JPH0111576Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0111576Y2 JPH0111576Y2 JP20203882U JP20203882U JPH0111576Y2 JP H0111576 Y2 JPH0111576 Y2 JP H0111576Y2 JP 20203882 U JP20203882 U JP 20203882U JP 20203882 U JP20203882 U JP 20203882U JP H0111576 Y2 JPH0111576 Y2 JP H0111576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- diaphragm
- pressure chamber
- piston
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 26
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 18
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブレーキ倍力装置に関し、特に密閉シ
エル内に複数のダイアフラムピストンを備えた所
謂ロートラベル型ブレーキ倍力装置に関する。
エル内に複数のダイアフラムピストンを備えた所
謂ロートラベル型ブレーキ倍力装置に関する。
一般に、この種のブレーキ倍力装置は、互いに
対向する前方シエルと後方シエルの対向端部を気
密的に嵌合させた密閉シエル内に2つのダイアフ
ラムピストンを前後方向に同軸的に配設して作動
的に互いに軸方向に相対移動可能に連結してな
り、かつこれら各ダイアフラムピストンにおける
ダイアフラムの外周ビード部のそれぞれを前記密
閉シエルの内周面に気密的に係止して同密閉シエ
ル内を負圧が付与される2つの定圧室と前記各ダ
イアフラムピストンを介して同両定圧室の間に形
成され後方側のダイアフラムピストンに組付けら
れた切換弁機構により前記定圧室および大気に選
択的に連通する変圧室に区画してなるもので、同
変圧室と前記各定圧室との間の圧力差により、前
方側のダイアフラムピストンを軸方向前方へ移動
するようにすると共に、前記後方側のダイアフラ
ムピストンを軸方向後方へ移動するように構成さ
れている。
対向する前方シエルと後方シエルの対向端部を気
密的に嵌合させた密閉シエル内に2つのダイアフ
ラムピストンを前後方向に同軸的に配設して作動
的に互いに軸方向に相対移動可能に連結してな
り、かつこれら各ダイアフラムピストンにおける
ダイアフラムの外周ビード部のそれぞれを前記密
閉シエルの内周面に気密的に係止して同密閉シエ
ル内を負圧が付与される2つの定圧室と前記各ダ
イアフラムピストンを介して同両定圧室の間に形
成され後方側のダイアフラムピストンに組付けら
れた切換弁機構により前記定圧室および大気に選
択的に連通する変圧室に区画してなるもので、同
変圧室と前記各定圧室との間の圧力差により、前
方側のダイアフラムピストンを軸方向前方へ移動
するようにすると共に、前記後方側のダイアフラ
ムピストンを軸方向後方へ移動するように構成さ
れている。
ところで、この種のブレーキ倍力装置において
は、密閉シエルを構成する前後両シエルが例えば
米国特許明細書第3143929号にみられるように略
同一径の筒状に形成されていて、各ダイアフラム
の外周ビード部は両シエルの一方または両方の筒
部内周面にそれぞれ気密的に係止されている。こ
のため、前後両シエルの一方または両方の筒部内
周面には、各ダイアフラムの外周ビード部を係止
するための複数の環状凹所を設けなければなら
ず、また必要数の環状凹所を確保するためには両
シエルの少なくとも一方の筒部を所定の長さにす
る必要がある。しかして、両シエルの筒部は密閉
シエルの最大径部を構成するものであり、このた
めこの種のブレーキ倍力装置は、助勢力を生む前
方側のダイアフラムピストンと助勢力を生むもの
でない後方側のダイアフラムピストンの径とがほ
ぼ同径とされて、その機能上要求される大きさ以
上に大型化して、限られたエンジンルーム内での
占有空間が大きくなる。
は、密閉シエルを構成する前後両シエルが例えば
