JPH01123152A - 牛白血病ウイルス由来の診断薬を用いた診断方法 - Google Patents

牛白血病ウイルス由来の診断薬を用いた診断方法

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JPH01123152A
JPH01123152A JP28176087A JP28176087A JPH01123152A JP H01123152 A JPH01123152 A JP H01123152A JP 28176087 A JP28176087 A JP 28176087A JP 28176087 A JP28176087 A JP 28176087A JP H01123152 A JPH01123152 A JP H01123152A
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JP
Japan
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protein
blv
bovine leukemia
leukemia virus
solution
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JP28176087A
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Hayao Abe
安部 速郎
Akira Awaya
昭 粟屋
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Mitsui Pharmaceuticals Inc
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Pharmaceuticals Inc
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、牛白血病を引き起すレトロウィルス弁接に関
する。
[従来の技術] 牛白血病ウィルス(nt、■)は、牛白血病を引き起す
レトロウィルスの一種として知られており、蔓延しつつ
ある牛白血病の予防対策として、BLVワクチンやBL
Vに対する抗血清あるいは抗ウィルス剤の実用化が強く
要請されている。
BLVワクチン等の開発のために必要なりLV抗原につ
いては、ヒツジ、ヤギ、ウシなど、およびこれら動物由
来細胞において研究されてきている。
BLV自体の取得方法については、例えば農林水産省家
畜衛生試験場から分譲を受けることのできるBLVが持
続感染しているFetal lamb kidney細
胞(以下FLK−BLVと略記する)などの株化細胞を
培養し、培養細胞あるいは培養上清がらIILVを分離
する方法が特開昭61−200471号公報に開示され
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 蔓延しつつある牛白血病に罹患している牛あるいはBL
V感染牛の所在を明らかとするための感度の良い診断薬
への要請が高まっている。
また、上述のように[lLVワクチンに対する要請が高
まるなかで、開発したBLVワクチンの効果を確認する
ための精度良い検定方法についての、要請も高まりつつ
ある。
すなわち、IILV不活性化抗原による各種動物モデル
への免疫試験が行なわれ、その中で種々の検定方法が開
発されてきたが、本来の宿主である牛での研究は少ない
また、BLV感染牛の診断のため及び旧、■ワクチンの
検定用の抗原成分として必要な不活性化BLVどのBL
V感染細胞の培養細胞あるいは培養上清から分離できる
方法は未だ確立されていなかった。
例えば、前述の特開昭61−200471号公報に開示
された方法では、BLVの分離に蔗糖などを用いた超遠
心密度勾配法による分画を行なっているが、これはコス
トがかかり大変煩雑な方法であり、またBLVIA−離
の過程でBLVが損傷を受はエンベロープを構成する環
タンパク質が多量に失なわれ易く、実用的ではない。
また、BLVの宿主細胞が生細胞であれば良いが、p+
、g−BLvなどの羊細胞の場合には、羊細胞の激しい
破壊を行なうと、羊細胞抗原がBLV抗原及び牛胎児血
清とまじりあってワクチン化され、牛に免疫された際、
丸種抗原か全面に出てアレルギー反応をより強く惹起す
る危険性がある。そこで、界面活性剤などで処理する工
程を含まない操作法を考案する必要があった。
