JP4522017B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤル等の機能を有するファクシミリ装置、電話機等の通信装置に関し、特に、電話番号の変更に対応できる通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
過去において電話番号が変更されたことがしばしばあり、将来も変更されることが予想される。過去の例では次のものがある。
・国際電話が001が0033、0040になる(新サービス会社追加による)。
・国内電話が0088、0077になる(新サービス会社追加による)。
・東京、大阪で市内局番が3桁から4桁になる(市内局番1桁追加)。
・市内局番が2桁から3桁になる(市内局番1桁追加)。
・携帯電話番号が9桁から10桁になる(番号桁数追加)。
・マイライン、マイラインプラスと称される電話会社選択サービス、電話会社固定サービスにより電話会社の識別番号を削除する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように電話番号が変更されると、短縮ダイヤルやワンタッチダイヤル等の登録変更をしなければならず、その場合、複数の相手先ごとに1つずつ変更しなければならないという問題があった。
なお、特開平11−234447号公報には、ユーザ操作により自局情報の変更、メーカ初期値への一括変更、ダイヤル情報の一括削除を行う技術が開示されている。
【0004】
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、簡単な操作により全ての相手先について一括変換できるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明による通信装置においては、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤル機能による電話番号が登録される記憶手段と、電話番号一括変換の操作画面を操作して電話番号の変更後パターンと桁数を入力する入力手段と、入力された変更後パターンにより前記登録された電話番号の変更前パターンを検索し、その際、両パターンの先頭から前記桁数の部分について一致する部分を検索し、一致した変更前パターンを変更後パターンに一括変換する変換手段と、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤル機能による電話番号を登録する際、登録しようとする電話番号を用いて前記変換手段で過去に一括変換したパターンを検索し、一致した場合は変換するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、を設け、前記変換手段は、前記問い合わせ手段がユーザから変換する旨の応答を受けた場合に前記過去のパターンへの変換を行うように構成している。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態による通信装置としてのファクシミリ装置の構成例を示すブロック図である。
図1において、システム制御部1は、各部の制御処理およびファクシミリ電送制御手順を行う。システムメモリ2は、システム制御部1がプログラムを実行するときに、必要なデータ等を記憶したりワークエリアとして利用するDRAMである。スキャナ3は、所定の解像度で原稿を読み取る。プロッタ4は、所定の解像度で画像またはリスト・レポート類を印刷する。読出専用メモリ(ROM)5は、プログラムや各種テーブルを格納する領域である。書込可能不揮発メモリ(SRAM)6は、システム制御上必要なパラメータやユーザ操作等で得られる登録データを格納する。
【0007】
網制御部7は、公衆電話回線網に接続するもので、自動発信機能を持つ。G3FAXモデム8は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するものである。画像メモリ9は、必要に応じて送信画像や受信画像を記憶しておく。符号化復号化部10は、生画像を定められた符号に圧縮したり、符号化された画像を元の生画像に伸長するものである。操作表示部11は、通信操作や登録操作等を行うもので、各種のキーや表示器から構成される。バスライン12は、上記の各部を接続する。
【0008】
次に動作について説明する。
・FAX番号の登録
システム制御部1は、読出専用メモリ5から読み出したプログラムに従って操作表示部11からボタンデータを取り込み、LCDに情報を表示しユーザを誘導しながら書込可能不揮発メモリ6に書き込む。登録する内容は、相手先番号、相手先名称等である。
【0009】
・登録したFAX番号を使った発呼
システム制御部1は、読出専用メモリ5から読み出したプログラムに従って書込可能不揮発メモリ6から相手先番号を読み出し、G3FAXモデム8は、網制御部7を通じて公衆回線網(PSTN)または構内回線(PBX)に発呼する。
【0010】
・直接送信の流れ
