JP3443043B2 - 電池分別方法及びその装置 - Google Patents
電池分別方法及びその装置Info
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- B07C—POSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
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- B07C5/34—Sorting according to other particular properties
- B07C5/344—Sorting according to other particular properties according to electric or electromagnetic properties
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- B07C5/36—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution
- B07C5/363—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution by means of air
- B07C5/365—Sorting apparatus characterised by the means used for distribution by means of air using a single separation means
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- H—ELECTRICITY
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- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/54—Reclaiming serviceable parts of waste accumulators
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済みの電池
を、その主成分毎に分類して回収する電池分類方法及び
その装置に関し、具体的には前記電池を搬送路に沿って
搬送して、該電池に交番磁界を印加し、電池に誘起され
る渦電流による誘導磁界を検出手段で検出することによ
り、電池を分類するとともに、前記搬送路上を搬送され
る電池を前記検出手段に対して常時一定距離に近接せし
めてその走行を安定化し、高い検出精度を維持する方法
及びその装置に関する。
を、その主成分毎に分類して回収する電池分類方法及び
その装置に関し、具体的には前記電池を搬送路に沿って
搬送して、該電池に交番磁界を印加し、電池に誘起され
る渦電流による誘導磁界を検出手段で検出することによ
り、電池を分類するとともに、前記搬送路上を搬送され
る電池を前記検出手段に対して常時一定距離に近接せし
めてその走行を安定化し、高い検出精度を維持する方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】使用済みの電池(以下、単に、廃電池と
いう)は、環境汚染を防止し、資源の有効活用及びリサ
イクルのために、その主成分毎に分類するのが望まし
い。そのための非破壊的な方法として、廃電池に交番磁
界を印加して、渦電流を発生させ、その渦電流により誘
導された磁界を測定することにより、廃電池を主成分毎
に分類する装置が開発されている。
いう)は、環境汚染を防止し、資源の有効活用及びリサ
イクルのために、その主成分毎に分類するのが望まし
い。そのための非破壊的な方法として、廃電池に交番磁
界を印加して、渦電流を発生させ、その渦電流により誘
導された磁界を測定することにより、廃電池を主成分毎
に分類する装置が開発されている。
【0003】但し、廃電池にはその外表面に、鉄製ジャ
ケットが装飾されているために、その鉄製ジャケットが
電磁的特性を支配するという傾向がある。そのため、特
開平6−215802号においては、廃電池に交番磁界
を印加すると共に、極めて大きな静磁界(準静磁界)を
印加して、鉄製ジャケットを静磁界で磁気飽和させる方
法が提案されている。
ケットが装飾されているために、その鉄製ジャケットが
電磁的特性を支配するという傾向がある。そのため、特
開平6−215802号においては、廃電池に交番磁界
を印加すると共に、極めて大きな静磁界(準静磁界)を
印加して、鉄製ジャケットを静磁界で磁気飽和させる方
法が提案されている。
【0004】即ち、前記特開平6−215802号にて
提案されている電池分別装置は、付勢手段(21,2
2,23)に結合され交流磁界を発生する少なくとも一
つの励磁コイル(20)と、電池又は蓄電池(10)を
前記交流磁界内に位置させる手段と、電池又は蓄電池
(10)が前記交流磁界内に存在中に誘導を測定する検
出手段(30、31、32)と誘導測定中に電池に準一
静磁界を印加する手段(41、42、24、34)とを
具え、該準静磁界が電池又は蓄電池(10)の強磁性部
分の少なくとも一部分をほぼ飽和させるようにしたこと
を特徴としている。なお、上記各符号は前記特開平6−
215802号公報に記載の図面に付与されている符号
である。
提案されている電池分別装置は、付勢手段(21,2
2,23)に結合され交流磁界を発生する少なくとも一
つの励磁コイル(20)と、電池又は蓄電池(10)を
前記交流磁界内に位置させる手段と、電池又は蓄電池
(10)が前記交流磁界内に存在中に誘導を測定する検
出手段(30、31、32)と誘導測定中に電池に準一
静磁界を印加する手段(41、42、24、34)とを
具え、該準静磁界が電池又は蓄電池(10)の強磁性部
分の少なくとも一部分をほぼ飽和させるようにしたこと
を特徴としている。なお、上記各符号は前記特開平6−
215802号公報に記載の図面に付与されている符号
である。
【0005】然るに、前記特開平6−215802号の
ように、鉄製ジャケットを磁気飽和させると、廃電池の
電磁的特性は、鉄製ジャケットによる影響を受けず、そ
の鉄製ジャケット内の電池構成物主成分により決定され
るため、交番磁界により誘導された渦電流による誘導磁
界を測定すれば、廃電池を主成分により分類できるはず
である。
ように、鉄製ジャケットを磁気飽和させると、廃電池の
電磁的特性は、鉄製ジャケットによる影響を受けず、そ
の鉄製ジャケット内の電池構成物主成分により決定され
るため、交番磁界により誘導された渦電流による誘導磁
界を測定すれば、廃電池を主成分により分類できるはず
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術のように、廃電池の鉄製ジャケットを磁気飽和さ
せると、鉄製ジャケットとコイルの間に引力が作用する
ため、連続的な分類に不向きであるという欠点がある。
即ち、廃電池を1個ずつコイル内に配置して磁界を印加
して分類するのであれば、上記方法でも廃電池を分類す
ることができるが、多数の廃電池を連続的にコイル内へ
搬送し、或いは落下させながら、極めて大きな静磁界を
印加して、廃電池をその主成分毎に分類するのであれ
ば、磁界を印加するコイルに廃電池が引き付けられて搬
送が停止し、連続的な分類が困難となっている。
来技術のように、廃電池の鉄製ジャケットを磁気飽和さ
せると、鉄製ジャケットとコイルの間に引力が作用する
ため、連続的な分類に不向きであるという欠点がある。
即ち、廃電池を1個ずつコイル内に配置して磁界を印加
して分類するのであれば、上記方法でも廃電池を分類す
ることができるが、多数の廃電池を連続的にコイル内へ
搬送し、或いは落下させながら、極めて大きな静磁界を
印加して、廃電池をその主成分毎に分類するのであれ
ば、磁界を印加するコイルに廃電池が引き付けられて搬
送が停止し、連続的な分類が困難となっている。
【0007】また、前記廃電池に交番磁界を印加して、
これにより発生する誘導磁界を検出するにあたっては、
搬送ベルト上を搬送されている前記廃電池が、振動等に
よって搬送ベルト上において上下あるいは左右に移動す
るのを阻止して、前記検出手段による検出部位におい
て、電池と検出手段との距離が常時一定になるようにす
るとともに、電池の搬送が拘束を受けることなく円滑に
なされることを要する。
これにより発生する誘導磁界を検出するにあたっては、
搬送ベルト上を搬送されている前記廃電池が、振動等に
よって搬送ベルト上において上下あるいは左右に移動す
るのを阻止して、前記検出手段による検出部位におい
て、電池と検出手段との距離が常時一定になるようにす
るとともに、電池の搬送が拘束を受けることなく円滑に
なされることを要する。
【0008】しかしながら、前記従来技術にあっては、
飽和磁界を用いているため、磁界の強度が過大であり、
搬送ベルト上における電池のスムーズな移動がなされ難
いという問題点を有している。
飽和磁界を用いているため、磁界の強度が過大であり、
搬送ベルト上における電池のスムーズな移動がなされ難
いという問題点を有している。
【0009】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、多
量の電池を連続的に分類可能とするとともに、電池の搬
送をスムーズに行ないかつ、電池に発生する誘導磁界の
検出精度を向上することを目的とする。
量の電池を連続的に分類可能とするとともに、電池の搬
送をスムーズに行ないかつ、電池に発生する誘導磁界の
検出精度を向上することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる従来技術の課題を
解決するため、請求項1記載の発明に係る電池分類方法
は、連続的に搬送される電池に弱い静磁界と共に複数の
周波数を含む交番磁界を印加し、前記電池に誘導される
渦電流による誘導磁界を検出する電池分別方法におい
て、前記静磁界の強さを0.01T(テスラ)乃至0.
3Tとするとともに、前記交番磁界に対する前記誘導磁
界に対する強度及び位相の2成分を検出し、該検出信号
が、予め求めた該2成分に対する前記電池の種類及び大
きさとの関係に基づいて前記周波数毎に設定された、誘
導磁界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=
Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸と
した二次元座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾ
ーンに属するか否かについてAND、ORを行なうこと
により前記電池を種類及び大きさ毎に分類することを特
徴とする。
解決するため、請求項1記載の発明に係る電池分類方法
は、連続的に搬送される電池に弱い静磁界と共に複数の
周波数を含む交番磁界を印加し、前記電池に誘導される
渦電流による誘導磁界を検出する電池分別方法におい
て、前記静磁界の強さを0.01T(テスラ)乃至0.
3Tとするとともに、前記交番磁界に対する前記誘導磁
界に対する強度及び位相の2成分を検出し、該検出信号
が、予め求めた該2成分に対する前記電池の種類及び大
きさとの関係に基づいて前記周波数毎に設定された、誘
導磁界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=
Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸と
した二次元座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾ
ーンに属するか否かについてAND、ORを行なうこと
により前記電池を種類及び大きさ毎に分類することを特
徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明に係る電池分別
方法は、請求項1において、前記複数の周波数を含む交
番磁界より位相と強度に関する情報を含んでいる前記各
周波数における検出信号の直交成分を同時に検出して、
前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度の変化
(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及びY=As
inθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元座標上に
プロットしたものがいずれの座標ゾーンに属するか否か
について、AND、ORを行なうことにより前記電池を
分類することを特徴とする。
方法は、請求項1において、前記複数の周波数を含む交
番磁界より位相と強度に関する情報を含んでいる前記各
周波数における検出信号の直交成分を同時に検出して、
前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度の変化
(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及びY=As
inθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元座標上に
プロットしたものがいずれの座標ゾーンに属するか否か
について、AND、ORを行なうことにより前記電池を
分類することを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明に係る電池分別
方法は、連続的に搬送される電池に複数の周波数を含む
交番磁界を印加し、前記電池に誘導される渦電流による
誘導磁界を検出する電池分別方法において、高周波(1
00kHz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界を印
加し、前記各周波数における交番磁界に対する前記誘導
磁界の強度及び位相の2成分を検出し、該検出信号が、
予め求めた該2成分に対する前記電池の種類及び大きさ
との関係に基づいて前記周波数毎に設定された、誘導磁
界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=Aco
sθ及びY=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸とした
二次元座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾーン
に属するか否かについて、AND、ORを行なうことに
より前記電池を種類及び大きさ毎に分類することを特徴
とする。
方法は、連続的に搬送される電池に複数の周波数を含む
交番磁界を印加し、前記電池に誘導される渦電流による
誘導磁界を検出する電池分別方法において、高周波(1
00kHz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界を印
加し、前記各周波数における交番磁界に対する前記誘導
磁界の強度及び位相の2成分を検出し、該検出信号が、
予め求めた該2成分に対する前記電池の種類及び大きさ
との関係に基づいて前記周波数毎に設定された、誘導磁
界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=Aco
sθ及びY=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸とした
二次元座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾーン
に属するか否かについて、AND、ORを行なうことに
より前記電池を種類及び大きさ毎に分類することを特徴
とする。
【0013】また、請求項4記載の発明に係る電池分別
方法は、請求項1若しくは3において、前記電池の種類
及び大きさと誘導磁界の強度及び位相の関係は前記交流
磁界の周波数毎に一定の許容範囲を持ち、各許容範囲の
組合わせで判断することにより、前記電池を種類及び大
きさ毎に分類することを特徴とする。
方法は、請求項1若しくは3において、前記電池の種類
及び大きさと誘導磁界の強度及び位相の関係は前記交流
磁界の周波数毎に一定の許容範囲を持ち、各許容範囲の
組合わせで判断することにより、前記電池を種類及び大
きさ毎に分類することを特徴とする。
【0014】
【0015】かかる発明によれば、主成分の異なる電池
