JPH01144418A - ポリ芳香族アミンの製造方法 - Google Patents

ポリ芳香族アミンの製造方法

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JPH01144418A
JPH01144418A JP30356987A JP30356987A JPH01144418A JP H01144418 A JPH01144418 A JP H01144418A JP 30356987 A JP30356987 A JP 30356987A JP 30356987 A JP30356987 A JP 30356987A JP H01144418 A JPH01144418 A JP H01144418A
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JP
Japan
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aminothiophene
aniline
polyaromatic
producing
oxidative
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Application number
JP30356987A
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English (en)
Inventor
Hisao Kitano
尚男 北野
Fumio Tanimoto
文男 谷本
Fumihiro Omori
大森 文博
Shuji Kitamura
修二 北村
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Research Institute for Production Development
Original Assignee
Research Institute for Production Development
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Publication date
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリ芳香族アミンの製造法に関するものであっ
て、本発明を用いた製品は導電性材料。
色素原料、センサー材料、電嬌材料、臭気除去材、R水
処理剤、農業用薬剤等として広範な用途を有するもので
あり、その利用分野は多岐にわたるものと考えられる。
[従来の技術] これまでポリアニリンについては多くの発表が行なわれ
ており(例えば時開0.昭61−197633.昭61
−204266、昭62−131028.昭62−16
1830および第24回電池討論会・予稿集、197頁
、昭和58年)、またポリチオフェンについても多くの
発表がある(時開4.昭56−47421.昭58−2
3827.および高分子学会・年次大会予講果、第31
巻、 No、IO,2827頁。
昭和57年ならびに第32巻、 No、3.528頁、
531頁、昭和58年)、シかしながら2−アミノチオ
フェンの重合体とか共重合体については本発明者らによ
って研究されているだけで2−アミノチオフェンを含む
ポリ芳香族アミンに関しては全く発表されていない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らの初期の研究からすれば2−アミノチオフェ
ン類が通常の酸化反応によってはアンモニア、硫化水素
および炭化物に分解しポリマーの原料としては礪めて不
適当な化合物であった。すなわち、2−アミノチオフェ
ン類の酸化分解というのはアニリンに比べて操めて速み
やかであることのほか、特定の条件下においては2−ア
ミノチオフェンが3−アミノチオフェンに転位すること
等により、2−アミノチオフェン自身の重縮合はもとよ
り、他物質との共縮合についても成功したことがなかっ
