JP3377342B2 - トラクタのボンネット - Google Patents
トラクタのボンネットInfo
- Publication number
- JP3377342B2 JP3377342B2 JP20365395A JP20365395A JP3377342B2 JP 3377342 B2 JP3377342 B2 JP 3377342B2 JP 20365395 A JP20365395 A JP 20365395A JP 20365395 A JP20365395 A JP 20365395A JP 3377342 B2 JP3377342 B2 JP 3377342B2
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- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- hood
- engine
- tractor
- auxiliary
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラクタにおけるボ
ンネットの取付け構成に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、操向機体に搭載したエンジンを覆
うボンネットは、後部ボンネットに接続させて開閉可能
に覆うようにしており、ボンネットは、同型式のサイズ
の異なるトラクタを製作する場合に、短い大きさのボン
ネットと、長い大きさのボンネットを数種製作しエンジ
ンを覆うように準備する必要があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記のようにサイズの
異なるトラクタを製作する場合は、そのトラクタのエン
ジン部分の長さに合わせて異なるプレス型を数種準備し
なければならず、コスト高となる等の欠点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記従来の欠点を解決す
るための本発明のトラクタのボンネットは、走行機体2
上に搭載されるエンジン3を覆うボンネット6と、この
エンジン3の後方に配設された操縦部5の操縦パネル面
8aを形成する後部ボンネット8を連設したトラクタに
おいて、前記ボンネット6と前記後部ボンネット8との
間に形成される空隙Sを閉鎖可能な補助ボンネット9を
設け、この補助ボンネット9の天板9aの前端とボンネ
ット6の天板6aの後端にそれぞれ縁曲げ加工を施すと
ともに前記両縁曲げ加工部分を重合して連結するように
構成している。 【0005】また前記ボンネット6のコ字状に形成され
る両側壁6b,6b内面と、同形状に形成されるた補助
ボンネット9の両側壁9b,9b内面とを互いに連結板
6eで固定したことを特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】図1において1はトラクタであっ
て、前輪2a及び後輪2bを有する走行機体2上に、前
方からエンジン3をボンネット装置4で覆って搭載する
とともに、その後部にハンドル5a及び運転席5b等か
らなる操縦部5を設置し、機体2の後部には耕耘装置等
の作業機(図示せず)を装着可能とする作業機取付部2
0を設けて構成している。 【0007】前記ボンネット装置4は、エンジン3の上
方を直接的に覆うボンネット6、及びこのボンネット6
の下方でその外側面形状に沿ってエンジン3の両側面を
覆うように形成された左右一対のサイドカバー7、エン
ジン3の前面を覆うフロントグリル7a、並びにこれら
ボンネット6、サイドカバー7の後部に連続するように
配置され操縦部5の前方で操縦パネル面8aを形成する
後部ボンネット8等から構成されている。 【0008】前記ボンネット6は機体長が短い、小型サ
イズのトラクタに搭載される小サイズのエンジン3を標
準として覆う長さに形成されている。一方、図示したト
ラクタ1は機体長の長い大型サイズであり、これに搭載
されるエンジン3も通常のものより長いエンジンである
が、前記ボンネット6を兼用使用することによって後部
ボンネット8との間に生ずる空隙Sを、補助ボンネット
9を接続して覆うようにしている。 【0009】即ち、この補助ボンネット9は、前記ボン
ネット6の後端部に同断面形状をしたものを一体的に接
続しており、例えばエンジン3の上方を開放してメンテ
ナンス作業等を行なおうとするとき、ボンネット6と補
助ボンネット9とを共に一体的に剛体構成にしており、
これらを一体として開閉動作することができるようにし
ている。 【0010】図2、図4および図6において両者の接続
構成について説明すると、ボンネット6は前下りの天板
