JP3183302B2 - 耐液通気性包装材料 - Google Patents
耐液通気性包装材料Info
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Description
は、脱酸素剤、炭酸ガス吸収剤、エチレン吸収剤、乾燥
剤、防錆剤等の各種の品質保持剤と品質保持剤の適用さ
れた対象物品との隔離を目的とする耐液性かつ通気性材
料として用いられる。そして、本発明による耐液通気性
包装材料は、特に耐液性かつ品質保持剤の漏洩防止効果
に優れ、多水分物品に対する品質保持剤あるいは内容物
の漏洩が問題となる品質保持剤の隔離に好適であり、食
品、飲料、青果物などの食品分野のみならず、金属部
品、医薬品等、広い分野で品質保持剤の隔離包装に有効
に利用できるものである。
包装される品質保持剤として、脱酸素剤、炭酸ガス吸収
剤、エチレン吸収剤、乾燥剤、防錆剤等が例示される。
中でも脱酸素剤等の品質保持剤包装体が最近、食品を主
対象として多用されている。しかし、品質保持の対象と
なる食品は多種多様にわたり、従来の通気性包装材料を
用いた脱酸素剤包装体では内容物に起因する染み・錆等
の発生により、適用困難な食品や飲料が多数ある。
して、例えば、紙と有孔ポリエチレンフィルムを積層接
着したものが用いられており、この場合の通気性はポリ
エチレンフィルムの開孔率で調節されていた。しかし、
この脱酸素剤を多湿食品や飲料に適用した場合、包装材
料が耐水性に劣るため、湿って脱酸素剤の包装袋が破損
したり、あるいは有孔ポリエチレンフィルムの孔を通し
て内容物が染み出す場合があり食品の安全衛生上好まし
くなく、その上、水濡れによって酸素吸収速度が遅くな
り、品質保持能力が十分に発揮されない場合があった。
昭53-51096号公報には、融点が異なる2枚のプラスチッ
クフィルムに孔をあけ、これをそのまま重ね合わせる
か、または紙を挟んで積層接着した包装材料が開示され
ている。また、特開昭 56-124440号公報または特開昭 5
6-124441号公報には、同様に表面に孔をあけたプラスチ
ックフィルムを用いた包装材料が開示されている。しか
しながら、上記包装材料は、表面がプラスチックフィル
ムであるため、紙に比べ耐水性は高いが、通気性を持た
せるための貫通孔が多数あけてあるので、多湿食品、す
なわち水分含有量が多い食品と接触した場合には、包装
材料が湿って内容物が染み出し、安全衛生上の問題を生
じる欠点があり、また、強度も弱いものであった。さら
に、包装材料の製造時に熱接着したりあるいは接着剤を
使ったりするために、孔が変形したり、接着剤の影響で
通気性が変化する等の欠点もあった。その他、多湿食品
に適用すると表面のプラスチックフィルムと紙とが剥離
してしまい、脱酸素剤等の包装材料及び隔離用包装材料
として使用が不可能になる場合があった。いずれにして
も、プラスチックフィルムに針等で細孔を穿孔して酸素
透過度を確保することが一般的に行われることではある
が、例えば対象物が液体等の場合には、細孔より液体が
侵入し脱酸素剤等の品質保持剤が濡れて酸素吸収が停止
したり、内容物が漏洩したりする問題があった。
ィルム(例えば、ポリエチレン、ポリメチルペンテン、
ポリブタジエン等のフィルム)を脱酸素剤包装体等の品
質保持剤の隔離材料として使用した場合には、耐液性に
は優れるものの、実用上十分な酸素吸収速度を得るのに
必要な酸素透過度を確保することは不可能であった。さ
らに、液体用キャップ型脱酸素剤の例として、実開昭55
-080260 には、耐水性微多孔膜等を隔離材料とした記載
があるが、アルコ−ル含有飲料等の浸透性液体には適用
が困難で、耐液性が不十分であった。
持剤を従来の通気性包装材料により隔離包装した包装体
の問題点として、耐通液性および耐液強度の点で耐液性
に難があって内容物の染み・錆移行の問題もあり、多湿
