JP7321945B2 - 送給及び締結用の装置及び方法 - Google Patents
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Description
本発明は、ピアスメタル等のコイン形状のパーツを受け付けて被取付部材に取り付けるための装置及び方法に関する。
φ10・φ14 ピアスメタル等のコイン形状のパーツをフィーダ装置から締結装置のレシーバに送給して締結する際には、ピアスメタルは平面が円形、断面がT型の形状で上下面の締結方向が決まっているため、フィーダ装置から排出されたパーツが、レシーバの先端まで反転することなく装填される必要がある。
この点、例えば、特許文献1のように、フィーダ装置の断面をリベット等のパーツの形状に合わせた形状を有することにより、反転を防止するツールは存在する。
しかしながら、従来の工法では、ピアスメタルを1個ずつ締結箇所へ手動で置いて位置出ししていたため、締結位置にバラつきがあり、またセッティングするまでに時間を要していた。
この点、例えば、特許文献1のように、フィーダ装置の断面をリベット等のパーツの形状に合わせた形状を有することにより、反転を防止するツールは存在する。
しかしながら、従来の工法では、ピアスメタルを1個ずつ締結箇所へ手動で置いて位置出ししていたため、締結位置にバラつきがあり、またセッティングするまでに時間を要していた。
従って、本発明の目的は、ピアスメタル等のコイン形状のパーツを適切かつ時間を要することなく締結装置の先端へ装填する装置及び方法を提供することである。
この目的を達成するため、本発明の1つの態様は、
送給されたコイン形状のパーツを受け付けて前記パーツを被取付部材に締結する装置であって、
前記パーツを前記被取付部材に締結するためのパンチツールを上方から挿入できるように構成された中空の柱形状部と、
前記中空の柱形状部の側面から送給された前記パーツを一時的に保持し、前記パンチツールにより前記パーツが押し下げられることにより、前記パーツが一時的な保持から解放されるように構成される保持部と、
前記保持部から下方に延びており、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態を維持しながら前記パーツが通過するように、前記パーツの表と裏が反転しない幅の断面を有するパーツ通過経路部と、
前記パーツ通過経路部を通過した前記パーツを、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導する誘導部と、
前記誘導部により前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態で、前記パーツを前記被取付部材に締結する締結部と
を備えた装置である。
送給されたコイン形状のパーツを受け付けて前記パーツを被取付部材に締結する装置であって、
前記パーツを前記被取付部材に締結するためのパンチツールを上方から挿入できるように構成された中空の柱形状部と、
前記中空の柱形状部の側面から送給された前記パーツを一時的に保持し、前記パンチツールにより前記パーツが押し下げられることにより、前記パーツが一時的な保持から解放されるように構成される保持部と、
前記保持部から下方に延びており、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態を維持しながら前記パーツが通過するように、前記パーツの表と裏が反転しない幅の断面を有するパーツ通過経路部と、
前記パーツ通過経路部を通過した前記パーツを、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導する誘導部と、
前記誘導部により前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態で、前記パーツを前記被取付部材に締結する締結部と
を備えた装置である。
前記装置において、好ましくは、前記保持部は、2つのスチールボールの間で前記パーツの表面及び裏面が鉛直方向に平行な状態で前記パーツを保持するように構成される。
前記装置において、好ましくは、前記誘導部は、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態に前記パーツを誘導するように、前記パーツ通過経路部の下側に傾斜した傾斜面を有しており、
前記傾斜面は、前記パーツの表面が徐々に上を向くように誘導するガイド溝を有している。
前記傾斜面は、前記パーツの表面が徐々に上を向くように誘導するガイド溝を有している。
前記装置において、好ましくは、前記中空の柱形状部と前記パーツ通過経路部とは、平面視において少なくとも一部が重なるように構成される。
前記装置において、好ましくは、前記パンチツールが、前記保持部に保持されている前記パーツを押し下げている状態では、前記パーツの次に送給される予定のパーツが、前記パンチツールの側面により、前記中空の柱形状部の側面から送給されることを阻止されるように構成される。
前記装置において、好ましくは、前記パーツはピアスメタルである。
本発明の別の態様は、
コイン形状のパーツを装置内で送給し、前記パーツを被取付部材に締結する方法であって、
