JPH0571805B2 - - Google Patents
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- JPH0571805B2 JPH0571805B2 JP29316587A JP29316587A JPH0571805B2 JP H0571805 B2 JPH0571805 B2 JP H0571805B2 JP 29316587 A JP29316587 A JP 29316587A JP 29316587 A JP29316587 A JP 29316587A JP H0571805 B2 JPH0571805 B2 JP H0571805B2
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は例えば電子写真装置内に用いる帯電ロ
ーラ、転写ローラ等のような心金とローラ表面の
間の導電性をもつ導電性弾性ローラ及びその製造
方法に関するものである。
ーラ、転写ローラ等のような心金とローラ表面の
間の導電性をもつ導電性弾性ローラ及びその製造
方法に関するものである。
[従来の技術]
従来、この種の心金とローラ表面とを電気的に
接続した導電性を有する導電性弾性ローラとして
は、例えば第18図に示すようなものがある。
接続した導電性を有する導電性弾性ローラとして
は、例えば第18図に示すようなものがある。
これは、心金1の周囲に設けられた弾性ローラ
部2に導電フイラーを添加した一層構造の弾性ロ
ーラで、この弾性ローラ部2は、未加硫の合成ゴ
ム材料に導電カーボン等の導電フイラーを所定の
導電率になるよう添加して混練し、これをローラ
形状に成形し、さらに加熱加硫して製造されてい
る。
部2に導電フイラーを添加した一層構造の弾性ロ
ーラで、この弾性ローラ部2は、未加硫の合成ゴ
ム材料に導電カーボン等の導電フイラーを所定の
導電率になるよう添加して混練し、これをローラ
形状に成形し、さらに加熱加硫して製造されてい
る。
また、このような一層構造の導電性弾性ローラ
としては、弾性ローラ部2に熱可塑性エラストマ
ー材料を使用し、これに導電カーボン等の導電フ
イラーを同様に添加混練したものを用いて射出成
形して製造する方法が提案されている。
としては、弾性ローラ部2に熱可塑性エラストマ
ー材料を使用し、これに導電カーボン等の導電フ
イラーを同様に添加混練したものを用いて射出成
形して製造する方法が提案されている。
一方、第19図は、心金1の周囲に非導電性の
弾性ローラ部3を設け、さらに弾性ローラ部3の
表面に心金1と電気的に接続する導電層4を設け
た二層構造の導電性弾性ローラで、この弾性ロー
ラ部3は通常の合成ゴム材料により加硫成形、或
は熱可塑性エラストマーにより射出成形され、そ
の弾性ローラ部3の表面に所要の導電率を有する
導電塗料を塗布して導電層4を形成し、その際、
心金1との接着部分3a,3bにも導電塗料を塗
布して心金1とローラ表面との間に導電性を付与
するように製造されている。
弾性ローラ部3を設け、さらに弾性ローラ部3の
表面に心金1と電気的に接続する導電層4を設け
た二層構造の導電性弾性ローラで、この弾性ロー
ラ部3は通常の合成ゴム材料により加硫成形、或
は熱可塑性エラストマーにより射出成形され、そ
の弾性ローラ部3の表面に所要の導電率を有する
導電塗料を塗布して導電層4を形成し、その際、
心金1との接着部分3a,3bにも導電塗料を塗
布して心金1とローラ表面との間に導電性を付与
するように製造されている。
[発明が解決しようとしている問題点]
ところで、第18図に示す、導電ローラ部2に
導電フイラーを添加する一層構造の導電性弾性ロ
ーラでは、所要の導電率にするために添加する導
電カーボン量が多いほど材料の硬度は高くなる。
導電フイラーを添加する一層構造の導電性弾性ロ
ーラでは、所要の導電率にするために添加する導
電カーボン量が多いほど材料の硬度は高くなる。
つまり、導電カーボン無添加の合成ゴム材料の
硬度には、材料強度、可塑剤のしみ出し等の問題
から下限があり、その結果導電ローラの表面硬度
の下限はそれよりさらに高くなる。例えば、最も
軟かい部類であるJISK6301 A硬度30度前後の
EPDMゴムを用いて心金径φ6mm、ローラ径φ12mm
のローラにおいて、心金とローラ表面との抵抗値
を106〜107Ωに導電化すると硬度40度前後のロー
ラとなり、また最も軟かい部類である硬度15度前
後の熱可塑性エラストマーを用いて同様の導電化
をすると硬度40度前後のローラとなる。
硬度には、材料強度、可塑剤のしみ出し等の問題
から下限があり、その結果導電ローラの表面硬度
の下限はそれよりさらに高くなる。例えば、最も
軟かい部類であるJISK6301 A硬度30度前後の
EPDMゴムを用いて心金径φ6mm、ローラ径φ12mm
のローラにおいて、心金とローラ表面との抵抗値
を106〜107Ωに導電化すると硬度40度前後のロー
ラとなり、また最も軟かい部類である硬度15度前
後の熱可塑性エラストマーを用いて同様の導電化
をすると硬度40度前後のローラとなる。
ここでこのような一層構造の導電性弾性ローラ
を、例えば電子写真複写装置等の画像形成装置に
おて、感光体ドラムに直接接触して該感光体ドラ
ム表面を帯電するための帯電ローラとして使用し
た場合、該感光体ドラムの表面に帯電ローラが当
接して回転するため、40度以上の硬度の高いロー
ラではドラムを帯電させるべく交流電圧を印加し
た際に振動音が大きくなる傾向にあつた。また感
光体ドラムの表面に形成されたトナー像を転写紙
に転写させるために転写紙に直接接触する転写ロ
ーラとして使用する場合、40度以上の硬度の高い
ローラでは転写不良をおこす傾向にあつた。
を、例えば電子写真複写装置等の画像形成装置に
おて、感光体ドラムに直接接触して該感光体ドラ
ム表面を帯電するための帯電ローラとして使用し
た場合、該感光体ドラムの表面に帯電ローラが当
接して回転するため、40度以上の硬度の高いロー
ラではドラムを帯電させるべく交流電圧を印加し
た際に振動音が大きくなる傾向にあつた。また感
光体ドラムの表面に形成されたトナー像を転写紙
に転写させるために転写紙に直接接触する転写ロ
ーラとして使用する場合、40度以上の硬度の高い
ローラでは転写不良をおこす傾向にあつた。
このため帯電ローラ、転写ローラには硬度のよ
