JPH01103621A - 光重合性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

光重合性エポキシ樹脂組成物

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JPH01103621A
JPH01103621A JP17998488A JP17998488A JPH01103621A JP H01103621 A JPH01103621 A JP H01103621A JP 17998488 A JP17998488 A JP 17998488A JP 17998488 A JP17998488 A JP 17998488A JP H01103621 A JPH01103621 A JP H01103621A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は光重合性エポキシ樹脂組成物に関するものであ
る。
〔従来技術〕
近年、省エネルギーや作業性に関連して、光によって樹
脂を硬化させるプロセスに関心がもたれている。その中
でもエポキシ樹脂を光分解性有機ケイ素化合物・金属錯
体からなる光触媒で光重合させることによって硬化させ
るプロセスは応用範囲も広く重要であり1次のような利
点を有している。
(a)光重合による硬化性が良好で、しかも得られた硬
化物が電気的特性に優れている(日本化学会誌、 19
85.(3)、P328−333)(b)光情報記録媒
体材料として用いることにより、信頼性が高い製品を短
い硬化時間で生産性よ。
く得ることができる。
(c)液晶等各種デバイスのすぐれた接着剤として使用
できる。
従来、光重合性エポキシ樹脂組成物としては種々のもの
が提案されているが、特開昭61−221号公報によれ
ば、ρ−クロロフェニル基と、置換基を有していてもよ
い0−ニトロベンジルオキシ基を有するケイ素化合物を
アルミニウム化合物と共にエポキシ樹脂に配合したもの
が開示されている。また。
このようなエポキシ樹脂はとりわけ光硬化速度が速いも
のと評価されている(「日本化学会誌J1985゜(3
) 、P328〜333)。この組成物は、電気特性に
すぐれると共に、腐食性の少ない硬化物を与えるが、し
かし、低温下における光硬化速度は未だ低く、製品生産
性に劣るという欠点を有している。この光重合性組成物
の場合、光硬化温度を高くすることにより、その光硬化
速度を高めることができるが、しかし、この場合には、
その組成物に接触する他の材料の温度も高められること
になることから、その材料によっては物理的変化を生じ
てしまい、製品不良の原因となる。また、前記組成物の
場合、他の大きな欠点として、ポットライフが短いとい
う欠点があり、そのため作業性に劣るという問題も生じ
た。
〔目  的〕
本発明は、前記した従来技術の欠点を克服し、低温下に
おいても高められた光硬化速度を有し、かつポットライ
フの延長された光重合性エポキシ樹脂組成物を提供する
ことを目的とする。
〔構  成〕
本発明者らは、前記目的を達成すべく種々研究を重ねた
結果、前記従来技術に用いられているケイ素化合物にお
いて、そのp−クロロフェニル基の代りに、フッ素原子
を少なくとも1個有するフェニル基を用いることにより
、前記従来技術に見・られる欠点の克服された組成物が
得られることを見出し、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明によれば、エポキシ樹脂に光分解性有機ケ
イ素化合物及びアルミニウム化合物を配合した組成物に
おいて、該光分解性有機ケイ素化合物として、フッ素原
子を少なくとも1個有するフェニル基と、置換基を有し
てもよい0−ニトロベンジルオキシ基をそれぞれ少なく
とも1個有するケイ素化合物を用いることを特徴とする
光重合性エポキシ樹脂組成物が提供される。
また1本発明によれば、エポキシ樹脂に光分解性有機ケ
イ素化合物及びアルミニウム化合物を配合した組成物に
おいて、該光分解性有機ケイ素化合物として、(a)フ
ッ素原子を少なくとも1個有するフェニル基と、置換基
を有してもよい。−ニトロベンジルオキシ基をそれぞれ
少なくとも1個有するケイ素化合物と、(b)置換基を
有しないフェニル基と、置換基を有してもよい0−ニト
ロベンジルオキシ基をそれぞれ少なくとも1個有するケ
イ素化合物との混合物を用いることを特徴とする光重合
性エポキシ樹脂組成物が提供される。
本発明における第1の必須成分であるエポキシ樹脂とは
、1分子中にエポキシ樹脂を2個以上有する化合物を言
い、大別して下記のように分類することができる。
(a)ビスフェノールA−エピクロールヒドリン型(エ
ビ・ビス型と略記) (n=0〜16) (b)  ノボラック型 (c)脂環構造を有するエポキシ樹脂 1分子中に式00の脂環エポキシを有する化合物(d)
長鎖脂肪族型 (e)臭素化エポキシ樹脂 臭素化ビスフェノールAを原料とした樹脂(f)グリシ
ジルエステル型 (g)複素環式系 これはヒダントイン系およびTGIC系がある。
p (ヒダントイン系) CH,−CH−C)I。
\1 (TGIC系〕 上記エポキシ樹脂の代表例を市販商品のうちから選択し
て挙げると次の通りである。
アラルダイトAVIOI、 AZ102、AY103、
AY105、AW106.AV121N、 AV121
B、 A1134. AV129、A11134、AW
136H,A11136N、A111201、AV13
g、AYIOI、AY103゜ATL、 AZ15: GY250.260.6071,6099:ECN12
80:CY2O3,8011,192、350,362
(以上、チバガイギー社製):リクソンボンド100I
A、 1002A、1004A(以上、■チッソ製): ディナ:I−/L10X−810,811,851,8
30,832,841゜861.911,941,92
0.921,931.211,212.221.721
:デイナ:I−/l/EX−313,314,321,
411,421゜521.611,612,614.6
14B、622(以上、■長瀬産業製): エピコート152.828.1001(以上、(Il!