たのである。本発明者らはこの不安定な2−アミノチオ
フェンの化学的性質に関して基礎的な多くの研究を行な
い、これをポリマーに誘導するための技術の蓄積を行な
い、工業材料としての特徴を見いだすことを急務として
きた。
[問題点を解決するための手段]と[作用]本発明者ら
は2−アミノチオフェンまたはその誘導体から得られる
オリゴマーおよびポリマーに関して従来から多くの研究
を行なってきた結果初めてポリ(2−アミノチオフェン
)の合成に成功し、上手に作られたポリマーは予想に反
して安定であって導電性材料として興味ある性質を有す
ることを明らかにしたのである。その後この研究成果を
さらに工業化するための一つの過程として2−アミノチ
オフェン類とアニリン類との共縮合反応について鋭意研
究を続けたのであるが、従来の技術からは推測できなか
った2−アミノチオフェン類とアニリン類とを原料とす
る全く新しい共縮合樹脂であるポリ芳香族アミンを発明
したのである。
すなわち本発明者らは一般式(1)で表わされる2−ア
ミノチオフェンと一般式(If )で表わされるアニリ
ンとを酸化的縮合させることによって本発明に示すポリ
芳香族アミンの製造法を確立したのである。
タタシ、(1)および(if)ニおL+’でXt、L、
Xsはそれぞれ水素原子、メチル基またはエチル基のい
ずれかであり、これらは同一であっても別異であっても
よいのであるが、メチル基またはエチル基である場合に
は(1)においては3−または4−位置に、(II)に
おいては2−.3−.5−または6−位置に結合してい
ることを示すにのポリ芳香族アミンは酸性溶液中におい
て(1)と(II)とを化学酸化剤による酸化、または
電気化学的酸化によって合成できることを明らかにした
。なお(I)に示す2−アミノチオフェンまたは(1■
〕に示すアニリンは、それらのいずれかまたは両者がそ
の酸塩と金属ポリハロゲン化物との錯塩もしくは複塩の
形であっても本発明の原料として用いられるものである
ことを認めたのである。さらに上記の化学酸化または電
気化学的酸化の後工程としてポリマーの安定化処理を必
要とする場合にはアルキル化、アラルキル化、アシル化
、スルホニル化、カルバモイル化、チオカルル化1部分
還元、ジアゾ化とカップリング、第四級アンモニウム塩
化または不溶性塩形成よりなる群からえらばれた少くと
も一つの反応を行なって安定化させることにより性質の
良好なポリ芳香族アミンの得られることを明らかにした
のである。
以下、本発明の技術的内容について具体的に説明するこ
とにする。
一般式(1)で表わされる2−アミノチオフェンの代表
的なものを示すと2−アミノチオフェン、2−アミノ−
3−メチルチオフェン、2−アミノ−4−メチルチオフ
ェン、2−アミノ−3−エチルチオフェン、2−アミノ
−4−エチルチオフェンの単独もしくは二種以上の混合
物であり、それらは塩酸塩、@酸塩その他の鉱酸塩ある
いは有機酸塩であっても差支えないが、水または有機溶
剤に対して不溶性の塩は除外される。また、さらに2−
アミノチオフェンの酸塩と金属ポリハロケン化物(例文
ばMgC1t、 AlCl5. TiCl4. VCl
4゜FeC15,GoCl、  NiC1x、  Cu
C1t、  ZnC1,、CeC15゜ZrC1n、 
 NbCl5.  CdC1g、  InC15,5n
C14,5bC1s。
5bC1s、 IIgCl、等)との錯塩や複塩も本発
明の原料として有用であり、工業的見地からは(2−ア
ミノチオフェン塩酸塩) t−5nCLが合成ならびに
取扱いがもっとも容易なため有利な原料と見なされる。
一般式(II)で表わされるアニリンの代表的なものを
示すとアニリン、o−トルイジン、m−トルイジン、0
−エチルアニリン、m−エチルアニリン、2.3−キシ
リジン、2.5−キシリジン、2.6−キシリジン、3
.5−キシリジン。
2.6−ジエチルアニリン、2−メチル−6−エチルア
ニリンの単独もしくは二種以上の混合物であり、それら
は塩酸塩、硫酸塩その他の鉱酸塩あるいは有機酸塩であ
っても差支えないが、水または有機溶剤に対して不溶性
