JP3442131B2 - 業務分析支援方法及び装置及びそれに用いる業務分析表 - Google Patents

業務分析支援方法及び装置及びそれに用いる業務分析表

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JP3442131B2
JP3442131B2 JP04097994A JP4097994A JP3442131B2 JP 3442131 B2 JP3442131 B2 JP 3442131B2 JP 04097994 A JP04097994 A JP 04097994A JP 4097994 A JP4097994 A JP 4097994A JP 3442131 B2 JP3442131 B2 JP 3442131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システム開発時におい
て必要な業務フローシートの作成などを支援する業務分
析支援方法及び装置及びそれに用いる業務分析表に関す
る。
【0002】システム開発の上流工程においては、シス
テム化の対象となる業務についての業務フローを作成
し、その業務フローを基にしてシステム化の対象となる
業務を分析し、システム化の範囲の決定や新システムで
の処理方式の決定を行う。また、業務フローに基づい
て、システム化に対する要求をまとめていき、改善点や
要望点などによってその業務フローを修正していく。
【0003】このように、システム開発において業務フ
ローは重要な役割を担っているので、実際に行われてい
る業務を洩れなく表した業務フローを効率的に作成する
ことが望まれる。
【0004】
【従来の技術】従来において、システム開発時における
業務フローを作成するために、システム化の対象となる
業務に携わる関係者が一同に集合し、長時間にわたって
意見を述べあい、必要に応じて分担して業務フローを手
作業で作成していた。
【0005】また、作成した業務フローについて、関連
する全ての業務が洩れなく記述されているか、また業務
における矛盾点がないかなどを確認する必要があるが、
そのためのチェックも人手によって行われていた。
【0006】一方、企業における情報システムの開発に
おいて、システム全体の構造化を図って業務と情報との
相互関連を明確に定義しておくために、縦方向に業務機
能を配置し横方向に情報を配置したマトリックス表が用
いられている(ジェームズ・マーチン著,坂本広訳「情
報システムの戦略的構築」第81〜95頁,日経マグロ
ウヒル社,昭和60年6月20日発行)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、システム開発
において、システム化すべき業務の内容は一般に極めて
複雑且つ膨大であるから、人手による作業の効率の悪さ
とも相まって業務フローの作成に多大の時間と労力を費
やしており、しかも関連する業務を網羅してミスのない
業務フローを人手で作成することは極めて困難であっ
た。また、作成した業務フローについて、抜けや記述ミ
スがないか否かをチェックすることも極めて困難であ
り、業務に携わる関係者が一同に集合することも実際問
題として時間的調整が難しい。
【0008】また、上述した従来のマトリックス表で
は、業務と情報との関連は記述されるが、業務フローを
作成するためにそれでは不十分であるため、マトリック
ス表に基づいて業務フローを作成することはできない。
したがって、システム開発時において、業務フローはマ
トリックス表の存在とは関係なく別個に作成されてい
た。
【0009】さらに、作成された業務フローに基づい
て、業務、情報、組織などの関連を分析することも困難
であった。請求項1乃至請求項5の発明は、必要な情報
を入力することによって、抜けや記述ミスのない業務フ
ローを自動的に短時間で作成することを目的とする。
【0010】さらに請求項4の発明は、作成した業務フ
ローの修正を容易にすることを目的とする。さらに請求
項5の発明は、業務フローにおける業務、情報、及び組
織の関連についての分析を容易にすることを目的とす
る。
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、上述の課題を解決するため、図1に示すように、
システム化の対象となる業務範囲内における業務フロー
シートFSBを作成し、それを利用可能とするためにシ
ートファイル22に格納することによって業務分析の支
援をコンピュータによって行うための処理方法であっ
て、前記コンピュータが、 a.縦方向又は横方向のいずれか一方向の項目群として
システム化の対象となる業務範囲内において行われる業