シェル製);ERL4221(ユニオンカーバイド社製
):EHPE−3150(ダイセル化学工業社製)、な
お、上記エポキシ系樹脂は単独で用いてもよいしあるい
は2種以上混合して用いてもよい。
特に、脂環構造を有するエポキシ化合物の例としては、
セロキサイド2021,2000.3000. EHP
E−3150−1、スピロエポキシ(以上、■ダイセル
化学工業製);I!RL4206.4289.4299
.4234(以上、■ユニオンカーバイド社製):アラ
ルダイトCY177、179(以上、■チバガイギー社
製)、ビニルシクロヘキセンエポキサイド、ビニルシク
ロヘキセンエポキサイドなどをあげることができる。な
お、これらの脂環構造を有するエポキシ化合物の構造例
の代表例を以下にあげる。
セロキサイド2021 乳4289 ERL4299  ’ u13       113Ll ERL 4234(■チバガイギー社製のα175と同
じ)スピロエポキシ(i11ダイセル社製)また、上記
の脂環構造を有するエポキシ化合物は単独または2種以
上混合して用いてもよいしあるいは脂環構造を有しない
エポキシ化合物、例え■ダイセル社製のようなエポキシ
樹脂や、エピコート828@シエル社製のようなエピビ
ス型エポキシ樹脂と混合して用いてもよい。
本発明における接着剤の第2の必須成分であるアルミニ
ウム化合物の具体例としては1例えば、次の如きものを
挙げることができる。
トリス(エトキシアセチルアセタト)アルミニウム、ト
リス(オキシナト)アルミニウム、トリスメトキシアル
ミニウム、トリスエトキシアルミニウム、トリスイソプ
ロポキシアルミニウム、トリスフェノキシアルミニウム
、イソプロポキシジェトキシアルミニウム、トリスブト
キシアルミニウム。
トリスアセトキシアルミニウム、トリスステアラドアル
ミニウム、トリスブチラドアルミニウム、トリスプロピ
オナトアルミニウム、トリスイソプロピオナトアルミニ
ウム、トリスアセチルアセトナドアルミニウム、トリス
トリフルオロアセチルアセトナドアルミニウム、トリス
ペンタフルオロアセチルアセトナドアルミニウム、トリ
スエチルアセトアセタトアルミニウム、トリスサリチル
アルデヒダトアルミニウム、トリスジエチルマロラドア
ルミニウム、トリスプロピルアセトアセタトアルミニウ
ム、トリスブチルアセトアセタトアルミニウム、トリス
ジピバロイルメタナトアルミニウム、ジアセチルアセト
ナトジピバロイルメタナトアルミニウム7、トリス(エ
チルアセトアセトナト)アルミニウム、トリス(tar
t−プチルアセトアセタト)アルミニウム、トリス(i
so−プチルアセトアセタト)アルミニウム、トリス(
エチルサリチラト)アルミニウム、トリス(フェニルサ
リチラト)アルミニウム、トリス(オルト−アセチルフ
ェノラド)アルミニウム、 これらのアルミニウム錯体化合物は、1種もしくは2種
以上の混合系で用いてもよく、その添加配合量は、エポ
キシ樹脂に対し重量比で、0.01〜10%、好ましく
は0.5−5%の範囲である。
本発明においては、接着剤の第3の必須成分としてフッ
素原子を少なくとも1個有するフェニル基と、置換基を
有していてもよい0−ニトロベンジルオキシ基をそれぞ
れ少なくとも1個有するケイ素化合物を用いる。このケ
イ素化合物は光分解性を有し、暗所では安定であるが、
紫外線にあたるとすみやかに分解し、シラノールを生成
する。そして、このシラノールとアルミニウム化合物と
の作用により、エポキシ化合物の重合が開始される。
本発明によるケイ素化合物を用いる方が、前記従来技術
によるケイ素化合物を用いるよりも、低温下での光硬化
速度は大きいが、これは、塩素原子よりも、フッ素原子
の方が電気陰性度が大きいために、酸性度の強いシラノ
ールが生成することによるものと考えられる。
本発明で用いるケイ素化合物は、一般的には。
次の式で表わされるものが用いられる。
前記式中、R1はフッ素原子(−F)を表わし、Ωはl
−5の整数を表わす、置換基R1の複数個がベンゼン核
に結合する場合、そのR1は同じ又は異なってぃてもよ
いaR”は低級アルキル基、低級不飽和アルキル基又は
芳香族基を表わし、R2の複数個がケイ素原子に結合す
る場合、R2は同じ又は異なっていてもよい@ R3@
R’@R’及びR6は同じ又は異っていてもよく、それ
ぞれ、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール
基、ニトロ基、シアノ基、アルコキシ基等の有機基を表
わす、11は0,1.2の整数を表わし、nは1,2.
