JP4337685B2 - 樹脂封止基板 - Google Patents

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Description

本発明は、金属薄板よりなる回路パターン基板に実装された電子部品を絶縁性の樹脂層により封止した樹脂封止基板に関する。
従来この種の樹脂封止基板としては、例えば特許文献1に記載されたものが公知である。
前記特許文献1に記載された「回路構成電子部品」は、金属薄板を打ち抜いて一体的に形成された回路パターンと接続端子を設け、回路パターン上に電子素子をはんだ付けした後、回路パターンと電子素子を絶縁樹脂により封止した構成となっており、回路基板と回路パターンを別々に設ける必要がない上、電子素子が樹脂により確実に保護できる等の効果を有している。
一方樹脂封止基板には、回路パターン基板に実装された電子部品を絶縁樹脂層により封止して樹脂封止基板の本体を製作後、さらにこの本体に後付けで電子部品を実装することがよくある。
このような用途の樹脂封止基板の場合、回路パターン基板aには、予め後付け電子部品を実装するためのスルーホールbが図10に示すように形成されていて、絶縁樹脂層cにより電子部品を封止する際、絶縁樹脂層cがスルーホールbを覆わないように、スルーホールbの上面と下面側にテーパ状の凹部dが絶縁樹脂層cに形成されている。
これら凹部dは、絶縁樹脂層cの表面側が大径で、かつスルーホールb側へ順次小径となるテーパ状となっていて、絶縁樹脂層cを成形する金型(図示せず)と回路パターン基板aの間に位置ずれがあったり、絶縁樹脂層cが熱収縮しても絶縁樹脂層cがスルーホールbを覆うことがないように、凹部dにおけるスルーホールb側の径がスルーホールbの径に対して十分に大きく設定されており、このため絶縁樹脂層cにより封止された回路パターン基板aのスルーホールb周辺には、棚状部eが生じている。
回路パターン基板aに実装された電子部品を絶縁樹脂層cで封止することにより形成された樹脂封止基板の本体に後付け部品を実装する場合、部品実装装置や作業者が手作業で後付け電子部品のリードfを回路パターン基板aのスルーホールbへ挿入するが、スルーホールbの周囲には棚状部eがあるため、リードfの先端が図11に示すように棚状部eに当たってしまうことがある。
このような場合後付け電子部品を水平方向に移動させながらリードfの先端がスルーホールbに合致するよう補正作業を行うが、部品実装装置を使用して後付け部品を実装する場合、リードfの先端が棚状部eに当たるとリードfの先端が変形して、スルーホールbに挿入できなくなる問題がある。
また手作業で後付け電子部品を実装する場合は、後付け電子部品のリードfをスルーホールbに挿入する作業に時間を要して作業性が悪い問題がある。
一方後付け電子部品の実装が完了した樹脂封止基板は、フローはんだ工程でスルーホールbに挿入された後付け電子部品のリードfをはんだ付けする。
このとき図12に示すように樹脂封止基板の裏面側よりはんだ噴流gを吹き付けてはんだ付けを行うが、後付け電子部品実装側の凹部dと同様に凹部dの径を予め小さくしておくと、はんだ噴流gがリードfの挿入されたスルーホールbに達しなくなり、その結果リードfと回路パターンaがはんだ付けできなくなる問題が生じる。
本発明はかかる問題を改善するためになされたもので、後付け電子部品の実装が容易で、かつはんだ不良が発生することが少ない樹脂封止基板を提供することを目的とするものである。
