JP3241329B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3241329B2 JP28410398A JP28410398A JP3241329B2 JP 3241329 B2 JP3241329 B2 JP 3241329B2 JP 28410398 A JP28410398 A JP 28410398A JP 28410398 A JP28410398 A JP 28410398A JP 3241329 B2 JP3241329 B2 JP 3241329B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に二重ゲート電極構造を有する半導体素
子とトランジスタ素子とを半導体基板上に近接して形成
した半導体装置を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】二重ゲート電極構造をもつ不揮発性メモ
リ素子を内蔵したMOS型半導体装置は、電気的にデー
タを容易に書き込むことができるため、この半導体装置
を用いることで、例えばマイクロコンピュータにおいて
動作プログラムを容易に書き込むことが可能となり、そ
の結果、マイクロコンピュータを用いたシステムを開発
する場合、システム開発に要する時間を大幅に短縮する
ことができる。このような効果を生む上記不揮発性メモ
リー素子を内蔵したMOS型半導体装置は、半導体基板
上に、二重ゲート電極を有する不揮発性メモリ素子と、
このメモリ素子の周辺回路を構成するMOSトランジス
タ素子とを近接して多数配列することで形成される。
【0003】図2は二重ゲート電極を有する不揮発性メ
モリ素子とMOSトランジスタ素子とを相互に近接して
形成する従来のMOS型半導体装置の製造方法を示す工
程図である。以下、図2を参照して従来の上記MOS型
半導体装置の製造方法について説明する。図2の(A)
に示したように、まず、P型のシリコン基板102上に
選択的に厚いシリコンの酸化膜104を形成する。この
厚い酸化膜104は、隣接するMOSトランジスタ素子
間、隣接する不揮発性メモリ素子間、ならびにMOSト
ランジスタ素子と不揮発性メモリ素子との間を分離する
ためのものである。
【0004】次に、図2の(B)に示したように、不揮
発性メモリ素子形成領域106に、不揮発性メモリ素子
を構成する浮遊ゲート電極108のパターンを、多結晶
シリコン膜によって、不揮発性メモリ素子の特性に最適
な膜厚の酸化膜104を介してP型シリコン基板上に形
成する。また、MOSトランジスタ形成領域110に
は、図2の(C)に示したように、不揮発性メモリ素子
の周辺回路を構成するMOSトランジスタ素子のゲート
電極112のパターンを、多結晶シリコン膜によって、
MOSトランジスタ特性に最適な膜厚の酸化膜104を
介してP型シリコン基板102上に形成する。
【0005】次に、図2の(D)に示したように、フォ
トレジスト114によりゲート電極112周辺などをマ
スクした上で、浮遊ゲート電極108の両側にイオン注
入法により砒素を注入して不揮発性メモリ特性に最適な
濃度のN型拡散層116を形成する。その後、フォトレ
ジスト114は除去する。つづいて、図2の(E)に示
したように、浮遊ゲート電極108の上に絶縁膜を介し
て不揮発性メモリ素子を構成する制御ゲート電極118
を形成し、不揮発性メモリ素子形成領域106などをフ
ォトレジスト120によりマスクした上で、ゲート電極
112の両側にイオン注入法により砒素を注入してMO
Sトランジスタ特性に最適な濃度のN型拡散層122を
形成する。その後、フォトレジスト120は除去する。
【0006】次に、不揮発性メモリ素子形成領域106
およびMOSトランジスタ素子形成領域110の上全体
に層間膜124を形成し、図2の(F)に示したよう
に、この層間膜124には、各N型拡散層116、12
2の上に、層間膜124の表面からN型拡散層116、
122に通じる接続孔126を形成する。その後、図2
の(G)に示したように、各接続孔126を通じて各N
型拡散層116、122に接続するパターン化した金属