り低い導電性ローラが要求されるが、この一層構
造の導電性弾性ローラでは満足するものは得られ
なかつた。
り低い導電性ローラが要求されるが、この一層構
造の導電性弾性ローラでは満足するものは得られ
なかつた。
一方、第19図に示す導電塗料による二層構造
の導電性弾性ローラでは、一層構造で問題になつ
た硬度上昇の問題は解決するが、二次加工工程に
より導電層4を塗布形成するため、工程数が1つ
増え、また塗装には溶剤の処理等環境保護上設備
が必要でコスト高となる。さらには、心金1とロ
ーラ表面との電気的接続は、接着部分13a,1
3bの2ケ所でのみ行なつていることから、弾性
ローラ部3の弾性変形等により電気的接続が断た
れる危険性が高い虞れがあつた。
の導電性弾性ローラでは、一層構造で問題になつ
た硬度上昇の問題は解決するが、二次加工工程に
より導電層4を塗布形成するため、工程数が1つ
増え、また塗装には溶剤の処理等環境保護上設備
が必要でコスト高となる。さらには、心金1とロ
ーラ表面との電気的接続は、接着部分13a,1
3bの2ケ所でのみ行なつていることから、弾性
ローラ部3の弾性変形等により電気的接続が断た
れる危険性が高い虞れがあつた。
本発明の目的は、低硬度でしかも心金との電気
的接続性を弾性変形等に影響されることなく強固
に維持でき、さらには少ない工数で製造すること
のできる導電性弾性ローラ及びその製造方法を提
供せんとするものである。
的接続性を弾性変形等に影響されることなく強固
に維持でき、さらには少ない工数で製造すること
のできる導電性弾性ローラ及びその製造方法を提
供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段及び作用]
本発明の目的を達成するための導電性弾性ロー
ラの要旨とするところは、心金の周囲に固着され
た熱可塑性エラストマーに導電フイラーを添加し
た薄肉の第1の導電層と、該第1の導電層の周囲
に形成された熱可塑性エラストマーから成る厚肉
の非導電性のコア層と、該コア層の周囲に形成さ
れた熱可塑性エラストマーに導電フイラーを添加
した薄肉の第2の導電層と、該第1の導電層と該
第2の導電層との間に該双方の導電層と一体的に
その長さ方向に沿つて形成された熱可塑性エラス
トマーに導電フイラーを添加した薄肉の1又は複
数の接続壁部とからなることを特徴とする導電性
弾性ローラにある。
ラの要旨とするところは、心金の周囲に固着され
た熱可塑性エラストマーに導電フイラーを添加し
た薄肉の第1の導電層と、該第1の導電層の周囲
に形成された熱可塑性エラストマーから成る厚肉
の非導電性のコア層と、該コア層の周囲に形成さ
れた熱可塑性エラストマーに導電フイラーを添加
した薄肉の第2の導電層と、該第1の導電層と該
第2の導電層との間に該双方の導電層と一体的に
その長さ方向に沿つて形成された熱可塑性エラス
トマーに導電フイラーを添加した薄肉の1又は複
数の接続壁部とからなることを特徴とする導電性
弾性ローラにある。
また、心金の周囲に固着された熱可塑性エラス
トマーに導電フイラーを添加した薄肉の第1の導
電層と、該第1の導電層の周囲に形成された熱可
塑性エラストマーから成る厚肉の非導電性のコア
層と、該コア層の周囲に形成された熱可塑性エラ
ストマーに導電フイラーを添加した薄肉の第2の
導電層とを備え、前記第1の導電層と前記第2の
導電層との一端部を接続していることを特徴とす
る導電性弾性ローラにある。
トマーに導電フイラーを添加した薄肉の第1の導
電層と、該第1の導電層の周囲に形成された熱可
塑性エラストマーから成る厚肉の非導電性のコア
層と、該コア層の周囲に形成された熱可塑性エラ
ストマーに導電フイラーを添加した薄肉の第2の
導電層とを備え、前記第1の導電層と前記第2の
導電層との一端部を接続していることを特徴とす
る導電性弾性ローラにある。
また、導電性弾性ローラの製造方法の要旨とす
るところは、熱可塑性エラストマーに導電フイラ
ーを添加したものをスキン層材料とし、熱可塑性
エラストマーに導電フイラー無添加のものをコア
層材料とし、心金をあらかじめ所定位置に支持し
た金型を用いて、サンドイツチ射出成形法により
該スキン層材料を注入後、該コア層材料を注入
し、該スキン層材料により該コア層材料を包み込
ませた流動樹脂部を該心金の周囲に沿つて一方向
又は複数方向から取り囲ませるようにして合流さ
せ、スキン層材料により心金の周囲に薄肉の第1
の導電層と、コア層材料により該第1の導電層の
周囲に厚肉の非導電性のコア層と、スキン層材料
により該コア層の周囲に薄肉の第2の導電層と、
キン層材料により該第1の導電層と該第2の導電
層との間をその長さ方向に沿つて該双方の導電層
を接続する薄肉の1又は複数の接続壁部とからな
る3層構造のローラを一工程で成形するようにし
たことを特徴とする導電性弾性ローラの製造方法
にある。
るところは、熱可塑性エラストマーに導電フイラ
ーを添加したものをスキン層材料とし、熱可塑性
エラストマーに導電フイラー無添加のものをコア
層材料とし、心金をあらかじめ所定位置に支持し
た金型を用いて、サンドイツチ射出成形法により
該スキン層材料を注入後、該コア層材料を注入
し、該スキン層材料により該コア層材料を包み込
ませた流動樹脂部を該心金の周囲に沿つて一方向
又は複数方向から取り囲ませるようにして合流さ
せ、スキン層材料により心金の周囲に薄肉の第1
の導電層と、コア層材料により該第1の導電層の
周囲に厚肉の非導電性のコア層と、スキン層材料
により該コア層の周囲に薄肉の第2の導電層と、
キン層材料により該第1の導電層と該第2の導電
層との間をその長さ方向に沿つて該双方の導電層
を接続する薄肉の1又は複数の接続壁部とからな
る3層構造のローラを一工程で成形するようにし
たことを特徴とする導電性弾性ローラの製造方法
にある。
また、熱可塑性エラストマーに導電フイラーを
添加したものをスキン層材料とし、熱可塑性エラ
ストマーに導電フイラー無添加のものをコア層材
料とし、心金をあらかじめ所定位置に支持した金
型を用いて、サンドイツチ射出成形法により該ス
キン層材料を注入後、該コア層材料を注入し、該
スキン層材料材料により該コア層材料を包み込ま
せた1包みの流動樹脂部を該心金の一端側から軸
方向に沿つて流し込み、スキン層材料により心金
の周囲に薄肉の第1の導電層と、コア層材料によ
り該第1の導電層の周囲に厚肉の非導電性のコア
