JPH01150304A - 複合磁性モールド材料 - Google Patents

複合磁性モールド材料

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JPH01150304A
JPH01150304A JP62310132A JP31013287A JPH01150304A JP H01150304 A JPH01150304 A JP H01150304A JP 62310132 A JP62310132 A JP 62310132A JP 31013287 A JP31013287 A JP 31013287A JP H01150304 A JPH01150304 A JP H01150304A
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ferrite powder
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Shunjiro Imagawa
今川 俊次郎
Yoshinori Saito
芳則 斉藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、たとえばチップ型コイル素子のようなイン
ダクタンス素子等を覆うようにモールドして、このよう
な素子を磁気的にシールドするために用いられる、フェ
ライト粉末を含有する複合磁性モールド材料に関するも
ので、特に、金型内での流れ性を良好なものとするため
の改良に関するものである。
[従来の技術] 電子機器の小型化・薄型化が進むにつれて、電子部品の
チップ化が進行しており、より高密度に実装し得る電子
部品が望まれている。ところで、チップ型コイル素子で
は、高密度実装を果たすためには、十分な磁気シールド
能を有するものでなければならない。そこで、特開昭6
1−12140号に開示されているように、フェライト
粉末を30〜70重量%含有する樹脂からなる複合磁性
モールド材料で、コアおよコイルを被覆した構造を有す
るチップ型コイル素子が提案されている。
ここでは、モールド材料中に、上記割合のフェライト粉
末を含ませることにより、コイル素子に対して磁気シー
ルド効果を与えている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した従来技術では、フェライト粉末
の含有量が70重置火以下であったため、実効透磁率が
比較的低く、十分なシールド効果を得ることができなか
った。
そこで、本件出願人は、先に出願した特願昭61−26
6886号において、より優れた磁気シールド効果を奏
するチップ型コイル素子のための複合磁性モールド材料
を提案した。この先願においては、フェライト粉末を7
5〜90重量%含有する樹脂からなる複合磁性モールド
材料が記載されている。このように、上述の先願におい
て提案された複合磁性モールド材料は、従来のものに比
べて、フェライト粉末の含有量が多いため、従来のもの
に比べて、はるかに優れた磁気シールド効果を発揮する
ところで、フェライト粉末を含有する樹脂からなる複合
磁性モールド材料は、フェライト粉末の含有量を高めれ
ば磁気シールド特性が向上することは自明である。しか
しながら、従来、70重量%を越える割合でフェライト
粉末を含有させた場合、成形を行なうことが実質的に不
可能とされていた。これに対して、上述の先願では、低
溶融粘度の熱硬化性樹脂を用いることにより、フェライ
ト粉末を75〜90重Ω%含有させても、成形が可能と
されている。
しかしながら、上述のように、低溶融粘度の樹脂を用い
たとしても、75〜90重量%といった高い比率でフェ
ライト粉末を含有する複合磁性モールド材料となれば、
その溶融粘度は自ずと高くなる。したがって、成形の際
に高い圧力を加えないと、所望の成形を行なうことがで
きなくなる。
その結果、モールド材料によって覆われるべき素子が金
型内で所定の位置から動いたり、また、コイルを構成す
る巻線が切れたりすることもあった。
なお、複合磁性モールド材料の溶融粘度を下げるための
一手段として、含有されるフェライト粉末の粒径を、た
とえば100μm程度かそれ以上というように、大きく
すると、成形の際に必要とされる圧力は低くなるが、モ
ールド材料が金型の隙間に漏れて、「パリ」が発生する
という問題点がある。
そこで、この発明は、優れた磁気シールド効果を得るこ
とができる程度にフェライト粉末を多量に含有する場合
であっても、成形時における流れ性が良好であり、した
がって比較的低圧による成形が可能な複合磁性モールド
材料を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段〕 この発明に係る複合磁性モールド材料は、まず、フェラ
イト粉末を75〜90重量%含有する樹脂からなるもの
であって、上述した問題点を解決するため、さらに、樹
脂の100重量部に対して、微粉シリカを1〜10重量
部添加したことを特徴とするものである。
なお、前述した先願において、フェライト粉末の含有量
を75〜90重量%に選ばれたが、このような含有量に
選んだのは、75重量%未満では十分な磁気シールド効
果が得られないからであり、他方、90重量%を越えた
場合には、たとえ低溶融粘度の樹脂を用いながら微粉シ
リカを含有させたとしても、流れ性が悪く、トランスフ
ァモールドまたはインジェクションモールド等による成
形が不可能であるからである。
また、微粉シリカに関して、その添加量を、樹脂100
重量部に対して1〜10重量部に選んだのは、1重量部
未満では「パリ」が発生しやすく、他方、10重量部を
越えると、かえってモールド材料の粘度増加が大きくな
り、成形時の圧力を高くしなければならないからである
[発明の作用および効果] この発明によれば、まず、75〜90重量%といった高
い含有量のフェライト粉末の存在によって、優れた磁気
