JPH01137979A - グルコースイソメラーゼ遺伝子、該遺伝子を有する組換え体および該組換え体を有する微生物 - Google Patents
グルコースイソメラーゼ遺伝子、該遺伝子を有する組換え体および該組換え体を有する微生物Info
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- JPH01137979A JPH01137979A JP62295739A JP29573987A JPH01137979A JP H01137979 A JPH01137979 A JP H01137979A JP 62295739 A JP62295739 A JP 62295739A JP 29573987 A JP29573987 A JP 29573987A JP H01137979 A JPH01137979 A JP H01137979A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
グルコースイソメラーゼ(キシロースイソメラーゼとも
称する。)は、アルドースであるブドウ糖なケトースで
ある果糖に異性化する酵素である。異性化すると甘味度
は1.5倍程増加する。現在当該酵素を固定化して、連
続的に異性化する方法により異性化糖の総生産量は90
万トン(年間)以上に達している。
称する。)は、アルドースであるブドウ糖なケトースで
ある果糖に異性化する酵素である。異性化すると甘味度
は1.5倍程増加する。現在当該酵素を固定化して、連
続的に異性化する方法により異性化糖の総生産量は90
万トン(年間)以上に達している。
本発明は、この酵素をコードする、いわゆる構造遺伝子
とその発現を制御する、いわゆる制御遺伝子領域を含む
DNAを持つ新規な組換え体及びその遺伝子を発現する
新規な微生物に関するものである。
とその発現を制御する、いわゆる制御遺伝子領域を含む
DNAを持つ新規な組換え体及びその遺伝子を発現する
新規な微生物に関するものである。
[従来の技術とその問題点]
放線菌由来のグルコースイソメラーゼは、現在異性化糖
生産に利用されている。しかしながら、本発明に至るま
では、その構造は解明されておらず、酵素活性と機能の
関係は全く解明されていない。
生産に利用されている。しかしながら、本発明に至るま
では、その構造は解明されておらず、酵素活性と機能の
関係は全く解明されていない。
[問題点を解決するための手段]
本発明者は、放線菌 (Stre tomyces s
p、、たとえばS、 griseofuscus S−
41)由来のグルコースイソメラーゼをコードする遺伝
子(制御遺伝子および構造遺伝子を含む)の単離並びに
構造の解明に成功した。この事により、本来当該酵素遺
伝子を持たない放線菌にグルコースイソメラーゼを生産
させる事が出来るようになった。また、制御遺伝子領域
を対応する宿主で発現可能な制御遺伝子と置き換えるこ
とにより、他の微生物で当該酵素を発現出来る。これら
の事は、酵素機能と構造の関係を解明するための系を提
供することを意味するものであり、タンパク質工学的手
法を用いて酵素機能の変換をもたらす可能性を提供する
ものである。
p、、たとえばS、 griseofuscus S−
41)由来のグルコースイソメラーゼをコードする遺伝
子(制御遺伝子および構造遺伝子を含む)の単離並びに
構造の解明に成功した。この事により、本来当該酵素遺
伝子を持たない放線菌にグルコースイソメラーゼを生産
させる事が出来るようになった。また、制御遺伝子領域
を対応する宿主で発現可能な制御遺伝子と置き換えるこ
とにより、他の微生物で当該酵素を発現出来る。これら
の事は、酵素機能と構造の関係を解明するための系を提
供することを意味するものであり、タンパク質工学的手
法を用いて酵素機能の変換をもたらす可能性を提供する
ものである。
本発明はグルコースイソメラーゼに対応し、放線菌(銭
匹U叩ム二sp、)の染色体上に存在し、制限酵素Ba
m )IIで切り出される5、7kb断片画分に含まれ
る遺伝子、グルコースイソメラーゼに対応し、放線菌の
染色体の5.7kb−Bam l(1断片画分にプロモ
ーター領域と完全な当該酵素の翻訳領域並びに当該酵素
遺伝子とポリシストロニックに発現するキシルロキナー
ゼ遺伝子の一部を含むDNAを持つ組換え体及びグルコ
ースイソメラーゼに対応し、放線菌から得られ、ショ糖
