JP3388703B2 - 横架材加工機及び横架材プレカット設備 - Google Patents
横架材加工機及び横架材プレカット設備Info
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- JP3388703B2 JP3388703B2 JP10020898A JP10020898A JP3388703B2 JP 3388703 B2 JP3388703 B2 JP 3388703B2 JP 10020898 A JP10020898 A JP 10020898A JP 10020898 A JP10020898 A JP 10020898A JP 3388703 B2 JP3388703 B2 JP 3388703B2
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Landscapes
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横架材に対して隅
木欠きや谷木欠きの加工を行うための加工方法と、その
ための横架材加工機及び横架材プレカット設備に関する
ものである。
木欠きや谷木欠きの加工を行うための加工方法と、その
ための横架材加工機及び横架材プレカット設備に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木造住宅用の横架材プレカット設
備として、例えば、図20(A)にす様なものが知られ
ている。この図20(A)に示す横架材プレカット設備
は、加工機として、土台、大引、梁、桁、胴差し、軒
桁、母屋等の各種横架材の長さ切断、側面加工及び上下
面加工を行うための横架材切断・横面加工機Aと、横架
材の木口部分に継手・仕口加工を行う横架材木口加工機
Bと、胴差し等に対して軸方向の穴明けを行う胴差しボ
ルト穴加工機Cと、軒桁等に対して隅木欠きや谷木欠き
の加工を行うための隅木欠き加工機Dとを備えている。
また、木材を横移動させるチェーンスラッシャE1〜E
3と、軸方向移動させるローラコンベアF1〜F6とを
備えて、各加工機への木材の搬入・搬出を行う様に構成
されている。なお、ローラコンベアF5は木材を反転さ
せる木材反転機能を有している。
備として、例えば、図20(A)にす様なものが知られ
ている。この図20(A)に示す横架材プレカット設備
は、加工機として、土台、大引、梁、桁、胴差し、軒
桁、母屋等の各種横架材の長さ切断、側面加工及び上下
面加工を行うための横架材切断・横面加工機Aと、横架
材の木口部分に継手・仕口加工を行う横架材木口加工機
Bと、胴差し等に対して軸方向の穴明けを行う胴差しボ
ルト穴加工機Cと、軒桁等に対して隅木欠きや谷木欠き
の加工を行うための隅木欠き加工機Dとを備えている。
また、木材を横移動させるチェーンスラッシャE1〜E
3と、軸方向移動させるローラコンベアF1〜F6とを
備えて、各加工機への木材の搬入・搬出を行う様に構成
されている。なお、ローラコンベアF5は木材を反転さ
せる木材反転機能を有している。
【0003】この従来の横架材プレカット設備では、最
初に、チェーンスラッシャE1にて横移動させながら木
材を投入し、ローラコンベアF1,F2にて軸方向に木
材を送りながら横架材切断・横面加工機Aによる先端の
切断、側面加工、上面加工及び後端の切断を行った後、
チェーンスラッシャE2にて横架材木口加工機B側へと
横移動させ、ローラコンベアF3,F4にて木材を軸方
向に移動させて横架材木口加工機Bによる木口部分の継
手・仕口の加工を行い、その後、チェーンスラッシャE
3にて横移動させて集材するといった作業がCAD/C
AM装置によって作成されたデータに基づき、自動制御
によって実行される様に構成されている。
初に、チェーンスラッシャE1にて横移動させながら木
材を投入し、ローラコンベアF1,F2にて軸方向に木
材を送りながら横架材切断・横面加工機Aによる先端の
切断、側面加工、上面加工及び後端の切断を行った後、
チェーンスラッシャE2にて横架材木口加工機B側へと
横移動させ、ローラコンベアF3,F4にて木材を軸方
向に移動させて横架材木口加工機Bによる木口部分の継
手・仕口の加工を行い、その後、チェーンスラッシャE
3にて横移動させて集材するといった作業がCAD/C
AM装置によって作成されたデータに基づき、自動制御
によって実行される様に構成されている。
【0004】そして、胴差しの様に木口にボルト穴加工
を必要とする横架材については、木材反転機能付きのロ
ーラコンベアF5にて加工すべき木口面を胴差しボルト
穴加工機C側に向かせた上で、人的操作によってボルト
穴加工を行い、軒桁、母屋、棟木の様に隅木欠き加工を
必要とする横架材についても、同様に反転作業を行うな
どした上で、隅木欠き加工機Dへと木材を投入し、やは
り、人的操作によって隅木欠きあるいは谷木欠きの加工
を行うといった作業が実施されている。
を必要とする横架材については、木材反転機能付きのロ
ーラコンベアF5にて加工すべき木口面を胴差しボルト
穴加工機C側に向かせた上で、人的操作によってボルト
穴加工を行い、軒桁、母屋、棟木の様に隅木欠き加工を
必要とする横架材についても、同様に反転作業を行うな
どした上で、隅木欠き加工機Dへと木材を投入し、やは
り、人的操作によって隅木欠きあるいは谷木欠きの加工
を行うといった作業が実施されている。
【0005】また、図20(B)に示す様に、上述の横
架材切断・横面加工機Aの機能を、長さ切断及び上下面
加工を行う横架材切断・上下面加工機A1と、側面加工
を行う横架材側面加工機A2とに分離し、図示の様に、
これら横架材切断・上下面加工機A1、横架材側面加工
機A2、横架材木口加工機B、胴差しボルト穴加工機C
及び隅木欠き加工機Dを配置し、各加工機A1,A2等
への木材の搬入・搬出を行うための、チェーンスラッシ
ャE11〜E14及びローラコンベアF11〜F18を
図示の如く配置したプレカット設備も知られている。な
お、ここでも、胴差しボルト穴加工機Cの直前に配置さ
れるローラコンベアF17は木材反転機能を有するもの
が使用される。
架材切断・横面加工機Aの機能を、長さ切断及び上下面
加工を行う横架材切断・上下面加工機A1と、側面加工
を行う横架材側面加工機A2とに分離し、図示の様に、
これら横架材切断・上下面加工機A1、横架材側面加工
機A2、横架材木口加工機B、胴差しボルト穴加工機C
及び隅木欠き加工機Dを配置し、各加工機A1,A2等
への木材の搬入・搬出を行うための、チェーンスラッシ
ャE11〜E14及びローラコンベアF11〜F18を
図示の如く配置したプレカット設備も知られている。な
お、ここでも、胴差しボルト穴加工機Cの直前に配置さ
れるローラコンベアF17は木材反転機能を有するもの
が使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来は、軒
桁等に対する隅木欠きや谷木欠きを加工する作業は、横
架材に対するその他の加工が完了した後に、専用の隅木
欠き加工機Dを人的操作することによってなされてお
り、加工の有無の判断等や反転装置の操作等を人的に実
行することから、取扱いが煩雑となり、加工忘れが生じ
る等の不具合が発生するという問題がある。
桁等に対する隅木欠きや谷木欠きを加工する作業は、横
架材に対するその他の加工が完了した後に、専用の隅木
欠き加工機Dを人的操作することによってなされてお
り、加工の有無の判断等や反転装置の操作等を人的に実
行することから、取扱いが煩雑となり、加工忘れが生じ
る等の不具合が発生するという問題がある。
【0007】また、隅木欠きや谷木欠きは、軒桁等の限
られた横架材に対してのみ加工されるものであるため、
プレカット設備全体の中に、稼働率の低い隅木欠き加工
機Dを独立して設けることは、広い工場スペースを必要
とする上、稼動率の低い専用機を設置しなければならな
いという点から、設備コスト面で不利になるという問題
もある。特に、隅木欠きや谷木欠きの加工についても自
動化を図ろうとすると、専用の搬送ラインをさらに追加
しなければならず、益々、工場スペースを圧迫するとい
う問題がある。
られた横架材に対してのみ加工されるものであるため、
プレカット設備全体の中に、稼働率の低い隅木欠き加工
機Dを独立して設けることは、広い工場スペースを必要
とする上、稼動率の低い専用機を設置しなければならな
いという点から、設備コスト面で不利になるという問題
もある。特に、隅木欠きや谷木欠きの加工についても自
動化を図ろうとすると、専用の搬送ラインをさらに追加
しなければならず、益々、工場スペースを圧迫するとい
う問題がある。
【0008】加えて、従来の隅木欠き加工機Dは、その
中央を支点として左右45度全90度の範囲内を旋回さ
せると共に屋根勾配に対応する角度に上下方向に傾き角
度を調整可能な長さ1m程のアームに隅木欠き加工用の
カッターを取り付け、このカッターをアームに沿って移
動させつつ隅木欠きや谷木欠きの加工を行う構造となっ
ている。また、従来の隅木欠き加工機Dは、左後方から
右前方へ向かって深くなる様な切削溝と、右後方から左
前方へ向かって深くなる様な切削溝しか加工できない構
造となっているため、上述の様に反転装置で被加工材を
反転させなければならない。このため、従来の隅木欠き
加工機Dの機能を、横架材切断・横面加工機Aや横架材
切断・上下面加工機A1に対して単純に組み込もうとす
ると、当該加工機が大型化し、長さの短い横架材の加工
に支障を来すおそれもある。従って、単純に隅木欠き加
工用の刃物等を追加するといった解決方法で自動化を図
るのは困難である。
中央を支点として左右45度全90度の範囲内を旋回さ
せると共に屋根勾配に対応する角度に上下方向に傾き角
度を調整可能な長さ1m程のアームに隅木欠き加工用の
カッターを取り付け、このカッターをアームに沿って移
動させつつ隅木欠きや谷木欠きの加工を行う構造となっ
ている。また、従来の隅木欠き加工機Dは、左後方から
右前方へ向かって深くなる様な切削溝と、右後方から左
前方へ向かって深くなる様な切削溝しか加工できない構
造となっているため、上述の様に反転装置で被加工材を
反転させなければならない。このため、従来の隅木欠き
加工機Dの機能を、横架材切断・横面加工機Aや横架材
切断・上下面加工機A1に対して単純に組み込もうとす
ると、当該加工機が大型化し、長さの短い横架材の加工
に支障を来すおそれもある。従って、単純に隅木欠き加
工用の刃物等を追加するといった解決方法で自動化を図
るのは困難である。
【0009】そこで、本発明は、装置の大型化を招くこ
となく、隅木欠きや谷木欠きの加工を実行し得る横架材
加工機と横架材プレカット設備を提供することを目的と
する。
となく、隅木欠きや谷木欠きの加工を実行し得る横架材
加工機と横架材プレカット設備を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1の横架材加工機は、機械の左右方
向をX軸とし、前後方向をZ軸とし、上下方向をY軸と
するとき、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に移動制御可
能で、加工位置に搬入された横架材の下面に対して切削
溝を加工し得る下側カッターを備える横架材加工機にお
いて、前記下側カッターを前記Y軸周りに旋回させる旋
回制御手段と、該下側カッターのX軸方向位置を制御す
るX方向位置制御手段と、該下側カッターのY軸方向位
置を制御する下側カッターY方向位置制御手段と、該下
側カッターのZ軸方向位置を制御する下側カッターZ方
向位置制御手段と、木材を求心させつつクランプし得る
バイスとを備え、前記旋回制御手段を、前記下側カッタ
ーを、その刃幅中心線と回転中心線との交点を旋回中心
として前記Y軸周りに旋回させる手段として構成し、前
記下側カッターを、X軸及びZ軸方向に移動させて加工
開始位置に合わせ、その後、Y軸方向に上昇させて横架
材の下面から所定深さまで上昇させると共に、Z軸方向
に移動させつつ切削を行うことにより、横架材の下面に
間柱欠きを加工する間柱欠き加工制御手段と、前記下側
カッターを、X軸方向及びZ軸方向に移動させて加工開
始位置に合わせた後に、Y軸方向に上昇させて横架材の
下面の切削を開始すると共に、屋根勾配に合わせてYZ
平面内で当該下側カッターを斜めに移動させる様にY軸
及びZ軸方向の位置を制御しつつ切削を行うことによ
り、横架材の下面に垂木欠きを形成する垂木欠き加工制
御手段と、前記下側カッターを、前記旋回制御手段によ
りその刃幅中心線が前記横架材に対して形成すべき隅木
欠き又は谷木欠きの方向と一致する角度となる様に旋回
させ、Y軸方向所定高さまで上昇させて切削を開始する
と共に、YZ平面内を屋根勾配に対応して斜めに移動さ
せると同時にXZ平面内を旋回後の刃幅中心線に沿って
斜めに移動させる様に、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向
の移動量を制御しつつ切削を行わせて、前記横架材に対
して前記旋回後の刃幅中心線に沿って伸びかつ前記屋根
勾配に 対応する傾斜面を有する隅木欠き又は谷木欠きを
形成する隅木欠き・谷木欠き加工制御手段とを備え、前
記間柱欠き加工制御手段、垂木欠き加工制御手段及び前
記隅木欠き・谷木欠き加工制御手段を、CAD/CAM
データに基づき動作させることにより、前記下側カッタ
ーで、間柱欠き、垂木欠き、隅木欠き及び/又は谷木欠
きを横架材に対して必要に応じて形成する様にしたこと
を特徴とする。
めになされた請求項1の横架材加工機は、機械の左右方
向をX軸とし、前後方向をZ軸とし、上下方向をY軸と
するとき、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に移動制御可
能で、加工位置に搬入された横架材の下面に対して切削
溝を加工し得る下側カッターを備える横架材加工機にお
いて、前記下側カッターを前記Y軸周りに旋回させる旋
回制御手段と、該下側カッターのX軸方向位置を制御す
るX方向位置制御手段と、該下側カッターのY軸方向位
置を制御する下側カッターY方向位置制御手段と、該下
側カッターのZ軸方向位置を制御する下側カッターZ方
向位置制御手段と、木材を求心させつつクランプし得る
バイスとを備え、前記旋回制御手段を、前記下側カッタ
ーを、その刃幅中心線と回転中心線との交点を旋回中心
として前記Y軸周りに旋回させる手段として構成し、前
記下側カッターを、X軸及びZ軸方向に移動させて加工
開始位置に合わせ、その後、Y軸方向に上昇させて横架
材の下面から所定深さまで上昇させると共に、Z軸方向
に移動させつつ切削を行うことにより、横架材の下面に
間柱欠きを加工する間柱欠き加工制御手段と、前記下側
カッターを、X軸方向及びZ軸方向に移動させて加工開
始位置に合わせた後に、Y軸方向に上昇させて横架材の
下面の切削を開始すると共に、屋根勾配に合わせてYZ
平面内で当該下側カッターを斜めに移動させる様にY軸
及びZ軸方向の位置を制御しつつ切削を行うことによ
り、横架材の下面に垂木欠きを形成する垂木欠き加工制
御手段と、前記下側カッターを、前記旋回制御手段によ
りその刃幅中心線が前記横架材に対して形成すべき隅木
欠き又は谷木欠きの方向と一致する角度となる様に旋回
させ、Y軸方向所定高さまで上昇させて切削を開始する
と共に、YZ平面内を屋根勾配に対応して斜めに移動さ
せると同時にXZ平面内を旋回後の刃幅中心線に沿って
斜めに移動させる様に、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向
の移動量を制御しつつ切削を行わせて、前記横架材に対
して前記旋回後の刃幅中心線に沿って伸びかつ前記屋根
勾配に 対応する傾斜面を有する隅木欠き又は谷木欠きを
形成する隅木欠き・谷木欠き加工制御手段とを備え、前
記間柱欠き加工制御手段、垂木欠き加工制御手段及び前
記隅木欠き・谷木欠き加工制御手段を、CAD/CAM
データに基づき動作させることにより、前記下側カッタ
ーで、間柱欠き、垂木欠き、隅木欠き及び/又は谷木欠
きを横架材に対して必要に応じて形成する様にしたこと
を特徴とする。
【0011】また、請求項2の横架材加工機は、機械の
左右方向をX軸とし、前後方向をZ軸とし、上下方向を
Y軸とするとき、ベースに対してX軸方向移動可能に備
えられるコラムと、該コラムのX軸方向位置を制御する
X方向位置制御手段と、前記コラムに対してY軸方向移
動可能に備えられる上側カッターベースと、該上側カッ
ターベースのY軸方向位置を制御する上側カッターY方
向位置制御手段と、前記上側カッターベースに対してZ
軸方向移動可能に備えられる上側カッターと、該上側カ
ッターのZ軸方向位置を制御する上側カッターZ方向位
置制御手段と、前記コラムに対してY方向移動可能に備
えられる下側カッターベースと、該下側カッターベース
のY軸方向位置を制御する下側カッターY方向位置制御
手段と、前記下側カッターベースに対してZ軸方向移動
可能に備えられる下側カッターアームと、該下側カッタ
ーアームのZ軸方向位置を制御する下側カッターZ方向
位置制御手段と、前記下側カッターアームに対してY軸
周りに旋回可能に取り付けられる下側カッター支持部材
と、木材を求心させつつクランプし得るバイスとを備
え、前記旋回制御手段を、前記下側カッターを、その刃
幅中心線と回転中心線との交点を旋回中心として前記Y
軸周りに旋回させる手段として構成し、前記下側カッタ
ーを、X軸及びZ軸方向に移動させて加工開始位置に合
わせ、その後、Y軸方向に上昇させて横架材の下面から
所定深さまで上昇させると共に、Z軸方向に移動させつ
つ切削を行うことにより、横架材の下面に間柱欠きを加
工する間柱欠き加工制御手段と、前記下側カッターを、
X軸方向及びZ軸方向に移動させて加工開始位置に合わ
せた後に、Y軸方向に上昇させて横架材の下面の切削を
開始すると共に、屋根勾配に合わせてYZ平面内で当該
下側カッターを斜めに移動させる様にY軸及びZ軸方向
の位置を制御しつつ切削を行うことにより、横架材の下
面に垂木欠きを形成する垂木欠き加工制御手段と、前記
下側カッターを、前 記旋回制御手段によりその刃幅中心
線が前記横架材に対して形成すべき隅木欠き又は谷木欠
きの方向と一致する角度となる様に旋回させ、Y軸方向
所定高さまで上昇させて切削を開始すると共に、YZ平
面内を屋根勾配に対応して斜めに移動させると同時にX
Z平面内を旋回後の刃幅中心線に沿って斜めに移動させ
る様に、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の移動量を制御
しつつ切削を行わせて、前記横架材に対して前記旋回後
の刃幅中心線に沿って伸びかつ前記屋根勾配に対応する
傾斜面を有する隅木欠き又は谷木欠きを形成する隅木欠
き・谷木欠き加工制御手段とを備え、前記間柱欠き加工
制御手段、垂木欠き加工制御手段及び前記隅木欠き・谷
木欠き加工制御手段を、CAD/CAMデータに基づき
動作させることにより、前記下側カッターで、間柱欠
き、垂木欠き、隅木欠き及び/又は谷木欠きを横架材に
対して必要に応じて形成する様にしたことを特徴とす
る。
左右方向をX軸とし、前後方向をZ軸とし、上下方向を
Y軸とするとき、ベースに対してX軸方向移動可能に備
