JP3629112B2 - Isdn通信システム、及び端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス、水道、電気などの自動検針システム等に用いられるISDN通信システム、及び端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
咋今、ISDN回線を用いたガスの自動検針において、需要家が行なう通信と交錯せず、しかもコストの安いISDN通信システムを行なうために、ユーザ・ユーザ情報通知サービスを用いて通信を行なうことがある。図5は、このようなユーザ・ユーザ情報通知サービスを用いた通信システムの通信シーケンスを示す図である。ユーザ・ユーザ情報通知サービスを用いた通信システムでは、センタ103から回線IF(インタフェース)105に検針要求電文が送信される(ステップ501)。回線IF105は、SETUPメッセージ21(図2)のUUI(ユーザ・ユーザ情報)35に起動要求を設定し、この電文がISDN公衆回線107を介して、I−NCU111に送信される(ステップ502)。I−NCU111は、ガスメータ113に起動電文を送信する(ステップ503)。
【0003】
ガスメータ113は、起動電文が送信された場合には、検針値を応答電文として、I−NCU111に送信する(ステップ504)。I−NCU111は、DISCメッセージ41(図3)のUUI(ユーザ・ユーザ情報)55に応答電文(検針値)を設定してから、DISCメッセージ41をISDN公衆回線107を介して回線IF105に送る(ステップ505)。回線IF105は、応答電文(検針値)をセンタ103に送信する(ステップ506)。このようにして、センタ3は検針値を受けとることができる。
【0004】
センタ103が、更にアラーム情報を要求する場合には、SETUPメッセージ21のUUI(ユーザ・ユーザ情報)35にデータ要求を設定し、検針値の場合と同様なシーケンスで通信を行なえばよい(ステップ507からステップ512)。センタ103が、設定電文を要求する場合にも、SETUPメッセージ21のUUI(ユーザ・ユーザ情報)35にデータ要求を設定し、検針値の場合と同様なシーケンスで通信を行なえばよい(ステップ513からステップ518)
。
【0005】
データの送信が終了したら、センタ103は回線IF105に終了要求電文を送信する(ステップ519)。回線IF105からISDN公衆回線107を介してI−NCU111に、SETUPメッセージ21のUUI(ユーザ・ユーザ情報)35に終了要求が設定された電文が送信される(ステップ520)。I−NCU111は、ガスメータ113に終了電文を送信する(ステップ521)。ガスメータ13は、無応答である。尚、センタ103が検針値のみを受けとればよい場合には、ステップ506のあとにステップ419以降の処理を行なうようにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにユーザ・ユーザ情報通知サービスを利用したISDN通信システムで通信を行なうと、需要家から発したメッセージ(DISCに付加されているメッセージ)については、一律需要家に課金される。このため、地震時等の非通常時の通信の際も、自動的に需要家に課金されることになり、保守サービスという面からみれば問題である。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、非通常時の通信の際は、需要家に課金されないISDN通信システム、及び端末装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、第1の発明は、ISDN公衆回線を介して、センタ装置と端末装置との間で通信を行うISDN通信システムにおいて、前記センタ装置は、非通常時には、通常と異なる発信者電話番号で送信し、前記端末装置は、前記センタ装置から受け取った発信者電話番号が予め記憶している発信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断し、かつ、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出することを特徴とするISDN通信システムである。
【0009】
第1の発明では、センタとメータとの間がISDN公衆回線で接続されたISDN通信システムにおいて、センタ装置は、非通常時には、通常と異なる発信者電話番号で送信し、端末装置は、センタ装置から受け取った発信者電話番号が予め記憶している発信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断し、かつ、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出する。
【0010】
また、第2の発明は、ISDN公衆回線を介して、センタ装置と端末装置との間で通信を行うISDN通信システムにおいて、前記センタ装置は、非通常時には、通常と異なる着信者電話番号で送信し、前記端末装置は、前記センタ装置から受け取った着信者電話番号が予め記憶している着信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断し、かつ、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出することを特徴とするISDN通信システムである。
【0011】
第2の発明では、センタとメータとの間がISDN公衆回線で接続されたISDN通信システムにおいて、センタ装置は、非通常時には、通常と異なる着信者電話番号で送信し、端末装置は、センタ装置から受け取った着信者電話番号が予め記憶している着信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断し、かつ、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出する。
【0012】
また、第3の発明は、ISDN公衆回線を介して、センタ装置と通信を行う端末装置であって、前記センタ装置から受け取った発信者電話番号が予め記憶している発信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断する手段と、非通常時と認識されると、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出する手段と、
を具備することを特徴とする端末装置である。
【0013】
