JP3155408B2 - D/aコンバータおよびd/aコンバータの試験方法 - Google Patents

D/aコンバータおよびd/aコンバータの試験方法

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JP3155408B2
JP3155408B2 JP19048493A JP19048493A JP3155408B2 JP 3155408 B2 JP3155408 B2 JP 3155408B2 JP 19048493 A JP19048493 A JP 19048493A JP 19048493 A JP19048493 A JP 19048493A JP 3155408 B2 JP3155408 B2 JP 3155408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、D/Aコンバータ、
およびD/Aコンバータの試験方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の4ビットの並列加算型D
/Aコンバータのブロック図である。図9において、D
/Aコンバータ1は、デコーダ3および各々が同じ大き
さの電流を出力することのできる複数のアナログ信号源
2により構成されている。BIT1〜BIT4は、ディ
ジタル信号入力端子であり、デコーダ3の入力部に接続
され、デコーダ3の出力部は、個々のアナログ信号源2
の入力部に接続され、アナログ信号源2の出力部は、ア
ナログ信号出力端子であるOUTに接続されている。
【0003】図2は、図9に示したアナログ信号源2の
一例を示す回路図である。図2において、アナログ信号
源2は、スイッチ6および定電流源7により構成され
る。スイッチ6は、電源と定電流源7との間に接続さ
れ、デコーダ3からの信号に応答してオン/オフする。
図2では、デコーダ3からの信号が“1”のときにスイ
ッチ6は、オンし、デコーダ3からの信号が“0”のと
きスイッチ6はオフする。定電流源7は、スイッチ6が
オン状態のときに一定の電流を出力端子OUTに供給す
る。
【0004】図3は、図9に示したデコーダ3の一例を
示す回路図である。図3において、デコーダ3は、AN
D回路、OR回路あるいはそれらの複合回路で構成され
ている。デコーダ3は、ディジタル信号〔B1〜B4〕
をD/Aコンバータ1のディジタル入力端子BIT1〜
BIT4からデコーダ3の入力部に入力し、ディジタル
信号〔A1〜A15〕をデコーダ3の出力部からアナロ
グ信号源2の入力部へ出力する。
【0005】表1は、デコーダ3の真理値表である。デ
コーダ3は、D/Aコンバータ1のディジタル入力端子
BIT1〜BIT4に入力されたディジタル信号〔B1
〜B4〕を表1に従って、アナログ信号源2内部のスイ
ッチ6を制御するディジタル信号〔A1〜A15〕へと
変換する。
【0006】
【表1】
【0007】次に、図9、図2および図3に示したD/
Aコンバータ1の動作について説明する。図9におい
て、まずディジタル入力端子BIT1〜BIT4に4ビ
ットのディジタル信号〔B1〜B4〕を入力する。ディ
ジタル信号〔B1〜B4〕はデコーダ3に入力され、表
1の真理値表に従って、ディジタル信号〔A1〜A1
5〕に変換される。次に、デコーダ3から出力されたデ
ィジタル〔A1〜A15〕は、アナログ信号源2に入力
され、ディジタル〔A1〜A15〕の状態によって、ア
ナログ信号源2内部のスイッチ6をオンまたはオフ状態
に設定する。その結果、オン状態であるアナログ信号源
2の出力の総和がD/Aコンバータ1のアナログ信号と
なってアナログ信号端子OUTから出力される。そし
て、この出力されたアナログ信号は、4ビットのD/A
コンバータなので、4ビットの重みをもった信号とな
る。
【0008】ところで、4ビットのD/Aコンバータの
アナログ信号を0.1LSBの精度で測定する場合、測
定する測定時の分解能をεbとすると、εbは、
【0009】
【数1】
【0010】となる。すなわち、7.2ビット以上の分
解能を持つ測定器が必要となる。一般にnビットの分解
能を持ったD/Aコンバータを0.1LSBの精度で測
