JPH0114587Y2 - - Google Patents

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JPH0114587Y2
JPH0114587Y2 JP8367880U JP8367880U JPH0114587Y2 JP H0114587 Y2 JPH0114587 Y2 JP H0114587Y2 JP 8367880 U JP8367880 U JP 8367880U JP 8367880 U JP8367880 U JP 8367880U JP H0114587 Y2 JPH0114587 Y2 JP H0114587Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はジアゾ複写機或いは電子複写機の自動
原稿給紙装置に関するものである。
近年のジアゾ複写機はより小型化及び高速自動
化が要望される。そこで、原稿自動リピート機構
及び感光紙の自動給紙装置を備えたジアゾ複写機
に対し、これにドツキングせしめた小型の自動原
稿給紙装置(以下ADFという)であつて、ジア
ゾ複写機のリピート機構とも連動しながら原稿を
次々と一定の間隔をおきながら送り出すようにし
たものが既に提案されている(特願昭55−042803
号=特開昭56−140336号)。
しかしADFをこのように構成する場合の問題
点の1つは、ADFの原稿給紙動作の停止はADF
の停止スイツチが押されたとき直ちに行なわれて
もよいかどうかという点である。通常、ADFの
停止スイツチを使用者がいつ押すかは全く予測さ
れない事項であり、従つて原稿カセツトから給紙
された原稿がまだADFの原稿搬送路途中に在る
状態下で停止スイツチがONされる確率は非常に
高い。このような事態は、例えば或る使用者が
ADFを用いて多数枚の原稿につき複数部のコピ
ーを得るような複写を行なつている途中におい
て、他の使用者の別カセツトの原稿を優先的に複
写したい場合(割込複写)等において生ずる。従
つて停止スイツチのONと同時に直ちに原稿給紙
動作が停止するようにADFを構成するときは、
ADFの原稿搬送路途中に原稿が残つている状態
下でADFが停止するという不都合を生ずる欠点
がある。
本考案の目的は上記欠点のない自動原稿給紙装
置を提供することにある。
以下に図示の実施例について詳細に説明する。
第1図は本考案の原稿自動給紙装置(ADF)
をジアゾ複写機1と結合した状態で示したもので
ある。
まず本考案の理解を容易にするために、複写機
1について簡単に説明しよう。
原稿受入口2の近傍に設けた原稿受入ローラ対
3の下側ローラと、そして原稿及び感光紙が重ね
合せられる合流点Aの手前に設けたフイードロー
ラ対4の下側ローラとには、原稿挿入用の搬送ベ
ルト5が巻掛けてあり、これにより原稿挿入路が
形成されている。また感光紙給紙台6から合流点
Aまでの間に搬送ベルト7が設けてあり、これに
より感光紙挿入路が形成されている。合流点Aか
らは、該合流点Aに設けたローラ8、焼付シリン
ダ9、ローラ10,11及び12に巻掛けた搬送
ベルト13が続いている。14,15は感光紙と
原稿の重合体を吸引し分離するための分離タンク
である。ベルト13はローラ10,11間にてこ
の分離タンク14上を通るようになつており、他
方の分離タンク15に対してはローラ16,17
間に巻掛けた搬送ベルト18が通過するようにな
つている。ローラ11の後方(第1図の上方)に
は現像部19が位置し、またローラ16の後方
(第1図の左側)には搬送ベルト20が続いてい
る。
この搬送ベルト20はローラ16近くに位置す
るローラ21とフイードローラ対4の上側ローラ
との間に巻掛けられ且つローラ22,23によつ
てV字状を保たれており、ローラ22と上側フイ
ードローラ4との間の領域は原稿挿入用の搬送ベ
ルト5と平行に走つている。従つて、搬送ベルト
20のローラ21と22の領域は、原稿を搬送ベ
ルト5の原稿挿入路の途中へ戻す原稿帰還路とし