本発明の樹脂封止基板は、金属薄板を打ち抜くことにより回路パターンや、電子部品を実装するためのスルーホールが穿設されたランド等を形成した回路パターン基板と、回路パターン基板の表裏面を被覆することにより回路パターン基板に実装された電子部品を封止する絶縁樹脂層とからなる樹脂封止基板であって、回路パターン基板の表裏面のうち後付け電子部品実装面となる側に設けられた絶縁樹脂層に形成され、かつ表面側が大径で、後付け電子部品を実装するスルーホール側へ順次小径となるテーパ状の第1の凹部と、第1の凹部を設けることによりスルーホールの周囲に形成された棚状部とを備え、棚状部の幅が後付け電子部品のリードの直径の1/2以下となるように第1の凹部の小径部の直径を設定すると共に、テーパ状の第1の凹部の内周面の傾斜角がほぼ5度に設定してなり、さらに、回路パターン基板の表裏面のうちはんだ面となる側に設けられた絶縁樹脂層に、表面側が大径で、後付け電子部品を実装するスルーホール側へ順次小径となるテーパ状をなし、かつ内周面の傾斜角がほぼ45度に設定された第2の凹部を形成したことを特徴とする
前記構成により、後付け電子部品を実装する際、後付け電子部品のリード先端が凹部の内周面にガイドされ、かつスルーホール周辺の棚状部に突き当たることなくスルーホールへと挿入することができるため、後付け電子部品の実装作業が短時間で能率よく行えると共に、棚状部によりリードの先端が変形されることもないので、部品実装装置を使用して自動的に後付け電子部品を実装する場合でも、実装不能となることがない。
また前記構成により、実装した後付け電子部品のリードが第1の凹部の内周面に支持されるため、回路パターン基板の肉厚が薄い場合でも、実装された後付け電子部品の自立状態が不安定となることがない。
さらに前記構成により、後付け電子部品をフローはんだ工程によりはんだ付けする際、はんだ噴流が十分にスルーホールへ達してはんだ付け不良が発生することがなくなるため、フローはんだ付けの信頼性が向上する。
本発明の樹脂封止基板は、回路パターン上に後付け電子部品を複数実装する際において、各後付け電子部品のリードを実装するためのスルーホール同士が近接する場合は、各スルーホールに対応して形成された第2の凹部を、互いに連続するよう形成し、かつ互いに近接する各スルーホールの間に薄肉部またはリブを形成したものである。
前記構成により、後付け電子部品を実装するランドが近接していても、内周面の傾斜角がほぼ45度の第2の凹部が形成可能になるため、フローはんだによりはんだ付けする際はんだ付け不良が発生することがないと共に、各スルーホール間に形成された薄肉部やリブにより各スルーホール間がはんだにより短絡される心配もない。
本発明の樹脂封止基板は、路パターンが分離しないように設けたタイバーを覆う絶縁樹脂層に長方形状の凹部を形成してタイバーを露出させ、かつ長方形状の凹部内にイバーに達する薄肉部を形成すると共に、薄肉部を残してタイバーを打ち抜き切断したものである。
前記構成により、後付け電子部品をフローはんだによりはんだ付けする際、打ち抜き孔よりはんだが樹脂封止基板の上面側に吹き上がることがないため、はんだの吹き上げ高さを高く設定することができ、これによってフローはんだ付けの信頼性を向上させることができる。
本発明の樹脂封止基板によれば、後付け電子部品を実装する際、後付け電子部品のリード先端がスルーホール周辺の棚状部に突き当たることなくスルーホールへと挿入することができるため、後付け電子部品の実装作業が短時間で能率よく行えると共に、はんだ噴流が十分にスルーホールへ達してはんだ付け不良が発生することがなくなるため、フローはんだ付けの信頼性も向上する。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は樹脂封止基板の上面(後付け電子部品実装面)側の斜視図、図2は同下面(はんだ面)側の平面図、図3は図2のA−A線に沿う拡大断面図、図4は図2のB−B線に沿う拡大断面図、図5は図2のC円内の拡大図、図6は図5のD−D線に沿う断面図、図7ないし図9は作用説明図である。
樹脂封止基板の本体1は、金属薄板を回路パターン形状に打ち抜くことにより形成された回路パターン基板2と、回路パターン基板2に実装された電子部品3を封止する絶縁樹脂層4とからなる。
回路パターン基板2には、金属薄板を打ち抜いて回路パターン基板2を形成する際、ICやチップ抵抗、コンデンサ、ダイオード等の電子部品3をはんだ付けするためのランドや、回路パターン(ともに図示せず)同士が分離しないように一時的に連結しているダイバー2a及び後付け電子部に5をはんだ付けするためのランド2b等が形成されており、各ランド2bには電子部品3や後付け電子部品5のリード5aを挿入するためのスルーホール2cが穿設されている。
