JPH01135608A - 導電性弾性ローラの製造方法 - Google Patents

導電性弾性ローラの製造方法

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JPH01135608A
JPH01135608A JP62293167A JP29316787A JPH01135608A JP H01135608 A JPH01135608 A JP H01135608A JP 62293167 A JP62293167 A JP 62293167A JP 29316787 A JP29316787 A JP 29316787A JP H01135608 A JPH01135608 A JP H01135608A
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roller
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mandrel
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は例えば電子写真装置内に用いるIF電ローラ、
転写ローラ等のような心金とローラ表面の間に導電性を
もつ導電性弾性ローラの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の心金とローラ表面とを電気的に接続した
導電性を有する導電性弾性ローラとしては、例えば第2
4図に示すようなものがある。
これは、心金1の周囲に設けられた弾性ローラ部2に導
電フィラーを添加した一層構造の弾性ローラで、この弾
性ローラ部2は、未加硫の合成ゴム材料に導電カーボン
等の導電フィラーを所定の導電率になるよう添加して混
練し、これをローラ形状に成形し、さらに加熱加硫して
製造されている。
また、このような−層構造の導電性弾性ローラとしては
、弾性ローラ部2に熱可塑性エラストマー材料を使用し
、これに導電カーボン等の導電フィラーを同様に添加混
練したものを用いて射出成形して製造する方法が提案さ
れている。
一方、第25図は、心金1の周囲に非導電性の弾性ロー
ラ部3を設け、さらに弾性ローラ部3の表面に心金1と
電気的に接続する導電層4を設けた二層構造の導電性弾
性ローラで、この弾性ローラ部3は通常の合成ゴム材料
により加硫成形、或は熱可塑性エラストマーにより射出
成形され、その弾性ローラ部3の表面に所要の導電率を
有する導電塗料を塗布して導電層4を形成し、その際、
心金1との接着部分3a、3bにも導電塗料を塗布して
心金1とローラ表面との間に導電性を付与するように製
造されている。
[発明が解決しようとしている問題点]ところで、第2
4図に示す、導電ローラ部2に導電フィラーを添加する
一層構造の導電性弾性ローラでは、所要の導電率にする
ために添加する導電カーボン量が多いほど材料の硬度は
高くなる。
つまり、導電カーボン無添加の合成ゴム材料の硬度には
、材料強度、可塑剤のしみ出し等の問題から下限があり
、その結果導電ローラの表面硬度の下限はそれよりさら
に高くなる。例えば、最も軟かい部類であるJISK6
301 A硬度30度前後のEPDMゴムを用いて心金
径φ6mm、ローラ径φ12mmのローラにおいて、心
金とローラ表面との抵抗値を106〜107Ωに導電化
すると硬度40度前後のローラとなり、また最も軟かい
部類である硬度15度前後の熱可塑性エラストマーを用
いて同様の導電化をすると硬度40度前後のローラとな
る。
ここで、このような−層構造の導電性弾性ローラを、例
えば電子写真複写装置等の画像形成装置におて、感光体
ドラムに直接接触して該感光体ドラム表面を帯電するた
めの帯電ローラとして使用した場合、該感光体ドラムの
表面に帯電ローラが当接して回転するため、40度以上
の硬度の高いローラではドラムを帯電さ、せるべく交流
電圧を印加した際に振動音が大きくなる傾向にあった。
また感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を転写紙
に転写させるために転写紙に直接接触する転写ローラと
して使用する場合、40度以上の硬度の高いローラでは
転写不良をおこす傾向にあった。
このため帯電ローラ、転写ローラには硬度のより低い導
電性ローラが要求されるが、この−層構造の導電性弾性
ローラでは満足するものは得られなかった。
また、熱可塑性エラストマーを用いて射出成形法により
ローラを成形する場合、成形時に射出成形型の型合せ面
から浸出る注入材により筋状のパリ、所謂パーティング
ラインが形成されることがあった。
このような射出成形に伴って生ずるパーティングライン
は極僅かなものであるが、パーティングラインが軸方向
において不連続であったりすることにより、−様な帯電
性が得られなくなり、画質の低下を招く虞れがあった。
一方、第25図に示す導電塗料による二層構造の導電性
