JP4460102B2 - 管体の搬送・接合方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスや水道、電気、下水等の埋設管の敷設工事において、トンネル内の所定箇所に曲管や直管等を搬送して接合する管体の搬送・接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にガスや水道、電気、下水等の埋設管の敷設工事においては、掘削機械によって湾曲部や直線部の連続するトンネルを掘り、多数の曲管や直管等をトンネル内に搬送し、トンネル内でそれぞれの管を接合している。また、埋設管の敷設方法としては、特開平4−125382号公報に開示のような方法等によっても施工されている。
【0003】
ところで、上記した曲管等をトンネル内の所望箇所まで搬送する場合、従来はトンネルの外で曲管に例えば直管を接合し、この直管を曲管とともに専用の台車に載せ、既設の埋設管の所まで搬送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2に示すように曲率半径の大きな曲管101を、直管102と接合して台車103に載せて搬送した場合、例えばトンネル104内の湾曲部105などを通過する時、曲管101などの端がトンネル104の内壁106に引っかかって湾曲部105を通過できないといった問題があった。特に大曲がり曲管を台車103に載せて狭いトンネル内を搬送する場合は、このような問題が顕著であった。
【0005】
本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、トンネル内への埋設管の敷設工事において、曲率半径の大きな曲がり管を他の接続管とともに所定箇所に問題なく搬送でき,これらの管および既設の埋設管を効率よく接合できるようにした管体の搬送・接合方法を提供することにある。
【0006】
上記の目的を有効に達成するために、本発明は次のような構成にしてある。すなわち、請求項1記載の本発明の管体の搬送・接合方法は、曲がり管の曲率半径の小さい側の一端部内に、スペーサーを着脱可能に設け、曲がり管内のスペーサーの手前まで接続管を挿入し、この接続管とともに曲がり管を台車に載置してトンネル内の所定箇所まで搬送し、この箇所で上記スペーサーを除去し、除去したスペーサー分だけ接続管を曲がり管内に挿入して、この接続管と曲がり管とを接合するようにした構成にしてある。
【0007】
請求項2記載の本発明の管体の搬送・接合方法は、曲がり管の曲率半径の小さい側の一端部内に、スペーサーを着脱可能に設け、曲がり管内のスペーサーの手前まで接続管を挿入し、この接続管とともに曲がり管を台車に載置して、湾曲部や直線部の連続するトンネル内の既設埋設管の手前まで搬送し、この位置で上記スペーサーを除去し、除去したスペーサー分だけ上記接続管の一端部を曲がり管の一端部内に挿入して、接続管と曲がり管とを接合するとともに、この曲がり管と上記埋設管とを接合するようにした構成にしてある。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の管体の搬送・接合方法の1例を示す説明図であって、トンネル内の湾曲部を台車に載置した曲がり管等の通過する状態を示す。
【0009】
この図において、1は曲がり管、2はこの曲がり管1に接合する接続管、3はスペーサー、4は専用の台車、5はトンネル、6aはトンネルの湾曲部、6bはトンネルの直線部、7は埋設管である。
【0010】
なお、本発明の管体の搬送・接合方法は、口径が1000mm以上の管体(曲がり管1、接続管2等)を、狭いトンネル内の所定箇所まで搬送して接合する場合を想定して開発された発明であるが、勿論、1000mm未満の口径の管体の搬送・接合に適用するも自由である。また、管体の材質は、合成樹脂や、各種の金属等からなる。上記接続管2は、直管または曲管、其の他の種々の管部材である。
【0011】
そこで、上記曲がり管1とは、各々曲率半径からなる各種の曲管であり、図はその一例の曲率半径からなる曲管である。この曲がり管1の一端部は、接続管2を挿入して接合できるように形成した受口部8である。また、曲がり管1の他端部は、トンネル内に先に配設した埋設管7の一端部を挿入できるように形成した挿入部9としてある。勿論、この曲がり管1の挿入部9は、埋設管7の一端部に挿入できるようにした形状であってもよい。
【0012】
また、接続管2は、一端部2aを上記曲がり管1の受口部8に挿入して接合できるように形成した直管である。
【0013】
スペーサー3は、曲がり管1の曲率半径の小さい側10の上記受口部8の中に着脱可能に設けられるように形成したものであって、金属材、木片、ゴム等からなる。このスペーサー3は、その形状、大きさを特に限定されるものではなく、上記受口部8に一時的に載置して、受口部8への接続管2の一端部2aの完全挿入を一時的に阻止できれば、如何なる形状、大きさであってもよい。
