JPH01123894A - 鉄浴式石炭ガス化炉の長時間運転法 - Google Patents
鉄浴式石炭ガス化炉の長時間運転法Info
- Publication number
- JPH01123894A JPH01123894A JP28059587A JP28059587A JPH01123894A JP H01123894 A JPH01123894 A JP H01123894A JP 28059587 A JP28059587 A JP 28059587A JP 28059587 A JP28059587 A JP 28059587A JP H01123894 A JPH01123894 A JP H01123894A
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- iron
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は溶鉄を用いた石炭のガス化方法に関する。
(従来の技術)
溶融スラグ浴あるいは溶鉄中に石炭を吹き込みガス化す
る方法は1950年代に0tto Rummelが初め
て試みて以来、各国で開発が行われてきた。その経過は
文献(徳田、エネルギー資源、4 (1983)、p、
455)に記されている。鉄浴式石炭ガス化装置を長時
間運転する場合、溶鉄中に存在する鉄や炭素以外の元素
(特にS)がカーボン効率((生成ガス中C/インプッ
ト石炭中C)X100と定義)に影響することは上記の
文献などにも記載されており注目されていた事がわかる
。しかしながら石炭中Pの影響についてはSはどの関心
が示されていなかった。鉄浴式石炭ガス化操業に及ぼす
Pの影響については住友金属、vol 34. th
3.425 pにおいて、ガス化反応には殆ど影響しな
いことが記述されている。
る方法は1950年代に0tto Rummelが初め
て試みて以来、各国で開発が行われてきた。その経過は
文献(徳田、エネルギー資源、4 (1983)、p、
455)に記されている。鉄浴式石炭ガス化装置を長時
間運転する場合、溶鉄中に存在する鉄や炭素以外の元素
(特にS)がカーボン効率((生成ガス中C/インプッ
ト石炭中C)X100と定義)に影響することは上記の
文献などにも記載されており注目されていた事がわかる
。しかしながら石炭中Pの影響についてはSはどの関心
が示されていなかった。鉄浴式石炭ガス化操業に及ぼす
Pの影響については住友金属、vol 34. th
3.425 pにおいて、ガス化反応には殆ど影響しな
いことが記述されている。
(発明が解決しようとする問題点)
鉄浴式石炭ガス化の場合、石炭中力−ボンの大部分は一
旦溶鉄中に溶解し、酸素は石炭中力−ボンと反応してC
Oを発生する0石炭中カーボンが溶鉄中に溶解するため
には、溶鉄中にもともと存在するC濃度が飽和に達して
いないことが必要である。第1図に示すように、例えば
Fe−C2元系鉄浴において1450℃で運転する場合
、溶鉄中のC飽和濃度は5.0%となる。この炭素飽和
溶鉄中へ石炭と酸素を吹き込んだ場合、酸素と直接反応
する石炭を除き石炭中力−ボンは溶鉄中に溶解すること
が出来ず、煤を発生して系外へ逸出し、カーボン効率は
低くなる。この状況では効率の高いガス化は期待できな
い、したがって、溶鉄中のカーボン濃度は例えば2〜3
%と飽和濃度より低めで運転するのが通例となっている
。
旦溶鉄中に溶解し、酸素は石炭中力−ボンと反応してC
Oを発生する0石炭中カーボンが溶鉄中に溶解するため
には、溶鉄中にもともと存在するC濃度が飽和に達して
いないことが必要である。第1図に示すように、例えば
Fe−C2元系鉄浴において1450℃で運転する場合
、溶鉄中のC飽和濃度は5.0%となる。この炭素飽和
溶鉄中へ石炭と酸素を吹き込んだ場合、酸素と直接反応
する石炭を除き石炭中力−ボンは溶鉄中に溶解すること
が出来ず、煤を発生して系外へ逸出し、カーボン効率は
低くなる。この状況では効率の高いガス化は期待できな
い、したがって、溶鉄中のカーボン濃度は例えば2〜3
