JP3142471B2 - 開閉式膜屋根における開閉機構 - Google Patents

開閉式膜屋根における開閉機構

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JP3142471B2
JP3142471B2 JP07292963A JP29296395A JP3142471B2 JP 3142471 B2 JP3142471 B2 JP 3142471B2 JP 07292963 A JP07292963 A JP 07292963A JP 29296395 A JP29296395 A JP 29296395A JP 3142471 B2 JP3142471 B2 JP 3142471B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば野球やサッ
カーなどの運動競技施設あるいはその他の大規模施設等
の屋根を天候等に応じて開閉することができる開閉式膜
屋根における開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の運動競技施設用等として、
大規模な固定ドーム式屋根が採用されてきている。この
固定ドーム式屋根の構造形式としては、単層トラスや複
層トラスによる鉄骨トラス構造、ケーブル構造、これら
鉄骨トラス構造およびケーブル構造を組み合わせた構造
のものが知られている。このような固定ドーム式屋根に
おいて、その鉄骨トラスに金属板などによる屋根仕上材
を取付けたり、空気の充填により膨らんだ膜をケーブル
構造により押さえる方式による膜構造の屋根としたもの
がある。
【0003】ところで、前記固定式ドーム屋根は、たと
え膜構造の屋根であっても、閉鎖的な雰囲気になること
は否めない。このため、近年、開閉式の膜屋根構造とし
たものが開発されつつあり、本出願人は、先に、前記開
閉式の膜屋根構造の技術を特許出願した(特願平7−4
342号)。
【0004】前記特許出願した開閉式膜屋根構造の技術
は、互いに平行に配設されたアーチ状をなす案内レール
(メインレール)と、該案内レールに走行自在にかつ順
続して設けられた複数の屋根ユニットからなる開閉屋根
とを備えており、前記各屋根ユニットを、横断面視略三
角形状をなしかつ前記案内レール間に延びる架構フレー
ムと、この架構フレームに張設された膜材とから構成
し、前記架構フレームを、当該架構フレームの頂部を支
点として開閉可能に構成され、かつ前記膜材がそれぞれ
張設された一対の開閉フレームと、これら開閉フレーム
間に設けられて伸折することにより、開閉フレームを開
閉自在に繋ぐ複数の繋ぎ材とから構成したものである。
【0005】そして、前記構成の開閉式膜屋根構造で
は、複数の屋根ユニットを案内レールに沿って走行させ
ることにより屋根の開閉を行うが、屋根の開放の際に、
各屋根ユニットを走行させて、所定の位置で折曲手段に
よって架構フレームの繋ぎ材を順次折曲することによっ
て、これら屋根ユニットを順次折り畳んでいくようにな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記構成の
開閉式膜屋根構造においては、前記架構フレームに複数
の繋ぎ材が設けられているので、これら複数の繋ぎ材を
同期させて一斉に折曲するのは容易ではないという問題
があった。また、前記架構フレームは折曲手段によって
折曲され、さらに折り畳まれた後は、開閉フレームが起
立した状態であるので、案内レール上の走行が不安定に
なるという問題があった。さらに、前記開閉式膜屋根構
造の折曲手段は、案内レールから出没させるものである
ので、架構フレームを移動させる駆動源の他に、前記出
没のために別途駆動源を設ける必要があるという問題が
あった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、架構フレームの複数の繋ぎ材を容易に同期させて一
斉に折り畳むことができ、また、架構フレームの折り畳
まれた後の走行が安定で、さらに、架構フレームを移動
させる駆動源を利用して架構フレームを折り畳ませる折
曲手段を備えた開閉式膜屋根における開閉機構を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の開閉式膜屋根における開閉機構
は、互いに平行に配設されたアーチ状をなすメインレー
ルと、該メインレールに走行台車によって走行自在にか
つ順続して設けられた複数の屋根ユニットとからなる開
閉式膜屋根において、前記各屋根ユニットを、横断面視
略三角形状をなしかつ前記メインレール間に延びる架構
フレームと、この架構フレームに張設された膜材とから
構成し、前記架構フレームを、当該架構フレームの頂部
を支点として回動することにより開閉可能に構成し、か
つ前記膜材がそれぞれ張設される一対の開閉フレーム
と、該開閉フレームを開閉自在に繋ぐ複数の繋ぎ材とか
ら構成し、さらに、前記架構フレームを、それに隣接す
る架構フレームにそれぞれの開閉フレームの下端部を前
記走行台車に回動自在に連結することにより接続し、前
記繋ぎ材を一対のアームで構成し、各アームの一端部を
前記開閉フレームに、第1ヒンジ部によって横方向に回
動自在に連結し、該アームの他端部どうしを第2ヒンジ
部によって横方向に回動自在に連結し、さらに、複数の
繋ぎ材のそれぞれの第2ヒンジ部を、連結ロッドによっ
て連結したものである。
【0009】請求項1の開閉式膜屋根における開閉機構
にあっては、架構フレームの開閉フレームを開閉する際
において、繋ぎ材を構成する一対のアームのそれぞれが
第1ヒンジ部を支点として横方向に回動しつつ第1ヒン
ジ部どうしが接離するとともに、第2ヒンジ部が横方向
に移動することによって、繋ぎ材を第2ヒンジ部から横
に折り畳んで開閉ユニットを開閉する、すなわち各屋根
ユニットを開閉する。そして、架構フレームに設けられ
た複数の繋ぎ材のそれぞれの第2ヒンジ部は連結ロッド
によって連結されているので、複数の第2ヒンジ部は同
期して一斉に横方向に移動する、すなわち、複数の繋ぎ
材が同期して一斉に折り畳まれる。
【0010】請求項2の開閉式膜屋根における開閉機構
は、請求項1において、前記メインレールの上方にガイ
ドレールを配設し、このガイドレールに支持体を走行自
在に設け、この支持体の上端部に前記架構フレームの頂
部を連結してなり、前記ガイドレールを、前記メインレ
ールと平行離間して配設された第1ガイドレール部と、
当該第1ガイドレール部の基端部に連続して設けられ、
基端側に向かうにしたがって漸次上昇する第2ガイドレ
ール部と、当該第2ガイドレール部の基端部に連続して
設けられ、前記メインレールと平行離間する第3ガイド
レール部とから構成したものである。
【0011】請求項2の開閉式膜屋根における開閉機構
にあっては、架構フレームをメインレールの基端側に移
動させて屋根を開放する際において、該架構フレームの
頂部に連結されている支持体がガイドレール上をその基
端側に向けて移動する。この支持体は、ガイドレールの
第1ガイドレール部から第2ガイドレール部に移行する
と、第2ガイドレール部を移動するに伴って次第に上昇
する。したがって、前記架構フレームの頂部が支持体に
よって上方に押し上げられ、これによって架構フレーム
の開閉フレームが前記頂部を支点として互に近接する方
向に回転して折り畳まれる。さらに、支持体が第2ガイ
ドレール部から第3ガイドレール部に移行すると、前記
架構フレームは折り畳まれて起立した状態で前記メイン
レール上を移動するが、架構フレームの上端部は前記第
3ガイドレール部を移動する支持体によって支持されて
いるので、架構フレームは安定状態で走行する。
【0012】請求項3の開閉式膜屋根における開閉機構
は、請求項1または2において、前記繋ぎ材を第2ヒン
ジ部から折り畳ませるための折曲手段を備えてなり、当
該折曲手段を、前記メインレールの側方に配設されたサ
イドレールと、このサイドレールに走行自在に設けられ
て、前記複数の繋ぎ材のうち、最も前記サイドレール側
に位置する繋ぎ材の第2ヒンジ部に先端部が連結された
移動体とから構成し、前記サイドレールを、前記メイン
レールと平行離間して配設された第1サイドレール部
と、当該第1サイドレール部の基端部に連続して設けら
れ、基端側に向かうにしたがって漸次前記架構フレーム
側に近接する第2サイドレール部と、当該第2サイドレ
ール部の基端部に連続して設けられ、前記メインレール
と平行離間する第3サイドレール部とから構成したもの
である。前記移動体は先端部を支点として折畳み可能に
かつ一定以上開かないような構成とする。
【0013】請求項3の開閉式膜屋根における開閉機構
にあっては、架構フレームをメインレールの基端側に移
動させて屋根を開放する際において、該架構フレーム
の、最も前記サイドレール側に位置する繋ぎ材の第2ヒ
ンジ部に先端部が連結された移動体がサイドレール上を
その基端側に向けて移動する。この移動体は、サイドレ
ールの第1サイドレール部から第2サイドレール部に移
行すると、第2サイドレール部を移動するに伴って次第
に架構フレーム側に近接する。したがって、前記繋ぎ材
の第2ヒンジ部が移動体によって横方向に押され、前記
繋ぎ材が第2ヒンジ部から折り畳まれる。このとき、架
構フレームに設けられた複数の繋ぎ材のそれぞれの第2
ヒンジ部は連結ロッドによって連結されているので、複
数の第2ヒンジ部は同期して一斉に横方向に移動する、
すなわち、複数の繋ぎ材が同期して一斉に折り畳まれ
る。さらに、移動体が第2サイドレール部から第3サイ
ドレール部に移行すると、前記架構フレームは折り畳ま