第3の発明では、端末装置は、センタ装置から受け取った発信者電話番号が予め記憶している発信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断し、非通常時と認識されると、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出する。
【0014】
また、第4の発明は、ISDN公衆回線を介して、センタ装置と通信を行う端末装置であって、前記センタ装置から受け取った着信者電話番号が予め記憶している着信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断する手段と、非通常時と認識されると、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出する手段と、を具備することを特徴とする端末装置である。
【0015】
第4の発明では、端末装置は、センタ装置から受け取った着信者電話番号が予め記憶している着信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断し、非通常時と認識されると、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の1実施の形態に係るISDN通信システム(以下通信システムと称す)1の概略構成図であり、通信システム1は、センタ3、回線IF5、ISDN公衆回線7、I−NCU11、ガスメータ13等を有する。9は需要家を示す。回線IF5とI−NCU11との間はISDN公衆回線7で接続される。ISDN公衆回線7は、2つのBチャネルと1つのDチャネルを持つ回線である。回線IF5およびI−NCU11は、デジタル回線における通信制御を行なう。I−NCU11は、予めセンタ3の発信者サブアドレスを記憶している。ガスメータ13は、ガスのメータである。尚、ガスメータだけでなく、電気、水道等のメータに対しても本発明を応用することができる。
【0027】
図2は、回線IF5とI−NCU11間で通信されるSETUPメッセージ21のフォーマット図である。ヘッダ23には、ヘッダ情報が設定される。SETUP25には、SETUP(呼設定)が設定される。発信者電話番号27には、発信者電話番号が設定され、発信者サブアドレス29には、発信者サブアドレスが設定され、着信者電話番号31には、着信者電話番号が設定され、着信者サブアドレス33には、着信者サブアドレスが設定される。
【0028】
図3は、回線IF5とI−NCU11間で通信されるDISCメッセージ41のフォーマット図である。ヘッダ43には、ヘッダ情報が設定される。DISC45には、DISC(切断)が設定される。
【0029】
本実施の形態では、非通常時に、センタ3が、回線IF5に検針要求電文等を送信すると、回線IF5は、発信者サブアドレスに非通常時の発信者サブアドレスを設定し、SETUPメッセージ、またはDISCメッセージのUUI(ユーザ・ユーザ情報)に起動電文等を設定して、I−NCU11に送信する。I−NCU11は、SETUPメッセージの発信者サブアドレスが、予め記憶されている発信者サブアドレスと異なる場合に、非通常時であることを認識し、DISCメッセージを回線IF5に送信し、さらにUUIに設定された情報(起動電文等)をガスメータ13に送る。ガスメータ13は、検針要求電文等を受けとると、ガスの検針値等を応答電文として、I−NCU11に送信する。I−NCU11は、非通常時を認識した場合には、SETUPメッセージの発信者サブアドレスに応答電文等を挿入して、回線IF5に送る。回線IF5は、応答電文をセンタ3に送信する。
【0030】
本実施の形態の、非通常時の特別な通信シーケンスを図4を参照してさらに詳しく説明する。まずセンタ3から回線IF5に検針要求電文が送信される(ステップ401)。回線IF5は非通常時であるので、SETUPメッセージ21の発信者サブアドレス29に、予めI−NCU11に記憶されている発信者サブアドレスとは異なる発信者サブアドレスを設定し、UUI(ユーザ・ユーザ情報)35に起動要求を設定し、SETUPメッセージ21をISDN公衆回線7を介して、I−NCU11に送信する(ステップ402)。I−NCU11は、ガスメータ13に起動電文を送信する(ステップ403)。さらに、I−NCU11は、予め記憶している発信者サブアドレスと異なる発信者サブアドレスを受信したので非通常時であることを認識し、DISCメッセージ41をISDN公衆回線7を介して回線IF5に送り、回線を切断する(ステップ404)。
【0031】
ガスメータ13は、起動電文が送信された場合には、検針値を応答電文として、I−NCU11に送信する(ステップ405)。I−NCU11は、SETUPメッセージ21の発信者サブアドレス29に応答電文(検針値)を設定してから、SETUPメッセージ21をISDN公衆回線7を介して回線IF5に送る(ステップ406)。回線IF5は、応答電文(検針値)をセンタ3に送信する(ステップ407)。このようにして、非通常時に、センタ3は検針値を受けとることができる。
【0032】
センタ3が、さらにデータ要求を行なう場合には、回線IF5にデータ要求電文が送信される(ステップ408)。回線IF5は、DISCメッセージ41のUUI(ユーザ・ユーザ情報)55にデータ要求を設定し、DISCメッセージ41をISDN公衆回線7を介して、I−NCU11に送信する(ステップ409)。I−NCU11は、ガスメータ13にデータ要求電文を送信する(ステップ410)。
【0033】
ガスメータ13は、データ要求電文が送信された場合には、要求されたデータを含む応答電文をI−NCU11に送信する(ステップ411)。I−NCU11は、SETUPメッセージ21の発信者サブアドレス29に応答電文を設定して、SETUPメッセージ21をISDN公衆回線7を介して回線IF5に送る(ステップ412)。回線IF5は、応答電文をセンタ3に送信する(ステップ413)。
【0034】
データの送信が終了したら、センタ3は回線IF5に終了要求電文を送信する(ステップ414)。回線IF5からISDN公衆回線7を介してI−NCU11に、DISCメッセージ41のUUI(ユーザ・ユーザ情報)55に終了要求が設定された電文が送信される(ステップ415)。I−NCU11は、ガスメータ13に終了電文を送信し、通信を終了する(ステップ416)。尚、センタ3が検針値のみを受けとればよい場合には、ステップ407のあとにステップ414以降の処理を行なうようにする。
【0035】
このように本実施の形態によれば、非通常時には、I−NCU11から回線IF5に送信されるSETUPメッセージ21の発信者サブアドレス29に応答電文を挿入するようにしたので、需要家に課金されない通信を行なうことができる。なぜなら、発信者サブアドレス29にメッセージを挿入しても課金されないからである。
