JP3545606B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3545606B2
JP3545606B2 JP19171898A JP19171898A JP3545606B2 JP 3545606 B2 JP3545606 B2 JP 3545606B2 JP 19171898 A JP19171898 A JP 19171898A JP 19171898 A JP19171898 A JP 19171898A JP 3545606 B2 JP3545606 B2 JP 3545606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
signals
signal
frequency
phase difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19171898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11317777A (ja
Inventor
博史 鶴見
弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19171898A priority Critical patent/JP3545606B2/ja
Priority to US09/262,104 priority patent/US6334051B1/en
Publication of JPH11317777A publication Critical patent/JPH11317777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3545606B2 publication Critical patent/JP3545606B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04B—TRANSMISSION
    • H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/0003—Software-defined radio [SDR] systems, i.e. systems wherein components typically implemented in hardware, e.g. filters or modulators/demodulators, are implented using software, e.g. by involving an AD or DA conversion stage such that at least part of the signal processing is performed in the digital domain
    • H04B1/0007—Software-defined radio [SDR] systems, i.e. systems wherein components typically implemented in hardware, e.g. filters or modulators/demodulators, are implented using software, e.g. by involving an AD or DA conversion stage such that at least part of the signal processing is performed in the digital domain wherein the AD/DA conversion occurs at radiofrequency or intermediate frequency stage
    • H—ELECTRICITY
    • H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/16—Multiple-frequency-changing
    • H03D7/165—Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature
    • H03D7/166—Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature using two or more quadrature frequency translation stages
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04B—TRANSMISSION
    • H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06—Receivers
    • H04B1/16—Circuits
    • H04B1/26—Circuits for superheterodyne receivers
    • H04B1/28—Circuits for superheterodyne receivers the receiver comprising at least one semiconductor device having three or more electrodes
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04B—TRANSMISSION
    • H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06—Receivers
    • H04B1/16—Circuits
    • H04B1/30—Circuits for homodyne or synchrodyne receivers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は受信装置に係り、特に複数の無線通信システムで共通に用いられ、全システム帯域の信号を一括して受信しチャネル選択を行う受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、周波数や帯域の異なる複数の無線通信システムが混在し、それに伴い各端末においては一つの受信装置で複数の無線通信システムに対応できることが求められてきている。この要求に対して、無線端末では従来からのスーパーへテロダイン方式の受信機では現実的な構成で対応することは難しい。
【0003】
すなわち、スーパーヘテロダイン受信機では、アンテナからの受信信号をまずイメージ抑圧用フィルタに通してイメージ信号を除去してから、第1中間周波数に周波数変換した後、再びイメージ抑圧用フィルタに通してから十分に低い第2中間周波数に周波数変換し、次いでチャネル選択フィルタによって所望チャネルの信号を選択し、例えばFM変調波に対してはリミタによって振幅制御を行った後、周波数弁別器によって復調を行う。
【0004】
この場合、イメージ抑圧用フィルタとチャネル選択フィルタはいずれもパッシブフィルタで構成され、物理寸法が大きい上に高価であり、これが無線回路部の小型化、低価格化の障害となっている。また、パッシブフィルタは中心周波数や帯域が固定され、可変にすることが難しいため、無線端末で周波数や帯域の異なる複数の無線通信システムの送信信号を同時に受信するためには、各システム毎にフィルタを準備する必要があり、これは物理的寸法、価格のいずれの観点からも受け容れ難い。
【0005】
これらの問題を解決する方法として、近年、ダイレクトコンバージョン方式の受信機が注目を集めている。ダイレクトコンバージョン受信機では、アンテナからの受信信号を直交復調器に入力して二つのミキサで局部発振器から供給される受信信号とほほ同じ周波数でかつπ/2の位相差を持つ局部発振信号と乗算し、直接ベースバンド帯に周波数変換する。こうしてベースバンドに周波数変換された2系統の信号はπ/2の位相差を持っており、それぞれ低域通過フィルタを通過することによって所望チャネルの信号が選択される。
【0006】
図13は、このチャネル選択の様子を示す図である。すなわち、所望チャネルの信号は0周波数(直流)に周波数変換された後、低域通過フィルタによって選択され、他のチャネルや干渉波は低域通過フィルタによって除去される。選択された所望チャネルの信号は、ベースバンド増幅器によって所望の信号レベルまで増幅された後、A/D変換器によりディジタル信号に変換され、ディジタル信号処理部で原データに復調される。