密度勾配遠心法によりBaIIH1完全消化5.7kb
−DNA断片画分に得られ、制限酵素1Ith1により
切り出されるDNA断片上に、プロモーター領域を含む
当該酵素構造遺伝子の大部分を含むDNAが組み込まれ
ているベクターを有する微生物に関する。
匹U叩ム二sp、)の染色体上に存在し、制限酵素Ba
m )IIで切り出される5、7kb断片画分に含まれ
る遺伝子、グルコースイソメラーゼに対応し、放線菌の
染色体の5.7kb−Bam l(1断片画分にプロモ
ーター領域と完全な当該酵素の翻訳領域並びに当該酵素
遺伝子とポリシストロニックに発現するキシルロキナー
ゼ遺伝子の一部を含むDNAを持つ組換え体及びグルコ
ースイソメラーゼに対応し、放線菌から得られ、ショ糖
密度勾配遠心法によりBaIIH1完全消化5.7kb
−DNA断片画分に得られ、制限酵素1Ith1により
切り出されるDNA断片上に、プロモーター領域を含む
当該酵素構造遺伝子の大部分を含むDNAが組み込まれ
ているベクターを有する微生物に関する。
本発明の遺伝子は第1図に示した塩基配列を有し、39
3個のアミノ酸とイニシエーター“メチオニンをコード
し、リーダー配列をコードしない構造遺伝子とその5′
−上流域の制御遺伝子からなる。
3個のアミノ酸とイニシエーター“メチオニンをコード
し、リーダー配列をコードしない構造遺伝子とその5′
−上流域の制御遺伝子からなる。
さらに詳しくは、本発明はグルコースイソメラーゼに対
応し、放線菌細胞より得られ、核および核断片由来のD
NAで、グルコースイソメラーゼの一次構造またはその
部分構造に対応するオリゴヌクレオチドなどとサザンプ
ロットハイプリダイゼーション法により特定される領域
を含み、同時にプロモーター領域およびイニシエーター
、ターミネータ−をも含む核由来遺伝断片片、該遺伝子
を有する組換え体および該遺伝子を発現する微生物に関
するものである。
応し、放線菌細胞より得られ、核および核断片由来のD
NAで、グルコースイソメラーゼの一次構造またはその
部分構造に対応するオリゴヌクレオチドなどとサザンプ
ロットハイプリダイゼーション法により特定される領域
を含み、同時にプロモーター領域およびイニシエーター
、ターミネータ−をも含む核由来遺伝断片片、該遺伝子
を有する組換え体および該遺伝子を発現する微生物に関
するものである。
本発明に係る核由来遺伝子断片は、グルコースイソメラ
ーゼ活性を有する放線菌細胞から抽出・分離し、遺伝子
工学的手法により増幅させることにより製造できる。
ーゼ活性を有する放線菌細胞から抽出・分離し、遺伝子
工学的手法により増幅させることにより製造できる。
放線菌細胞からグルコースイソメラーゼに対応する核遺
伝子断片を分離するには、高分子DNAを抽出すること
が望ましい。当該放線菌のステージは問わないが、対数
増殖後期が望ましい。
伝子断片を分離するには、高分子DNAを抽出すること
が望ましい。当該放線菌のステージは問わないが、対数
増殖後期が望ましい。
放線菌細胞から高分子の核DNAの抽出法としては、例
えばMurrayとThompsonにより報告された
方法[Nucleic Ac1ds Res、、 8.
4321 (1980)]などがある。調製した放線菌
高分子DNAからのグルコースイソメラーゼ遺伝子を含
むDNA断片の同定のためには、適切な制限酵素などで
切断したDNA断片をリガーゼを用いて適当なベクター
に結合させ、これらを用いて形質転換した細胞中から、
グルコースイソメラーゼの部分アミノ酸配列決定に基い
て合成したオリゴヌクレオチドをプローブとするコロニ
ーハイブリダイゼーション法により選別すればよい。用
いるベクターは大腸菌を宿主とした場合では、ptlc
系やλフアージ系が利用し易い。しかし、最も効率的に
当該遺伝子を調製する方法は実施例に示す如く、放線菌
高分子DNAをBam )11で完全消化後、中性蔗糖
密度勾配遠心法により鎖長5.7kb程度のDNA断片
画分を分取し、リガーゼによりpUcベクターのBam
H1部位に結合せしめた後、大腸菌にトランスフオー
ムしDNAライブラリーを作製するものである。このラ
イブラリーからのグルコースイソメラーゼ遺伝子の検索
は、上記オリゴヌクレオチドを32pで標識してプロー
ブbすることにより行なうことができる。
えばMurrayとThompsonにより報告された
方法[Nucleic Ac1ds Res、、 8.