配線層128を形成して、二重ゲート電極構造を持つ不
揮発性メモリー素子を内蔵したMOS型半導体装置が完
成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体装置の製造方法では、不揮発性メモリ
素子を構成する制御ゲート電極118や金属配線層12
8などの各要素を単純に個別に順次、形成するのみであ
るため、工程数が多く、また、各要素の形成工程ごとに
異なるマスクを用いるため必要なマスク数が多いという
問題があった。その結果、製造コストが増大するという
問題のみならず、試作などにも時間がかかるために製品
開発に要する期間が長くなるという問題も生じていた。
そこで、本発明の目的は、工程数およびマスク数を削減
した半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、二重ゲート電極構造を有する半導体素子と
トランジスタ素子とを半導体基板上に近接して形成した
半導体装置を製造する方法であって、前記半導体基板上
に半導体酸化膜を介して前記半導体素子を構成する浮遊
ゲート電極と前記トランジスタ素子を構成するゲート電
極とを相互に近接して形成するゲート電極形成工程と、
前記トランジスタ素子の前記ゲート電極両側の前記半導
体基板表面に前記半導体基板とは異なる導電型の第1の
不純物拡散層領域を形成する第1の不純物拡散層領域形
成工程と、前記半導体基板上に層間膜を被着させた後、
前記浮遊ゲート電極周辺の前記層間膜および前記半導体
酸化膜を除去し、かつ前記第1の不純物拡散層領域上の
前記半導体酸化膜および前記層間膜に前記層間膜の表面
から前記第1の不純物拡散層領域に通じる接続孔を形成
する層間膜形成工程と、前記半導体素子および前記トラ
ンジスタ素子の形成領域の表面全体に絶縁膜を形成する
絶縁膜形成工程と、前記浮遊ゲート電極両側の前記半導
体基板表面に前記半導体基板とは異なる導電型の第2の
不純物拡散層領域を形成する第2の不純物拡散層領域形
成工程と、前記第2の不純物拡散層領域の上部で前記絶
縁膜を部分的に除去して前記第2の不純物拡散層領域を
露出させ、かつ前記接続孔の奥部に形成した前記第1の
不純物拡散層領域上の前記絶縁膜を除去して前記第1の
不純物拡散層領域を露出させる絶縁膜除去工程と、前記
浮遊ゲート電極の上に前記絶縁膜を介して制御ゲート電
極を形成すると共に、前記第1および第2の不純物拡散
層領域の露出箇所で前記第1および第2の不純物拡散層
領域にそれぞれ接続する金属配線層を前記層間膜および
前記絶縁膜の上に形成する制御ゲート電極形成工程とを
含むことを特徴とする。
【0009】本発明の半導体装置の製造方法では、ま
ず、ゲート電極形成工程において、半導体基板上に半導
体酸化膜を介して半導体素子を構成する浮遊ゲート電極
とトランジスタ素子を構成するゲート電極とを相互に近
接して形成し、第1の不純物拡散層領域形成工程では、
トランジスタ素子のゲート電極両側の半導体基板表面に
半導体基板とは異なる導電型の第1の不純物拡散層領域
を形成する。その後、層間膜形成工程で、半導体基板上
に層間膜を被着させた後、浮遊ゲート電極周辺の層間膜
および半導体酸化膜を除去し、かつ第1の不純物拡散層
領域上の半導体酸化膜および層間膜に層間膜の表面から
第1の不純物拡散層領域に通じる接続孔を形成する。つ
づいて、絶縁膜形成工程において、半導体素子およびト
ランジスタ素子の形成領域の表面全体に絶縁膜を形成
し、第2の不純物拡散層領域形成工程で、浮遊ゲート電
極両側の半導体基板表面に半導体基板とは異なる導電型
の第2の不純物拡散層領域を形成する。そして、絶縁膜
除去工程で、第2の不純物拡散層領域の上部の箇所で絶
縁膜を部分的に除去して第2の不純物拡散層領域を露出
させ、かつ接続孔の奥部に形成された第1の不純物拡散
層領域上の絶縁膜を除去して第1の不純物拡散層領域を
露出させる。その後、制御ゲート電極形成工程におい
て、浮遊ゲート電極の上に絶縁膜を介して制御ゲート電
極を形成すると共に、第1および第2の不純物拡散層領
域の露出箇所で第1および第2の不純物拡散層領域にそ
