JP3209214B2 - 光ケーブル集合装置及び光ケーブル集合方法 - Google Patents
光ケーブル集合装置及び光ケーブル集合方法Info
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Description
旋溝を有するスペーサの該螺旋溝内に光ファイバ心線を
収容する光ケーブル集合装置及びケーブル集合方法に関
する。
を用い、そのスペーサの螺旋溝内に光ファイバ心線を収
容した光ケーブルは、光ケーブルの代表的なものとして
多用されている。図8はその一例を示す図であって、図
8(A)はスペーサの斜視図、図8(B)は光ファイバ
心線の横断面図、図8(C)は光ケーブルの横断面図で
ある。図8において、30はスペーサ、31は抗張力
体、32はプラスチック成形体、33は螺旋溝、34は
光ファイバ心線、34aは素線、34bは一括被覆、3
5は上巻きテープ、36はケーブルコア、37は外部被
覆である。
線、FRP等からなる抗張力体31の周囲に表面に単数
又は複数の螺旋溝33を有するポリエチレン等からなる
プラスチック成形体32を設けてスペーサ30とする。
なお、スペーサの外径サイズは、5mm〜30mm程度
である。また、石英等からなるガラスファイバに紫外線
硬化型樹脂等の被覆を施して素線34aとしたものを複
数本平行に配列して紫外線硬化型樹脂等からなる一括被
覆34bを施してテープ状の光ファイバ心線34とす
る。
れぞれテープ状の光ファイバ心線34を積層して収容し
その外周に上巻きテープ35を施してケーブルコア36
を作る。その後、ケーブルコア36の周囲に、プラスチ
ック、金属等からなる外部被覆37を施して光ケーブル
を完成させる。上記の光ケーブルでは、スペーサ30の
螺旋溝33内にテープ状の光ファイバ心線34を積層し
て収容する例を示したが、光ファイバ心線は、1本の素
線34aを有する単心線の場合もある。また、螺旋溝3
3に収容される光ファイバ心線は単心線を複数本撚り合
わせて押え巻きを施したものの場合もある。また、スペ
ーサの螺旋溝の螺旋方向は、図8(A)と反対のものも
ある。
螺旋溝内へ光ファイバ心線を収容してケーブルコアを製
造する工程は一般にケーブル集合工程と呼ばれ、光ケー
ブル集合装置によって製造される。図9は、その光ケー
ブル集合装置の主要部を示す正面図であって、41は供
給リール、42はスペーサ、43はダンサーローラ、4
4はブレーキローラ、45はガイドローラ、46はブレ
ーキ機構、47はスペーサ繰出し部、48は固定型心線
供給装置、49は供給リール、50は光ファイバ心線、
51は集合ダイス、52は上巻きテープ、53は集合
部、54はケーブルコア、55はガイドローラ、56は
キャプスタンローラ、57はダンサーローラ、58は引
取り機構、59は巻取りリール、60は巻取り部、X−
Xはライン軸である。
ーサ繰出し部47と、固定型心線供給装置48と、集合
部53と、巻取り部60とからなる。スペーサ繰出し部
47は、供給リール41とブレーキ機構46からなり、
供給リール41から繰出されるスペーサ42の螺旋溝の
方向に螺旋溝の回転数と同期してライン軸X−Xの周り
に公転している。また、ブレーキ機構46は、供給リー
ル41から繰出されたスペーサ42にバックテンション
を加えるものであって、ダンサーローラ43、ブレーキ
ローラ44、ガイドローラ45を有している。なお、ダ
ンサーローラ43、ブレーキローラ44のローラ径は6
00〜800mmである。また、ガイドローラ45のロ
ーラ径は100mm〜600mm程度である。
ペーサ42は、ダンサーローラ43を経てブレーキロー
ラ44に巻付いてバックテンションが加えられ、その後
ガイドローラ45を経て、スペーサ繰出し部47から集
合部53に向かって繰出される。ダンサーローラ43は
その位置を変位させることによって、供給リール41か
