JPH01153865A - エンジン動力の伝達装置 - Google Patents

エンジン動力の伝達装置

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Publication number
JPH01153865A
JPH01153865A JP31168487A JP31168487A JPH01153865A JP H01153865 A JPH01153865 A JP H01153865A JP 31168487 A JP31168487 A JP 31168487A JP 31168487 A JP31168487 A JP 31168487A JP H01153865 A JPH01153865 A JP H01153865A
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JP
Japan
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gear
teeth
torque
friction
power transmission
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Application number
JP31168487A
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English (en)
Inventor
Masanari Fukuma
真生 福馬
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH01153865A publication Critical patent/JPH01153865A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/17Toothed wheels
    • F16H55/18Special devices for taking up backlash

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジン動力の伝達装置、特にフリクションギ
ヤを備えた外接式のギヤ機構によって構成される動力伝
達装置に関する。
(従来の技術) 例えば、シリンダヘッド上部に吸気弁用と排気弁用の2
本のカムシャフトを備えた所謂DOHC型のエンジンに
おいては、クランクシャフトによりベルトもしくはチェ
ーンを介していずれか一方のカムシャフトを駆動すると
共に、両カムシャフトに夫々設けられた互いに噛合う一
対の外接式動力伝達ギヤにより、他方のカムシャフトに
も回転を伝達するように構成される。また、ディーゼル
エンジンに備えられる何型燃料噴射ポンプには、複数の
プランジャを駆動するカムシャフトが備えられ、このカ
ムシャフトをクランクシャフトにより、互いに噛合う一
対のもしくはアイドルギヤを含む複数の外接式動力伝達
ギヤを介して回転駆動するように構成される。更に、自
動車用エンジンの場合において、該エンジンからの動力
が入力されるトランスミッションにあっては、クランク
シャフトにクラッチを介して連結されたメインドライブ
シャフトと該シャフトに平行に配設されたカウンタシャ
フトとに互いに噛合う一対の外接式動力伝達ギヤが夫々
設けられ、上記クラッチが接続されている状態では、該
ギヤを介してエンジン動力ないしメインドライブシャフ
トの回転がカウンタシャフトに伝達されるようになって
いる。
ところで、このようなエンジン動力を伝達する一対のも
しくは複数の外接式ギヤでなる動力伝達機構においては
、上記エンジン動力がトルク変動を伴うため、或はカム
シャフトに反力として作用する負荷の変動のため、互い
に噛合う一対のギヤ間において、一方のギヤから他方の
ギヤへトルクが伝達される状態と、他方のギヤから一方
のギヤへトルクが伝達される状態とが周期的に繰り返さ
れることになり、そのトルクの反転時に、両ギヤの噛合
い部におけるバックラッシュに起因して所謂歯打ち音が
発生するといった問題がある。そこで、この歯打ち音を
防止するため、例えば実開昭58−132253号に示
されているようなフリクションギヤを用いたギヤ機構が