ても機能し得る。即ち、搬送ベルト20により、
搬送ベルト20,13及び15から成る原稿のリ
ピート経路が形成される訳である。但し搬送ベル
ト20のローラ21と22の領域には、中間にリ
ピート解除爪24が設けてあり、この爪24が図
のように突入した解除位置に在るときは、原稿は
ガイド板25、ローラ対26を通つて機外に排紙
される。
上記リピート経路の全長は、A4サイズの原稿
を横長にして3枚同時に循環し得るような長さに
定めてある。従つてB4サイズの原稿については
これを縦長にして2枚同時に循環させることがで
きる。このように原稿を循環させる動作を本明細
書では「リピートモード」、そして原稿帰還路か
ら原稿挿入路に戻さずにそのまま1回の露光処理
だけで機外に原稿を排紙させる動作を「ワンツー
ワンモード」と称することにする。従つてリピー
トモードにおいて同時にリピート経路を循環しう
る原稿の枚数は、原稿のサイズによつて決定さ
れ、この枚数を超えて原稿が、原稿自動給紙装置
ADFから複写機1内に連続して送り込まれた場
合は、これらの原稿は原稿帰還路を通つて既に循
環している原稿と重なつて露光部に送られること
になる。そこで、リピート経路内を同時に循環可
能な枚数の原稿がADFから送り出されようとす
るときは、原稿の挿入を一時停止させ、あらかじ
めプリセツトしたリピート回数の循環が完了し
て、リピート経路内にあつた原稿が全部リピート
経路外に排出されると再び原稿の給紙が再開され
るようにする必要がある。この目的で複写機1内
の適宜の場所に、搬送ベルトと同期して回転する
リピート回数カウント用カム27(第2図)が設
けられている。このカムは第2図に示す如く、周
囲の1箇所に突出部27aを有する円板カムであ
つて、原稿受入口近傍に設けた検知スイツチSW
1又は原稿帰還路入口に設けた検知スイツチSW
4のonによつてソレノイドSOL3が極く短い時
間励磁されて、そのプランジヤーが一瞬引かれる
ことにより回転を始め一回転すると停止する、い
わゆる1回転カムになつている。この1回転の時
間は、原稿が複写機1内のリピート経路を1回循
環するに要する時間より少し短かく設定されてい
る。カム27の周囲には2つのマイクロスイツチ
SW5及びSW6が配設されており、これらのス
イツチは突出部27aにより作動する。スイツチ
SW6は複写機1内の原稿リピート経路内に同時
に挿入しうる枚数の原稿が複写機1内に送り込ま
れると原稿の給紙を一時停止させる信号を発生す
るスイツチであり、スイツチSW5は原稿リピー
ト回数をカウントし、あらかじめセツトされた回
数リピートした原稿がリピート経路より排出され
た後、原稿給紙を再開させるための信号を発生す
るスイツチである。
リピート動作は次のようにしてなされる。この
場合、挿入される原稿は説明の便宜上1枚だけと
する。
原稿が複写機1に送り込まれると、まず原稿の
先端がスイツチSW1をonさせる。これによりリ
ピート解除爪24のソレノイドSOL1が励磁さ
れ、リピート解除爪24が変位して原稿帰還路を
閉成すると同時に、感光紙自動給紙装置のクラツ
チMC1′が一定時間onする。これにより給紙コ
ロ28が一定時間回転し、給紙台6上に載置され
た感光紙Sの最上の1枚を送り出す。1枚目の感
光紙Sの先端が感光紙挿入路途中に設けた検知ス
イツチSW2をonにすると、先端合せ用のソレノ
イドSOL2がonされる。これにより、原稿挿入
路における搬送ベルト5及び20の重複領域の途
中に設けた先端合せ爪29が下りて原稿挿入路を
遮断し、原稿はこれに遮られて一旦停止する。感
光紙Sの先端が感光紙挿入路途中に設けた第2の
検知スイツチSW3をonさせると前記ソレノイド
SOL2がoffとなり、先端合せ爪29は上り、原
稿は再び前進する。先端合せ爪29及びスイツチ
SW3のそれぞれから合流点A迄の距離は正確に
一致する如く設定されている。原稿Oと感光紙S
の先端はA点にて完全に合致して重合し、搬送ベ
ルト13によりシリンダー9に送られ、重合体は