また、回路パターン基板2の表裏面は、絶縁樹脂層4を層状に被覆することにより、回路パターン基板2に実装された電子部品3が封止されている。
回路パターン基板2の表裏面を被覆する絶縁樹脂層4は、上型と下型とからなる金型(図示せず) を使用して成形されているが、金型には回路パターン基板2に実装された電子部品3と合致する位置に、電子部品3の周囲を囲むようにキャビティが形成されている。
また後付け電子部品5を実装するランド3bが絶縁樹脂層4により被覆されないように、各ランド2bの上下面にテーパ状の凹部4a,4bを形成するための凸部(図示せず) が上型と下型にそれぞれ形成されている。
各ランド2bの上側及び下側に設けられた凹部4a,4bは、回路パターン基板2側が小径で、かつ絶縁層4の表面側へ順次大径となるテーパ状に形成するため、上型及び下型に形成された凸部は、先端側が順次小径となるテーパ状となっていて、各凸部の先端で回路パターン基板2のランド2bを上下方向から挟着するようになっており、この状態で金型内に溶融樹脂を射出することにより、回路パターン基板2に予め実装された電子部品3は絶縁樹脂層4により封止され、また後付け電子部品5を実装するランド2bの上下面に、図3に示すようにテーパ状の凹部4a,4bが形成されている。
一方回路パターン基板2の上面(後付け電子部品実装面)を覆う絶縁樹脂層4側に形成された凹部(第1の凹部)4aは、後付け電子部品5のリード5aがランド2bのスルーホール2cに挿入しやすいように次のように形成されている。
すなわちランド2bのスルーホール2cに後付け電子部品5のリード5aが挿入しやすいように、リード5aの先端は予め斜めにカットされていて鋭利となっており、カットの方法も、リード5a先端の片側だけをカットした片刃カットと、リード5aの先端の両側をカットした両刃カットがある。
また金属薄板よりなる回路パターン基板2の板厚は、通常1.2〜1.6mm程度であるが、実施の形態ではこれより薄い0.8mmのものを使用している。
ランド2bの上側に設けられた凹部4aは、後付け電子部品5のリード5aをランド2bのスルーホール2cに挿入する際ガイドとして使用するが、凹部4aの小径側の直径が大きいと、スルーホール2cの周囲に大きな棚状部4cが生じて、リード5aをスルーホール2cへ挿入する際の障害となる。
凹部4aの小径側の直径を小さくすれば棚状部4cを小さくできるが、余り小さくすると、金型と回路パターン基板2の間に位置ずれ(通常0.1〜0.2mm程度)あると、スルーホール2cまで絶縁樹脂層4で覆われてリード5aの挿入が困難となる。
後付け電子部品5のリード5aは、前述したように先端を予め鋭利にカットしておくことにより、スルーホール2cの周囲に形成される棚状部4cの幅がリード5aの直径の1/2程度あっても、凹部4aにガイドされてきたリード5aの先端が棚状部4cに阻止されることがない上、金型と回路パターン基板2の間に位置ずれが生じてもスルーホール2cが絶縁樹脂層4により覆われることがないことから、棚状部4cの幅をリード5aの直径の1/2以下に設定した。
これによって凹部4aの小径側の直径はリード5aの直径のほぼ2倍となる。
また凹部4aのテーパ傾斜角θ1は、垂線に対しほぼ5度としており、これによって次のような効果も得られる。
回路パターン基板2の板厚は前述したように、通常の場合1.2〜1.6mm程度あることから、後付け電子部品5のリード5aをスルーホール2cに挿入して後付け電子部品5を実装した際、回路パターン基板2の板厚により後付け電子部品5を自立させることができるが、実施の形態のように回路パターン基板2の板厚を0.8mm程度にした場合、後付け電子部品5の自立状態が不安定になる。
しかしランド2bの上側に設けられた凹部4aの小径側の直径をリード5aの直径のほぼ2倍に、そして傾斜角θ1を5度程度にすることにより、回路パターン基板2の板厚が薄くても後付け電子部品5を安定した状態で自立させることができるようになる。
