JP3636663B2 - イミダゾ[4,5−b]ピリジニウムメチル基を有する広域セフェム - Google Patents
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Description
本発明は、種々の病原性細菌に対して幅広い抗菌スペクトルを示す広域セフェム化合物およびそれを含有する医薬組成物に関する。本発明化合物は特に、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に対して有効である。
背景技術
グラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して強い抗菌力を有するいわゆる広域セフェム化合物として、近年、セフェム骨格の7位がアミノチアゾールまたはアミノチアジアゾールでかつ3位が環状タイプの4級アンモニウムメチル基である化合物が注目されている。例えば7位がアミノチアゾールのものとしては、塩酸セフェピム(cefepime,USP 4,406,899)、硫酸セフピロム(USP 4,609,653,特開昭57-192394)、硫酸セフォセリス(sefoselis,特開平7-196665,WO97/41128)等が、また同位がアミノチアジアゾールのものとしてはセフクリジン(cefclidin,USP 4,748,171)、塩酸セフォゾプラン(cefozopran,USP 4,864,022,特開平62-149682,特開平3-47189)等が知られている。
しかしこれらのセフェム化合物は、最近、臨床上問題になっているMRSAに対してはほとんど抗菌活性を示さないか極めて弱い。
また同タイプのセフェム化合物を開示した文献としては、上記以外にも、例えば特開昭58-4789、特開昭60-155183、特開昭60-97982、特開昭60-97983、特開昭57-24389、特開昭58-57390、特公平3-65350、特公平4-14117、特開昭60-231684、特開昭62-30786、WO92/22556、特開平5-222058、特開平6-157542、特開平7-101958、特開平7-101960等が知られている。
このうち特開昭58-4789には、3位に「置換されていてもよい窒素原子2個以上含有複素環カチオン基」を有するセフェム化合物が、また特開昭60-155183には同位に「窒素原子2個以上を含有する不飽和縮合複素環式カチオン基」を有するセフェム化合物がそれぞれ開示されている。しかしこれらの文献中には、同位にイミダゾピリジニウムメチル基を有するセフェム化合物は、何ら具体的には記載も示唆もされていない。
また特開昭60-105685およびその対応学術文献(J.Med.Chem.1990,33,P2114-2121)には、3位にイミダゾピリジニウムメチル基を有するセフェム化合物が開示されているが、その具体的実施例化合物については、3位がいずれもイミダゾ[4,5-c]ピリジニウムメチル基である。同位にイミダゾ[4,5-b]ピリジニウムメチル基を有する化合物については、単に化合物名が記載されているにすぎず、その物性データ等は何ら記載されていない。また該[4,5-b]タイプの化合物の7位側鎖はいずれもアミノチアゾールである。すなわち同文献中には、3位がイミダゾ[4,5-b]ピリジニウムメチル基で、その中でも特に7位がアミノチアジアゾールであるセフェム化合物は何ら具体的に記載されていない。
よって、臨床上、MRSAに対しても充分な抗菌活性が期待される広域セフェム化合物の開発が要望されている。
発明の開示
本発明者らは鋭意検討した結果、セフェム化合物の3位にイミダゾ[4,5-b]ピリジニウムメチル基を導入すれば、広域な抗菌スペクトルを有しかつMRSAに対しても強い抗菌作用を発現し得る抗菌性化合物が得られることを見出し、以下に示す本発明を完成した。
(1) 式(I):
(式中、
XはNまたはCY(YはHまたはハロゲン);
R1は、アミノまたは保護アミノ;
R2は、水素、置換されていてもよい低級アルキル、または置換されていてもよいシクロアルキル;
R3は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルコキシ、置換されていてもよい低級アルキルチオ、または置換されていてもよいアミノ;
R4は、水素、ヒドロキシ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルコキシ、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル低級アルキルまたは置換されていてもよいN原子含有ヘテロ環基;
R5は、水素、アミノ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよい低級アルキルチオ、またはR4およびR6は一緒になってヘテロ原子が介在していてもよい低級アルキレンを形成してもよい;
波線は、シンもしくはアンチまたはその混合を表す)
で示される化合物、そのエステル、その製薬上許容される塩、またはそれらのプロドラッグもしくは溶媒和物(以下、これらを総称して化合物(I)ともいう)。
(2) XがNである、上記(1)記載の化合物。
(3) R1がアミノである、上記(1)記載の化合物。
(4) R2が水素または置換されていてもよい低級アルキルである、上記(1)記載の化合物。
(5) R2がハロゲンによって置換されていてもよい低級アルキルである、上記(4)記載の化合物。
(6) R3が水素である、上記(1)記載の化合物。
(7) R4が水素、置換されていてもよい低級アルキル、または置換されていてもよいN原子含有ヘテロ環基である、上記(1)記載の化合物。
(8) R4が水素、置換されていてもよい低級アルキル(置換基:アミノ、低級アルキルアミノ、またはヒドロキシ低級アルキルアミノ)、または置換されていてもよい4〜6員のN原子含有飽和ヘテロ環基である、上記(7)記載の化合物。
(9) R5が水素である、上記(1)記載の化合物。
(10) 波線がシンを表す、上記(1)記載の化合物。
(11) XがN;R1がアミノ;R2が水素または置換されていてもよい低級アルキル;R3が水素;R4が水素、置換されていてもよい低級アルキル、または置換されていてもよいN原子含有ヘテロ環基;R5が水素;波線がシンを表す、上記(1)記載の化合物。
(12) XがN;R1がアミノ;R2が水素またはハロゲンによって置換されていてもよい低級アルキル;R3が水素;R4が水素、置換されていてもよい低級アルキル(置換基:アミノ、低級アルキルアミノ、またはヒドロキシ低級アルキルアミノ)、または置換されていてもよい4〜6員のN原子含有飽和ヘテロ環基;R6が水素;波線がシンを表す、上記(11)記載の化合物。
(13) XがN;R1がアミノ;R2が水素、-CH3、-CH2F、-CH2CH3、または-CH2CH2F;R3が水素;R4が水素、-CH3、-CH2CH3、-(CH2)2CH3、-(CH2)3NH2、-(CH2)3NHCH3、-(CH2)3NH(CH2)2OH、アゼチジニル、ピロリジニルまたはピペリジニル;R5が水素;波線がシンを表す、上記(12)記載の化合物。
(14) XがN;R1がアミノ;R2が水素、-CH2F、または-CH2CH3;R3が水素;R4が水素、-(CH2)3NH2、-(CH2)3NHCH3、または-(CH2)3NH(CH2)2OH、;R5が水素;波線がシンを表す、上記(13)記載の化合物。
(15) XがN;R1がアミノ;R2が-CH2F;R3が水素;R4が-(CH2)3NHCH3;R5が水素;波線がシンを表す、上記(14)記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの水和物。
(16) 硫酸塩またはそれらの水和物である、上記(15)記載の化合物。
(17) MRSAを含むグラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して抗菌作用を示す、上記(1)〜(16)のいずれかに記載の化合物。
(18) MRSAに対するMIC50値が50μg/ml以下である、上記(17)記載の化合物。
(19) 式(V):
(式中、R6は脱離基、その他の記号は前記と同意義)で表わされる化合物、そのエステル、またはそれらの塩と、式(IV):
(式中、各記号は前記と同意義)で表わされる化合物とを反応させた後、所望により脱保護する工程を包含する、上記(1)〜(18)のいずれかに記載の化合物の製法。
(20) 式(IV):
(式中、各記号は前記と同意義)で表わされる化合物。
(21) R3が水素、R4が-(CH2)3NRaCH3(RaはHまたはアミノ保護基);R5が水素である、上記(20)記載の化合物。
(22) 上記(1)〜(18)のいずれかに記載の化合物を含有する医薬組成物。
(23) 上記(1)〜(18)のいずれかに記載の化合物を含有する抗菌剤。
(24) 上記(1)〜(18)のいずれかに記載の化合物を投与する、細菌感染症の予防または治療方法。
(25) 抗菌剤を製造するための上記(1)〜(18)のいずれかに記載の化合物の使用。
発明を実施するための最良の形態
本明細書中で用いる用語を以下に説明する。各用語は特に断りのない限り、単独または他の用語との併用のいずれの場合も共通の意味を有するものとする。
(Xの定義)
Xとして好ましくはNまたはCH、特に好ましくはNである。Yで示されるハロゲンとしては、F、Cl、Br等が例示されるが好ましくはClである。
(R1の定義)
保護アミノにおける保護基としては、当該分野で公知のアミノ保護基が使用され、例えば、C1〜C6アルカノイル(例:ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、ピバロイル、サクシニル等)、C3〜C5アルケノイル(例:アクリロイル、クロトノイル、マレオイル、シンナモイル等)、C6〜C10アリールカルボニル(例:ベンゾイル、ナフトイル、p−トルオイル、p−ヒドロキシベンゾイル等)、複素環カルボニル基(該複素環の例:2−ピロリル、3−ピラゾリル、4−イミダゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1H−テトラゾリル、2−フリル、3−チエニル、4−オキサゾリル、3−イソキサゾリル,2−ピロリジニル,3−ピリジル,4−ピリダジニル等)、C1〜C6アルキルスルホニル(例:メタンスルホニル,エタンスルホニル等)、C6〜C10アリールスルホニル(例:ベンゼンスルホニル、ナフタレンスルホニル、p−トルエンスルホニル等)、置換オキシカルボニル(例:メトキシメチルオキシカルボニル、アセチルメチルオキシカルボニル、2−トリメチルシリルエトキシカルボニル、2−メタンスルホニルエトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2−シアノエトキシカルボニル、p−メチルフエノキシカルボニル、p−メトキシフエノキシカルボニル、p−クロロフエノキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、p−メチルベンジルオキシカルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、p−クロロベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル(Boc)、2−プロペニルオキシカルボニル等)、置換シリル(例:トリメチルシリル、tert−ブチルジメチルシリル等)、置換されていてもよいアラルキル(例:p−メトキシベンジル(PMB)、ベンズヒドリル(BH)等)等が用いられる。該保護基は、アミノ基に対して1個または2個、好ましくは1個結合し得る。R1としては抗菌活性の点からアミノが好ましい。
(R2の定義)
低級アルキルは、直鎖又は分枝状のC1〜C6アルキルを包含し、例えばメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等が例示されるが、好ましくはC1〜C3アルキル、特にメチル、エチル、n−プロピルである。
シクロアルキルは、C3〜C7シクロアルキルを包含し、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等が例示される。
上記の低級アルキルまたはシクロアルキルが置換されている場合の置換基としては、ハロゲン(例:F、Cl、Br等)、ヒドロキシ、カルボキシ、シアノ、アミノ、カルバモイルオキシ、スルファモイル、低級アルコキシカルボキシ(例:メトキシカルボニル、エトキシカルボキシ等)、低級アルキルチオ(例:メチルチオ、エチルチオ等)等が例示されるが、好ましくはハロゲン、特にFである。これらの置換基の数は、1個以上である。
R2として好ましくは、水素または置換されていてもよい低級アルキル(例:CH3、CH2F、CH2CH3、CH2CH2F等)であり、特に好ましくはハロゲン置換低級アルキル(例:CH2F)である。また“−OR2”部分の波線は、好ましくは、7位アミド結合部分に対してシン(syn)配置を表す。
(R3の定義)
ハロゲンとしては、F、Cl、Br、Iが例示される。
低級アルキルとしては、R2における前記低級アルキルが例示されるが、好ましくはメチルである。
低級アルコキシは、該低級アルキルが結合したオキシを包含し、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i-プロポキシ、t−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ等が例示される。
低級アルキルチオは、該低級アルキルが結合したチオを包含し、例えばメチルチオ、エチルチオ、n−プロポキシ、i-プロピルチオ、t−ブチルチオ、n−ペンチルチオ、n−ヘキシルチオ等が例示される。
該低級アルキル、低級アルコキシ、または低級アルキルチオが置換されている場合の置換基としては、ハロゲン(例:F、Cl、Br等)、ヒドロキシ、カルボキシ、シアノ、アミノ、カルバモイルオキシ、スルファモイル、低級アルコキシカルボニル(例:メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等)、低級アルキルチオ(例:メチルチオ、エチルチオ等)等が例示される。
置換されていてもよいアミノの置換基としては、前記低級アルキル(メチル、エチル等)、前記のアミノ保護基等が例示され、これらは1または2個、アミノ基に置換する。
R3はピリジニウム環の2〜4位のいずれの位置に結合していてもよい。R3として好ましくは水素である。
(R4の定義)
低級アルキルおよびシクロアルキルは、前記R2の定義における低級アルキルおよびシクロアルキルと同様である。またシクロアルキル低級アルキルは、該シクロアルキルが結合した低級アルキルを意味し、例えばシクロプロピルメチル、1−シクロプロピルエチル、3−シクロプロピルプロピル、シクロブチルメチル、シクロペンチルエチル、3−シクロヘキシルプロピル等が例示される。
低級アルケニルは、直鎖又は分枝状のC2〜C6アルケニルを包含し、ビニル、アリル、1−プロペニル、i−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−プレペニル、1−ペンテニル、2−ヘキセニル等が例示されるが、好ましくはアリルである。
低級アルコキシは、前記のR3の場合における低級アルコキシと同様である。
上記の低級アルキル、低級アルケニル、低級アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキル低級アルキルが置換されている場合の置換基としては、ヒドロキシ、置換されていてもよいカルバモイル(置換基:メチル、エチル、プロピル、−(CH2)3CH(NH2)CONH2等)、ハロゲン(例:F、Cl等)、−CO(CH2)nCH(NH2)CONH2(n=1〜3)、置換されていてもよいアミノ(置換基:低級アルキル(メチル、エチル、プロピル等)、低級アルケニル(例:アリル等)、シクロアルキル(例:シクロプロピル等)、低級アルコキシカルボニル(例:t−ブトキシカルボニル等)、ヒドロキシ低級アルキル(例:ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル,2−ヒドロキシエチル等)、スルホン酸オキシ低級アルキル(例:2−スルホン酸オキシエチル等)、アミノ低級アルキル(例:2−アミノエチル等)等)、低級アルコキシ(例:メトキシ、エトキシ、プロポキシ等)、低級アルコキシカルボニル(例:メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等)、下記のN原子含有ヘテロ環基(好ましくは、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピリジル等)等から選択される同一または異なる1個以上の基が例示される。
N原子含有ヘテロ環基としては、少なくともN原子を1個以上含有し、さらにOまたはSを含有していてもよい、芳香族または非芳香族のヘテロ環基を意味し、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペラジニル、チアゾリジニル、オキサゾリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、チアゾリニル、オキサゾリニル、イミダゾリニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアジニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、トリアゾリル、テトラゾリル等が例示されるが、好ましくは非芳香族タイプであり、特に好ましくはアゼチジニル(例:3−アゼチジニル等)、ピロリジニル(例:3−ピロリジニル等)、ピペリジル(例:4−ピペリジル等)の4〜6員のN原子含有飽和ヘテロ環基である。
該ヘテロ環基が置換されている場合の置換基としては、ハロゲン(例:F、Cl等)、ヒドロキシ、ヒドロキシ低級アルキル(例:ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル等)、置換されていてもよいアミノ(置換基:低級アルキル(メチル、エチル、プロピル等)等)、置換されていてもよいカルバモイル(置換基:メチル、エチル等)、低級アルキル(例:メチル、エチル等)、低級アルコキシ(例:メトキシ、エトキシ、プロポキシ等)、イミノ低級アルキル(例:イミノメチル、1−イミノエチル等)、ハロゲン化低級アルキル(例:トリフルオロメチル等)、エステル化されていてもよいカルボキシ、シアノ、ニトロ、低級アルキルチオ(例:メチルチオ等)、低級アルコキシアルコキシ(例:メトキシメトキシ、エトキシエトキシ等)、低級アルコキシカルボニル(例:メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等)、アシルアミノ(例:アセチルアミノ等)等から選択される同一または異なる1以上の基が例示される。また該ヘテロ環基のN原子上の置換基としては、これらに加えて前記のアミノ保護基を含む。
R4として好ましくは、水素、置換されていてもよい低級アルキル(該置換基は好ましくは、置換されていてもよいアミノ(置換基:低級アルキル(例:メチル等)、ヒドロキシ低級アルキル(例:2−ヒドロキシエチル等)、スルホン酸オキシ低級アルキル(例:2−スルホン酸オキシエチル等)等)、低級アルコキシカルボニル(t−ブトキシカルボニル等)、カルバモイル、低級アルキルカルバモイル(例:メチルカルバモイル等)、ヒドロキシ、ハロゲン、低級アルコキシ(例:メトキシ等)、前記のアミノ保護基(例:Boc、PMB等)等)、またはN原子含有ヘテロ環基等から選択される同一または異なる1個または2個以上の基であり、より好ましくは、水素、-CH3、-CH2CH3、-(CH2)2CH3、-(CH2)3NH2、-(CH2)3NHCH3、-(CH2)3NH(CH2)2OH、アゼチジニル、ピロリジニルまたはピペリジルであり、特に好ましくは水素、-(CH2)3NH2、-(CH2)3NHCH3、または-(CH2)3NH(CH2)2OHである。
(R5の定義)
低級アルキルまたは低級アルキルチオの低級アルキルは、R2の定義における低級アルキルと同様である。低級アルコキシは、前記のR3の場合における低級アルコキシと同様である。
該低級アルキル、低級アルコキシ、または低級アルキルチオにおける置換基としては、ハロゲン(例:F、Cl、Br等)、ヒドロキシ、カルボキシ、シアノ、アミノ、カルバモイルオキシ、スルファモイル、低級アルコキシカルボニル(例:メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等)、低級アルキルチオ(例:メチルチオ、エチルチオ等)等が例示される。
R5として好ましくは、水素、メチル、メチルチオ等であり、特に好ましくは水素である。
またはR4およびR5は一緒になってヘテロ原子(O,S,N)が介在していてもよい低級アルキレンを形成してもよい。該ヘテロ原子がN原子の場合、該N原子は低級アルキル等で置換されていてもよく、例えばR4およびR5は一緒になって−(CH2)3−N(Me)−等を形成する。
化合物(I)のエステルは、4位カルボキシにおけるエステルを包含し、具体的には合成中間体としても有用なエステルや代謝性エステルを含む。該エステル残基としては、例えば、置換されていてもよいC1-6アルキル、C2-6アルケニル、C3-10シクロアルキル、C3-10シクロアルキルC1-6アルキル、置換されていてもよいC6-10アリール、置換されていてもよいC7-12アラルキル、ジC6-10アリールメチル、トリC6-10アリールメチル、置換シリルなどが用いられる。
該置換されていてもよいC1-6アルキルとしては、例えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等が挙げられ、それらは例えば、ベンジルオキシ、C1-4アルキルスルホニル(例:メタンスルホニル等)、トリメチルシリル、ハロゲン(例:F、Cl、Br等)、アセチル、ニトロベンゾイル、メシルベンゾイル、フタルイミド、サクシンイミド、ベンゼンスルホニル、フェニルチオ、ジC1-4アルキルアミノ(例:ジメチルアミノ等)、ピリジル、C1-4アルキルスルフィニル(例:メタンスルフィニル等),シアノ等で置換されていてもよく、そのような基としては例えば、ベンジルオキシメチル、2−メタンスルホニルエチル、2−トリメチルシリルエチル、2,2,2−トリクロロエチル、2−ヨードエチル、アセチルメチル、p−ニトロベンゾイルメチル、p−メシルベンゾイルメチル、フタルイミドメチル、サクシンイミドメチル、ベンゼンスルホニルメチル、フェニルチオメチル、1−ジメチルアミノエチルなどが用いられる。上記のC2-6アルケニルとしてはビニル、アリル、1−プロペニル、イソプロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、1,1−ジメチルアリル,3−メチル−3−ブテニルなどが用いられる。C3-10シクロアルキルとしては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、ノルボルニル、アダマンチルなどが用いられる。C3-10シクロアルキルC1-6アルキルとしてはシクロプロピルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチルなどが用いられる。C6-10アリールとしては、フェニル、α−ナフチル、β−ナフチル、ビフェニリル等が用いられ、それらは例えば、ニトロ,ハロゲン(例、フッ素,塩素,臭素等)等で置換されていてもよく、そのような基としては例えば、p−ニトロフェニル、p−クロロフェニルなどが用いられる。置換されていてもよいC7-12アラルキルとしてはたとえば、ベンジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、フェニルプロピル、ナフチルメチル等が用いられ、それらは例えば、ニトロ,C1-4アルコキシ(例、メトキシ等)、C1-4アルキル(例、メチル,エチル等)、ヒドロキシ等で置換されていてもよく、そのような基として例えば、p−ニトロベンジル、p−メトキシベンジル(PMB)、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルなどが用いられる。ジC6-10アリール−メチルとしては、ベンズヒドリルなどが、トリC6-10アリール−メチルとしてはトリチルなどが、また置換シリルとしてはトリメチルシリル、tert−ブチルジメチルシリルなどが用いられる。
