JP3196548B2 - 高温下で使用されるロール用のスクレーパ - Google Patents
高温下で使用されるロール用のスクレーパInfo
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Description
スロールのような高温下で使用されるロールに付設さ
れ、その表面に付着した付着物を掻き取るためのスクレ
ーパに関する。
理炉等のように、鋼板の通板を目的とした炉内ハースロ
ールを有する高温連続熱処理炉においては、鋼帯下面と
ハースロールとが接触することによって、鋼帯の酸化ス
ケールがハースロール表面に付着・堆積したり、或いは
炉内耐火物が脱落、飛散したものや炉内生成物等がハー
スロール表面に付着・堆積し、これらの堆積物が高温に
加熱された鋼帯に押し疵を生じさせるという問題があ
る。
着物をロール表面から掻き取るためのスクレーパをハー
スロールに付設することが考えられるが、連続浸珪処理
炉等の炉内は非常な高温下にあるため、スクレーパをロ
ール表面に押しつけるような機械的手段を炉内に設置す
ることは耐熱性や耐久性等の面で極めて困難である。し
たがって、ハースロール表面の付着物を除去するために
は、鋼帯の通板を停止させた状態でハースロールを回転
させ、ハースロールを鋼帯に対してスリップさせること
によりローラ表面の付着物を掻き落すか、或いは炉の開
放を行ってハースロール表面を清掃するしか有効な方法
はない。
や立ち上げに要する手間やコスト等の面で極めて大きな
損失となり、また、前者の方法も掻取りを効果的に行う
ために炉内温度を低温にする必要があり、生産性の面で
大きな損失は避けられない。したがって本発明の目的
は、連続熱処理炉内のハースロールのような高温下で使
用されるロールに付着した付着物を適切に掻き取ること
ができ、しかも極めて簡単な構造で、高温下において長
期間機能を損なわれることなく使用することができるス
クレーパを提供することにある。
るための本発明の構成は以下の通りである。 (1) 高温下で使用されるロールに接触してロール表面の
付着物を除去するスクレーパであって、床部上に支持さ
れるスクレーパ本体と、該スクレーパ本体の幅方向に沿
って突設された掻爪部とを備え、ロール回転方向の後面
側において、前記掻爪部がロール面に接するようにして
ロールに立て掛けられることを特徴とする、高温下で使
用されるロール用のスクレーパ。 (2) 上記(1)のスクレーパにおいて、スクレーパ本体の
下端が床部に設けられた溝部に差し込まれていることを
特徴とする高温下で使用されるロール用のスクレーパ。
ルの回転に伴ってロール表面の付着物を掻き取り、これ
を除去する。本発明のスクレーパは、スクレーパ本体と
これに突設された掻爪部のみからなり、且つこれをロー
ルに立て掛けるだけの単純な構造であり、したがって、
1200℃前後の高温下において使用した場合に熱の影
響で機能が劣化するような機械的な可動部や複雑な機構
部が全くないため、適当な材質を選択することにより高
温下において長期間機能を損なわれることなく使用する
ことができる。また、材質面から言うと、本発明のスク
レーパは上述のような極めて単純な構造であるため、優
れた耐熱性、耐腐食性等の特性を有しながら加工性や強
度等の面で機械的な可動部や複雑な機構部を構成する材
料としては全く使用できないような材料で製作すること
ができ、このため、例えば非常に高温で且つ腐食性ガス
を含むような厳しい炉内環境でも、炉内ハースロール用
のスクレーパとして適用することが可能である。また、
スクレーパはロール回転方向の後面側に配置されている
ため、ロールの回転方向との関係でスクレーパが安定化
するとともに、掻き取られた付着物が掻爪部とハースロ
ール間に堆積しない。
スクレーパ本体の下端が床部に設けられた溝部に差し込
まれるため、回転中のロールに立て掛けられるスクレー
パが床部上に安定して支持され、掻爪部のロール面に対
する不均一な押し付けの要因となるスクレーパのずれや
脱落が適切に防止される。
もので、Aは本発明のスクレーパ、Bはハースロール、
Sは通板する鋼帯である。スクレーパAは、床部上に支
持される板状のスクレーパ本体1と、このスクレーパ本
体1の片面側の上端位置に突設された掻爪部2とを備え
ている。前記スクレーパ本体1は、掻爪部2のロール表
面への押し付け力を大きくするため、上部を下部よりも
幅広に構成し、上部の重量を下部の重量よりも大きくし
ている。
方向に沿って突条状に突設されており、その幅は鋼帯S
が接触するハースロール面の幅よりも大きく構成されて
いる。なお、この掻爪部2の材質は、接触するロール面
に疵をつけないようにするため、ロール表面よりも硬度
が低い材質のものとすることが好ましい。このようなス
クレーパAは、図に示すようにロール回転方向の後面側
において、掻爪部2がロール面に接するようにしてハー
スロールBに斜めに立て掛けられる。このようにスクレ
ーパAをロール回転方向の後面側に配置するのは、この
配置の方がロールの回転方向との関係でスクレーパAが
安定するとともに、掻き取られた付着物が掻爪部2とハ
ースロールB間に堆積しないからである。
実施例の変形例であり、まず、図2に示すものは、スク
レーパAを床部上で安定化させ、掻爪部2がロール面に
安定的に接触できるようにするため、スクレーパ本体1
の下部に錘3を設け、スクレーパ本体1の重量を増加さ
せたものである。また、図3はスクレーパ本体1の下部
に補助板4を立て掛け、さらにこの補助板4の下部に錘
5を設けることで、掻爪部2をより強くロール表面に押
し付けることができるようにしたものでり、上記各実施
例に比べてより優れた付着物掻き取り効果が得られる。
床部6に溝部7を設け、この溝7にスクレーパ本体1の
下端を差し込んだ状態で、スクレーパAをハースロール
Bに立て掛けたものである。このような構造によれば、
回転するロールに立て掛けられるスクレーパAが床部6
上に安定して支持され、掻爪部2のロール面に対する不
均一な押し付けの要因となるスクレーパAのずれや脱落
が防止されることになる。
帯8、浸珪処理帯9、拡散均熱帯10及び冷却帯11を
備えた連続浸珪処理炉において高珪素鋼帯を製造する場
合、浸珪処理帯9に供給されるSiCl4と炉内雰囲気