の塩は除外される。また上記の2−アミノチオフェンの
酸塩と金属ポリハロゲン化物において例示したような金
属ポリハロゲン化物との錯塩や複塩も本発明の原料とし
て用いられるのである。なおアニリンの場合には工業的
見地からして塩の中では塩酸塩、@酸塩、酢酸塩が有利
であり、核置換アニリンの塩の中では塩酸塩が使用し易
いのである。
酸化的共縮合が酸性溶液中において行なわれる場合、こ
の酸性溶液を形成する酸は塩酸、硫酸。
硝酸、スルファミン酸、アリールスルホン酸、フッ化水
索酸、ホウフッ化水素酸、ヘキサフルオロリン酸、臭化
水素酸、過塩素酸、塩素酸、ギ酸。
酢酸、モノクロル酢酸、トリクロル酢酸等の中より選ば
れる。この中で工業的に有利な酸は塩酸。
硫酸、ホウフッ化水素酸あるいは酢酸である。酸性溶液
を形成する溶剤としては、水、メタノール、エタノール
、プロパツール、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジオキソラン、メチルエチルケトン、酢酸等の
ごとく水に易溶性の溶剤の中から選ばれ、場合によって
はアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、N−メチル
ピロリドン等のごとき含窒素溶剤も用いることができる
。なおこれらの溶剤は単独であるいは二種とか三種混合
した形で用いられるもので、アセトン水溶液等が実用的
である。
化?酸化剤としては過硫酸アルカリ、クロム酸アルカリ
、重クロム酸アルカリ、クロム酸、過酸化水素、過ホウ
酸アルカリ、過炭酸アルカリ、過ハロゲン酸アルカリ、
有機過酸化物、塩化第二鉄、硝酸、(irl酸塩、二酸
化マンガン等の単独もしくは二種以上の混合物が用いら
れる。
この化学酸化剤による酸化の一般的な操作法は2−アミ
ノチオフェンとアニリンとを含有する水溶液または有機
溶剤溶液に酸化剤の溶液を添加して通常の酸化反応の温
度よりも低い温度、つまり多くの場合には一20〜+8
0℃において徐々に数〜数十時間かけて酸化反応を進行
させることである。酸化反応が緩慢に行なわれた場合に
は2−アミノチオフェンとアニリンとが円滑に共縮合が
行なわれ、その反応液が黄色→緑色または緑褐色−〉濃
緑色または濃緑暗色に色調を変えてゆくのが観察される
。この反応を非常に長時間かかつて行なうと共縮合物は
最終的に樹脂化して精製が困1i11Gごなりでくるの
で都合のよい段階で反応を中正するのがよい、この中正
は還元剤を加えるとかpHな中性(pH=5〜7)に近
くに移動させることによって簡単に行なうことができる
さて、この反応を通じて本発明者らが発見したことは(
1)に示す2−アミノチオフェンの酸化的組合反応が(
II )に示すアニリンの存在によって酸化分解等の副
反応を抑制しつつ進行することと、さらにはアニリンの
酸化的縮合反応において屡々みられる反応開始の遅れと
か酸化途中での反応性の低下という問題を2−アミノチ
オフェンを存在させることによって防止できることであ
る。
このことはモノマーとしての2−アミノチオフェン(り
およびアニリン(n )の双方の欠点を同時に解決する
ものであってこのことは全く予期できないものであった
。もつともこの両者の共縮合は・ltI′i1合反応の
配向位置を相互にうまく制御できるという利点を有し、
等モルtの原料を使用した場合には次式のごとき基本構
造](A)〜(D)1ができるものと思われる。
λ3 (1’)      (II ) (A)            (B)(C1(D) そしてこのような(A)〜(D)の中間段階を経て最終
的には次に示すような礪限的構造【(E)および(F)
]を有する濃色のポリマーになる。
(E)と(F)はポリマー鎖の二重結合が結合交替した
形になっており、この中間に種々の構造欠陥を有する状
態が存在すると思われこれに起因して電子移動が行なわ
れる。このようにして本発明にいう導電性のポリ芳香族
アミンが合成できる。
なお、このポリ芳香族アミンの原料である2−アミノチ
オフェンとアニリンとの共縮合における使用割合は前者
/後者=0.5〜99.5(モル%)/99.5〜0.