務BSが配置されており他の一方向の項目群としてシス
テム化の対象となる業務範囲に関連する情報FMと組織
RGとが配置されてなるマトリックスの交点に、仕事B
SWと情報FMT又は組織RGNとを関連付けるための
関連マークMRが付されてなる、業務分析表ファイル2
1に格納された業務分析表TBAを、主メモリに読み込
み、 b .前記業務分析表TBAに配列された組織RGNに対
応して組織RGN毎に区画された業務フローシートFS
Bを生成して前記シートファイル22に格納し、c .前記業務分析表TBAに配列された仕事BSWをそ
の上位から順に検索して1つ取り出し、取り出した仕事
BSWを、前記業務分析表TBAにおける仕事BSWと
組織RGNとの間の関連マークMRを参照して、前記業
務フローシートFSB上の当該仕事BSWが実行される
組織RGNの区画内に配置し、d. 前記業務分析表TBAを参照して、前記ステップc
で配置した仕事BSWに関連する情報FMTを前記業務
分析表TBAにおける当該仕事BSWと当該情報FMT
との交点の関連マークMRの内容に応じて予め決められ
ている仕事BSWとの位置関係に基づいて前記業務フロ
ーシートFSB上に配置し、e.前 記業務フローシートFSB上に配置した仕事BS
Wと情報FMTとの間に、前記業務分析表TBAにおけ
る当該仕事BSWと当該情報FMTとの交点の関連マー
クMRの内容に応じて予め決められている方向の矢印A
Rを配置し、f .上記cからeのステップを繰り返し、作成された業
務フローシートFSBをシートファイル22に格納し、g .前記業務分析表TBA及び前記業務フローシートF
SBを出力する方法である。
【0013】請求項2の発明に係る装置1は、縦方向又
は横方向のいずれか一方向の項目群としてシステム化の
対象となる業務範囲内において行われる業務BSが配置
され、他の一方向の項目群としてシステム化の対象とな
る業務範囲に関連する情報FMと組織RGとが配置され
てなるマトリックス状の業務分析表TBAを格納する業
務分析表ファイル21と、前記業務分析表TBAに配列
された各組織RGNに対応して組織RGN毎に区画され
た業務フローシートFSBを格納するシートファイル2
2と、前記業務分析表TBAにおけるマトリックスの交
点に、前記業務BSに含まれる仕事BSWと情報FMT
又は組織RGNとを関連付けるための関連マークMRを
入力するための入力手段31と、前記業務分析表TBA
に配列された仕事BSWをその上位から順に検索して取
り出し、取り出した仕事BSWを、前記業務分析表TB
Aにおける仕事BSWと組織RGNとの間の関連マーク
MRを参照して、前記業務フローシートFSB上の当該
仕事BSWが実行される組織RGNの区画内に配置する
仕事配置手段32と、前記業務分析表TBAを参照し
て、前記業務フローシートFSBに配置した仕事BSW
に関連する情報FMTを前記業務分析表TBAにおける
当該仕事BSWと当該情報FMTとの交点の関連マーク
MRの内容に応じて予め決められている仕事BSWとの
位置関係に基づいて前記業務フローシートFSB上に配
置する情報配置手段33と、前記業務フローシートFS
B上に配置した仕事BSWと情報FMTとの間に、前記
業務分析表TBAにおける当該仕事BSWと当該情報F
MTとの交点の関連マークMRの内容に応じて予め決め
られている方向の矢印ARを配置する矢印配置手段34
と、前記業務分析表TBA及び前記業務フローシートF
SBを画面HGに表示する表示手段35と、を有して構
成される。
【0014】請求項3の発明に係る装置では、前記矢印
配置手段34は、前記関連マークMRが、生成又は更新
を意味する場合に仕事BSWから情報FMTに向かう矢
印ARを配置し、参照を意味する場合に情報FMTから
仕事BSWに向かう矢印ARを配置するものである。
【0015】請求項4の発明に係る装置は、前記業務分
析表TBA又は前記業務フローシートFSBのいずれか
一方の内容の修正にともなって、自動的にその修正内容
に応じていずれか他方の内容の修正を連動して行う連動
修正手段36を有して構成される。
【0016】請求項5の発明に係る装置は、前記仕事B
SW、前記情報FMT、又は前記組織RGNの内の特定
の項目を検索キーとして指定する検索キー指定手段37
と、前記業務BS、前記情報FM、又は前記組織RGの
内の1つの項目群を回答キーとして指定する回答キー指
定手段38と、前記業務分析表TBAから、前記検索キ
ーとして指定された特定の項目に関連し、且つ前記回答
キーとして指定された項目群の中に含まれる項目を、前
記関連マークMRの有無により検索する検索手段39
と、前記検索された項目を画面HGに表示する表示手段
35と、を有して構成される。