【0007】
このダイレクトコンバージョン方式では、受信信号を直接ベースバンド帯に周波数変換するため、中間周波数への周波数変換を行うことに起因するイメージ妨害が原理的に存在しない。従って、スーパーへテロダイン方式で必須のイメージ抑圧用フィルタが不要となるという利点があり、異なる無線通信システム毎に別の部品を必要とすることがなく、一系統で複数の無線通信システムに対応する広帯域の受信機を実現できる。また、チャネル選択用の低域通過フィルタはLSI化が可能である。従って、ダイレクトコンバージョン方式は近年のLSIの進歩と共に受信機の小型化、低価格化を実現できる受信方式として大いに注目されている。
【0008】
しかし、ダイレクトコンバージョン方式ではその構成上、必然的に前述のようにベースバンド復調方式を用いる必要があり、その分柔軟性に欠けるのが難点である。これを解決する方式として、例えば特開昭59−196629「FM受信機」、特開平1−206759「FSK信号受信機」に記載されているように、受信信号を直交復調した後、再周波数変換を行って中間周波帯で信号処理を行う方式が提案されてきた。
【0009】
図12は、特開昭59−196629に記載されたFM受信機の構成を示す図である。アンテナ50からの受信信号を二つのミキサ52a,52bとπ/2移相器53および局部発振器54から構成される直交復調器51で直交復調し、チャネル選択用の低域通過フィルタ55a,55bに通すまでは、通常のダイレクトコンバージョン受信機と同様である。
【0010】
低域通過フィルタ55a,55bを通してチャネル選択された信号は、ミキサ57a,57b、π/2移相器58、局部発振器59および加算器60から構成される直交変調器56により、所定の中間周波数に周波数変換される。この後、信号方式に応じて中間周波帯で復調が行われ、この例では受信信号がFM信号であるため、リミタ61、周波数弁別器62によって復調が行われる。また、特開平1−206759に記載された「FSK信号受信機」では、図12の局部発振器59がクロック発生器になっているが、基本的な構成は同じである。
【0011】
しかし、図12のような構成で複数の無線通信システムに対応しようとする場合には、次のような問題が生じる。まず、チャネル選択用である低域通過フィルタ55a,55bは、狭帯域信号から広帯域信号までの全システム帯域についてチャネル選択ができるように、広範囲に通過域の周波数を可変とする必要があり、さらにチャネル選択機能を持たせるために、非常に急唆な次数の高いフィルタが必要となる。一方、直交復調器51内の局部発振器54については、チャネル間隔の異なる複数の無線通信システム全てに対応できるように発振周波数を設定できる必要がある。
【0012】
このように図12の構成で複数の無線通信システムに対応するためには、アナログ回路に多大な負担を強いることになる。一般に、アナログ回路はディジタル回路に比べて、特性ばらつきが大きい上、温度変化、経年変化等も受け易いため、アナログ回路に負担を強いることは、受信機の性能および安定性の向上を図る上で得策とは言えない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のダイレクトコンバージョン方式を改良した構成で周波数や帯域の異なる複数の無線通信システムに対応できる受信装置を実現するためには、アナログ回路で構成される低域通過フィルタや局部発振器に大きな負担がかかり、そのため特性ばらつきが大きいばかりでなく、温度変化や経年変化等も受け易いという問題点があった。
【0014】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたもので、無線回路部の部品点数を減少させることができ、しかもアナログ回路で構成される局部発振器やフィルタに過大な負担をかけることなく、ディジタル信号処理を活用して柔軟に周波数や帯域の異なる複数の無線通信システムに対応できる受信装置を提供することを目的とする。
【0015】
【発明を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明はダイレクトコンバージョン方式の受信装置において、複数チャネルの変調信号の受信信号を一括してベースバンド信号に変換するとともに、チャネル選択をディジタル処理により実現することを可能としている。
【0027】
本発明に係る一つの受信装置では、直交復調器からの第1および第2のベースバンド信号が第1および第2の低域通過フィルタをそれぞれ介して第1および第2のA/D変換器によりディジタル信号に変換された後、ディジタル直交変調器に入力され、ディジタル処理により第1および第2の中間周波数信号に変換される。そして、これらディジタル信号からなる第1および第2の中間周波数信号がディジタルダウンコンバータに入力され、このディジタルダウンコンバータの出力信号がディジタル信号処理部で処理されることにより、原データが再生される。
【0028】
このように構成される受信装置では、ディジタルダウンコンバータにチャネル選択機能を持たせることにより、ディジタル信号処理部はチャネル選択のためのディジタルフィルタを必要とせず、データ再生を行う機能のみであればよいためにディジタル信号処理部をDSPで実現する場合に有利であるばかりでなく、直交変調器がディジタル回路で構成されることにより、アナログ回路部の負担がさらに軽減され、アナログ回路部の経年変化の影響、回路定数のばらつき等の影響が除去される。
【0029】
本発明に係る他の受信装置では、直交復調器からの第1および第2のベースバンド信号が第1および第2の低域通過フィルタをそれぞれ介して第1および第2のA/D変換器によりディジタル信号に変換された後、ディジタル直交変調器を介さずに直接ディジタルダウンコンバータに入力される。ディジタルダウンコンバータでは、第1および第2のA/D変換器から出力されるディジタル信号を同相の基準クロック信号と乗算してπ/2の位相差を持つディジタル信号からなる第1および第2のベースバンド信号を生成し、かつ第1および第2のディジタル信号から少なくともーつのチャネルの信号を選択して出力する。そして、このディジタルダウンコンバータの出力信号がディジタル信号処理部で処理されることで原データが再生される。このようにすると、直交変調器が不要となることにより、回路規模の削減が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態ついて説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る受信装置の構成を示す。この受信装置は、アンテナ10、直交復調器11、低域通過フィルタ15a,15b、直交変調器16、A/D変換器21およびディジタル信号処理部22から構成されている。直交復調器11は、ミキサ12a,12b、π/2移相器13および局部発振器14から構成される。直交変調器16は、ミキサ17a,17b、π/2移相器18、局部発振器19および加算器20から構成される。なお、実際には受信装置内に各種の増幅器も設けられるが、増幅器は本質的な要素でないため、ここでは図示および説明を省略する。これは以後の実施形態においても、同様である。
【0031】
図2は、ディジタル信号処理部22の構成例を示しており、ディジタルフィルタ101、復調部102、誤り訂正部103および復号部104を有する。このディジタル信号処理部22は、ハードウエアによって構成してもよいし、また、いわゆるディジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成して、ソフトウエアによる処理で実現してもよい。
【0032】
本実施形態の受信装置では、アンテナ10で複数の無線通信システムの全システム帯域の変調信号を受信し、その受信信号を直交復調器11でベースバンド帯に直交復調した後、干渉波除去によるシステム帯域の選択とアンチエリアジング機能を持つ低域通過フィルタ15a,15bを介して直交変調器16に入力して中間波数帯への再変調を行い、再変調後の信号をA/D変換器21を介してディジタル信号処理部22に送り、チャネル選択と原データの再生を行う。
【0033】
以下、図3〜図5を参照して本実施形態による受信装置の動作を具体的に説明する。