6aの両側に側壁6b,6bを、プレス成形で薄鉄板を
一体的に曲折形成して製作しており、このボンネット6
のコ字状の内面の後端部に側壁6b,6bに架設される
アーチ形に形成された断面コ字状の補強部材6cをスポ
ット溶着して補強している。そしてボンネット6後端に
は縁曲げ加工が施してある。 【0011】一方、図5に示すように補助ボンネット9
は、前記ボンネット6の後端と同形状となる天板9a、
両側壁9b,9bを形成するように薄鉄板でプレス成形
し、その前後端には縁曲げ加工を施している。そして前
後の中途部にはこのボンネット9のコ字状の内面に略沿
うように形成されたアーチ形の補強部材9cをスポット
溶着し補強している。 【0012】ボンネット6の天板6aの後端縁曲げ加工
した部分と補強ボンネット9の天板9aの前端縁曲げ加
工した部分とを重合させスポット溶接等によってボンネ
ット6と補助ボンネット9を連結するようにしている。
また、ボンネット6の側壁6b,6b後端内面と補助ボ
ンネット9の側壁9b,9bとの内面とに逆コ字状に形
成した連結板6eの一辺を一方に側壁6b,6bに溶着
した状態で他辺を前記補助ボンネット9の側壁9bにま
たがらせて延長し、この側壁9bに溶着するようにして
いる。 【0013】この構成により、ボンネット6と補助ボン
ネット9とはその接続端をそれぞれ補強部材6cと補強
部材9cにより補強された状態でボンネット6の天板6
aと補助ボンネット9の天板9aとが強固に溶着され、
更に両側壁6b,6bと側壁9b,9bの遊端部が連結
板6eによって強固に連結されることになる。従って、
機体2の振動等でボンネット6と補助ボンネット9の接
続端の振動やそれに伴う破損等のトラブルを防止するこ
とができる。また、メンテナンス作業時等におけるボン
ネット6の開閉を大きな範囲で開放するとともに、その
動作を円滑に行なうことができる。 【0014】従って前記のように構成したボンネット装
置4は、予め1つのプレス型で形成した標準型の小サイ
ズトラクタに合わせたボンネット6を用いて、製作の容
易な補助ボンネット9を連結するだけの加工により、大
きなサイズのトラクタ1においても、後部ボンネット8
とで形成される空隙Sを簡単に閉鎖するように形成して
エンジン3を効果的に覆い、更にボンネット6を各種サ
イズのトラクタに兼用利用することができる。従って、
ボンネット素材並びにプレス型を夫々同一のものを使用
して低コストにするとともに量産化を容易に行なうこと
ができる。 【0015】 【発明の効果】以上のように構成された本発明のトラク
タのボンネットは、小サイズのトラクタに合わせた長さ
の短いボンネット6を利用してこのボンネット6に、ボ
ンネット6の後端と同形状となる天板9a及び両側壁9
b,9baを有する製作容易な補助ボンネット9を接続
することにより各種サイズのトラクタのエンジンを覆う
ことを可能にしたので、プレス型を兼用することができ
てトラクタを廉価に製作することができる。 【0016】また、本発明のトラクタのボンネットは、
ボンネット6と補助ボンネット9を強固な剛体構成とし
て一体的に連結することができるので、振動等による両
者間の騒音や破損等を防止することができる。更にメン
テナンス作業時等においてエンジンの上方を、ボンネッ
ト6と補助ボンネット9を一体として大きな範囲で、開
放することができるとともに、この大きな範囲での開閉
動作を円滑に行うことができる。
ンネットの取付け構成に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、操向機体に搭載したエンジンを覆
うボンネットは、後部ボンネットに接続させて開閉可能
に覆うようにしており、ボンネットは、同型式のサイズ
の異なるトラクタを製作する場合に、短い大きさのボン
ネットと、長い大きさのボンネットを数種製作しエンジ
ンを覆うように準備する必要があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記のようにサイズの
異なるトラクタを製作する場合は、そのトラクタのエン
ジン部分の長さに合わせて異なるプレス型を数種準備し
なければならず、コスト高となる等の欠点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記従来の欠点を解決す
るための本発明のトラクタのボンネットは、走行機体2
上に搭載されるエンジン3を覆うボンネット6と、この
エンジン3の後方に配設された操縦部5の操縦パネル面
8aを形成する後部ボンネット8を連設したトラクタに
おいて、前記ボンネット6と前記後部ボンネット8との
間に形成される空隙Sを閉鎖可能な補助ボンネット9を