化合物(I)の製薬上許容される塩としては、無機塩基、アンモニア、有機塩基、無機酸、有機酸、塩基性アミノ酸、ハロゲンイオン等により形成される塩又は分子内塩が例示される。該無機塩基としては、アルカリ金属(Na,K等)、アルカリ土類金属(Mg等)、有機塩基としては、プロカイン、2−フェニルエチルベンジルアミン、ジベンジルエチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、ポリヒドロキシアルキルアミン、N−メチルグルコサミン等が例示される。無機酸としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等が例示される。有機酸としては、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸、マレイン酸等が例示される。塩基性アミノ酸としては、リジン、アルギン、オルニチン、ヒスチジン等が例示される。なお化合物(I)の3位側鎖上の4級アンモニウムカチオンは、4位のCOO-と対になって分子内塩を形成するが、4位がCOOHまたはCOOR(Rは金属カチオンまたはエステル残基)の場合には、対イオンを有する。なお、化合物(I)においては、結晶性、保存安定性、製剤化等における取扱い性等の点から、無機酸塩、好ましくは硫酸塩、特に一硫酸塩等が好ましい。
プロドラッグとは、化学的または代謝的に分解できる基を有する化合物(I)の誘導体であり、加溶媒分解によりまたは生理学的条件下でインビボにおいて薬学的に活性な化合物(I)に変換される。適当なプロドラッグ誘導体を選択する方法および製造する方法は、例えばDesign of Prodrugs,Elsevier,Amsterdam 1985等に記載されている。
化合物(I)がカルボキシ基を有する場合は、もとになる酸性化合物と適当なアルコールを反応させることによって製造されるエステル誘導体、またはもとになる酸性化合物と適当なアミンを反応させることによって製造されるアミド誘導体のようなプロドラッグが例示される。プロドラッグとして特に好ましいエステルとしては、メチルエステル、エチルエステル、n−プロピルエステル、イソプロピルエステル、n−ブチルエステル、イソブチルエステル、tert−ブチルエステル、モルホリノエチルエステル等が挙げられる。化合物(I)がヒドロキシル基を有する場合は、例えばヒドロキシル基を有する化合物と適当なアシルハライドまたは適当な酸無水物とを反応させることに製造されるアシルオキシ誘導体のようなプロドラッグが例示される。プロドラッグとして特に好ましいアシルオキシとしては、−OCOC2H6、−OCO(t−Bu)、−OCOC15H31、−OCO(m−COONa−Ph)、−OCOCH2CH2COONa、−OCOCH(NH2)CH3、−OCOCH2N(CH3)2等が挙げられる。化合物(I)がアミノ基を有する場合は、アミノ基を有する化合物と適当な酸ハロゲン化物または適当な混合酸無水物とを反応させることにより製造されるアミド誘導体のようなプロドラッグが例示される。プロドラッグとして特に好ましいアミドとしては、−NHCO(CH2)20CH3、−NHCOCH(NH2)CH3等が挙げられる。
化合物(I)の溶媒和物は、好ましくは水和物(例:0.5〜10水和物、好ましくは4、5、6、7、または8水和物)である。特に好ましくは、結晶性の一硫酸塩・4〜8水和物である。また化合物(I)は、i-プロパノール、エタノール、トリフルオロ酢酸等の溶媒和物であってもよい。
化合物(I)の好ましい例としては、前記の(11)〜(18)の化合物等が例示されるが、特に好ましくは、XがN;R1がアミノ;R2が-CH2F;R3が水素;R4が-(CH2)3NHCH3;R5が水素;波線がシンである化合物(I)またはその塩、特に1硫酸塩が例示される。該硫酸塩の中でも、製剤化における安定性等の点から有利なのは、非結晶よりも結晶であり、特に水和物結晶、とりわけ1硫酸塩の4〜7水和物または8水和物、特に4または5水和物結晶が好ましい。これらの結晶は、粉末X線回折における特定の主ピークによって特徴づけられる。
化合物(I)の製法例を以下に説明する。
(製法1)
式(II):
(式中、各記号は前記と同意義)で示される7−アミノ化合物、そのエステルまたはそれらの塩(以下、これらを総称して化合物(II)という)と式(III):
(式中、各記号は前記と同意義)で示されるカルボン酸またはその反応性誘導体(以下、これらを総称して化合物(III)という)とを反応させることにより化合物(I)を合成できる。
化合物(II)におけるエステルおよび塩としては、化合物(I)の場合と同様のものが例示される。
化合物(III)の反応性誘導体としては、無機塩基塩、有機塩基塩、酸ハライド、酸アジド、酸無水物、混合酸無水物、活性アミド、活性エステル、活性チオエステルなどが例示される。該無機塩基としてはアルカリ金属(例:Na、K等)、アルカリ土類金属(例:Ca,Mg)などが、有機塩基としてはトリメチルアミン、トリエチルアミン、tert−ブチルジメチルアミン、ジベンジルメチルアミン、ベンジルジメチルアミンなどが、酸ハライドとしては酸クロライド、酸ブロマイドなどが、混合酸無水物としてはモノアルキル炭酸混合酸無水物、脂肪族カルボン酸混合酸無水物、芳香族カルボン酸混合酸無水物、有機スルホン酸混合酸無水物などが,活性アミドとしては含窒素複素環化合物とのアミドなどが例示される。活性エステルとしては有機リン酸エステル(例:ジエトキシリン酸エステル,ジフェノキシリン酸エステルなど)、p−ニトロフェニルエステル、2,4−ジニトロフェニルエステル、シアノメチルエステルなどが例示される。活性チオエステルとしては、芳香族複素環チオール化合物とのエステル(例:2−ピリジルチオールエステル)などが例示される。
上記反応においては所望により適当な縮合剤を用いる。縮合剤としては例えば、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N,N′−カルボニルジイミダゾール、N,N′−チオカルボニルジイミダゾール、N−エトキシカルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリン、オキシ塩化リン、アルコキシアセチレン、2−クロロピリジニウムメチルアイオダイド、2−フルオロピリジニウムメチルアイオダイドなどが用いられる。
本反応における溶媒としては、例えばエーテル類(例:ジオキサン、THF(THF)、ジエチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル)、エステル類(例:ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル)、ハロゲン化炭化水素類(例:ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素)、炭化水素類(例:n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン)、アミド類(例:ホルムアミド、N,N−DMF(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン)、ケトン類(例:アセトン、メチルエチルケトン)、ニトリル類(例:MeCN、プロピオニトリル)、ジメチルスルホキシド、水などが例示される。
化合物(III)の使用量は化合物(II)1モルに対して通常、約1〜5モル、好ましくは約1〜2モルである。反応は約−80〜80℃、好ましくは約−40〜50℃の温度範囲で行われる。
化合物(II)は例えば、一般式(II'):
(式中、R6は脱離基(例:ヒドロキシ、ハロゲン(Cl、Br、I等)、カルバモイルオキシ、置換カルバモイルオキシ、アシルオキシ等))で表わされる化合物もしくはそのエステルまたはその塩(以下、これらを総称して化合物(II')という)と、式(IV):
(式中、各記号は前記と同意義)で表わされるイミダゾ[4,5−b]ピリジン化合物またはその塩(以下、これらを総称して化合物(IV)という)とを反応させることにより合成できる。
化合物(II')は文献(例:特開昭60−231684、特開昭62−149682等)記載の方法に準じて合成できる。R6におけるアシルオキシとしてはアセトキシ、クロロアセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ピバロイルオキシ、3−オキソブチリルオキシ等が例示される。置換カルバモイルオキシとしてはメチルカルバモイルオキシ、N,N−ジメチルカルバモイルオキシなどが例示される。化合物(IV)の塩としては例えば、無機酸付加塩(例:塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等)または有機酸付加塩(ギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等)が例示される。
(製法2)
式(V):
(式中、各記号は前記と同意義)で表わされる化合物、そのエステル、またはそれらの塩(以下、これらを総称して化合物(V)という)と、前記化合物(IV)とを反応させることにより、化合物(I)が得られる。
化合物(V)の塩、エステルとしては化合物(I)の場合と同様のものが例示される。
本反応に用いられる溶媒としては、前記製法(1)の場合と同様の溶媒が例示される。また化合物(IV)を溶媒として使用してもよい。
化合物(IV)の使用量は化合物(V)に対して通常、約1〜5倍モル、好ましくは約1〜3倍モルである。反応は通常、約0〜100℃、好ましくは約10〜80℃の温度範囲で行なわれ、反応時間は、数十分〜数十時間の範囲内である。本反応には所望により、反応促進剤としてヨウ化物(例:NaI、KI)またはチオシアン酸塩(例:チオシアン酸Na、チオシアン酸K)等を添加し得る。
またR6がヒドロキシの場合には、たとえば特開昭58−43979などに記載の通り、各種有機リン化合物の存在下に行う。
(製法3)
式(VI):
(式中、各記号は前記と同意義)で表わされる化合物、そのエステル、またはそれらの塩(以下、これらを総称して化合物(VI)という)と、式:R2OH(R2は前記と同意義、但し水素ではない)で示される化合物またはその反応性誘導体を反応させることにより化合物(I)(但しR2は水素でない)が得られる。
R2OHの反応性誘導体としては、R2Z(Zは、ハロゲン、メタンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシ等の脱離基)で表される化合物等が用いられる。
(3−1)R2OHを使用する場合
適当な脱水剤を用いて化合物(VI)とR2OHとを反応させる。脱水剤として、オキシ塩化リン、塩化チオニル、アゾジカルボン酸ジアルキル/ホスフィン、N,N′−ジシクロロヘキシルカルボジイミドなどが例示される。反応溶媒としては、前記エーテル類、炭化水素類などが使用される。化合物R2OHは、化合物(VI)1モルに対して、通常、約1〜1.5モル用いられる。反応温度は通常、約0〜50℃である。
(3−2)R2Zを使用する場合
R2Zと化合物(VI)とを、所望により塩基存在下、反応させる。溶媒としては前記エーテル類、エステル類、ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、アミド類、ケトン類、ニトリル類、アルコール類、水などが例示される。塩基としては、アルカリ金属塩(例:炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム)、アルカリ金属水酸化物(例:水酸化ナトリウム、水酸化カリウム)などが例示される。R2Zは、化合物(VI)1モルに対して通常、約1〜5モル使用する。反応温度は約−30〜100℃、好ましくは約0〜80℃の範囲である。
前記原料化合物(IV)は、公知又は新規である。新規化合物の場合でも、当業者周知の反応を利用して容易に合成可能である。代表的製法(製法A)を以下に示す。
化合物(VII)に塩基(例:NaH、炭酸セシウム等)存在下、R4X'(R4は前記と同意義、但し水素を除く。X'は脱離基(例:I、メタンスルホニルオキシ等))を反応させればよい。またR4OH/アゾジカルボン酸ジアルキル/ホスフィン(Mitsunobu反応)等の条件でも反応は進行する。
溶媒としては、前記エーテル系溶媒、アミド系溶媒等が使用される。反応温度は、約−20〜150℃、好ましくは約0〜50℃である。
なお得られた化合物(IV)を更に化学修飾して別の化合物(IV)を合成してもよい。またその他の製法B〜Fを以下に示す。
(製法4)
(式中、各記号は前記と同意義)
化合物(V)と、ピリジン誘導体(VIII)とを反応させて化合物(IX)を得た後(第1工程)、3位側鎖部分を閉環させて(第2工程)、化合物(I)を合成する(参照:参考例31〜33、実施例29〜32等)。
第1工程の反応は、前記製法2に準じて行えばよい。なお化合物(IX)の4位カルボキシは保護されていてもよく、その場合、3位のN+は対イオンを有する。第2工程の閉環反応は、好ましくは、酸存在下によって行われる。酸としては、無機酸(例:塩酸、硫酸、リン酸、硝酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等)または有機酸(例:ギ酸、酢酸等)が例示されるが、収率、操作性等の点から好ましくは硫酸である。また酸処理時の反応温度は、約−20〜約100℃、好ましくは約0〜約30℃であり、反応時間は約数分から数時間である。反応溶媒としては、酢酸、酢酸エチル、アセトニトリル、アセトン、DMF、THF等が使用できる。化合物(IX)におけるアミノ保護基(例:PMB、Boc)や4位のカルボキシ保護基(例:PMB)等は、好ましい態様においては、第2工程の閉環反応中に脱保護される。
上記各製法の反応を行うに際しては、所望により、アミノ、イミノ、ヒドロキシ、カルボキシ等の官能基に対して、当業者周知の方法で保護反応を行い、また反応後は脱保護反応を行ってもよい。
化合物(I)はスペクトルの広い抗菌活性を有し、人を含む各種哺乳動物における病原性細菌により生ずる種々の疾病、例えば気道感染、尿路感染の予防又は治療のため使用され得る。化合物(I)の特徴は次の通りである。
(1)多種のグラム陰性菌に対して非常に高い活性を示す。
(2)グラム陽性菌に対して高い活性を有している。
(3)メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)に対して高い活性を有している。
(4)緑膿菌に対して顕著な効果を示す。
(5)体内動態として、血中濃度が高い、効果の持続時間が長い、組織移行性が顕著である。また代謝されにくく未変化体のまま高い尿中回収率を示す。
(6)水溶性、安全性の点でも優れている。
化合物(I)は、注射剤、カプセル剤、錠剤、顆粒剤として非経口または経口的に投与できるが、好ましくは注射剤として投与される。投与量は、通常、患者または動物の体重1kgあたり、約0.1〜100mg/日、好ましくは約0.5〜50mg/日を、所望により1日2〜4回に分割して投与すればよい。注射剤として用いられる場合の担体は、たとえば蒸留水、生理食塩水などであり、またpH調節のための塩基等を使用してもよい。カプセル剤、顆粒剤、錠剤として用いられる場合の担体は、公知の賦形剤(例:デンプン、乳糖、白糖、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムなど)、結合剤(例:デンプン、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロースなど)、滑沢剤(例:ステアリン酸マグネシウム、タルクなど)等である。
以下に実施例等を示す。
(略号)
HP−20=HP−20SS(ダイヤイオン交換樹脂,三菱化学);Me=メチル;Et=エチル;i−Pr=イソプロピル;t−Bu=tert−ブチル MeOH=メタノール;EtOH=エタノール;i−PrOH=イソプロパノール;AcOH=酢酸;AcOEt=酢酸エチル;Et2O=ジエチルエーテル;MeCN=アセトニトリル;MeNO2=ニトロメタン;DMF=ジメチルホルムアミド;THF=テトラヒドロフラン;Boc=t−ブトキシカルボニル;PMB=p−メトキシベンジル;BH=ベンズヒドリル;Ms=メタンスルホニル;
参考例1
化合物1(Aldrich,1 775mg,6.5mmol)のDMF8ml溶液に氷冷下、ジt-ブチルジ炭酸エステル(Di-tert-buthyl dicarbonate,以下、Boc2O)(1.65ml,1.1eq)を加えて室温で一晩放置した。反応液を減圧留去して得られたオイル状残さをシリカゲルクロマトにて精製し、化合物2(1.16g,81%)を得た。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.71 (9H, s), 7.32 (1H, dd, J=4.8, 8.1Hz), 8.28 (1H, dd, J=1.8, 8.1Hz), 8.62 (1H, dd, J=1.8, 4.8Hz), 8.66 (1H, s).
IR (Nujole) cm-1: 3136, 2979, 2853, 1761, 1744, 1606, 1577, 1531, 1506, 1403, 1370, 1156, 781.
元素分析C11H13N3O2・0.1H2O・として
計算値: C,59.77; H,6.02; N,19.01
実験値: C,59.55; H,6.03; N,19.35 (%)
参考例2
化合物1(Aldrich,920mg,7.72mmol)のTHF45ml溶液に氷冷下、60%NaH(340mg,1.1eq)を加えて室温で45℃で1時間攪拌し、これに氷冷下MeI(0.53ml,1.1eq)を加えて室温で一晩放置した。反応液を減圧留去後水−AcOEt加えて水層を分取しHP-20クロマトにて精製し、初めに化合物6(728mg,70.8%)、次いで化合物7(125mg,12%)を得た。
(化合物6)
1H-NMR (CDCl3) δ: 3.87 (3H, s), 7.23 (1H, dd, J=5.1, 8.1Hz), 7.68 (1H, dd, J=1.5,8.1Hz),8.11 (1H, s), 8.50 (1H, dd, J=1.5, 5.1Hz).
元素分析C7H7N3・0.25H3O・として
計算値: C,61.08; H,5.49; N,30.53
実験値: C,61.25; H,5.38; N,30.53 (%)
(化合物7)
1H-NMR (CDCl3) δ: 3.94 (3H, s), 7.25 (1H, dd, J=4.8, 8.1Hz), 8.04 (1H,s), 8.08 (1H, dd, J=1.5, 8.1Hz), 8.43 (1H, dd, J=1.5, 4.8Hz).
元素分析C7H7N3・0.15H2O・として
計算値: C,61.89; H,5.42; N,30.93
実験値: C,61.72; H,5.54; N,30.79 (%)
参考例3
化合物1(Aldrich,2.38g,20mmol)のTHF100ml溶液に氷冷下60%NaH(880mg,1.1eq)を加えて室温で1.5時間攪拌し、これに氷冷下EtI(1.8ml,1.05eq)を加えて4℃で三晩攪拌した。反応液の不溶物をろ別後減圧濃縮し、これに水−AcOEtを加えて水層を分取しHP-20クロマトにかけ、初めに化合物10(2.14g,72.7%)、次いで化合物11を得た。
(化合物10)
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.57 (3H, t, J=7.5Hz), 4.27 (2H, q, J=7.5Hz), 7.25 (1H, dd, J=5.1, 8.1Hz), 7.76 (1H, dd, J=1.5, 8.1Hz), 8.16 (1H, s), 8.58 (1H, dd, J=1.5, 5.1Hz).
IR (film) cm-1: 3399, 3084, 3052, 2981, 1650, 1610, 1494, 1415, 1379, 1293, 1222, 783.
元素分析C8H9N3・1.9H2O・として
計算値: C,52.97; H,7.11; N,23.16
実験値: C,53.12; H,7.16; N,23.18 (%)
(化合物11)
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.59 (3H, t, J=7.5Hz), 4.38 (2H, q, J=7.5Hz), 7.25 (1H, dd, J=5.1, 8.1Hz), 8.06-8.09 (2H, m), 8.16 (1H, s), 8.42 (1H, dd, J=1.5, 5.1Hz).
参考例4
化合物1(Aldrich,3.3g,27.7mmol)のDMF 28mlの溶液に化合物15(9g,1eq)および炭酸セシウム(13.5g,1.5eq)を加えて80℃で2時間攪拌した。次いで、不溶物をろ別後、食塩水/AcOEtで抽出し、この有機層を水洗、次いで硫酸マグネシュウムで乾燥後減圧留去した。この残さをシリカゲルクロマトにかけ、CHCl3/MeOH 9:1〜4:1にて展開し、非極性留出物から化合物17(2.47g,30%)、極性留出物から化合物16(1.1g,13.7%)を得た。
(化合物16)
1H-NMR (d6-DMSO) δ: 1.39-1.43 (9H, m), 2.43-2.47 (2H, m), 3.52-3.60 (2H, m), 3.83-3.89 (1H, m), 5.20 (1H, brs), 7.30 (1H, dd, J=4.8, 8.1Hz), 8.14 (1H, dd, J=1.5, 8.1Hz), 8.44 (1H, dd, J=1.5, 4.8Hz), 8.55 (1H, brs).
IR (Nujol) cm-1: 3101, 1696, 1672, 1604, 1294, 1249, 1167, 1132, 788, 775.
元素分析C13H20N4O2として
計算値: C,62.48; H,6.99; N,19.43
実験値: C,62.18; H,6.90; N,19.32 (%)
(化合物17)
1H-NMR (d6-DMSO) δ: 1.41-1.44 (9H, m), 2.5 (2H, brs), 3.31-3.88 (4H, m), 5.26 (1H, brs), 7.33 (1H, dd, J=4.8, 8.1Hz), 8.12 (1H, dd, J=1.5, 8.1Hz), 8.40 (1H, dd, J=1.5, 3.6Hz), 8.52 (1H, brs).