食品、飲料、液状医薬品等へ適用した場合に安全衛生性
上問題の生じることや実用上充分な酸素透過度を確保す
ることが困難なことが指摘されていた。
ころは、従来の品質保持剤の隔離包装材料が有する上記
問題点を解消し、多湿食品、飲料、液状医薬品等へ適用
した場合でも安全衛生上問題がなく、しかも、実用上十
分な通気性を有する品質保持剤隔離用耐液通気性包装材
料を提供することにある。
術の問題点に鑑み鋭意研究を行った結果、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明による品質保持剤隔離
用の耐液通気性包装材料は、未貫通微多孔が穿孔され非
貫通の膜部を残したフィルムあるいはシートであって、
酸素透過度が10,000cc/m2 ・24Hr・atm 以上であるこ
とを要件とする。
基づく耐液通気性包装材料として、例えば、次のような
構成のものが挙げられる。 (1) ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリプ
ロピレン、ポリカーボネート、セロファン、トリメチル
ペンテンまたはポリビニルアルコール等からなるフィル
ム、ポリ塩化ビニリデンコート各種フィルム、アルミ箔
ラミネートフィルム、あるいはアルミ蒸着各種フィルム
等の耐熱性フィルムに、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンアクリル酸共重合樹脂、エチレンアクリル
酸エチル共重合樹脂、アイオノマ−、ポリブタジエン、
エチレン酢酸ビニル共重合樹脂フィルム等からなるシ−
ル性フィルムを積層接着してなる積層フィルムに、耐熱
性フィルム側からこれを貫通して少なくともシ−ル性フ
ィルム側に未貫通の残膜部を残した未貫通微多孔を穿設
してなる包装材料。
記(1)の積層フィルムと、熱シ−ル性の不織布(例え
ば、ユニチカ製「エルベス」、帝人製「ユニセル」等の
ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成繊維、複合繊
維、合成パルプ等から作られる湿式あるいは乾式不織
布)、ポリエチレン、ポリプロピレン等を原料とした各
種微多孔膜(例えば、積水化学製「セルポア」、徳山曹
達製「ポ−ラム」、「NFシ−ト」等の常圧で水を通さ
ない各種微多孔膜が使用される)、あるいは合成樹脂、
合成パルプ製の耐水性不織布(例えば、デュポン製「タ
イベック」、旭化成製「ルクサ−」、阿波製紙製「アル
ト」等の常圧で水を通さない各種不織布が使用される)
とを積層接着してなる積層シ−トに、耐熱性フィルム側
から穿孔し、少なくとも該積層シ−トに未貫通の残膜部
を残した未貫通微多孔を穿設してなる包装材料。
タレート、ポリプロピレン等の熱シ−ル性を有する単体
フィルムにヒ−トシ−ル面の逆側より穿孔し、少なくと
も残膜部を残した未貫通微多孔を穿設してなる包装材
料。
記(1) 積層フィルムにシ−ル層としてホットメルトを塗
布してなる積層フィルムに、耐熱性フィルム側から穿孔
し、少なくとも該積層フィルムに未貫通の残膜部を残し
た未貫通微多孔を穿設してなる包装材料。
レンアクリル酸共重合樹脂、エチレンアクリル酸エチル
共重合樹脂、アイオノマ−、ポリブタジエン、エチレン
酢酸ビニル共重合樹脂フィルム等に少なくとも残膜部を
残した未貫通微多孔を穿設してなる包装材料。
に使用される包装材料は、上記の例に限られるものでは
なく、本発明の目的が達成されるものであれば他の組み
合わせでも使用できる。また、補強のために各種補強材
を複合することも適宜実施される。そして、穿孔も包装
材料の両面から行うことも可能であり、また、ガス透過
性の悪いフィルム層は貫通させる必要はあるが、ガス透
過性の低いフィルムでも非貫通の残膜部が十分ガス透過
性で所望の酸素透過度が得られれば、必ずしも貫通させ
る必要はない。