れて起立した状態で前記メインレール上を移動する。
【0014】請求項4の開閉式膜屋根における開閉機構
は、互いに平行に配設されたアーチ状をなすメインレー
ルと、該メインレールに走行台車によって走行自在にか
つ順続して設けられた複数の屋根ユニットとからなる開
閉式膜屋根において、前記各屋根ユニットを、横断面視
略三角形状をなしかつ前記メインレール間に延びる架構
フレームと、この架構フレームに張設された膜材とから
構成し、前記架構フレームを、当該架構フレームの頂部
を支点として回動することにより開閉可能に構成し、か
つ前記膜材がそれぞれ張設される一対の開閉フレーム
と、該開閉フレームを開閉自在に繋ぐ複数の繋ぎ材とか
ら構成し、さらに、前記架構フレームを、それに隣接す
る架構フレームにそれぞれの開閉フレームの下端部を前
記走行台車に回動自在に連結することにより接続し、前
記繋ぎ材を一対のアームで構成し、各アームの一端部を
前記開閉フレームに、第1ヒンジ部によって縦方向に回
動自在に連結し、該アームの他端部どうしを第2ヒンジ
部によって縦方向に回動自在に連結し、さらに、前記メ
インレールの上方にガイドレールを配設し、このガイド
レールに支持体を走行自在に設け、この支持体の上端部
に前記架構フレームの頂部を連結し、前記ガイドレール
を、前記メインレールと平行離間して配設された第1ガ
イドレール部と、当該第1ガイドレール部の基端部に連
続して設けられ、基端側に向かうにしたがって漸次上昇
する第2ガイドレール部と、当該第2ガイドレール部の
基端部に連続して設けられ、前記メインレールと平行離
間する第3ガイドレール部とから構成したものである。
【0015】請求項4の開閉式膜屋根における開閉機構
にあっては、架構フレームをメインレールの基端側に移
動させて屋根を開放する際において、該架構フレームの
頂部に連結されている支持体がガイドレール上をその基
端側に向けて移動する。この支持体は、ガイドレールの
第1ガイドレール部から第2ガイドレール部に移行する
と、第2ガイドレール部を移動するに伴って次第に上昇
する。したがって、前記架構フレームの頂部が支持体に
よって上方に押し上げられ、これによって架構フレーム
の開閉フレームが前記頂部を支点として互に近接する方
向に回転して折り畳まれる。さらに、支持体が第2ガイ
ドレール部から第3ガイドレール部に移行すると、前記
架構フレームは折り畳まれて起立した状態で前記メイン
レール上を移動するが、架構フレームの上端部は前記第
3ガイドレール部を移動する支持体によって支持されて
いるので、架構フレームは安定状態で走行する。
【0016】請求項5の開閉式膜屋根における開閉機構
は、請求項4において、前記繋ぎ材を第2ヒンジ部から
折り畳ませるための折曲手段を備えており、当該折曲手
段を、前記メインレールの側方に配設されたサイドレー
ルと、このサイドレールに走行自在に設けられた移動体
と、この移動体と前記複数の繋ぎ材のそれぞれの第2ヒ
ンジ部とを連結し、移動体のサイドレール基端側への移
動によって、前記第2ヒンジ部を引き上げる引上手段と
から構成し、前記サイドレールを、前記メインレールと
平行離間して配設された第1サイドレール部と、当該第
1サイドレール部の基端部に連続して設けられ、基端側
に向かうにしたがって漸次前記架構フレームから離間す
る第2サイドレール部と、当該第2サイドレール部の基
端部に連続して設けられ、前記メインレールと平行離間
する第3サイドレール部とから構成したものである。
【0017】前記引上手段は、前記架構フレーム頂部に
おいて、該架構フレームの長手方向に延在されたロープ
と、前記架構フレームの頂部に該架構フレームの長手方
向に所定間隔で設けられた複数の滑車と、前記ロープか
ら分岐して前記各滑車に掛けられて下方に垂下する複数
の分岐ロープと、該分岐ロープの下端部に上端部が回動
自在に取付けられるとともに下端部が前記第2ヒンジ部
に回動自在に連結され、かつ上端部と下端部との間に複
数の折曲自在な関節部を有する伸折ロッドとから構成す
る。
【0018】請求項5の開閉式膜屋根における開閉機構
にあっては、架構フレームをメインレールの基端側に移
動させて屋根を開放する際において、前記移動体がサイ
ドレール上をその基端側に向けて移動する。この移動体
は、サイドレールの第1サイドレール部から第2サイド
レール部に移行すると、第2サイドレール部を移動する
に伴って次第に前記架構フレームから離間し、この移動
体と前記繋ぎ材の第2ヒンジ部とを連結する引上手段に
よって、前記繋ぎ材の第2ヒンジ部が上方に引き上げら
れ、該繋ぎ材が第2ヒンジ部から上方に若干折曲され
る。すなわち、前記引上手段のロープが引っ張られ、こ
れによって前記複数の分岐ロープが滑車を介して一斉に
上方に引っ張られて、伸折ロッドが一斉に引き上げら
れ、前記複数の繋ぎ材が第2ヒンジ部から上方に若干折
曲される。
【0019】一方、前記架構フレームは、その開閉フレ
ームが前記頂部を支点として互に近接する方向に回転し
て折り畳まれるとともに、前記伸折ロッドが折れ曲がっ
て前記繋ぎ材が第2ヒンジ部から折り畳まれる。さら
に、前記移動体が第2サイドレール部から第3サイドレ
ール部に移行すると、前記架構フレームは折り畳まれて
起立した状態で前記メインレール上を移動する。
【0020】請求項6の開閉式膜屋根における開閉機構
は、互いに平行に配設されたアーチ状をなすメインレー
ルと、該メインレールに走行台車によって走行自在にか
つ順続して設けられた複数の屋根ユニットとからなる開
閉式膜屋根において、前記各屋根ユニットを、横断面視
略三角形状をなしかつ前記メインレール間に延びる架構
フレームと、この架構フレームに張設された膜材とから
構成し、前記架構フレームを、当該架構フレームの頂部
を支点として回動することにより開閉可能に構成し、か
つ前記膜材がそれぞれ張設される一対の開閉フレーム
と、該開閉フレームを開閉自在に繋ぐ繋ぎ材とから構成
し、さらに、前記架構フレームを、それに隣接する架構
フレームにそれぞれの開閉フレームの下端部を前記走行
台車に回動自在に連結することにより接続し、前記繋ぎ
材を一対のアームで構成さし、各アームの一端部を前記
開閉フレームに、第1ヒンジ部によって縦方向に回動自
在に連結し、該アームの他端部どうしを第2ヒンジ部に
よって縦方向に回動自在に連結し、さらに、前記繋ぎ材
を第2ヒンジ部から折り畳ませるための折曲手段を設
け、この折曲手段を、前記繋ぎ材の第2ヒンジ部に設け
られた摺動ピンと、前記架構フレームの側方の壁部に形
成され、前記摺動ピンが係合して摺動する溝部とから構
成し、前記溝部を前記架構フレームが折り畳まれるに伴
って、その繋ぎ材の第2ヒンジ部が移動する移動軌跡に
沿って形成したものである。
【0021】請求項6の開閉式膜屋根における開閉機構
にあっては、架構フレームをメインレールの基端側に移
動させて屋根を開放する際において、前記摺動ピンが前
記溝部に係合して摺動することにより、該摺動ピンが連
結されている繋ぎ材の第2ヒンジ部が溝部に沿って斜め
上方に上昇し、これによって、該繋ぎ材が第2ヒンジ部
から上方に若干折曲される。
【0022】一方、前記架構フレームは、その開閉フレ
ームが前記頂部を支点として互に近接する方向に回転し
て折り畳まれるとともに、前記繋ぎ材が第2ヒンジ部か
ら折り畳まれる。さらに、前記架構フレームが折り畳ま
れると前記摺動ピンが溝部から離脱して、前記架構フレ
ームは折り畳まれて起立した状態で前記メインレール上
を移動する。
【0023】請求項7の開閉式膜屋根における開閉機構
は、互いに平行に配設されたアーチ状をなすメインレー
ルと、該メインレールに走行台車によって走行自在にか
つ順続して設けられた複数の屋根ユニットとからなる開
閉式膜屋根において、前記各屋根ユニットを、横断面視
略三角形状をなしかつ前記メインレール間に延びる架構
フレームと、この架構フレームに張設された膜材とから
構成し、前記架構フレームを、当該架構フレームの頂部
を支点として回動することにより開閉可能に構成し、か
つ前記膜材がそれぞれ張設される一対の開閉フレーム
と、該開閉フレームを開閉自在に繋ぐ繋ぎ材とから構成
し、さらに、前記架構フレームを、それに隣接する架構
フレームにそれぞれの開閉フレームの下端部を前記走行
台車に回動自在に連結することにより接続し、前記繋ぎ
材を一対のアームで構成し、各アームの一端部を前記開
閉フレームに、第1ヒンジ部によって縦方向に回動自在
に連結し、該アームの他端部どうしを第2ヒンジ部によ
って縦方向に回動自在に連結し、さらに、前記繋ぎ材を
第2ヒンジ部から折り畳ませるための折曲手段を設け
が、この折曲手段を、前記架構フレームの頂部に上端部
が回動自在に取付けられるとともに下端部が前記第2ヒ
ンジ部に回動自在に連結され、かつ上端部と下端部との
間に複数の折曲自在な関節部を有し、上端部を横方向に
押圧することにより、前記繋ぎ材を第2ヒンジ部から折
り畳ませる多関節ロッドと、前記メインレールの基端部
側に設けられて、架構フレームがメインレールの基端側
に移動してきた際に、前記多関節ロッドの上端部に当接
して、該上端部を押圧する押圧部とから構成したもので
ある。
【0024】請求項7の開閉式膜屋根における開閉機構
にあっては、架構フレームをメインレールの基端側に移
動させて屋根を開放する際において、前記多関節ロッド
の先端部が前記押圧部に当接して、該押圧部によって押
圧されると、該多関節ロッドが架構フレームの頂部を支
点として回動し、これによって、該多関節ロッドは、関
節部が折曲されつつ下端部で第2ヒンジ部を上方に引き
上げる。これによって、繋ぎ材が第2ヒンジ部から上方
に若干折曲される。