4321 (1980)]などがある。調製した放線菌
高分子DNAからのグルコースイソメラーゼ遺伝子を含
むDNA断片の同定のためには、適切な制限酵素などで
切断したDNA断片をリガーゼを用いて適当なベクター
に結合させ、これらを用いて形質転換した細胞中から、
グルコースイソメラーゼの部分アミノ酸配列決定に基い
て合成したオリゴヌクレオチドをプローブとするコロニ
ーハイブリダイゼーション法により選別すればよい。用
いるベクターは大腸菌を宿主とした場合では、ptlc
系やλフアージ系が利用し易い。しかし、最も効率的に
当該遺伝子を調製する方法は実施例に示す如く、放線菌
高分子DNAをBam )11で完全消化後、中性蔗糖
密度勾配遠心法により鎖長5.7kb程度のDNA断片
画分を分取し、リガーゼによりpUcベクターのBam
H1部位に結合せしめた後、大腸菌にトランスフオー
ムしDNAライブラリーを作製するものである。このラ
イブラリーからのグルコースイソメラーゼ遺伝子の検索
は、上記オリゴヌクレオチドを32pで標識してプロー
ブbすることにより行なうことができる。
かくして得られたトランスフォーマントを大量培養して
得られた菌体より常法、例えばアルカリ−SDS法によ
りプラスミドを抽出、分離し、さらにセシウムクロライ
ド密度勾配超遠心法、ゲル濾過法、アガロースゲル電気
泳動法等によりグルコースイソメラーゼに対応する核由
来遺伝子断片を得ることができる。
得られた菌体より常法、例えばアルカリ−SDS法によ
りプラスミドを抽出、分離し、さらにセシウムクロライ
ド密度勾配超遠心法、ゲル濾過法、アガロースゲル電気
泳動法等によりグルコースイソメラーゼに対応する核由
来遺伝子断片を得ることができる。
上記の如くして得られた核由来遺伝子が目的とするもの
であることを確認するためには、得られた核由来遺伝子
断片をグルコースイソメラーゼのアミノ酸配列を部分的
に決定し、それに基いて合成したオリゴヌクレオチドを
プローブとしたサザンプロットハイプリダイゼイション
させればよい。
であることを確認するためには、得られた核由来遺伝子
断片をグルコースイソメラーゼのアミノ酸配列を部分的
に決定し、それに基いて合成したオリゴヌクレオチドを
プローブとしたサザンプロットハイプリダイゼイション
させればよい。
かくして得られたグルコースイソメラーゼ核遺伝子の最
も大きな利用法は、これらの核遺伝子を微生物、植物お
よび動物のベクター等に組込んで微生物、植物および動
物でグルコースイソメラーゼまたはこの改良酵素を生産
することを可能ならしめることにある。ここで微生物と
してはエシェリヒア・コリなどの原核生物やサッカロミ
セス・セレビシエなどの真核生物がある。
も大きな利用法は、これらの核遺伝子を微生物、植物お
よび動物のベクター等に組込んで微生物、植物および動
物でグルコースイソメラーゼまたはこの改良酵素を生産
することを可能ならしめることにある。ここで微生物と
してはエシェリヒア・コリなどの原核生物やサッカロミ
セス・セレビシエなどの真核生物がある。
さらに、別の利用法はグルコースイソメラーゼのプロモ
ーター領域を改良することにより放線菌における高発現
ベクターを作成出来ることにある。
ーター領域を改良することにより放線菌における高発現
ベクターを作成出来ることにある。
グルコースイソメラーゼ核遺伝子のベクターへの組み込
みは通常、試験管内で次のように行なうことができる。
みは通常、試験管内で次のように行なうことができる。
グルコースイソメラーゼ核遺伝子のDNA両端を必要に
よりエキソヌクレアーゼで処理し、それぞれに必要なり
NAを接続し、あるいはアニーリング可能な組合せの塩
基を複数個重合せしめる。しかる後、これを目的とする
ベクターに組込む。組込む方法は、ベクターを適当な制
限酵素で切断し、必要により適当なリンカ−またはアニ
ーリング可能な組合せの塩基を複数個重合せしめる。こ