シリンダー9とベルト13に挾持され搬送されな
がらシリンダー内の光源によつて焼付けが行われ
る。焼付けが完了した重合体は分離タンク14,
15により分離され、感光紙Sは現像部19に送
られて現像された後コピー受けに排出される。一
方、原稿Oは搬送ベルト20に引渡され、まず原
稿帰還路入口のスイツチSW4を作動させる。こ
れにより感光紙自動給紙装置のクラツチMC1′
が入り2枚目の感光紙が1枚送り出され、前述の
方法で先端を一致させて重合し、露光部に送り込
まれる。かくの如くして原稿はリピート経路内を
繰返して循環し、その都度自動的に次の感光紙と
重合されて複写が行われる。
さて、第2図において、リピート回数カウント
用カム27は、原稿がスイツチSW1をonさせる
ことにより1回転し、次にその原稿がSW4をon
させることにより第2回目の回転を行ない、1回
転が終る度にカム凸出部27aによりスイツチ
SW5を作動させてカウント信号をリピートカウ
ンター回路30に送る。カム27の1回転に要す
る時間は、リピート経路を原稿が1回循環するに
要する時間より少し短かく設定されているので、
カム29が1回転して停止した後、僅かの間隔を
置いてスイツチSW4により再び回転を開始し、
確実にリピート回数をカウントすることができ
る。なお、同時に3枚の原稿がリピート経路と循
環する場合、スイツチSW1,SW4は3枚の原
稿の先端によりその都度作動するが、カム27が
回転中にソレノイドSOL3が一瞬引かれてもカ
ム27の回転に影響を与えないので、結局3枚の
原稿が1回リピートする度に1回のカウント信号
がリピートカウンター回路30送られるだけであ
る。
カウント信号の数があらかじめプリセツトダイ
ヤル31によりリピートカウンター回路30に記
憶されたリピート回数と一致すると、カウンター
回路30に一致信号が発生し、フリツプフロツプ
F/Fをセツトせしめる。またこの一致信号によ
りソレノイドSOL1がoffになり、リピート解除
爪24が帰還路を遮断し、機外排出路を開成する
ので、原稿は機外の原稿受けに排出される。原稿
が排出される前に原稿の先端がスイツチSW4を
作動させるが、リピート回数が完了したことはそ
の直前にリピートカウンター回路30により検知
されているので、この場合はスイツチSW4の作
動にかかわらずMC1′は作動せず感光紙が無駄
に送り出されることは防止されている。上記のス
イツチSW4の作動によりソレノイドSOL3が励
磁され、カム27が回転しはじめるが、この場合
のカム27の回転の目的は、リピート回数のカウ
ントではなく、原稿がリピート経路より完全に排
出される迄の時間を取ることにある。カム27が
1回転してスイツチSW5をonさせて停止する
と、スイツチSW5のonにより、これより先にセ
ツトされていたフリツプフロツプF/FのHigh
状態にあるQ出力と協同してANDゲート32に
出力が生じ、原稿自動給紙装置(ADF)の制御
回路40に原稿再挿入開始信号が入力される。
以上述べた内容は既に前記した特願昭55−
042803号に記載されているところである。
第3図は上記ジアゾ複写機にドツキングせしめ
た自動原稿給紙装置ADFの構成を示したもので
ある。ADFのハウジング41(第1図)内には、
複写機の原稿受入口2に連結された原稿受渡口と
は反対の側に、原稿サイズ毎に交換可能なカセツ
ト形式の原稿給紙台42が設けてあり、この給紙
台中にはA4サイズの原稿が横長にして或いはB4
サイズの原稿が縦長にして載置されている。給紙
台42の上方には、給紙台42中の原稿を上方に
吸引するための給紙フアン43が配置されてい
る。給紙台42と給紙フアン43との間には、給
紙台42の領域側において、1個の後部給紙ロー
ラ44とそして2個の前部給紙ローラ45,46
が給紙方向に相前後して配置されている。前部給
紙ローラ46より原稿受渡口側には、給紙台42
の近くに正転ローラ47が、そして原稿送出口近
傍にピンチローラ48は複写機1の搬送速度と同