IR (Nujole) cm-1: 3110, 1670, 1596, 1577, 1243, 1168, 1114, 773
参考例5
化合物1(5.11g,42.89mmol)をTHF220mlに溶かし、窒素中、氷冷下攪拌しながら60%NaH(1.89g,1.1当量)を加えた後、室温で15分間攪拌した。反応液を−20℃に冷却し、ヨード酢酸エチル(5.33ml,1.05当量)を加え、氷冷下、1時間攪拌した。反応液からTHFを減圧留去した残渣にAcOEtを加え、飽和食塩水で洗浄した。有機層を分取し硫酸マグネシウムで乾燥、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフで精製した。AcOEt溶出で化合物22(2.31g.収率:26%)を、次いで7%MeOH/AcOEt溶出で化合物21(4.67g,53%)を得た。
(化合物21)
1H-NMR(CDCl3)δ:1.29(3H, t, J=7.2Hz), 4.27(2H, q, J=7.Hz), 5.10(2H, s), 7.28(1H, dd, J=8.0, 4.8Hz),7.76(1H, dd, J=8.0, 1.4Hz),8.49(1H, dd, J=4.8, 1.4Hz),8.51(1H s)
IR(CHCl3)cm-1:1755,1499,1420,1365,1295
(化合物22)
1H-NMR(CDCl3)δ:1.29(3H, t, J=7.0Hz), 4.27(2H, q, J=7.0Hz), 5.08(2H, s), 7.27(1H, dd, J=8.0, 4.8Hz), 8.1(1H, dd, J=8.0, 1.4Hz),8.14(1H, s), 8.40(1H, dd, J=4.8, 1.4Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1749,1500,1415
参考例6
化合物21(1.03g,5mmol)をMeOH5mlに溶かし、室温下、30%メチルアミン−MeOH溶液5mlを加え、同温度で10分間攪拌した。反応液を減圧濃縮して、化合物23(0.95g,100%,黄色結晶)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δ:2.79(3H, d J=4.5Hz), 4.88(2H, s), 7.25(1H, dd, J=8.4, 4.9Hz), 7.75(1H, brs), 7.82(1H, dd, J=8.4, 1.4Hz)
IR(Nujol)cm-1:1670,1585
参考例7
化合物1(1.85g,15.5mmol)をDMF(15ml)に溶かし、窒素中氷冷下、攪拌しながら60%NaH(0.68g,1.1当量)を加えた後、室温で10分間攪拌した。反応液にメシラート体(4.34g,1.1当量)のDMF(9ml)溶液を加え35℃で20時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフで精製し、AcOEt溶出で化合物25(2.54g,59%)を、次いで7%MeOH/AcOEt溶出で化合物24(1.14g,27%)を得た。
(化合物24)
1H-NMR(CDCl3)δ:1.45(9H, s), 2.11(2H, m), 3.20(2H, m), 4.27(2H, t, J=10.5Hz), 4.79(1H, brs), 7.25(1H, dd, J=11.7, 7.2Hz), 7.75(1H, dd, J=11.7, 1.5Hz), 8.21(1H, s), 8.59(1H, dd, J=7.2, 1.5Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1700,1490,1160
(化合物25)
1H-NMR(CDCl3)δ: 1.46(9H, s), 2.10(2H, m), 3.12(2H, m), 4.40(2H, t, J=10.2Hz), 5.50(1H, brs), 7.27(1H, dd, J=9.9, 7.2Hz), 8.10(1H dd, J=9.9Hz, 1.8Hz), 8.12(1H, s),8.42(1H, dd, J=7.2, 1.8Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1700,1495,1160
参考例8
化合物1(4.15g,34.84mmol)をDMF(35ml)に溶かし、窒素中氷冷下、攪拌しながら60%NaH(1.53g,1.1当量)を加えた後、室温で15分間攪拌した。反応液にメシラート体(10.26g,1.1当量)のDMF20ml溶液を加え50℃で1.5時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフで精製すればAcOEt溶出で化合物27(5.94g,59%)を、次いで6%MeOH/AcOEt溶出で化合物26(2.90g,29%)を得た。
(化合物26)
1H-NMR(CDCl3)δ: 1.45(9H, s), 2.12(2H, m), 2.85(3H, s), 3.32(2H, t, J=6.8Hz), 4.22(2H, t, J=7.0Hz), 7.25(1H, dd, J=8.2, 4.8Hz), 7.74(1H, dd, J=8.2, 1.4Hz), 8.20(1H, s), 8.60(1H, dd, J=4.8, 1.4Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1670,1480,1465,1400,1380,1350
(化合物27)
1H-NMR(CDCl3)δ:1.44(9H, s), 2.18(2H, m), 2.85(3H, s), 3.30(2H, t, J=6.8Hz), 4.32(2H, t, J=7.2Hz), 7.25(1H, dd, J=8.1, 4.8Hz), 8.08(1H dd, J=8.1, 1.4Hz), 8.15(1H, s), 8.40(1H, dd, J=4.8, 1.4Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1681,1500,1410,1395,1369
参考例9
化合物28(5.76g,42mmol)、化合物29(8.22g,1当量)を塩化メチレン40mlに懸濁し、−10℃で攪拌しながら氷冷した塩化メチレン20ml−AcOH60ml溶液を加え、次いでボラン−ピリジンコンプレックス(4.44ml,1当量)を直ちに加えた後、室温で1時間攪拌した。有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム乾燥、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフで精製(10%MeOHAcOEt)して、化合物26(11.25g,92%)を得た。物性データは参考例8と一致した。
参考例10
化合物28(8.8g,64.16mmol)、化合物31(12.5g,1.1当量)をCH2Cl2120mlに懸濁し、氷冷下攪拌しながらAcOH91ml、次いでボラン−ピリジンコンプレックス(6.6ml,1当量)を直ちに加えた後、室温で1時間攪拌した。反応液を氷冷した28%アンモニア水91ml/AcOEt溶液に加え攪拌した。有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄後硫酸マグネシウム乾燥、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフで精製(10%MeOH/AcOEt)して、化合物24(14.28g,80.5%)を得た。物性データは参考例7と一致した。
参考例11
化合物24(1.14g,4.13mmol)をDMF(6ml)に溶かし、窒素中攪拌しながら60%NaH(0.25g,1.5当量)を加え、室温下10分攪拌した。反応液にブロム体(1.48g,1.5当量)のDMF(2ml)溶液を加え、室温で1時間攪拌した後、さらに60%NaH(0.17g,1当量)、同ブロム体(0.99g,1当量)を加え室温下2時間攪拌した。反応液を氷水/AcOEt中に注ぎ攪拌した。有機層を分取し、水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフで精製(5%MeOH/AcOEt)して、化合物32(1.26g,70%)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δ:0.57(9H, q, J=7.8Hz), 0.93(6H, t, J=7.8Hz), 1.46(9H, s), 2.15(2H, m), 3.25(2H, brs), 3.38(2H, brs), 3.68(2H m), 4.21(2H, t, J=7.2Hz), 7.25(1H, dd, J=7.8, 4.5Hz), 7.75(1H, dd, J=7.8, 1.2Hz), 8.30(1H, s), 8.59(1H, dd, J=4.5, 1.2Hz)
参考例12
化合物32(1.26g,2.9mmol)にTHF6ml、AcOH3ml、水6mlを加え室温下30分攪拌した。反応液を氷水/AcOEt中に注ぎ攪拌した。水層を分取し、Na2CO3でpH8とした後、塩析してAcOEt抽出した。有機層を分取し、硫酸マグネシウム乾燥、減圧濃縮して、化合物33(0.93g,100%)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δ: 1.42(9H, s), 2.18(2H, m), 3.38(4H, m), 3.78(2H, t, J=5.1Hz), 4.23(2H, t, J=7.5Hz),7.21(1H, dd, J=8.1, 3.9Hz),7.74(1H dd, J=8.1, 1.2Hz),8.17(1H, s),8.55(1H, dd, J=3.9Hz, 1.2Hz)
IR(Nujol)cm-1:3160,1690,1420,1050
参考例13
参考例5の化合物21(3.47g,16.7mmol)をEtOH20mlに溶かし、室温攪拌下28%アンモニア水20mlを加え30分攪拌する。反応液を減圧濃縮した残渣をHP−20SSで精製すれば化合物43(1.41g,収率48%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6) δ :4.96(2H, S), 7.27(1H, dd,J=8.2Hz, 4.8Hz), 7.37(1H, S), 7.76(1H, S), 7.92(1H, dd, J=8.2Hz, 1.6Hz), 8.40(1H, dd, J=4.8Hz, 1.6Hz), 8.41(1H S)
IR(Nujol)cm-1:3340,1665,1420,1395,1299
参考例14
参考例13の化合物21(1.03g,5mmol)をMeOH5mlに溶かし、室温攪拌下、50%ジメチルアミン水溶液5mlを加え30分攪拌する。反応液を減圧濃縮した結晶残渣をi-PrOHで洗浄すれば化合物44(0.75g,73%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6) δ :2.87(3H, S), 3.12(3H, S), 5.32(2H, S), 7.25(1H, dd, J=8.0Hz, 4.8Hz), 7.95(1H, dd, J=8.0Hz, 1.0Hz), 8.34(1H, S), 8.40(1H, dd, J=4.8Hz, 1.0Hz)
IR(Nujol)cm-1:1639,1480,1403,1280
参考例15
参考例13の化合物21(1.01g)をMeOH5mlに溶かし、室温攪拌下、アミノ体1.14g(1当量)のMeOH5ml溶液を加え、4時間攪拌する。反応液を減圧濃縮した残渣をHP−20で精製すれば化合物45(1.40g,収率73%)を得た。
1H-NMR(CD3OD) δ :1.44(9H, S), 1.6〜2.0(4H, m), 3.3(2H, m), 4.0(1H,m), 5.06(2H, S), 7.38(1H,dd,J=8.2Hz,5.0Hz), 8.0(1H,dd,J=8.2Hz,1.4Hz), 8.42(1H, S), 8.46(1H,dd,J=5.0Hz, 1.4Hz)
IR(Nujol)cm-1:3300,1670,1460,1365
参考例16
化合物1(2.38g,20mmol)をDMF15mlに溶かし、窒素中、氷冷下攪拌しながらNaH(鉱油中60%懸濁,0.88g,1.1当量)を加えた後、室温で10分攪拌する。塩化2−ピコリル塩酸塩(3.61g,1.1当量)をDMF15mlに溶かし、窒素中、氷冷下攪拌しながらNaH(鉱油中60%懸濁,0.88g,1.1当量)を加え、同温度で15分攪拌する。上記両反応液を氷冷下混合し室温にて1時間攪拌する。反応液を減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフィー精製すればAcOEt溶出で化合物47(2.05g,収率49%)を、次いで7%MeOH/AcOEt溶出で化合物46(1.24g,収率30%)を得た。
(化合物46)
1H-NMR(CDCl3)δ:5.50(2H,S), 7.0(1H,d,J=8.1Hz), 7.24(2H,m), 7.66(2H,m), 8.29(1H,S), 8.59(2H,m)
IR(CHCl3)cm-1:1610,1590,1490,1415,1290
(化合物47)
1H-NMR(CDCl3) δ :5.61(2H, S), 7.24(2H,m), 7.63(1H,m), 8.09(1H,m), 8.25(1H,S), 8.42(1H,m), 8.59(1H,m)
IR(CHCl3)cm-1:1599,1500,1410,1281
参考例17
参考例16の化合物1(1.19g,10mmol)をTHF50mlに溶かし、窒素中、氷冷下攪拌しながらNaH(鉱油中60%懸濁,0.44g,1.1当量)を加えた後、室温にて15分攪拌する。反応液にメシラート体(2.52g,1.1当量)のTHF10ml溶液を加え3日間室温で攪拌する。反応液を減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフィー精製すれば5%MeOH/AcOEt溶出で化合物48(0.95g,収率36%)を、次いで8%MeOH/AcOEt溶出で化合物49(0.48g,収率18%)を得た。
(化合物48)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.45(9H,S), 3.57(2H,q,J=6.0Hz), 4.36(2H,t,J=6.0Hz), 5.51(1H,S), 7.17(1H,dd,J=8.2Hz,4.8Hz), 7.75(1H,dd,J=8.2Hz,1.6Hz), 8.01(1H,S), 8.47(1H,dd,J=4.8Hz,1.6Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3450,1703,1499,1409,1370
(化合物49)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.40(9H, S), 3.60(2H,q,J=5.8Hz), 4.46(2H,t,J=5.8Hz), 5.00(1H,S), 7.25(1H,dd,J=8.0Hz,4.8Hz), 8.03(1H,S), 8.07(1H,dd,J=8.0Hz,1.6Hz), 8.39(1H,dd,J=4.8Hz,1.6Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3450,1705,1500,1410,1365
参考例18
参考例16の化合物1(1.87g,15.7mmol)をDMF15mlに溶かし窒素中氷冷下攪拌しながらNaH(鉱油中60%懸濁,0.69g,1.1当量)を加えた後、室温で10分攪拌する。反応液にメシラート体(4.62g,1.1当量)のDMF8ml溶液を加え室温にて16時間攪拌する。反応液を減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフィー精製すればAcOEt溶出で化合物51(2.77g,収率61%)を、次いで7%MeOH/AcOEt溶出で化合物50(0.98g,収率22%)を得た。
(化合物50)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.44(9H,S), 1.52(2H,m), 1.93(2H,m), 3.18(2H,m), 4.25(2H,t,J=6.9Hz), 4.65(1H,S), 7.23(1H,dd,J=8.1Hz,4.8Hz), 7.77(1H,dd,J=8.1Hz,1.2Hz), 8.12(1H,S), 8.58(1H,dd,J=4.8Hz,1.2Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3460,1705,1505,1495
(化合物51)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.44(9H, S), 1.55(2H,m), 1.98(2H,m), 3.18(2H,m), 4.34(2H,t,J=7.2Hz), 4.70(1H,S), 7.25(1H,m), 8.07(1H,S), 8.07(1H,m), 8.40(1H,d,J=4.8Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3460,1705,1500
参考例19
化合物52(0.97g,7.1mmol)、アルデヒド体(1.43g,1当量)をCH2Cl26mlに懸濁し、氷冷下攪拌しながら、氷冷したCH2Cl24ml-AcOEt10ml溶液を加え、次いでボラン−ピリジンコンプレックス(0.72ml,1当量)を直ちに加えた後、室温で1時間攪拌する。反応液を氷冷した28%アンモニア水10ml/AcOEt溶液に加え攪拌する。有機層を分取し飽和食塩水で洗浄硫酸マグネシウム乾燥、減圧濃縮する。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー精製すれば10%MeOH/AcOEt溶出で化合物53(1.75g,収率81%)を得た。
1H-NMR(CDCl3)δ:1.28(3H,t,J=6.9Hz), 1.44(9H,S), 2.12(2H, m), 3.25(4H, m), 4.22(2H,t,J=7.5Hz), 7.20(1H,dd,J=8.4Hz,4.5Hz), 7.74(1H,dd,J=8.4Hz,1.5Hz), 8.20(1H,S), 8.59(1H,dd,J=4.5Hz,1.5Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1680,1479,1415,1285
参考例20
参考例10の化合物24(0.63g,2.28mmol)をDMF3mlに溶かし、窒素中、室温下攪拌しながら、NaOH(0.11g,1.2当量)を加えた後、室温で10分間攪拌する。反応液を氷冷下攪拌しながらアリルブロミド(237μl,1.2当量)を加え、室温で1時間攪拌する。反応液を氷冷/AcOEt中に注ぎ分取した有機層を飽和食塩水洗浄、硫酸マグネシウム乾燥、減圧濃縮する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー精製すれば10%MeOH/AcOEt溶出で化合物54(0.41g,収率57%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ :1.44(9H,S), 2.11(2H,m), 3.28(2H,m), 3.78(2H,m), 4.21(2H,t,J=7.2Hz), 5.09(2H,m), 5.74(1H,m), 7.20(1H,dd,J=8.1Hz,4.5Hz), 7.73(1H,dd,J=8.1Hz,1.5Hz), 8.18(1H,S), 8.59(1H,dd,J=4.5Hz,1.5Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1675,1480,1410,1350
参考例21
参考例12の化合物33(0.97g,3.02mmol)をTHF15mlに溶かし、氷冷攪拌しながらトリ−n−ブチルホスフィン(1.13ml,1.5当量)、ジ−tert−ブチルイミノジカルボキシレート(0.995g,1.5当量)、1,1'−アゾジカルボニルジピペソジン(1.15g,1.5当量)を加え15分攪拌後室温に戻し3時間攪拌する。3種試薬各0.5当量を追加し更に室温下2時間攪拌する。反応液から不溶物を濾取した濾液をAcOEtに溶解し、水洗、乾燥(硫酸マグネシウム)、減圧濃縮した残渣をシリカゲルクロマトグラフィー精製すれば2%MeOH/CHCl3溶出で化合物55(1.14g,収率72%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ :1.48(27H,S), 2.13(2H,m), 3.37(4H,m), 3.73(2H,d,J=6.2Hz), 4.21(2H,d,J=7.4Hz), 7.21(1H,dd,J=7.8Hz,4.8Hz), 7.75(1H,dd,J=7.8Hz,1.2Hz), 8.24(1H,S), 8.58(1H,dd,J=4.8Hz,1.2Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1680,1478,1420,1290
参考例22
参考例16の化合物1(1.03g,8.61mmol)をDMF8mlに溶かし、1.1当量のNaH、メシラート体を使用して参考例18と同様の処理で化合物56(0.89g,収率25%)、化合物57(1.43g,収率39%)を得た。
(化合物56)
1H-NMR(CDCl3) δ :0.07(3H,S), 0.08(3H,S), 0.92(9H,S), 1.45(9H,S), 2.04(2H,m), 3.21(2H,m), 3.86(1H,m), 4.31(2H,m), 4.78(1H,m), 7.23(1H,dd,J=8.4Hz,4.8Hz), 7.78(1H,dd,J=8.4Hz,1.5Hz), 8.14(1H,S), 8.58(1H,dd,J=4.8Hz,1.5Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3460,1704,1500,1365
(化合物57)
1H-NMR(CDCl3) δ :0.05(3H,S), 0.06(3H,S), 0.91(9H,S), 1.44(9H,S), 2.12(2H,m), 3.24(2H,m), 3.89(1H,m), 4.38(2H,t,J=7.2Hz), 4.94(1H,m), 7.20(1H,dd,J=8.1Hz,4.8Hz), 8.07(1H,dd,J=8.1Hz,1.2Hz), 8.08(1H,S), 8.40(1H,dd,J=4.8Hz,1.2Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3460,1702,1510,1360
参考例23
化合物56(0.89g,2.12mmol)をMeCN6mlに溶かし、12NHCl(0.35ml,2当量)を加え、室温30分攪拌する。反応液に水/AcOEtを加え、攪拌後水層を分取する。Na2CO3でアルカリ性とし3ml迄減圧濃縮後(Boc)2O490μmlのジオキサン4ml溶液を加えて50℃、1時間攪拌する。反応液を減圧濃縮し残渣をシリカゲルクロマトグラフィー精製すれば化合物58(0.36g,収率56%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ :1.40(9H,S), 2.00(2H,m), 3.21(2H,m), 3.50(1H,m), 4.48(2H,m), 6.0(1H,m), 7.22(1H,dd,J=8.0Hz,5.0Hz), 7.82(1H,dd,J=8.0Hz,1.6Hz), 8.23(1H,S)、8.53(1H,dd,J=5.0Hz,1.6Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3450,1695,1500,1495
参考例24
参考例16の化合物1(1.93g,16.2mmol)をDMF15mlに溶かし、1.1当量のNaH、メシラート体を使用して参考例18と同様の処理で化合物59(0.57g,収率9%)、化合物60(3.85g,収率58%)を得た。
(化合物59)
1H-NMR(CDCl3) δ :0.10(6H,S), 0.96(9H,S), 1.45(9H,S), 3.53(2H,m), 4.05(1H,m), 4.37(2H,d,J=6.6Hz), 4.88(1H,d,J=8.2Hz), 7.24(1H,dd,J=8.2Hz,4.6Hz), 7.96(1H,dd,J=8.2Hz,1.6Hz), 8.08(1H,S), 8.57(1H,dd,J=4.6Hz,1.6Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3440,1705,1498,1410,1365
(化合物60)
1H-NMR(CDCl3) δ :0.07(6H,S), 0.93(9H,S), 1.37(9H,S), 3.51(1H,m), 3.69(1H,m), 4.14(1H,m), 4.48(2H,d,J=5.4Hz), 5.51(1H,m), 7.24(1H,dd,J=8.4Hz,4.8Hz), 8.06(1H,S), 8.08(1H,dd,J=8.4Hz,1.5Hz), 8.40(1H,dd,J=4.8Hz,1.5Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3450,1708,1495,1410,1363
参考例25
参考例24の化合物59(0.57g,1.4mmol)をMeCN4mlに溶かし、12N HCl0.23mlを加え、参考例23と同様の処理で化合物61(0.40g,97%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ :1.43(9H,S), 3.70(2H,m), 4.06(1H,m), 4.50(2H,m), 6.07(1H,d,J=7.2Hz), 7.25(1H,dd,J=8.4Hz,5.1Hz), 8.07(1H,dd,J=8.4Hz,2.1Hz), 8.02(1H,S), 8.50(1H,dd,J=5.1Hz,2.1Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3430,1695,1490,1413,1361,1285
参考例26
参考例16の化合物1(1.06g,8.9mmol)をDMF8mlに溶かし、1.1当量のNaH、メシラート体を使用して参考例18と同様の処理で化合物62(0.36g,収率19%)、化合物63(1.43g,52%)を得た。