のように加工した二重鎖DNAとベクターDNAを混合
し、リガーゼを用いて接続せしめる。
よりエキソヌクレアーゼで処理し、それぞれに必要なり
NAを接続し、あるいはアニーリング可能な組合せの塩
基を複数個重合せしめる。しかる後、これを目的とする
ベクターに組込む。組込む方法は、ベクターを適当な制
限酵素で切断し、必要により適当なリンカ−またはアニ
ーリング可能な組合せの塩基を複数個重合せしめる。こ
のように加工した二重鎖DNAとベクターDNAを混合
し、リガーゼを用いて接続せしめる。
得られた組換えDNAは、ベクターの宿主である微生物
、植物細胞および動物細胞に導入する。
、植物細胞および動物細胞に導入する。
ここで用い得る宿主としては各種のものがあり、例えば
エシェリヒア・コリ等のエシェリヒア属、バチルス・ズ
ブチリス等のバチルス属等の細菌、サッカロミセス・セ
レビシエ等のサツカロミセス属等の酵母、タバコ、ペチ
ュニア等のナス科植物[細胞等、Ba1bIC373等
の動物培養細胞が好適である。これら宿主に使用される
ベクターを以下に例示する。
エシェリヒア・コリ等のエシェリヒア属、バチルス・ズ
ブチリス等のバチルス属等の細菌、サッカロミセス・セ
レビシエ等のサツカロミセス属等の酵母、タバコ、ペチ
ュニア等のナス科植物[細胞等、Ba1bIC373等
の動物培養細胞が好適である。これら宿主に使用される
ベクターを以下に例示する。
EK系プラスミドベクター(ストリンジェント型)のp
sclol、 pRK353. pRK646. pR
に248. pDF41等、EK系プラスミドベクター
(リラックスド型)のCa1El、 pVH51,pA
c105. R5F2124. pcRl。
sclol、 pRK353. pRK646. pR
に248. pDF41等、EK系プラスミドベクター
(リラックスド型)のCa1El、 pVH51,pA
c105. R5F2124. pcRl。
pMB9.BR313,pBR322,pBR324,
pBR325,pBR327゜pBR3211,pKY
228J pKY27Qo、 pKNB(1,pK
C7゜pKB158. pMK2004. pAc
Ycl、 pAcYc184. λdu1等、λ
gt系ファージベクターのλgt・λC1λgt・ λ
B、 λWES ・λB′、 λZJvir・λB′
、 λへLO−λB。
pBR325,pBR327゜pBR3211,pKY
228J pKY27Qo、 pKNB(1,pK
C7゜pKB158. pMK2004. pAc
Ycl、 pAcYc184. λdu1等、λ
gt系ファージベクターのλgt・λC1λgt・ λ
B、 λWES ・λB′、 λZJvir・λB′
、 λへLO−λB。
λWES−Ts622. λDam等、シャロンベク
ターのシャロン4A、シャロン3A、シャロン16A。
ターのシャロン4A、シャロン3A、シャロン16A。
シャロン13A、シャロン14A、シャロン15A。
シャロン8.シャロン10.シャロン17.シャロン2
0等、チオライス(Tiollais)グループベクタ
ー(DL512. λZEQS、 λZYV5φ、
λZUV φ2゜λZUVφ3. λYEQSφ1
、 λYEQSφ、λYEQSφ3゜λBam、
λSst等、枯草菌のプラスミドベクターpTA101
5. pLs15. pTA1020. pL528.
pLs13. pTA1050、 pTA1060.
pTA1030. pTA1031等、スタフィロコ
ッカス由来のプラスミドベクターpT127 。
0等、チオライス(Tiollais)グループベクタ
ー(DL512. λZEQS、 λZYV5φ、
λZUV φ2゜λZUVφ3. λYEQSφ1
、 λYEQSφ、λYEQSφ3゜λBam、
λSst等、枯草菌のプラスミドベクターpTA101
5. pLs15. pTA1020. pL528.