一方ランド2bのはんだ面に設けられた凹部(第2の凹部)4bは、径を小さくするとフローはんだ工程で吹き上がったはんだ噴流6がスルーホール2cに達せず、はんだ不良の原因となる。
これを防止するため、凹部4bの小径側の径は従来のものとほぼ同径とし、テーパ傾斜角θ2を垂線に対しほぼ45度とした。
これによってフローはんだ工程で吹き上がったはんだ噴流6が図9に示すようにスルーホール2cに十分に達するため、はんだ不良が防止できるようになる。
また隣接するランド2bに設けられたスルーホール2cが近接している場合、凹部4bの傾斜角θ2を45度にすると、互いに隣接する凹部4b同士が図4に示すように連続してしまうが、各スルーホール2cの間に薄肉の堰4dや、仕切リブ4eを形成することにより、隣接するスルーホール2c間にはんだが渡ることがないため、スルーホール2c間がはんだにより短絡するのを防止することができるようになる。
なお薄肉の堰4dは、リブにより形成しても同様な効果が得られる。
一方回路パターン基板2の隣接する回路パターンが分離しないように、回路パターン同士を一時的に連結するタイバー2aは、樹脂封止基板成形後、タイバー2aの周囲を角孔状に打ち抜いてタイバー2aを切断するが、従来では打ち抜かれた角孔からはんだ噴流が樹脂封止基板の上面側にまで吹き上がってしまうために、はんだ噴流の吹き上がり高さを余り高くできなかった。
そこで実施の形態では図5及び図6に示すように、タイバー2aの長手方向に細長い長方形状の凹部4fを、タイバー2aを囲むように形成する際、凹部4f内に絶縁樹脂層4の薄肉部4gをタイバー2aを挟み込むように形成している。
これによって従来では凹部4f全体を打ち抜いてタイバー2aを切断していたのに対して、薄肉部4gを残して打ち抜き孔2dを打ち抜くことにより、打ち抜き孔2dが小さくできるため、フローはんだ付けの際はんだ噴流6が打ち抜き孔2dより樹脂封板の上面側へ吹き上がるのを防止できるようになっている。
次に前記構成された樹脂封止基板の作用を説明する。
金属薄板よりなる回路パターン基板2の両面に絶縁樹脂層4が形成された樹脂封止基板の本体1に後付け電子部品5を実装するに当たっては、部品実装装置(マウンタ)を使用して自動的に後付け部品5を実装する方法と、作業者が手作業で実装する方法があるが、何れの場合も本体1の上面側より所定位置のランド2bに形成されたスルーホール2cに後付け電子部品5のリード5aを図7に示すように挿入する。
このときテーパ状の凹部4aがリード5aの先端をスルーホール2cへとガイドするため、スルーホール2cへの挿入が短時間で円滑に行えるが、絶縁樹脂層4を成形する際回路パターン基板2に位置ずれがあってもスルーホール2cが絶縁樹脂層4により覆われないよう凹部4aの小径側の直径を予めスルーホール2cの直径より大きくしてあるため、スルーホール2cの周囲に棚状部4cが生じている。
しかしこの棚状部4cの幅を予めリード5aの直径1/2以下となるように設定してあるため、リード5aの先端が図7に示すように棚状部4cに突き当たっても、リード5aの径のほぼ半分はスルーホール2cにかかっていることから、リード5aの位置を多少横へずらすだけでリード5aの先端を図8に示すようにスルーホール2cへ簡単に挿入できるようになる。
また本体1に実装する後付け電子部品5のリード5aの先端は、実装する前に図7の仮想線で示すように片刃カットや両刃カットにより鋭利となっていることから、通常リード5aの先端が棚状部4cへ突き当たることがほとんどないため、スルーホール2cへ円滑に挿入できるようになる。
これによってマウンタを使用した自動実装の場合、リード5aの先端が変形して実装不能になるとの問題が生じることがないと共に、手作業で実装する場合も、短時間で後付け電子部品5のリード5aをスルーホール2cへ挿入することができるため、実装作業が能率よく行えるようになる。