定する場合の測定器の分解能は (n+3.2)ビット以上 必要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のD/Aコンバー
タは以上のように構成されているので、nビットのD/
Aコンバータの内部回路(デコーダ、アナログ信号源な
ど)の試験や評価を0.1LSBの精度で行なう際、
(n+3.2)ビット以上の分解能を持つ測定器が必要
になる。
【0012】ところが、近年ではD/Aコンバータの多
ビット化が進んでいるため、多ビットのD/Aコンバー
タの内部回路試験や評価を行なうには、多ビットのD/
Aコンバータに対応できる高分解能を持つ測定器が必要
になる。しかし、一般的に高分解能を持つ測定器は非常
に高価であるという問題があった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、D/Aコンバータの内部回路
試験や評価を行なうのに際し、高分解能を持つ測定器を
不要とし、かつコストを低減化することのできるD/A
コンバータを得ることを目的としており、また、D/A
コンバータに適した試験方法を提供することを目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るD
/Aコンバータは、アナログ信号源、第1の信号発生手
段、第2の信号発生手段および選択手段を含む。アナロ
グ信号源は、各々が同じ重みにされたアナログ信号を発
生することができる。
【0015】第1の信号発生手段は、ディジタル入力信
号をデコードして前記複数のアナログ信号源のうちの
コードの結果に対応するアナログ信号源を活性化する。
【0016】第2の信号発生手段は、複数のアナログ信
号源を個々に活性化する。選択手段は第1および第2の
信号発生手段に接続され、通常動作時に第1の信号発生
手段の出力を選択して、D/Aコンバータの内部回路を
試験するときに前記第2の信号発生手段の出力を選択
し、選択した第1または第2の信号発生手段の出力を複
数のアナログ信号源に与える。
【0017】請求項2の発明に係るD/Aコンバータ
は、複数のアナログ信号源、およびデコーダ手段を含
む。複数のアナログ信号源の各々は、同じ重みにされた
アナログ信号を発生する。デコーダ手段は、ディジタル
入力信号をデコードして前記複数のアナログ信号源のう
ちのデコードの結果に対応したアナログ信号源を活性化
させる第1の機能と、複数のアナログ信号源を個々に活
性化するための第2の機能と、通常動作時には第1の機
能を選択し、D/Aコンバータの内部回路試験時には第
2の機能を選択する第3の機能とを有する。
【0018】請求項3に記載のD/Aコンバータの試験
方法は、各々が、同じ重みにされたアナログ信号を発生
することのできる複数のアナログ信号源を含み、ディジ
タル入力信号に対応するアナログ信号を出力する通常動
作モードと各アナログ信号源に対応するアナログ信号を
出力する内部回路試験モードとを有するD/Aコンバー
タの動作を試験するD/Aコンバータ試験方法であっ
て、内部回路試験モードを選択する第1のステップと、
内部回路試験モードにおいて複数のアナログ信号 源を個
々に活性化する第2のステップと、第2のステップにお
いて活性化されたアナログ信号源ごとに対応する出力値
を測定する第3のステップと、測定した出力値に基づい
て、通常動作モードにおいてディジタル入力信号に対応
して出力されるべきアナログ信号を評価する第4のステ
ップとを備える。 請求項4に記載のD/Aコンバータの
試験方法は、請求項3記載のD/Aコンバータの試験方
法の構成に加えて、第2のステップは、外部からの値の
異なるディジタル入力信号を順次に受けて、複数のアナ
ログ信号源を順次に活性化するための信号を発生するス
テップを含む。 請求項5に記載のD/Aコンバータの試
験方法は、請求項3記載のD/Aコン バータの試験方法
の構成に加えて、通常動作モードを選択する第5のステ
ップと、通常動作モードにおいてディジタル入力信号に
対応するアナログ信号を出力させる第6のステップをさ
らに備える。
【0019】
【作用】請求項1の発明では、通常動作時には、ディジ
タル入力信号のディジタル値に対応する第1の信号を選
択して複数のアナログ信号源を活性化する。一方、D/