スキャナ3に原稿を置いて、操作表示部11から登録したFAX番号を使った発呼を行う。相手とつながったらスキャナ3で原稿を読取り、システムメモリ2中に存在するラインバッファに画情報を入れる。符号化復号化部10は、ラインバッファに入っている画情報を読出し、圧縮してG3FAXモデム8に圧縮データを送る。G3FAXモデム8は網制御部7を通じて圧縮データを送る。
【0011】
・メモリ送信の流れ
スキャナ3に原稿をおいて、操作表示部11から登録したFAX番号を使ったメモリ送信を書き込み可能不揮発メモリ6に登録する。システム制御部1は、読出専用メモリ5から読み出したプログラムに従って書き込み可能不揮発メモリ6に登録されたメモリ送信を蓄積と送信に分けて実行する。
【0012】
・蓄積の流れ(メモリ送信)
スキャナ3で原稿を読取り、システムメモリ2中に存在するラインバッファに画情報を入れる。符号化復号化部10は、ラインバッファに入っている画情報を読出し、圧縮して画像メモリ9に記憶する。圧縮モード、読み取り線密度等の情報は書込可能不揮発メモリ6に記憶する。
【0013】
・送信の流れ(メモリ送信)
相手とつながったら、書込可能不揮発メモリ6に記憶した圧縮モード、線密度に従って画像メモリ9に記憶した圧縮データを符号化復号化部10によりシステムメモリ2上のラインバッファに生データに変換する。符号化復号化部10は、ラインバッファに入っている画情報を読出し、相手機の圧縮モード、線密度により圧縮して、G3FAXモデム8に圧縮データを送る。G3FAXモデム8は、網制御部7を通じて圧縮データを送る。
【0014】
次に、第1の実施の形態による一括変換について図2を参照して説明する。
本実施の形態は、市外局番0427が042に変更されると共に、市内局番41が741に変更された場合である。例えば、最初の登録が0427−411111となっていた場合は、これを042−7411111に変更する。
【0015】
図2において、一括変換パターン入力画面でYesキーを押す。次に、変換前パターンとして0427−を入力した後、Yesキーを押して確定する。次に、変更後パターンとして042−7を入力した後、Yesキーを押して確定する。最後に0427−を042−7に変更していいかを確認し、OKならYesキーを押す。これにより、全ての電話番号が1つずつ検索されて、同じ市外局番および市内局番をもつ電話番号が自動的に一括変更される。
【0016】
本実施の形態によれば、一括変換のための操作画面を所持し、変更前パターンに対して変更後パターンを登録することにより、電話番号が変わっても、相手先を一つずつ登録変更することなく、一括変換して変更作業を効率化することができる。
【0017】
次に、第2の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態において一括変換を実施した場合、先頭以外を変換すると誤変換が起こる可能性があるので、先頭からのみ変換パターンとして検索するようにしたものである。
【0018】
第2の実施形態の動作について、図3を参照して説明する。
この例は、市外局番0427が042に変更されると共に、市内局番41が741に変更された場合である。ここでは、市内局番に対する登録データの変換について述べる。例えば、最初の登録が411111となっていて、これを7411111に変更する。
【0019】
図3において、一括変換パターン入力画面でYesキーを押す。次に、変換前パターンとして41を入力した後、Yesキーを押して確定する。次に、変更後パターンとして741を入力した後、Yesキーを押して確定する。最後に41→741に変換していいかを確認し、OKならYesキーを押す。
【0020】
ここで、先頭のパターンだけを検索しないと誤発呼の原因になることについて説明する。
0427411111が市外局番から登録されていたとすると、41を741に変換するので、0427411111が04277411111と別の番号になってしまい、誤発呼の原因となる。従って、先頭から一致する部分のみについてパターン検索が必要である。
例えば413243→7413243の変更をしたい場合、0413243111→07413243111と登録する。
【0021】
第2の実施の形態によれば、途中の一致を検出してしまうと誤検出する可能性があるので、先頭から一致するもののみを検索して一括で変更することにより変更作業を効率化することができる。
【0022】
次に、第3の実施の形態について説明する。
上記第2の実施の形態においては、一括変換を実施する場合、桁数を指定しないと誤変換が起こる可能性があるので、本情報においては、桁数を指定して変換する。
【0023】
第3の実施形態の動作について、図4を参照して説明する。
この例は、市外局番0427が042に変更されると共に、市内局番41が741に変更された場合である。ここでは市内局番に対する登録データの変換について述べる。例えば最初の登録が411111となっていて、これを7411111に変更する。
【0024】
図4において、一括変換パターンを入力でYesキーを押す。次に、変換前パターンとして41を入力した後、Yesキーを押して確定する。次に、変換前桁数として6を入力した後、Yesキーを押して確定する。次に、変更後パターンとして741を入力した後、Yesキーを押して確定する。最後に41→741に変換していいかを確認してOKならYesキーを押す。