一方後付け電子部品5の実装が完了した樹脂封止基板は、フローはんだ工程へ送られてフローはんだに供されるが、樹脂封止基板のはんだ面側に形成された絶縁樹脂層4の凹部4bは、傾斜角θ2がほぼ45度のテーパにより形成されているため、樹脂封止基板4の下面に向って吹き上げられるはんだ噴流6が凹部4bを通って図9に示すようにスルーホール2cへ十分達するようになる。
これによってスルーホール2cに挿入されたリード5aがランド2bにはんだ付けされない等のはんだ不良が発生することがほとんどない。
またタイバー2aをカットするために打ち抜かれた打ち抜き孔2dも、従来のものに比べて十分に小さいことから、はんだ噴流6が打ち抜き孔2dより樹脂封止基板の上面側へ吹き上がることがないため、はんだ噴流6の吹き上げ高さを高くでき、これによりフローはんだ付けの信頼性を向上させることもできる。
本発明の樹脂封止基板は、後付け電子部品を実装する際、後付け電子部品のリード先端がスルーホール周辺の棚状部に突き当たることなくスルーホールへと挿入することができるため、金属薄板よりなる回路パターン基板に実装された電子部品を絶縁樹脂層で封止した樹脂封止基板に最適である。
本発明の実施の形態になる樹脂封止基板の上方から斜視図。 本発明の実施の形態になる樹脂封止基板の下面側の平面図。 図2のA−A線に沿う拡大断面図。 図2のB−B線に沿う拡大断面図。 図2のC円内の拡大平面図。 図5のD−D線に沿う断面図。 本発明の実施の形態になる樹脂封止基板の作用説明図。 本発明の実施の形態になる樹脂封止基板の作用説明図。 本発明の実施の形態になる樹脂封止基板の作用説明図。 従来の樹脂封止基板の説明図。 従来の樹脂封止基板の説明図。 従来の樹脂封止基板の説明図。
符号の説明
2 回路パターン基板
2a タイバー
2b ランド
2c スルーホール
3 電子部品
4 絶縁樹脂層
4a 凹部
4b 凹部
4c 棚状部
4f 凹部
4g 薄肉部
5 後付け電子部品
5a リード
6 はんだ噴流

Claims (3)

  1. 金属薄板を打ち抜くことにより回路パターンや、電子部品を実装するためのスルーホールが穿設されたランド等を形成した回路パターン基板と、前記回路パターン基板の表裏面を被覆することにより前記回路パターン基板に実装された電子部品を封止する絶縁樹脂層とからなる樹脂封止基板であって、前記回路パターン基板の前記表裏面のうち後付け電子部品実装面となる側に設けられた前記絶縁樹脂層に形成され、かつ表面側が大径で、前記後付け電子部品を実装するスルーホール側へ順次小径となるテーパ状の第1の凹部と、前記第1の凹部を設けることにより前記スルーホールの周囲に形成された棚状部とを備え、前記棚状部の幅が前記後付け電子部品のリードの直径の1/2以下となるように前記第1の凹部の小径部の直径を設定すると共に、前記テーパ状の第1の凹部の内周面の傾斜角がほぼ5度に設定してなり、
    さらに、前記回路パターン基板の前記表裏面のうちはんだ面となる側に設けられた前記絶縁樹脂層に、表面側が大径で、前記後付け電子部品を実装する前記スルーホール側へ順次小径となるテーパ状をなし、かつ内周面の傾斜角がほぼ45度に設定された第2の凹部を形成したことを特徴とする樹脂封止基板。
  2. 前記回路パターン上に前記後付け電子部品を複数実装する際において、各後付け電子部品のリードを実装するための前記スルーホール同士が近接する場合は、前記各スルーホールに対応して形成された前記第2の凹部を、互いに連続するよう形成し、かつ互いに近接する前記各スルーホールの間に薄肉部またはリブを形成してなる請求項に記載の樹脂封止基板。
  3. 記回路パターンが分離しないように設けたタイバーを覆う前記絶縁樹脂層に長方形状の凹部を形成して前記タイバーを露出させ、かつ前記長方形状の凹部内に前記タイバーに達する薄肉部を形成すると共に、前記薄肉部を残して前記タイバーを打ち抜き切断してなる請求項1または請求項2に記載の樹脂封止基板。
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