Aコンバータの内部回路の試験を行なう場合には、複数
のアナログ信号源を個々に活性化するための第1の信号
を選択する。こうすることにより、アナログ信号源単体
からアナログ信号を出力することができるので、D/A
コンバータの内部回路試験や評価を行なうのに必要な分
解能を持った測定器よりも低い分解能の測定器を用いて
D/Aコンバータの内部回路試験や評価を行なうことが
可能となる。
【0020】
【実施例】実施例1 図1は、この発明に係るD/Aコンバータの一実施例を
示す全体構成図である。図1に示すD/Aコンバータは
4ビットの並列加算型D/Aコンバータを対象としてい
る。図1を参照して、D/Aコンバータ1は、図9に示
したアナログ信号源2、図9に示したデコーダ3、アナ
ログ信号源を個々に動作させるための回路4、およびセ
レクタ5により構成されている。BIT1〜BIT4
は、ディジタル信号入力端子であり、デコーダ3とアナ
ログ信号源を個々に動作させるための回路4の各々の入
力部に接続され、デコーダ3とアナログ信号源を個々に
動作させるための回路4の各々の出力部とは、セレクタ
5の入力部に接続され、セレクタ5の出力部は、個々の
アナログ信号源2の入力部に接続され、アナログ信号源
2の出力部は、アナログ信号出力端子であるOUTに接
続されている。また、セレクタ5は制御信号入力端子で
あるCONTに接続されている。
【0021】図4は、図1に示したアナログ信号源を個
々に動作させるための回路4の一例を示す回路図であ
る。図4に示した回路4は、複数のAND回路により構
成される。アナログ信号源を個々に動作させるための回
路4は、ディジタル入力端子BIT1〜BIT4からの
ディジタル信号〔B1〜B4〕を、アナログ信号源を個
々に動作させるための回路4の入力部に入力し、ディジ
タル信号〔a1〜a15〕をアナログ信号源を個々に動
作させるための回路4の出力部からセレクタ5の入力部
へ出力する。
【0022】表2は、アナログ信号源を個々に動作させ
るための回路4の真理値表である。アナログ信号源を個
々に動作させるための回路4は、D/Aコンバータ1の
デジタル入力端子BIT1〜BIT4に入力されたディ
ジタル信号〔B1〜B4〕を表2に従って、セレクタ5
へ入力するディジタル信号〔a1〜a15〕へと変換す
る。
【0023】
【表2】
【0024】図5は、セレクタ5の一例である。図5に
示した回路はAND回路とNOT回路で構成される。図
5において、セレクタ5は、ディジタル信号〔A1〜A
15〕および〔a1〜a15〕をデコーダ3およびアナ
ログ信号源を個々に動作させるための回路4の各々の出
力部からセレクタ5の入力部に入力し、ディジタル信号
〔A′1〜A′15〕をセレクタ5の出力部からアナロ
グ信号源2の入力部へ出力する。図5において、セレク
タ5は、制御信号入力端子CONTに“1”が入力され
ている場合は、ディジタル信号〔A1〜A15〕がディ
ジタル信号〔A′1〜A′15〕となってセレクタ5か
ら出力され、制御信号入力端子CONTに“0”が入力
されている場合は、ディジタル信号〔a1〜a15〕が
〔A′1〜A′15〕となってセレクタ5から出力され
る。
【0025】次に、第1の実施例のD/Aコンバータ1
の動作について説明する。図1において、まずディジタ
ル入力端子BIT1〜BIT4に4ビットのディジタル
信号〔B1〜B4〕を入力する。ディジタル信号〔B1
〜B4〕は、デコーダ3およびアナログ信号源を個々に
動作させるための回路4に入力され、各々表1および表
2の真理値表に従って、〔A1〜A15〕および〔a1
〜a15〕のディジタル信号に変換される。次に、デコ
ーダ3およびアナログ信号源を個々に動作させるための
回路4から出力されたデジタル〔A1〜A15〕および
〔a1〜a15〕は、セレクタ5に入力される。セレク
タ5は、制御信号入力端子に“1”が入力されている状
態であれば、ディジタル信号〔A1〜A15〕を〔A′
1〜A′15〕として、また制御信号入力端子に“0”
が入力されている状態であれば、ディジタル信号〔a1
〜a15〕を〔A′1〜A′15〕として出力する。セ
レクタ5から出力されたディジタル信号〔A′1〜A′
15〕は、アナログ信号源2に入力され、ディジタル信
号〔A1〜A15〕の状態によってアナログ信号源2内