(化合物62)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.45(9H,S), 3.28(2H,m), 3.37(3H,S), 4.11(1H,m), 4.37(2H,d,J=6.6Hz), 5.10(1H,m), 7.29(1H,dd,J=7.8Hz,4.2Hz), 7.95(1H,dd,J=7.8Hz,1.6Hz), 8.13(1H,S), 8.60(1H,dd,J=4.2Hz,1.6Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3440,1705,1500,1410,1365
(化合物63)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.36(9H,S), 3.34(3H,S), 3.38(2H,m), 4.22(1H,m), 4.49(2H,d,J=5.6Hz), 5.55(1H,m), 7.25(1H,dd,J=8.0Hz,5.0Hz), 8.05(1H,S), 8.08(1H,dd,J=8.0Hz,1.4Hz), 8.40(1H,dd,J=5.0Hz,1.4Hz)
IR(CHCl3)cm-1:3440,1708,1500,1408,1370
参考例27
参考例16の化合物1(2.14g,17.96mmol)をDMF15mlに溶かし、1.1当量のNaH、メシラート体を使用して参考例18と同様の処理で化合物64(1.11g,収率20%)、化合物65(1.86g,収率34%)を得た。
(化合物64)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.51(9H,S), 2.14(4H,m), 2.94(1H,m), 4.37(4H,m), 7.25(1H,dd,J=8.2Hz,4.6Hz), 7.79(1H,dd,J=8.2Hz,1.4Hz), 8.21(1H,S), 8.60(1H,dd,J=4.6Hz,1.4Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1681,1480,1450,1415,1362
(化合物65)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.50(9H,S), 2.10(4H,m), 2.94(1H,m), 4.35(4H,m), 7.26(1H,dd,J=8.0Hz,4.6Hz), 8.09(1H,dd,J=8.0Hz,1.2Hz), 8.12(1H,S), 8.40(1H,dd,J=4.6Hz,1.2Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1681,1488,1421,1405,1363
参考例28
参考例16の化合物1(0.78g,6.57mmol)をDMF6mlに溶かし、1.1当量のNaH、メシラート体を使用して参考例18と同様の処理で化合物66(0.42g,収率22%)、化合物67(1.09g,収率57%)を得た。
(化合物66)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.44(9H,S), 3.08(1H,m), 3.70(2H,m), 4.06(2H,m), 4.43(2H,d,J=7.8Hz), 7.27(1H,dd,J=7.8Hz,4.6Hz), 7.76(1H,dd,J=7.8Hz,1.6Hz), 8.14(1H,S),8.61(1H,dd,J=4.6Hz,1.6Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1685,1503,1415,1370
(化合物67)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.44(9H,S), 3.20(1H,m), 3.77(2H,m), 4.04(2H,m), 4.52(2H,d,J=7.8Hz), 7.27(1H,dd,J=8.2Hz,4.8Hz), 8.07(1H,S), 8.09(1H,dd,J=8.2Hz,1.6Hz), 8.41(1H,dd,J=4.8Hz,1.6Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1688,1500,1416,1370
参考例29
化合物68(161.5g,1.48mol)をCH2Cl21.6mlとAcOH1.6mlの混液に加え、室温攪拌下溶解させた後、−15℃に冷却する。ここへボラン−ピリジン錯体(150ml,1当量)、次いでアルデヒド体(360.2g,1.3当量)のCH2Cl2300ml溶液を加え、−15℃、1時間攪拌する。反応液をNaOH水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧留去すれば化合物69(289g,収率69.6%)を得た。mp.101〜4℃(AcOH/Et2O)
1H-NMR(CDCl3) δ :1.44(9H,S), 1.82(2H,m), 2.84(3H,S), 3.09(2H,t,J=6.6Hz), 3.56(2H,t,J=6.6Hz), 6.66(1H,m), 6.75(1H,m), 7.55(1H,d,J=4.3Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1680,1485,1460,1405
参考例30
参考例29の化合物69(200g,0.713mol)にN,N−ジメチルホルムアミドメチルアセタール(142ml,1.5当量)加え、70℃で4時間攪拌する。反応液をAcOEt/水の混合液に注ぎ抽出する。AcOEt層を分液し水洗、次いで飽和食塩水で洗浄後、乾燥(硫酸ナトリウム)、減圧留去すれば化合物70(239g,収率100%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ :1.45(9H,S), 1.87(2H,m), 2.87(3H,S), 3.09(6H,S), 3.13(2H,t,J=6.4Hz), 3.34(2H,t,J=6.9Hz), 6.74(2H,m)、7.56(1H,dd,J=4.8Hz,1.6Hz)、8.44(1H,S)
IR(CHCl3)cm-1:1685,1635,1590,1580,1485,1395
参考例31
参考例30の化合物70(50.8g,0.151mol)をDMF250mlに溶かし、攪拌下NaHCO338.17g、次いで、パラメトキシベンジルプロミド(PMB−Br,33.5g,1.1当量)を加え、25℃、3.5時間攪拌する。反応液をAcOEtに溶かし、水洗、次いで飽和水溶液で洗浄後、乾燥(硫酸ナトリウム)、減圧留去すれば化合物71(59.46g,収率86%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ :1.39(9H,S), 1.65(2H,m), 2.70(3H,S), 3.03(3H,S), 3.07(3H,S), 3.10(4H,m), 3.78(3H,S), 4.37(2H,S), 6.80(3H,m), 7.03(1H,dd,J=7.9Hz,1.7Hz), 7.23(2H,d,J=8.7Hz), 7.87(1H,dd,J=4.7Hz,1.6Hz), 8.33(1H,S)
IR(CHCl3)cm-1:1685,1635,1580,1520,1405
参考例32
参考例30の化合物70(312g,0.9291mol)をジ−t−ブチルジカルボナート(243g,1.2当量)をTHF624mlに溶かし、3.5時間、攪拌還流する。反応液からTHFを減圧留去した残渣にAcOEtを加え、10%蓚酸水溶液で抽出する。分液した水層を4NNaOH水溶液でアルカリ性とした後、AcOEtで抽出、水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)、留去すれば化合物72(356.9g,収率85%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6) δ :1.21(9H,S), 1.35(9H,S), 1.59(2H,m), 2.70(3H,S), 2.96(3H,S), 3.08(3H,S), 3.15(2H,t,J=7.1Hz), 6.89(1H,dd,J=7.6Hz,4.8Hz), 7.42(1H,dd,J=7.6Hz,1.6Hz),8.08(1H,dd,J=4.8Hz,1.6Hz), 8.44(1H,S)
IR(CHCl3)cm-1:1690,1638,1585,1465,1405
参考例33
参考例30の化合物70(3.50g,10mmol)をDMF20mlに溶かし、攪拌下NaHCO3(2.52g)、次いで、ジフェニルメチルブロミド(BH−Br,2.72g,1.1当量)を加え、5℃、16時間、更に室温で8時間攪拌する。反応液をAcOEtに溶かし、水洗、次いで飽和食塩水で洗浄、乾燥(硫酸ナトリウム)、減圧留去後シリカゲルクロマトすれば化合物73(2.55g,収率51%)を得た。
1H-NMR(CDCl3) δ :1.35(9H,S), 1.60(2H,m), 2.67(3H,S), 2.80(3H,S), 2.88(2H,t,J=7.5Hz), 3.04(3H,S), 3.13(2H,m), 6.15(1H,S), 6.70(1H,dd,J=7.8Hz,4.8Hz), 6.91(1H,dd,J=7.8Hz,1.8Hz), 7.21(10,m), 7.88(1H,dd,J=4.8Hz,1.8Hz), 8.33(1H,S)
IR(CHCl3)cm-1:1685,1625,1572,1400
実施例1
(1)化合物2(776mg,3.53mmol)の乾燥MeCN5ml溶液に氷冷下、化合物3(3.21g,1.2eq)を加えて一晩放置し、さらに室温で3時間攪拌後反応液を減圧留去して、泡状の化合物4bを得た。
(2)化合物4bをCH2Cl235ml,MeNO215ml,アニソール10mlの混液に溶解し、これに窒素気流、氷冷下にAlCl3-MeNO2溶液(1.5M,20ml)を加えて1.5時間攪拌した。次いで、氷と1N HClおよびEt2Oを加えて水層を分取し、これを減圧濃縮後HP-20クロマトに付して集めた分画を凍結乾燥し、化合物5b(無色粉末,583mg)を得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.18(3H, t, J=7.2Hz), 3.10 and 3.50(2H, ABq, J=18Hz), 4.10(2H, q, J=7.2Hz), 5.12(1H, d, J=5.1Hz), 5.62(2H, Abq, J=14.4Hz), 5.79(1H, dd, J=5.0, 8.5Hz), 7.54(1H, dd, J=6.4, 8.0Hz), 8.10(2H, brs), 8.55(1H, d, J=5.1Hz), 8.56(1H,s), 8.72(1H, d, J=6Hz), 9.53(1H, d, J=9Hz).
IR(KBr)cm-1: 3440, 2983, 1773,1665,1609,1527, 1388, 1037.
元素分析C20H19N9O5S2・2.5H2Oとして
計算値: C,41.81; H,4.21; N,21.94(%)
実験値: C,41.54; H,4.32; N,22.10(%)
実施例2-1〜実施例2-4の反応スキームを以下に示す。
実施例2-1
(1)化合物6(510mg, 3.83mmol)の乾燥MeCN5ml溶液に氷冷下、化合物3b(3.34g, 1.15eq)を加えて一晩放置し、さらに室温で1時間攪拌後反応液を減圧留去して、結晶性の化合物8bを得た。
IR(Nujol)cm-1: 3431, 3211, 1773, 1715, 1681, 1636, 1613, 1548, 1246, 1155, 1035
(2)化合物8bをCH2Cl240ml, MeNO230ml,アニソール10mlに溶解し、これに窒素気流、氷冷下にAlCl3-MeNO2溶液(1.5mol, 15ml)を加えて1.5時間攪拌した。次いで、氷と1N HClおよびEt2Oを加えて水層を分取し、これを減圧濃縮後HP-20のクロマトに付して集めた分画を凍結乾燥し、化合物9b(無色粉末,1.35g)を得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.18(3H, t, J=7.2Hz), 2.95 and 3.52(2H, ABq, J=17.4Hz), 4.06(3H, s), 4.04-4.19(2H, m), 5.02(1H, d, J=5.1Hz), 5.64-5.69(3H, m), 7.95(1H, dd, J=6.3, 8.1Hz), 8.13(2H, brs), 8.88(1H, dd, J=0.9, 8.1Hz), 9.04(1H,s), 9.44(1H, d, J=8.7Hz), 9.71(1H, d, J=5.7Hz).
IR(KBr)cm-1: 3386, 2984, 1773, 1665, 1636, 1614, 1528, 1389, 1357, 1038.
元素分析C21H21N9O5S2・3.6H2Oとして
計算値: C,41.46; H,4.67; N,20.72; S,10.54
実験値: C,41.59; H,4.79; N,20.95; S,10.70(%)
実施例2-2
(1)化合物6(153mg, 1.1mmol)の乾燥MeCN2ml溶液に氷冷下、化合物3c(947mg, 1.3eq)を加えて一晩放置し、さらに室温で1時間攪拌後反応液を減圧留去して、結晶性の化合物8cを得た。
IR(Nujol)cm-1: 3429, 3211, 1772, 1734, 1714, 1688, 1636, 1549, 1248, 1156, 1121
(2)化合物8cをCH2Cl230ml, MeNO230ml,アニソール2mlの溶解し、これに窒素気流、氷冷下にTiCl20.73mlを加えて1.5時間攪拌した。次いで、実施例1(2)同様に処理して、化合物9c(無色粉末,254mg)を得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 2.95 and 3.54(2H, ABq, J=17.4Hz), 4.06(3H, s), 5.03(1H, d, J=5.1Hz), 5.62-5.69(3H, m), 5.71(1H, d, J=55.2Hz), 7.95(1H, dd, J=6.3, 8.1Hz), 8.18(2H, brs), 8.87(1H, d, J=8.4Hz), 9.03(1H, s), 9.66(1H, d, J=8.4Hz), 9.72(1H, d, J=6.3Hz).
IR(KBr)cm-1: 3398, 2984, 1774, 1671, 1614, 1528, 1394, 1359, 1064, 991.
元素分析:
C20H18N9O5S2F・3.8H2O.として
計算値: C,39.00; H,4.19; N,20.46; S,10.43; F,3.09
実験値: C,39.28; H,4.19; N,20.48; S,10.43; F,2.80(%)
実施例2-3
(1)化合物6(90mg,0.67mmol)の乾燥MeCN3ml溶液に氷冷下、化合物3e(716mg, 1.4eq)を加えて一晩放置し、さらに室温で1時間攪拌後反応液を減圧留去して、化合物8eを得た。
IR(Nujol)cm-1: 3203, 1784, 1716, 1680, 1549, 1244, 1154, 1030
(2)化合物8eから、8bと同様に脱保護、次いで精製して化合物9e(無色粉末,220mg)を得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.16(3H, t, J=6.9Hz), 2.98 and 3.54(2H, ABq, J=18Hz), 4.05(2H, q, J=7Hz), 4.07(3H, s), 5.03(1H, d, J=4.8Hz), 5.64-5.68(3H, m), 6.67(1H, s), 7.19(2H, brs), 7.96(1H, dd, J=6, 8.4Hz), 8.88(1H, dd, J=0.3, 8.1Hz), 9.04(1H, s), 9.46(1H, d, J=8.1Hz), 9.73(1H, dd, J=0.9, 6.6Hz).
IR(KBr)cm-1: 3398, 2979, 1774, 1662, 1636, 1616, 1535, 1384, 1357, 1038
元素分析C22H22N3O5S2・3.8H2Oとして
計算値: C,43.24; H,4.88; N,18.34; S,10.50
実験値: C,43.23; H,4.94; N,18.50; S,10.43(%)
実施例2-4
(1)化合物6(146mg, 1.1mmol)の乾燥MeCN7mlおよびDMF2.5ml溶液に氷冷下、化合物3f(1.06g, 1.25eq)を加えて一晩放置し、さらに室温で1時間攪拌後反応液を減圧留去して、化合物8fを得た。
(2)化合物8fから、8bと同様に脱保護、次いで精製して化合物9f(無色粉末,350mg)を得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.46-1.74(8H, m), 3.49(1H, d, J=19.5Hz), 4.08(3H, s), 4.64(1H, m), 4.86(1H, d, J=4.8Hz), 5.70(2H, m), 5.80(1H, dd, J=4.5, 8.1Hz), 6.77(1H, s), 7.18(2H, brs), 7.92(1H, dd, J=6.3, 8.1Hz), 8.45(1H, d,J=8.4Hz), 8.89(1H, d, J=8.1Hz), 9.02(1H, s), 9.45(1H, d, J=6.3Hz).
IR(KBr)cm-1: 3399, 2957, 2870, 1786, 1617, 1534, 1498, 1348, 1061, 1033, 989.
元素分析C26H26N8O5S2・4.7H2Oとして
計算値: C,45.0; H,5.35; N,16.79; S,9.61(%)
実験値: C,45.01; H,5.10; N,16.95; S,9.76(%)
実施例3-1〜実施例3-4の反応スキームを以下に示す。
実施例3−1
(1)化合物10(368mg, 2.5mmol)の乾燥MeCN5ml溶液に氷冷下、化合物3a(2.33g, 1.25eq)を加えて室温で3時間懸濁攪拌後、反応液を減圧留去して結晶性の化合物12aを得た。
IR(Nujol)cm-1:3448, 3211, 1733, 1714, 1683, 1635, 1613, 1551, 1248, 1156, 1038
(2)化合物12aをCH2Cl235ml, MeNO235ml,アニソール3mlの溶解し、これに窒素気流、氷冷下にAlCl3-MeNO2溶液(1.5M, 10ml)を加えて2.5時間攪拌した。次いで、氷と1N HClおよびEt2Oを加えて水層を分取し、これを減圧濃縮後HP-20クロマトに付して集めた分画を凍結乾燥し、化合物13a(無色粉末,641mg)を得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.52(3H, t, J=7.2Hz), 3.00 and 3.53(2H, ABq, J=17.4Hz), 3.83(3H, s), 4.51(2H, q, J=7.5Hz), 5.01(1H, d, J=4.5Hz), 5.63-5.68(3H, m), 7.95(1H, dd, J=6.0, 8.4Hz), 8.11(2H, brs), 8.94(1H, dd, J=0.9, 8.1Hz), 9.13(1H, s), 9.46(1H, d, J=8.4Hz), 9.71(1H, d, J=6.0Hz).
IR(KBr)cm-1: 3372, 3286, 2984, 2939, 1775, 1668, 1610, 1528, 1387, 1293, 1227, 1040.
元素分析C21H21N9O5S2・2.4H2Oとして
計算値: C,42.98; H,4.43; N,21.48; S,10.93
実験値: C,42.99; H,4.63; N,21.58; S,10.65(%)
実施例3-2
(1)化合物10(240mg, 1.63mmol)の乾燥MeCN1ml溶液に氷冷下、化合物3b(1.50g, 1.2eq)を加えて室温で2時間懸濁攪拌後、減圧留去して結晶性の化合物12bを得た。
IR(Nujol)cm-1; 3429, 3203, 1773, 1714, 1681, 1634, 1612, 1548, 1245, 1154, 1034
(2)化合物12bを前述の12a同様に反応を行ない、化合物13bの凍結乾燥粉末を630mg得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.18(3H, t, J=7.0Hz), 1.51(3H, t, J=7.2Hz), 2.99 and 3.53(2H, ABq, J=17.4Hz), 4.10(2H, q, J=6.9Hz), 4.51(2H, q, J=7.2Hz), 5.01(1H, d, J=4.5Hz), 5.66-5.69(3H, m), 7.94(1H, t, J=6.6Hz), 8.12(2H, brs), 8.94(1H, d, J=8.1Hz), 9.12(1H, s), 9.44(1H, d, J=8.7Hz), 9.67(1H, d, J=6.3Hz).
IR(KBr)cm-1: 3399, 2938, 1775, 1669, 1634, 1613, 1526, 1385, 1293, 1227, 1038.
元素分析C22H23N9O5S2・3.4H2Oとして
計算値: C,42.70; H,4.85; N,20.37; S,10.24
実験値: C,42.91; H,5.03; N,20.57; S,9.88(%)
実施例3-3
(1)化合物10(396mg, 2.5mmol)の乾燥MeCN7ml溶液に氷冷下、化合物3c(1.9g, 1.15eq)を加えて室温で3時間懸濁攪拌後4℃で一晩放置し、反応液を減圧留去して化合物12cを得た。
IR(Nujol)cm-1: 3430, 3209, 1771, 1734, 1713, 1689, 1635, 1613, 1550, 1248, 1156, 1121
(2)化合物12cを実施例2−2(2)と同様に反応を行ない(TiCl4-アニソール法)、化合物13cの凍結乾燥粉末を350mg得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.52(3H, t, J=7.0Hz), 2.99 and 3.54(2H, ABq, J=17.4Hz), 4.51(2H, q, J=7.2Hz), 5.04(1H, d, J=4.8Hz), 5.65-5.7(3H, m), 5.71(1H, d, J=55.5Hz), 7.95(1H, dd, J=6.0, 8.1Hz), 8.19(2H, brs), 8.94(1H, dd, J=0.9, 8.1Hz), 9.12(1H,s), 9.65-9.71(2H, m).
IR(KBr)cm-1: 3399, 2983, 1775, 1671, 1613, 1528, 1388, 1080, 991.
元素分析C21H20N9O5S2F・3.6H2Oとして
計算値: C,40.27; H,4.38; N,20.12; S,10.24; F,3.03
実験値: C,40.43; H,4.45; N,20.23; S,9.96; F,2.66(%)
実施例3-4
(1)化合物10(368mg, 2.5mmol)の乾燥MeCN6ml溶液に氷冷下、化合物3d(2.5g, 1.3eq)を加えて同温度で1時間攪拌後一晩放置し、反応液を減圧留去して化合物12dを得た。
IR(Nujol)cm-1: 3190, 1783, 1714, 1634, 1612, 1546, 1245, 1153
(2)化合物12dを前述の12c同様に反応を行ない、化合物13dの凍結乾燥粉末を550mg得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.51(3H, t, J=7.0Hz), 2.98 and 3.53(2H, ABq, J=17.4Hz), 4.25(1H, m), 4.35(1H, m), 4.46-4.54(3H, m), 4.66(1H, m), 5.02(1H, d, J=5.1Hz), 5.66-5.70(3H, m), 7.94(1H, dd, J=6.0, 8.1Hz), 8.13(2H, brs), 8.94(1H, d, 8.4Hz), 9.12(1H, s), 9.52(1H, d, 8.4Hz), 9.67(1H, d, 6.3Hz).
IR(KBr)cm-1: 3399, 2984, 1775, 1670, 1612, 1528, 1386, 1292, 1228, 1066.
元素分析C22H23N9O5S2F・3H2Oとして
計算値: C,41.97; H,4.48; N,20.02; S,10.18; F,3.02
実験値: C,42.22; H,4.58; N,20.15; S,9.99; F,2.73(%)
実施例4-1〜実施例4-2の反応スキームを以下に示す。
実施例4-1
(1)化合物16(590mg, 2mmol)の乾燥MeCN6ml溶液に氷冷下、化合物3b(1.86g, 1.2eq)を加えて室温で1.5時間懸濁攪拌後、反応液をEt2O/EtOHで希釈して、結晶性の化合物18b(2g)を得た。
IR(Nujol)cm-1: 3424, 3204, 1785, 1714, 1681, 1634, 1612, 1545, 1246, 1155, 1063
(2)化合物18bをCH2Cl230ml, MeNO235ml,アニソール3mlに溶解し、これに窒素気流、氷冷下にAlCl3-MeNO2溶液(2mol, 12ml)を加えて2時間攪拌した。次いで、氷と1N HClおよびEt2Oを加えて水層を分取し、これを減圧濃縮後HP-20クロマトに付して、0.003N HClを含む2%MeCN水で留出した分画を凍結乾燥し、化合物19bの塩酸塩(粉末,360mg)を得た。
1H-NMR(D6-DMSO) δ: 1.19(3H, t, J=7.2Hz), 2.52-2.74(2H, m), 3.12(1H, d, 18Hz), 3.67-3.8(2H, m), 4.11(2H, q, J=7.2Hz), 5.06(1H, d, J=4.8Hz), 5.61-5.07(2H, m), 5.75(1H, dd, J=4.8, 8.7Hz), 5.84(1H, d, J=14Hz), 8.00(1H, brt, J=7.0Hz), 8.14(2H, brs), 9.09(1H, brd, J=8.1Hz), 9.37(1H, s), 9.42(1H, d, J=5.7Hz), 9.49(1H, d, J=8.7Hz).
