JPH01155246A - マルチ流体変調方式による流体分析装置 - Google Patents
マルチ流体変調方式による流体分析装置Info
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- JPH01155246A JPH01155246A JP62315047A JP31504787A JPH01155246A JP H01155246 A JPH01155246 A JP H01155246A JP 62315047 A JP62315047 A JP 62315047A JP 31504787 A JP31504787 A JP 31504787A JP H01155246 A JPH01155246 A JP H01155246A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マルチ流体変調方式(これは本発明者らの名
付けた名称である)という従来になかった特異な手法を
採用することによって、ただ1個の検出器を用いるだけ
でありながら、複数の(または複数の系に分流された)
サンプル流体を同時にかつ連続的に分析することができ
る、全く新規な流体分析装置を提供せんとしてなされた
ものである。 〔従来の技術〕 例えば、サンチル流体の一例である大気中に含まれる自
動車排気ガスや工場排気ガスなどの有害成分(NOX
、H,Cm 、あるいは、COwなど)の濃度(ひいて
は量)を分析するような場合に使用される流体分析装置
としては、従来から、ケミカルルミネッセンス検出器(
CL D)を備えた分析装置とか、フレームイオン検出
器(F I D)を備えた分析装置とか、あるいは、コ
ンデンサマイクロフォン方式またはマイクロフロ一方式
等によるニューマチイック型検出器やサーモパイルある
いは半導体等の固体検出器を備えた非分散型赤外線分析
装置(ND I R)など、各種の検出器(センサー)
を採用して成る流体分析装置が用いられている。 ところで、前記のような流体分析を行うに際しては、例
えば、NoとNO!、あるいは、メタン(CHa )と
メタン以外のHC(NMHC) 、あるいはまた、CO
とCotという、ように、サンプル流体中の複数(この
場合には2つ)の成分濃度を同時にかつ連続的に測定す
る必要があることが多いが、従来一般の流体分析装置に
よってそれを実現するためには、どうしても複数個(こ
の場合には2個)の検出器(センサー)が必要であった
。 即ち、NoとNO3とを同時連続測定する場合には、サ
ンプル流体を2つの測定系に分流し、−方の系にはサン
プルガス中のNO?!度をそれ単独で測定するための第
1NO検出器を設け、他方の系にはサンプルガス中のN
OtをNOに変換する処理を施して生成された処理流
体中の全N0t1度を測定するための第2NO検出器を
設ける、というように2個のNO検出器が必要であり(
N Ox濃度は第2NO検出器による全NO濃度検出値
と第1NO検出器によるNO単独濃度検出値との差とし
て得られ、この手法は差量法と呼ばれる)、また、メタ
ンとメタン以外のHC(NMHC)とを同時連続測定す
る場合には、サンプル流体を2つの測定系に分流し、一
方の系にはサンプル流体中の全H(41度(T HC)
を測定するための第1HC検出器を設け、他方の系には
サンプル流体中のメタン以外のHCを触媒燃焼させて除
去する処理を施して生成された処理ガス中のメタン濃度
を測定するための第2HC検出器を設ける、というよう
に2個のHC検出器が必要であり(この場合も差量法を
用いており、NMHCは第1HC検出器によるTHC濃
度検出値と第2HC検出器によるメタン濃度検出値との
差として得られる)、また、サンプル流体中のCOとC
O3とを同時連続測定する場合には、サンプル流体を2
つの測定系に分流し、一方の系にはCO検出器を設は他
方の系にはCOz検出器を設けるというように、CO検
出器とCOを検出器の2個の異なる検出器が必要である
。 そして、上記のように同一サンプル流体を複数の系に分
流することにより、そのサンプル流体中の複数の成分の
同時連続分析を行う場合に限らず、複数の異なるサンプ
ル流体について夫々の中に含まれる特定成分の同時連続
分析を行おうとする場合にも、同様に複数の検出器(セ
ンサー)を必要とすることが明らかである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記したように、同一サンプル流体中の
複数の成分の同時連続分析、あるいは、複数の異なるサ
ンプル流体について夫々の中に含まれる特定成分の同時
連続分析を行うに際して、前記従来装置におけるように
複数個の検出器(センサー)を用いなければならないと
いうことは、(ア)分析装置が大型化すると共に製造コ
ストが高くつく、 という問題のみならず、 (イ)複数の検出器毎にゼロ・スパン調整などの調整を
必要とするので、測定に要する手間が大きく非常に面倒
である、 (つ)各検出器の調整が十分で無く、複数の検出器の間
にゼロ調整誤差や感度差が存在する場合には、非常に大
きな測定誤差が生じることになる、といった種々の問題
を引き起こす。 そこで、このような問題を避けるために、ただ1個の検
出器を備えた分析装置を用いて、同一サンプル流体中の
複数の成分を交互に測定するとか、あるいは、複数の異
なるサンプル流体を交互に測定するという、言わばバッ
チ的な分析方法によることも考えられるが、その場合に
は、同時連続測定を行えないために、測定データが不連
続になってしまうという欠点があり、特に、前述した差
量法を用いた分析を行う場合には、測定精度の大きな劣
化を招く虞れがある。従って、単に検出器の個数を節約
するためにのみ、このようなバッチ的分析方法を採用す
ることは、流体分析の本来の目的を大きく犠牲にするこ
とになりかねず、得策とは言えない。 本発明は、かかる従来実情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、ただ1個の検出器を用いるだけであり
ながら、複数の(または複数の系に分流された)サンプ
ル流体を、同時にかつ連続的に、しかも、精度良(分析
することができる流体分析装置を開発せんとすることに
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明によるマルチ流体変
調方式による流体分析装置は、第1図に示す基本的概念
図および第2図に示す要部具体的構成図(クレーム対応
図)から明らかなように、複数のサンプル流体31.3
2.・・・ 、Sn(これは、もともと異なるものであ
っても、あるいは、単一のサンプル流体を複数の系に分
流したものであってもよい)を、夫々、比較流体R1゜
R2,・・・ 、Rnにより互いに異なる周波数Fl。 F2.・・・ 、Fn(ヘルツ)で流体変調するための
流体変調手段Vl、 V2.・・・ 、Vnと、ただ
一個の検出器りを有すると共に、前記流体変調された各
サンプル流体SL、32.・・・、Snが同時にかつ連
続的に供給される分析部Aと、前記分析部Aにおける前
記検出器りからの出力信号0を、適宜周波数分離手段お
よび信号整流・平滑手段(第1図においては概念的に示
している)を用いて、前記各サンプル流体SL、S2.
・・・。 Snに対する各変調周波数Fl、 F2.・・・、
Fnの信号成分01,02.・・・ 、Onに分離し
て夫々整流および平滑化処理することにより、前記各サ
ンプル流体31. 32.・・・ 、Snに関する分析
値を得るための信号処理手段Bとから成り、更に、前記
信号処理手段Bを構成するに、第2図に具体的に示して
いるように、 前記検出器りからの出力信号0から、前記各変調周波数
Fl、 F2.・・・ 、Fn付近の帯域の信号のみ
を夫々通過させる複数のバンドパスフィルターfit、
負2.・・・ 、fillを互いに並列的に設けると
共に、 前記各バンドパスフィルターal(a2.・・・ 。 an)の後段に、その通過帯域周波数Fl(F2゜・・
・ 、Fn)に対応する流体変調手段Vl (V2゜・
・・ 、Vn)による実際の流体変調動作に同期して、
そのバンドパスフィルターal(a2.・・・ 。 an)からの出力信号を検波整流する同期検波整流器b
1 (b 2. ・” 、 b n) ’frt
tLt、カッ、前記各同期検波整流器bl(b2.・・
・ 、bn)の後段に、それからの出力信号を平滑化す
るための平滑素子cl(c2.・・・ 、cn)を設け
てある、 という特徴を備えている。 〔作用〕 かかる特徴構成により発揮される作用は次の通りである
。 即ち、上記本発明に係るマルチ流体変調方式による流体
分析装置においては、後述する実施例の記載からもより
一層明らかとなるように、例えばロータリーパルプとか
3方切換電磁弁あるいは4方切換電磁弁などで構成され
る適宜流体変調手段V1.V2. ・= 、Vnを用
いて、比較流体R1゜R2,・・・ 、Rnにより互い
に異なる周波数Fl。 F2.・・・ 、Fnで夫々流体変調した複数の(また
は複数の系に分流された)サンプル流体Sl。 32、・・・、Snを、ただ一個の検出器りを有する分
析部Aへ、同時にかつ連続的に供給することにより、先
ず、そのただ一個の検出器りから、全てのサンプル流体
31.32.・・・ 、Snに対応する個々の測定信号
成分(Of、02.・・・ 、On)が−括的に重畳さ
れたひとつの測定信号0(−01+02+ ・・・ +
On)を得る、という従来常識では全く考えられなかっ
た特異な手法を採用すると共に、次に、前記ただ一個の
検出器りからの出力信号0を、例えば、第1図に例示し
ているように適宜周波数分離手段と信号整流・平滑手段
とを組み合わせて構成された信号処理手段Bを用いるこ
とにより、前記各サンプル流体31.S2゜・・・ 、
Snに対する各変調周波数Fl、 F2.・・・。 Fnの信号成分Of、02.・・・、Onに分離(復f
りシて夫々整流および平滑化処理するという信号処理を
行うことによって、前記各サンプル流体S1.S2.・
・・ 、Snに関する分析値を得るようにしたから、た
とえ、同一サンプル流体中の複数の成分の同時連続分析
、あるいは、複数の異なるサンプル流体について夫々の
中に含まれる特定成分の同時連続分析を行うに際しても
、ただ1個の検出器(センサー)を設けるだけで済み、
従って、複数の検出器を必要としていた従来一般の流体
分析装置の場合に比べて、装置全体の小型化および簡素
化ならびにコスト低減を容易に図れると共に、検出器の
調整を容易かつ短時間に行え、かつ、従来のように複数
の検出器間のゼロ調整誤差や感度差は生じ得ないことか
ら、常に良好な測定精度を確保できるようになった。 ところで、前記信号処理手段Bとしては、フーリエ解析
(周波数分離処理に相当する)および絶対値平均化処理
(整流・平滑化処理に相当する)などの数値解析の演算
処理が可能なコンピューターを用いるとか、あるいは、
ロックインアンプなどの電気回路を用いるというように
、種々のソフトあるいはハードによる適宜手段を構成す
ることが可能であるが、本発明装置においては、特に、
バンドパスフィルターal(a2.・・・ 、an)と
同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)と平滑素
子(例えばローパスフィルターとかコンデンサー)cl