層と、スキン層材料により該コア層の周囲に薄肉
の第2の導電層と、スキン層材料により該第1の
導電層と該第2の導電層との他端間を該コア層の
他端面を覆うように接続する接続端部とからなる
3層構造のローラを一工程で成形するようにした
ことを特徴とする導電性弾性ローラの製造方法に
ある。
添加したものをスキン層材料とし、熱可塑性エラ
ストマーに導電フイラー無添加のものをコア層材
料とし、心金をあらかじめ所定位置に支持した金
型を用いて、サンドイツチ射出成形法により該ス
キン層材料を注入後、該コア層材料を注入し、該
スキン層材料材料により該コア層材料を包み込ま
せた1包みの流動樹脂部を該心金の一端側から軸
方向に沿つて流し込み、スキン層材料により心金
の周囲に薄肉の第1の導電層と、コア層材料によ
り該第1の導電層の周囲に厚肉の非導電性のコア
層と、スキン層材料により該コア層の周囲に薄肉
の第2の導電層と、スキン層材料により該第1の
導電層と該第2の導電層との他端間を該コア層の
他端面を覆うように接続する接続端部とからなる
3層構造のローラを一工程で成形するようにした
ことを特徴とする導電性弾性ローラの製造方法に
ある。
[実施例]
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
〈実施例 1〉
第1図は本発明による導電性弾性ローラの実施
例1を示す斜視図ある。
例1を示す斜視図ある。
10は熱可塑性エラストマーに導電フイラーを
添加した樹脂よりなる薄肉の導電性の第1の導電
スキン層で、心金1の外周部に固着されている。
11は弾性ローラ部の核をなす導電フイラー無添
加の熱可塑性エラストマーよりなる必導電性のコ
ア層で、第1のスキン層10の外周面に厚層に形
成されている。12は第1のスキン層10と同様
の樹脂から成る薄肉の第2導電スキン層で、コア
層11の外周面に形成されている。13は第1,
第2の導電スキン層10,12との間を電気的に
接続する第1,第2の導電スキン層10,12と
同様の樹脂からななる薄肉の接続壁部で、コア層
11内を軸方向に沿つて第1の導電スキン層10
と第2の導電スキン層12と一体的に形成され、
軸方向における切口の端面はどの位置でも図示の
端面形状に形成されている。
添加した樹脂よりなる薄肉の導電性の第1の導電
スキン層で、心金1の外周部に固着されている。
11は弾性ローラ部の核をなす導電フイラー無添
加の熱可塑性エラストマーよりなる必導電性のコ
ア層で、第1のスキン層10の外周面に厚層に形
成されている。12は第1のスキン層10と同様
の樹脂から成る薄肉の第2導電スキン層で、コア
層11の外周面に形成されている。13は第1,
第2の導電スキン層10,12との間を電気的に
接続する第1,第2の導電スキン層10,12と
同様の樹脂からななる薄肉の接続壁部で、コア層
11内を軸方向に沿つて第1の導電スキン層10
と第2の導電スキン層12と一体的に形成され、
軸方向における切口の端面はどの位置でも図示の
端面形状に形成されている。
熱可塑性エラストマー樹脂からなるコア層11
は、導電フイラー無添加であること、熱可塑性エ
ラストマー樹脂は材料の選択によりその硬度を任
意の硬度とすることができるということから、コ
ア層11を低硬度にすることができる。また、第
1の導電スキン層10、第2の導電スキン層12
及び接続壁部13は熱可塑性エラストマー樹脂に
導電フイラーを添加したものであることから、使
用した熱可塑性エラストマーの硬度よりも硬度が
上がるが、いずれも薄肉に形成されているため
に、導電性弾性ローラ全体の硬度に殆ど影響を及
ぼさず、導電性弾性ローラ全体の硬度はコア層1
1の硬度と略等しい硬度とすることができる。
は、導電フイラー無添加であること、熱可塑性エ
ラストマー樹脂は材料の選択によりその硬度を任
意の硬度とすることができるということから、コ
ア層11を低硬度にすることができる。また、第
1の導電スキン層10、第2の導電スキン層12
及び接続壁部13は熱可塑性エラストマー樹脂に
導電フイラーを添加したものであることから、使
用した熱可塑性エラストマーの硬度よりも硬度が
上がるが、いずれも薄肉に形成されているため
に、導電性弾性ローラ全体の硬度に殆ど影響を及
ぼさず、導電性弾性ローラ全体の硬度はコア層1
1の硬度と略等しい硬度とすることができる。
即ち、本実施例の導電性弾性ローラは、ローラ
の外周面をなす第2の導電スキン層12を心金1
の外周面に固着される第1の導電スキン層10と
接続壁部13を介して電気的に接続され、しかも
接続壁部13は双方の導電スキン層10,12と
の間をその全長に渡り一体的に成形されているこ
とから、弾性変形等により導電不良が全く生じる
ことなく、しかも所望の硬度を得ることができる
こととなる。
の外周面をなす第2の導電スキン層12を心金1
の外周面に固着される第1の導電スキン層10と
接続壁部13を介して電気的に接続され、しかも
接続壁部13は双方の導電スキン層10,12と
の間をその全長に渡り一体的に成形されているこ
とから、弾性変形等により導電不良が全く生じる
ことなく、しかも所望の硬度を得ることができる
こととなる。
次に、本実施例による導電性弾性ローラの製造
方法の一実施例を第2図乃至第4図を用いて説明
る。
方法の一実施例を第2図乃至第4図を用いて説明
る。
第2図において、20及び21はそれぞれ射出
成形用の割り型であり、双方の割り型20,21
の型合わせ面を軸心とするように心金1の両端部
を嵌合固定し、この心金1の周囲に弾性ローラ部
を形成するためのキヤビテイー22が形成され、
固定側の割り型21の上部に、心金1の軸心と垂
直に射出成形の樹脂をキヤビテイー22に供給す
るランナ23が形成されており、第2図のA−A
矢視図は第3図aに示すようになつている。
成形用の割り型であり、双方の割り型20,21
の型合わせ面を軸心とするように心金1の両端部
を嵌合固定し、この心金1の周囲に弾性ローラ部
を形成するためのキヤビテイー22が形成され、
固定側の割り型21の上部に、心金1の軸心と垂
直に射出成形の樹脂をキヤビテイー22に供給す
るランナ23が形成されており、第2図のA−A
矢視図は第3図aに示すようになつている。
この割り型20,21が装着される射出成形機
は、2種類の樹脂を連続的にキヤビテイー22に
供給し、最初に供給した樹脂(以下スキヤン層材
