JP3296797B2 - ボトルキャップ - Google Patents

ボトルキャップ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトルの開口部に
取付けるボトルキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば化粧品や飲料水等を収容す
るボトル等を店等において陳列する場合、陳列棚の棚板
上に載置することが多いが、陳列棚に設けられたフック
に吊り下げて陳列したいという要望があった。そこで、
例えば図10に示されるように、ボトルキャップ01の
上部に吊支部03を設け、この吊支部03をフックFに
吊り下げてボトル02を陳列することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにボトルキャップ01の上部に設けられた吊支部0
3を介してフックFに吊り下げる場合、ボトル02にボ
トルキャップ01が確実に取付けられていないと、ボト
ル01をフックFに吊り下げて陳列しようとする際に、
ボトルキャップ01からボトル02が外れて落下し、ボ
トル02が割れたり、収容物がこぼれる恐れがあった。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、陳列部材に吊り下げた際にボトルが不用
意に落下することがないボトルキャップを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のボトルキャップは、ボトルの開口部に、凹
部を螺入もしくは嵌入することで、前記ボトルの開口部
に取付られるボトルキャップであって、前記凹部内に
は、ボトルの陳列部材に吊支可能な吊支部を有する移動
部材が、ボトルキャップの閉栓時に、前記凹部内を上方
に移動するように設けられており、ボトルキャップがほ
ぼ閉栓状態である時に、前記移動部材とともに移動する
前記吊支部が出現し、陳列部材に吊支可能となることを
特徴としている。この特徴によれば、ボトルキャップが
ほぼ閉栓状態になると吊支部が出現し、陳列部材に吊支
可能となるため、ボトルキャップがボトルの開口部に確
実に取付けられていない状態でボトルが陳列部材に吊り
下げられることがないので、陳列するボトルの落下等を
確実に防止できる。
【0006】本発明のボトルキャップは、前記吊支部が
出現して陳列部材に吊支可能な状態において、前記移動
部材の下面が前記ボトルの開口部を閉塞することが好ま
しい。このようにすれば、移動部材がボトルの開口を閉
塞する蓋として機能し、ボトル内部の収容物の漏出が防
止される。
【0007】本発明のボトルキャップは、前記吊支部が
出現して陳列部材に吊支可能な状態において、前記移動
部材が、ボトルの開口部上端と凹部の底部とに挟持され
ることが好ましい。このようにすれば、ボトルを傾けた
り上下逆方向にしても、移動部材が移動してボトル内部
の収容物が漏出することがない。
【0008】本発明のボトルキャップは、前記移動部材
の下面にシール面が設けられていることが好ましい。こ
のようにすれば、ボトルキャップのシール面によって、
ボトルの内部が密閉されるので、ボトル内部の収容物の
漏出をより効果的に防ぐことができる。
【0009】本発明のボトルキャップは、前記吊支部
が、前記凹部内において、該凹部の軸心周りに回転自在
に設けられていることが好ましい。このようにすれば、
陳列部材へ吊り下げられたボトルに何らかの外力が加わ
った時に、ボトルキャップに対してボトルが軸心周りに
回転することがないので、ボトルキャップからのボトル
の逸脱が防止される。
【0010】本発明のボトルキャップは、前記吊支部
が、前記移動部材に対して軸心周りに回転自在に設けら
れていることが好ましい。このようにすれば、移動部材
により開口部を閉塞した状態においても、ボトルキャッ
プに対してボトルが軸心周りに回転することがないの
で、ボトルキャップからのボトルの逸脱が防止される。
【0011】本発明のボトルキャップは、前記凹部内
に、移動部材の離脱防止手段が設けられていることが好
ましい。このようにすれば、ボトルからボトルキャップ