また、硫安塩析などの濃縮方法はBLVタンパク質を変
性・失活させる可能性もある。
本発明は旧、■感染中の新たな診断法およびBLVワク
チンの実用化に必要な技術的課題解決するために成され
たものであり、その目的は、現在市販されている寒天ゲ
ル内沈降反応よりもより感度の良いBLV感染牛の診断
方法およびBLVワクチンの精度良い検定方法を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成する本発明の検定方法は、牛白血病ウィ
ルス由来のタンパク質を抗原として付着させたプレート
を用いた酵素抗体免疫測定法により免疫した牛の抗体価
を測定することを特徴とする。
すなわち、本発明の方法は、酵素抗体免疫測定法(El
isa法)における抗体価測定用プレートに予め牛白血
病ウィルス由来の不活性タンパク質を抗原として付着さ
せておき、酵素抗体免疫測定法を行なって抗体価を検定
するものである。
プレートに吸着させる牛白血病ウィルス由来の不活性タ
ンパク質は以下のようにして調製されたものを用いる。
牛白血病ウィルスを感染させた宿主細胞の培養細胞また
はその培養液等から牛白血病ウィルスを含む粗タンパク
質を調製し、該粗タンパク質の牛白血病ウィルスを不活
性化した後、該不活性化牛白血病ウィルスを含む粗タン
パク質を含む溶液をPe1licon Lab−cas
sette Pore 5ize 10.(100(ミ
リポア社製)などを用いて限外濾過で処理し濃縮画分を
得る。この濃縮画分中のタンパク質をプレートに吸着さ
せて用いる。
該方法において用いることのできる宿主細胞としては、
FLKなどのヒツジ細胞、ヤギ細胞、ウシ細胞、コラモ
リ細胞などを挙げることができ、一般に汎用されている
という点でFLにが好ましい。
これらの宿主細胞の培養に用いる培地は、培養しようと
する宿主細胞に応じて適宜選択すれば良い。
例えば、FLKの場合には、5〜20tの葬儀化した牛
胎児血清(以下FC5と略記する)を含むRPM116
40 にラスイ社製) 、 Dulbecco’ s 
MEM  にラスイ社製)などが利用でる。
一般に、宿主細胞へのBLVの感染及びBLV感染宿主
細胞の培養は常法に従って行なえば良い。
例えばFLに−BLVの培養の場合には、5〜205に
葬儀化FC5を含むRPMI 1640中、炭酸ガス雰
囲気下、37℃の条件で2〜4日間培養する。細胞濃度
は例えば105NIO’ /mlとする。
培養終了後、例えば2000rpm程度の条件での低速
遠心分離により培養液から細胞除き、培養上清を得る。
次に、培養上清に含まれる[lLVの不活性化処理を行
なう。
この不活性化処理には、ホルマリン、グルタルアルデヒ
ド、バラホルムアルデヒド等の不活性化剤を用いた処理
が利用できる。
ホルマリンを用いる場合には、上記のようにして得た培
養上清に、最終濃度が0.05〜0.5を好ましくは0
.1亀となるようにネルマリン溶液(和光純薬社製)を
加え、これを4℃で24〜72時間軽く振盪して処理す
る。
なお、Tween 100.80、Triton X−
100などの界面活性化剤などで、FLK−BLVなと
の細胞成分を強く破壊する工程を含まないところにこの
方法の特徴がある。
不活性化処理が終了したところで、他の工程を経ないで
直ちに処理後の溶液を限外濾過にかける。
この限外濾過における操作条件は、不活性化BLVを含
む溶液から、少なくとも分子量が1万以下の細胞由来成
分や上記の不活性化処理で用いた薬剤などの成分が除去
でき、かつBLVワクチンの抗原成分として直接利用で
きる不活性化BLVを含む濃縮画分を得るのに必要な条
件に設定する。
ここで用いる濾A膜としては、例えばPetlicon
Lab−cassette、Pore 5ize to
、000 NMWL(ミリボア社製、PT filte
r)、アミコンYM to  (アミコン社製)等を挙
げることができる。
限外濾過を行なうに際しては、例えば1党の処理溶液あ
たり5〜!θ時間かけて、50〜90倍に濃縮して、B
S^およびホルマリン等を完全に除去した濃縮画分を得
ることができる。更に、蔗糖濃度勾配遠心法によりBL
Vタンパク質を精製することができる。
この濃縮画分を凍結乾燥して、BLVタンパク質を含む
粉末標品を得ることができ、この粉末標品の適当な濃度
の溶液を調製し、Elisa法に用いるプレートと接触
させる。
以上の例は、BLV感染細胞培養上清を用いた例である
が、これに限定されず、培養上清の代りに北里研究所か
ら人手できる粗BLV抗原などのBLVを含む抗原溶液