【0025】一方、前記架構フレームは、その開閉フレ
ームが前記頂部を支点として互に近接する方向に回転し
て折り畳まれるとともに、前記繋ぎ材が第2ヒンジ部か
ら折り畳まれる。さらに、前記架構フレームが折り畳ま
れると、該架構フレームは折り畳まれて起立した状態で
前記メインレール上を移動する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の開
閉式膜屋根における開閉機構の実施の形態について説明
するが、本発明に係る開閉機構を説明する前に、該開閉
機構が備えられる開閉式膜屋根の構造について説明す
る。開閉式膜屋根構造は、図1および図2に示すよう
に、互いに平行に配設されたアーチ状をなす2本のメイ
ンレール10,10と、該メインレール10,10に走
行自在にかつ順続して設けられた複数の屋根ユニット1
1…からなる開閉屋根12,12とを備えて構成されて
いる。
【0027】前記メインレール10,10は、互いに平
行に配設されたアーチ状をなす2本のキールトラス13
上に設けられている。したがって、開閉屋根12,12
の下方には柱のない大きな空間を形成でき、各種、イベ
ント、運動競技を行なう施設の膜屋根構造として最適な
ものとなる。前記複数の屋根ユニット11…からなる開
閉屋根12,12は、前記メインレール10,10の長
手方向中央部の両側に配設されている。したがって、開
閉屋根12,12は、メインレール10の中央部を起点
して開閉するようになっている。
【0028】なお、上記では、メインレール10,10
の長手方向中央部を境として、2つの開閉屋根12,1
2を配設し、これら開閉屋根12,12によって、中央
部から両側に開閉可能に構成したが、本発明では、メイ
ンレール10に開閉屋根を一つだけ配設し、一方の側か
ら他方の側に向けて、開閉するように構成してもよい。
【0029】(第1実施形態例)次に、前記各屋根ユニ
ット11…を開閉する本発明に係る開閉機構の第1実施
形態について以下に説明する。前記各屋根ユニット11
は、図3および図4に示すように、横断面視略三角形状
をなしかつ前記メインレール10,10間に延びる架構
フレーム14と、この架構フレーム14に張設された膜
材15,15とから構成されている。前記架構フレーム
14は、当該架構フレーム14の頂部を支点として開閉
可能に構成され、かつ前記膜材15,15がそれぞれ張
設された一対の開閉フレーム16,16と、これら開閉
フレーム16,16間に設けられて伸折することによ
り、開閉フレーム16,16を開閉自在に繋ぐ繋ぎ材1
7とから構成されている。
【0030】前記開閉フレーム16は、前記メインレー
ル10,10間に延び、かつ上下に平行に配設された2
本の鉄骨材18,18と、これら鉄骨材18,18間に
架設され、該鉄骨材18,18に直角に連結された複数
本のウエブ材19…と、隣接するウエブ材19,19の
間において、前記鉄骨材18,18間に斜めに架設され
た複数本のラチス材20…とによって構成されている。
前記膜材15は、ガラス繊維で形成された基布の表面を
テフロンコーティングしたもので、開閉フレーム16の
全面に亙って張設されている。
【0031】前記一つの架構フレーム14を構成する一
対の開閉フレーム16,16は、互いの上側の鉄骨材1
8,18をピンジョイント21で回動自在に連結するこ
とにより、当該ピンジョイント21を支点として開閉可
能に連結されている。なお、このピンジョイント21の
上部には、雨漏りを防止するための笠木22が設けられ
ている。一方、前記繋ぎ材17は、図5および図6に示
すように、一対のアーム17a,17aで構成されてお
り、各アーム17aの一端部は前記開閉フレーム16,
16の下端部にそれぞれ第1ヒンジ部23,23によっ
て横方向に回動自在に連結され、該アーム17a,17
aの他端部どうしは第2ヒンジ部24によって横方向に
回動自在に連結されている。
【0032】また、前記構成の架構フレーム14は、繋
ぎ材17を伸ばして一対の開閉フレーム16,16を開
いた状態で支持することにより、横断面三角形状の鉄骨
トラスを構成し、また、繋ぎ材17を第2ヒンジ部24
が横方向に移動するようにして折曲することにより、図
6に示すように、折り畳まれるようになっている。そし
て、前記構成の屋根ユニット11…は、図4に示すよう
に、互いに隣接する架構フレーム14,14のそれぞれ
の下側の鉄骨材18,18をピンジョイント25により
回動自在に連結することにより、順続して連結され、こ
れによって前記開閉屋根12が構成されている。
【0033】また、前記開閉屋根12を構成する複数の
屋根ユニット11…の先頭には、図4に示すように、こ
れら屋根ユニット11…とほぼ同形でかつ該屋根ユニッ
ト11…より剛性が高い屋根ユニット26が連結されて
いる。この屋根ユニット26は、前記屋根ユニット11
と同様の構成をなしており、異なる点は、前記繋ぎ材1
7に代えて、鉄骨材27によって一対の開閉フレーム1
6,16の互いの下側の鉄骨材18,18を連結した構
成となっている。なお、この屋根ユニット26と、その
後方の屋根ユニット11とは前記ピンジョイント25に
よって連結されている。
【0034】前記屋根ユニット26の両端部には、図4
に示すように、該屋根ユニット26を前記メインレール
10,10に沿って走行させる駆動台車28…が設けら
れている。該駆動台車28…は、屋根ユニット26の前
側下面に2台、後方の屋根ユニット11との連結部の下
方に2台、合計4台が配設されている。また、前記屋根
ユニット26に順続する複数の屋根ユニット11…に
は、隣接する屋根ユニット11,11(架構フレーム1
4,14)の連結部のピンジョイント25…を支持して
屋根ユニット11…を移動させる従動台車(走行台車)
32…が、前記メインレール10,10に沿って走行自
在に設けられている。前記従動台車32…は、前記駆動
台車28と同様に、メインレール10上を転動する車輪
32b…を備えた構成となっているが、駆動源は配設さ
れていない。
【0035】なお、上記では、先頭屋根ユニット26を
屋根ユニット11より剛性が高いものとしたが、先頭屋
根ユニット26を屋根ユニット11と同様の開閉構造と
してもよい。この場合、各屋根ユニット11…をメイン
レール10の端部に寄せつつ折り畳んで屋根を開口する
際に、先頭屋根ユニットも折り畳むことができ、よっ
て、折り畳んだ状態の開閉屋根をよりコンパクトにする
ことができる。
【0036】また、前記メインレール10の上方には、
図7〜図9に示すように、ガイドレール33がメインレ
ール10の長手方向に沿って配設されている。このガイ
ドレール33は、図9に示すように、架構フレーム14
の端部側の壁部34に固定されたフレーム35の先端部
に設けられたものである。前記ガイドレール33は、図
7に示すように、前記メインレール10と平行離間して
配設された第1ガイドレール部33aと、当該第1ガイ
ドレール部33aの基端部に連続して設けられ、基端側
に向かうにしたがって漸次上昇する第2ガイドレール部
33bと、当該第2ガイドレール部33bの基端部に連
続して設けられ、前記第1ガイドレール部33aより上
方位置において、前記メインレール10と平行離間する
第3ガイドレール部33cとから構成されている。
【0037】一方、前記ガイドレール33には支持体3
6が走行自在に設けられている。この支持体36は、図
8に示すように、上端部が前記架構フレーム14頂部の
ピンジョイント21に回動自在に連結されたもので、下
部に設けられた車輪36a,36aで前記ガイドレール
33上を走行するようになっている。
【0038】そして、上記支持体36は、前記架構フレ
ーム14をメインレール10の基端側に移動させて屋根
を開放する際において、ガイドレール33上をその基端
側に向けて架構フレーム14に伴って移動する。この支
持体36が、ガイドレール33の第1ガイドレール部3
3aから第2ガイドレール部33bに移行すると、第2
ガイドレール部33bを移動するに伴って次第に上昇す
る。したがって、前記架構フレーム14の頂部が支持体
36によって上方に押し上げられ、これによって架構フ
レーム14の開閉フレーム16,16が前記頂部のピン
ジョイント21を支点として互に近接する方向に回転し
て折り畳まれる。さらに、支持体36が第2ガイドレー
ル部33bから第3ガイドレール部33cに移行する
と、前記架構フレーム14は折り畳まれて起立した状態
で前記メインレール10上を移動するが、架構フレーム
14の上端部が前記第3ガイドレール部33cを移動す
る支持体36によって支持されているので、架構フレー
ム14を安定状態で走行させることができる。
【0039】また、前記メインレール10の側方には、
架構フレーム14の繋ぎ材17を折り畳ませるための折
曲手段37が設けられている。すなわち、図10に示す
ように、メインレール10の側方には、サイドレール3
8がメインレール10の長手方向に沿って配設されてい
る。このサイドレール38は、図9に示すように、架構
フレーム14の端部側の壁部34に固定されている。ま
た、前記サイドレール38は、メインレール10と平行
離間して配設された第1サイドレール部38aと、当該
第1サイドレール部38aの基端部に連続して設けら
れ、基端側に向かうにしたがって漸次前記架構フレーム
14側に近接する第2サイドレール部38bと、当該第
2サイドレール部38bの基端部に連続して設けられ、
前記第1サイドレール部38aより架構フレーム14側
においてメインレール10と平行離間する第3サイドレ
ール部38cとから構成されている。さらに、前記第1
サイドレール部38aと第2サイドレール部38bとの