pLs13. pTA1050、 pTA1060.
pTA1030. pTA1031等、スタフィロコ
ッカス由来のプラスミドベクターpT127 。
pc194. pc221. pC223,pUB11
2. pLIBllo。
2. pLIBllo。
psAO501,ps八へ100. pE1!14.
pTP4. pTI’5等、酵母ベクターとしてpJD
B219. YEp13. YRp7. Ylpl。
pTP4. pTI’5等、酵母ベクターとしてpJD
B219. YEp13. YRp7. Ylpl。
pyc、 pTC2、植物ベクターとしてTiプラスミ
ド由来の各種ベクターやカリフラワーモザイクウィルス
由来の各種ベクター類(バイナリ−型ベクターをも含む
)、動物ベクターとしてsv4゜由来のpSVK”、
pI−11β−1pSV)I、n−1−H+、 pβ
2X、 psXβ+などがある。ただし、Tiプラスミ
ド由来の植物ベクターの場合は、得られた組換えDNA
を−Hアグロバクテリウム・ツメファシェンスT37等
に導入し、木組換え微生物を植物細胞にco−cult
ureすることなどにより感染させることによって宿主
植物に組換えDNAを導入することができる。
ド由来の各種ベクターやカリフラワーモザイクウィルス
由来の各種ベクター類(バイナリ−型ベクターをも含む
)、動物ベクターとしてsv4゜由来のpSVK”、
pI−11β−1pSV)I、n−1−H+、 pβ
2X、 psXβ+などがある。ただし、Tiプラスミ
ド由来の植物ベクターの場合は、得られた組換えDNA
を−Hアグロバクテリウム・ツメファシェンスT37等
に導入し、木組換え微生物を植物細胞にco−cult
ureすることなどにより感染させることによって宿主
植物に組換えDNAを導入することができる。
木組換えDNA産物として得られたグルコースイソメラ
ーゼが天然型のそれと構造的に同じであることは、産物
の免疫沈降またはイミュノプロットなどの手法によって
確認することができる。
ーゼが天然型のそれと構造的に同じであることは、産物
の免疫沈降またはイミュノプロットなどの手法によって
確認することができる。
[実施例]
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1
放線菌(Stre tomyces griseofu
scus S−41)を常法に従って対数増殖後期まで
培養後、冷却遠心し、その湿重量(5z、8gr)を直
ちに液体窒素で凍結した。これに15%蔗糖、 20m
M EDTA、 30mM Tris−HCj (+)
H8,0) 、 0.7%sosを加えて磨砕し、次い
で50℃で30分間保温した後、MurrayとTho
mpsonの方法[Nucleic Ac1ds Re
s、 8.4321 (1980)] に従って核DN
Aを抽出した。このDNAは分子量が25kb以上でア
ガロースゲル電気泳動上では単一バンドとなり分解は認
められなかった。この高分子DNAの500μgをBa
m旧で完全消化し、常法に従ってフェノール処理後エタ
ノール沈澱させた。次いで、10%〜40%の中性蔗糖
密度勾配上に重層し、26.00Orpmで26時間遠
心した。800μβづつ分画し、その一部をアガロース
ゲル(0,4%)電気泳動することにより、各画分に含
まれるDNAMi長を調べた。その結果、フラクション
31の平均DNA鎖長が5.8kbであり、8.25μ
gのDNA量であった。このDNA画分を約1ugとり
、Bam t11完全消化pUc13の1μgとりガー
ゼ処理を行なった。反応はT4DNA リガーゼ(20
U)を用いt4℃で14時間行なった。
scus S−41)を常法に従って対数増殖後期まで
培養後、冷却遠心し、その湿重量(5z、8gr)を直
ちに液体窒素で凍結した。これに15%蔗糖、 20m
M EDTA、 30mM Tris−HCj (+)
H8,0) 、 0.7%sosを加えて磨砕し、次い
で50℃で30分間保温した後、MurrayとTho
mpsonの方法[Nucleic Ac1ds Re
s、 8.4321 (1980)] に従って核DN
Aを抽出した。このDNAは分子量が25kb以上でア
ガロースゲル電気泳動上では単一バンドとなり分解は認
められなかった。この高分子DNAの500μgをBa
m旧で完全消化し、常法に従ってフェノール処理後エタ
ノール沈澱させた。次いで、10%〜40%の中性蔗糖
密度勾配上に重層し、26.00Orpmで26時間遠
心した。800μβづつ分画し、その一部をアガロース
ゲル(0,4%)電気泳動することにより、各画分に含
まれるDNAMi長を調べた。その結果、フラクション
31の平均DNA鎖長が5.8kbであり、8.25μ
gのDNA量であった。このDNA画分を約1ugとり
、Bam t11完全消化pUc13の1μgとりガー