えられるコラムと、該コラムのX軸方向位置を制御する
X方向位置制御手段と、前記コラムに対してY軸方向移
動可能に備えられる上側カッターベースと、該上側カッ
ターベースのY軸方向位置を制御する上側カッターY方
向位置制御手段と、前記上側カッターベースに対してZ
軸方向移動可能に備えられる上側カッターと、該上側カ
ッターのZ軸方向位置を制御する上側カッターZ方向位
置制御手段と、前記コラムに対してY方向移動可能に備
えられる下側カッターベースと、該下側カッターベース
のY軸方向位置を制御する下側カッターY方向位置制御
手段と、前記下側カッターベースに対してZ軸方向移動
可能に備えられる下側カッターアームと、該下側カッタ
ーアームのZ軸方向位置を制御する下側カッターZ方向
位置制御手段と、前記下側カッターアームに対してY軸
周りに旋回可能に取り付けられる下側カッター支持部材
と、木材を求心させつつクランプし得るバイスとを備
え、前記旋回制御手段を、前記下側カッターを、その刃
幅中心線と回転中心線との交点を旋回中心として前記Y
軸周りに旋回させる手段として構成し、前記下側カッタ
ーを、X軸及びZ軸方向に移動させて加工開始位置に合
わせ、その後、Y軸方向に上昇させて横架材の下面から
所定深さまで上昇させると共に、Z軸方向に移動させつ
つ切削を行うことにより、横架材の下面に間柱欠きを加
工する間柱欠き加工制御手段と、前記下側カッターを、
X軸方向及びZ軸方向に移動させて加工開始位置に合わ
せた後に、Y軸方向に上昇させて横架材の下面の切削を
開始すると共に、屋根勾配に合わせてYZ平面内で当該
下側カッターを斜めに移動させる様にY軸及びZ軸方向
の位置を制御しつつ切削を行うことにより、横架材の下
面に垂木欠きを形成する垂木欠き加工制御手段と、前記
下側カッターを、前 記旋回制御手段によりその刃幅中心
線が前記横架材に対して形成すべき隅木欠き又は谷木欠
きの方向と一致する角度となる様に旋回させ、Y軸方向
所定高さまで上昇させて切削を開始すると共に、YZ平
面内を屋根勾配に対応して斜めに移動させると同時にX
Z平面内を旋回後の刃幅中心線に沿って斜めに移動させ
る様に、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の移動量を制御
しつつ切削を行わせて、前記横架材に対して前記旋回後
の刃幅中心線に沿って伸びかつ前記屋根勾配に対応する
傾斜面を有する隅木欠き又は谷木欠きを形成する隅木欠
き・谷木欠き加工制御手段とを備え、前記間柱欠き加工
制御手段、垂木欠き加工制御手段及び前記隅木欠き・谷
木欠き加工制御手段を、CAD/CAMデータに基づき
動作させることにより、前記下側カッターで、間柱欠
き、垂木欠き、隅木欠き及び/又は谷木欠きを横架材に
対して必要に応じて形成する様にしたことを特徴とす
る。
【0012】本発明によれば、横架材加工機の左右方向
をX軸とし、前後方向をZ軸とし、上下方向をY軸とす
るとき、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に移動制御可能
で、横架材の上面又は下面に対して切削溝を形成するた
めのカッターを用いて、該カッターをY軸周りに旋回さ
せることにより、当該カッターの刃幅中心線を前記横架
材に対して形成すべき隅木欠き又は谷木欠きの方向と一
致させた後、該カッターをY軸方向に前記横架材の所定
深さまで移動し、さらに、該カッターをYZ平面内を屋
根勾配に対応して斜めに移動させると同時にXZ平面内
を旋回後の刃幅中心線に沿って斜めに移動させる様に、
X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に移動制御しつつ切削を
行わせる加工方法を実現することができる。
をX軸とし、前後方向をZ軸とし、上下方向をY軸とす
るとき、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に移動制御可能
で、横架材の上面又は下面に対して切削溝を形成するた
めのカッターを用いて、該カッターをY軸周りに旋回さ
せることにより、当該カッターの刃幅中心線を前記横架
材に対して形成すべき隅木欠き又は谷木欠きの方向と一
致させた後、該カッターをY軸方向に前記横架材の所定
深さまで移動し、さらに、該カッターをYZ平面内を屋
根勾配に対応して斜めに移動させると同時にXZ平面内
を旋回後の刃幅中心線に沿って斜めに移動させる様に、
X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に移動制御しつつ切削を
行わせる加工方法を実現することができる。
【0013】この加工方法によれば、横架材の上面又は
下面に対して切削溝を形成するためのカッターを用いて
上述の如く旋回後にX軸、Y軸及びZ軸方向にカッター
を移動制御しつつ切削を行うことにより、横架材に対し
て隅木欠きや谷木欠きを形成することができる。この方
法によれば、カッターをX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向
に移動制御しつつ横架材の切削を行うので、最初にカッ
ターをY軸周りに旋回させる場合に大きな旋回範囲を確
保しなくてもよい。特に、カッターを、その刃幅中心線
と回転中心線との交点を旋回中心としてY軸周りに旋回
させる様にして いるので、旋回範囲を最小とすることが
できる。なお、この隅木欠き・谷木欠きを形成するため
のカッターとしては、横架材加工機が元々備えている間
柱欠き又は垂木欠き形成用のカッターを兼用させる。
下面に対して切削溝を形成するためのカッターを用いて
上述の如く旋回後にX軸、Y軸及びZ軸方向にカッター
を移動制御しつつ切削を行うことにより、横架材に対し
て隅木欠きや谷木欠きを形成することができる。この方
法によれば、カッターをX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向
に移動制御しつつ横架材の切削を行うので、最初にカッ
ターをY軸周りに旋回させる場合に大きな旋回範囲を確
保しなくてもよい。特に、カッターを、その刃幅中心線
と回転中心線との交点を旋回中心としてY軸周りに旋回
させる様にして いるので、旋回範囲を最小とすることが
できる。なお、この隅木欠き・谷木欠きを形成するため
のカッターとしては、横架材加工機が元々備えている間
柱欠き又は垂木欠き形成用のカッターを兼用させる。
【0014】本発明の横架材加工機によれば、旋回制御
手段によって下側カッターをY軸周りに旋回させてその
刃幅中心線を隅木欠き又は谷木欠きの方向と一致させた
上でX軸及びZ軸方向に移動させるか、又は先にX軸及
びZ軸方向に移動させてからY軸周りに旋回させること
によって下側カッターを加工開始位置に合わせ、その
後、Y軸方向所定高さまで上昇させて切削を開始すると
共に、YZ平面内を屋根勾配に対応して斜めに移動させ
ると同時にXZ平面内を旋回後の刃幅中心線に沿って斜
めに移動させる様に、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の
移動量を制御しつつ切削を行わせることにより、横架材
の下面に対して旋回後の刃幅中心線に沿って伸びかつ屋
根勾配に対応する傾斜面を有する隅木欠き又は谷木欠き
を形成することができる。なお、この横架材加工機は、
実際に住宅として組み立てるときの上面を下にして横架
材を投入することを基本としている。これは、隅木欠き
及び谷木欠きは屋根勾配に一致した傾斜面を有する様に
高精度の加工が必要であることや、側面加工における大
入れ蟻掛け等の加工も高精度を要求されることや、切削
屑を集塵する際の利便等の要求から、基準面を下面とす
ることでその精度維持等を容易に達成するためである。
そして、上下反対にして加工がなされた横架材は、加工
終了後に上下反転されて梱包され、建築現場へと出荷さ
れるのが一般的である。また、この横架材加工機では、
下側カッターをX軸、Y軸及びZ軸方向に移動制御する
ことができるので、次の様な加工を行う制御手段をも備
えさせることにより、横架材の下面に間柱欠きや垂木欠
きを加工するためのカッターと兼用させている。下側カ
ッターをX軸及びZ軸方向に移動させて加工開始位置に
合わせ、その後、Y軸方向に上昇させて横架材の下面を
所定深さまで上昇させると共にZ軸方向に移動させつつ
切削を行うことにより、横架材の下面に間柱欠きを加工
することができる。また、下側カッターをX軸方向及び
Z軸方向に移動させて加工開始位置に合わせた後に、Y
軸方向に上昇させて横架材の下面の切削を開始すると共
に、屋根勾配に合わせてYZ平面内で下側カッターを斜
めに移動させる様にY軸及びZ軸方向の位置を制御しつ
つ切削を行うことにより、横架材の下面に垂木欠きを形
成することができる。
手段によって下側カッターをY軸周りに旋回させてその
刃幅中心線を隅木欠き又は谷木欠きの方向と一致させた
上でX軸及びZ軸方向に移動させるか、又は先にX軸及
びZ軸方向に移動させてからY軸周りに旋回させること
によって下側カッターを加工開始位置に合わせ、その
後、Y軸方向所定高さまで上昇させて切削を開始すると
共に、YZ平面内を屋根勾配に対応して斜めに移動させ
ると同時にXZ平面内を旋回後の刃幅中心線に沿って斜
めに移動させる様に、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の
移動量を制御しつつ切削を行わせることにより、横架材
の下面に対して旋回後の刃幅中心線に沿って伸びかつ屋
根勾配に対応する傾斜面を有する隅木欠き又は谷木欠き
を形成することができる。なお、この横架材加工機は、
実際に住宅として組み立てるときの上面を下にして横架
材を投入することを基本としている。これは、隅木欠き
及び谷木欠きは屋根勾配に一致した傾斜面を有する様に
高精度の加工が必要であることや、側面加工における大
入れ蟻掛け等の加工も高精度を要求されることや、切削
屑を集塵する際の利便等の要求から、基準面を下面とす
ることでその精度維持等を容易に達成するためである。
そして、上下反対にして加工がなされた横架材は、加工
終了後に上下反転されて梱包され、建築現場へと出荷さ
れるのが一般的である。また、この横架材加工機では、
下側カッターをX軸、Y軸及びZ軸方向に移動制御する
ことができるので、次の様な加工を行う制御手段をも備
えさせることにより、横架材の下面に間柱欠きや垂木欠
きを加工するためのカッターと兼用させている。下側カ
ッターをX軸及びZ軸方向に移動させて加工開始位置に
合わせ、その後、Y軸方向に上昇させて横架材の下面を
所定深さまで上昇させると共にZ軸方向に移動させつつ
切削を行うことにより、横架材の下面に間柱欠きを加工
することができる。また、下側カッターをX軸方向及び
Z軸方向に移動させて加工開始位置に合わせた後に、Y
軸方向に上昇させて横架材の下面の切削を開始すると共
に、屋根勾配に合わせてYZ平面内で下側カッターを斜
めに移動させる様にY軸及びZ軸方向の位置を制御しつ
つ切削を行うことにより、横架材の下面に垂木欠きを形
成することができる。
【0015】また、請求項2の横架材加工機によれば、
横架材の上面に間柱欠きを形成するときは、X方向位置
制御手段でコラムをX軸方向に移動させることによって
上側カッターのX方向の加工開始位置を決定し、さら
に、上側カッターZ方向位置制御手段によって上側カッ
ターのZ方向の加工開始位置を決定し、その後、上側カ
ッターY方向位置制御手段を駆動して上側カッターを下
降させると共に、上側カッターZ方向位置制御手段を駆
動して上側カッターをZ方向に移動制御しつつ切削を行
うことによって横架材の上面に間柱欠きを加工すること
ができる。同様に、横架材の下面に間柱欠きを形成する
ときは、X方向位置制御手段でコラムをX軸方向に移動
させることによって下側カッターのX方向の加工開始位
置を決定し、さらに、下側カッターZ方向位置制御手段
によって下側カッターのZ方向の加工開始位置を決定
し、その後、下側カッターY方向位置制御手段を駆動し
て下側カッターを上昇させると共に、下側カッターZ方
向位置制御手段を駆動して下側カッターをZ方向に移動
制御しつつ切削を行うことによって横架材の下面に間柱
欠きを加工することができる。また、この横架材下面に
対する間柱欠き加工の場合と同様に、X方向位置制御手
段及び下側カッターZ方向位置制御手段によって下側カ
ッターのX軸及びZ軸方向の加工開始位置を決定し、そ
の後、下側カッターY方向位置制御手段を駆動して下側
カッターを上昇させると共に、下側カッターZ方向位置
制御手段をも駆動して、下側カッターをYZ平面内にお
いて屋根勾配に対応する方向に斜めに移動制御しつつ切
削を行うことによって横架材の下面に垂木欠きを加工す
ることができる。そして、この同じ下側カッターを、旋
回制御手段によってY軸周りに旋回させて隅木欠き又は
谷木欠きの方向に刃幅中心線を一致させ、X方向位置制
御手段及び下側カッターZ方向位置制御手段によってX
Z平面内の加工開始位置に下側カッターを移動させる
か、あるいは先にXZ平面内の加工開始位置に下側カッ
ターを移動させた上で旋回制御手段による旋回制御を行
い、その後、下側カッターY方向位置制御手段を駆動し
て下側カッターを上昇させて切削を開始すると共に、下
側カッターZ方向位置制御手段及びX方向位置制御手段
をも駆動して、下側カッターをYZ平面内において屋根
勾配に対応する方向に斜めに移動させると同時にXZ平
面内で刃幅中心線に沿った方向に斜めに移動させる様に
X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の位置を制御しつつ切削
を行うことにより、横架材の下面に隅木欠き又は谷木欠
きを加工することができる。
横架材の上面に間柱欠きを形成するときは、X方向位置
制御手段でコラムをX軸方向に移動させることによって
上側カッターのX方向の加工開始位置を決定し、さら
に、上側カッターZ方向位置制御手段によって上側カッ
ターのZ方向の加工開始位置を決定し、その後、上側カ
ッターY方向位置制御手段を駆動して上側カッターを下
降させると共に、上側カッターZ方向位置制御手段を駆
動して上側カッターをZ方向に移動制御しつつ切削を行
うことによって横架材の上面に間柱欠きを加工すること
ができる。同様に、横架材の下面に間柱欠きを形成する
ときは、X方向位置制御手段でコラムをX軸方向に移動
させることによって下側カッターのX方向の加工開始位
置を決定し、さらに、下側カッターZ方向位置制御手段
によって下側カッターのZ方向の加工開始位置を決定
し、その後、下側カッターY方向位置制御手段を駆動し
て下側カッターを上昇させると共に、下側カッターZ方
向位置制御手段を駆動して下側カッターをZ方向に移動
制御しつつ切削を行うことによって横架材の下面に間柱
欠きを加工することができる。また、この横架材下面に
対する間柱欠き加工の場合と同様に、X方向位置制御手
段及び下側カッターZ方向位置制御手段によって下側カ
ッターのX軸及びZ軸方向の加工開始位置を決定し、そ
の後、下側カッターY方向位置制御手段を駆動して下側
カッターを上昇させると共に、下側カッターZ方向位置
制御手段をも駆動して、下側カッターをYZ平面内にお
いて屋根勾配に対応する方向に斜めに移動制御しつつ切
削を行うことによって横架材の下面に垂木欠きを加工す
ることができる。そして、この同じ下側カッターを、旋
回制御手段によってY軸周りに旋回させて隅木欠き又は
谷木欠きの方向に刃幅中心線を一致させ、X方向位置制
御手段及び下側カッターZ方向位置制御手段によってX
Z平面内の加工開始位置に下側カッターを移動させる
か、あるいは先にXZ平面内の加工開始位置に下側カッ
ターを移動させた上で旋回制御手段による旋回制御を行
い、その後、下側カッターY方向位置制御手段を駆動し
て下側カッターを上昇させて切削を開始すると共に、下
側カッターZ方向位置制御手段及びX方向位置制御手段
をも駆動して、下側カッターをYZ平面内において屋根
勾配に対応する方向に斜めに移動させると同時にXZ平
面内で刃幅中心線に沿った方向に斜めに移動させる様に
X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の位置を制御しつつ切削
を行うことにより、横架材の下面に隅木欠き又は谷木欠
きを加工することができる。
【0016】なお、これらの横架材加工機では、前記旋
回制御手段を、前記下側カッターを、その刃幅中心線と
回転中心線との交点を旋回中心として前記Y軸周りに旋
回させる手段として構成している。
回制御手段を、前記下側カッターを、その刃幅中心線と
回転中心線との交点を旋回中心として前記Y軸周りに旋
回させる手段として構成している。
【0017】かかる構成を採用することにより、下側カ
ッターを加工開始位置に移動させる制御が容易になると
共に、下側カッターの旋回範囲を最小にすることがで
き、装置全体の小型化をも図ることができるからであ
る。なお、この横架材加工機においては、上述の上側カ
ッター及び下側カッターで横架材を加工する際に横架材
を固定するためのバイス装置として、求心動作によって
横架材の中心線を横架材を軸方向に搬送するためのコン
ベア手段の中心線に一致させるものを採用しているので
さらに、加工開始位置の制御が簡単になる。
ッターを加工開始位置に移動させる制御が容易になると
共に、下側カッターの旋回範囲を最小にすることがで
き、装置全体の小型化をも図ることができるからであ
る。なお、この横架材加工機においては、上述の上側カ
ッター及び下側カッターで横架材を加工する際に横架材
を固定するためのバイス装置として、求心動作によって
横架材の中心線を横架材を軸方向に搬送するためのコン
ベア手段の中心線に一致させるものを採用しているので
さらに、加工開始位置の制御が簡単になる。
【0018】また、請求項3に記載した様に、これらの
横架材加工機において、前記旋回制御手段を、前記下側
カッターを、その刃幅中心線がZ軸と平行となる角度を
含み、少なくとも270度の範囲内を45度単位で旋回
させ得る手段として構成するとよい。
横架材加工機において、前記旋回制御手段を、前記下側
カッターを、その刃幅中心線がZ軸と平行となる角度を
含み、少なくとも270度の範囲内を45度単位で旋回
させ得る手段として構成するとよい。
【0019】ここで、Z軸と平行となる角度を含み45
度単位で旋回させるのは、間柱欠き及び垂木欠きは、軒
桁等の横架材に対してその長手方向に直交する方向(機
械におけるZ軸方向)に形成されると共に、隅木欠き及
び谷木欠きは、通常、Z軸に対して+45度又は−45
度傾いた方向に形成されるからである。また、少なくと
も270度旋回可能にするのは、下側カッターを装着す
る軸受部を、隅木欠き及び谷木欠きの幅方向において、
欠き深さの小さい側に位置せしめることによって、軸受
部と横架材との干渉を避けつつ隅木欠きや谷木欠きを形
成するためである。加えて、この様に干渉を避けること
により、下側カッターとして直径の小さいものを用いて
も十分に深い隅木欠きや谷木欠きを形成することを可能
ならしめ、装置の小型化を一層高めることができるから
である。
度単位で旋回させるのは、間柱欠き及び垂木欠きは、軒