を取り外した際に、移動部材がボトルキャップ本体から
抜け落ちることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すると、図1には、本発明における第1実施
例としてのボトルキャップ1と、このボトルキャップ1
に取付けられたボトル2が示されている。
【0013】このボトルキャップ1は、例えば、化粧品
や清涼飲料水等を収容したボトル2を、陳列棚等に設け
られた陳列部材としてのフックFに吊り下げて陳列する
ためのボトルキャップであって、図2に示すように、キ
ャップ体3と、移動部材4とから構成されている。
【0014】キャップ体3は合成樹脂製であって、円筒
状に形成されており、内部に後述するボトル2の開口部
14が嵌挿可能な下向きに開口する凹部5が形成されて
いるとともに、その上部には、後述する吊支板12を挿
通可能とする挿通孔6が形成されているとともに、略中
腹部には段部7が形成されている。また、上端面には、
側面視半円状の溝部8が挿通孔6に対して直交するよう
に形成されている。
【0015】図3に示すように、凹部5の内周面5aに
は、内方に突出する複数の凸部9が上下方向に等間隔に
配設され、これら凸部9によって雌ねじ部9aが形成さ
れるとともに、ボトル2の開口部14の外周面14aに
形成された雄ねじ部15aが螺入できるようになってい
る。内周面5aにおける凸部9のさらに上方には、弾性
変形可能な係止爪11が、凸部9よりも若干中心方向に
向かって突出するように複数設けられている。
【0016】移動部材4は、対向する凸部9の先端部同
士の間に形成される空間の長さよりも若干短寸で、対抗
する係止爪11の先端部同士の間に形成される空間の長
さよりも若干長寸である直径を有する円盤状の下板4a
と、その上面に設けられた、上面視挿通孔6と同形状
で、この挿通孔6に挿通可能な吊支板12とから形成さ
れている。
【0017】吊支板12にはフックFに挿通可能な大き
さの挿通孔13が形成されており、図4に示すように移
動部材4が凹部5内の上方に移動され、移動部材4の下
板4aの外周上面と段部7とが当接した時、挿通孔13
がキャップ体3の上方に出現し、挿通孔13内にフック
Fを挿通可能となる。
【0018】また、下板4aの下面には、ボトル2の開
口部14bを閉塞可能なゴム材等の弾性部材からなるパ
ッキン16が貼着されており、キャップ体3の閉栓時に
おいてボトル2の内部が密閉されるようになっている。
【0019】このように形成されたキャップ体3の凹部
5内に、吊支板12を挿通孔6に挿通するように移動部
材4を下方から挿入する。移動部材4の下板4aの外周
縁が係止爪11に接触されたところでさらに移動部材4
を内方に押圧すると、係止爪11の弾性変形により移動
部材4が係止爪11よりも上方に嵌入される。この係止
爪11により、移動部材4はキャップ体3の凹部5内に
おける段部7と係止爪11との間で上下方向に移動自在
に収容されるとともに、係止爪11により凹部5内から
の逸脱が防止される。
【0020】ボトル2は、ガラス、プラスチック樹脂、
アルミ、スチール等で構成されてなり、その上端部に
は、対向する係止爪11の先端部同士の間に形成される
空間の長さよりも若干短寸の直径を有するとともに、キ
ャップ体3の凹部5の深さよりも若干短寸の円筒状の開
口部14が形成されている。この開口部14の外周面1
4aにおける下端近傍にはねじ山15が設けられてお
り、このねじ山15を雄ねじ部15aとして、キャップ
体3の凹部5に形成された雌ねじ部9aに螺入できるよ
うになっている。
【0021】ボトルキャップ1とボトル2とが分離した
状態では、図2に示すように、移動部材4が係止爪11
に支持されているとともに、吊支板12がキャップ体3
の上方より突出しないようになっている。
【0022】次に、このように構成される本発明の実施
例としてのボトルキャップ1の作用を、以下図面に基づ
いて説明する。
【0023】図4に示されるように、キャップ体3の凹
部5をボトル2の開口部14に螺入すると、移動部材4
は開口部14の上端部に保持されてキャップ体3のみが
螺入されていくため、移動部材4が凹部5内を上方に移
