JP3127052B2 - 型銑単重を均一にする鋳銑方法 - Google Patents
型銑単重を均一にする鋳銑方法Info
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶銑を鋳銑機を用いて
鋳銑するに際して、型銑単重を均一にする鋳銑方法に関
するものである。
鋳銑するに際して、型銑単重を均一にする鋳銑方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】鋳銑機は連続したリンクコンベア上にモ
ールドを載置し、走行するモールドに溶銑を鋳込み、連
続的に型銑を製造する装置である。一基の鋳銑機には数
百個のモールドがあり、モールド内は直交する仕切り壁
で複数のブロックに仕切られ、複数個の型銑が同時に鋳
込まれる。鋳銑された型銑の単重はブロックの内容積に
よって決まり、通常、鋳物用型銑の単重は、取扱上から
5kg程度とされている。
ールドを載置し、走行するモールドに溶銑を鋳込み、連
続的に型銑を製造する装置である。一基の鋳銑機には数
百個のモールドがあり、モールド内は直交する仕切り壁
で複数のブロックに仕切られ、複数個の型銑が同時に鋳
込まれる。鋳銑された型銑の単重はブロックの内容積に
よって決まり、通常、鋳物用型銑の単重は、取扱上から
5kg程度とされている。
【0003】鋳銑機における溶銑の鋳込みは図4に示す
ように、トピード1から流出した溶銑3を受銑樋2に受
け、つぎに分配樋4を経由して2基のモールドコンベヤ
ー5上のモールド6に均等に注入して行われる。モール
ド6内に注入する溶銑量の調整は、トピード1の傾動速
度、2基のモールドコンベヤー5の速度を運転者が目視
しながら行っている。
ように、トピード1から流出した溶銑3を受銑樋2に受
け、つぎに分配樋4を経由して2基のモールドコンベヤ
ー5上のモールド6に均等に注入して行われる。モール
ド6内に注入する溶銑量の調整は、トピード1の傾動速
度、2基のモールドコンベヤー5の速度を運転者が目視
しながら行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、運転者による
目視による調整では、溶銑量の調整はむつかしく型銑の
単重にばらつきが生じていた。すなわち、分配樋4にお
ける溶銑の分配には変動が多いため、運転者は常時、監
視・調整作業が必要で、また、目視のため調整遅れが生
じて、単重不均一の型銑が発生しやすい。
目視による調整では、溶銑量の調整はむつかしく型銑の
単重にばらつきが生じていた。すなわち、分配樋4にお
ける溶銑の分配には変動が多いため、運転者は常時、監
視・調整作業が必要で、また、目視のため調整遅れが生
じて、単重不均一の型銑が発生しやすい。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、モールド内の溶銑レベルをセンサーに
より連続的に測定し、一定レベルを外れた場合、自動的
にモールドコンベヤー速度を調整するとともに、モール
ドコンベヤー下流側に流出した溶銑を検知し、トピード
の傾動速度を調整することによって、単重のばらつきの
小さい型銑を製造する型銑単重を均一にする鋳銑方法を
提供することを目的とする。
なされたもので、モールド内の溶銑レベルをセンサーに
より連続的に測定し、一定レベルを外れた場合、自動的
にモールドコンベヤー速度を調整するとともに、モール
ドコンベヤー下流側に流出した溶銑を検知し、トピード
の傾動速度を調整することによって、単重のばらつきの
小さい型銑を製造する型銑単重を均一にする鋳銑方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、溶銑を
鋳銑機を用いて鋳銑するに際して、モールド内の溶銑レ
ベルを測定し、モールド内の溶銑レベルが一定レベル以
下の場合は、モールドコンベヤーの速度を遅く調整し、
モールド内の溶銑レベルが一定レベル以上の場合は、モ
ールドコンベヤーの速度を速く調整してモールド内の溶
銑レベルを一定に保持し、さらにトピード傾動速度が速
くてトピード内からの溶銑流出量が多くなり、モールド
内から溶銑がモールドコンベヤーの下流側に流出した場
合は、分配樋に対してモールドコンベヤーの下流側に流
出した溶銑を検知し、トピード傾動速度を遅く調整して
モールド内の溶銑レベルを一定に保持して行なう型銑単
重を均一にする鋳銑方法である。
鋳銑機を用いて鋳銑するに際して、モールド内の溶銑レ
ベルを測定し、モールド内の溶銑レベルが一定レベル以