桁等の横架材に対してその長手方向に直交する方向(機
械におけるZ軸方向)に形成されると共に、隅木欠き及
び谷木欠きは、通常、Z軸に対して+45度又は−45
度傾いた方向に形成されるからである。また、少なくと
も270度旋回可能にするのは、下側カッターを装着す
る軸受部を、隅木欠き及び谷木欠きの幅方向において、
欠き深さの小さい側に位置せしめることによって、軸受
部と横架材との干渉を避けつつ隅木欠きや谷木欠きを形
成するためである。加えて、この様に干渉を避けること
により、下側カッターとして直径の小さいものを用いて
も十分に深い隅木欠きや谷木欠きを形成することを可能
ならしめ、装置の小型化を一層高めることができるから
である。
【0020】さらに、請求項4に記載した様に、これら
の横架材加工機において、前記下側カッターによる加工
位置への横架材の搬入側及び搬出側に配置されるローラ
付きのバイス装置と、該各バイス装置に対して、前記加
工位置に向かって伸びる上昇位置と、下方へ倒れた退避
位置との間を移動可能な可倒式の補助ローラを備えさせ
る様にするとよい。
の横架材加工機において、前記下側カッターによる加工
位置への横架材の搬入側及び搬出側に配置されるローラ
付きのバイス装置と、該各バイス装置に対して、前記加
工位置に向かって伸びる上昇位置と、下方へ倒れた退避
位置との間を移動可能な可倒式の補助ローラを備えさせ
る様にするとよい。
【0021】この可倒式の補助ローラは、下側カッター
を旋回させたとき、軸受部側を下方へ倒し、軸受部と反
対側を上昇位置にして用いる。これにより、横架材を隅
木欠きや谷木欠きを形成する部位に可能な限り近い位置
で下から支持しつつ、補助ローラと軸受部との干渉を避
けることができる。また、かかる補助ローラを設けるこ
とにより、全長の短い横架材がこの下側カッターによる
加工位置を通過する際に、補助ローラによって前後を支
持させることができるので、小梁等の様な短い横架材の
搬送に支障を来さない様にすることもできるからであ
る。
を旋回させたとき、軸受部側を下方へ倒し、軸受部と反
対側を上昇位置にして用いる。これにより、横架材を隅
木欠きや谷木欠きを形成する部位に可能な限り近い位置
で下から支持しつつ、補助ローラと軸受部との干渉を避
けることができる。また、かかる補助ローラを設けるこ
とにより、全長の短い横架材がこの下側カッターによる
加工位置を通過する際に、補助ローラによって前後を支
持させることができるので、小梁等の様な短い横架材の
搬送に支障を来さない様にすることもできるからであ
る。
【0022】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の横架材プレカット設備は、上述のいずれかの横
架材加工機を備えると共に、該横架材加工機によって加
工された横架材を次工程の横架材加工機へ横移送するた
めのチェーンスラッシャとを備える横架材プレカット設
備において、前記次工程の横架材加工機へ横架材を横移
送するためのチェーンスラッシャを、前工程の横架材加
工機によって加工される隅木欠き又は谷木欠きがはまり
込まない様に、複数条のチェーンを一組とするか又は広
幅のチェーンを用いる様にしたことを特徴とする。
本発明の横架材プレカット設備は、上述のいずれかの横
架材加工機を備えると共に、該横架材加工機によって加
工された横架材を次工程の横架材加工機へ横移送するた
めのチェーンスラッシャとを備える横架材プレカット設
備において、前記次工程の横架材加工機へ横架材を横移
送するためのチェーンスラッシャを、前工程の横架材加
工機によって加工される隅木欠き又は谷木欠きがはまり
込まない様に、複数条のチェーンを一組とするか又は広
幅のチェーンを用いる様にしたことを特徴とする。
【0023】この横架材プレカット設備によれば、本発
明の横架材加工機によって隅木欠きや谷木欠きを形成さ
れた横架材を次工程へ横移送する際に、チェーンスラッ
シャのチェーンに隅木欠きや谷木欠きの部分がはまり込
んでしまうことがなく、その搬送に支障を来さなくする
ことができ、プレカット設備全体における不具合を防止
することができる。
明の横架材加工機によって隅木欠きや谷木欠きを形成さ
れた横架材を次工程へ横移送する際に、チェーンスラッ
シャのチェーンに隅木欠きや谷木欠きの部分がはまり込
んでしまうことがなく、その搬送に支障を来さなくする
ことができ、プレカット設備全体における不具合を防止
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図1は、実施の形態
としての横架材プレカット設備10を構成する各種加工
機100,200,300等の配置を示す模式的平面図
である。まず最初に、この図1に従って、横架材プレカ
ット設備10の全体配置等について説明する。
いて、図面を参照しつつ説明する。図1は、実施の形態
としての横架材プレカット設備10を構成する各種加工
機100,200,300等の配置を示す模式的平面図
である。まず最初に、この図1に従って、横架材プレカ
ット設備10の全体配置等について説明する。
【0025】本実施の形態としての横架材プレカット設
備10は、各種加工機として、横架材の先端及び後端の
端切り及び上下面加工を行うための横架材切断・上下面
加工機100と、横架材の側面加工を行うための横架材
側面加工機200と、横架材の木口に対して継手・仕口
の加工を行うための横架材木口加工機300とを備えて
いる。また、木材を横移動させるチェーンスラッシャ2
1〜25と、木材を軸方向移動させるローラコンベア3
1〜42とを備え、CAD/CAMデータに基づいて各
加工機100,200,300の駆動制御及び木材の搬
入・搬出を自動的に実行しつつ横架材のプレカット加工
を実行する様に構成されている。なお、各加工機10
0,200,300の近傍に設けられた短いローラコン
ベア32,35,38は、いずれも下方へ倒すことがで
きる様になっており、各加工機100,200,300
の近傍に、必要に応じて作業者の移動通路を確保可能な
構成とされている。
備10は、各種加工機として、横架材の先端及び後端の
端切り及び上下面加工を行うための横架材切断・上下面
加工機100と、横架材の側面加工を行うための横架材
側面加工機200と、横架材の木口に対して継手・仕口
の加工を行うための横架材木口加工機300とを備えて
いる。また、木材を横移動させるチェーンスラッシャ2
1〜25と、木材を軸方向移動させるローラコンベア3
1〜42とを備え、CAD/CAMデータに基づいて各
加工機100,200,300の駆動制御及び木材の搬
入・搬出を自動的に実行しつつ横架材のプレカット加工
を実行する様に構成されている。なお、各加工機10
0,200,300の近傍に設けられた短いローラコン
ベア32,35,38は、いずれも下方へ倒すことがで
きる様になっており、各加工機100,200,300
の近傍に、必要に応じて作業者の移動通路を確保可能な
構成とされている。
【0026】ここで、ローラコンベア39,40とロー
ラコンベア41,42との間には、木材を横移動させる
ための多数の桟43が配置されている。この桟43の上
面と各ローラコンベア39〜42の各ローラ及び桟43
側の側面枠の上面とはほぼ同一高さとされている。これ
は、ローラコンベア39,40からローラコンベア4
1,42へと木材を持ち上げることなく、桟43の上面
を滑らせてスムーズに横移動させるためである。
ラコンベア41,42との間には、木材を横移動させる
ための多数の桟43が配置されている。この桟43の上
面と各ローラコンベア39〜42の各ローラ及び桟43
側の側面枠の上面とはほぼ同一高さとされている。これ
は、ローラコンベア39,40からローラコンベア4
1,42へと木材を持ち上げることなく、桟43の上面
を滑らせてスムーズに横移動させるためである。
【0027】また、ローラコンベア41とチェーンスラ
ッシャ24との間には、通常時はローラコンベア41の
ローラ上面より下方に沈んだ状態にあり、横架材木口加
工機300による加工の終了後に上昇してローラコンベ
ア41上の木材を持ち上げ、それ自身の傾斜を利用して
チェーンスラッシャ24へと木材を受け渡すための傾斜
式ローラ移送装置44が備えられている。これに対応し
て、チェーンスラッシャ24は、その横に配置されるチ
ェーンスラッシャ25よりも下側に木材を取り込む配置
となっている。なお、最終段のチェーンスラッシャ2
4,25は、工場配置等によっては、ホイールコンベア
とする場合もある。
ッシャ24との間には、通常時はローラコンベア41の
ローラ上面より下方に沈んだ状態にあり、横架材木口加
工機300による加工の終了後に上昇してローラコンベ
ア41上の木材を持ち上げ、それ自身の傾斜を利用して
チェーンスラッシャ24へと木材を受け渡すための傾斜
式ローラ移送装置44が備えられている。これに対応し
て、チェーンスラッシャ24は、その横に配置されるチ
ェーンスラッシャ25よりも下側に木材を取り込む配置
となっている。なお、最終段のチェーンスラッシャ2
4,25は、工場配置等によっては、ホイールコンベア
とする場合もある。
【0028】加えて、ローラコンベア42とチェーンス
ラッシャ25との間には、それ自身が回転することによ
って、ローラコンベア42上の木材をすくい上げ、上下
を反転させた状態でチェーンスラッシャ25へと受け渡
す上下反転受け渡し装置45が備えられている。
ラッシャ25との間には、それ自身が回転することによ
って、ローラコンベア42上の木材をすくい上げ、上下
を反転させた状態でチェーンスラッシャ25へと受け渡
す上下反転受け渡し装置45が備えられている。
【0029】また、最初に木材を投入する位置に配置さ
れているチェーンスラッシャ21は、移送方向の途中で
部分的に重複して配置される2組の搬送用チェーン群2
1a,21bによって構成されている。同じく、チェー
ンスラッシャ22,23も、2組の搬送用チェーン群2
2a,22b,23a,23bによって構成されてい
る。これは、横移送開始側の搬送用チェーン群21a,
22a,23aによる木材の横移送速度を、横移送終了
側の搬送用チェーン群21b,22b,23bによる木
材の横移送速度よりも遅くすることにより、ローラコン
ベア31,34,37の側面枠にそれぞれ配置されてい
るストッパ51,52,53に対して、多数の木材が重
なって押し付けられない様にするためである。これによ
り、チェーンスラッシャ21,22,23からローラコ
ンベア31,34,37へと木材を載せ代えるために設
けられている木材載せ代え装置61,62,63による
木材の載せ代え動作をスムーズに実行させることができ
る。
れているチェーンスラッシャ21は、移送方向の途中で
部分的に重複して配置される2組の搬送用チェーン群2
1a,21bによって構成されている。同じく、チェー
ンスラッシャ22,23も、2組の搬送用チェーン群2
2a,22b,23a,23bによって構成されてい
る。これは、横移送開始側の搬送用チェーン群21a,
22a,23aによる木材の横移送速度を、横移送終了
側の搬送用チェーン群21b,22b,23bによる木
材の横移送速度よりも遅くすることにより、ローラコン
ベア31,34,37の側面枠にそれぞれ配置されてい
るストッパ51,52,53に対して、多数の木材が重
なって押し付けられない様にするためである。これによ
り、チェーンスラッシャ21,22,23からローラコ
ンベア31,34,37へと木材を載せ代えるために設
けられている木材載せ代え装置61,62,63による
木材の載せ代え動作をスムーズに実行させることができ
る。
【0030】なお、各木材載せ代え装置61〜63は、
チェーンスラッシャ21〜23の上面より所定量沈んだ
位置からストッパ51〜53の上面を乗り越える高さま
で伸縮可能なエアシリンダと、このエアシリンダを横方
向に伸びるガイド61a,62a,63aに沿って移動
させる横移動機構とによって構成されている。また、こ
の横移動機構の駆動には、モータの回転を往復運動に変
換するクランク機構を使用し、載せ代え開始から載せ代
え完了までの横移動速度の変化が、最初は徐々に加速
し、途中で最高速度に達した後で徐々に減速させ、移動
開始時及び停止時の加速度による木材の横倒れを防止す
る工夫がなされている。
チェーンスラッシャ21〜23の上面より所定量沈んだ
位置からストッパ51〜53の上面を乗り越える高さま
で伸縮可能なエアシリンダと、このエアシリンダを横方
向に伸びるガイド61a,62a,63aに沿って移動
させる横移動機構とによって構成されている。また、こ
の横移動機構の駆動には、モータの回転を往復運動に変
換するクランク機構を使用し、載せ代え開始から載せ代
え完了までの横移動速度の変化が、最初は徐々に加速
し、途中で最高速度に達した後で徐々に減速させ、移動
開始時及び停止時の加速度による木材の横倒れを防止す
る工夫がなされている。
【0031】さらに、ローラコンベア33,36,3
9,40には、コンベア上の木材を下流のチェーンスラ
ッシャ22,23やローラコンベア41,42へと押し
出すためのプッシャプレート71〜73が備えられてい
る。これらのプッシャプレート71〜73は、各1対の
エアシリンダ74〜76によって駆動される様に構成さ
れている。なお、各ローラコンベア33,36,39,
40のプッシャプレート71〜73と反対側の側面枠
は、プッシャプレート71〜73による木材の押し出し
を妨げない様に、ローラ上面と同一高さ又は若干低めに
構成されている。
9,40には、コンベア上の木材を下流のチェーンスラ
ッシャ22,23やローラコンベア41,42へと押し
出すためのプッシャプレート71〜73が備えられてい
る。これらのプッシャプレート71〜73は、各1対の
エアシリンダ74〜76によって駆動される様に構成さ
れている。なお、各ローラコンベア33,36,39,
40のプッシャプレート71〜73と反対側の側面枠
は、プッシャプレート71〜73による木材の押し出し
を妨げない様に、ローラ上面と同一高さ又は若干低めに
構成されている。
【0032】横架材切断・上下面加工機100は、その
主要な構成として、木材をクランプするためのNo.1
〜No.5バイス111〜115と、木材の端切りを行
うための切断ユニット130と、木材の上下面に対して
ほぞ穴やボルト穴を加工するための上下一対の角のみユ
ニット150と、横架材の上下面に対して間柱欠き、垂
木欠き、隅木欠き及び谷木欠きを加工するための上下一
対のカッターユニット170とを備えている。
主要な構成として、木材をクランプするためのNo.1
〜No.5バイス111〜115と、木材の端切りを行
うための切断ユニット130と、木材の上下面に対して
ほぞ穴やボルト穴を加工するための上下一対の角のみユ
ニット150と、横架材の上下面に対して間柱欠き、垂
木欠き、隅木欠き及び谷木欠きを加工するための上下一
対のカッターユニット170とを備えている。
【0033】また、この横架材切断・上下面加工機10
0における上下面加工位置を規定するための位置決めユ
ニット400が、ローラコンベア33の側方に配置され
るガイドレール401に沿って移動可能に配置されてい
る。なお、符号116,117で示されているのは、切
断ユニット110に対して搬入される木材の先端を検出
してローラコンベア31,32を停止させるための先端
検出用の光センサユニットである。
0における上下面加工位置を規定するための位置決めユ
ニット400が、ローラコンベア33の側方に配置され
るガイドレール401に沿って移動可能に配置されてい
る。なお、符号116,117で示されているのは、切
断ユニット110に対して搬入される木材の先端を検出
してローラコンベア31,32を停止させるための先端
検出用の光センサユニットである。
【0034】横架材側面加工機200は、その主要な構
成として、その前後に配置される短いローラコンベア2
11,212と、木材をクランプするためのNo.1,
No.2バイス221,222と、これらバイス22
1,222の間の位置において、対面する様に配置され
る一対の側面加工ユニット231,232とを備えてい
る。各側面加工ユニット231,232には、上下方向
に複数の側面加工用工具が装着される様になっている。
この横架材側面加工機200は、例えば、特公平1−1
55964号公報等に記載されている側面加工ユニット
を独立の加工機械として構成したもので、横架材の側面
に対して、大入れ蟻掛け、根太彫り、ボルト穴等の各種
加工を行うものである。
成として、その前後に配置される短いローラコンベア2
11,212と、木材をクランプするためのNo.1,
No.2バイス221,222と、これらバイス22
1,222の間の位置において、対面する様に配置され
る一対の側面加工ユニット231,232とを備えてい
る。各側面加工ユニット231,232には、上下方向
に複数の側面加工用工具が装着される様になっている。
この横架材側面加工機200は、例えば、特公平1−1
55964号公報等に記載されている側面加工ユニット
を独立の加工機械として構成したもので、横架材の側面
に対して、大入れ蟻掛け、根太彫り、ボルト穴等の各種
加工を行うものである。
【0035】また、この横架材側面加工機200におけ
る側面加工位置を規定するための位置決めユニット50
0が、ローラコンベア36の側方に配置されるガイドレ
ール501に沿って移動可能に配置されている。この位
置決めユニット500は、横架材切断・上下面加工機1
00における加工位置を規定するための位置決めユニッ
ト400と同一のものである。
る側面加工位置を規定するための位置決めユニット50
0が、ローラコンベア36の側方に配置されるガイドレ
ール501に沿って移動可能に配置されている。この位
置決めユニット500は、横架材切断・上下面加工機1
00における加工位置を規定するための位置決めユニッ
ト400と同一のものである。
【0036】横架材木口加工機300は、その主要な構
成として、上流のローラコンベア37,38側に配置さ
れる第1の固定コンベア311と、この第1の固定コン
ベア311の延長上において、反対側のローラコンベア
39,40の直前に配置される第2の固定コンベア31
2と、この第2の固定コンベア312と同じ側におい
て、ローラコンベア41,42の延長線上に配置される
第3の固定コンベア313と、第1,第2の固定コンベ
ア311,312の間を連絡する連絡位置と図中一点鎖
線で示した前方の退避位置との間をZ軸方向へ移動可能
に配置される中間コンベア314と、各種加工工具を9
0度ずつずらして放射状に配置したターレットモータベ
ース321及びこのターレットモータベース321の前
方に取り付けられたボルト穴加工工具322を備える木
口加工ユニット320と、第1の固定コンベア311の
近傍に出没自在に配置され、ローラコンベア37,3
8,311上を搬送されて来る木材の先端位置を規定す
るためのNo.1ストッパ331と、このNo.1スト
ッパ331によって先端位置を規定された木材をクラン
プするNo.1バイス341と、第3の固定コンベア3
13の近傍に出没自在に配置され、ローラコンベア4
1,42,313上を搬送されて来る木材の先端位置を
規定するためのNo.2ストッパ332と、このNo.
