JP3143548B2 - 電子レンジ用冷凍ピザ - Google Patents

電子レンジ用冷凍ピザ

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JP3143548B2
JP3143548B2 JP05204147A JP20414793A JP3143548B2 JP 3143548 B2 JP3143548 B2 JP 3143548B2 JP 05204147 A JP05204147 A JP 05204147A JP 20414793 A JP20414793 A JP 20414793A JP 3143548 B2 JP3143548 B2 JP 3143548B2
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敬一 福井
淳 内山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍保存後、電子レン
ジで加熱してもクリスピーな食感を得ることが可能な電
子レンジ用冷凍ピザに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にピザの食感としてピザクラストの
クリスピー感が望まれているが、該ピザを冷凍保存した
場合水分が前記ピザクラストに移行するので、電子レン
ジで加熱するとクリスピー感等の食感が損なわれるとい
う欠点がある。
【0003】また、電子レンジ用冷凍ピザの食感をクリ
スピーにするために、発熱シートを利用する等の方法が
種々提案されているが、前記発熱シートを使用するとコ
ストが高くなったり、ピザクラストの含む水分量を低く
してピザクラスト内に空隙のある構造にしなければなら
なかったり、また発熱シートとピザクラストとの間に油
脂層を設けて密着させなければならない等の欠点があ
る。
【0004】一方、特開平2−182144号公報にお
いて、パイ生地とピザ生地の二層構造を有し、具材の水
分をパイ生地で抑えることにより、ピザ生地に水分が移
行するのを防止し、電子レンジで加熱してもクリスピー
感を維持することができるピザクラストが提案されてい
る。しかしながら、前記二層構造を有するピザクラスト
においても、冷凍保存した場合には徐々に水分が移行す
ることは防止できず、電子レンジ用ピザとしては不十分
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冷凍
保存後、電子レンジで加熱しても食感の低下がなく、ク
リスピー感等を得ることが可能な電子レンジ用冷凍ピザ
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ピザク
ラストの底面に、少なくとも穀類20〜80重量%及び
卵白20〜80重量%を含む混合物を塗布した後、焙焼
したことを特徴とする電子レンジ用冷凍ピザが提供され
る。
【0007】以下本発明を更に詳細に説明する。
【0008】本発明で用いられる穀類としては、例えば
米粉、セモリナ粉、コーングリッツ、あわ、ひえ等を用
いるのが好ましく、特に米粉を用いるのが望ましい。該
穀類の粒度は42〜150メッシュが好ましく、特に8
3〜100メッシュが望ましい。該穀類の粒度が42メ
ッシュ未満の場合穀類の粒がざらざらとして口に残って
しまい、150メッシュを越えると澱粉の糊化が進み、
効果が薄くなってしまうので好ましくない。本発明では
穀類と卵白とを含む混合物を得る。
【0009】本発明の電子レンジ用冷凍ピザを製造する
には、ピザクラストの底面に、少なくとも前記穀類と卵
白とを特定量含む混合物を塗布した後、焙焼することに
より製造することができる。
【0010】前記穀類の配合割合は、前記混合物全量に
対し20〜80重量%、好ましくは40〜60重量%の
範囲で、前記配合割合が20重量%未満の場合、クリス
ピー感の弱いものとなってしまい、80重量%を越える
と、パラパラと剥がれるまとまりのない食感になってし
まう。また前記卵白の配合割合は、前記混合物全量に対
し20〜80重量%、好ましくは40〜60重量%の範
囲で、前記配合割合が20重量%未満の場合、パラパラ
と剥がれるまとまりのない食感で、80重量%を越える
と、クリスピー感の弱いものとなってしまう。
【0011】一方、前記混合物に、油脂及び蛋白質素材
を配合しても良く、前記油脂としては、サラダ油、牛
脂、豚脂、ショートニング、マーガリン、バター等を、
前記蛋白質素材としては、ゼラチン、大豆蛋白、カゼイ
ン、ホエー蛋白、グルテン等を好ましく挙げることがで
きる。前記油脂の配合割合は、前記混合物100重量部
に、0.1〜100重量部、好ましくは5〜50重量部
である。前記配合割合が100重量部を越えると、パラ
パラとしたまとまりのない食感になってしまう。また前
記蛋白質素材の配合割合は、前記混合物100重量部に