1H-NMR(D2O) δ: 1.30(3H, t, J=7.2Hz), 2.68-2.80(1H, m), 2.85-2.97(1H, m), 3.31 and 3.63(2H, ABq, J=18Hz), 3.63-3.88(3H, m), 4.08-4.19(1H, m), 4.33(2H, q, J=6.9Hz), 5.22(1H, d, J=4.5Hz), 5.62 and 5.94(2H, ABq, J=14.4Hz), 5.62-5.72(1H, m), 5.85(1H, d, J=4.5Hz), 7.92(1H, dd, J=6.3, 8.4Hz), 8.85(1H, d, J=8.4Hz), 8.89(1H, d, J=5.7Hz), 9.03(1H, s).
IR(KBr)cm-1: 3398, 2982, 1771, 1668, 1611, 1461, 1391, 1037,.
元素分析C24H24N10O5S2・1.25HCl・4.8H2Oとして
計算値: C,39.45; H,5.08; N,19.16; S,8.78; Cl,6.07
実験値: C,39.45; H,4.95; N,19.16; S,8.52; Cl,6.08(%)
実施例4−2
(1)化合物16(355mg,1.2mmol)から、実施例4−1と同様の反応を行なって、化合物18cを得た。
IR(CHCl3)cm-1: 3221, 1773, 1717, 1692, 1612, 1153
(2)化合物18cを実施例2−2と同様に処理して、化合物19c(無色粉末,31mg)を得た。
1H-NMR(D2O) δ: 2.67-2.77(1H, m), 2.82-2.94(1H, m), 3.30 and 3.63(2H, ABq, J=18Hz), 3.58-3.84(3H, m), 4.03-4.10(1H, m), 5.23(1H, d, J=4.8Hz), 5.61 and 5.96(2H, ABq, J=14.4Hz), 5.61-5.72(1H, m), 5.82(1H, d, J=54Hz), 5.87(1H, d, J=4.5Hz), 7.90(1H, dd, J=6.3, 8.4Hz), 8.84(1H, d, J=8.4Hz), 8.88(1H, d, J=6.3Hz), 9.00(1H, s).
IR(KBr)cm-1: 3427, 1771, 1671, 1613, 1525, 1462, 1396, 1079, 1064.
元素分析C23H23N10O5S2F・1.15HCl・4.4H2Oとして
計算値: C,38.16; H,4.59; N,19.35; S,8.86; Cl,5.63; F,2.63
実験値: C,38.13; H,4.62; N,19.66; S,8.83; Cl,5.84; F,2.56(%)
実施例5−1〜実施例5−4の反応スキームを以下に示す。
実施例5−1
(1)化合物24(0.24g,0.87mmol)をMeCN10mlに溶かし、室温攪拌下、化合物3a(0.71g,1.1当量)を加え、2時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した残渣にEt2O50mlを加え、不溶物粉末を濾取して、化合物34a(0.69g,78%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ: 1.38(9H, s), 1.50(9H, s), 2.00(2H, m), 2.99(2H, m), 3.40(2H, m), 3.93(3H, s), 4.50(2H, m), 5.09(1H, d, J=4.8Hz), 5.28(2H, s), 6.09,5.58(2H, ABq, J=14.8Hz), 5.93(1H, dd, J=8.6Hz, 4.8Hz), 6.93(2H, d, J=8.6Hz), 7.38(2H, d, J=7.8Hz), 7.96(1H, dd, J=7.8Hz, 6.2Hz), 8.85(1H, d, J=6.2Hz), 9.01(1H, d, J=7.8Hz), 9.07(1H, s), 12.6(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1770, 1679, 1550, 1460
(2)化合物34a(0.68g,0.666mmol)をCH2Cl212ml、MeNO23mlに溶かし、−20℃に冷却した。これにアニソール(0.87ml,10当量)およびAlCl3-MeNO2溶液(1M,6.7ml,10当量)を加え−5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸15ml、Et2O30mlの混液へ注ぎ攪拌した。水層を分取し、Et2O120mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより、化合物35a(0.16g,37%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 2.39(2H, m), 3.13(2H, t, J=8.7Hz), 3.30,3.64(2H, ABq, J=12.1Hz), 4.05(3H, s), 4.64(2H, t, J=7.2Hz), 5.22(1H, d, J=4.8Hz), 5.62,5.89(2H, ABq, J=9.9Hz), 5.85(1H, d, 4.8Hz), 7.88(1H, dd, J=8.1Hz, 6.3Hz), 8.80(1H, d, J=8.1Hz), 8.84(1H, d, J=6.3Hz), 8.88(1H, s)
IR(KBr)cm-1: 1771, 1609, 1525, 1392
実施例5−2
(1)化合物24(0.41g,1.48mmol)をDMF7mlに溶かし氷冷、攪拌下、化合物3b(1.35g,1.2当量)を加えた後、室温にて2時間攪拌した。Et2O300mlを攪拌しながらここへ反応液をゆっくり加えた。析出した沈殿を濾取して、化合物34b(1.46g,95%)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.24(3H, t, J=7.2Hz), 1.38(9H, s), 1.50(9H, s), 2.01(2H, m), 3.30(2H, m), 3.50(2H, m), 3.77(3H, s), 4.20(2H, q, J=7.2Hz), 4.50(2H, t, J=7.8Hz), 5.10(1H, d, J=4.8Hz), 5.29(2H, s), 6.10,5.58(2H, ABq, J=14.7Hz), 5.94(1H, dd, J=8.6Hz, 5.0Hz), 6.94(2H, d, J=9.0Hz), 7,38(2H, d, J=8.6Hz), 7.96(1H, dd, J=8.2Hz, 5.8Hz), 8.86(1H, d, J=5.8Hz), 9.01(1H, d, J=8.2Hz), 9.07(1H, s), 9.67(1H, d, J=8.6Hz), 12.59(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1785,1550,1515,1510,1375
(2)化合物34b(1.45g,1.4mmol)をCH2Cl228ml、MeNO29mlに溶かし、−20℃に冷却した。これにアニソール(1.83ml,12当量)およびAlCl3-MeNO2溶液(1M,14ml,10当量)を加え−5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸60ml、Et2O120mlの混液へ注ぎ攪拌した。水層を分取し、Et2O120mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより、化合物35b(0.32g,31%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 1.28(3H, t, J=7.0Hz), 2.36(2H, m), 3.11(2H, t, J=8.6Hz), 3.28,3.61(2H, ABq, J=18.0Hz), 4.615(2H, t, J=7.0Hz), 4.30(2H, q, J=7.0Hz), 5.21(1H, d, J=4.6Hz), 5.60, 5.87(2H, ABq, J=14.7Hz), 7.86(1H, dd, J=8.2Hz, 6.2Hz), 8.78(1H, d, J=8.2Hz), 8.81(1H, d, J=6.2Hz), 8.85(1H, s)
IR(KBr)cm-1: 1772, 1615, 1524, 1387
元素分析C23H26N10O5S2・1.3HCl・4.1H2Oとして
計算値: C,39.02; H,5.05; N,19.79; S,9.06; Cl,6.51
実験値: C,39.04; H,5.10; N,19.46; S,9.08; Cl,6.53
実施例5−3
(1)化合物24(0.71g,2.57mmol)をDMF10mlに溶かし氷冷、攪拌下化合物3c(2.35g,1.2当量)を加えた後、室温にて1時間攪拌した。Et2O500mlを攪拌しながらここへ反応液をゆっくり加えた。析出した沈殿を濾取して、化合物34c(2.79g)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.38(9H, s), 1.51(9H, s), 2.0(2H, m), 2.98(2H, m), 3.48(2H, m), 3.77(3H, s), 4.50(2H, t, J=7.8Hz), 5.12(1H, d, J=5Hz), 5.28(2H, s), 6.09,5.59(2H, ABq, J=14.6Hz), 5.82(2H, d, J=55.6Hz), 5.95(1H, m), 6.93(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.95(1H, dd, J=7.8Hz, 5.8Hz), 8.85(1H, d, J=5.8Hz), 9.01(1H, d, J=7.8Hz), 9.08(1H, s),12.7(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1785,1545,1515,1459,1375
(2)化合物34c(2.78g,2.68mmol)をCH2Cl250ml、MeNO225mlに溶かし氷冷した。これにアニソール(3.49ml,12当量)およびTiCl4(2.94ml,10当量)を加え5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸150ml、Et2O300ml中に注ぎ攪拌した。水層を分取しEt2O300mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物35c(0.62g,33%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 2.38(2H, m), 3.13(2H, t, J=8.4Hz), 3.28, 3.64(2H, ABq, J=17.9Hz), 4.63(2H, t, J=7.0Hz), 5.23(1H, d, J=4.8Hz), 5.60,5.87(2H, ABq, J=14.7Hz), 5.82(2H, d, J=54.6Hz), 7.86(1H, dd, J=8.2Hz, 6.2Hz), 8.78(1H, d, J=8.2Hz), 8.82(1H, d, J=6.2Hz), 8.87(1H, s)
IR(KBr)cm-1: 1773, 1614, 1525, 1390
元素分析C22H23N10O5S2F・1.2HCl・3.6H2Oとして
計算値: C,37.79; H,4.53; N,20.03; S,9.17; F,2.72; Cl,6.08
実験値: C,37.76; H,4.61; N,20.22; S,8.89; F,2.56; Cl,6.00
実施例5−4
(1)化合物24(0.28g,1.01mmol)をMeCN10mlに溶かし室温、攪拌下化合物3d(1.02g,1.3当量)を加えた2時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した残渣にEt2O50mlを加え、不溶物粉末を濾取して化合物34d(1.19g)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.38(9H, s), 1.51(9H, s), 2.00(2H, m), 2.97(2H, m), 3.50(2H, m), 3.77(3H, s), 4.30(2H, m), 4.50(4H, m), 4.85(2H, m), 5.12(1H, d, J=4.6Hz), 6.11,5.58(2H, ABq, J=14.2Hz), 5.94(1H, m), 6.94(2H, d, J=8.6Hz), 7.38(2H, d, J=8.6Hz), 7.95(1H, dd, J=7.8Hz, 6.2Hz), 8.86(1H, d, J=6.2Hz), 9.01(1H, d, J=7.8Hz), 9.07(1H, s),9.74(1H, d, J=8.6Hz), 12.6(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1785,1610,1540,1510,1375
(2)化合物34d(1.1g,1.04mmol)をCH2Cl218ml、MeNO210mlに溶かし氷冷した。これに(アニソール1.36ml,12当量)およびTiCl4(1.15ml,10当量)を加え5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸25ml、Et2O50ml中に注ぎ攪拌した。水層を分取しEt2O300mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物35d(0.17g,23%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 2.38(2H, m), 3.13(2H, t, J=8.2Hz), 3.30,3.63(2H, ABq, J=18.0Hz), 4.70(6H, m), 5.23(1H, d, J=5.0Hz), 5.62,5.90(2H, ABq, J=14.3Hz), 5.85(1H, d, J=5.0Hz), 7.88(1H, dd, J=8.2Hz, 6.6Hz), 8.80(1H, d, J=8.2Hz), 8.84(1H, d, J=6.6Hz), 8.88(1H, s)
元素分析C23H25N10O5S2F・1.1HCl・4.5H2Oとして
計算値: C,38.06; H,4.87; N,19.30; S,8.84; F,2.62; Cl,5.37
実験値: C,38.02; H,4.86; N,19.16; S,8.65; F,2.41; Cl,5.46
実施例6−1〜実施例6−4の反応スキームを以下に示す。
実施例6−1
(1)化合物26(0.59g,2.03mmol)をMeCN15mlに溶かし、室温、攪拌下化合物3a(1.66g,1.1当量)を加えた後、1.5時間攪拌した。反応液にEt2O80mlを加え、不溶物沈殿を濾取して化合物36a(1.67g,収率:79%)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.36(9H, s), 1.50(9H, s), 2.10(2H, m), 2.80(2H, m), 3.23(2H, m),3.45(2H, m),3.77(3H, s),3.93(3H, s),4.45(2H, m),5.09(1H, d, J=5.2Hz),5.29(2H, s), 5.59,6.09(2H, ABq, J=14.6Hz), 5.93(1H, dd, J=8.6Hz,5.2Hz), 6.93(2H, d, J=8.6Hz), 7.38(2H, d, J=8.6Hz), 7.95(1H, dd, J=7.8Hz,6.2Hz), 8.86(1H, d, J=6.2Hz), 9.04(1H, d, J=7.8Hz),9.10(1H, s),9.74(1H, d, J=8.6Hz),12.6(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1770,1710,1680,1550,1460,1375
(2)化合物36a(1.65g,1.59mmol)をCH2Cl230ml、MeNO28mlに溶かし、−20℃に冷却した。これにアニソール(2.08ml,12当量)およびAlCl3-MeNO2溶液(1M,15.9ml,10当量)を加え−5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸35ml、Et2O70mlの混液へ注ぎ攪拌した。水層を分取し、Et2O120mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物37a(0.43g,39%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 2.40(2H, m), 2.73(3H, s), 317(2H, t, J=8.2Hz), 3.30, 3.64(2H, ABq, J=17.9Hz), 4.05(3H, s), 4.64(2H, t, J=7.0Hz), 5.22(1H, d, J=4.8Hz), 5.62,5.89(2H, ABq, J=14.6Hz),5.85(1H, d, J=4.8Hz),7.88(1H, dd, J=8.6Hz, 6.6Hz),8.80(1H, d, J=8.6Hz),8.84(1H, d, J=6.6Hz),8.88(1H, s)
IR(KBr)cm-1: 1773,1669,1611,1525,1389
元素分析C23H26N10O5S2・1.1HCl・3.9H2Oとして
計算値: C,39.63; H,5.05; N,20.10; S,9.20; Cl,5.59
実験値: C,39.68; H,5.07; N,20.31; S,9.27; Cl,5.40
実施例6−2
(1)化合物26(0.54g,1.86mmol)をDMF8mlに溶かし氷冷、攪拌下、化合物3b(1.69g,1.2当量)を加えた後、室温にて1時間攪拌した。Et2O300mlを攪拌しながらここへ反応液をゆっくり加えた。析出した沈殿を濾取して化合物36b(1.90g,96%)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.23(3H, t, J=7.0Hz), 1.36(9H, s), 1.51(9H, s), 2.18(2H, m), 2.80(3H, s),3.45(2H, m),3.77(3H, s),4.20(2H, q, J=7.0Hz),4.47(2H, m),5.10(1H, d, J=5.2Hz),5.29(2H, s),6.10,5.59(2H, ABq, J=14.3Hz),5.95(1H, dd, J=8.4Hz, 5.2Hz),6.93(2H, d, J=8.8Hz),7,39(2H, d, J=8.8Hz),7.95(1H, dd, J=7.6Hz, 6.4Hz),8.86(1H, d, J=6.4Hz),9.04(1H, d, J=7.6Hz),9.10(1H, s),9.67(1H, s),12.59(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1790,1715,1545,1460,1380
(2)化合物36b(1.89g,1.8mmol)をCH2Cl236ml、MeNO212mlに溶かし、−20℃に冷却した。これにアニソール(2.35ml,12当量)およびAlCl3-MeNO2溶液(1M,18ml,10当量)を加え−5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸80ml、Et2O160mlの混液へ注ぎ攪拌した。水層を分取し、Et2O120mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物37b(0.40g,31%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 1.31(3H, t, J=7.2Hz), 2.41(2H, m), 2.73(3H, s), 3.17(2H, t, J=8.4Hz),3.31,3.64(2H, ABq, J=18.2Hz),4.32(2H, q, J=7.2Hz),4.64(2H, t, J=7.5Hz),5.24(1H, d, J=5.1Hz),5.64,5.90(2H, ABq, J=14.7Hz),5.85(1H, d, J=5.1Hz),7.89(1H, dd, J=8.4Hz, 6.3Hz),8.80(1H, d, J=8.4Hz),8.85(1H, d, J=6.3Hz),8.88(1H, s)
IR(KBr)cm-1: 1774, 1616, 1525, 1387
元素分析C24H28N10O5S2・1.3HCl・4.1H2Oとして
計算値: C,39.93; H,5.24; N,19.40; S,8.88; Cl,6.38
実験値: C,39.90; H,5.15; N,19.37; S,8.84; Cl,6.59
実施例6−3
(1)化合物26(0.63g,2.17mmol)をDMF8mlに溶かし氷冷、攪拌下、化合物3c(1.99g,1.2当量)を加えた後、室温にて1時間攪拌した。Et2O500mlを攪拌しながらここへ反応液をゆっくり加えた。析出した沈殿を濾取して化合物36c(2.42g)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ: 1.36(9H, s), 1.51(9H, s), 2.18(2H, m), 2.80(3H, s), 3.30(2H, m), 3.50(2H, m), 3.77(3H, s), 4.48(2H, t, J=7.8Hz), 5.13(1H, d, J=4.9Hz), 5.29(2H, s), 6.11, 5.60(2H, ABq, J=14.3Hz), 5.81(2H, d, J=55.3Hz), 5.95(1H, m), 6.93(2H, d, J=8.8Hz), 7.38(2H, d, J=8.8Hz), 7.96(1H, dd, J=8.0Hz, 6.0Hz), 8.87(1H, d, J=6.0Hz), 9.05(1H, d, J=8.0Hz), 9.11(1H, s), 9.87(1H, s),12.7(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1785,1710,1545,1460,1245
(2)化合物36c(2.37g,2.25mmol)をCH2Cl240ml、MeNO220mlに溶かし氷冷した。これにアニソール(2.94ml,12当量)およびTiCl4(2.47ml,10当量)を加え5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25NHCl120ml、Et2O240ml中に注ぎ攪拌した。水層を分取しEt2O300mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより塩酸塩である化合物37c(0.50g,収率:31%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 2.40(2H, m), 2.73(3H,s), 317(2H, t, J=8.2Hz), 3.29, 3.64(2H, ABq, J=18.0Hz), 4.63(2H, t, J=7.2Hz), 5.24(1H, d, J=4.6Hz), 5.63,5.90(2H, ABq, J=14.2Hz), 5.82(2H, d, J=54.2Hz), 5.86(1H, d, J=4.6Hz), 7.87(1H, dd, J=8.2Hz, 6.2Hz), 8.79(1H, d, J=8.2Hz), 8.85(1H, d, J=6.2Hz), 8.87(1H, s)
IR(KBr)cm-1: 1774,1671,1617,1525,1393
元素分析C23H25N10O5S2F・1.4HCl・4.1H2Oとして
計算値: C,37.87; H,4.78; N,19.20; S,8.79; F,2.60; Cl,6.80
実験値: C,37.82; H,4.76; N,19.35; S,8.60; F,2.80; Cl,6.66
実施例6−4
(1)化合物26(0.66g,2.27mmol)をMeCN5mlに溶かし、室温攪拌下、化合物3d(2.29g,1.3当量)のMeCN10ml溶液を加えた後、1.5時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した残渣にEt2O70mlを加え、不溶物粉末を濾取して化合物36d(2.65g)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ: 1.36(9H, s), 1.50(9H, s), 2.15(2H, m), 2.80(3H, s), 3.23(2H, m), 3.45(2H, m), 3.77(3H, s), 4.35(2H, m), 4.50(4H, m), 5.09(1H, d, J=5.2Hz), 5.29(2H, s), 6.11,5.59(2H, ABq, J=13.9Hz), 5.95(1H, dd, J=8.6Hz, 5.2Hz), 6.94(2H, d, J=8.6Hz), 7.38(2H, d, J=8.6Hz), 7.96(1H, dd, J=8.2Hz, 5.8Hz), 8.86(1H, d, J=5.8Hz), 9.04(1H, d, J=8.2Hz), 9.10(1H, s),9.74(1H, d, J=8.6Hz), 12.62(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1782,1710,1680,1545,1515,1460
(2)化合物36d(2.65g,2.48mmol)をCH2Cl245ml、MeNO220mlに溶かし氷冷した。これにアニソール(3.24ml,12当量)およびTiCl4(2.73ml,10当量)を加え5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸60ml、Et2O120ml中に注ぎ攪拌した。水層を分取しEt2O300mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物37d(0.48g,26%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 2.43(2H, m), 2.75(3H, s), 319(2H, t, J=8.4Hz), 3.32, 3.65(2H, ABq, J=18.0Hz), 4.66(6H, m), 5.26(1H, d, J=5.1Hz), 5.65, 5.92(2H, ABq, J=14.6Hz), 5.87(1H, d, J=5.1Hz), 7.90(1H, dd, J=8.4Hz, 6.3Hz), 8.81(1H, d, J=8.4Hz), 8.87(1H, d, J=6.3Hz), 8.89(1H, s)
元素分析C24H27N10O5S2F・1.1HCl・4.0H2Oとして
計算値: C,39.44; H,4.99; N,19.17; S,8.77; F,2.60; Cl,5.34
実験値: C,39.46; H,5.02; N,19.48; S,8.71; F,2.56; Cl,5.36
実施例7
(1)化合物32(0.78g,1.79mmol)をMeCN17mlに溶かし室温攪拌下、化合物3b(1.50g,1.1当量)を加えた後、1.5時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した残渣にEt2O80mlを加え、不溶物粉末を濾取して化合物38b(1.77g,83%)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 0.54(6H, q, J=8.1Hz), 0.89(9H, t, J=8.1Hz), 1.24(3H, t, J=6.9Hz), 1.38(9H, s), 1.51(9H, s), 2.10(2H, m), 3.25(8H, m), 3.60(2H, m), 3.76(3H, s), 4.20(2H, q, J=6.9Hz), 4.45(2H, m), 5.10(1H, d, J=4.8Hz), 5.29(2H, s), 5.59, 6.10(2H, ABq, J=14.4Hz), 5.94(1H, dd, J=8.4Hz, 4.8Hz), 6.94(2H, d, J=8.7Hz), 7.38(2H, J=8.7Hz), 7.96(1H, dd, J=9.0Hz, 5.4Hz), 8.86(1H, d, J=5.4Hz),9.04(1H, d, J=9.0Hz), 9.10(1H, s), 9.67(1H, d, J=8.4Hz), 12.59(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1770,1710,1680,1540,1455,1370