料と称す)で、次に供給した樹脂(以下コア層材
料と称す)を包むことができる、所謂サンドイツ
チ成形法用の射出成形機である。
は、2種類の樹脂を連続的にキヤビテイー22に
供給し、最初に供給した樹脂(以下スキヤン層材
料と称す)で、次に供給した樹脂(以下コア層材
料と称す)を包むことができる、所謂サンドイツ
チ成形法用の射出成形機である。
先ず、第3図bに示すように、熱可塑性エラス
トマーに導電フイラーを添加して所要の導電率に
したスキン層材料24を適当量ランナ23に注入
し、次いで、直に熱可塑性エラストマーからなる
非導電性のコア層材料25をランナ23に注入を
開始する。なお、心金1には熱可塑性エラストマ
ーと接着性の良好なホツトメルトタイプの接着剤
が予め外周面に塗布された状態で割り型20,2
1に装着されている。
トマーに導電フイラーを添加して所要の導電率に
したスキン層材料24を適当量ランナ23に注入
し、次いで、直に熱可塑性エラストマーからなる
非導電性のコア層材料25をランナ23に注入を
開始する。なお、心金1には熱可塑性エラストマ
ーと接着性の良好なホツトメルトタイプの接着剤
が予め外周面に塗布された状態で割り型20,2
1に装着されている。
コア層材料25をランナ23に注入すると、第
3図bに示すように、スキン層材料24はランナ
23の内壁面、キヤビテイー22の内周壁面及び
心金1の外周面に薄肉のスキン層を形成しなが
ら、心金1の周方向並びに軸方向に沿つてコア層
材料により押し広げられ、心金1の周方向におい
て、ランナ23側から心金1を取り囲むように二
股に分かれ、さらに、コア層材料25が注入され
ると、その二股に分かれたスキン層の先端部がラ
ンナ23と反対側に夫々まわり込み、第3図dに
示すように、最後には該二股に分かれたスキン層
の先端部が合流して薄肉の合流部が軸方向に沿つ
て1面形成されることになる。
3図bに示すように、スキン層材料24はランナ
23の内壁面、キヤビテイー22の内周壁面及び
心金1の外周面に薄肉のスキン層を形成しなが
ら、心金1の周方向並びに軸方向に沿つてコア層
材料により押し広げられ、心金1の周方向におい
て、ランナ23側から心金1を取り囲むように二
股に分かれ、さらに、コア層材料25が注入され
ると、その二股に分かれたスキン層の先端部がラ
ンナ23と反対側に夫々まわり込み、第3図dに
示すように、最後には該二股に分かれたスキン層
の先端部が合流して薄肉の合流部が軸方向に沿つ
て1面形成されることになる。
即ち、割り型20,21内において、第4図
a,b,cに示すように、最初に注入した薄電性
のスキン層材料24により、心金1の外周部に第
1の導電スキン層10と、キヤビイテー22の内
周面に第2の導電スキン層12と、第1の導電ス
キン層10と第2のスキン層12との間の接続壁
部13とが一体的に形成され、コア層材料25に
より非導電性のコア層11が第1の導電スキン層
10と第2の導電スキン層12に包まれるように
同時に形成される。そして、割り型20,21を
開いて成形されたローラをランナと共に型から取
り出し、樹脂の注入部に成形された余分の成形部
を切除することにより、前述した従来の導電フイ
ラーを添加する1層構造の導電性弾性ローラでは
得られなかつた低硬度、例えば硬度40度以下の第
1図に示す導電性弾性ローラを1回の成形工程で
得られることとなる。
a,b,cに示すように、最初に注入した薄電性
のスキン層材料24により、心金1の外周部に第
1の導電スキン層10と、キヤビイテー22の内
周面に第2の導電スキン層12と、第1の導電ス
キン層10と第2のスキン層12との間の接続壁
部13とが一体的に形成され、コア層材料25に
より非導電性のコア層11が第1の導電スキン層
10と第2の導電スキン層12に包まれるように
同時に形成される。そして、割り型20,21を
開いて成形されたローラをランナと共に型から取
り出し、樹脂の注入部に成形された余分の成形部
を切除することにより、前述した従来の導電フイ
ラーを添加する1層構造の導電性弾性ローラでは
得られなかつた低硬度、例えば硬度40度以下の第
1図に示す導電性弾性ローラを1回の成形工程で
得られることとなる。
なお、スキン層材料24、コア層材料25の比
率、温度、射出圧力等の成形条件を設定すること
により、第4図に示すように、樹脂材の注入側と
軸方向において反対側の下端部を、スキン層材料
24で包み込まずにコア層材料25によるコア層
11を剥き出しのままとしたり、第5図に示すよ
うに、スキン層材料24により包み込むようにす
ることができ、スキン層材料24でローラの端部
を包み込ませて第1の導電スキン層10と第2の
導電スキン層12とを電気的に接続することによ
り、第1の導電スキン層10と第2の導電スキン
層12との間の通電性を一層向上させることがで
きる。
率、温度、射出圧力等の成形条件を設定すること
により、第4図に示すように、樹脂材の注入側と
軸方向において反対側の下端部を、スキン層材料
24で包み込まずにコア層材料25によるコア層
11を剥き出しのままとしたり、第5図に示すよ
うに、スキン層材料24により包み込むようにす
ることができ、スキン層材料24でローラの端部
を包み込ませて第1の導電スキン層10と第2の
導電スキン層12とを電気的に接続することによ
り、第1の導電スキン層10と第2の導電スキン
層12との間の通電性を一層向上させることがで
きる。
したがつて本実施例の製造方法によれば、一回
の成形工程で前記導電性ローラが完成するため、
前述従来例の導電塗料による二層構造の導電性弾
性ローラで問題になつた工程数が増える。コスト
高となるというような問題が解決されることとな
る。
の成形工程で前記導電性ローラが完成するため、
前述従来例の導電塗料による二層構造の導電性弾
性ローラで問題になつた工程数が増える。コスト
高となるというような問題が解決されることとな
る。
また、スキン層材料による樹脂の合流部により
形成される、第1の導電スキン層11と第2の導
電スキン層12を電気的に接続する接続壁部分の
長さはローラの長手寸法にほぼ等しく、心金1に
接触して確実に形成されるため、導電塗料による
二層構造で問題になつた、電気的接続の断線の危
険性はなくなり信頼性が飛躍的に良くなつた。
形成される、第1の導電スキン層11と第2の導
電スキン層12を電気的に接続する接続壁部分の