設け、この補助ボンネット9の天板9aの前端とボンネ
ット6の天板6aの後端にそれぞれ縁曲げ加工を施すと
ともに前記両縁曲げ加工部分を重合して連結するように
構成している。 【0005】また前記ボンネット6のコ字状に形成され
る両側壁6b,6b内面と、同形状に形成されるた補助
ボンネット9の両側壁9b,9b内面とを互いに連結板
6eで固定したことを特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】図1において1はトラクタであっ
て、前輪2a及び後輪2bを有する走行機体2上に、前
方からエンジン3をボンネット装置4で覆って搭載する
とともに、その後部にハンドル5a及び運転席5b等か
らなる操縦部5を設置し、機体2の後部には耕耘装置等
の作業機(図示せず)を装着可能とする作業機取付部2
0を設けて構成している。 【0007】前記ボンネット装置4は、エンジン3の上
方を直接的に覆うボンネット6、及びこのボンネット6
の下方でその外側面形状に沿ってエンジン3の両側面を
覆うように形成された左右一対のサイドカバー7、エン
ジン3の前面を覆うフロントグリル7a、並びにこれら
ボンネット6、サイドカバー7の後部に連続するように
配置され操縦部5の前方で操縦パネル面8aを形成する
後部ボンネット8等から構成されている。 【0008】前記ボンネット6は機体長が短い、小型サ
イズのトラクタに搭載される小サイズのエンジン3を標
準として覆う長さに形成されている。一方、図示したト
ラクタ1は機体長の長い大型サイズであり、これに搭載
されるエンジン3も通常のものより長いエンジンである
が、前記ボンネット6を兼用使用することによって後部
ボンネット8との間に生ずる空隙Sを、補助ボンネット
9を接続して覆うようにしている。 【0009】即ち、この補助ボンネット9は、前記ボン
ネット6の後端部に同断面形状をしたものを一体的に接
続しており、例えばエンジン3の上方を開放してメンテ
ナンス作業等を行なおうとするとき、ボンネット6と補
助ボンネット9とを共に一体的に剛体構成にしており、
これらを一体として開閉動作することができるようにし
ている。 【0010】図2、図4および図6において両者の接続
構成について説明すると、ボンネット6は前下りの天板
6aの両側に側壁6b,6bを、プレス成形で薄鉄板を
一体的に曲折形成して製作しており、このボンネット6
のコ字状の内面の後端部に側壁6b,6bに架設される
アーチ形に形成された断面コ字状の補強部材6cをスポ
ット溶着して補強している。そしてボンネット6後端に
は縁曲げ加工が施してある。 【0011】一方、図5に示すように補助ボンネット9
は、前記ボンネット6の後端と同形状となる天板9a、
両側壁9b,9bを形成するように薄鉄板でプレス成形
し、その前後端には縁曲げ加工を施している。そして前
後の中途部にはこのボンネット9のコ字状の内面に略沿
うように形成されたアーチ形の補強部材9cをスポット
溶着し補強している。 【0012】ボンネット6の天板6aの後端縁曲げ加工
した部分と補強ボンネット9の天板9aの前端縁曲げ加
工した部分とを重合させスポット溶接等によってボンネ
ット6と補助ボンネット9を連結するようにしている。
また、ボンネット6の側壁6b,6b後端内面と補助ボ
ンネット9の側壁9b,9bとの内面とに逆コ字状に形
成した連結板6eの一辺を一方に側壁6b,6bに溶着
した状態で他辺を前記補助ボンネット9の側壁9bにま
たがらせて延長し、この側壁9bに溶着するようにして
いる。 【0013】この構成により、ボンネット6と補助ボン
ネット9とはその接続端をそれぞれ補強部材6cと補強
部材9cにより補強された状態でボンネット6の天板6
aと補助ボンネット9の天板9aとが強固に溶着され、
更に両側壁6b,6bと側壁9b,9bの遊端部が連結
板6eによって強固に連結されることになる。従って、
機体2の振動等でボンネット6と補助ボンネット9の接
続端の振動やそれに伴う破損等のトラブルを防止するこ
とができる。また、メンテナンス作業時等におけるボン
ネット6の開閉を大きな範囲で開放するとともに、その
動作を円滑に行なうことができる。 【0014】従って前記のように構成したボンネット装
置4は、予め1つのプレス型で形成した標準型の小サイ
ズトラクタに合わせたボンネット6を用いて、製作の容
易な補助ボンネット9を連結するだけの加工により、大
きなサイズのトラクタ1においても、後部ボンネット8
とで形成される空隙Sを簡単に閉鎖するように形成して
エンジン3を効果的に覆い、更にボンネット6を各種サ
イズのトラクタに兼用利用することができる。従って、
ボンネット素材並びにプレス型を夫々同一のものを使用