5(モル%)の範囲内において何らの不都合な〈実施で
きるものである。
以上の方法によって得られたポリ芳香族アミン粉末(脱
ドーピングしたもの)は吸着活性が高く、水溶液中の酸
8重金属イオン、高分子イオンを良く収着する。またこ
の粉末を加圧成型したものの導電性は半導体領域にある
が、IよとかAshでドーピングすることによって導電
度σ=101〜10’S/c+aの範囲に入ってくる。
本発明のポリ芳香族アミンの合成法として化学酸化剤に
よる酸化のほかに電気化学に行なわれる電解酸化法があ
る。この方法によるときは2−アミノチオフェン(1)
とアニリン(II )とを水。
アルコール、エーテル、アセトニトリル、その他の掻性
非プロトン溶剤の単独もしくは二種以上の混合溶剤に溶
解し適当な電解質(例えば塩酸、fIiL酸、ホウフッ
化水素酸、ヘキサフルオロリン酸。
ヘキサフルオロヒ酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、トルフルオロ酢酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸、過塩素酸の単独あるいは二
種以上の混合物もしくはこれらのアルカリ塩、第四級ア
ンモニウム塩)を加えて0.5〜20.OVの電圧をか
け電気分解を行なうのである。この場合の電掻としては
白金電橋、銅電礪、ステンレススチール電纒、ニッケル
電橋、金電礪、炭素電極、ネサ膜を付着したガラスもし
くはプラスチックスの電[B、ITO膜を付着したガラ
スもしくはプラスチックスの電掻を用いて通電すると電
礪上にフィルム状のポリ芳香族アミンが析出する。この
場合電掻表面をプラスチックス・フィルムで被覆してお
くとプラスチックス・フィルム面にポリ芳香族アミンが
析出し両者が複合した形のものができる。そしてこの時
の電橋表面をパターン化しておけばパターン化された複
合樹脂フィルムが得られるのである。酸もしくは塩の存
在下で電気化学的に酸化が行なわれた場合にはこの方法
によって析出したポリ芳香族アミンは暗褐色〜黒色を呈
し多少ともドーピングされたものとして得られる。この
ようなポリ芳香族アミン膜をアンモニア水で処理すると
脱ドーピングされてσ= 10−’〜10−’S/cm
になる。またドーパントを用いて処理するとσ=101
〜l03S/amになる。−殻内に云ってこの程度の導
電性では電気材料としてとくにすぐれているとは云い難
いが、導電材料以外の目的にはこの程度で充分である。
なおドーピングというのはポリ芳香族アミンのバンド・
ギャップを縮めるために行なわれるもので、ポリ芳香族
アミンのドーパントとしては酸素、ハロゲン、ルイス酸
、ルイス塩基、ブレンステッド酸またはその塩、アルカ
リ金属またはその塩、アルカリアミド、第四級アンモニ
ウムイオンまたはその塩、有機金属化合物、電荷移動錯
体成分等がアクセプター(p型ドーパント)又はドナー
(n型ドーパント)として有効である。とくにドーパン
トとして効果のある物質を示すと ロrt、 It、 
Br1.肝、。
AlCl5.   InC15,FeC15,CeC1
5,so3.   FSOsll、  PFs。
PFa、AsF5. AsF5.5bFa、 5bCL
s、 WCla、 MoCl5゜Li叶s、 Ntl、
肝、(この1■がアルキル基で置換されたもの) 、L
iPFa、 N114PFa  (このHがアルキル基
で16換されたもの) 、LiAsFa、 LiC10
4,NH4C104(このHがアルキル基で置換された
もの) 、 NaNtlz。
ブチルリチウム、フェニルリチウム、ナフタリンリチウ
ム、ナフタリンカリウム笠の単独あるいはこれらの二種
以上の混合物である。これらのドーパントはその性状に
より気相法、液相法あるいは電解法のいずれかによりポ
リ芳香族アミンに添加されドーピングされ導電性の向上
に寄与する。もっとも臭気除去材、廃水処理削等ポリ芳
香族アミンの吸着性能を要求する用途に用いる場合には
必ずしもドーピングを必要としない。
なお、本発明の方法は(りおよび(■)に示す化合物を
主たる原料とするものであるが、二次的な成分としてN
、N−ジメチルアニリン、N−メチルアニリン、N−エ
チルアニリン、フェニレンジアミン、フェニルヒドラジ