(c2.・・・ 、cn)とを直列接続して成る信号処
理系列を複数系列並列に設けた構成としであるため、上
記のようなコンピューターあるいはロックインアンプを
用いる手段に比べて、非常に簡単でかつ安価に構成でき
るのみならず、バンドパスフィルターal(a2.・・
・ 、an)のみでは不十分である式れがある検波作用
を同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)により
補足してより一層精度の良い検波を行えるように構成し
であるから、例えば、ただ単にローパスフィルターのみ
で検波(周波数分離)した後で直ちに絶対値整流するだ
けの構成のものに比べて、格段に優れた信号処理性能(
S/N比)を得ることができるという利点もある。 〔実施例〕 以下、本発明に係るマルチ流体変調方式による流体分析
装置の具体的実施例を図面(第3図ないし第8図)に基
いて説明する。 第3図は第1実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の全体概略構成を示し、これは、例えば大気
中や生産設備からの排気流体などのサンプル流体中に含
まれるNO,1あるいはHlC,などの濃度を分析する
ような場合に用いられる。 さて、図示しているように、複数(この場合は2つ)の
サンプル流体31.32 (これは、もともと異なるも
のであっても、あるいは、後で詳述するように単一のサ
ンプル流体を複数の系に分流したものであってもよい)
を、夫々、流体変調手段V1.V2を用イテ、比較流体
R1,R2(−般にはゼロガスが使用される)により、
互いに異なる周波数Fl、F2 (ヘルツ) (例えば
、F1=IHz、F2”2H2)で流体変調した(つま
り、サンプル流体と比較流体とを所定の周波数で交互に
通過させた)後、それら流体変調された各サンプル流体
31.32 (R1,R2)を、ただ一個の検出器D(
センサー)を有する分析部Aへ、同時にかつ連続的に供
給するように構成しである。 なお、この場合には、前記分析部Aにおける検出器りと
しては、一般に、No検出用のケミカルルミネッセンス
検出器(CLD) 、あるいは、メタン(CH4)検出
用のフレームイオン検出器(FID)などのように、サ
ンプル流体が直接通過するタイプのものが用いられるた
め、前記流体変調された両サンプル流体sl、s2 (
R1,R2)は、混合状態で前記検出器りへ供給される
。 従って、プリアンプ2を介して前記検出器りから出力さ
れる信号Oは、図中模式的に示しているように、両サン
プル流体S1.S2に対応する個々の測定信号成分(0
1,02)が−括的に重畳されたひとつの測定信号(0
=01+02)として得られることになる。 そこで、前記検出器りからの出力信号Oを、第3図にお
いては概念的に例示しているように、周波数分離回路3
と信号整流回路4とを組み合わせて構成された電気回路
から成る信号処理手段Bを用いて、前記各サンプル流体
S1゜S2に対する各変調周波数Fl、F2の信号成分
01.02に分1int(復調)して夫々整流処理する
という信号処理を行うことにより、前記各サンプル流体
31゜S2に関する分析値を得るようにしである。 而して、前記信号処理手段Bの具体的な回路構成は第4
図に示すようなものとされている。 即ち、前記プリアンプ2を介して検出器りから出力され
た信号0を、互いに並列に設けられた複数の信号処理系
列(この例では2系列)に分岐し、一方の信号処理系列
には、サンプル流体S1に対する変調周波数(Flヘル
ツ)の信号01のみを検波して取り出す(通過させる)
ためのバンドパスフィルターa1を設けると共に、その
後段に、サンプル流体S1に対する流体変調手段v1に
付設された同期信号発生器1aからの同期信号(流体変
調手段■1による実際の流体変調動作を表す信号:F1
ヘルツ)により、前記バンドパスフィルターalのみで
は不十分である虞れがある検波作用を補足してより一層
精度の良い検波を行えると同時に、検波された交流を脈
流に変換(整流)できるように、前記バンドパスフィル
ターa1からの出力信号01を同期整流するための同期
検波整流器b1を設け、更に、その後段に、前記同期検
波整流器b1からの出力信号を平滑化すると共に高周波
ノイズを除去するための平滑素子clとしてのローパス
フィルターを設け、また、他方の信号処理系列には、サ
ンプル流体S2に対する変調周波数(F2ヘルツ)の信
号02のみを検波して取り出す(通過させる)ためのバ
ンドパスフィルターa2を設けると共に、その後段に、
サンプル流体S2に対する流体変調手段v2に付設され
た同期信号発生器1bからの同期信号(流体変調手段v
2による実際の流体変調動作を表す信号:F2ヘルツ)
により、前記バンドパスフィルターa2のみでは不十分
である虞れがある検波作用を補足してより一層精度の良
い検波を行えると同時に、検波された交流を脈流に変換
(整流)できるように、前記バンドパスフィルターa2
からの出力信号o2を同期整流するための同期検波整流
器b2を設け、更に、その後段に、前記同期検波整流器
b2からの出力信号を平滑化すると共に高周波ノイズを
除去するための平滑素子C2としてのローパスフィルタ
ーを設けたものである。 第8図は第2実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の要部概略構成を示し、これは、例えば大気
中や生産設備からの排気流体などのサンプル流体中に含
まれるCOXなどの濃度を分析するような場合に用いら
れる。 この場合には、装置の分析部Aは、一般に、非分散型赤
外線分析計(NDIR)で構成され、従って、検出器D
(センサー)としては、コンデンサーマイクロフォン方
式あるいはマイクロフロ一方式等によるニエーマテイン
ク型検出器やサーモパイルあるいは半導体等の固体検出
器などのようにサンプル流体が直接通過しないタイプの
ものが用いられる。ただし、この図に示すように、分析
部Aを、ただ一個のセルCを用いた所謂シングルセルタ
イプのNDIRで構成する場合には、やはり、上記第1
実施例の場合と同様に、流体変調された両サンプル流体
S1.S2 (R1,R2)は、混合状態で前記セルC
へ供給され、そのセルCを通過する測定用赤外線の吸光
度が検出器りにより測定される。 なお、この実施例におけるその他の構成等については、
上記第1実施例のものと同様であるから、同じ機能を有
する部材には同じ参照符号を付することにより、その説
明は省略する。 第6図は第3実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の要部概略構成を示し、これも、Co1tな
どの濃度を分析するような場合に用いられる。 この場合には、分析部Aを、2個のセルCI。 C2を有する所謂ダブルセルタイプの非分散型赤外線分
析計(NDIR)で構成しであるから、流体変調された
両サンプル流体SL、 32 (R1゜R2)は、互い
に混合されること無く、各別のセルCI、C2内へ供給
されることになるが、それら両セルCI、C2を通過し
た各測定用赤外線の吸光度は、1個の検出器りにより同
時に測定される。なお、図示はしていないが、前記2個
のセルCI、C2のには、例えば、その一方にco測定
用のソリッドフィルターが、そして、他方にCot測定
用のソリッドフィルターが、夫々、付設されている。 また、この実施例におけるその他の構成等については、
前記第1実施例および第2実施例のものと同様であるか
ら、同じ機能を有する部材には同じ参照符号を付するこ
とにより、その説明は省略する。 ところで、前記複数のサンプル流体S1.32は、例え
ば複数の排気流路から各別に導いてくる場合のように、
もともと異なるものであってもよいし、あるいは、第7
図に例示するように、単一のサンプル流体SOを複数の
系に分流したものであってもよい、これは、一般に、同
一サンプル流体SO中のCOとCOtとか、NOとNO
!とか、メタンとメタン以外のHC(NMHC)とを同
時連続測定する場合などに適用されるが、その場合には
、図示しているように、少なくとも一方の系に、N08
をNOに変換するための、あるいは、COxをCOに変
換するためコンバータ5とか、図示はしていないが、ノ
ンメタン除去装置、あるいは、所要のフィルターなどが
設けられるのが普通である。なお、この第7図に例示し
ているように、前記比較流体R1,R2についても、共
通のものRO(例えばゼロガス)を用い得るように構成
してもよい。 また、前記各流体変調手段Vl、V2は、サンプル流体
31(32)と比較流体R1(R2)とを所定の周波数
で交互に切り換え得るものでありさえすれば、その構成
は任意で′あり、例えば、第8図(イ)に示すようなロ
ータリーパルプで構成してもよく、あるいは、第8図(
ロ)に示すような4方切換電磁弁で構成してもよく、ま
た、図示はしていないが、3方切換電磁弁を用いて構成
しても差し支え無い。 〔発明の効果〕 以上詳述したところから明らかなように、本発明に係る
マルチ流体変調方式による流体分析装置によれば、複数
のサンプル流体を夫々比較流体により互いに異なる周波
数で流体変調する流体変調手段を設けると共に、それら
流体変調された全てのサンプル流体を、ただ一個の検出
器を有する分析部へ、同時にかつ連続的に供給するよう
に構成することにより、先ず、そのただ一個の検出器か
ら、全てのサンプル流体に対応する個々の測定信号成分
が一括的に重畳されたひとつの測定信号を得て、しかる
後、そのひとつの測定信号から、前記各サンプル流体に
対する各変調周波数の信号成分に分離(復1りシて夫々
整流および平滑化処理するという信号処理を行うことに
より、前記各サンプル流体に関する分析値を得る、とい
う従来常識では全く考えられなかった特異な手段を採用
しているから、たとえ、同一サンプル流体中の複数の成
分の同時連続分析、あるいは、複数の異なるサンプル流
体について夫々の中に含まれる特定成分の同時連続分析
を行うに際しても、ただ1個の検出器(センサー)を設
けるだけで済み、従って、複数の検出器を必要としてい
た従来一般の流体分析装置の場合に比べて、測定システ
ムの小型化および簡素化ならびにコスト低減を容易に図
れると共に、検出器の調整を容易かつ短時間に行え、か
つ、従来のように複数の検出器間のゼロl整誤差や感度
差は生じ得ないことから、常に良好な測定精度を確保で
き、しかも、前記信号処理手段としては、バンドパスフ
ィルターと同期検波整流器と平滑素子とを直列接続して
なる信号処理系列を複数系列並列に設けた構成としであ
るため、例えばコンピューターあるいはロックインアン
プを用いる他の手段に比べて、非常に簡単でかつ安価に
構成できるのみならず、バンドパスフィルターのみでは
不十分である虞れがある検波作用を同期検波整流器によ
り補足してより一層晴度の良い検波を行えるように構成
しであるから、例えば、ただ単にローパスフィルターの
みで検波(周波数分離)した後で直ちに絶対値整流する
だけの構成のものに比べて、格段に優れた信号処理性能
(S/N比)を得ることができる、という顕著に優れた
効果が発揮されるのである。
付けた名称である)という従来になかった特異な手法を
採用することによって、ただ1個の検出器を用いるだけ
でありながら、複数の(または複数の系に分流された)
サンプル流体を同時にかつ連続的に分析することができ
