤
を装置外に散布する散布機構と、少なくとも凍結防止剤
が散布中である旨を警報する警報機と、凍結防止剤を散
布すべきか否かを判別する判別部と、前記散布機構およ
び前記警報機を駆動制御する制御部とを有し、 前記判別部は、凍結防止剤の散布時間帯を少なくとも1
つ設定する散布時間帯 設定手段と、凍結防止剤を散布す
る外気温を設定する散布温度設定手段と、外気温を検出
する外気温検出手段とを備えており、 前記制御部は、前記散布時間帯設定手段によって設定さ
れている散布時間帯において、前記外気温検出手段によ
って検出された温度が前記散布温度設定手段によって設
定されている温度を下回った場合には、前記警報機を駆
動し、予め定めた時間経過後に、前記散布機構を駆動し
て、予め設定された時間の間、凍結防止剤の散布動作を
行わせるようになっていることを特徴とする 凍結防止剤
散布装置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記判別部は、凍結
防止剤が散布される被散布面が、積雪状態にあるか否
か、および凍結状態にあるか否かの少なくとも一方を検
出する検出手段を備え、当該検出手段によってこれらの
状態のいずれか一方が検出された場合には凍結防止剤の
散布が必要である旨の判断を行うようになっていること
を特徴とする凍結防止剤散布装置。 - 【請求項7】 請求項5または6において、前記判別部
は、凍結防止剤が散布される被散布面の範囲内に、人、
車等の移動物が存在するか否かを検出する移動物検出手
段を備えており、当該移動物検出手段によって被散布面
の範囲内に移動物が存在することが検出された場合に
は、凍結防止剤の散布を行わないことを特徴とする凍結
防止剤散布装置。 - 【請求項8】 請求項7において、凍結防止剤の散布中
において移動物の存在が検出された場合には、強制的に
凍結防止剤の散布を中止することを特徴とする凍結防止
剤散布装置。 - 【請求項9】 請求項5ないし8のうちのいずれかの項
において、装置本体ケースと、当該装置本体ケースとは
有線あるいは無線で電気的に接続された制御装置ケース
とを有しており、前記装置本体ケースには、少なくと
も、前記収納部、散布機構、警報機が配置されており、
前記制御装置ケースには、少なくとも、前記判別部の構
成要素である検出手段が配置されていることを特徴とす
る凍結防止剤散布装置。 - 【請求項10】 請求項5ないし9のうちのいずれかの
項において、凍結防止剤の散布は、前記散布時間帯の間
で1回だけ行われることを特徴とする凍結防止剤散布装
置。 - 【請求項11】 請求項5ないし10のうちのいずれか
の項において、前記散布時間帯設定手段は、散布時間帯
を変更可能に設定可能であることを特徴とする凍結防止
剤散布装置。 - 【請求項12】 請求項5ないし11のうちのいずれか
の項において、前記散布温度設定手段は、散布温度を変
更可能に設定可能であることを特徴とする凍結防止剤散
布装置。 - 【請求項13】 請求項5ないし12のうちのいずれか
の項において、更に、前記散布機構による凍結防止剤の
散布開始を指示する手動スイッチを有しており、当該手
動スイッチが操作されると、前記制御部は前記判別部の
判別結果に優先して、凍結防止剤の散布動作を行わせる
ようになっていることを特徴とする凍結防止剤散布装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07259129A JP3105771B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 凍結防止剤散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07259129A JP3105771B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 凍結防止剤散布装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100521A JPH09100521A (ja) | 1997-04-15 |
| JP3105771B2 true JP3105771B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=17329726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07259129A Expired - Lifetime JP3105771B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 凍結防止剤散布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3105771B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101845802A (zh) * | 2010-06-23 | 2010-09-29 | 北京市环丽清扫保洁服务中心 | 移动计量破袋式融雪剂导向斗 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7245089B2 (ja) * | 2019-03-20 | 2023-03-23 | 株式会社前田製作所 | 定置式凍結防止剤散布装置および凍結防止剤散布システム |
| JP7249589B2 (ja) * | 2019-03-20 | 2023-03-31 | 株式会社前田製作所 | 凍結防止剤の散布制御方法および定置式凍結防止剤散布装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3111618U (ja) | 2005-04-11 | 2005-07-28 | 茂 藤澤 | 手網用網袋 |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP07259129A patent/JP3105771B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3111618U (ja) | 2005-04-11 | 2005-07-28 | 茂 藤澤 | 手網用網袋 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101845802A (zh) * | 2010-06-23 | 2010-09-29 | 北京市环丽清扫保洁服务中心 | 移动计量破袋式融雪剂导向斗 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09100521A (ja) | 1997-04-15 |
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