JPH0110384Y2 - - Google Patents

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JPH0110384Y2
JPH0110384Y2 JP8789181U JP8789181U JPH0110384Y2 JP H0110384 Y2 JPH0110384 Y2 JP H0110384Y2 JP 8789181 U JP8789181 U JP 8789181U JP 8789181 U JP8789181 U JP 8789181U JP H0110384 Y2 JPH0110384 Y2 JP H0110384Y2
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JP
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liner paper
corrugated
cardboard
vegetables
water vapor
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Description

【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本考案は、段ボール箱に関し、詳しくは青果物
の水分蒸散を長期間にわたつて抑制し、青果物を
長期間保存するのに適した段ボール箱に関するも
のである。 〈従来技術〉 青果物は保存中、輸送中においても呼吸、蒸散
といつた生理作用をいとなみ、水蒸気、炭酸ガス
等を放出し、それが進むにしたがつて鮮度が劣化
し、最後には軟化、枯れあるいは腐敗に至る。 このため従来から青果物を長時間にわたつて保
存するため、種々の包装形態がとられていた。 (イ) ポリエチレン等の合成樹脂フイルムによる密
封または部分通気包装。 (ロ) 合成樹脂フイルムによる密封包装と窒素等の
不活性ガスの充填との併用包装。 (ハ) 合成樹脂フイルムによる密封包装と脱酸素
剤、エチレンガス吸着剤等との併用。 (ニ) ポリエチレン、ワツクス等の合成樹脂をコー
トしたライナーを使用した段ボールによる包
装。 (ホ) 上記(イ)〜(ニ)の包装形態と低温または水、氷と
の組合せ。 しかしながら上記の(イ)〜(ホ)の包装では満足でき
るものではなかつた。たとえば段ボール包装以外
にフイルム包装が必要であるうえ特別の装置が必
要であつた。また(ニ)の場合は、例えば特開昭54−
148696号にあるように、段繰りされた波型中芯と
樹脂フイルムをラミネートしたライナーを貼合し
た通水性あるいは通気性の低い段ボールシートが
示されている。 しかし、前記樹脂フイルムをラミネートしたラ
イナーを用いて、デンプン糊を用いて貼合する場
合、ライナーの外側から150〜170℃に加熱された
ロールにより加熱して中芯とライナーとを一体化
し、段ボールシートを製造するのが一般的であ
る。もし、樹脂フイルムをラミネートしたライナ
ーを用いても、前記条件では、従来の段ボール製
造装置を用いて製造した段ボールシートは、透湿
度が1000g/m2・24hrs以上となり、普通段ボー
ルと全く変わらないものとなつてしまう。 そこで、前記公開公報に示された発明において
は、予熱ロールと冷却ロールとを併用し、ラミネ
ートフイルムが溶融しないように改良し、連続皮
膜を形成するようにしている。 すなわち段ボールシートの製函の時又は貼合の
時デンプン系糊を使用した場合は、約180℃の熱
が加えられるためライナーの樹脂皮膜の傷つき、
剥れ、または溶融して紙への浸透により、劣化し
てしまう欠点があつた。この欠点を改良するため
非デンプン系の糊を用いると低温での加工は可能
であるが、低速で加工しなければならなかつた
り、できあがつた段ボールシートを2次加工しな
ければならなかつた。 一方、前記公開公報に示されたように、ライナ
ーの樹脂フイルムが溶融、破壊を防止するため、
冷却工程を設ける等の補助手段を設けなければな
らなかつた。 〈解決しようとする課題〉 本考案は、上述のような従来技術の欠点を除く
と共に、普通の段ボール包装では、不可能であつ
た青果物の保存に適した段ボール箱で、従来のデ
ンプン系糊用の貼合機で、高速貼合せ、製函加工
を行つても、青果物を常温で流通しても水分の蒸
散抑制し、流通中に比較的高い湿度を保持でき、
内容物のしおれ、成分の損耗を少なくする効果を
有する段ボール箱を提供することを目的とするも
のである。 〈課題を解決するための手段〉 本考案は、第1図に示した段ボールシートを組
立ててなる青果物保存用段ボール箱である。 段ボールシートは、普通ライナー紙3の上に合
成樹脂連続皮膜からなる水蒸気遮断層1を設けた
内側ライナー紙4の下面にコルゲート中芯5、そ
して該中芯5の下面に普通ライナー紙からなる外
側ライナー紙6をデンプン系糊を用いて貼合わせ
てなる段ボールシートを組立ててなる青果物保存
用段ボール箱である。ここで本考案の水蒸気遮断
層1としては、180℃での溶融粘度が5×103以上
であるポリ塩化ビニリデンの連続塗布皮膜からな
るい。 また耐熱層2としては、2液硬化型ウレタン、
ニトロセルロース、ジイソブチレン無水マレイン
酸共重合体、ポリエチレンテレフタレート等の