ムとしては、、包装適性、穿孔容易性、酸素透過度など
を考慮すれば、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミ
ド、ポリメチルペンテン、ポリプロピレン等のフィルム
の使用が好ましい。
ンアクリル酸共重合樹脂、エチレンアクリル酸エチル共
重合樹脂、アイオノマ−、エチレン酢酸ビニル共重合樹
脂フィルムが使用される。レトルト食品等に適用してさ
らに耐熱性が要求される場合には、シ−ル層として、ポ
リプロピレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン等のフィルムを使用することが好ましい。なお、熱シ
−ル性の単体フィルムを、品質保持剤の隔離材料そのも
のとして、使用することも好ましい対応である。また、
本発明の通気性包装材料に印刷を施す場合には、表面の
透明プラスチックフィルムの裏側に印刷することが安全
衛生上好ましい。
はなく、ドライラミ、押出ラミ、熱ラミ等自由に選択可
能である。また、上記構成は、あらかじめフィルムとし
て使用することに限定されず、例えば、耐熱性フィルム
に押出ラミネ−トでポリエチレンフィルム層を作ること
や、共押出法で一度に積層フィルムを製造して使用する
ことも可能である。
ィルムは、包装適性、取扱強度、穿孔容易性等の点か
ら、その厚さは10〜100μm が好ましいが、不織
布、微多孔膜等を積層した場合は、この限りではない。
残膜部を残した未貫通微多孔を穿設する方法として、化
学的前処理を含め、機械的穿孔法、レ−ザ−光穿孔法、
電子照射穿孔法、プラズマ穿孔法、高圧放電穿孔法他各
種の穿孔方法が適用できるが、高圧放電穿孔法が好まし
く、効果的である。
方式、真空管方式、ソリッドステ−ト方式のいずれも適
用可能であるが、ソリッドステ−ト方式が好ましい方法
である。高圧放電穿孔法による穿孔は、放電電極と誘電
体ロ−ルの間に高電圧をかけ放電させつつ対象包材を通
過させることにより実施される。そして、穿孔密度およ
び穿孔深度は、放電電極と誘電体ロ−ルの間の距離、電
圧、放電電極の形状、誘電体ロ−ルの特性等により、適
宜調節される。この場合、穿孔する材料の厚さ、材質、
通過速度によっても調整が必要となる
に放電電極と誘電体ロ−ルの間に高電圧をかけ放電させ
つつ対象包材を通過させるのみでは不十分で、種々の工
夫が必要となる。一つには、前処理として、放電穿孔前
に機械的にヤスリ状ロ−ル等で微細な傷痕をつける前処
理工程を実施することも有効である。あるいは、酸処理
を施しフィルム表面に極性基を作ったのち放電穿孔する
ことも有効である。更に、誘電体ロ−ルに局所放電部を
設けるため、被覆された誘電体層に欠落部を分散させて
作ったり、導電物を分散させた誘電体層とすることも穿
孔密度および穿孔深度の調節に有効である。
レス等が使用されるが、アルミニウムが好ましく使用さ
れる。電極の形としては、ナイフエッジ型、バ−型、シ
ュ−型等が使用されるが、ナイフエッジ型、あるいは放
電部の先端を多数の針型としたものが好ましい。処理電
力は、穿孔対象包材の厚さ、材質、通過速度等により調
節する必要があるが、例えば、5〜200W/m2 /分
の範囲で実施される。穿孔方向は、残膜部側を誘電体ロ
−ルに接する形で実施される。
過度に代表されるガス透過度は、包装材料を穿孔する際
の穿孔密度、穿孔深度(残膜部厚さ)および孔径により
好適に調節することができる。穿孔密度として、1,000
〜10,000,000孔/cm2 の範囲で穿孔され、十分な酸素透
過度を確保する上では、上記の範囲で10,000孔/cm2 以
上が好ましく、50,000孔/cm2 以上がより好ましい。
膜部は、所望する酸素透過度に応じ、包装材料の特性お
よび残膜部の包材強度等を考慮して実用的な範囲の厚さ
に調節される。通常、残膜部の厚さは、包材強度の上か