使用されることがある。
これは、第13図に示すように、エンジン側の駆動軸1
に設けられた駆動ギヤ2と、従動軸3に設けられた従動
ギヤ4とが互いに噛合されてなる外接式のギヤ機構にお
いて、区側の場合、従動軸3上に従動ギヤ4に隣接させ
て相対回転自在にフリクションギャラを配置し、これを
駆動ギヤ2の一側部に噛合せると共に、該フリクション
ギヤ5をスプリング6により従動ギヤ4の側面に押し付
けた構成とされたものである。そして、特にこのフリク
ションギヤ5の歯数をこれに隣接する従動ギヤ4の歯数
より一枚多くすることにより、該フリクションギャラが
従動ギヤ4の側面に押し付けられながら該従動ギヤ4に
対して相対回転するようになっている。
このギヤ機構によれば、第14図に示すように、駆動ギ
ヤ2が例えばa方向に回転して、従動ギヤ4にトルクを
伝達している場合は、駆動ギヤ2の1つの歯21の回転
方向に対して前方側の側面2+’が従動ギヤ4の1つの
歯41の回転方向に対して後方側の側面41″に当接す
ることになるが、この時、上記駆動ギヤ2の歯21の後
方に生じるバックラッシュX内には、その後方に位置す
るフリクションギヤ5の歯51の前部が突出して、その
前方側の側面51’が上記駆動ギヤ2の歯21の後方側
の側面21″に近接もしくは当接する。そして、今、こ
の状態で、エンジン動力のトルク変動等によって従動ギ
ヤ4のb方向の回転により、該従動ギヤ4から駆動ギヤ
2にトルクが伝達される状態に移行したものとすると、
従動ギヤ4が上記バックラッシュX分だけb方向に相対
回転して、該従動ギヤ4の歯42の前方側の側面42′
が上記駆動ギヤ2の歯21の後方側の側面2、″に当接
することになるが、この時、該駆動ギヤ2の歯2□の後
方側の側面21″には上記フリクションギヤ5の歯51
の前方側の側面51′が先に当接し、且つ該フリクショ
ンギヤ5と従動ギヤ4との間には、相対回転時に第13
図に示すスプリング6の押し付は力に起因する摩擦抵抗
が作用するので、上記従動ギヤ4の歯42の前方側の側
面42′は駆動ギヤ2の歯21の後方側の側面21″に
緩かに当接することになる。このようにして、トルクの
反転時における駆動ギヤ2の歯21と従動ギヤ4の歯4
□との衝突のエネルギーが吸収され、上記両歯の衝突に
よる歯打ち音が解消もしくは低減されるのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記のようなフリクションギヤを用いた場合
、トルクの反転時における歯打ち音が低減される反面、
該フリクションギヤとこれに隣接するギヤとの相対回転
時における摩擦抵抗のため駆動力が消費され、駆動損失
の増大を招くことになる。これに対しては、フリクショ
ンギヤを隣接するギヤの側面に押し付けるスプリングの
バネ力を弱くすればよいが、このようにすると該フリク
ションギヤの作用が弱くなって、上記歯打ち音が効果的
に低減されないことになる。
そこで、本発明は、エンジンのカムシャフト駆動用、或
はトランスミッションにおけるカウンタシャフト駆動用
等の動力伝達ギヤ機構においては、駆動ギヤから従動ギ
ヤへ伝達されるトルクを正トルク、従動ギヤから駆動ギ
ヤへ伝達されるトルクを負トルクとした場合、正トルク
から負トルクへのトルク反転時と、負トルクから正トル
クへのトルク反転時とで、歯打ち音を発生させる歯と歯
の衝突のエネルギーが相違することに着目し、この衝突
エネルギーが大きい方のトルク反転時にはフリクション
ギヤを有効に作用させて歯打ち音を確実に低減させると
共に、衝突エネルギーが小さい方、即ち歯打ち音が余り
大きくならない方のトルク反転時にはフリクションギヤ
の作用を弱め、これにより駆動損失の増大を抑制しなが
ら、歯打ち音を効果的に低減することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的達成のため、本発明に係るエンジン動力の伝達
装置は次のように構成したことを特徴とする。
即ち、エンジン動力を伝達するヘリカルギヤでなる一対
の外接式動力伝達ギヤのうちの一方の動力伝達ギヤに隣
接させて、スプリングにより該ギヤの側面に押し付けら
れ且つ他方の動力伝達ギヤの一側部に噛合されたフリク
ションギヤが備えられた構成において、このフリクショ