る、全く新規な流体分析装置を提供せんとしてなされた
ものである。 〔従来の技術〕 例えば、サンチル流体の一例である大気中に含まれる自
動車排気ガスや工場排気ガスなどの有害成分(NOX
、H,Cm 、あるいは、COwなど)の濃度(ひいて
は量)を分析するような場合に使用される流体分析装置
としては、従来から、ケミカルルミネッセンス検出器(
CL D)を備えた分析装置とか、フレームイオン検出
器(F I D)を備えた分析装置とか、あるいは、コ
ンデンサマイクロフォン方式またはマイクロフロ一方式
等によるニューマチイック型検出器やサーモパイルある
いは半導体等の固体検出器を備えた非分散型赤外線分析
装置(ND I R)など、各種の検出器(センサー)
を採用して成る流体分析装置が用いられている。 ところで、前記のような流体分析を行うに際しては、例
えば、NoとNO!、あるいは、メタン(CHa )と
メタン以外のHC(NMHC) 、あるいはまた、CO
とCotという、ように、サンプル流体中の複数(この
場合には2つ)の成分濃度を同時にかつ連続的に測定す
る必要があることが多いが、従来一般の流体分析装置に
よってそれを実現するためには、どうしても複数個(こ
の場合には2個)の検出器(センサー)が必要であった
。 即ち、NoとNO3とを同時連続測定する場合には、サ
ンプル流体を2つの測定系に分流し、−方の系にはサン
プルガス中のNO?!度をそれ単独で測定するための第
1NO検出器を設け、他方の系にはサンプルガス中のN
OtをNOに変換する処理を施して生成された処理流
体中の全N0t1度を測定するための第2NO検出器を
設ける、というように2個のNO検出器が必要であり(
N Ox濃度は第2NO検出器による全NO濃度検出値
と第1NO検出器によるNO単独濃度検出値との差とし
て得られ、この手法は差量法と呼ばれる)、また、メタ
ンとメタン以外のHC(NMHC)とを同時連続測定す
る場合には、サンプル流体を2つの測定系に分流し、一
方の系にはサンプル流体中の全H(41度(T HC)
を測定するための第1HC検出器を設け、他方の系には
サンプル流体中のメタン以外のHCを触媒燃焼させて除
去する処理を施して生成された処理ガス中のメタン濃度
を測定するための第2HC検出器を設ける、というよう
に2個のHC検出器が必要であり(この場合も差量法を
用いており、NMHCは第1HC検出器によるTHC濃
度検出値と第2HC検出器によるメタン濃度検出値との
差として得られる)、また、サンプル流体中のCOとC
O3とを同時連続測定する場合には、サンプル流体を2
つの測定系に分流し、一方の系にはCO検出器を設は他
方の系にはCOz検出器を設けるというように、CO検
出器とCOを検出器の2個の異なる検出器が必要である
。 そして、上記のように同一サンプル流体を複数の系に分
流することにより、そのサンプル流体中の複数の成分の
同時連続分析を行う場合に限らず、複数の異なるサンプ
ル流体について夫々の中に含まれる特定成分の同時連続
分析を行おうとする場合にも、同様に複数の検出器(セ
ンサー)を必要とすることが明らかである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記したように、同一サンプル流体中の
複数の成分の同時連続分析、あるいは、複数の異なるサ
ンプル流体について夫々の中に含まれる特定成分の同時
連続分析を行うに際して、前記従来装置におけるように
複数個の検出器(センサー)を用いなければならないと
いうことは、(ア)分析装置が大型化すると共に製造コ
ストが高くつく、 という問題のみならず、 (イ)複数の検出器毎にゼロ・スパン調整などの調整を
必要とするので、測定に要する手間が大きく非常に面倒
である、 (つ)各検出器の調整が十分で無く、複数の検出器の間
にゼロ調整誤差や感度差が存在する場合には、非常に大
きな測定誤差が生じることになる、といった種々の問題
を引き起こす。 そこで、このような問題を避けるために、ただ1個の検
出器を備えた分析装置を用いて、同一サンプル流体中の
複数の成分を交互に測定するとか、あるいは、複数の異
なるサンプル流体を交互に測定するという、言わばバッ
チ的な分析方法によることも考えられるが、その場合に
は、同時連続測定を行えないために、測定データが不連
続になってしまうという欠点があり、特に、前述した差
量法を用いた分析を行う場合には、測定精度の大きな劣
化を招く虞れがある。従って、単に検出器の個数を節約
するためにのみ、このようなバッチ的分析方法を採用す
ることは、流体分析の本来の目的を大きく犠牲にするこ
とになりかねず、得策とは言えない。 本発明は、かかる従来実情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、ただ1個の検出器を用いるだけであり
ながら、複数の(または複数の系に分流された)サンプ
ル流体を、同時にかつ連続的に、しかも、精度良(分析
することができる流体分析装置を開発せんとすることに
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明によるマルチ流体変
調方式による流体分析装置は、第1図に示す基本的概念
図および第2図に示す要部具体的構成図(クレーム対応
図)から明らかなように、複数のサンプル流体31.3
2.・・・ 、Sn(これは、もともと異なるものであ
っても、あるいは、単一のサンプル流体を複数の系に分
流したものであってもよい)を、夫々、比較流体R1゜
R2,・・・ 、Rnにより互いに異なる周波数Fl。 F2.・・・ 、Fn(ヘルツ)で流体変調するための
流体変調手段Vl、 V2.・・・ 、Vnと、ただ
一個の検出器りを有すると共に、前記流体変調された各
サンプル流体SL、32.・・・、Snが同時にかつ連
続的に供給される分析部Aと、前記分析部Aにおける前
記検出器りからの出力信号0を、適宜周波数分離手段お
よび信号整流・平滑手段(第1図においては概念的に示
している)を用いて、前記各サンプル流体SL、S2.
・・・。 Snに対する各変調周波数Fl、 F2.・・・、
Fnの信号成分01,02.・・・ 、Onに分離し
て夫々整流および平滑化処理することにより、前記各サ
ンプル流体31. 32.・・・ 、Snに関する分析
値を得るための信号処理手段Bとから成り、更に、前記
信号処理手段Bを構成するに、第2図に具体的に示して
いるように、 前記検出器りからの出力信号0から、前記各変調周波数
Fl、 F2.・・・ 、Fn付近の帯域の信号のみ
を夫々通過させる複数のバンドパスフィルターfit、
負2.・・・ 、fillを互いに並列的に設けると
共に、 前記各バンドパスフィルターal(a2.・・・ 。 an)の後段に、その通過帯域周波数Fl(F2゜・・
・ 、Fn)に対応する流体変調手段Vl (V2゜・
・・ 、Vn)による実際の流体変調動作に同期して、
そのバンドパスフィルターal(a2.・・・ 。 an)からの出力信号を検波整流する同期検波整流器b
1 (b 2. ・” 、 b n) ’frt
tLt、カッ、前記各同期検波整流器bl(b2.・・
・ 、bn)の後段に、それからの出力信号を平滑化す
るための平滑素子cl(c2.・・・ 、cn)を設け
てある、 という特徴を備えている。 〔作用〕 かかる特徴構成により発揮される作用は次の通りである
。 即ち、上記本発明に係るマルチ流体変調方式による流体
分析装置においては、後述する実施例の記載からもより
一層明らかとなるように、例えばロータリーパルプとか
3方切換電磁弁あるいは4方切換電磁弁などで構成され
る適宜流体変調手段V1.V2. ・= 、Vnを用
いて、比較流体R1゜R2,・・・ 、Rnにより互い
に異なる周波数Fl。 F2.・・・ 、Fnで夫々流体変調した複数の(また
は複数の系に分流された)サンプル流体Sl。 32、・・・、Snを、ただ一個の検出器りを有する分
析部Aへ、同時にかつ連続的に供給することにより、先
ず、そのただ一個の検出器りから、全てのサンプル流体
31.32.・・・ 、Snに対応する個々の測定信号
成分(Of、02.・・・ 、On)が−括的に重畳さ
れたひとつの測定信号0(−01+02+ ・・・ +
On)を得る、という従来常識では全く考えられなかっ
た特異な手法を採用すると共に、次に、前記ただ一個の
検出器りからの出力信号0を、例えば、第1図に例示し
ているように適宜周波数分離手段と信号整流・平滑手段
とを組み合わせて構成された信号処理手段Bを用いるこ
とにより、前記各サンプル流体31.S2゜・・・ 、
Snに対する各変調周波数Fl、 F2.・・・。 Fnの信号成分Of、02.・・・、Onに分離(復f
りシて夫々整流および平滑化処理するという信号処理を
行うことによって、前記各サンプル流体S1.S2.・
・・ 、Snに関する分析値を得るようにしたから、た
とえ、同一サンプル流体中の複数の成分の同時連続分析
、あるいは、複数の異なるサンプル流体について夫々の
中に含まれる特定成分の同時連続分析を行うに際しても
、ただ1個の検出器(センサー)を設けるだけで済み、
従って、複数の検出器を必要としていた従来一般の流体
分析装置の場合に比べて、装置全体の小型化および簡素
化ならびにコスト低減を容易に図れると共に、検出器の
調整を容易かつ短時間に行え、かつ、従来のように複数
の検出器間のゼロ調整誤差や感度差は生じ得ないことか
ら、常に良好な測定精度を確保できるようになった。 ところで、前記信号処理手段Bとしては、フーリエ解析
(周波数分離処理に相当する)および絶対値平均化処理
(整流・平滑化処理に相当する)などの数値解析の演算
処理が可能なコンピューターを用いるとか、あるいは、
ロックインアンプなどの電気回路を用いるというように
、種々のソフトあるいはハードによる適宜手段を構成す
ることが可能であるが、本発明装置においては、特に、
バンドパスフィルターal(a2.・・・ 、an)と
同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)と平滑素
子(例えばローパスフィルターとかコンデンサー)cl
(c2.・・・ 、cn)とを直列接続して成る信号処
理系列を複数系列並列に設けた構成としであるため、上
記のようなコンピューターあるいはロックインアンプを
用いる手段に比べて、非常に簡単でかつ安価に構成でき
るのみならず、バンドパスフィルターal(a2.・・
・ 、an)のみでは不十分である式れがある検波作用
を同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)により
補足してより一層精度の良い検波を行えるように構成し
であるから、例えば、ただ単にローパスフィルターのみ
で検波(周波数分離)した後で直ちに絶対値整流するだ
けの構成のものに比べて、格段に優れた信号処理性能(
S/N比)を得ることができるという利点もある。 〔実施例〕 以下、本発明に係るマルチ流体変調方式による流体分析
装置の具体的実施例を図面(第3図ないし第8図)に基
いて説明する。 第3図は第1実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の全体概略構成を示し、これは、例えば大気
中や生産設備からの排気流体などのサンプル流体中に含
まれるNO,1あるいはHlC,などの濃度を分析する