【0014】
台車4は、管体(曲がり管1、接続管2等)を載置して搬送できるようにした自走式(またはリモートコントロール式)のものであって、トンネル5の入り口付近で載置された曲がり管1および接続管2を、トンネル5内の所定箇所まで搬送するものである。
【0015】
トンネル5は、掘削機械によって地中を掘削して湾曲部6a、直線部6b、の連続するように形成した円筒状の孔である。
【0016】
上記曲がり管1をトンネル5内の所定箇所、すなわち、図示の例ではトンネル5内に既に搬送して配置した埋設管7の手前まで搬送する場合、先ずトンネル5の外で、曲がり管1の曲率半径の小さい側10の受口部8にスペーサー3を設け、次にこの曲がり管1に接続管2の一端部2aをスペーサー3の手前まで挿入する。この場合、曲がり管1に対する接続管2の仮接続角度θは、20゜以下、常用では5゜〜10゜程度にするのが好ましい。この曲がり管1および接続管2は、トンネル5内の所望箇所に搬送する台車4の上に載置して搬送する。
〈0017〉
上記のようにして曲がり管1等を6aはトンネルの湾曲部6aや直線部6bの連続するトンネル5内の既設埋設管7の手前まで搬送したら、この位置で上記スペーサー3を曲がり管1から除去し、除去したスペーサー3の分だけ接続管2の一端部2aを曲がり管1の受口部8内に挿入し、接続管2と曲がり管1とを接合する。次に、この曲がり管1と上記埋設管7とを接合する。
【0017】
このようにスペーサー3を介して曲がり管1と接続管2とを仮接合し、接続管2に対する曲がり管1の接続角度を上記した仮接続角度θで接合した状態で台車4で搬送することにより、曲がり管1の挿入部9などが搬送中にトンネル5の内壁11に接触したり引っかかったりすることもなく、曲がり管1および接続管2を所定箇所に搬送することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上、上記説明でも明らかなように、本発明の管体の搬送・接合方法では、曲がり管の曲率半径の小さい側にスペーサーを着脱可能に設け、この曲がり管と接続管との接続角度を一時的に変えて仮接続し、台車に載せて搬送することにより、搬送中に曲率半径の一端部がトンネル壁面に接触したり引っかかったりするのを回避できる。したがって、曲がり管は、トンネル内の所定箇所まで問題なく搬送することができ、所定箇所で他の管にスムーズに接合することができる。
【0019】
また、本発明の管体の搬送・接合方法では、湾曲部や直線部の連続するトンネル内の既設の埋設管の手前まで、曲がり管等を台車で問題なく搬送でき、既設埋設管と曲がり管とをスムーズに接合することができる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管体の搬送・接合方法の1例を示す説明図である。
【図2】従来のトンネル内の湾曲部における管体の搬送状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 曲がり管
2 接続管
3 スペーサー
4 台車
5 トンネル
6a トンネルの湾曲部
6b トンネルの直線部
7 埋設管
Claims (2)
- 曲がり管の曲率半径の小さい側の一端部内に、スペーサーを着脱可能に設け、曲がり管内のスペーサーの手前まで接続管を挿入し、この接続管とともに曲がり管を台車に載置してトンネル内の所定箇所まで搬送し、この箇所で上記スペーサーを除去し、除去したスペーサー分だけ接続管を曲がり管内に挿入して、この接続管と曲がり管とを接合するようにした管体の搬送・接合方法。
- 曲がり管の曲率半径の小さい側の一端部内に、スペーサーを着脱可能に設け、曲がり管内のスペーサーの手前まで接続管を挿入し、この接続管とともに曲がり管を台車に載置して、湾曲部や直線部の連続するトンネル内の既設埋設管の手前まで搬送し、この位置で上記スペーサーを除去し、除去したスペーサー分だけ上記接続管の一端部を曲がり管の一端部内に挿入して、接続管と曲がり管とを接合するとともに、この曲がり管と上記埋設管とを接合するようにした管体の搬送・接合方法。
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| JP2000035263A JP4460102B2 (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 管体の搬送・接合方法 |
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|---|---|---|---|
| JP2000035263A JP4460102B2 (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 管体の搬送・接合方法 |
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