ゼ処理を行なった。反応はT4DNA リガーゼ(20
U)を用いt4℃で14時間行なった。
次いで、大腸菌NM522に常法に従ってトランスフオ
ームし、得られた形質転換様を培養して約2000個の
コロニーを得た。
ームし、得られた形質転換様を培養して約2000個の
コロニーを得た。
一方、グルコースイソメラーゼを放線菌から精製し、そ
のN−末端領域のアミノ酸配列を解析したところ、5−
F−Q−P−T−P−E−D−に−F−T−F−G−L
−W−T−V−Q−4という結果を得たので、縮重の少
ない領域についてオリゴヌクレオチドを合成した。すな
わち、 上記23marをプローブとしてコロニーパイプリダイ
ゼーションを行なったところ、9個の陽性コロニーを得
た。いずれのクローンの挿入DNAも同じ5.7kbで
あったので、その内の1つpGI−32を用いて以下の
研究を行なった。制限酵素によるマツピングとサザーン
プロットハイプリダイゼーションの結果からグルコース
イソメラーゼ遺伝子の大部分はSphlで切り出される
2、7kb上にあることが判明した。従って、構造解析
と放線菌以外でのグルコースイソメラーゼ遺伝子の発現
を容易にする1 ま ため、ベクターとして!1UC119(及びpUc11
8)を用い、5teven Hen1koffの方法[
Gene、 28.351(1984)]及びYani
sch−Perronらの方法[Gene、 33゜1
03 (1985)] に基いてpGI−32由来のp
LI−GI−32およびpals−GI−65(抛1
ニよる2、7kbをpUc119に挿入し□たクローン
)の挿入部位を種々の程度に欠損するプラスミドを作製
し、大腸菌でクローニングした。これらの一連の欠損プ
ラスミドを用いてSanger法によりグルコースイソ
メラーゼ遺伝子の完全構造を明らかにした(第1図参照
)。その結果、放線菌(Streptomyces)の
グルコースイソメラーゼは、393個のアミノ酸からな
る分子量43843のタンパク質であることが明らかと
なった。イニシエーターメチオニンの後にリーダー配列
がないため、この酵素は分泌性でないことが前駆体タン
パク質の構造からも明らかとなった。
のN−末端領域のアミノ酸配列を解析したところ、5−
F−Q−P−T−P−E−D−に−F−T−F−G−L
−W−T−V−Q−4という結果を得たので、縮重の少
ない領域についてオリゴヌクレオチドを合成した。すな
わち、 上記23marをプローブとしてコロニーパイプリダイ
ゼーションを行なったところ、9個の陽性コロニーを得
た。いずれのクローンの挿入DNAも同じ5.7kbで
あったので、その内の1つpGI−32を用いて以下の
研究を行なった。制限酵素によるマツピングとサザーン
プロットハイプリダイゼーションの結果からグルコース
イソメラーゼ遺伝子の大部分はSphlで切り出される
2、7kb上にあることが判明した。従って、構造解析
と放線菌以外でのグルコースイソメラーゼ遺伝子の発現
を容易にする1 ま ため、ベクターとして!1UC119(及びpUc11
8)を用い、5teven Hen1koffの方法[
Gene、 28.351(1984)]及びYani
sch−Perronらの方法[Gene、 33゜1
03 (1985)] に基いてpGI−32由来のp
LI−GI−32およびpals−GI−65(抛1
ニよる2、7kbをpUc119に挿入し□たクローン
)の挿入部位を種々の程度に欠損するプラスミドを作製
し、大腸菌でクローニングした。これらの一連の欠損プ
ラスミドを用いてSanger法によりグルコースイソ
メラーゼ遺伝子の完全構造を明らかにした(第1図参照
)。その結果、放線菌(Streptomyces)の
グルコースイソメラーゼは、393個のアミノ酸からな
る分子量43843のタンパク質であることが明らかと
なった。イニシエーターメチオニンの後にリーダー配列
がないため、この酵素は分泌性でないことが前駆体タン
パク質の構造からも明らかとなった。
実施例2
異種微生物に放線菌グルコースイソメラーゼを発現させ
るために、前記実施例1で作製したptl−GI−32
の一連のデレージョンプラスミドな5teven He
n1koffの方法[Gene、 28.351 (1
984)]及びYanisch−Perronらの方法
[Gene、 33.103(1985)] に基いて
作製した。勿論、デレージョンプラスミドの作製方法は
BaR31を用いる方法など他の方法もあり、適切であ
ればよい。ここでは遺伝子の5′−フランキング領域を
約2kb程欠損させることを目的とした。その結果、デ
レージョン変異株の1つでプラスミドpU−GI−32
−68をもつクローンを獲得した。このプラスミドは第
1図に示したグルコースイソメラーゼ遺伝子のイニシエ
ーターメチオニンに続くグルタミンコドンの第1文字ま
でを欠損していた(I参照)。そこで、このプラスミド