ような場合に用いられる。 さて、図示しているように、複数(この場合は2つ)の
サンプル流体31.32 (これは、もともと異なるも
のであっても、あるいは、後で詳述するように単一のサ
ンプル流体を複数の系に分流したものであってもよい)
を、夫々、流体変調手段V1.V2を用イテ、比較流体
R1,R2(−般にはゼロガスが使用される)により、
互いに異なる周波数Fl、F2 (ヘルツ) (例えば
、F1=IHz、F2”2H2)で流体変調した(つま
り、サンプル流体と比較流体とを所定の周波数で交互に
通過させた)後、それら流体変調された各サンプル流体
31.32 (R1,R2)を、ただ一個の検出器D(
センサー)を有する分析部Aへ、同時にかつ連続的に供
給するように構成しである。 なお、この場合には、前記分析部Aにおける検出器りと
しては、一般に、No検出用のケミカルルミネッセンス
検出器(CLD) 、あるいは、メタン(CH4)検出
用のフレームイオン検出器(FID)などのように、サ
ンプル流体が直接通過するタイプのものが用いられるた
め、前記流体変調された両サンプル流体sl、s2 (
R1,R2)は、混合状態で前記検出器りへ供給される
。 従って、プリアンプ2を介して前記検出器りから出力さ
れる信号Oは、図中模式的に示しているように、両サン
プル流体S1.S2に対応する個々の測定信号成分(0
1,02)が−括的に重畳されたひとつの測定信号(0
=01+02)として得られることになる。 そこで、前記検出器りからの出力信号Oを、第3図にお
いては概念的に例示しているように、周波数分離回路3
と信号整流回路4とを組み合わせて構成された電気回路
から成る信号処理手段Bを用いて、前記各サンプル流体
S1゜S2に対する各変調周波数Fl、F2の信号成分
01.02に分1int(復調)して夫々整流処理する
という信号処理を行うことにより、前記各サンプル流体
31゜S2に関する分析値を得るようにしである。 而して、前記信号処理手段Bの具体的な回路構成は第4
図に示すようなものとされている。 即ち、前記プリアンプ2を介して検出器りから出力され
た信号0を、互いに並列に設けられた複数の信号処理系
列(この例では2系列)に分岐し、一方の信号処理系列
には、サンプル流体S1に対する変調周波数(Flヘル
ツ)の信号01のみを検波して取り出す(通過させる)
ためのバンドパスフィルターa1を設けると共に、その
後段に、サンプル流体S1に対する流体変調手段v1に
付設された同期信号発生器1aからの同期信号(流体変
調手段■1による実際の流体変調動作を表す信号:F1
ヘルツ)により、前記バンドパスフィルターalのみで
は不十分である虞れがある検波作用を補足してより一層
精度の良い検波を行えると同時に、検波された交流を脈
流に変換(整流)できるように、前記バンドパスフィル
ターa1からの出力信号01を同期整流するための同期
検波整流器b1を設け、更に、その後段に、前記同期検
波整流器b1からの出力信号を平滑化すると共に高周波
ノイズを除去するための平滑素子clとしてのローパス
フィルターを設け、また、他方の信号処理系列には、サ
ンプル流体S2に対する変調周波数(F2ヘルツ)の信
号02のみを検波して取り出す(通過させる)ためのバ
ンドパスフィルターa2を設けると共に、その後段に、
サンプル流体S2に対する流体変調手段v2に付設され
た同期信号発生器1bからの同期信号(流体変調手段v
2による実際の流体変調動作を表す信号:F2ヘルツ)
により、前記バンドパスフィルターa2のみでは不十分
である虞れがある検波作用を補足してより一層精度の良
い検波を行えると同時に、検波された交流を脈流に変換
(整流)できるように、前記バンドパスフィルターa2
からの出力信号o2を同期整流するための同期検波整流
器b2を設け、更に、その後段に、前記同期検波整流器
b2からの出力信号を平滑化すると共に高周波ノイズを
除去するための平滑素子C2としてのローパスフィルタ
ーを設けたものである。 第8図は第2実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の要部概略構成を示し、これは、例えば大気
中や生産設備からの排気流体などのサンプル流体中に含
まれるCOXなどの濃度を分析するような場合に用いら
れる。 この場合には、装置の分析部Aは、一般に、非分散型赤
外線分析計(NDIR)で構成され、従って、検出器D
(センサー)としては、コンデンサーマイクロフォン方
式あるいはマイクロフロ一方式等によるニエーマテイン
ク型検出器やサーモパイルあるいは半導体等の固体検出
器などのようにサンプル流体が直接通過しないタイプの
ものが用いられる。ただし、この図に示すように、分析
部Aを、ただ一個のセルCを用いた所謂シングルセルタ
イプのNDIRで構成する場合には、やはり、上記第1
実施例の場合と同様に、流体変調された両サンプル流体
S1.S2 (R1,R2)は、混合状態で前記セルC
へ供給され、そのセルCを通過する測定用赤外線の吸光
度が検出器りにより測定される。 なお、この実施例におけるその他の構成等については、
上記第1実施例のものと同様であるから、同じ機能を有
する部材には同じ参照符号を付することにより、その説
明は省略する。 第6図は第3実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の要部概略構成を示し、これも、Co1tな
どの濃度を分析するような場合に用いられる。 この場合には、分析部Aを、2個のセルCI。 C2を有する所謂ダブルセルタイプの非分散型赤外線分
析計(NDIR)で構成しであるから、流体変調された
両サンプル流体SL、 32 (R1゜R2)は、互い
に混合されること無く、各別のセルCI、C2内へ供給
されることになるが、それら両セルCI、C2を通過し
た各測定用赤外線の吸光度は、1個の検出器りにより同
時に測定される。なお、図示はしていないが、前記2個
のセルCI、C2のには、例えば、その一方にco測定
用のソリッドフィルターが、そして、他方にCot測定
用のソリッドフィルターが、夫々、付設されている。 また、この実施例におけるその他の構成等については、
前記第1実施例および第2実施例のものと同様であるか
ら、同じ機能を有する部材には同じ参照符号を付するこ
とにより、その説明は省略する。 ところで、前記複数のサンプル流体S1.32は、例え
ば複数の排気流路から各別に導いてくる場合のように、
もともと異なるものであってもよいし、あるいは、第7
図に例示するように、単一のサンプル流体SOを複数の
系に分流したものであってもよい、これは、一般に、同
一サンプル流体SO中のCOとCOtとか、NOとNO
!とか、メタンとメタン以外のHC(NMHC)とを同
時連続測定する場合などに適用されるが、その場合には
、図示しているように、少なくとも一方の系に、N08
をNOに変換するための、あるいは、COxをCOに変
換するためコンバータ5とか、図示はしていないが、ノ
ンメタン除去装置、あるいは、所要のフィルターなどが
設けられるのが普通である。なお、この第7図に例示し
ているように、前記比較流体R1,R2についても、共
通のものRO(例えばゼロガス)を用い得るように構成
してもよい。 また、前記各流体変調手段Vl、V2は、サンプル流体
31(32)と比較流体R1(R2)とを所定の周波数
で交互に切り換え得るものでありさえすれば、その構成
は任意で′あり、例えば、第8図(イ)に示すようなロ
ータリーパルプで構成してもよく、あるいは、第8図(
ロ)に示すような4方切換電磁弁で構成してもよく、ま
た、図示はしていないが、3方切換電磁弁を用いて構成
しても差し支え無い。 〔発明の効果〕 以上詳述したところから明らかなように、本発明に係る
マルチ流体変調方式による流体分析装置によれば、複数
のサンプル流体を夫々比較流体により互いに異なる周波
数で流体変調する流体変調手段を設けると共に、それら
流体変調された全てのサンプル流体を、ただ一個の検出
器を有する分析部へ、同時にかつ連続的に供給するよう
に構成することにより、先ず、そのただ一個の検出器か
ら、全てのサンプル流体に対応する個々の測定信号成分
が一括的に重畳されたひとつの測定信号を得て、しかる
後、そのひとつの測定信号から、前記各サンプル流体に
対する各変調周波数の信号成分に分離(復1りシて夫々
整流および平滑化処理するという信号処理を行うことに
より、前記各サンプル流体に関する分析値を得る、とい
う従来常識では全く考えられなかった特異な手段を採用
しているから、たとえ、同一サンプル流体中の複数の成
分の同時連続分析、あるいは、複数の異なるサンプル流
体について夫々の中に含まれる特定成分の同時連続分析
を行うに際しても、ただ1個の検出器(センサー)を設
けるだけで済み、従って、複数の検出器を必要としてい
た従来一般の流体分析装置の場合に比べて、測定システ
ムの小型化および簡素化ならびにコスト低減を容易に図
れると共に、検出器の調整を容易かつ短時間に行え、か
つ、従来のように複数の検出器間のゼロl整誤差や感度
差は生じ得ないことから、常に良好な測定精度を確保で
き、しかも、前記信号処理手段としては、バンドパスフ
ィルターと同期検波整流器と平滑素子とを直列接続して
なる信号処理系列を複数系列並列に設けた構成としであ
るため、例えばコンピューターあるいはロックインアン
プを用いる他の手段に比べて、非常に簡単でかつ安価に
構成できるのみならず、バンドパスフィルターのみでは
不十分である虞れがある検波作用を同期検波整流器によ
り補足してより一層晴度の良い検波を行えるように構成
しであるから、例えば、ただ単にローパスフィルターの
みで検波(周波数分離)した後で直ちに絶対値整流する
だけの構成のものに比べて、格段に優れた信号処理性能
(S/N比)を得ることができる、という顕著に優れた
効果が発揮されるのである。
第1図および第2図は、本発明に係るマルチ流体変調方
式による流体分析装置の基本的概念および作用、ならび
に、その要部の具体的構成の説明図(クレーム対応図)
である。 また、第3図ないし第8図は本発明に係るマルチ流体変
調方式による流体分析装置の各種具体的実施例を示し、
第3図は第1実施例の全体概略構成図、第4図はその要
部具体的回路構成図であり、第5図は第2実施例の要部
概略構成図、第6図は第3実施例の要部概略構成図、そ
して、第7rMは各実施例に対する補足説明のための要
部概略構成図、第8図(イ)、(ロ)は夫々各実施例に
対する別の補足説明のための要部概略構成図である。 31、S2.・・・:サンプル流体、 R1,R2,・・・:比較流体、 Fl、F2.・・・:変調周波数、 Vl、 V2.・・・:流体変調手段A:分析部、D
:検出器、B:信号処理手段、0 :検出器
りからの出力信号、01.02.・・・:各サンプル流
体31.S2゜・・・に対する各変調周波数Fl。 F2.・・・の信号成分、 al、a2.・・・:バンドパスフィルター、bl、b
2.・・・:同期検波整流器、cl、c2.・・・:ロ
ーパスフィルター。 出願人 株式会社 堀 場 製 作 所代理人 弁理士
藤 本 英 夫 自発 手続補正書 昭和63年2月Δ日 特許庁長官 殿 を 1、事件の表示 昭和62年 特 許 a m315047号2、発明の