接続部および第2サイドレール38bと第3サイドレー
ル部38cとの接続部は、そぞれぞれ、前記第1ガイド
レール部33aと第2ガイドレール部33bとの接続部
および第2ガイドレール33bと第3ガイドレール部3
3cとの接続部と平面的な位置が一致されている。
【0040】一方、前記サイドレール38には移動体4
0が走行自在に設けられている。この移動体40は、図
11に示すように、2本のロッド41,41と、該ロッ
ド41,41の基端部に取付けられて、前記サイドレー
ル38上を走行する車輪42,42と、前記ロッド4
1,41の先端部を回動自在に、かつ該ロッド41,4
1を一定以上開かないように連結する先端連結部43と
で構成されており、この先端連結部43が、前記複数の
繋ぎ材17…のうち、最も前記サイドレール38側に位
置する繋ぎ材17の第2ヒンジ部24に回動自在に連結
されている。また、前記複数の繋ぎ材17…のそれぞれ
の第2ヒンジ部24…は、連結ロッド44…によって連
結されており、これによって、複数の第2ヒンジ部24
…は同期して一斉に横方向に移動する、すなわち、複数
の繋ぎ材17…が同期して一斉に折り畳まれるようにな
っている。
【0041】そして、上記構成の折曲手段37では、図
10に示すように、架構フレーム14をメインレール1
0の基端側に移動させて屋根を開放する際において、前
記架構フレーム14の移動に伴って、前記移動体40が
サイドレール38上をその基端側に向けて移動する。こ
の移動体40は、サイドレール38の第1サイドレール
部38aから第2サイドレール部38bに移行すると、
第2サイドレール部38bを移動するに伴って次第に架
構フレーム14側に近接する。すると、最もサイドレー
ル38側に位置する繋ぎ材17の第2ヒンジ部24が移
動体40によって横方向に押され、該繋ぎ材17が第2
ヒンジ部24から折り畳まれる。このとき、架構フレー
ム14に設けられた複数の繋ぎ材17…のそれぞれの第
2ヒンジ部24は連結ロッド44によって連結されてい
るので、複数の第2ヒンジ部24は同期して一斉に横方
向に移動する、すなわち、複数の繋ぎ材17が同期して
一斉に折り畳まれる。繋ぎ材17が折り畳まれると、前
記移動体40の2本のロッド41,41は先端部を支点
として互に近接する方向に回動する、すなわち、移動体
40が折り畳まれる。さらに、移動体40が第2サイド
レール部38bから第3サイドレール部38cに移行す
ると、前記架構フレーム14は折り畳まれて起立した状
態で前記メインレール上10を移動する。
【0042】次に上記構成の開閉式膜屋根における開閉
機構による屋根の開閉方法について説明する。 (1)開閉屋根12,12を開く場合、 この場合、図12に示すように、前記メインレール10
の両側に設けられた開閉屋根12,12のそれぞれの屋
根ユニット26,26どうしがメインレール10の中央
部で連結されて開閉屋根12,12を閉じた状態から開
いていく。なお、図12〜図14においては、前記ガイ
ドレール33、支持体36等は省略してある。
【0043】まず、前記屋根ユニット26,26どうし
の連結を解除した後、前記屋根ユニット26の駆動台車
28をメインレール10の端部側に駆動させることによ
り、屋根ユニット26で屋根ユニット11…を押して、
これら屋根ユニット11…をメインレール10の端部側
に移動させる。この際、前記メインレール10が下り勾
配であるので、屋根ユニット11…はその自重でも移動
して行くが、この移動速度を調整する必要がある際に
は、前記駆動台車28に逆方向の駆動力をかけておく。
【0044】そして、図10に示すように、先頭の屋根
ユニット11の移動に伴って前記移動体40がサイドレ
ール38を移動して、その第1サイドレール部38aか
ら第2サイドレール部38bに移行し、第2サイドレー
ル部38bを移動するに伴って、最もサイドレール38
側に位置する繋ぎ材17の第2ヒンジ部24が移動体4
0によって横方向に押され、該繋ぎ材17が第2ヒンジ
部24から折り畳まれ、同時に他の複数の繋ぎ材17…
が同期して一斉に第2ヒンジ部24から折り畳まれる。
一方、図7に示すように、先頭の屋根ユニット11の移
動に伴って前記支持体36がガイドレール33を移動し
て、その第1ガイドレール部33aから第2ガイドレー
ル部33bに移行し、第2ガイドレール部33bを移動
するに伴って、架構フレーム14の頂部が支持体36に
よって上方に押し上げられ、これによって架構フレーム
14の開閉フレーム16,16が前記頂部のピンジョイ
ント21を支点として互に近接する方向に回転して折り
畳まれる。
【0045】そして、移動体40が第2サイドレール部
38bから第3サイドレール部38cに移行するととも
に、支持体36が第2ガイドレール部33bから第3ガ
イドレール部33cに移行すると、前記架構フレーム1
4は折り畳まれて起立した状態で前記メインレール10
上を移動するが、架構フレーム14の上端部が第3ガイ
ドレール部33cを移動する支持体36によって支持さ
れているので、架構フレーム14を安定状態で走行す
る。
【0046】同様にして、次々に架構フレーム14…、
すなわち屋根ユニット11…が折り畳まれて、メインレ
ール10上を基端側に向けて移動していき、これら屋根
ユニット11…が、メインレール10の端部に設けられ
た屋根収納部45に収納されていく(図13参照)。な
お、前記屋根ユニット26はそのままの状態で屋根収納
部45に収納される。
【0047】上記のような屋根ユニット11…によって
開閉屋根を開けば、該屋根ユニット11の架構フレーム
14に設けられた複数の繋ぎ材17…が第2ヒンジ部2
4から横方向に折り畳まれるような構成で、かつ、第2
ヒンジ部24…が連結ロッド44…によって連結されて
いるので、前記折曲手段37の移動体40によって、外
側の第2ヒンジ部24を押圧することにより、繋ぎ材1
7…を一斉に折り畳んで、屋根ユニット11を容易に折
り畳むことができる。
【0048】また、前記折曲手段37によって折曲さ
れ、さらに折り畳まれた屋根ユニット11は起立した状
態であるが、その頂部がガイドレール36を走行する支
持体36によって支持されるので、屋根ユニット11を
安定的に走行させることができる。さらに、前記折曲手
段37は、屋根ユニット11…とともに移動する移動体
40によって作動するので、折曲手段37を作動させる
ための駆動源を別途設ける必要がない。
【0049】また、各屋根ユニット11はそれ自体に膜
材15が張設された独立した構造となっているので、あ
る屋根ユニット11の開閉フレーム16,16が何等か
の原因で開閉不能となっても、他の屋根ユニット11は
正常に機能するので、その時点で開閉が不可能になるこ
とがない。さらに、各屋根ユニット11はそれ自体に膜
材15が張設されているので、膜材15が屋根開閉のど
の状態においてもばたついた状態になく、しかも、膜材
15が張設される開閉フレーム16,16は繋ぎ材17
を伸ばすことにより安定した三角形トラスになるので、
各屋根ユニット11がメインレール10上を走行する際
は、常に構造的に安定した状態となる。よって、屋根開
閉時に風等に煽られてもスムーズに屋根開閉を行なうこ
とができる。
【0050】また、各屋根ユニット11がメインレール
10上を走行する際は、常に構造的に安定した状態とな
るので、屋根ユニット11をメインレール10の途中で
停止させても構造的に安定している。よって、屋根ユニ
ット11をメインレール10の途中で停止させることが
でき、これによって屋根の開口面積を容易に調節するこ
とができる。加えて、膜材15は開閉フレーム16,1
6に予め張設されているので、膜材15自体を折り曲げ
る力を必要とせず、よって屋根ユニット11をメインレ
ール上を走行させるだけの動力、つまり先頭屋根ユニッ
ト26に設けられた駆動台車28の駆動力だけで屋根の
開閉を行なうことができる。また、屋根ユニット11…
を順続してメインレール10上を走行させる先頭屋根ユ
ニット26が前記屋根ユニット11…とほぼ同形でかつ
剛構造であるので、この先頭屋根ユニット26を駆動台
車28によって走行させることによって、屋根ユニット
11…を安定的にメインレール10に沿って走行させる
ことができ、屋根開閉がよりスムーズなものとなる。
【0051】(2)開閉屋根12,12を閉じる場合、 まず、各屋根収納部45に収納されている開閉屋根12
の屋根ユニット26を駆動台車28によってメインレー
ル10の中央部側に移動させる。そして、屋根ユニット
26に連結された屋根ユニット11の移動体40がサイ
ドレール38の第3サイドレール部38cから第2サイ
ドレール部38bに移行して、この第2サイドレール部
38bを移動するに伴って、最も架構フレーム14側に
位置する繋ぎ材17の第2ヒンジ部24が外側に引っ張
られ、同時に、他の複数の繋ぎ材17…の第2ヒンジ部
24が引っ張られ、これによって、複数の繋ぎ材17…
が一斉に伸びて、架構フレーム14、すなわち屋根ユニ
ット11が開いて行く。なお、移動体40は第2サイド
レール部38bを移動するに伴って次第に開いていく。
一方、前記支持体36は、ガイドレール33の第3ガイ
ドレール部33cから第2ガイドレール部33bに移行
しつつ、前記屋根ユニット11の頂部を支持する。
【0052】さらに、前記移動体10が第2サイドレー
ル部38bから第1サイドレール部38aに移行する
と、前記複数の繋ぎ材17…が真っ直ぐに伸びて、架構
フレーム14が構造的に安定した状態の横断面視三角形
状の屋根ユニット11となって、メインレール10上を
移動していく。なお、移動体40は第1サイドレール部