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】業務分析表ファイル21には、入力手段31に
よって入力された業務分析表TBAが格納される。業務
分析表TBAには、縦方向又は横方向のいずれかに業務
BSが配置され、他の方向に情報FMと組織RGとが配
置される。業務BSの各項目として細分化した仕事BS
Wが順に配列される。情報FM及び組織RGの各項目と
して情報FMT又は組織RGNがそれぞれ配列される。
【0020】入力手段31によって、業務分析表TBA
のマトリックスの交点に関連マークMRが入力される。
業務分析表TBAに関連マークMRが入力された後、業
務フローシートFSBが作成されてシートファイル22
に格納される。業務フローシートFSBは、各組織RG
Nに対応して組織RGN毎に区画される。
【0021】仕事配置手段32によって、業務フローシ
ートFSB上の組織RGNの区画内に、その組織RGN
によって実行される仕事BSWが配置される。情報配置
手段33によって、配置した仕事BSWに関連する情報
FMTが配置される。矢印配置手段34によって、仕事
BSWと情報FMTとの間に矢印ARが配置される。矢
印ARの方向は、関連マークMRが、生成又は更新であ
る場合に仕事BSWから情報FMTに向かい、参照であ
る場合に情報FMTから仕事BSWに向かう。
【0022】作成された業務分析表TBA及び業務フロ
ーシートFSBは表示手段35によって画面HGに表示
される。業務分析表TBA又は前記業務フローシートF
SBのいずれか一方の内容を修正すると、連動修正手段
36によって他方の内容も連動して修正される。
【0023】検索キー及び回答キーを指定することによ
って、特定の項目に関連し指定された項目群の中に含ま
れる項目が検索手段39によって業務分析表TBAの中
から検索され、その結果が画面HGに表示される。
【0024】
【実施例】図2は本発明に係る業務分析支援装置1のハ
ードウエア構成を示す図、図3は業務分析表TBAの構
成を示す図、図4は業務フローシートFSBの構成を示
す図である。
【0025】図2において、業務分析支援装置1は、処
理装置11、磁気ディスク装置12、表示装置13、キ
ーボード14、マウス15、及びプリンタ装置16など
から構成されている。業務分析支援装置1は、例えばい
わゆるパーソナルコンピュータ又はワーキングステーシ
ョンなどによって実現される。
【0026】磁気ディスク装置12には、業務分析表T
BAを格納する業務分析表ファイル21、及び業務フロ
ーシート(業務フロー)FSBを格納するシートファイ
ル22が設けられている。処理装置11は、演算部2
3、主メモリ24、ROM25などを有しており、キー
ボード14及びマウス15の指示に応じて、業務分析表
ファイル21及びシートファイル22の内容に基づき又
はそれらを参照して、業務フローシートを作成し、修正
し、その他の必要な処理を実行し、処理結果を画面HG
に表示する。
【0027】処理装置11によって、本発明における仕
事配置手段32、情報配置手段33、矢印配置手段3
4、連動修正手段36、及び検索手段39が実現され
る。キーボード14又はマウス15と処理装置11によ
って、本発明における入力手段31、検索キー指定手段
37、及び回答キー指定手段38が実現される。
【0028】図3において、業務分析表TBAは、縦方
向の項目群として、システム化の対象となる業務範囲内
において行われる業務BSを配置し、横方向の項目群と
して、業務範囲に関連する情報FMと組織RGとを配置
したマトリックス状の表である。
【0029】縦方向の項目群の業務BSは、その部門で
行われる業務をトップダウンで大きな概念から小さな仕
事(細分化された業務)の単位にまで分解する。つま
り、例えば、「資材管理」「決算」「購買」などの業務
領域BST、「資材計画」「会計業務」「月末決算」な
どの業務BSB、「資材所要数計算」「在庫確認」「伝
票発行」「伝票集計」などの仕事BSWに分解する。そ
して、仕事BSWについて、その時系列にしたがって、
先に実行される仕事BSWが上位となるように仕事BS
Wの流れの順に業務分析表TBAに配置されるようにオ
ペレータが入力する。
【0030】オペレータは、横方向の2種類の項目群で
は、情報FMを先に配置し、それに並んで組織RGを配
置する。情報FMについては、その部門で利用される帳
票、原票、コンピュータ画面などの全ての各情報FMT
を全て洗い出し、それらを順不同で配置する。組織RG
については、その部門を構成する各組織(又は職制)R
GNを全て洗い出し、互いに関連する組織RGNの集合
毎に、且つ関連する組織RGNの集合内において階層的
に配列する。