米国特許明細書第3143929号にみられるように略
同一径の筒状に形成されていて、各ダイアフラム
の外周ビード部は両シエルの一方または両方の筒
部内周面にそれぞれ気密的に係止されている。こ
のため、前後両シエルの一方または両方の筒部内
周面には、各ダイアフラムの外周ビード部を係止
するための複数の環状凹所を設けなければなら
ず、また必要数の環状凹所を確保するためには両
シエルの少なくとも一方の筒部を所定の長さにす
る必要がある。しかして、両シエルの筒部は密閉
シエルの最大径部を構成するものであり、このた
めこの種のブレーキ倍力装置は、助勢力を生む前
方側のダイアフラムピストンと助勢力を生むもの
でない後方側のダイアフラムピストンの径とがほ
ぼ同径とされて、その機能上要求される大きさ以
上に大型化して、限られたエンジンルーム内での
占有空間が大きくなる。
本考案は、かかる不具合を解消すべくなされた
もので、その主たる目的は、前記後方シエルを特
殊な形状に形成して同シエルに各ダイアフラムの
外周ビード部を係止させる複数の環状凹所を設け
ることにより、密閉シエルの最大径部の軸長を短
くして、この種のブレーキ倍力装置を小型化する
ことにある。
もので、その主たる目的は、前記後方シエルを特
殊な形状に形成して同シエルに各ダイアフラムの
外周ビード部を係止させる複数の環状凹所を設け
ることにより、密閉シエルの最大径部の軸長を短
くして、この種のブレーキ倍力装置を小型化する
ことにある。
この目的を達成すべく、本考案はこの種のブレ
ーキ倍力装置において、後方シエルを、前方シエ
ルの開口端側へ拡開してその開口端周縁部が前方
シエルの開口端周縁部に達しその内部に嵌合され
る円錐形状に形成し、同シエルの開口端周縁部と
その内側面における径方向の中間部位に各ダイア
フラムの外周ビード部のそれぞれが係止される環
状凹所を設けて、これら各環状凹所に各ダイアフ
ラムの外周ビード部のそれぞれを気密的に係止し
たことにその構成上の特徴がある。従つて、本考
案においては、密閉シエルの最大径部を形成する
両シエルの筒部内周面に、各ダイアフラムの外周
ビード部を係止するために必要な全ての環状凹所
を設ける必要がなくて、両シエルの少なくとも一
方の筒部の軸長を従来に比して短くできる。この
結果、要求される助勢力に何らの影響を与えるこ
となく密閉シエルの最大径部の軸長を短くし得て
この種のブレーキ倍力装置を小型化でき、同装置
のエンジンルーム内での占有空間を小さくするこ
とができる。
ーキ倍力装置において、後方シエルを、前方シエ
ルの開口端側へ拡開してその開口端周縁部が前方
シエルの開口端周縁部に達しその内部に嵌合され
る円錐形状に形成し、同シエルの開口端周縁部と
その内側面における径方向の中間部位に各ダイア
フラムの外周ビード部のそれぞれが係止される環
状凹所を設けて、これら各環状凹所に各ダイアフ
ラムの外周ビード部のそれぞれを気密的に係止し
たことにその構成上の特徴がある。従つて、本考
案においては、密閉シエルの最大径部を形成する
両シエルの筒部内周面に、各ダイアフラムの外周
ビード部を係止するために必要な全ての環状凹所
を設ける必要がなくて、両シエルの少なくとも一
方の筒部の軸長を従来に比して短くできる。この
結果、要求される助勢力に何らの影響を与えるこ
となく密閉シエルの最大径部の軸長を短くし得て
この種のブレーキ倍力装置を小型化でき、同装置
のエンジンルーム内での占有空間を小さくするこ
とができる。
以下、本考案を図面に基づいて説明するに、第
1図には本考案に従つたロートラベル型ブレーキ
倍力装置の一実施例が示されている。この種ブレ
ーキ倍力装置の密閉シエル10は、前方シエル1
1と後方シエル12とをそれらの対向端部にて気
密的に嵌合してなるもので、その内部に一対のダ
イアフラムピストン20,30がそれぞれ配設さ
れており、また後方ダイアフラムピストン20に
は切換弁機構40が組付けられている。
1図には本考案に従つたロートラベル型ブレーキ
倍力装置の一実施例が示されている。この種ブレ
ーキ倍力装置の密閉シエル10は、前方シエル1
1と後方シエル12とをそれらの対向端部にて気
密的に嵌合してなるもので、その内部に一対のダ
イアフラムピストン20,30がそれぞれ配設さ
れており、また後方ダイアフラムピストン20に