アンテナ10から出力される受信信号は、まず直交復調器11に入力され、ミキサ12a,12bにより局部発振器14からπ/2移相器13を介して供給されるπ/2の位相差を持つ局部発振信号(復調用搬送波信号)とそれぞれ乗算されることによって、π/2の位相差を持つ二つのベースバンド信号(直交ベースバンド信号)に周波数変換される。
【0034】
今、図3に示すような周波数配置を有する複数チャネルの信号がアンテナ10に入力される場合を考える。図3中に示すシステム帯域300は、搬送波周波数の異なる5つのチャネル301〜305を有する無線通信システムを想定しており、システム帯域300の真ん中のチャネル303の搬送波周波数をfcとしている。また、システム帯域300の外側には干渉波306が存在する。ここで、説明を分かり易くするために、直交復調器11内の局部発振器14の発振周波数を真ん中のチャネル303の搬送波周波数fcと同一周波数に設定した場合について述べる。
【0035】
アンテナ10からの図3に示す周波数配置の受信信号は、直交復調器11により直交復調され、図4に示すようにベースバンド帯の信号に周波数変換される。すなわち、図3のシステム帯域300内の各チャネル301〜305の信号は、図4のシステム帯域400内の信号401〜405に周波数変換され、特に図3の真ん中のチャネル303(搬送波周波数fc)は、局部発振器14からπ/2移相器13を介して供給される局部発振周波数fcとミキシングされることにより、fo=0なる周波数(直流)のチャネル403の信号に変換される。
【0036】
直交復調器11から出力される図4に示したベースバンド帯の信号は、システム帯域400外の干渉波406の除去と後段のA/D変換器21に対するアンチエリアジング機能の働きを併せ持つ低域通過フィルタ15a,15bによって、図4のシステム帯域選択400内の信号のみが破線で示すように選択される。アンチエリアジングは、A/D変換器21にそのサンプリング周波数fsの1/2以上の周波数成分が入力されることによる折り返し歪み(エリアジング)の発生を防止するために、予めfs/2以上の周波数成分を除去する操作であり、ここでは低域通過フィルタ15a,15bがその役割を担う。
【0037】
低域通過フィルタ15a,15bを通過した信号は、直交変調器16に入力され、ミキサ17a,17bにより局部発振器19からπ/2移相器18を介して供給されるπ/2の位相差を持つ局部発信信号(変調用搬送波信号)とそれぞれ乗算されることにより、中間周波帯に周波数変換されて第1および第2の中間周波数信号となり、さらにミキサ17a,17bの出力は加算器20で合成されて出力される。
【0038】
図5は、局部発振器19の発振周波数をfuに設定したときの直交変調器16の出力信号の周波数配置を示す図である。同図に示されるように、図4に示した周波数fo=0(直流)のチャネル403の信号は、fuなる中間周波帯の信号503に変換されている。図4のチャネル403以外のチャネル、例えばチャネル404の信号は、fuと異なる中間周波数fu′のチャネル505の信号に変換されている。直交変調器16の出力信号である第1および第2の中間周波数信号はA/D変換器21に入力され、ここで中間周波数帯に変換されたシステム帯域500内の全チャネル501〜505の信号が一括してディジタル信号に変換された後、ディジタル信号処理部22に入力される。
【0039】
ディジタル信号処理部22は図2に示したように構成され、図5に示す5つのチャネル501〜505の中から所望チャネル(例えばチャネル503)の信号をディジタルフィルタ101によって選択し、復調部102で復調、さらに誤り訂正部103で誤り訂正を行った後、復号部104で復号を行って原データを再生する。
【0040】
次に、本実施形態による受信装置の特有の効果について述べる。
本実施形態の受信装置では、まずディジタル信号処理部22においてディジタルフィルタ101により所望チャネルのチャネル選択が行われる点で、従来の例えば図12に示したダイレクトコンバージョン受信機においてアナログの低域通過フィルタ55a,55bによって図13に示したように所望チャネルがチャネル選択されることと大きく異なっている。
【0041】
従って、本実施形態におけるアナログの低域通過フィルタ15a,15bは、干渉波の除去とA/D変換器21でのエリアジング防止を達成できる程度の次数でよく、図12の従来のダイレクトコンバージョン受信機におけるチャネル選択のための急唆な特性が要求される低域通過フィルタ55a,55bに比べて広帯域にすることができ、その実現が容易である。
【0042】
また、本実施形態の受信装置では、直交変調器16の出力信号周波数である中間周波数fuを局部発振器19の発振周波数によって自由に設定できることも特徴であり、これは受信装置として次のような利点となる。
【0043】
サンプリング定理から、A/D変換器21でのサンプリング周波数は、中間周波数fuの2倍以上に設定する必要がある。このため、中間周波数fuをあまり高く設定すると、A/D変換器21のサンプリング周波数(動作速度)を上げなければならず、A/D変換器21の負担が大きくなる。逆に、中間周波数fuをあまり低く設定し過ぎると、アンチエリアジング機能を実現する低域通過フィルタ15a,15bの特性を急峻にすべくフィルタ次数を高くしなければならず、フィルタ15a,15bの負担が重くなるという問題が生じる。これらのことから、中間周波数fuを最適な値に設定する必要があり、信号の周波数や帯域が異なる複数の無線通信システムに適応させるためには、システム毎に最適な中間周波数fuが異なる。
【0044】
この点、本実施形態では使用する無線通信システムの周波数や帯域に対応して局部発振器19の発振周波数を変えるだけで、A/D変換器301の動作速度および低域通過フィルタ15a,15bの次数を実現容易な範囲に抑えるのに最適な中間周波数fuを設定でき、複数の無線通信システムに対しても柔軟に対応できる。局部発振器19を例えば局部発振器19をシンセサイザによって構成すれば、発振周波数の可変は容易である。
【0045】
さらに、本実施形態においてはディジタル信号処理部22内のディジタルフィルタ101によって所望チャネルの信号を選択するため、複数チャネルの信号の同時選択も容易である。すなわち、図9に示した従来のダイレクトコンバージョン受信機におけるアナログの低域通過フィルタ55a,55bによるチャネル選択と異なり、本実施形態におけるディジタルフィルタ101によるチャネル選択では、例えば図5中のチャネル503とチャネル505というように2つまたはそれ以上の数のチャネルを同時に所望チャネルとするような場合でも、ディジタルフィルタ101によりバンドパスフィルタリングを行うことで、これら複数の所望チャネルの信号を同時に選択することが可能である。
【0046】
また、ディジタル信号処理部22においては、ディジタルフィルタ101のタップ係数の変更も容易にプログラマブルに制御可能となり、必要に応じてローパスフィルタやバンドパスフィルタを自由に構成できる。すなわち、ディジタル信号処理部22では、ディジタルフィルタ101に上述のごとくバンドパスフィルタやローパスフィルタを用いることで、自由にチャネル選択を行うことができるため、A/D変換器21の入力における所望チャネルの周波数(中間周波数)に比較的自由度を持たせることができる。さらに、直交変調器16で用いられているアナログの局部発振器19に対しても、厳密な周波数管理が必要なくなり、たとえシンセサイザであってもハードウェア構成はそれ程重くはならないという利点がある。
【0047】
一方、直交復調器11内のアナログの局部発振器14については、システム帯域内の全ての搬送波周波数と同じ周波数で発振させる必要はなく、受信しようとする無線通信システムの周波数に近い周波数で発振できればよいので、その実現が容易となる。この理由を以下に説明する。
【0048】
図3では、説明を分かり易くするため局部発振器14の発振周波数をfcとした場合について説明したが、実際には搬送波周波数fc付近の周波数に設定されていればよく、必ずしも5チャネルの搬送波周波数と正確に一致している必要はない。これは、本実施形態の受信装置が直交復調器11と直交変調器16を縦続に配置した構成となっていることによる。
【0049】
すなわち、局部発振器14の発振周波数は、直交復調器11内のπ/2移相器13が搬送波周波数fc付近の周波数で正しくπ/2の位相差を持つ二つの信号を出力でき、また直交変調器16内のπ/2移相器18が図4のベースバンド周波数foのシステム帯域400内で正しくπ/2の位相差を持つ二つの信号を出力できる範囲であればよい。このようにすることで、直交復調器11内のミキサ12a,12bおよび直交変調器16内のミキサ17a,17bにおいてそれぞれ行われる周波数変換操作によってイメージ信号は十分に抑圧される。このように局部発振器14はその発振周波数は厳密に設定する必要がないので、その実現を容易にすることができる。