を適宜用いることができる。
得られた粉末標品(BLVタンパク質)の検定は、ホル
マリン処理後の濃縮画分の標準溶液(タンパク貿濃度と
して1 mg/m l )を調製し、それを抗−牛白血
病ウイルスエンベロープ・グライコベプタイド抗原モノ
クロナール抗体(GPA−11,セロチック社製)を用
いた酵素抗体免疫測定法(Elisa法)で検定し、O
,D、(410nm)が0.3以上の場合を陽性と判定
した際に、どの程度の血清希釈まで陽性を示すかを判定
することによって行なうことができ、1:16以上の血
清希釈まで陽性を示す標品が望ましい。
更に、牛白血病ウィルスを感染させた宿主細胞またはそ
の培養液から牛白血病ウィルスを含む粗タンパク質を調
製し、該粗タンパク質を界面活性剤と接触させてタンパ
ク質を分解して得られた分解混合物からイオン交換法に
より分画して得られる牛白血病ウィルスのコアタンパク
質および牛白血病ウィルスのエンベロープタンパク質を
上記ブレート吸着用のタンパク質として用いることがで
きる。
すなわち、この方法により、牛白血病ウィルスのエンベ
ロープタンパク質(gp51)とコアタンパク質(p2
4)とを分離して得ることができ、これらを用いて、E
lisa法によるBLVワクチンの抗体価の精度良い検
定が可能となる。
以下、gp51およびp24の積装分離法について詳述
しする。
まず、先の濃縮画分を得る場合と同様に、培養上清等の
BLVを含む溶液を、界面活性剤で処理して、該溶液に
含まれるBLVをエンベロープタンパク質とコアタンパ
ク質に分解する。
この分解処理には、例えばノニデットP−40、トライ
トン(Triton) X−100などの界面活性剤の
1種以上を用いることができる。
界面活性剤の使用量あるいは処理条件は適宜選択でき、
例えばTriton X−100を用いた場合には、最
終濃度を1%程度とし、4℃で3時間程度の処理によっ
て行なうことができる。
なお、この界面活性剤による処理の前後に、透析、限外
濾過、′IIt濃度勾配法等によるB1、■を含む溶液
の濃縮工程や予備分離精製工程を組み入れても良い。
例えば、BLVを含む溶液を、0.1!にのTween
 80を含む10nM Tris−HCI、p)l 7
.2に対して透析して、しかる後蔗糖を用いた11m度
勾配法により濃縮することができる。
また、界面活性剤による処理の後に、例えばラボカセッ
ト(ミリボア社製)、ベリコン(ミリボア社製)等の分
子量10万〜100万のフィルターで限外濾過して、濃
縮画分をgp51調製用に、また濾液画分を924の調
製用に用いても良い。
界面活性剤処理によって得られたタンパク質混合物は、
次に陰イオン交換体を用いたイオン交換法により処理す
る。
ここで用いる陰イオン交換体としては、DE八へ−5e
phacel (ファルマシア社製)、 DE八へ−T
oyopearl (トーソー社製)等を用いることが
でき、必要に応じて複数回処理しても良い。
界面活性剤処理によって得られたタンパク質混合物を陰
イオン交換体と接触させ、イオン交換体に吸着しない両
分を得ることができる。この非吸着画分を各種精製工程
にかけて、コアタンパク質p24を含む標品を得ること
ができる。
この非吸着画分の精製には、分子量1万以下を除くアミ
コンYMIOなどを用いた限外濾過による濃縮工程、5
uperose 6または12(ファルマシア社製)等
を用いたゲル濾過によるTriton X−100の除
去処理、抗p24モノクローナル抗体結合−5uper
oseによるアフィニティークロマト等の1以上を組み
入れることができる。
一方、界面活性剤処理によって得られたタンパク質混合
物を陰イオン交換体と接触させ、陰イオン交換体に吸着
した成分からgp51含む両分を溶出し、更に精製する
ことによってgp51含む標品を得ることができる。
陰イオン交換体からgp5を含む両分の溶出には、塩濃
度勾配法を用いることができる。
例えば、0.1Mと0.5MのNa(:I溶液の組み合
せによる段階的な塩濃度勾配を用い、0.5M Na1
1画分中にgp51を得ることができ、またO −+0
.5M NaC1の直線的な塩濃度勾配を用い、0.2
M〜0.3M画分中にgp51を得ることができる。
gp51を含む溶出画分から、gp51を含む標品の精
製には、アミコンYMIOなとのフィルターを用いた限
外濾過、5uperose 6(ファルマシア社製)、
TSK :l000SW (トーソー社製)などを用い
たゲル濾過、Con 八−5epharose  (フ
