JP7010902B2 - 限られた免疫グロブリン軽鎖レパートリーを発現するマウス - Google Patents
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Description
本出願は、2013年3月13日に出願された米国特許出願第13/798,455号の利益を、米国特許法§119(e)の下で請求し、この出願は、その全体が参照によって本明細書により組み込まれる。
本出願では、2014年3月13日に「2010794-0550_ST25」という名称のascii.txtファイルとして電子形式で提出された配列表に言及する。この.txtファイルは2014年3月11日に作成されたものであり、サイズは33kbである。
Protein Sequence Database、Science 256巻:1443~45頁)に開示されているPAM250対数尤度行列において正の値を有するように成される。一部の実施形態では、置換は、置換がPAM250対数尤度行列において負ではない値を有する、中程度に保存的な置換である。
有用な多重特異性エピトープ結合タンパク質、例えば二重特異性抗体を作製するための以前の試みは、共通のパラダイムが頻繁に共有される様々な問題:ヘテロ二量体の二重特異性ヒト免疫グロブリンを対合させるための適切な形式を合理的に操作するため、または試行錯誤を通じて操作するための配列のin vitroにおける選択または処理によって妨げられている。残念ながら、in vitroにおける操作手法(engineering approach)の全てではないにしろ大多数では、全ての場合、個々の分子に適するほとんどその場限りの調整(fix)がもたらされる。他方では、複雑な生物体を使用して、ヒト治療薬をもたらすことができる適切な対合を選択するためのin vivoにおける方法は実現されていない。
本明細書に記載の組成物および方法を使用して、2つ以上のエピトープに高親和性で結合する結合タンパク質、例えば二重特異性抗体を作製することができる。本発明の利点としては、重鎖免疫グロブリン鎖であって、そのそれぞれが単一の軽鎖と結合する、適切に高い結合性(例えば、親和性成熟した)の重鎖免疫グロブリン鎖を選択できることが挙げられる。
4種の異なる抗原に対して生じた親和性成熟した抗体由来の種々のヒト可変領域を、それらのコグネイト軽鎖またはヒトVκ1-39/Jκ5、ヒトVκ3-20/Jκ1またはヒトVpreB/Jλ5から選択されるヒト軽鎖の少なくとも1つのいずれかと共に発現させた(実施例1を参照されたい)。抗原のそれぞれに対する抗体について、異なる遺伝子ファミリー由来の体細胞変異した高親和性重鎖は再構成されたヒト生殖系列Vκ1-39Jκ5領域およびVκ3-20Jκ1領域と首尾よく対合し、重鎖および軽鎖を発現している細胞から分泌された。Vκ1-39Jκ5およびVκ3-20Jκ1については、以下のヒトVH遺伝子ファミリーに由来するVHドメインが好都合に発現した:1-2、1-8、1-24、2-5、3-7、3-9、3-11、3-13、3-15、3-20、3-23、3-30、3-33、3-48、4-31、4-39、4-59、5-51、および6-1。したがって、Vκ1-39Jκ5およびVκ3-20Jκ1の一方または両方由来のヒトVLドメインの限定されたレパートリーを発現するように操作されたマウスは、マウスVH遺伝子セグメントをヒトVH遺伝子セグメントで置き換えるように改変されたVH遺伝子座から体細胞変異したヒトVHドメインの多様な集団を生成する。
種々の実施形態における第1のステップとして、それぞれヒト重鎖可変ドメイン(および二重特異性抗体を形成する任意のさらなる核酸配列)をコードする第1の核酸配列および第2の核酸配列を、例えば、異なるエピトープに結合できること(図7Aおよび図7Bを参照されたい)、異なる親和性を有することなどのような所望の特性を有する親モノクローナル抗体から選択する。通常、ヒト重鎖可変ドメインをコードする核酸配列は本明細書に記載の通り免疫したマウスから単離し、ヒトへの投与に適するようにヒト重鎖定常領域との融合を可能にする。二重特異性抗体にさらなる機能性を付加する変異を導入することによって行うことができる配列(複数可)へのさらなる改変を実現することができ、その改変としては、例えば、血清半減期を増加させること(例えば、U.S.7,217,797を参照されたい)および/または抗体依存性細胞媒介性細胞傷害性を高めること(例えば、U.S.6,737,056を参照されたい)が挙げられる。抗体の定常領域への変異の導入は当技術分野で公知である。さらに、二重特異性抗体の一部は組換えによって細胞培養物中で作製させることができ、当該分子の他の部分(複数可)は上記の技法によって作製することができる。
選択されたヒトVLと結合するヒトVH領域の同定
単一の再構成されたヒト生殖系列軽鎖を抗原特異的ヒト抗体由来のヒト重鎖と共発現させることができるかどうかを決定するためにin vitro発現系を構築した。
再構成されたヒト生殖系列軽鎖遺伝子座の生成
VELOCIGENE(登録商標)技術(例えば、米国特許第6,586,251号およびValenzuelaら(2003年)High-throughput engineering of the mouse genome coupled with high-resolution expression analysis、Nature Biotech.21巻(6号):652~659頁を参照されたい)を使用して種々の再構成されたヒト生殖系列軽鎖ターゲティングベクターを作製して、マウスゲノム細菌人工染色体(BAC)クローン302g12および254m04(Invitrogen)を改変した。これらの2種のBACクローンを使用して、ゲノム構築物を、単一の再構成されたヒト生殖系列軽鎖領域を含有するように操作し、内因性κ可変遺伝子セグメントおよび内因性連結遺伝子セグメントが欠失するように予め改変した内因性κ軽鎖遺伝子座に挿入した。
当技術分野において認められている標準の分子生物学技法を使用して3種の異なる再構成されたヒト生殖系列軽鎖領域を作製した。これらの3種の領域を構築するために使用したヒト可変遺伝子セグメントは、再構成されたヒトVκ1-39Jκ5配列、再構成されたヒトVκ3-20Jκ1配列および再構成されたヒトVpreBJλ5配列を含むものであった。
Technologies)によって作製した。5’非翻訳領域の一部から天然に存在するBlpI制限酵素部位までを含めた。ヒトVκ1-39遺伝子およびヒトVκ3-20遺伝子のエクソンをヒトゲノムBACライブラリーからPCR増幅した。フォワードプライマーはマウスVκ3-7遺伝子のイントロン1のスプライスアクセプター部位を含有する5’伸長を有した。ヒトVκ1-39配列のPCRのために使用したリバースプライマーはヒトJκ5をコードする伸長を含むものであり、ヒトVκ3-20配列のPCRのために使用したリバースプライマーはヒトJκ1をコードする伸長を含むものであった。ヒトVpreBJλ5配列をデノボDNA合成(Integrated DNA Technologies)によって作製した。スプライスドナー部位を含むヒトJκ-Cκイントロンの一部をプラスミドpBS-296-HA18-PISceIからPCR増幅した。フォワードPCRプライマーはヒトJκ5配列、Jκ1配列またはJλ5配列のいずれかの一部をコードする伸長を含むものであった。リバースプライマーはイントロンに予め操作されたPI-SceI部位を含むものであった。
操作された軽鎖挿入物の5’末端および3’末端に、ターゲティングベクターへのクローニングのための制限酵素部位を導入した:5’末端にAscI部位および3’末端にPI-SceI部位。5’AscI部位から3’PI-SceI部位内で、ターゲティング構築物は、5’から3’へ、マウスBACクローン302g12から得た内因性マウスκ軽鎖遺伝子座に対して5’側の5’相同性アーム含有配列、FRTedネオマイシン耐性遺伝子、ヒトVκ3-15プロモーターを含むゲノム配列、マウスVκ3-7可変遺伝子セグメントのリーダー配列、マウスVκ3-7可変遺伝子セグメントのイントロン配列、再構成されたヒト生殖系列Vκ1-39Jκ5領域のオープンリーディングフレーム、ヒトJκ-Cκイントロンの一部を含有するゲノム配列、およびマウスBACクローン254m04から得た内因性マウスJκ5遺伝子セグメントの3’側の3’相同性アーム含有配列を含んだ(図1、中央)。内因性マウスκ軽鎖遺伝子座の上流および最も3’側のJκ遺伝子セグメント(例えば、内因性3’エンハンサー)の下流の遺伝子および/または配列はターゲティング構築物によって改変しなかった(図1参照)。操作されたヒトVκ1-39Jκ5遺伝子座の配列が配列番号1に示されている。
A;配列番号4)および1633-h2R(TGCAAACTGG ATGCAGCATA G;配列番号5)を用いて確認した。ネオマイシンカセットを、プライマーneoF(GGTGGAGAGG CTATTCGGC;配列番号6)およびneoR(GAACACGGCG GCATCAG;配列番号7)を用いて確認した。次いで、標的BAC
DNAを使用して、マウスES細胞に電気穿孔し、再構成されたヒト生殖系列Vκ1-39Jκ5領域を発現するキメラマウスを生成するための改変ES細胞を作製した。
同様に、再構成されたヒト生殖系列Vκ3-20Jκ1領域を発現する、操作された軽鎖遺伝子座を、5’から3’へ、マウスBACクローン302g12から得た内因性マウスκ軽鎖遺伝子座に対して5’側の5’相同性アーム含有配列、FRTedネオマイシン耐性遺伝子、ヒトVκ3-15プロモーターを含むゲノム配列、マウスVκ3-7可変遺伝子セグメントのリーダー配列、マウスVκ3-7可変遺伝子セグメントのイントロン配列、再構成されたヒト生殖系列Vκ3-20Jκ1領域のオープンリーディングフレーム、ヒトJκ-Cκイントロンの一部を含有するゲノム配列、およびマウスBACクローン254m04から得た内因性マウスJκ5遺伝子セグメントの3’側の3’相同性アーム含有配列を含むターゲティング構築物を使用して作製した(図2、中央)。操作されたヒトVκ3-20Jκ1遺伝子座の配列が配列番号11に示されている。
同様に、再構成されたヒト生殖系列VpreBJλ5領域を発現する、操作された軽鎖遺伝子座を、5’から3’へ、マウスBACクローン302g12から得た内因性マウスκ軽鎖遺伝子座に対して5’側の5’相同性アーム含有配列、FRTedネオマイシン耐性遺伝子、ヒトVκ3-15プロモーターを含むゲノム配列、マウスVκ3-7可変遺伝子セグメントのリーダー配列、マウスVκ3-7可変遺伝子セグメントのイントロン配列、再構成されたヒト生殖系列VpreBJλ5領域のオープンリーディングフレーム、ヒトJκ-Cκイントロンの一部を含有するゲノム配列、およびマウスBACクローン254m04から得た内因性マウスJκ5遺伝子セグメントの3’側の3’相同性アーム含有配列を含むターゲティング構築物を使用して作製した(図3、中央)。操作されたヒトVpreBJλ5遺伝子座の配列が配列番号15に示されている。
単一の再構成されたヒト軽鎖を発現するマウスの生成
上記の標的ES細胞をドナーES細胞として使用し、VELOCIMOUSE(登録商標)法(例えば、米国特許第7,294,754号、およびPoueymirouら(2007年)F0 generation mice that are essentially fully derived from the donor gene-targeted ES cells allowing immediate phenotypic analyses Nature Biotech.25巻(1号):91~99頁を参照されたい)によって8細胞期マウス胚に導入した。操作されたヒト生殖系列Vκ1-39Jκ5軽鎖領域、Vκ3-20Jκ1軽鎖領域またはVpreBJλ5軽鎖領域をそれぞれ独立に有するVELOCIMICE(登録商標)を、対立遺伝子アッセイ(Valenzuelaら、上記)の改変を使用した遺伝子型決定によって同定し、それにより独特の再構成されたヒト生殖系列軽鎖領域の存在を検出する。
共通軽鎖マウスの正常な抗体レパートリーにおける再構成されたヒト軽鎖領域の発現を、共通軽鎖マウスの脾細胞および末梢血における免疫グロブリンκおよびλ発現を分析することにより検証した。野生型マウス(n=5)、Vκ1-39Jκ5共通軽鎖ヘテロ接合体マウス(n=3)、Vκ1-39Jκ5共通軽鎖ホモ接合体マウス(n=3)、Vκ3-20Jκ1共通軽鎖ヘテロ接合体マウス(n=2)、およびVκ3-20Jκ1共通軽鎖ホモ接合体マウス(n=2)から採取した脾臓および末梢血から、標準の方法を使用して細胞懸濁物を作製し、蛍光標識された抗体(BD Pharmigen)を使用してCD19+、Igλ+およびIgκ+で染色した。
各共通軽鎖(Vκ1-39Jκ5およびVκ3-20Jκ1)の発現を、ヘテロ接合性マウスおよびホモ接合性マウスにおいて定量的PCRアッセイ(例えば、TAQMAN(商標))を使用して解析した。
Sequence Detection System(Applied Biosystems)を使用して実施した。表4には、このアッセイに使用したプライマーおよびプローブの配列が示されている。相対的な発現をマウスCκ領域の発現に対して正規化した。結果が図5A、図5Bおよび図5Cに示されている。
内因性マウスκ軽鎖遺伝子座にVκ1-39Jκ5共通軽鎖またはVκ3-20Jκ1共通軽鎖のいずれかを有する共通軽鎖マウスを、β-ガラクトシダーゼを用いて免疫し、抗体価を測定した。
単一の再構成されたヒト生殖系列軽鎖を発現するマウスの掛け合わせ
この実施例では、本明細書に記載の共通軽鎖マウスの任意の1つと掛け合わせて、複数の遺伝子改変免疫グロブリン遺伝子座を有する複数の遺伝子改変マウス系統を作製することができるいくつかの他の遺伝子改変マウス系統が記載されている。
操作された軽鎖遺伝子座の使用を最適化するために、再構成されたヒト生殖系列軽鎖領域のうちの1つを有するマウスを、内因性λ軽鎖遺伝子座に欠失を含有する別のマウスと掛け合わせる。このように、実施例2に記載の通り、得られた後代は、それらの唯一の軽鎖として、再構成されたヒト生殖系列軽鎖領域を発現する。掛け合わせは、当技術分野において認められている標準の技法によって実施する、あるいは、商業的なブリーダー(例えば、Jackson Laboratory)によって実施される。操作された、軽鎖遺伝子座および内因性λ軽鎖遺伝子座の欠失を有するマウス系統を、独特の軽鎖領域の存在および内因性マウスλ軽鎖の非存在についてスクリーニングする。
操作された、ヒト生殖系列軽鎖遺伝子座を有するマウスを、内因性マウス重鎖可変遺伝子遺伝子座の、ヒト重鎖可変遺伝子遺伝子座での置き換えを含有するマウス(US6,596,541を参照されたい;VELOCIMMUNE(登録商標)マウス、Regeneron Pharmaceuticals,Inc.)と掛け合わせる。VELOCIMMUNE(登録商標)マウスは、内因性マウス定常領域遺伝子座に作動可能に連結したヒト重鎖可変領域を含むゲノムを含み、その結果、マウスは、抗原による刺激に応答して、ヒト重鎖可変領域およびマウス重鎖定常領域を含む抗体を産生する。抗体の重鎖の可変領域をコードするDNAを単離し、ヒト重鎖定常領域をコードするDNAに作動可能に連結する。次いで、DNAを、抗体の完全ヒト重鎖を発現することができる細胞において発現させる。
ヒト重鎖および再構成されたヒト生殖系列軽鎖領域を発現するマウスからの抗体の生成
操作されたヒト軽鎖領域を含有するマウスと他の内因性Ig遺伝子座の改変および欠失を含有する種々の所望の系統と掛け合わせた後(実施例4に記載の通り)、選択されたマウスを、目的の抗原を用いて免疫することができる。
抗原特異的共通軽鎖抗体における重鎖遺伝子セグメントの使用
産生されるヒト抗抗原E共通軽鎖抗体の構造を解析するために、重鎖抗体可変領域をコードする核酸をクローニングし、配列決定した。抗体の核酸配列および予測されるアミノ酸配列から、操作されたヒトVκ1-39Jκ5軽鎖または操作されたヒトVκ3-20Jκ1軽鎖領域のいずれかを含有する免疫したVELOCIMMUNE(登録商標)マウスから得た、選択された共通軽鎖抗体の重鎖可変領域(HCVR)について遺伝子使用を同定した。結果が表5および表6に示されており、これにより、ヒトVκ1-39由来の軽鎖またはヒトVκ3-20由来の軽鎖のいずれかのみから軽鎖を発現するマウスを使用した場合、本発明によるマウスが、種々の再構成に起因して種々のヒト重鎖遺伝子セグメントから抗原特異的共通軽鎖抗体を生成することが実証される。2、3、4、および5ファミリーのヒトVH遺伝子セグメントを種々のヒトDHセグメントおよびヒトJHセグメントと共に再構成して抗原特異的抗体をもたらす。
LUMINEX(商標)アッセイによる抗原特異的共通軽鎖抗体の遮断能の決定
抗原Eに対して生じたヒト共通軽鎖抗体98種を、抗原Eの天然のリガンド(リガンドY)の,抗原Eへの結合を遮断するそれらの能力についてビーズに基づくアッセイで試験した。
ELISAによる抗原特異的共通軽鎖抗体の遮断能の決定
抗原Eに対して生じたヒト共通軽鎖抗体を、リガンドYをコーティングした表面への抗原Eの結合を遮断するそれらの能力についてELISAアッセイにおいて試験した。
抗原特異的共通軽鎖抗体についてのBIACORE(商標)親和性決定
選択された抗体上清についての平衡解離定数(KD)を、BIACORE(商標)T100機器(GE Healthcare)を使用したSPR(表面プラズモン共鳴)によって決定した。HBS-EP(10mMのHepes、150mMのNaCl、0.3mMのEDTA、0.05%界面活性剤P20、pH7.4)をランニング緩衝液および試料緩衝液の両方として使用して、25℃で全てのデータを得た。抗体を、粗上清試料から、標準のアミンカップリング化学を使用して高密度の抗ヒトFc抗体で予め誘導体化したCM5センサーチップ表面に捕捉した。捕捉ステップの間に、上清を抗ヒトFc表面にわたって毎分3μLの流速で合計3分間注入した。捕捉ステップの後に、ランニング緩衝液または濃度100nMの分析物のいずれかを、毎分35μLの流速で2分間注入した。捕捉された抗体からの抗原の解離を6分間モニターした。10mMのグリシン、pH1.5を簡単に注入することによって捕捉された抗体を取り出した。全てのセンサーグラムを、分析物センサーグラムから緩衝液の注入由来のセンサーグラムを引き、それにより、捕捉表面からの抗体の解離によって引き起こされるアーチファクトを除くことによって2重参照した。BIAcore T100 Evaluation software v2.1を使用した質量伝達を用いて各抗体についての結合データを1:1結合モデルに対してフィッティングした。結果が表11および表12に示されている。
LUMINEX(商標)アッセイによる抗原特異的共通軽鎖抗体の結合特異性の決定
選択された抗抗原E共通軽鎖抗体を、ヒトタンパク質とはアミノ酸残基のおよそ10%が異なるカニクイザル(cynomolgous monkey)オルソログを含めた抗原EのECDおよび抗原E ECDバリアント(Mf抗原E);ECDのC末端から最後の10アミノ酸を欠く抗原Eの欠失変異体(抗原E-ΔCT);ならびにリガンドYとの相互作用が推測される位置にアラニン置換を含有する2つの変異体(抗原E-Ala1および抗原E-Ala2)に結合するそれらの能力について試験した。抗原Eタンパク質をCHO細胞において産生させ、それぞれがmyc-myc-His C末端タグを含有した。
共通軽鎖抗体における軽鎖シャッフリング
選択された抗原特異的共通軽鎖抗体の重鎖を、重鎖を生殖系列Vκ1-39Jκ5操作軽鎖または生殖系列Vκ3-20Jκ1操作軽鎖のいずれかと再対合させた(実施例1に記載の通り)後の抗原Eへの結合について試験した。
共通軽鎖抗体における重鎖遺伝子使用および体細胞超変異の発生頻度
VELCOIMMUNE(登録商標)マウス(例えば、US6,596,541およびUS7,105,348)において生じた抗体の重鎖配列および軽鎖配列(>6000)を、抗体鎖の重鎖遺伝子セグメントの使用および体細胞超変異の発生頻度を比較するために操作された軽鎖マウス(上記)を使用する多抗原免疫スキームによって得られる共通軽鎖抗体の重鎖配列および軽鎖配列(>600)と共にまとめた。
ヒト細胞表面受容体(抗原E)、2種のヒト細胞表面糖タンパク質のヘテロ二量体(抗原F)、ヒトサイトカイン受容体(抗原G)およびヒト腫瘍分化抗原(抗原H)を用いて免疫した、内因性マウス重鎖遺伝子座のヒトVH、DH、およびJH遺伝子セグメントでの置き換えおよび内因性マウスκ軽鎖遺伝子座の操作された生殖系列Vκ1-39Jκ5ヒト軽鎖領域または操作された生殖系列Vκ3-20Jκ1ヒト軽鎖領域のいずれかでの置き換えを含有するVELOCIMMUNE(登録商標)マウス(実施例2に記載の通り)から得た重鎖配列および軽鎖配列を、重鎖遺伝子セグメントの使用について分析し、VHおよびJH遺伝子セグメントを記録した。結果が表16-18に示されている。表16-18中の百分率は丸めた値を表し、足し合わせたときに100%と等しくならない場合があり得る。
VELCOIMMUNE(登録商標)マウスおよびに操作された軽鎖マウス(上記)において生じた抗体由来の重鎖および軽鎖を、各重鎖および/または軽鎖について実証された重鎖および軽鎖の遺伝子使用に応じて生殖系列配列に対してアライメントした。各配列の重鎖と軽鎖の両方についての各フレームワーク領域(FW)および相補性決定領域(CDR)のアミノ酸の変化を算出した。結果が表19-22に示されている。表21-24中の百分率は丸めた値を表し、足し合わせたときに100%と等しくならない場合があり得る。
ユニバーサル軽鎖を有する二重特異性抗体の結合親和性
選択された単一特異性抗抗原E共通軽鎖抗体(実施例5に記載)のクローニングされたヒト重鎖可変領域から当技術分野で公知の標準の組換えDNA技法を使用して完全ヒト二重特異性抗体を構築した。表23には、選択された親単一特異性抗体由来のヒト重鎖(HC-1およびHC-2)の対合が示されており、各対を、各二重特異性抗体を構築するために生殖系列再構成されたヒトVκ1-39/Jκ1軽鎖と共に使用した。
2つのヒト軽鎖を発現するマウスの生成および分析
実施例2に記載されている方法を使用して、2つのヒトVκ遺伝子セグメント(例えば、ヒトVκ1-39遺伝子セグメントおよびヒトVκ3-20遺伝子セグメント)を含有する2つのさらなる操作された軽鎖遺伝子座を構築した(図9)。1つの操作された軽鎖遺伝子座は、2つのヒトVκ遺伝子セグメントおよび5つのヒトJκ遺伝子セグメントを、再構成されていない立体配置(DLC-5J)で含有した。第2の操作された軽鎖遺伝子座は、2つのヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つのヒトJκ遺伝子セグメントを、再構成されていない立体配置(DLC-1J)で含有した。2つのさらなる操作された軽鎖遺伝子座のそれぞれについて、ヒト遺伝子セグメントは3’に組換えシグナル配列が隣接し、B細胞においてヒト遺伝子セグメントのin vivo再構成が可能になった。
DLCマウスにおけるB細胞集団およびB細胞発生を脾細胞調製物および骨髄調製物のフローサイトメトリー分析によって検証した。2つのヒトVκ遺伝子セグメントおよび5つのヒトJκ遺伝子セグメントについてホモ接合性のマウス(n=4)、2つのヒトVκ遺伝子セグメントおよび1つのヒトJκ遺伝子セグメントについてホモ接合性のマウス(n=4)、および野生型マウス(n=4)からの細胞懸濁物を、標準の方法(上記)を使用して作製し、蛍光標識された抗体で染色した(実施例3に記載の通り)。
ホモ接合性のマウスにおいて両方のヒトVκ遺伝子セグメントの発現を実施例3に従って定量的PCRアッセイを使用して解析した。簡単に述べると、CD19+B細胞を野生型マウス、マウス重鎖およびκ軽鎖可変遺伝子座の、対応するヒト重鎖およびκ軽鎖可変領域遺伝子座(Hκ)での置き換えについてホモ接合性のマウス、ならびに2つのヒトVκ遺伝子セグメントおよび5つのヒトJκ遺伝子セグメント(DLC-5J)または1つのヒトJκ遺伝子セグメント(DLC-1J)のいずれかを含有する、操作されたκ軽鎖遺伝子座についてホモ接合性のマウスの骨髄および脾臓全体から精製した。相対的な発現をマウスCκ領域の発現に対して正規化した(マウス群当たりn=3~5)。結果が図17および図18に示されている。
2つの再構成されていないヒトVκ遺伝子セグメントおよび5つの再構成されていないヒトJκ遺伝子セグメントについてホモ接合性のマウス(DLC-5J)を、脾性B細胞におけるヒトVκ/Jκ遺伝子セグメントの使用について逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)によって分析した。
マウスであって、
マウスまたはラット軽鎖定常領域に作動可能に連結した2つ以下のヒトVL遺伝子セグメントおよび2つまたはそれ超のヒトJL遺伝子セグメント;ならびに
非ヒト定常領域に作動可能に連結した1つまたは複数のヒトVH遺伝子セグメント、1つまたは複数のヒトDH遺伝子セグメント、および1つまたは複数のヒトJH遺伝子セグメント
を含み、
該ヒト遺伝子セグメントが、再構成することが可能であって、抗体のヒト可変ドメインをコードしており、
さらに、該マウスが、免疫グロブリン軽鎖が形成されるように再構成することが可能な内因性VL遺伝子セグメントを含まない、マウス。
(項目2)
前記軽鎖定常領域がラットCκ領域である、項目1に記載のマウス。
(項目3)
前記軽鎖定常領域がマウスCκ領域である、項目1に記載のマウス。
(項目4)
2つのヒトVL遺伝子セグメントが前記マウスまたはラット軽鎖定常領域に作動可能に連結している、項目1から3のいずれか一項に記載のマウス。
(項目5)
2つから5つまでのヒトJL遺伝子セグメントが前記マウスまたはラット軽鎖定常領域に作動可能に連結している、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目6)
5つのヒトJL遺伝子セグメントを含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目7)
前記5つのヒトJL遺伝子セグメントが、ヒトJκ1、Jκ2、Jκ3、Jκ4およびJκ5である、項目6に記載のマウス。
(項目8)
前記2つ以下のヒトVL遺伝子セグメントが、ヒトVκ1-39遺伝子セグメント、ヒトVκ3-20遺伝子セグメント、またはこれらの組合せから選択される、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目9)
前記2つ以下のヒトVL遺伝子セグメントが、ヒトVκ1-39遺伝子セグメントおよびヒトVκ3-20遺伝子セグメントである、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目10)
前記2つ以下のヒトVL遺伝子セグメントおよび2つまたはそれ超のヒトJL遺伝子セグメントが、内因性軽鎖遺伝子座に存在する、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目11)
前記1つまたは複数のヒトVH遺伝子セグメント、1つまたは複数のヒトDH遺伝子セグメント、および1つまたは複数のヒトJH遺伝子セグメントが、マウス定常領域に作動可能に連結している、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目12)
機能的なλ軽鎖遺伝子座を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目13)
非機能的なλ軽鎖遺伝子座を含む、項目1から11のいずれか一項に記載のマウス。
(項目14)
マウスまたはラット軽鎖定常領域に作動可能に連結した前記2つ以下のヒトVL遺伝子セグメントおよび2つまたはそれ超のヒトJL遺伝子セグメントが、ヒトVκ1-39遺伝子セグメントおよびヒトVκ3-20遺伝子セグメントである2つのヒトVκセグメント、ならびにヒトJκ1、Jκ2Jκ3、Jκ4およびJκ5を順番に含む遺伝子座に存在する、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目15)
図9のDLCJ-5J遺伝子座を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目16)
骨髄中に、CD19+、CD43+、c-kit+発現によって特徴付けられる細胞約2.5×104個~約1.5×105個の範囲内のプロB細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目17)
骨髄中に、CD19+、CD43-、c-kit-発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約2×106個の範囲内のプレB細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目18)
骨髄中に、IgM+、B220int発現によって特徴付けられる細胞約5×105個~約7×105個の範囲内の未成熟B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目19)
骨髄中に、IgM+、B220hi発現によって特徴付けられる細胞約3×104個~約1.5×105個の範囲内の成熟B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目20)
骨髄中に、細胞約1×106個~約3×106個の範囲内の総CD19+B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目21)
細胞約2×106個~約7×106個の範囲内のCD19+脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目22)
細胞約1×106個~約4×106個の範囲内のCD19+、IgDhi、IgMlo脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目23)
細胞約9×105個~約2×106個の範囲内のCD19+、IgDlo、IgMhi脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目24)
CD93+B220+IgMhiCD23-発現によって特徴付けられる細胞約2×106個~約7×106個の範囲内の移行T1脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目25)
CD93+B220+IgMhiCD23+発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約7×106個の範囲内の移行T2脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目26)
CD93+B220+IgMloCD23+発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約4×106個の範囲内の移行T3脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目27)
CD93-B220+IgMhiCD21/35hiCD23-発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約3×106個の範囲内の辺縁帯脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目28)
CD93-B220+CD21/35intIgMloIgDhi発現によって特徴付けられる細胞約3×106個~約1.5×107個の範囲内の濾胞1型(FO-I)脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目29)
CD93-B220+CD21/35intIgMintIgDhi発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約2×106個の範囲内の濾胞2型(FO-II)脾性B細胞集団を含む、前記項目のいずれか一項に記載のマウス。
(項目30)
前記項目のいずれか一項に記載のマウスの単離された細胞。
(項目31)
胚性幹(ES)細胞である、項目30に記載の細胞。