【0050】
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る受信装置の構成を示している。図1と同一部分に同一符号を付して説明すると、本実施形態ではA/D変換器21から出力されるディジタル信号がディジタルダウンコンバータ31を介してディジタル信号処理部36に入力される点が第1の実施形態と異なる。
【0051】
ディジタルダウンコンバータ31は、A/D変換器21からのディジタル信号をディジタル的に直交復調した後にチャネル選択を行い、ディジタル信号処理部36に渡すものであり、ディジタルミキサ32a,32b、ディジタルπ/2移相器33、基準クロック発生器34およびディジタルフィルタ35a,35bから構成される。
【0052】
すなわち、A/D変換器21から出力されるディジタル信号は、ディジタルダウンコンバータ31において、まずディジタルミキサ32a,32bにより基準クロック発生器34からディジタルπ/2移相器33を介して供給されるπ/2の位相差を持つ二つの基準クロック信号とそれぞれ乗算され、これらディジタルミキサ32a,32bの出力信号がディジタルフィルタ35a,35bを介してディジタル信号処理部36に入力される。
【0053】
このようにチャネル選択をディジタルダウンコンバータ31で行うため、本実施形態ではディジタル信号処理部36にチャネル選択のためのディジタルフィルタを必要とせず、図7に示すように復調部201、誤り訂正部202および復号部203によって構成される。この構成は、特にディジタル信号処理部36をディジタルシグナルプロセッサ(DSP)で実現する場合に有効である。
【0054】
すなわち、DSPに直交復調、チャネル選択フィルタおよびシンセサイザ等の機能を持たせると一般に処理量が膨大になり、リアルタイム動作をさせることが難しくなる。従って、本実施形態のように直交復調、チャネル選択フィルタおよびシンセサイザ機能をディジタルダウンコンバータ31でハードウエアとして実現し、それ以外の復調、誤り訂正および復号といった処理をディジタル信号処理部36で実現することが好ましい。ディジタルダウンコンバータは、例えばハリス社製“HSP50016”が既に製品化されており、これを図6中のディジタルダウンコンバータ31として使用することができる。
【0055】
このように本実施形態の構成によれば、復調の所要パラメータはディジタル信号処理部36でのソフトウエアによって容易に可変とすることができ、しかも直交復調、チャネル選択フィルタ、シンセサイザ機能等については、ハードウエアからなるディジタルダウンコンバータ31で容易にリアルタイム動作を実現することができる。
【0056】
(第3の実施形態)
図8に、本発明の第3の実施形態に係る受信装置の構成を示す。本実施形態では、第2の実施形態における直交復調器11および直交変調器16を除去し、アンテナ10からの受信信号を図示しない増幅器を介してA/D変換器40でディジタル信号に変換した後、図6中のディジタルダウンコンバータ31と同様のディジタルミキサ42a,42b、ディジタルπ/2移相器43、基準クロック発生器44およびディジタルフィルタ45a,45bにより構成されるディジタルダウンコンバータ41に入力し、直交変調を行って周波数を下げた後にチャネル選択を行い、ディジタル信号処理部46に入力している。ディジタル信号処理部46は、第2の実施形態におけるディジタル信号処理部36と同様に図7に示すように構成される。
【0057】
本実施形態によると、第2の実施形態のように受信信号をアナログの直交復調器11で直交復調してから直交変調器16で再周波数変換し、ディジタルダウンコンバータ31に入力する構成に比較して、ディジタルダウンコンバータ41をより高速動作させる必要があるが、他の点については第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0058】
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4の実施形態に係る受信装置の構成を示している。本実施形態は図6に示した第2の実施形態と類似しているので、図6と同一部分に同一符号を付して第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
【0059】
本実施形態では、第2の実施形態を示す図6におけるA/D変換器21を除去し、代わって低域通過フィルタ15a,15bと直交変調器16の間にA/D変換器71a,71bを挿入した点が第2の実施形態のA/D変換器21と基本的に異なり、またこれ伴い図6ではアナログ回路で構成されていた直交変調器16がディジタル回路で構成された直交変調器72に置き換えられている。
【0060】
ディジタル直交変調器72は、ディジタルミキサ73a,73b、π/2移相器74、基準クロック発生器75および加算器76から構成され、ディジタルミキサ73a,73bは基準クロック発生器75から局部発振信号としてπ/2移相器74によりπ/2の位相差が与えられた基準クロック信号がそれぞれ供給され、π/2の位相差を持つディジタル信号からなる第1および第2の中間周波数信号を出力する。
【0061】
すなわち、図6では直交復調器11によりベースバンドに変換された受信信号(第1および第2のベースバンド信号)をアナログ回路からなる直交変調器16を用いて再度中間周波数にアップコンバートして第1および第2の中間周波数信号を生成した後に、A/D変換器21によりディジタル化していたのに対して、本実施形態では直交復調器11から出力される第1および第2のベースバンド信号を先にA/D変換器71a,71bを用いてディジタル信号に変換した後に、直交変調器72でディジタル処理により中間周波数にアップコンバートして、第1および第2の中間周波数信号を生成するようにしている。
【0062】
このような本実施形態の構成により、図6ではアナログ回路で実現されていた直交変調器16をディジタル回路からなる直交変調器72で実現することが可能となる。これによって、図6の実施形態で述べた効果を何ら損なうことなく、アナログ部の負担を軽減することが可能となり、アナログ回路をディジタル回路に置き換えることによる経年変化の影響の低減、回路定数のばらつきの影響の除去等の効果が新たに得られる。
【0063】
また、本実施形態では図6では一つであったA/D変換器21が二つに増えたことにより、一見ハードウェア規摸が増大するかのような印象を与えるが、本実施形態に必要なA/D変換器71a,71bの変換速度は直交復調器11から出力されるベースバンド信号をディジタル信号に変換するのに必要な速度であればよいため、第2の実施形態に示した中間周波数信号をディジタル信号に変換するA/D変換器21の変換速度の1/2以下でよい。
【0064】
従って、例えば第2の実施形態におけるA/D変換器21と同一速度のA/D変換器を用いれば、一つのA/D変換器を図9におけるA/D変換器71a,71bとしてパラレル動作させることで、I,QチャネルのA/D変換が可能であると言えることになり、A/D変換器への負担は第2の実施形態と同等か、それより小さいものとなるため、A/D変換器に対する仕様が第2の実施形態よりも厳しくなることはない。
【0065】
なお、この第4の実施形態および前述した第2の実施形態においては、受信特性の観点から、図6の直交変調器16内の局部発振器19の発振周波数および図9のディジタル直交変調器72内の基準クロック発生器75の発振周波数を次のように選ぶことが望ましい。図10(a)に示すように、最終的にディジタルダウンコンバータ31で選択される所望チャネルの信号帯域内に局部発振器19または基準クロック発生器75の発振周波数fuが入ると、所望信号に局部発振器19または基準クロック発生器75の出力信号がローカルリークとなってディジタルダウンコンバータ31に入力されてしまうため、受信特性の劣化を招く場合がある。
【0066】
これに対しては、局部発振器19や基準クロック発生器75の発振周波数を所望チャネルの信号帯域外の周波数に設定することにより、ローカルリークの影響を回避することが可能となる。予め所望チャネルが決められている場合は、所望チャネルの信号帯域外の周波数、例えば図10(b)の周波数fuに局部発振器19や基準クロック発生器75の発振周波数を設定すればよい。また、複数の所望チャネルがある場合は、受信する信号の帯域の中間、例えば図10(b)の周波数fu′に局部発振器19や基準クロック発生器75の発振周波数を設定すればよい。