ァルマシア社製)を用い、溶離剤としてα−メチル−マ
ンノシドを用いるよるアフィニティークロマト、抗gp
51モノクロ一ナル抗体結合−5epharoseによ
るアフィニティークロマト等の1以上を組いれることが
できる。
本発明のgp51およびp24の分離特製方法における
一例の操作の代表例を第1図〜第3図に示す。
以上のようにして得られたgp51およびp24をプレ
ートに吸着する。
以下本発明の方法に一例について詳細に説明する。
まず、上記のようにして得た不活性BLV・タンパク質
、gp51およびp24の1つを、適当な濃度の溶液そ
の50μlを、Elisa法用96ウヱルマイクロプレ
ートに接触させる。
これらのタンパク質の溶液あるいは希釈液を得には、例
えば50mM炭酸バッファー、pH9,6等を用いるこ
とができる。
吸着すべきタンパク質の溶液のタンパク濃度としては、
lng/ml−100μg/ml程度から適宜選択する
これらタンパク質とプレートとを例えば、4〜37℃、
1〜24時間程度接触させることにより、吸着を充分に
行なうことができる。
Elisa法用96ウエルマイクロプレートとしては、
Elisa法に利用できるものであればどのようなもの
でも使用でき、例えばフロー社製、ヌンク社製、グライ
ナー社製のものが利用できる。
吸着操作が終了したところで、ダルベツコPBS(−)
 (0,05!Ii Tween 8020含有、以下
PTと略する)で各ウェルを洗浄する。
次に、オボアルブミン(OVA ) 、カゼイン、ゼラ
チンを含有するPTの100μlを各ウェルに加え、室
温で6時間放置し、更にPTで各ウェルを洗浄する。
このときのOVA等の濃度は、1%程度とすれば良い。
ワクチンで免疫した牛より得た抗血清を、0.1!kO
v^を含有するPTで例えば1:lOOなとの適当な濃
度に希釈し、分析用サンプルとする。
この分析用サンプルの50μmを上述のようにして調製
したプレートのウェルに加えた後、それを4〜37℃、
1〜24時間程度放置し、PTで洗浄する。
次に、0.1!k  OVAを含有するPTで適当な濃
度に希釈したウサギ抗−ウシIgG(II+L)−パー
オキシダーゼの50μlをウェルに加え更に室温で2時
間放置し、PTで洗浄する。
このときのウサギ抗−ウシIgG(H+L)−パーオキ
シダーゼの濃度は免疫した牛の抗体価の程度に応じて適
宜選択する。また、酵素としてパーオキシダーゼがβ−
ガラクトシダーゼ等に、ウサギ抗−ウシ抗体が羊抗ウシ
抗体等に、IgG(H+L)がIgG(Fc)に置き代
ったものを用いても良い。
PTでの洗浄後、ウェルに、0.02鵠の2.2′−ア
ジノービス(3−エチルベンズチアゾリンスルフオン酸
ジアンモニウム塩及びO,+5%過酸化水素水を含有す
る5 0mMクエン酸バファー、pH4,0の100μ
mを各ウェルに加え、室温で15分間反応させた、直ち
に414nmの吸光度をイムノリーダーNJ−2000
(日本インターのメッド社製)で測定した。
[実施例] 以下、実験例および実施例により本発明を更に詳細に説
明する。
実験例! FKL−BLV  (Van der Maaten博
士樹立)を、培養細胞濃度10’個/mlでT−75f
alcon plastic flask(50II1
1)中の10’4 Fe2を含むRPMI 1640培
養液にラスイ社製)で、37℃、炭酸ガス雰囲気下、2
〜4日培養した。
得られた培養液を200Orpmの遠心分離処理し、F
KL−BLV培養細胞を沈殿させ、その上清を集めた。
次に、培養上清(in)に最終濃度が0.1!にとなる
ようにホルマリン溶液(和光純薬社製)を加え、4℃で
48時間軽く振盪した。
このホルマリン処理を経た培養上清を次に、Pc1li
con Lab−cassette Pore 5iz
e 10,000 NMWL(ミリボア社製、PTフィ
ルター)を用いた限外濾過にかけた。
濾過は12のホルマリン処理培養上清あたり5〜IO時
間かけ、50〜90倍に濃縮した。また、濾過操作の途
中で、蒸留水を200101はど濃縮液に加えて、数回
限外濾過を縁り返した。
20m1程度まで濃縮された溶液を凍結乾燥処理し、粉
末標品(BLVタンパク質)を得た。
実験例2 実験例1で得られた粉末標品を蒸留水に溶解し、タンパ
ク質濃度が1 mg/mlの溶液を調製し、この溶液を
抗−牛白血病つイルスエンヘローブ・グライコベブタイ
ド抗原モノクロナール抗体(GPA−11、セロチック
社製)を用いた酵素抗体免疫測定法(Elisa法)で
検定し、O,D、(410?+111)が0,3以上を