れぞれ接続する金属配線層を層間膜および絶縁膜の上に
形成する。
【0010】このように本発明の半導体装置の製造方法
では、層間膜形成工程において半導体基板上に層間膜を
被着させた後、浮遊ゲート電極周辺の層間膜を除去して
浮遊ゲート電極を露出させ、その上で、絶縁膜形成工
程、第2の不純物拡散層領域形成工程、絶縁膜除去工程
を経て、制御ゲート電極形成工程において制御ゲート電
極と金属配線層とを同時に形成する。したがって、制御
ゲート電極と金属配線層とを1枚のマスクを用いるのみ
で形成でき、そして、制御ゲート電極と金属配線層とを
1つの工程で同時に形成することができる。そのため、
必要なマスク数は従来より1枚減少し、また必要な工程
数も1工程減少する。その結果、製造コストを削減でき
ると共に、試作などにかかる時間を短縮して製品開発に
要する期間を短くすることができる。
【0011】本発明による半導体装置の製造方法による
半導体装置は、二重ゲート電極構造を有する半導体素子
とトランジスタ素子とが半導体基板上に近接して形成さ
れた半導体装置であって、前記半導体素子は、前記半導
体基板上に半導体酸化膜を介して配設された浮遊ゲート
電極と、前記半導体基板表面における前記浮遊ゲート電
極の両側の箇所にそれぞれ形成された、前記半導体基板
とは異なる導電型の第2の不純物拡散層領域と、前記浮
遊ゲート電極および前記第2の不純物拡散層領域の上に
形成された絶縁膜と、前記浮遊ゲート電極の上に前記絶
縁膜を介して形成された制御ゲート電極と、前記絶縁膜
の上に延在し、前記絶縁膜に形成された開口を通じて前
記第2の不純物拡散層領域に接続した金属配線層とを含
み、前記トランジスタ素子は、前記半導体基板上に半導
体酸化膜を介して前記浮遊ゲート電極に近接して配設さ
れたゲート電極と、前記半導体基板表面における前記ゲ
ート電極の両側の箇所にそれぞれ形成された、前記半導
体基板とは異なる導電型の第1の不純物拡散層領域と、
前記ゲート電極および前記第1の不純物拡散層領域の上
に形成された層間膜と、前記層間膜の表面から前記半導
体酸化膜に形成された開口を通じて前記第1の不純物拡
散層領域の表面に至る接続孔と、前記接続孔を通じて前
記第1の不純物拡散層領域に接続し前記層間膜上に延在
する金属配線層とを含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明による半導体
装置の製造方法の一例を示す工程図である。ここでは一
例として不揮発性メモリー素子を内蔵したMOS型半導
体装置を製造するために、半導体基板上に二重ゲート電
極を有する不揮発性メモリ素子と、このメモリ素子の周
辺回路を構成するMOSトランジスタ素子とを近接して
形成するものとする。
【0013】まず、図1の(A)に示したように、P型
シリコン基板2(本発明に係わる半導体基板)上に55
0nmの厚い酸化膜4を選択的に形成する。この酸化膜
4の機能は上述した従来の場合と同様である。次に、図
1の(B)に示したように、不揮発性メモリ素子のパタ
ーンニングした浮遊ゲート電極6と、MOSトランジス
タ素子のパターンニングしたゲート電極8とを、それぞ
れ不揮発性メモリ素子形成領域10およびMOSトラン
ジスタ素子形成領域12において、8nmの膜厚の半導
体酸化膜14を介し形成する(本発明に係わるゲート電
極形成工程)。
【0014】つづいて、図1の(C)に示したように、
パターニングしたフォトレジスト16をマスク材として
砒素をイオン注入法により注入し、2.5×1020cm
-3の濃度のMOSトランジスタ素子形成領域12にMO
Sトランジスタ素子の第1のN型拡散層領域18を形成
する(本発明に係わる第1の不純物拡散層領域形成工
程)。その後、フォトレジスト16は除去する。
【0015】さらに、膜厚1.0μmの層間膜を全体に
形成した後、図1の(D)に示したように、浮遊ゲート
電極6周辺の層間膜および半導体酸化膜14を除去して
浮遊ゲート電極6を露出させ、かつ第1のN型拡散層領
域18上の半導体酸化膜14および層間膜20に層間膜
20の表面から第1のN型拡散層領域18に通じる接続
孔22を形成する(本発明に係わる層間膜形成工程)。