内に渦電流を発生させ、渦電流による誘導磁界が電池を
構成する材料によって固有の変化を生じ、これを検出す
ることにより、各種の電池を主成分毎に分別することが
できる。特に、前記電池の搬送に支障を与えない程度の
強さの弱い静磁界を交番磁界と共に重畳印加させること
により、電池種類による渦電流変化の差異を大きくする
ことができ、また、静磁界を低く或いは印加しないこと
により電池の高速搬送を可能とする。
内に渦電流を発生させ、渦電流による誘導磁界が電池を
構成する材料によって固有の変化を生じ、これを検出す
ることにより、各種の電池を主成分毎に分別することが
できる。特に、前記電池の搬送に支障を与えない程度の
強さの弱い静磁界を交番磁界と共に重畳印加させること
により、電池種類による渦電流変化の差異を大きくする
ことができ、また、静磁界を低く或いは印加しないこと
により電池の高速搬送を可能とする。
【0016】更に、高周波(100kHz以上)、中周
波(10〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の
3種類の周波数の交番磁界による検出信号により、主成
分に基づく電池種類の分別精度を高くすることができる
と共に、複数の分別装置を組み合わせて、大きさ、形状
を問わずに主成分毎に分別することができる。
波(10〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の
3種類の周波数の交番磁界による検出信号により、主成
分に基づく電池種類の分別精度を高くすることができる
と共に、複数の分別装置を組み合わせて、大きさ、形状
を問わずに主成分毎に分別することができる。
【0017】また、静磁場の強さを0.01T(テス
ラ)ないし0.3Tと従来技術の1/10程度に小さく
することによって、従来技術のように、磁界強度が大き
過ぎることによって、電池の走行の安定性が損なわれる
ことがなく、誘導磁界の検出精度を低下させることな
く、搬送路上における電池の走行抵抗が低減され、該電
池をスムーズに移動させることができる。
ラ)ないし0.3Tと従来技術の1/10程度に小さく
することによって、従来技術のように、磁界強度が大き
過ぎることによって、電池の走行の安定性が損なわれる
ことがなく、誘導磁界の検出精度を低下させることな
く、搬送路上における電池の走行抵抗が低減され、該電
池をスムーズに移動させることができる。
【0018】請求項5ないし6記載の発明は、請求項1
ないし4の電池分類方法を実施する装置の発明であり、
請求項5記載の発明に係る電池分類装置は、傾斜した円
盤と、該円盤を囲む水平な円盤とを互いに交叉した軸で
回転させ、外周の円盤をより高速で回転させ、これらの
円盤に電池を投入することによって電池を一定間隔整列
させ、この電池列を搬送ベルトによって静磁界の強さを
0.01T(テスラ)乃至0.3Tとする弱い磁界の発
生装置、複数種類の周波数の交番磁界の発生装置及び誘
導磁界の変化の検出装置に通過させ、誘導磁界の変化の
検出装置によって電池の種類に基づく誘導磁界の強度と
位相の変化を、前記各周波数成分について検出し、前記
周波数毎に設定された、誘導磁界の強度の変化(A)と
位相の変化(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの
直交成分を前記X−Y軸とした二次元座標上にプロット
したものがいずれの座標ゾーンに属するか否かについ
て、AND、ORを行なう信号処理装置によってAN
D、ORをとり、電池種類に対応した信号として出力
し、この出力によって所定の場所に、所定の種類の電池
を排出する機能を備えたことを特徴とする。
ないし4の電池分類方法を実施する装置の発明であり、
請求項5記載の発明に係る電池分類装置は、傾斜した円
盤と、該円盤を囲む水平な円盤とを互いに交叉した軸で
回転させ、外周の円盤をより高速で回転させ、これらの
円盤に電池を投入することによって電池を一定間隔整列
させ、この電池列を搬送ベルトによって静磁界の強さを
0.01T(テスラ)乃至0.3Tとする弱い磁界の発
生装置、複数種類の周波数の交番磁界の発生装置及び誘
導磁界の変化の検出装置に通過させ、誘導磁界の変化の
検出装置によって電池の種類に基づく誘導磁界の強度と
位相の変化を、前記各周波数成分について検出し、前記
周波数毎に設定された、誘導磁界の強度の変化(A)と
位相の変化(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの
直交成分を前記X−Y軸とした二次元座標上にプロット
したものがいずれの座標ゾーンに属するか否かについ
て、AND、ORを行なう信号処理装置によってAN
D、ORをとり、電池種類に対応した信号として出力
し、この出力によって所定の場所に、所定の種類の電池
を排出する機能を備えたことを特徴とする。
【0019】
【0020】
【0021】請求項6記載の発明に係る電池分離装置
は、請求項5において、前記交番磁界の発生装置として
用いる交流励磁コイル、前記誘導磁界の変化の検出装置
として用いる検出コイルを局部型とし、これらのコイル
を大型、小型とし、各々のコイルを同軸で配置し、これ
らによって、大型電池、小型電池を検出する機能を有す
ることを特徴とする。
は、請求項5において、前記交番磁界の発生装置として
用いる交流励磁コイル、前記誘導磁界の変化の検出装置
として用いる検出コイルを局部型とし、これらのコイル
を大型、小型とし、各々のコイルを同軸で配置し、これ
らによって、大型電池、小型電池を検出する機能を有す
ることを特徴とする。
【0022】かかる発明によれば、回転搬送装置によ
り、電池を一定間隔において走行させることにより、電
池検出信号にならんだ他の電池の検出信号が入ることを
防止し、分類性能を向上させることができる。搬送ベ
ルトを傾斜させて設置することにより、搬送される電池
を搬送ベルトの幅方向の一定位置を通過させ、電池検出
信号の変動を少なくし、分類性能を向上させることがで
きる。局部型コイルを搬送ベルトの上部或いはベルト
の下部に設置することにより、平型電池に対する検出感
度を向上させることができる。電池の種類、形状に応
じて局部型コイルの大きさ、形状等を適合させることに
より電池検出信号振幅を大きくし、電池分別性能を向上
させることができる。静磁界の方向と直交する方向に
誘導磁界の変化の検出コイルを配置することにより電池
に作用する静磁界の効果を高め、電池分別性能を向上さ
せることができる。
り、電池を一定間隔において走行させることにより、電
池検出信号にならんだ他の電池の検出信号が入ることを
防止し、分類性能を向上させることができる。搬送ベ
ルトを傾斜させて設置することにより、搬送される電池
を搬送ベルトの幅方向の一定位置を通過させ、電池検出
信号の変動を少なくし、分類性能を向上させることがで
きる。局部型コイルを搬送ベルトの上部或いはベルト
の下部に設置することにより、平型電池に対する検出感
度を向上させることができる。電池の種類、形状に応
じて局部型コイルの大きさ、形状等を適合させることに
より電池検出信号振幅を大きくし、電池分別性能を向上
させることができる。静磁界の方向と直交する方向に
誘導磁界の変化の検出コイルを配置することにより電池
に作用する静磁界の効果を高め、電池分別性能を向上さ
せることができる。
【0023】請求項7ないし15記載の発明は前記電池
を検出手段に対して常時一定距離に近接せしめるための
電池の走行安定化方法に係り、請求項7記載の発明に係
る電池分類方法は、搬送路上を連続的に搬送される電池
に複数の周波数を含む交番磁界を印加し、前記電池に誘
導される渦電流による誘導磁界を検出する電池分別方法
において、磁石を前記電池が前記検出部位側に引き寄せ
られるように該検出部位に近接して配し、該磁石の吸引
力により前記搬送路上の電池を前記検出部位に寄せて前
記誘導磁界の検出を行なうようにしたことを特徴とす
る。
を検出手段に対して常時一定距離に近接せしめるための
電池の走行安定化方法に係り、請求項7記載の発明に係
る電池分類方法は、搬送路上を連続的に搬送される電池
に複数の周波数を含む交番磁界を印加し、前記電池に誘
導される渦電流による誘導磁界を検出する電池分別方法
において、磁石を前記電池が前記検出部位側に引き寄せ
られるように該検出部位に近接して配し、該磁石の吸引
力により前記搬送路上の電池を前記検出部位に寄せて前
記誘導磁界の検出を行なうようにしたことを特徴とす
る。
【0024】請求項8記載の発明は、前記誘導磁界の検
出を搬送路の側方から行ない、前記磁石を、前記電池が
前記検出部位側に引き寄せられるように該検出部位に近
接して配したことを特徴とする。
出を搬送路の側方から行ない、前記磁石を、前記電池が
前記検出部位側に引き寄せられるように該検出部位に近
接して配したことを特徴とする。
【0025】また、請求項9記載の発明に係る電池分類
方法は、請求項8において、前記磁石にU字状磁石を用
い、その磁極間に前記検出部位及び前記電池の搬送路を
配したことを特徴とする。
方法は、請求項8において、前記磁石にU字状磁石を用
い、その磁極間に前記検出部位及び前記電池の搬送路を
配したことを特徴とする。
【0026】さらに、請求項10記載の発明に係る電池
分類方法は、請求項7において、前記誘導磁界の検出を
前記搬送路の側方から行ない、前記磁石を前記搬送路の
下方の前記検出部位寄りに配したことを特徴とする。
分類方法は、請求項7において、前記誘導磁界の検出を
前記搬送路の側方から行ない、前記磁石を前記搬送路の
下方の前記検出部位寄りに配したことを特徴とする。
【0027】かかる発明によれば、電池は検出部位にお
いて上下あるいは左右に移動することなく磁石の吸引力
により検出手段側に引き寄せられ、該電池と検出手段と
の距離が一定に保持され、電池の安定した走行が得られ
る。これにより、高い検出精度を維持することができ
る。
いて上下あるいは左右に移動することなく磁石の吸引力
により検出手段側に引き寄せられ、該電池と検出手段と
の距離が一定に保持され、電池の安定した走行が得られ
る。これにより、高い検出精度を維持することができ
る。
【0028】また、請求項9記載の発明のように構成す
れば、U字状の磁石を用いることにより、磁場が開放さ
れ難く、強い磁界が得られ、電池のさらなる安定走行が
得られる。また請求項10記載の発明のように構成すれ
ば、磁石を搬送路の下方に配置したことにより電池が搬
送路面側に吸引され、電池と搬送路面との間の摩擦係数
が増大し、電池の安定走行が得られる。
れば、U字状の磁石を用いることにより、磁場が開放さ
れ難く、強い磁界が得られ、電池のさらなる安定走行が
得られる。また請求項10記載の発明のように構成すれ
ば、磁石を搬送路の下方に配置したことにより電池が搬
送路面側に吸引され、電池と搬送路面との間の摩擦係数
が増大し、電池の安定走行が得られる。
【0029】請求項11ないし15記載の発明は、前記
電池の走行安定化を機械的に行なう装置に係り、請求項
11記載の発明に係る電池分別装置は、搬送路上を連続
的に搬送される電池に複数の周波数を含む交番磁界を印
加する手段と、前記電池に誘導される渦電流による誘導
磁界を検出する検出手段とを備えた電池分別装置におい
て、前記複数の周波数を含む交番磁界が、高周波(10
0kHz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界であ
るとともに、前記各周波数における電池の種類に基づく
誘導磁界の強度と位相の変化を検出する検出手段を設
け、前記3種類の周波数の交番磁界で励磁された場合
に、前記検出手段に局部型検出コイルを用いるととも
に、位相弁別器により前記複数周波数での信号の直交成
分を同時に検出し、検出された情報について前記周波数
毎に設定された、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の
変化(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成
分を前記X−Y軸とした二次元座標上にプロットしたも
のがいずれの座標ゾーンに属するか否かについて、AN
D、ORを行なう信号処理装置によってAND、ORを
とって電池分類をするように構成するとともに、前記検
出手段の近傍に、駆動手段によって回転あるいは往復駆
動される姿勢安定化ベルトと、該ベルトを昇降させる昇
降手段とを備えて、該ベルトにより前記電池を前記搬送
路上において前記検出手段側に押しつける姿勢安定化機
構を設けてなることを特徴とする。
電池の走行安定化を機械的に行なう装置に係り、請求項
11記載の発明に係る電池分別装置は、搬送路上を連続
的に搬送される電池に複数の周波数を含む交番磁界を印
加する手段と、前記電池に誘導される渦電流による誘導
磁界を検出する検出手段とを備えた電池分別装置におい
て、前記複数の周波数を含む交番磁界が、高周波(10
0kHz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界であ
るとともに、前記各周波数における電池の種類に基づく
誘導磁界の強度と位相の変化を検出する検出手段を設
け、前記3種類の周波数の交番磁界で励磁された場合
に、前記検出手段に局部型検出コイルを用いるととも
に、位相弁別器により前記複数周波数での信号の直交成
分を同時に検出し、検出された情報について前記周波数
毎に設定された、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の
変化(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成
分を前記X−Y軸とした二次元座標上にプロットしたも
のがいずれの座標ゾーンに属するか否かについて、AN
D、ORを行なう信号処理装置によってAND、ORを
とって電池分類をするように構成するとともに、前記検
出手段の近傍に、駆動手段によって回転あるいは往復駆
動される姿勢安定化ベルトと、該ベルトを昇降させる昇
降手段とを備えて、該ベルトにより前記電池を前記搬送
路上において前記検出手段側に押しつける姿勢安定化機
構を設けてなることを特徴とする。
【0030】また、請求項12記載の発明に係る電池分
別装置は、搬送ベルト上を連続的に搬送される電池に複
数の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電池
に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検出手段
とを備えた電池分別装置において、前記複数の周波数を
含む交番磁界が、高周波(100kHz以上)、中周波
(10〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の3
種類の周波数の交番磁界であるとともに、前記各周波数
における電池の種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変
化を検出する検出手段を設け、前記3種類の周波数の交
番磁界で励磁された場合に、前記検出手段に局部型検出
コイルを用いるとともに、位相弁別器により前記複数周
波数での信号の直交成分を同時に検出し、検出された情
報について前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度
の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及び
Y=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元
座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾーンに属す
るか否かについて、AND、ORを行なう信号処理装置
によってAND、ORをとって電池分類をするように構
成するとともに、前記搬送ベルトは、その搬送面の長手
方向に沿って一定間隔で突出部を設け、前記検出手段の
近傍において前記突出部間に形成されるくぼみ部に前記
電池を係止可能に構成したことを特徴とする。
別装置は、搬送ベルト上を連続的に搬送される電池に複
数の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電池
に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検出手段
とを備えた電池分別装置において、前記複数の周波数を
含む交番磁界が、高周波(100kHz以上)、中周波