%と飽和濃度より低めで運転するのが通例となっている
。
この時、C濃度の他に溶鉄中のs、pなどC溶解度に影
響する元素の濃度を考慮しなければならない。石炭中の
Sは炭種にもよるが0.2〜1.5重量%含まれており
、ガス化プロセスによっては多量の有害硫黄化合物を発
生させるのでプロセスの優劣を評価する上で重要なポイ
ントとなる。鉄浴式石炭ガス化の場合、炉内で相当な脱
硫がおこなわれ、石炭からの硫黄は溶鉄中より発生する
鉄ヒユームと結合したリスラグ中のCaO等の成分と結
合するので、溶鉄中へのS蓄積も防止できる。
響する元素の濃度を考慮しなければならない。石炭中の
Sは炭種にもよるが0.2〜1.5重量%含まれており
、ガス化プロセスによっては多量の有害硫黄化合物を発
生させるのでプロセスの優劣を評価する上で重要なポイ
ントとなる。鉄浴式石炭ガス化の場合、炉内で相当な脱
硫がおこなわれ、石炭からの硫黄は溶鉄中より発生する
鉄ヒユームと結合したリスラグ中のCaO等の成分と結
合するので、溶鉄中へのS蓄積も防止できる。
それに比べて、石炭中のPは表1に示されるように、炭
種により異なるもののSに比べれば著しく微量である。
種により異なるもののSに比べれば著しく微量である。
従ってこれまでは鉄浴中へのPの蓄積についてはほとん
ど考慮が払われていなかった。
ど考慮が払われていなかった。
表1石炭の工業分析値
本発明者は鉄浴式石炭ガス化について研究する中で、長
時間の操業を続けると鉄浴中にかなりの量のPが蓄積し
、それに対応して前記文献の記載とは異なりカーボン効
率が低下することを知見した。すなわち、実際に第2図
に示す鉄浴式石炭ガス化炉において溶鉄量5 ton
、溶鉄温度1400〜1450℃、石炭吹き込み量1’
、5〜3.0 t/hrでほぼ連続的に石炭、酸素吹き
込み操業を行ったところ、第3図上方に示す如く溶鉄中
Pは時間経過と共に増加した。また同時にカーボン効率
の変化をP:a度に対してプロットすると、Pが高濃度
の時はカーボン効率が低くなった。即ち第3図下に示す
ように、P濃度が0.1%を越す段階よりカーボン効率
の悪化傾向が現れ始め、0.15%を越すとカーボン効
率の悪化が明瞭となることがわかる。従って、ガス化を
効率的に行うためにはP濃度を0.10%以下にコント
ロールする必要があることがわかった。
時間の操業を続けると鉄浴中にかなりの量のPが蓄積し
、それに対応して前記文献の記載とは異なりカーボン効
率が低下することを知見した。すなわち、実際に第2図
に示す鉄浴式石炭ガス化炉において溶鉄量5 ton
、溶鉄温度1400〜1450℃、石炭吹き込み量1’
、5〜3.0 t/hrでほぼ連続的に石炭、酸素吹き
込み操業を行ったところ、第3図上方に示す如く溶鉄中
Pは時間経過と共に増加した。また同時にカーボン効率
の変化をP:a度に対してプロットすると、Pが高濃度
の時はカーボン効率が低くなった。即ち第3図下に示す
ように、P濃度が0.1%を越す段階よりカーボン効率
の悪化傾向が現れ始め、0.15%を越すとカーボン効
率の悪化が明瞭となることがわかる。従って、ガス化を
効率的に行うためにはP濃度を0.10%以下にコント
ロールする必要があることがわかった。
第3図にはP濃度と同時に溶鉄中S濃度も記しているが
、これは運転開始時に上昇したものの(始めの溶鉄中の
S濃度が低かった事による)あとは0.2〜0.4%の
範囲に入っている。これは前述の理由により、Sは系外
に出て行くため人出のバランスが取れていることによる
。
、これは運転開始時に上昇したものの(始めの溶鉄中の
S濃度が低かった事による)あとは0.2〜0.4%の
範囲に入っている。これは前述の理由により、Sは系外
に出て行くため人出のバランスが取れていることによる
。
Pの挙動の点で、この鉄浴式石炭ガス化と類似のプロセ
スとして製銑用溶鉱炉がある。溶鉱炉より出銑される溶
鉄はC=5%、温度= 1500℃前後であり、鉄浴式
石炭ガス化とかなり近い組成、温度となっている。した
がって原料に含まれるPは同一理由によりほとんど全て
が溶鉄中に入り、高炉ガスやスラグには移行しないとさ
