JP3620958B2 - 自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造 - Google Patents
自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3620958B2 JP3620958B2 JP36394097A JP36394097A JP3620958B2 JP 3620958 B2 JP3620958 B2 JP 3620958B2 JP 36394097 A JP36394097 A JP 36394097A JP 36394097 A JP36394097 A JP 36394097A JP 3620958 B2 JP3620958 B2 JP 3620958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- spring
- valve
- retainer
- valve bore
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速機の油圧コントロールバルブのボデーに組み込まれるバルブのバルブボア端における抜け止め構造に関し、とくにバルブを組み立てる際の作業性を向上させた自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機は、パワートレーン回転要素に隣接して配接されるコントロールバルブによって各ユニットの油圧機構へ供給される油圧を制御することで行なわれる。
この種のコントロールバルブは、例えばアッパーボデー、セパレータ、インタボデー、セパレータ、ロアボデーを順次に重ねてユニットに構成される。各ボデーには、油圧回路が形成されているとともにコントロールバルブが組み込まれている。バルブはボデーの端面に形成されたバルブボアにスプールなどのバルブエレメントを挿入して構成されるが、それらがバルブボアから抜け出るのを防ぐため抜け止めが施されている。
【0003】
図2はその構造の一例を示す断面図である。ポートを有するバルブボア60にスプール20が設けられている。円周上に溝を有するプラグ40をスプール20が外方へ移動する際の当接位置までバルブボア60に挿入する。プラグ40の溝を通るピン穴50がボデー10に形成され、このピン穴50に固定部材としてのピンを挿入することでプラグ40を係止しスプール20を抜け止めする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなバルブにあっては、ピンがピン穴から抜けやすく、またプラグが正確な位置に設置しないと、ピンを溝に挿入することができず治具で前後の位置調整を行なうなど作業性がよくない問題があった。。
またプラグをバルブボアに入り過ぎた場合、ピンがプラグの外方になるなど組み付け位置を間違える問題もある。
本発明は上記の問題点に鑑み、固定部材が容易に脱落せず、組み立てる際の作業性を向上させたコントロールバルブの抜け止め構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、油圧コントロールバルブのボデーのバルブボアにおいて、バルブボアの開口部を拡径して抜け止め部を形成し、該抜け止め部においてバルブボアの肩部から所定距離離れた位置にプラグが設置され、該プラグの外方に前記抜け止め部を貫通するリテーナが挿入され、前記プラグと前記肩部の間にはばねが設けられ、該ばねは前記抜け止め部の内周で支持されているものとした。
前記抜け止め部は前記抜け止め部は指でプラグをバルブボアに押し込み可能の径に拡径されることが望ましい。
前記ばねはコイルばねで、前記プラグは、前記バルブボアに設けられているスプールがプラグ側に移動した場合、前記スプ−ルと当接できる位置に設置されていることが望ましい。
【0006】
【作用】
請求項1記載の発明では、バルブボアを拡径してばねを設けるため、スプールの移動を妨げずにプラグに付勢力を作用させることができる。プラグがばねの付勢力でリテーナに圧着されるから、作業中もリテーナがリテーナ穴から容易に脱落しない。
バルブを組み立てる際、プラグをリテーナの固定位置より内方に押した状態でリテーナをリテーナ穴に挿入して組み立てることができるから、作業が簡単になるとともにプラグがばね力で固定位置に戻り、固定位置を間違えるミスを起こし得ない効果が得られる。これによって組み立て効率が向上する。
【0007】
前記抜け止め部の径を指でプラグをバルブボアに押し込み可能の径にすることにより、治具なしでもバルブを組み立てることができる。
またプラグは、バルブボアに設けられているスプールと当接できる位置に設置することにより、プラグにストッパーとしての機能を持たせることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は実施例の構成を示す断面図である。上下面が平面に加工されたアルミ製のボデー1の略中央に、直径8mmのバルブボア7が形成されている。バルブボア7に圧油の出入りポートが設けられている。スプール2はポートからの圧油によって駆動される。
【0009】
バルブボア7の先端は抜け止め部6と繋がっている。抜け止め部6はスプール2を拡径して指が差し込めるように直径12mmに形成される。
抜け止め部6の開口側に抜け止め部の中央を通りボデー1の上下面間を貫通するリテーナ穴8が形成されている。
【0010】
ばね3はコイルばねでバルブボア7と抜け止め部6の肩部に着座し、開口部に設置されているプラグ4に付勢力を作用させている。プラグ4はリテーナ5と当接して外方へ移動するのが阻止されている。リテーナ5はリテーナ穴8に挿入されプラグ4からのばね力でリテーナ穴8の壁に圧着されて固定される。
【0011】
バルブを組み立てる際、まずスプール2をバルブボア7に挿入する。プラグ4をバルブボアに装着した状態で指でばね3を圧縮しながらリテーナ穴8より内方に押し込む。ボデー1の上面からリテーナ穴8にリテーナ5を挿入し指に当たったどころで、指を抜き、リテーナ5を下まで押し込む。プラグ4はばね3の復元力で固定位置に戻りリテーナ5をリテーナ穴の壁面に押し付ける。プラグの厚さとリテーナ穴の位置はプラグ5がストッパーとしての機能を果たすように設定される。
ボデー1の上下面には他のボデーが重ねられ、リテーナ5がそれらによってリテーナ穴8に封止される。
【0012】
上記のように、バルブボアを拡径して抜け止め部を形成し、抜け止め部にプラグに付勢力を作用させるばねを設けてあるから、ばねを持たないバルブでもプラグをリテーナに押し付けさせることができる。
またプラグが外方からリテーナで固定されるから、固定する際の位置調整がなくなり、組み付け位置を間違えるミスを起こし得ない効果が得られる。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、バルブボアを拡径してばねを設けるため、ばねを持たないバルブでもプラグをリテーナに押し付けさせることができる。これにより、リテーナがリテーナ穴から容易に脱落せず、組み立てる際の作業性が向上する。