弾性ローラでは、−層構造で問題になった硬度上昇の問
題は解決するが、二次加工工程により導電層4を塗布形
成するため、工程数が一つ増え、また塗装には溶剤の処
理等環境保護上設備が必要でコスト高となる。さらには
、心金1とローラ表面との電気的接続は、接着部分13
a、13bの2ケ所でのみ行なっていることから、弾性
ローラ部3の弾性変形等により電気的接続が断たれる危
険性が高い虞れがあった。
本発明の目的は、低硬度でしかも心金との電気的接続性
を弾性変形等に影響されることなく強固に維持でき、さ
らには少ない工数で製造することができると同時に、ロ
ーラの表面にパーティングラインを発生させることなく
射出成形法により導電性弾性ローラを製造できる導電性
弾性ローラの製造方法を提供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明の目的
を達成するための要旨とするところは、射出成形用金型
の分割形成されるキャビティー内に、ローラ外形状に合
致する内形状を有するシームレスパイプを装着すると共
に、該シームレスパイプ内にローラの心金を挿通し、熱
可塑性エラストマーに導電フィラーを添加したものをス
キン層材料とし、且つ熱可塑性エラストマーに導電フィ
ラー無添加のものをコア層材料としてサンドインチ射出
成形法により該スキン層材料を該金型に注入後詰コア層
材料を注入し、該スキン層材料により該コア層材料を包
み込ませた流動樹脂部を、該心金の軸方向に沿りて略均
一に該シームレスパイプの一端側から他端側に向け供給
し、或は該心金の周囲に沿って一方向又は複数方向から
取り囲ませるようにして合流させ、該心金の軸方向に沿
ってスキン層材料により心金の周囲に薄肉の第1の導電
層と、コア層材料により該第1の導電層の周囲に厚肉の
非導電性のコア層と、スキン層材料により該シームレス
パイプの内周面に薄肉の第2の導電層と、スキン層材料
により該第1の導電層と該第2の導電層との間を電気的
に接続する薄肉の導電性スキン層とからなる3層構造の
ローラを一工程で成形するようにしたことを特徴とする
導電性弾性ローラの製造方法にある。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
〈実施例1〉 第1図は本発明方法により成形された導電性弾性ローラ
の実施例1を示す斜視図ある。
10は熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した
樹脂よりなる薄肉の導電性の第1の導電スキン層で、心
金1の外周部に固着されている。11は弾性ローラ部の
核をなす導電フィラー無添加の熱可塑性エラストマーよ
りなる非導電性のコア層で、第1のスキン層10の外周
面に厚層に形成されている。12は第1のスキン層10
と同様の樹脂から成る薄肉の第2導電スキン層で、コア
層11の外周面に形成されている。13は第1、第2の
導電スキン層10.12との間を電気的に接続する第1
、第2の導電スキン層10,12と同様の樹脂からなる
薄肉の接続壁部で、コアFlit内を軸方向に沿って第
1の導電スキン層10と第2の導電スキン層12と一体
的に形成され、軸方向における切口の端面ばどの位置で
も図示の端面形状に形成されている。
熱可塑性エラストマー樹脂からなるコア層11は、導電
フィラー無添加であること、熱可塑性エラストマー樹脂
は材料の選択によりその硬度を任意の硬度とすることが
できるということから、コア層11を低硬度にすること
ができる。また、第1の導電スキン層10.第2の導電
スキン層12及び接続壁部13は熱可塑性エラストマー
樹脂に導電フィラーを添加したものであることから、使
用した熱可塑性エラストマーの硬度よりも硬度が上がる
が、いずれも薄肉に形成されているために、導電性弾性
ローラ全体の硬度に殆ど影響を及ぼさず、導電性弾性ロ
ーラ全体の硬度はコア層11の硬度と略等しい硬度とす
ることができる。
即ち、本実施例の導電性弾性ローラは、ローラの外周面
をなす第2の導電スキン層12を心金1の外周面に固着
される第1の導電スキン層10と接続壁部13を介して
電気的に接続され、しかも接続壁部13は双方の導電ス
キン層10.12との間をその全長に渡り一体的に成形
されていることから、弾性変形等による導電不良が全く
生じることなく、しかも所望の硬度を得ることができる
こととなる。
次に、本実施例による導電性弾性ローラの製造方法の一
実施例を第2図乃至第10図を用いて説明する。
第2図において、20及び21はそれぞれ射出成形用の
割り型であり、双方の割り型20.21の型合わせ面を
軸心とするように心金1の両端部を嵌合固定する嵌合部
22.23がキャビティー24の軸方向両端部に形成さ
れ、固定側の割り型21の上部に、心金1の軸心と垂直
に向けながら射出成形の樹脂をキャビティー24内に供
給するランナ25が形成されている。この割り型20.