らのスペーサ42の繰出し速度とブレーキローラ44で
のスペーサ42の進行速度との差を一時的に調整するも
のである。また、ガイドローラ45は、ブレーキローラ
44からのスペーサ42の繰出し方向をライン軸X−X
の方向に合わせるものである。
ーサ42は、その中心軸の周りに回転しながらライン軸
X−Xに沿って進行するが、その中心軸周りの回転は螺
旋溝の回転と一致しているので、螺旋溝は空間的には静
止しているかの如く見えながら進行する。従って、集合
部53では、スペーサ42の螺旋溝は常に円周方向に対
して同じ位置に在る。
供給装置48に設置された複数の供給リール49からは
光ファイバ心線50が繰出されて、スペーサ42表面の
螺旋溝に案内される。この時、集合部53の集合ダイス
51の箇所ではスペーサ42の螺旋溝は常に円周方向に
対して同じ位置にあるので、光ファイバ心線50を同じ
位置に案内するだけで、光ファイバ心線50の螺旋溝内
への収容を行なうことが出来る。集合部53では、螺旋
溝内へ光ファイバ心線50を収容した後、上巻きテープ
52をスペーサ42上に巻き付けてケーブルコア54が
出来上がる。なお、上巻きテープ52を巻き付けずに粗
巻き体等でスペーサ42上を押える場合もある。
ブルコア54は、続いて巻取り部60に入る。巻取り部
60は、引取り機構58と巻取りリール59からなり、
スペーサ繰出し部47と同期してライン軸X−Xの周り
に公転している。引取り機構58は、ケーブルコア54
に引取り力を加えるものであって、ガイドローラ55、
キャプスタンローラ56、ダンサーローラ57を有す
る。ライン軸に沿って巻取り部60の引取り機構58に
入ったケーブルコア54は、ガイドローラ55を経て、
キャプスタンローラ56に巻付けられて引取り力がケー
ブルコア54に加えられる。
ラ57を経て巻取りリール59に巻き取られる。なお、
ガイドローラ55は、ライン軸X−Xに沿って引取り機
構58に入って来たケーブルコア54をキャプスタンロ
ーラ56に導くものである。また、ダンサーローラ57
はその位置を変位させることによって、キャプスタンロ
ーラ56でのケーブルコア54の引取り速度と巻取りリ
ール59でのケーブルコア54の巻取り速度との差を一
時的に調整するものである。
性の大きい抗張力体を有するプラスチック成形体であ
り、外径が5mm〜30mmでかなり太い棒状体である
ため、相当大きな曲げ剛性を有しており、供給リールに
巻き付けたスペーサは、非常に強い巻付け癖を有してい
る。従って、供給リールへの巻付け方向と反対の方向に
スペーサの長手方向の一部を曲げようとすると、巻付け
癖と反対方向の曲げ力を受けてその部分ではスペーサに
中心軸周りの回転力が生じ、スペーサが中心軸周りに回
転をして捻回を起こす。
の曲げを与えようとするローラとその前後のローラとの
間で発生するので、その間のスペーサには螺旋溝の螺旋
ピッチに変動を生じる。また、スペーサの螺旋溝に光フ
ァイバ心線を収容してケーブルコアとした場合であって
も、収容されている光ファイバ心線はスペーサの曲げ剛
性には殆ど影響を与えないので、ケーブルコアも強い巻
付け癖を有しており、ケーブルコアをの巻付け癖と反対
方向に曲げようとするとスペーサの場合と同様の捻回を
起こす。
7のダンサーローラ43、ブレーキローラ44、巻取り
部60のキャプスタンローラ56、ダンサーローラ5
7、巻取りリール59では、スペーサ42又はケーブル
コア54によって、図9の正面図の位置にある時、正面
から見て供給リール41と同様に時計周りに回転してい
るが、スペーサ繰出し部47のガイドローラ45と巻取
り部60のガイドローラ55だけはそれにガイドされる
スペーサ42又はケーブルコア54によって反時計周り
に回転している。
は、スペーサ42はその巻付け癖と反対方向の曲げを受
けることになり、ガイドローラ45と55によってスペ
ーサ42又はケーブルコア54には、中心軸の周りの捻