は切換弁機構40が組付けられている。
後方ダイアフラムピストン20は、筒状の第1
ピストンボデー21と、第1ピストンボデー21
の前端部上に気密的かつ摺動可能に嵌合した有底
筒状の第2ピストンボデー22と、第2ピストン
ボデー22の後端部上にピストンプレート23と
一体的に固定したダイアフラム24を備えてお
り、第1ピストンボデー21にて後方シエル12
の略中央部に気密的かつ軸方向へ摺動可能に支承
されている。この後方ダイアフラムピストン20
においては、ピストンプレート23に複数設けた
爪部23aが第1ピストンボデーに設けた突起部
21aに掛止めされて、この突起部21aと第2
ピストンボデー22のフランジ部22a間に所定
の間隙が形成されており、両ピストンボデー2
1,22間に軸方向への所定の相対的摺動を許容
している。また、ダイアフラム24はピストンプ
レート23の前側面に沿つて外周に延び、その外
周ビード部24aは後述する後方シエル12の第
2環状凹所12eに気密的に係止されている。こ
れにより、ダイアフラム24はその後側に第1定
圧室R1を形成し、かつその前側に後述する前方
ダイアフラムピストン30のダイアフラム34と
ともに変圧室R2を形成している。第1定圧室R
1は、エンジンのインテークマニホールドAに接
続されてエンジンから負圧が付与されるもので、
両ピストンボデー21,22に設け連通孔21
b,21c,22bを通して変圧室R2に連通し
ている。かかる連通は、後述する切換弁機構40
により断続される。なお、第1ピストンボデー2
1は後方シエル12に設けたリテーナ13に一端
を係止したコイルスプリング25により後方へ付
勢されて、後方シエル12のストツパ部12aに
当接し、それ以上の後方への摺動を規制されてい
る。また、第1ピストンボデー21の前端と第2
ピストンボデー22の底部間にはゴム製の反動デ
イスク26が介装されている。
ピストンボデー21と、第1ピストンボデー21
の前端部上に気密的かつ摺動可能に嵌合した有底
筒状の第2ピストンボデー22と、第2ピストン
ボデー22の後端部上にピストンプレート23と
一体的に固定したダイアフラム24を備えてお
り、第1ピストンボデー21にて後方シエル12
の略中央部に気密的かつ軸方向へ摺動可能に支承
されている。この後方ダイアフラムピストン20
においては、ピストンプレート23に複数設けた
爪部23aが第1ピストンボデーに設けた突起部
21aに掛止めされて、この突起部21aと第2
ピストンボデー22のフランジ部22a間に所定
の間隙が形成されており、両ピストンボデー2
1,22間に軸方向への所定の相対的摺動を許容
している。また、ダイアフラム24はピストンプ
レート23の前側面に沿つて外周に延び、その外
周ビード部24aは後述する後方シエル12の第
2環状凹所12eに気密的に係止されている。こ
れにより、ダイアフラム24はその後側に第1定
圧室R1を形成し、かつその前側に後述する前方
ダイアフラムピストン30のダイアフラム34と
ともに変圧室R2を形成している。第1定圧室R
1は、エンジンのインテークマニホールドAに接
続されてエンジンから負圧が付与されるもので、
両ピストンボデー21,22に設け連通孔21
b,21c,22bを通して変圧室R2に連通し
ている。かかる連通は、後述する切換弁機構40
により断続される。なお、第1ピストンボデー2
1は後方シエル12に設けたリテーナ13に一端
を係止したコイルスプリング25により後方へ付
勢されて、後方シエル12のストツパ部12aに
当接し、それ以上の後方への摺動を規制されてい
る。また、第1ピストンボデー21の前端と第2
ピストンボデー22の底部間にはゴム製の反動デ
イスク26が介装されている。
前方ダイアフラムピストン30は、有底筒状の
ピストンボデー31と、その外周に環状の補強プ
レート32、ピストンプレート33と一体的に固
定したダイアフラム34を備えており、ピストン
ボデー31が後方ダイアフラムピストン20の第
2ピストンボデー22の外周に軸方向へ摺動可能
に嵌合されて、第2ピストンボデー22に支承さ
れている。また、ダイアフラム34はピストンプ
レート33の後側面に沿つて外周に延び、その外
周ビード部34aは後述する後方シエル12の第
1環状凹所12dに気密的に係止されている。こ