長さはローラの長手寸法にほぼ等しく、心金1に
接触して確実に形成されるため、導電塗料による
二層構造で問題になつた、電気的接続の断線の危
険性はなくなり信頼性が飛躍的に良くなつた。
〈実施例 2〉
第6図は実施例2の導電性弾性ローラの斜視図
を示している。
を示している。
第1図に示した実施例1の導電性弾性ローラ
は、第1の導電スキン層10と第2の導電性スキ
ン層12とを心金1の軸方向に延びる1面の導電
性を有する接続壁部13により接続するようにし
ているが、本実施例の導電性弾性ローラは、心金
1の軸対称位置に接続壁部13,13を設け、2
面の接続壁部13により第1の導電スキン層10
と第2の導電スキン層12とを接続し、軸方向に
おける切口の断面形状をどの位置におても第6図
に示すローラの端面形状にしている。
は、第1の導電スキン層10と第2の導電性スキ
ン層12とを心金1の軸方向に延びる1面の導電
性を有する接続壁部13により接続するようにし
ているが、本実施例の導電性弾性ローラは、心金
1の軸対称位置に接続壁部13,13を設け、2
面の接続壁部13により第1の導電スキン層10
と第2の導電スキン層12とを接続し、軸方向に
おける切口の断面形状をどの位置におても第6図
に示すローラの端面形状にしている。
したがつて本実施例によれば、双方の導電スキ
ン層10,12とを2面の接続壁部13により接
続しているので、双方の導電スキン層10,12
間の導電性をより一層向上させることができるこ
ととなる。
ン層10,12とを2面の接続壁部13により接
続しているので、双方の導電スキン層10,12
間の導電性をより一層向上させることができるこ
ととなる。
次に、本実施例による接続壁部を2面有する導
電性弾性ローラの製造方法の一実施例を第7図乃
至第11図に基づいて説明する。
電性弾性ローラの製造方法の一実施例を第7図乃
至第11図に基づいて説明する。
第7図において、30,31は上記したサンド
イツチ成形法用の射出成形機に装着される割り型
で、心金1は型合わせ面の上部に設けられた上部
支持体32,33に嵌合して支持固定されると共
に、下部に設けられた下部固定溝34,35に嵌
合して固定される。双方の割り型30,31を閉
じた状態において、上部支持体32,33の両側
には、第7図b及び第8図の固定側割り型30の
正面図に示すように、キヤビテイー36に夫々連
通する、第1の樹脂流動路37と、第2の樹脂流
動路38とが軸対称に形成され、また、固定側の
割り型31に形成されたランナ39にこれらの第
1の樹脂流動路36、及び第2の樹脂流動路39
が連通し、ランナ39からの樹脂をこれらの第
1、第2の樹脂流動路37,38で一旦二つの樹
脂の流れに分かれさせ、その後キヤビテイー36
内で合流させるようにしている。
イツチ成形法用の射出成形機に装着される割り型
で、心金1は型合わせ面の上部に設けられた上部
支持体32,33に嵌合して支持固定されると共
に、下部に設けられた下部固定溝34,35に嵌
合して固定される。双方の割り型30,31を閉
じた状態において、上部支持体32,33の両側
には、第7図b及び第8図の固定側割り型30の
正面図に示すように、キヤビテイー36に夫々連
通する、第1の樹脂流動路37と、第2の樹脂流
動路38とが軸対称に形成され、また、固定側の
割り型31に形成されたランナ39にこれらの第
1の樹脂流動路36、及び第2の樹脂流動路39
が連通し、ランナ39からの樹脂をこれらの第
1、第2の樹脂流動路37,38で一旦二つの樹
脂の流れに分かれさせ、その後キヤビテイー36
内で合流させるようにしている。
このように形成された割り型31のランナ39
に、先ずスキン層材料24を上記した実施例1の
場合と同様に適当量注入し、次いでコア層材料2
5の注入を開始する。スキン層材料24は、後か
ら注入されるコア層材料25により押し広げられ
ながら、割り型内の型表面に薄層のスキン層を形
成しつつ第1の樹脂流動路37及び第2の樹脂流
動路38に向かう。第1の樹脂流動路37及び第
2の樹脂流動路38に達する直前までコア層材料
25により押し広げられたスキン層材料24は、
コア層材料25を一包みにしているが、この第1
の樹脂流動路37及び第2の樹脂流動路38を通
過することにより、スキン層によりコア層材料2
5を包み込んだ状態の樹脂流動部が二包みキヤビ
イテー36内に流れ込み、第二包みの樹脂流動部
が夫々心金1の外周部を軸対称位置から取り囲み
ながら軸方向下方に流れ、キヤビテイー36内に
充填される。そして、心金1の外周部にその軸対
称位置から取り囲むようにして回り込んだ二包み
の樹脂流動部は、夫々その回り込み両端部が互い
に心金1の略軸対称位置で合流し、スキン層材料
24からなる薄肉の合流部が2面形成される。即
ち、割り型30,31内において、第9図及び第
10図に示すように、最初に注入した導電性のス
キン層材料24により、心金1の外周部に第1の
導電スキン層10と、キヤビテー36の内周面に
第2の導電スキン層12と、第1の導電スキン層
10と第2の導電スキン層12との間の2面の接
続壁部13とが一体的に形成され、コア層材料2
5により非導電性のコア層11が、一対の接続壁
部13で仕切られた状態で第1の導電スキン層1
0と第2の導電スキン層12との間に包み込まれ
るようにして、同時に形成される。そして、割り
型30,31を開いて成形されたローラをランナ
と共に型から取り出し、樹脂の注入部に成形され
た余分の成形部をカツター等により切除すること
により、第11図に示す導電性弾性ローラが得ら
れる。
に、先ずスキン層材料24を上記した実施例1の
場合と同様に適当量注入し、次いでコア層材料2
5の注入を開始する。スキン層材料24は、後か
ら注入されるコア層材料25により押し広げられ
ながら、割り型内の型表面に薄層のスキン層を形
成しつつ第1の樹脂流動路37及び第2の樹脂流
動路38に向かう。第1の樹脂流動路37及び第
2の樹脂流動路38に達する直前までコア層材料
25により押し広げられたスキン層材料24は、
コア層材料25を一包みにしているが、この第1
の樹脂流動路37及び第2の樹脂流動路38を通
過することにより、スキン層によりコア層材料2
5を包み込んだ状態の樹脂流動部が二包みキヤビ
イテー36内に流れ込み、第二包みの樹脂流動部
が夫々心金1の外周部を軸対称位置から取り囲み
ながら軸方向下方に流れ、キヤビテイー36内に