名称 マルチ流体変調方式による流体分析装置3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 5、 補正命令の日付 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書及び図面
“−\、(1)明細書の全文を、別紙のとおりに訂正
致します なお、今般の訂正は、随所に亘る単なるミスプリントを
補正するために行うものであって、実質的な内容には何
ら変更はありません。 (2)図面中、第2図および第4図を、夫々参照符号の
誤りを補正するために、別紙のとおりに訂正致します。 9、添付書類の目録 (1)全文訂正明細書 1通(1)訂
正図面(第2図および第4図) 1通出願人 株式会
社 堀 場 製 作 所代理人 弁理士 藤 本 英
夫 全文訂正 明 細 書 10発明の名称 マルチ流体変調方式による流体分析装置2、特許請求の
範囲 複数の(または複数の系に分流された)サンプル流体を
、夫々、比較流体により互いに異なる周波数で流体変調
するための流体変調手段と、ただ一個の検出器を有する
と共に、前記流体変調された各サンプル流体が同時にか
つ連続的に供給される分析部と、 前記分析部における前記検出器−1J1らの出力信号を
、前記各サンプル流体に対する各変調周波数の信号成分
に分離して夫々整流および平滑化処理することにより、
前記各サンプル流体に間する分析値を得るための信号処
理手段とから成り、更に、前記信号処理手段を構成する
に、前記検出器からの出力信号から、前記各変調周波数
付近の帯域の信号のみを夫々通過させる複数のバンドパ
スフィルターを互いに並列的に設けると共に、 前記各バンドパスフィルターの後段に、その通過帯域周
波数に対応する流体変調手段による実際の流体変調動作
に同期して、そのバンドパスフィルターからの出力信号
を検波整流する同期検波整流器を設け、かつ、 前記各同期検波整流器の後段に、それからの出力信号を
平滑化するための平滑素子を設けてある、ことを特徴と
するマルチ流体変調方式による流体分析装置。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マルチ流体変調方式(これは本発明者らの名
付けた名称である)という従来になかった特異な手法を
採用することによって、ただ1個の検出器を用いるだけ
でありながら、複数の(または複数の系に分流された)
サンプル流体を同時にかつ連続的に分析することができ
る、全く新規な流体分析装置を提供せんとしてなされた
ものである。 〔従来の技術〕 例えば、サンプル流体の一例である大気中に含まれる自
動車排気ガスや工場排気ガスなどの有害成分(NOX
、H,C,、あるいは、C011など)の濃度(ひいて
は量)を分析するような場合に使用される流体分析装置
としては、従来から、ケミカルルミネッセンス検出器(
CLD)を備えた分析装置とか、フレームイオン検出器
(F I D)を備えた分析装置とか、あるいは、コン
デンサマイクロフォン方式またはマイクロフロ一方式等
によるニエーマテインク型検出器やサーモパイルあるい
は半導体等の固体検出器を備えた非分散型赤外線分析装
置(ND I R)など、各種の検出器(センサー)を
採用して成る流体分析装置が用いられている。 ところで、前記のような流体分析を行うに際しては、例
えば、NoとNO2、あるいは、メタン(CH4)とメ
タン以外のHC(NMHC) 、あるいはまた、COと
Coよというように、サンプル流体中の複数(この場合
には2つ)の成分濃度を同時にかつ連続的に測定する必
要があることが多いが、従来一般の流体分析装置によっ
てそれを実現するためには、どうしても複数個(この場
合には2個)の検出器(センサー)が必要であった。 即ち、NoとNO!とを同時連続測定する場合には、サ
ンプル流体を2つの測定系に分流し、−方の系にはサン
プルガス中のNo濃度をそれ単独で測定するための第1
NO検出器を設け、他方の系にはサンプルガス中のN
OxをNoに変換する処理を施して生成された処理流体
中の全N0g度を測定するための第2NO検出器を設け
る、というように2個のNO検出器が必要であり(No
□濃度は第2NO検出器による全No濃度検出値と第1
NO検出器によ為NO単独濃度検出値との差として得ら
れ、この手法は差量法と呼ばれる)、また、メタンとメ
タン以外のHC(NMHC)とを同時連続測定する場合
には、サンプル流体を2つの測定系に分流し、一方の系
にはサンプル流体中の全HCs度(THC)を測定する
ための第1HC検出器を設け、他方の系にはサンプル流
体中のメタン以外のHCを触媒燃焼させて除去する処理
を施して生成された処理ガス中のメタン濃度を測定する
ための第2HC検出器を設ける、というように2個のH
C検出器が必要であり(この場合も差量法を用いており
、NMHCは第1HC検出器によるT HCtm度検出
値と第2HC検出器によるメタン濃度検出値との差とし
て得られる)、また、サンプル流体中のCOとCO2と
を同時連続測定する場合には、サンプル流体を2つの測
定系に分流し、一方の系にはCO検出器を設は他、方の
系にはCOを検出器を設けるというように、CO検出器
とCO2検出器の2個の異なる検出器が必要であるや そして、上記のように同一サンプル流体を複数の系に分
流することにより、そのサンプル流体中の複数の成分の
同時連続分析を行う場合に限らず、複数の異なるサンプ
ル流体について夫々の中に含まれる特定成分の同時連続
分析を行おうとする場合にも、同様に複数の検出器(セ
ンサー)を必要とすることが明らかである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記したように、同一サンプル流体中の
複数の成分の同時連続分析、あるいは、複数の異なるサ
ンプル流体について夫々の中に含まれる特定成分の同時
連続分析を行うに際して、前記従来装置におけるように
複数個の検出器(センサー)を用いなければならないと
いうことは、(ア)分析装置が大型化すると共に製造コ
ストが・高くつく、 という問題のみならず、 (イ)複数の検出器毎にゼロ・スパン調整などの調整を
必要とするので、測定に要する手間が大きく非常に面倒
である、 (つ)各検出器の調整が十分で無(、複数の検出器の間
にゼロ調整誤差や感度差が存在する場合には、非常に大
きな測定誤差が生じることになる、といった種々の問題
を引き起こす。 そこで、このような問題を避けるために、ただ1個の検
出器を備えた分析装置を用いて、同一サンプル流体中の
複数の成分を交互に測定するとか、あるいは、複数の異
なるサンプル流体を交互に測定するという、言わばバッ
チ的な分析方法によることも考えられるが、その場合に
は、同時連続測定を行えないために、測定データが不連
続になってしまうという欠点があり、特に、前述した差
量法を用いた分析を行う場合には、測定精度の大きな劣
化を招く虞れがある。従って、単に検出器の個数を節約
するためにのみ、このようなバンチ的分析方法を採用す
ることは、流体分析の本来の目的を大きく犠牲にするこ
とになりかねず、得策とは言えない。 本発明は、かかる従来実情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、ただ1個の検出器を用いるだけであり
ながら、複数の(または複数の系に分流された)サンプ
ル流体を、同時にかつ連続的に、しかも、精度良(分析
することができる流体分析装置を開発せんとすることに
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明によるマルチ流体変
調方式による流体分析装置は、第1図に示す基本的概念
図および第2図に示す要部具体的構成図(クレーム対応
図)から明らかなように、複数のサンプル流体31.
S2.・・・ 、Sn(これは、もともと異なるもの
であっても、あるいは、単一のサンプル流体を複数の系
に分流したものであってもよい)を、夫々、比較流体R
1゜R2,・・・ 、Rnにより互いに異なる周波数F
l。 F2.・・・ 、Fn(ヘルツ)で流体変調するための
流体変調手段Vl、V2.・・・ 、Vnと、ただ一個
の検出器りを有すると共に、前記流体変調された各サン
プル流体Sl、S2.・・・、3nが同時にかつ連続的
に供給される分析部Aと、前記分析部Aにおける前記検
出器りからの出力信号0を、適宜周波数分離手段および
信号整流・平滑手段(第1図においては概念的に示して
いる)を用いて、前記各サンプル流体31.S2.・・
・。 Snに対する各変調周波数F1.F2.・・・、Fnの
信号成分01.02.・・・ 、Onに分離して夫々整
流および平滑化処理することにより、前記各サンプル流
体Sl、S2.・・・ 、Snに関する分近値を得るた
めの信号処理手段Bとから成り、更に、前記信号処理手
段Bを構成するに、第2図に具体的に示しているように
、 前記検出器りからの出力信号Oから、前記各変調周波数
Fl、F2.・・・ 、Fn付近の帯域の信号のみを夫
々通過させる複数のバンドパスフィルターal、a2.
・・・ 、anを互いに並列的に設けると共に、 前記各バンドパスフィルターal(a2.・・・ 。 an)の後段に、その通過帯域周波数Fl (F2゜
・・・ 、Fn)に対応する流体変調手段Vl(V2゜
・・・ 、Vn)による実際の流体変調動作に同期して
、そのバンドパスフィルターat(a2.・・・ 。 an)からの出力信号を検波整流する同期検波整流器b
1 (、b 2.−、 bn)を設け、かつ、前
記各同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)の後
段に、それからの出力信号を平滑化するための平滑素子
cl(c2.・・・ 、cn)を設けてある、 という特徴を備えている。 〔作用) かかる特徴構成により発揮される作用は次の通りである
。 即ち、上記本発明に係るマルチ流体変調方式による流体
分析装置においては、後述する実施例の記載からもより
一層明らかとなるように、例えばロータリーパルプとか
3方切換電磁弁あるいは4方切換電磁弁などで構成され
る適宜流体変調手段Vl、V2.− 、Vnを用いて
、比較流体R1゜R2,・・・ 、Rnにより互いに異
なる周波数F1゜F2.・・・ 、Fnで夫々流体変調
した複数の(または複数の系に分流された)サンプル流
体31゜32、・・・、Snを、ただ一個の検出器りを
有する分析部Aへ、同時にかつ連続的に供給することに
より、先ず、そのただ一個の検出器りから、全てのサン
プル流体St、S2.・・・ 、Snに対応する個々の
測定信号成分(01,02,・・・ 、On)が−括的
に重畳されたひとつの測定信号0(=01+02+ ・
・・ +On)を得る、という従来常識では全く考えら
れなかった特異な手法を採用すると共に、次に、前記た
だ一個の検出器りからの出力信号0を、例えば、第1図
に例示しているように適宜周波数分離手段と信号整流・
平滑手段とを組み合わせて構成された信号処理手段Bを
用いることにより、前記各サンプル流体31,32゜・
・・ 、Snに対する各変調周波数Fl、F2.・・・
。 Fnの信号成分01.02.・・・、Onに分離して夫
々整流および平滑化処理するという信号処理を行うこと
により、前記各サンプル流体Sl、32゜・・・ 、S
nに関する分析値を得るようにしたから、たとえ、同一
サンプル流体中の複数の成分の同時連続分析、あるいは