部のスイッチ6をオンまたはオフ状態に設定する。この
とき、制御信号入力端子CONTに“1”が入力されて
いる状態であれば、オン状態であるアナログ信号源2の
総和がD/Aコンバータ1のアナログ信号となってアナ
ログ信号出力端子OUTから出力される。そして、この
出力されるアナログ信号は、4ビットのD/Aコンバー
タなので、4ビットの重みを持った信号となる。一方、
制御信号入力端子CONTに“0”が入力されている状
態であれば、オン状態であるアナログ信号源2は1つの
みであり、アナログ信号源2単体が出力するアナログ信
号がD/Aコンバータ1のアナログ信号となってアナロ
グ信号出力端子OUTから出力される。そして、この出
力されるアナログ信号は、アナログ信号源単体の重みを
持った信号となり、図1では1ビットの重みを持った信
号となる。
【0026】よって、図1に示した4ビットのD/Aコ
ンバータのアナログ信号を0.1LSBの精度で測定す
る際、制御信号入力端子CONTに“1”を入力した場
合であれば、7.2ビット以上の分解能を持つ測定器が
必要となり、一方制御信号入力端子に“0”を入力した
場合であれば、4.2ビット以上の分解能を持つ測定器
が必要となる。したがって、ビット数が増大しても、少
なくとも4.2ビットの分解能を持つ測定器によって
0.1LSBの精度で測定でき、測定器に要するコスト
を低減することができる。
【0027】実施例2 図6は、この発明に係るD/Aコンバータの第2の実施
例を示す全体構成図である。
【0028】図6に示すD/Aコンバータは3ビットの
並列加算型D/Aコンバータを対象としている。図6を
参照して、D/Aコンバータ1は、デコーダ3と、図9
に示したアナログ信号源2とにより構成されている。B
IT1〜BIT3は、ディジタル信号入力端子であり、
デコーダ3′の入力部に接続され、デコーダ3′の出力
部は、個々のアナログ信号源2の入力部に接続され、ア
ナログ信号源2の出力部はアナログ信号出力端子である
OUTに接続されている。また、デコーダ3′は制御信
号入力端子であるCONTに接続されている。
【0029】図7は、図6に示したデコーダ3の一例を
示す回路図である。図7に示した回路は、AND回路、
OR回路あるいはそれらの複合回路で構成されている。
図6、図7においてデコーダ3は、ディジタル信号〔B
1〜B4〕をD/Aコンバータ1のディジタル入力端子
BIT1〜BIT3からデコーダ3′の入力部に入力
し、ディジタル信号〔A1〜A7〕をデコーダ3′の出
力部からアナログ信号源2へ出力する。
【0030】表3は、図6におけるデコーダ3′の真理
値表である。デコーダ3′は、D/Aコンバータ1のデ
ィジタル入力端子BIT1〜BIT3に入力されたディ
ジタル信号〔B1〜B3〕を表1に従って、アナログ信
号源2内部のスイッチ6を制御するディジタル信号〔A
1〜A7〕へと変換する。
【0031】
【表3】
【0032】表3の真理値表は、実施例1で示した表2
および従来の技術で示した表1の真理値表を3ビットの
ものに変更したにすぎない。よって、図6のような、重
みが同一であるアナログ信号源2を個々に動作させる機
能と、D/Aコンバータ1の内部回路試験時と通常動作
時の各々の場合により内部回路を切換える機能とを、D
/Aコンバータの内部回路の一部であるデコーダ3′に
持たせた場合でも、実施例1と同様な結果を得ることが
できる。
【0033】実施例3 図8は、D/Aコンバータの試験方法を示すフローチャ
ートである。
【0034】このD/Aコンバータの試験方法は、重み
が同一であるアナログ信号源を個々に動作させる機能
と、D/Aコンバータの内部回路試験時と通常動作時の
各々の場合により内部回路を切換える機能を用いて、D
/Aコンバータを試験する方法である。
【0035】図8において、通常動作時にテストの対象
となる回路は、ステップS1→ステップS2→ステップ
S3→ステップS4→ステップS5→ステップS6の順
で動作する。通常動作時には、まずステップS2におい
て制御信号を“1”の状態にする。次に、ステップS3
において、ディジタル入力端子に任意のディジタル信号
を入力する。その結果、ステップS4においてアナログ
出力端子からは入力信号に応じたアナログ信号源の総和