下の場合は、モールドコンベヤーの速度を遅く調整し、
モールド内の溶銑レベルが一定レベル以上の場合は、モ
ールドコンベヤーの速度を速く調整してモールド内の溶
銑レベルを一定に保持し、さらにトピード傾動速度が速
くてトピード内からの溶銑流出量が多くなり、モールド
内から溶銑がモールドコンベヤーの下流側に流出した場
合は、分配樋に対してモールドコンベヤーの下流側に流
出した溶銑を検知し、トピード傾動速度を遅く調整して
モールド内の溶銑レベルを一定に保持して行なう型銑単
重を均一にする鋳銑方法である。
【0007】
【作用】本発明におけるモールド内の溶銑レベルの測定
は、測定装置から溶銑レベルまでの距離を連続的に測定
するもので、溶銑レベル検知用センサーにはレーザーあ
るいは超音波を用いる。測定結果に基づき、モールド内
の溶銑レベルが一定レベル以下(モールド内の溶銑量が
少ない)の場合は、モールドコンベヤーの速度を遅く調
整し、一定レベル以上の場合は、モールドコンベヤーの
速度を速く調整してモールド内の溶銑レベルを一定に保
持する。
は、測定装置から溶銑レベルまでの距離を連続的に測定
するもので、溶銑レベル検知用センサーにはレーザーあ
るいは超音波を用いる。測定結果に基づき、モールド内
の溶銑レベルが一定レベル以下(モールド内の溶銑量が
少ない)の場合は、モールドコンベヤーの速度を遅く調
整し、一定レベル以上の場合は、モールドコンベヤーの
速度を速く調整してモールド内の溶銑レベルを一定に保
持する。
【0008】トピードの傾動速度と鋳銑速度が一致しな
い場合は、必要以上の溶銑がモールド内に注入され、モ
ールドコンベヤー下流側に溶銑が流出する。この流出し
た溶銑を熱検知センサーで検知して、トピードの傾動速
度を調整する。すなわち、熱検知センサーで流出溶銑を
検知した場合は、トピードの傾動速度を遅くする。
い場合は、必要以上の溶銑がモールド内に注入され、モ
ールドコンベヤー下流側に溶銑が流出する。この流出し
た溶銑を熱検知センサーで検知して、トピードの傾動速
度を調整する。すなわち、熱検知センサーで流出溶銑を
検知した場合は、トピードの傾動速度を遅くする。
【0009】以上にように、トピードの傾動速度はモー
ルドコンベヤー下流側に流出した溶銑を検知することに
より調整し、モールドコンベヤーの速度はモールド内の
溶銑レベルを測定することによって調整する。このよう
にして、モールド内の溶銑レベルを一定に保持して、単
重のばらつきの小さい型銑を製造することができる。
ルドコンベヤー下流側に流出した溶銑を検知することに
より調整し、モールドコンベヤーの速度はモールド内の
溶銑レベルを測定することによって調整する。このよう
にして、モールド内の溶銑レベルを一定に保持して、単
重のばらつきの小さい型銑を製造することができる。
【0010】図2に示すように、溶銑レベル検知用セン
サー7は分配樋4の上流側で、溶銑レベルの異常をでき
るだけ速く検知するために、分配樋4の近くに設置す
る。モールドコンベヤー下流側に流出した溶銑を検知す
る熱検知センサー11は、分配樋4の下流側で、流出をで
きるだけ速く検知するために、分配樋4の近くに設置す
る。
サー7は分配樋4の上流側で、溶銑レベルの異常をでき
るだけ速く検知するために、分配樋4の近くに設置す
る。モールドコンベヤー下流側に流出した溶銑を検知す
る熱検知センサー11は、分配樋4の下流側で、流出をで
きるだけ速く検知するために、分配樋4の近くに設置す
る。
【0011】図1はモールドコンベヤーの速度とトピー
ドの傾動速度の調整機構を示したものである。溶銑レベ
ル検知用センサー7で測定した溶銑レベル測定信号は、
レベル解析システム装置8に送られ、ここでモールドの
仕切り壁等を除き必要な溶銑レベルのみを選択し、一定
のレベル範囲を外れた場合は、モーター回転数指示装置
9に信号をおくり、モーター回転数指示装置9はレベル
解析システム装置8からの信号に基づいて、モールドコ
ンベヤーの駆動モーター10の回転数を変化させて、モー
ルドコンベヤーの速度を調整する。
ドの傾動速度の調整機構を示したものである。溶銑レベ
ル検知用センサー7で測定した溶銑レベル測定信号は、
レベル解析システム装置8に送られ、ここでモールドの
仕切り壁等を除き必要な溶銑レベルのみを選択し、一定
のレベル範囲を外れた場合は、モーター回転数指示装置
9に信号をおくり、モーター回転数指示装置9はレベル
解析システム装置8からの信号に基づいて、モールドコ
ンベヤーの駆動モーター10の回転数を変化させて、モー
ルドコンベヤーの速度を調整する。
