JP3576219B2 - ヘアブラシ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、カールブラシとしても用いることのできるヘアブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ヘアブラシをカールブラシとしても利用できるようにしたものとして、実開昭59−182226号公報に示すものが提案されている。このものは、図17に示すように、先端部にロッド支持部材21が連設された把手20と、表面に毛束23が形成され左右両側縁部に管状部22aが連設された植毛板22と、この植毛板22の管状部22aに挿通される2本のロッド24と、各ロッド24の先端部にねじ結合される2つのボール25とを備えており、一方のボール25に凹部からなる連結素子25aが形成され、他方のボール25に凸部からなる連結素子25bが突出形成されている。また、上記ロッド支持部材21は、その前面に、上記両ロッド24の基端部が摺動しうる断面十字型(この十字型の2辺の長さは異なっている)の深溝状の穴26が穿設されており、この穴26の4つの端部のうち、上下一対の端部26aに短離間距離側のロッド着座部(図示せず)が形成され、左右一対の端部26bに長離間距離側のロッド着座部(図示せず)が形成されている。このような構成において、ヘアブラシを平型として用い髪を梳く場合には、図18に示すように、両ロッド24の後端部をロッド支持部材21の長離間距離側のロッド着座部(上記穴26の左右一対の端部26b)に位置決めし、植毛板22を僅かに撓ませた状態で使用することが行われる。また、ヘアブラシを回転型として用い髪をセットする場合には、図19に示すように、両ロッド24の後端部をロッド支持部材21の短離間距離側のロッド着座部(上記穴26の上下一対の端部26a)に位置決めするとともに、両ボール25の連結素子25a,25bを嵌合連結させて、植毛板22を円筒状に撓ませた状態で使用することが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ヘアブラシでは、部品点数が多く、在庫管理等の管理面が複雑になるという問題がある。また、把手20のロッド支持部材21に断面十字型の穴26を穿設するとともに、この穴26の4つの端部にそれぞれロッド着座部を形成しなければならず、構造が複雑化し、作製が困難化するという問題もある。
【0004】
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、部品点数が少なく、構造が簡単で作製が容易なヘアブラシの提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明のヘアブラシは、中央で二つ折り状に弾性折り曲げ形成され幅の異なる平行部分が複数個所設けられた左右対称形の弾性棒状体と、その左右両側部を基端として上方に湾曲しうる合成樹脂製の板状体の上面にブラシ毛が立設され上記板状体の裏面の左右両側部に上記弾性棒状体に摺動自在に外嵌しうる筒状部が形成されたブラシ台部とを備え、上記弾性棒状体の幅狭の平行部分にブラシ台部の筒状部を外嵌した状態ではブラシ台部が上方に大きく湾曲し、上記弾性棒状体の幅広の平行部分にブラシ台部の筒状部を外嵌した状態ではブラシ台部が平面状となりもしくは上方に少し湾曲するように構成したという構成をとる。
【0006】
【作用】
すなわち、この発明のヘアブラシは、中央で二つ折り状に弾性折り曲げ形成され幅の異なる平行部分が複数個所設けられた左右対称形の弾性棒状体と、その左右両側部を基端として上方に湾曲しうる合成樹脂製の板状体の上面にブラシ毛が立設され上記板状体の裏面の左右両側部に上記弾性棒状体に摺動自在に外嵌しうる筒状部が形成されたブラシ台部とを備えている。このような発明のヘアブラシを用いて髪を梳く場合には、上記弾性棒状体の幅広の平行部分にブラシ台部の筒状部を外嵌することが行われる。これにより、上記弾性棒状体にブラシ台部が平面状にもしくは上方に少し湾曲した状態で取付けられるようになり、通常のヘアブラシとして使用することができる。また、髪をカールする等セットする場合には、上記弾性棒状体の幅狭の平行部分にブラシ台部の筒状部を外嵌することが行われる。これにより、ブラシ台部が上方に大きく湾曲した状態になり、カールブラシとしても使用することができる。上記のように、この発明のヘアブラシは、弾性棒状体とブラシ台部とからなり、部品点数が少なく、在庫管理等の管理面が簡素化される。しかも、上記弾性棒状体は中央で二つ折り状に弾性折り曲げ形成され、これにより、幅の異なる平行部分を複数個所設けるようにしているだけであり、構造が簡単で、作製が容易化する。
【0007】
この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する。
【0008】
【実施例】
図1はこの発明のヘアブラシの一実施例を示している。この実施例では、上記ヘアブラシは、棒状体1と、ブラシ台部2と、このブラシ台部2の左右両側部に取付けられる6個の筒状体3と、上記棒状体1の先端部に取付けられる抜止め部材4とからなる。
【0009】
より詳しく説明すると、上記棒状体1は、図2および図3に示すように、金属製の弾性線状体を同一平面上で略U字状に(中央で二つ折り状に)折り曲げて左右対称形にしたもので構成されており、前側の幅広の平行部分1aと、中央の内向き傾斜状部分1bと、後側の幅狭の平行部分1cと、後端の連結部1dとで構成されている。
【0010】
上記ブラシ台部2は、図4および図5に示すように、その左右両側部を基端として上方に湾曲しうる合成樹脂製の板状体2aと、この板状体2aの上面に一体的に立設された6列のブラシ毛5とからなり、上記板状体2aには、図6に示すように、その裏面の左右両側部の前部,中央部および後部の3個所に、横辺6aが内側に向かって延びるL字状の係合部6が形成されている。
【0011】
上記筒状体3は合成樹脂製であり、図7および図8に示すように、上記棒状体1に摺動自在に外嵌しうる貫通穴8が前後方向の全幅にわたって穿設された本体4aを備え、この本体4aの上部に、上記ブラシ台部2の係合部6のL字状の横辺6aに外嵌しうる溝7が前後方向の全幅にわたって形成されている。
【0012】
また、上記抜止め部材4は、図9および図10に示すように、合成樹脂製のブロック体に形成されており、その後面には、上記棒状体1の幅広の平行部分1aに対応する位置に、この棒状体1に外嵌しうる左右一対の凹部9が穿設されている。
【0013】