2ストッパ332によって先端位置を規定された木材を
クランプするNo.2バイス342と、第2の固定コン
ベア312に併設されている印字装置351とを備えて
いる。
成として、上流のローラコンベア37,38側に配置さ
れる第1の固定コンベア311と、この第1の固定コン
ベア311の延長上において、反対側のローラコンベア
39,40の直前に配置される第2の固定コンベア31
2と、この第2の固定コンベア312と同じ側におい
て、ローラコンベア41,42の延長線上に配置される
第3の固定コンベア313と、第1,第2の固定コンベ
ア311,312の間を連絡する連絡位置と図中一点鎖
線で示した前方の退避位置との間をZ軸方向へ移動可能
に配置される中間コンベア314と、各種加工工具を9
0度ずつずらして放射状に配置したターレットモータベ
ース321及びこのターレットモータベース321の前
方に取り付けられたボルト穴加工工具322を備える木
口加工ユニット320と、第1の固定コンベア311の
近傍に出没自在に配置され、ローラコンベア37,3
8,311上を搬送されて来る木材の先端位置を規定す
るためのNo.1ストッパ331と、このNo.1スト
ッパ331によって先端位置を規定された木材をクラン
プするNo.1バイス341と、第3の固定コンベア3
13の近傍に出没自在に配置され、ローラコンベア4
1,42,313上を搬送されて来る木材の先端位置を
規定するためのNo.2ストッパ332と、このNo.
2ストッパ332によって先端位置を規定された木材を
クランプするNo.2バイス342と、第2の固定コン
ベア312に併設されている印字装置351とを備えて
いる。
【0037】この横架材木口加工機300は、木口加工
ユニット320を図示のX方向及びZ方向に移動させる
と共にターレットモータベース321をY方向(上下方
向)に移動させつつ、No.1バイス341でクランプ
された木材の木口及びNo.2バイス342でクランプ
された木材の木口に対して必要な加工を行うものであ
る。この加工に当たっては、ターレットモータベース3
21を90度刻みで回転させることによって、そこに装
着された各種工具の中から必要なものを選択して継手・
仕口の加工を行うと共に、そのままで、木口加工ユニッ
ト320をZ方向に移動させると共にボルト穴加工工具
322を加工位置に向かせて胴差しボルト穴等の加工を
も行うことができる様に構成されている。
ユニット320を図示のX方向及びZ方向に移動させる
と共にターレットモータベース321をY方向(上下方
向)に移動させつつ、No.1バイス341でクランプ
された木材の木口及びNo.2バイス342でクランプ
された木材の木口に対して必要な加工を行うものであ
る。この加工に当たっては、ターレットモータベース3
21を90度刻みで回転させることによって、そこに装
着された各種工具の中から必要なものを選択して継手・
仕口の加工を行うと共に、そのままで、木口加工ユニッ
ト320をZ方向に移動させると共にボルト穴加工工具
322を加工位置に向かせて胴差しボルト穴等の加工を
も行うことができる様に構成されている。
【0038】そして、特に、No.1バイス341でク
ランプされた木材の木口を加工したら、中間コンベア3
14を図示の実線の位置に移動させると共に木口加工ユ
ニット320を図示の様に機械の後方に移動させ、一方
の木口の加工を終了した木材を下流のローラコンベア3
9,40上へと移送し、次の木材をNo.1ストッパ3
31及びNo.1バイス341で位置決めし、No.1
ストッパ331及び中間コンベア314を退避位置へ移
動させると共に、木口加工ユニット320を前進させて
次の木材の木口加工を行い、この間に、先に下流側のロ
ーラコンベア39,40上へと移送しておいた木材をプ
ッシャプレート73によってローラコンベア41,42
上へと移し代え、横架材木口加工機300側に移送して
No.2ストッパ332により先端合わせを行うと共に
No.2バイス342でクランプしておく。この結果、
2本目の木材のNo.1バイス341によるクランプ位
置での木口加工が完了したら、直ちに1本目の木材のN
o.2バイス342によるクランプ位置での木口加工へ
と移行することができ、この間に中間コンベア314を
再び連絡位置へ移動させて2本目の木材をローラコンベ
ア39,40上へと移送しておくことにより、効率良
く、木材の両端木口の加工を実行できる様にしたもので
ある。
ランプされた木材の木口を加工したら、中間コンベア3
14を図示の実線の位置に移動させると共に木口加工ユ
ニット320を図示の様に機械の後方に移動させ、一方
の木口の加工を終了した木材を下流のローラコンベア3
9,40上へと移送し、次の木材をNo.1ストッパ3
31及びNo.1バイス341で位置決めし、No.1
ストッパ331及び中間コンベア314を退避位置へ移
動させると共に、木口加工ユニット320を前進させて
次の木材の木口加工を行い、この間に、先に下流側のロ
ーラコンベア39,40上へと移送しておいた木材をプ
ッシャプレート73によってローラコンベア41,42
上へと移し代え、横架材木口加工機300側に移送して
No.2ストッパ332により先端合わせを行うと共に
No.2バイス342でクランプしておく。この結果、
2本目の木材のNo.1バイス341によるクランプ位
置での木口加工が完了したら、直ちに1本目の木材のN
o.2バイス342によるクランプ位置での木口加工へ
と移行することができ、この間に中間コンベア314を
再び連絡位置へ移動させて2本目の木材をローラコンベ
ア39,40上へと移送しておくことにより、効率良
く、木材の両端木口の加工を実行できる様にしたもので
ある。
【0039】なお、図1において、チェーンスラッシャ
22,23,25は、木材移送用のチェーンを2列で一
組とする構成を採用している。これは、隅木欠きや谷木
欠きの様な大きな切削加工部を下面に有する木材がチェ
ーンにはまり込んで横移送に不具合を来さない様にする
ためである。また、ローラコンベア31,32に比べ
て、これより下流のローラコンベア33,34等は、ロ
ーラの間隔を調整することによって、大きな隅木欠きや
谷木欠きを有する木材の移送をスムーズに行い得る様に
構成している。さらに、ローラコンベア39〜42及び
ローラコンベア313には、中央が窪んだローラを使用
している。これは、印字装置351によってインクジェ
ット方式で印字された記号等がローラ面で擦れて見え難
くならない様にするためである。
22,23,25は、木材移送用のチェーンを2列で一
組とする構成を採用している。これは、隅木欠きや谷木
欠きの様な大きな切削加工部を下面に有する木材がチェ
ーンにはまり込んで横移送に不具合を来さない様にする
ためである。また、ローラコンベア31,32に比べ
て、これより下流のローラコンベア33,34等は、ロ
ーラの間隔を調整することによって、大きな隅木欠きや
谷木欠きを有する木材の移送をスムーズに行い得る様に
構成している。さらに、ローラコンベア39〜42及び
ローラコンベア313には、中央が窪んだローラを使用
している。これは、印字装置351によってインクジェ
ット方式で印字された記号等がローラ面で擦れて見え難
くならない様にするためである。
【0040】次に、本実施の形態の横架材プレカット設
備10における特徴的な加工機である横架材切断・上下
面加工機100についてその具体的な構造をより詳しく
説明する。
備10における特徴的な加工機である横架材切断・上下
面加工機100についてその具体的な構造をより詳しく
説明する。
【0041】図2は、この横架材切断・上下面加工機1
00を上方から見た平面図を表している。既に説明した
様に、この横架材切断・上下面加工機100は、木材を
クランプするためのNo.1〜No.5バイス111〜
115を備えている。そして、各バイス111〜115
の上方には、コラム121,121,…により支持され
た油圧シリンダ122,122,…によって昇降され、
木材を上から押し付けてクランプする上面クランパ12
3,123,…がそれぞれ配置されている。No.1バ
イス111〜No.3バイス113は、図3,図4に示
す様に、本体ベース101上に立設されたコラム102
の上面にローラ124と共に設置されており、油圧ユニ
ット125によって同じ量だけ接近・離間動作され、ロ
ーラ124上の木材Wを求心させつつクランプし得る機
構となっている。なお、ローラ124は、インバータ制
御のギヤモータM1によって速度制御されつつ回転駆動
される構成となっている。
00を上方から見た平面図を表している。既に説明した
様に、この横架材切断・上下面加工機100は、木材を
クランプするためのNo.1〜No.5バイス111〜
115を備えている。そして、各バイス111〜115
の上方には、コラム121,121,…により支持され
た油圧シリンダ122,122,…によって昇降され、
木材を上から押し付けてクランプする上面クランパ12
3,123,…がそれぞれ配置されている。No.1バ
イス111〜No.3バイス113は、図3,図4に示
す様に、本体ベース101上に立設されたコラム102
の上面にローラ124と共に設置されており、油圧ユニ
ット125によって同じ量だけ接近・離間動作され、ロ
ーラ124上の木材Wを求心させつつクランプし得る機
構となっている。なお、ローラ124は、インバータ制
御のギヤモータM1によって速度制御されつつ回転駆動
される構成となっている。
【0042】また、切断ユニット130は、図2及び図
3に示す様に、ベース101上に立設されたコラム13
1と、このコラム131に対して回動可能に取り付けら
れ、先端に丸鋸132を装着されるアーム133と、こ
のアーム133を退避位置と切断位置との間で回動させ
る油圧シリンダ134と、アーム133内に収納された
ベルトドライブ機構を介して丸鋸132を回転駆動する
主軸モータ135と、丸鋸カバー136とを備えてい
る。なお、この切断ユニット130によって木材Wの前
端側の端切りを行う際には、先に述べた光センサユニッ
ト116,117において、木材Wにより検出光が遮ら
れることによって、その先端が端切り位置に到達してい
ることを検出し、ローラコンベア31,32等の駆動を
停止し、No.1バイス111及び上面クランパ123
によって木材Wを固定した上で、切断ユニット130を
駆動し、丸鋸132によって前端の端切りを実行する。
3に示す様に、ベース101上に立設されたコラム13
1と、このコラム131に対して回動可能に取り付けら
れ、先端に丸鋸132を装着されるアーム133と、こ
のアーム133を退避位置と切断位置との間で回動させ
る油圧シリンダ134と、アーム133内に収納された
ベルトドライブ機構を介して丸鋸132を回転駆動する
主軸モータ135と、丸鋸カバー136とを備えてい
る。なお、この切断ユニット130によって木材Wの前
端側の端切りを行う際には、先に述べた光センサユニッ
ト116,117において、木材Wにより検出光が遮ら
れることによって、その先端が端切り位置に到達してい
ることを検出し、ローラコンベア31,32等の駆動を
停止し、No.1バイス111及び上面クランパ123
によって木材Wを固定した上で、切断ユニット130を
駆動し、丸鋸132によって前端の端切りを実行する。
【0043】次に、角のみユニット150について説明
する。角のみユニット150は、図2及び図4に示す様
に、本体ベース101上に固定された固定ベース151
と、この固定ベース151の上面に設けられたX軸レー
ル152,152にガイドされてX軸方向へ移動可能な
X方向移動ベース153と、このX方向移動ベース15
3の上面に設けられたZ軸レール154,154にガイ
ドされてZ軸方向へ移動可能なコラム155と、このコ
ラム155の前面に設けられたY軸レール156,15
6にガイドされてY軸方向に移動可能な上下一対のモー
タベース157,157と、このモータベース157,
157に固定され、角のみ158,158を装着される
角のみ駆動モータ159,159と、この角のみ駆動モ
ータ159,159の前方に配置されると共にドリル1
60,160を装着されるドリル軸161,161とを
備えている。なお、ドリル軸161,161は、ハウジ
ング162,162内に収納されているベルトドライブ
機構により、角のみ駆動モータ159,159によって
回転駆動される。また、X方向移動ベース153は、そ
の右側面に固定されているサーボモータM11によって
駆動されるネジ送り機構(図示略)によってX軸レール
152,152上をX軸方向に移動される。同じくコラ
ム155は、X方向移動ベース153の後面に固定され
ているサーボモータM12によって駆動されるネジ送り
機構(図示略)によってZ軸レール154,154上を
Z軸方向に移動される。さらに、各モータベース15
7,157は、それぞれ油圧シリンダ163によってY
軸方向へ駆動される(ただし、下側のモータベース駆動
用の油圧シリンダはコラム155内に収納されていて、
図面上は現れていない。)。
する。角のみユニット150は、図2及び図4に示す様
に、本体ベース101上に固定された固定ベース151
と、この固定ベース151の上面に設けられたX軸レー
ル152,152にガイドされてX軸方向へ移動可能な
X方向移動ベース153と、このX方向移動ベース15
3の上面に設けられたZ軸レール154,154にガイ
ドされてZ軸方向へ移動可能なコラム155と、このコ
ラム155の前面に設けられたY軸レール156,15
6にガイドされてY軸方向に移動可能な上下一対のモー
タベース157,157と、このモータベース157,
157に固定され、角のみ158,158を装着される
角のみ駆動モータ159,159と、この角のみ駆動モ
ータ159,159の前方に配置されると共にドリル1
60,160を装着されるドリル軸161,161とを
備えている。なお、ドリル軸161,161は、ハウジ
ング162,162内に収納されているベルトドライブ
機構により、角のみ駆動モータ159,159によって
回転駆動される。また、X方向移動ベース153は、そ
の右側面に固定されているサーボモータM11によって
駆動されるネジ送り機構(図示略)によってX軸レール
152,152上をX軸方向に移動される。同じくコラ
ム155は、X方向移動ベース153の後面に固定され
ているサーボモータM12によって駆動されるネジ送り
機構(図示略)によってZ軸レール154,154上を
Z軸方向に移動される。さらに、各モータベース15
7,157は、それぞれ油圧シリンダ163によってY
軸方向へ駆動される(ただし、下側のモータベース駆動
用の油圧シリンダはコラム155内に収納されていて、
図面上は現れていない。)。
【0044】次に、カッターユニット170について説
明する。カッターユニット170は、図2及び図5〜図
8に示す様に、本体ベース101の上面に設けられた第
1のX軸レール171,171にガイドされてX軸方向
へ移動可能なメインベース172と、このメインベース
172の上面に設けられた第2のX軸レール173,1
73にガイドされて同じくX軸方向へ移動可能なコラム
174と、このコラム174の右側面に設けられたY軸
レール175,175,…に沿ってY軸方向へ移動可能
な上側カッターベース176及び下側カッターベース1
77と、上側カッターベース176に固定された上側ア
ーム178と、この上側アーム178の下面にZ軸方向
移動可能に吊り下げられた上側カッターモータ179
と、この上側カッターモータ179に装着される上側カ
ッター180と、下側カッターベース177に対してZ
軸レール181,181を介してZ軸方向移動可能に取
り付けられた下側アーム182と、この下側アーム18
2の前端に設けられるブラケット183を介してY軸周
りに旋回可能に取り付けられた下側カッター支持部材1
84と、この下側カッター支持部材184に固定された
下側カッターモータ185と、この下側カッター支持部
材184の上端に設けられる軸受部186と、この軸受
部186に装着され、下側カッターモータ185によっ
て回転駆動される下側カッター187とを備えている。
明する。カッターユニット170は、図2及び図5〜図
8に示す様に、本体ベース101の上面に設けられた第
1のX軸レール171,171にガイドされてX軸方向
へ移動可能なメインベース172と、このメインベース
172の上面に設けられた第2のX軸レール173,1
73にガイドされて同じくX軸方向へ移動可能なコラム
174と、このコラム174の右側面に設けられたY軸
レール175,175,…に沿ってY軸方向へ移動可能
な上側カッターベース176及び下側カッターベース1
77と、上側カッターベース176に固定された上側ア
ーム178と、この上側アーム178の下面にZ軸方向
移動可能に吊り下げられた上側カッターモータ179
と、この上側カッターモータ179に装着される上側カ
ッター180と、下側カッターベース177に対してZ
軸レール181,181を介してZ軸方向移動可能に取
り付けられた下側アーム182と、この下側アーム18
2の前端に設けられるブラケット183を介してY軸周
りに旋回可能に取り付けられた下側カッター支持部材1
84と、この下側カッター支持部材184に固定された
下側カッターモータ185と、この下側カッター支持部
材184の上端に設けられる軸受部186と、この軸受
部186に装着され、下側カッターモータ185によっ
て回転駆動される下側カッター187とを備えている。
【0045】また、下側アーム182の下方には、3個
の旋回用エアシリンダ191〜193が同軸上に直列に
配置されている。これら3個の旋回用エアシリンダ19
1〜193から伸びるシリンダロッド194には、ラッ
クバー195が固定されている。そして、このラックバ
ー195は、下側モータ支持部材184を旋回自在に支
持するギヤボックス196内に、ラックカバー197に
よってガイドされた状態で挿入されている。そして、こ
のギヤボックス196内において、下側モータ支持部材
184の旋回軸に固定されたピニオンギヤ198に噛み
合っている。
の旋回用エアシリンダ191〜193が同軸上に直列に
配置されている。これら3個の旋回用エアシリンダ19
1〜193から伸びるシリンダロッド194には、ラッ
クバー195が固定されている。そして、このラックバ
ー195は、下側モータ支持部材184を旋回自在に支
持するギヤボックス196内に、ラックカバー197に
よってガイドされた状態で挿入されている。そして、こ
のギヤボックス196内において、下側モータ支持部材
184の旋回軸に固定されたピニオンギヤ198に噛み
合っている。
【0046】また、図2、図6及び図8に示す様に、本
体ベース101には、メインベース172をX軸方向へ
移動させるためのサーボモータM21が設けられてい
る。このサーボモータM21は、図5、図6及び図8に
示す様に、ネジ送り機構103を介して、メインベース
172を第1のX軸レール171,171でガイドしつ
つX軸方向へ移動させるためのものである。なお、メイ
ンベース172をX軸方向へ移動させるのは、カッター
ユニット170と角のみユニット150との間隔を、住
宅設計上のモジュールピッチに合わせて変更するためで
ある。従って、このサーボモータM21によるメインベ
ース172のX軸方向の移動は、1軒分の横架材のプレ
カット加工を開始する前に実施される。そして、通常
は、1軒分の横架材のプレカット加工が終了するまで
は、メインベース172がそのままの位置に保持され
る。
体ベース101には、メインベース172をX軸方向へ
移動させるためのサーボモータM21が設けられてい
る。このサーボモータM21は、図5、図6及び図8に
示す様に、ネジ送り機構103を介して、メインベース
172を第1のX軸レール171,171でガイドしつ
つX軸方向へ移動させるためのものである。なお、メイ
ンベース172をX軸方向へ移動させるのは、カッター
ユニット170と角のみユニット150との間隔を、住
宅設計上のモジュールピッチに合わせて変更するためで
ある。従って、このサーボモータM21によるメインベ
ース172のX軸方向の移動は、1軒分の横架材のプレ
カット加工を開始する前に実施される。そして、通常
は、1軒分の横架材のプレカット加工が終了するまで
は、メインベース172がそのままの位置に保持され
る。
【0047】さらに、図2、図6及び図8に示す様に、
メインベース172の左側面には、コラム174をX軸
方向へ移動させるためのサーボモータM22が設けられ
ている。このサーボモータM22は、図5、図6及び図
8に示す様に、ネジ送り機構104を介して、コラム1
74を第2のX軸レール173,173でガイドしつつ
X軸方向へ移動させるためのものである。このサーボモ
ータM22により、上側カッター180及び下側カッタ
ー187のX軸方向の位置制御が行われる。
メインベース172の左側面には、コラム174をX軸
方向へ移動させるためのサーボモータM22が設けられ
ている。このサーボモータM22は、図5、図6及び図
8に示す様に、ネジ送り機構104を介して、コラム1
74を第2のX軸レール173,173でガイドしつつ
X軸方向へ移動させるためのものである。このサーボモ
ータM22により、上側カッター180及び下側カッタ
ー187のX軸方向の位置制御が行われる。
【0048】また、図2、図5及び図8に示す様に、コ
ラム174の上面には、下側カッターベース177をY
軸方向に移動させるためのサーボモータM23が設けら
れている。このサーボモータM23は、図6及び図8に
示す様に、ネジ送り機構105を介して、下側カッター
ベース177をY軸レール175,175でガイドしつ
つY軸方向へ移動させるためのものである。このサーボ
モータM23により、下側カッター187のY軸方向の
位置制御が行われる。
ラム174の上面には、下側カッターベース177をY
軸方向に移動させるためのサーボモータM23が設けら
れている。このサーボモータM23は、図6及び図8に
示す様に、ネジ送り機構105を介して、下側カッター
ベース177をY軸レール175,175でガイドしつ
つY軸方向へ移動させるためのものである。このサーボ
モータM23により、下側カッター187のY軸方向の
位置制御が行われる。
【0049】さらに、図2及び図6に示す様に、下側カ
ッターベース177の後面には、下側カッターベース1
77をZ軸方向に移動させるためのサーボモータM24
が設けられている。このサーボモータM24は、図6及
び図8に示す様に、ネジ送り機構106を介して、下側
アーム182をZ軸レール181,181でガイドしつ
つZ軸方向へ移動させるためのものである。このサーボ
モータM24により、下側カッター187のZ軸方向の
位置制御が行われる。
ッターベース177の後面には、下側カッターベース1
77をZ軸方向に移動させるためのサーボモータM24
が設けられている。このサーボモータM24は、図6及
び図8に示す様に、ネジ送り機構106を介して、下側
アーム182をZ軸レール181,181でガイドしつ
つZ軸方向へ移動させるためのものである。このサーボ
モータM24により、下側カッター187のZ軸方向の
位置制御が行われる。
【0050】一方、上側カッターベース176のY軸方
向の移動は、図2及び図5に示す様に、コラム174の
上面に設けられた油圧シリンダCL21によって行われ
る構成とされている。また、上側カッターベース176
のZ軸方向の移動は、図2及び図5に示す様に、上側ア
ーム178の後面に設けられた油圧シリンダCL22に
よって行われる構成とされている。なお、上側カッター
ベース176のX軸方向の移動は、既に説明した様に、
サーボモータM22及びネジ送り機構104によるコラ
ム174のX軸方向移動によって制御されている。この
結果、上側カッター180は、X軸方向にはサーボモー
タM22により位置制御され、Z軸方向には油圧シリン
ダCL22により位置制御され、Y軸方向には油圧シリ
ンダCL21により位置制御されることになる。
向の移動は、図2及び図5に示す様に、コラム174の
上面に設けられた油圧シリンダCL21によって行われ
る構成とされている。また、上側カッターベース176
のZ軸方向の移動は、図2及び図5に示す様に、上側ア
ーム178の後面に設けられた油圧シリンダCL22に
よって行われる構成とされている。なお、上側カッター
ベース176のX軸方向の移動は、既に説明した様に、
サーボモータM22及びネジ送り機構104によるコラ
ム174のX軸方向移動によって制御されている。この
結果、上側カッター180は、X軸方向にはサーボモー
タM22により位置制御され、Z軸方向には油圧シリン
ダCL22により位置制御され、Y軸方向には油圧シリ
ンダCL21により位置制御されることになる。
【0051】ここで、No.4バイス114及びNo.