【0012】熱検知センサー11で検知した溶銑流出信号
は、熱検知解析システム装置12に送られ、ここで溶銑流
出の判断を行い、溶銑流出の場合は、トピード復帰回路
装置13に信号を送り、トピード復帰回路装置13は熱検知
解析システム装置12からの信号に基づいて、トピード駆
動モーター14の回転数を変化させて、トピードの傾動速
度を調整する。
は、熱検知解析システム装置12に送られ、ここで溶銑流
出の判断を行い、溶銑流出の場合は、トピード復帰回路
装置13に信号を送り、トピード復帰回路装置13は熱検知
解析システム装置12からの信号に基づいて、トピード駆
動モーター14の回転数を変化させて、トピードの傾動速
度を調整する。
【0013】運転に関しては、鋳銑開始時は手動運転に
よりトピード傾動速度とモールドコンベヤーの速度を調
整し、鋳銑が安定した時点で自動運転に切り換える。自
動運転では、前記のように、溶銑レベルを測定し、モー
ルドコンベヤーの速度を自動的に調整し、モールド内の
溶銑レベルを一定に保持することができる。また、溶銑
流出を検知し、トピード傾動速度を自動的に調整し、溶
銑の流出を防止するとともに、モールド内への注入溶銑
量を一定にすることができる。なお、不測の場合は手動
運転に切り換えて鋳銑を行うことも可能である。
よりトピード傾動速度とモールドコンベヤーの速度を調
整し、鋳銑が安定した時点で自動運転に切り換える。自
動運転では、前記のように、溶銑レベルを測定し、モー
ルドコンベヤーの速度を自動的に調整し、モールド内の
溶銑レベルを一定に保持することができる。また、溶銑
流出を検知し、トピード傾動速度を自動的に調整し、溶
銑の流出を防止するとともに、モールド内への注入溶銑
量を一定にすることができる。なお、不測の場合は手動
運転に切り換えて鋳銑を行うことも可能である。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
本発明方法によって、溶銑を目標単重 5〜6kg の型銑に
鋳銑した。このときの型銑の単重のばらつきを、従来の
鋳銑方法による型銑の単重のばらつきとともに図3に示
す。
本発明方法によって、溶銑を目標単重 5〜6kg の型銑に
鋳銑した。このときの型銑の単重のばらつきを、従来の
鋳銑方法による型銑の単重のばらつきとともに図3に示
す。
【0015】図3から明らかなように、本発明法では型
銑の90%が目標の単重を満足しているが、従来の鋳銑方
法では型銑の53%のみが目標の単重を満足しているにす
ぎない。また、モールドコンベヤー下流側への溶銑の流
出も最小限にすることができた。このように、本発明法
では溶銑を単重の均一な型銑に鋳銑することができる。
銑の90%が目標の単重を満足しているが、従来の鋳銑方
法では型銑の53%のみが目標の単重を満足しているにす
ぎない。また、モールドコンベヤー下流側への溶銑の流
出も最小限にすることができた。このように、本発明法
では溶銑を単重の均一な型銑に鋳銑することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、溶銑を鋳銑機を用いて鋳銑す
るに際して、モールド内の溶銑レベルを測定するととも
に、モールドコンベヤー下流側に流出した溶銑を検知
し、モールドコンベヤーの速度とトピード傾動速度を調
整して行う型銑単重を均一にする鋳銑方法であって、本
発明法によれば単重の均一な型銑を得ることができると
ともに、モールドコンベヤー下流側への溶銑の流出を最
小限にすることができる。
るに際して、モールド内の溶銑レベルを測定するととも
に、モールドコンベヤー下流側に流出した溶銑を検知
し、モールドコンベヤーの速度とトピード傾動速度を調
整して行う型銑単重を均一にする鋳銑方法であって、本
発明法によれば単重の均一な型銑を得ることができると
ともに、モールドコンベヤー下流側への溶銑の流出を最
小限にすることができる。
【図1】モールドコンベヤーの速度とトピードの傾動速
度の調整機構を示しす図である。
度の調整機構を示しす図である。
【図2】溶銑レベル検知用センサーと熱検知センサーの
設置位置を示す図である。
設置位置を示す図である。
【図3】実施例の型銑の単重分布を示す図である。
【図4】鋳銑機における溶銑の鋳込み方法を説明する図
である。
である。
1…トピード、2…受銑樋、3…溶銑、4…分配樋、5
…モールドコンベヤー、6…モールド、7…溶銑レベル
検知用センサー、8…レベル解析システム装置、9…モ
ーター回転数指示装置、10…駆動モーター、11…熱検知