シールド効果を発揮し得る複合磁性モールド材料を得る
ことができる。したがって、このような複合磁性モール
ド材料を、たとえばチップ型コイル素子等の素子に適用
すれば、これら素子の高密度実装が可能となり、電子機
器の小型化・薄型化に寄与することができる。
また、この発明によれば、微粉シリカを、樹脂100重
二置火対して1〜10重二部置火しているので、成形時
における流れ性が良好となり、したがって、比較的低圧
下での成形が可能となる。
そのため、金型内において、当該モールド材料によって
覆われるべき素子が所定の位置から動いたり、また、た
とえばチップ型コイル素子における巻線が切れたりする
ことがないばかりでなく、さらに、「パリ」が発生する
ことも防止できる。
この発明において、微粉シリカは、好ましくは、平均粒
径0.01〜0.1μmのものが用いられる。これによ
って、成形時において、金型の隙間からモールド材料が
漏れて「パリ」が発生することを、より効果的に防止で
きる。
また、この発明において、フェライト粉末に関しては、
数10μm〜100μm程度の粒径を有するものを用い
ることができるが、モールド材料の溶融粘度を低く保持
するためには、平均粒径100μm程度のものを用いる
ことが好ましい。
[実施例の説明コ 第1図は、この発明による複合磁性モールド材料がモー
ルドされてなるチップ型コイル素子を示す断面図である
。このチップ型コイル素子は、コア1を備え、このコア
1の周囲には、コイル2が巻回されている。コア1の下
面には端子3,4が固定されており、これら端子3,4
はコイル2の各端部に電気的に接続されている。他方、
コア1およびコイル2の周囲には、この発明に係る複合
磁性モールド材料5がモールドされている。この複合磁
性モールド材料5は、フェライト粉末を75〜90重量
%含有する樹脂からなるものであり、さらに、樹脂のの
100重量部に対して、微粉シリカが1〜10重量部添
加されている。
上述したモールド材料5において用いる樹脂としては、
半田付は等により基板(図示せず)へ固定することを考
慮すれば、耐熱性に優れていることが望ましく、また、
成形性を考慮すれば、低溶融粘度のものであることが好
ましい。したがって、このような樹脂として、低溶融粘
度の熱硬化性樹脂を用いることが好ましく、たとえば、
エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、シリ
コーン樹脂、およびこれらの共重合体樹脂、等を用いる
ことができる。好ましくは、溶融粘度が、100〜18
0℃において5000cps以下のものが選ばれる。こ
れは、溶融粘度が低いほど成形が容品であり、また、成
形を不可能にしない程度にフェライト粉末の含有量を高
め得るからである。
第1図に示すようなチップ型コイル素子を得る場合、第
2図に示すように、金属製の端子材10上に、コイル2
が巻回されたコア1を固定する。
この端子材10は、最終的には、−点鎖線Aに沿って切
断されることによって、第1図の端子3゜4を構成する
ものである。
端子材10上に配置された、コイル2を巻回するコア1
は、たとえば、第3図に示す金型12の゛キャビティ1
2a内に配置される。そして、トランスファボット13
から溶融状態の複合磁性モールド材料5(第1図)がキ
ャビティ12a内に加圧状態で導入される。このように
して、トランスファモールドが実施され、それによって
、コア1およびコイル2の周囲が、モールド材料5によ
って被覆される。
最後に、第2図の一点鎖線Aに沿って、端子材10が切
断され、その後、端子3.4をコア1の下面に沿うよう
に折り曲げることによって、第1図に示したチップ型コ
イル素子が得られる。
上述した製造方法に従って、第1表に示した各種組成を
有する複合磁性モールド材料を用いて、第1図に示した
モールド材料5をトランスファモールドによって成形し
た。そして、この発明の実施例、ならびに比較例1およ
び2に関して、第1表に、必要とした成形圧力の比較結
果および「パリ」の発生の評価結果を示した。
(以下余白) 第1表 *1):油化シェル株式会社商品(エポキシ樹脂)*2
)−群栄化学株式会社商品(硬化剤)*3):四国化成
株式会社商品(硬化促進剤)第1表から明らかなように
、この発明の実施例では、比較的低い圧力での成形が可
能であるとともに、「パリ」の発生も見られなかった。
これに対して、比較例1では、「パリ」の発生は見られ
ないものの、成形に際して比較的高い圧力を必要とした
。また、比較例2では、比較的低い圧力での成形が可能
であったが、「パリ」が発生した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による複合磁性モールド材料によっ
て覆われたチップ型コイル素子を示す断面図である。第
2図は、第1図に示したチップ型コイル素子を得るため
の製造方法におけるーステップを示すもので、端子材1
0上に、コイル2が巻回されたコア1が固定された状態
を示す斜視図である。第3図は、トランスファモールド
工程を図解する断面図である。 図において、5は複合磁性モールド材料である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) フェライト粉末を75〜90重量%含有する樹
    脂からなる複合磁性モールド材料において、 前記樹脂の100重量部に対して、微粉シリカを1〜1
    0重量部添加したことを特徴とする、複合磁性モールド
    材料。
  2. (2) 前記微粉シリカは、平均粒径0.01〜0.1
    μmである、特許請求の範囲第1項記載の複合磁性モー
    ルド材料。
  3. (3) 前記フェライト粉末は、平均粒径100μm程
    度である、特許請求の範囲第1項または第2項記載の複
    合磁性モールド材料。
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