ンギヤを構成する歯の捩り角を、該フリクションギヤに
隣接する一方の動力伝達ギヤの歯と同方向で、該歯より
大きな角度に設定し、且つ該フリクションギヤに噛合う
他方の動力伝達ギヤの一側部における歯を該フリクショ
ンギヤの歯に対応する捩り角に設定する。
(作  用) 上記の構成によれば、フリクションギヤの歯とこれに噛
合う動力伝達ギヤの一側部における歯の捩り角が、通常
のヘリカルギヤ、でなる動力伝達ギヤの歯の捩り角より
大きくされているので、該フリクションギヤとこれに噛
合う動力伝達ギヤの一側部との噛合いにより、該フリク
ションギヤに大きなスラスト力が発生し、このスラスト
力の方向がトルクの伝達方向に応じて反転することにな
る。従って、歯打ち音が大きくなる方のトルクの反転時
に、このスラスト力がフリクションギヤを隣接する動力
伝達ギヤの側面に押し付ける方向に作用するように歯の
捩り方向を設定しておけば、このスラスト力とスプリン
グの押し付は力とによってフリクションギヤと隣接する
動力伝達ギヤとの間の摩擦抵抗が大きくなり、これによ
り当該トルクの反転時における歯打ち音が効果的に低減
されることになる。また、歯打ち音が小さい方のトルク
の反転時には、上記スラスト力がスプリングの押し付は
力を弱める方向に作用して上記摩擦抵抗が低減されるこ
とになり、従って全体としては摩擦抵抗による駆動損失
が増大することはない。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について説明する。
先ず、第1〜8図により本発明をDOHC型エンジンに
適用した実施例について説明すると、第1.2図に示す
ように、この実施例に係るエンジン10は、夫々複数の
シリンダを配置したV型をなす2つのバンク11.11
を有する■型エンジンであって、両バンク11.11の
上部には、夫々、吸気弁用及び排気弁用の2本のカムシ
ャフト12.13が平行に配設されていると共に、両バ
ンク11.11の一方のカムシャフト(以下、第1カム
シヤフトという)12.12の端部にはカムプーリー1
4.14が取り付けられている。そして、これらのカム
プーリー14.14と、クランクシャフト15の一端に
取り付けられたクランクプーリー16と、アイドルプー
リー17とに一本の無端ベルト18が巻掛けられ、クラ
ンクシャフト15の回転により該ベルト18を介して両
バンク11.11の第1カムシャフト12.12が回転
駆動されるようになっている。また、両バンク11.1
1の夫々において、平行に配設された第1、第2カムシ
ャフト12.13間には動力伝達ギヤ機構20が設けら
れ、両バンク11.11における上記ベルト18によっ
て駆動さ、れる第1カムシャフト12.12の回転によ
り、該ギヤ機構20.20を介して第2カムシャフト1
3.13も回転駆動されるようになっている。ここで、
上記クランクシャフト15がA方向に回転することによ
り両バンク11.11の第1カムシヤフト12.12が
B、B方向に、第2カムシヤフト13.13がC1C方
向に夫々回転するようになっている。
上記動力伝達ギヤ機[20は、第3.4図に示すように
互いに噛合う一対の外接式ヘリカルギヤ21.22で構
成され、上記ベルト18により直接駆動される第1カム
シヤフト12に固設されたギヤ21が駆動ギヤ、第1カ
ムシヤフト12により該ギヤ機構20を介して駆動され
る第2カムシヤフト13に固設されたギヤ22が従動ギ
ヤとされている。そして、第2カムシヤフト13には従
動ギヤ22の一側方に隣接させてフリクションギヤ23
が回転自在に嵌合され、該フリクションギヤ23が駆動
ギヤ21の一側部に一体的に設けられた駆動ギヤ延長部
24に噛合されていると共に、該フリクションギヤ23
は、第2カムシヤフト13に装着されて一端がスナップ
リング25により固定されたスプリング(皿バネ)26
の他端により従動ギヤ22の側面22bに押し付けられ
ている。
ここで、駆動ギヤ21と従動ギヤ22の歯数は等しくさ
れて、両ギヤ21.22の回転速度が等しくなるように
されているが、駆動ギヤ延長部24とフリクションギヤ
23とは歯数が異なって、両者が異なる速度で回転する
ようになっており、従ってフリクションギヤ23がこれ
に隣接する従動ギヤ22に対して相対回転することにな
る。また、該フリクションギヤ23を構成する各歯23