3の整数を表わし、かつman≦3である。
前記一般式(1)で表わされるケイ素化合物としては、
具体的には、以下に示すものを挙げることができる。
(9)                  (1G)
鳳り なお、本発明で用いるケイ素化合物は、特開昭58−1
74389号公報に記載の方法に従って1次の反応によ
り得ることができる。
(前記式中、Xはハロゲン原子を示し、R1−RG、 
m、n及びQは前記と同じ意味を有する。)前記反応は
、トリエチルアミン等の塩基の存在下、テトラヒドロフ
ラン溶媒中で、 60−70℃で0.5〜48時間程時
間路させることによって実施される。
本発明におけるケイ素化合物の配合量は、エポキシ樹脂
に対し、0.5〜15重量%、好ましくは1〜12vt
重量%の範囲である。
また、本発明のケイ素化合物(1)は、長いポットライ
フを与えるところの、他の0−ニトロベンジルシリルエ
ーテル化合物、例えば(0−ニトロベンジルオキシ)ト
リフェニルシラン、ビス(0−ニトロベンジルオキシ)
ジフェニルシランなどと混合して用いてもよい。その場
合、該他の0−ニトロベンジルシリルエーテル化合物は
、本発明のケイ素化合物(1)に対して0.1〜1.5
倍量、好ましくは0.2〜1.0倍量の範囲で加えられ
る。
したがって、分解性有機ケイ素化合物の該混合物として
の配合量はエポキシ樹脂に対し0.55〜37.5重量
%、好ましくは0.60〜30重量算である。
該混合物を用いたときは、ポットライフはほとんど変化
なく、他の0−ニトロベンジルシリルエーテルが本発明
のケイ素化合物(りに加された分だけ、硬化速度は大き
くなった。
本発明の光重合性組成物は、常温光硬化、加熱光硬化、
光硬化後のアフターキュアーなどの方法により、硬化さ
せて実用に供される。光硬化に必要な波長は、通常20
0−500nm、好ましくは300−40OnIII;
光照射時間は、エポキシ樹脂の組成及び触媒の種類によ
って異なるが、通常5秒〜150分、好ましくは15秒
〜6分;加熱光硬化する場合の加熱温度は、エポキシ樹
脂の組成および触媒の種類によって異なるが、通常20
〜200℃、好ましくは25〜80℃である。光源とし
ては、高圧水銀ランプ、カーボンアークランプ、キセノ
ンランプ、アルゴングロー放電管等を使用できる。光硬
化後のアフターキュ、アーは、エポキシ樹脂の組成及び
触媒の種類によって異なるが、通常20〜180℃、好
ましくは25〜120℃にて、通常、10時間内好まし
くは5時間内である。
〔効  果〕
本発明の光重合性エポキシ樹脂組成物は、従来のものと
は異なり、50℃以下の低温においてもすみやかに光硬
化させることができる上、ポットライフも延長された取
扱いの容易なものであり、作業性及び生産性の著しく改
善されたものである。
本発明の組成物から得られた硬化物は、すぐれた電気特
性を有することから、本発明組成物は、たとえば、電気
・電子部品用の光硬化性絶縁材料及びレジスト材料、ま
た光情報記録媒体の封止材料、また液晶等各種デバイス
のすぐれた接着剤として用いることができる。なかでも
光情報記録媒体の封止材料として用いる場合、本発明組
成物は低温度で速やかに硬化させ得ることから、塗布基
板がポリカーボネートやポリメチルメタクリレート等の
熱可塑性高分子材料で形成されたものであっても、その
熱による物理的変化1例えば、複屈折率の発生や面の変
形等を防止することができる。
本発明の樹脂組成物は、もちろん、従来の熱硬化性エポ
キシ樹脂の場合と同様に各種の分野に応用することがで
きる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 次の成分組成の光重合性エポキシ樹脂組成物を調製した
トリス(4−フルオロフェニル)(オルトニトロベンジ
ルオキシ)シラン  o、55重量部次に、この組成物
を、ポリカーボネート板上に滴下し、40℃において高
圧水銀灯(ウシオ電機社製、UVL−2000−O3)