(10〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の3
種類の周波数の交番磁界であるとともに、前記各周波数
における電池の種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変
化を検出する検出手段を設け、前記3種類の周波数の交
番磁界で励磁された場合に、前記検出手段に局部型検出
コイルを用いるとともに、位相弁別器により前記複数周
波数での信号の直交成分を同時に検出し、検出された情
報について前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度
の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及び
Y=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元
座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾーンに属す
るか否かについて、AND、ORを行なう信号処理装置
によってAND、ORをとって電池分類をするように構
成するとともに、前記搬送ベルトは、その搬送面の長手
方向に沿って一定間隔で突出部を設け、前記検出手段の
近傍において前記突出部間に形成されるくぼみ部に前記
電池を係止可能に構成したことを特徴とする。
【0031】また請求項13記載の発明に係る電池分別
装置は、搬送ベルト上を連続的に搬送される電池に複数
の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電池に
誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検出手段と
を備えた電池分別装置において、前記複数の周波数を含
む交番磁界が、高周波(100kHz以上)、中周波
(10〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の3
種類の周波数の交番磁界であるとともに、前記各周波数
における電池の種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変
化を検出する検出手段を設け、前記3種類の周波数の交
番磁界で励磁された場合に、前記検出手段に局部型検出
コイルを用いるとともに、位相弁別器により前記複数周
波数での信号の直交成分を同時に検出し、検出された情
報について前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度
の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及び
Y=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元
座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾーンに属す
るか否かについて、AND、ORを行なう信号処理装置
によってAND、ORをとって電池分類をするように構
成するとともに、前記搬送ベルトは、その搬送面が波状
に形成されてなることを特徴とする。
装置は、搬送ベルト上を連続的に搬送される電池に複数
の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電池に
誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検出手段と
を備えた電池分別装置において、前記複数の周波数を含
む交番磁界が、高周波(100kHz以上)、中周波
(10〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の3
種類の周波数の交番磁界であるとともに、前記各周波数
における電池の種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変
化を検出する検出手段を設け、前記3種類の周波数の交
番磁界で励磁された場合に、前記検出手段に局部型検出
コイルを用いるとともに、位相弁別器により前記複数周
波数での信号の直交成分を同時に検出し、検出された情
報について前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度
の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及び
Y=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元
座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾーンに属す
るか否かについて、AND、ORを行なう信号処理装置
によってAND、ORをとって電池分類をするように構
成するとともに、前記搬送ベルトは、その搬送面が波状
に形成されてなることを特徴とする。
【0032】さらに、請求項14に係る電池分別装置
は、搬送ベルト上を連続的に搬送される電池に複数の周
波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電池に誘導
される渦電流による誘導磁界を検出する検出手段とを備
えた電池分別装置において、前記複数の周波数を含む交
番磁界が、高周波(100kHz以上)、中周波(10
〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の3種類の
周波数の交番磁界であるとともに、前記各周波数におけ
る電池の種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変化を検
出する検出手段を設け、前記3種類の周波数の交番磁界
で励磁された場合に、前記検出手段に局部型検出コイル
を用いるとともに、位相弁別器により前記複数周波数で
の信号の直交成分を同時に検出し、検出された情報につ
いて前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度の変化
(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及びY=As
inθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元座標上に
プロットしたものがいずれの座標ゾーンに属するか否か
について、AND、ORを行なう信号処理装置によって
AND、ORをとって電池分類をするように構成すると
ともに、前記搬送ベルトの搬送面の上方の前記検出手段
の近傍に、該搬送面上の電池を前記検出手段側に案内す
るガイド板を設けたことを特徴とする。
は、搬送ベルト上を連続的に搬送される電池に複数の周
波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電池に誘導
される渦電流による誘導磁界を検出する検出手段とを備
えた電池分別装置において、前記複数の周波数を含む交
番磁界が、高周波(100kHz以上)、中周波(10
〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の3種類の
周波数の交番磁界であるとともに、前記各周波数におけ
る電池の種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変化を検
出する検出手段を設け、前記3種類の周波数の交番磁界
で励磁された場合に、前記検出手段に局部型検出コイル
を用いるとともに、位相弁別器により前記複数周波数で
の信号の直交成分を同時に検出し、検出された情報につ
いて前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度の変化
(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及びY=As
inθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元座標上に
プロットしたものがいずれの座標ゾーンに属するか否か
について、AND、ORを行なう信号処理装置によって
AND、ORをとって電池分類をするように構成すると
ともに、前記搬送ベルトの搬送面の上方の前記検出手段
の近傍に、該搬送面上の電池を前記検出手段側に案内す
るガイド板を設けたことを特徴とする。
【0033】かかる発明によれば、電池の搬送時におい
て、機械的手段によって電池を検出手段側に寄せるよう
になっているため、磁石を用いる場合のように、検出手
段からの検出信号にノイズが入ることを無くして走行安
定化が図れる。
て、機械的手段によって電池を検出手段側に寄せるよう
になっているため、磁石を用いる場合のように、検出手
段からの検出信号にノイズが入ることを無くして走行安
定化が図れる。
【0034】請求項15記載の発明に係る電池分別装置
は、搬送ベルト上を連続的に搬送される電池に複数の周
波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電池に誘導
される渦電流による誘導磁界を検出する検出手段とを備
えた電池分別装置において、前記複数の周波数を含む交
番磁界が、高周波(100kHz以上)、中周波(10
〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の3種類の
周波数の交番磁界であるとともに、前記各周波数におけ
る電池の種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変化を検
出する検出手段を設け、前記3種類の周波数の交番磁界
で励磁された場合に、前記検出手段に局部型検出コイル
を用いるとともに、位相弁別器により前記複数周波数で
の信号の直交成分を同時に検出し、検出された情報につ
いて前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度の変化
(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及びY=As
inθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元座標上に
プロットしたものがいずれの座標ゾーンに属するか否か
について、AND、ORを行なう信号処理装置によって
AND、ORをとって電池分類をするように構成すると
ともに、前記検出手段に近接して磁気ベルトを設け、該
磁気ベルト上を前記電池が搬送されるように構成された
ことを特徴とする。
は、搬送ベルト上を連続的に搬送される電池に複数の周
波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電池に誘導
される渦電流による誘導磁界を検出する検出手段とを備
えた電池分別装置において、前記複数の周波数を含む交
番磁界が、高周波(100kHz以上)、中周波(10
〜40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)の3種類の
周波数の交番磁界であるとともに、前記各周波数におけ
る電池の種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変化を検
出する検出手段を設け、前記3種類の周波数の交番磁界
で励磁された場合に、前記検出手段に局部型検出コイル
を用いるとともに、位相弁別器により前記複数周波数で
の信号の直交成分を同時に検出し、検出された情報につ
いて前記周波数毎に設定された、誘導磁界の強度の変化
(A)と位相の変化(θ)を、X=Acosθ及びY=As
inθとの直交成分を前記X−Y軸とした二次元座標上に
プロットしたものがいずれの座標ゾーンに属するか否か
について、AND、ORを行なう信号処理装置によって
AND、ORをとって電池分類をするように構成すると
ともに、前記検出手段に近接して磁気ベルトを設け、該
磁気ベルト上を前記電池が搬送されるように構成された
ことを特徴とする。
【0035】かかる発明によれば、電池は磁気ベルト上
において、該磁気ベルトに吸着され、相対移動を阻止さ
れて、誘導磁界の検出がなされることなり、電池の走行
安定性を保持しつつ、高い検出精度が維持できる。
において、該磁気ベルトに吸着され、相対移動を阻止さ
れて、誘導磁界の検出がなされることなり、電池の走行
安定性を保持しつつ、高い検出精度が維持できる。
【0036】
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0038】本発明の全体的な基本構成を示す図1及び
図2において、本発明に係る電池分別装置は、弱い静磁
界の発生装置10と、交番磁界の発生装置20と、渦電
流による誘導磁界の強度及び位相の2成分の変化を検出
する誘導磁界の変化の検出装置30と、信号処理装置4
0と、整列・搬送装置60と、分類装置50とから構成
される。
図2において、本発明に係る電池分別装置は、弱い静磁
界の発生装置10と、交番磁界の発生装置20と、渦電
流による誘導磁界の強度及び位相の2成分の変化を検出
する誘導磁界の変化の検出装置30と、信号処理装置4
0と、整列・搬送装置60と、分類装置50とから構成
される。
【0039】図1、図2に示す電池分別装置は、図3に
示すように、電池分別装置A、電池分別装置B、電池分
別装置Cのように直列で接続することができる。電池分
別装置A、B、C、としては、それぞれ特定の材料を主
成分とする電池(アルカリ、マンガン等)を分離するも
のを使用する。また、特定の大きさの電池(単1、単
2、単3等)1を抽出する機能を持つものも使用でき
る。電池分別装置A、B、Cは、必要に応じて並列又は
直列に接続しても良い。
示すように、電池分別装置A、電池分別装置B、電池分
別装置Cのように直列で接続することができる。電池分
別装置A、B、C、としては、それぞれ特定の材料を主
成分とする電池(アルカリ、マンガン等)を分離するも
のを使用する。また、特定の大きさの電池(単1、単
2、単3等)1を抽出する機能を持つものも使用でき
る。電池分別装置A、B、Cは、必要に応じて並列又は
直列に接続しても良い。
【0040】次に、弱い静磁界の発生装置10の例を図
4〜図6に示す。図において、弱い静磁界の発生装置1
0は、静磁界発生用励磁コイルと電源装置から構成さ
れ、静磁界発生用コイルは円筒型、馬蹄形等がある。図
4は、電池1を通す円筒型静磁界発生用コイル11に電
源装置12を接続したものを示す。図5は、馬蹄型の磁
芯13にコイル14を巻いた馬蹄形コイルに電源装置1
5を接続したものを示す。図6は、搬送路16の底面
に、弱い磁界の発生装置17を配置したものを示す。こ
の例では、磁界により電池1が搬送路16に吸着するた
め、確実に搬送できるというメリットがある。尚、弱い
磁界の発生装置17の前後にアイドラーを設ける必要が
ある。
4〜図6に示す。図において、弱い静磁界の発生装置1
0は、静磁界発生用励磁コイルと電源装置から構成さ
れ、静磁界発生用コイルは円筒型、馬蹄形等がある。図
4は、電池1を通す円筒型静磁界発生用コイル11に電
源装置12を接続したものを示す。図5は、馬蹄型の磁
芯13にコイル14を巻いた馬蹄形コイルに電源装置1
5を接続したものを示す。図6は、搬送路16の底面
に、弱い磁界の発生装置17を配置したものを示す。こ
の例では、磁界により電池1が搬送路16に吸着するた
め、確実に搬送できるというメリットがある。尚、弱い
磁界の発生装置17の前後にアイドラーを設ける必要が
ある。
【0041】このように、弱い磁界の発生装置10を設
けて、電池1に静磁界を加えることにより、電池外装金
属の磁性変化(非透確率)の影響が少なくなり、後述す
るように電池内部の物性が取り出しやすくなる。
けて、電池1に静磁界を加えることにより、電池外装金
属の磁性変化(非透確率)の影響が少なくなり、後述す
るように電池内部の物性が取り出しやすくなる。
【0042】試験結果によると、形状が同一で、種類が
異なる電池1を検出した場合、低周波数領域では少なく
とも0.01T(テスラ)以上の磁界が印加されていれ
ば電池種類による信号に差異が生ずる。このような検出
原理によると電池内部の物性の差異の情報は更に磁界を
大きくし、外装が磁気飽和されることが理想的である
が、この為には少なくとも1T以上の静磁界が必要とな
る。
異なる電池1を検出した場合、低周波数領域では少なく
とも0.01T(テスラ)以上の磁界が印加されていれ