期して回転している。これに対し、後部給紙ロー
ラ44は第1の電磁クラツチMC1を介して回転
駆動され、また前部給紙ローラ45,46及び正
転ローラ47は第2の電磁クラツチMC2を介し
て回転駆動される。
給紙部の相前後して後部給紙ローラ44と前部
給紙ローラ45,46を設けたのは、搬送力を大
きくし且つ長尺物も送れるようにするためと、ロ
ーラの汚れによる搬送力の低下時期を延すためで
ある。正転ローラ47にはゴムローラから成る停
止ローラ47′が対接している。またこのローラ
対47,47′は正転ローラの回転時において原
稿の重送を防止する。49は原稿が下方にカール
している場合、その先端が停止ローラ47′に先
に当つて送給が不能又は不正確となるのを防止す
るための金属製ガイド板である。
正転ローラ47とピンチローラ48との間に
は、原稿の送り方向にみて、第1と第2の原稿検
知器S1,S2が順次配置されており、また原稿
の送り方向にみてピンチローラ48の直後に第3
の原稿検知器S3が配置されている。これらの検
知器は例えば光電式の反射形検知器である。第1
の検知器S1は後部給紙ローラ44からほゞA4
サイズの短辺に相当する距離だけ離れた位置にあ
り、第3の検知器S3は前部給紙ローラ46から
ほゞA4サイズの短辺に相当する距離だけ離れた
位置にある。逆に言えば、正転ローラ47及びピ
ンチローラ48は給紙ローラ44,45,46に
対しそのような非常に狭い間隔で並べられ、
ADF全体の小型化が図られているのである。
50はADFを使用しない場合、例えばA4サイ
ズ及びB4サイズ以外のサイズの原稿を給送する
ための原稿手差し部であり、手差し口51の近傍
に設けたローラ対52と、該ローラ対からピンチ
ローラ48の直前の原稿搬送路途中に延在するガ
イド板53とを有する。
第4図は上記ADFの制御回路40の詳細を示
したものであり、SWaはスタートスイツチ、
SWbはストツプスイツチ、SWcは給紙カセツト
の種類即ち給紙台42にセツトされた原稿のサイ
ズがA4かB4かに応じて自動的に切換えられるサ
イズスイツチである。54は原稿の給紙間隔切換
用の入力端子であり、リピートモードの場合には
複写機側から正の電圧が印加される。S1,S
2,S3は上述の原稿検知器であり、ここではそ
れぞれコンパレータを包含している。FF1〜FF
5はそれぞれフリツプフロツプであり、FF1は
サイズ指令用、FF2はスタート用、FF3は給紙
フアン43の駆動用、FF4は第1の電磁クラツ
チMC1の駆動用、そしてFF5は第2の電磁ク
ラツチMC2の駆動用である。
検知器S2をリピートモード時にのみ給紙制御
に関与させるため、3入力ANDゲート59が設
けられ、該ゲートの第1入力端子は検知器S2
に、第2入力端子は給紙間隔切換用入力端子54
に、そして第3入力端子はサイズ用FF1のQ出
力端子に接続したインバータ58の出力端子に接
続されている。このANDゲート59の出力端子
は第1入力端子が検知器S1と接続されたORゲ
ート60の第2入力端子と接続されている。従つ
てORゲート60の出力端子には、A4サイズで且
つリピートモードのときは検知器S1とS2の出
力の合成が、そうでないときは検知器S1の出力
が現われるようになつている。このORゲート6
0の出力端子は単安定マルチMM1のトリガー入
力端子に前置したANDゲート62の第1入力端
子と接続されると共に、単安定マルチMM2のト
リガー入力端子と接続されている。従つてORゲ
ート60の出力の立上りによつてMM2がトリガ
ーされ、立下りによつてMM1がトリガーされる
ようになつている。MM1の出力端子は、OR
ゲート63を通して、MC2用のFF5のセツト
入力端子に前置したANDゲート64の第2入力
端子に接続され、該ゲート64の出力はFF4及
びFF5の両セツト入力端子に接続されている。
またMM2の出力端子は、第1入力端子がサイ
ズ用FF1のQ出力端子に接続されたANDゲート
66の第2入力端子と接続され、該ANDゲート