動する。
【0024】図5に示すように、開口部14がボトルキ
ャップ1によりほぼ閉栓されると、移動部材4の下板4
aの周縁が段部7とボトルの開口部14の上端面14b
とに挟持されるとともに、吊支板12の上端部がキャッ
プ体3の上方に突出する。この時、挿通孔13全体が外
部に出現し、挿通孔13にフックFに挿通可能な状態に
なる。この挿通孔13に、陳列棚等に設けられたフック
Fを挿通し吊り下げることで、ボトル2を陳列できるよ
うになっている。
【0025】以上のように構成された本実施例における
ボトルキャップ1にあっては、ほぼ閉栓状態となると、
キャップ体3の上方に吊支板12に設けられた挿通孔1
3が出現し、この挿通孔13に陳列棚に設けられたフッ
クF等を挿通させることでボトル2が陳列できるように
なっている。
【0026】また、ボトルキャップ1が確実に取付けら
れていない場合には、挿通孔13が完全にキャップ体3
内に収容されているか、もしくは吊支板12の上部しか
キャップ体3の上方に出現することがなく、フックFに
挿通孔13を介して吊り下げできないので、ボトル2を
フックFに吊り下げられることがないので、陳列するボ
トルの落下等を確実に防止できる。
【0027】また、陳列部材に吊支可能な状態におい
て、移動部材4の下板4aの下面によりボトル2の開口
部14の開口(図示略)が閉塞されるようになっている
ので、ボトル2内部の収容物の漏出が防止される。
【0028】また、陳列部材に吊支可能な状態におい
て、移動部材4が、上端面14bと段部7とに挟持され
るので、ボトル2を傾けたり上下逆方向にしても移動部
材4が凹部5内を上下動することがないので、ボトル2
の内部の収容物が漏出することがない。
【0029】移動部材4の下板4aの下面には、弾性部
材からなるパッキン16が貼着されており、閉栓時にお
いて、パッキン16によってボトル2の内部が密閉され
るので、ボトル2内部の収容物の漏出をより効果的に防
ぐことができる。
【0030】キャップ体3に設けられた凹部5の内周面
には、離脱防止手段として、複数の係止爪11が等間隔
に設けられており、この係止爪11により下板4aの外
周近傍が支持されるため、移動部材4が係止爪11より
下方への移動が規制され、ボトル2からボトルキャップ
1を取り外した際に、キャップ体3から移動部材4が落
下したり、キャップ体3と移動部材4とが分離しないよ
うになっている。
【0031】次に、本発明におけるボトルキャップの第
2実施例を図6に基づいて説明すると、本実施例におけ
るボトルキャップ21は、キャップ体22と、移動部材
4とから構成されている。
【0032】キャップ体22内には、ボトル2の開口部
14が嵌挿可能な凹部5が形成されており、上端には、
吊支板12の上方移動を許容する収納部23が形成され
ている。収納部23の側面には、移動部材4の挿通孔1
3とほぼ同形の挿通孔24が設けられており、移動部材
4の上昇時において挿通孔13と連通するようになって
いる。
【0033】本実施例におけるその他の構成について
は、前述の第1実施例と同様のため、同様の符号を付す
ことで、ここでの詳細な説明は省略することとする。
【0034】以上のように構成された本実施例のボトル
キャップ21にあっては、ほぼ閉栓状態である時に、移
動部材4とともに上方に移動された挿通孔13と挿通孔
24とが連通するようになっているため、この挿通孔1
3と挿通孔24とに陳列棚に設けられたフックFを挿通
させることでボトル2が陳列できるようになっている。
また、本実施例のキャップ体22においては、閉栓、開
栓時において移動部材4の昇降に伴い吊支板12がキャ
ップ体22の上方に出没することがないので、閉栓、開
栓作業の邪魔になることがない。
【0035】また、ボトルキャップ21が確実に取付け
られていない場合には、挿通孔13と挿通孔24とが連
通しないため、ボトル2をフックFに吊り下げることが
できなくなり、ボトル2が落下する等の事故を防止でき
る。
【0036】次に、本発明におけるボトルキャップの第
3実施例を図7に基づいて説明すると、本実施例におけ
るボトルキャップ31は、キャップ体32と移動部材3
3とから構成されている。