ば電池種類による信号に差異が生ずる。このような検出
原理によると電池内部の物性の差異の情報は更に磁界を
大きくし、外装が磁気飽和されることが理想的である
が、この為には少なくとも1T以上の静磁界が必要とな
る。
【0043】しかし、印加する静磁界が大きいと、電池
1に過大な引力が作用し、静磁界の発生装置内での高速
搬送が困難となる。例えば、印加する静磁界を0.07
T以上とすると、単3型電池は吸引されて図6に示す如
きベルト搬送が困難になる。また、単1型、単2型電池
では約0.3T以上では良好な走行性を得ることは困難
となる。従って、印加する静磁界を弱くすることによ
り、電池1を高速で搬送する事が可能となる。
1に過大な引力が作用し、静磁界の発生装置内での高速
搬送が困難となる。例えば、印加する静磁界を0.07
T以上とすると、単3型電池は吸引されて図6に示す如
きベルト搬送が困難になる。また、単1型、単2型電池
では約0.3T以上では良好な走行性を得ることは困難
となる。従って、印加する静磁界を弱くすることによ
り、電池1を高速で搬送する事が可能となる。
【0044】また、図5に示す馬蹄形コイルにより静磁
界を発生させる場合には、搬送路の構造を簡単化する事
が可能となり、分別対象である電池の大きさ、形状に対
し適用性を広くできる。尚、弱い静磁界の発生装置10
としては、電磁石に限らず、永久磁石を用いることがで
きる。
界を発生させる場合には、搬送路の構造を簡単化する事
が可能となり、分別対象である電池の大きさ、形状に対
し適用性を広くできる。尚、弱い静磁界の発生装置10
としては、電磁石に限らず、永久磁石を用いることがで
きる。
【0045】次に交番磁界の発生装置20の例を図7、
図8に示す。図7に示す交番磁界の発生装置20は、複
数の発振器21,22,23と、混合器24と、アンプ
25と、独立した、或いは複数の交流励磁コイル26と
からも構成される。また、図8に示す交番磁界の発生装
置20は、複数の発振器21、22、23と、電子切替
えスイッチ27と、アンプ25と、独立した、或いは複
数の交流励磁コイル26とからも構成される。
図8に示す。図7に示す交番磁界の発生装置20は、複
数の発振器21,22,23と、混合器24と、アンプ
25と、独立した、或いは複数の交流励磁コイル26と
からも構成される。また、図8に示す交番磁界の発生装
置20は、複数の発振器21、22、23と、電子切替
えスイッチ27と、アンプ25と、独立した、或いは複
数の交流励磁コイル26とからも構成される。
【0046】前記複数の発振器21、22、23として
は、それぞれ低周波、中周波、高周波の信号を発振する
ものを使用する。前記複数の発振器21、22、23か
らの信号を混合器24で混合すると、これらの信号を電
子切替えスイッチ27で順番に切り替える場合に比較
し、応答速度が速いという利点がある。
は、それぞれ低周波、中周波、高周波の信号を発振する
ものを使用する。前記複数の発振器21、22、23か
らの信号を混合器24で混合すると、これらの信号を電
子切替えスイッチ27で順番に切り替える場合に比較
し、応答速度が速いという利点がある。
【0047】同一の交流励磁コイルで大きさの異なる電
池に磁界をかけようとすると、電池が小さいほど距離が
離れ、効率が悪くなる。交流励磁コイル26は、図7、
図8に示す如く複数の交流励磁コイルを組みあわせる、
例えば、小型電池用励磁コイルと、大型電池用励磁コイ
ルを組み合わせる方法も有効である。また、交流励磁コ
イルも、図6に示すように、搬送路16の底面にも備え
るようにすると良い。
池に磁界をかけようとすると、電池が小さいほど距離が
離れ、効率が悪くなる。交流励磁コイル26は、図7、
図8に示す如く複数の交流励磁コイルを組みあわせる、
例えば、小型電池用励磁コイルと、大型電池用励磁コイ
ルを組み合わせる方法も有効である。また、交流励磁コ
イルも、図6に示すように、搬送路16の底面にも備え
るようにすると良い。
【0048】次に、前記交流励磁コイル26の一例を図
9及び図10に示す。図9は、円筒型交流励磁コイルを
示すものであり、弱い静磁界の発生用コイル及び誘導磁
界変化の検出用コイルと組み合わせた状態を示す。即
ち、円筒状ガイド71内で電池1を落下させて通過させ
る場合には、円筒状ガイド71の外側に円筒状の静磁界
発生用コイル72を配置すると共に円筒状ガイド71と
静磁界発生用コイル72との間に円筒状の交流励磁コイ
ル73及び誘導磁界変化の検出コイル74を配置する。
9及び図10に示す。図9は、円筒型交流励磁コイルを
示すものであり、弱い静磁界の発生用コイル及び誘導磁
界変化の検出用コイルと組み合わせた状態を示す。即
ち、円筒状ガイド71内で電池1を落下させて通過させ
る場合には、円筒状ガイド71の外側に円筒状の静磁界
発生用コイル72を配置すると共に円筒状ガイド71と
静磁界発生用コイル72との間に円筒状の交流励磁コイ
ル73及び誘導磁界変化の検出コイル74を配置する。
【0049】前記静磁界発生用コイル72は、直流電源
装置75に接続され、交流励磁コイル73は交流磁界発
生装置のアンプ25に、誘導磁界の変化の検出コイル7
4は第1図に示す誘導磁界の変化の検出装置のアンプ3
2に接続される。従って、ガイド71内を落下する電池
1に対して、静磁界発生用コイル72により弱い静磁界
を印加しながら、交流励磁コイル73により交流磁界を
印加することができる。その際、交番磁界により電池1
に誘導された渦電流による誘導磁界は、誘導磁界変化の
検出コイル74で検出されることになる。
装置75に接続され、交流励磁コイル73は交流磁界発
生装置のアンプ25に、誘導磁界の変化の検出コイル7
4は第1図に示す誘導磁界の変化の検出装置のアンプ3
2に接続される。従って、ガイド71内を落下する電池
1に対して、静磁界発生用コイル72により弱い静磁界
を印加しながら、交流励磁コイル73により交流磁界を
印加することができる。その際、交番磁界により電池1
に誘導された渦電流による誘導磁界は、誘導磁界変化の
検出コイル74で検出されることになる。
【0050】図10(a)(b)は、何れも局部型交流
励磁コイルを示すものであり、弱い静磁界の発生装置と
組み合わせた状態を示す。即ち、図10(a)に示すよ
うに、搬送ベルト81で電池1を搬送する場合には、電
池1を横方向に磁束が貫くように静磁場発生用コイル8
2を配置すると共にこの静磁場発生用コイル82の内側
に向かい合うように局部型交流励磁コイル83を配置す
る。
励磁コイルを示すものであり、弱い静磁界の発生装置と
組み合わせた状態を示す。即ち、図10(a)に示すよ
うに、搬送ベルト81で電池1を搬送する場合には、電
池1を横方向に磁束が貫くように静磁場発生用コイル8
2を配置すると共にこの静磁場発生用コイル82の内側
に向かい合うように局部型交流励磁コイル83を配置す
る。
【0051】従って、搬送ベルト81上で搬送される電
池1に対して、静磁界発生用コイル82により弱い静磁
界を印加しながら、局部型交流励磁コイル83により交
番磁界を印加することができる。その際、交番磁界によ
り電池1に誘導された渦電流による誘導磁界は、局部型
誘導磁界変化の検出コイル84で検出されることにな
る。
池1に対して、静磁界発生用コイル82により弱い静磁
界を印加しながら、局部型交流励磁コイル83により交
番磁界を印加することができる。その際、交番磁界によ
り電池1に誘導された渦電流による誘導磁界は、局部型
誘導磁界変化の検出コイル84で検出されることにな
る。
【0052】一方、図10(b)に示すように、電池1
をギャップ91間に挟む馬蹄形磁極92には静磁界発生
用コイル93が巻回されると共に電池1に対して局部型
交流励磁コイル94が直交して配置されている。従っ
て、搬送される電池1に対して、静磁界発生用コイル9
3により弱い磁界を印加しながら、局部型交流励磁コイ
ル94により交流磁界を印加することができる。その
際、交番磁界により電池1に誘導された渦電流による誘
導磁界は、局部型の誘導磁界の変化の検出コイル95で
検出されことになる。
をギャップ91間に挟む馬蹄形磁極92には静磁界発生
用コイル93が巻回されると共に電池1に対して局部型
交流励磁コイル94が直交して配置されている。従っ
て、搬送される電池1に対して、静磁界発生用コイル9
3により弱い磁界を印加しながら、局部型交流励磁コイ
ル94により交流磁界を印加することができる。その
際、交番磁界により電池1に誘導された渦電流による誘
導磁界は、局部型の誘導磁界の変化の検出コイル95で
検出されことになる。
【0053】ここで、図10(b)においては、静磁界
発生用コイル93による磁界は、局部型交流励磁コイル
94の対向する位置で、電池の外側に磁束が集中し、磁
化される程度が大きくなるため、電池1に誘導された渦
電流を電池1の内部まで発生させる効果が高くなる。こ
のような交番磁界発生装置20によれば、交流励磁コイ
ル26により磁界を印加して電池1を構成する金属内に
渦電流を発生させることができる。
発生用コイル93による磁界は、局部型交流励磁コイル
94の対向する位置で、電池の外側に磁束が集中し、磁
化される程度が大きくなるため、電池1に誘導された渦
電流を電池1の内部まで発生させる効果が高くなる。こ
のような交番磁界発生装置20によれば、交流励磁コイ
ル26により磁界を印加して電池1を構成する金属内に
渦電流を発生させることができる。
【0054】電池1を構成する金属内に流れる渦電流
は、金属の電磁気的性質とその周波数によって位相と強
度が異なる。また、異なる周波数の磁界を混合し、同時
に印加することにより多数の情報が同時に得られるた
め、応答性が良くなり、電池の高速搬送が可能となる。
は、金属の電磁気的性質とその周波数によって位相と強
度が異なる。また、異なる周波数の磁界を混合し、同時
に印加することにより多数の情報が同時に得られるた
め、応答性が良くなり、電池の高速搬送が可能となる。
【0055】このため、本実施例では、発振器21,2
2,23により3種類の周波数の磁場を同時に与える。
例えば、高周波(100kHz以上)、中周波(10〜
40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)を用いること
は、これら周波数によって電池毎に異なる検出出力が得
られる。この結果得られる多数の種類の電池検出信号を
得ることで、これらを組み合わせることにより電池分別
精度を高くすることができる。
2,23により3種類の周波数の磁場を同時に与える。
例えば、高周波(100kHz以上)、中周波(10〜
40kHz)、低周波(0.5〜2kHz)を用いること
は、これら周波数によって電池毎に異なる検出出力が得
られる。この結果得られる多数の種類の電池検出信号を
得ることで、これらを組み合わせることにより電池分別
精度を高くすることができる。
【0056】特に図10に示すような局部型交流励磁コ
イル83,94による渦電流の発生は搬送路の構造を簡
単化することが可能となり、大きさ、形状の異なる複数
の局部型交流励磁コイルを同軸或いは電池の走行方向に
配置することにより、分別対象となる電池の形状、大き
さに対する適用性を広くでき、分別精度の低下を改善で
きる。
イル83,94による渦電流の発生は搬送路の構造を簡
単化することが可能となり、大きさ、形状の異なる複数
の局部型交流励磁コイルを同軸或いは電池の走行方向に
配置することにより、分別対象となる電池の形状、大き
さに対する適用性を広くでき、分別精度の低下を改善で
きる。
【0057】次に、誘導磁界の変化の検出装置30の基
本構成を図11に示す。図11に示すように、検出装置
30は、誘導磁界の変化の検出コイル(以下、検出コイ
ルと言う)31と、複数のアンプ32a、32b、32
cと、フィルタ33a、33b、33cと、位相弁別器
34a、34b、34cとから構成される。検出コイル
31は、小型電池用検出コイルと、大型電池用検出コイ
ルを設けてもよく、走行路の底面に備えることも有効で
ある。
本構成を図11に示す。図11に示すように、検出装置
30は、誘導磁界の変化の検出コイル(以下、検出コイ
ルと言う)31と、複数のアンプ32a、32b、32
cと、フィルタ33a、33b、33cと、位相弁別器
34a、34b、34cとから構成される。検出コイル
31は、小型電池用検出コイルと、大型電池用検出コイ
ルを設けてもよく、走行路の底面に備えることも有効で
ある。
【0058】フィルタ33a、33b、33cは、無く
ても本装置の機能は得られるが、これを組み込むことに
より、更に有効となり、交番磁界の発生装置の発振器の
発振H,M,Lと同様な高周波H、中周波M、低周波L
の周波数を選択する。位相弁別器34a、34b、34
cは、検出コイルから出力される信号の持つ情報、即
ち、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)
を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分に分離し
て出力する。
ても本装置の機能は得られるが、これを組み込むことに
より、更に有効となり、交番磁界の発生装置の発振器の
発振H,M,Lと同様な高周波H、中周波M、低周波L
の周波数を選択する。位相弁別器34a、34b、34
cは、検出コイルから出力される信号の持つ情報、即
ち、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)
を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分に分離し
て出力する。
【0059】誘導磁界の変化の検出装置30の具体的構
成例を図12に示す。なお、この例では、交流磁界の発
生装置も併せて示した。図12に示すように、マスタ発
振回路111からの短形波(10MHz)を周波数逓降
回路112a、112b、112cで異なる周波数fH,
fM,fLに変換し、それぞれの周波数を波形変換機113
a、113b、113cで正弦波に変換し、それらを混
合器・電力アンプ114で混合し増幅して交流励磁コイ
ル(図示省略)へ出力する。
成例を図12に示す。なお、この例では、交流磁界の発
生装置も併せて示した。図12に示すように、マスタ発
振回路111からの短形波(10MHz)を周波数逓降
回路112a、112b、112cで異なる周波数fH,
fM,fLに変換し、それぞれの周波数を波形変換機113
a、113b、113cで正弦波に変換し、それらを混
合器・電力アンプ114で混合し増幅して交流励磁コイ
ル(図示省略)へ出力する。
【0060】一方、検出コイル118で検出された検出
信号は、アンプ117a、117b、117cで増幅し
た後、バンドパスフィルタ(BPF)116a、116
b、116cで各周波数fH,fM,fLに分離し、位相弁別
器(PSD)115a、115b、115cで周波数逓
降回路112a、112b、112cから分岐された参
照信号に対する直交成分を各周波数fH,fM,fL毎に検出
し出力する。このように誘導磁界の変化の検出装置30
によれば、電池1が発生させた渦電流により発生した誘
導磁界の変化を検出することができる。
信号は、アンプ117a、117b、117cで増幅し
た後、バンドパスフィルタ(BPF)116a、116
b、116cで各周波数fH,fM,fLに分離し、位相弁別
器(PSD)115a、115b、115cで周波数逓
降回路112a、112b、112cから分岐された参
照信号に対する直交成分を各周波数fH,fM,fL毎に検出
し出力する。このように誘導磁界の変化の検出装置30
によれば、電池1が発生させた渦電流により発生した誘
導磁界の変化を検出することができる。
【0061】また、交流励磁コイルを複数の周波数で励
磁する場合には、複数の周波数による検出コイル出力を
同時に検出することができる。これは装置の応答性を向
上させると共に信号に同時性があるために信号処理装置
の構成を単純化できる利点がある。図10(b)に示す
ような局部型検出コイルを用いることにより、平らな電
池や円形の電池等分別対象電池の大きさや形状の変化へ
の適用性を広くすることができる。更に、複数の局部型
検出コイルを電池の走行路に沿って並べ、これらの出力
を作動で検出することにより、搬送路中での電池の走行
姿勢の変動の影響を低減可能とし分別精度の向上に有効
となる。
磁する場合には、複数の周波数による検出コイル出力を
同時に検出することができる。これは装置の応答性を向
上させると共に信号に同時性があるために信号処理装置
の構成を単純化できる利点がある。図10(b)に示す