の5′末端に合成二重鎖オリゴヌクレオチド、 5’−
d[CAGCCATGGGCTTCC] をリガーゼに
より結合した。これをNcolにより切断後、大腸菌発
現ベクターpKK233−2のNco1部位に結合し、
3′−末端なfHl−in シた後、リガーゼで環状に
した。この発現ベクターをIacIQ株である大腸菌N
M522にトランスフオームした。この発現プラスミド
はIPTG添加により菌体内にグルコースイソメラーゼ
を生産することを菌体破砕上清のイミュノプロットおよ
び活性測定により確認した。本菌は微生物工業技術研究
所に寄託されており、その寄託番号はFERM P−り
τITである。
るために、前記実施例1で作製したptl−GI−32
の一連のデレージョンプラスミドな5teven He
n1koffの方法[Gene、 28.351 (1
984)]及びYanisch−Perronらの方法
[Gene、 33.103(1985)] に基いて
作製した。勿論、デレージョンプラスミドの作製方法は
BaR31を用いる方法など他の方法もあり、適切であ
ればよい。ここでは遺伝子の5′−フランキング領域を
約2kb程欠損させることを目的とした。その結果、デ
レージョン変異株の1つでプラスミドpU−GI−32
−68をもつクローンを獲得した。このプラスミドは第
1図に示したグルコースイソメラーゼ遺伝子のイニシエ
ーターメチオニンに続くグルタミンコドンの第1文字ま
でを欠損していた(I参照)。そこで、このプラスミド
の5′末端に合成二重鎖オリゴヌクレオチド、 5’−
d[CAGCCATGGGCTTCC] をリガーゼに
より結合した。これをNcolにより切断後、大腸菌発
現ベクターpKK233−2のNco1部位に結合し、
3′−末端なfHl−in シた後、リガーゼで環状に
した。この発現ベクターをIacIQ株である大腸菌N
M522にトランスフオームした。この発現プラスミド
はIPTG添加により菌体内にグルコースイソメラーゼ
を生産することを菌体破砕上清のイミュノプロットおよ
び活性測定により確認した。本菌は微生物工業技術研究
所に寄託されており、その寄託番号はFERM P−り
τITである。
[発明の効果コ
本発明により放線菌グルコースイソメラーゼをコードす
る遺伝子と該遺伝子を有する組換え体並びにその遺伝子
を発現する新規な微生物が提供される。このグルコース
イソメラーゼの活性と構造の関係をタンパク質工学的手
法を駆使することにより明らかにすることが出来るよう
になり、より優れた該酵素の創造につながると共に、グ
ルコースイソメラーゼの生産効率を上げることにも大き
く寄与することが出来る。
る遺伝子と該遺伝子を有する組換え体並びにその遺伝子
を発現する新規な微生物が提供される。このグルコース
イソメラーゼの活性と構造の関係をタンパク質工学的手
法を駆使することにより明らかにすることが出来るよう
になり、より優れた該酵素の創造につながると共に、グ
ルコースイソメラーゼの生産効率を上げることにも大き
く寄与することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はグルコースイソメラーゼ遺伝子の塩基配列を示
す。 特許出願人 農林水産省食品総合研究所長代 理 人
弁理士 久保1)藤 部 ≧3犀に乙 ≧ス 田E Q’m
す。 特許出願人 農林水産省食品総合研究所長代 理 人
弁理士 久保1)藤 部 ≧3犀に乙 ≧ス 田E Q’m
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)グルコースイソメラーゼに対応し、放線菌(Str
eptomces sp.)の染色体上に存在し、制限
酵素Bam Hlで切り出される5.7kb断片画分に
含まれる遺伝子。 2)遺伝子が、第1図に示した塩基配列を有するもので
ある特許請求の範囲第1項記載の遺伝子。 3)グルコースイソメラーゼに対応し、放線菌の染色体
の5.7kb−Bam Hl断片画分にプロモーター領
域と完全な当該酵素の翻訳領域並びに当該酵素遺伝子と
ポリシストロニックに発現するキシルロキナーゼ遺伝子
の一部を含むDNAを持つ組換え体。 4)DNAが、原核生物もしくは真核生物のベクターで
ある特許請求の範囲第3項記載の組換え体。 5)遺伝子が、第1図に示した塩基配列を有するもので
ある特許請求の範囲第3項記載の組換え体。 6)グルコースイソメラーゼに対応し、放線菌から得ら
れ、ショ糖密度勾配遠心法によりBam Hl完全消化
5.7kb−DNA断片画分に得られ、制限酵素Sph
lにより切り出されるDNA断片上に、プロモーター領
域を含む当該酵素構造遺伝子の大部分を含むDNAが組
み込まれているベクターを有する微生物。 7)微生物が、エシェリヒア・コリ、バチルス・ズブチ
リスまたはサッカロミセス・セレビシエである特許請求