(2)化合物38b(1.75g,1.47mmol)をCH2Cl228ml、MeNO27mlに溶かし、−20℃に冷却した。これにアニソール(1.91ml,12当量)およびAlCl3-MeNO2溶液(1M,14.7ml,10当量)を加え−5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸35ml、Et2O70mlの混液へ注ぎ攪拌した。水層を分取し、Et2O120mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物39b(0.13g,12%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 1.30(3H, t, J=6.9Hz), 2.42(2H, m), 3.22(4H, m), 3.31, 3.64(2H, ABq, J=18.2Hz), 3.83(2H, t, J=5.4Hz), 4.33(2H, q, J=6.9Hz), 4.65(2H, t, J=6.6Hz), 5.23(1H, d, J=4.8Hz), 5.62, 5.90(2H, ABq, J=14.6Hz), 5.86(1H, d, J=4.8Hz), 7.89(1H, dd, J=8.1Hz, 6.6Hz), 8.80(1H, d, J=8.1Hz), 8.84(1H, d, J=6.6Hz), 8.88(1H, s)
IR(KBr)cm-1: 1773,1669,1611,1527,1388
元素分析C25H30N10O6S2・1.1HCl・5.2H2Oとして
計算値: C,39.27; H,5.48; N,18.32; S,8.29; Cl,5.10
実験値: C,39.24; H,5.59; N,18.13; S,8.39; Cl,5.32
実施例8−1〜実施例8−2の反応スキームを以下に示す。
実施例8−1
(1)化合物33(1.9g,5.93mmol)をMeCN57mlに溶かし、室温攪拌下、化合物3b(4.95g,1.1当量)のMeCN20ml溶液を加えた後、3時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣を(i-Pr)2O500ml中に攪拌下加え、析出した沈殿を濾取して化合物40b(6.07g,95%)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.24(3H, t, J=6.8Hz), 1.36(9H, s), 1.51(9H, s), 2.12(2H, m), 3.35(8H, m), 3.77(3H, s), 4.20(2H, q, J=6.8Hz), 4.45(2H, m), 5.10(1H, d, J=4.9Hz), 5.29(2H, s), 5.59, 6.11(2H, ABq, J=14.5Hz), 5.94(1H, dd, J=8.4Hz, 4.9Hz), 6.94(2H, d, J=8.8Hz), 7.38(2H, d, J=8.8Hz), 7.95(1H, dd, J=7.7Hz, 6.2Hz), 8.86(1H, d, J=6.2Hz), 9.03(1H, d, J=7.7Hz), 9.10(1H, s), 9.66(1H, d, J=8.4Hz), 12.58(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1790,1715,1545,1460,1380
(2)化合物40b(6.05g,5.6mmol)をCH2Cl2120ml、MeNO286mlに溶かし、−20℃に冷却した。これにアニソール(7.30ml,12当量)およびAlCl3-MeNO2溶液(1M,56ml,10当量)を加え−5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸120ml、Et2O240mlの混液へ注ぎ攪拌した。水層を分取し、Et2O120mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物39b(1.81g,42%)を得た。物性データは実施例7と一致した。
実施例8−2
(1)化合物33(0.70g,2.2mmol)をMeCN30mlに溶かし、室温攪拌下化合物3c(1.85g,1.1当量)のMeCN7ml溶液を加えた後、3時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣をi-Pr2O200ml中に攪拌下加え、析出した沈殿を濾取して化合物40c(2.01g,84%)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.36(9H, s), 1.51(9H, s), 2.12(2H, m), 3.35(8H, m), 3.77(3H, s), 4.47(2H, m), 5.12(1H, d, J=4.9Hz), 5.29(2H, s), 5.60, 6.11(2H, ABq, J=14.3Hz), 5.81(2H, d, J=55.0Hz), 5.96(1H, m), 6.94(2H, d, J=8.6Hz), 7.38(2H, d, J=8.6Hz), 7.90(1H, dd, J=8.2Hz, 6.3Hz), 8.86(1H, d, J=6.3Hz), 9.03(1H, d, J=8.2Hz), 9.10(1H, s), 9.87(1H, d, J=8.2Hz), 12.65(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1785,1710,1545,1460,1245
(2)化合物40c(2.01g,1.86mmol)をCH2Cl234ml、MeNO217mlに溶かし氷冷した。これにアニソール(2.4ml,12当量)およびTiCl4(2.0ml,10当量)を加え5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸40ml、Et2O90ml中に注ぎ攪拌した。水層を分取しEt2O300mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物39c(0.49g,35%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 2.44(2H, m), 3.22(4H, m), 3.30, 3.65(2H, ABq, J=16.0Hz), 3.84(2H, t, J=7.1Hz), 4.65(2H, t, J=5.7Hz), 5.25(1H, d, J=4.7Hz), 5.63, 5.89(2H, ABq, J=15.3Hz), 5.84(2H, d, J=54.2Hz), 5.87(1H, d, J=4.7Hz), 7.89(1H, dd, J=8.2Hz, 6.4Hz), 8.80(1H, d, J=8.2Hz), 8.86(1H, d, J=6.4Hz). 8.88(1H, s)
IR(KBr)cm-1: 1778,1675,1616,1525,1386
元素分析C24H27N10O6S2F・1.1HCl・4.0H2Oとして
計算値: C,38.60; H,4.87; N,18.75; S,8.59; F,2.54; Cl,5.22
実験値: C,38.67; H,4.84; N,18.57; S,8.24; F,2.37; Cl,5.13
実施例9−1〜実施例9−2の反応スキームを以下に示す。
実施例9−1
(1)化合物23(247mg,1.3mmol)をDMF7mlに溶かし氷冷、攪拌下、化合物3b(1.28g,1.3当量)を加えた後、室温にて1時間攪拌した。Et2O400mlを攪拌しながら、ここへ反応液をゆっくり加えた。析出した沈殿を濾取して化合物41b(1.32g)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.24(3H, t, J=7.0Hz), 1.51(9H, s), 2.68(3H, d, J=4.6Hz), 3.54(2H, m), 3.77(3H, s), 4.20(2H, q, J=7.0Hz), 5.15(1H, d, J=5.0Hz), 5.27(2H, s), 5.59, 6.14(2H, ABq, J=14.8Hz), 5.93(1H, dd, J=8.2Hz, 5.0Hz), 6.93(2H, d, J=8.6Hz), 7,37(2H, d, J=8.6Hz), 7.96(1H, dd, J=9.0Hz, 5.6Hz), 8.38(1H, d, J=9.0Hz), 8.87(1H, d, J=5.6Hz), 9.00(1H, s), 9.68(1H, d, J=8.2Hz), 12.59(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1785,1715,1680,1550,1460
(2)化合物41b(1.31g,1.38mmol)をCH2Cl228ml、MeNO29mlに溶かし、−20℃に冷却した。これに(アニソール1.8ml,12当量)およびAlCl3-MeNO2溶液(1M,13.8ml,10当量)を加え−5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸70ml、Et2O140mlの混液へ注ぎ攪拌した。水層を分取し、Et2O120mlで洗浄後、HP−20で精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物42b(0.45g,49%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 1.29(3H, t, J=7.0Hz), 2.81(3H, s), 3.28, 3.61(2H, ABq, J=18.1Hz), 4.31(2H, q, J=7.0Hz), 5.22(1H, d, J=5.0Hz), 5.34(2H, s), 5.67, 5.91(2H, ABq, J=14.8Hz), 5.86(1H, d, J=5.0Hz), 7.88(1H, dd, J=8.0Hz, 6.2Hz), 8.66(1H, d, J=8.0Hz), 8.83(1H, s),8.90(1H, d, J=6.2Hz)
IR(KBr)cm-1: 1773, 1673, 1613, 1385
元素分析C23H24N10O6S2・3.7H2Oとして
計算値: C,41.40; H,4.74; N,20.99; S,9.61
実験値: C,41.37; H,4.69; N,21.34; S,9.56
実施例9−2
(1)化合物23(476mg,2.5mmol)をDMF10mlに溶かし氷冷攪拌下、化合物3c(2.29g,1.2当量)を加えた後、室温にて1時間攪拌した。Et2O500mlを攪拌しながらここへ反応液をゆっくり加えた。析出した沈殿を濾取して化合物41c(2.81g)を得た。
1H-NMR(d6-DMSO)δ: 1.51(9H, s), 2.68(3H, d, J=4.2Hz), 3.5(2H, m), 3.77(3H, s), 5.15(1H, d, J=4.8Hz), 5.27(2H, s), 5.59, 6.14(2H, ABq, J=15.0Hz), 5.82(2H, d, J=56.0Hz), 5.96(1H, m), 6.93(2H, d, J=8.4Hz), 7.37(2H, d, J=8.4Hz), 7.96(1H, dd, J=9.0Hz, 5.6Hz), 8.37(1H, d, J=5.6Hz), 8.87(1H, d, J=9.0Hz), 8.90(1H, d, J=8.2Hz), 9.01(1H, s),12.67(1H, s)
IR(Nujol)cm-1: 1780,1705,1660,1455,1370
(2)化合物41c(2.38g,2.5mmol)をCH2Cl250ml、MeNO225mlに溶かし氷冷した。これにアニソール(3.26ml,12当量)およびTiCl4(2.75ml,10当量)を加え5℃で1時間攪拌した。反応液を0.25N塩酸200ml、Et2O300ml中に注ぎ攪拌した。水層を分取しEt2O300mlで洗浄後、HP−20SS樹脂カラムクロマトグラフィーで精製し、溶出部を凍結乾燥することにより化合物42c(0.60g,36%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ: 2.81(3H, s), 3.26, 3.61(2H, ABq, J=18.1Hz), 5.23(1H, d, J=4.8Hz), 5.33(2H, s), 5.67,5.91(2H, ABq, J=14.8Hz), 5.82(2H, d, J=53.4Hz), 5.85(1H, d, J=4.8Hz), 7.87(1H, dd, J=8.2Hz, 5.8Hz), 8.65(1H, d, J=8.2Hz), 8.82(1H, s), 8.90(1H, d, J=5.8Hz)
IR(KBr)cm-1: 1774,1675,1613,1527,1387
元素分析C22H21N10O6S2F・3.2H2Oとして
計算値: C,39.90; H,4.17; N,21.15; S,9.68; F,2.87
実験値: C,39.91; H,4.25; N,21.32; S,9.84; F,2.68
参考例13〜33で得られた原料を用いて以下の実施例10〜33の化合物を合成した。
実施例10
(1)参考例13の化合物43(0.264g,1.5mmol)をDMF7mlに溶かし、氷冷、攪拌下、化合物3b(1.48g,1.3当量)のMeCN4ml溶液を加えた後、室温にて1.5時間攪拌する。反応液からMeCNを減圧留去した残渣をEt2O400mlに攪拌下ゆっくり加える。析出した沈殿を濾取すれば化合物75b(1.41g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6) δ :1.24(3H,t,J=7.2Hz), 1.51(9H,S), 3.77(3H,S), 4.20(2H,q,J=7.2Hz), 5.13(1H,d,J=5Hz), 5.28(2H,m), 5.58,6.14(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.93(1H,dd,J=8.6Hz,5Hz), 6.93(2H,d,J=8.8Hz), 7.34(2H,d,J=8.8Hz), 7.57(1H,S), 7.88(1H,S), 7.96(2H,m), 8.88(1H,m), 9.01(1H,S), 9.68(1H,d,J=8.6Hz), 12.59(1H,S)
IR(CHCl2)cm-1:3250,1780,1710,1680,1550,1390
(2)化合物75b(1.40g,1.5mmol)をCH2Cl230ml、MeNO210mlに溶かし−20℃に冷却、攪拌する。ここへアニソール(1.95ml,12当量)および1モルAlCl3のMeNO2溶液(15ml,10当量)を加え、−5℃で30分攪拌する。反応液を0.25N塩酸70ml、Et2O140mlの混液へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O140mlで洗浄後HP−20で精製精製、次いで凍結乾燥することにより化合物76b(0.42g,収率43%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :1.29(3H,t,J=7Hz), 3.28,3.61(2H,ABq,J=18Hz), 4.31(2H,q,J=7Hz), 5.22(1H,d,J=4.6Hz), 5.40(2H,S), 5.66,5.91(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.86(1H,d,J=4.6Hz), 7.89(1H,dd,J=6.2Hz,8.4Hz), 8.69(1H,d,J=8.4Hz), 8.83(1H,S), 8.90(1H,d,J=6.2Hz)
IR(KBr)cm-1:1770,1684,1613,1525
元素分析:C22H22N10O6S2・3.5H2O
計算値 C,40.67; H,4.50; N,21.56; S,9.87
実験値 C,40.66; H,4.18; N,21.39; S,9.92
実施例11
(1)参考例13の化合物43(0.529g,3mmol)をDMF14mlに溶かし、氷冷、攪拌下、化合物3c(2.38g,1.2当量)のMeCN3mlを加えた後、室温にて2時間攪拌する。反応液からMeCNを減圧留去した残渣をEt2O600ml中に攪拌下ゆっくり加える。析出した沈殿を濾取すれば化合物75c(2.64g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.51(9H,S), 3.77(3H,S), 5.15(1H,d,J=5Hz), 5.26(2H,m), 5.59,6.12(2H,ABq,J=14.5Hz), 5.82(2H,d,J=56.4Hz), 6.93(2H,d,J=8.6Hz), 7.57(1H,S), 7.93(3H,m), 7.37(2H,d,J=8.6Hz), 8.88(1H,m), 9.01(1H,S), 9.89(1H,d,J=8.6Hz), 12.66(1H,S)
IR(CHCl3)cm-1:1775,1715,1670,1545,1385
(2)化合物75c(2.63g,3.14mmol)をCH2Cl260ml、MeNO230mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(4.09ml,12当量)、TiCl4(3.45ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N塩酸200ml、Et2O280mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O280mlで洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物76c(0.50g,収率25%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ :3.26,3.61(2H,ABq,J=18.0Hz), 5.23(2H,d,J=5Hz), 5.39(2H,S), 5.65,5.90(2H,ABq,J=14.0Hz), 5.81(2H,d,J=53.6Hz), 5.86(1H,d,J=5Hz), 7.87(1H,dd,J=8.4Hz,6.2Hz), 8.68(1H,d,J=8.4Hz), 8.82(1H,S), 8.90(1H,d,J=6.2Hz)
IR(KBr)cm-1:1770,1684,1614,1525,1487,1463
元素分析:C21H19N10O6S2F・3.6H2O
計算値 C,38.48; H,4.03; N,21.37; S,9.78; F,2.90
実験値 C,38.46; H,3.73; N,21.16; S,9.55; F,2.74
実施例12
(1)参考例14の化合物44(0.245g,1.2mmol)、化合物3b(1.18g,1.3当量)をDMF8mlに溶かし、室温にて1.5時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中にゆっくり加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物77b(1.26g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.24(3H,t,J=7Hz), 1.51(9H,S), 2.91(3H,S), 3.14(3H,S), 3.77(3H,S), 4.20(2H,q,J=7Hz), 5.14(1H,d,J=5Hz), 5.25,5.31(2H,ABq,J=12.2Hz), 5.59(4H,m), 5.93(1H,dd,J=5Hz), 5.93(2H,d,J=8.4Hz), 7.37(2H,d,J=8.4Hz), 7.95(2H,m), 8.89(1H,m), 8.93(1H,S), 9.68(1H,d,J=8.2Hz), 12.59(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1785,1715,1660,1545,1460,1379
(2)化合物77b(1.24g,1.29mmol)をCH2Cl226ml,CH3NO28mlに溶かし−20℃に冷却、攪拌する。ここへアニソール(1.68ml,12当量),1モルAlCl3/MeNO2溶液(12.9ml,10当量)を加え、−5℃で30分攪拌する。反応液を0.25N HCl70ml/Et2O140mlの混液へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O140ml洗浄後、HP−20で精製精製、次いで凍結乾燥することにより化合物78b(0.37g,収率45%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :1.29(3H,t,J=7Hz), 2.30(3H,S), 3.21(3H,S), 3.27,3.61(2H,ABq,J=19.6Hz), 4.31(2H,q,J=7Hz), 5.22(1H,d,J=5Hz), 5.58(2H,S), 5.66,5.90(2H,ABq,J=14.8Hz), 5.86(1H,d,J=5Hz), 7.87(1H,dd,J=8.2Hz,6Hz), 8.61(1H,d,J=8.2Hz), 8.76(1H,S), 8.89(1H,d,J=6Hz)
IR(KBr)cm-1:1774,1654,1524,1463,1384
元素分析:C24H24N10O6S2・4.2H2O
計算値 C,41.76; H,5.02; N,20.29; S,9.29
実験値 C,41.83; H,4.94; N,20.47; S,9.47
実施例13
(1)参考例14の化合物44(0.408g,2mmol)、化合物3c(1.83g,1.2当量)をDMF13mlに溶かし、室温にて1.5時間攪拌する。反応液をEt2O500ml中にゆっくり加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物77c(2.05g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.52(9H,S), 2.91(3H,S), 3.15(3H,S), 3.77(3H,S), 5.16(1H,d,J=4.8Hz), 5.30(2H,m), 6.00(2H,m), 5.8(2H,d,J=55Hz), 6.93(2H,d,J=8.6Hz), 7.37(2H,d,J=8.6Hz), 7.96(2H,m), 8.87(1H,m), 8.93(1H,S), 12.67(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1785,1710,1660,1460,1379
(2)化合物77c(2.03g,2mmol)をCH2Cl240ml,MeNO220mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(2.61ml,12当量),TiCl4(2.20ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl200ml/Et2O300mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O200mlで洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物78c(0.27g,収率20%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :3.0(3H,S), 3.21(3H,S), 3.26,3.61(2H,ABq,J=18.1Hz), 5.23(1H,d,J=4.8Hz), 5.58(2H,S), 5.81(2H,d,J=54.2Hz), 5.66,5.90(2H,ABq,J=14.8Hz), 5.86(1H,d,J=4.8Hz), 7.86(1H,dd,J=8.2Hz,6.2Hz), 8.60(1H,d,J=8.2Hz), 8.76(1H,S), 8.89(1H,d,J=6.2Hz)
IR(KBr)cm-1:1773,1651,1527,1461,1463,1394
元素分析:C32H23N10O6S2F・4.1H2O
計算値 C,39.89; H,4.54; N,20.23; S,9.26; F,2.74
実験値 C,39.93; H,4.58; N,20.40; S,9.34; F,2.68
実施例14
(1)参考例15の化合物45(0.507g,1.3mmol)、化合物3b(1.28g,1.3当量)をDMF8mlに溶かした後、3℃、16時間攪拌する。反応液を300mlのEt2O中に攪拌下、加え析出する沈殿を濾取すれば化合物79b(1.16g,収率78%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.25(3H,t,J=7Hz), 1.40(9H,S), 1.51(9H,S), 3.78(3H,S), 4.22(2H,q,t=7Hz), 5.15(1H,q,J=5Hz), 5.60,6.15(2H,ABq,J=14.2Hz), 5.95(1H,dd,J=9Hz,5Hz), 6.94(2H,d,J=8.6Hz), 7.38(2H,d,J=8.6Hz), 7.95(1H,m), 8.88(1H,m), 9.02(1H,S), 9.68(1H,d,J=9Hz), 12.6(1H,S)
IR(CHCl3)cm-1:1780,1715,1680,1545,1515
(2)化合物79b(1.16g,1.01mmol)をCH2Cl220ml、MeNO27mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(1.32ml,12当量),1mol AlCl3/MeNO2(10.1ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl50ml/Et2O100mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O100ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物80b(0.12g,収率15%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ:1.27(3H,t,J=7Hz), 4.30(2H,d,J=7Hz), 5.20(1H,d,J=4.6Hz), 5.33(2H,S), 5.63,5.89(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.84(1H,d,J=4.6Hz), 7.86(1H,dd,J=8.2Hz,6.6Hz), 8.64(1H,d,J=8.2Hz), 8.80(1H,S), 8.88(1H,d,J=6.6Hz)
IR(KBr)cm-1:1772,1671,1612,1526,1462,1385
元素分析:C27H32N12O7S2・4.6H2O
計算値 C,41.92; H,4.07; N,21.73; S,8.29
実験値 C,41.41; H,5.09; N,21.26; S,8.47
実施例15
(1)参考例16の化合物46(0.318g,1.51mmol)、化合物3b(1.38g,1.2当量)をDMF7mlに溶かし、室温で45分攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物81b(1.48g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6) δ :1.24(3H,t,J=7.2Hz), 1.51(9H,S), 3.76(3H,S), 4.20(2H,q,J=7.2Hz), 5.11(1H,d,J=5Hz), 5.29(2H,m), 5.60,6.14(2H,ABq,J=18.6Hz), 6.0(3H,m), 6.93(2H,d,J=8.6Hz), 7.38(2H,d,J=8.6Hz), 7.60(1H,d,J=7.2Hz), 7.89(4H,m), 8.50(1H,m), 8.9(2H,m), 9.19(1H,S), 9.67(1H,d,J=8.2Hz), 12.59(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1790,1715,1675,1550,1461,1380