38bを移動している最中は、開いて安定な状態となっ
ている。一方、前記支持体36は、第2ガイドレール部
33bから第1ガイドレール部33aに移行しつつ、前
記屋根ユニット11の頂部を支持する。
【0053】同様にして、図14に示すように、次々に
架構フレーム14…、すなわち屋根ユニット11…が屋
根収納部45から引き出されて開かれ、メインレール1
0上を中央部側に向けて移動していき、最後に、それぞ
れの開閉屋根12,12の屋根ユニット26,26どう
しをメインレール10の中央部で連結することにより開
閉屋根12,12を完全に閉じる。
【0054】(第2実施形態例)図15〜図20は、本
発明の開閉式膜屋根における開閉機構の第2実施形態例
を示すものである。これらの図に示す開閉機構が、上記
第1実施形態例と異なる点は、前記繋ぎ材17を第2ヒ
ンジ部24から折り畳ませるための折曲手段の構成と、
繋ぎ材17の折畳みの方向であるので、これらの点のみ
説明し、他の共通部分には同一符号を付してその説明を
省略する。なお、図17、図19および図20において
は、前記支持体36は省略してある。
【0055】まず、本実施形態例における開閉機構の繋
ぎ材17は、図19および図20に示すように、一対の
アーム17a,17aで構成されており、各アーム17
aの一端部は前記開閉フレーム16,16の下端部にそ
れぞれ第1ヒンジ部51,51によって縦方向に回動自
在に連結され、該アーム17a,17aの他端部どうし
は第2ヒンジ部52によって縦方向に回動自在に連結さ
れている。
【0056】また、前記第2ヒンジ部52は、前記繋ぎ
材17を一直線上に伸ばした際における前記第1ヒンジ
部51,51どうしを結ぶ直線から下方に離間した位置
に偏心するように、前記アーム17a,17aどうしを
連結している。つまり、前記第1ヒンジ部51は、アー
ム17aの一端部に該アーム17aの軸線上に設けられ
ており、第2ヒンジ部52は、アーム17aの他端部に
該アーム17aの軸線から下方に偏心した位置に設けら
れている。
【0057】そして、繋ぎ材17を一直線上に伸ばした
場合に、該繋ぎ材17に圧縮力が作用した際には、アー
ム17a,17aが第1ヒンジ部51,51を支点とし
て第2ヒンジ部52が下方に移動するように回動して、
該アーム17a,17aの他端部どうしが互に突き当た
って、繋ぎ材17が第2ヒンジ部52から下方に若干折
れ曲がって突っ張った状態に保持され、これによって、
開閉フレーム16,16を開いた状態に保持することが
できるようになっている。また、前記構成の架構フレー
ム14は、繋ぎ材17を伸ばして一対の開閉フレーム1
6,16を開いた状態で支持することにより、横断面三
角形状の鉄骨トラスを構成し、また、繋ぎ材17を第2
ヒンジ部52が上方に移動するようにして折曲すること
により、図20に示すように、折り畳まれるようになっ
ている。
【0058】次に、本実施形態例における折曲手段50
は、以下のように構成されている。すなわち、図16に
示すように、前記メインレール10の側方には、サイド
レール53がメインレール10の長手方向に沿って配設
されている。このサイドレール53は、図示は省略する
が、架構フレーム14の端部側の壁部に固定されてい
る。また、前記サイドレール53は、メインレール10
と平行離間して配設された第1サイドレール部53a
と、当該第1サイドレール部53aの基端部に連続して
設けられ、基端側に向かうにしたがって漸次前記架構フ
レーム14から離間する第2サイドレール部53bと、
当該第2サイドレール部53bの基端部に連続して設け
られ、前記第1サイドレール部53aより外側において
メインレール10と平行離間する第3サイドレール部5
3cとから構成されている。さらに、前記第1サイドレ
ール部53aと第2サイドレール部53bとの接続部お
よび第2サイドレール53bと第3サイドレール部53
cとの接続部は、そぞれぞれ、図15に示す前記第1ガ
イドレール部33aと第2ガイドレール部33bとの接
続部および第2ガイドレール33bと第3ガイドレール
部33cとの接続部と平面的な位置が一致されている。
【0059】一方、前記サイドレール53には移動体5
5が走行自在に設けられている。この移動体55は、図
17に示すように、先端部が回動自在に連結された2本
のロッド56,56と、該ロッド56,56の基端部に
取付けられて、前記サイドレール53上を走行する車輪
57,57と、前記ロッド56,56に両端部が回動自
在に連結され、かつ中途部が折曲自在の繋ぎロッド58
とから構成されている。
【0060】また、前記移動体55と前記複数の繋ぎ材
17…のそれぞれの第2ヒンジ部52…との間には、該
移動体55のサイドレール53基端側への移動によっ
て、前記第2ヒンジ部52…を一斉に引き上げる引上手
段60が設けられている。すなわち、前記引上手段60
は、図17に示すように、前記架構フレーム14の頂部
において、該架構フレーム14の長手方向に延在された
ロープ61と、前記架構フレーム14の頂部に該架構フ
レーム14の長手方向に所定間隔で設けられた複数の滑
車62…と、前記ロープ61から分岐して前記各滑車6
2に掛けられて下方に垂下する複数の分岐ロープ61a
…と、該分岐ロープ61aの下端部に上端部が回動自在
に取付けられるとともに下端部が前記第2ヒンジ部52
に回動自在に連結され、かつ上端部と下端部との間に折
曲自在な関節部63aを有する伸折ロッド63とから構
成されており、前記ロープ61の端部は前記移動体55
の繋ぎロッド58の中途部に連結されている。
【0061】そして、上記構成の折曲手段50において
は、架構フレーム14をメインレール10の基端側に移
動させて屋根を開放する際において、前記移動体55が
サイドレール53上をその基端側に向けて移動する。こ
の際、前記引上手段60は、図18(a)に示すよう
に、分岐ロープ61aが滑車62から垂下されて、その
下端部で前記伸折ロッド63を吊っている。なお、分岐
ロープ61aの長さLは、ロープ61を引くための引代
に相当している。
【0062】次に、前記移動体55が第1サイドレール
部53aから第2サイドレール部53bに移行すると、
第2サイドレール部53bを移動するに伴って次第に前
記架構フレーム14から離間するとともに、移動体55
のロッド56が互に近接する方向に回動して折り畳まれ
る。移動体55が折り畳まれるに伴って前記繋ぎロッド
58が折り畳まれ、その中途部が架構フレーム14から
離間する。該中途部には、前記ロープ61の端部が連結
されているので、ロープ61が引っ張られ、これによっ
て、図18(b)に示すように、前記分岐ロープ61a
が滑車62を介して一斉に上方に引っ張られて、前記伸
折ロッド63が引き上げられ、これによって、前記繋ぎ
材17の第2ヒンジ部52が上方に引き上げられ、該繋
ぎ材17が第2ヒンジ部52から上方に若干折曲され
る。
【0063】一方、前記架構フレーム14は、その頂部
を支持している支持体36が第1ガイドレール部33a
から第2ガイドレール部33bに移行することによって
上昇し、これによって、架構フレーム14の開閉フレー
ム16,16が頂部を支点として互に近接する方向に回
転して折り畳まれ始める。そして、架構フレーム14が
折り畳まれ始めると、図18(c)に示すように、前記
伸折ロッド63がその関節部63aから折り畳まれ、こ
れに伴って、架構フレーム14が完全に折り畳まれる。
さらに、前記移動体55が第2サイドレール部53bか
ら第3サイドレール部53cに移行すると、前記架構フ
レーム14は折り畳まれて起立した状態で前記メインレ
ール10上を移動する。この際、架構フレーム14の上
端部が第3ガイドレール部33cを移動する支持体36
によって支持されているので、架構フレーム14は安定
状態で走行する。
【0064】このように、本実施形態例においても、前
記第1実施形態例と同様に、繋ぎ材17…を一斉に折り
畳んで、屋根ユニット11を容易に折り畳むことができ
るとともに、屋根ユニット11を安定的に走行させるこ
とができ、さらには、折曲手段50を作動させるための
駆動源を別途設ける必要がない。また、前記繋ぎ材17
の第2ヒンジ部52を、該繋ぎ材17を一直線上に伸ば
した際における前記第1ヒンジ部51,51どうしを結
ぶ直線から下方に離間した位置に偏心させたので、前記
繋ぎ材17に圧縮力が作用した場合、第2ヒンジ部52
が若干下方に移動して繋ぎ材17が第2ヒンジ部52か
ら下方に若干折れ曲がって突っ張った状態に保持され、
これによって、架構フレーム14の開閉フレーム16,
16を開いた状態に保持することができる。
【0065】したがって、各屋根ユニット11がメイン
レール10上を走行する際において、該屋根ユニット1
1の開閉フレームに圧縮力が作用しても、開閉フレーム
16,16を開いたままの状態で安定的に走行させるこ
とができ、一方、各屋根ユニット11に引張力が作用し
ても、第2ヒンジ部52が若干上方に移動して繋ぎ材1
7が第2ヒンジ部52から上方に若干折れ曲がった状態
で前記引張力に抗して開閉フレーム16,16を所定の
角度で開いた状態に保持することができるので、開閉フ
レーム16,16を開いたままの状態で安定的に走行さ
せることができる。
【0066】(第3実施形態例)図21は、本発明の開
閉式膜屋根における開閉機構の第3実施形態例を示すも
のである。これらの図に示す開閉機構が、上記第2実施
形態例と異なる点は、前記繋ぎ材17を第2ヒンジ部5
2から折り畳ませるための折曲手段の構成であるので、
この点のみ説明し、他の共通部分には同一符号を付して
その説明を省略する。