ン、アミノフェノール、p−Wi換アニリン、各種フェ
ノール類、ナフチルアミン、ナフトールその他の(1)
11口と酸化的共縮合し易い芳香族化合物を修飾剤とし
て(1)と(1■)との合計機のloffiffi%以
下の量を混合して原料とすることができる。
さらに本発明の方法は(1)および(+1 )で表わさ
れる原料を上記した酸化的共縮合させた後、その分子中
の活性水素原子を化学処理して安定化させ各種の用途に
適するごとく性質を改良することができるのである。こ
の化学処理は前記した(A)と(B)では主鎖中のNH
基に対して行なわれ(C)と(D)では末端基のNH,
基またはその酸化により生成するNHOH基、011基
に対して行なわれる。そして(1)と(II)に対して
修飾剤としてフェニレンジアミン、フェニルヒドラジン
、アミノフェノール、各種フェノール類等が混入されて
共縮合させられた場合にはこれらの存在に原因する未反
応アミノ基や水酸基を保護する意味でこの安定化は重要
である。
次に代表的な化学処理について化学反応式を用いて示す
ことにする。ただし、ポリ芳香族アミン中の活性部分を
RR’ NHまたはROH(Rはポリマー残基、R′は
水素原子またはポリマー残基とする)と部用化して主た
る反応のみを示す。
アルキル化−−−−−R11’NH+CHs[3r  
RR’NCHsアラルキル化・・・RR’ NH+ C
,11,CHIC1→RIB’ NCHxCaHsアシ
ル化・・・・・・・RR’ Nll+ RCOCI −
RR’ NGORアシル化・・・・・・・RR’ NH
+ (CIIsCO) 、0− RR’ NCOCH3
置換フェニル化・・・RR’ NII+ 2.4− (
No□1tcaHsF−RR’ NC,R3(NO□1
 g−2,4スルホニル化・・・RR’ NIl+ C
ll5CaH,SO□C1→+1R’ NSO,C,1
1,CI+。
カルバモイル化・・・・・RR’ Nll+ C,11
,NC0−RR’ NC0NIICalls チオカルバモイル化・・・・・RR’ NH+ CaH
sNC5−RR’ NC3NIICalls ウレタン化・・・・・ROIl+ CaHaNCORO
CONtlCallsメチロール化、シフベース化・・
・・・RR’ NH+ ICll0→RR’ NC1[
*Oll→IIR’ N=C11□不溶性塩形成・・・
RR’ NH+ R” C00II −RR’ NH,
R”COO−以上の反応式には単官能試薬を用いた場合
のみを示したが三官能あるいは三官能の試薬を用いて以
上の反応を効果的に行なうこともできるのは当然である
[実施例] 本発明者らは以上に示してきたごとく、ポリ芳香族アミ
ンの製造法に関して多数の実験を行ない、本発明の優秀
性を明らかにしたのであるが、さらに本発明の技術的内
容を詳述するため、実験例の中から二、三の代表例を抽
出して以下に実施例として示すことにする。したがって
本発明の方法は単に以下の実施例のみに限定して解釈さ
れるべきではなく、本発明の趣旨と精神を逸脱せざる限
り、任意にその実施態様を変更して実施しうることは勿
論である。
実施例1 2−アミノチオフェン塩酸塩・塩化第二錫複塩5、32
 g 、アニリン1.86gを水20m1.メタノール
40m1.アセトン40m1の混液に分散し濃塩酸6m
lを加えて溶解する。この溶液に過硫酸アンモニウム水
溶液[(Nt14) tstOs I 1.5g+ l
1z0201111を加えて窒素雰囲気で撹拌して0℃
に冷却する0反応混合物は淡黄色から淡緑色に変わり、
数時間後には濃緑色になる。反応開始より5時間後に反
応混合物は濃紺色の沈殿物を生ずるようになるが、0〜
3℃で!5時間反応を続行した後、生成した暗緑色の重
合物を濾別する。この重合物を充分水洗した後酢酸ナト
リウム水溶液で洗浄してpl+5〜6となし、さらに水
洗後減圧乾燥してポリ芳香族アミンの粉末となす(なお
濾液中にはスズ塩およびオリゴマーが溶解している)、
このポリ芳香族アミンの収率は2−アミノチオフェンと
アニリンとがl:1の割合で縮合しているものとすれば
収率は55%になる。なお元素分析値は次のごとくであ
った6C=64.旧%、 H=3.69%、 N=14
.88%(計算値:C=64.15%、 I(=3.7
7%、N=14.96%)実施例2〜7 実施例1においてアニリンの代わりに表1に示すアニリ