a・・・23aは、従動ギヤ22の歯22a・・・22
aと同方向で、該従動ギヤ22の歯22a・・・22a
よりも大きな捩り角で捩られており、これに対応させて
該フリクションギヤ23に噛合う駆動ギヤ延長部24に
おける歯24a・・・24aも捩り角が大きくされてい
る。そして、駆動ギヤ延長部24およびフリクションギ
ヤ23の各歯24a・・・24a、23a・・・23a
の捩り方向は、第5図にこれらの噛合い部を展開して示
すように、第1.第2カムシャフト12.13(駆動ギ
ヤ21及び従動ギヤ22)の回転方向B、Cに対して、
同図(a)に示す駆動ギヤ延長部24からフリクション
ギヤ23にトルク(正トルク)Tが伝達される時に、フ
リクションギヤ23に従動ギヤ22側へのスラスト力X
が作用する方向とされている。
上記の構成によれば、クランクシャフト15のA方向の
回転によりベルト18を介して両バンク11.11の第
1カムシャフト12.12がB方向に回転駆動され、更
に動力伝達ギヤ機構20゜20を介して第2カムシャフ
ト13.13がC方向に回転駆動されることになるが、
この時、上記動力伝達ギヤ機構20においては、第2カ
ムシヤフト13に作用する負荷の変動のため、第6図に
示すように駆動ギヤ21と従動ギヤ22との間のトルク
が変動し、その伝達方向が周期的に反転する。つまり、
第7図(a)に示すように、第2カムシヤフト13のC
方向の回転により、該カムシャフト13における1つの
カム13aのノーズ部がバルブスプリング31に抗して
タペット32を押し下げて弁33を開動させる時は、タ
ペット32側からの反力Fに対抗する駆動ギヤ21側か
ら従動ギヤ22側への大きなトルク(正トルク)T1が
発生しく第6固持号イ参照)、また第7図(b)に示す
ように、上記カム13aのノーズ部がタペット32上を
通り過ぎてバルブスプリング31の弾性力により弁33
が閉動される時は、従動ギヤ22側から駆動ギヤ21側
へトルクT2が伝達されて、従動ギヤ22にその反力と
して負トルクT2 ’が作用しく第6固持号ロ参照)、
このようにしてトルクの正、負が周期的に反転するので
ある。そして、第6図に示すように、負トルクから正ト
ルクへの反転時(符号ハ参照)が正トルクから負トルク
への反転時(符号二参照)よりもトルクの反転が急激に
行なわれることにより、主として、この負トルクから正
ルクへの反転時に歯打ち音が生じるのである。
ところで、今、従動ギヤ22から駆動ギヤ21側へ負ト
ルクT2が伝達されているものとすると、両ギヤ21.
22の噛合い部においては 第8図(b)に示すように
駆動ギヤ21の歯21aの回転方向Bに対して後方側の
側面21a″に従動ギヤ22の歯22aの前方側の側面
22a′が当接して、従動ギヤ22の歯22aの回転方
向後方にバックラッシュXが生じているが、この時、こ
のバックラッシュX内にはフリクショ〉・ギヤ23の歯
23aの後部が突出して、その後方側の側面23 a 
″に駆動ギヤ延長部24における歯24aの前方側の側
面24a′が接し或は掻く近接した状態となる。そして
、この状態からトルクが正トルクに反転して、駆動ギヤ
21の歯21aが従動ギヤ22の歯22aに対してバッ
クラッシュX分だけ前方へ相対回転しようとした時に、
駆動ギヤ21の歯21aの前方側の面21a′がその前
方に位置する従動ギヤ22の歯22aの後方側の側面2
2a″に当接するのに先立って、上記駆動ギヤ延長部2
4の歯24aの前方側の側面24a′がフリクションギ
ヤ23の歯23aの後方側の側面23a″に当接するの
で、先ず、該フリクションギヤ23に駆動ギヤ延長部2
4から正1−ルクが作用することになる。そして、この
時、第5図(a、 )に示すようにフリクションギヤ2
3の歯23aと駆動ギヤ延長部24の歯24aの捩りに
基づくスラスト力Xが該フリクションギヤ23と従動ギ
ヤ22の側面に押し付ける方向に作用することになる。
これにより、フリクションギヤ23は、従動ギヤ22の
側面にスプリング26による押し付は力に加えて、上記
スラスト力Xによっても押し付けられることになり、そ
のため両者間の摩擦抵抗が増大されることになって、駆
動ギヤ21の歯21aが従動ギヤ22の歯22aに衝突
する時のエネルギーが十分に吸収されることになる。そ