なお、層間膜20の上記厚さは、後に形成する金属配線
層に係わる寄生容量によりMOSトランジスタ素子の電
気的特性が劣化しない程度の十分な厚さとなっている。
【0016】つづいて、図1の(E)に示したように、
膜厚15nmの酸化膜24(本発明に係わる絶縁膜)を
全体に形成し(本発明に係わる絶縁膜形成工程)、不揮
発性メモリ素子形成領域10の第2のN型拡散層領域2
6を濃度が1×1020cm-3になるように砒素をイオン
注入して形成する(本発明に係わる第2の不純物拡散層
領域形成工程)。
【0017】さらに、図1の(F)に示したように、パ
ターンニングしたフォトレジスト28を不揮発性メモリ
素子形成領域10に形成し、浮遊ゲート電極6上の酸化
膜24は残して、不揮発性メモリ素子形成領域10の第
2のN型拡散層領域26の上部で酸化膜24を部分的に
除去し、かつ、MOSトランジスタ素子形成領域12の
接続孔22の奥部に形成された第1のN型拡散層領域1
8上の酸化膜24を除去する(本発明に係わる絶縁膜除
去工程)。その結果、酸化膜24を除去した各箇所で第
1および第2のN型拡散層領域18、26が露出する。
最後に、図1の(G)に示したように、1枚のマスクを
用いて1回の工程で浮遊ゲート電極6の上に酸化膜24
を介して制御ゲート電極30を形成すると共に、第1お
よび第2のN型拡散層領域18、26の露出箇所で第1
および第2のN型拡散層領域18、26にそれぞれ接続
する金属配線層32を層間膜20および酸化膜24の上
に必要なパターンにパターンニングして形成する(本発
明に係わる制御ゲート電極形成工程)。以上により、二
重ゲート電極を有する不揮発性メモリ素子34と、この
メモリ素子の周辺回路を構成するMOSトランジスタ素
子36とが完成する。
【0018】このように本実施の形態例の半導体装置の
製造方法では、制御ゲート電極30と金属配線層32と
を1枚のマスクを用いるのみで形成でき、そして、制御
ゲート電極30と金属配線層32とを1つの工程で同時
に形成することができる。そのため、必要なマスク数は
従来より1枚減少し、また必要な工程数も1工程減少す
る。その結果、製造コストを削減できると共に、試作な
どにかかる時間を短縮して製品開発に要する期間を短く
することができる。また、本実施の形態例では、酸化膜
24を形成した後、不揮発性メモリ素子形成領域10に
第2のN型拡散層領域26を形成する際に、MOSトラ
ンジスタ素子形成領域12においても、接続孔22を通
じて第1のN型拡散層領域18に砒素イオンが注入され
るため、後に金属配線層32を形成したとき、金属配線
層32と第1のN型拡散層領域18との接触抵抗が低く
なり、MOSトランジスタ素子36の性能向上に有利と
なる。
【0019】なお、本実施の形態例では不揮発メモリ素
子形成領域における層間膜20を除去する工程が必要と
なるが、従来必要であったMOSトランジスタ素子形成
領域をフォトレジストによりマスキングする工程が不要
となるので、この点で工程数は増加しない(図2の
(D))。また、本実施の形態例では酸化膜24を形成
する工程が必要となるが、従来は、制御ゲート電極11
8を形成する際に、浮遊ゲート電極108との間に介在
する絶縁膜を形成する工程が必要であるため、工程数の
増加とはならない(図2の(E))。したがって、上述
のように制御ゲート電極30と金属配線層32とを1つ
の工程で同時に形成できることから、全体で1工程減少
することになる。
【0020】また、本実施の形態例では、不揮発性メモ
リ素子形成領域10では層間膜20を除去するが、MO
Sトランジスタ素子形成領域12では層間膜20が残さ
れるので、金属配線層32に係わる寄生容量が増大する
ことはなく、したがってMOSトランジスタ素子36の
性能が劣化は生じない。
【0021】本実施の形態例では、不揮発性メモリ素子
34の浮遊ゲート電極6とMOSトランジスタ素子36
のゲート電極8とは同時に形成するとしたが、これらの
電極を個別に形成して、それぞれの酸化膜や電極の厚み
を、不揮発性メモリ素子34およびMOSトランジスタ
素子36の電気的特性をそれぞれ最適化できる値に設定