【0037】キャップ体32内には、ボトル2の開口部
14が嵌挿可能な凹部5が、上端には、後述する吊支板
34が挿通可能な上面視円形の挿通孔35が形成されて
いる。
【0038】移動部材33の上部には、吊支板34が、
係止ピン36を介してこの係止ピン36の軸周りに回転
自在に取り付けられている。
【0039】本実施例のその他の構成については、前述
の第1実施例と同様のため、同様の符号を付すことで、
ここでの詳細な説明は省略することとする。
【0040】本実施例におけるボトルキャップ31にあ
っては、吊支板34が移動部材33に対して、係止ピン
36の軸周りに回転自在に取付けられているので、ボト
ル2をフックFに吊り下げた際に何らかの外力が加わっ
たり、もしくは取り外す際にボトル2が回転しても、吊
支板34に対してキャップ体31が回転され、ボトル2
とキャップ体31との螺入が緩んで外れることがないた
め、キャップ体31からのボトル2の逸脱を効果的に防
止できる。
【0041】また、本実施例においては、吊支部として
の挿通孔35が係止ピン36を介して軸周りに回動自在
に形成されていたが、例えば、移動部材4全体がキャッ
プ体32の凹部5内に軸心周りに回動自在に嵌挿されう
る構造になっていれば、本実施例と同様の作用・効果を
得ることが可能である。
【0042】次に、本発明におけるボトルキャップの第
4実施例を図8及び図9に基づいて説明すると、本実施
例におけるボトルキャップ41は、キャップ体43と、
移動部材44とから構成されている。
【0043】キャップ体43内には、後述するボトル4
2の開口部54が嵌挿可能な凹部45が、上端には、後
述する吊支板52が挿通可能な挿通孔46が形成されて
いるとともに、略中復部には、挿通孔46を取り巻くよ
うに段部47が形成されている。
【0044】凹部45の内周面45aの下端部近傍と略
中央部とには、内方に突出する、弾性変形可能な係止爪
51及び49が、等間隔に複数設けられている。
【0045】移動部材44は、対向する係止爪51及び
49の先端部同士の間に形成される空間の長さよりも若
干長寸の直径を有する円盤状の下板4aと、上部に鉤部
53が形成され、上面視挿通孔46と同形状でこの挿通
孔46に挿通可能な吊支板52とから形成されている。
【0046】移動部材44の下面には、例えばゴム等の
弾性部材からなるパッキン56が貼着されており、移動
部材44をボトル42の開口部54に当接した時に、ボ
トル42の内部が密閉されるようになっている。
【0047】このように形成されたキャップ体43の凹
部45内に、吊支板52を挿通孔46に挿通するように
移動部材44を下方から挿入する。移動部材44の下板
44aの外周縁が係止爪49に接触されたところでさら
に移動部材44を内方に押圧すると、係止爪49の弾性
変形により移動部材44が係止爪49よりも上方に嵌入
される。同様に、係止爪51の上方に移動部材44を嵌
入して、この係止爪51により、移動部材44はキャッ
プ体43の凹部45内における段部47と係止爪51と
の間で上下方向に移動自在に収容されるとともに、係止
爪51により凹部45内からの逸脱が防止される。
【0048】ボトル42は、ガラス、プラスチック樹
脂、アルミ、スチール等で構成されてなり、その上端部
には、対抗する係止爪51、49の先端部同士の間に形
成される空間の長さよりも若干短寸の直径を有するとと
もに、キャップ体43の凹部45の深さよりも若干短寸
の高さを有する円筒状の開口部54が形成されている。
この開口部54の外周面54aにおける下端近傍には、
環状の凸部55が設けられており、係止爪51が係止さ
れるようになっている。
【0049】ボトルキャップ41と、ボトル42とが分
離した状態では、図6に示すように、移動部材44が係
止爪51に支持されているとともに、吊支板52に形成
された鉤部53が表出しないようになっている。
【0050】次に、このように構成される本発明の実施
例としてのボトルキャップ41の作用を説明する。
【0051】ボトル42の開口部54を、キャップ体4
3の凹部45に、凸部55が係止爪49に当たるまで嵌
入する。この時、開口部54の上端が移動部材44を押