の結果、従来大きな歯打ち音が発生していた負トルクか
ら正1−ルクへのトルク反転時における上記歯打ち音が
効果的に低減されることとなる。
一方、歯打ち音が比較的小さい正トルクから負1〜ルク
への反転時には、第8図(a)に示すように駆動ギヤ2
1の歯21aの回転方向後方側にバックラッシュXが生
じている状態から該歯21aが従動ギヤ22の歯22a
に対して後方に相対回転することになる。この時、上記
バックラッシュX内に突出しているフリクションギヤ2
3の歯23aの前部に回転方向と反対方向に負トルクが
作用するため、該フリクションギヤ23には、第5図(
b)に示すように上記負トルクT′によって従動ギヤ2
2から離反する方向のスラスト力Yが作用することにな
る。そのため、この場合は、スプリング26によるフリ
クションギヤ23と従動ギヤ22との開の摩擦抵抗が減
少することになり、該摩擦抵抗による駆動損失が低減さ
れることになる。
ここで、フリクションギヤ23の歯の捩り′角と該フリ
クションギヤ23の従動ギヤ22への押し付は力との関
係について考察すると、スプリング力をFs、スラスト
力をFt、フリクションギヤ23と従動ギヤ22との摩
擦面における摩擦係数をμ、該摩擦面の有効半径をrl
、フリクションギヤ23のピッチ径をr2、歯の捩り角
をβとすると、 k = r 1/ r 2として、 正トルク時は、 Ft=[μkt、anβ/ (1+μktanβ)]F
s負トルク時は、 Ft=[μktanβ/ (1−μktanβ)]Fs
で示されるので、例えばβ=70°、k=0.8とする
と、正トルク時は、 Ft=0.31Fs 負トルク時は、 Ft=0.78Fs となる。従って、フリクションギヤ23の従動ギヤ22
への押し付は力Fは、正トルク時には、F=Fs+Ft
=1.31Fs 負トルク時には、 F=Fs−Ft=0.22Fs となり、正トルク時の押し付は力Fが負トルク時の押し
付は力の約6倍となる。
尚、通常のヘリカルギヤの捩り角β=20°で計算する
と、 正トルク時は、Ft=0.055Fsで、F=1.05
5Fs 負トルク時は、Ft=0.062Fsで、F=0.93
8Fs となり、押し付は力Fは正トルク時と負トルク時とで殆
ど変わらない。
次に、第9,10図に示す実施例について説明すると、
この実施例はディーゼルエンジンに備えられる判型燃料
噴射ポンプに関するもので、該ポンプ41はタペット4
2を介して複数のプランジャ43を往復動させるカムシ
ャフト44を有し、該カムシャフト44をクランクシャ
ツ1−45によりクランクギヤ46、アイドルギヤ47
及びポンプギヤ48を介して回転駆動するようになって
いる。
この実施例においても、カムシャフト44に作用する負
荷の変動により、駆動ギヤとしてのアイドルギヤ47と
従動ギヤとしてのポンプギヤ48との間でのトルクの伝
達方向が周期的に反転し、前記実施例と同様に、主とし
て、負トルク(ポンプギヤ48からアイドルギヤ47に
伝達されるトルク)から正トルク(アイドルギヤ47か
らポンプギヤ48に伝達されるトルク)への反転時に歯
打ち音が発生する。
そして、この実施例においても、従動ギヤとしてのポン
プギヤ48に隣接させてフリクションギヤ4つが配置さ
れて、スプリング50によりポンプギヤ48の側面に押
し付けられていると共に、該フリクションギヤ49がア
イドルギヤ47の一側部に一体的に設けられた延長部5
1に噛合された構成において、フリクションギヤ49の
歯の捩り角がポンプギヤ48の歯の捩り角より大きくさ
れ、且つその捩り方向が正トルクの伝達時にフリクショ
ンギヤ49にポンプギヤ48側へのスラスト力が作用す
る方向とされている。
従って、この実施例によっても、大きな歯打ち音が生じ
る負トルクから正トルクへの反転時に、上記フリクショ
ンギヤ49とポンプギヤ48との間の摩擦抵抗が増大し
て、アイドルギヤ47の歯がポンプギヤ48の歯に衝突
する時のエネルギーが効果的に吸収されることになり、
また歯打ち音が問題とならない正トルクから負トルクへ
の反転時には上記摩擦抵抗が減少して、駆動損失が低減
されることになる。
更に、第11.12図に示す実施例は、エンジン動力が
入力されるトランスミッションに関するもので、該トラ
ンスミッション61においては、エンジンのトルク変動
のため、メインドライブシャフト62に設けられた駆動