を用い、コールドミラー(赤外線透過・紫外線反射)使
用で、照射距離16cmで紫外線露光したところ、60
秒で硬化した。またこの組成物のポットライフを常温放
置で測定したところ、10日間は実質上何らの変質を生
じなかった。
比較例1 実施例1において、ケイ素化合物としてトリス(4−ク
ロロフェニル)(オルトニトロベンジルオキシ)シラン
を用いた以外は同様に組成物を調製し、その光硬化試験
を行ったところ、光硬化には75秒を要した。またその
ポットライフを常温放置で測定したところ、7日間も経
ないうちに変質を生じた。
実施例2 次の成分の光重合性エポキシ樹脂組成物を調製した。
トリス(4−フルオロフェニル)(オルトニトロベンジ
ルオキシ)シラン   0.5重量部この組成物を45
℃において実施例1と同様にして光硬化試験及びポット
ライフ試験したところ、その光硬化時間は75秒であり
、またそのポットライフは42日間で、それ以後は高粘
度化が進行した。
比較例2 実施例2において、ケイ素化合物として、トリス(4−
クロロフェニル)(オルトニトロベンジルオキシ)シラ
ン0.55重量部を用いた以外は同様にして光硬化試験
及びポットライフ試験を行ったところ、その光硬化時間
は90秒であり、またそのポットライフは19日間であ
った。
実施例3 次の成分組成の光重合性エポキシ樹脂組成物を調製した
この組成物を45℃において実施例1と同様にして光硬
化試験及びポットライフ試験を行ったところ、その光硬
化時間は85秒であり、またそのポットライフは20日
間であり、それ以後は高粘度化が進行した。
比較例3 実施例3において、ケイ素化合物として、トリス(4−
クロロフェニル)(オルトニトロベンジルオキシ)シラ
ン0.60重量部を用いた以外は同様にして組成物を調
製し、光硬化試験及びポットライフ試験を行ったところ
、その光硬化時間は100秒であり、またそのポットラ
イフは15日間であった。
実施例4〜5 吹入に示す成分組成の光重合性エポキシ樹脂組成物を調
製した。
表−1 次に、上記実施例4および実施例5の各組成物を。
ポリカーボネート板上に滴下し、40℃において高圧水
銀灯(ウシオ電機製、 UVL−2000−O5)を用
い、コールドミラー(赤外線透過・紫外線反射)使用で
、照射距離163で紫外線露光したところ、それぞれ5
5秒、53秒で硬化した。また、この両組酸物のポット
ライフを常温放置で測定したところ、両者ともに9日間
は実質上何らの変質を生じなかった。
実施例4.実施例5の組成物ともに、実施例1の組成物
と比較すると、ポットライフにはほとんど変化がなく、
硬化速度はさらに向上した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エポキシ樹脂に光分解性有機ケイ素化合物及びア
    ルミニウム化合物を配合した組成物において、該光分解
    性有機ケイ素化合物として、フッ素原子を少なくとも1
    個有するフェニル基と、置換基を有してもよいo−ニト
    ロベンジルオキシ基をそれぞれ少なくとも1個有するケ
    イ素化合物を用いることを特徴とする光重合性エポキシ
    樹脂組成物。
  2. (2)エポキシ樹脂に光分解性有機ケイ素化合物及びア
    ルミニウム化合物を配合した組成物において、該光分解
    性有機ケイ素化合物として、 (a)フッ素原子を少なくとも1個有するフェニル基と
    、置換基を有してもよいo−ニトロベンジルオキシ基を
    それぞれ少なくとも1個有するケイ素化合物と、 (b)置換基を有しないフェニル基と、置換基を有して
    もよいo−ニトロベンジルオキシ基をそれぞれ少なくと
    も1個有するケイ素化合物との混合物を用いることを特
    徴とする光重合性エポキシ樹脂組成物。
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