5バイス115は、図2、図5及び図6に示す様に、カ
ッターユニット170のメインベース172と一体に構
成されている。そして、図2、図6及び図7に示す様
に、必要に応じて下方へ倒すことのできる可倒式の補助
ローラ126,126を備えている。この補助ローラ1
26,126は、図7に示す様に、各バイス114,1
15を設置したコラム127,127に取り付けられた
エアシリンダ128,128によって倒したり起こした
りされる。また、これらNo.4バイス114及びN
o.5バイス115も、No.1〜No.3バイス11
1〜113と同様に、駆動ローラ124を備えると共
に、油圧ユニット125によって同じ量だけ接近・離間
動作され、ローラ124上の木材Wを求心させつつクラ
ンプし得る機構となっている。加えて、ローラ124
は、ギヤモータM1によって速度制御されつつ回転駆動
される構成となっている。
5バイス115は、図2、図5及び図6に示す様に、カ
ッターユニット170のメインベース172と一体に構
成されている。そして、図2、図6及び図7に示す様
に、必要に応じて下方へ倒すことのできる可倒式の補助
ローラ126,126を備えている。この補助ローラ1
26,126は、図7に示す様に、各バイス114,1
15を設置したコラム127,127に取り付けられた
エアシリンダ128,128によって倒したり起こした
りされる。また、これらNo.4バイス114及びN
o.5バイス115も、No.1〜No.3バイス11
1〜113と同様に、駆動ローラ124を備えると共
に、油圧ユニット125によって同じ量だけ接近・離間
動作され、ローラ124上の木材Wを求心させつつクラ
ンプし得る機構となっている。加えて、ローラ124
は、ギヤモータM1によって速度制御されつつ回転駆動
される構成となっている。
【0052】次に、位置決めユニット400について説
明する。位置決めユニット400をガイドするガイドレ
ール401は、図2〜図5に示す様に、ローラコンベア
33に沿って配置された支持フレーム403の上下に固
定されている。そして、この支持フレーム403には、
下向きのラック歯を有するラックバー405が、ガイド
レール401,401と平行に固定されている。そし
て、位置決めユニット400は、このラックバー405
に噛み合うピニオンギヤ407を備えると共に上下のガ
イドレール401,401によってガイドされる台車部
409と、この台車部409に対して回動可能に取り付
けられたフラット部411と、このフラット部411に
固定された位置決めロッド413とを備えている。フラ
ット部411は、台車部409に取り付けられたエアシ
リンダ415により、図3〜図5に示す様に、水平位置
と上昇位置との間で回動可能とされている。また、ピニ
オンギヤ407は、台車部409に固定されたサーボモ
ータM2によって回転駆動される様になっている。な
お、位置決めロッド413の先端には反射型の光センサ
が装着されており、木材Wが近傍まで来たことを検知し
てローラコンベア31等の移送速度を減速させるための
制御を可能にしている。この反射型光センサとしては、
本実施の形態では、位置決めロッド413の先端に木材
Wがほぼ当接した位置に存在するときにオンになるもの
と、位置決めロッド413の先端近くではあるが当接は
していない所定距離の位置に木材Wが存在するときにオ
ンするものの2種類を備えている。
明する。位置決めユニット400をガイドするガイドレ
ール401は、図2〜図5に示す様に、ローラコンベア
33に沿って配置された支持フレーム403の上下に固
定されている。そして、この支持フレーム403には、
下向きのラック歯を有するラックバー405が、ガイド
レール401,401と平行に固定されている。そし
て、位置決めユニット400は、このラックバー405
に噛み合うピニオンギヤ407を備えると共に上下のガ
イドレール401,401によってガイドされる台車部
409と、この台車部409に対して回動可能に取り付
けられたフラット部411と、このフラット部411に
固定された位置決めロッド413とを備えている。フラ
ット部411は、台車部409に取り付けられたエアシ
リンダ415により、図3〜図5に示す様に、水平位置
と上昇位置との間で回動可能とされている。また、ピニ
オンギヤ407は、台車部409に固定されたサーボモ
ータM2によって回転駆動される様になっている。な
お、位置決めロッド413の先端には反射型の光センサ
が装着されており、木材Wが近傍まで来たことを検知し
てローラコンベア31等の移送速度を減速させるための
制御を可能にしている。この反射型光センサとしては、
本実施の形態では、位置決めロッド413の先端に木材
Wがほぼ当接した位置に存在するときにオンになるもの
と、位置決めロッド413の先端近くではあるが当接は
していない所定距離の位置に木材Wが存在するときにオ
ンするものの2種類を備えている。
【0053】この位置決めユニット400は、横架材加
工データに従って、木材Wの加工部位を、角のみユニッ
ト150やカッターユニット170による加工位置に位
置決め制御する。また、この位置決めユニット400
は、切断ユニット130による後端切りのための位置決
めにも用いられるし、場合によっては先端の切断を行う
際の位置決めにも用いられる。そして、次々と加工部位
を位置決め制御して1本の木材Wに対する加工及び後端
の切断が済むと、エアシリンダ415を駆動してフラッ
トプレート411を上昇位置へ退避させると共に、次の
木材Wの加工を開始するための位置へと速やかに戻され
る。この間に、上下面加工の完了した木材Wは、ローラ
コンベア33によって搬送され、その後端が横架材切断
・上下面加工機200から搬出されたことをローラコン
ベア33の入り口部分に上向きに検出光を照射する様に
配置された反射型の光センサがオフとなることによって
検出されたら、プッシャプレート71によってチェーン
スラッシャ22上へと横移動される。この結果、位置決
めユニット400は、ローラコンベア33上から木材W
が完全に排出される前に、次の加工のための準備動作を
開始することができ、加工効率を大幅に向上させること
ができている。
工データに従って、木材Wの加工部位を、角のみユニッ
ト150やカッターユニット170による加工位置に位
置決め制御する。また、この位置決めユニット400
は、切断ユニット130による後端切りのための位置決
めにも用いられるし、場合によっては先端の切断を行う
際の位置決めにも用いられる。そして、次々と加工部位
を位置決め制御して1本の木材Wに対する加工及び後端
の切断が済むと、エアシリンダ415を駆動してフラッ
トプレート411を上昇位置へ退避させると共に、次の
木材Wの加工を開始するための位置へと速やかに戻され
る。この間に、上下面加工の完了した木材Wは、ローラ
コンベア33によって搬送され、その後端が横架材切断
・上下面加工機200から搬出されたことをローラコン
ベア33の入り口部分に上向きに検出光を照射する様に
配置された反射型の光センサがオフとなることによって
検出されたら、プッシャプレート71によってチェーン
スラッシャ22上へと横移動される。この結果、位置決
めユニット400は、ローラコンベア33上から木材W
が完全に排出される前に、次の加工のための準備動作を
開始することができ、加工効率を大幅に向上させること
ができている。
【0054】次に、本実施の形態の横架材切断・上下面
加工機100における隅木欠き加工及び谷木欠き加工の
ための下側カッター187の旋回制御について説明す
る。本実施の形態では、下側カッター187の旋回用に
設けられた各エアシリンダー191〜193は、図9の
模式図に示す様に、それぞれ、25mm、50mm、7
5mmを最大ストロークとするものを採用している。そ
して、図示の様に、全てのエアシリンダー191〜19
3を後退端(入端)へストロークさせた状態(図示
(A))、25mmストロークのエアシリンダー191
のみを前進端(出端)へストロークさせた状態(図示
(B))、50mmストロークのエアシリンダー192
のみを前進端へストロークさせた状態(図示(C))、
25mmストロークのエアシリンダ191と75mmス
トロークのエアシリンダ193を前進端へストロークさ
せた状態(図示(D))、及び全てのエアシリンダー1
91〜193を前進端へストロークさせた状態(図示
(E))のいずれかの状態に制御することにより、下側
カッター187を、45度刻みで旋回させることができ
る様に設計してある。また、下側カッター187は、そ
の刃幅の中心線と回転中心の交点を旋回中心とする様に
設計してある。
加工機100における隅木欠き加工及び谷木欠き加工の
ための下側カッター187の旋回制御について説明す
る。本実施の形態では、下側カッター187の旋回用に
設けられた各エアシリンダー191〜193は、図9の
模式図に示す様に、それぞれ、25mm、50mm、7
5mmを最大ストロークとするものを採用している。そ
して、図示の様に、全てのエアシリンダー191〜19
3を後退端(入端)へストロークさせた状態(図示
(A))、25mmストロークのエアシリンダー191
のみを前進端(出端)へストロークさせた状態(図示
(B))、50mmストロークのエアシリンダー192
のみを前進端へストロークさせた状態(図示(C))、
25mmストロークのエアシリンダ191と75mmス
トロークのエアシリンダ193を前進端へストロークさ
せた状態(図示(D))、及び全てのエアシリンダー1
91〜193を前進端へストロークさせた状態(図示
(E))のいずれかの状態に制御することにより、下側
カッター187を、45度刻みで旋回させることができ
る様に設計してある。また、下側カッター187は、そ
の刃幅の中心線と回転中心の交点を旋回中心とする様に
設計してある。
【0055】また、図9(A)、(C)〜(E)に示す
様に、No.4バイス114及びNo.5バイス115
に取り付けられている補助ローラ126,126は、下
側カッター187の旋回位置に応じて、軸受部186側
のものは下方へ倒した状態とされ、下側カッター187
側のものが上昇位置へと回動された状態に制御される。
これは、軸受け部186と補助ローラ126との干渉を
避けつつ、可能な限り加工位置の近くで木材Wを補助ロ
ーラ126によって支えて精度のよい加工を行うためで
ある。
様に、No.4バイス114及びNo.5バイス115
に取り付けられている補助ローラ126,126は、下
側カッター187の旋回位置に応じて、軸受部186側
のものは下方へ倒した状態とされ、下側カッター187
側のものが上昇位置へと回動された状態に制御される。
これは、軸受け部186と補助ローラ126との干渉を
避けつつ、可能な限り加工位置の近くで木材Wを補助ロ
ーラ126によって支えて精度のよい加工を行うためで
ある。
【0056】さらに、図9(A)と図9(D)及び図9
(C)と図9(E)では、それぞれ木材Wの中心線に対
する下側カッター187の刃の角度は同じであるが、軸
受部186の位置が反対になっている。これは、隅木欠
きや谷木欠きを加工する場合に、図19(E)に例示す
る様に、欠き幅の一方側が深く、他方側が浅くなる様に
欠き溝が形成されることと対応している。つまり、例え
ば、図9(A)では図の上方の欠き深さの方が図の下方
の欠き深さよりも浅くなり、図9(D)では逆に図の上
方の欠き深さの方が図の下方の欠き深さよりも浅くな
る。従って、図9(A)と図9(D)の2種類の旋回位
置に制御し得る様にすることで、軸受部186を欠き深
さの浅い側に位置させてやり、軸受部186と木材Wと
の干渉を避けつつ、隅木欠きや谷木欠きを加工すること
ができる様にしているのである。ここで、図9におい
て、木材Wの表面に斜めに記した矢印は、その先端側が
深くなる様に屋根勾配に応じた隅木欠き加工や谷木欠き
加工が行われることを意味している。
(C)と図9(E)では、それぞれ木材Wの中心線に対
する下側カッター187の刃の角度は同じであるが、軸
受部186の位置が反対になっている。これは、隅木欠
きや谷木欠きを加工する場合に、図19(E)に例示す
る様に、欠き幅の一方側が深く、他方側が浅くなる様に
欠き溝が形成されることと対応している。つまり、例え
ば、図9(A)では図の上方の欠き深さの方が図の下方
の欠き深さよりも浅くなり、図9(D)では逆に図の上
方の欠き深さの方が図の下方の欠き深さよりも浅くな
る。従って、図9(A)と図9(D)の2種類の旋回位
置に制御し得る様にすることで、軸受部186を欠き深
さの浅い側に位置させてやり、軸受部186と木材Wと
の干渉を避けつつ、隅木欠きや谷木欠きを加工すること
ができる様にしているのである。ここで、図9におい
て、木材Wの表面に斜めに記した矢印は、その先端側が
深くなる様に屋根勾配に応じた隅木欠き加工や谷木欠き
加工が行われることを意味している。
【0057】なお、各エアシリンダー191〜193の
ストロークの組み合わせにより、図9(A)〜(D)の
旋回位置の他に、図10(D)及び(F)に示す様な旋
回位置へも下側カッター187を旋回制御することがで
きる。ただし、横架材の下面加工としては、間柱欠き、
垂木欠き、隅木欠き及び谷木欠きの4種類を実施できれ
ば足りるので、本実施の形態では、図9に示した5種類
の旋回位置制御によって実際の加工を行うこととしてい
る。
ストロークの組み合わせにより、図9(A)〜(D)の
旋回位置の他に、図10(D)及び(F)に示す様な旋
回位置へも下側カッター187を旋回制御することがで
きる。ただし、横架材の下面加工としては、間柱欠き、
垂木欠き、隅木欠き及び谷木欠きの4種類を実施できれ
ば足りるので、本実施の形態では、図9に示した5種類
の旋回位置制御によって実際の加工を行うこととしてい
る。
【0058】次に、この実施の形態の横架材プレカット
設備10における制御系統について説明する。この横架
材プレカット設備10は、図11に示す様に、プレカッ
ト設備10の全体を制御する全体制御装置601と、こ
の全体制御装置601に対してCAD/CAMデータを
入力するCAD/CAMデータ入力装置602とから構
成されている。また、全体制御装置601は、大きく分
けて、横架材切断・上下面加工機100に対応する切断
・上下面加工制御装置611と、横架材側面加工機20
0に対応する側面加工制御装置612と、横架材木口加
工機300に対応する木口加工制御装置613とから構
成されている。そして、切断・上下面加工制御装置61
1は、横架材切断・上下面加工機100に木材を投入
し、加工を行った後次工程へ排出するまでの制御を実行
しており、横架材切断・上下面加工機100はもちろ
ん、チェーンスラッシャ21、ローラコンベア31〜3
3、位置決めユニット400及びプッシャプレート71
等をその制御対象としている。また、側面加工制御装置
612も、同様に、横架材側面加工機200、チェーン
スラッシャ22、ローラコンベア34〜36、位置決め
ユニット500及びプッシャプレート72等をその制御
対象としている。さらに、木口加工制御装置613は、
チェーンスラッシャ23以降の各機器を制御対象として
いる。
設備10における制御系統について説明する。この横架
材プレカット設備10は、図11に示す様に、プレカッ
ト設備10の全体を制御する全体制御装置601と、こ
の全体制御装置601に対してCAD/CAMデータを
入力するCAD/CAMデータ入力装置602とから構
成されている。また、全体制御装置601は、大きく分
けて、横架材切断・上下面加工機100に対応する切断
・上下面加工制御装置611と、横架材側面加工機20
0に対応する側面加工制御装置612と、横架材木口加
工機300に対応する木口加工制御装置613とから構
成されている。そして、切断・上下面加工制御装置61
1は、横架材切断・上下面加工機100に木材を投入
し、加工を行った後次工程へ排出するまでの制御を実行
しており、横架材切断・上下面加工機100はもちろ
ん、チェーンスラッシャ21、ローラコンベア31〜3
3、位置決めユニット400及びプッシャプレート71
等をその制御対象としている。また、側面加工制御装置
612も、同様に、横架材側面加工機200、チェーン
スラッシャ22、ローラコンベア34〜36、位置決め
ユニット500及びプッシャプレート72等をその制御
対象としている。さらに、木口加工制御装置613は、
チェーンスラッシャ23以降の各機器を制御対象として
いる。
【0059】次に、切断・上下面加工制御装置611に
よる横架材の切断及び上下面加工の制御内容について説
明する。
よる横架材の切断及び上下面加工の制御内容について説
明する。
【0060】まず最初に、投入された木材Wの先端を切
断する制御について説明する。この制御は、図12に示
す様な手順で実行され、チェーンスラッシャ21及び木
材載せ代え装置61によってローラコンベア31上に投
入された木材Wの送材を実行する(S110)。この送
材動作は、光センサユニット116,117によって木
材Wの先端が検出されるまで続く(S120)。光セン
サユニット116,117によって木材Wの先端が検出
されたら(S120:YES)、ローラコンベア31等
による送材動作を停止する(S130)。なお、木材W
の先端の切断時には、通常は上述の様にして位置決めを
行うが、木口が荒れていて、先端部を長く切り取らねば
ならない様な場合には、位置決めユニット400を利用
して先端の位置合わせを行うこともある。
断する制御について説明する。この制御は、図12に示
す様な手順で実行され、チェーンスラッシャ21及び木
材載せ代え装置61によってローラコンベア31上に投
入された木材Wの送材を実行する(S110)。この送
材動作は、光センサユニット116,117によって木
材Wの先端が検出されるまで続く(S120)。光セン
サユニット116,117によって木材Wの先端が検出
されたら(S120:YES)、ローラコンベア31等
による送材動作を停止する(S130)。なお、木材W
の先端の切断時には、通常は上述の様にして位置決めを
行うが、木口が荒れていて、先端部を長く切り取らねば
ならない様な場合には、位置決めユニット400を利用
して先端の位置合わせを行うこともある。
【0061】そして、No.1バイス111及び上面ク
ランパ123を駆動して木材Wのクランプを実行し(S
140)、切断ユニット130の主軸モータ135を駆
動して丸鋸132の回転を開始する(S150)。その
後、油圧シリンダ134を駆動してアーム133を下方
へ回動させて丸鋸132による端切りを実行する(S1
60)。そして、再び油圧シリンダ134を駆動してア
ーム133を上方の退避位置へと回動させ(S17
0)、主軸モータ135を停止し(S180)、木材W
をアンクランプする(S190)。こうして、投入され
た木材Wの先端が端切りによって整えられる。
ランパ123を駆動して木材Wのクランプを実行し(S
140)、切断ユニット130の主軸モータ135を駆
動して丸鋸132の回転を開始する(S150)。その
後、油圧シリンダ134を駆動してアーム133を下方
へ回動させて丸鋸132による端切りを実行する(S1
60)。そして、再び油圧シリンダ134を駆動してア
ーム133を上方の退避位置へと回動させ(S17
0)、主軸モータ135を停止し(S180)、木材W
をアンクランプする(S190)。こうして、投入され
た木材Wの先端が端切りによって整えられる。
【0062】次に、位置決めユニット400による位置
決め制御について説明する。この制御では、図13に示
す様に、前述の端切りを行っている間に、位置決めユニ
ット400を切断位置近傍の前進端まで移動させて送材
開始のための初期位置設定を行う(S210)。次に、
ローラコンベア31等を駆動して木材の送材を開始する
(S220)。そして、位置決めユニット400の位置