【0036】
尚、本実施の形態では、I−NCU11が、予め発信者サブアドレスを記憶していて、非通常時には、回線IF5からI−NCU11に送信するSETUPメッセージ21の発信者サブアドレス29、I−NCU11に予め発信者電話番号を記憶させておき、非通常時には、センタ3の回線IFから、異なる発信者電話番号でI−NCU11にSETUPメッセージ21、またはDISCメッセージ41を送信するようにしてもよい。尚この場合は、センタ3側の回線を変えるか、あるいはセンタ3がダイヤルイン契約をして2つの電話番号を持つ必要がある
。
【0037】
また、I−NCU11に予め着信者サブアドレスを記憶させておき、非通常時には、回線IF5からI−NCU11に送信するSETUPメッセージ21の着信者サブアドレス33に、I−NCU11に予め記憶されている着信者サブアドレスとは異なる発信者サブアドレスを設定するようにしてもよい。
【0038】
さらに、一本の回線で複数の電話番号を持つ需要家(ダイヤルイン契約されている需要家)の場合は、I−NCU11に予め着信者電話番号を記憶させておき、非通常時には、回線IF5からI−NCU11に送信するSETUPメッセージ21の着信者電話番号31に、I−NCU11に予め記憶されている着信者サブアドレスとは異なる発信者サブアドレスを設定するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、非通常時の通信の際は、需要家に課金されないISDN通信システム、センタ装置、および端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システム1の概略構成図
【図2】SETUPメッセージ21のフォーマット図
【図3】DISCメッセージ41のフォーマット図
【図4】非通常時のISDN通信システムの通信シーケンスを示す図
【図5】従来のISDN通信システムの通信シーケンスを示す図
【符号の説明】
1・・・通信システム
3・・・センタ
5・・・回線IF
7・・・ISDN公衆回線
9・・・需要家
11・・・I−NCU
13・・・ガスメータ
21・・・SETUPメッセージ
23、43・・・ヘッダ
25・・・SETUP
27・・・発信者電話番号
29・・・発信者サブアドレス
31・・・着信者電話番号
33・・・着信者サブアドレス
35、55・・・UUI
45・・・DISC
Claims (4)
- ISDN公衆回線を介して、センタ装置と端末装置との間で通信を行うISDN通信システムにおいて、
前記センタ装置は、非通常時には、通常と異なる発信者電話番号で送信し、
前記端末装置は、前記センタ装置から受け取った発信者電話番号が予め記憶している発信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断し、かつ、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出することを特徴とするISDN通信システム。 - ISDN公衆回線を介して、センタ装置と端末装置との間で通信を行うISDN通信システムにおいて、
前記センタ装置は、非通常時には、通常と異なる着信者電話番号で送信し、
前記端末装置は、前記センタ装置から受け取った着信者電話番号が予め記憶している着信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断し、かつ、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出することを特徴とするISDN通信システム。 - ISDN公衆回線を介して、センタ装置と通信を行う端末装置であって、
前記センタ装置から受け取った発信者電話番号が予め記憶している発信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断する手段と、
非通常時と認識されると、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出する手段と、
を具備することを特徴とする端末装置。 - ISDN公衆回線を介して、センタ装置と通信を行う端末装置であって、
前記センタ装置から受け取った着信者電話番号が予め記憶している着信者電話番号と異なる場合、非通常時と認識し、呼切断メッセージを送信して回線を切断する手段と、
非通常時と認識されると、呼設定メッセージの発信者サブアドレスに電文を挿入して送出する手段と、
を具備することを特徴とする端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33368496A JP3629112B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | Isdn通信システム、及び端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33368496A JP3629112B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | Isdn通信システム、及び端末装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10173818A JPH10173818A (ja) | 1998-06-26 |
| JP3629112B2 true JP3629112B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=18268817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33368496A Expired - Fee Related JP3629112B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | Isdn通信システム、及び端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3629112B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP33368496A patent/JP3629112B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH10173818A (ja) | 1998-06-26 |
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