【0067】
(第5の実施形態)
図11は、本発明の第5の実施形態に係る受信装置の構成を示している。本実施形態は図9で説明した第4の実施形態と類似しているため、図9と同一部分には同一符号を付して第4の実施形態との相違点を説明する。
【0068】
図11に示されるように、本実施形態では図9における直交変調器72を除去し、IチャネルおよびQチャネルのA/D変換器71a,71bの出力信号を直接ディジタルダウンコンバータ31′内のディジタルミキサ32a,32bに入力するようにしている。ディジタルダウンコンバータ31′においては、図6および図9の場合と異なり、ディジタルミキサ32a,32bに基準クロック発生器34から局部発振信号として供給される基準クロック信号を同相としており、図6および図9に示したディジタルダウンコンバータ31内のディジタルπ/2移相器33は不要となる。
【0069】
本実施形態の構成によると、第4の実施形態で必要であった直交変調器72が不要となり、回路規模の削減が可能となる。
すなわち、図9に示した第4の実施形態の構成では、直交復調器11によりベースバンド信号に変換されたI,Qチャネルの受信信号をA/D変換器71a,71bでそれぞれA/D変換した後、直交変調器72で再度中間周波数信号にアップコンバートし、その後段でディジタルダウンコンバータ31によって直交復調、チャネル選択を行っていた。
【0070】
これに対し、本実施形態においてはA/D変換器21a,21bでディジタル信号に変換されたI,Qチャネルのベースバンド信号をディジタルダウンコンバータ31′内のディジタルミキサ32a,32bにそれぞれ直接入力することによって、直交変調器72を省略しつつ、ディジタルダウンコンバータ31′でチャネル選択を行うことを可能としている。
【0071】
次に、本実施形態における復調の原理を説明する。
アンテナ10からの受信信号は、図3に示したようにシステム帯域300の中に搬送波周波数の異なる複数のチャネル(図の例で5チャネル)301〜305を有する無線通信システムの信号とする。この受信信号は、直交復調器11においてミキサ12a,12bでシステム帯域300の真ん中のチャネル303の搬送波周波数fcと同一周波数で発振する局部発振器14からの局部発振信号と乗算されることにより、直交復調される。
【0072】
この直交復調された信号は、図4に示したようにfo=0の周波数(直流)のI,Qチャネルの信号に変換される。この信号は初段の直交復調器11の入力からみればバースバンド信号であるが、この信号の中に実際には複数チャネルの信号が含まれており、チャネル選択はまだなされていない段階である。ここで、図6に示した第2の実施形態および図9に示した第4の実施形態においては、これらチャネル選択前の複数チャネルの信号を含んだベースバンド信号を直交変調器16および72によって中間周波数帯にアップコンバートした後、ディジタルダウンコンバータ31を用いて直交復調(周波数変換)、チャネル選択という操作を行っていた。
【0073】
本実施形態では、この操作を省略し、いわば直交復調器11から出力されるベースバンド信号を複数チャネルの信号を含みI,Qチャネルに分かれた中間周波数信号と見做し、直接ディジタルダウンコンバータ31′内の二つのミキサ32a,32bに入力することによって、ベースバンド帯への周波数変換とチャネル選択のためのフィルタリングを行っていることになる。すなわち、直交復調器11から出力される信号は真ん中のチャネル303(搬送波周波数fc)の信号のみが零周波数の信号に変換されているが、本実施形態ではディジタルダウンコンバータ31′で所望チャネルの信号のみを零周波数の信号に変換している。
【0074】
この場合、第2の実施形態および第4の実施形態では、ディジタルダウンコンバータ31のディジタルミキサ32a,32bに供給する局部発振信号(基準クロック信号)は90°の位相差を持った直交信号であったのに対し、本実施形態においてはディジタルダウンコンバータ31′から出力されるI,Qチャネルの信号の直交性を保つために、ディジタルダウンコンバータ31′内のディジタルミキサ32a,32bに供給する局部発振信号(基準クロック信号)を同相信号とすることに注意する必要がある。
【0075】
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものでなく、次のように種々変形して実施することが可能である。
(1)例えば、図1、図6、図9、図11における低域通過フィルタ12a,12bは、システム帯域内の全チャネルの信号を通す必要は必ずしもなく、システム帯域内の一部の不要なチャネルを除去するような機能を備えていてもよい。この場合、直交復調器11内の局部発振器14の発振周波数を受信しようとする所望波の近くに設定することが可能であり、これによって図1におけるディジタル信号処理部22や、図6、図9におけるディジタルダウンコンバータ31、さらに図11におけるディジタルダウンコンバータ31′において、チャネル選択する信号の周波数を低くすることができるため、処理がし易くなるという利点がある。
【0076】
(2)図1、図6、図9および図11における低域通過フィルタ12a,12bは、通過域の周波数可変機能を備えていてもよい。これは対象とする無線システムによってシステム帯域が異なる場合に有効である。
【0077】
(3)図1、図6におけるA/D変換器21の前段に、必要に応じて直交変調器16で発生する高調波成分を除去するための比較的広帯域なバンドパスフィルタもしくはローパスフィルタを挿入してもよい。
【0078】
(4)また、本発明の基本構成をさらに発展させた形態として、アンテナからの受信信号をA/D変換器で直接ディジタル信号に変換した後、直接ディジタル信号処理部に入力し、そのディジタル信号処理部でチャネル選択、復調等の処理を行う構成をとることも可能である。この場合、ディジタル信号処理部にディジタルダウンコンバータの機能を持たせてもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の受信装置では、無線回路部を小型化・低価格化に有利なダイレクトコンバージョン方式とした上で、複数の無線通信システムを収容したシステム帯域の複数チャネルの変調信号を一括してベースバンド信号に直交復調し、この直交ベースバンド信号を低域通過フィルタに通した後、直交変調器で再度中間周波数に周波数変換し、この中間周波数信号をA/D変換器でディジタル信号に変換し、ディジタル信号処理部においてチャネル選択とデータ再生を行う。
【0080】
従って、低域通過フィルタは干渉波除去とA/D変換器に対するアンチエリアジングの機能を持てばよく、チャネル選択に必要な急峻な特性が要求されず、広帯域特性のフィルタを使用でき、また中間周波数を自由に設定できることから、A/D変換器のサンプリング周波数や低域通過フィルタの次数を実現容易な範囲に抑えることが可能である。
【0081】
また、システム帯域の信号を一括してディジタルフィルタで処理してチャネル選択を行うことができるため、チャネル帯域が異なるシステムに対してもフィルタの係数の変更で容易に対応でき、複数チャネルの同時選択も可能である。
【0082】
さらに、直交復調器および直交変調器内のアナログ局部発振器についても、厳密な周波数管理が不要であるために実現が容易であり、シンセサイザで構成する場合でも特に負担が増すことはない。
【0085】
さらに、直交復調器からの第1および第2のベースバンド信号を第1および第2の低域通過フィルタをそれぞれ介して第1および第2のA/D変換器によりディジタル信号に変換した後、ディジタル直交変調器でディジタル処理により第1および第2の中間周波数信号に変換し、さらにディジタルダウンコンバータでベースバンド信号に戻してから、ディジタル信号処理部で原データを再生するようにすれば、ディジタルダウンコンバータにチャネル選択機能を持たせることで、ディジタル信号処理部はデータ再生機能のみであればよいためにディジタル信号処理部をDSPで実現する場合に有利となる上、直交変調器がディジタル回路で構成されることにより、アナログ回路部の負担がさらに軽減され、アナログ回路部の経年変化の影響、回路定数のばらつき等の影響を除去することができる。
【0086】