充填される。そして、心金1の外周部にその軸対
称位置から取り囲むようにして回り込んだ二包み
の樹脂流動部は、夫々その回り込み両端部が互い
に心金1の略軸対称位置で合流し、スキン層材料
24からなる薄肉の合流部が2面形成される。即
ち、割り型30,31内において、第9図及び第
10図に示すように、最初に注入した導電性のス
キン層材料24により、心金1の外周部に第1の
導電スキン層10と、キヤビテー36の内周面に
第2の導電スキン層12と、第1の導電スキン層
10と第2の導電スキン層12との間の2面の接
続壁部13とが一体的に形成され、コア層材料2
5により非導電性のコア層11が、一対の接続壁
部13で仕切られた状態で第1の導電スキン層1
0と第2の導電スキン層12との間に包み込まれ
るようにして、同時に形成される。そして、割り
型30,31を開いて成形されたローラをランナ
と共に型から取り出し、樹脂の注入部に成形され
た余分の成形部をカツター等により切除すること
により、第11図に示す導電性弾性ローラが得ら
れる。
このように形成した本実施例の導電性弾性ロー
ラを電子写真装置内に用いる帯電ローラとして使
用したところ、感光体ドラムを帯電させるべく交
流電圧を印加した際、第16図に示す従来の導電
性弾性ローラで発生する振動音は、硬度40度のロ
ーラで51dBであつたものが、本実施例のローラ
では硬度を15度とすることができ、振動音を
45dBに大幅に減少できた。また、転写ローラと
して使用したところ、硬度40度の従来のローラで
は転写不良が発生したが、硬度15度の本実施例の
ローラでは発生しなくなつた。
ラを電子写真装置内に用いる帯電ローラとして使
用したところ、感光体ドラムを帯電させるべく交
流電圧を印加した際、第16図に示す従来の導電
性弾性ローラで発生する振動音は、硬度40度のロ
ーラで51dBであつたものが、本実施例のローラ
では硬度を15度とすることができ、振動音を
45dBに大幅に減少できた。また、転写ローラと
して使用したところ、硬度40度の従来のローラで
は転写不良が発生したが、硬度15度の本実施例の
ローラでは発生しなくなつた。
〈実施例 3〉
第12図は実施例3の導電性弾性ローラを示し
ている。
ている。
上記した実施例1,2は心金1の外周部に形成
される第1の導電スキン層10と第2の導電スキ
ン層12との間を心金1の軸方向に沿つて一体的
にスキン層材料により形成される接続壁部13に
より接続するようにしているが、本実施例は、第
1の導電スキン層10と第2の導電スキン層12
とを、その一端部においてスキン層材料により接
続し、第12図aに示す断面形状のように双方の
導電スキン層10,12との間にコア層11を包
み込み、双方の導電スキン層10,12をその一
端部で電気的に接続するようにしたものである。
される第1の導電スキン層10と第2の導電スキ
ン層12との間を心金1の軸方向に沿つて一体的
にスキン層材料により形成される接続壁部13に
より接続するようにしているが、本実施例は、第
1の導電スキン層10と第2の導電スキン層12
とを、その一端部においてスキン層材料により接
続し、第12図aに示す断面形状のように双方の
導電スキン層10,12との間にコア層11を包
み込み、双方の導電スキン層10,12をその一
端部で電気的に接続するようにしたものである。
次に、本実施例による導電性弾性ローラの製造
方法を第13図に基づいて説明する。
方法を第13図に基づいて説明する。
第13図において、割り型40,41内に装着
固定される心金1は、その下端部のみが保持部4
6により支持固定され、上方に延びる心金1の上
部の周囲に形成される樹脂流動路42には心金1
に保持部を設けず、樹脂流動路42の上方に設け
たランナ43からの樹脂を、該樹脂流動路42を
通してキヤビテイー44に供給するようにしてい
る。
固定される心金1は、その下端部のみが保持部4
6により支持固定され、上方に延びる心金1の上
部の周囲に形成される樹脂流動路42には心金1
に保持部を設けず、樹脂流動路42の上方に設け
たランナ43からの樹脂を、該樹脂流動路42を
通してキヤビテイー44に供給するようにしてい
る。
即ち、ランナ43内に樹脂注入口の反対側のキ
ヤビテイーの最端部45にスキン層を形成するよ
うに、スキン層材料量24とコア層材料量25の
比率を決めておき、上記した実施例の場合と同様
に、先ずスキン層材料24をランナ43内に注入
し、次いでコア層材料25の注入を開始すると、
スキン層材料24は割り型40,41の内面及び
心金1の外表面にスキン層を形成しながら、スキ
ン層によりコア層材料25を包みこんだ1包みの
樹脂流動部が樹脂流動路42からキヤビテイー4
4に充填されるので、心金1の周囲、及びキヤビ
テイー44の内壁面の全面にコア層材料25を包
み込むようにしてスキン層材料24によるスキン
層が形成され、上記した実施例のように、心金1
の周囲を径方向から取り囲むようにスキン層材料
24が流動しないので、心金1の軸方向におい
て、スキン層どうしが互いに合流するといつたこ
とがないために、上記した各実施例のように、第
1の導電スキン層10と第2の導電スキン層12
との間を軸方向において電気的に接続するための
接続壁部13が形成されない。
ヤビテイーの最端部45にスキン層を形成するよ
うに、スキン層材料量24とコア層材料量25の
比率を決めておき、上記した実施例の場合と同様
に、先ずスキン層材料24をランナ43内に注入
し、次いでコア層材料25の注入を開始すると、
スキン層材料24は割り型40,41の内面及び
心金1の外表面にスキン層を形成しながら、スキ
ン層によりコア層材料25を包みこんだ1包みの
樹脂流動部が樹脂流動路42からキヤビテイー4
4に充填されるので、心金1の周囲、及びキヤビ
テイー44の内壁面の全面にコア層材料25を包
み込むようにしてスキン層材料24によるスキン
層が形成され、上記した実施例のように、心金1
の周囲を径方向から取り囲むようにスキン層材料
24が流動しないので、心金1の軸方向におい
て、スキン層どうしが互いに合流するといつたこ
とがないために、上記した各実施例のように、第
1の導電スキン層10と第2の導電スキン層12
との間を軸方向において電気的に接続するための
接続壁部13が形成されない。
なお、第12図に示したように、ローラの一端