回を生じる。このスペーサ42又はケーブルコア54の
捻回は、集合部53付近にも及ぶので、集合部53前後
のスペーサ42又はケーブルコア54の螺旋溝の螺旋ピ
ッチは正規の値に対して大きくなったり小さくなったり
して変動する。そのため、そのスペーサの螺旋溝内に光
ファイバ心線が収容される段階では、スペーサの螺旋ピ
ッチが正規の値からずれた状態で光ファイバ心線が収容
されることになる。
設計に従いそれぞれ定められた伸び歪みを与えた状態で
集合させるため、集合部を通過する時点では、それぞれ
決められたバックテンションが加えられている。このバ
ックテンションは、ケーブルコアが巻取りリールに巻か
れた段階では開放される。なお、スペーサに対して光フ
ァイバ心線は一定の伸び歪みを有する状態で収容される
ように、上記のバックテンションは決められている。
ファイバ心線は、光ファイバ心線の位置とスペーサの中
心軸との間の距離と、螺旋ピッチとから求められる撚り
込み率を有し、その撚り込み率の相当する分だけ、スペ
ーサよりも光ファイバ心線の方が長くなっている。従っ
て、螺旋ピッチが変わると、その中に収容される光ファ
イバ心線の長さが変わることになる。
ッチが変動した状態で集合部を通過し、その螺旋溝内に
光ファイバ心線が収容されると、螺旋ピッチの変動分に
相当するだけ、収容される光ファイバ心線の長さが正規
の値から変動する。その状態で集合されたケーブルコア
が巻取りリールに巻き取られ、ケーブルコアの捻回が開
放されて螺旋ピッチが元に戻ると、光ファイバ心線の長
さの変動分を解消する必要が生じ、光ファイバ心線の伸
び歪みの正規の値からの変動となって現れる。光ファイ
バ心線の伸び歪みが正規の値から著しく変動すると、光
ファイバ心線の寿命が短くなったり、光ファイバ心線の
伝送損失が悪化したりし、ケーブルコア及びそれから製
造される光ケーブルの品質が悪化する。
の曲げを与えるようなローラを通過させることによっ
て、スペーサ又はケーブルコアが捻回し、その捻回が集
合部に及ぶと光ケーブルの品質が悪化する。本発明は、
ケーブル集合工程におけるスペーサの巻付け癖に伴う集
合部でのスペーサ又はケーブルコアの捻回の発生を防止
した光ケーブル集合装置及び光ケーブル集合方法を提供
するものである。
装置は、ライン軸の周りに公転しながら長尺体の表面に
螺旋溝を有するスペーサを供給リールから繰り出すスペ
ーサ繰出し部と、複数の光ファイバ心線を繰出す固定型
心線供給装置と、前記スペーサ繰出し部から繰出され中
心軸周りに回転しながら進行するスペーサの前記螺旋溝
内に前記固定型心線供給装置から繰出された光ファイバ
心線を収容してケーブルコアとなす集合部と、前記ライ
ン軸の周りに公転しながら前記ケーブルコアを巻取りリ
ールに巻き取る巻取り部とを備えた光ケーブル集合装置
であって、前記スペーサの供給リールの軸回転方向と同
じ方向の軸回転方向を有するスペーサ又はケーブルコア
を巻き付けるための巻付けローラを、前記集合部の直前
及び直後に設置し、スペーサ繰出し部と同期してライン
軸周りに公転させるものである。
ち集合部と集合部の前後において他のローラに巻付けら
れる箇所との間に設置するものとし、スペーサ繰出し部
又は巻取り部の内部に設置しても良いし、またスペーサ
繰出し部又は巻取り部と集合部との間に設置しても良
い。また、この巻付けローラの設置によって、集合部付
近の前後においてはスペーサの巻付け癖と反対方向への
曲げをスペーサに与えないようにして、スペーサの捻回
を防止し、スペーサの螺旋溝内へ収容する光ファイバ心
線の長さを安定させ、光ファイバ心線の伝送特性の悪化
を防ぐ。
ル集合装置の実施形態の主要部を示す正面図であって、
図1(B)(C)(D)はその集合装置に使用する巻付
けローラの例を示す斜視図、正面図、側面図である。図
1において、1は供給リール、2はスペーサ、3はダン