66の出力端子はORゲート67を通してFF4の
リセツト入力端子と接続されている。
スタートスイツチSWaはANDゲート55を通
してスタート用FF2のセツト入力端子に、また
ストツプスイツチSWbはORゲート56を通して
スタート用FF2のリセツト入力端子に接続され
ている。このFF2のQ出力端子は、インバータ
57を介してフアン用FF3のセツト入力端子に
接続されている。FF3のQ出力端子は、ANDゲ
ート64の第1入力端子に接続されていると共
に、インバータ61を介してANDゲート62の
第2入力端子と接続されている。
検知器S3は単安定マルチMM3のトリガー入
力端子と接続され、該MM3の出力端子は、
ORゲート65,67を通してFF4のリセツト入
力端子に接続されている一方、ORゲート65及
びインバータ68を通してFF5のリセツト入力
端子と接続されている。
まず、ワンツーワンモードの場合の動作を説明
しよう。原稿カセツトはA4サイズ用のものがセ
ツトされているものとする。
A4サイズの場合、サイズスイツチSWcは図の
位置にあり、従つてサイズ用FF1はリセツト状
態にある。このため、FF1のQ出力端子と接続
されたANDゲート66の一方の入力が能動とな
る。逆に、インバータ58の出力はHレベルにな
り、このインバータ58の出力が、検知器S2に
接続された3入力ANDゲート59の第3の入力
端子に入力される。このANDゲート59はその
第2の入力端子に給紙間隔切換用入力端子54か
ら正の信号が入力されない限り能動とならない。
給紙間隔切換用の入力端子54に入力される信号
は、リピートモードのときに正そしてワンツーワ
ンモードのときは負となるように切換えられる。
従つてワンツーワンモードの場合にはANDゲー
ト59が禁止され、検知器S2はADFの動作に
は関与しない。また電磁クラツチMC1用のFF
4は、そのリセツト入力端子がORゲート67を
介して上記ANDゲート66の出力端子と接続さ
れている。このためFF4従つてMC1は、A4サ
イズの原稿のときに限つて、ORゲート67の第
2の入力端子に加えられるORゲート65からの
信号だけでなく、ORゲート67の第1の入力端
子に前置されているANDゲート66の出力つま
り該ゲートの第2の入力端子に入力される単安定
マルチMM2の出力信号の有無によりリセツト
され得る。
まず電源を投入すると、パワーオンリセツト信
号によりサイズ指令用のFF1を除き全てのフリ
ツプフロツプがリセツトされる。
スタートスイツチSWaをonすると、ANDゲー
ト55が直ちに能動となつてスタート用FF2が
セツトされる。その理由は、正転ローラ47を出
る原稿はまだないから検知器S1〜S3は全て
OFFしており、このため検知器S3とANDゲー
ト55の他方の入力端子との間に接続された
NORゲート71の出力もHレベルにあるからで
ある。スタート用のFF2がセツトされると、FF
2のQ出力端子に接続されたフアン用FF3もセ
ツトされる。給紙フアン43が回転し始め、給紙
台42の原稿を上方に吸引する動作が開始され
る。
フアン用FF3のQ出力は、ANDゲート64の
一方の入力端子に入力されると共に、インバータ
61を通してANDゲート62の第2入力端子に
送られる。このANDゲート62の第1入力端子
は、検知器S1がまだ無検知状態であるのでLレ
ベルにある。このためANDゲート62が能動と
なり、単安定マルチMM1をトリガーする。MM
1に出力が現われ、ORゲート63を通して上
述のANDゲート64の他方の入力端子に印加さ
れる。従つて、ANDゲート64が能動となり、
該ANDゲート64に接続された2つのフリツプ
フロツプ即ち電磁クラツチMC1及びMC2用の
FF4とFF5がセツトされる。この結果、MC1
がONして後部給紙ローラ44が回転する一方、
MC2がONして前部給紙ローラ45,46並び
に正転ローラ47が回転し始め、A4サイズの原
稿の送給が開始される。
送給された原稿の先端が検知器S1に達する