れにより、ダイアフラム34はその前側に第2定
圧室R3を形成し、かつその後側に後方ダイアフ
ラムピストン20のダイアフラム24とともに変
圧室R2を形成している。この第2定圧室R3
は、エンジンのインテークマニホールドAに接続
されていて、エンジンからの負圧が付与される。
なお、ピストンボデー31の前端には、オペレー
シヨンロツド35が固着されている。このオペレ
ーシヨンロツド35は、前方シエル11の略中央
部を気密的かつ軸方向へ摺動可能に貫通してい
て、その前端が図示しないマスタシリンダのピス
トンに連結している。また、ピストンボデー31
は前方シエル11に設けた補強プレート14に一
端を係止してコイルスプリング36により後方へ
付勢されて、後方ダイアフラムピストン20の第
2ピストンボデー22の前端に当接し、それ以上
の後方への摺動を規制されている。
ピストンボデー31と、その外周に環状の補強プ
レート32、ピストンプレート33と一体的に固
定したダイアフラム34を備えており、ピストン
ボデー31が後方ダイアフラムピストン20の第
2ピストンボデー22の外周に軸方向へ摺動可能
に嵌合されて、第2ピストンボデー22に支承さ
れている。また、ダイアフラム34はピストンプ
レート33の後側面に沿つて外周に延び、その外
周ビード部34aは後述する後方シエル12の第
1環状凹所12dに気密的に係止されている。こ
れにより、ダイアフラム34はその前側に第2定
圧室R3を形成し、かつその後側に後方ダイアフ
ラムピストン20のダイアフラム24とともに変
圧室R2を形成している。この第2定圧室R3
は、エンジンのインテークマニホールドAに接続
されていて、エンジンからの負圧が付与される。
なお、ピストンボデー31の前端には、オペレー
シヨンロツド35が固着されている。このオペレ
ーシヨンロツド35は、前方シエル11の略中央
部を気密的かつ軸方向へ摺動可能に貫通してい
て、その前端が図示しないマスタシリンダのピス
トンに連結している。また、ピストンボデー31
は前方シエル11に設けた補強プレート14に一
端を係止してコイルスプリング36により後方へ
付勢されて、後方ダイアフラムピストン20の第
2ピストンボデー22の前端に当接し、それ以上
の後方への摺動を規制されている。
切換弁機構40は、後方ダイアフラムピストン
20の第1ピストンボデー21の内孔内に組付け
られていて、そのバルブプランジヤ41は軸方向
へ所定量摺動可能に嵌挿され、また筒状弁体42
を保持するリテーナ43が嵌挿固定されている。
このバルブプランジヤ41は、、第1ピストンボ
デー21の後部外周よび後端を覆蓋するダストブ
ーツ15およびエアフイルタ16を貫通するプツ
シユロツド44に連結されている。筒状弁体42
は、コイルスプリング45により前方へ付勢され
てその前端がバルブプランジヤ41の後端に当接
し、またプツシユロツド44はコイルスプリング
46により後方へ付勢されている。このプツシユ
ロツド44は、ブレーキペダルBの踏込み操作に
応答して前方へ移動するもので、その移動時バル
ブプランジヤ41は反動デイスク26から反力を
受ける。
20の第1ピストンボデー21の内孔内に組付け
られていて、そのバルブプランジヤ41は軸方向
へ所定量摺動可能に嵌挿され、また筒状弁体42
を保持するリテーナ43が嵌挿固定されている。
このバルブプランジヤ41は、、第1ピストンボ
デー21の後部外周よび後端を覆蓋するダストブ
ーツ15およびエアフイルタ16を貫通するプツ
シユロツド44に連結されている。筒状弁体42
は、コイルスプリング45により前方へ付勢され
てその前端がバルブプランジヤ41の後端に当接
し、またプツシユロツド44はコイルスプリング
46により後方へ付勢されている。このプツシユ
ロツド44は、ブレーキペダルBの踏込み操作に
応答して前方へ移動するもので、その移動時バル
ブプランジヤ41は反動デイスク26から反力を
受ける。
当該ブレーキ倍力装置においては、プツシユロ
ツド44の非作動時第1定圧室R1と変圧室R2
とは各連通孔21b,21c,22bを通して互
に連通されていて、全室R1〜R3が所定の負圧
になつており、また各ダイアフラムピストン2
0,30は各コイルスプリング25,36の付勢
力にて第1図に示す状態にある。この状態でブレ