また、直交復調器からの第1および第2のベースバンド信号を第1および第2の低域通過フィルタをそれぞれ介して第1および第2のA/D変換器によりディジタル信号に変換した後、ディジタル直交変調器を介さずに直接ディジタルダウンコンバータに入力し、同相の基準クロック信号を用いて周波数変換とチャネル選択を行い、ディジタル信号処理部で原データが再生するようにすれば、直交変調器が不要となることにより回路規模を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施形態におけるディジタル信号処理部の構成例を示すブロック図
【図3】同実施形態におけるアンテナの受信信号の周波数配置を示す図
【図4】同実施形態の受信装置で再周波数変換した後の信号を示す図
【図5】同実施形態の受信装置における直交復調後のベースバンド帯域の信号配置を示す図
【図6】本発明の第2の実施形態に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図7】同実施形態におけるディジタル信号処理部の構成例を示すブロック図
【図8】本発明の第3の実施形態に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第4の実施形態に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図10】本発明の第2および第4の実施形態の受信装置における直交変調器内の局部発振の発振周波数の好ましい選定法を説明するための信号配置を示す図
【図11】本発明の第5の実施形態に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図12】従来の改良されたダイレクトコンバージョン方式の受信装置の構成を示すブロック図
【図13】従来の受信装置での直交復調後のベースバンド帯での信号を示す図
【符号の説明】
10…アンテナ
11…直交復調器
12a,12b…ミキサ
13…π/2移相器
14…局部発振器
15a,15b…低域通過フィルタ
16…直交変調器
17a,17b…ミキサ
18…π/2移相器
19…局部発振器
20…加算器
21…A/D変換器
22…ディジタル信号処理部
31,31′…ディジタルダウンコンバータ
32a,32b…ディジタルミキサ
33…ディジタルπ/2移相器
34…基準クロック発生器
35a,35b…ディジタルフィルタ
36…ディジタル信号処理部
41…ディジタルダウンコンバータ
42a,42b…ディジタルミキサ
43…ディジタルπ/2移相器
44…基準クロック発生器
45a,45b…ディジタルフィルタ
46…ディジタル信号処理部
71,71b…A/D変換器
72…直交変調器
73a,73b…ディジタルミキサ
74…π/2移相器
75…局部発振器
76…加算器
101…ディジタルフィルタ
102…復調部
103…誤り訂正部
104…復号部
201…復調部
202…誤り訂正部
203…復号部

Claims (3)

  1. 複数チャネルの変調信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段からの受信信号をπ/2の位相差を持つ二つの局部発振信号と乗算してπ/2の位相差を持つ第1および第2のベースバンド信号を出力する直交復調器と、
    前記第1および第2のベースバンド信号をそれぞれの入力とする第1および第2の低域通過フィルタと、
    前記第1および第2の低域通過フィルタの出力信号をディジタル信号に変換する第1および第2のA/D変換器と、
    前記第1および第2のA/D変換器から出力されるディジタル信号をπ/2の位相差を持つ二つの基準クロック信号と乗算してπ/2の位相差を持つディジタル信号からなる第1および第2の中間周波数信号を出力するディジタル直交変調器と、
    前記ディジタル直交変調器から出力される第1および第2の中間周波数信号をπ/2の位相差を持つ二つの基準クロック信号と乗算してπ/2の位相差を持つディジタル信号からなる第1および第2のベースバンドを生成し、かつ第1および第2のベースバンド信号から少なくともーつのチャネルの信号を選択して出力するディジタルダウンコンバータと、
    前記ディジタルダウンコンバータの出力信号を処理して原データを再生するディジタル信号処理手段
    と具備することを特徴とする受信装置
  2. 複数チャネルの変調信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段からの受信信号をπ/2の位相差を持つ二つの局部発振信号と乗算してπ/2の位相差を持つ第1および第2のベースバンド信号を出力する直交復調器と、
    前記第1および第2のベースバンド信号をそれぞれの入力とする第1および第2の低域通過フィルタと、
    前記第1および第2の低域通過フィルタの出力信号をディジタル信号に変換する第1および第2のA/D変換器と、
    前記第1および第2のA/D変換器から出力されるディジタル信号を同相の基準クロック信号と乗算してπ/2の位相差を持つディジタル信号からなる第1および第2のベースバンド信号を生成し、かつ第1および第2のディジタル信号から少なくともーつのチャネルの信号を選択して出力するディジタルダウンコンバータと、
    前記ディジタルダウンコンバータの出力信号を処理して原データを再生するデイジタル信号処理手段
    と具備することを特徴とする受信装置。
  3. 前記第1および第2の低域通過フィルタは、干渉波除去と前記A/D変換器に対するアンチエリアジング機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
JP19171898A 1998-03-04 1998-07-07 受信装置 Expired - Fee Related JP3545606B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19171898A JP3545606B2 (ja) 1998-03-04 1998-07-07 受信装置
US09/262,104 US6334051B1 (en) 1998-03-04 1999-03-04 Direct conversion receiver with wide band analog frequency conversion front end and digital demodulating and selecting back end

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5216898 1998-03-04
JP10-52168 1998-03-04
JP19171898A JP3545606B2 (ja) 1998-03-04 1998-07-07 受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11317777A JPH11317777A (ja) 1999-11-16
JP3545606B2 true JP3545606B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=26392787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19171898A Expired - Fee Related JP3545606B2 (ja) 1998-03-04 1998-07-07 受信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6334051B1 (ja)
JP (1) JP3545606B2 (ja)

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6049770A (en) * 1996-05-21 2000-04-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video and voice signal processing apparatus and sound signal processing apparatus
US6804497B2 (en) 2001-01-12 2004-10-12 Silicon Laboratories, Inc. Partitioned radio-frequency apparatus and associated methods