サーローラ、4はブレーキローラ、5はガイドローラ、
6はブレーキ機構、7はスペーサ繰出し部、8、8’は
巻付けローラ、8aはローラ面、8bは鍔、8cはサイ
ドローラ、8dはローラアーム、9は固定型心線供給装
置、10は供給リール、11は光ファイバ心線、12は
集合ダイス、13は上巻きテープ、14は集合部、15
はケーブルコア、16はガイドローラ、17はキャプス
タンローラ、18はダンサーローラ、19は引取り機
構、20は巻取りリール、21は巻取り部、X−Xはラ
イン軸である。
ーサ繰出し部7と、固定型心線供給装置9と、2つの巻
付けローラ8、8’と、集合部14と、巻取り部21と
からなる。この光ケーブル集合装置の場合は、巻付けロ
ーラ8、8’以外は、図9に示す従来技術による光ケー
ブル集合装置と同じである。スペーサ繰出し部7は、供
給リール1とブレーキ機構6からなり、供給リール1か
ら繰出されるスペーサ2の螺旋溝の方向に螺旋溝の回転
数と同期してライン軸X−Xの周りに公転している。ま
た、ブレーキ機構6は、供給リール1から繰出されたス
ペーサ2にバックテンションを加えるものであって、ダ
ンサーローラ3、ブレーキローラ4、ガイドローラ5を
有している。
ーサ2は、ダンサーローラ3を経てブレーキローラ4に
巻付いてブレーキローラ4によってバックテンションが
加えられ、その後ガイドローラ5を経て、スペーサ繰出
し部7から繰出される。ダンサーローラ3はその位置を
変位させることによって、供給リール1からのスペーサ
2の繰出し速度とブレーキローラ4でのスペーサ2の進
行速度との差を一時的に調整する。また、ガイドローラ
5は、ブレーキローラ4からのスペーサ2の繰出し方向
をライン軸X−Xの方向に変えるものである。
サ2は、巻付けローラ8に1回以上巻付けられる。巻付
けローラ8は図1(B)(C)(D)に示す通りの形状
のサイドローラを備えた回転ローラで、ローラ面8aの
一方の側縁に鍔8bを有し、ローラ面8aに巻付けられ
たスペーサ2をローラ面8aに沿って回転ローラの軸方
向に押すサイドローラ8cを有している。また、サイド
ローラ8cは通常複数個ローラ面8aの円周方向に配置
されており、それぞれローラアーム8dで支持されてい
る。また、ローラ面8aの側縁に設けた鍔8bはない場
合もある。
対するスペーサ2の入線、出線方向をライン軸X−Xに
ほぼ一致させて、ライン軸の周りにスペーサ繰出し部7
と同期して同方向に公転している。なお、巻付けローラ
8のローラ面8aの直径は、600〜800mmの大き
さである。また、巻付けローラ8は、ローラ面8aに巻
き付けたスペーサの進行によってローラ軸の周りに自在
回転をするものであって、ローラ軸には回転駆動力は与
えない。
ローラアーム8dでもって、それぞれサイドローラ8c
をスペーサ2に押付けているが、ローラアーム8dの本
数、サイドローラ8cの個数はそれ以上でも良い。この
巻付けローラ8の場合、サイドローラ8cの位置を調整
することによって、スペーサ2の入線位置と出線位置が
重ならないように調整している。また、巻付けローラと
してサイドローラを有する回転ローラを使用することに
よって、サイドローラ8cでスペーサ2の出線方向の調
整が出来るので出線方向は振れず、安定してスペーサ2
を次の集合部14の方向に出線させることが出来る。
出し部7の供給リール1の軸回転方向と巻付けローラ8
の軸回転方向を同じにする。即ち、正面図方向から見て
供給リールが時計周りに回転しているとすると、巻付け
ローラ8も時計周りに回転するようにスペーサ2を巻き
付ける。このように、巻付けローラ8をスペーサ繰出し
部7を出た直後に設置して、スペーサ2の巻付け癖の付
いた方向にスペーサ2を巻取りローラ8に巻き付けるこ
とによって、スペーサ繰出し部7のガイドローラ5によ
る巻付け癖と反対方向の曲げに基づくスペーサ2の中心
軸周りの捻回が集合部に及ばないようにすることが出来