ーキペダルBを踏込み操作すると、プツシユロツ
ド44が作動して前方へ移動し、これと一体的に
バルブプランジヤ41が前方へ移動する。この
間、筒状弁体42がコイルスプリング45の作用
により伸長し、第1ピストンボデー21の弁座2
1dに着座して第1定圧室R1と変圧室R2との
連通を遮断し、さらにバルブプランジヤ41の後
端が筒状弁体42の前端から離間して、変圧室R
2を連通孔22b,21cおよびエアフイルタ1
6を通して大気に連通させる。これにより、変圧
室R2には大気が付与されて変圧室R2と両定圧
室R1,R3との間に所定の圧力差が生じる。こ
の結果、後方ダイアフラムピストン20は後方シ
エル12のストツパ部12aに押付けられるとと
もに、前方ダイアフラムピストン30は後方ダイ
アフラムピストン20の第2ピストンボデー22
上を前方へ摺動してオペレーシヨンロツド35を
前方へ移動させる。これにより、図示しないマス
タシリンダのピストンはオペレーシヨンロツド3
5により摺動されてマスタシリンダ内に高い油圧
を発生させ、車両を適確に制動する。なお、この
間後方ダイアフラムピストン20は第1定圧室R
1と変圧室R2間の圧力差により常に後方シエル
12のストツパ部12aに押付けられているた
め、ブレーキペダルBの踏込みストロークは切換
弁機構40のバルブプランジヤ41を所定量移動
させるわずかなストローク量ですむ。
ツド44の非作動時第1定圧室R1と変圧室R2
とは各連通孔21b,21c,22bを通して互
に連通されていて、全室R1〜R3が所定の負圧
になつており、また各ダイアフラムピストン2
0,30は各コイルスプリング25,36の付勢
力にて第1図に示す状態にある。この状態でブレ
ーキペダルBを踏込み操作すると、プツシユロツ
ド44が作動して前方へ移動し、これと一体的に
バルブプランジヤ41が前方へ移動する。この
間、筒状弁体42がコイルスプリング45の作用
により伸長し、第1ピストンボデー21の弁座2
1dに着座して第1定圧室R1と変圧室R2との
連通を遮断し、さらにバルブプランジヤ41の後
端が筒状弁体42の前端から離間して、変圧室R
2を連通孔22b,21cおよびエアフイルタ1
6を通して大気に連通させる。これにより、変圧
室R2には大気が付与されて変圧室R2と両定圧
室R1,R3との間に所定の圧力差が生じる。こ
の結果、後方ダイアフラムピストン20は後方シ
エル12のストツパ部12aに押付けられるとと
もに、前方ダイアフラムピストン30は後方ダイ
アフラムピストン20の第2ピストンボデー22
上を前方へ摺動してオペレーシヨンロツド35を
前方へ移動させる。これにより、図示しないマス
タシリンダのピストンはオペレーシヨンロツド3
5により摺動されてマスタシリンダ内に高い油圧
を発生させ、車両を適確に制動する。なお、この
間後方ダイアフラムピストン20は第1定圧室R
1と変圧室R2間の圧力差により常に後方シエル
12のストツパ部12aに押付けられているた
め、ブレーキペダルBの踏込みストロークは切換
弁機構40のバルブプランジヤ41を所定量移動
させるわずかなストローク量ですむ。
しかして、当該ブレーキ倍力装置においては、
密閉シエル10を構成する後方シエル12が円錐
形状に形成されている。すなわち、後方シエル1
2は小径筒部12bと、その前端開口部から前方
へ漸次拡開して延びるテーパ部12cとからなる
円錐形状に形成されていて、テーパ部12cの前
端開口周縁部は前方シエル11の後端開口周縁部
よりわずかに小径に形成されている。この後方シ
エル12の前端開口周縁部には、外周側へ開口す
る第1環状凹所12dが設けられており、また後
方シエル12における小径筒部12bとテーパ部
12cとの境界部は内周側および前側へ開口する
第2環状凹所12eとが設けられている。この第
2環状凹所12eには、第1図および第2図に示
すように、テーパ部12cの内壁に固着した3つ
の係止片12fの内端がそれぞれ臨んでいる。か
かる後方シエル12においては、第2環状凹所1
2eに第3図にて示す後方ダイアフラムピストン
20のダイアフラム24の外周ビード部24aが
嵌合され、第4図に示す係止用リング17を各係
止片12fと外周ビード部24a間に介在させる
ことにより、外周ビード部24aは第1図に示す