ような局部型検出コイルを用いることにより、平らな電
池や円形の電池等分別対象電池の大きさや形状の変化へ
の適用性を広くすることができる。更に、複数の局部型
検出コイルを電池の走行路に沿って並べ、これらの出力
を作動で検出することにより、搬送路中での電池の走行
姿勢の変動の影響を低減可能とし分別精度の向上に有効
となる。
【0062】位相弁別器34a、34b、34cにより
検出信号の直交成分を取り出すことにより、情報量が多
くなり(位相と強度に関する情報を含んでいる)、分別
精度を改善できる。つまり、複数周波数での信号の直交
成分を同時に検出する事により更に電池分別のための情
報量が多くなり、分別精度を改善せしめることができ
る。尚、検出コイルは、図9、図10に示した如く、交
流励磁コイルと同軸で配置する構成とするが、自己誘導
型コイルを用いることも同様な効果が得られる。この場
合には、検出コイルと交流励磁コイルは同一となり、第
13図に示す如く、回路構成の一部の変更のみで対応し
うる。
検出信号の直交成分を取り出すことにより、情報量が多
くなり(位相と強度に関する情報を含んでいる)、分別
精度を改善できる。つまり、複数周波数での信号の直交
成分を同時に検出する事により更に電池分別のための情
報量が多くなり、分別精度を改善せしめることができ
る。尚、検出コイルは、図9、図10に示した如く、交
流励磁コイルと同軸で配置する構成とするが、自己誘導
型コイルを用いることも同様な効果が得られる。この場
合には、検出コイルと交流励磁コイルは同一となり、第
13図に示す如く、回路構成の一部の変更のみで対応し
うる。
【0063】信号処理装置40は、図14に示すよう
に、基準信号発生装置41と、複数のAND・OR回路
42,43、44から構成される。AND・OR回路4
2,43、44は、複数の周波数fH,fM,fLに関する検
出信号についての直交成分出力と、これらに関し予め設
定された値を出力する基準信号発生回路41の出力との
間でAND或いはORを行なうことにより、電池の種類
に対応した識別出力を得ることができる。
に、基準信号発生装置41と、複数のAND・OR回路
42,43、44から構成される。AND・OR回路4
2,43、44は、複数の周波数fH,fM,fLに関する検
出信号についての直交成分出力と、これらに関し予め設
定された値を出力する基準信号発生回路41の出力との
間でAND或いはORを行なうことにより、電池の種類
に対応した識別出力を得ることができる。
【0064】例えば、静磁界が無い場合における電池検
出出力の変化を図15及び図16に示す。両図は、各周
波数における検出コイル出力信号の直交成分出力をそれ
ぞれX−Y軸として2次元座標にプロットしたものであ
る。両図に示すように、検出信号を示すベクトルの大き
さ及び方向は、電池の材質(マンガン(Mn)、アルカ
リ(Al)、ニカド(NiCd))等、大きさ(単1、
単2等)により、固有の値を持つことが判る。つまり、
電池の大きさの情報と材質の情報とが組み合わされてい
ることが判る。
出出力の変化を図15及び図16に示す。両図は、各周
波数における検出コイル出力信号の直交成分出力をそれ
ぞれX−Y軸として2次元座標にプロットしたものであ
る。両図に示すように、検出信号を示すベクトルの大き
さ及び方向は、電池の材質(マンガン(Mn)、アルカ
リ(Al)、ニカド(NiCd))等、大きさ(単1、
単2等)により、固有の値を持つことが判る。つまり、
電池の大きさの情報と材質の情報とが組み合わされてい
ることが判る。
【0065】また、直交成分出力を示すベクトルの大き
さ及び方向は、電池に印加した交番磁界の周波数に依存
するので、適当な周波数による検出信号を組み合わせ
て、AND或いはORを行なうことにより、電池を大き
さの変化に影響されずに主成分毎に分別することが可能
となる。
さ及び方向は、電池に印加した交番磁界の周波数に依存
するので、適当な周波数による検出信号を組み合わせ
て、AND或いはORを行なうことにより、電池を大き
さの変化に影響されずに主成分毎に分別することが可能
となる。
【0066】ここで、各周波数毎に直交出力をそれぞれ
X−Y軸として2次元座標にプロットしたものを図1
7、図19に示す。図17は、静磁界が無い場合におけ
る単1、単2電池に関し、図18は静磁界が無い場合に
おける単3、単4電池に関する。図19は、静磁界があ
る場合における単3、単4電池に関する静磁界の強さは
0.05Tである。
X−Y軸として2次元座標にプロットしたものを図1
7、図19に示す。図17は、静磁界が無い場合におけ
る単1、単2電池に関し、図18は静磁界が無い場合に
おける単3、単4電池に関する。図19は、静磁界があ
る場合における単3、単4電池に関する静磁界の強さは
0.05Tである。
【0067】これらの周波数の内で適当なものを組み合
わせて、特定の種類の電池を識別する方法を、アルカリ
電池の識別を例にして、図20に示す。同図に示すよう
に、静磁界がない場合に交番磁界の周波数を120kH
zとすると、アルカリ単1電池はゾーンAに現れ、ま
た、アルカリ単2電池はゾーンDに現れる。同様に、4
0kHzでは、アルカリ単1電池はゾーンBに現れ、ま
た、アルカリ単2電池はゾーンEに現れる。更に、2k
Hzでは、アルカリ単1電池はゾーンCに現れ、また、
アルカリ単2電池はゾーンFに現れる。
わせて、特定の種類の電池を識別する方法を、アルカリ
電池の識別を例にして、図20に示す。同図に示すよう
に、静磁界がない場合に交番磁界の周波数を120kH
zとすると、アルカリ単1電池はゾーンAに現れ、ま
た、アルカリ単2電池はゾーンDに現れる。同様に、4
0kHzでは、アルカリ単1電池はゾーンBに現れ、ま
た、アルカリ単2電池はゾーンEに現れる。更に、2k
Hzでは、アルカリ単1電池はゾーンCに現れ、また、
アルカリ単2電池はゾーンFに現れる。
【0068】従って、大きさによらず、アルカリ電池を
分別する場合には、ゾーンA又はゾーンDに属し、且つ
ゾーンE又はBに属し、且つゾーンC又はFに属する検
出信号を持つものを選べばよいことになり、他の種類の
電池に対しても種類毎に決められたゾーンを設定し、こ
れら設定されたゾーンに属するか否かについて、AN
D、ORを行なうことにより分別が可能となる。
分別する場合には、ゾーンA又はゾーンDに属し、且つ
ゾーンE又はBに属し、且つゾーンC又はFに属する検
出信号を持つものを選べばよいことになり、他の種類の
電池に対しても種類毎に決められたゾーンを設定し、こ
れら設定されたゾーンに属するか否かについて、AN
D、ORを行なうことにより分別が可能となる。
【0069】尚、図18〜図19に各周波数毎に分けて
表示すると明らかなように、静磁界を印加しない場合に
比較して静磁界を印加した場合の方が、直交成分出力を
プロットした点は電池種類毎により分散していることが
判る。つまり、静磁界を印加することにより、電池の主
成分の影響が強く出て、その特性が一層明確に分離し、
分別しやすくなるのである。そのため、図20に示すゾ
ーンA〜Fは、静磁界を印加しない場合に比較して、静
磁界を印加する場合はより狭い領域とすることができ
る。
表示すると明らかなように、静磁界を印加しない場合に
比較して静磁界を印加した場合の方が、直交成分出力を
プロットした点は電池種類毎により分散していることが
判る。つまり、静磁界を印加することにより、電池の主
成分の影響が強く出て、その特性が一層明確に分離し、
分別しやすくなるのである。そのため、図20に示すゾ
ーンA〜Fは、静磁界を印加しない場合に比較して、静
磁界を印加する場合はより狭い領域とすることができ
る。
【0070】このように本実施例では、直交成分出力を
2次元の座標にプロットし、各々の座標に電池の主成分
によってきまる領域を設定し、検出した信号がこれらの
領域に属すか否かについてAND、ORを行ない電池主
成分を分別することができる。尚、信号処理装置40と
しては第14図に示すものに限らず、複数入力のAND
回路と、複数入力のOR回路と、標準電圧発生回路によ
っても構成することができる。また、複数のA/D装置
と、デジタル信号処理と、上記分別方法を実現する分別
ソフトによっても実現することができる。
2次元の座標にプロットし、各々の座標に電池の主成分
によってきまる領域を設定し、検出した信号がこれらの
領域に属すか否かについてAND、ORを行ない電池主
成分を分別することができる。尚、信号処理装置40と
しては第14図に示すものに限らず、複数入力のAND
回路と、複数入力のOR回路と、標準電圧発生回路によ
っても構成することができる。また、複数のA/D装置
と、デジタル信号処理と、上記分別方法を実現する分別
ソフトによっても実現することができる。
【0071】整列・搬送装置60としては、回転型と、
直線型の搬送装置を組み合わせることができる。また、
整列・搬送装置60としては、等間隔整列制御装置と、
回転型と、直線型の搬送装置を組み合わせても、構成す
ることができる。尚、電池を一定の間隔を持たせて走行
させることにより、分別対象となる電池の前後の電池に
よる干渉を防止する走行姿勢安定化機構を設ければ、分
別精度を向上せしめることができる。
直線型の搬送装置を組み合わせることができる。また、
整列・搬送装置60としては、等間隔整列制御装置と、
回転型と、直線型の搬送装置を組み合わせても、構成す
ることができる。尚、電池を一定の間隔を持たせて走行
させることにより、分別対象となる電池の前後の電池に
よる干渉を防止する走行姿勢安定化機構を設ければ、分
別精度を向上せしめることができる。
【0072】整列・搬送装置60の具体例を図21に示
す。該整列・搬送装置60は、図21に示すように、回
転型搬送装置61と直線型搬送装置62とを組み合わせ
て構成される。回転型搬送装置61は、投入口610か
ら投入された電池1を遠心力により整列して、直線型搬
送装置62に送る装置である。直線型搬送装置62は、
整列した電池1を搬送ベルト81に載せて搬送する装置
である。等間隔整列制御装置620は、電池1を一定の
間隔を保持し、搬送ベルト81に載せる装置である。
す。該整列・搬送装置60は、図21に示すように、回
転型搬送装置61と直線型搬送装置62とを組み合わせ
て構成される。回転型搬送装置61は、投入口610か
ら投入された電池1を遠心力により整列して、直線型搬
送装置62に送る装置である。直線型搬送装置62は、
整列した電池1を搬送ベルト81に載せて搬送する装置
である。等間隔整列制御装置620は、電池1を一定の
間隔を保持し、搬送ベルト81に載せる装置である。
【0073】電池1は、搬送ベルト81によって移動す
る過程で後述するように、搬送ベルト81の両側面のガ
イド壁64に電池種類毎に設けた排出口65から排出さ
れる。回転型搬送装置61は、第22図に示すように、
傾斜した円盤612と、該円盤612を囲む水平な外円
盤614とを互いに交叉した軸で回転させ、外円盤61
4をより高速で回転させる。円盤612は、モータ61
1により回転され、また、外円盤614は円盤外周部に
設けたモータ613により回転される。
る過程で後述するように、搬送ベルト81の両側面のガ
イド壁64に電池種類毎に設けた排出口65から排出さ
れる。回転型搬送装置61は、第22図に示すように、
傾斜した円盤612と、該円盤612を囲む水平な外円
盤614とを互いに交叉した軸で回転させ、外円盤61
4をより高速で回転させる。円盤612は、モータ61
1により回転され、また、外円盤614は円盤外周部に
設けたモータ613により回転される。
【0074】従って、投入口610から投入された電池
1は、円盤612上に載せられ遠心力により、円盤外周
部の最上部に移動し、円盤612から外れる 。円盤6
12から外れた電池1は、外円盤614の上面外周に乗
せられ、遠心力によってガイド壁615に沿って整列し
ながら移動し、ガイド壁615に設けた排出口616か
ら連続的に排出等間隔整列制御装置620に供給され
る。等間隔整列制御装置620は駆動モータ621によ
って回転され、周囲に電池1を取り込めるスペース62
2を有する間隔制御円盤623、間隔制御円盤623に
電池1を供給する直線ガイド624、間隔制御円盤62
3の周囲に設けられた円形ガイド625から構成され、
回転型搬送装置61から連続的に供給される電池1は直
線ガイド624の内部で連続的に整列され、間隔制御円
盤623に押し付けられる。間隔制御円盤623に押し
付けられた電池1は円盤の円周方向に設けられた電池収
納スペース622に入り、回転しながら排出口626に
位置したときエアーノズル627から吹き出すエアの力
により搬送ベルト81に供給される。電池1は回転円盤
623の回転数を変化させることにより一定の間隔をも
って搬送ベルト81に供給される。
1は、円盤612上に載せられ遠心力により、円盤外周
部の最上部に移動し、円盤612から外れる 。円盤6
12から外れた電池1は、外円盤614の上面外周に乗
せられ、遠心力によってガイド壁615に沿って整列し
ながら移動し、ガイド壁615に設けた排出口616か
ら連続的に排出等間隔整列制御装置620に供給され
る。等間隔整列制御装置620は駆動モータ621によ
って回転され、周囲に電池1を取り込めるスペース62
2を有する間隔制御円盤623、間隔制御円盤623に
電池1を供給する直線ガイド624、間隔制御円盤62
3の周囲に設けられた円形ガイド625から構成され、
回転型搬送装置61から連続的に供給される電池1は直
線ガイド624の内部で連続的に整列され、間隔制御円
盤623に押し付けられる。間隔制御円盤623に押し
付けられた電池1は円盤の円周方向に設けられた電池収
納スペース622に入り、回転しながら排出口626に
位置したときエアーノズル627から吹き出すエアの力
により搬送ベルト81に供給される。電池1は回転円盤
623の回転数を変化させることにより一定の間隔をも
って搬送ベルト81に供給される。
【0075】これによって、電池1が誘導磁界の変化の
検出コイル84を通過する場合の隣接した電池の影響を
低減し、分別精度を向上せしめる。搬送ベルト81は、
図23に示すように、駆動用モータ66及び複数のプー
リ661にとにより作動させられる。また、搬送ベルト
81は、図24に示すように水平面に対して傾斜して取
付けられ、これによって走行中の電池1の搬送ベルト8
1の幅方向の通過位置を安定にする。分類装置50とし
ては、複数のエアーノズルと、バケットと、電磁ソノレ
イドとにより構成することができる。また、複数の弾き
出しアームと電磁ソノレイドによっても構成できる。
検出コイル84を通過する場合の隣接した電池の影響を
低減し、分別精度を向上せしめる。搬送ベルト81は、
図23に示すように、駆動用モータ66及び複数のプー
リ661にとにより作動させられる。また、搬送ベルト
81は、図24に示すように水平面に対して傾斜して取
付けられ、これによって走行中の電池1の搬送ベルト8
1の幅方向の通過位置を安定にする。分類装置50とし
ては、複数のエアーノズルと、バケットと、電磁ソノレ
イドとにより構成することができる。また、複数の弾き
出しアームと電磁ソノレイドによっても構成できる。
【0076】分類装置50は図25に示すように、近接
センサ51及び電磁弁52から構成される要素を1単位
とし、分類すべき電池の種類数に応じた複数の単位から
構成することができる。近接センサ51は、搬送ベルト
81によって移動する電池の通過を検出する装置であ
る。電磁弁52は、近接センサ51の出力と信号処理装
置40によって電池種類に応じて出力される信号があっ
た場合に、高圧空気を電池1へ吹き出す装置である。
センサ51及び電磁弁52から構成される要素を1単位
とし、分類すべき電池の種類数に応じた複数の単位から
構成することができる。近接センサ51は、搬送ベルト
81によって移動する電池の通過を検出する装置であ
る。電磁弁52は、近接センサ51の出力と信号処理装
置40によって電池種類に応じて出力される信号があっ
た場合に、高圧空気を電池1へ吹き出す装置である。
【0077】従って搬送ベルト81によって移動する電
池1が近接センサ51によって検出され、電磁弁52が
作動し高圧空気等が吹き出すと、搬送ベルト81から電
池1がはじき出され、排出口65から外部に分離、供出
されることになる。この場合、電池1移動中の時は近接
センサ51の信号と信号処理装置40の出力には同時性
が無いため、この時間差をタイミング調整装置53によ
って補正し、電磁弁52の動作を調整する。
池1が近接センサ51によって検出され、電磁弁52が