の範囲第6項記載の微生物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62295739A JPH01137979A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | グルコースイソメラーゼ遺伝子、該遺伝子を有する組換え体および該組換え体を有する微生物 |
| SE8800331A SE500307C2 (sv) | 1987-11-24 | 1988-02-02 | Glukosisomerasgen från Streptomyces griseofuscus S-41 samt mikroorganism transformerad med rekombinant DNA innehållande genen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62295739A JPH01137979A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | グルコースイソメラーゼ遺伝子、該遺伝子を有する組換え体および該組換え体を有する微生物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01137979A true JPH01137979A (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0544278B2 JPH0544278B2 (ja) | 1993-07-05 |
Family
ID=17824543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62295739A Granted JPH01137979A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | グルコースイソメラーゼ遺伝子、該遺伝子を有する組換え体および該組換え体を有する微生物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01137979A (ja) |
| SE (1) | SE500307C2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009016355A3 (en) * | 2007-07-27 | 2009-04-16 | Secretary Trade Ind Brit | Cavitation detection |
| WO2024252885A1 (ja) * | 2023-06-07 | 2024-12-12 | 帝人株式会社 | セロビオースの製造方法 |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP62295739A patent/JPH01137979A/ja active Granted
-
1988
- 1988-02-02 SE SE8800331A patent/SE500307C2/sv not_active IP Right Cessation
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009016355A3 (en) * | 2007-07-27 | 2009-04-16 | Secretary Trade Ind Brit | Cavitation detection |
| US8696321B2 (en) | 2007-07-27 | 2014-04-15 | The Secretary Of State For Trade And Industry | Cavitation detection |
| EA019866B1 (ru) * | 2007-07-27 | 2014-06-30 | Ве Секретари Оф Стэйт Фор Трэйд Энд Индастри | Детектирование кавитации |
| WO2024252885A1 (ja) * | 2023-06-07 | 2024-12-12 | 帝人株式会社 | セロビオースの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SE8800331L (sv) | 1989-05-25 |
| SE500307C2 (sv) | 1994-05-30 |
| JPH0544278B2 (ja) | 1993-07-05 |
| SE8800331D0 (sv) | 1988-02-02 |
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