、複数の異なるサンプル流体について夫々の中に含まれ
る特定成分の同時連続分析を行うに際しても、ただ1個
の検出器(センサー)を設けるだけで済み、従って、複
数の検出器を必要としていた従来一般の流体分析装置の
場合に比べて、装置全体の小型化および簡素化ならびに
コスト低減を容易に図れると共に、検出器の調整を容易
かつ短時間に行え、かつ、従来のように複数の検出器間
のゼロ調整誤差や感度差は生じ得ないことから、常に良
好な測定精度を確保できるようになった。 ところで、前記信号処理手段Bとしては、フーリエ解析
(周波数分離処理に相当する)および絶対値平均化処理
(整流・平滑化処理に相当する)などの数値解析の演算
処理が可能なコンピューターを用いるとか、あるいは、
ロックインアンプなどの電気回路を用いるというように
、種々のソフトあるいはハードによる適宜手段を構成す
ることが可能であるが、本発明装置においては、特に、
バンドパスフィルターal(a2.・・・ 、an)と
同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)と平滑素
子(例えばローパスフィ゛ルターとかコンデンサー)c
l(c2.・・・ 、an)とを直列接続して成る信号
処理系列を複数系列並列に設けた構成としであるため、
上記のようなコンピューターあるいはロックインアンプ
を用いる手段に比べて、非常に簡単でかつ安価に構成で
きるのみならず、バンドパスフィルターal(a2.・
・・ 、an)のみでは不十分である虞れがある分離作
用を同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)によ
り補足してより一層精度の良い分離を行えるように構成
しであるから、例えば、ただ単にバンドパスフィルター
のみで周波数分離した後で直ちに絶対値整流するだけの
構成のものに比べて、格段に優れた信号処理性能(S/
N比)を得ることができるという利点もある。 〔実施例〕 以下、本発明に係るマルチ流体変調方式による流体分析
装置の具体的実施例を図面(第3図ないし第8図)に基
いて説明する。 第3図は第1実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の全体概略構成を示し、これは、例えば大気
中や生産設備からの排気流体などのサンプル流体中に含
まれるN 011あるいはH。 01などの濃度を分析するような場合に用いられる。 さて、図示しているように、複数(この場合は2つ)の
サンプル流体31.32 (これは、もともと異なるも
のであうでも、あるいは、後で詳述するように単一のサ
ンプル流体を複数の系に分流したものであってもよい)
を、夫々、流体変調手段Vl、V2を用いて、比較流体
R1,R2(−般にはゼロガスが使用される)により、
互いに異なる周波数Fl、 F2 (ヘルツ)(例え
ば、Fl−IHz、F2−2Hz)で流体変調した(つ
まり、サンプル流体と比較流体とを所定の周波数で交互
に通過させた)後、それら流体変調された各サンプル流
体Sl、S2 (R1,R2)を、ただ一個の検出器D
(センサー)を有する分析部Aへ、同時にかつ連続的に
供給するように構成しである。 なお、この場合には、前記分析部Aにおける検出器りと
しては、一般に、NO検出用のケミカルルミネッセンス
検出器(CLD) 、あるいは、炭化水素(HC)検出
用のフレームイオン検出器(FID)などのように、サ
ンプル流体が直接通過するタイプのものが用いられるた
め、前記流体変調された両サンプル流体31.S2 (
R1,R2)は、混合状態で前記検出器りへ供給される
。 従って、プリアンプ2を介して前記検出器りから出力さ
れる信号Oは、図中模式的に示しているように、両サン
プル流体31.32に対応する個々の測定信号成分(0
1,02)が−括的に重畳されたひとつの測定信号(0
=OL+02)として得られることになる。 そこで、前記検出器りからの出力信号Oを、第3図にお
いては概念的に例示しているように、周波数分離回路3
と信号整流回路4とを組み合わせて構成された電気回路
から成る信号処理手段Bを用いて、前記各サンプル流体
31.32に対する各変調周波数F1.F2の信号成分
01,02に分離して夫々整流処理するという信号処理
を行うことにより、前記各サンプル流体St、S2に関
する分析値を得るようにしである。 而して、前記信号処理手段Bの具体的な回路構成は第4
図に示すようなものとされている。 即ち、前記プリアンプ2を介して検出器りから出力され
た信号Oを、互いに並列に設けられた複数の信号処理系
列(この例では2系列)に分岐し、一方の信号処理系列
には、サンプル流体31に対する変調周波数(Flヘル
ツ)の信号01のみを分離して取り出す(通過させる)
ためのバンドパスフィルターa1を設けると共に、その
後段に、サンプル流体Slに対する流体変調手段v1に
付設された同期信号発生器1aからの同期信号(流体変
調手段■1による実際の流体変調動作を表す信号:Fl
ヘルツ)により、前記バンドパスフィルターalのみで
は不十分である虞れがある周波数分離作用を補足してよ
り一層精度の良い分離を行えると同時に、分離された交
流を直流に変換できるように、前記バンドパスフィルタ
ーa1からの出力信号01を同期整流するための同期検
波整流器b1を設け、更に、その後段には、前記同期検
波整流器b1からの出力信号を平滑化すると共に高周波
ノイズを除去するための平滑素子C1としてのローパス
フィルターを設け、また、他方の信号処理系列には、サ
ンプル流体S2に対する変調周波数(F2ヘルツ)の信
号02のみを分離して取り出す(通過させる)ためのバ
ンドパスフィルターa2を設けると共に、その後段に、
サンプル流体S2に対する流体変調手段v2に付設され
た同期信号発生器1bからの同期信号(流体変調手段■
2による実際の流体変調動作を表す信号:F2ヘルツ)
により、前記バンドパスフィルターa2のみでは不十分
である虞れがある周波数分離作用を補足してより一層精
度の良い分離を行えると同時に、分離された交流を直流
に変換できるように、前記バンドパスフィルター32か
らの出力信号02を同期整流するための同期検波整流器
b2を設け、更に、その後段には、前記同期検波整流器
b2からの出力信号を平滑化すると共に高周波ノイズを
除去するための平滑素子c2としてのローパスフィルタ
ーを設けたものである。 第5図は第2実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の要部概略構成を示し、これは、例えば大気
中や生産設備からの排気流体などのサンプル流体中に含
まれるC0IIなどの濃度を分析するような場合に用い
られる。 この場合には、装置の分析部Aは、一般に、非分散型赤
外線分析計(NDIR)で構成され、従って、検出器D
(センサー)としては、コンデンサマイクロフォン方式
あるいはマイクロフロ一方式等によるニエーマティック
型検出器やサーモパイルあるいは半導体等の固体検出器
などのようにサンプル流体が直接通過しないタイプのも
のが用いられる。ただし、この図に示すように、分析部
Aを、ただ一個のセルCを用いた所謂シングルセルタイ
プのNDIRで構成する場合には、やはり、上記第1実
施例の場合と同様に、流体変調された両サンプル流体3
1.32 (R1,R2)は、混合状態で前記セルCへ
供給され、そのセルCを通過する測定用赤外線の吸光度
が検出器りにより測定される。 なお、この実施例におけるその他の構成等については、
上記第1実施例のものと同様であるから、同じ機能を有
する部材には同じ参照符号を付することにより、その説
明は省略する。 第6図は第3実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の要部概略構成を示し、これも、CO糞など
の濃度を分析するような場合に用いられる。 この場合には、分析部Aを、2個のセルCI。 C2を有する所謂ダブルセルタイプの非分散型赤外線分
析計(NDIR)で構成しであるがら、流体変調された
両サンプル流体SL、32 (R1゜R2)は、互いに
混合されること無く、各別のセルCI、C2内へ供給さ
れることになるが、それら両セルCI、C2を通過した
各測定用赤外線の吸光度は、1個の検出器りにより同時
に測定される。なお、図示はしていないが、前記2個の
セルCI、C2のには、例えば、その一方にCO測定用
のソリッドフィルターが、そして、他方にco。 測定用のソリッドフィルターが、夫々、付設されている
。 また、この実施例におけるその他の構成等については、
前記第1実施例および第2実施例のものと同様であるか
ら、同じ機能を有する部材には同じ参照符号を付するこ
とにより、その説明は省略する。 ところで、前記複数のサンプル流体31.32は、例え
ば複数の排気流路から各別に導いてくる場合のように、
もともと異なるものであってもよいし、あるいは、第7
図に例示するように、単一のサンプル流体SOを複数の
系に分流したものであってもよい、これは、一般に、同
一サンプル流体SO中のCOとCOtとか、NOとN
Otとか、メタンとメタン以外のHC(NMHC)とを
同時連続測定する場合などに適用されるが、その場合に
は、図示しているように、少なくとも一方の系に、No
tをNoに変換するための、あるいは、COをCO2に
変換するためコンバータ5とか、図示はしていないが、
ノンメタン除去装置、あるいは、所要のフィルターなど
が設けられるのが普通である。なお、この第7図に例示
しているように、前記比較流体R1,R2についても、
共通のものRO(例えばゼロガス)を用い得るように構
成してもよい。 また、前記各流体変調手段V1.V2は、サンプル流体
31(32)と比較流体R1(R2)とを所定の周波数
で交互に切り換え得るものでありさえすれば、その構成
は任意であり、例えば、第8図(イ)に示すようなロー
タリーバルブで構成してもよく、あるいは、第8図(ロ
)に示すような4方切換電磁弁で構成してもよく、また
、図示はしていないが、3方切換1を磁弁を用いて構成
しても差し支え無い。 〔発明の効果〕 以上詳述したところから明らかなように、本発明に係る
マルチ流体変調方式による流体分析装置によれば、複数
のサンプル流体を夫々比較流体により互いに異なる周波
数で流体変調する流体変調手段を設けると共に、それら
流体変調された全てのサンプル流体を、ただ一個の検出
器を有する分析部へ、同時にかつ連続的に供給するよう
に構成することにより、先ず、そのただ一個の検出器か
ら、全てのサンプル流体に対応する個々の測定信号成分
が一括的に重畳されたひとつの測定信号を得て、しかる
後、そのひとつの測定信号から、前記各サンプル流体に
対する各変調周波数の信号成分に分離して夫々整流およ
び平滑化処理するという信号処理を行うことにより、前
記各サンプル流体に関する分析値を得る、という従来常
識では全く考えられなかった特異な手段を採用している
から、たとえ、同一サンプル流体中の複数の成分の同時
連続分析、あるいは、複数の異なるサンプル流体につい
て夫々の中に含まれる特定成分の同時連続分析を行うに
際しても、ただ1個の検出器(センサー)を設けるだけ
で済み、従って、複数の検出器を必要としていた従来一
般の流体分析装置の場合に比べて、測定システムの小型
化および簡素化ならびにコスト低減を容易に図れると共