に対する重みをもったアナログ信号が出力される。
【0036】図8において、内部回路試験時にストの
対象となる回路は、ステップS1→ステップS7→ステ
ップS8→ステップS9→ステップS10→ステップS
11→ステップS12の順で動作する。内部回路試験時
には、まずステップS7において制御信号を“0”の状
態にする。次に、ステップS8においてディジタル入力
端子に最下位ビットから最上位ビットまでのコードを含
んだディジタル信号パターンを入力する。このとき使用
するディジタル信号パターンは試験条件により決める。
たとえば、スタティックリニアリティ試験を行なう場合
であれば、入力するディジタル信号パターンは最下位ビ
ットから最上位ビットまで1ビットずつ順次に入力され
る形になる。その結果、D/Aコンバータ内部のアナロ
グ信号源が、複数同時にオンすることはなく、アナログ
出力端子からは入力信号に応じたアナログ信号源の単体
の重みを持ったアナログ信号が出力される(ステップS
9)。たとえば、並列加算型のD/Aコンバータなら
ば、すべて1ビットの重みを持った信号が出力される。
このようにして出力されるアナログ信号を測定する(ス
テップS10)。このとき得られる値は、各アナログ信
号源に対するものなので、通常動作時の各コードに対す
る出力値を測定結果から計算により求める(ステップS
11)。たとえば、nビットの並列加算型D/Aコンバ
ータの場合、測定値(アナログ信号源の出力値)を、
〔M(1)〜M(2n )〕として各コードの出力値〔C
(1)〜C(2n )〕は
【0037】
【数2】
【0038】となる。このようにして、本発明を用いて
D/Aコンバータの内部回路試験の結果を得ることがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係るD
/Aコンバータによれば、重みが同一であるアナログ信
号源を個々に活性化する第2の信号発生手段を付加し、
D/Aコンバータの内部回路試験時と通常動作時の各々
の場合により内部回路を切換える選択手段を付加するこ
とにより、D/Aコンバータの内部回路試験や評価を行
なうのに必要な分解能を持った測定器よりも低い分解能
の測定器を用いてD/Aコンバータの内部回路試験や評
価を行なうことが可能となる。また、一般的に分解能の
低い測定器ほど安価になるため、内部回路試験や評価に
要するコストを低減することができるという効果が得ら
れる。
【0040】また、請求項2の発明に係るD/Aコンバ
ータによれば、重みが同一であるアナログ信号源を個々
に動作させる機能と、D/Aコンバータの内部回路試験
時と通常動作時の各々の場合により内部回路を切換える
機能とを持たせることにより、上記請求項1の発明によ
るD/Aコンバータよりも内部構成を単純化しかつD/
Aコンバータの内部回路間の配線数を少なくすることが
できる。また、このような構成にすることにより、D/
Aコンバータの内部回路試験や評価を行なうのに必要な
分解能を持った測定器よりも低い分解能の測定器を用い
てD/Aコンバータの内部回路試験や評価を行なうこと
が可能となる。また、一般的に分解能の低い測定器ほど
安価になるため、内部回路試験や評価に要するコストを
低減化することができるという効果が得られる。
【0041】また、請求項3の発明に係るD/Aコンバ
ータの試験方法によれば、内部回路試験を行なう際に、
複数のアナログ信号源を個々に活性化し、活性化された
個々のアナログ信号源の出力値を測定し、この測定した
出力値を評価することができるので、D/Aコンバータ
の内部回路試験や評価を行なうのに必要な分解能を持っ
た測定器よりも低い分解能の測定器を用いてD/Aコン
バータの内部回路試験や評価が可能となる。また、一般
的に分解能の低い測定器ほど安価になるため、内部回路
試験や評価に要するコストを低減化できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るD/Aコンバータの一実施例を
示す全体構成図である。
【図2】図1および図9に示したアナログ信号源の一例
を示すブロック図である。
【図3】図1および図9に示したデコーダの一例を示す
回路図である。
【図4】図1に示したアナログ信号源を個々に動作させ