JP3615099B2 (ja) * 1999-06-28 2005-01-26 株式会社東芝 受信機
US6631170B1 (en) * 1999-12-03 2003-10-07 Nokia Corporation Radio frequency receiver
DE19960559A1 (de) * 1999-12-15 2001-07-05 Infineon Technologies Ag Empfangsvorrichtung für winkelmodulierte Signale
US7327775B1 (en) * 1999-12-23 2008-02-05 Nokia Corporation CDMA receiver
JP2002076976A (ja) * 2000-08-28 2002-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd ダイレクトコンバージョン受信装置
US20030232613A1 (en) * 2001-01-12 2003-12-18 Kerth Donald A. Quadrature signal generation in radio-frequency apparatus and associated methods
CN1215649C (zh) * 2001-01-12 2005-08-17 旋永南 一种高频信号接收和发送的处理方法
US6775530B2 (en) * 2001-11-27 2004-08-10 Qualcomm Inc. Direct conversion of narrow-band RF signals
JP2003318762A (ja) 2002-04-22 2003-11-07 Nagoya Industrial Science Research Inst イメージ信号キャンセル型ヘテロダイン受信方式
US20040131127A1 (en) * 2002-08-27 2004-07-08 Zivi Nadiri Rfic transceiver architecture and method for its use
US7187237B1 (en) * 2002-10-08 2007-03-06 Impinj, Inc. Use of analog-valued floating-gate transistors for parallel and serial signal processing
US7203488B2 (en) * 2002-11-08 2007-04-10 Louis Luneau Flexible software radio transceiver
US8457264B2 (en) * 2003-02-28 2013-06-04 Vixs Systems, Inc. Radio receiver having a diversity antenna structure
US20060227898A1 (en) * 2003-07-10 2006-10-12 Gibson Timothy P Radio receiver
CA2562563A1 (en) * 2004-04-13 2005-10-27 Maxlinear, Inc. Method and apparatus for dc offset removal
US7930742B2 (en) * 2004-06-14 2011-04-19 Lionic Corporation Multiple-level data processing system
US20060023811A1 (en) * 2004-07-29 2006-02-02 Weon-Ki Yoon Digital I/Q demodulator suitable for use in wireless networks and an associated method of demodulating an RF signal
US7154346B2 (en) * 2004-07-30 2006-12-26 Broadcom Corporation Apparatus and method to provide a local oscillator signal
US7535976B2 (en) * 2004-07-30 2009-05-19 Broadcom Corporation Apparatus and method for integration of tuner functions in a digital receiver
CA2583657A1 (en) * 2004-10-12 2006-04-27 Maxlinear, Inc. A hybrid receiver architecture using upconversion followed by direct downconversion
CA2583654C (en) * 2004-10-12 2015-02-17 Maxlinear, Inc. A receiver architecture with digitally generated intermediate frequency
ATE543262T1 (de) * 2004-12-10 2012-02-15 Maxlinear Inc Empfängerarchitektur und mischer mit oberwellenunterdrückung
KR100631210B1 (ko) 2005-02-18 2006-10-04 삼성전자주식회사 IF direct sampling 방식을 적용한 수신기의 복조회로
KR100768446B1 (ko) * 2005-04-12 2007-10-19 (주)에이스딕시오 방송 수신기
US7773945B2 (en) * 2005-06-27 2010-08-10 Thingmagic, Inc. RFID reader front end
EP1764926B1 (en) * 2005-09-16 2009-06-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Analog signal processing circuit and communication device therewith
JP4192954B2 (ja) 2006-02-16 2008-12-10 トヨタ自動車株式会社 受信回路
US7706764B2 (en) * 2006-06-03 2010-04-27 Thingmagic, Inc. Systems and methods for active noise cancellation in an RFID tag reader
US7683780B2 (en) * 2006-07-24 2010-03-23 Thingmagic, Inc. Methods and apparatus for RFID tag placement
US20080084861A1 (en) * 2006-10-10 2008-04-10 Honeywell International Inc. Avionics communication system and method utilizing multi-channel radio technology and a shared data bus
US8022814B2 (en) * 2006-11-13 2011-09-20 Trimble Navigation Limited Systems and methods for slot classification
US8081063B2 (en) * 2006-11-13 2011-12-20 Trimble Navigation Limited Systems and methods for Q value determination
US20080146184A1 (en) * 2006-12-19 2008-06-19 Microtune (Texas), L.P. Suppression of lo-related interference from tuners
US8081933B2 (en) * 2007-07-13 2011-12-20 Honeywell International Inc. Reconfigurable aircraft radio communications system