0.1〜50重量部、好ましくは5〜30重量部であ
る。前記配合割合が50重量部を越えるとクリスピー感
の弱いものとなってしまう。前記油脂及び前記蛋白質素
材を添加することにより、本発明の電子レンジ用冷凍ピ
ザの品質を改良することができる。即ち、前記油脂を添
加することにより冷凍貯蔵中の品質を維持できる期間を
延長することができ、また前記蛋白質素材を添加すれ
ば、卵白の保有する蛋白濃度を補強することによって、
食感をより強いものにすることができる。
【0012】またピザクラストの底面に前記混合物を塗
布する方法としては、例えばナイフ、ハケ、ローラー等
で塗布する方法、またはノズルでシート状に押し出して
付着させる方法等により塗布することができる。但し、
ピザクラストの底面全体に均一に塗布又は付着させるこ
とが好ましい。塗布が均一でないと、次工程の焙焼が不
均一になり、食感の悪いものとなってしまうので好まし
くない。塗布量は1cm2当たり0.01〜0.2g程
度が好ましく、塗布量が0.01g/cm2より少ない
とクリスピー感が弱く、0.2g/cm2より多いと食
感の悪いものとなってしまうので好ましくない。
【0013】前記ピザクラストとしては、焼成前の生地
の状態のものをそのままでも、生地を一旦焼成した、例
えば市販のピザクラストでも使用することができるが、
ピザクラストの品質を良くするためには、ピザクラスト
のみで一旦焼成した焼成後のものを使用するのが好まし
い。焙焼条件は特に限定されるものではなく、混合物の
水分量が20%以下になるまで乾熱加熱により焙焼す
る。
【0014】
【発明の効果】本発明の電子レンジ用冷凍ピザは、ピザ
クラストの底面に特定の混合物を塗布した後、焙焼する
ので、電子レンジで加熱することによりクリスピーな食
感を得ることができる。また、長期間冷凍保存したもの
でも、なんら変化することなく、生産当初と同様のクリ
スピー感を維持することができる。
【0015】
【実施例】以下本発明を実施例に基づいて更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0016】
【実施例1】米粉50重量%(100メッシュ)と卵白
50重量%とを混合し、予め焼成したピザクラストの底
面にナイフで0.1g/cm2となるように塗布した。
これをバーナーで3分間焙焼した後、ピザソース、チー
ズ、ピーマンをトッピングして冷凍保存することにより
電子レンジ用冷凍ピザを得た。
【0017】得られた電子レンジ用冷凍ピザの経時的食
感の変化を調べるために、30人のパネルに製造直後の
電子レンジ用ピザと、1か月間の冷凍保存後の電子レン
ジ用ピザとを食してもらい食感の変化を調べたところ、
クリスピー感に著しい変化を感じたパネルはいなかっ
た。
【0018】
【実施例2】米粉50重量%と卵白50重量%の代わり
に、米粉44重量%(83メッシュ)と卵白56重量%
とからなる混合物100重量部に対し大豆蛋白11重量
部を配合した以外は、実施例1に従って電子レンジ用冷
凍ピザを製造し、実施例1と同様なパネル試験を行っ
た。その結果実施例1よりもやや固めのクリスピー感が
得られたが、著しい変化を感じたパネルはいなかった。
【0019】
【実施例3】米粉50重量%と卵白50重量%の代わり
に、セモリナ粉50重量%(83メッシュ)と卵白50
重量%とからなる混合物100重量部に対しサラダ油1
0重量部を配合した以外は、実施例1に従って電子レン
ジ用冷凍ピザを製造し、実施例1と同様なパネル試験を
行った。その結果実施例1よりもやや軽いクリスピー感
が得られたが、著しい変化を感じたパネルはいなかっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−245740(JP,A) 特開 平6−225733(JP,A) 特開 平2−182144(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピザクラストの底面に、少なくとも穀類
    20〜80重量%及び卵白20〜80重量%を含む混合
    物を塗布した後、焙焼したことを特徴とする電子レンジ
    用冷凍ピザ。
  2. 【請求項2】 前記混合物100重量部に、油脂0.1
    〜100重量部及び蛋白質素材0.1〜50重量部を配
    合することを特徴とする請求項1記載の電子レンジ用冷
    凍ピザ。
JP05204147A 1993-08-18 1993-08-18 電子レンジ用冷凍ピザ Expired - Fee Related JP3143548B2 (ja)

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JPH0751032A JPH0751032A (ja) 1995-02-28
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