抗原活性ありと判定したところ、1:256の血清希釈
まで陽性を示した。
次に、粉末標品を、蒸留水に溶解し、タンパク質濃度が
300mg/ff1lの溶液を調製し、これに同容量の
フロイント完全アジュバント(デイフコ、社製)を加え
旧、■ワクチンを得た。
実験例3 実験例1で得られた粉末標品の溶液(タンパク質濃度、
300mg/ml)と同容量の水酸化アルミニウムゲル
液(300mg水酸化アルミニウム含有)BLVワクチ
ンを得た。
実施例1 実験例2で得たBLVワクチンを、他から隔離されて飼
育され、BLVに感染していないことが証明されている
2頭の牛(ホルスタイン、21箇月令)に注射し、BL
Vに対する抗体価を経時的に検定し、ワクチン効果を検
討した。その結果を第4図及び第5図に示す。
なお、抗体価の検定には、後述の実施例2〜4に示すE
lisa法などを用いた。また、第4図は抗体価の検定
に、実験例1の濃縮画分から得たBLVタンパク質標品
を吸着させたマイクロプレートを用いた後述の実施例2
で示すElisa法を用いた場合の結果であり、第5図
は、gp51を吸着させたマイクロプレートを用いた後
述の実施例3で示すEIiSa法を用いた場合の結果で
ある。
また、Elisa法と併用して、免疫した牛の血清を用
いたウェスタンブロッティング、BLVのフェリチン抗
体法(immunoferri tin)により、BL
Vの感染抗原である後述のgp51およびp24に特異
的な抗体の産生を検査した。
第4図および第5図に示した結果から明らかなように初
回免疫時■、上記標品のタンパク質濃度で量で60Qa
+gを免疫すると、免疫後2週間で、抗体価が上昇し、
3週間後にその300mgをアジュバントなしに追加免
疫するall乙、その2週間後に、抗体価は更に上昇し
た。抗体価はその後も持続し、15週目釘再びアジュバ
ントなしに追加免疫したところまた抗体価は明瞭に上昇
した。
一方、放牧されている牛より採血し、得られた血清を後
述の実施例2〜4で示すElisa法で測定したところ
、抗体陽性牛を発見した。なお、実施例2の方法におい
ては、0.D、が0.3以上を陽性とした。
スバッファー、pH7,2(0,196Twe、en 
80含有)に対して4℃で1〜2昼夜の条件で透析した
透析終了後、透析内液を取り出し、それに最終濃度が1
%となるようにTriton Xを加え溶解し、4℃、
15分間放置した。
次に、0.45gmメンブレン(ミリボア社製)で濾過
し、濾液を上記透析バッファーで平衡化したDEAE−
Toyopearl 650S(トーソー社製)カラム
(I X IOcm)に供した。なお、ここで得られた
流出画分(通過画分)は実験例5のp24の分離特製方
法に用いた。
更に、カラムを上記透析バッファーで充分に洗浄した後
、塩化ナトリウム濃度が0から0.5Mまでのリニアグ
ラジェントによりカラムに吸着したタンパク質を溶出し
た。
この溶出操作は、0.6ml/分で行ない、2mlずつ
の両分を集めた。
各両分の280nmにおける吸光度を測定し、更に後述
の参考例1に示すElisa法により抗原の溶出パター
ンを分析した。
その結果、0.2 M −0,3M NaC1画分中に
目的とするgp51が含まれていることが確認された。
gp51を含む両分を集め、それをアミコン YMIO
メンプラン(分子量カットオフ、1万、アミコン社製)
を用いた限外濾過にかけ濃縮した。
容量が、1ml程度になった溶液を、0.1Mリン酸バ
ッファー、pH7,4(0,3M塩化ナトリウム含有)
に対して1昼夜透析した。
透析終了後透析内液を、同様のバファーで予め平衡化し
ておいた5uperose 6カラム(I X 30c
m。
ファルマシア社製)に供した。
更に、同様のバッファーでカラムを処理し、溶出液を得
た。その際の溶出速度は0.1ml/分とし、0.5m
lずつの分画を集めた。
得られた各分画を後述の参考例1に示すElisa法に
より分析したところ、ボイドボリュームのところにgp
51活性が認められた。そこで、gp51活性が認めら
れた画分を集め、gl)り 1を含む画分とした。
実験例5 実験例4で得たDEAE−Toyopearl 650
5からの流出画分を、アミコンYMIO(分子量1万カ
ツトオフ、アミコン社製)を用いた限外濾過により濃縮
した。
容量が、1ml程度になった溶液を、0.1Mリン酸バ
ッファー、pH7,4(0,3M塩化ナトリウム含有)
に対して透析した。
次に、透析終了後透析内液を、同様のバッファーで予め