センサー、12…熱検知解析システム装置、13…トピード
復帰回路装置、14…トピード駆動モーター、15…仕切り
壁、16…型銑、17…ローラ、18…架台。
…モールドコンベヤー、6…モールド、7…溶銑レベル
検知用センサー、8…レベル解析システム装置、9…モ
ーター回転数指示装置、10…駆動モーター、11…熱検知
センサー、12…熱検知解析システム装置、13…トピード
復帰回路装置、14…トピード駆動モーター、15…仕切り
壁、16…型銑、17…ローラ、18…架台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−210150(JP,A) 特開 平6−23525(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 5/04 B22D 39/02
Claims (1)
- 【請求項1】 溶銑を鋳銑機を用いて鋳銑するに際し
て、モールド内の溶銑レベルを測定し、モールド内の溶
銑レベルが一定レベル以下の場合は、モールドコンベヤ
ーの速度を遅く調整し、モールド内の溶銑レベルが一定
レベル以上の場合は、モールドコンベヤーの速度を速く
調整してモールド内の溶銑レベルを一定に保持し、さら
にトピード傾動速度が速くてトピード内からの溶銑流出
量が多くなり、モールド内から溶銑がモールドコンベヤ
ーの下流側に流出した場合は、分配樋に対してモールド
コンベヤーの下流側に流出した溶銑を検知し、トピード
傾動速度を遅く調整してモールド内の溶銑レベルを一定
に保持して行なうことを特徴とする型銑単重を均一にす
る鋳銑方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04264836A JP3127052B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 型銑単重を均一にする鋳銑方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04264836A JP3127052B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 型銑単重を均一にする鋳銑方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06114499A JPH06114499A (ja) | 1994-04-26 |
| JP3127052B2 true JP3127052B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=17408887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04264836A Expired - Fee Related JP3127052B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 型銑単重を均一にする鋳銑方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3127052B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19902441A1 (de) * | 1999-01-22 | 2000-07-27 | Sms Demag Ag | Vorrichtung zum Eingießen von Metallschmelze, insbesondere Gußeisen, in Masselgießformen |
| CN103121098B (zh) * | 2013-03-13 | 2015-06-10 | 济钢集团有限公司 | 防止鱼雷罐侧翻的装置 |
| CN108393474A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-08-14 | 重庆新格有色金属有限公司 | 铝液浇注定量控制设备 |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP04264836A patent/JP3127052B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06114499A (ja) | 1994-04-26 |
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