(2)化合物81b(1.46g,1.5mmol)/CH2Cl230ml,MeNO210mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール1.97ml(12当量),1molAlCl3/MeNO2(15ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl70ml/Et2O140mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O140ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物82b(0.40g,収率38%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :1.30(3H,t,J=7.4Hz), 3.32,3.64(2H,ABq,J=18.2Hz), 4.32(2H,q,J=7.4Hz), 5.24(1H,d,J=5Hz), 5.69,5.94(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.86(1H,d,J=5Hz), 5.95(2H,S), 7.59(2H,m), 7.82(1H,dd,J=8.2Hz,6.2Hz), 8.06(1H,m), 8.52(1H,m), 8.55(1H,d,J=8.2Hz), 8.89(1H,d,J=6.2Hz), 8.98(1H,S)、
IR(KBr)cm-1:1776,1672,1617,1525,1483,1461,1438
元素分析:C26H24N10O6S2・0.3HCl,3.6H2O
計算値 C,44.84; H,4.56; N,20.11; S,9.21; Cl,1.53
実験値 C,44.80; H,4.58; N,20.13; S,9.05; Cl,1.69
実施例16
(1)参考例16の化合物46(0.42g,2mmol)、化合物3c(1.83g,1.2当量)をDMF8mlに溶かし、室温1時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物81c(2.12g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.51(9H,S), 3.76(3H,S), 5.13(1H,d,J=5.2Hz), 5.28(2H,m), 5.66(2H,m), 5.92(3H,m), 6.92(2H,d,J=8.4Hz), 7.37(2H,d,J=8.4Hz), 7.60(1H,d,J=7.8Hz), 7.93(2H,m), 8.49(1H,m), 8.84(1H,d,J=6.8Hz), 8.94(1H,d,J=8.2Hz), 9.20(1H,S), 12.7(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1785,1710,1655,1540,1459,1375
(2)化合物81c(2.11g,2.17mmol)をCH2Cl240ml,MeNO220mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(2.83ml,12当量),TiCl4(2.38ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl120ml/Et2O250mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O250ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物82c(0.34g,収率22%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :3.31,3.64(2H,ABq,J=17.4Hz), 5.24(1H,q,J=5Hz), 5.69,5.94(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.88(1H,d,J=5Hz), 5.83(2H,d,J=58Hz), 5.97(1H,S), 7.62(2H,m), 7.80(1H,dd,J=8.2Hz,6.2Hz), 8.11(1H,m), 8.54(2H,m), 8.88(1H,d,J=6.2Hz), 8.97(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1775,1676,1616,1525,1484,1462,1438
元素分析:C25H21N10O5S2F・0.6HCl,3.6H2O
計算値 C,42.21; H,4.08; N,19.69; S,9.01; F,2.67; Cl,2.99
実験値 C,42.29; H,4.13; N,19.63; S,8.79; F,2.62; Cl,2.95
実施例17
(1)参考例17の化合物48(0.45g,1.71mmol)、実施例10の化合物3b(1.69g,1.3当量)をDMF7mlに溶かし、室温1時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物83b(2.03g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.22(9H,S), 1.23(3H,t,J=7Hz), 1.50(9H,S), 3.77(3H,S), 4.19(2H,q,J=7Hz), 4.52(2H,m), 5.09(1H,d,J=5.2Hz), 5.29(2H,m), 5.62,6.09(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.94(1H,dd,J=8.2Hz,5.2Hz), 6.95(2H,d,J=9Hz), 7.39(2H,d,J=9Hz), 7.98(1H,m), 8.88(1H,d,J=6.2Hz), 8.96(1H,d,J=8.2Hz), 9.01(1H,S), 9.65(1H,d,J=8.2Hz), 12.59(1H,S)
IR(CHCl3)cm-1:1780,1720,1695,1545,1518,1390
(2)化合物83b(1.83g,1.79mmol)をCH2Cl236ml,MeNO212mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(2.34ml,12当量),1molAlCl3/MeNO2(17.9ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl80ml/Et2O160mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O160ml洗浄洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物84b(0.44g,収率35%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :1.31(3H,t,J=7.2Hz), 3.32,3.63(2H,ABq,J=17.7Hz), 3.67(3H,m), 4.33(2H,q,J=7.2Hz), 4.91(2H,t,J=6Hz), 5.22(1H,d,J=5Hz), 5.64,5.94(2H,ABq,J=14.8Hz), 5.85(1H,d,J=5Hz), 7.92(1H,dd,J=8.2Hz,6.4Hz), 8.86(1H,d,J=8.2Hz), 8.87(1H,d,J=6.4Hz), 8.92(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1772,1669,1634,1524,1488,1464
元素分析:C22H34N10O5S2・1.4HCl,3.9H2O
計算値 C,38.08; H,4.82; N,20.18; S,9.24; Cl,7.15
実験値 C,38.04; H,4.96; N,19.80; S,9.09; Cl,7.11
実施例18
(1)参考例19の化合物53(0.59g,1.94mmol)のMeCN5ml溶液中に氷冷下攪拌しながら化合物3b(1.62g,1.1当量)のMeCN10ml溶液を加え、室温で1.5時間攪拌する。反応液から減圧でMeCNを留去した残渣にEt2O70mlを加えて攪拌した後、沈殿を濾取すれば化合物85b(1.69g,収率82%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.05(3H,m), 1.23(3H,t,J=6.6Hz), 1.35(9H,S), 1.51(9H,S), 2.1(2H,m), 3.19(4H,m), 3.76(3H,S), 4.20(2H,q,J=7.2Hz), 4.45(2H,m), 5.1(1H,d,J=4.8Hz), 5.27,5.31(2H,ABq,J=12.3Hz), 5.96(1H,dd,J=8.7Hz,4.8Hz), 5.59,6.11(2H,ABq,J=14.7Hz), 6.93(2H,d,J=8.7Hz), 7.38(2H,d,J=8.7Hz), 7.96(1H,m), 8.86(1H,d,J=6.3Hz), 9.03(1H,d,J=8.1Hz), 9.11(1H,S), 9.68(1H,d,J=8.7Hz), 12.59(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1780,1715,1680,1545,1460,1380
(2)化合物85b(1.67g,1.57mmol)をCH2Cl230ml,MeNO28mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(2.05ml,12当量),1molAlCl3/MeNO2(15.7ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl40ml/Et2O80mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O80ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物86b(0.40g,収率33%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :1.29(6H,m), 2.40(2H,m), 312(4H,m), 3.34,3.65(2H,ABq,J=18.4Hz), 4.33(2H,q,J=7.2Hz), 4.64(2H,t,J=7Hz), 5.25(1H,d,J=4.6Hz), 5.70,5.94(2H,ABq,J=14.8Hz), 5.88(1H,d,J=4.6Hz), 7.89(1H,dd,J=8.2Hz,6.4Hz), 8.81(1H,d,J=8.2Hz), 8.85(1H,d,J=6.4Hz), 8.89(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1779,1671,1633,1526,1488,1463
元素分析:C25H30N10O5S2・1.8HCl,4.7H2O
計算値 C,39.24; H,5.44; N,18.31; S,8.38; Cl,8.34
実験値 C,39.25; H,5.20; N,18.30; S,8.43; Cl,8.53
実施例19
(1)参考例18の化合物50(0.44g,1.52mmol)、化合物3b(1.38g,1.2当量)をDMF7mlに溶かし、室温1時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下、加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物87b(1.51g,収率95%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.23(3H,t,J=7.5Hz), 1.36(9H,S), 1.51(9H,S), 1.85(2H,m), 2.95(2H,m), 3.77(3H,S), 4.20(2H,q,J=7.5Hz), 4.50(2H,m), 5.10(1H,d,J=4.5Hz), 5.27,5.30(2H,ABq,J=12.0Hz), 5.57,6.10(2H,d,J=14.6Hz), 5.95(1H,dd,J=8.4Hz,4.5Hz), 6.93(2H,d,J=8.7Hz), 7.38(2H,d,J=8.7Hz), 7.95(1H,m), 8.85(1H,d,J=6Hz), 9.03(1H,d,J=8.4Hz), 9.07(1H,S), 9.66(1H,d,J=8.4Hz), 12.6(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1790,1710,1690,1545,1460,1380
(2)化合物87b(1.49g,1.42mmol)をCH2Cl230ml,MeNO210mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(1.85ml,10当量),1molAlCl3/MeNO2(14.2ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl60ml/Et2O120mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O120ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物88b(0.28g,収率27%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :1.30(3H,t,J=7Hz), 1.75(2H,m), 2.05(2H,m), 3.04(2H,t,J=6.8Hz), 3.31,3.64(2H,ABq,J=18.1Hz), 4.33(2H,q,J=7Hz), 4.57(2H,t,J=7Hz), 5.23(1H,d,J=5Hz), 5.64,5.89(2H,ABq,J=14.8Hz), 5.85(1H,d,J=5Hz), 7.86(1H,dd,J=8.2Hz,6.6Hz), 8.78(1H,d,J=8.2Hz), 8.81(1H,d,J=6.6Hz), 8.85(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1774,1671,1617,1523,1489,1462
元素分析:C24H28N10O5S2・1.6HCl,4.3H2O
計算値 C,39.14; H,5.23; N,19.02; S,8.71; Cl,7.70
実験値 C,39.23; H,5.17; N,19.13; S,8.57; Cl,7.68
実施例20
(1)参考例20の化合物54(0.41g,1.3mmol)のMeCN4ml溶液を氷冷下攪拌しながら、化合物3b(1.08g,1.1当量)をMeCN8ml溶液を加え、室温1.5時間攪拌する。反応液からMeCNを減圧留去した残渣をEt2O60mlで洗浄すれば化合物89b(1.33g,収率95%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.23(3H,t,J=7.2Hz), .35(9H,S), 1.51(9H,S), 2.10(2H,m), 3.20(2H,m), 3.77(3H,S), 4.19(2H,q,J=7.2Hz), 4.45(2H,m), 5.11(3H,m), 5.29(1H,d,J=4.2Hz), 5.59,6.10(2H,ABq,J=14.7Hz), 5.79(2H,m), 6.93(2H,d,J=8.7Hz), 7.38(2H,d,J=8.7Hz), 7.96(1H,m), 8.86(1H,d,J=6.6Hz), 9.02(1H,d,J=8.4Hz), 9.10(1H,S), 9.67(1H,d,J=8.7Hz), 12.59(1H,S), 5.94(1H,dd,J=4.8Hz,8.7Hz)
IR(Nujol)cm-1:1760,1700,1665,1530,1500
(2)化合物89b(1.31g,1.22mmol)をCH2Cl223ml,MeNO26mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(1.59ml,12当量),1molAlCl3/MeNO2(12.2ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl30ml/Et2O160mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O60ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物90b(0.23g,収率25%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :1.30(3H,t,J=7.2Hz), 2.40(2H,m), 3.17(2H,m), 3.31,3.64(2H,ABq,J=18.0Hz), 3.667(2H,S), 4.32(2H,q,J=7.2Hz), 4.64(2H,t,J=7.5Hz), 5.23(1H,d,J=5.1Hz), 5.53(4H,m), 5.88(3H,m), 7.89(1H,dd,J=8.1Hz,6.3Hz), 8.79(1H,d,J=8.1Hz), 8.85(1H,d,J=6.3Hz), 8.87(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1774,1670,1613,1526,1488,1462
元素分析:C26H30N10O5S2・1.0HCl,5.0H2O
計算値 C,41.46; H,5.49; N,18.60; S,8.51; Cl,4.71
実験値 C,41.47; H,5.31; N,18.76; S,8.29; Cl,4.48
実施例21
(1)参考例21の化合物55(1.14g,2.19mmol)、化合物3b(2.0g,1.2当量)をMeCN20mlに溶かし、室温3時間攪拌する。反応液からMeCNを減圧留去した残渣をEt2O50mlで洗浄すれば化合物91b(2.64g,収率94%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.24(3H,t,J=7.2Hz), 1.38(9H,S), 1.43(18H,S), 1.51(9H,S), 2.06(2H,m), 3.77(3H,S), 4.20(2H,q,J=7.2Hz), 4.45(2H,m), 5.10(1H,d,J=5Hz), 5.29(2H,m), 5.60,6.11(2H,ABq,J=14.4Hz), 5.95(1H,dd,J=8.2Hz,5Hz), 6.94(2H,d,J=8.6Hz), 7.39(2H,d,J=8.6Hz), 7.97(1H,m), 8.87(1H,d,J=5.4Hz), 9.05(1H,d,J=8.2Hz), 9.10(1H,S), 9.69(1H,d,J=8.2Hz), 12.61(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1781,1715,1690,1545,1518
(2)化合物91b(2.62g,2.05mmol)をCH2Cl240ml,MeNO210mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(2.67ml,12当量),1molAlCl3/MeNO2(20.5ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl50ml/Et2O100mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O100ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物92b(0.23g,収率14%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ:1.31(3H,t,J=7Hz), 2.45(2H,m), 3.42(6H,m), 4.33(2H,q,J=7Hz), 4.66(2H,d,J=7.4Hz), 5.23(1H,d,J=5Hz), 5.61,5.91(2H,ABq,J=14.8Hz), 5.85(1H,d,J=5Hz), 7.89(1H,dd,J=8Hz,6.4Hz), 8.80(1H,d,J=8Hz), 8.84(1H,d,J=6.4Hz), 8.88(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1772,1668,1610,1524,1488,1462
元素分析:C25H31N11O5S2・2.2HCl,5.0H2O
計算値 C,37.53; H,5.44; N,19.26; S,8.02; Cl,9.75
実験値 C,37.53; H,5.41; N,19.47; S,7.96; Cl,9.77
実施例22
(1)参考例23の化合物58(0.36g,1.17mmol)、化合物3b(1.07g,1.2当量)をDMF6mlに溶かし、室温1.5時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物93b(1.14g,収率92%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.24(3H,t,J=7.2Hz), 1.36(9H,S), 1.51(9H,S), 2.95(2H,m), 3.77(3H,S), 4.20(2H,q,J=7.2Hz), 4.55(2H,m), 4.95(1H,d,J=5.4Hz), 5.10(1H,d,J=5.2Hz), 5.29(2H,S), 5.58,6.11(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.95(1H,dd,J=8.6Hz,5.2Hz), 6.94(2H,d,J=8.2Hz), 7.38(2H,d,J=8.2Hz), 7.95(1H,m), 8.85(1H,d,J=6.6Hz), 8.99(1H,d,J=8Hz), 9.68(1H,d,J=8.6Hz), 12.6(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1785,1710,1695,1680,1550,1515
(2)化合物93b(1.14g,1.07mmol)をCH2Cl220ml,MeNO27mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(1.40ml,12当量),1molAlCl3/MeNO2(10.7ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl40ml/Et2O80mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O80ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物94b(0.35g,収率41%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :1.30(3H,t,J=7Hz), 2.20(2H,m), 3.20(2H,m), 3.31,3.63(2H,ABq,J=18.3Hz), 3.88(1H,m), 4.33(2H,q,J=7Hz), 4.69(2H,t,J=6.2Hz), 5.23(1H,d,J=5Hz), 5.64,5.90(2H,ABq,J=14.1Hz), 5.86(1H,d,J=5Hz), 7.87(1H,dd,J=8.2Hz,6.2Hz), 8.79(1H,d,J=8.2Hz), 8.82(1H,d,J=6.2Hz), 8.87(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1772,1673,1632,1523,1489,1462
元素分析:C24H28N10O6S2・1.5HCl,4.5H2O
計算値 C,38.30; H,5.17; N,18.61; S,8.52; Cl,7.07
実験値 C,38.30; H,5.00; N,18.57; S,8.29; Cl,6.92
実施例23
(1)参考例25の化合物61(0.392g,1.34mmol)、化合物3b(1.22g,1.2当量)をDMF7mlに溶かし、室温1時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下、加え析出する沈殿を濾取すれば化合物95b(1.33g,収率94%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6) δ :1.23(3H,t,J=6.9Hz), 1.51(18H,S), 3.77(3H,S), 4.19(2H,q,J=6.9Hz), 5.61,6.09(2H,ABq,J=15.0Hz), 5.95(1H,dd,J=8.1Hz,5.0Hz), 6.95(2H,d,J=8.7Hz), 7.39(2H,d,J=8.7Hz), 8.01(1H,m), 8.88(1H,d,J=6.6Hz), 8.98(1H,d,J=10.8Hz), 9.67(1H,d,J=8.1Hz), 12.59(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1785,1708,1680,1540,1515
(2)化合物95b(1.31g,1.25mmol)をCH2Cl225ml,MeNO28mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(1.63ml,12当量),1molAlCl3/MeNO2(12.5ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl50ml/Et2O100mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O100ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物96b(0.29g,収率31%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ:1.31(3H,t,J=7Hz), 3.33,3.64(2H,ABq,J=17.9Hz), 3.80(5H,m), 4.33(2H,q,J=7Hz), 4.88(2H,m), 5.23(1H,d,J=4.8Hz), 5.86(1H,d,J=4.8Hz), 5.65,5.96(2H,ABq,J=14.5Hz), 7.92(1H,dd,J=8.2Hz,6.6Hz), 8.86(1H,d,J=8.2Hz), 8.89(1H,d,J=6.6Hz), 8.92(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1772,1633,1523,1488,1463
元素分析:C23H26N10O6S2・1.5HCl,4.6H2O
計算値 C,37.31; H,5.01; N,18.92; S,8.66; Cl,7.19
実験値 C,37.33; H,4.93; N,18.93; S,8.58; Cl,7.32
実施例24
(1)参考例26の化合物62(0.36g,1.18mmol)、化合物3b(1.07g,1.2当量)をDMF8mlに溶かし、室温1.5時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物97b(1.26g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6) δ :1.23(3H,t,J=6.8Hz), 1.51(18H,S), 3.77(3H,S), 4.20(2H,q,J=6.8Hz), 6.94(2H,d,J=7Hz), 7.39(2H,d,J=7Hz), 8.0(1H,m), 8.73(1H,m), 8.90(1H,S), 8.98(1H,d,J=8.6Hz), 9.68(1H,d,J=8.4Hz), 12.61(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1785,1710,1690,1550,1515