21のキャビティー24内には、第3図及び第4図に示
すように、金属製のシームレスパイプ26が取り外し可
能に装着されるようになっており、樹脂材の射出工程前
の型開き時に、シームレスパイプ26を装着してから心
金1をこのシームレスパイプ25に挿通して心金1を嵌
合固定するか、又は、シームレスパイプ26に心金1を
通した状態でシームレスパイプ26を装着する。第10
図(a)は第3図のB−B矢視図を示している。
このシームレスパイプ26は割り型20゜21と例えば
同材質の炭素鋼にて形成され、内形状はローラの外形状
に合致するように形成されており、その内面はホーニン
グ処理してからクロームメツキを施し、極めて滑らかな
表面としている。
なお、この心金1の表面にはホットメルトタイプの接着
剤が予め塗布され、射出成形により形成されるローラ部
と心金1とを強固に接着するようにしている。
この割り型20.21が装着される射出成形機は、2種
類の樹脂を連続的にランナ25に供給し、最初に供給し
た樹脂(以下スキン層材料と称す)で、次に供給した樹
脂(以下コア層材料と称す)を包み込むことができる、
所謂サンドイッチ成形法用の射出成形機である。
先ず、第10図(b)に示すように、熱可塑性エラスト
マーに導電フィラーを添加して所要の導電率にしたスキ
ン層材料27を適当量ランナ25に注入し、次いで、直
に熱可塑性エラストマーからなる非導電性のコア層材料
28をランナ25に注入を開始する。
コア層材料28をランナ25に注入すると、第10図(
C)及び第5図に示すように、スキン層材料27はラン
ナ25の内壁面、シームレスパイプ26の内周壁面及び
心金1の外周面に薄肉のスキン層を形成しながら、心金
1の周方向並びに軸方向に沿ってコア層材料により押し
広げられ、心金1の周方向において、ランナ25側から
心金1を取り囲むように二股に分かれ、さらに、コア層
材料28が注入されると、その二股に分かれたスキン層
の先端部がランナ25と反対側に夫々まわり込み、第1
0図(d)に示すように、最後には該二股に分かれたス
キン層の先端部が合流して薄肉の合流部が軸方向に沿っ
て1面形成さ′れることになる。
即ち、割り型20,21内において、第6図に示すよう
に、最初に注入した導電性のスキン層材料27により、
心金1の外周部に第1の導電スキン層10と、シームレ
スパイプ26の内周面に第2の導電スキン層12と、第
1の導電スキン層10と第2のスキン層12との間の接
続壁部13とが一体的に形成され、コア層材料28によ
り非導電性のコア層11が第1の導電スキン層10と第
2の導電スキン層12に包まれるように同時に形成され
る。
そして、割り型20.21を開いて成形されたローラを
ランナが付いた状態でシームレスパイプ26と共に型か
ら取り出し、樹脂の注入部に成形された余分の成形部を
、第7図中B−B線で示す位置で切除して第8図に示す
状態にし、さらにこの状態から冷却すると、シームレス
パイプ26と成形品のローラとの冷却収縮率の差がある
ために隙間が生じ、第9図に示すようにローラをシーム
レスパイプ26から引き抜いて、第1図に示すローラが
得られることとなる。
このように、割り型20.21内にシームレスパイプ2
6を挿入したうえで、スキン層材料とコア層材料とをサ
ンドインチ成形法を用いた射出成形により、成形、離型
、冷却の工程を行なった後、シームレスパイプ26から
ローラを引き抜くことにより、外周面にパリのない導電
性弾性ローラが得られることとなる。
なお、スキン層材料27、コア層材料28の比率、温度
、射出圧力等の成形条件を設定することにより、第6図
に示すように、樹脂材の注入側と軸方向において反対側
の下端部を、スキン層材料27で包み込まずにコア層材
料28によるコア層11を剥き出しのままとしたり、第
11図に示すように、スキン層材料27により包み込む
ようにすることができ、スキン層材料274でローラの
端部を包み込ませて第1の導電スキン層10と第2の導
電スキン層12とを電気的に接続することにより、第1
の導電スキン層10と第2の導電スキン層12との間の
通電性を一層向上させることができる。
したがって本実施例の製造方法によれば、射出成形によ
りローラを成形後、シームレスパイプ26からローラを
抜くという簡単な工程で表面にパーティングラインのな
い導電性弾性ローラが完成するため、前述従来例の導電
塗料による二層構造の導電性弾性ローラで問題になった
工程数が増える、コスト高となるというような問題が解
決されることとなる。
また、スキン層材料による樹脂の合流部により形成され
る、第1の導電スキン層11と第2の導電スキン層12
を電気的に接続する接続壁部分の長さはローラの長子寸
法にほぼ等しく、心金1に接触して確実に形成されるた
め、導電塗料による二層構造で問題になった、電気的接
続の断線の危険性はなくなり信頼性が飛躍的に良くなっ
た。
〈実施例2〉 第12図は実施例2の導電性弾性ローラの斜視図を示し
ている。
第1図に示した実施例1の導電性弾性ローラは、第1の
導電スキン層10と第2の導電性スキン層12とを心金
1の軸方向に延びる1面の導電性を有する接続壁部13
により接続するようにしているが、本実施例の導電性弾
性ローラは、心金1の軸対称位置に接続壁部13゜13
を設け、2面の接続壁部13により第1の導電スキン層
10と第2の導電スキン層12とを接続し、軸方向にお
ける切口の断面形状をどの位置においても第12図に示
すローラの端面形状にしている。
したがって本実施例によれば、双方の導電スキン層10
.12とを2面の接続壁部13により接続しているので
、双方の導電スキン層10.12間の導電性をより一層
向上させることができることとなる。
次に、本実施例による接続壁部を2面有する導電性弾性
ローラの製造方法の一実施例を第13図乃至第17図に
基づいて説明する。
第13図において、30.31は上記したサンドイッチ
成形法用の射出成形機に装着される割り型で、心金1は
型合わせ面の上部に設けられた上部支持体32.33に
嵌合して支持固定されると共に、下部に設けられた下部
固定溝34.35に嵌合して固定される。双方の割り型
30.31を閉じた状態において、上部支持体32.3
3の両側には、第13図(b)及び第14図の固定側割
り型30の正面図に示すように、キャビティー36に夫
々連通する、第1の樹脂流動路37と、第2の樹脂流動
路38とが軸対称に形成され、また、固定側の割り型3
1に形成されたランナ39にこれらの第1の樹脂流動路
38、及び第2の樹脂流動路39が連通し、ランナ39
からの樹脂をこれらの第1、第2の樹脂流動路37.3
8で一旦二つの樹脂の流れに分かれさせ、その後キャビ
ティー36内で合流させるようにしている。なお、本実
施例の場合も上記の実施例1と同様にキャビティー36
内にシームレスパイプ26が取り外し可能に装着されて
いる。
このように形成された割り型31のランナ39に、先ず
スキン層材料27を上記した実施例1の場合と同様に適
当量注入し、次いでコア層材料28の注入を開始する。
スキン層材料27は、後から注入されるコア層材料28
により押し広げられながら、割り型内の型表面に薄層の
スキン層を形成しつつ第1の樹脂流動路37及び第2の
樹脂流動路38に向かう。第1の樹脂流動路37及び第
2の樹脂流動路38に達する直前までコア層材料28に
より押し広げられたスキン層材料27は、コア層材料2
8を−包みにしているが、この第1の樹脂流動路37及
び第2の樹脂流動路38を通過することにより、スキン
層によりコア層材料28を包み込んだ状態の樹脂流動部
が二包みシームレスパイプ26内に流れ込み、該二包み
の樹脂流動部が夫々心金1の外周部を軸対称位置から取
り囲みながら軸方向下方に流れ、シームレスパイプ26
内に充填される。そして、心金1の外周部にその軸対称
位置から取り囲むようにして回り込んだ二包みの樹脂流
動部は、夫々その回り込み両端部が互いに心金1の略軸
対称位置で合流し、スキン層材料27からなる薄肉の合
流部が2面形成される。
即ち、割り型30.31内において、第15図及び第1
6図に示すように、最初に注入した導電性のスキン層材
料27により、心金1の外周部に第1の導電スキン層1
0と、シームレスパイプ26の内周面に第2の導電スキ
ン層12と、第1の導電スキン層10と第2の導電スキ
ン層12との間の2面の接続壁部13とが一体的に形成
され、コア層材料28により非導電性のコア層11が、
一対の接続壁部13で仕切られた状態で第1の導電スキ
ン層10と第2の導電スキン層12との間に包み込まれ
るようにして、同時に形成される。
そして、割り型30.31を開いて成形されたローラを
シームレスパイプ26と共に型から取り出し、樹脂の注
入部に成形された余分の成形部をカッター等により切除