る。
14に入るが、巻付けローラ8を出たところではスペー
サの中心軸周りの捻回は取除かれ、スペーサ繰出し部7
及び巻付けローラ8のライン軸周りの公転によって、ス
ペーサ2はその中心軸周りに一定の回転周期で回転しな
がら進行する。従って、集合部14付近では、スペーサ
2は捻回せず、その表面に設けられた螺旋溝の螺旋ピッ
チも変動しないので、螺旋溝に収容される光ファイバ心
線の長さが変動することはない。こうして、光ファイバ
心線のスペーサに対する長さを安定させることが出来る
ので、出来上がった光ケーブルの伝送特性も良好なもの
となる。
て固定された固定型心線供給装置9の複数の供給リール
10からはそれぞれ光ファイバ心線11を繰出し、集合
部14の集合ダイス12の箇所でスペーサ2表面の螺旋
溝にその光ファイバ心線を案内して収容する。また、ス
ペーサ2の螺旋溝へ光ファイバ心線11を収容した後、
上巻きテープ13を巻き付けてケーブルコア15とす
る。なお、上巻きテープ13を巻き付けずに粗巻き体等
でスペーサ2上を押える場合もある。また、スペーサ2
の螺旋溝内に収容される光ファイバ心線11は、テープ
状の光ファイバ心線を積層して収容する場合、単心の光
ファイバ心線を収容する場合、単心の光ファイバ心線を
撚り合わせたものを収容する場合、等種々の形態があ
る。
ブルコア15は、集合部14と巻取り部21との間に設
置した巻付けローラ8’に巻付けられる。この巻付けロ
ーラ8’は、スペーサ繰出し部7と集合部14との間に
設置した巻付けローラ8と同じ形のものであり、ローラ
面に対するケーブルコア15の入線、出線方向をライン
軸X−Xに一致させて、ライン軸X−Xの周りにスペー
サ繰出し部7と同期して同方向に公転させる。
り部21のガイドローラ16によるスペーサの巻付け癖
の反対方向への曲げに基づくスペーサの捻回の影響が集
合部14に至らないようにするものである。この巻付け
ローラ8’の軸回転方向も供給リール1の軸回転方向と
同じにすることによって、集合部14でのスペーサにガ
イドローラ16のところで生じる捻回力が伝わらないよ
うにすることが出来る。
は巻取り部21に入る。巻取り部21は、引取り機構1
9と巻取りリール20からなり、スペーサ繰出し部7と
同期してライン軸X−Xの周りに公転している。引取り
機構19は、ケーブルコア15に引取り力を加えるもの
であって、ガイドローラ16、キャプスタンローラ1
7、ダンサーローラ18を有する。巻取り部21の引取
り機構19にライン軸に沿って入ったケーブルコア15
は、ガイドローラ16を経て、キャプスタンローラ17
に巻付けられて引取り力がケーブルコア15に加えら
れ、引張られてダンサーローラ18を経て巻取りリール
20に巻き取られる。
Xに沿って引取り機構19に入って来たケーブルコア1
5の方向を変えてキャプスタンローラ17に導く役目
を、ダンサーローラ18はその位置を変位させることに
よって、キャプスタンローラ17でのケーブルコア15
の引取り速度と巻取りリール20でのケーブルコア15
の巻取り速度との差を一時的に調整する役目を果たす。
ーラの軸回転方向を同じにすることについて詳述する。
図1(A)に示す装置は、スペーサ繰出し部7、巻付け
ローラ8、8’、巻取り部21は、共にライン軸X−X
の周りに公転しているので、リール又はローラを正面か
ら見た時、ある時は時計周りに、ある時は反時計周り
に、回転しているように見える。そのため、巻付け方向
を時計周りとするだけでは定義出来ないので、リール又
はローラの回転を軸回転方向を使って定義する。
同じ場合を示す平面図、正面図、側面図であって、Aロ
ーラ22の軸S−Sと、Bローラ23の軸T−Tは、平
行でかつ回転方向も同方向になっている。この場合、軸
回転方向は同じと定義する。そして、この場合線状体2
4は、Aローラ22とBローラ23で同方向の曲げを受