【0067】本実施形態例における折曲手段65は、以
下のように構成されている。すなわち、架構フレーム1
4の複数の繋ぎ材17…のうち、該架構フレーム14の
端部側の繋ぎ材17の第2ヒンジ部52には、それと同
軸に摺動ピン66が設けられている。一方、前記メイン
レール10の基端側でかつ前記架構フレーム14の端部
側の壁面には、溝部67が形成されている。この溝部6
7は前記摺動ピン66が係合して摺動するもので、前記
架構フレーム14が折り畳まれるに伴って、その繋ぎ材
17の第2ヒンジ部52が移動する移動軌跡に沿って形
成されている。なお、本実施形態例においては、図示は
省略するが、前記第2実施形態例と同様の、ガイドレー
ル33およびこのガイドレール33を走行して、架構フ
レームの上端部を支持する支持体36が設けられてい
る。
【0068】そして、上記構成の折曲手段65において
は、架構フレーム14をメインレール10の基端側に移
動させて屋根を開放する際において、前記摺動ピン66
が前記溝部67に係合して摺動する。すると、該摺動ピ
ン66が連結されている繋ぎ材17の第2ヒンジ部52
が溝部67に沿って斜め上方に上昇し、これによって、
該繋ぎ材17の第2ヒンジ部52が斜め上方に上昇し、
繋ぎ材17が第2ヒンジ部52から上方に若干折曲され
る。
【0069】一方、前記架構フレーム14は、その開閉
フレーム16,16がピンジョイント21を支点として
互に近接する方向に回転して折り畳まれるとともに、前
記繋ぎ材17が第2ヒンジ部52から折り畳まれる。さ
らに、前記架構フレーム14が折り畳まれると前記摺動
ピン66が溝部67から離脱して、前記架構フレーム1
4は折り畳まれて起立した状態で前記メインレール10
上を移動する。この際、架構フレーム14の上端部が第
3ガイドレール部33cを移動する支持体36によって
支持されているので、架構フレーム14は安定状態で走
行する。
【0070】(第4実施形態例)図22は、本発明の開
閉式膜屋根における開閉機構の第4実施形態例を示すも
のである。これらの図に示す開閉機構が、上記第3実施
形態例と異なる点は、前記繋ぎ材17を第2ヒンジ部5
2から折り畳ませるための折曲手段の構成であるので、
この点のみ説明し、他の共通部分には同一符号を付して
その説明を省略する。
【0071】本実施形態例における折曲手段70は、以
下のように構成されている。すなわち、前記架構フレー
ム14の開閉フレーム16,16を回動自在に連結して
いるピンジョイント21の軸には、多関節ロッド71の
上端部が回動自在に連結されている。この多関節ロッド
71は、上端部を横方向に押圧することにより前記繋ぎ
材17を第2ヒンジ部52から折り畳ませるもので、下
端部は該第2ヒンジ部52に回動自在に連結されてい
る。
【0072】また、前記多関節ロッド71は、上ロッド
72、中ロッド73および下ロッド74の3本のロッド
で構成されており、上ロッド72の下端部と中ロッド7
03の上端部とがヒンジ部75によって回動自在に連結
され、中ロッド73の下端部と下ロッド74の上端部と
がヒンジ部76によって回動自在に連結されている。
【0073】一方、前記メインレール10の基端部には
押圧部77が設けられている。この押圧部77は、前記
架構フレーム14がメインレール10の基端側に移動し
てきた際に、前記多関節ロッド71の上端部に当接し
て、該上端部を押圧するものであり、前記屋根収納部4
5(図12参照)に基端部が取付けられて、前方に延在
するアーム78と、このアーム78の先端部に取付けれ
て、前記多関節ロッド71に当接するローラ79とから
構成されている。なお、このような構成の押圧部77
は、架構フレーム14の長手方向に所定間隔(複数の繋
ぎ材17…が設けられる間隔と同じ間隔)で複数設けら
れている。また、本実施形態例においては、図示は省略
するが、前記第2実施形態例と同様の、ガイドレール3
3およびこのガイドレール33を走行して、架構フレー
ムの上端部を支持する支持体36が設けられている。
【0074】そして、上記構成の折曲手段70において
は、架構フレーム14をメインレール10の基端側に移
動させて屋根を開放する際において、前記多関節ロッド
71の上端部が前記押圧部77のローラ79に当接し
て、該ローラ79によって横方向(右方)に押圧され
る。すると、多関節ロッド71の上ロッド72が前記ピ
ンジョイント21を支点として右回りに回転する。これ
に伴って、中ロッド73が上方に引っ張られつつヒンジ
部75を支点として左回りに若干回転するとともに、下
ロッド74が上方に引っ張られつつヒンジ部76を支点
として右回りに若干回転し、これによって、多関節ロッ
ド71は上方に引っ張れつつ前記ヒンジ部75,76か
ら若干折曲される。前記多関節ロッド71が折れ曲がり
つつ上方に引っ張られると、その下端部で前記第2ヒン
ジ部52を上方に引き上げる。これによって、繋ぎ材1
7が第2ヒンジ部52から上方に若干折曲される。
【0075】一方、前記架構フレーム14は、その開閉
フレーム16,16が前記ピンジョイント21を支点と
して互に近接する方向に回転して折り畳まれるととも
に、前記繋ぎ材17が第2ヒンジ部52から折り畳まれ
る。さらに、前記架構フレーム14が折り畳まれると、
該架構フレーム14は折り畳まれて起立した状態で前記
メインレール10上を移動する。この際、架構フレーム
14の上端部が第3ガイドレール部33cを移動する支
持体36によって支持されているので、架構フレーム1
4は安定状態で走行する。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の開閉式膜屋根における開閉機構は、各屋根ユニットの
架構フレームを構成する一対の開閉フレームを開閉自在
に繋ぐ繋ぎ材を一対のアームで構成し、各アームの一端
部を前記開閉フレームに、第1ヒンジ部によって横方向
に回動自在に連結し、該アームの他端部どうしを第2ヒ
ンジ部によって横方向に回動自在に連結し、さらに、複
数の繋ぎ材のそれぞれの第2ヒンジ部を、連結ロッドに
よって連結したものであるから、架構フレームの開閉フ
レームを開閉する際において、複数の第2ヒンジ部は同
期して一斉に横方向に移動し、よって、複数の繋ぎ材を
一斉に折り畳んで、屋根ユニットを容易に折り畳むこと
ができる。
【0077】請求項2の開閉式膜屋根における開閉機構
は、請求項1において、前記メインレールの上方にガイ
ドレールを配設し、このガイドレールに支持体を走行自
在に設け、この支持体の上端部に前記架構フレームの頂
部を連結し、前記ガイドレールを、前記メインレールと
平行離間して配設された第1ガイドレール部と、当該第
1ガイドレール部の基端部に連続して設けられ、基端側
に向かうにしたがって漸次上昇する第2ガイドレール部
と、当該第2ガイドレール部の基端部に連続して設けら
れ、前記メインレールと平行離間する第3ガイドレール
部とから構成したものであるから、屋根を開放する際に
おいて、支持体が、第1ガイドレール部から第2ガイド
レール部に移行して、第2ガイドレール部を移動するに
伴って次第に上昇し、これによって、前記架構フレーム
の頂部が支持体によって上方に押し上げられるので、架
構フレームの開閉フレームを前記頂部を支点として互に
近接する方向に回転させて折り畳むことができる。ま
た、支持体が第2ガイドレール部から第3ガイドレール
部に移行すると、前記架構フレームは折り畳まれて起立
した状態で前記メインレール上を移動するが、架構フレ
ームの上端部は前記第3ガイドレール部を移動する支持
体によって支持されているので、架構フレームを安定状
態で走行させることができる。
【0078】請求項3の開閉式膜屋根における開閉機構
は、請求項1または2において、前記繋ぎ材を第2ヒン
ジ部から折り畳ませるための折曲手段を、前記メインレ
ールの側方に配設されたサイドレールと、このサイドレ
ールに走行自在に設けられて、前記複数の繋ぎ材のう
ち、最も前記サイドレール側に位置する繋ぎ材の第2ヒ
ンジ部に先端部が連結された移動体とから構成し、前記
サイドレールを、前記メインレールと平行離間して配設
された第1サイドレール部と、当該第1サイドレール部
の基端部に連続して設けられ、基端側に向かうにしたが
って漸次前記架構フレーム側に近接する第2サイドレー
ル部と、当該第2サイドレール部の基端部に連続して設
けられ、前記メインレールと平行離間する第3サイドレ
ール部とから構成したものであるから、架構フレームを
メインレールの基端側に移動させて屋根を開放する際に
おいて、前記移動体が、第1サイドレール部から第2サ
イドレール部に移行して、第2サイドレール部を移動す
るに伴って次第に架構フレーム側に近接する。したがっ
て、前記繋ぎ材の第2ヒンジ部が移動体によって横方向
に押され、前記繋ぎ材が第2ヒンジ部から折り畳まれ、
これによって、連結ロッドによって連結された複数の繋
ぎ材のそれぞれの第2ヒンジ部が同期して一斉に横方向
に移動し、これによって、複数の繋ぎ材を同期して一斉
に折り畳むことができる。また、前記折曲手段は、屋根
ユニットの架構フレームとともに移動する移動体によっ
て作動するので、折曲手段を作動させるための駆動源を
別途設ける必要がない。
【0079】請求項4の開閉式膜屋根における開閉機構
は、各屋根ユニットの架構フレームを構成する一対の開
閉フレームを開閉自在に繋ぐ繋ぎ材を一対のアームで構
成し、前記繋ぎ材を一対のアームで構成し、各アームの
一端部を前記開閉フレームに、第1ヒンジ部によって縦
方向に回動自在に連結し、該アームの他端部どうしを第
2ヒンジ部によって縦方向に回動自在に連結し、さら
に、前記メインレールの上方にガイドレールを配設し、