平衡化してあいた5uperose Bカラム(1x3
0cm、ファルマシア社製)に供した。
同様のバファーでカラムを処理し、溶出液を得た。その
際の溶出速度は0.1ml/分とし、0.5o+1ずつ
の分画を集めた。
その結果、トータルボリューム付近に溶出されるTri
ton X 100が除去された。
また、得られた各分画を後述の参考例1に示すElis
a法により分析し、p24活性が認められた両分を集め
、これをp24を含む両分とした。
実験例6 実験例4で得たgp51を含む両分のl Omgと水酸
化アルミニウムl Omgとを混合し、gp51ワクチ
ンを得た。
実験例7 実験例5で得たp24を含む両分の1mgと水酸化アル
ミニウムIBとを混合し、p24ワクチンを得た。
実験例8 実験例4で得たgl)り 1のlOn+g/mlと、血
清胸腺因子(FTS)  1 mg/ ll11をそれ
ぞれl iposome中に加え混合し、gl)!i 
lワクチンを得た。
実施例2 BLVタンパク買をプレートに付着させて行なうEli
sa法による免疫抗体価の測定は以下のようにして実施
した。
まず、実験例1で得たBLVタンパク質を20から60
%までの蔗糖濃度勾配法により80.000Xgで遠心
し、密度1.16g/mlのところのBLVタンパク質
を集めた。このBLVタンパク質を96穴のNunk社
製マイクロプレートに400〜800ng/wel l
になるようにコートし、その後3%グルタルアルデヒド
溶液をウェルに加え、4℃で15分間処理し、BLVタ
ンパク質を固定した。
次に、PBS−Tween 20溶液で数回洗浄した。
抗体価を測定すべき血清を加える前に、1%BS八でプ
レートを洗浄し、その後希釈された牛組清実施例3 gp51をプレートに付着させて行なうElisa法に
よる免疫抗体価の測定は以下のようにして実施した。
実験例ヰで得られたgp51を含む両分を50mM炭酸
バッファー、pH9,6で希釈して、タンパク質濃度で
1μg/+mlの溶液とした。
この希釈液の50μmをElisa法用96ウエルマイ
クロプレート(フロー社製)の各ウェルに加え、4℃、
18時間放置した後、ダルベツコPBS (−)(0,
05!k Tween 8020含有、以下PTと略す
る)で各ウェルを洗浄した。
次に、オボアルブミン(Ov^、シグマ社製)の1%を
含有するPTの100μmを各ウェルに加え、室温で6
時間放置し、更にPTで各ウェルを洗浄した。
ワクチンで免疫した牛より得た抗血清を、0.戊OVA
を含有するPTで1:100に希釈し、分析用サンプル
とした。
この分析用サンプルの50μmを上述のようにして調製
したプレートのウェルに加えた後、それを4℃で18時
間放置し、PTで洗浄した。
次に、0.14k  OV八を含有するPTテ1 : 
1000に希釈したウサギ抗−ウシIgG (H+L、
)−パーオキシダーゼの50μlをウェルに加え更に室
温で2時間放置し、PTで洗浄した。
PTでの洗浄後、ウェルに、0.02596の2.2′
−アジノービス(3−エチルベンズチアゾリンスルフオ
ン酸ジアンモニウム塩及びO,15%過酸化水素水を含
有する5 0mMクエン酸バファー、pl+ 4.0+
7)to。
μmを各ウェルに加え、室温で15分間反応させた、直
ちに414nmの吸光度をイムノリーダー NJ−20
00(日本インターメッド社製)で測定し、抗体価を求
めた。
実施例4 実験例5で得たp24を含む両分を50 mM炭酸バ同
様にして抗体価の検出を行なった。
参考例1 上記実験例中の各分画操作でのElisa法によるBL
Vタンパク質、BLVのコアタンパク質及びエンベロー
プ蛋白質の検出は以下のようにして行なった。
各分画段階で得られた両分の5μlをElisa法用9
6ウエルマイクロプレート(フロー社製)の各ウェルに
加え、4℃、18時間放置した後、ダルベツコPBS(
−) (0,05!ei Tween 8020含有、
以下PTと略する)で各ウェルを洗浄した。
次に、OVへの1%を含有するPTの100μlを各ウ
ェルに加え、室温で6時間放置し、更にPTで各ウェル
を洗浄した。
ここで、中杭BLVポリクローン抗体(北里研究所製)
またはマウス抗BLV gp69モノクローナル抗体(
セロチック社製)の50μlを上述のようにして調製し
たプレートのウェルに加えた後、それを4℃で18時間
放置し、PTで洗浄した。
次に、0.1960VAを含有すルPTテ1 : 1o
00ニ希釈したウサギ抗−ウシIgG (H+L)−パ
ーオキシダーゼまたは抗マウスIgG(Fc)−パーオ