することも可能である。また、層間膜20を不揮発性メ
モリ素子形成領域10で除去する際に、一部が第2のN
型拡散層領域26上に残る状態で除去することも可能で
ある。そして、その場合には、MOSトランジスタ素子
形成領域12と同様、層間膜20に接続孔を形成して第
2のN型拡散層領域26と金属配線層32とを接続でき
るようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
の製造方法では、まず、ゲート電極形成工程において、
半導体基板上に半導体酸化膜を介して半導体素子を構成
する浮遊ゲート電極とトランジスタ素子を構成するゲー
ト電極とを相互に近接して形成し、第1の不純物拡散層
領域形成工程では、トランジスタ素子のゲート電極両側
の半導体基板表面に半導体基板とは異なる導電型の第1
の不純物拡散層領域を形成する。その後、層間膜形成工
程で、半導体基板上に層間膜を被着させた後、浮遊ゲー
ト電極周辺の層間膜および半導体酸化膜を除去し、かつ
第1の不純物拡散層領域上の半導体酸化膜および層間膜
に層間膜の表面から第1の不純物拡散層領域に通じる接
続孔を形成する。つづいて、絶縁膜形成工程において、
半導体素子およびトランジスタ素子の形成領域の表面全
体に絶縁膜を形成し、第2の不純物拡散層領域形成工程
で、浮遊ゲート電極両側の半導体基板表面に半導体基板
とは異なる導電型の第2の不純物拡散層領域を形成す
る。そして、絶縁膜除去工程で、第2の不純物拡散層領
域の上部の箇所で絶縁膜を部分的に除去して第2の不純
物拡散層領域を露出させ、かつ接続孔の奥部に形成され
た第1の不純物拡散層領域上の絶縁膜を除去して第1の
不純物拡散層領域を露出させる。その後、制御ゲート電
極形成工程において、浮遊ゲート電極の上に絶縁膜を介
して制御ゲート電極を形成すると共に、第1および第2
の不純物拡散層領域の露出箇所で第1および第2の不純
物拡散層領域にそれぞれ接続する金属配線層を層間膜お
よび絶縁膜の上に形成する。
【0023】このように本発明の半導体装置の製造方法
では、層間膜形成工程において半導体基板上に層間膜を
被着させた後、浮遊ゲート電極周辺の層間膜を除去して
浮遊ゲート電極を露出させ、その上で、絶縁膜形成工
程、第2の不純物拡散層領域形成工程、絶縁膜除去工程
を経て、制御ゲート電極形成工程において制御ゲート電
極と金属配線層とを同時に形成する。したがって、制御
ゲート電極と金属配線層とを1枚のマスクを用いるのみ
で形成でき、そして、制御ゲート電極と金属配線層とを
1つの工程で同時に形成することができる。そのため、
必要なマスク数は従来より1枚減少し、また必要な工程
数も1工程減少する。
【0024】その結果、製造コストを削減できると共
に、試作などにかかる時間を短縮して製品開発に要する
期間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の一例を示
す工程図である。
【図2】二重ゲート電極を有する不揮発性メモリ素子と
MOSトランジスタ素子とを相互に近接して形成する従
来のMOS型半導体装置の製造方法を示す工程図であ
る。
【符号の説明】
2……P型シリコン基板、4……酸化膜、6……浮遊ゲ
ート電極、8……ゲート電極、10……不揮発性メモリ
素子形成領域、12……MOSトランジスタ素子形成領
域、14……半導体酸化膜、16……フォトレジスト、
18……第1のN型拡散層領域、20……層間膜、22
……接続孔、24……酸化膜、26……第2のN型拡散
層領域、28……フォトレジスト、30……制御ゲート
電極、32……金属配線層、34……不揮発性メモリ素
子、36……MOSトランジスタ素子、102……シリ
コン基板、104……酸化膜、106……不揮発性メモ
リ素子形成領域、108……浮遊ゲート電極、110…
…MOSトランジスタ形成領域、112……ゲート電
極、114……フォトレジスト、116……N型拡散
層、118……制御ゲート電極、120……フォトレジ
スト、122……N型拡散層、124……層間膜、12