ように各係止片12fと係止用リング17との協
同作用にて第2環状凹所12eに気密的に係止さ
れる。
密閉シエル10を構成する後方シエル12が円錐
形状に形成されている。すなわち、後方シエル1
2は小径筒部12bと、その前端開口部から前方
へ漸次拡開して延びるテーパ部12cとからなる
円錐形状に形成されていて、テーパ部12cの前
端開口周縁部は前方シエル11の後端開口周縁部
よりわずかに小径に形成されている。この後方シ
エル12の前端開口周縁部には、外周側へ開口す
る第1環状凹所12dが設けられており、また後
方シエル12における小径筒部12bとテーパ部
12cとの境界部は内周側および前側へ開口する
第2環状凹所12eとが設けられている。この第
2環状凹所12eには、第1図および第2図に示
すように、テーパ部12cの内壁に固着した3つ
の係止片12fの内端がそれぞれ臨んでいる。か
かる後方シエル12においては、第2環状凹所1
2eに第3図にて示す後方ダイアフラムピストン
20のダイアフラム24の外周ビード部24aが
嵌合され、第4図に示す係止用リング17を各係
止片12fと外周ビード部24a間に介在させる
ことにより、外周ビード部24aは第1図に示す
ように各係止片12fと係止用リング17との協
同作用にて第2環状凹所12eに気密的に係止さ
れる。
また、かかる後方シエル12においては、第1
環状凹所12dに前方ダイアフラムピストン30
のダイアフラム34の外周ビード部34aが嵌合
され、この状態にて後方シエル12の前端開口周
縁部を前方シエル11の後端開口周縁部内に嵌合
してカシメ止めすることにより、外周ビード部3
4aは第1図に示すように第1環状凹所12dと
前方シエル11の後端開口周縁部とに挾持されて
これら両者間に気密的に係止されている。
環状凹所12dに前方ダイアフラムピストン30
のダイアフラム34の外周ビード部34aが嵌合
され、この状態にて後方シエル12の前端開口周
縁部を前方シエル11の後端開口周縁部内に嵌合
してカシメ止めすることにより、外周ビード部3
4aは第1図に示すように第1環状凹所12dと
前方シエル11の後端開口周縁部とに挾持されて
これら両者間に気密的に係止されている。
従つて、当該ブレーキ倍力装置においては、前
方シエル11に第2環状凹所12eに相当する係
止部を形成すべく前方シエル11を後方へ長くす
る必要がなく、また、第2環状凹所12eは後方
シエル12の径方向の中間部位に設けられている
ので、密閉シエル10における最大径部の軸長は
従来のこの種のブレーキ倍力装置に比して助勢力
が低下することなく短くて済む。この結果、密閉
シエル10は後方シエル12のテーパ部12cの
外周側における環状の空間部分小さくなり、限ら
れたエンジンルーム内での占有空間も前記空間部
分小さくなる。また、当該ブレーキ倍力装置にお
いては、簡単な組付け構造にて各ダイアフラム2
4,34の外周ビード部24a,34aの係止部
の高い気密性が確保されるとともに、後方シエル
12に各ダイアフラムピストン20,30を組付
けてサブアツセンブリ化することができて、その
組付性を向上させることができる。
方シエル11に第2環状凹所12eに相当する係
止部を形成すべく前方シエル11を後方へ長くす
る必要がなく、また、第2環状凹所12eは後方
シエル12の径方向の中間部位に設けられている
ので、密閉シエル10における最大径部の軸長は
従来のこの種のブレーキ倍力装置に比して助勢力
が低下することなく短くて済む。この結果、密閉
シエル10は後方シエル12のテーパ部12cの
外周側における環状の空間部分小さくなり、限ら
れたエンジンルーム内での占有空間も前記空間部
分小さくなる。また、当該ブレーキ倍力装置にお
いては、簡単な組付け構造にて各ダイアフラム2
4,34の外周ビード部24a,34aの係止部
の高い気密性が確保されるとともに、後方シエル
12に各ダイアフラムピストン20,30を組付
けてサブアツセンブリ化することができて、その
組付性を向上させることができる。
第1図は本考案に係るブレーキ倍力装置の一実
施例を示す縦断面図、第2図は同装置における後
方シエルの斜視図、第3図は同装置におけるダイ
アフラムピストンのダイアフラムの斜視図、第4
図は同装置における係止用リングの斜視図であ
る。 符号の説明、10……密閉シエル、11……前