前記装置の中空の柱形状部の側面から送給された前記パーツを保持部において一時的に保持する保持ステップと、
前記中空の柱形状部の上方から挿入されたパンチツールにより前記パーツが押し下げられることにより、前記保持部による一時的な保持から前記パーツを解放する解放ステップと、
一時的な保持から解放された前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態を維持しながら、前記保持部から下方に延びるパーツ通過経路部内で前記パーツを自然落下させる落下ステップと、
前記パーツ通過経路部を落下した前記パーツを、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導する誘導ステップと、
前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態で、前記パーツを前記被取付部材に締結する締結ステップと
を備えた方法である。
コイン形状のパーツを装置内で送給し、前記パーツを被取付部材に締結する方法であって、
前記装置の中空の柱形状部の側面から送給された前記パーツを保持部において一時的に保持する保持ステップと、
前記中空の柱形状部の上方から挿入されたパンチツールにより前記パーツが押し下げられることにより、前記保持部による一時的な保持から前記パーツを解放する解放ステップと、
一時的な保持から解放された前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態を維持しながら、前記保持部から下方に延びるパーツ通過経路部内で前記パーツを自然落下させる落下ステップと、
前記パーツ通過経路部を落下した前記パーツを、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導する誘導ステップと、
前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態で、前記パーツを前記被取付部材に締結する締結ステップと
を備えた方法である。
前記方法において、好ましくは、前記誘導ステップは、前記パーツ通過経路部の下側の傾斜した傾斜面に形成されたガイド溝により、前記パーツの表面が徐々に上を向くように誘導することを更に備えている。
前記方法において、好ましくは、前記保持部に保持されている前記パーツを押し下げている状態では、前記パーツの次に送給される予定のパーツが、前記パンチツールの側面により、前記中空の柱形状部の側面から送給されることを阻止される。
従来の工法では、パーツを1個ずつ締結箇所へ手動で置いて位置出ししていたため、締結位置にバラつきがあり、またセッティングするまでに時間を要していたが、本発明によれば、パーツの送給及び締結について、時間短縮及び自動供給が可能となる。
以下、本発明に係る送給及び締結装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
[送給・締結装置の全体の構成]
図1は、本発明の一実施形態による送給及び締結装置の斜視図である。図2は、本発明の一実施形態による送給及び締結装置の正面図である。図3は、本発明の一実施形態による送給及び締結装置の内部構造の様子を示した図である。
図1は、本発明の一実施形態による送給及び締結装置の斜視図である。図2は、本発明の一実施形態による送給及び締結装置の正面図である。図3は、本発明の一実施形態による送給及び締結装置の内部構造の様子を示した図である。
本発明に係る送給及び締結装置100は、フィーダ装置106から投入されたパーツを柱形状部104内で一時的に保持した後に、上方から挿入されるパンチツール102によりパーツの一時的保持を解除することにより、パーツを下方の締結位置まで送給し、パーツを被取付部材に締結するように構成されている。
本実施例では、パーツの一例として、ピアスメタルを送給して被取付部材に締結する装置について説明する。
図2に示されるように、送給及び締結装置100は、柱形状部104と、柱形状部104の側面に位置する保持部108と、保持部108の下側に位置するパーツ通過経路部120と、パーツ通過経路部120と底面の間に位置する誘導部112と、底面に位置する締結部118を備えている。
図2に示されるように、送給及び締結装置100は、柱形状部104と、柱形状部104の側面に位置する保持部108と、保持部108の下側に位置するパーツ通過経路部120と、パーツ通過経路部120と底面の間に位置する誘導部112と、底面に位置する締結部118を備えている。
[柱形状部]
柱形状部104は、側面がフィーダ装置106に繋がっており、フィーダ装置106から投入されたピアスメタル200を受け付けるように構成されている。また、柱形状部104は、ピアスメタル200を被取付部材に締結するためのパンチツール102を上方から挿入できるように中空となっている。
柱形状部104は、側面がフィーダ装置106に繋がっており、フィーダ装置106から投入されたピアスメタル200を受け付けるように構成されている。また、柱形状部104は、ピアスメタル200を被取付部材に締結するためのパンチツール102を上方から挿入できるように中空となっている。
[保持部]
図4は、図2の保持部108について、断面IV-IVを示した図である。図5は、図2の保持部108について、断面V-Vを示した図である。
図2及び図3に示されるように、保持部108は、柱形状部104の側面に配置されたフィーダ装置106から投入されたピアスメタル200を受け付けて一時的に保持することができるように、フィーダ装置106が配置された位置の下側に隣接して配置される。保持部108は、図2に示されるように、柱形状部104の中空部分に一部が重なるように配置され、柱形状部104の中空部分に部分的に重なった位置でピアスメタル200を一時的に保持できるように構成される。
このように構成することにより、図4に示されるように、平面視では、ピアスメタル200はパンチツール102と部分的に重なることになり、上方からパンチツール102を押し下げることにより、保持部108で保持されたピアスメタル200の上端部を押して保持部108から解放し、柱形状部104の下側のパーツ通過経路部120に誘導することが可能となる。
図4は、図2の保持部108について、断面IV-IVを示した図である。図5は、図2の保持部108について、断面V-Vを示した図である。
図2及び図3に示されるように、保持部108は、柱形状部104の側面に配置されたフィーダ装置106から投入されたピアスメタル200を受け付けて一時的に保持することができるように、フィーダ装置106が配置された位置の下側に隣接して配置される。保持部108は、図2に示されるように、柱形状部104の中空部分に一部が重なるように配置され、柱形状部104の中空部分に部分的に重なった位置でピアスメタル200を一時的に保持できるように構成される。
このように構成することにより、図4に示されるように、平面視では、ピアスメタル200はパンチツール102と部分的に重なることになり、上方からパンチツール102を押し下げることにより、保持部108で保持されたピアスメタル200の上端部を押して保持部108から解放し、柱形状部104の下側のパーツ通過経路部120に誘導することが可能となる。
ピアスメタル200を送給及び締結装置100の締結部118へ1個ずつ装填することができるように、送給及び締結装置100は、ピアスメタル200が通過する経路内で一時的な保持を可能とする機構として保持部108を施している。自動締結システムで使用することを考慮する場合、ピアスメタル200を被取付部材に締結した後、自動的に次の締結用のピアスメタル200が送給及び締結装置100内へ送られてくることになる。保持部108の一時保持機構がないと送られてきたピアスメタル200はそのまま送給及び締結装置100の外へ吐き出されてしまうことになる。保持部108による一時保持機構を搭載し、送給及び締結装置100内で一個ずつ保持させることにより、ピアスメタル200を1個ずつ締結部118へ送り出すことが可能となる。
図4に示されるように、本実施例では、保持部108は、2個所に設けられたスチールボール140をオーリング110で圧力を掛けて保持する機構とボールプランジャー150で保持する機構の2つを設けている。なお、保持部108は、一時保持機構として、他にバネ、スプリング、ロッキングカム等のストッパー機能を有する機構を取り付ける方法により設計してもよい。なお、保持部108を取り付ける位置は、ワークと干渉しない位置とすることにより、取付位置や高さは適宜決定することができる。
[パーツ(ピアスメタル)通過経路部]
パーツ通過経路部120は、保持部108から下方に延びており、ピアスメタル200の表面と裏面が鉛直方向に実質的に平行な状態を維持しながらピアスメタルが通過するように、ピアスメタル200の表と裏が反転しない幅の断面を有している。例えば、ピアスメタル200の表面と裏面の決められた姿勢方向を保持するためにパーツ挿入口と共にパーツ通過経路120の断面形状は長方形状となっている。パーツ通過経路120は、ボールプランジャー150で一時的に保持されたピアスメタル200が解放されたときに薄い直方体形状の通過経路の中を鉛直に自然落下する構造になっている。パーツ通過経路部120は、直方体形状にすることによりピアスメタル200の表面と裏面の方向を一定に保持し、反転するスペースを作らない設計とすることにより、フィーダ装置106からフィードチューブ内を通って投入されたピアスメタル200を送給及び締結装置100の誘導部112へ向けて送給できる構造である。
パーツ通過経路部120は、保持部108から下方に延びており、ピアスメタル200の表面と裏面が鉛直方向に実質的に平行な状態を維持しながらピアスメタルが通過するように、ピアスメタル200の表と裏が反転しない幅の断面を有している。例えば、ピアスメタル200の表面と裏面の決められた姿勢方向を保持するためにパーツ挿入口と共にパーツ通過経路120の断面形状は長方形状となっている。パーツ通過経路120は、ボールプランジャー150で一時的に保持されたピアスメタル200が解放されたときに薄い直方体形状の通過経路の中を鉛直に自然落下する構造になっている。パーツ通過経路部120は、直方体形状にすることによりピアスメタル200の表面と裏面の方向を一定に保持し、反転するスペースを作らない設計とすることにより、フィーダ装置106からフィードチューブ内を通って投入されたピアスメタル200を送給及び締結装置100の誘導部112へ向けて送給できる構造である。
[誘導部]
誘導部112は、パーツ通過経路部120の下側に繋がり、パーツ通過経路部120を通過したピアスメタル200を、ピアスメタル200の表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、ピアスメタル200の表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導するように構成される。
具体的な構造として、誘導部112は、パーツ通過経路部120と締結部118の間において傾斜角度を設け、その傾斜面においてピアスメタル200の表面が徐々に上を向くように誘導するガイド溝(図7の符号122)を加工している。
誘導部112は、パーツ通過経路部120の下側に繋がり、パーツ通過経路部120を通過したピアスメタル200を、ピアスメタル200の表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、ピアスメタル200の表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導するように構成される。
具体的な構造として、誘導部112は、パーツ通過経路部120と締結部118の間において傾斜角度を設け、その傾斜面においてピアスメタル200の表面が徐々に上を向くように誘導するガイド溝(図7の符号122)を加工している。
また、誘導部112は、パーツ通過経路部120の幅105より広い幅107を有することにより、ピアスメタル200の表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、ピアスメタル200の表面と裏面が斜めを向いた状態を介して、ピアスメタル200の表面と裏面が水平方向を向いた状態にピアスメタル200をスムーズに誘導できるように構成される。誘導部112の幅107は、狭すぎると自然落下してきたピアスメタルが水平方向に転換できずに引っ掛かってしまうため、幅105より広い幅とするが、一方で、幅107は、広すぎると反転するスペースができてしまうため、ピアスメタル200の直径より小さい幅に設定される。
また、傾斜角度を設ける箇所は、ピアスメタル200の表面と裏面が鉛直方向と平行か状態からピアスメタル200の表面と裏面を水平方向に向けさせるために、大きくR加工を施している。これにより、ピアスメタル200のフランジ220が引っ掛からず通過できる構造設計となっている。
更に、ガイド溝(図7の符号122)は、鉛直方向に落下してきたピアスメタル200の先端が入り込むときに、ピアスメタル200の裏面部230が入り込むことにより、ピアスメタル200の鉛直方向から水平方向へ方向転換をスムーズに行いつつ、ピアスメタル200の裏面部230を締結部にスムーズに装填するためのガイドレールとしての役割を果たしている。
上記のR加工及びガイド溝によって、送給及び締結装置100内を鉛直方向に自然落下してきたピアスメタル200がスムーズに水平方向へ転換し、詰まらせることなく送給及び締結装置100の締結部118へ装填可能としている。
[締結部]
図2に示されるように、締結部118は、柱形状部104の底部に位置しており、誘導部112によりピアスメタル200の表面と裏面が水平方向を向けられた状態で、ピアスメタル200の裏面部230が被取付部材に当接するように底面を有していない。また、締結部118は、ピアスメタル200の位置がバラつかないように、ピアスメタル200の径とほぼ同じ径で構成される。締結部118は、ピアスメタル200の表面と裏面が水平方向を向いた状態で、パンチツール102により上方から押圧することにより、ピアスメタル200を被取付部材に締結するように構成される。
図2に示されるように、締結部118は、柱形状部104の底部に位置しており、誘導部112によりピアスメタル200の表面と裏面が水平方向を向けられた状態で、ピアスメタル200の裏面部230が被取付部材に当接するように底面を有していない。また、締結部118は、ピアスメタル200の位置がバラつかないように、ピアスメタル200の径とほぼ同じ径で構成される。締結部118は、ピアスメタル200の表面と裏面が水平方向を向いた状態で、パンチツール102により上方から押圧することにより、ピアスメタル200を被取付部材に締結するように構成される。
[第1の実施例]
本発明に係る送給及び締結装置100を用いたピアスメタル装填方法の第1の実施例として、ピアスメタル200を受け付けて締結位置まで送給し、ピアスメタル200を被取付部材に締結するフローを説明する。
本発明に係る送給及び締結装置100を用いたピアスメタル装填方法の第1の実施例として、ピアスメタル200を受け付けて締結位置まで送給し、ピアスメタル200を被取付部材に締結するフローを説明する。
図6は、ピアスメタル装填の第1の実施例を示すものである。図7は、ピアスメタル装填の第1の実施例について誘導部112の周辺の内部構造を拡大して示した図である。
本実施例では、まず、図6(a)に示されるように、フィーダ装置106の角チューブからエアー圧送によって投入されると、ピアスメタル200は保持部108において一時的に保持される。
次に、図6(b)に示されるように、ピアスメタル200が保持部108に保持された状態で、パンチツール102を下降させてピアスメタル200の側面を押し下げると、ピアスメタル200は保持部108から解放されて、パーツ通過経路部120内を自然落下する。この場合、パーツ通過経路部120の幅は、ピアスメタル200の厚さと同程度に設計されており、ピアスメタル200は反転しないようになっている。
図6(c)に示されるように、ピアスメタル200がパーツ通過経路部120内を自然落下すると誘導部112に到達する。このとき、図7(a)及び(b)に示されるように、誘導部112は、傾斜面を有しており、この傾斜面に一段低くなっているガイド溝122を有している。このガイド溝122に、鉛直方向に落下してきたピアスメタル200の裏面部230(図9参照)が入り込むことにより、ピアスメタル200の鉛直方向から水平方向へ方向転換をスムーズに行うことができる。その結果として、図6(d)に示されるように、誘導部112において、ピアスメタル200は表と裏が反転することなく、ピアスメタル200の表面と裏面が鉛直方向を向いた状態から、表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導される。
ピアスメタル200が誘導部112をスムーズに移動すると、図6(e)及び図7(c)に示されるように、ピアスメタル200は、締結部118において、表面と裏面が完全に水平方向を向いた状態となる。また、締結部118内において、ピアスメタル200の位置がバラつくことなく配置することが可能となる。
次に、パンチツール102によるピアスメタル200に対する下向きの押し圧により、図6(f)に示されるように、ピアスメタル200は、被取付部材に締結される。このとき、被取付部材の打ち抜かれた廃材はダイス内を通過し排出され締結完了となる。
その後は、パンチツール102が図6(a)の位置まで上昇して戻ると、次のピアスメタル200がフィーダ装置106の角チューブからエアー圧送によって投入されることになり、次のピアスメタル200の締結動作を行うことが可能となる。この場合、当該次のピアスメタル200を投入するタイミングは、例えば、パンチツール102が保持部108を上方向に通過したことを検知したタイミングとしてもよい。また、所定のインターバルを設定して、フィーダ装置から自動で送給されるように設定してもよい。
本実施例のピアスメタル装填方法によれば、ピアスメタル等のコイン形状のパーツを1個ずつ順に締結位置がバラつくことなく誘導して被取付部材に締結することが可能となる。
[第2の実施例]
図8は、ピアスメタル装填方法の第2の実施例について説明するものである。
図8は、ピアスメタル装填方法の第2の実施例について説明するものである。
本実施例では、第1の実施例と同様に、まず、図8(a)に示されるように、フィーダ装置106の角チューブからエアー圧送によって投入されると、ピアスメタル200は保持部108において一時的に保持される。
次に、図8(b)に示されるように、ピアスメタル200が保持部108に保持された状態で、パンチツール102を下降させてピアスメタル200の側面を押し下げると、ピアスメタル200は保持部108から解放されて、パーツ通過経路部120内を自然落下する。また、本実施例では、パンチツール102がピアスメタル200の側面に当接する位置まで下降すると、次のピアスメタル200が投入されるように構成される。この場合、当該次のピアスメタル200は、パンチツール102の側面に当接しており、柱形状部104の側面から送給されることが阻止され、保持部108まで到達することはない。当該次のピアスメタル200は、フィーダ装置106の角チューブに留まった状態のままである。
次に、図8(c)、(d)及び(e)に示されるように、第1の実施例と同様にピアスメタル200は誘導され、締結部118において、表面と裏面が完全に水平方向を向いた状態となり、ピアスメタル200は、被取付部材に締結される。
本実施例では、1つ目のピアスメタル200の締結後、2つ目のピアスメタル200の締結のためにパンチツールを上昇させて図8(a)の位置まで戻ることにより、2つ目のピアスメタル200が自然落下して保持部108に保持することが可能となる。このように構成しておくことにより、保持部108へは常に1つのピアスメタル200しか送給されないようにすることができ、ピアスメタル200を1個ずつ送給する機構を実現することが可能となる。
本実施例によれば、1つのピアスメタル200の被取付部材への締結が完了し、パンチツールを元の上昇した位置に戻したタイミング(図8(e)の段階から図8(a)の段階に戻るタイミング)で、次のピアスメタル200が保持部108に既に保持されている状態となるので、直ぐに、次のピアスメタル200の締結動作に移ることができるため、より効率的に締結作業を進めることが可能となる。
本発明では、送給するピアスメタル等のパーツについて、レシーバ内の通過経路(長方形状)を縦送りで装填できる形状パーツであれば、この機構は適用可能である。
以上のように、本発明に係る送給及び締結用装置の実施の一形態及び実施例について説明してきたが、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、これに種々の変更を加え得るものであることは容易に理解される。そして、それらが特許請求の範囲の各請求項に記載した事項、及びそれと均等な事項の範囲内にある限り、当然に本発明の技術的範囲に含まれる。上記の実施例は、パーツとしてピアスメタルを対象とするものであったが、これはあくまでも一例であり、本発明がこの特定の具体例に限定されるものではない。
100 送給及び締結装置
102 パンチツール
104 柱形状部
106 フィーダ装置
110 オーリング
120 パーツ通過経路
122 ガイド溝
130 パンチツール通過経路
140 スチールボール
150 ボールプランジャー
200 ピアスメタル
220 フランジ
230 裏面部
102 パンチツール
104 柱形状部
106 フィーダ装置
110 オーリング
120 パーツ通過経路
122 ガイド溝
130 パンチツール通過経路
140 スチールボール
150 ボールプランジャー
200 ピアスメタル
220 フランジ
230 裏面部
Claims (9)
- 送給されたコイン形状のパーツを受け付けて前記パーツを被取付部材に締結する装置であって、
前記パーツを前記被取付部材に締結するためのパンチツールを上方から挿入できるように構成された中空の柱形状部と、
前記中空の柱形状部の側面から送給された前記パーツを一時的に保持し、前記パンチツールにより前記パーツが押し下げられることにより、前記パーツが一時的な保持から解放されるように構成される保持部と、
前記保持部から下方に延びており、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態を維持しながら前記パーツが通過するように、前記パーツの表と裏が反転しない幅の断面を有するパーツ通過経路部と、
前記パーツ通過経路部を通過した前記パーツを、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導する誘導部と、
前記誘導部により前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態で、前記パーツを前記被取付部材に締結する締結部と
を備えた装置。 - 前記保持部は、2つのスチールボールの間で前記パーツの表面及び裏面が鉛直方向に平行な状態で前記パーツを保持するように構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記誘導部は、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態に前記パーツを誘導するように、前記パーツ通過経路部の下側に傾斜した傾斜面を有しており、
前記傾斜面は、前記パーツの表面が徐々に上を向くように誘導するガイド溝を有している、請求項1又は2に記載の装置。 - 前記中空の柱形状部と前記パーツ通過経路部とは、平面視において少なくとも一部が重なるように構成される、請求項1から3のいずれか1つに記載の装置。
- 前記パンチツールが、前記保持部に保持されている前記パーツを押し下げている状態では、前記パーツの次に送給される予定のパーツが、前記パンチツールの側面により、前記中空の柱形状部の側面から送給されることを阻止されるように構成される、請求項1から4のいずれか1つに記載の装置。
- 前記パーツはピアスメタルである、請求項1から5のいずれか1つに記載の装置。
- コイン形状のパーツを装置内で送給し、前記パーツを被取付部材に締結する方法であって、
前記装置の中空の柱形状部の側面から送給された前記パーツを保持部において一時的に保持する保持ステップと、
前記中空の柱形状部の上方から挿入されたパンチツールにより前記パーツが押し下げられることにより、前記保持部による一時的な保持から前記パーツを解放する解放ステップと、
一時的な保持から解放された前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態を維持しながら、前記保持部から下方に延びるパーツ通過経路部内で前記パーツを自然落下させる落下ステップと、
前記パーツ通過経路部を落下した前記パーツを、前記パーツの表面と裏面が鉛直方向に平行な状態から、前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態に誘導する誘導ステップと、
前記パーツの表面と裏面が水平方向を向いた状態で、前記パーツを前記被取付部材に締結する締結ステップと
を備えた方法。 - 前記誘導ステップは、前記パーツ通過経路部の下側の傾斜した傾斜面に形成されたガイド溝により、前記パーツの表面が徐々に上を向くように誘導することを更に備えた請求項7に記載の方法。
- 前記保持部に保持されている前記パーツを押し下げている状態では、前記パーツの次に送給される予定のパーツが、前記パンチツールの側面により、前記中空の柱形状部の側面から送給されることを阻止される、請求項7又は8に記載の方法。
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| JP2020005098A JP7321945B2 (ja) | 2020-01-16 | 2020-01-16 | 送給及び締結用の装置及び方法 |
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-
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