ン0.02モルを使用して同様な酸化的共縮合を行なわ
せると重合反応が進行し表1に示すポリ芳香族アミンが
得られた。
表  1 実施例8〜IO 実施例1において2−アミノチオフェン塩酸塩・塩化錫
複塩のかわりに表2に示すチオフェン複塩0.1モルを
使用して同様な酸化的共縮合を行なわせると重合反応が
進行し表2に示すポリ芳香族アミンが得られた。
表  2 実施例11−19 実施例1の方法で得られたポリ芳香族アミン(脱ドーピ
ング物)は遮光下において不活性ガス雰囲気中で取扱わ
れる限り褐色の粉末であるが、空気中に放16すると徐
々に暗色化し遂に黒色粉末になってしまう、それでこの
粉末の耐酸化性を向上させるため、ポリ芳香族アミン0
.01gをピリジン0、2mlに分散して表3に示す試
薬0.2mlを加え混和して40〜50”Cに1時間放
置後反応混合物を水中に投入し生成する沈殿を捕集して
水洗後真空乾燥して粉末となし濾紙上に拡げて同時間保
ち原料のポリ)7香族アミンとの空気中での安定性を変
色具合から比較した結果を表3に示す。なお、−収約に
この化学処理を行なったものは安定性の判定結果がよく
、この方法は臭気除去材として応用しようとする場合等
には重要である。
表3 実施例20 IN−ホウフッ化水素酸水溶液200m1を水冷してお
き、これに2−アミノチオフェン塩酸塩0.05モル、
アニリン塩酸塩0.05モルを溶解する。ネサガラスを
陽礪としまた白金板(2cmX 2 cm)を陰礪とし
て挿入し、0℃で通電する。印加電圧は2V、電流密度
は2〜3 mA/cm″で1時間電解後陽礪上に析出し
たフィルム状のポリ芳香族アミンを注意して剥離し、水
洗乾燥後導電性を測定したところσ= Its/co+
であった。このものを稀アンモニア水を用いて補償して
やればσ= 0. Is/cmになり、さらにこれを乾
燥後五フッ化ヒ素による気相ドーピングを行なったとこ
ろσ= 2 Is/cmになった。
実施例21〜24 2−アミノチオフェン0.05モルおよび表4に示す項
のアニリンをアセトニトリル!50m1 、テトラヒド
ロフラン3011の混液に溶解する。さらにこれにヘキ
サフルオロリン酸リチウム2gを溶解する。陰礪に白金
板(2cmX 2 cm)を、また陽換には柔軟性のあ
る゛ト透明性のポリエステルフィルムを銅板(2cmX
 2 can)に密着貼付したものを用いて、印加電圧
5vで2時間電解を行なった後ポリエステルフィルムを
剥離してメタノール、脱酸素水で洗浄後真空乾燥すると
ポリ芳香族アミンが密着したポリエステルフィルムかえ
られた。この方法で陽i4に4板をパターン化された掻
板に変えてやるとポリ芳香族アミンがポリエステルフィ
ルム面にパターン化された形に析出する。
このようにして得られたポリ芳香族アミンを気相でドー
ピングして導電性(σ)を測定した結果は表4のとおり
である。
表  4 実施例25〜30 遮光した反応容器に窒素気流中で2−アミノチオフェン
 1.8g (0,02モル)、アニリン9.3g (
0,10モル)および表5に示すアミノ化合物口、旧モ
ルを入れ、IN−塩酸150m1およびアセトン150
m1を加えて溶解し水冷しておく。この水冷混合物をは
げしく撹拌しつつ0℃に冷却した表5に示す化′7酸化
剤0.1モルを含む濃厚水溶液(室温)を添加し10時
間反応を続けた後、酢酸ナトリウム水溶液を添加してp
Hを4〜5に調整し3時間後に生成した沈殿濾別し充分
水洗後減圧乾燥して粉本としポリ芳香族アミンの収率を
求めた結果は表5のとおりである。
表5において生成した粉末は加圧成型して淀剤化しヨー
ドを溶解した塩化メチレンに浸漬してドーピングすると
いずれも導電性が付与されσ=10−2〜IO’S/c
mの範囲になることが認められた。
[発明の効果] 本発明はポリ芳香族アミンの製造法に関するものであっ
て、本発明を適用して得られた製品は導電性材料、1礪
材料というような電気的な用途ばかりでなく、皮革用染
料、センサー材料、農又用薬剤というような化学工業素
材としても利用価値があり、さらに臭気除去材、廃水処
理剤1重金属イオン捕集剤のごとき一般産業分野におけ
る用途が見いだされつつあるので、本発明の実施の効果