キシダーゼの50μlをウェルに加え更に室温で2時間
放置し、PTで洗浄した。
PTでの洗浄後、ウェルに、0.025%の2.2′−
アジノービス(3−エチルベンズチアゾリンスルフオン
酸ジアンモニウム塩及びO,1,596過酸化水素水を
含有する5 0mMクエン酸バファー、pH4,0の1
00μmを各ウェルに加え、室温で15分間反応させた
、直ちに414nmの吸光度をイムノリーダー NJ−
2000(日本インターメツド社製)で測定した。
[発明の効果] 本発明によりBLV感染牛の診断に有用であり、また、
牛白血病の予防に有用なワクチンの精度良い検定法が提
供された。
なかでも、本発明の方法に用いるElisa法用のプレ
ートに吸着させるタンパク質は、特に煩雑な手法を用い
ることなく分離精製でき、高活性を維持しており、本発
明によりBLV感染牛の診断に有用であり、また牛白血
病の予防に有用なワクチンの簡便な検定法が提供された
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、gl)!] 1およびP24の分離
精製方法の代表例の概略を示す図であり、第4図および
第5図は実施例1における2頭の牛の抗体価の変化を示
すグラフである。 特許出願人:三井東圧化学株式会社 三井製薬工業株式会社 代理 人:若  林   忠 gl)!] I及びP24精製法 第1図 第2図     ウィルス培養液 ↓ 5ucro*e gradient ↓ ウィルス濃縮液 ↓ Triton X−100処理 ↓ DEAE処理 第3図   ウィルス培養液(Triton X−10
1)処理後)f液(p24)            
濃縮液(gp51)DEAEカラム         
   DEAEカラム通過画分(p24)      
     gp51両分ゲルf過(除Triton X
−100)     ゲルー過p24        
       gp51画分第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)牛白血病ウィルス(BLV)由来のタンパク質を抗
    原として付着させたプレートを用いた酵素抗体免疫測定
    法により、免疫した牛またはBLV感染牛の抗体価を測
    定することを特徴とする牛白血病の診断方法。 2)前記タンパク質が、牛白血病ウィルスが感染した宿
    主細胞またはその培養液から調製した牛白血病ウィルス
    を含む粗タンパク質中の牛白血病ウィルスを不活性化し
    た後、該不活性化牛白血病ウィルスを含む粗タンパク質
    の溶液を限外濾過して得た濃縮画分中に含まれるもので
    ある特許請求の範囲第1項に記載の診断方法。 3)前記タンパク質が、牛白血病ウィルスが感染した宿
    主細胞またはその培養液から調製した牛白血病ウィルス
    を含む粗タンパク質を界面活性剤と接触させてタンパク
    質を解離し、得られた解離物温合物からイオン交換法に
    より選択的に分離した牛白血病ウィルスのコアタンパク
    質である特許請求の範囲第1項に記載の診断方法。 4)前記タンパク質が、牛白血病ウィルスが感染した宿
    主細胞またはその培養液から調製した牛白血病ウィルス
    を含む粗タンパク質を界面活性剤と接触させてタンパク
    質を解離し、得られた解離物温合物からイオン交換法に
    より選択的に分離した牛白血病ウィルスのエンベロープ
    タンパク質である特許請求の範囲第1項に記載の診断方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247975A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
WO2021028802A1 (en) * 2019-08-12 2021-02-18 Instytut Immunologii I Terapii Doświadczalnej Im. Ludwika Hirszfelda Polskiej Akademii Nauk A strip test for detecting enzootic bovine leukosis and a method for detecting enzootic bovine leukosis with the use of the strip test

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