上記構成において、ヘアブラシを作製する場合には、まず、ブラシ台部2の左右両側部に形成された6個の係合部6に筒状体3を、上記係合部6のL字状の横辺6aを筒状体3の溝7に内嵌させることにより、取付ける。ついで、棒状体1の前側にブラシ台部2を配置し、このブラシ台部2の筒状体3を棒状体1の幅広の平行部分1aに位置決めし、その状態で、上記筒状体3の貫通穴8に棒状体1を挿通し(図11参照)、そののち、抜け止め部材4を上記幅広の平行部分1aの先端部に取付けることが行われる。
【0014】
このようなヘアブラシを用いて髪を梳く場合には、図12に示すように、棒状体1の幅広の平行部分1aにブラシ台部2を位置させることが行われる。これにより、上記棒状体1にブラシ台部2が少し湾曲した状態で取付けられ(図11参照)、通常のヘアブラシとして使用することができる。また、髪をカールする等セットする場合には、図13に示すように、上記ブラシ台部2を後方に移動させて棒状体1の幅狭の平行部分1cに位置させることが行われる。これにより、図14に示すように、上記棒状体1にブラシ台部2が大きく湾曲した状態で取付けられ、カールブラシとして使用することができる。
【0015】
このように、上記ヘアブラシは部品点数が少なく、在庫管理等の管理面が簡単になる。しかも、棒状体1は略U字状に折り曲げ形成されているだけであり、構造が簡単で、作製が容易である。
【0016】
図15はこの発明の他の実施例を示している。この実施例では、棒状体1の幅広の平行部分1aの左右幅がブラシ台部2の左右両側部に取付けられた筒状体3の貫通穴8の左右幅と等しくなるように形成されており、これにより、上記幅広の平行部分1aにブラシ台部2を位置させたときにブラシ台部2が平面状になるようにしている。これ以外の部分は上記実施例と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0017】
図16はこの発明のさらに他の実施例を示している。この実施例では、ブラシ台部2の左右両側部に、棒状体1に摺動自在に外嵌する筒状部10が一体的に形成されている。このものでは、上記実施例では必要であった筒状体3が不要になり、部品点数が少なくなるという利点がある。これ以外の部分は上記実施例と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、この発明のヘアブラシによれば、部品点数が少なく、在庫管理等の管理面が簡素化される。しかも、上記弾性棒状体は中央で二つ折り状に弾性折り曲げ形成され、これにより、幅の異なる平行部分を複数個所設けるようにしているだけであり、構造が簡単で、作製が容易化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヘアブラシの一実施例を示す斜視図である。
【図2】棒状体を示す平面図である。
【図3】上記棒状体を示す正面図である。
【図4】上記ブラシ台部を示す正面図である。
【図5】上記ブラシ台部を示す平面図である。
【図6】上記ブラシ台部を示す裏面図である。
【図7】係合用部材を示す正面図である。
【図8】上記係合用部材を示す側面図である。
【図9】抜止め部材を示す断面図である。
【図10】上記抜止め部材を示す側面図である。
【図11】この発明の作用を示す拡大正面図である。
【図12】この発明の作用を示す拡大平面図である。
【図13】この発明の作用を示す拡大平面図である。
【図14】この発明の作用を示す拡大正面図である。
【図15】この発明の他の実施例を示す拡大正面図である。
【図16】この発明のさらに他の実施例を示す拡大正面図である。
【図17】従来例を示す分解斜視図である。
【図18】従来例の作用を示す斜視図である。
【図19】従来例の作用を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 棒状体
1a 幅広の平行部分
1c 幅狭の平行部分
2 ブラシ台部
3 筒状体
4 抜止め部材
5 ブラシ毛
Claims (1)
- 中央で二つ折り状に弾性折り曲げ形成され幅の異なる平行部分1a,1cが複数個所設けられた左右対称形の弾性棒状体1と、その左右両側部を基端として上方に湾曲しうる合成樹脂製の板状体2aの上面にブラシ毛5が立設され上記板状体2aの裏面の左右両側部に上記弾性棒状体1に摺動自在に外嵌しうる筒状部3が形成されたブラシ台部2とを備え、上記弾性棒状体1の幅狭の平行部分1cにブラシ台部2の筒状部3を外嵌した状態ではブラシ台部2が上方に大きく湾曲し、上記弾性棒状体1の幅広の平行部分1aにブラシ台部2の筒状部3を外嵌した状態ではブラシ台部2が平面状となりもしくは上方に少し湾曲するように構成したことを特徴とするヘアブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22532394A JP3576219B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ヘアブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22532394A JP3576219B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ヘアブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0884622A JPH0884622A (ja) | 1996-04-02 |
| JP3576219B2 true JP3576219B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=16827560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22532394A Expired - Fee Related JP3576219B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ヘアブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3576219B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP22532394A patent/JP3576219B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0884622A (ja) | 1996-04-02 |
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