またプラグをリテーナの固定位置より内方に押した状態でリテーナをリテーナ穴に挿入して組み立てることができるから、作業が簡単になるとともにプラグがばね力で固定位置に戻り、固定位置を間違えるミスを起こし得ない効果が得られる。
【0014】
抜け止め部は指でプラグをバルブボアに押し込み可能の径に拡径することにより、治具なしでもバルブを組み立てることができる。
またプラグは、バルブボアに設けられているスプールと当接できる位置に設置されると、プラグにストッパーとしての機能を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1、10 ボデー
2、20 スプール
3 ばね
4、40 プラグ
5 リテーナ
6 抜け止め穴
7、60 バルブボア
8 リテーナ穴
50 ピン穴
Claims (3)
- 油圧コントロールバルブのボデーのバルブボアにおいて、バルブボアの開口部を拡径して抜け止め部を形成し、該抜け止め部においてバルブボアの肩部から所定距離離れた位置にプラグが設置され、該プラグの外方に前記抜け止め部を貫通するリテーナが挿入され、前記プラグと前記肩部の間にはばねが設けられ、該ばねは前記抜け止め部の内周で支持されていることを特徴とする自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造。
- 前記抜け止め部は指でプラグをバルブボアに押し込み可能の径に拡径されたことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造。
- 前記ばねはコイルばねで、前記プラグは、前記バルブボアに設けられているスプールがプラグ側に移動した場合、前記スプ−ルと当接できる位置に設置されていることを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36394097A JP3620958B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36394097A JP3620958B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182677A JPH11182677A (ja) | 1999-07-06 |
| JP3620958B2 true JP3620958B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=18480576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36394097A Expired - Fee Related JP3620958B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3620958B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110140026A1 (en) * | 2008-08-29 | 2011-06-16 | Jatco Ltd | Automatic transmission oil pressure control valve and assembly method therefor |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP36394097A patent/JP3620958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11182677A (ja) | 1999-07-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4827982A (en) | Detent mechanism for pressure control valve | |
| JP2000240826A (ja) | 方向制御シート弁およびその組み立て方法 | |
| JPH11336660A5 (ja) | ||
| JP3620958B2 (ja) | 自動変速機の油圧コントロールバルブの抜け止め構造 | |
| US6076240A (en) | Locking snap-fastener and its releasing device | |
| MXPA98000996A (es) | Accionador de freno con cupula de centrado en camara de servicio | |
| WO2018101059A1 (ja) | バルブタイミング調整装置、およびその製造方法 | |
| GB2280231A (en) | Friction clutch | |
| JP2006038109A (ja) | ソレノイドおよびオイルコントロールバルブ | |
| JPH05256302A (ja) | 油圧制御回路用アキュムレータ | |
| JP3987700B2 (ja) | 直列配列の油圧バルブ構造 | |
| JP3932683B2 (ja) | 電磁弁の固定コア及び可動コアの組付け方法及びその組付装置 | |
| JP2564216Y2 (ja) | オイルリリーフ装置 | |
| JPH10252913A (ja) | 圧入リリーフ弁および圧入リリーフ弁カシメ付け装置 | |
| JPH0645109Y2 (ja) | 異常圧防止兼真空防止弁 | |
| JPH0858569A (ja) | ブレーキバルブ | |
| JPH0332853Y2 (ja) | ||
| JP2007002905A (ja) | 油圧制御弁 | |
| JP3728637B2 (ja) | 負圧式燃料弁 | |
| JP2583167Y2 (ja) | チェックバルブ | |
| JPH11336933A (ja) | 電磁弁及びその固定コアの固定方法 | |
| KR970000908Y1 (ko) | 차량변속기 내부압력저감용 브리더 | |
| JPS6215648Y2 (ja) | ||
| JP2007170456A (ja) | 油圧制御弁 | |
| JPH061806U (ja) | 低リークスプール弁 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041026 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041116 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141126 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |