JP7112643B2 - 車両のボディ構造 - Google Patents
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Description
以下、図1~図11に基づいて本発明の実施形態1に係る車両のボディ構造について説明する。本実施形態に係る車両のボディ構造は、車両のルーフサイドレールにおける前側アウタパネルと後側アウタパネルとの接続構造である。ここで、図中に示す前後左右、及び上下は、本実施形態に係るボディ構造を備える車両の前後左右、及び上下に対応している。
車両ボディ10には、図1に示すように、運転席や助手席等の前部座席に対応するフロントドア開口部11と、後部座席に対応するリヤドア開口部12とが設けられている。そして、フロントドア開口部11がドアヒンジを中心に回動可能なフロントドア(図示省略)により開閉可能に構成されている。また、リヤドア開口部12がスライドドア17(図3参照)により開閉可能に構成されている。
ルーフサイドレール20のアウタパネル22は、図1、図2等に示すように、リヤドア開口部12の前部において、前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとが接続されることにより構成される。ここで、アウタパネル22は、図3に示すように、車幅方向外側(左側)の端縁と車幅方向内側(右側)の端縁とにそれぞれ左フランジ部221と右フランジ部222とが形成されている。そして、アウタパネル22の左フランジ部221と右フランジ部222間が意匠面220e,220dとなっている。即ち、アウタパネル22の意匠面220e,220dは、中央意匠面220eと、その中央意匠面220eの幅方向両側で左フランジ部221と右フランジ部222との近傍に形成された段差状意匠面220dとから構成されている。
前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの接続には、図7に示すように、前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとを位置決めして相互に連結するための連結部材300が使用される。連結部材300は、第1連結片310と第2連結片320とから構成されている。第1連結片310は、前側アウタパネル22aの中央意匠面220eを裏側から支持した状態で、前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの意匠面220e,220dの左端部、左フランジ部221を裏側から連結する部材である。また、第2連結片320は、後側アウタパネル22bの中央意匠面220eを裏側から支持した状態で、後側アウタパネル22bと前側アウタパネル22aとの意匠面220e,220dの右端部、右フランジ部222を裏側から連結する部材である。
第1連結片310は、図7、図8に示すように、車両前後方向に延びる左サイド部311と車幅方向(左右方向)に延びるクロス部315とから略L字形に形成されている。そして、左サイド部311の左側端縁に前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの左フランジ部221に対して裏側から重ねられるフランジ部312が設けられている。左サイド部311のフランジ部312の右側前部はクロス部315との角部になっており、この部分に前側アウタパネル22aの中央意匠面220eを裏側(下側)から支えるとともに、段差状意匠面220dを裏側(右側)から支える左前支持面313sが形成されている。
第2連結片320は、図8に示すように、車両前後方向に延びる右ベース部321と車幅方向(左右方向)に延びるクロス部325とから略T字形に形成されている。そして、右ベース部321の左側端縁に前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの右フランジ部222に対して裏側から重ねられるフランジ部322が設けられている。右ベース部321のフランジ部322の左側前部には、前側アウタパネル22aの中央意匠面220eの右端部と段差状意匠面220dとを裏側から支える右前支持面323sが形成されている。
前側アウタパネル22aの接続部224と後側アウタパネル22bの接続部224とを接続する場合は、次の手順による。先ず、図7、及び図11に示すように、第2連結片320の跨ぎ部323vで前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの接続部224を跨いだ状態で、第2連結片320の挟み部326を、図10に示すように、後側アウタパネル22bの接続部224に対して裏側(後側)から当接させる。そして、第2連結片320を前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの裏面に、例えば、構造用接着剤Mにより接着する。
前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22b(アウタパネル22)とが本発明の二つのパネルに相当する。また、アウタパネル22の中央意匠面220eと段差状意匠面220dが本発明の意匠面に相当し、アウタパネル22の接続部224の接合フランジ部224fが本発明における二つのパネルのフランジ部に相当する。
本実施形態に係るアウタパネルの接続構造によると、前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22b(二つのパネル)は、裏側でそれらのパネルの接続部224(フランジ部)を跨ぐ第1連結片310,第2連結片320により連結されている。このため、前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとに対して両パネルの意匠面220e,220dを互いに離す方向に外力が加わった場合でも、前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの意匠面220e,220dが離れ難くなる。これにより、前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの意匠面220e,220dの合わせ部位の塗装割れを防止できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、連結部材300を第1連結片310と第2連結片320とにより構成する例を示した。しかし、前側アウタパネル22aと後側アウタパネル22bとの幅寸法によっては、連結部材300を一つの部材で形成することも可能である。また、本実施形態では、パネルの一例としてルーフサイドレール20のアウタパネル22を例示した。しかし、ルーフサイドレール20のアウタパネル22の代わりに、ルーフパネル等の接続部分に本発明を適用することも可能である。
22・・・・アウタパネル(パネル)
22b・・・後側アウタパネル(パネル)
22a・・・前側アウタパネル(パネル)
220d・・段差状意匠面(意匠面)
220e・・中央意匠面(意匠面)
224・・・接続部
224m・・溝形成凹部
224f・・接合フランジ部(フランジ部)
300・・・連結部材
310・・・第1連結片
313v・・跨ぎ部
314・・・接合部
316・・・挟み部
320・・・第2連結片
323v・・跨ぎ部
325c・・接合部
326・・・挟み部
Claims (4)
- 車両のボディを構成する二つのパネルが意匠面とフランジ部とを備えており、前記二つのパネルのフランジ部を互いに接合させることで、前記二つのパネルの意匠面が同一面上に保持される車両のボディ構造であって、
前記二つのパネルの裏側で、前記二つのパネルのフランジ部を跨いで前記二つのパネルを連結する連結部材を備えており、
前記パネルのフランジ部は、前記意匠面に対してほぼ直角に形成されており、
前記連結部材は、前記二つのパネルのフランジ部を挟んで互いに当接した状態に保持する挟み部を備えている車両のボディ構造。 - 請求項1に記載された車両のボディ構造であって、
前記連結部材は、二つのパネルに接着剤により固定されている車両のボディ構造。 - 車両のボディを構成する二つのパネルが意匠面とフランジ部とを備えており、前記二つのパネルのフランジ部を互いに接合させることで、前記二つのパネルの意匠面が同一面上に保持される車両のボディ構造であって、
前記二つのパネルの裏側で、前記二つのパネルのフランジ部を跨いで前記二つのパネルを連結する連結部材を備えており、
前記連結部材は、第1連結片と第2連結片とを備えており、
前記第1連結片と第2連結片とは、跨ぎ部と挟み部とを備えており、
前記第1連結片と第2連結片との跨ぎ部が前記二つのパネルのフランジ部を跨いで前記二つのパネルを連結しており、
前記第1連結片の挟み部が一方のパネルのフランジ部に一方から当接し、前記第2連結片の挟み部が他方のパネルのフランジ部に他方から当接することで、前記二つのパネルのフランジ部を挟んで互いに当接した状態に保持する車両のボディ構造。 - 請求項3に記載された車両のボディ構造であって、
前記連結部材の第1連結片と第2連結片とには、重ねられた状態で互いに接合される接合部が設けられている車両のボディ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018220870A JP7112643B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 車両のボディ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018220870A JP7112643B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 車両のボディ構造 |
Publications (2)
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| JP2020083080A JP2020083080A (ja) | 2020-06-04 |
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Family Applications (1)
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| JP2018220870A Active JP7112643B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 車両のボディ構造 |
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Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| US20060202518A1 (en) | 2005-03-09 | 2006-09-14 | Nissan Technical Center North America, Inc. | Vehicle roof structure |
| JP2009096287A (ja) | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Mazda Motor Corp | 車両の上部車体構造 |
| JP2010111257A (ja) | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Toyota Motor Corp | 車両のルーフ構造 |
| JP2010167978A (ja) | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Honda Motor Co Ltd | 車体構造 |
-
2018
- 2018-11-27 JP JP2018220870A patent/JP7112643B2/ja active Active
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| JP2020083080A (ja) | 2020-06-04 |
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