決めロッド413の先端に設けられている2つの反射型
光センサの内の一方により木材Wの先端が位置決めロッ
ド413の先端から所定距離の近傍位置に達したことを
検知したら(S230)、サーボモータM2を駆動して
位置決めユニット400の移動を開始する(S24
0)。なお、このとき、位置決めユニット400の移動
速度は、ローラコンベア31等の送り速度よりも若干遅
めに設定されている。これにより、木材Wは、位置決め
ロッド413の先端に適度に押し付けられて先端位置を
しっかりと規定された状態で移送されることになる。
決め制御について説明する。この制御では、図13に示
す様に、前述の端切りを行っている間に、位置決めユニ
ット400を切断位置近傍の前進端まで移動させて送材
開始のための初期位置設定を行う(S210)。次に、
ローラコンベア31等を駆動して木材の送材を開始する
(S220)。そして、位置決めユニット400の位置
決めロッド413の先端に設けられている2つの反射型
光センサの内の一方により木材Wの先端が位置決めロッ
ド413の先端から所定距離の近傍位置に達したことを
検知したら(S230)、サーボモータM2を駆動して
位置決めユニット400の移動を開始する(S24
0)。なお、このとき、位置決めユニット400の移動
速度は、ローラコンベア31等の送り速度よりも若干遅
めに設定されている。これにより、木材Wは、位置決め
ロッド413の先端に適度に押し付けられて先端位置を
しっかりと規定された状態で移送されることになる。
【0063】そして、CAD/CAMデータの内容に従
って、切断ユニット130、角のみユニット150又は
カッターユニット170による加工位置に加工部位が停
止する様に、位置決めユニット400及びローラコンベ
ア31等による木材の移送停止と加工位置近傍のバイス
等によるクランプ動作を実行する(S245)。なお、
ここでは、より具体的には、位置決めユニット400を
CAD/CAMデータに従って所定の位置まで移動させ
て停止させ、その状態においてローラコンベアを低速回
転にすると共に、前述した当接状態を検知する方の光セ
ンサがオンになっていることを確認した上でローラコン
ベアの搬送動作を停止させ、バイス等によるクランプを
実行するといった制御が行われている。そして、当該位
置における加工が完了したら(S250:YES)、次
の加工部位の有無を確認し(S260)、木材をアンク
ランプすると共に、再び位置決めユニット400及びロ
ーラコンベア31等を駆動して木材Wの加工部位を対応
する加工位置へと移動させて停止する間欠送りを実行し
てS250へ戻る(S270)。そして、当該木材Wに
対する加工を全て完了したら(S260:NO)、位置
決めユニット400のエアシリンダ415を駆動して位
置決めロッド413を上方へ退避させると共に、再び初
期位置へと位置決めユニット400を移動させて次の加
工の準備を行う(S280)。また、既に説明した様
に、木材Wが加工機200から完全に搬出された状態を
検知した上でエアシリンダ74,74を駆動し、木材W
をプッシャプレート71で下流のチェーンスラッシャ2
2上へと横移動させる(S290)。この横移動の完了
信号を受けて側面加工制御装置612によるチェーンス
ラッシャ22の駆動等が開始され、次工程である横架材
側面加工に関する制御が開始する。なお、上述したクラ
ンプ及びアンクランプ動作は、これから説明する角のみ
ユニット150等における加工時のクランプ及びアンク
ランプ動作と対応している。
って、切断ユニット130、角のみユニット150又は
カッターユニット170による加工位置に加工部位が停
止する様に、位置決めユニット400及びローラコンベ
ア31等による木材の移送停止と加工位置近傍のバイス
等によるクランプ動作を実行する(S245)。なお、
ここでは、より具体的には、位置決めユニット400を
CAD/CAMデータに従って所定の位置まで移動させ
て停止させ、その状態においてローラコンベアを低速回
転にすると共に、前述した当接状態を検知する方の光セ
ンサがオンになっていることを確認した上でローラコン
ベアの搬送動作を停止させ、バイス等によるクランプを
実行するといった制御が行われている。そして、当該位
置における加工が完了したら(S250:YES)、次
の加工部位の有無を確認し(S260)、木材をアンク
ランプすると共に、再び位置決めユニット400及びロ
ーラコンベア31等を駆動して木材Wの加工部位を対応
する加工位置へと移動させて停止する間欠送りを実行し
てS250へ戻る(S270)。そして、当該木材Wに
対する加工を全て完了したら(S260:NO)、位置
決めユニット400のエアシリンダ415を駆動して位
置決めロッド413を上方へ退避させると共に、再び初
期位置へと位置決めユニット400を移動させて次の加
工の準備を行う(S280)。また、既に説明した様
に、木材Wが加工機200から完全に搬出された状態を
検知した上でエアシリンダ74,74を駆動し、木材W
をプッシャプレート71で下流のチェーンスラッシャ2
2上へと横移動させる(S290)。この横移動の完了
信号を受けて側面加工制御装置612によるチェーンス
ラッシャ22の駆動等が開始され、次工程である横架材
側面加工に関する制御が開始する。なお、上述したクラ
ンプ及びアンクランプ動作は、これから説明する角のみ
ユニット150等における加工時のクランプ及びアンク
ランプ動作と対応している。
【0064】次に、角のみユニット150によるほぞ穴
加工等の制御内容について説明する。この制御では、図
14に示す様に、No.2バイス112、No.3バイ
ス113及びそれぞれに対応する上面クランパ123,
123を駆動して木材Wをクランプする(S310)。
次に、サーボモータM11,M12を駆動制御してX軸
方向及びZ軸方向の加工位置へと角のみ158又はドリ
ル160の加工中心を合わせ(S320)、角のみ駆動
モータ159を駆動すると共に(S330)、油圧シリ
ンダ163を駆動して角のみ158を木材Wに向かって
Y軸方向へ移動させる(S340)。
加工等の制御内容について説明する。この制御では、図
14に示す様に、No.2バイス112、No.3バイ
ス113及びそれぞれに対応する上面クランパ123,
123を駆動して木材Wをクランプする(S310)。
次に、サーボモータM11,M12を駆動制御してX軸
方向及びZ軸方向の加工位置へと角のみ158又はドリ
ル160の加工中心を合わせ(S320)、角のみ駆動
モータ159を駆動すると共に(S330)、油圧シリ
ンダ163を駆動して角のみ158を木材Wに向かって
Y軸方向へ移動させる(S340)。
【0065】ここで、木材Wは、実際の横架材としての
上面を下面とする様にローラコンベア上に載置されてい
る。また、木材Wの下面はローラ高さによって一定高さ
に定まっている。従って、S340の制御において、木
材Wの下面に対するほぞ穴加工をするときは、下側の角
のみ158の先端が、ローラ上面から加工データによっ
て定まるほぞ穴深さに対応する高さだけ上昇される位置
まで油圧シリンダ163にストローク運動を実行させる
ことになる。一方、木材Wの上面に対するほぞ穴加工に
当たっては、上側の角のみ158の近傍に設けた摺動ロ
ッド(図示略)が木材Wの上面に当たって停止すること
によって木材Wの上面を検知し、この摺動ロッドの上端
に取り付けた検出金具が近接センサによって検出される
ことにより所定深さのほぞ穴加工が完了したものとして
油圧シリンダ163のストローク運動を停止する様に制
御している。
上面を下面とする様にローラコンベア上に載置されてい
る。また、木材Wの下面はローラ高さによって一定高さ
に定まっている。従って、S340の制御において、木
材Wの下面に対するほぞ穴加工をするときは、下側の角
のみ158の先端が、ローラ上面から加工データによっ
て定まるほぞ穴深さに対応する高さだけ上昇される位置
まで油圧シリンダ163にストローク運動を実行させる
ことになる。一方、木材Wの上面に対するほぞ穴加工に
当たっては、上側の角のみ158の近傍に設けた摺動ロ
ッド(図示略)が木材Wの上面に当たって停止すること
によって木材Wの上面を検知し、この摺動ロッドの上端
に取り付けた検出金具が近接センサによって検出される
ことにより所定深さのほぞ穴加工が完了したものとして
油圧シリンダ163のストローク運動を停止する様に制
御している。
【0066】こうして、角のみ158又はドリル160
によって所定深さまでほぞ穴又はドリル穴を加工したら
(S350:YES)、油圧シリンダ163を逆方向へ
駆動して角のみ158等をY軸方向へ退避させる(S3
60)。そして、軸方向に長いほぞ穴の様に、この加工
部位に対してさらに角のみユニット150をX軸方向へ
移動させて次の穴加工をする必要があるか否かを判断し
(S370)、必要ならばサーボモータM11を駆動し
て角のみ158をX軸方向に移動させ(S380)、再
びS340以下の制御を実施する。当該加工部位におけ
るほぞ穴又はドリル穴の加工が完了したと判断された場
合は(S370:NO)、サーボモータM11,M12
を駆動して原点位置への復帰動作を行うと共に角のみ駆
動モータ159を停止し、木材Wのアンクランプを実行
する(S390)。
によって所定深さまでほぞ穴又はドリル穴を加工したら
(S350:YES)、油圧シリンダ163を逆方向へ
駆動して角のみ158等をY軸方向へ退避させる(S3
60)。そして、軸方向に長いほぞ穴の様に、この加工
部位に対してさらに角のみユニット150をX軸方向へ
移動させて次の穴加工をする必要があるか否かを判断し
(S370)、必要ならばサーボモータM11を駆動し
て角のみ158をX軸方向に移動させ(S380)、再
びS340以下の制御を実施する。当該加工部位におけ
るほぞ穴又はドリル穴の加工が完了したと判断された場
合は(S370:NO)、サーボモータM11,M12
を駆動して原点位置への復帰動作を行うと共に角のみ駆
動モータ159を停止し、木材Wのアンクランプを実行
する(S390)。
【0067】次に、カッターユニット170による下間
柱欠き加工の制御内容について説明する。この制御で
は、図15に示す様に、まず、NO.4バイス114、
No.5バイス115及びそれぞれに対応する上面クラ
ンパ123,123によって木材Wをクランプする(S
410)。次に、旋回用のエアシリンダ191〜193
を、図9(B)に示した状態になる様に駆動して下側カ
ッター187を木材Wの中心線に直交する状態に旋回制
御を行う(S420)。なお、下側カッター187が初
めから図9(B)に示した状態になっているときは、S
420の制御は省略される。
柱欠き加工の制御内容について説明する。この制御で
は、図15に示す様に、まず、NO.4バイス114、
No.5バイス115及びそれぞれに対応する上面クラ
ンパ123,123によって木材Wをクランプする(S
410)。次に、旋回用のエアシリンダ191〜193
を、図9(B)に示した状態になる様に駆動して下側カ
ッター187を木材Wの中心線に直交する状態に旋回制
御を行う(S420)。なお、下側カッター187が初
めから図9(B)に示した状態になっているときは、S
420の制御は省略される。
【0068】続いて、サーボモータM22,M24を駆
動して下側カッター187をX軸方向及びZ軸方向の加
工開始位置へと移動させる(S430)。そして、下側
カッターモータ185を駆動すると共に(S440)、
サーボモータM23を駆動して、下側カッター187を
間柱欠き深さに対応する高さだけローラ面より上昇した
位置までY軸方向へと移動させる(S450)。その
後、さらに、サーボモータM24を駆動して、下側カッ
ター187をZ軸方向へ移動させることにより(S45
5)、木材Wの幅方向へと間柱欠きを形成していく。
動して下側カッター187をX軸方向及びZ軸方向の加
工開始位置へと移動させる(S430)。そして、下側
カッターモータ185を駆動すると共に(S440)、
サーボモータM23を駆動して、下側カッター187を
間柱欠き深さに対応する高さだけローラ面より上昇した
位置までY軸方向へと移動させる(S450)。その
後、さらに、サーボモータM24を駆動して、下側カッ
ター187をZ軸方向へ移動させることにより(S45
5)、木材Wの幅方向へと間柱欠きを形成していく。
【0069】この後、サーボモータM23を駆動してY
軸方向へ下側カッター187を退避させ(S460)、
さらに広い欠き幅が必要か否かをCAD/CAMデータ
から判断する(S470)。さらに広い欠き幅が必要な
場合には(S470:YES)、サーボモータM22を
駆動してX軸方向へ下側カッター187を所定量移動さ
せた後(S480)、S450以下の制御を繰り返し実
行する。そして、必要な幅の間柱欠きを加工できたら
(S470:NO)、下側カッターモータ185を停止
させると共に(S490)、下側カッター187の原点
復帰及び木材Wのアンクランプを実行する(S49
5)。
軸方向へ下側カッター187を退避させ(S460)、
さらに広い欠き幅が必要か否かをCAD/CAMデータ
から判断する(S470)。さらに広い欠き幅が必要な
場合には(S470:YES)、サーボモータM22を
駆動してX軸方向へ下側カッター187を所定量移動さ
せた後(S480)、S450以下の制御を繰り返し実
行する。そして、必要な幅の間柱欠きを加工できたら
(S470:NO)、下側カッターモータ185を停止
させると共に(S490)、下側カッター187の原点
復帰及び木材Wのアンクランプを実行する(S49
5)。
【0070】次に、カッターユニット170による上間
柱欠き加工の制御内容について説明する。この制御で
は、図16に示す様に、まず最初に、下間柱欠き加工と
同様に、木材Wをクランプする(S510)。次に、サ
ーボモータM22と油圧シリンダCL22を駆動して上
側カッター180をX軸方向及びZ軸方向の加工開始位
置へと移動させる(S520)。そして、上側カッター
モータ179を駆動すると共に(S530)、油圧シリ
ンダCL21を駆動してY軸方向へと上側カッター18
0を下降させる(S540)。なお、このS540の制
御においても、角のみユニット150による上面加工の
場合と同様に、上側カッター180の近傍に設けた摺動
ロッド、近接センサ(いずれも図示略)等を利用して必
要な加工深さまで上側カッター180を下降させたこと
を検知する様にしてある。この後、油圧シリンダCL2
2を駆動してZ軸方向へ上側カッター180を移動させ
て(S550)、木材Wの幅方向へと間柱欠きを形成し
ていく。
柱欠き加工の制御内容について説明する。この制御で
は、図16に示す様に、まず最初に、下間柱欠き加工と
同様に、木材Wをクランプする(S510)。次に、サ
ーボモータM22と油圧シリンダCL22を駆動して上
側カッター180をX軸方向及びZ軸方向の加工開始位
置へと移動させる(S520)。そして、上側カッター
モータ179を駆動すると共に(S530)、油圧シリ
ンダCL21を駆動してY軸方向へと上側カッター18
0を下降させる(S540)。なお、このS540の制
御においても、角のみユニット150による上面加工の
場合と同様に、上側カッター180の近傍に設けた摺動
ロッド、近接センサ(いずれも図示略)等を利用して必
要な加工深さまで上側カッター180を下降させたこと
を検知する様にしてある。この後、油圧シリンダCL2
2を駆動してZ軸方向へ上側カッター180を移動させ
て(S550)、木材Wの幅方向へと間柱欠きを形成し
ていく。
【0071】そして、油圧シリンダCL21を駆動して
Y軸方向へ上側カッター180を退避させ(S56
0)、さらに広い欠き幅が必要な場合には(S570:
YES)、サーボモータM22を駆動してX軸方向へ上
側カッター180を所定量移動させた後(S580)、
S540以下の制御を繰り返し実行する。そして、必要
な幅の間柱欠きを加工できたら(S570:NO)、上
側カッターモータ179を停止させると共に(59
0)、上側カッター180の原点復帰及び木材Wのアン
クランプを実行する(S595)。
Y軸方向へ上側カッター180を退避させ(S56
0)、さらに広い欠き幅が必要な場合には(S570:
YES)、サーボモータM22を駆動してX軸方向へ上
側カッター180を所定量移動させた後(S580)、
S540以下の制御を繰り返し実行する。そして、必要
な幅の間柱欠きを加工できたら(S570:NO)、上
側カッターモータ179を停止させると共に(59
0)、上側カッター180の原点復帰及び木材Wのアン
クランプを実行する(S595)。
【0072】次に、カッターユニット170による垂木
欠き加工の制御内容について説明する。この制御では、
図17に示す様に、下間柱欠き加工の場合と同じく、木
材Wのクランプ動作と、下側カッター187を木材Wの
中心線に直交する状態に旋回させる動作とを実行する
(S610,S620)。ここでも、下側カッター18
7が最初から図9(B)に示した状態になっているとき
は、S620の制御は省略される。
欠き加工の制御内容について説明する。この制御では、
図17に示す様に、下間柱欠き加工の場合と同じく、木
材Wのクランプ動作と、下側カッター187を木材Wの
中心線に直交する状態に旋回させる動作とを実行する
(S610,S620)。ここでも、下側カッター18
7が最初から図9(B)に示した状態になっているとき
は、S620の制御は省略される。
【0073】続いて、サーボモータM22,M24を駆
動して下側カッター187をX軸方向及びZ軸方向の加
工開始位置へと移動させる(S630)。そして、下側
カッターモータ185を駆動すると共に(S640)、
サーボモータM23を駆動して下側カッター187をY
軸方向へ移動させることにより、垂木欠きの軒桁側面で
の必要深さまで側面の切り込みを実行する(S65
0)。その後、屋根勾配に対応して、下側カッター18
7をYZ平面内で斜めに移動させるべくY軸及びZ軸方
向の位置を制御する様にサーボモータM23,M24を
共に駆動することにより、屋根勾配に一致した傾斜面か
らなる垂木欠きを切削する(S655)。
動して下側カッター187をX軸方向及びZ軸方向の加
工開始位置へと移動させる(S630)。そして、下側
カッターモータ185を駆動すると共に(S640)、
サーボモータM23を駆動して下側カッター187をY
軸方向へ移動させることにより、垂木欠きの軒桁側面で
の必要深さまで側面の切り込みを実行する(S65
0)。その後、屋根勾配に対応して、下側カッター18
7をYZ平面内で斜めに移動させるべくY軸及びZ軸方
向の位置を制御する様にサーボモータM23,M24を
共に駆動することにより、屋根勾配に一致した傾斜面か
らなる垂木欠きを切削する(S655)。
【0074】この後、サーボモータM23を駆動してY
軸方向へ下側カッター187を退避させ(S660)、
さらに広い欠き幅が必要な場合には(S670:YE
S)、サーボモータM22を駆動してX軸方向へ下側カ
ッター187を所定量移動させた後(S680)、S6
50以下の制御を繰り返し実行する。そして、必要な幅
の垂木欠きを加工できたら(S670:NO)、下側カ
ッターモータ185を停止させると共に(S690)、
下側カッター187の原点復帰及び木材Wのアンクラン
プを実行する(S695)。
軸方向へ下側カッター187を退避させ(S660)、
さらに広い欠き幅が必要な場合には(S670:YE
S)、サーボモータM22を駆動してX軸方向へ下側カ
ッター187を所定量移動させた後(S680)、S6
50以下の制御を繰り返し実行する。そして、必要な幅
の垂木欠きを加工できたら(S670:NO)、下側カ
ッターモータ185を停止させると共に(S690)、
下側カッター187の原点復帰及び木材Wのアンクラン
プを実行する(S695)。