【0031】そして、各仕事BSWに対応して関連する
情報FMT又は組織RGNについて、それぞれのマトリ
ックスの交点に関連マークMRを付す。仕事BSWと情
報FMTとの間の関連マークMRには、C(生成)、U
(更新)、R(参照)、D(削除)の4種類があり、こ
れらの内のいずれかを用いて、仕事BSW、情報FM
T、及び組織RGNの間の全ての関係が表現される。す
なわち、ある仕事BSWで生成される情報FMTはそれ
らの交点にCを入力する。
【0032】ある仕事BSWで参照される情報FMTは
それらの交点にRを入力する。ある仕事BSWで更新さ
れる情報FMTはそれらの交点にUを入力する。ある仕
事BSWで捨てられる情報FMTはそれらの交点にDを
入力する。
【0033】そして、1つの情報FMTが複数の仕事B
SWにおいて同一の利用形態で利用される場合には、同
一の利用形態毎に利用される順に番号を付加する。例え
ば、図3の例では、仕事1では情報1が生成され、その
情報1は、仕事2乃至仕事4で参照されることを表す。
また仕事2では、情報1を参照し、情報2及び情報3を
更新することを表す。関連マークMRがRの場合は、そ
の情報FMTはその仕事BSWへの入力であり、関連マ
ークMRがC又はUの場合は、その情報FMTは仕事B
SWからの出力であることを表す。
【0034】また、仕事BSWと組織RGNとの間の関
連マークMRとして、丸印を用いる。すなわち、ある仕
事BSWが行なわれる組織RGNについては、それらの
交点に丸印を入力する。例えば、図3の例では、仕事1
は組織1で行われ、仕事2は組織2で行われることを表
す。
【0035】なお、業務分析表TBAにおいて、業務B
S、情報FM、及び組織RGにおける各項目の入力及び
並び替え、及び関連マークMRの入力は、オペレータが
画面HGに表示された業務分析表TBAを見ながらキー
ボード14などから入力することによって行われる。デ
ータが入力された業務分析表TBAによって、業務分析
表ファイル21の内容が更新される。業務分析表TBA
は、必要に応じて画面HGに表示し、内容を修正し、削
除し、他のファイルとして複写し、又はプリンタ装置1
6でプリントすることができる。
【0036】業務分析表TBAによると、仕事BSW、
情報FMT、及び組織RGNについての相互関連が簡単
明瞭に記述されるので、業務分析又は業務フローの作成
に必要な事項を洩れなく容易に記述することができる。
【0037】図4において、業務フローシートFSB
は、図3に示す業務分析表TBAに配列された組織RG
Nに対応して、その組織RGN毎に区画されており、各
組織RGNの区画に、仕事BSW及び情報FMTが配置
され、且つそれらの間に矢印が配置されたものである。
【0038】次に、業務フローシートFSBの作成処理
手順について、図5に示すフローチャートを参照して説
明する。キーボード14又はマウス15による業務分析
表TBAへの関連マークMRの入力が終了し(#1
1)、処理装置11によって、組織RGN毎に区画され
た業務フローシートFSBが作成され(#12)、業務
分析表TBAに配列された仕事BSWがその上位から順
に1つ取り出されて、その仕事BSWが実行される組織
RGNの区画内に配置される(#13)。以下、処理装
置11により図4に示す業務フローチャートFSBの作
成が自動的に行われる。
【0039】図4に示す例では、まず、業務分析表TB
Aから取り出された仕事1が、ボックス(方形枠)で囲
まれて組織1の区画内に配置される。次に、業務分析表
TBAが参照され、業務フローシートFSBに配置され
た仕事BSWに関連する情報FMTが業務フローシート
FSB上に配置される(#14)。このとき、入力とな
る情報FMTは仕事BSWの上方に、出力となる情報F
MTは仕事BSWの下方に、それぞれ原則として配置さ
れる。しかし、必ずしもそうでなくてもよい。
【0040】図4に示す例では、仕事1において生成さ
れる情報1が、ボックスで囲まれて組織2の区画内に配
置される。但し、情報FMTの配置位置については自由
度があり、例えば情報1を組織1の区画内において仕事
1の下方に配置することも可能である。なお、この段階
では、組織3の区画内の2つの情報1は未だ配置されて
いない。また、情報1を囲むボックスが仕事1の場合と
同じ方形枠であるが、これを例えば並行四辺形としても
よい。
【0041】そして、業務分析表TBAが参照され、業
務フローシートFSBに配置された仕事BSWと情報F
MTとの間に、それらに関連する関連マークMRの内容
に応じた方向の矢印ARが配置される(#15)。この
とき、矢印ARは、関連マークMRがRであれば情報F
MTから仕事BSWに向かい、関連マークMRがC又は