(項目32)
項目31に記載のES細胞を含むマウス胚。
(項目33)
B細胞である、項目30に記載の細胞。
(項目34)
項目33に記載のB細胞を用いて作製されたハイブリドーマ。
(項目35)
抗体を生成するため、またはヒト重鎖可変領域をコードする核酸配列を同定するための、項目1から29のいずれか一項に記載のマウスの使用。
(項目36)
目的の抗原に結合する抗体を作製するための方法であって、
項目1から29のいずれか一項に記載のマウスを、目的の抗原を用いて免疫するステップ、
該マウスから免疫グロブリン可変領域遺伝子配列を得るステップ、および
該免疫グロブリン可変領域遺伝子配列を使用して、該抗原に結合する抗体を産生させるステップ
を含む方法。
(項目37)
単一細胞において、
(a)免疫された項目1から29のいずれか一項に記載のマウスの第1のVH遺伝子配列であって、ヒトCH遺伝子配列と融合した第1のVH遺伝子配列;および
(b)ヒトCL遺伝子配列と融合したVL遺伝子配列
を発現させるステップ、
該細胞を、完全ヒト抗体を発現するのに十分な条件下で維持するステップ;ならびに
該抗体を該細胞から単離するステップ
をさらに含む、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記細胞が免疫された項目1から29のいずれか一項に記載のマウスの第2のVH遺伝子配列を含み、該VH遺伝子配列がヒトCH遺伝子配列と融合しており、前記第1のVH遺伝子配列が第1のエピトープを認識するVHドメインをコードし、該第2のVH遺伝子配列が第2のエピトープを認識するVHドメインをコードし、該第1のエピトープおよび該第2のエピトープが同一ではなく、該第1のVHドメインおよび該第2のVHドメインが前記VL遺伝子配列によりコードされるVLドメインと相互作用する、項目37に記載の方法。
(項目39)
ヒト二重特異性抗体の作製における、項目1から29のいずれか一項に記載のマウスの使用。
(項目40)
ヒト二重特異性抗体を作製するための方法であって、項目1から29のいずれか一項に記載のマウスを免疫するステップ、および該マウス由来のB細胞のヒト可変領域遺伝子配列を使用して該二重特異性抗体を作製するステップを含む方法。
(項目41)
(a)項目1から29のいずれか一項に記載のマウスのクローン選択されたリンパ球を同定するステップであって、該マウスが免疫され、目的の抗原に対する免疫応答を生じるようにされており、該リンパ球が該目的の抗原に特異的に結合する抗体を発現するステップ;
(b)該リンパ球または該抗体から、該目的の抗原に特異的に結合するヒト重鎖可変領域をコードするヌクレオチド配列を得るステップ;および
(c)(c)のヌクレオチド配列を二重特異性抗体の作製に使用するステップ
を含む、項目40に記載の方法。
(項目42)
1回目に第1のヒト重鎖可変領域配列を生成するために目的の第1の抗原に対してステップ(a)から(c)までを実施し、2回目に第2のヒト重鎖可変領域配列を生成するために目的の第2の抗原に対してステップ(a)から(c)までを実施し、該第1のヒト重鎖可変領域配列が第1のヒト重鎖定常領域と融合して発現して第1のヒト重鎖を形成し、該第2のヒト重鎖可変領域配列が第2のヒト重鎖定常領域と融合して発現して第2のヒト重鎖を形成し、該第1のヒト重鎖および該第2のヒト重鎖がVκ1-39遺伝子セグメントまたはVκ3-20遺伝子セグメントから発現した単一のヒト軽鎖の存在下で発現する、項目41に記載の方法。
(項目43)
(a)
-第1の免疫原を用いて免疫された項目1から29のいずれか一項に記載のマウス;および
-第2の免疫原を用いて免疫された同じマウス、または遺伝学的には同じである異なるマウス
由来のB細胞から可変重鎖領域をクローニングするステップ、
(b)細胞において、同じ前記重鎖定常領域および同じ前記軽鎖とともに(a)の可変重鎖領域を発現させて二重特異性抗体を作製するステップ
を含む、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記第1のヒト重鎖が、前記第1のヒト重鎖のプロテインAに対する親和性を消失させるまたは実質的に低下させる改変を含み、前記第2のヒト重鎖がプロテインAに結合する能力を保持し、該第1のヒト重鎖のプロテインAに対する親和性を消失させるまたは実質的に低下させる改変が、95R(EU435R)、96F(EU436F)、およびこれらの組合せから選択される、項目43に記載の方法。
(項目45)
ヒト免疫グロブリン重鎖可変ドメイン遺伝子セグメントを選択するための、項目1から29のいずれか一項に記載のマウスの使用。
(項目46)
免疫されている、項目1から29のいずれか一項に記載のマウス。
(項目47)
抗体を産生する方法であって、項目1から29のいずれか一項に記載のマウスを、抗原を用いて免疫するステップ、および結果として生ずる、該マウスにより該抗原に対して産生された抗体から重鎖可変領域アミノ酸配列またはコードするヌクレオチド配列を得るステップ、および該重鎖可変領域アミノ酸配列または核酸配列を抗体の作製に利用するステップを含む方法。
(項目48)
(a)前記マウスを免疫した前記抗原の異なるエピトープに対する2種の異なる抗体から前記重鎖可変領域アミノ酸配列またはコードするヌクレオチド配列を同定するステップ;または
(b)項目1から29のいずれか一項に記載のマウスと同じマウス、またはさらなるマウスを、異なる抗原を用いて免疫し、次いで、該第2の抗原に特異的である、該マウスによって産生された抗体から重鎖可変領域配列アミノ酸配列またはコードするヌクレオチド配列を同定するステップを含み、
該2種の異なる重鎖可変領域を使用して二重特異性抗体を生成するステップをさらに含む、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記抗体または2つの抗体から軽鎖可変領域配列も同定するステップをさらに含む、項目47または48に記載の方法。
(項目50)
項目49に記載の方法であって、該方法によって産生された抗体において同定された1つまたは複数の軽鎖重鎖可変領域も使用することを含む、方法。
(項目A1)
マウスであって、
免疫グロブリン軽鎖定常領域に作動可能に連結した2つのヒト免疫グロブリンVL遺伝子セグメントおよび2つまたはそれ超のヒト免疫グロブリンJL遺伝子セグメントであって、ここで、該2つのヒト免疫グロブリンVL遺伝子セグメントが、ヒトVκ1-39遺伝子セグメントおよびヒトVκ3-20遺伝子セグメントであり、該2つまたはそれ超のヒト免疫グロブリンJL遺伝子セグメントが、ヒトJκ1、Jκ2、Jκ3、Jκ4、およびJκ5からなる群から選択される、2つのヒト免疫グロブリンVL遺伝子セグメントおよび2つまたはそれ超のヒト免疫グロブリンJL遺伝子セグメント;ならびに
非ヒト免疫グロブリン定常領域に作動可能に連結した1つまたは複数のヒト免疫グロブリンVH遺伝子セグメント、1つまたは複数のヒト免疫グロブリンDH遺伝子セグメント、および1つまたは複数のヒト免疫グロブリンJH遺伝子セグメント
を含み、
該ヒト遺伝子セグメントが、再構成することが可能であって、抗体のヒト可変ドメインをコードしており、さらに、該マウスが、免疫グロブリン軽鎖が形成されるように再構成することが可能な内因性免疫グロブリンVL遺伝子セグメントを含まない、マウス。
(項目A2)
前記2つのヒトVL遺伝子セグメントおよび2つまたはそれ超のヒトJL遺伝子セグメントが、マウスまたはラット免疫グロブリン軽鎖定常領域に作動可能に連結される、項目A1に記載のマウス
(項目A3)
前記軽鎖定常領域がラットCκ領域である、項目A2に記載のマウス。
(項目A4)
前記軽鎖定常領域がマウスCκ領域である、項目A2に記載のマウス。
(項目A5)
5つのヒトJL遺伝子セグメントを含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A6)
前記5つのヒトJL遺伝子セグメントが、ヒトJκ1、Jκ2、Jκ3、Jκ4およびJκ5である、項目A5に記載のマウス。
(項目A7)
前記2つのヒトVL遺伝子セグメントおよび2つまたはそれ超のヒトJL遺伝子セグメントが、内因性軽鎖遺伝子座に存在する、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A8)
前記1つまたは複数のヒトVH遺伝子セグメント、1つまたは複数のヒトDH遺伝子セグメント、および1つまたは複数のヒトJH遺伝子セグメントが、マウス定常領域に作動可能に連結している、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A9)
機能的なλ軽鎖遺伝子座を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A10)
非機能的なλ軽鎖遺伝子座を含む、項目A1からA8のいずれか一項に記載のマウス。
(項目A11)
マウスまたはラット軽鎖定常領域に作動可能に連結した前記2つのヒトVL遺伝子セグメントおよび2つまたはそれ超のヒトJL遺伝子セグメントが、ヒトVκ1-39遺伝子セグメントおよびヒトVκ3-20遺伝子セグメントである2つのヒトVκセグメント、ならびにヒトJκ1、Jκ2Jκ3、Jκ4およびJκ5を順番に含む遺伝子座に存在する、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A12)
図9のDLCJ-5J遺伝子座を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A13)
骨髄中に、CD19+、CD43+、c-kit+発現によって特徴付けられる細胞約2.5×104個~約1.5×105個の範囲内のプロB細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A14)
骨髄中に、CD19+、CD43-、c-kit-発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約2×106個の範囲内のプレB細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A15)
骨髄中に、IgM+、B220int発現によって特徴付けられる細胞約5×105個~約7×105個の範囲内の未成熟B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A16)
骨髄中に、IgM+、B220hi発現によって特徴付けられる細胞約3×104個~約1.5×105個の範囲内の成熟B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A17)
骨髄中に、細胞約1×106個~約3×106個の範囲内の総CD19+B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A18)
細胞約2×106個~約7×106個の範囲内のCD19+脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A19)
細胞約1×106個~約4×106個の範囲内のCD19+、IgDhi、IgMlo脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A20)
細胞約9×105個~約2×106個の範囲内のCD19+、IgDlo、IgMhi脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A21)
CD93+B220+IgMhiCD23-発現によって特徴付けられる細胞約2×106個~約7×106個の範囲内の移行T1脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A22)
CD93+B220+IgMhiCD23+発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約7×106個の範囲内の移行T2脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A23)
CD93+B220+IgMloCD23+発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約4×106個の範囲内の移行T3脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A24)
CD93-B220+IgMhiCD21/35hiCD23-発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約3×106個の範囲内の辺縁帯脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A25)
CD93-B220+CD21/35intIgMloIgDhi発現によって特徴付けられる細胞約3×106個~約1.5×107個の範囲内の濾胞1型(FO-I)脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A26)
CD93-B220+CD21/35intIgMintIgDhi発現によって特徴付けられる細胞約1×106個~約2×106個の範囲内の濾胞2型(FO-II)脾性B細胞集団を含む、前記項目Aのいずれか一項に記載のマウス。
(項目A27)
前記項目Aのいずれか一項に記載のマウスの単離された細胞。
(項目A28)
胚性幹(ES)細胞である、項目A27に記載の細胞。
(項目A29)
項目A28に記載のES細胞を含むマウス胚。
(項目A30)
B細胞である、項目A27に記載の細胞。
(項目A31)
項目A30に記載のB細胞を用いて作製されたハイブリドーマ。
(項目A32)
抗体を生成するため、またはヒト免疫グロブリン重鎖可変領域をコードする核酸配列を同定するための、項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスの使用。
(項目A33)
目的の抗原に結合する抗体を作製するための方法であって、
項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスを、目的の抗原を用いて免疫するステップ、
該マウスから免疫グロブリン可変領域遺伝子配列を得るステップ、および
該免疫グロブリン可変領域遺伝子配列を使用して、該抗原に結合する抗体を産生させるステップ
を含む方法。
(項目A34)
単一細胞において、
(a)免疫された項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスの第1のVH遺伝子配列であって、ヒトCH遺伝子配列と融合した第1のVH遺伝子配列;および
(b)ヒトCL遺伝子配列と融合したVL遺伝子配列
を発現させるステップ、
該細胞を、完全ヒト抗体を発現するのに十分な条件下で維持するステップ;ならびに
該抗体を該細胞から単離するステップ
をさらに含む、項目A33に記載の方法。
(項目A35)
前記細胞が免疫された項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスの第2のVH遺伝子配列を含み、該VH遺伝子配列がヒトCH遺伝子配列と融合しており、前記第1のVH遺伝子配列が第1のエピトープを認識するVHドメインをコードし、該第2のVH遺伝子配列が第2のエピトープを認識するVHドメインをコードし、該第1のエピトープおよび該第2のエピトープが同一ではなく、該第1のVHドメインおよび該第2のVHドメインが前記VL遺伝子配列によりコードされるVLドメインと相互作用する、項目A34に記載の方法。
(項目A36)
ヒト二重特異性抗体の作製における、項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスの使用。
(項目A37)
ヒト二重特異性抗体を作製するための方法であって、項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスを免疫するステップ、および該マウス由来のB細胞のヒト可変領域遺伝子配列を使用して該二重特異性抗体を作製するステップを含む方法。
(項目A38)
(a)項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスのクローン選択されたリンパ球を同定するステップであって、該マウスが免疫され、目的の抗原に対する免疫応答を生じるようにされており、該リンパ球が該目的の抗原に特異的に結合する抗体を発現するステップ;
(b)該リンパ球または該抗体から、該目的の抗原に特異的に結合するヒト重鎖可変領域をコードするヌクレオチド配列を得るステップ;および
(c)(c)のヌクレオチド配列を二重特異性抗体の作製に使用するステップ
を含む、項目A37に記載の方法。
(項目A39)
1回目に第1のヒト重鎖可変領域配列を生成するために目的の第1の抗原に対してステップ(a)から(c)までを実施し、2回目に第2のヒト重鎖可変領域配列を生成するために目的の第2の抗原に対してステップ(a)から(c)までを実施し、該第1のヒト重鎖可変領域配列が第1のヒト重鎖定常領域と融合して発現して第1のヒト重鎖を形成し、該第2のヒト重鎖可変領域配列が第2のヒト重鎖定常領域と融合して発現して第2のヒト重鎖を形成し、該第1のヒト重鎖および該第2のヒト重鎖がVκ1-39遺伝子セグメントまたはVκ3-20遺伝子セグメントから発現した単一のヒト軽鎖の存在下で発現する、項目A38に記載の方法。
(項目A40)
(a)
-第1の免疫原を用いて免疫された項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウス;および
-第2の免疫原を用いて免疫された同じマウス、または遺伝学的には同じである異なるマウス
由来のB細胞から可変重鎖領域をクローニングするステップ、
(b)細胞において、同じ前記重鎖定常領域および同じ前記軽鎖とともに(a)の可変重鎖領域を発現させて二重特異性抗体を作製するステップ
を含む、項目A39に記載の方法。
(項目A41)
前記第1のヒト重鎖が、前記第1のヒト重鎖のプロテインAに対する親和性を消失させるまたは実質的に低下させる改変を含み、前記第2のヒト重鎖がプロテインAに結合する能力を保持し、該第1のヒト重鎖のプロテインAに対する親和性を消失させるまたは実質的に低下させる改変が、95R(EU435R)、96F(EU436F)、およびこれらの組合せから選択される、項目A40に記載の方法。
(項目A42)
ヒト免疫グロブリン重鎖可変ドメイン遺伝子セグメントを選択するための、項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスの使用。
(項目A43)
免疫されている、項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウス。
(項目A44)
抗体を産生する方法であって、項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスを、抗原を用いて免疫するステップ、および結果として生ずる、該マウスにより該抗原に対して産生された抗体から重鎖可変領域アミノ酸配列またはコードするヌクレオチド配列を得るステップ、および該重鎖可変領域アミノ酸配列または核酸配列を抗体の作製に利用するステップを含む方法。
(項目A45)
(a)前記マウスを免疫した前記抗原の異なるエピトープに対する2種の異なる抗体から前記重鎖可変領域アミノ酸配列またはコードするヌクレオチド配列を同定するステップ;または
(b)項目A1からA26のいずれか一項に記載のマウスと同じマウス、またはさらなるマウスを、異なる抗原を用いて免疫し、次いで、該第2の抗原に特異的である、該マウスによって産生された抗体から重鎖可変領域配列アミノ酸配列またはコードするヌクレオチド配列を同定するステップを含み、
該2種の異なる重鎖可変領域を使用して二重特異性抗体を生成するステップをさらに含む、項目A44に記載の方法。
(項目A46)
前記抗体または2つの抗体から軽鎖可変領域配列も同定するステップをさらに含む、項目A44またはA45に記載の方法。
(項目A47)
項目A46に記載の方法であって、該方法によって産生された抗体において同定された1つまたは複数の軽鎖重鎖可変領域も使用することを含む、方法。
Claims (32)
- そのゲノム内に、
マウス免疫グロブリン軽鎖定常領域配列に作動可能に連結された、ちょうど2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントと、5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントと
を含むように遺伝子改変されたマウス胚性幹(ES)細胞であって、該2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントがヒトVκ1-39遺伝子セグメントおよびヒトVκ3-20遺伝子セグメントであり、該5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントが、ヒトJκ1遺伝子セグメント、ヒトJκ2遺伝子セグメント、ヒトJκ3遺伝子セグメント、ヒトJκ4遺伝子セグメントおよびヒトJκ5遺伝子セグメントである、遺伝子改変されたマウスES細胞。 - そのゲノム内に、
内因性重鎖遺伝子座においてマウス免疫グロブリン重鎖定常領域配列に作動可能に連結された、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンVH遺伝子セグメントと、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンDH遺伝子セグメントと、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンJH遺伝子セグメントと
をさらに含む、請求項1に記載の遺伝子改変されたマウスES細胞。 - 前記ES細胞の前記ゲノムが、再構成して免疫グロブリン重鎖可変領域を形成できる内因性マウス免疫グロブリンVH遺伝子セグメントを含まない、請求項2に記載の遺伝子改変されたES細胞。
- 前記2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントと、5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントが、内因性免疫グロブリンκ軽鎖遺伝子座に存在する、請求項1~3のいずれか一項に記載の遺伝子改変されたES細胞。
- 前記遺伝子改変されたマウスES細胞の前記ゲノムが、機能的なλ軽鎖遺伝子座を含まない、請求項1または請求項2に記載の遺伝子改変されたES細胞。
- 前記マウス軽鎖定常領域がマウスCκ定常領域である、請求項1または請求項2に記載の遺伝子改変されたマウスES細胞。
- 前記マウスCκ定常領域が内因性マウスCκ定常領域である、請求項6に記載の遺伝子改変されたマウスES細胞。
- 前記遺伝子改変されたマウスES細胞のゲノム内の前記ヒトVκ1-39遺伝子セグメントがヒト生殖系列Vκ1-39遺伝子セグメントであり、前記遺伝子改変されたマウスES細胞の前記ゲノム内の前記ヒトVκ3-20遺伝子セグメントがヒト生殖系列Vκ3-20遺伝子セグメントである、請求項1または請求項2に記載の遺伝子改変されたマウスES細胞。
- 前記遺伝子改変されたマウスES細胞の前記ゲノムが、前記ヒトVκ1-39遺伝子セグメント、前記ヒトVκ3-20遺伝子セグメント、前記ヒトJκ1遺伝子セグメント、前記ヒトJκ2遺伝子セグメント、前記ヒトJκ3遺伝子セグメント、前記ヒトJκ4遺伝子セグメント、および、前記ヒトJκ5遺伝子セグメントを順に含む、請求項1または請求項2に記載の遺伝子改変されたマウスES細胞。
- 前記遺伝子改変されたマウスES細胞の前記ゲノムが、DLC-5J遺伝子座を含み、該DLC-5J遺伝子座が、配列番号38~49より選択されるhVκ/hJκ/mCκ接合部配列を含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の遺伝子改変されたマウスES細胞。
- 請求項1または請求項2に記載の遺伝子改変されたES細胞に由来するマウス胚。