【0075】次に、カッターユニット170による隅木
欠き及び谷木欠き加工の制御内容について説明する。こ
の制御では、図18に示す様に、下間柱欠き加工の場合
と同じく、木材Wのクランプ動作を実行した後(S71
0)、下側カッター187を隅木欠き又は谷木欠きの加
工方向との関係から図9(A)、(C)〜(E)のいず
れかの状態となる様に旋回用エアシリンダ191〜19
3を駆動して旋回させる(S720)。そして、図9
(A)、(C)〜(E)に示される様に、軸受部186
側の補助ローラ126を下降位置へ倒す(S725)。
下間柱欠き及び垂木欠きの場合には、前後の補助ローラ
126,126を両方とも上昇位置としたままであった
が、隅木欠き及び谷木欠き加工に当たっては、片方のみ
を上昇位置とする点でその制御内容が異なっている。こ
れは、隅木欠き及び谷木欠きを加工する際に、補助ロー
ラ126が軸受部186に干渉しない様に、軸受部18
6のある側の補助ローラ126を下降位置へ退避させて
おく必要があるからである。
欠き及び谷木欠き加工の制御内容について説明する。こ
の制御では、図18に示す様に、下間柱欠き加工の場合
と同じく、木材Wのクランプ動作を実行した後(S71
0)、下側カッター187を隅木欠き又は谷木欠きの加
工方向との関係から図9(A)、(C)〜(E)のいず
れかの状態となる様に旋回用エアシリンダ191〜19
3を駆動して旋回させる(S720)。そして、図9
(A)、(C)〜(E)に示される様に、軸受部186
側の補助ローラ126を下降位置へ倒す(S725)。
下間柱欠き及び垂木欠きの場合には、前後の補助ローラ
126,126を両方とも上昇位置としたままであった
が、隅木欠き及び谷木欠き加工に当たっては、片方のみ
を上昇位置とする点でその制御内容が異なっている。こ
れは、隅木欠き及び谷木欠きを加工する際に、補助ロー
ラ126が軸受部186に干渉しない様に、軸受部18
6のある側の補助ローラ126を下降位置へ退避させて
おく必要があるからである。
【0076】続いて、サーボモータM22,M24を駆
動して下側カッター187をX軸方向及びZ軸方向に移
動させてXZ平面内での加工開始位置へと移動させる
(S730)。そして、下側カッターモータ185を駆
動すると共に(S740)、サーボモータM23を駆動
してY軸方向へと下側カッター187を上昇させ、切削
開始位置における切削深さまでの切り込みを実行する
(S750)。その後、屋根勾配に対応してサーボモー
タM23,M24を駆動すると共に、下側カッター18
7の旋回角度に対応してサーボモータM22をも駆動す
ることにより、XYZの3軸方向に下側カッター187
を補完的に移動させつつ、屋根勾配に一致する傾斜面を
有し、下側カッター187の刃幅中心線に一致する方向
に伸びるカッター幅分の隅木欠き又は谷木欠きを切削す
る(S755)。
動して下側カッター187をX軸方向及びZ軸方向に移
動させてXZ平面内での加工開始位置へと移動させる
(S730)。そして、下側カッターモータ185を駆
動すると共に(S740)、サーボモータM23を駆動
してY軸方向へと下側カッター187を上昇させ、切削
開始位置における切削深さまでの切り込みを実行する
(S750)。その後、屋根勾配に対応してサーボモー
タM23,M24を駆動すると共に、下側カッター18
7の旋回角度に対応してサーボモータM22をも駆動す
ることにより、XYZの3軸方向に下側カッター187
を補完的に移動させつつ、屋根勾配に一致する傾斜面を
有し、下側カッター187の刃幅中心線に一致する方向
に伸びるカッター幅分の隅木欠き又は谷木欠きを切削す
る(S755)。
【0077】この後、サーボモータM23を駆動してY
軸方向へ下側カッター187を退避させ(S760)、
さらに広い欠き幅が必要な場合には(S770:YE
S)、サーボモータM22を駆動してX軸方向へ下側カ
ッター187を所定量移動させた後(S780)、S7
50以下の制御を繰り返し実行する。そして、必要な幅
の隅木欠き又は谷木欠きを加工できたら(S770:N
O)、下側カッターモータ185を停止させると共に
(S790)、下側カッター187の原点復帰及び木材
Wのアンクランプを実行する(S795)。
軸方向へ下側カッター187を退避させ(S760)、
さらに広い欠き幅が必要な場合には(S770:YE
S)、サーボモータM22を駆動してX軸方向へ下側カ
ッター187を所定量移動させた後(S780)、S7
50以下の制御を繰り返し実行する。そして、必要な幅
の隅木欠き又は谷木欠きを加工できたら(S770:N
O)、下側カッターモータ185を停止させると共に
(S790)、下側カッター187の原点復帰及び木材
Wのアンクランプを実行する(S795)。
【0078】本実施の形態において採用した横架材切断
・上下面加工機100によると、上述の様な構成を採用
し、上述の様な制御処理を実行することにより、図19
に示す様に、横架材に対するほぞ穴(図示(A))、ボ
ルト穴(図示(B))、間柱欠き(図示(C))、垂木
欠き(図示(D))、隅木欠き又は谷木欠き(図示
(E))を形成することができる。なお、間柱欠きとし
ては、図示(F)の様に横架材の半幅までの半間柱欠き
を加工することもできる。なお、間柱欠きの加工に当た
っては、横架材の上面と下面の両方に対して、X軸方向
同一位置に加工がなされるのであれば、上述した上間柱
欠きの加工と下間柱欠きの加工とを同時に実行するよう
にしてもよい。また、X軸方向位置が同一であれば、上
間柱欠き加工を実行しているときに横架材の下面に垂木
加工を実行する様にしても構わない。
・上下面加工機100によると、上述の様な構成を採用
し、上述の様な制御処理を実行することにより、図19
に示す様に、横架材に対するほぞ穴(図示(A))、ボ
ルト穴(図示(B))、間柱欠き(図示(C))、垂木
欠き(図示(D))、隅木欠き又は谷木欠き(図示
(E))を形成することができる。なお、間柱欠きとし
ては、図示(F)の様に横架材の半幅までの半間柱欠き
を加工することもできる。なお、間柱欠きの加工に当た
っては、横架材の上面と下面の両方に対して、X軸方向
同一位置に加工がなされるのであれば、上述した上間柱
欠きの加工と下間柱欠きの加工とを同時に実行するよう
にしてもよい。また、X軸方向位置が同一であれば、上
間柱欠き加工を実行しているときに横架材の下面に垂木
加工を実行する様にしても構わない。
【0079】以上説明した様に、本実施の形態によれ
ば、横架材プレカット設備10の最終段に専用の隅木欠
き加工機を設置する必要がなく、設備コストの削減と工
場スペースの有効利用とを達成することができる。ま
た、CAD/CAMデータに基づき、自動制御によって
隅木欠きや谷木欠きを横架材に対して必要に応じて加工
することができるので、加工のし忘れといったことも防
止できる。
ば、横架材プレカット設備10の最終段に専用の隅木欠
き加工機を設置する必要がなく、設備コストの削減と工
場スペースの有効利用とを達成することができる。ま
た、CAD/CAMデータに基づき、自動制御によって
隅木欠きや谷木欠きを横架材に対して必要に応じて加工
することができるので、加工のし忘れといったことも防
止できる。
【0080】また、実施の形態の横架材上下面加工機1
00では、下側カッター187のX軸、Y軸及びZ軸方
向の位置制御をサーボモータM22等によって実施して
いるので、精度よく隅木欠きや谷木欠きを形成すること
ができる。なお、上側カッター180のY軸及びZ軸方
向の位置制御は油圧シリンダCL21,CL22による
ものとしているが、上側カッター180による間柱欠き
加工においては、深さ方向等についてはそれほど高精度
の加工を要求されないので、十分である。
00では、下側カッター187のX軸、Y軸及びZ軸方
向の位置制御をサーボモータM22等によって実施して
いるので、精度よく隅木欠きや谷木欠きを形成すること
ができる。なお、上側カッター180のY軸及びZ軸方
向の位置制御は油圧シリンダCL21,CL22による
ものとしているが、上側カッター180による間柱欠き
加工においては、深さ方向等についてはそれほど高精度
の加工を要求されないので、十分である。
【0081】さらに、実施の形態の横架材上下面加工機
100では、下側カッター187をその刃幅中心線と回
転中心線との交点を中心として旋回させる構成を採用す
ると共に、各バイス111〜115は横架材をローラコ
ンベア上で求心させつつクランプする構成としているの
で、隅木欠きや谷木欠きの加工に当たっての加工開始位
置の制御が容易であると共に、下側カッター187の旋
回範囲を必要最小限とすることができ、装置の小型化に
も有利な構成となっている。
100では、下側カッター187をその刃幅中心線と回
転中心線との交点を中心として旋回させる構成を採用す
ると共に、各バイス111〜115は横架材をローラコ
ンベア上で求心させつつクランプする構成としているの
で、隅木欠きや谷木欠きの加工に当たっての加工開始位
置の制御が容易であると共に、下側カッター187の旋
回範囲を必要最小限とすることができ、装置の小型化に
も有利な構成となっている。
【0082】加えて、実施の形態の横架材上下面加工機
100では、3個のエアシリンダ191〜193を用い
て、各エアシリンダ191〜193の前進端と後退端へ
のストローク動作の組み合わせによって45度刻みで全
270度の範囲内で下側カッター187を旋回させる構
成を採用しているので、エアシリンダによる旋回角度制
御でありながらその制御精度は高い。また、全270度
の範囲内で下側カッターを旋回させることができる結
果、下側カッター187の軸受部186を隅木欠きや谷
木欠きの浅い方に位置させて加工を行うことができ、軸
受部186と横架材の干渉を避けつつ隅木欠きや谷木欠
きを形成することができる。この結果、下側カッター1
87として直径の大きなものを用いなくても深さの大き
い隅木欠きや谷木欠きを形成することができ、装置の小
型化において有利な構成となっている。
100では、3個のエアシリンダ191〜193を用い
て、各エアシリンダ191〜193の前進端と後退端へ
のストローク動作の組み合わせによって45度刻みで全
270度の範囲内で下側カッター187を旋回させる構
成を採用しているので、エアシリンダによる旋回角度制
御でありながらその制御精度は高い。また、全270度
の範囲内で下側カッターを旋回させることができる結
果、下側カッター187の軸受部186を隅木欠きや谷
木欠きの浅い方に位置させて加工を行うことができ、軸
受部186と横架材の干渉を避けつつ隅木欠きや谷木欠
きを形成することができる。この結果、下側カッター1
87として直径の大きなものを用いなくても深さの大き
い隅木欠きや谷木欠きを形成することができ、装置の小
型化において有利な構成となっている。
【0083】また、No.4バイス114及びNo.5
バイス115に可倒式の補助ローラ126,126を備
えさせ、隅木欠きや谷木欠きに際しては、軸受部186
側の補助ローラ126を下方へ倒して加工を行う構成を
採用しているので、軸受部186との干渉を避けつつ、
可能な限り下側カッター187の近傍で横架材の下面を
支持することができ、加工精度向上に有利となってい
る。加えて、隅木欠きや谷木欠きを実施しない場合に
は、各補助ローラ126,126を上昇させておくこと
で、No.4バイス114とNo.5バイス115によ
る横架材の支持間隔を短くすることができ、小梁の様な
短い横架材の搬送にも支障を来さない構成となってい
る。
バイス115に可倒式の補助ローラ126,126を備
えさせ、隅木欠きや谷木欠きに際しては、軸受部186
側の補助ローラ126を下方へ倒して加工を行う構成を
採用しているので、軸受部186との干渉を避けつつ、
可能な限り下側カッター187の近傍で横架材の下面を
支持することができ、加工精度向上に有利となってい
る。加えて、隅木欠きや谷木欠きを実施しない場合に
は、各補助ローラ126,126を上昇させておくこと
で、No.4バイス114とNo.5バイス115によ
る横架材の支持間隔を短くすることができ、小梁の様な
短い横架材の搬送にも支障を来さない構成となってい
る。
【0084】さらに、本実施の形態のプレカット設備に
よれば、横架材上下面加工機100よりも下流側のチェ
ーンスラッシャ22等を、各2列のチェーンで構成し、
隅木欠きや谷木欠きがチェーンにはまり込まない様にし
ているので、上下面加工によって隅木欠きや谷木欠きを
形成しても、その後の工程における横架材の横移動に支
障を来すことがない。
よれば、横架材上下面加工機100よりも下流側のチェ
ーンスラッシャ22等を、各2列のチェーンで構成し、
隅木欠きや谷木欠きがチェーンにはまり込まない様にし
ているので、上下面加工によって隅木欠きや谷木欠きを
形成しても、その後の工程における横架材の横移動に支
障を来すことがない。
【0085】また、この横架材上下面加工機100で
は、角のみユニット150に対して、ドリル軸161を
併設してドリル穴加工をも行い得る構成を採用している
ので、後工程で上下面に対するドリル穴加工を行わなく
てもよい。この結果、後工程に専用のドリル穴加工機を
設けなくてよいという効果も発揮される。
は、角のみユニット150に対して、ドリル軸161を
併設してドリル穴加工をも行い得る構成を採用している
ので、後工程で上下面に対するドリル穴加工を行わなく
てもよい。この結果、後工程に専用のドリル穴加工機を
設けなくてよいという効果も発揮される。
【0086】さらに、本実施の形態のプレカット設備1
0によれば、横架材の上下面の加工と側面の加工を別々
の加工機100,200で実施する構成を採用すること
により、各加工機100,200において横架材が加工
のために停滞している時間が短くなり、この種の設備で
は必然的に発生する移送時間を利用して次々と各加工機
100,200において横架材を迅速に加工することが
できるので、加工効率が大幅に向上する。
0によれば、横架材の上下面の加工と側面の加工を別々
の加工機100,200で実施する構成を採用すること
により、各加工機100,200において横架材が加工
のために停滞している時間が短くなり、この種の設備で
は必然的に発生する移送時間を利用して次々と各加工機
100,200において横架材を迅速に加工することが
できるので、加工効率が大幅に向上する。
【0087】加えて、本実施の形態のプレカット設備1
0によれば、木口加工機300を上述の様に構成するこ
とで、一端の木口加工を行った木材の搬送時間を利用し
て、その前に一端の木口加工を終了している横架材の他
端に対する木口加工を実行することができ、これによっ
ても設備全体の加工効率を大幅に向上させている。
0によれば、木口加工機300を上述の様に構成するこ
とで、一端の木口加工を行った木材の搬送時間を利用し
て、その前に一端の木口加工を終了している横架材の他
端に対する木口加工を実行することができ、これによっ
ても設備全体の加工効率を大幅に向上させている。
【0088】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上述した実施の形態に限られることな
く、その要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々
の態様にて実施することができる。
したが、本発明は上述した実施の形態に限られることな
く、その要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々
の態様にて実施することができる。
【0089】例えば、本実施の形態では、横架材の上下
面加工機と側面加工機を別々の加工機によって構成した
が、特公平1−55964号公報に開示されている様に
切断、上下面加工及び側面加工を1台の横架材加工機で
実施する様にし、その上下面加工ユニットの部分につい
て、本発明を適用する様にしても構わない。
面加工機と側面加工機を別々の加工機によって構成した
が、特公平1−55964号公報に開示されている様に
切断、上下面加工及び側面加工を1台の横架材加工機で
実施する様にし、その上下面加工ユニットの部分につい
て、本発明を適用する様にしても構わない。
【0090】また、下側カッター187の旋回制御装置
として、サーボモータを用いる構成を採用しても構わな
い。加えて、下側カッター187の旋回中心を刃幅中心
線と回転中心線の交点にしなくても、旋回中心が明確で
ありさえすれば、オフセット量を加味して旋回後の下側
カッター187のXZ平面内での位置制御を行うことが
できるので、かかる構成に変更しても構わない。
として、サーボモータを用いる構成を採用しても構わな
い。加えて、下側カッター187の旋回中心を刃幅中心
線と回転中心線の交点にしなくても、旋回中心が明確で
ありさえすれば、オフセット量を加味して旋回後の下側
カッター187のXZ平面内での位置制御を行うことが
できるので、かかる構成に変更しても構わない。
【0091】さらに、横架材切断・上下面加工機100
の下流側のチェーンスラッシャ22等において、2条で
1組のチェーンを採用することで隅木欠きや谷木欠きが
チェーンにはまり込まない様に構成したが、これに代え
て、幅広のチェーンを採用する様にしても構わない。
の下流側のチェーンスラッシャ22等において、2条で
1組のチェーンを採用することで隅木欠きや谷木欠きが
チェーンにはまり込まない様に構成したが、これに代え
て、幅広のチェーンを採用する様にしても構わない。
【0092】また、実施の形態では、間柱欠き及び垂木
欠き用の下側カッター187を隅木欠き及び谷木欠きの
加工に兼用する構成を採用したが、実施の形態における
下側カッターユニットの部分だけからなる隅木欠き・谷
木欠き加工用の下側カッターを横架材上下面加工機10
0に追加する構成を採用してもよい。この様な構成を採
用したとしても、従来の様にアームを旋回させて隅木欠
きや谷木欠きの方向合わせを行うものに比べて装置を小
型化できるからである。また、実施の形態では上側カッ
ター180もX軸方向移動可能に構成したが、間柱の寸
法はほぼ一定の寸法になることが多いので、上側カッタ
ー180についてはX軸方向へ移動しないタイプにして
も構わない。
欠き用の下側カッター187を隅木欠き及び谷木欠きの
加工に兼用する構成を採用したが、実施の形態における
下側カッターユニットの部分だけからなる隅木欠き・谷
木欠き加工用の下側カッターを横架材上下面加工機10
0に追加する構成を採用してもよい。この様な構成を採
用したとしても、従来の様にアームを旋回させて隅木欠
きや谷木欠きの方向合わせを行うものに比べて装置を小
型化できるからである。また、実施の形態では上側カッ
ター180もX軸方向移動可能に構成したが、間柱の寸
法はほぼ一定の寸法になることが多いので、上側カッタ
ー180についてはX軸方向へ移動しないタイプにして
も構わない。
【0093】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、装
置の大型化を招くことなく、自動化による隅木欠きや谷
木欠きの加工を実行し得る加工方法及びそのための横架
材加工機と横架材プレカット設備を提供することができ
る。
置の大型化を招くことなく、自動化による隅木欠きや谷
木欠きの加工を実行し得る加工方法及びそのための横架
材加工機と横架材プレカット設備を提供することができ
る。
【図1】 実施の形態としての横架材プレカット設備の
全体配置を示す模式的な平面図である。
全体配置を示す模式的な平面図である。
【図2】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の平面図である。
機の平面図である。
【図3】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部である切断ユニットの右側面図である。