このガイドレールに支持体を走行自在に設け、この支持
体の上端部に前記架構フレームの頂部を連結し、前記ガ
イドレールを、前記メインレールと平行離間して配設さ
れた第1ガイドレール部と、当該第1ガイドレール部の
基端部に連続して設けられ、基端側に向かうにしたがっ
て漸次上昇する第2ガイドレール部と、当該第2ガイド
レール部の基端部に連続して設けられ、前記メインレー
ルと平行離間する第3ガイドレール部とから構成したも
のであるから、屋根を開放する際において、支持体が、
第1ガイドレール部から第2ガイドレール部に移行し
て、第2ガイドレール部を移動するに伴って次第に上昇
し、これによって、前記架構フレームの頂部が支持体に
よって上方に押し上げられるので、架構フレームの開閉
フレームを前記頂部を支点として互に近接する方向に回
転させて折り畳むことができる。また、支持体が第2ガ
イドレール部から第3ガイドレール部に移行すると、前
記架構フレームは折り畳まれて起立した状態で前記メイ
ンレール上を移動するが、架構フレームの上端部は前記
第3ガイドレール部を移動する支持体によって支持され
ているので、架構フレームを安定状態で走行させること
ができる。
【0080】請求項5の開閉式膜屋根における開閉機構
は、請求項4において、前記繋ぎ材を第2ヒンジ部から
折り畳ませるための折曲手段を、前記メインレールの側
方に配設されたサイドレールと、このサイドレールに走
行自在に設けられた移動体と、この移動体と前記複数の
繋ぎ材のそれぞれの第2ヒンジ部とを連結し、移動体の
サイドレール基端側への移動によって、前記第2ヒンジ
部を引き上げる引上手段とから構成し、前記サイドレー
ルを、前記メインレールと平行離間して配設された第1
サイドレール部と、当該第1サイドレール部の基端部に
連続して設けられ、基端側に向かうにしたがって漸次前
記架構フレームから離間する第2サイドレール部と、当
該第2サイドレール部の基端部に連続して設けられ、前
記メインレールと平行離間する第3サイドレール部とか
ら構成したものであるから、架構フレームをメインレー
ルの基端側に移動させて屋根を開放する際において、前
記移動体が、第1サイドレール部から第2サイドレール
部に移行して、第2サイドレール部を移動するに伴って
次第に前記架構フレームから離間し、この移動体と前記
繋ぎ材の第2ヒンジ部とを連結する引上手段によって、
前記複数の繋ぎ材のそれぞれの第2ヒンジ部が一斉に上
方に引き上げられるので、該複数の繋ぎ材をそれらの第
2ヒンジ部から一斉に折り畳むことができる。また前記
折曲手段は、屋根ユニットの架構フレームとともに移動
する移動体によって作動するので、折曲手段を作動させ
るための駆動源を別途設ける必要がない。
【0081】請求項6の開閉式膜屋根における開閉機構
は、各屋根ユニットの架構フレームを構成する一対の開
閉フレームを開閉自在に繋ぐ繋ぎ材を一対のアームで構
成さし、各アームの一端部を前記開閉フレームに、第1
ヒンジ部によって縦方向に回動自在に連結し、該アーム
の他端部どうしを第2ヒンジ部によって縦方向に回動自
在に連結し、さらに、前記繋ぎ材を第2ヒンジ部から折
り畳ませるための折曲手段を、前記繋ぎ材の第2ヒンジ
部に設けられた摺動ピンと、前記架構フレームの側方の
壁部に形成され、前記摺動ピンが係合して摺動する溝部
とから構成し、前記溝部を前記架構フレームが折り畳ま
れるに伴って、その繋ぎ材の第2ヒンジ部が移動する移
動軌跡に沿って形成したものであるから、架構フレーム
をメインレールの基端側に移動させて屋根を開放する際
において、前記摺動ピンが前記溝部に係合して摺動する
ことにより、該摺動ピンが連結されている繋ぎ材の第2
ヒンジ部が溝部に沿って斜め上方に上昇し、これによっ
て、該繋ぎ材を第2ヒンジ部から折り畳むことができ
る。また、前記折曲手段は、屋根ユニットの架構フレー
ムとともに移動する摺動ピンとこの摺動ピンによって作
動するので、折曲手段を作動させるための駆動源を別途
設ける必要がない。
【0082】請求項7の開閉式膜屋根における開閉機構
は、各屋根ユニットの架構フレームを構成する一対の開
閉フレームを開閉自在に繋ぐ繋ぎ材を繋ぎ材を一対のア
ームで構成し、各アームの一端部を前記開閉フレーム
に、第1ヒンジ部によって縦方向に回動自在に連結し、
該アームの他端部どうしを第2ヒンジ部によって縦方向
に回動自在に連結し、さらに、前記繋ぎ材を第2ヒンジ
部から折り畳ませるための折曲手段を、前記架構フレー
ムの頂部に上端部が回動自在に取付けられるとともに下
端部が前記第2ヒンジ部に回動自在に連結され、かつ上
端部と下端部との間に複数の折曲自在な関節部を有する
多関節ロッドと、前記メインレールの基端部側に設けら
れて、架構フレームがメインレールの基端側に移動して
きた際に、前記多関節ロッドの上端部に当接して、該上
端部を押圧する押圧部とから構成したものであるから、
架構フレームをメインレールの基端側に移動させて屋根
を開放する際において、前記多関節ロッドの先端部が前
記押圧部に当接して、該押圧部によって押圧されること
によって、該多関節ロッドが架構フレームの頂部を支点
として回動し、関節部が折曲されつつ下端部で第2ヒン
ジ部を上方に引き上げられるので、該複数の繋ぎ材をそ
れらの第2ヒンジ部から一斉に折り畳むことができる。
また前記折曲手段は、屋根ユニットの架構フレームとと
もに移動してくる多関節ロッドに押圧部を当接させて、
該押圧部によって、多関節ロッドを押圧することにより
作動するので、折曲手段を作動させるための駆動源を別
途設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉式膜屋根における開閉機構の第1
実施形態例を示すもので、屋根の全閉状態を示す概略斜
視図である。
【図2】同、屋根の全開状態を示す概略斜視図である。
【図3】同、一つの屋根ユニットを示す斜視図である。
【図4】同、複数の屋根ユニットを示す側面図である。
【図5】同、一つの屋根ユニットの開いた状態を示す要
部の斜視図である。
【図6】同、一つの屋根ユニットを折り畳んだ状態を示
す要部の斜視図である。
【図7】同、複数の屋根ユニットをガイドレールともに
示す概略側面図である。
【図8】同、一つの屋根ユニットをガイドレールともに
示す側面図である。
【図9】同、一つの屋根ユニットをガイドレールおよび
サイドレールとともに示す正面図である。
【図10】同、複数の屋根ユニットを折曲手段とともに
示す概略平面図である。
【図11】図9におけるA−A線矢視図である。
【図12】本発明の開閉式膜屋根における開閉機構の第
1実施形態例を示すもので、屋根の全閉状態を示す概略
側面図である。
【図13】同、屋根の全開状態を示す概略側面図であ
る。
【図14】同、屋根を閉めていく状態を示す概略側面図
である。
【図15】本発明の開閉式膜屋根における開閉機構の第
1実施形態例を示すもので、複数の屋根ユニットをガイ
ドレールともに示す概略側面図である。
【図16】同、複数の屋根ユニットを折曲手段とともに
示す概略平面図である。
【図17】同、一つの屋根ユニットを折曲手段とともに
示す概略斜視図である。
【図18】同、折曲手段によって繋ぎ材を折曲していく
工程を示す図である。
【図19】同、一つの屋根ユニットを開いた状態を示す
側面図である。
【図20】同、一つの屋根ユニットを折り畳んだ状態を
示す側面図である。
【図21】本発明の開閉式膜屋根における開閉機構の第
3実施形態例を示すもので、複数の屋根ユニットを示す
側面図である。
【図22】本発明の開閉式膜屋根における開閉機構の第
4実施形態例を示すもので、複数の屋根ユニットを示す
側面図である。
【符号の説明】
10 メインレール 11 屋根ユニット 12 開閉屋根 14 架構フレーム 16 開閉フレーム 17 繋ぎ材 17a アーム 23,51 第1ヒンジ部 24,52 第2ヒンジ部 32 従動台車(走行台車) 33 ガイドレール 33a 第1ガイドレール部 33b 第2ガイドレール部 33c 第3ガイドレール部 36 支持体 37,50,65,70 折曲手段 38,53 サイドレール 38a,53a 第1サイドレール部 38b,53b 第2サイドレール部 33c,53c 第3サイドレール部 40,55 移動体 60 引上手段 63 伸折ロッド 66 摺動ピン 67 溝部 71 多関節ロッド 77 押圧部
フロントページの続き (72)発明者 立道 郁生 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前田建設工業株式会社内 (72)発明者 藤原 智 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前田建設工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−280166(JP,A) 実開 昭53−10108(JP,U) 実開 昭63−44919(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 15/00 - 15/64 E04G 21/28 E04B 1/32 E04B 7/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に配設されたアーチ状をなす
    メインレールと、該メインレールに走行台車によって走
    行自在にかつ順続して設けられた複数の屋根ユニットと
    からなる開閉式膜屋根において、 前記各屋根ユニットは、横断面視略三角形状をなしかつ
    前記メインレール間に延びる架構フレームと、この架構