180℃以下で溶融軟化しない合成樹脂のいずれか
1種からなる。この耐熱層は、貼合時にデンプン
系糊を使用した場合、ライナーの外側に加えられ
る約180℃の熱により、溶融又は軟化しない性質
を有し、かつ加熱金属ロールと180℃以下でブロ
ツキング性がなく、しかもスリツプ性を有するも
のである。また、この耐熱性を有する樹脂は、段
ボール函製函用として使用される酢酸ビニル系、
アクリル系の水性糊剤と親和性を有するものが好
ましいが、かならずしも親和性のない疎水性であ
つて、その樹脂自身が水蒸気遮断性を有するもの
でも使用することができる。 前記内側ライナー紙4と中芯5を複合するプレ
スロール部において、熱と共に強い線圧がかかる
から、水蒸気遮断層が5×103ポイズ以上の樹脂
を用いたので、普通ライナー紙に含浸することな
く、連続皮膜状態を保つことができる。 また上記構成からなる段ボールシートの透湿度
は、100g/m2・24Hrs以下(40℃、90%R・H
カツプ法による)とすることができた。 この透湿度の調整は、段ボールシートの水蒸気
遮断層1の調整によつて可能であり、この水蒸気
遮断層は、貼合せ、製函時遮断層によつて保護さ
れているので、例えば、デンプン系糊を用い、
180℃の熱をかけて高速で貼合せする時、又は製
函時に水蒸気遮断層が熱またはおよび圧力によつ
て破壊することがないので、当初の役目を十分に
発揮することができる。 そして本考案の段ボール箱の構造は、製函およ
びフラツプ折込み上必要以外の切込みまたは連通
孔を持たないA式又はそれに類似する密閉性の高
い構造のものを使用しなければならない。 次に本考案の実施例について説明する。 〈実施例〉 本考案の段ボール箱は以下の段ボールシートか
らなるA式のものを用いた。 外側ライナー紙 ライナー紙K220 中 芯 強化中芯180 内側ライナー紙 ライナー紙K220 ポリ塩化ビニリデン(クレハロンRA
呉羽化学工業製)(溶融粘度1×104
イズat180℃) 塗布量15g/m2(固形量) ウレタン系樹脂〔スパークロンLT−
1(東洋モートン製)+アドコート9H
−1(東洋モートン製)〕 塗布量2〜3g/m3(固形
量)
【表】
【表】 筒形使用
【表】 第1表より、きゆうりを本考案による段ボール
箱に実包した場合、しなび及び「す」入防止に顕
著なる効果が表れた。 第2,3表より、なす、ほうれん草を本考案に
よる段ボール箱に実包し、輸送テストを行つたと
ころ、なすの場合ボケ果の発生はなく、硬度は良
好に保たれた。またほうれん草の包装に本考案の
段ボールを用いた場合は、枯れ、萎れの発生が全
く見られなかつた。 〈考案の効果〉 以上のように従来の段ボール箱を用いた場合
は、青果物の鮮度保持効果が悪く、商品価値が低
下してしまつたのに対して、従来の貼合、製函装
置をそのまま用いて高速で製造しても、水蒸気遮
断層は、連続皮膜状態を保つことができ、本考案
の段ボール箱は、透湿度が100g/m2以下に保た
れ、青果物を極めて良好に保持することができ
た。また、本考案の段ボール箱は、水蒸気遮断層
が連続皮膜状態で段ボール箱の内面に位置し、青
果物による段ボールシート中の水分量の増加は殆
どなく、段ボール函の強度の劣化がおこらなかつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の段ボール箱に使用する段ボ
ールシートの断面図である。 1……水蒸気遮断層、2……断熱層、3……普
通ライナー紙、4……内側ライナー紙、5……中
芯、6……外側ライナー紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 普通ライナー紙の上に180℃での溶融粘度が5
    ×103ポイズ以上であるポリ塩化ビニリデンの連
    続塗布皮膜からなる水蒸気遮断層、さらに180℃
    以下で溶融、軟化しない合成樹脂からなる耐熱層
    を設けた内側ライナー紙と普通ライナー紙からな
    る外側ライナー紙との間にデンプン系糊を介して
    コルゲート中芯を貼合した透湿度が100g/m2
    24hrs(40℃、90%RH)以下とした段ボールシー
    トを、内側ライナー紙が内面になるように製函し
    た青果物保存用段ボール箱。
JP8789181U 1981-06-15 1981-06-15 Expired JPH0110384Y2 (ja)

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JP8789181U JPH0110384Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15

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JP8789181U JPH0110384Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15

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JPS57199581U JPS57199581U (ja) 1982-12-18
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