機の一部である切断ユニットの右側面図である。
【図4】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部である角のみユニットの右側面図である。
機の一部である角のみユニットの右側面図である。
【図5】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部であるカッターユニットの右側面図である。
機の一部であるカッターユニットの右側面図である。
【図6】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部であるカッターユニットの下側カッター部分を
示す一部断面で表した平面図である。
機の一部であるカッターユニットの下側カッター部分を
示す一部断面で表した平面図である。
【図7】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部であるカッターユニットの下側カッター部分を
示す正面図である。
機の一部であるカッターユニットの下側カッター部分を
示す正面図である。
【図8】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部であるカッターユニットの下側カッターの駆動
機構を示すために一部断面で示す正面図である。
機の一部であるカッターユニットの下側カッターの駆動
機構を示すために一部断面で示す正面図である。
【図9】 実施の形態における下側カッターの旋回制御
の様子を示す模式図である。
の様子を示す模式図である。
【図10】 実施の形態における下側カッターにおいて
取りうる45度刻みの全ての旋回状態を示す平面図であ
る。
取りうる45度刻みの全ての旋回状態を示す平面図であ
る。
【図11】 実施の形態としての横架材プレカット設備
の制御系統の構成を示すブロック図である。
の制御系統の構成を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内の端切り制御処理の内容を示す
フローチャートである。
断・上下面加工制御の内の端切り制御処理の内容を示す
フローチャートである。
【図13】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内の位置決め制御処理の内容を示
すフローチャートである。
断・上下面加工制御の内の位置決め制御処理の内容を示
すフローチャートである。
【図14】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内のほぞ穴等加工制御処理の内容
を示すフローチャートである。
断・上下面加工制御の内のほぞ穴等加工制御処理の内容
を示すフローチャートである。
【図15】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内の下間柱欠き加工制御処理の内
容を示すフローチャートである。
断・上下面加工制御の内の下間柱欠き加工制御処理の内
容を示すフローチャートである。
【図16】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内の上間柱欠き加工制御処理の内
容を示すフローチャートである。
断・上下面加工制御の内の上間柱欠き加工制御処理の内
容を示すフローチャートである。
【図17】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内の垂木欠き加工制御処理の内容
を示すフローチャートである。
断・上下面加工制御の内の垂木欠き加工制御処理の内容
を示すフローチャートである。
【図18】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内の隅木欠き・谷木欠き加工制御
処理の内容を示すフローチャートである。
断・上下面加工制御の内の隅木欠き・谷木欠き加工制御
処理の内容を示すフローチャートである。
【図19】 実施の形態において実行される横架材の上
下面加工によって形成されるほぞ穴等の加工例を示す斜
視図である。
下面加工によって形成されるほぞ穴等の加工例を示す斜
視図である。
【図20】 従来の横架材プレカット設備の全体配置を
示す模式的平面図である。
示す模式的平面図である。
10・・・横架材プレカット設備、21〜25・・・チ
ェーンスラッシャ、31〜42・・・ローラコンベア、
100・・・横架材切断・上下面加工機、101・・・
本体ベース、103〜106・・・ネジ送り機構、11
1〜115・・・No.1〜No.5バイス、116,
117・・・光センサユニット、123・・・上面クラ
ンパ、124・・・ローラ、126・・・補助ローラ、
128・・・エアシリンダ、130・・・切断ユニッ
ト、132・・・丸鋸、134・・・油圧シリンダ、1
35・・・主軸モータ、150・・・角のみユニット、
151・・・固定ベース、152・・・X軸レール、1
53・・・X方向移動ベース、154・・・Z軸レー
ル、155・・・コラム、156・・・Y軸レール、1
57・・・モータベース、158・・・角のみ、159
・・・角のみ駆動モータ、160・・・ドリル、161
・・・ドリル軸、163・・・油圧シリンダ、170・
・・カッターユニット、171・・・第1のX軸レー
ル、172・・・メインベース、173・・・第2のX
軸レール、174・・・コラム、175・・・Y軸レー
ル、176・・・上側カッターベース、177・・・下
側カッターベース、178・・・上側アーム、179・
・・上側カッターモータ、180・・・上側カッター、
181・・・Z軸レール、182・・・下側アーム、1
83・・・ブラケット、184・・・下側カッター支持
部材、185・・・下側カッターモータ、186・・・
軸受部、187・・・下側カッター、191〜193・
・・旋回用エアシリンダ、194・・・シリンダロッ
ド、195・・・ラックバー、196・・・ギヤボック
ス、197・・・ラックカバー、198・・・ピニオン
ギヤ、200・・・横架材側面加工機、300・・・横
架材木口加工機、400,500・・・位置決めユニッ
ト、401,501・・・ガイドレール、601・・・
全体制御装置、602・・・CAD/CAMデータ入力
装置、6111・・・切断・上下面加工制御装置、61
2・・・側面加工制御装置、613・・・木口加工制御
装置、CL21,CL22・・・油圧シリンダ、M1・
・・ギヤモータ、M2,M11,M12,M21,M2
2,M23,M24・・・サーボモータ、W・・・木
材。
ェーンスラッシャ、31〜42・・・ローラコンベア、
100・・・横架材切断・上下面加工機、101・・・
本体ベース、103〜106・・・ネジ送り機構、11
1〜115・・・No.1〜No.5バイス、116,
117・・・光センサユニット、123・・・上面クラ
ンパ、124・・・ローラ、126・・・補助ローラ、
128・・・エアシリンダ、130・・・切断ユニッ
ト、132・・・丸鋸、134・・・油圧シリンダ、1
35・・・主軸モータ、150・・・角のみユニット、
151・・・固定ベース、152・・・X軸レール、1
53・・・X方向移動ベース、154・・・Z軸レー
ル、155・・・コラム、156・・・Y軸レール、1
57・・・モータベース、158・・・角のみ、159
・・・角のみ駆動モータ、160・・・ドリル、161
・・・ドリル軸、163・・・油圧シリンダ、170・
・・カッターユニット、171・・・第1のX軸レー
ル、172・・・メインベース、173・・・第2のX
軸レール、174・・・コラム、175・・・Y軸レー
ル、176・・・上側カッターベース、177・・・下
側カッターベース、178・・・上側アーム、179・
・・上側カッターモータ、180・・・上側カッター、
181・・・Z軸レール、182・・・下側アーム、1
83・・・ブラケット、184・・・下側カッター支持
部材、185・・・下側カッターモータ、186・・・
軸受部、187・・・下側カッター、191〜193・
・・旋回用エアシリンダ、194・・・シリンダロッ
ド、195・・・ラックバー、196・・・ギヤボック
ス、197・・・ラックカバー、198・・・ピニオン
ギヤ、200・・・横架材側面加工機、300・・・横
架材木口加工機、400,500・・・位置決めユニッ
ト、401,501・・・ガイドレール、601・・・
全体制御装置、602・・・CAD/CAMデータ入力
装置、6111・・・切断・上下面加工制御装置、61
2・・・側面加工制御装置、613・・・木口加工制御
装置、CL21,CL22・・・油圧シリンダ、M1・
・・ギヤモータ、M2,M11,M12,M21,M2
2,M23,M24・・・サーボモータ、W・・・木
材。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−124906(JP,A)
特開 平5−38705(JP,A)
特開 平9−290401(JP,A)
特開 平2−134202(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B27F 1/00 - 1/16
Claims (5)
- 【請求項1】 機械の左右方向をX軸とし、前後方向を
Z軸とし、上下方向をY軸とするとき、X軸、Y軸及び
Z軸の3軸方向に移動制御可能で、加工位置に搬入され
た横架材の下面に対して切削溝を加工し得る下側カッタ
ーを備える横架材加工機において、 前記下側カッターを前記Y軸周りに旋回させる旋回制御
手段と、 該下側カッターのX軸方向位置を制御するX方向位置制
御手段と、 該下側カッターのY軸方向位置を制御する下側カッター
Y方向位置制御手段と、 該下側カッターのZ軸方向位置を制御する下側カッター
Z方向位置制御手段と、 木材を求心させつつクランプし得るバイスとを備え、 前記旋回制御手段を、前記下側カッターを、その刃幅中
心線と回転中心線との交点を旋回中心として前記Y軸周
りに旋回させる手段として構成し、 前記下側カッターを、X軸及びZ軸方向に移動させて加
工開始位置に合わせ、その後、Y軸方向に上昇させて横
架材の下面から所定深さまで上昇させると共に、Z軸方
向に移動させつつ切削を行うことにより、横架材の下面
に間柱欠きを加工する間柱欠き加工制御手段と、 前記下側カッターを、X軸方向及びZ軸方向に移動させ
て加工開始位置に合わせた後に、Y軸方向に上昇させて
横架材の下面の切削を開始すると共に、屋根勾配に合わ
せてYZ平面内で当該下側カッターを斜めに移動させる
様にY軸及びZ軸方向の位置を制御しつつ切削を行うこ
とにより、横架材の下面に垂木欠きを形成する垂木欠き
加工制御手段と、 前記下側カッターを、前記旋回制御手段によりその刃幅
中心線が前記横架材に対して形成すべき隅木欠き又は谷
木欠きの方向と一致する角度となる様に旋回させ、Y軸
方向所定高さまで上昇させて切削を開始すると共に、Y
Z平面内を屋根勾配に対応して斜めに移動させると同時
にXZ平面内を旋回後の刃幅中心線に沿 って斜めに移動
させる様に、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の移動量を
制御しつつ切削を行わせて、前記横架材に対して前記旋
回後の刃幅中心線に沿って伸びかつ前記屋根勾配に対応
する傾斜面を有する隅木欠き又は谷木欠きを形成する隅
木欠き・谷木欠き加工制御手段とを備え、 前記間柱欠き加工制御手段、垂木欠き加工制御手段及び
前記隅木欠き・谷木欠き加工制御手段を、CAD/CA
Mデータに基づき動作させることにより、前記下側カッ
ターで、間柱欠き、垂木欠き、隅木欠き及び/又は谷木
欠きを横架材に対して必要に応じて形成する様にしたこ
とを特徴とする横架材加工機。 - 【請求項2】 機械の左右方向をX軸とし、前後方向を
Z軸とし、上下方向をY軸とするとき、 ベースに対してX軸方向移動可能に備えられるコラム
と、 該コラムのX軸方向位置を制御するX方向位置制御手段
と、 前記コラムに対してY軸方向移動可能に備えられる上側
カッターベースと、 該上側カッターベースのY軸方向位置を制御する上側カ
ッターY方向位置制御手段と、 前記上側カッターベースに対してZ軸方向移動可能に備
えられる上側カッターと、 該上側カッターのZ軸方向位置を制御する上側カッター
Z方向位置制御手段と、 前記コラムに対してY方向移動可能に備えられる下側カ
ッターベースと、 該下側カッターベースのY軸方向位置を制御する下側カ
ッターY方向位置制御手段と、 前記下側カッターベースに対してZ軸方向移動可能に備
えられる下側カッターアームと、 該下側カッターアームのZ軸方向位置を制御する下側カ
ッターZ方向位置制御手段と、 前記下側カッターアームに対してY軸周りに旋回可能に
取り付けられる下側カッター支持部材と、 木材を求心させつつクランプし得るバイスとを備え、 前記旋回制御手段を、前記下側カッターを、その刃幅中
心線と回転中心線との交点を旋回中心として前記Y軸周
りに旋回させる手段として構成し、 前記下側カッターを、X軸及びZ軸方向に移動させて加
工開始位置に合わせ、その後、Y軸方向に上昇させて横
架材の下面から所定深さまで上昇させると共に、Z軸方
向に移動させつつ切削を行うことにより、横架材の下面
に間柱欠きを加工する間柱欠き加工制御手段と、 前記下側カッターを、X軸方向及びZ軸方向に移動させ
て加工開始位置に合わせた後に、Y軸方向に上昇させて
横架材の下面の切削を開始すると共に、屋根勾配に合わ
せてYZ平面内で当該下側カッターを斜めに移動させる
様にY軸及びZ軸方向の位置を制御しつつ切削を行うこ
とにより、横架材の下面に垂木欠きを形成する垂木欠き
加工制御手段と、 前記下側カッターを、前記旋回制御手段によりその刃幅
中心線が前記横架材に対して形成すべき隅木欠き又は谷
木欠きの方向と一致する角度となる様に旋回させ、Y軸
方向所定高さまで上昇させて切削を開始すると共に、Y
Z平面内を屋根勾配に対応して斜めに移動させると同時
にXZ平面内を旋回後の刃幅中心線に沿って斜めに移動
させる様に、X軸、Y軸及びZ軸の3軸方向の移動量を
制御しつつ切削を行わせて、前記横架材に対して前記旋
回後の刃幅中心線に沿って伸びかつ前記屋根勾配に対応
する傾斜面を有する隅木欠き又は谷木欠きを形成する隅
木欠き・谷木欠き加工制御手段とを備え、 前記間柱欠き加工制御手段、垂木欠き加工制御手段及び
前記隅木欠き・谷木欠き加工制御手段を、CAD/CA
Mデータに基づき動作させることにより、前記下側カッ
ターで、間柱欠き、垂木欠き、隅木欠き及び/又は谷木
欠きを横架材に対して必要に応じて形成する様にしたこ
とを特徴とする横架材加工機。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれか記載の
横架材加工機において、 前記旋回制御手段を、前記下側カッターを、その刃幅中
心線がZ軸と平行となる角度を含み、少なくとも270
度の範囲内を45度単位で旋回させ得る手段と して構成
することを特徴とする横架材加工機。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか記載の横
架材加工機において、 前記下側カッターによる加工位置への横架材の搬入側及
び搬出側に配置されるローラ付きのバイス装置と、 該各バイス装置に対して、前記加工位置に向かって伸び
る上昇位置と、下方へ倒れた退避位置との間を移動可能
な可倒式の補助ローラを備えさせることを特徴とする横
架材加工機。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか記載の横
架材加工機を備えると共に、該横架材加工機によって加
工された横架材を次工程の横架材加工機へ横移送するた
めのチェーンスラッシャとを備える横架材プレカット設
備において、 前記次工程の横架材加工機へ横架材を横移送するための
チェーンスラッシャを、前工程の横架材加工機によって
加工される隅木欠き又は谷木欠きがはまり込まない様
に、複数条のチェーンを一組とするか又は広幅のチェー
ンを用いる様にしたことを特徴とする横架材プレカット
設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10020898A JP3388703B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 横架材加工機及び横架材プレカット設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10020898A JP3388703B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 横架材加工機及び横架材プレカット設備 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001379224A Division JP2002273637A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 横架材プレカット設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277504A JPH11277504A (ja) | 1999-10-12 |
| JP3388703B2 true JP3388703B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=14267896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10020898A Expired - Fee Related JP3388703B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 横架材加工機及び横架材プレカット設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3388703B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190113142A (ko) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 권영호 | 판형 가공물의 표면가공장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6543606B2 (ja) * | 2016-11-24 | 2019-07-10 | 宮川工機株式会社 | 木材プレカット加工設備 |
| JP7710726B2 (ja) * | 2021-11-18 | 2025-07-22 | 宮川工機株式会社 | 木材加工関連装置 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10020898A patent/JP3388703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190113142A (ko) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 권영호 | 판형 가공물의 표면가공장치 |
| KR102077837B1 (ko) * | 2018-03-27 | 2020-02-14 | 권영호 | 판형 가공물의 표면가공장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11277504A (ja) | 1999-10-12 |
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