Uであれば仕事BSWから情報FMTに向かう。なお、
配置された仕事BSWにおいて情報FMTが参照される
場合に、その情報FMTがそれよりも上位の仕事(出現
順位の早い仕事)BSWで更新又は生成されていた場合
には、その上位の仕事BSWと情報FMTとの間に矢印
ARを配置する。また、関連マークMRが削除である場
合には、矢印ARに「削除」が添え書きされる。
【0042】図4に示す例では、仕事1において情報1
が生成(C)されるので、仕事1から情報1に向かう矢
印AR1が配置される。このとき、矢印AR1の近辺に
「C」を表示するようにしてもよい。
【0043】業務分析表TBAにおいて未配置の仕事B
SWがあれば(#16でイエス)、ステップ#13以降
の処理を繰り返す。全ての仕事BSWについての配置が
終了すると(#16でノー)、業務フローシートFSB
をシートファイル22に格納して処理を終える(#1
7)。
【0044】なお、図4において、仕事1についての配
置処理を終えた後は、仕事2を組織2の区画内に配置
し、情報2及び情報3を組織2の区画内に配置し、仕事
2との間に矢印AR2〜AR4を配置する。さらに、仕
事3を組織3の区画内に配置し、情報1及び情報4を同
じ区画内に配置し、矢印AR5〜AR7を配置する。こ
のとき、配置された仕事3で参照される情報1がそれよ
りも上位の仕事1で生成されているので、仕事1と情報
1との間に矢印AR8が配置される。
【0045】そして、仕事4を組織3の区画内に配置
し、情報1、情報4、及び情報5を配置し、矢印AR9
〜AR11を配置する。仕事1と情報1との間に矢印A
R12を配置する。仕事5を組織4の区画内に配置し、
情報2〜6を配置し、矢印AR13〜AR16を配置す
る。仕事3と情報4との間に矢印AR17を配置する。
仕事6を組織1の区画内に配置し、矢印AR18を配置
する。これで、図3の業務分析表TBAに対応する業務
フローシートFSBの作成が終了する。
【0046】図4の業務フローシートFSBで理解され
るように、上位で利用された情報FMTを下位で利用す
る場合に、その情報FMTを新たに配置してもよく、又
は上位の仕事BSWで配置された情報FMTを兼用して
もよい。また、情報FMTを配置する場合に、その位置
は特にこだわることはない。
【0047】なお、組織RGNの区画内に仕事BSW及
び情報FMTを配置していくことによって、その区画領
域を拡大する必要が生じることがあるが、区画領域の拡
大又は縮小は自動的に行われる。
【0048】次に、業務分析支援装置1のチェック機能
について説明する。業務分析支援装置1においては、作
成された業務分析表TBA及び業務フローシートFSB
に対して、記述洩れや矛盾点など有無のチェックを自動
的に行わせることができる。このチェックは、オペレー
タがキーボード14又はマウス15を操作することによ
り、随時に実行させることができる。
【0049】例えば、業務分析表TBAに記述された情
報FMTについて、それぞれに関連する仕事BSWが1
つ以上あるか否かがチェックされる。もし、関連する仕
事BSWが1つもない場合には、その情報FMTが使用
されていないか、又は必要な仕事BSWの記述が抜けて
いるかのいずれかであり、その旨の警告が画面HGに表
示され、また必要に応じて音声が発せられる。
【0050】また、業務分析表TBAに記述された仕事
BSWについて、それぞれが1つの組織RGNのみと関
連しているか否かがチェックされる。もし、2つ以上の
組織RGNと関連している場合には、その仕事BSWの
細分化が足りないか、又は共同作業であるので、その旨
の警告又はメッセージが画面HGに表示される。
【0051】また、業務分析表TBAに記述された組織
RGNについて、それぞれの組織RGNに関連する仕事
BSWを検索することによって洗い出しが行われ、仕事
BSWの記述に抜けがないかどうかがチェックされる。
【0052】業務フローシートFSBについて、各組織
RGNの区画に記述された仕事BSWが、業務分析表T
BAの各組織RGNに対応する仕事BSWと一致するか
否かがチェックされる。
【0053】また、業務フローシートFSBに記述され
た情報FMTと仕事BSWとの関係と、業務分析表TB
Aの情報FMTと仕事BSWとの関係とが一致するか否
かがチェックされる。チェックの結果は画面HGに表示
される。
【0054】次に、業務分析支援装置1の修正機能につ
いて説明する。業務分析支援装置1においては、作成し
た業務分析表TBA及び業務フローシートFSBを必要
に応じて修正し編集することができる。この修正は、業
務分析表TBA又は業務フローシートFSBを画面HG
に表示した状態で、オペレータがキーボード14又はマ