し上げて、移動部材44が上方に移動する。
【0052】この状態で、さらに開口部54を嵌入する
と、係止爪49が上方に弾性変形し、係止爪49の先端
が凸部55の下部に嵌合し、開口部54に、ボトルキャ
ップ41が係止されるようになる。この時、図8に示す
ように、移動部材44が段部47とボトルの開口部54
の上端面54bとに挟持されるとともに、吊支板52の
鉤部53がキャップ体43の上方に出現するようにな
る。この鉤部53を、陳列棚等に設けられたフックFに
引っかけ吊り下げることで、ボトル42を陳列できるよ
うになっている。
【0053】以上のように構成された本実施例における
ボトルキャップ41にあっては、ほぼ閉栓状態時におい
て、キャップ体43の上方に吊支板52に設けられた鉤
部53が出現し、この鉤部53を陳列棚に設けられたフ
ックF等に引っかけ吊り下げることで、ボトル42が陳
列できるようになっている。
【0054】また、ボトルキャップ41が確実に取付け
られていない場合には、鉤部53の先端部53aが挿通
孔46の上部開口内に入り込んでいるため、ボトル42
をフックFに吊り下げることができないため、ボトル4
2が落下する等の事故を防止できる。
【0055】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0056】例えば、上記実施例においては、ボトルキ
ャップによりボトルの開口部がほぼ閉栓された時、すな
わちボトルキャップが開口部に対してある程度螺入もし
くは嵌入され、開口部からの不用意な逸脱が不能となっ
た時に吊支部としての挿通孔が出現し、フックに吊り下
げ可能となるようになっている。このように、吊支部と
しての挿通孔は、ボトルキャップが開口部に対して完全
に螺入もしくは嵌入されていない状態で出現して吊り下
げ可能な状態となっていてもよいし、あるいは完全に螺
入もしくは嵌入された時にのみ出現するようにしてもよ
い。
【0057】また、上記実施例においては、ボトルキャ
ップによりボトルの開口部がほぼ閉栓された時に、ボト
ルの開口が移動部材の下板下面により閉塞され、ボトル
内の内容物の漏出が防止されるようになっていたが、ボ
トルの開口は別の部材により閉塞されていても良い。
【0058】さらに、閉栓時において、移動部材がボト
ルの開口部とキャップ体とに挟持され、上下動移動不能
になるが、挟持されていなくても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0060】(a)請求項1項の発明によれば、ボトル
キャップがほぼ閉栓状態になると吊支部が出現し、陳列
部材に吊支可能となるため、ボトルキャップがボトルの
開口部に確実に取付けられていない状態でボトルが陳列
部材に吊り下げられることがないので、陳列するボトル
の落下等を確実に防止できる。
【0061】(b)請求項2項の発明によれば、移動部
材がボトルの開口を閉塞する蓋として機能し、ボトル内
部の収容物の漏出が防止される。
【0062】(c)請求項3項の発明によれば、ボトル
を傾けたり上下逆方向にしても、移動部材が移動してボ
トル内部の収容物が漏出することがない。
【0063】(d)請求項4項の発明によれば、ボトル
キャップのシール面によって、ボトルの内部が密閉され
るので、ボトル内部の収容物の漏出をより効果的に防ぐ
ことができる。
【0064】(e)請求項5項の発明によれば、陳列部
材へ吊り下げられたボトルに何らかの外力が加わった時
に、ボトルキャップに対してボトルが軸心周りに回転す
ることがないので、ボトルキャップからのボトルの逸脱
が防止される。
【0065】(f)請求項6項の発明によれば、移動部
材により開口部を閉塞した状態においても、ボトルキャ
ップに対してボトルが軸心周りに回転することがないの
で、ボトルキャップからのボトルの逸脱が防止される。
【0066】(g)請求項7項の発明によれば、ボトル
からボトルキャップを取り外した際に、移動部材がボト
ルキャップ本体から抜け落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるボトルキャップ及