【0025】
ここで、桁数を指定しないで検索すると誤発呼の原因になることについて説明する。
0427411111が市外局番から登録されていたとすると、41を741に変換するので、0427411111が04277411111と別の番号になってしまい、誤発呼の原因となる。従って、両パターンの桁数が一致した部分についての検索が必要である。
【0026】
第3の実施の形態によれば、途中の一致を検出してしまうと誤検出する可能性があるので、桁数を指定することにより、桁数まで含めた先頭からの一致するものを検索して一括変換することにより、変更作業を効率化することができる。
例えば、6桁の413243→7桁の7413243の変更をしたいときに、10桁の0413243111→11桁の07413243111となる。
【0027】
次に、第4の実施の形態について説明する。
図5は登録時に過去に変換したパターンが含まれていた場合に、ユーザに変換してもいいか否かを問い合わせる処理を表示画面の推移を用いて示す図であり、第2の実施の形態における先頭からの検索、第3の実施の形態におけるの桁数指定の検索も含んだパターンで実施する。
【0028】
この例は、市外局番0427が042に変更されると共に、市内局番41が741に変更された場合である。ここでは、市内局番に対する登録データの変換について述べる。例えば、最初の登録が411111となっていて、これを7411111にする。
【0029】
図5において、ワンタッチダイヤル登録画面で411111を登録しようとする。ここでYesキーを押したときに過去に一括変換したパターンを検索して一致したものがあれば、変換するかの問い合わせを行う。そこでYesキーが押されたら変換するが、Noキーが押されたら入力されたまま、つまり411111で登録する。
【0030】
第1の実施の形態においては、一括変換した後に間違えて新規登録した時にそのままになるが、本実施の形態においては、登録時に過去のパターンに一致するかを確認するための表示を出し、変換することを確認してから一括変換している。即ち、過去に変換したパターンを記憶しておき、新規登録時にそのパターンと一致した場合は、変更するかをユーザに問い合わせる画面を警告として表示することにより、間違えて新規登録された変更前パターンが登録されることを防ぐことができる。
【0031】
次に、第5の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、直接送信時またはメモリ送信時に、短縮ダイヤルやワンタッチダイヤル等の登録されているダイヤルを利用せずに、テンキーで相手先番号を入力し、相手と正常交信できずにリダイヤル待機になったときに、過去に一括変換したパターンを検索して一致したパターンがあった場合には、ユーザに変換してもいいかを問い合わせるものである。
【0032】
図6は、第5の実施形態による処理を表示画面の推移を用いて示す図である。図6において、テンキー入力により411111で発呼するが相手先が応答しない。そのとき、リダイヤル待機中になる。ここで、過去に一括変換したパターンの41→741を検索して、リダイヤル待機中の表示と変換するかの問い合わせ画面を一定時間ごとに交互表示する。ここでYesキーを押すと、411111を7411111に変換して、リダイヤル待機中となり、一定時間後に7411111で再発呼する。Noキーを押した場合は、411111でリダイヤル待機中となり、一定時間後に再発呼する。何も操作しないと411111でリダイヤル待機中となり、一定時間後に再発呼する。
【0033】
本実施の形態によれば、発呼時にエラーが起こったときに過去に変換したパターンと一致したものは変換する必要がある候補として変更するかをユーザに問い合わせてユーザに警告を表示することにより、過去の変更前のパターンで再発呼すること、およびリダイヤルバッファに間違えて新規登録されることを防ぐことができる。
【0034】
次に、第6の実施の形態について説明する。
第1〜3の実施の形態においては、一括変換を実施して間違えてしまったときに元に戻すことができない。
【0035】
そこで、本実施の形態においては、画像メモリ9の空きエリアに仮の変換後パターンのデータを保持しておく(仮登録手段に仮にデータを登録しておく)。そして図7に示すように、全ての変換が終わったところで(Noを押す)、画像メモリ9の仮のデータ(仮に登録されたデータ)を書込可能不揮発メモリ6に登録し直す。即ち、非バックアップメモリ(画像メモリ9)にて一時的に編集し、全てを確認してからバックアップメモリ(書込可能不揮発メモリ6)に書き込む。バックアップメモリには限りがあるので、変換時に画像メモリ9で使用していないところを一時的に使用して変換を行い、全ての変換が正しく行われたときのみ正式にバックアップメモリに登録するようにしている。
【0036】
本実施の形態によれば、間違えて変換した場合に元に戻すことができる。即ち、変換パターンが複数あるなど一度に多数の変換を行う際に、変換を失敗した場合に元に戻して再変換を行うことができる。