ウス15をCADと同様の要領で操作することにより行
われる。業務フローシートFSBを修正すると、これに
連動して業務分析表TBAも自動的に修正される。その
逆に、業務分析表TBAを修正すると、それと連動して
業務フローシートFSBも自動的に修正される。
【0055】図6は図3の業務分析表TBAを修正した
後の業務分析表TBA2を示す図、図7は図4の業務フ
ローシートFSBを修正した後の業務フローシートFS
B2を示す図である。
【0056】図4の業務フローシートFSBにおいて、
例えば、仕事6は組織1ではなく組織2で実行されるこ
と、及び仕事6において情報3が参照されることにオペ
レータが気が付き、図7の業務フローシートFSB2に
示すようにそのように修正した場合には、図3の業務分
析表TBAは図6の業務分析表TBA2に示すように自
動的に修正される。
【0057】図4の業務フローシートFSBの修正のた
めの操作は、例えば、業務フローシートFSBを画面H
Gに表示した状態で、現在の仕事6をマウス15により
ヒットすると、図10に示すように処理内容を選択する
ためのメニューWHG1が画面HGにウインドウ表示さ
れるので、その中から「移動」を選択した後、移動先の
位置を指定する。これによって、仕事6は組織2の区画
内に移動する。そして、移動後の仕事6とその上方に配
置されている情報3とをマウス15によりドラグして関
連付ける。このとき、図11に示すように関連マークM
Rの種類を選択するためのメニューWHG2が画面HG
にウインドウ表示されるので、その中から「参照」を選
択することにより、情報3から仕事6への矢印AR19
が配置される。
【0058】次に、業務分析支援装置1の検索機能につ
いて説明する。業務分析支援装置1においては、仕事B
SW、情報FMT、又は組織RGNの内の特定の項目を
検索キーとして指定し、仕事BSW、情報FMT、又は
組織RGNの内の1つの項目群を回答キーとして指定す
ることにより、業務分析表TBAについての検索が行わ
れ、検索キーとして指定された特定の項目に関連し、且
つ回答キーとして指定された項目群の中に含まれる項目
が抽出され、その結果が画面HGに表示される。
【0059】検索機能によって、ある組織RGNが取り
扱う情報FMTの調査、ある情報FMTを取り扱う仕事
BSWの調査、ある情報FMTを取り扱う組織RGNの
調査、ある仕事BSWで取り扱う情報FMTの調査、あ
る仕事BSWが行なわれる組織RGNの調査、ある組織
RGNで行なわれる仕事BSWの調査が実行可能であ
る。このような検索機能は、各種の分析観点からのチェ
ック情報を提供するために用いることができる。
【0060】図8及び図9は業務分析表TBAの検索状
態を説明するための図である。図8において、検索状態
SR1に示す例では、特定の組織1と情報FMTとを指
定することにより、組織1で取り扱う情報FMTが関連
マークMRの有無によって検索され、情報1及び情報6
が抽出される。検索結果は、図12に示すように一覧表
WHG3として画面HGにウインドウ表示される。
【0061】また、検索状態SR2に示す例では、特定
の情報3と仕事BSWとを指定することにより、情報3
を取り扱う仕事2が抽出される。検索状態SR3に示す
例では、特定の情報4と組織RGNとを指定することに
より、情報4を取り扱う組織3及び組織4が抽出され
る。
【0062】図9において、検索状態SR4に示す例で
は、特定の仕事6と情報FMTとを指定することによ
り、仕事6で取り扱う情報6が抽出される。検索状態S
R5に示す例では、特定の仕事4と組織RGNとを指定
することにより、仕事4が行われる組織3が抽出され
る。検索状態SR6に示す例では、特定の組織4と仕事
BSWとを指定することにより、組織4で取り扱う仕事
5が抽出される。それぞれ抽出された内容は画面HGに
一覧表示される。
【0063】また、図には示していないが、特定の項目
を複数個同時に指定することも可能である。例えば、組
織1〜4と情報FMTとを指定することにより、それぞ
れの組織1〜4で取り扱う情報FMTが検索される。検
索結果は、図13に示すように一覧表WHG4として画
面HGに表示される。
【0064】上述した種々の処理において、必要なデー
タは業務分析表ファイル21又はシートファイル22か
ら主メモリ24上に展開され、展開されたデータに対し
て、ROM25に格納されたプログラム又は主メモリ2
4にダウンロードされたプログラムに基づいて、演算部
23により処理が実行される。処理が行われたデータ
は、必要に応じて業務分析表ファイル21又はシートフ
ァイル22に格納される。また、キーボード14などか
ら入力されたデータは、主メモリ24上の所定の位置に