ら0.5 μm 以上は必要であり、十分な酸素透過度を確保
するために10μm 以下の範囲で調節され、1〜7μm
の範囲で調節することが好ましい。孔径は、同様に酸素
透過度、包材強度等を考慮して調節されるが、印刷を施
した際に印刷柄が、孔径が大き過ぎると印刷柄が判別し
難くなるので、好ましくは500μm 以下の範囲で調節
される。
透過度に代表されるガス透過度は、隔離包装される品質
保持剤が必要とする酸素透過度に応じて調節される。実
用的な酸素透過度の範囲は、10,000cc/m2 ・24Hr・at
m 以上であり、好ましくは50,000cc/m2 ・24Hr・atm
以上、より好ましくは 100,000cc/m2 ・24Hr・atm以
上である。本発明に基づき前記構成の材料に未貫通の上
記穿孔を設けることにより、酸素透過度を10,000cc/m
2 ・24Hr・atm 以上としつつ、耐液性に優れた通気性包
装材料を得ることが可能となるのであり、従来の通気性
包装材料では得られなかった機能を付与できるのであ
る。
剤の機能を十二分に発揮しうる酸素透過度を確保しつ
つ、非貫通の膜部を残すことにより極めて優れた耐液性
を付与し、しかもヒ−トシ−ル性の耐液通気性包装材料
を得ることが可能になるのである。そして、本発明に基
づき構成された耐液通気性包装材料は、脱酸素剤、炭酸
ガス吸収剤、エチレン吸収剤、乾燥剤、防錆剤等の各種
の品質保持剤と品質保持剤の適用された対象物品との隔
離を目的とする耐液性かつ通気性材料として用いられ、
特に耐液性かつ品質保持剤の漏洩防止効果に優れる。
脱酸素剤が挙げられる。脱酸素剤は、例えば、亜硫酸
塩、亜硫酸水素塩、亜二チオン酸塩、ヒドロキノン、カ
テコール、レゾルシン、ピロガロール、没食子酸、ロン
ガリット、アスコルビン酸および/またはその塩、イソ
アスコルビン酸および/またはその塩、ソルボース、グ
ルコース、リグニン、ジブチルヒドロキシトルエン、ブ
チルヒドロキシアニソール、第一鉄塩、または、鉄粉等
の金属粉を含有する組成物からなるもので、脱酸素能、
炭酸ガス発生型脱酸素能または炭酸ガス吸収型脱酸素能
等をもつものが用いられる。品質保持剤の形状は、粉
末、粒状、塊状、シ−ト状など、特に問わない。また、
脱酸素剤をパルプ等と混合しシ−ト化したもの、熱可塑
性樹脂等と混合後シ−ト化したもの、更に、高分子材料
と金属触媒をブレンドした脱酸素材料等も用いられる。
そして、これらの品質保持剤が通気性包材に包装された
品質保持剤包装体であってもよい。品質保持剤は、形
状、組成等に限定されるものではない。
た品質保持剤の隔離包装の形態として、次のような形態
が例示される。 (1) 物品を収納したガスバリア−性容器あるいは袋の一
部に本発明の耐液通気性包装材料で品質保持剤等を覆う
形で接着固定する形態。(図4、図5) (2) 物品を収納したガスバリア−性容器の蓋体と容器本
体との間に品質保持剤を配置し、本発明の耐液通気性包
装材料で隔離して、容器の蓋体と容器本体を耐液通気性
包装材料を介して熱シ−ルする形態。(図7) (3) 本発明の耐液通気性包装材料を間に挟んで作成した
ガスバリア−性の物品収納袋に品質保持剤を隔離した形
態。(図6) (4) ビンの蓋またはキャップに品質保持材料を収納し、
本発明の耐液通気性包装材料で隔離した形態(図8) (5) 物品を収納したガスバリア−性容器または袋の内壁
に脱酸素材料等を配し、本発明の耐液通気性包装材料を
隔離材として使用する形態。(図9) (6) 本発明の耐液通気性包装材料により形成した品質保
持剤包装体(図10)をガスバリア−性の物品収納容器
または袋の内部に直接配する形態。
なお、本発明はこの実施例に限定されるものではない。 実施例1 ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)
の裏面に文字印刷と白ベタ印刷を施した後、ポリエチレ