と、同検知器S1がONする。従つて正の信号が
ORゲート60を通して単安定マルチMM2をト
リガーする。単安定マルチMM2の出力により
ANDゲート66が能動となり、ORゲート67を
介して電磁クラツチMC1のFF4がリセツトさ
れる。このようにする理由は、既に述べたよう
に、A4サイズの原稿の先端が検知器S1で検知
される時点は当該原稿の後端が正に後部給紙ロー
ラ44を脱出する時点であり、従つてこの時点で
後部給紙ローラ44の回転を中断しないと、当該
原稿のすぐ下の原稿が後部給紙ローラ44によつ
て送り出されようとする不都合を生ずるからであ
る。
次いで原稿の先端がピンチローラ48を出て検
知器S3で検知されると、後はこのピンチローラ
によつて原稿の搬送が可能となる。従つて検知器
S3がONすると次のようにして電磁クラツチ
MC2がOFFされる。即ち検知器S3のONによ
り単安定マルチMM3がトリガーされ、MM3の
Q出力がORゲート65を通してインバータ68
に入力され、インバータ68を介してMC2の
FF5がリセツトされる。尚、このORゲート65
の出力はORゲート67にも入力をされるがFF4
は既にリセツトされているので、影響を与えな
い。
更に原稿は送られて先端が複写機1内に進入し
且つ後端が検知器S1を出るに至る。検知器S1
がOFFし、ORゲート60の出力即ちANDゲー
ト62の第1入力がLレベルとなり、該ANDゲ
ート62が能動となる。従つて単安定マルチMM
1がトリガーされ、MM1の出力がORゲート
63を介してANDゲート64の第2入力端子に
印加される。従つてANDゲート64が能動とな
り、FF4及びFF5が再びセツトされる。よつて
電磁クラツチMC1及びMC2が入り、後部及び
前部給紙ローラ44〜46並びに正転ローラ47
が再び回転し始め、2枚目の原稿が送給される。
かくしてワンツーワンモードにおいては、A4
サイズの原稿が検知器S1とS3によつて自動的
に例えば35mmの間隔をもつて順次送給される。
原稿がB4サイズである場合のワンツーワンモ
ードの動作も同様であつて、FF1がセツトされ
た状態におかれるため、ANDゲート66が能動
とならない点が相違するだけである。即ちB4サ
イズの原稿の場合は、その先端が検知器S3で検
知されたとき、ORゲート65の出力がORゲー
ト67並びにインバータ68を介してFF4並び
にFF5を同時にリセツトする点が異なるだけで
あり、検知器S1を原稿が抜けたとき同時にFF
4とFF5が再びセツトされる点はA4サイズの原
稿の場合と同じである。
次にリピートモードの動作をA4サイズの場合
について説明しよう。
給紙間隔切換用の入力端子に正の電圧が印加さ
れ、このことにより複写機1のリピート経路中に
挿入可能なる数のA4サイズ原稿に対し、これら
の原稿がリピート経路を循環中に互いに重ならな
い余裕幅の原稿間隔が指定される。即ちこの原稿
間隔例えば59mmを得る目的で、3入力ANDゲー
ト59を通して検知器S2がADFの動作に関与
し得る状態となる。
A4サイズの原稿の先端が検知器S1に達した
とき電磁クラツチMC1がOFFし、次いで原稿の
先端が検知器S3に達したとき電磁クラツチMC
2がOFFすることは前に述べたところと同じで
ある。しかしその後、原稿の後端が検知器S2を
抜けてANDゲート59に出力が発生し、ORゲー
ト60を通してANDゲート62の第1入力端子
に印加されたとき初めて単安定マルチMM1がト
リガーされ、その出力によつて電磁クラツチ
MC1及びMC2の両フリツプフロツプFF4及び
FF5がセツトされる。何故なら、ORゲート60
の出力は検知器S1とS2の合成であり、原稿の
後端が検知器S1を抜けても検知器S2の出力が
まだ存在しているため、ORゲート60の出力は
検知器S2を原稿の後端が抜けたとき、初めて立
下るからである。
3枚目の原稿の後端が検知器S2を通過してい
る時点で、カム27に所属しているスイツチSW
6(第2図)がONし、原稿挿入停止信号がか