けるので、Aローラ22で付けられた巻付け癖がBロー
ラ23でそのまま維持される。また、Aローラ22及び
Bローラ23がライン軸X−Xの周りに同期して公転し
ていても、軸回転方向が同一であることに変化はない。
方向が同じ別の例を示す平面図、正面図、側面図であ
る。図3の場合、Aローラ22の軸S−Sに対してBロ
ーラ23の軸T−Tは平行状態からわずかに傾いている
が、回転方向はほぼ同じである。このように軸が相互に
30度以下程度の比較的小さい角度で傾いており、回転
方向が同じ場合も、Aローラ22で線状体24に付けら
れた巻付け癖はBローラ23でもほぼ維持され、線状体
24に大きい捻じれは発生しないので、この程度の回転
軸の傾きがあっても本発明においては、軸回転方向は同
じと見做すことにする。またこの場合も、Aローラ22
及びBローラ23がライン軸X−Xの周りに同期して公
転していても、軸回転方向が同じであることに変化はな
い。
対の例を示す平面図、正面図、側面図である。図4の場
合、Aローラ22の軸S−SとBローラ23の軸T−T
の方向は平行であるが、回転方向は反対である。この場
合は、軸回転方向は反対とする。なお図4の場合、線状
体は、Aローラ22で線状体24に付けられた巻付け癖
と反対方向の曲げ力がBローラ23で線状体24に加え
られ、Bローラ23を通過した時、線状体24は捻られ
て線状体は捻回を起こす。
は、供給リール1と巻取りローラ8、8’は、先に説明
した図2又は図3の例に示す如く、軸回転方向が同じに
なっている。なお、スペーサ繰出し部7のブレーキロー
ラ3、ダンサーローラ4、巻取り部31のキャプスタン
ローラ17、ダンサーローラ18、巻取りリール20の
それぞれの軸回転方向も、供給リール1の軸回転方向と
同じになっている。
の実施形態の主要部を示す正面図であって、図1と同じ
符号は同じものを示す。図5の光ケーブル集合装置と、
図1(A)の光ケーブル集合装置とでは、以下に点で異
なっている。図1(A)では、巻付けローラ8,8’
は、スペーサ繰出し部7と集合部14との間、及び集合
部14と巻取り部21との間に設置していたが、図5で
は、巻取りローラ8、8’は、ブレーキ機構6又は引取
り機構19の内部に設置している。また、それに伴い、
図1(A)の例でブレーキ機構8に設置されていたガイ
ドローラ5と引取り機構19に設置されていたガイドロ
ーラ16が、図5では無くなっている。
りローラ8、8’の入線、出線方向はライン軸X−Xと
一致しており、ブレーキ機構6又は引取り機構19のラ
イン軸周りの公転に合わせて、巻取りローラ8、8’も
ライン軸周りに公転する。また、巻取りローラ8、8’
の軸回転方向と供給リール1の軸回転方向は同じにす
る。また、ペーサ2又はケーブルコア15は、巻付けロ
ーラ8、8’に1回以上巻き付ける。
付けロール8、8’の具体的な形状は、図1(B)
(C)(D)に示すものと同じである。この図5に示す
光ケーブル集合装置の場合、全てのローラ、リールの軸
回転方向は同じなので、スペーサ2が巻付け癖と反対方
向に曲げられることはない。従って、巻付け癖と反対方
向に曲げることによって生じるスペーサの捻回も起こら
ない、当然のことながらスペーサの捻回に伴う光ファイ
バ心線のスペーサに対する撚り込み率の乱れ、光ファイ
バ心線の伝送特性の悪化も起こらない。
(C)(D)で説明した巻付けローラ8に代えて用いる
ことが出来る巻付けローラの他の事例を示す図であっ
て、図6はフリーテイングリングを有する巻付けローラ
の例を、図7は複数のローラを使った巻付けローラの例
を示す。図6(A)(B)(C)は、フリーテイングリ
ングを使った巻付けローラを示す斜視図、正面図、側面
図であって、2はスペーサ、25は巻付けローラ、25
aはローラ面、25bはフリーテイングリングである。
のローラ面25a上に傾いた状態で回転自在に嵌められ
ているリングで、ローラ面25a上に巻付けられたスペ