ンを30μmの厚さに押出ラミネ−トした積層フィルム
を得た。この積層フィルムをソリッドステ−ト方式の放
電処理機により、ポリエチレンテレフタレートフィルム
側より60,000孔/cm2 の密度で未貫通孔を穿孔して耐液
通気性包装材料を得た。この時の非貫通膜部の厚さは5
μmであった。一方、洋紙(坪量40g/m2 )と有孔
ポリエチレンフィルム(厚さ40μm)を積層接着した
通気性包装材料を用いた脱酸素剤包装体(鉄系脱酸素剤
3g充填、50×50mm寸法)を準備し、上記耐液通気
性包装材料(80×80mm)で200×300mmの塩化
ビニリデンコ−ト延伸ナイロン/ポリエチレン製の袋の
一部に隔離した。この隔離された脱酸素剤包装体付の袋
に、醤油漬のたくあん100gを封入,密封シ−ルし
て、35℃下で蛍光灯照射しつつ保管した。そして、保
存2週間後の袋内酸素濃度の分析、たくあんの品質確認
および脱酸素剤包装体の状態を観察した。
ルムを穿孔加工しないまま使用し、実施例1と同様に脱
酸素剤包装体を隔離した。得られた脱酸素剤包装体付の
袋で、実施例1と同様の試験を実施した。
ルムを径1mmの針で20孔貫通孔を穿孔したものを使用
し、実施例1と同様に脱酸素剤包装体を隔離した。得ら
れた脱酸素剤包装体付の袋で、実施例1と同様の試験を
実施した。試験結果を、実施例1、比較例1の結果と合
わせて表1に示した。
は、隔離材料の効果で脱酸素剤包装体が品質保持機能を
充分発揮すると共に、耐液性に優れ脱酸素剤包装体の状
態も良好に保持されていた。一方、比較例1では、隔離
材料の酸素透過度が小さく脱酸素剤包装体の品質保持効
果が発揮されていない。また、比較例2では、隔離材料
の耐液性が不十分でたくあんの液が脱酸素剤包装体を濡
らし酸素吸収が途中で停止すると共に、脱酸素剤包装体
自体に染み・錆が発生した。
テ−ト方式の放電処理機により、70,000孔/cm2 の密度
未貫通孔を穿孔して耐液通気性包装材料を得た。この時
の非貫通膜部の厚さは4μmであった。一方、洋紙(坪
量40g/m2 )と有孔ポリエチレンフィルム(厚さ4
0μm)を積層接着した通気性包装材料を用いた脱酸素
剤包装体(鉄系脱酸素剤3g充填、50×50mm寸法)
を準備した。また、上記耐液通気性包装材料を間に介し
て塩化ビニリデンコ−ト延伸ナイロン/ポリエチレンか
らなる包装材料2枚と合わせて、200×300mmの隔
離袋を作成した。脱酸素剤包装体を上記隔離袋の片側に
封入し、他方には、醤油200mlと空気100mlを封入
し密封,シ−ルして、蛍光灯照射下25℃下に保存し
た。そして、保存2週間後の袋内酸素濃度の分析、醤油
の品質確認および脱酸素剤包装体の状態を観察した。
ルムを穿孔加工しないまま使用し、実施例2と同様に脱
酸素剤包装体を隔離した。得られた脱酸素剤包装体付の
袋で、実施例2と同様の試験を実施した。
ルムを径1mmの針で20孔貫通孔を穿孔したものを使用
し、実施例1と同様に脱酸素剤包装体を隔離した。得ら
れた脱酸素剤包装体付の袋で、実施例2と同様の試験を
実施した。試験結果を、実施例2、比較例3の結果と合
わせて表2に示した。
効果で脱酸素剤包装体が品質保持機能を充分発揮すると
共に、耐液性に優れ脱酸素剤包装体の状態も良好に保持
されていた。一方、比較例3では、隔離材料の酸素透過
度が小さく脱酸素剤包装体の品質保持効果が発揮されて
いない。また、比較例4では、隔離材料の耐液性が不十
分で醤油が脱酸素剤包装体を濡らし酸素吸収が途中で停
止すると共に、脱酸素剤包装体自体に染みが発生した。
フィルムあるいはシ−トに非貫通の極薄膜部を残して未
貫通微多孔を穿設し、10,000cc/m2 ・24Hr・atm 以上
の酸素透過度を有するものとすることにより、品質保持
剤の隔離包装材として、、十分な通気性を有し非通液
性、耐液強度などの点で極めて優れた耐液性を発揮す