は削口すべきものであると考えられる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )で表される2−アミノチオフェン
    と一般式(II)で表されるアニリンとを酸化的縮合させ
    ることを特徴とするポリ芳香族アミンの製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) ただし、( I )および(II)においてX_1、X_2
    、X_3はそれぞれ水素原子、メチル基またはエチル基
    のいずれかであり、これらは同一であっても別異であっ
    てもよいのであるが、メチル基またはエチル基である場
    合には( I )においては3−または4−位置に、(II
    )においては2−、3−、5−または6−位置に結合し
    ていることを示す。
  2. (2)酸化的共縮合が酸性溶液中において化学酸化剤に
    よる酸化により行われる特許請求の範囲第1項に記載の
    ポリ芳香族アミンの製造法。
  3. (3)酸化的共縮合が酸性溶液中において電気化学的に
    行われる特許請求の範囲第1項に記載のポリ芳香族アミ
    ンの製造法。
  4. (4)2−アミノチオフェンが2−アミノチオフェンの
    酸塩と金属ポリハロゲン化物との錯塩又は複塩の形で用
    いられる特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか一
    つに記載のポリ芳香族アミンの製造法。
  5. (5)アニリンがアニリンの酸塩と金属ポリハロゲン化
    物との錯塩の形で用いられる特許請求の範囲第1項乃至
    第4項のいずれか一つに記載のポリ芳香族アミンの製造
    法。
  6. (6)一般式( I )で表される2−アミノチオフェン
    と一般式(II)で表されるアニリンとを酸化的共縮合さ
    せた後アルキル化、アラルキル化、アシル化、スルホニ
    ル化、カルバモイル化、チオカルバモイル化、ウレタン
    化、メチロール化、第四級アンモニウム塩化または不溶
    性塩形成よりなる群からえらばれた少くとも一つの反応
    を行なって安定化させることを特徴とするポリ芳香族ア
    ミンの製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) ただし、( I )および(II)においてX_1、X_2
    、X_3はそれぞれ水素原子、メチル基またはエチル基
    のいずれかであり、これらは同一であっても別異であっ
    てもよいのであるが、メチル基またはエチル基である場
    合には( I )においては3−または4−位置に、(II
    )においては2−、3−、5−または6−位置に結合し
    ていることを示す。
  7. (7)酸化的共縮合が酸性溶液中において化学酸化剤に
    より行なわれる特許請求の範囲第6項に記載のポリ芳香
    族アミンの製造法。
  8. (8)酸化的共縮合が酸性溶液中において電気化学的に
    行なわれる特許請求の範囲第6項に記載のポリ芳香族ア
    ミンの製造法。
  9. (9)2−アミノチオフェンが2−アミノチオフェンの
    酸塩と金属ポリハロゲン化物との錯塩又は複塩の形で用
    いられる特許請求の範囲第6項乃至第8項のいずれか一
    つに記載のポリ芳香族アミンの製造法。
  10. (10)アニリンがアニリンの酸塩と金属ポリハロゲン
    化物との錯塩の形で用いられる特許請求の範囲第6項乃
    至第9項のいずれか一つに記載のポリ芳香族アミンの製
    造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001261989A (ja) * 2000-01-14 2001-09-26 Tokyo Shikizai Kogyo Kk 黒色顔料の製造法
JP2005255905A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Tokyo Shikizai Kogyo Kk 新規ポリアニリン及びその製造法

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