【0037】
以上説明した各実施の形態は、本発明をファクシミリ装置に適用した場合であるが、本発明は、通常の電話機、携帯電話機等にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、本発明の通信装置によれば、一括変更のための操作画面を所持し、変更前パターンに対して変更後パターンを登録することにより、電話番号が変わっても、相手先を一つずつ登録変更することなく、一括変換して変更作業を効率化することができる。また、その際、途中の一致を検出してしまうと誤検索する可能性があるが、両パターンにおける先頭から指定された桁数の部分について一致するものを検索して一括変換することにより、誤変換を防ぐことができる。
【0039】
また、本発明の通信装置によれば、過去に変換したパターンを記憶しておき、新規登録時にそのパターンと一致した場合は、変更するか否かをユーザに問い合わせる画面を警告として表示することにより、間違えて新規登録された変更前パターンが登録されることを防ぐことができる。
【0040】
また、本発明の通信装置によれば、発呼時にエラーが起こったときに過去に変換したパターンと一致したものは変換する必要がある候補として変更するかをユーザに問い合わせてユーザに警告を表示することにより、過去の変更前のパターンで再発呼すること、およびリダイヤルバッファに間違えて新規登録されることを防ぐことができる。
【0041】
また、本発明の通信装置によれば、間違えて変換した場合に元に戻すことができる。即ち、変換パターンが複数あるなど一度に多数の変換を行う際に、変換を失敗した場合にでも元に戻して再変換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるファクシミリ装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による動作を表示画面の推移を用いて示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による動作を表示画面の推移を用いて示す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態による動作を表示画面の推移を用いて示す図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態による動作を表示画面の推移を用いて示す図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態による動作を表示画面の推移を用いて示す図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態による動作を表示画面の推移を用いて示す図である。
【符号の説明】
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 スキャナ
4 プロッタ
5 読出専用メモリ
6 書込可能不揮発メモリ
7 網制御部
8 G3FAXモデム
9 画像メモリ
10 符号化復号化部
11 操作表示部

Claims (3)

  1. 短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤル機能による電話番号が登録される記憶手段と、
    電話番号一括変換の操作画面を操作して電話番号の変更後パターンと桁数を入力する入力手段と、
    入力された変更後パターンにより前記登録された電話番号の変更前パターンを検索し、その際、両パターンの先頭から前記桁数の部分について一致するものを検索し、一致した変更前パターンを変更後パターンに一括変換する変換手段と
    短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤル機能による電話番号を登録する際、登録しようとする電話番号を用いて前記変換手段で過去に一括変換したパターンを検索し、一致した場合は変換するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、
    を設け、
    前記変換手段は、前記問い合わせ手段がユーザから変換する旨の応答を受けた場合に前記過去のパターンへの変換を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 前記問い合わせ手段は、発呼エラーとなったとき、その発呼電話番号のパターンにより一括変換されたパターンを検索し、一致した場合は変換するか否かをユーザに問い合わせることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記変換手段により変換されたデータが仮に登録される仮登録手段を設け、全ての変換が正しく行われたとき、前記仮登録手段に仮に登録されたデータを前記記憶手段に登録することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
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