れている。その結果生産される溶鉄中のP濃度は鉱石、
石炭など原料で決まり、0.1%程度となる。
スとして製銑用溶鉱炉がある。溶鉱炉より出銑される溶
鉄はC=5%、温度= 1500℃前後であり、鉄浴式
石炭ガス化とかなり近い組成、温度となっている。した
がって原料に含まれるPは同一理由によりほとんど全て
が溶鉄中に入り、高炉ガスやスラグには移行しないとさ
れている。その結果生産される溶鉄中のP濃度は鉱石、
石炭など原料で決まり、0.1%程度となる。
しかしながら溶鉱炉と鉄浴式石炭ガス化とが大きく違う
点は、溶鉱炉においては溶鉄は適宜出銑されるのに対し
、鉄浴式石炭ガス化では鉄を生産するのが目的ではない
ので、溶鉄が置換されないことである。溶鉄中でPを除
去するためには、溶鉄中に酸素や酸素化合物を投入して
Pを酸化し、スラグ中のCaOなどと反応させ、例えば
4Ca’O・P2O,のような化合物として溶鉄より除
去しなければならない、しかるに溶鉄中にはCが当然存
在し、Pと同様に酸素と反応し、COを生成する。した
がってガス化操業上Cta度を一定に保つ条件下ではP
濃度を低下させることはできない。このため石炭中のP
は溶鉄中に次第に蓄積されて濃度を高めるのである。こ
のようにPとSとは石炭の溶鉄への溶解に影響する点で
は同一であるが、溶鉄中での蓄積の面では挙動が異なっ
ている。
点は、溶鉱炉においては溶鉄は適宜出銑されるのに対し
、鉄浴式石炭ガス化では鉄を生産するのが目的ではない
ので、溶鉄が置換されないことである。溶鉄中でPを除
去するためには、溶鉄中に酸素や酸素化合物を投入して
Pを酸化し、スラグ中のCaOなどと反応させ、例えば
4Ca’O・P2O,のような化合物として溶鉄より除
去しなければならない、しかるに溶鉄中にはCが当然存
在し、Pと同様に酸素と反応し、COを生成する。した
がってガス化操業上Cta度を一定に保つ条件下ではP
濃度を低下させることはできない。このため石炭中のP
は溶鉄中に次第に蓄積されて濃度を高めるのである。こ
のようにPとSとは石炭の溶鉄への溶解に影響する点で
は同一であるが、溶鉄中での蓄積の面では挙動が異なっ
ている。
したがって原料石炭中のPはたとえ微量であっても炉内
に蓄積され、脱燐しないで連続運転した場合数日後には
1%程度の溶鉄中P濃度となる可能性があり、そのため
石炭中力−ボンの溶解を妨げ、ガス化効率を悪化させる
ことになるものと推、測される。
に蓄積され、脱燐しないで連続運転した場合数日後には
1%程度の溶鉄中P濃度となる可能性があり、そのため
石炭中力−ボンの溶解を妨げ、ガス化効率を悪化させる
ことになるものと推、測される。
本発明の目的は、鉄浴式石炭ガス化方法において長時間
連続操業を行ってもガス化効率が低下しない方法を提供
することにある。
連続操業を行ってもガス化効率が低下しない方法を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の要旨は、鉄浴式石炭ガス化方法において、溶鉄
中の燐濃度を検出し、この検出値が0.10%を越えて
いたら石炭の吹き込みを−旦中止し、溶鉄を炉内に保持
したまま溶鉄中に酸化剤とスラグ塩基度を高める造さい
剤とを吹き込んで脱燐を行い、次いで溶鉄を炉内に保持
したままスラグを排出し、その後石炭の吹き込みを再開
始することを特徴とする鉄浴式石炭ガス化炉の長時間運
転法である。
中の燐濃度を検出し、この検出値が0.10%を越えて
いたら石炭の吹き込みを−旦中止し、溶鉄を炉内に保持
したまま溶鉄中に酸化剤とスラグ塩基度を高める造さい
剤とを吹き込んで脱燐を行い、次いで溶鉄を炉内に保持
したままスラグを排出し、その後石炭の吹き込みを再開
始することを特徴とする鉄浴式石炭ガス化炉の長時間運
転法である。
(作 用)
鉄浴式石炭ガス化操業において、時間経過と共に溶鉄中
Pが濃化してカーボン効率の低下した状態を初期の状態
に復帰させる方法としてまず次の2案が考えられた。
Pが濃化してカーボン効率の低下した状態を初期の状態
に復帰させる方法としてまず次の2案が考えられた。
■ 長時間運転した後の溶鉄を系外へ出し、新たに低P