部をスキン層材料24により覆い、双方の導電ス
キン層10,12を電気的に接続する導電性弾性
ローラにおいて、ローラの両端部まで有効部とし
て、例えば電子写真複写装置の帯電ローラ、転写
ローラに用いると、スキン層材料24は導電フイ
ラーの影響により硬度が高くなつていることか
ら、ローラの一端部の硬度がそれ以外の部分に比
較して高くなり、一様な接圧が得られなくなつた
り、部分的に振動音の発生が生じるおそれがある
ので、第14図、第15図に示すように、ローラ
の一端部に形成されるスキン層材料24による接
続端部50を段付形状としたり、テーパを設けた
りすることでその部分の全体的な硬度の上昇を防
ぐことができる。また、第15図,第16図に示
すように、接続端部50を内側にテーパを付けた
り、内側に段を付けた形状とするようにしておけ
ば、硬度の高い部分は自由に変形することができ
るので、硬度上昇による影響を防止することがで
きる。
部をスキン層材料24により覆い、双方の導電ス
キン層10,12を電気的に接続する導電性弾性
ローラにおいて、ローラの両端部まで有効部とし
て、例えば電子写真複写装置の帯電ローラ、転写
ローラに用いると、スキン層材料24は導電フイ
ラーの影響により硬度が高くなつていることか
ら、ローラの一端部の硬度がそれ以外の部分に比
較して高くなり、一様な接圧が得られなくなつた
り、部分的に振動音の発生が生じるおそれがある
ので、第14図、第15図に示すように、ローラ
の一端部に形成されるスキン層材料24による接
続端部50を段付形状としたり、テーパを設けた
りすることでその部分の全体的な硬度の上昇を防
ぐことができる。また、第15図,第16図に示
すように、接続端部50を内側にテーパを付けた
り、内側に段を付けた形状とするようにしておけ
ば、硬度の高い部分は自由に変形することができ
るので、硬度上昇による影響を防止することがで
きる。
さらに、本発明の導電性弾性ローラは以上説明
した実施例に限らず、例えば帯電防止弾性ローラ
など導電性を必要とする弾性ローラにすべて採用
することができる。
した実施例に限らず、例えば帯電防止弾性ローラ
など導電性を必要とする弾性ローラにすべて採用
することができる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明による導電性弾性
ローラによれば、従来の一層構造で起こる導電化
による硬度の上昇はなく、例えば硬度40度以下の
低硬度の導電性弾性ローラが得られると共に、心
金とローラ表面との電気的接続の信頼性を大幅に
向上させることができた。
ローラによれば、従来の一層構造で起こる導電化
による硬度の上昇はなく、例えば硬度40度以下の
低硬度の導電性弾性ローラが得られると共に、心
金とローラ表面との電気的接続の信頼性を大幅に
向上させることができた。
また、本発明による導電性弾性ローラによれ
ば、導電性フイラーを混入した熱可塑性エラスト
マーと、導電フイラー無添加の熱可塑性エラスト
マーを用いて、サンドイツチ射出成形法により、
心金のまわりに第1の導電層、コア層、第2の導
電層からなる3層構造の導電性弾性ローラを1工
程で成形でき、しかも第1,第2の導電層を接続
するための電気的接続部分を同材料により一体的
に成形しているので、電気的接続不良がなく、低
硬度、例えば硬度40度以下の導電性弾性ローラを
大量に製造することができる。
ば、導電性フイラーを混入した熱可塑性エラスト
マーと、導電フイラー無添加の熱可塑性エラスト
マーを用いて、サンドイツチ射出成形法により、
心金のまわりに第1の導電層、コア層、第2の導
電層からなる3層構造の導電性弾性ローラを1工
程で成形でき、しかも第1,第2の導電層を接続
するための電気的接続部分を同材料により一体的
に成形しているので、電気的接続不良がなく、低
硬度、例えば硬度40度以下の導電性弾性ローラを
大量に製造することができる。
第1図は本発明による導電性弾性ローラの実施
例1の斜視図、第2図は第1図に示す導電性弾性
ローラを製造するための割り型の断面図、第3図
a,b,c,dは成形工程を説明するための図
で、第2図のA−A矢視図である。第4図a,b
は第2図の割り型による成形状態を示し、aは第
2図と同方向から見た断面図、bはaのB−B矢
視図、第4図cはbのC−C線に沿つて切断した
ローラの断面図、dはcの縦断面図、第5図は実
施例1の変形例で、aは縦断面図、bはそのA−
A線に沿つた断面図、第6図は実施例2の導電性
弾性ローラの斜視図、第7図aは第6図に示す導
電性弾性ローラを製造するための割り型の断面
図、bはaのA−A線に沿つた断面図、第8図は
第7図のB−B線に沿つた断面図、第9図aはそ
の成形状態を示す断面図、bはそのA−A線に沿
つた断面図、第10図は第9図aのA−A線に沿
つた断面図、第11図aは成形されたローラの断
面図、bはそのA−A線に沿つた断面図、第12
図aは実施例3の導電性弾性ローラの断面図、b
はそのA−A線に沿つた断面図、第13図は実施
例3の成形用の割り型の断面図、第14図,第1
5図,第16図,第17図は導電性弾性ローラの
他の実施例の一部断面図、第18図,第19図は
従来の導電性弾性ローラを示す図である。 1…心金、10…第1の導電スキン層、11…
第2のコア層、12…第2の導電スキン層、13
…接続壁部、20,21,30,31,40,4
1…割り型、22,36…キヤビテイー、23,
39…ランナ、24…スキン層材料、25…コア
層材料、32,33…上部支持体、34,35…
下部固定溝、37,38…樹脂流動路。
例1の斜視図、第2図は第1図に示す導電性弾性
ローラを製造するための割り型の断面図、第3図
a,b,c,dは成形工程を説明するための図
で、第2図のA−A矢視図である。第4図a,b
は第2図の割り型による成形状態を示し、aは第
2図と同方向から見た断面図、bはaのB−B矢
視図、第4図cはbのC−C線に沿つて切断した
ローラの断面図、dはcの縦断面図、第5図は実
施例1の変形例で、aは縦断面図、bはそのA−
A線に沿つた断面図、第6図は実施例2の導電性
弾性ローラの斜視図、第7図aは第6図に示す導
電性弾性ローラを製造するための割り型の断面
図、bはaのA−A線に沿つた断面図、第8図は
第7図のB−B線に沿つた断面図、第9図aはそ
の成形状態を示す断面図、bはそのA−A線に沿
つた断面図、第10図は第9図aのA−A線に沿