び該ボトルキャップにボトルが取り付けられた状態を示
す斜視図である。
【図2】図1のボトルキャップとボトルとが分離した状
態を示す一部断面図である。
【図3】図2のA−A断面図ある。
【図4】図1のボトルキャップとボトルとが完全には取
付けられていない状態を示す一部断面図である。
【図5】図1のボトルキャップとボトルとが完全に取付
けられた状態を示す一部断面図である。
【図6】本発明の第2実施例におけるボトルキャップを
示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例におけるボトルキャップを
示す断面図である。
【図8】本発明の第4実施例におけるボトルキャップと
ボトルとが分離した状態を示す一部断面図である。
【図9】図8におけるボトルキャップとボトルとが取り
付けられた状態を示す一部断面図である。
【図10】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボトルキャップ 2 ボトル 3 キャップ体 4 移動部材 4a 下板 5 凹部 5a 内周面 6 挿通孔 7 段部 8 溝部 9 凸部 9a 雌ねじ部 11 係止爪(離脱防止手段) 12 吊支板 13 挿通孔(吊支部) 14 開口部 14a 外周面 14b 上端面 15 凸部 15a 雄ねじ部 16 パッキン(シール面) 21 ボトルキャップ 22 キャップ体 23 収納部 24 挿通孔 31 ボトルキャップ 32 キャップ体 33 移動部材 34 吊支部 35 係止ピン 41 ボトルキャップ 42 ボトル 43 キャップ体 44 移動部材 44a 下板 45 凹部 45a 内周面 46 挿通孔 47 段部 48 溝部 49 係止爪 51 係止爪(離脱防止手段) 52 吊支板 53 鉤部(吊支部) 53a 先端部 54 開口部 54a 外周面 54b 上端面 55 凸部 56 パッキン(シール面) F フック(陳列部材)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 39/00 - 55/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトルの開口部に、凹部を螺入もしくは
    嵌入することで、前記ボトルの開口部に取付られるボト
    ルキャップであって、 前記凹部内には、ボトルの陳列部材に吊支可能な吊支部
    を有する移動部材が、ボトルキャップの閉栓時に、前記
    凹部内を上方に移動するように設けられており、ボトル
    キャップがほぼ閉栓状態である時に、前記移動部材とと
    もに移動する前記吊支部が出現し、前記陳列部材に吊支
    可能となることを特徴とするボトルキャップ。
  2. 【請求項2】 前記吊支部が出現して陳列部材に吊支可
    能な状態において、前記移動部材の下面が前記ボトルの
    開口部を閉塞する請求項1に記載のボトルキャップ。
  3. 【請求項3】 前記吊支部が出現して陳列部材に吊支可
    能な状態において、前記移動部材が、ボトルの開口部上
    端と前記凹部の底部とに挟持される請求項2に記載のボ
    トルキャップ。
  4. 【請求項4】 前記移動部材の下面にシール面が設けら
    れている請求項3に記載のボトルキャップ。
  5. 【請求項5】 前記吊支部が、前記凹部内において、該
    凹部の軸心周りに回転自在に設けられている請求項1な
    いし4のいずれかに記載のボトルキャップ。
  6. 【請求項6】 前記吊支部が、前記移動部材に対して軸
    心周りに回転自在に設けられている請求項1ないし4の
    いずれかに記載のボトルキャップ。
  7. 【請求項7】 前記凹部内に、移動部材の離脱防止手段
    が設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の
    ボトルキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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