作動し高圧空気等が吹き出すと、搬送ベルト81から電
池1がはじき出され、排出口65から外部に分離、供出
されることになる。この場合、電池1移動中の時は近接
センサ51の信号と信号処理装置40の出力には同時性
が無いため、この時間差をタイミング調整装置53によ
って補正し、電磁弁52の動作を調整する。
【0078】前述した各構成要素を組み合わせた具体的
な電池分別装置として構成した例を図26に示す。同図
に示すように、分別対象である電池1は、投入口610
から直線型搬送装置62に乗せられる。直線型搬送装置
61に移動した電池1は、駆動モータ66によって作動
する搬送ベルト81によって弱い磁界の発生装置10を
構成する静磁界発生コイル82、交番磁界の発生装置2
0を構成する交流磁界発生コイル83及び誘導磁界の変
化の検出コイル30を構成する誘導磁界の検出コイル8
4を通過する。
な電池分別装置として構成した例を図26に示す。同図
に示すように、分別対象である電池1は、投入口610
から直線型搬送装置62に乗せられる。直線型搬送装置
61に移動した電池1は、駆動モータ66によって作動
する搬送ベルト81によって弱い磁界の発生装置10を
構成する静磁界発生コイル82、交番磁界の発生装置2
0を構成する交流磁界発生コイル83及び誘導磁界の変
化の検出コイル30を構成する誘導磁界の検出コイル8
4を通過する。
【0079】弱い磁界の発生用コイル82は直流電源装
置75に接続され、また、交流磁界発生用コイル83は
アンプ25に接続され、更に、誘導磁界の変化の検出コ
イル84はアンプ32に接続され、電池の検出信号は信
号処理回路40に入力する。信号処理回路40により、
電池種類に対応して出力される信号はタイミング調整装
置53に入力される。また、タイミング調整装置53に
は電池種類に応じて排出するための複数の排出口に取り
付けられた近接センサ51の信号も入力され、これらの
信号によって電磁弁52を作動させ電池種類に応じた排
出口へ電池を排出する。
置75に接続され、また、交流磁界発生用コイル83は
アンプ25に接続され、更に、誘導磁界の変化の検出コ
イル84はアンプ32に接続され、電池の検出信号は信
号処理回路40に入力する。信号処理回路40により、
電池種類に対応して出力される信号はタイミング調整装
置53に入力される。また、タイミング調整装置53に
は電池種類に応じて排出するための複数の排出口に取り
付けられた近接センサ51の信号も入力され、これらの
信号によって電磁弁52を作動させ電池種類に応じた排
出口へ電池を排出する。
【0080】前記のように、静磁界発生用コイル82に
より弱い静磁界を印加しながら、局部型交流励磁コイル
83により交番磁界を印加し、これによって発生した渦
電流による誘導磁界を、局部型誘導磁界検出コイル84
により検出する際において、電池1が搬送ベルト81上
での搬送時に上下動、あるいは左右動して、前記局部型
誘導磁界検出コイル84と電池1との距離が変化する
と、該検出コイル84の検出精度が低下する。このた
め、かかる電池1の搬送ベルト81上での搬送時に前記
のような電池1の移動を回避し、該電池1の走行姿勢を
安定化することが要求され、図27に示すように搬送ベ
ルト83の搬送面811を、水平面121に対して一定
角度μだけ傾斜させている。尚122は鉛直線である。
より弱い静磁界を印加しながら、局部型交流励磁コイル
83により交番磁界を印加し、これによって発生した渦
電流による誘導磁界を、局部型誘導磁界検出コイル84
により検出する際において、電池1が搬送ベルト81上
での搬送時に上下動、あるいは左右動して、前記局部型
誘導磁界検出コイル84と電池1との距離が変化する
と、該検出コイル84の検出精度が低下する。このた
め、かかる電池1の搬送ベルト81上での搬送時に前記
のような電池1の移動を回避し、該電池1の走行姿勢を
安定化することが要求され、図27に示すように搬送ベ
ルト83の搬送面811を、水平面121に対して一定
角度μだけ傾斜させている。尚122は鉛直線である。
【0081】しかしながらかかる手段にあっては、図の
2点鎖線に示すように、搬送ベルト81の振動等によっ
て電池1が上下、あるいは左右に移動し易く、電池の走
行姿勢の安定化は得られない。
2点鎖線に示すように、搬送ベルト81の振動等によっ
て電池1が上下、あるいは左右に移動し易く、電池の走
行姿勢の安定化は得られない。
【0082】図28は前記走行姿勢安定化装置の第1実
施例を示す。搬送方向に直角方向に視た構成図である。
図において、1は電池で、両側にガイド壁64、64を
有する搬送ベルト81上を搬送されている。83は前記
電池1に交番磁界を印加する局部型交流磁界発生コイル
(以下発生コイルという)、84は前記交番磁界の印加
により電池1及びその周りに発生した渦電流による誘導
磁界を検出する局部型誘導磁界検出コイル(以下検出コ
イルという)であり、これらは前記ガイド壁64の外面
に近接して設けられている。前記搬送ベルト81は、そ
の搬送面811が水平面121に対して角度uを以って
傾斜せしめられている。
施例を示す。搬送方向に直角方向に視た構成図である。
図において、1は電池で、両側にガイド壁64、64を
有する搬送ベルト81上を搬送されている。83は前記
電池1に交番磁界を印加する局部型交流磁界発生コイル
(以下発生コイルという)、84は前記交番磁界の印加
により電池1及びその周りに発生した渦電流による誘導
磁界を検出する局部型誘導磁界検出コイル(以下検出コ
イルという)であり、これらは前記ガイド壁64の外面
に近接して設けられている。前記搬送ベルト81は、そ
の搬送面811が水平面121に対して角度uを以って
傾斜せしめられている。
【0083】123は磁石で、前記検出コイル84の外
側に配設されて、前記電池1に吸引力を付与するように
なている。該磁石123は前記検出コイル84に対向す
る位置を中心として搬送ベルト81の長手方向に沿って
複数個設けるか、あるいは1個の磁石を所要の長さに延
長させて設ける。また、該磁石123は永久磁石あるい
は電磁石の何れであってもよい。この実施例において
は、搬送ベルト81を移送される電池1は、前記のよう
に傾斜した搬送面811により該搬送面811の下方部
位に寄るともに、検出コイル84の外側に設けられた磁
石123の吸引力によって該検出コイル84側に吸引せ
しめられる。
側に配設されて、前記電池1に吸引力を付与するように
なている。該磁石123は前記検出コイル84に対向す
る位置を中心として搬送ベルト81の長手方向に沿って
複数個設けるか、あるいは1個の磁石を所要の長さに延
長させて設ける。また、該磁石123は永久磁石あるい
は電磁石の何れであってもよい。この実施例において
は、搬送ベルト81を移送される電池1は、前記のよう
に傾斜した搬送面811により該搬送面811の下方部
位に寄るともに、検出コイル84の外側に設けられた磁
石123の吸引力によって該検出コイル84側に吸引せ
しめられる。
【0084】従って電池1は前記検出コイル84の検出
位置では前記磁石23によって常時前記検出コイル84
側に引き寄せられる。これにより該検出コイル84と電
池1との距離は一定に保持され、高い検出精度を維持で
きる。
位置では前記磁石23によって常時前記検出コイル84
側に引き寄せられる。これにより該検出コイル84と電
池1との距離は一定に保持され、高い検出精度を維持で
きる。
【0085】図29は前記走行姿勢安定化装置の第2実
施例を示す、図28に対応する構成図である。この実施
例においては、前記検出コイル84の外側に磁極241
が配されるように、U字状の磁石124を設け、該磁石
124の磁界空間241に前記電池1搬送用の搬送ベル
ト81及び前記発生コイル83及び検出コイル84を配
設している。尚、前記磁石124は永久磁石でも電磁石
でもよい。その他の構成は図28の第1実施例と同様で
あり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
施例を示す、図28に対応する構成図である。この実施
例においては、前記検出コイル84の外側に磁極241
が配されるように、U字状の磁石124を設け、該磁石
124の磁界空間241に前記電池1搬送用の搬送ベル
ト81及び前記発生コイル83及び検出コイル84を配
設している。尚、前記磁石124は永久磁石でも電磁石
でもよい。その他の構成は図28の第1実施例と同様で
あり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
【0086】かかる実施例においては、搬送ベルト81
及び該ベルト81上の電池1はU字状磁石124の磁界
空間242内に配され、電池1が前記磁界空間242を
通るとき、磁極241の吸引力により前記検出コイル8
4側に吸引される。この実施例においては、U字状の磁
石124を用いているので磁場が開放され難く、強い磁
界が得られ電池1は確実に検出コイル84の至近位置に
くることとなる。
及び該ベルト81上の電池1はU字状磁石124の磁界
空間242内に配され、電池1が前記磁界空間242を
通るとき、磁極241の吸引力により前記検出コイル8
4側に吸引される。この実施例においては、U字状の磁
石124を用いているので磁場が開放され難く、強い磁
界が得られ電池1は確実に検出コイル84の至近位置に
くることとなる。
【0087】図30は前記走行姿勢安定化装置の第3実
施例を示す。この実施例においては、前記第1、第2実
施例と同様に傾斜して設けた搬送ベルト81の下側、つ
まり該ベルト81の下面812の低い側に近接して磁石
123を設けている。該磁石123は永久磁石でも電磁
石でもよい。その他の構成は前記第1実施例と同様であ
り、これと同一の部材は同一の符号で示す。
施例を示す。この実施例においては、前記第1、第2実
施例と同様に傾斜して設けた搬送ベルト81の下側、つ
まり該ベルト81の下面812の低い側に近接して磁石
123を設けている。該磁石123は永久磁石でも電磁
石でもよい。その他の構成は前記第1実施例と同様であ
り、これと同一の部材は同一の符号で示す。
【0088】かかる実施例においては、搬送ベルト81
の下側の低い側に磁石123を配しているので、該磁石
123の吸引力が搬送ベルト81の搬送面811に電池
1を吸い付けるように作用することとなり、該磁石12
3の設置部近傍において、電池1の搬送面811上での
滑りが低減されて、該電池1と搬送ベルト81との間の
摩擦係数が増加し、電池1が安定走行して、確実に搬送
面811の検出コイル84の至近位置にくることとな
る。
の下側の低い側に磁石123を配しているので、該磁石
123の吸引力が搬送ベルト81の搬送面811に電池
1を吸い付けるように作用することとなり、該磁石12
3の設置部近傍において、電池1の搬送面811上での
滑りが低減されて、該電池1と搬送ベルト81との間の
摩擦係数が増加し、電池1が安定走行して、確実に搬送
面811の検出コイル84の至近位置にくることとな
る。
【0089】図31及び図32は前記走行姿勢安定化装
置の第4実施例を示し、図31は電池の搬送方向に直角
方向に視た構成図、図32は図31のZ矢視図である。
かかる実施例では、前記第1〜第3実施例のように磁石
を使用せず、機械的に電池1を検出コイル84に近接さ
せている。
置の第4実施例を示し、図31は電池の搬送方向に直角
方向に視た構成図、図32は図31のZ矢視図である。
かかる実施例では、前記第1〜第3実施例のように磁石
を使用せず、機械的に電池1を検出コイル84に近接さ
せている。
【0090】即ち、図31、図32において、131は
姿勢安定化ベルトで、駆動ローラ133と2つのアイド
ルローラ134、134との間に3角形状に架設されて
いる。132は駆動モータでその出力軸が前記駆動ロー
ラ133に連結され、該駆動モータ132により駆動ロ
ーラ133を回転させることにより前記姿勢安定化ベル
ト131を前記3つのローラ133、134、134間
にて走行可能としている。前記駆動モータ132、駆動
ローラ133、2つのアイドルローラ134、134及
びこれらのローラに架設された姿勢安定化機構は昇降装
置135に取付けられ、該昇降装置135を図の矢印の
様に上下動させることにより、姿勢安定化ベルト131
にて電池1の外周を押圧するようになっている。
姿勢安定化ベルトで、駆動ローラ133と2つのアイド
ルローラ134、134との間に3角形状に架設されて
いる。132は駆動モータでその出力軸が前記駆動ロー
ラ133に連結され、該駆動モータ132により駆動ロ
ーラ133を回転させることにより前記姿勢安定化ベル
ト131を前記3つのローラ133、134、134間
にて走行可能としている。前記駆動モータ132、駆動
ローラ133、2つのアイドルローラ134、134及
びこれらのローラに架設された姿勢安定化機構は昇降装
置135に取付けられ、該昇降装置135を図の矢印の
様に上下動させることにより、姿勢安定化ベルト131
にて電池1の外周を押圧するようになっている。
【0091】そして前記姿勢安定化機構100は、図3
1に示すように、姿勢安定化ベルト131が電池1を搬
送ベルト81の前記検出コイル84寄りの搬送面811
とガイド壁64の下部内面とに同時に押し付けられるよ
うに該姿勢安定化ベルト131を傾斜して設けている。
さらに、前記ガイド壁64は底部壁641を有するコの
字状に形成され、該底部壁641上に前記搬送ベルト8
1が走行可能に構成されている。
1に示すように、姿勢安定化ベルト131が電池1を搬
送ベルト81の前記検出コイル84寄りの搬送面811
とガイド壁64の下部内面とに同時に押し付けられるよ
うに該姿勢安定化ベルト131を傾斜して設けている。
さらに、前記ガイド壁64は底部壁641を有するコの
字状に形成され、該底部壁641上に前記搬送ベルト8
1が走行可能に構成されている。
【0092】かかる実施例においては、駆動モータ13
2により姿勢安定化ベルト131を走行させながら、昇
降装置135を図32の矢印のように下降させ、該姿勢
安定化ベルト131の下面を電池1の外周面に押し付け
ることにより、該電池1をガイド壁64の下部内面及び
搬送ベルト81の検出コイル84側の搬送面811に一
定圧力で以って当接させる。これにより、該電池1は常
時前記検出コイル84の至近位置にくることとなり、走
行姿勢が安定化される。
2により姿勢安定化ベルト131を走行させながら、昇
降装置135を図32の矢印のように下降させ、該姿勢
安定化ベルト131の下面を電池1の外周面に押し付け
ることにより、該電池1をガイド壁64の下部内面及び
搬送ベルト81の検出コイル84側の搬送面811に一
定圧力で以って当接させる。これにより、該電池1は常
時前記検出コイル84の至近位置にくることとなり、走
行姿勢が安定化される。
【0093】この実施例においては、前記第1ないし第
3実施例のように、磁石を使用せず、機械的に電池1を
検出コイル84側に寄せるようになっているので、該磁
石を用いる場合のように、検出コイル84による検出信
号にノイズが付加されるようなことがなく、高い検出精
度を維持できる。図33、図34は前記走行姿勢安定化
装置の第5実施例を示し、図33はその要部斜視図、図
34は図33のY−Y線断面図である。
3実施例のように、磁石を使用せず、機械的に電池1を
検出コイル84側に寄せるようになっているので、該磁
石を用いる場合のように、検出コイル84による検出信
号にノイズが付加されるようなことがなく、高い検出精
度を維持できる。図33、図34は前記走行姿勢安定化
装置の第5実施例を示し、図33はその要部斜視図、図
34は図33のY−Y線断面図である。
【0094】この実施例においては、搬送ベルト81上
に一定間隔で以って突出部141を設けたいわゆるトラ
フ型搬送ベルトを備えている。即ち図33、図34にお
いて、前記搬送ベルト81の上面には一定間隔でもって
突出部141が該ベルトの幅方向に設けられている。該
突出部141の間隔即ちピッチは、各突出部141間に
電池1が長手方向に移動することなく載置されるような
長さとする。
に一定間隔で以って突出部141を設けたいわゆるトラ
フ型搬送ベルトを備えている。即ち図33、図34にお
いて、前記搬送ベルト81の上面には一定間隔でもって
突出部141が該ベルトの幅方向に設けられている。該
突出部141の間隔即ちピッチは、各突出部141間に
電池1が長手方向に移動することなく載置されるような
長さとする。
【0095】また、前記突出部141間における搬送ベ
ルト81の搬送面は、前記検出コイル84寄りの前記突
出部142の付け根部部位が低く、これと反対側の突出