の溶鉄を炉内へ装入するか、炉内で低Pの溶鉄を製造す
ることによりガス化運転を再開する。
の溶鉄を炉内へ装入するか、炉内で低Pの溶鉄を製造す
ることによりガス化運転を再開する。
■ 長時間運転した後の溶鉄を系外へ出し、炉外におい
て脱燐作業を行ってから炉内へ戻し運転を再開する。
て脱燐作業を行ってから炉内へ戻し運転を再開する。
しかし、■の方法はそれぞれ低P溶鉄の製造装置(溶鉱
炉、電気炉)を必要としたり、ガス化炉内でスクラップ
や型銑を溶解させる作業を必要とする。■の方法ではガ
ス化炉本体とは別に溶鉄脱P装置を必要とする。したが
って■、■の方法ではガス化炉本体以外に高価複雑な装
置を必要とし、プロセスの競争力を著しく弱めることは
さけられない。
炉、電気炉)を必要としたり、ガス化炉内でスクラップ
や型銑を溶解させる作業を必要とする。■の方法ではガ
ス化炉本体とは別に溶鉄脱P装置を必要とする。したが
って■、■の方法ではガス化炉本体以外に高価複雑な装
置を必要とし、プロセスの競争力を著しく弱めることは
さけられない。
そこで本発明者は溶鉄を炉内に保持したまま脱燐を行う
ことにした。即ち、鉄浴式石炭ガス化炉内にPの濃縮し
た溶鉄を保持したまま石炭吹き込みを一時中止し、Pを
酸化するための酸素または鉄鉱石、ミルスケール類、お
よび酸化されたPを固定するCaO、アルカリ金属酸化
物などの塩基性物質を浴中に吹き込み脱燐作業をおこな
う。この時の吹き込み方法として、石炭と酸素を吹き込
むノズルを使用してもよく、専用のノズルを使用しても
よい。この作業によって生成したPを含むスラグを、炉
を傾動する等により炉口より排出するか専用のスラグ排
出口より除去する。この作業により溶鉄中のP濃度が充
分に低下したことを確認の上、再び石炭と酸素吹き込み
によるガス化操業を再開する。
ことにした。即ち、鉄浴式石炭ガス化炉内にPの濃縮し
た溶鉄を保持したまま石炭吹き込みを一時中止し、Pを
酸化するための酸素または鉄鉱石、ミルスケール類、お
よび酸化されたPを固定するCaO、アルカリ金属酸化
物などの塩基性物質を浴中に吹き込み脱燐作業をおこな
う。この時の吹き込み方法として、石炭と酸素を吹き込
むノズルを使用してもよく、専用のノズルを使用しても
よい。この作業によって生成したPを含むスラグを、炉
を傾動する等により炉口より排出するか専用のスラグ排
出口より除去する。この作業により溶鉄中のP濃度が充
分に低下したことを確認の上、再び石炭と酸素吹き込み
によるガス化操業を再開する。
鉄浴式石炭ガス化法において長時間のガス化操業を行う
とガス化効率が低下するが、これは溶鉄中のPの蓄積に
起因するので、溶鉄中のP濃度を検出して、この値がガ
ス化効率の低下に影響しはじめる0、 10%を越えて
いたう脱燐を行うことにより、ガス化効率の低下を防止
することができる。
とガス化効率が低下するが、これは溶鉄中のPの蓄積に
起因するので、溶鉄中のP濃度を検出して、この値がガ
ス化効率の低下に影響しはじめる0、 10%を越えて
いたう脱燐を行うことにより、ガス化効率の低下を防止
することができる。
溶鉄中のPを除去する栃質として、Pの酸化剤塩基度を
高める造さい剤は酸化されたPをスラグに固定するもの
で、脱P反応は例えば次の式で示される。
高める造さい剤は酸化されたPをスラグに固定するもの
で、脱P反応は例えば次の式で示される。
4 Ca0(s) +2P +50x4CaO−pzo
s(s)(Sは固体の状態を示す) この際、スラグ中のCa0%あるいは塩基度(CaO/
SiO□)は高い程脱P上有利であるが、コストやスラ
グの流動性などの点も考慮して1.5〜3.0前後が望
ましい。脱Pとスラグ塩基度の関係については次の式が
ある。
s(s)(Sは固体の状態を示す) この際、スラグ中のCa0%あるいは塩基度(CaO/
SiO□)は高い程脱P上有利であるが、コストやスラ
グの流動性などの点も考慮して1.5〜3.0前後が望
ましい。脱Pとスラグ塩基度の関係については次の式が
ある。
log ((%P)/[%Pl ) =22350/T
十0.08 (%Cab) +2.51og (%Fe
d) −16,0(G、W、l1ealy JISI(
1970) ?、 p 664あるいは鉄と鋼(198
3) 69 、p 1832 )この式において鉄浴式
石炭ガス化の運転条件、例えばスラグ中CaO%=45
. T−1723K 、スラグ中FeO%−2とすれば
、スラグと溶鉄中のP濃度比(%P)/[%P]は20
.9となる。ここで溶鉄中Ps度−0,05%とすれば
スラグ中P濃度(%P)は1%程度となり、充分運転可
能な範囲である。
十0.08 (%Cab) +2.51og (%Fe
d) −16,0(G、W、l1ealy JISI(
1970) ?、 p 664あるいは鉄と鋼(198
3) 69 、p 1832 )この式において鉄浴式
石炭ガス化の運転条件、例えばスラグ中CaO%=45
. T−1723K 、スラグ中FeO%−2とすれば
、スラグと溶鉄中のP濃度比(%P)/[%P]は20
.9となる。ここで溶鉄中Ps度−0,05%とすれば
スラグ中P濃度(%P)は1%程度となり、充分運転可
能な範囲である。
この脱P運転中にかなりの脱S反応も進行するが、これ
は鉄浴式石炭ガス化の目的上好ましい反応であって、な
んらさしつかえない。
は鉄浴式石炭ガス化の目的上好ましい反応であって、な
んらさしつかえない。
(実施例)
第2図に示したガス化炉においてカーボン効率悪化が見
られたので、鉄浴中のP濃度を分析するとともに石炭と
酸素吹き込みを一端中止し、別置きフィードホフバーよ
りCaOと鉄鉱石を気流搬送し、底吹きノズルからCa
010kg/+win、鉄鉱石10kg/lll1nの
速度で溶鉄量5tonの炉内溶鉄中に10分間吹き込ん
だ。この脱P作業の後、炉体を傾動してスラグの排出作
業を行った。溶鉄中P濃度は処理前の0.22%より0
.04%まで低下したので炉を直立して再びガス化操業
に入った。操業再開後の溶鉄中P濃度と処理前後のカー
ボン効率については、Pt1度が0.1%を越す段階よ
りカーボン効率の悪化傾向が現れはじめ、0.15%超
では明瞭となった。
られたので、鉄浴中のP濃度を分析するとともに石炭と
酸素吹き込みを一端中止し、別置きフィードホフバーよ
りCaOと鉄鉱石を気流搬送し、底吹きノズルからCa
010kg/+win、鉄鉱石10kg/lll1nの
速度で溶鉄量5tonの炉内溶鉄中に10分間吹き込ん
だ。この脱P作業の後、炉体を傾動してスラグの排出作
業を行った。溶鉄中P濃度は処理前の0.22%より0
.04%まで低下したので炉を直立して再びガス化操業
に入った。操業再開後の溶鉄中P濃度と処理前後のカー
ボン効率については、Pt1度が0.1%を越す段階よ
りカーボン効率の悪化傾向が現れはじめ、0.15%超
では明瞭となった。
なお脱P処理中に溶鉄中Cも酸化されて濃度が低下する
ので、ガス化操業に復帰した直後は石炭/酸素比率をや
や多口にして溶鉄中Cr2度を増加させる必要がある。
ので、ガス化操業に復帰した直後は石炭/酸素比率をや
や多口にして溶鉄中Cr2度を増加させる必要がある。
この実施例は底吹ノズルの例であるが、上吹きランスよ
り酸化剤等を投入してもよい、あるいは炉の上部にホッ
パーを設けて酸化剤等を炉内に投入してノズルからのガ
スで浴をかくはんしても効果はほとんど変わらない。ま
た炉内のスラグは石炭中の無機物と造さい剤とが溶融し
て生じたもので、その量は次第に増加するので、脱P作
業に入る直前に徘さい作業を行い、炉内スラグを減らし
ておくことは酸化剤等のコストを低下させるために有効
である。
り酸化剤等を投入してもよい、あるいは炉の上部にホッ
パーを設けて酸化剤等を炉内に投入してノズルからのガ
スで浴をかくはんしても効果はほとんど変わらない。ま
た炉内のスラグは石炭中の無機物と造さい剤とが溶融し
て生じたもので、その量は次第に増加するので、脱P作
業に入る直前に徘さい作業を行い、炉内スラグを減らし
ておくことは酸化剤等のコストを低下させるために有効
である。
(発明の効果)
本発明の方法は、低P、低Sの溶鉄を定期的にガス化炉
へ供給したり、長時間運転後の高P、高S溶鉄を処理す
るコストを不要にし、最小のコストで溶銑脱Pを行い゛