ギヤ63と、カウンタシャフト64に設けられた従動ギ
ヤ65との噛合い部で歯打ち音が発生する。この場合、
エンジンのトルク変動は、第12図に示すように負トル
クから正トルクへの反転時の方が正トルクから負トルク
への反転時よりも急激であり、従ってこの場合も、主と
して負トルクから正トルクへの反転時に歯打ち音が発生
する。そこで、この実施例においても、従動ギヤ65に
隣接配置されたフリクションギヤ66と駆動ギヤ63の
一側部に一体的に設けられた延長部67との噛合い部で
、正トルクの伝達時に該フリクションギヤ66に従動ギ
ヤ65側へのスラスト力が作用する方向に、該フリクシ
ョンギヤ66の歯が従動ギヤ65の歯より大きな捩り角
で捩じられている。これにより、前記各実施例と同様に
して、大きな歯打ち音が生、しる負トルクから正トルク
への反転時に歯と歯の衝突エネルギーが効果的に吸収さ
れ、また歯打ち音が余り問題とならない正トルクから負
トルクへの反転時には駆動損失が減少されることになる
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、エンジン動力を伝達する
フリクションギヤを用いた動力伝達ギヤ機構において、
上記フリクションギヤ及びこれに噛合う一方の動力伝達
ギヤの一側部における歯の捩り角を所定の方向で大きな
角度に設定して、該フリクションギヤにトルクが作用し
た時にスラスト力が発生するようにしたから、歯打ち音
が大きくなる方向へのトルクの反転時には、上記フリク
ションギヤとこれに隣接する動力伝達ギヤとの間の串擦
抵抗を増大させて、歯と歯の衝突エネルギーを確実に吸
収し、また歯打ち音が余り大きくならない方向へのトル
ク反転時には上記摩擦抵抗を低減することが可能となる
。これにより、全体としての駆動抵抗を増大させること
なく、歯打ち音を効果的に低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本発明の第1実施例を示すもので、第1.
2図は本実施例を適用したDOHC型の■型エンジンの
概略正面図及び平面図、第3゜4図は動力伝達ギヤ機構
の斜視図及び断面図、第5図(a)、(b)はフリクシ
ョンギヤに対するトルクの入力方向とスラスト力の方向
との関係を夫々示す該フリクションギヤの歯面の展開図
、第6図はDOHC型エンジンにおけるカムシャフトの
トルク変動特性図、第7図(a>、(b)はカムの位置
とトルクの方向との関係を夫々示す概略図、第8図(a
)、(b)はトルクの方向とギヤの噛合い状態との関係
を夫々示すギヤ噛合い部の拡大図である。また、第9.
10図は本発明の第2実施例を示すもので、第9図は燃
料噴射ポンプとその駆動ギヤ機構の概略正面図、第10
図は第9図における駆動ギヤ機構の概略平面図である。 更に、第11.12図は本発明の第3実施例を示すもの
で、第11図はトランスミッションの要部断面図、第1
2図は該トランスミッションに入力されるエンジン動力
のトルク変動特性図である。 また、第13図はフリクションギヤを用いた従来例を示
す断面図、第14図は該フリクションギヤの作用を示す
噛合い部の拡大図である。 21.22,47,48,63.65・・・動力伝達ギ
ヤ、23,49.66・・・フリクションギヤ、26.
50・・・スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジン動力を伝達するヘリカルギヤでなる一対
    の外接式動力伝達ギヤのうちの一方の動力伝達ギヤに隣
    接させて、スプリングにより該ギヤの側面に押し付けら
    れ且つ他方の動力伝達ギヤの一側部に噛合されたフリク
    ションギヤが備えられたエンジン動力の伝達装置であっ
    て、上記フリクションギヤを構成する歯の捩り角が、該
    フリクションギヤに隣接する一方の動力伝達ギヤの歯と
    同方向で、該歯より大きな角度とされており、且つ該フ
    リクションギヤに噛合う他方の動力伝達ギヤの一側部に
    おける歯が、該フリクションギヤの歯に対応する捩り角
    に設定されていることを特徴とするエンジン動力の伝達
    装置。
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