一時的に格納され、必要に応じて業務分析表ファイル2
1又はシートファイル22に転送される。主メモリ24
の内容の所定の箇所は、必要に応じて画面HGに表示さ
れる。
【0065】上述の実施例の業務分析表TBAによる
と、仕事BSW、情報FMT、及び組織RGNの関連を
洩れなく表すことができ、且つそれらの記述が容易であ
る。作成した業務分析表TBAに基づいて、仕事BS
W、情報FMT、及び組織RGNの相互間における矛盾
点、抜けた点などを容易にチェックすることができ、ま
た、種々のチェック情報を容易に得ることができる。
【0066】業務分析表TBAに基づいて、抜けや記述
ミスのない業務フローシートFSBを自動的に高速で作
成することができる。作成した業務フローシートFSB
の修正を容易に行うことができ、また業務フローシート
FSBをチェックすることによって、仕事BSW、情報
FMT、及び組織RGNの関連についての分析を容易に
行うことができる。
【0067】上述の実施例において、業務分析表TBA
の業務BSを横方向に情報FM及び組織RGを縦方向に
それぞれ配列してもよい。業務フローシートFSBの組
織RGNを縦方向に配列してもよい。関連マークMRを
上述以外の文字、図形、記号などによって表示してもよ
い。業務分析支援装置1の全体又は各部の構成、画面H
Gの構成、処理内容又は順序などは、本発明の主旨に沿
って種々変更することができる。業務分析表TBAの作
成及び業務フローシートFSBの作成を1つの業務分析
支援装置1によって行うこととしたが、通信回線やフレ
キシブルディスクなどによってデータ交換が可能な別個
の装置によって作成してもよい。
【0068】
【発明の効果】請求項1乃至請求項5記載の発明による
と、必要な情報を入力することによって、抜けや記述ミ
スのない業務フローを自動的に短時間で作成することが
できる。
【0069】請求項4の発明によると、作成した業務フ
ローの修正を容易に行うことができる。請求項5の発明
によると、業務フローにおける業務、情報、及び組織の
関連についての分析を容易に行うことができる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の業務分析支援装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る業務分析支援装置のハードウエア
構成を示す図である。
【図3】業務分析表の構成を示す図である。
【図4】業務フローシートの構成を示す図である。
【図5】業務フローシートの作成処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】図2の業務分析表を修正した後の業務分析表を
示す図である。
【図7】図3の業務フローシートを修正した後の業務フ
ローシートを示す図である。
【図8】業務分析表の検索状態を説明するための図であ
る。
【図9】業務分析表の検索状態を説明するための図であ
る。
【図10】業務フローシートの修正において処理内容を
選択するためのメニューを示す図である。
【図11】業務フローシートの修正において関連マーク
の種類を選択するためのメニューを示す図である。
【図12】業務分析表の検索結果である一覧表の例を示
す図である。
【図13】業務分析表の検索結果である一覧表の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 業務分析支援装置 21 業務分析表ファイル 22 シートファイル 31 入力手段 32 仕事配置手段 33 情報配置手段 34 矢印配置手段 35 表示手段 36 連動修正手段 37 検索キー指定手段 38 回答キー指定手段 39 検索手段 HG 画面 TBA 業務分析表 FSB 業務フローシート BS 業務 FM 情報 RG 組織 BSW 仕事 FMT 情報 RGN 組織 MR 関連マーク AR 矢印

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システム化の対象となる業務範囲内におけ
    る業務フローシートを作成し、それを利用可能とするた
    めにシートファイルに格納することによって業務分析の
    支援をコンピュータによって行うための処理方法であっ
    て、前記コンピュータが、 a.縦方向又は横方向のいずれか一方向の項目群として
    システム化の対象となる業務範囲内において行われる業
    務が配置されており他の一方向の項目群としてシステム
    化の対象となる業務範囲に関連する情報と組織とが配置
    されてなるマトリックスの交点に、仕事と情報又は組織
    とを関連付けるための関連マークが付されてなる、業務