部142の付け根部が高く形成された傾斜面142とな
り、電池1が該傾斜面142の低部、つまり、前記検出
コイル84に近接した部位にくるようになっている。こ
れにより、搬送ベルト81上を搬送される電池1は、前
記突出部141の間の前記傾斜面142の低部、つま
り、検出コイル84の至近距離に常にくることとなる。
ルト81の搬送面は、前記検出コイル84寄りの前記突
出部142の付け根部部位が低く、これと反対側の突出
部142の付け根部が高く形成された傾斜面142とな
り、電池1が該傾斜面142の低部、つまり、前記検出
コイル84に近接した部位にくるようになっている。こ
れにより、搬送ベルト81上を搬送される電池1は、前
記突出部141の間の前記傾斜面142の低部、つま
り、検出コイル84の至近距離に常にくることとなる。
【0096】図35は前記走行姿勢安定化装置の第6実
施例を示す要部側面図である。この実施例は前記第5実
施例の変形例で、搬送ベルト151を電池1が嵌まるよ
うな谷部152を有する波形状に形成し、該谷部152
の下側に前記検出コイルを配している。これにより、搬
送ベルト151上の電池1は検出コイル84の上方にお
いて常に該検出コイル84の至近距離にくることとな
る。
施例を示す要部側面図である。この実施例は前記第5実
施例の変形例で、搬送ベルト151を電池1が嵌まるよ
うな谷部152を有する波形状に形成し、該谷部152
の下側に前記検出コイルを配している。これにより、搬
送ベルト151上の電池1は検出コイル84の上方にお
いて常に該検出コイル84の至近距離にくることとな
る。
【0097】図36は前記走行姿勢安定化装置の第7実
施例を示す要部側面図である。この実施例においては、
磁粉が付着された磁気ベルト161を設け、該磁気ベル
ト161上に電池1が載せられて搬送されるようになっ
ている。即ち図36において161は磁粉が付着された
磁気ベルトで、2つのベルト車162、162の回転に
より移動するようになっている。そして該磁気ベルト1
61の側方にはこれに近接して前記検出コイル84が設
置されている。163は該磁気ベルト161の上流側に
設けられたエアシュータ、164は該磁気ベルト161
の下流側に設けられた排出用のゴムベルトである。
施例を示す要部側面図である。この実施例においては、
磁粉が付着された磁気ベルト161を設け、該磁気ベル
ト161上に電池1が載せられて搬送されるようになっ
ている。即ち図36において161は磁粉が付着された
磁気ベルトで、2つのベルト車162、162の回転に
より移動するようになっている。そして該磁気ベルト1
61の側方にはこれに近接して前記検出コイル84が設
置されている。163は該磁気ベルト161の上流側に
設けられたエアシュータ、164は該磁気ベルト161
の下流側に設けられた排出用のゴムベルトである。
【0098】この実施例においては、エアシュータ16
3から磁気ベルト161に移された電池1は、該磁気ベ
ルト161の磁力によりこれに一時的に固定されて検出
コイル84の近接部位を通過し、誘導磁界の検出がなさ
れた後、ゴムベルト164上に排出される。この実施例
においては、電池1が磁気ベルト161上に一時的に固
定された状態で検出コイル84に対するので、該電池1
は磁気ベルト161上での相対移動を完全に阻止されて
誘導磁界の検出がなされ、高い検出精度が得られる。
3から磁気ベルト161に移された電池1は、該磁気ベ
ルト161の磁力によりこれに一時的に固定されて検出
コイル84の近接部位を通過し、誘導磁界の検出がなさ
れた後、ゴムベルト164上に排出される。この実施例
においては、電池1が磁気ベルト161上に一時的に固
定された状態で検出コイル84に対するので、該電池1
は磁気ベルト161上での相対移動を完全に阻止されて
誘導磁界の検出がなされ、高い検出精度が得られる。
【0099】図37は前記走行安定化装置の第8実施例
を示す要部平面図である。この実施例においては搬送ベ
ルト81上に、平面上において傾斜したガイド板171
を設け、該ガイド板171によって狭められた搬送路の
側部に検出コイル84を設けている。即ち図37におい
て、前記ガイド板171は、搬送ベルト81上のガイド
壁64の一部を除去して設けられ、電池1がその内側面
172に案内されて検出コイル84に対向する位置にく
るように、該検出コイル84の対向部が狭くなるように
徐々に縮小された通路を形成している。
を示す要部平面図である。この実施例においては搬送ベ
ルト81上に、平面上において傾斜したガイド板171
を設け、該ガイド板171によって狭められた搬送路の
側部に検出コイル84を設けている。即ち図37におい
て、前記ガイド板171は、搬送ベルト81上のガイド
壁64の一部を除去して設けられ、電池1がその内側面
172に案内されて検出コイル84に対向する位置にく
るように、該検出コイル84の対向部が狭くなるように
徐々に縮小された通路を形成している。
【0100】この実施例においては、電池1はガイド板
171に機械的に案内されて検出コイル84の至近距離
の部位に、確実に搬送されてくることとなり、簡単な構
造で、安定した電池の走行姿勢が得られる。
171に機械的に案内されて検出コイル84の至近距離
の部位に、確実に搬送されてくることとなり、簡単な構
造で、安定した電池の走行姿勢が得られる。
【0101】図38は等間隔整列制御装置の実施例を示
す説明図である。この実施例において電池1は回転搬送
装置の排出口616から連続的に排出されるが、直線ガ
イド624の内部で回転制御円盤623によって停止さ
せられる。回転制御円盤623の円周上の一部には電池
1が1個収納されるスペース622が設けられており、
円盤が回転することによってスペース622内の電池は
搬送ベルト81にむかって移動する。移動した電池1は
円形ガイド625の一部に設けられた排出口626に達
したとき、エアーノズル627から吹き出すエアーによ
って搬送ベルト81上に乗せられる。回転制御円盤62
3の回転速度を適切に設定することにより、搬送ベルト
81上の電池1の間隔を適切な一定値に保つことが可能
となる。
す説明図である。この実施例において電池1は回転搬送
装置の排出口616から連続的に排出されるが、直線ガ
イド624の内部で回転制御円盤623によって停止さ
せられる。回転制御円盤623の円周上の一部には電池
1が1個収納されるスペース622が設けられており、
円盤が回転することによってスペース622内の電池は
搬送ベルト81にむかって移動する。移動した電池1は
円形ガイド625の一部に設けられた排出口626に達
したとき、エアーノズル627から吹き出すエアーによ
って搬送ベルト81上に乗せられる。回転制御円盤62
3の回転速度を適切に設定することにより、搬送ベルト
81上の電池1の間隔を適切な一定値に保つことが可能
となる。
【0102】
【発明の効果】以上記載のごとく、請求項1記載の発明
によれば、連続的に搬送される電池に弱い静磁界と共に
複数の周波数を含む交番磁界を印加し、前記電池に誘導
される渦電流による誘導磁界を検出する電池分別方法に
おいて、前記交番磁界に対する前記誘導磁界の強度及び
位相の2成分を検出し、予め求めた該2成分に対する前
記電池の種類及び大きさとの関係に基づいて前記電池を
種類及び大きさ毎に分類するので、電池に飽和磁界を印
加することなく、各種の電池を大きさ又は主成分毎に分
別することができるとともに、静磁場の強さを従来技術
の1/10程度に小さくすることによって、誘導磁界の
検出精度を低下させることなく、搬送路上における電池
の走行抵抗が低減され、該電池をスムーズに移動させる
ことが出来、更に前記弱い静磁界は前記電池の搬送に支
障を与えない程度の強さであるので、電池の搬送を高速
化することができる。
によれば、連続的に搬送される電池に弱い静磁界と共に
複数の周波数を含む交番磁界を印加し、前記電池に誘導
される渦電流による誘導磁界を検出する電池分別方法に
おいて、前記交番磁界に対する前記誘導磁界の強度及び
位相の2成分を検出し、予め求めた該2成分に対する前
記電池の種類及び大きさとの関係に基づいて前記電池を
種類及び大きさ毎に分類するので、電池に飽和磁界を印
加することなく、各種の電池を大きさ又は主成分毎に分
別することができるとともに、静磁場の強さを従来技術
の1/10程度に小さくすることによって、誘導磁界の
検出精度を低下させることなく、搬送路上における電池
の走行抵抗が低減され、該電池をスムーズに移動させる
ことが出来、更に前記弱い静磁界は前記電池の搬送に支
障を与えない程度の強さであるので、電池の搬送を高速
化することができる。
【0103】
【0104】請求項3記載の発明によれば、連続的に搬
送される電池に複数の周波数を含む交番磁界を印加し、
前記電池に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する
電池分別方法において、前記交番磁界に対する前記誘導
磁界の強度及び位相の2成分を検出し、予め求めた該2
成分に対する前記電池の種類及び大きさとの関係に基い
て前記電池を種類及び大きさ毎に分類するので、弱い磁
界を発生させる装置を省略することができる。
送される電池に複数の周波数を含む交番磁界を印加し、
前記電池に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する
電池分別方法において、前記交番磁界に対する前記誘導
磁界の強度及び位相の2成分を検出し、予め求めた該2
成分に対する前記電池の種類及び大きさとの関係に基い
て前記電池を種類及び大きさ毎に分類するので、弱い磁
界を発生させる装置を省略することができる。
【0105】請求項4記載の発明によれば、電池の種類
及び大きさと誘導磁界の強度及び位相の関係は前記交番
磁界の周波数毎に一定の許容範囲を持ち、各許容範囲の
組み合せで判断することにより、前記電池を種類及び大
きさ毎に分別することができる。
及び大きさと誘導磁界の強度及び位相の関係は前記交番
磁界の周波数毎に一定の許容範囲を持ち、各許容範囲の
組み合せで判断することにより、前記電池を種類及び大
きさ毎に分別することができる。
【0106】
【0107】請求項5記載の発明によれば、傾斜した円
盤と、該円盤を囲む水平な円盤とを互いに交叉した軸で
回転させ、外周の円盤をより高速で回転させ、これら円
盤に電池を投入することによって電池を一定間隔整列さ
せ、この電池列を搬送ベルトによって弱い磁界の発生装
置、交番磁界の発生装置及び誘導磁界の変化の検出装置
に通過させ、誘導磁界の変化の検出装置によって電池の
種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変化を、少なくと
も3種類の周波数成分について検出し、検出された情報
について信号処理装置によってAND、ORをとり、電
池種類に対応した信号として出力し、この出力によって
所定の場所に、所定の種類の電池を排出する機能を備え
たので、電池に飽和磁界を印加することなく、各種の電
池を大きさ又は主成分毎に分別することができる。
盤と、該円盤を囲む水平な円盤とを互いに交叉した軸で
回転させ、外周の円盤をより高速で回転させ、これら円
盤に電池を投入することによって電池を一定間隔整列さ
せ、この電池列を搬送ベルトによって弱い磁界の発生装
置、交番磁界の発生装置及び誘導磁界の変化の検出装置
に通過させ、誘導磁界の変化の検出装置によって電池の
種類に基づく誘導磁界の強度と位相の変化を、少なくと
も3種類の周波数成分について検出し、検出された情報
について信号処理装置によってAND、ORをとり、電
池種類に対応した信号として出力し、この出力によって
所定の場所に、所定の種類の電池を排出する機能を備え
たので、電池に飽和磁界を印加することなく、各種の電
池を大きさ又は主成分毎に分別することができる。
【0108】
【0109】
【0110】請求項6記載の発明によれば、交番磁界の
発生装置として用いる交流励磁コイル、前記誘導磁界の
変化の検出装置として用いる検出コイルを局部型とし、
これらのコイルを大型、小型とし、各々のコイルを同軸
で配置し、これらによって、大型電池、小型電池を検出
する機能を有するので、大きさの異なる電池の電池分別
精度を向上させることができる。
発生装置として用いる交流励磁コイル、前記誘導磁界の
変化の検出装置として用いる検出コイルを局部型とし、
これらのコイルを大型、小型とし、各々のコイルを同軸
で配置し、これらによって、大型電池、小型電池を検出
する機能を有するので、大きさの異なる電池の電池分別
精度を向上させることができる。
【0111】請求項7乃至10記載の発明によれば、電
池が検出部位において磁石の吸引力により検出手段側に
引き寄せられることにより、該電池と検出手段との距離
が一定に保持され、電池の安定した走行が得られる。こ
れにより高い検出精度を維持することができる。特に請
求項9のように構成すれば、U字状の磁石を用いること
により磁場が開放され難く、強い磁界が得られ、電池の
更なる安定走行が得られる。さらに、請求項10のよう
に構成すれば、磁石を搬送路の下方に配置したことによ
り電池が搬送路面側に吸引され、電池と搬送路面との間
の摩擦係数が増大し、電池の安定走行が得られる。
池が検出部位において磁石の吸引力により検出手段側に
引き寄せられることにより、該電池と検出手段との距離
が一定に保持され、電池の安定した走行が得られる。こ
れにより高い検出精度を維持することができる。特に請
求項9のように構成すれば、U字状の磁石を用いること
により磁場が開放され難く、強い磁界が得られ、電池の
更なる安定走行が得られる。さらに、請求項10のよう
に構成すれば、磁石を搬送路の下方に配置したことによ
り電池が搬送路面側に吸引され、電池と搬送路面との間
の摩擦係数が増大し、電池の安定走行が得られる。
【0112】請求項11乃至14記載の発明によれば、
機械的手段によって電池を検出手段側に寄せるようにな
っているため、磁石を用いる場合のように、検出手段か
らの検出信号にノイズが入るのが回避され、かつ電池の
走行安定化をなすことができる。
機械的手段によって電池を検出手段側に寄せるようにな
っているため、磁石を用いる場合のように、検出手段か
らの検出信号にノイズが入るのが回避され、かつ電池の
走行安定化をなすことができる。
【0113】さらに、請求項15記載の発明によれば、
電池は磁気ベルト上において該磁気ベルトに吸引され、
相対移動を阻止されて誘導磁界の検出がなされることと
なり、電池の走行を安定させつつ高い検出精度を維持で
きる。
電池は磁気ベルト上において該磁気ベルトに吸引され、
相対移動を阻止されて誘導磁界の検出がなされることと
なり、電池の走行を安定させつつ高い検出精度を維持で
きる。
【0114】
【図1】本発明に係る電池分別装置の基本構成図(その
1)である。
1)である。
【図2】本発明に係る電池分別装置の基本構成図(その
2)である。
2)である。
【図3】分別装置の展開を示す説明図である。
【図4】円筒型励磁コイルの説明図である。
【図5】馬蹄型励磁コイルの説明図である。
【図6】走行路の底面に設けた弱い静磁界発生装置の説
明図である。
明図である。
【図7】交番磁界発生装置の一例を示す説明図である。
【図8】交番磁界発生装置の他の例を示す説明図であ
る。
る。
【図9】円筒型交流励磁コイルの説明図である。
【図10】局部型交流励磁コイルの説明図である。
【図11】誘導磁界の変化の検出装置の基本構成図であ
る。
る。
【図12】誘導磁界の変化の検出装置の具体的構成図で
ある。
ある。
【図13】信号処理装置の部分要素の構成図である。
【図14】信号処理装置の基本構成図である。
【図15】静磁界が無い場合の電池検出出力を示すグラ
フ図である。
フ図である。
【図16】図15におけるA部を拡大して示すグラフ図
である。
である。
【図17】電池検出出力の周波数特性(単1、単2)を
示すグラフ図である。
示すグラフ図である。
【図18】電池検出出力の周波数特性(単3)を示すグ
ラフ図である。
ラフ図である。
【図19】静磁場の印加による電池検出出力の周波数特
性を示すグラフ図である。
性を示すグラフ図である。
【図20】電池分別方法の考え方を示す説明図である。
【図21】整列・搬送装置の具体例を示す上面図であ
る。
る。
【図22】回転型搬送装置の断面図である。
【図23】搬送ベルトの配置図である。
【図24】搬送ベルトの設置方法の説明図である。
【図25】分類装置の1単位の構成図である。
【図26】分別装置全体構成の具体例を示す構成図であ
る。
る。
【図27】電池の走行安定化機構の説明図である。