EP2195931A1 (en) 2007-10-01 2010-06-16 Maxlinear, Inc. I/q calibration techniques
US8019338B2 (en) * 2008-05-29 2011-09-13 Honeywell International Inc. Reconfigurable aircraft communications system with integrated avionics communication router and audio management functions
US7847719B2 (en) * 2008-06-11 2010-12-07 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Signal processors, signal processing methods, and digital filter configuration methods
JP5109886B2 (ja) * 2008-09-11 2012-12-26 富士通株式会社 群遅延特性補償装置及び群遅延特性補償方法
FI20086252A0 (fi) * 2008-12-30 2008-12-30 Nokia Corp Radiovastaanotin
US8526898B2 (en) 2009-04-17 2013-09-03 Maxlinear, Inc. Wideband tuner architecture
DE102009047388A1 (de) 2009-12-02 2011-06-09 Robert Bosch Gmbh Verfahren und System zum Empfang von Radiosendern
DE102010027566A1 (de) * 2010-05-18 2011-11-24 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Signalgenerator mit digitaler Zwischenfrequenz und digitaler Frequenzfeineinstellung
US8711993B2 (en) 2010-12-10 2014-04-29 Honeywell International Inc. Wideband multi-channel receiver with fixed-frequency notch filter for interference rejection
US8903675B2 (en) * 2011-10-14 2014-12-02 Vibrant Corporation Acoustic systems and methods for nondestructive testing of a part through frequency sweeps
CN103516312B (zh) * 2012-06-26 2018-02-13 中兴通讯股份有限公司 数字下变频装置
JP5890852B2 (ja) * 2014-01-29 2016-03-22 アンリツ株式会社 移動体端末試験装置および試験方法
US9515860B2 (en) * 2014-12-30 2016-12-06 Hughes Network Systems, Llc Wideband and narrowband receiver
JP6811988B2 (ja) * 2016-12-26 2021-01-13 国立大学法人信州大学 無線端末装置および信号受信方法および通信システム
JP2018082456A (ja) * 2017-12-25 2018-05-24 古河電気工業株式会社 周波数変換装置
JP7272059B2 (ja) * 2019-03-29 2023-05-12 日本電気株式会社 アンテナ無線装置、システム、方法及びプログラム
US12596081B2 (en) * 2021-11-30 2026-04-07 Arizona Board Of Regents On Behalfof Arizona State University Compact, low-power, high image rejection sideband separation receiver
CN116886117B (zh) * 2023-07-21 2024-06-04 广东格林精密部件股份有限公司 一种微系统组件及其信号处理算法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59196629A (ja) 1983-04-21 1984-11-08 Nec Corp Fm受信機
US4893316A (en) * 1985-04-04 1990-01-09 Motorola, Inc. Digital radio frequency receiver
US4653117A (en) 1985-11-18 1987-03-24 Motorola, Inc. Dual conversion FM receiver using phase locked direct conversion IF
JPH0936768A (ja) * 1995-07-13 1997-02-07 Sony Corp 受信用icおよびスーパーヘテロダイン受信機
US5903825A (en) * 1996-06-27 1999-05-11 Motorola, Inc. Digital FM receiver back end
US6134430A (en) * 1997-12-09 2000-10-17 Younis; Saed G. Programmable dynamic range receiver with adjustable dynamic range analog to digital converter

Also Published As

Publication number Publication date
US6334051B1 (en) 2001-12-25
JPH11317777A (ja) 1999-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11317777A (ja) 受信装置
JP3408969B2 (ja) 低域変換ミクサ
US6597748B1 (en) Method and apparatus for receiving a signal
US7098967B2 (en) Receiving apparatus
JP4593430B2 (ja) 受信機
US5825242A (en) Modulator/demodulator using baseband filtering
JP4301949B2 (ja) 直接変換受信機
JP2008523734A (ja) 高調波除去受信機のアーキテクチャーと混合器
JP2005510931A6 (ja) 直接変換受信機
JP3414633B2 (ja) 周波数変換装置
JP3432156B2 (ja) 変調された単側波帯信号を生成する方法および装置
US6356594B1 (en) Data converter
US7711336B2 (en) Single sideband mixer and method of extracting single sideband signal
JP3480492B2 (ja) 無線受信器
US7046979B2 (en) Receiver for rejecting image signal
JP2001230695A (ja) 無線機及びそれに使用する周波数変換方法
JPH0311814A (ja) Ssb変調装置及びssb復調装置
JP3993573B2 (ja) 複数の無線システムに対応可能な無線通信装置
JP2000092021A (ja) デジタル放送受信機
JP7711658B2 (ja) Fm放送波補正装置、fm放送波伝送システム、fm放送波処理装置、fm放送波補正方法およびfm放送波伝送方法
JP3893197B2 (ja) デジタル変調回路
JP2004357025A (ja) 受信機
JPH06237277A (ja) Psk搬送波信号再生装置
JPH11340863A (ja) ダイレクト・コンバージョン方式受信機
JP3134801B2 (ja) 共用受信機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees