JPH01103499A - セラミックス製硯 - Google Patents

セラミックス製硯

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Publication number
JPH01103499A
JPH01103499A JP62262220A JP26222087A JPH01103499A JP H01103499 A JPH01103499 A JP H01103499A JP 62262220 A JP62262220 A JP 62262220A JP 26222087 A JP26222087 A JP 26222087A JP H01103499 A JPH01103499 A JP H01103499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inkstone
ink
ceramic
sintered body
inkstones
Prior art date
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Pending
Application number
JP62262220A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Okuda
健二 奥田
Ryosuke Yasutaka
安高 亮介
Yoshio Baba
馬場 芳生
Hisashi Hirayama
平山 尚志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Tungsten Co Ltd
Original Assignee
Nippon Tungsten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、書道において、固形墨を磨墨して墨汁を製造
する硯に関する。
〔従来の技術〕
硯は、本来墨をする道具であるのと同時に、鑑賞用とし
ても好まれることから、従来の硯は、自然石、例えば、
粘板岩、頁岩、凝灰岩などから削り出し、研磨、彫刻を
行なって製作していた。また、単に、墨をする目的で安
価に提供するものとしては、焼物の硯が多用されてきた
。
自然石より製作した硯においては、墨の磨墨に適した鋒
鉦となるような適度な硬質粒子を含有しかつ均一に分散
したような岩石が少ないことから、墨の磨れが不均一で
墨汁の発墨は必ずしも良好とはいえなか;た。
また、焼物の硯においては、多孔質構造による高吸水性
のため、墨汁中の水成分が吸水されやすく、硯表面に墨
が残存する傾向にある。更には、該多孔質気孔に墨がつ
まるという欠点があった。
前述の如く、硯には鑑賞用としての性格をも持ち合わせ
るため、例えば外観を円状、楕円状に変形させたり、外
周部に彫刻を施すものが種々見られるが、一つ一つ手作
業によるため量産性にも劣り、従って、低価格で供給す
ることが不可能であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明において解決すべき課題は、上記従来の自然石、
あるいは焼物から成る硯が持つ問題点を解消するために
案出されたものであって、墨道部の耐摩耗を向上させる
と共に、吸水率を自由に制御でき、また、鋒鉦即ち硬質
粒子を形成する粉体粒度及び墨道部表面粗度を適切に制
御することによって、固形墨の磨れ、発墨を最良に保つ
ことを可能とする新規なる硯を提供すること、更には、
鑑賞用として外観に彫刻を施したもの、あるいは変形し
た硯を多量かつ安価に提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るセラミックス製硯は、その目的を達成する
ため、少なくとも硯墨道部の表面がファインセラミック
スで構成され、詳しくは、セラミック組織がいずれも固
形墨より硬いマトリックス及び硬質粒子との2成分から
成り、かつ2成分間で硬度差を有する焼結体で構成され
ることを特徴とするものであって、該硯焼結体の組成は
、体積比で65乃至95%がマトリックス、残部が硬質
粒子から成り、また、焼結体密度が理論密度の93〜9
7%とし、0.2〜0.5%の吸水性を有するものであ
る。
本発明による硯の組成について、アルミナ−炭化チタン
系セラミックスを例にとって説明すると、その主成分で
あるアルミナ、炭化チタンは、固形墨のモース硬度3度
よりもいずれも硬く、固形墨の慶事によって、硯の墨道
部表面が容易に摩耗されるのを防止するものである。図
に基づいて説明すると、第1図は、該硯焼結体の微視的
組織断面図を示したものであって、該組成焼結体は、ア
ルミナマトリックス1内に、炭化チタン硬質粒子2を均
一に分散したような組織を示す。従って、第2図に示す
如く表面にブラスト等の表面処理を施すことによって、
耐摩耗性に若干劣るアルミナl成分が削り取られ、硬質
粒子である炭化チタン2が均一に浮き出た表面状態を作
ることができる、この硬質粒子である炭化チタン2は慶
事の際に固形墨の一部を微小粒に研削し、これを水中に
均一に懸濁させる作用を営む鋒妬を構成する材料である
ことから、その粒子の大きさは、慶事した墨汁の品質に
大きな影響を与える0通常、墨汁に含有される果粒の粒
子径はIO乃至100 pmが最良とされることから、
炭化チタン2の硬質粒子径が大きくなるとそれに比例し
て果粒も粗く、発色の点で非常に劣るものとなる0本発
明法によると、炭化チタン2の粒子径を粉砕工程によっ
て自由に変えることができるため、発墨を最良とする粒
子が容易に得られる。更には、硬質粒子が角ぼっている
ことから、果粒の形状を極微粒コロイド化することを助
ける役目も合わせ持ち、理想的な硯が得られる。その他
の樽成例としては、マトリックス成分が、アルミナ単身
、マグネシア、カルシア、シリカの少なくとも1種以上
を固溶したアルミナ、ジルコニア、窒化ケイ素及びサイ
アロン、また硬質粒子がIVa 、 Va 、VIa族
の炭化物、窒化物、硼化物またはこれらの複合化合物で
あっても良い。一方、アルミナ、ジルコニア、サイアロ
ンなどのような単一成分焼結体あるいは2成分以上の完
全固溶体でも墨道部の表面粗度を適度に調整すれば、十
分その効果が期待できるものであるが、鋒鉦と称される
硬質粒子が存在しないことから、例えば、機械的に長期
にわたって慶事を繰り返し行なう場合などにおいては、
表面層が摩耗し墨を慶事することが困難となる傾向にあ
りあまり好ましくない。
本発明に係る硯の製造方法は、マトリックスを形成する
粉体及び予め適切粒度に粉砕した硬質粒子粉体を主原料
とし、その他焼結助剤を添加した混合粉末に、有機結合
剤、溶媒とを加えたスラリーをスプレードライヤーにて
造粒して乾式成形するか、あるいは該混合粉末に解膠剤
、結合剤、潤滑剤及び溶媒を加えて均一に分散させたス
ラリーを鋳込成形法によって造形するものである。単純
形状の硯では、乾式法による成形で良いが、特に鑑賞用
として彫刻等を施したものでは、量産性、素地の均一性
の点で鋳込成形が好ましい。
前記粉末組成の割合は、体積比でマトリックス成分が6
5乃至95%、残部を硬質粒子とするのが好ましく、マ
トリックス成分が65体積%未満であれば、鋒鉦となる
硬質粒子が多量に存在し、慶弔の際、固形量の消耗が激
しく、同時に果粒の粒子径も粗くなる傾向にある。95
体積%を越えると前述の如く耐摩耗性に劣るため好まし
くない。また、硬質粒子粉体の粒径は、慶弔によって得
られる墨汁中の果粒に微妙な影響を与えるため、本発明
では1.0乃至20.0P−の範囲内が好ましい、この
範囲外では果粒を10から100 pmとすることが困
難となるため好ましくない。
次に、上記範囲内で選ばれた組成より成るグリーン成形
体を酸化あるいは非酸化雰囲気で各セラミックスの材質
に応じた焼結温度にて焼結し、焼結密度を理論密度の約
93〜97%、即ち0.2〜0.5%の吸水性を持たせ
るものとする。焼結体密度が93%未満であれば、墨汁
の水分吸収速度が速く、従って墨が墨道部に残存、乾燥
しやすく、常に硯池部の墨汁を持ち上げる必要がある。
また、焼結体密度が97%を越えると、墨道部の親水性
低下による乾燥が起こるため好ましくない。通常、焼物
の硯は、慶事特性を向上させる目的で緻密化をさけ、吸
水率5〜15%の焼結体としていた。即ち多孔体である
ことから、この多数の微小気孔に慶弔における果粒や水
が浸透しないように吸水留めを行なうことが必要であっ
た。しかし、本発明によるセラミックス焼結体では、0
.2〜0.5%の親水性を有した焼結体にしているため
、全く後加工の必要はない。
上記方法にて得られた硯焼結体は、その後、墨道部にブ
ラスト処理を施して2〜10PIIの面粗度を与え、更
に、l800の耐水ペーパーにて墨道部表面を平滑に研
磨して本発明に係る硯焼結体を得るものである。
以下実施例にて詳細に説明する。
〔実施例〕
第1表に示すように純度99.9%以上、平均粒子径1
)111以下のマトリックス主成分粉末に、Y、Ca、
Mg、 Ti、、Zrの酸化物より選ばれた少なくとも
1種類以上の焼結助剤と硬質粒子成分粉末を添加して、
ローラミル内にて約40時間湿式混合した。
上記混合粉末を乾燥した後、解膠剤、有機結合剤及び純
水あるいは溶剤を加えて均一に分散したスラリーを得た
。このスラリーを硯形状キャビティーを有する吸水性鋳
型に流し込み、着肉固化後脱型、更に乾燥して外形寸法
100 X 180 X 25閣のグリーン成形体を得
た。
該グリーン成形体は、自然乾燥後、各材種に適した雰囲
気下にて脱脂、焼成して、焼結体密度96%、吸水率0
.3%の硯焼結体を得た。
次いで、該硯焼結体の墨道部表面にブラスト処理して表
面層に5P−の面粗度を与え、l800の耐水ペーパー
で研磨し、更に外周部はダイヤモンド研磨、ラップ仕上
げ後、本発明に係わるセラミックス製硯を得た。
また、本発明による硯と従来の自然石及び焼物から成る
硯を用い耐摩耗テストを行なった。テスト条件はモース
硬度3度の墨を5 kg/cdの荷重で墨道部に押し当
て、水を滴下しながら、100■の距離を約500時間
往復させ、その時の墨道部における摩耗量をダイヤルゲ
ージにて測定した。その結果を第1表に示した。同時に
慶弔した果粒の粒子径も示した。
上記結果から明らかなように、本発明による硯は自然石
から成る硯と同等の慶事感覚を有し、かつ耐摩耗性に優
れるものであった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、硯の少なくと
も墨退部を耐摩耗性に優れたセラミックスで作ることに
より慶弔によって摩耗することがなく、長期平滑な墨道
部が維持される。また、該セラミックス焼結体は、マト
リックス中に硬質粒子を均一に分散した状態を作ること
ができ、かつ任意の粒径、形状に制御することが可能で
あるため、慶弔の時間、墨汁に含有される果粒子の大き
さ等が適度となり、快適な慶事感覚が得られる。
第1表 更に、該硯がファインセラミックスより成ることから、
公知の各種成形法によって製造できるため、形状、大き
さ、彫刻などの異なった硯を容易にかつ安定した品質に
製造でき、従来の自然石よりも優れた硯を安価に提供す
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明一実施例の硯焼結体組織断面の模式図
、第2図は、墨道部に表面処理を施した表面層を含む断
面組織を示したものである。 l:アルミナマトリックス 2:炭化チタン硬質粒子 3:早道部表面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも硯墨道部の表面にファインセラミックス
    部を有することを特徴とするセラミックス製硯
  2. 2.上記ファインセラミックスの組織がいずれも固形墨
    より硬いマトリックス及び硬質粒子との2成分から成り
    、かつ2成分間で硬度差を有する焼結体で構成されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のセラミック
    ス製硯
  3. 3.該ファインセラミックスの組成が、体積比で65乃
    至95%がマトリックス、残部が硬質粒子であることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載のセラミックス製
    硯
  4. 4.該ファインセラミックス焼結体の密度が、理論密度
    の93〜97%でかつ0.2〜0.5%の吸水性を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項記
    載のセラミックス製硯
JP62262220A 1987-10-16 1987-10-16 セラミックス製硯 Pending JPH01103499A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH022194U (ja) * 1988-06-17 1990-01-09
JPH03148693A (ja) * 1990-02-02 1991-06-25 Ricoh Co Ltd 液晶表示装置
JPH03115635U (ja) * 1990-03-12 1991-11-29
JP2023053369A (ja) * 2019-03-12 2023-04-12 能美防災株式会社 遮光剤

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