した後、シームレスパイプ26からローラを引き抜くこ
とにより、第14図に示す導電性弾性ローラが得られる
このように形成した本実施例の導電性弾性ローラを電子
写真装置内に用いる帯電ローラとして使用したところ、
感光体ドラムを帯電させるべく交流電圧を印加した際、
第22図に示す従来の導電性弾性ローラで発生する振動
音は、硬度40度のローラで51dBであったものが、
本実施例のローラでは硬度を15度とすることができ、
振動音を45dBに大幅に減少できた。また、転写ロー
ラとして使用したところ、硬度40度の従来のローラで
は転写不良が発生したが、硬度15度の本実施例のロー
ラでは発生しなくなった。
さらに、ローラの表面をパーティングライン等のない−
様な表面とすることができ、帯電ローラ、転写ローラと
して使用しても良質の画像を得ることができた。
〈実施例3〉 第18図は実施例3の導電性弾性ローラを示している。
上記した実施例1.2は心金1の外周部に形成される第
1の導電スキン層10と第2の導電スキン層12との間
を心金1の軸方向に沿って一体的にスキン層材料により
形成される接続壁部13により接続するようにしている
が、本実施例は、第1の導電スキン層10と第2の導電
スキン層12とを、その一端部においてスキン層材料に
より接続し、第18図(a)に示す断面形状のように双
方の導電スキン層10.12との間にコア層11を包み
込み、双方の導電スキン層10,12をその一端部で電
気的に接続するようにしたものである。
次に、本実施例による導電性弾性ローラの製造方法を第
19図に基づいて説明する。
第19図において、割り型40,41内に装着固定され
る心金1は、その下端部のみが保持部46により支持固
定され、上方に延びる心金1の上部の周囲に形成される
樹脂流動路42には心金1の保持部を設けず、樹脂流動
路42の上方に設けたランナ43からの樹脂を、該樹脂
流動路42を通してキャビティー44に取り外し可能に
装着されたシームレスパイプ26内に供給するようにし
ている。
即ち、ランナ43内に樹脂注入口の反対側のキャビティ
ーの最端部45にスキン層を形成するように、スキン層
材料量とコア層材料量の比率を決めておき、上記した実
施例の場合と同様に、先ずスキン層材料27をランナ4
3内に注入し、次いでコア層材料28の注入を開始する
と、スキン層材料27は割り型40.41の内面及び心
金1の外表面にスキン層を形成しながら、スキン層によ
りコア層材料28を包みこんだ1包みの樹脂流動部が樹
脂流動路42からキャビティー44に装着されたシーム
レスパイプ26内に充填されるので、心金1の周囲、及
びシームレスパイプ26の内壁面の全面にコア層材料2
8を包み込むようにしてスキン層材料27によるスキン
層が形成され、上記した各実施例のように、心金1の周
囲を径方向から取り囲、むようにスキン層材料27が流
動しないので、心金1の軸方向において、スキン層どう
しが互いに合流するといったことがないために、上記し
た各実施例のように、第1の導電スキン層10と第2の
導電スキン層12との間を軸方向において電気的に接続
するための接続壁部13が形成されない。
なお、第18図に示したように、ローラの一端部をスキ
ン層材料24により覆い、双方の導電スキン層10.1
2を電気的に接続する導電性弾性ローラにおいて、ロー
ラの両端部まで有効部として、例えば電子写真複写装置
の帯電ローラ、転写ローラに用いると、スキン層材料2
7は導電フィラーの影響により硬度が高くなっているこ
とから、ローラの一端部の硬度がそれ以外の部分に比較
して高くなり、−様な接圧が得られなくなったり、部分
的に据勤音の発生が生じるおそれがあるので、第20図
、第21図に示すように、ローラの一端部に形成される
スキン層材料27による接続端部50を段付形状とした
り、テーパを設けたりするようにしておけば、その部分
の全体的な硬度の上昇を防ぐことができ、また第22図
、第23図に示すように、接続端部50を内側にテーパ
を付けた形状としたり、内側に段を付けた形状としたり
することにより、硬度の高い部分は自由に変形すること
ができて硬度増加による影響を防止することができる。
さらに、本発明方法により成形された導電性弾性ローラ
は以上説明した実施例に限らず、例えば帯電防止弾性ロ
ーラなと導電性を必要とする弾性ローラにすべて採用す
ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、低硬度で、心金と
ローラ表面との電気的接続の信頼性が高く、しかも外周
面にパリのない導電性弾桂ローラを容易に製造すること
ができる。
また、シームレスパイプの外径寸法が等しく内径寸法又
は内形状の夫々異なるものを容易することにより、同一
の金型で外径寸法又は外形状の異なる導電性弾性ローラ
を成形することができるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により成形した導電性弾性ローラの
実施例1の斜視図、第2図は第1図に示す導電性弾性ロ
ーラを製造するための割り型の断面図、第3図は心金及
びシームレスパイプを装着した状態を示す断面図、第4
図は第3図のA−A矢視図、第5図は熱可塑性エラスト
マーの注入状態を示す図、第6図は成形状態を示す図、
第7図は型から導電性弾性ローラをシームレスパイプか
ら取り出した状態を示す断面図、第8図は第7図のB−
B線に沿った断面図、第9図はシームレスパイプからロ
ーラを引き抜く状態を示す断面図、第10図は成形工程
を説明するための図、第11図は実施例1の変形例で、
(a)は縦断面図、(b)はそのA−A線に沿った断面
図、第12図は実施例2の導電性弾性ローラの斜視図、
第13図(a)は第12図に示す導電性弾性ローラを製
造するための割り型の断面図、(b)は(a)のA−A
線に沿った断面図、第14図は第13図のB−B線に沿
った断面図、第15図(へ)はその成形状態を示す断面
図、(b)はそのA−A線に沿った断面図、第16図は
第15図のB−B線に沿った断面図、第17図(a)は
成形されたローラの断面図、(b)はそのA−A線に沿
った断面図、第18図(a)は実施例3の導電性弾性ロ
ーラの断面図、(b)はそのA−A線に沿った断面図、
第19図は実施例3の成形用の割り型の断面図、第20
図、第21図、第22図、第23図は導電性弾性ローラ
の他の実施例の一部断面図、第24図、第25図は従来
の導電性弾性ローラの断面図である。 1・・・心金 10・・・第1の導電スキン層 11・・・第2のコア層 12・・・第2の導電スキン層 13・・・接続壁部 20.21.30.31.40.41・・・割り型24
.36・・・キャビティー 25.39・・・ランナ 26・・・シームレスパイプ 27・・・スキン層材料 28・・・コア層材料 32.33・・・上部支持体 34.35・・・下部固定溝 37.38・・・樹脂流動路 第2図    第3図 A A 第4図 第5図  第6図 第7図   第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図    第14図 第15図    第16図 第18図    第19図 第25図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 射出成形用金型の分割形成されるキャビ ティー内に、ローラ外形状に合致する内形状を有するシ
    ームレスパイプを装着すると共に、該シームレスパイプ
    内にローラの心金を挿通し、熱可塑性エラストマーに導
    電フィラーを添加したものをスキン層材料とし、且つ熱
    可塑性エラストマーに導電フィラー無添加のものをコア
    層材料としてサンドイッチ射出成形法により該スキン層
    材料を該金型に注入後該コア層材料を注入し、該スキン
    層材料により該コア層材料を包み込ませた流動樹脂部を
    、該心金の軸方向に沿って略均一に該シームレスパイプ
    の一端側から他端側に向け供給し、或は該心金の周囲に
    沿って一方向又は複数方向から取り囲ませるようにして
    合流させ、該心金の軸方向に沿ってスキン層材料により
    心金の周囲に薄肉の第1の導電層と、コア層材料により
    該第1の導電層の周囲に厚肉の非導電性のコア層と、ス
    キン層材料により該シームレスパイプの内周面に薄肉の
    第2の導電層と、スキン層材料により該第1の導電層と
    該第2の導電層との間を電気的に接続する薄肉の導電性
    スキン層とからなる3層構造のローラを一工程で成形す
    るようにしたことを特徴とする導電性弾性ローラの製造
    方法。
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