に、検出器の調整を容易かつ短時間に行え、かつ、従来
のように複数の検出器間のゼロ調整誤差や感度差は生じ
得ないことから、常に良好な測定精度を確保でき、しか
も、前記信号処理手段としては、バンドパスフィルター
と同期検波整流器と平滑素子とを直列接続してなる信号
処理系列を複数系列並列に設けた構成としであるため、
例えばコンピューターあるいはロックインアンプを用い
る他の手段に比べて、非常に簡単でかつ安価に構成でき
るのみならず、バンドパスフィルターのみでは不十分で
ある虞れがある周波数分離作用を同期検波整流器により
補足してより一層精度の良い分離を行えるように構成し
であるから、例えば、たtど単にバンドパスフィルター
のみで周波数分離した後で直ちに絶対値整流するだけの
構成のものに比べて、格段に優れた信号処理性能(S/
N比)を得ることができる、という顕著に優れた効果が
発揮されるのである。
式による流体分析装置の基本的概念および作用、ならび
に、その要部の具体的構成の説明図(クレーム対応図)
である。 また、第3図ないし第8図は本発明に係るマルチ流体変
調方式による流体分析装置の各種具体的実施例を示し、
第3図は第1実施例の全体概略構成図、第4図はその要
部具体的回路構成図であり、第5図は第2実施例の要部
概略構成図、第6図は第3実施例の要部概略構成図、そ
して、第7rMは各実施例に対する補足説明のための要
部概略構成図、第8図(イ)、(ロ)は夫々各実施例に
対する別の補足説明のための要部概略構成図である。 31、S2.・・・:サンプル流体、 R1,R2,・・・:比較流体、 Fl、F2.・・・:変調周波数、 Vl、 V2.・・・:流体変調手段A:分析部、D
:検出器、B:信号処理手段、0 :検出器
りからの出力信号、01.02.・・・:各サンプル流
体31.S2゜・・・に対する各変調周波数Fl。 F2.・・・の信号成分、 al、a2.・・・:バンドパスフィルター、bl、b
2.・・・:同期検波整流器、cl、c2.・・・:ロ
ーパスフィルター。 出願人 株式会社 堀 場 製 作 所代理人 弁理士
藤 本 英 夫 自発 手続補正書 昭和63年2月Δ日 特許庁長官 殿 を 1、事件の表示 昭和62年 特 許 a m315047号2、発明の
名称 マルチ流体変調方式による流体分析装置3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 5、 補正命令の日付 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書及び図面
“−\、(1)明細書の全文を、別紙のとおりに訂正
致します なお、今般の訂正は、随所に亘る単なるミスプリントを
補正するために行うものであって、実質的な内容には何
ら変更はありません。 (2)図面中、第2図および第4図を、夫々参照符号の
誤りを補正するために、別紙のとおりに訂正致します。 9、添付書類の目録 (1)全文訂正明細書 1通(1)訂
正図面(第2図および第4図) 1通出願人 株式会
社 堀 場 製 作 所代理人 弁理士 藤 本 英
夫 全文訂正 明 細 書 10発明の名称 マルチ流体変調方式による流体分析装置2、特許請求の
範囲 複数の(または複数の系に分流された)サンプル流体を
、夫々、比較流体により互いに異なる周波数で流体変調
するための流体変調手段と、ただ一個の検出器を有する
と共に、前記流体変調された各サンプル流体が同時にか
つ連続的に供給される分析部と、 前記分析部における前記検出器−1J1らの出力信号を
、前記各サンプル流体に対する各変調周波数の信号成分
に分離して夫々整流および平滑化処理することにより、
前記各サンプル流体に間する分析値を得るための信号処
理手段とから成り、更に、前記信号処理手段を構成する
に、前記検出器からの出力信号から、前記各変調周波数
付近の帯域の信号のみを夫々通過させる複数のバンドパ
スフィルターを互いに並列的に設けると共に、 前記各バンドパスフィルターの後段に、その通過帯域周
波数に対応する流体変調手段による実際の流体変調動作
に同期して、そのバンドパスフィルターからの出力信号
を検波整流する同期検波整流器を設け、かつ、 前記各同期検波整流器の後段に、それからの出力信号を
平滑化するための平滑素子を設けてある、ことを特徴と
するマルチ流体変調方式による流体分析装置。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マルチ流体変調方式(これは本発明者らの名
付けた名称である)という従来になかった特異な手法を
採用することによって、ただ1個の検出器を用いるだけ
でありながら、複数の(または複数の系に分流された)
サンプル流体を同時にかつ連続的に分析することができ
る、全く新規な流体分析装置を提供せんとしてなされた
ものである。 〔従来の技術〕 例えば、サンプル流体の一例である大気中に含まれる自
動車排気ガスや工場排気ガスなどの有害成分(NOX
、H,C,、あるいは、C011など)の濃度(ひいて
は量)を分析するような場合に使用される流体分析装置
としては、従来から、ケミカルルミネッセンス検出器(
CLD)を備えた分析装置とか、フレームイオン検出器
(F I D)を備えた分析装置とか、あるいは、コン
デンサマイクロフォン方式またはマイクロフロ一方式等
によるニエーマテインク型検出器やサーモパイルあるい
は半導体等の固体検出器を備えた非分散型赤外線分析装
置(ND I R)など、各種の検出器(センサー)を
採用して成る流体分析装置が用いられている。 ところで、前記のような流体分析を行うに際しては、例
えば、NoとNO2、あるいは、メタン(CH4)とメ
タン以外のHC(NMHC) 、あるいはまた、COと
Coよというように、サンプル流体中の複数(この場合
には2つ)の成分濃度を同時にかつ連続的に測定する必
要があることが多いが、従来一般の流体分析装置によっ
てそれを実現するためには、どうしても複数個(この場
合には2個)の検出器(センサー)が必要であった。 即ち、NoとNO!とを同時連続測定する場合には、サ
ンプル流体を2つの測定系に分流し、−方の系にはサン
プルガス中のNo濃度をそれ単独で測定するための第1
NO検出器を設け、他方の系にはサンプルガス中のN
OxをNoに変換する処理を施して生成された処理流体
中の全N0g度を測定するための第2NO検出器を設け
る、というように2個のNO検出器が必要であり(No
□濃度は第2NO検出器による全No濃度検出値と第1
NO検出器によ為NO単独濃度検出値との差として得ら
れ、この手法は差量法と呼ばれる)、また、メタンとメ
タン以外のHC(NMHC)とを同時連続測定する場合
には、サンプル流体を2つの測定系に分流し、一方の系
にはサンプル流体中の全HCs度(THC)を測定する
ための第1HC検出器を設け、他方の系にはサンプル流
体中のメタン以外のHCを触媒燃焼させて除去する処理
を施して生成された処理ガス中のメタン濃度を測定する
ための第2HC検出器を設ける、というように2個のH
C検出器が必要であり(この場合も差量法を用いており
、NMHCは第1HC検出器によるT HCtm度検出
値と第2HC検出器によるメタン濃度検出値との差とし
て得られる)、また、サンプル流体中のCOとCO2と
を同時連続測定する場合には、サンプル流体を2つの測
定系に分流し、一方の系にはCO検出器を設は他、方の
系にはCOを検出器を設けるというように、CO検出器
とCO2検出器の2個の異なる検出器が必要であるや そして、上記のように同一サンプル流体を複数の系に分
流することにより、そのサンプル流体中の複数の成分の
同時連続分析を行う場合に限らず、複数の異なるサンプ
ル流体について夫々の中に含まれる特定成分の同時連続
分析を行おうとする場合にも、同様に複数の検出器(セ
ンサー)を必要とすることが明らかである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記したように、同一サンプル流体中の
複数の成分の同時連続分析、あるいは、複数の異なるサ
ンプル流体について夫々の中に含まれる特定成分の同時
連続分析を行うに際して、前記従来装置におけるように
複数個の検出器(センサー)を用いなければならないと
いうことは、(ア)分析装置が大型化すると共に製造コ
ストが・高くつく、 という問題のみならず、 (イ)複数の検出器毎にゼロ・スパン調整などの調整を
必要とするので、測定に要する手間が大きく非常に面倒
である、 (つ)各検出器の調整が十分で無(、複数の検出器の間
にゼロ調整誤差や感度差が存在する場合には、非常に大
きな測定誤差が生じることになる、といった種々の問題
を引き起こす。 そこで、このような問題を避けるために、ただ1個の検
出器を備えた分析装置を用いて、同一サンプル流体中の
複数の成分を交互に測定するとか、あるいは、複数の異
なるサンプル流体を交互に測定するという、言わばバッ
チ的な分析方法によることも考えられるが、その場合に
は、同時連続測定を行えないために、測定データが不連
続になってしまうという欠点があり、特に、前述した差
量法を用いた分析を行う場合には、測定精度の大きな劣
化を招く虞れがある。従って、単に検出器の個数を節約
するためにのみ、このようなバンチ的分析方法を採用す
ることは、流体分析の本来の目的を大きく犠牲にするこ
とになりかねず、得策とは言えない。 本発明は、かかる従来実情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、ただ1個の検出器を用いるだけであり
ながら、複数の(または複数の系に分流された)サンプ
ル流体を、同時にかつ連続的に、しかも、精度良(分析
することができる流体分析装置を開発せんとすることに
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明によるマルチ流体変
調方式による流体分析装置は、第1図に示す基本的概念
図および第2図に示す要部具体的構成図(クレーム対応
図)から明らかなように、複数のサンプル流体31.
S2.・・・ 、Sn(これは、もともと異なるもの
であっても、あるいは、単一のサンプル流体を複数の系
に分流したものであってもよい)を、夫々、比較流体R
1゜R2,・・・ 、Rnにより互いに異なる周波数F
l。 F2.・・・ 、Fn(ヘルツ)で流体変調するための
流体変調手段Vl、V2.・・・ 、Vnと、ただ一個
の検出器りを有すると共に、前記流体変調された各サン
プル流体Sl、S2.・・・、3nが同時にかつ連続的
に供給される分析部Aと、前記分析部Aにおける前記検
出器りからの出力信号0を、適宜周波数分離手段および
信号整流・平滑手段(第1図においては概念的に示して
いる)を用いて、前記各サンプル流体31.S2.・・
・。 Snに対する各変調周波数F1.F2.・・・、Fnの
信号成分01.02.・・・ 、Onに分離して夫々整
流および平滑化処理することにより、前記各サンプル流
体Sl、S2.・・・ 、Snに関する分近値を得るた
めの信号処理手段Bとから成り、更に、前記信号処理手
段Bを構成するに、第2図に具体的に示しているように
、 前記検出器りからの出力信号Oから、前記各変調周波数
Fl、F2.・・・ 、Fn付近の帯域の信号のみを夫
々通過させる複数のバンドパスフィルターal、a2.