6……接続孔、128……金属配線層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−236973(JP,A) 特開 平10−107229(JP,A) 特開 平10−74903(JP,A) 特開 平8−213489(JP,A) 特開 平8−195359(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重ゲート電極構造を有する半導体素子
    とトランジスタ素子とを半導体基板上に近接して形成し
    た半導体装置を製造する方法であって、 前記半導体基板上に半導体酸化膜を介して前記半導体素
    子を構成する浮遊ゲート電極と前記トランジスタ素子を
    構成するゲート電極とを相互に近接して形成するゲート
    電極形成工程と、 前記トランジスタ素子の前記ゲート電極両側の前記半導
    体基板表面に前記半導体基板とは異なる導電型の第1の
    不純物拡散層領域を形成する第1の不純物拡散層領域形
    成工程と、 前記半導体基板上に層間膜を被着させた後、前記浮遊ゲ
    ート電極周辺の前記層間膜および前記半導体酸化膜を除
    去し、かつ前記第1の不純物拡散層領域上の前記半導体
    酸化膜および前記層間膜に前記層間膜の表面から前記第
    1の不純物拡散層領域に通じる接続孔を形成する層間膜
    形成工程と、 前記半導体素子および前記トランジスタ素子の形成領域
    の表面全体に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、 前記浮遊ゲート電極両側の前記半導体基板表面に前記半
    導体基板とは異なる導電型の第2の不純物拡散層領域を
    形成する第2の不純物拡散層領域形成工程と、 前記第2の不純物拡散層領域の上部で前記絶縁膜を部分
    的に除去して前記第2の不純物拡散層領域を露出させ、
    かつ前記接続孔の奥部に形成した前記第1の不純物拡散
    層領域上の前記絶縁膜を除去して前記第1の不純物拡散
    層領域を露出させる絶縁膜除去工程と、 前記浮遊ゲート電極の上に前記絶縁膜を介して制御ゲー
    ト電極を形成すると共に、前記第1および第2の不純物
    拡散層領域の露出箇所で前記第1および第2の不純物拡
    散層領域にそれぞれ接続する金属配線層を前記層間膜お
    よび前記絶縁膜の上に形成する制御ゲート電極形成工程
    と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の不純物拡散層領域形成工程で
    はイオン注入法により不純物を注入して前記第2の不純
    物拡散層領域を形成することを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の不純物拡散層領域形成工程で
    は浮遊ゲート電極両側の前記半導体基板表面の箇所と共
    に、前記接続孔の奥部の前記第1の不純物拡散層領域に
    対しても前記不純物を注入することを特徴とする請求項
    2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板はP型シリコン基板であ
    り、前記第1および第2の不純物拡散層領域はN型不純
    物拡散層領域であることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板はP型シリコン基板であ
    り、前記第1および第2の不純物拡散層領域はN型不純
    物拡散層領域であり、前記不純物は砒素であることを特
    徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体素子は不揮発性メモリ素子を
    構成し、前記トランジスタ素子は前記不揮発性メモリ素
    子の周辺回路を構成するMOSトランジスタ素子を構成
    していることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の
    製造方法。
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