ーサ2をフリーテイングリング25bで押してローラ面
上を回転ローラの軸方向に滑らせ、スペーサの入線、出
線方向をライン軸に合わせる。また、この巻付けローラ
25の場合も、入線、出線方向はライン軸X−Xにほぼ
一致させ、巻付けローラ25はライン軸周りにスペーサ
繰出し部と同期して同方向に公転させる。なお、図6
(B)に示すようにして正面から見たとき、巻付けロー
ラ25の回転方向は時計周りで、巻付けローラ25の軸
回転方向は、スペーサ2の供給リールの軸回転方向と同
じにする。
ングリング25bを有しているので、巻付けローラ8の
場合のようにサイドローラで押えなくても入線側のスペ
ーサ位置と出線側のスペーサ位置をずらせることが出来
て、入線及び出線の方向が重ならないように安定させる
ことが出来る。フリーテイングリング25bを使ってス
ペーサ2を面で押すのでスペーサを傷つけることもな
い。また、巻付けローラ25は、ローラ面25aに巻き
付けたスペーサの進行によってローラ軸の周りに自在回
転をするものであって、ローラ軸には回転駆動力は与え
ない。
を使った巻付けローラを示す斜視図、正面図、側面図で
あって、26は巻付けローラ、26aは第一ローラ、2
6bは第二ローラ、26cは第三ローラ、26dは連結
部材である。この巻付けローラ26の場合、第一ローラ
26aと第三ローラ26cを並列させ、第二ローラ26
bを連結部材26dで連結することによって、スペーサ
2を第一ローラ26a、第二ローラ26b、第三ローラ
26cの順に掛け渡して進行させる。
方向をライン軸X−Xとほぼ一致させて、巻付けローラ
26をライン軸の周りにスペーサ繰出し部と同期して同
方向に公転させる。また、巻付けローラ26の各ローラ
の軸回転方向は供給リールの軸回転方向と同じにするこ
とによって、スペーサ2の巻付け方向は図4(B)の正
面から見た時、時計周りに進行するように各ローラに巻
付く。
面に巻き付けたスペーサの進行によってそれぞれのロー
ラはローラ軸の周りに自在回転を行い、各ローラ軸には
回転駆動力は与えない。また、第二ローラ26bのロー
ラ軸の方向は、第一ローラ23a、第三ローラ23cの
ローラ軸の方向とわずかに傾いており、スペーサ2をス
ムーズに掛け渡すことが出来るようになっている。図7
では3つのローラを組み合わせた巻付けローラの例を示
したが、2つのローラ又は4個以上のローラを組み合わ
せて巻付けローラを構成することも出来る。
軸の周りに公転するスペーサ繰出し部と、固定型心線供
給装置と、集合部と、ライン軸の周りに公転する巻取り
部とを備えた光ケーブル集合装置であって、スペーサの
供給リールの軸回転方向と同じ方向の軸回転方向を有す
る巻付けローラを、前記集合部の直前及び直後に設置
し、スペーサ繰出し部と同期してライン軸周りに公転さ
せ、その巻付けローラにスペーサ又はケーブルコアを巻
き付けることにしたものであるので、集合部の前後にお
いてスペーサの巻付け癖と反対方向への曲げをスペーサ
に与えないため、スペーサの捻回を防止することが出来
る。従って、スペーサの螺旋溝内へ収容する光ファイバ
心線のスペーサに対する長さを安定させ、光ファイバ心
線の伝送特性の悪化を防ぐことが出来る。
は巻取り部の内部に設置することによって、巻取りロー
ラを公転させるための設備をスペーサ繰出し部又は巻取
り部の公転用の設備と兼ねさせることが出来、設備価格
が安くなる。また、巻付けローラを設けずに、ダンサー
ローラの出線位置又はキャプスタンローラの入線位置を
変えることによってそれらに巻取りローラの役目を兼ね
させることが出来、それによって設備価格を安価にする
ことも出来る。
転ローラ、又はフリーテイングリング付きの回転ローラ
を使用すれば、複数ローラの組み合わせ型の巻付けロー
ラに比較してライン軸周りの公転に伴う遠心力を抑制す
ることが出来、回転ローラも1個で済むので設備価格を