して低コストにするとともに量産化を容易に行なうこと
ができる。 【0015】 【発明の効果】以上のように構成された本発明のトラク
タのボンネットは、小サイズのトラクタに合わせた長さ
の短いボンネット6を利用してこのボンネット6に、ボ
ンネット6の後端と同形状となる天板9a及び両側壁9
b,9baを有する製作容易な補助ボンネット9を接続
することにより各種サイズのトラクタのエンジンを覆う
ことを可能にしたので、プレス型を兼用することができ
てトラクタを廉価に製作することができる。 【0016】また、本発明のトラクタのボンネットは、
ボンネット6と補助ボンネット9を強固な剛体構成とし
て一体的に連結することができるので、振動等による両
者間の騒音や破損等を防止することができる。更にメン
テナンス作業時等においてエンジンの上方を、ボンネッ
ト6と補助ボンネット9を一体として大きな範囲で、開
放することができるとともに、この大きな範囲での開閉
動作を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの側面図である。
【図2】ボンネットの側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
2 走行機体 3 エンジン
5 操縦部 6 ボンネッ
ト 6b 側壁 6e 連結板 7 サイドカバー 8 後部ボン
ネット 8a 操縦パネル 9 補助ボン
ネット S 空隙 9b 側壁
ト 6b 側壁 6e 連結板 7 サイドカバー 8 後部ボン
ネット 8a 操縦パネル 9 補助ボン
ネット S 空隙 9b 側壁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B62D 25/10
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 走行機体2上に搭載されるエンジン3を
覆うボンネット6と、このエンジン3の後方に配設され
た操縦部5の操縦パネル面8aを形成する後部ボンネッ
ト8を連設したトラクタにおいて、 前記ボンネット6と前記後部ボンネット8との間に形成
される空隙Sを閉鎖可能な補助ボンネット9を設け、こ
の補助ボンネット9の天板9aの前端とボンネット6の
天板6aの後端にそれぞれ縁曲げ加工を施すとともに前
記両縁曲げ加工部分を重合して連結し、更にボンネット
6のコ字状に形成される両側壁6b,6b内面と、同形
状に形成される補助ボンネット9の両側壁9b,9b内
面を互いに連結板6eで固定して、ボンネット6と補助
ボンネット9を一体的に接続してエンジン3を覆うよう
に構成したトラクタのボンネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20365395A JP3377342B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | トラクタのボンネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20365395A JP3377342B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | トラクタのボンネット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948367A JPH0948367A (ja) | 1997-02-18 |
| JP3377342B2 true JP3377342B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=16477623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20365395A Expired - Fee Related JP3377342B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | トラクタのボンネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3377342B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP20365395A patent/JP3377342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0948367A (ja) | 1997-02-18 |
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