    フレームに張設された膜材とから構成され、 前記架構フレームは、当該架構フレームの頂部を支点と
    して回動することにより開閉可能に構成され、かつ前記
    膜材がそれぞれ張設される一対の開閉フレームと、該開
    閉フレームを開閉自在に繋ぐ複数の繋ぎ材とから構成さ
    れ、さらに、前記架構フレームは、それに隣接する架構
    フレームにそれぞれの開閉フレームの下端部を前記走行
    台車に回動自在に連結することにより接続され、 前記繋ぎ材は一対のアームで構成され、各アームの一端
    部は前記開閉フレームに、第1ヒンジ部によって横方向
    に回動自在に連結され、該アームの他端部どうしは第2
    ヒンジ部によって横方向に回動自在に連結され、 さらに、複数の繋ぎ材のそれぞれの第2ヒンジ部が、連
    結ロッドによって連結されていることを特徴とする開閉
    式膜屋根における開閉機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の開閉式膜屋根における開
    閉機構において、 前記メインレールの上方にガイドレールが配設され、こ
    のガイドレールに支持体が走行自在に設けられ、この支
    持体の上端部に前記架構フレームの頂部が連結されてな
    り、 前記ガイドレールが、前記メインレールと平行離間して
    配設された第1ガイドレール部と、当該第1ガイドレー
    ル部の基端部に連続して設けられ、基端側に向かうにし
    たがって漸次上昇する第2ガイドレール部と、当該第2
    ガイドレール部の基端部に連続して設けられ、前記メイ
    ンレールと平行離間する第3ガイドレール部とから構成
    されていることを特徴とする開閉式膜屋根における開閉
    機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の開閉式膜屋根に
    おける開閉機構において、 前記繋ぎ材を第2ヒンジ部から折り畳ませるための折曲
    手段が備えられてなり、当該折曲手段が、前記メインレ
    ールの側方に配設されたサイドレールと、このサイドレ
    ールに走行自在に設けられて、前記複数の繋ぎ材のう
    ち、最も前記サイドレール側に位置する繋ぎ材の第2ヒ
    ンジ部に先端部が連結された移動体とからなり、 前記サイドレールが、前記メインレールと平行離間して
    配設された第1サイドレール部と、当該第1サイドレー
    ル部の基端部に連続して設けられ、基端側に向かうにし
    たがって漸次前記架構フレーム側に近接する第2サイド
    レール部と、当該第2サイドレール部の基端部に連続し
    て設けられ、前記メインレールと平行離間する第3サイ
    ドレール部とから構成されていることを特徴とする開閉
    式膜屋根における開閉機構。
  4. 【請求項4】 互いに平行に配設されたアーチ状をなす
    メインレールと、該メインレールに走行台車によって走
    行自在にかつ順続して設けられた複数の屋根ユニットと
    からなる開閉式膜屋根において、 前記各屋根ユニットは、横断面視略三角形状をなしかつ
    前記メインレール間に延びる架構フレームと、この架構
    フレームに張設された膜材とから構成され、 前記架構フレームは、当該架構フレームの頂部を支点と
    して回動することにより開閉可能に構成され、かつ前記
    膜材がそれぞれ張設される一対の開閉フレームと、該開
    閉フレームを開閉自在に繋ぐ複数の繋ぎ材とから構成さ
    れ、さらに、前記架構フレームは、それに隣接する架構
    フレームにそれぞれの開閉フレームの下端部を前記走行
    台車に回動自在に連結することにより接続され、 前記繋ぎ材は一対のアームで構成され、各アームの一端
    部は前記開閉フレームに、第1ヒンジ部によって縦方向
    に回動自在に連結され、該アームの他端部どうしは第2
    ヒンジ部によって縦方向に回動自在に連結され、 さらに、前記メインレールの上方にガイドレールが配設
    され、このガイドレールに支持体が走行自在に設けら
    れ、この支持体の上端部に前記架構フレームの頂部が連
    結され、 前記ガイドレールが、前記メインレールと平行離間して
    配設された第1ガイドレール部と、当該第1ガイドレー
    ル部の基端部に連続して設けられ、基端側に向かうにし
    たがって漸次上昇する第2ガイドレール部と、当該第2
    ガイドレール部の基端部に連続して設けられ、前記メイ
    ンレールと平行離間する第3ガイドレール部とから構成
    されていることを特徴とする開閉式膜屋根における開閉
    機構。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の開閉式膜屋根における開
    閉機構において、 前記繋ぎ材を第2ヒンジ部から折り畳ませるための折曲
    手段が備えられており、当該折曲手段が、前記メインレ
    ールの側方に配設されたサイドレールと、このサイドレ
    ールに走行自在に設けられた移動体と、この移動体と前
    記複数の繋ぎ材のそれぞれの第2ヒンジ部とを連結し、
    移動体のサイドレール基端側への移動によって、前記第
    2ヒンジ部を引き上げる引上手段とからなり、 前記サイドレールが、前記メインレールと平行離間して
    配設された第1サイドレール部と、当該第1サイドレー
    ル部の基端部に連続して設けられ、基端側に向かうにし
    たがって漸次前記架構フレームから離間する第2サイド
    レール部と、当該第2サイドレール部の基端部に連続し
    て設けられ、前記メインレールと平行離間する第3サイ
    ドレール部とから構成されていることを特徴とする開閉
    式膜屋根における開閉機構。
  6. 【請求項6】 互いに平行に配設されたアーチ状をなす
    メインレールと、該メインレールに走行台車によって走
    行自在にかつ順続して設けられた複数の屋根ユニットと
    からなる開閉式膜屋根において、 前記各屋根ユニットは、横断面視略三角形状をなしかつ
    前記メインレール間に延びる架構フレームと、この架構
    フレームに張設された膜材とから構成され、 前記架構フレームは、当該架構フレームの頂部を支点と
    して回動することにより開閉可能に構成され、かつ前記
    膜材がそれぞれ張設される一対の開閉フレームと、該開
    閉フレームを開閉自在に繋ぐ繋ぎ材とから構成され、さ
    らに、前記架構フレームは、それに隣接する架構フレー
    ムにそれぞれの開閉フレームの下端部を前記走行台車に
    回動自在に連結することにより接続され、 前記繋ぎ材は一対のアームで構成され、各アームの一端
    部は前記開閉フレームに、第1ヒンジ部によって縦方向
    に回動自在に連結され、該アームの他端部どうしは第2
    ヒンジ部によって縦方向に回動自在に連結され、 さらに、前記繋ぎ材を第2ヒンジ部から折り畳ませるた
    めの折曲手段が設けられ、この折曲手段が、前記繋ぎ材
    の第2ヒンジ部に設けられた摺動ピンと、前記架構フレ
    ームの側方の壁部に形成され、前記摺動ピンが係合して
    摺動する溝部とから構成され、 前記溝部が前記架構フレームが折り畳まれるに伴って、
    その繋ぎ材の第2ヒンジ部が移動する移動軌跡に沿って
    形成されていることを特徴とする開閉式膜屋根における
    開閉機構。
  7. 【請求項7】 互いに平行に配設されたアーチ状をなす
    メインレールと、該メインレールに走行台車によって走
    行自在にかつ順続して設けられた複数の屋根ユニットと
    からなる開閉式膜屋根において、 前記各屋根ユニットは、横断面視略三角形状をなしかつ
    前記メインレール間に延びる架構フレームと、この架構
    フレームに張設された膜材とから構成され、 前記架構フレームは、当該架構フレームの頂部を支点と
    して回動することにより開閉可能に構成され、かつ前記
    膜材がそれぞれ張設される一対の開閉フレームと、該開
    閉フレームを開閉自在に繋ぐ繋ぎ材とから構成され、さ
    らに、前記架構フレームは、それに隣接する架構フレー
    ムにそれぞれの開閉フレームの下端部を前記走行台車に
    回動自在に連結することにより接続され、 前記繋ぎ材は一対のアームで構成され、各アームの一端
    部は前記開閉フレームに、第1ヒンジ部によって縦方向
    に回動自在に連結され、該アームの他端部どうしは第2
    ヒンジ部によって縦方向に回動自在に連結され、 さらに、前記繋ぎ材を第2ヒンジ部から折り畳ませるた
    めの折曲手段が設けられ、この折曲手段が、前記架構フ
    レームの頂部に上端部が回動自在に取付けられるととも
    に下端部が前記第2ヒンジ部に回動自在に連結され、か
    つ上端部と下端部との間に複数の折曲自在な関節部を有
    し、上端部を横方向に押圧することにより、前記繋ぎ材
    を第2ヒンジ部から折り畳ませる多関節ロッドと、前記
    メインレールの基端部側に設けられて、架構フレームが
    メインレールの基端側に移動してきた際に、前記多関節
    ロッドの上端部に当接して、該上端部を押圧する押圧部
    とから構成されていることを特徴とする開閉式膜屋根に
    おける開閉機構。
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