ら入力される。この信号は第4図には図示してい
ないが、原稿再スタート信号が端子に入力され
るまで制御回路内では保持されている。リピート
回数カウント用カム27はSW1によりSOL3が
一瞬励磁されることによつて回転し始め、その1
回転はリピート径路1まわりより少し短くなつて
おり、1回リピート後一度停止してすぐにSW4
により再スタートできるようになつている。
ADFは原稿挿入停止信号が入力されると次のよ
うにして電磁クラツチMC1及びMC2をOFFに
する。即ち停止信号はインバータ73及びORゲ
ート74を介してANDゲート75の一方の入力
となる。該ゲート75の他方の入力端子はインバ
ータ72を介してORゲート60と接続されてお
り、従つて検知器S1,S2上に原稿がない間は
インバータ72によつて開かれている。従つて
ANDゲート75が能動となり、ORゲート65を
通してFF4及びFF5がリセツトされる。これに
より原稿の再挿入が一時停止する。
この状態で、複写機において所定リピート回数
だけリピートが行なわれると、リピートカウンタ
30からプリセツト回数との一致信号が出る。こ
の一致信号により第1図で説明したように、
SOL1をOFFしてリピート解除爪24を出し、
またSOL3を一定時間ONさせることにより、カ
ム27を再びスタートさせる。原稿は原稿受けに
3枚排出される。3枚排出された後のカム27の
突起27aの位置は、SW5をONさせる状態に
あり、SW5のONにより原稿再スタート信号が
NANDゲート32に出力される。
原稿再スタート信号が端子から入力される
と、該信号がORゲート63を介してANDゲート
64を能動にするため、FF4及びFF5がセツト
され、原稿の送給が再スタートする。ADFが再
び3枚の原稿を送給して一時停止し、リピート複
写が行なわれる。このような繰返しが原稿のなく
なるまでなされる。
ところで上記のようなワンツーワンモード或い
はリピートモードにおいて、ADFの送給動作を
停止させたい場合には、オペレータはストツプス
イツチSWbをONにすることとなる。このストツ
プスイツチSWbが検知器S1及び/又はS2上
に原稿の存在しない時点においてONされた場合
には問題はないが、既に検知器S1及び/又はS
2上を原稿が通過中である場合には、この当該原
稿の後端が検知器S1又はS2上を出るまで、つ
まり正転ローラ47を抜けるまで、ADFの送給
動作の停止を待つ必要がある。そうしなければ、
先端が両検知器S1,S2を通過後ピンチローラ
48にまだ銜えられない状態とか、先端がピンチ
ローラ48に銜えられても後端が正転及び停止ロ
ーラ47,47′間に挾まれた状態で、原稿が
ADFの搬送路内に残つてしまうからである。逆
に後端が検知器S1及び/又はS2を通過し終え
ているならば、原稿はADF内にあつても後端が
ローラ47,47′間で挾持されてはおらず、し
かも必ずピンチローラ48に銜え込れており、従
つてピンチローラ48によつてADF外即の複写
機内へ速り出されるから、ADFの送給の停止を
待つ必要はない。
このようなことから、ストツプスイツチSWb
をORゲート74を介してANDゲート75の一方
の入力端子に接続され、該ゲートの他方の入力端
子をインバータ72を介してORゲート60の出
力端子と接続しているのである。尚、ANDゲー
ト75の出力端子はフリツプフロツプFF4及び
FF5を共通にリセツトするための3入力ORゲー
ト65の第3入力端子に接続されている。
今、ストツプスイツチSWbが検知器S1及
び/又はS2上に原稿の存在しない時点において
ONされたとすると、ORゲート56を介してス
タート用のFF2がリセツトされ、そのQ出力が
Lレベルとなり、該Q出力端子に接続された
ANDゲート69の一方の入力となる。このAND
ゲート69の他方の入力端子は検知器S1のOR
ゲート60と接続されており、該ORゲート60
の出力は“原稿なし”の場合はLレベルであるか
ら、ANDゲート69が能動となる。従つてこの