抑えることが出来る。また、スペーサの入線方向と出線
方向が重ならないようにしながら、出線方向を安定させ
ることが出来る。
態の主要部を示す正面図であって、(B)(C)(D)
はその集合装置に使用する巻付けローラの例を示す斜視
図、正面図、側面図である。
正面図、側面図である。
平面図、正面図、側面図である。
図、正面図、側面図である。
主要部を示す正面図である。
合装置に用いる巻付けローラの他の例を示す斜視図、正
面図、側面図である。
合装置に用いる巻付けローラの他の例を示す斜視図、正
面図、側面図である。
視図、(B)は光ケーブルに使用される光ファイバ心線
の横断面図、は光ケーブルの一例を示す横断面図であ
る。
示す正面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ライン軸の周りに公転しながら長尺体の
表面に螺旋溝を有するスペーサを供給リールから繰り出
すスペーサ繰出し部と、複数の光ファイバ心線を繰出す
固定型心線供給装置と、前記スペーサ繰出し部から繰出
され中心軸周りに回転しながら進行するスペーサの前記
螺旋溝内に前記固定型心線供給装置から繰出された光フ
ァイバ心線を収容してケーブルコアとなす集合部と、前
記ライン軸の周りに公転しながら前記ケーブルコアを巻
取りリールに巻き取る巻取り部とを備えた光ケーブル集
合装置において、前記スペーサの供給リールの軸回転方
向と同じ方向の軸回転方向を有するスペーサ又はケーブ
ルコアを巻き付けるための巻付けローラを、前記集合部
の直前及び直後にそれぞれ設置して、該巻付けローラを
前記スペーサ繰出し部と同期してライン軸周りに公転さ
せることを特徴とする光ケーブル集合装置。 - 【請求項2】 前記巻付けローラは、スペーサ繰出し部
内のスペーサ繰出し出口付近及び巻取り部内のケーブル
コア入口付近に設置されていることを特徴とする請求項
1に記載の光ケーブル集合装置。 - 【請求項3】 前記巻付けローラは、スペーサ繰出し部
と集合部との間、及び集合部と巻取り部との間に設置さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル
集合装置。 - 【請求項4】 前記巻付けローラは、回転ローラのロー
ラ面に巻付けたスペーサ又はケーブルコアをローラ面に
沿って回転ローラの回転軸方向に押すサイドローラを備
えた回転ローラであることを特徴とする請求項2又は請
求項3に記載の光ケーブル集合装置。 - 【請求項5】 前記巻付けローラは、ローラ面にフリー
テイングリングを回転自在に嵌めた回転ローラであるこ
とを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の光ケーブ
ル集合装置。 - 【請求項6】 前記巻付けローラは2個以上のローラか
らなり、それらローラにスペーサ又はケーブルコアを掛
け渡して巻き付けることを特徴とする請求項2又は請求
項3に記載の光ケーブル集合装置。 - 【請求項7】 ライン軸の周りに公転するスペーサ繰出
し部に設置した供給リールから長尺体の表面に螺旋溝を
有するスペーサを中心軸の周りに回転させながら繰り出
し、集合部にて固定型心線供給装置から繰出した光ファ
イバ心線を前記スペーサの螺旋溝内に導いて収容してケ
ーブルコアとなし、該ケーブルコアを前記ライン軸の周
りに公転する巻取り部にて巻取りリールに巻き取るケー
ブルの集合方法において、前記供給リールの軸回転方向
と同じ方向の軸回転方向を有する巻付けローラを前記集
合部の直前及び直後にそれぞれ設置してスペーサ繰出し
部と同期してライン軸周りに公転させ、該巻付けローラ
にスペーサ又はケーブルコアを巻き付けながら集合部に
て該スペーサの螺旋溝内に光ファイバ心線を収容するこ
とを特徴とする光ケーブル集合方法。
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