    分析表ファイルに格納された業務分析表を、主メモリに
    読み込み、 b .前記業務分析表に配列された組織に対応して組織毎
    に区画された業務フローシートを生成して前記シートフ
    ァイルに格納し、c .前記業務分析表に配列された仕事をその上位から順
    に検索して1つ取り出し、取り出した仕事を、前記業務
    分析表における仕事と組織との間の関連マークを参照し
    て、前記業務フローシート上の当該仕事が実行される組
    織の区画内に配置し、d. 前記業務分析表を参照して、前記ステップcで配置
    した仕事に関連する情報を前記業務分析表における当該
    仕事と当該情報との交点の関連マークの内容に応じて予
    め決められている仕事との位置関係に基づいて前記業務
    フローシート上に配置し、e.前 記業務フローシート上に配置した仕事と情報との
    間に、前記業務分析表における当該仕事と当該情報との
    交点の関連マークの内容に応じて予め決められている方
    向の矢印を配置し、f .上記cからeのステップを繰り返し、作成された業
    務フローシートをシートファイルに格納し、g .前記業務分析表及び前記業務フローシートを出力す
    ることを特徴とする業務分析支援処理方法。
  2. 【請求項2】システム化の対象となる業務範囲内におけ
    る業務フローシートを作成し、それを利用可能とするた
    めにシートファイルに格納することによって業務分析の
    支援を行うための装置であって、 縦方向又は横方向のいずれか一方向の項目群としてシス
    テム化の対象となる業務範囲内において行われる業務が
    配置され、他の一方向の項目群としてシステム化の対象
    となる業務範囲に関連する情報と組織とが配置されてな
    るマトリックス状の業務分析表を格納する業務分析表フ
    ァイルと、 前記業務分析表に配列された各組織に対応して組織毎に
    区画された業務フローシートを格納するシートファイル
    と、 前記業務分析表におけるマトリックスの交点に、前記業
    務に含まれる仕事と情報又は組織とを関連付けるための
    関連マークを入力するための入力手段と、 前記業務分析表に配列された仕事をその上位から順に検
    索して取り出し、取り出した仕事を、前記業務分析表に
    おける仕事と組織との間の関連マークを参照して、前記
    業務フローシート上の当該仕事が実行される組織の区画
    内に配置する仕事配置手段と、 前記業務分析表を参照して、前記業務フローシートに配
    置した仕事に関連する情報を前記業務分析表における当
    該仕事と当該情報との交点の関連マークの内容に応じて
    予め決められている仕事との位置関係に基づいて前記業
    務フローシート上に配置する情報配置手段と、 前記業務フローシート上に配置した仕事と情報との間
    に、前記業務分析表における当該仕事と当該情報との交
    点の関連マークの内容に応じて予め決められている方向
    の矢印を配置する矢印配置手段と、 前記業務分析表及び前記業務フローシートを画面に表示
    する表示手段と、 を有してなることを特徴とする業務分析支援装置。
  3. 【請求項3】前記矢印配置手段は、 前記関連マークが、生成又は更新を意味する場合に仕事
    から情報に向かう矢印を配置し、参照を意味する場合に
    情報から仕事に向かう矢印を配置するものであることを
    特徴とする請求項2記載の業務分析支援装置。
  4. 【請求項4】前記業務分析表又は前記業務フローシート
    のいずれか一方の内容の修正にともなって、自動的にそ
    の修正内容に応じていずれか他方の内容の修正を連動し
    て行う連動修正手段を有してなることを特徴とする請求
    項2又は請求項3記載の業務分析支援装置。
  5. 【請求項5】前記仕事、前記情報、又は前記組織の内の
    特定の項目を検索キーとして指定する検索キー指定手段
    と、 前記業務、前記情報、又は前記組織の内の1つの項目群
    を回答キーとして指定する回答キー指定手段と、 前記業務分析表から、前記検索キーとして指定された特
    定の項目に関連し、且つ前記回答キーとして指定された
    項目群の中に含まれる項目を、前記関連マークの有無に
    より検索する検索手段と、 前記検索された項目を画面に表示する表示手段と、 を有してなることを特徴とする請求項2乃至請求項4の
    いずれかに記載の業務分析支援装置。
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