中の微量酸素及び水分が反応してシリカ(SiO2)が
生成し、これが浸珪処理帯以降の炉内ハースロールに付
着・堆積して高珪素鋼帯に押し疵を生じさせるという問
題がある。そこで、浸珪処理帯以降の処理帯域の炉内ハ
ースロールに本発明のスクレーパを設置した場合と、ス
クレーパを全く設置しない場合とについて、鋼帯の押し
疵の発生状況を調べた。本発明のスクレーパとしては図
2に示す構造のものと図3に示す構造のものを用い、い
ずれのスクレーパも図4に示すように床部に設けた溝部
にスクレーパ本体1の下端を差し込む構造を採用した。
スクレーパを設置した場合には、ロール表面の付着・堆
積物が効果的に掻き取られる結果、スクレーパを設置し
ない場合に較べて押し疵の発生が著しく低減しているこ
とが判る。また、本発明のスクレーパの中でも補助板を
設置した図3の構造のものの方が、より優れた掻き取り
効果が得られていることが判る。
ば、連続熱処理炉内のハースロールのような高温下で使
用されるロールに付着した付着物を適切に掻き取ること
ができ、しかも極めて簡単な構造で、高温下において長
期間機能を損なわれることなく使用することができる。
特に、本発明のスクレーパはスクレーパ本体とこれに突
設された掻爪部のみからなり、これをロールに立て掛け
るだけの単純な構造であり、1200℃前後の高温下に
おいて使用しても熱の影響で機能が劣化するような機械
的な可動部や複雑な機構部が全くないため、適当な材質
を選択することにより高温下において長期間機能を損な
われることなく使用することができる。また、本発明の
スクレーパは上述のような極めて単純な構造であるた
め、優れた耐熱性や耐腐食性を有しながら加工性や強度
等の面で機械的な可動部や複雑な機構部を構成する材料
としては全く使用できないような材料で製作することが
でき、このため極めて高温で且つ腐食性ガスを含むよう
な厳しい炉内環境でも、炉内ハースロール用のスクレー
パとして適用することが可能である。また、スクレーパ
はロール回転方向の後面側に配置されているため、ロー
ルの回転方向との関係でスクレーパが安定化するととも
に、掻き取られた付着物が掻爪部とハースロール間に堆
積しないという利点もある。
ば、回転中のロールに立て掛けられるスクレーパが床部
上に安定して支持され、掻爪部のロールに対する不均一
な押し付けの要因となるスクレーパのずれや脱落が防止
されるるため、より安定的で効果の大きい付着物の掻き
取りを行うことができる。
を示すグラフ
板、5…錘、6…床部、7…溝部、A…スクレーパ、B
…ハースロール、S…鋼帯
Claims (2)
- 【請求項1】 高温下で使用されるロールに接触してロ
ール表面の付着物を除去するスクレーパであって、床部
上に支持されるスクレーパ本体と、該スクレーパ本体の
幅方向に沿って突設された掻爪部とを備え、ロール回転
方向の後面側において、前記掻爪部がロール面に接する
ようにしてロールに立て掛けられることを特徴とする、
高温下で使用されるロール用のスクレーパ。 - 【請求項2】 スクレーパ本体の下端が床部に設けられ
た溝部に差し込まれていることを特徴とする請求項1に
記載の高温下で使用されるロール用のスクレーパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33894994A JP3196548B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 高温下で使用されるロール用のスクレーパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33894994A JP3196548B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 高温下で使用されるロール用のスクレーパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH08188821A JPH08188821A (ja) | 1996-07-23 |
| JP3196548B2 true JP3196548B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=18322851
Family Applications (1)
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| JP33894994A Expired - Fee Related JP3196548B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 高温下で使用されるロール用のスクレーパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3196548B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102234714A (zh) * | 2011-05-23 | 2011-11-09 | 马鞍山钢铁股份有限公司 | 一种应用于薄板状金属材料热处理工艺中退火炉的炉辊组合装置 |
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| KR100431447B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2004-05-14 | 주식회사 포스코 | 소둔로 출구 스포트롤의 부착 이물 제거장치 |
| KR100467796B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2005-01-24 | 주식회사 포스코 | 탈지설비의 스와프 유입 방지장치 |
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1994
- 1994-12-29 JP JP33894994A patent/JP3196548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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