方シエル、12……後方シエル、12b……小径
筒部、12c……テーパ部、12d,12e……
環状凹所、20,30……ダイアフラムピスト
ン、21,22,31……ピストンボデー、2
4,34……ダイアフラム、24a,34a……
外周ビード部、40……切換弁機構、R1,R3
……定圧室、R2……変圧室。
施例を示す縦断面図、第2図は同装置における後
方シエルの斜視図、第3図は同装置におけるダイ
アフラムピストンのダイアフラムの斜視図、第4
図は同装置における係止用リングの斜視図であ
る。 符号の説明、10……密閉シエル、11……前
方シエル、12……後方シエル、12b……小径
筒部、12c……テーパ部、12d,12e……
環状凹所、20,30……ダイアフラムピスト
ン、21,22,31……ピストンボデー、2
4,34……ダイアフラム、24a,34a……
外周ビード部、40……切換弁機構、R1,R3
……定圧室、R2……変圧室。
Claims (1)
- 互いに対向する前方シエルと後方シエルの対向
端部を気密的に嵌合してなる密閉シエル内に2つ
のダイアフラムピストンを前後方向に同軸的に配
設して作動的に互いに軸方向に相対移動可能に連
結してなり、かつこれら各ダアイフラムピストン
におけるダイアフラムの外周ビード部のそれぞれ
を前記密閉シエルの内周面に気密的に係止して同
密閉シエル内を負圧が付与される2つの定圧室と
前記各ダイアフラムピストンを介して同両定圧室
の間に形成され後方側のダイアフラムピストンに
組付けられた切換弁機構により前記定圧室および
大気に選択的に連通する変圧室に区画してなり、
同変圧室と前記各定圧室との間の圧力差により、
前方側のダイアフラムピストンを軸方向前方へ移
動させるようにすると共に、前記後方側のダイア
フラムピストンを軸方向後方へ移動させるように
したブレーキ倍力装置において、前記後方シエル
を、前記前方シエルの開口端側へ拡開してその開
口端周縁部が前記前方シエルの開口端周縁部に達
しその内部に嵌合される円錐形状に形成し、同シ
エルの開口端周縁部とその内側面における径方向
の中間部位に前記各ダイアフラムの外周ビード部
のそれぞれが係止される環状凹所を設けて、これ
ら各環状凹所に前記各ダイアフラムの外周ビード
部のそれぞれを気密的に係止したことを特徴とす
るブレーキ倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20203882U JPS5999860U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ブレ−キ倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20203882U JPS5999860U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ブレ−キ倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5999860U JPS5999860U (ja) | 1984-07-05 |
| JPH0111576Y2 true JPH0111576Y2 (ja) | 1989-04-05 |
Family
ID=30427518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20203882U Granted JPS5999860U (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | ブレ−キ倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5999860U (ja) |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP20203882U patent/JPS5999860U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5999860U (ja) | 1984-07-05 |
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