- 代理母において請求項11に記載のマウス胚を懐胎させ、該代理母に、全体的にまたは部分的に前記遺伝子改変されたES細胞に由来する子孫を出産させることを含む、マウスを作製する方法。
- 遺伝子改変されたマウスES細胞を作製する方法であって、ES細胞を、そのゲノム内に、
マウス免疫グロブリン軽鎖定常領域配列に作動可能に連結された、ちょうど2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントと、5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントと
を含むように遺伝子改変することを含み、ここで、該2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントがヒトVκ1-39遺伝子セグメントおよびヒトVκ3-20遺伝子セグメントであり、該5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントが、ヒトJκ1遺伝子セグメント、ヒトJκ2遺伝子セグメント、ヒトJκ3遺伝子セグメント、ヒトJκ4遺伝子セグメントおよびヒトJκ5遺伝子セグメントである、方法。 - 前記遺伝子改変されたマウスES細胞が、そのゲノム内に、
内因性重鎖遺伝子座においてマウス免疫グロブリン重鎖定常領域配列に作動可能に連結された、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンVH遺伝子セグメントと、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンDH遺伝子セグメントと、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンJH遺伝子セグメントと
をさらに含む、請求項13に記載の方法。 - 前記マウス軽鎖定常領域がマウスCκ定常領域である、請求項13または請求項14に記載の方法。
- 前記マウス軽鎖定常領域が内因性マウスCκ定常領域である、請求項15に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたES細胞の前記ゲノムが、再構成して免疫グロブリン重鎖可変領域を形成できる内因性マウス免疫グロブリンVH遺伝子セグメントを含まない、請求項14に記載の方法。
- 前記2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントと、5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントが、内因性免疫グロブリンκ軽鎖遺伝子座に存在する、請求項13~17のいずれか一項に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスES細胞の前記ゲノムが機能的なλ軽鎖遺伝子座を含まない、請求項13または請求項14に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスES細胞の前記ゲノム内の前記ヒトVκ1-39遺伝子セグメントがヒト生殖系列Vκ1-39遺伝子セグメントであり、前記遺伝子改変されたマウスES細胞の前記ゲノム内の前記ヒトVκ3-20遺伝子セグメントがヒト生殖系列Vκ3-20遺伝子セグメントである、請求項13または請求項14に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスES細胞の前記ゲノムが、前記ヒトVκ1-39遺伝子セグメント、前記ヒトVκ3-20遺伝子セグメント、前記ヒトJκ1遺伝子セグメント、前記ヒトJκ2遺伝子セグメント、前記ヒトJκ3遺伝子セグメント、前記ヒトJκ4遺伝子セグメント、および、前記ヒトJκ5遺伝子セグメントを順に含む、請求項13または請求項14に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスES細胞が、DLC-5J遺伝子座を含み、該DLC-5J遺伝子座が、配列番号38~49より選択されるhVκ/hJκ/mCκ接合部配列を含む、請求項13~21のいずれか一項に記載の方法。
- 遺伝子改変されたマウスを作製する方法であって、マウスの生殖系列ゲノムを、
マウス免疫グロブリン軽鎖定常領域配列に作動可能に連結された、ちょうど2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントと、5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントと
を含むように遺伝子改変することを含み、ここで、該2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントがヒトVκ1-39遺伝子セグメントおよびヒトVκ3-20遺伝子セグメントであり、該5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントが、ヒトJκ1遺伝子セグメント、ヒトJκ2遺伝子セグメント、ヒトJκ3遺伝子セグメント、ヒトJκ4遺伝子セグメントおよびヒトJκ5遺伝子セグメントであり、
該遺伝子改変されたマウスが、そのゲノム内に、
内因性重鎖遺伝子座においてマウス免疫グロブリン重鎖定常領域配列に作動可能に連結された、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンV H 遺伝子セグメントと、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンD H 遺伝子セグメントと、1つまたは複数の再構成されていないヒト免疫グロブリンJ H 遺伝子セグメントと
をさらに含む、方法。 - 前記マウス軽鎖定常領域がマウスCκ定常領域である、請求項23に記載の方法。
- 前記マウス軽鎖定常領域が内因性マウスCκ定常領域である、請求項24に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスの前記ゲノムが、再構成して免疫グロブリン重鎖可変領域を形成できる内因性マウス免疫グロブリンVH遺伝子セグメントを含まない、請求項23に記載の方法。
- 前記2つの再構成されていないヒト免疫グロブリンVκ遺伝子セグメントと、5つの再構成されていないヒト免疫グロブリンJκ遺伝子セグメントが、内因性免疫グロブリンκ軽鎖遺伝子座に存在する、請求項23~26のいずれか一項に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスの前記ゲノムが非機能的な免疫グロブリンλ軽鎖遺伝子座を含む、請求項23に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスの前記ゲノムが機能的なλ軽鎖遺伝子座を含まない、請求項23に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスの前記ゲノム内の前記ヒトVκ1-39遺伝子セグメントがヒト生殖系列Vκ1-39遺伝子セグメントであり、前記遺伝子改変されたマウスの前記ゲノム内の前記ヒトVκ3-20遺伝子セグメントがヒト生殖系列Vκ3-20遺伝子セグメントである、請求項23に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスの前記ゲノムが、前記ヒトVκ1-39遺伝子セグメント、前記ヒトVκ3-20遺伝子セグメント、前記ヒトJκ1遺伝子セグメント、前記ヒトJκ2遺伝子セグメント、前記ヒトJκ3遺伝子セグメント、前記ヒトJκ4遺伝子セグメント、および、前記ヒトJκ5遺伝子セグメントを順に含む、請求項23に記載の方法。
- 前記遺伝子改変されたマウスが、DLC-5J遺伝子座を含み、該DLC-5J遺伝子座が、配列番号38~49より選択されるhVκ/hJκ/mCκ接合部配列を含む、請求項23~29のいずれか一項に記載の方法。
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