るための回路4の一例を示す回路図である。
【図5】図1に示したセレクタの一例を示す回路図であ
る。
【図6】この発明に係るD/Aコンバータの第2の実施
例を示す全体構成図である。
【図7】図6に示したデコーダの一例を示す回路図であ
る。
【図8】この発明に係るD/Aコンバータの試験方法を
示すフローチャートである。
【図9】従来のD/Aコンバータの全体構成図である。
【符号の説明】
1 D/Aコンバータ 2 アナログ信号源 3、3′ デコーダ 4 アナログ信号源を個々に動作させるための回路 5 セレクタ 6 スイッチ 7 定電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−288616(JP,A) 特開 昭58−63227(JP,A) 特開 平2−249984(JP,A) 特開 昭56−102120(JP,A) 特公 昭57−1169(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が、同じ重みにされたアナログ信号
    を発生する複数のアナログ信号源、 ディジタル入力信号をデコードして前記複数のアナログ
    信号源のうちの前記デコードの結果に対応するアナログ
    信号源を活性化するための第1の信号を発生する第1の
    信号発生手段、 前記複数のアナログ信号源を個々に活性化するための第
    2の信号を発生する第2の信号発生手段、および前記第
    1および第2の信号発生手段に接続され、通常動作時に
    前記第1の信号発生手段の出力を選択し、D/Aコンバ
    ータの内部回路試験時に前記第2の信号発生手段の出力
    を選択し、選択した第1または第2の信号発生手段の出
    力を前記複数のアナログ信号源に与える選択手段を含む
    D/Aコンバータ。
  2. 【請求項2】 各々が、同じ重みにされたアナログ信号
    を発生することのできる複数のアナログ信号源、および
    ディジタル入力信号をデコードし、前記複数のアナログ
    信号源のうちの前記デコードの結果に対応するアナログ
    信号源を活性化させる第1の機能と、前記複数のアナロ
    グ信号源を個々に活性化するための第2の機能と、通常
    動作時には前記第1の機能を選択し、D/Aコンバータ
    の内部回路試験時には第2の機能を選択する第3の機能
    とを有するデコーダ手段を含むD/Aコンバータ。
  3. 【請求項3】 各々が、同じ重みにされたアナログ信号
    を発生することのできる複数のアナログ信号源を含み、
    ディジタル入力信号に対応するアナログ信号を出力する
    通常動作モードと各前記アナログ信号源に対応するアナ
    ログ信号を出力する内部回路試験モードとを有するD/
    Aコンバータの動作を試験するD/Aコンバータ試験方
    法であって、前記内部回路試験モードを選択する第1のステップと、 前記内部回路試験モードにおいて 前記複数のアナログ信
    号源を個々に活性化する第2のステップと、 記第2のステップにおいて活性化された前記アナログ
    信号源ごとに対応する出力値を測定する第3のステップ
    と、 前記測定した出力値に基づいて、前記通常動作モードに
    おいて前記ディジタル入力信号に対応して出力されるべ
    きアナログ信号を評価する第4のステップとを備えるD
    /Aコンバータの試験方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のステップは、外部からの値の
    異なるディジタル入力信号を順次に受けて、前記複数の
    アナログ信号源を順次に活性化するための信号を発生す
    るステップを含む請求項3記載のD/Aコンバータの試
    験方法。
  5. 【請求項5】前記通常動作モードを選択する第5のステ
    ップと、 前記通常動作モードにおいてディジタル入力信号に対応
    するアナログ信号を出力させる第6のステップをさらに
    備える請求項3記載のD/Aコンバータの試験方法。
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