る。ことに、液状物品や多水分物品に適用した場合に、
液体が品質保持剤を濡らしたり、品質保持剤が染みだし
たりすることなく、機能上、安全衛生性上に優れる。し
たがって、多水分物品に対する品質保持剤あるいは内容
物の漏洩が問題となる品質保持剤の隔離に好適であり、
食品、飲料、青果物などの食品分野のみならず、金属部
品、医薬品等、広い分野で品質保持剤の隔離包装に広く
利用できる。
シートからなる耐液通気性包装材料の断面図。
層シートからなる耐液通気性包装材料の断面図。
液通気性包装材料の断面図。
を隔離した物品保存袋の断面図。
剤を隔離した物品保存容器の断面図。
料を介して隔離した物品保存袋の断面図。
材料を介して隔離した物品保存容器の断面図。
隔離した物品収納容器の蓋またはキャップの断面図。
気性包装材料で構成して品質保持剤を隔離した容器また
は袋の外壁面の部分断面図。
た品質保持剤包装体。
Claims (7)
- 【請求項1】耐熱性フィルムに熱シ−ル性フィルムを積
層接着してなる積層フィルムであって、 耐熱性フィルム側から耐熱性フィルムを貫通して少なく
とも熱シ−ル性フィルム側に未貫通の残膜部を残した未
貫通微多孔を穿設してなることにより酸素透過度が10,0
00cc/m2・24Hr・atm 以上であることを特徴とする品質保
持剤隔離用の耐液通気性包装材料。 - 【請求項2】耐熱性フィルム単体又は耐熱性フィルムに
熱シ−ル性フィルムを積層接着してなる積層フィルム
と、熱シ−ル性の不織布、微多孔膜又は耐水性不織布と
を積層接着してなる積層シ−トであって、 耐熱性フィルム側から少なくとも該積層シ−トに未貫通
の残膜部を残した未貫通微多孔を穿設してなることによ
り酸素透過度が10,000cc/m2・24Hr・atm 以上であること
を特徴とする品質保持剤隔離用の耐液通気性包装材料。 - 【請求項3】熱シ−ル性を有する単体フィルムであっ
て、 ヒ−トシ−ル面の逆側より残膜部を残した未貫通微多孔
を穿設してなることにより酸素透過度が10,000cc/m2・2
4Hr・atm 以上であることを特徴とする品質保持剤隔離用
の耐液通気性包装材料。 - 【請求項4】耐熱性フィルム単体又は耐熱性フィルムに
熱シ−ル性フィルムを積層接着してなる積層フィルムに
シ−ル層としてホットメルトを塗布してなる積層フィル
ムであって、 耐熱性フィルム側から少なくとも該積層フィルムに未貫
通の残膜部を残した未貫通微多孔を穿設してなることに
より酸素透過度が10,000cc/m2・24Hr・atm 以上であるこ
とを特徴とする品質保持剤隔離用の耐液通気性包装材
料。 - 【請求項5】酸素透過度が50,000cc/m2・24Hr・atm 以上
である、請求項1〜4いずれか1項に記載の耐液通気性
包装材料。 - 【請求項6】酸素透過度が100,000cc/m2・24Hr・atm 以
上である、請求項1〜4いずれか1項に記載の耐液通気
性包装材料。 - 【請求項7】未貫通の残膜部を残した未貫通微多孔が、
高圧放電穿孔法により穿設されたものである、請求項1
〜4いずれか1項に記載の耐液通気性包装材料。
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|---|---|---|---|
| JP04375992A JP3183302B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 耐液通気性包装材料 |
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-
1992
- 1992-02-28 JP JP04375992A patent/JP3183302B2/ja not_active Expired - Lifetime
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