、鉄浴式石炭−ガス化炉の長時間連続運転を可能にする
。
へ供給したり、長時間運転後の高P、高S溶鉄を処理す
るコストを不要にし、最小のコストで溶銑脱Pを行い゛
、鉄浴式石炭−ガス化炉の長時間連続運転を可能にする
。
第1図は鉄中カーボン溶解度と温度との関係を示す図、
第2図は鉄浴式石炭ガス化炉の例を示す図、第3図は石
炭ガス化運転中の溶鉄中p、s濃度、およびカーボン効
率の変化を示す図である。 1・・・ガス化炉本体、2・・・溶融スラグ、3・・・
溶鉄、4・・・底吹ノズル、5・・・スラグ溜り、6・
・・生成ガス、7・・・炉体切り離し装置 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名 第1図 1200 /奴υ 1600 /800 20
00丁(′C)
炭ガス化運転中の溶鉄中p、s濃度、およびカーボン効
率の変化を示す図である。 1・・・ガス化炉本体、2・・・溶融スラグ、3・・・
溶鉄、4・・・底吹ノズル、5・・・スラグ溜り、6・
・・生成ガス、7・・・炉体切り離し装置 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名 第1図 1200 /奴υ 1600 /800 20
00丁(′C)
Claims (1)
- (1)鉄浴式石炭ガス化操業において、溶鉄中の燐濃度
を検出し、この検出値が0.10%を越えていたら石炭
の吹き込みを一旦中止し、溶鉄を炉内に保持したまま溶
鉄中に酸化剤とスラグ塩基度を高める造さい剤とを吹き
込んで脱燐を行い、次いで溶鉄を炉内に保持したままス
ラグを排出し、その後石炭の吹き込みを再開することを
特徴とする鉄浴式石炭ガス化炉の長時間運転法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28059587A JPH0631346B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 鉄浴式石炭ガス化炉の長時間運転法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28059587A JPH0631346B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 鉄浴式石炭ガス化炉の長時間運転法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01123894A true JPH01123894A (ja) | 1989-05-16 |
| JPH0631346B2 JPH0631346B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=17627223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28059587A Expired - Lifetime JPH0631346B2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 鉄浴式石炭ガス化炉の長時間運転法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631346B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0993833A (ja) * | 1995-09-20 | 1997-04-04 | Nec Corp | 無停電電源装置 |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP28059587A patent/JPH0631346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0631346B2 (ja) | 1994-04-27 |
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