ANDゲート69によりORゲート70を介してフ
アン用FF3がリセツトされ、原稿の給紙フアン
43が停止する。
一方ANDゲート75の他方の入力端子に印加
されているインバータ72の出力は“原稿なし”
の場合Hレベルであるから、ストツプスイツチ
SWbがONされて正の電圧がORゲート74に印
加されると、該ゲートによりANDゲート75も
能動となり、ORゲート65を介してフリツプフ
ロツプFF4及びFF5がリセツトされる。即ち
ADFの送給動作が直ちに停止する。
既に検知器S1及び/又はS2上に原稿が送り
出されている時点において、スイツチSWbがON
されたときは、フアン用FF3は上記と同様にリ
セツトされるが、インバータ72の出力がLレベ
ルとなつてANDゲート75が禁止され、このた
めFF4及びFF5はすぐにはリセツトされず、当
該原稿が検知器S1及び/又はS2上から去つた
時点でリセツトされる。つまり、この原稿はピン
チローラ48によりそのままADFから複写機1
に引渡される。
本考案の自動原稿給紙装置は上記のように構成
されているので、例えば複写中の原稿よりも優先
的に複写したい原稿がある場合に、別サイズ原稿
のカセツトと取替えたいときに、任意の時点で
ADFのストツプスイツチをONさせても、停止し
たADFの原稿搬送路内に原稿が残ることがない。
従つて停止後に原稿カセツトを取換えて以後の原
稿給紙動作を正常に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動原稿給紙装置を適用可能
な複写機の具体例を示す略図、第2図はその複写
機の動作説明図、第3図は自動給紙装置の構成を
示す断面図、第4図はその制御回路図である。 42……原稿給紙台、43……給紙フアン、4
4……後部給紙ローラ、45,46……前部給紙
ローラ、47……正転ローラ、48……ピンチロ
ーラ対、50……原稿手差し部、51……手差し
口、FF1……サイズ用フリツプフロツプ、FF2
……スタート用フリツプフロツプ、FF3……フ
アン用フリツプフロツプ、FF4……クラツチ
MC1用のフリツプフロツプ、FF5……クラツ
チMC2用のフリツプフロツプ、S1,S2,S
3……原稿検知器、MM1,MM2,MM3……
単安定マルチ、SWa……スタートスイツチ、
SWb……ストツプスイツチ、SWc……サイズス
イツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 原稿給紙台から原稿を給紙するための前部給紙
    ローラと、 前部給紙ローラから原稿受渡口までの原稿搬送
    路中に順次設けた重送防止ローラ対及びピンチロ
    ーラ対と、 重送防止ローラ対とピンチローラ対との間に設
    けた第1の原稿検知器と、 原稿搬送方向にみてピンチローラ対のすぐ後に
    設けた第2の原稿検知器とを備え、 前部給紙ローラ並びに重送防止ローラ対の回転
    駆動用の電磁クラツチを第1及び第2両原稿検知
    器によりオン・オフ制御して原稿を一定間隔毎に
    送給し得るようにした原稿自動給紙装置におい
    て、 手動操作に応じて、原稿給紙動作の停止を指示
    するための停止信号を発生する手動停止スイツチ
    と、 セツト時に上記電磁クラツチをオン状態とし、
    リセツト時に上記電磁クラツチをオフ状態とする
    フリツプフロツプと、 出力端子が該フリツプフロツプのリセツト端子
    に接続され、更に上記手動停止スイツチからの出
    力信号及び上記第1の原稿検知器の出力信号を2
    入力とするAND素子とを有し、 上記手動停止スイツチから停止信号が送られ、
    同時に上記第1の原稿検知器から原稿が無い旨の
    信号が送られた時に、上記AND素子によつて上
    記フリツプフロツプをリセツトすることを特徴と
    する原稿自動給紙装置。
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