【図28】前記走行姿勢安定化装置の第1実施例を示
す、搬送方向に直角方向に視た構成図である。
す、搬送方向に直角方向に視た構成図である。
【図29】前記走行姿勢安定化装置の第2実施例を示
す、図28に対応する構成図である。
す、図28に対応する構成図である。
【図30】前記走行姿勢安定化装置の第3実施例を示
す、図28に対応する図である。
す、図28に対応する図である。
【図31】前記走行姿勢安定化装置の第4実施例を示す
電池の搬送方向に直角方向に視た構成図である。
電池の搬送方向に直角方向に視た構成図である。
【図32】図31のZ矢視図である。
【図33】前記走行安定化装置の第5実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図34】図33のY−Y線断面図である。
【図35】前記走行安定化装置の第6実施例を示す要部
側面図である。
側面図である。
【図36】前記走行安定化装置の第7実施例を示す要部
側面図である。
側面図である。
【図37】前記走行安定化装置の第8実施例を示す要部
側面図である。
側面図である。
【図38】等間隔整列制御装置の実施例を示す要部説明
図である。
図である。
1 電池
10 弱い磁界の発生装置
20 交番磁界の発生装置
30 交番磁界の変化の検出装置
40 信号処理装置
50 整列・搬送装置
60 分類装置
81 搬送ベルト
84 局部型誘導磁界検出コイル
100 姿勢安定化機構
123 磁石
124 U字状磁石
141 突出部
152 くぼみ部
161 磁気ベルト
171 ガイド板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 谷井 忠明
兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号
三菱重工業株式会社高砂研究所内
(72)発明者 都築 鋭
兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号
三菱重工業株式会社高砂研究所内
(72)発明者 神村 武男
兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号
三菱重工業株式会社高砂研究所内
(72)発明者 平井 貴彦
兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目8番19号
高菱エンジニアリング株式会社内
(56)参考文献 特開 平6−215802(JP,A)
特開 平8−39010(JP,A)
特開 平9−71314(JP,A)
特開 平9−71318(JP,A)
特開 平6−127516(JP,A)
特開 平8−282825(JP,A)
特開 昭54−22682(JP,A)
特開 昭52−71065(JP,A)
実開 平4−68020(JP,U)
特公 昭51−12908(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B07C 5/00 - 5/38
B65G 47/00 - 47/32
B65G 15/58
Claims (15)
- 【請求項1】 連続的に搬送される電池に弱い静磁界と
共に複数の周波数を含む交番磁界を印加し、前記電池に
誘導される渦電流による誘導磁界を検出する電池分別方
法において、 前記静磁界の強さを0.01T(テスラ)乃至0.3T
とするとともに、前記交番磁界に対する前記誘導磁界に
対する強度及び位相の2成分を検出し、該検出信号が、
予め求めた該2成分に対する前記電池の種類及び大きさ
との関係に基づいて前記周波数毎に設定された、誘導磁
界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=Aco
sθ及びY=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸とした
二次元座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾーン
に属するか否かについてAND、ORを行なうことによ
り前記電池を種類及び大きさ毎に分類することを特徴と
する電池分別方法。 - 【請求項2】 前記複数の周波数を含む交番磁界より位
相と強度に関する情報を含んでいる前記各周波数におけ
る検出信号の直交成分を同時に検出して、前記周波数毎
に設定された、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変
化(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分
を前記X−Y軸とした二次元座標上にプロットしたもの
がいずれの座標ゾーンに属するか否かについて、AN
D、ORを行なうことにより前記電池を分類することを
特徴とする請求項1記載の電池分別方法。 - 【請求項3】 連続的に搬送される電池に複数の周波数
を含む交番磁界を印加し、前記電池に誘導される渦電流
による誘導磁界を検出する電池分別方法において、 高周波(100kHz以上)、中周波(10〜40kH
z)、低周波(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の
交番磁界を印加し、前記各周波数における交番磁界に対
する前記誘導磁界の強度及び位相の2成分を検出し、該
検出信号が、予め求めた該2成分に対する前記電池の種
類及び大きさとの関係に基づいて前記周波数毎に設定さ
れた、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)
を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を前記X
−Y軸とした二次元座標上にプロットしたものがいずれ
の座標ゾーンに属するか否かについて、AND、ORを
行なうことにより前記電池を種類及び大きさ毎に分類す
ることを特徴とする電池分別方法。 - 【請求項4】 前記電池の種類及び大きさと誘導磁界の
強度及び位相の関係は前記交番磁界の周波数毎に一定の
許容範囲を持ち、各許容範囲の組み合せで判断すること
により、前記電池を種類及び大きさ毎に分別することを
特徴とする請求項1又は3記載の電池分別方法。 - 【請求項5】 傾斜した円盤と、該円盤を囲む水平な円
盤とを互いに交叉した軸で回転させ、外周の円盤をより
高速で回転させ、これらの円盤に電池を投入することに
よって電池を一定間隔整列させ、この電池列を搬送ベル
トによって静磁界の強さを0.01T(テスラ)乃至
0.3Tとする弱い磁界の発生装置、複数種類の周波数
の交番磁界の発生装置及び誘導磁界の変化の検出装置に
通過させ、誘導磁界の変化の検出装置によって電池の種
類に基づく誘導磁界の強度と位相の変化を、前記各周波
数成分について検出し、前記周波数毎に設定された、誘
導磁界の強度の変化(A)と位相の変化(θ)を、X=
Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を前記X−Y軸と
した二次元座標上にプロットしたものがいずれの座標ゾ
ーンに属するか否かについて、AND、ORを行なう信
号処理装置によってAND、ORをとり、電池種類に対
応した信号として出力し、この出力によって所定の場所
に、所定の種類の電池を排出する機能を備えた電池分別
装置。 - 【請求項6】 前記交番磁界の発生装置として用いる交
流励磁コイル、前記誘導磁界の変化の検出装置として用
いる検出コイルを局部型とし、これらのコイルを大型、
小型とし、各々のコイルを同軸で配置し、これらによっ
て、大型電池、小型電池を検出する機能を有することを
特徴とする請求項5記載の電池分別装置。 - 【請求項7】 搬送路上を連続的に搬送される電池に複
数の周波数を含む交番磁界を印加し、前記電池に誘導さ
れる渦電流による誘導磁界を検出する電池分別方法にお
いて、 磁石を前記電池が前記検出部位側に引き寄せられるよう
に該検出部位に近接して配し、該磁石の吸引力により前
記搬送路上の電池を前記検出部位に寄せて前記誘導磁界
の検出を行なうようにしたことを特徴とする電池分別方
法。 - 【請求項8】 前記誘導磁界の検出を搬送路の側方から
行ない、前記磁石を、前記電池が前記検出部位側に引き
寄せられるように該検出部位に近接して配したことを特
徴とする請求項7記載の電池分別方法。 - 【請求項9】 前記磁石にU字状磁石を用い、その磁極
間に前記検出部位及び前記電池の搬送路を配したことを
特徴とする請求項8記載の電池分別方法。 - 【請求項10】 前記誘導磁界の検出を前記搬送路の側
方から行ない、前記磁石を前記搬送路の下方の前記検出
部位寄りに配したことを特徴とする請求項7記載の電池
分別方法。 - 【請求項11】 搬送路上を連続的に搬送される電池に
複数の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前記電
池に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検出手
段とを備えた電池分別装置において、 前記複数の周波数を含む交番磁界が、高周波(100k
Hz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界であ
るとともに、前記各周波数における電池の種類に基づく
誘導磁界の強度と位相の変化を検出する検出手段を設
け、前記3種類の周波数の交番磁界で励磁された場合に、前
記検出手段に局部型検出コイルを用いるとともに、位相
弁別器により前記複数周波数での信号の直交成分を同時
に検出し、検出された情報について前記周波数毎に設定
された、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変化
(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を
前記X−Y軸とした二次元座標上にプロットしたものが
いずれの座標ゾーンに属するか否かについて、AND、
ORを行なう信号処理装置によってAND、ORをとっ
て電池分類をするように構成するとともに、 前記検出手段の近傍に、駆動手段によって回転あるいは
往復駆動される姿勢安定化ベルトと、該ベルトを昇降さ
せる昇降手段とを備えて、該ベルトにより前記電池を前
記搬送路上において前記検出手段側に押しつける姿勢安
定化機構を設けてなることを特徴とする電池分別装置。 - 【請求項12】 搬送ベルト上を連続的に搬送される電
池に複数の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前
記電池に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検
出手段とを備えた電池分別装置において、 前記複数の周波数を含む交番磁界が、高周波(100k
Hz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界であ
るとともに、前記各周波数における電池の種類に基づく
誘導磁界の強度と位相の変化を検出する検出手段を設
け、前記3種類の周波数の交番磁界で励磁された場合に、前
記検出手段に局部型検出コイルを用いるとともに、位相
弁別器により前記複数周波数での信号の直交成分を同時
に検出し、検出された情報について前記周波数毎に設定
された、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変化
(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を
前記X−Y軸とした二次元座標上にプロットしたものが
いずれの座標ゾーンに属するか否かについて、AND、
ORを行なう信号処理装置によってAND、ORをとっ
て電池分類をするように構成するとともに、 前記搬送ベルトは、その搬送面の長手方向に沿って一定
間隔で突出部を設け、前記検出手段の近傍において前記
突出部間に形成されるくぼみ部に前記電池を係止可能に
構成したことを特徴とする電池分別装置。 - 【請求項13】 搬送ベルト上を連続的に搬送される電
池に複数の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前
記電池に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検
出手段とを備えた電池分別装置において、 前記複数の周波数を含む交番磁界が、高周波(100k
Hz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界であ
るとともに、前記各周波数における電池の種類に基づく
誘導磁界の強度と位相の変化を検出する検出手段を設
け、前記3種類の周波数の交番磁界で励磁された場合に、前
記検出手段に局部型検出コイルを用いるとともに、位相
弁別器により前記複数周波数での信号の直交成分を同時
に検出し、検出された情報について前記周波数毎に設定
された、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変化
(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を
前記X−Y軸とした二次元座標上にプロットしたものが
いずれの座標ゾーンに属するか否かについて、AND、
ORを行なう信号処理装置によってAND、ORをとっ
て電池分類をするように構成するとともに、 前記搬送ベルトは、その搬送面が波状に形成されてなる
ことを特徴とする電池分別装置。 - 【請求項14】 搬送ベルト上を連続的に搬送される電
池に複数の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前
記電池に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検
出手段とを備えた電池分別装置において、 前記複数の周波数を含む交番磁界が、高周波(100k
Hz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界であ
るとともに、前記各周波数における電池の種類に基づく
誘導磁界の強度と位相の変化を検出する検出手段を設
け、前記3種類の周波数の交番磁界で励磁された場合に、前
記検出手段に局部型検出コイルを用いるとともに、位相
弁別器により前記複数周波数での信号の直交成分を同時
に検出し、検出された情報について前記周波数毎に設定
された、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変化
(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を
前記X−Y軸とした二次元座標上にプロットしたものが
いずれの座標ゾーンに属するか否かについて、AND、
ORを行なう信号処理装置によってAND、ORをとっ
て電池分類をするように構成するとともに、 前記搬送ベルトの搬送面の上方の前記検出手段の近傍
に、該搬送面上の電池を前記検出手段側に案内するガイ
ド板を設けたことを特徴とする電池分別装置。 - 【請求項15】 搬送ベルト上を連続的に搬送される電
池に複数の周波数を含む交番磁界を印加する手段と、前
記電池に誘導される渦電流による誘導磁界を検出する検
出手段とを備えた電池分別装置において、 前記複数の周波数を含む交番磁界が、高周波(100k
Hz以上)、中周波(10〜40kHz)、低周波
(0.5〜2kHz)の3種類の周波数の交番磁界であ
るとともに、前記各周波数における電池の種類に基づく
誘導磁界の強度と位相の変化を検出する検出手段を設
け、前記3種類の周波数の交番磁界で励磁された場合に、前
記検出手段に局部型検出コイルを用いるとともに、位相
弁別器により前記複数周波数での信号の直交成分を同時
に検出し、検出された情報について前記周波数毎に設定
された、誘導磁界の強度の変化(A)と位相の変化
(θ)を、X=Acosθ及びY=Asinθとの直交成分を
前記X−Y軸とした二次元座標上にプロットしたものが
いずれの座標 ゾーンに属するか否かについて、AND、
ORを行なう信号処理装置によってAND、ORをとっ
て電池分類をするように構成するとともに、 前記検出手段に近接して磁気ベルトを設け、該磁気ベル
ト上を前記電池が搬送されるように構成されたことを特
徴とする電池分別装置。
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