(2)化合物97b(1.65g,1.69mmol)をCH2Cl230ml,MeNO210mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(2.20ml,12当量),1molAlCl3/MeNO2(16.9ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl60ml/Et2O120mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O120ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物98b(0.26g,収率21%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ:1.30(3H,t,J=7Hz), 3.33,3.64(2H,ABq,J=18.8Hz), 3.41(3H,S), 3.65(2H,m), 3.14(1H,m), 4.33(2H,q,J=7Hz), 4.89(2H,d,J=7Hz), 5.23(1H,d,J=4.6Hz), 5.67,5.96(2H,ABq,J=14.9Hz), 5.86(1H,d,J=4.6Hz), 7.93(1H,dd,J=8.2Hz,6.4Hz), 8.83(1H,d,J=8.2Hz), 8.89(1H,d,J=6.4Hz),8.91(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1774,1671,1633,1524,1488,1463
元素分析:C24H28N10O6S3・1.6HCl,4.0H2O
計算値 C,38.58; H,5.08; N,18.75; S,8.58; Cl,7.59
実験値 C,38.61; H,5.00; N,18.57; S,8.34; Cl,7.56
実施例25
(1)参考例27の化合物64(0.96g,3.17mmol)、化合物3b(2.89g,1.2当量)をDMF13mlに溶かし、室温1時間攪拌する。反応液をEt2O500ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物99b(3.36g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.24(3H,t,J=7Hz), 1.45(9H,S), 1.50(9H,S), 3.76(3H,S), 4.20(2H,q,J=7Hz), 5.11(1H,d,J=4.2Hz), 5.29(2H,S), 5.56,6.11(1H,ABq,J=14.6Hz), 5.94(1H,dd,J=8.2Hz,4.2Hz), 6.94(2H,d,J=8.6Hz), 7.39(2H,d,J=8.6Hz), 7.95(1H,m), 8.76(1H,d,J=6.4Hz), 9.10(1H,d,J=8.2Hz), 9.18(1H,S), 9.67(1H,d,J=8.2Hz), 12.59(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1785,1710,1665,1545
(2)化合物99b(3.36g,3.17mmol)をCH2Cl275ml,MeNO235mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(4.13ml,12当量),1molAlCl3/MeNO2(31.7ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl130ml/Et2O260mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O260ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物100b(0.62g,収率25%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ:1.30(3H,t,J=7.5Hz), 2.50(4H,m), 3.33(3H,m), 3.70(3H,m), 4.33(2H,q,J=7.5Hz), 5.07(1H,m), 5.23(1H,d,J=4.8Hz), 5.64,5.91(2H,ABq,J=14.7Hz), 5.85(1H,d,J=4.8Hz), 7.89(1H,m)8.85(2H,m), 8.98(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1773,1670,1616,1524,1460
元素分析:C25H28N10O5S2・1.4HCl,4.3H2O
計算値 C,40.51; H,5.17; N,18.90; S,8.65; Cl,6.70
実験値 C,40.52; H,5.20; N,18.91; S,8.48; Cl,6.48
実施例26
(1)参考例27の化合物64(0.454g,1.5mmol)、化合物3c(1.37g,1.2当量)をDMF6mlに溶かし、室温1時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物101c(1.64g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.44(9H,S), 1.51(9H,S), 2.10(4H,m), 3.77(3H,S), 4.19(1H,m), 5.12(1H,d,J=4.6Hz), 5.29(2H,S), 5.57,6.10(2H,ABq,J=13.6Hz), 6.93(2H,d,J=9Hz), 7.38(2H,d,J=9Hz), 7.95(1H,m), 8.86(1H,d,J=5.8Hz), 9.10(1H,d,J=7.8Hz), 12.68(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1790,1715,1690,1665,1550
(2)化合物101c(1.62g,1.52mmol)をCH2Cl227ml,MeNO214mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(1.98ml),TiCl4(1.67ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl80ml/Et2O160mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O160ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物102c(0.35g,収率30%)を得た。
1H-NMR(D2O) δ :2.50(4H,m), 3.34(3H,m), 3.70(3H,m), 5.05(1H,m), 5.23(1H,d,J=5Hz), 5.65,5.90(2H,ABq,J=16.6Hz), 5.82(2H,d,J=54.4Hz), 5.84(1H,d,J=5Hz), 7.87(1H,dd,J=8.2Hz,6.2Hz), 8.81(1H,d,J=8.2Hz), 8.87(1H,d,J=6.2Hz),8.99(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1774,1674,1616,1525,1460
元素分析:C24H25N10O5S2F・1.5HCl,2.6H2O
計算値 C,40.13; H,4.46; N,19.50; S,8.93; F,2.65; Cl,7.41
実験値 C,40.16; H,4.48; N,19.46; S,7.69; F,2.15; Cl,7.18
実施例27
(1)参考例27の化合物64(0.454g,1.5mmol)、化合物3d(1.51g,1.3当量)をDMF8mlに溶かし、室温1.5時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物103d(1.68g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ:1.44(9H,S), 1.50(9H,S), 3.77(2H,S), 5.10(1H,d,J=5z), 5.29(2H,S), 5.57,6.12(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.95(1H,dd,J=8.6Hz,5Hz), 6.94(2H,d,J=8.6Hz), 7.39(2H,d,J=8.6Hz), 7.96(1H,m), 8.87(1H,d,J=5.8Hz), 9.10(1H,d,J=8.6Hz), 9.18(1H,S), 9.74(1H,d,J=8.6Hz), 12.62(1H,S)
IR(Nujol)cm-1:1790,1719,1695,1680,1665,1555,1540,1519
(2)化合物103b(1.66g,1.54mmol)をCH2Cl227ml,MeNO214mlに溶かし冷却攪拌する。ここへアニソール(2.01ml,12当量),TiCl4(1.69ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl80ml/Et2O160mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O160ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物104b(0.35g,収率29%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ:2.50(4H,m), 3.35(3H,m), 3.69(3H,m), 5.25(1H,d,J=4.6Hz), 5.71,5.94(2H,ABq,J=14.8Hz), 5.87(1H,d,J=4.6Hz), 7.89(1H,dd,J=8.2Hz,6.4Hz), 8.84(1H,d,J=8.2Hz), 8.88(1H,d,J=6.4Hz), 9.00(1H,S)
IR(KBr)cm-1:1774,1671,1615,1524,1460
元素分析: C26H27N10O5S2F・1.6HC1,4.8H2O
計算値 C,38.71; H,4.97; N,18.06; S,8.27; F,2.45; C1,7.32
実験値 C,38.73; H,4.93; N,17.82; S,8.10; F,2.29; C1,7.23
実施例28
(1)参考例28の化合物66(0.41g,1.42mmol)、化合物3b(1.29g,1.2当量)をDMF10mlに溶かし、室温1.5時間攪拌する。反応液をEt2O300ml中に攪拌下加え、析出する沈殿を濾取すれば化合物105b(1.38g,収率93%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ :1.23(3H,t,J=7Hz), 1.38(9H,S), 1.50(1H,S), 3.77(3H,S), 4.19(2H,q,J=7Hz), 5.09(1H,d,J=5.2Hz), 5.57,6.10(2H,ABq,J=14.6Hz), 5.94(1H,dd,J=8.2Hz,4.6Hz), 6.94(2H,d,J=8.6Hz), 7.39(2H,d,J=8.6Hz), 7.95(1H,m), 8,86(1H,d,J=6.2Hz), 9.08(1H,d,J=8.2Hz), 9.68(1H,d,J=8.2Hz), 12.6(1H,S)
IR(Nujol)cm-1: 1790, 1715, 1680, 1550, 1520
(2)化合物105b(1.36g,1.3mmol)をCH2CL224ml,MeNO28mlに溶かし冷却撹拌する。ここヘアニソール(1.69ml,12当量),1mol AlCl3/MeNO2(13ml,10当量)を加え、5℃で1.5時間攪拌する。反応液を0.25N HCl 50ml/Et2O 0100mlの混液中へ注ぎ攪拌する。水層を分取しEt2O100ml洗浄後、HP−20で精製、次いで凍結乾燥することにより化合物106b(0.30g,収率31%)を得た。
1H-NMR(D2O)δ :1.30(3H,t,J=7Hz), 3.31,3.64(2H,ABq,J=17.6Hz), 5.23(1H,d,J=4.6Hz), 5.64,5.91(2H,ABq,J=15.4Hz), 5.86(1H,d,J=4.6Hz), 7.90(1H,dd,J=7.8Hz,6.4Hz), 8,80(1H,d,J=7.8Hz), 8.86(1H,d,J=6.4Hz), 8.89(1H, S)
IR(KBr)cm-1: 1773, 1670, 1616, 1524, 1487, 1463, 1450
元素分析: C24H26N10O3S2・1.6HCl,4.6H2O
計算値 C,38.95; H,5.02; N,18.93; S,8.67; C1,7.67
実験値 C,38.92; H,5.08; N,18.65; S,8.33; C1,7.55
実施例29
(1)化合物3c(19.1g,25mmol)、参考例31の化合物71(14.4g,1.2当量)をDMF40mlに溶かし、室温で2.5時間攪拌する。反応液を5%食塩水中に注ぎ析出する沈殿を濾取、乾燥後AcOEt洗浄することにより化合物107c(27.4g,収率96%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ :1.32(9H,s), 1.51(9H,S), 2.71(3H,S), 2.89(3H,S), 3.10(3H,S), 3.72(3H,S), 3.76(3H,S), 4.02(2H,m), 5.10(1H,d,J=4.8Hz), 5.20(4H,m), 5.82(2H,d,J=54.6Hz), 5.96(1H,dd,J=8.1Hz, 4.8Hz), 6,87(2H,q,J=8.4Hz), 6.95(2H,d,J=8.7Hz), 7.00(2H,d,J=8.4Hz), 7.38(2H,d,J=8.7Hz), 7.22(1H,m), 7.78(1H,m), 8.16(1H,m), 8.43(1H,m)
IR(CHCl3)cm-1: 1775, 1720, 1695, 1640, 1555, 1520
(2)化合物107c(9.99g,8.2mmol)のAcOH18ml溶液を62%硫酸42ml中に温度5℃に保ちながら加える。5℃で1時間攪拌した後反応液をi-PrOH中へ注ぎ析出する沈殿を濾取、次いで減圧乾燥する。次に沈殿をHP−20で精製精製した後、希硫酸の中から結晶化させると化合物108c(1.90g,収率27%)を、1硫酸塩の8水和物結晶として得た。
1NMR(D2O)δ :2.42(2H,m), 2.73(3H,S), 3.17(2H,t,J=7.6Hz), 3.30,3.64(2H,ABq,J=18.3Hz), 4.62(2H,t,J=7.4HZ), 5.25(1H,d,J=4.8HZ), 5.70,5.91(2H,ABq,J=13.0Hz), 5.82(2H,d,J=54.6Hz), 5.86(4.8Hz), 7.87(1H,dd,J=8.2Hz,6.4Hz), 8.80(1H,d,J=8.2Hz), 8.83(1H,d,J=6.4Hz), 8.88(1H,S)
IR(Nujol)δ: 1774, 1720, 1679, 1631, 1577, 1529, 1495, 1463, 1417
元素分析: S23H25N10O5S2F・1.OH2SO48.2H2O(含水率の理論値:17.02%)
計算値 C,34.48; H,5.14; N,16.47; S,11.31; F,2.23
実験値 C,32.57; H,5.00; N,16.49; S,11.31; F,2.22
(3)上記(2)で得られた8水和物結晶(31.7g)の水溶液45mlをHP-20でクロマトに付し、0.001N HCl水で展開して得られた流出液をpoly(4-vinylpyridine)樹脂と混ぜてpH4に調整後濾過した。次いで減圧にて100gまで濃縮後氷冷攪拌し、これに2N硫酸を加えてpH1.5に調整することにより、結晶を析出させた。一晩放置後、この結晶を濾取し、冷H2O,次いで冷H2O-EtOHで順次洗浄後、減圧乾燥することにより、化合物108cの1硫酸塩7水和物結晶(KF含水率:15.43%,論理値:15.21%)14gを得た。該7水和物結晶の粉末X線回折による回折パターンを以下の表Aに示す。
(測定条件)管球:Cu;管電圧:40KV;管電流:40mA;スキャンスピード:3.0°/min;ステップ:0.02°;開始角度:5°;終了角度40°
なお上記の1硫酸塩7水和物結晶(化合物108c-2)を乾燥すれば、4〜5水和物(含水率理論値:9.30〜11.36%)で安定化する傾向にあるが、少なくとも含水範囲が約4〜約7分子である結晶は、いずれも上記の回析角度(2θ)に主ピークを示すと考えられる。但し、その強度(I)は含水率によって変化し得る。また各結晶を含むバイアル製剤の経時安定性を試験した所、安定性は、4〜5水和物>7水和物>8水和物の順に高かった。
実施例30
(1)化合物3c(19.1g,25mmol)、参考例32の化合物72(13.2g,1当量)をDMF40mlに溶かし、室温で17時間攪拌する。反応液をジイソプロピルエーテル中に注ぎ析出する油状物を分離、減圧乾燥すれば化合物109c(34.4g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ :1.38(18H,s), 1.51(9H,S), 2.78(3H,S), 2.95(3H,S), 3.08(3H,S), 3.76(3H,S), 5.21(5H,m), 5.82(2H,d,J=55.6Hz), 5.95(1H,m), 6.95(2H,d,J=8Hz), 7.38(2H,d,J=8Hz), 7.73(1H,m), 8.24(1H,m), 8.49(1H,m),
IR(CHCl3)cm-1:1775, 1720, 1770, 1640, 1550, 1520, 1400
(2)化合物109c(9.7g,8.2mmol)、AcOH 18ml、62%硫酸42mlを使用して実施例29(2)と同じ処理を行うと、前記化合物108c(1.93g,収率28%)を得た。
実施例31
(1)化合物3c'(25.6g,38.7mmol)、参考例31の化合物71(22.3g,1.2当量)をジメチルアセトアミド50mlに溶かし、室温で3.5時間攪拌する。反応液を酢酸t−ブチルエステル中に注ぎ析出する沈殿を濾取すれば化合物110c(51.1g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ :1.32(9H,s), 1.56(2H,m), 2.70(3H,S), 2.79(3H,S), 3.10(3H,S), 3.72(3H,S), 3.76(3H,S), 4.00(2H,m), 5.08(1H,d,J=4.7Hz), 5.21(5H,m), 5.60(3H,m), 5.91(3H,m), 6.96(5H,m), 7.20(1H,m), 7.37(4H,d,J=8.7Hz), 7.78(1H,m), 8.18(2H,m), 9.76(1H,d,J=8.3Hz)
IR(CHCl3)cm-1:1785, 1720, 1685, 1640, 1620, 1520, 1400
(2)化合物110c(4.58g,4.1mmol)、AcOH 9ml、62%硫酸21mlを使用して実施例29(2)と同じ処理を行うと前記化合物108c(1.70g,収率49%)を得た。
実施例32
(1)化合物3c'(18.15g,27.4mmol)、参考例32の化合物72(13.1g,1.1当量)をジメチルアセトアミド40mlに溶かし、室温にて17時間攪拌する。反応液を5%食塩水中に注ぎ析出する沈殿を濾取すれば化合物111c(30.8g,収率100%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ :1.39(18H,S), 1.69(2H,m), 2.79(3H,S), 9.25(3H,S), 3.08(3H,S), 3.76(3H,S), 5.24(5H,m), 5.77(2H,d,J=55.5Hz), 5.91(2H,m), 6.95(2H,d,J=8.6Hz), 7.38(2H,d,J=8.6Hz), 7.74(1H,S), 8.22(2H,m), 8.50(1H,m)
IR(CHC3)cm-1:1790, 1695, 1645, 1520, 1400
(2)化合物111c(9.00g,8.2mmol)、AcOH 18ml、62%硫酸42mlを使用して実施例29(2)と同じ処理を行うと前記化合物108c(3.70g,収率53%)を得た。
実施例33
(1)参考例33の化合物73(502mg,1mmol)のジメチルアセトアミド1.2ml溶液に、化合物3c'(662mg,1当量)のジメチルアセトアミド1.2ml溶液を加え、室温8時間攪拌する。反応液を5%食塩水中に注ぎ析出する沈殿を濾取、乾燥すれば化合物112c(1.11g,収率95%)を得た。
1H-NMR(DMSO-d6)δ :1.28(9H,s), 2.70(3H,S), 2.90(3H,S), 3.05(3H,S), 3.76(3H,S), 5.15(1H,d,J=4.8Hz), 5.20(3H,m), 5.57(3H,m), 5.78(2H,d,J=55.2Hz), 5.92(1H,dd,J=8.4Hz,4.8Hz), 6.94(2H,d,J=8.4Hz), 7.20〜7.39(13H,m), 7.70(1H,m), 8.23(1H,m), 8.43(1H,S)
IR(CHCl3)cm-1:1780, 1675, 1635, 1650, 1510
(2)化合物112c(2.63g,2.25mmol)、AcOH 5.2ml、62%硫酸16gを使用して実施例29(2)と同じ処理を行うと前記化合物108c(0.96g,収率50%)を得た。
実施例34
化合物(I)を前記の一般的製法(2)に準じてさらに合成した。化合物(I)の構造と3位鎖側原料である化合物(IV)の合成法(前記A〜F)を表1に、NMR、IR、および元素分析の結果を表2〜4に示す。
試験例
本化合物(I)の各種細菌に対するMIC値(最小発育阻止濃度)を、常法に従い寒天希釈法(agar dilution method)により求めた。結果を表5に示す。なお対照化合物としては、特開平3−47189に記載の塩酸セフォゾプラン(CZOP)、特開平7−196665、WO97/41128等に記載の硫酸セフォセリス(CFSL)、3位側鎖がイミダゾ〔4,5−c〕ピリジニウムメチル型である化合物Aやバンコマイシン等を用いた。また表中例えば、“Ex5-3”は、実施例5-3で得られた最終化合物を意味し、他の同様である。
上記結果は、本化合物(I)がMRSA(S.aureus SR3626,S.aureus SR3627)を含む各種細菌に対して強い抗菌作用を有することを示す。
製剤例1
実施例6−3(2)で得られた化合物37cを凍結乾燥することによって、注射剤を得る。
製剤例2
実施例29(2)で得られた化合物108cを粉末充填することによって、注射剤を得る。
産業上の利用可能性
本化合物は、抗菌剤として有用である。また本発明は、抗菌剤を製造するための中間体も提供する。
Claims (29)
- 式(I):
(式中、
XはNまたはCY(YはHまたはハロゲン);
R1は、アミノまたは保護アミノ;
R2は、水素、置換されていてもよい低級アルキル、または置換されていてもよいシクロアルキル;
R3は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルコキシ、置換されていてもよい低級アルキルチオ、または置換されていてもよいアミノ;
R4は、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルコキシ、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルキル低級アルキルまたは置換されていてもよいN原子含有ヘテロ環基;
R5は、水素、アミノ、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルコキシまたは置換されていてもよい低級アルキルチオ、またはR4およびR5は一緒になってヘテロ原子が介在していてもよい低級アルキレンを形成してもよい;
波線は、シンもしくはアンチまたはその混合を表す)
で示される化合物、そのエステル、その製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。 - XがNである、請求項1記載の化合物。
- R1がアミノである、請求項1記載の化合物。
- R2が水素または置換されていてもよい低級アルキルである、請求項1記載の化合物。
- R2がハロゲンによって置換されていてもよい低級アルキルである、請求項4記載の化合物。
- R3が水素である、請求項1記載の化合物。
- R4 が置換されていてもよい低級アルキル、または置換されていてもよいN原子含有ヘテロ環基である、請求項1記載の化合物。
- R4 が置換されていてもよい低級アルキル(置換基:アミノ、低級アルキルアミノ、またはヒドロキシ低級アルキルアミノ)、または置換されていてもよい4〜6員のN原子含有飽和ヘテロ環基である、請求項7記載の化合物。
- R5が水素である、請求項1記載の化合物。
- 波線がシンを表す、請求項1記載の化合物。
- XがN;R1がアミノ;R2が水素または置換されていてもよい低級アルキル;R3が水素;R4 が置換されていてもよい低級アルキル、または置換されていてもよいN原子含有ヘテロ環基;R5が水素;波線がシンを表す、請求項1記載の化合物。
- XがN;R1がアミノ;R2が水素またはハロゲンによって置換されていてもよい低級アルキル;R3が水素;R4 が置換されていてもよい低級アルキル(置換基:アミノ、低級アルキルアミノ、またはヒドロキシ低級アルキルアミノ)、または置換されていてもよい4〜6員のN原子含有飽和ヘテロ環基;R5が水素;波線がシンを表す、請求項11記載の化合物。
- XがN;R1がアミノ;R2が水素、-CH3、-CH2F、-CH2CH3、または-CH2CH2F;R3が水素;R4 が -CH3、-CH2CH3、-(CH2)2CH3、-(CH2)3NH2、-(CH2)3NHCH3、-(CH2)3NH(CH2)2OH、アゼチジニル、ピロリジニルまたはピペリジル;R5が水素;波線がシンを表す、請求項12記載の化合物。
- XがN;R1がアミノ;R2が水素、-CH2F、または-CH2CH3;R3が水素;R4 が -(CH2)3NH2、-(CH2)3NHCH3、または-(CH2)3NH(CH2)2OH、;R5が水素;波線がシンを表す、請求項13記載の化合物。
- XがN;R1がアミノ;R2が-CH2F;R3が水素;R4が-(CH2)3NHCH3;R5が水素;波線がシンを表す請求項14記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの水和物。
- 硫酸塩またはそれらの水和物である、請求項15記載の化合物。
- MRSAを含むグラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して抗菌作用を示す、請求項1〜16のいずれかに記載の化合物。
- MRSAに対するMIC50値が50μg/ml以下である、請求項17に記載の化合物。
- XがN;R1がアミノ;R2がハロゲンによって置換されていてもよい低級アルキル;R3が水素;R4がアミノまたは低級アルキルアミノよって置換されていてもよい低級アルキル;R5が水素;波線がシンを表す請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの水和物。
- XがN;R1がアミノ;R2が低級アルキル;R3が水素;R4がアミノまたは低級アルキルアミノよって置換された低級アルキル;R5が水素;波線がシンを表す請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの水和物。
- XがN;R1がアミノ;R2が-CH2CH3;R3が水素;R4が-(CH2)3NHCH3;R5が水素;波線がシンを表す請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの水和物。
- XがN;R1がアミノ;R2が-CH2CH3;R3が水素;R4が-CH2-CH(NH2)CH3;R5が水素;波線がシンを表す請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの水和物。
- R3が水素;R4が-(CH2)3NRaCH3(RaはHまたはアミノ保護基);R5が水素である、請求項24記載の化合物。
- R3が水素;R4が-CH2-CH(NH2)CH3;R5が水素である、請求項24記載の化合物。
- 請求項1〜22のいずれかに記載の化合物を含有する医薬組成物。
- 請求項1〜22のいずれかに記載の化合物を含有する抗菌剤。
- 請求項21に記載の化合物を含有する抗菌剤。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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