つた断面図、第11図aは成形されたローラの断
面図、bはそのA−A線に沿つた断面図、第12
図aは実施例3の導電性弾性ローラの断面図、b
はそのA−A線に沿つた断面図、第13図は実施
例3の成形用の割り型の断面図、第14図,第1
5図,第16図,第17図は導電性弾性ローラの
他の実施例の一部断面図、第18図,第19図は
従来の導電性弾性ローラを示す図である。 1…心金、10…第1の導電スキン層、11…
第2のコア層、12…第2の導電スキン層、13
…接続壁部、20,21,30,31,40,4
1…割り型、22,36…キヤビテイー、23,
39…ランナ、24…スキン層材料、25…コア
層材料、32,33…上部支持体、34,35…
下部固定溝、37,38…樹脂流動路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 心金の周囲に固着された熱可塑性エラストマ
ーに導電フイラーを添加した薄肉の第1の導電層
と、該第1の導電層の周囲に形成された熱可塑性
エラストマーから成る厚肉の非導電性のコア層
と、該コア層の周囲に形成された熱可塑性エラス
トマーに導電フイラーを添加した薄肉の第2の導
電層と、該第1の導電層と該第2の導電層との間
に該双方の導電層と一体的にその長さ方向に沿つ
て形成された熱可塑性エラストマーに導電フイラ
ーを添加した薄肉の1又は複数の接続壁部とから
なることを特徴とする導電性弾性ローラ。 2 心金の周囲に固着された熱可塑性エラストマ
ーに導電フイラーを添加した薄肉の第1の導電層
と、該第1の導電層の周囲に形成された熱可塑性
エラストマーから成る厚肉の非導電性のコア層
と、該コア層の周囲に形成された熱可塑性エラス
トマーに導電フイラーを添加した薄肉の第2の導
電層とを備え、前記第1の導電層と前記第2の導
電層との一端部を接続していることを特徴とする
導電性弾性ローラ。 3 熱可塑性エラストマーに導電フイラーを添加
したものをスキン層材料とし、熱可塑性エラスト
マーに導電フイラー無添加のものをコア層材料と
し、心金をあらかじめ所定位置に支持した金型を
用いて、サンドイツチ射出成形法により該スキン
層材料を注入後、該コア層材料を注入し、該スキ
ン層材料により該コア層材料を包み込ませた流動
樹脂部を該心金の周囲に沿つて一方向又は複数方
向から取り囲ませるようにして合流させ、スキン
層材料により心金の周囲に薄肉の第1の導電層
と、コア層材料により該第1の導電層の周囲に厚
肉の非導電性のコア層と、スキン層材料により該
コア層の周囲に薄肉の第2の導電層と、スキン層
材料により該第1の導電層と該第2の導電層との
間をその長さ方向に沿つて該双方の導電層を接続
する薄肉の1又は複数の接続壁部とからなる3層
構造のローラを一工程で成形するようにしたこと
を特徴とする導電性弾性ローラの製造方法。 4 熱可塑性エラストマーに導電フイラーを添加
したものをスキン層材料とし、熱可塑性エラスト
マーに導電フイラー無添加のものをコア層材料と
し、心金をあらかじめ所定位置に支持した金型を
用いて、サンドイツチ射出成形法により該スキン
層材料を注入後、該コア層材料を注入し、該スキ
ン層材料により該コア層材料を包み込ませた1包
みの流動樹脂部を該心金の一端側から軸方向に沿
つて流し込み、スキン層材料により心金の周囲に
薄肉の第1の導電層と、コア層材料により該第1
の導電層の周囲に厚肉の非導電性のコア層と、ス
キン層材料により該コア層の周囲に薄肉の第2の
導電層と、スキン層材料により該第1の導電層と
該第2の導電層との他端間を該コア層の他端面を
覆うように接続する接続端部とからなる3層構造
のローラを一工程で成形するようにしたことを特
徴とする導電性弾性ローラの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29316587A JPH01134477A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 導電性弾性ローラ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29316587A JPH01134477A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 導電性弾性ローラ及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01134477A JPH01134477A (ja) | 1989-05-26 |
| JPH0571805B2 true JPH0571805B2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=17791257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29316587A Granted JPH01134477A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 導電性弾性ローラ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01134477A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0628860U (ja) * | 1991-03-30 | 1994-04-15 | 東海ゴム工業株式会社 | 半導電性ロール |
| DE69334016T2 (de) * | 1992-09-28 | 2006-09-14 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Entwicklungsgerät für ein Bilderzeugungsgerät |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP29316587A patent/JPH01134477A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01134477A (ja) | 1989-05-26 |
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