・・・ 、anを互いに並列的に設けると共に、 前記各バンドパスフィルターal(a2.・・・ 。 an)の後段に、その通過帯域周波数Fl (F2゜
・・・ 、Fn)に対応する流体変調手段Vl(V2゜
・・・ 、Vn)による実際の流体変調動作に同期して
、そのバンドパスフィルターat(a2.・・・ 。 an)からの出力信号を検波整流する同期検波整流器b
1 (、b 2.−、 bn)を設け、かつ、前
記各同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)の後
段に、それからの出力信号を平滑化するための平滑素子
cl(c2.・・・ 、cn)を設けてある、 という特徴を備えている。 〔作用) かかる特徴構成により発揮される作用は次の通りである
。 即ち、上記本発明に係るマルチ流体変調方式による流体
分析装置においては、後述する実施例の記載からもより
一層明らかとなるように、例えばロータリーパルプとか
3方切換電磁弁あるいは4方切換電磁弁などで構成され
る適宜流体変調手段Vl、V2.− 、Vnを用いて
、比較流体R1゜R2,・・・ 、Rnにより互いに異
なる周波数F1゜F2.・・・ 、Fnで夫々流体変調
した複数の(または複数の系に分流された)サンプル流
体31゜32、・・・、Snを、ただ一個の検出器りを
有する分析部Aへ、同時にかつ連続的に供給することに
より、先ず、そのただ一個の検出器りから、全てのサン
プル流体St、S2.・・・ 、Snに対応する個々の
測定信号成分(01,02,・・・ 、On)が−括的
に重畳されたひとつの測定信号0(=01+02+ ・
・・ +On)を得る、という従来常識では全く考えら
れなかった特異な手法を採用すると共に、次に、前記た
だ一個の検出器りからの出力信号0を、例えば、第1図
に例示しているように適宜周波数分離手段と信号整流・
平滑手段とを組み合わせて構成された信号処理手段Bを
用いることにより、前記各サンプル流体31,32゜・
・・ 、Snに対する各変調周波数Fl、F2.・・・
。 Fnの信号成分01.02.・・・、Onに分離して夫
々整流および平滑化処理するという信号処理を行うこと
により、前記各サンプル流体Sl、32゜・・・ 、S
nに関する分析値を得るようにしたから、たとえ、同一
サンプル流体中の複数の成分の同時連続分析、あるいは
、複数の異なるサンプル流体について夫々の中に含まれ
る特定成分の同時連続分析を行うに際しても、ただ1個
の検出器(センサー)を設けるだけで済み、従って、複
数の検出器を必要としていた従来一般の流体分析装置の
場合に比べて、装置全体の小型化および簡素化ならびに
コスト低減を容易に図れると共に、検出器の調整を容易
かつ短時間に行え、かつ、従来のように複数の検出器間
のゼロ調整誤差や感度差は生じ得ないことから、常に良
好な測定精度を確保できるようになった。 ところで、前記信号処理手段Bとしては、フーリエ解析
(周波数分離処理に相当する)および絶対値平均化処理
(整流・平滑化処理に相当する)などの数値解析の演算
処理が可能なコンピューターを用いるとか、あるいは、
ロックインアンプなどの電気回路を用いるというように
、種々のソフトあるいはハードによる適宜手段を構成す
ることが可能であるが、本発明装置においては、特に、
バンドパスフィルターal(a2.・・・ 、an)と
同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)と平滑素
子(例えばローパスフィ゛ルターとかコンデンサー)c
l(c2.・・・ 、an)とを直列接続して成る信号
処理系列を複数系列並列に設けた構成としであるため、
上記のようなコンピューターあるいはロックインアンプ
を用いる手段に比べて、非常に簡単でかつ安価に構成で
きるのみならず、バンドパスフィルターal(a2.・
・・ 、an)のみでは不十分である虞れがある分離作
用を同期検波整流器bl(b2.・・・ 、bn)によ
り補足してより一層精度の良い分離を行えるように構成
しであるから、例えば、ただ単にバンドパスフィルター
のみで周波数分離した後で直ちに絶対値整流するだけの
構成のものに比べて、格段に優れた信号処理性能(S/
N比)を得ることができるという利点もある。 〔実施例〕 以下、本発明に係るマルチ流体変調方式による流体分析
装置の具体的実施例を図面(第3図ないし第8図)に基
いて説明する。 第3図は第1実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の全体概略構成を示し、これは、例えば大気
中や生産設備からの排気流体などのサンプル流体中に含
まれるN 011あるいはH。 01などの濃度を分析するような場合に用いられる。 さて、図示しているように、複数(この場合は2つ)の
サンプル流体31.32 (これは、もともと異なるも
のであうでも、あるいは、後で詳述するように単一のサ
ンプル流体を複数の系に分流したものであってもよい)
を、夫々、流体変調手段Vl、V2を用いて、比較流体
R1,R2(−般にはゼロガスが使用される)により、
互いに異なる周波数Fl、 F2 (ヘルツ)(例え
ば、Fl−IHz、F2−2Hz)で流体変調した(つ
まり、サンプル流体と比較流体とを所定の周波数で交互
に通過させた)後、それら流体変調された各サンプル流
体Sl、S2 (R1,R2)を、ただ一個の検出器D
(センサー)を有する分析部Aへ、同時にかつ連続的に
供給するように構成しである。 なお、この場合には、前記分析部Aにおける検出器りと
しては、一般に、NO検出用のケミカルルミネッセンス
検出器(CLD) 、あるいは、炭化水素(HC)検出
用のフレームイオン検出器(FID)などのように、サ
ンプル流体が直接通過するタイプのものが用いられるた
め、前記流体変調された両サンプル流体31.S2 (
R1,R2)は、混合状態で前記検出器りへ供給される
。 従って、プリアンプ2を介して前記検出器りから出力さ
れる信号Oは、図中模式的に示しているように、両サン
プル流体31.32に対応する個々の測定信号成分(0
1,02)が−括的に重畳されたひとつの測定信号(0
=OL+02)として得られることになる。 そこで、前記検出器りからの出力信号Oを、第3図にお
いては概念的に例示しているように、周波数分離回路3
と信号整流回路4とを組み合わせて構成された電気回路
から成る信号処理手段Bを用いて、前記各サンプル流体
31.32に対する各変調周波数F1.F2の信号成分
01,02に分離して夫々整流処理するという信号処理
を行うことにより、前記各サンプル流体St、S2に関
する分析値を得るようにしである。 而して、前記信号処理手段Bの具体的な回路構成は第4
図に示すようなものとされている。 即ち、前記プリアンプ2を介して検出器りから出力され
た信号Oを、互いに並列に設けられた複数の信号処理系
列(この例では2系列)に分岐し、一方の信号処理系列
には、サンプル流体31に対する変調周波数(Flヘル
ツ)の信号01のみを分離して取り出す(通過させる)
ためのバンドパスフィルターa1を設けると共に、その
後段に、サンプル流体Slに対する流体変調手段v1に
付設された同期信号発生器1aからの同期信号(流体変
調手段■1による実際の流体変調動作を表す信号:Fl
ヘルツ)により、前記バンドパスフィルターalのみで
は不十分である虞れがある周波数分離作用を補足してよ
り一層精度の良い分離を行えると同時に、分離された交
流を直流に変換できるように、前記バンドパスフィルタ
ーa1からの出力信号01を同期整流するための同期検
波整流器b1を設け、更に、その後段には、前記同期検
波整流器b1からの出力信号を平滑化すると共に高周波
ノイズを除去するための平滑素子C1としてのローパス
フィルターを設け、また、他方の信号処理系列には、サ
ンプル流体S2に対する変調周波数(F2ヘルツ)の信
号02のみを分離して取り出す(通過させる)ためのバ
ンドパスフィルターa2を設けると共に、その後段に、
サンプル流体S2に対する流体変調手段v2に付設され
た同期信号発生器1bからの同期信号(流体変調手段■
2による実際の流体変調動作を表す信号:F2ヘルツ)
により、前記バンドパスフィルターa2のみでは不十分
である虞れがある周波数分離作用を補足してより一層精
度の良い分離を行えると同時に、分離された交流を直流
に変換できるように、前記バンドパスフィルター32か
らの出力信号02を同期整流するための同期検波整流器
b2を設け、更に、その後段には、前記同期検波整流器
b2からの出力信号を平滑化すると共に高周波ノイズを
除去するための平滑素子c2としてのローパスフィルタ
ーを設けたものである。 第5図は第2実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の要部概略構成を示し、これは、例えば大気
中や生産設備からの排気流体などのサンプル流体中に含
まれるC0IIなどの濃度を分析するような場合に用い
られる。 この場合には、装置の分析部Aは、一般に、非分散型赤
外線分析計(NDIR)で構成され、従って、検出器D
(センサー)としては、コンデンサマイクロフォン方式
あるいはマイクロフロ一方式等によるニエーマティック
型検出器やサーモパイルあるいは半導体等の固体検出器
などのようにサンプル流体が直接通過しないタイプのも
のが用いられる。ただし、この図に示すように、分析部
Aを、ただ一個のセルCを用いた所謂シングルセルタイ
プのNDIRで構成する場合には、やはり、上記第1実
施例の場合と同様に、流体変調された両サンプル流体3
1.32 (R1,R2)は、混合状態で前記セルCへ
供給され、そのセルCを通過する測定用赤外線の吸光度
が検出器りにより測定される。 なお、この実施例におけるその他の構成等については、
上記第1実施例のものと同様であるから、同じ機能を有
する部材には同じ参照符号を付することにより、その説
明は省略する。 第6図は第3実施例に係るマルチ流体変調方式による流
体分析装置の要部概略構成を示し、これも、CO糞など
の濃度を分析するような場合に用いられる。 この場合には、分析部Aを、2個のセルCI。 C2を有する所謂ダブルセルタイプの非分散型赤外線分
析計(NDIR)で構成しであるがら、流体変調された
両サンプル流体SL、32 (R1゜R2)は、互いに
混合されること無く、各別のセルCI、C2内へ供給さ
れることになるが、それら両セルCI、C2を通過した
各測定用赤外線の吸光度は、1個の検出器りにより同時
に測定される。なお、図示はしていないが、前記2個の
セルCI、C2のには、例えば、その一方にCO測定用
のソリッドフィルターが、そして、他方にco。 測定用のソリッドフィルターが、夫々、付設されている
。 また、この実施例におけるその他の構成等については、
前記第1実施例および第2実施例のものと同様であるか
ら、同じ機能を有する部材には同じ参照符号を付するこ
とにより、その説明は省略する。 ところで、前記複数のサンプル流体31.32は、例え
ば複数の排気流路から各別に導いてくる場合のように、
もともと異なるものであってもよいし、あるいは、第7
図に例示するように、単一のサンプル流体SOを複数の
系に分流したものであってもよい、これは、一般に、同
一サンプル流体SO中のCOとCOtとか、NOとN
Otとか、メタンとメタン以外のHC(NMHC)とを
同時連続測定する場合などに適用されるが、その場合に
は、図示しているように、少なくとも一方の系に、No
tをNoに変換するための、あるいは、COをCO2に
変換するためコンバータ5とか、図示はしていないが、
ノンメタン除去装置、あるいは、所要のフィルターなど
が設けられるのが普通である。なお、この第7図に例示
しているように、前記比較流体R1,R2についても、
共通のものRO(例えばゼロガス)を用い得るように構
成してもよい。 また、前記各流体変調手段V1.V2は、サンプル流体
31(32)と比較流体R1(R2)とを所定の周波数
で交互に切り換え得るものでありさえすれば、その構成
は任意であり、例えば、第8図(イ)に示すようなロー
タリーバルブで構成してもよく、あるいは、第8図(ロ
)に示すような4方切換電磁弁で構成してもよく、また
、図示はしていないが、3方切換1を磁弁を用いて構成
しても差し支え無い。 〔発明の効果〕 以上詳述したところから明らかなように、本発明に係る
マルチ流体変調方式による流体分析装置によれば、複数
のサンプル流体を夫々比較流体により互いに異なる周波
数で流体変調する流体変調手段を設けると共に、それら
流体変調された全てのサンプル流体を、ただ一個の検出
器を有する分析部へ、同時にかつ連続的に供給するよう
に構成することにより、先ず、そのただ一個の検出器か
ら、全てのサンプル流体に対応する個々の測定信号成分
が一括的に重畳されたひとつの測定信号を得て、しかる
後、そのひとつの測定信号から、前記各サンプル流体に
対する各変調周波数の信号成分に分離して夫々整流およ
び平滑化処理するという信号処理を行うことにより、前
記各サンプル流体に関する分析値を得る、という従来常
識では全く考えられなかった特異な手段を採用している
から、たとえ、同一サンプル流体中の複数の成分の同時
連続分析、あるいは、複数の異なるサンプル流体につい
て夫々の中に含まれる特定成分の同時連続分析を行うに
際しても、ただ1個の検出器(センサー)を設けるだけ
で済み、従って、複数の検出器を必要としていた従来一
般の流体分析装置の場合に比べて、測定システムの小型
化および簡素化ならびにコスト低減を容易に図れると共
に、検出器の調整を容易かつ短時間に行え、かつ、従来
のように複数の検出器間のゼロ調整誤差や感度差は生じ
得ないことから、常に良好な測定精度を確保でき、しか
も、前記信号処理手段としては、バンドパスフィルター
と同期検波整流器と平滑素子とを直列接続してなる信号
処理系列を複数系列並列に設けた構成としであるため、
例えばコンピューターあるいはロックインアンプを用い
る他の手段に比べて、非常に簡単でかつ安価に構成でき
るのみならず、バンドパスフィルターのみでは不十分で
ある虞れがある周波数分離作用を同期検波整流器により
補足してより一層精度の良い分離を行えるように構成し
であるから、例えば、たtど単にバンドパスフィルター
のみで周波数分離した後で直ちに絶対値整流するだけの
構成のものに比べて、格段に優れた信号処理性能(S/
N比)を得ることができる、という顕著に優れた効果が
発揮されるのである。
第1図および第2゛図は、本発明に係るマルチ流体変調
方式による流体分析装置の基本的概念および作用、なら
びに、その要部の具体的構成の説明図(クレーム対応図
)である。 また、第3図ないし第8図は本発明に係るマルチ流体変
調方式による流体分析装置の各種具体的実施例を示し、
第3図は第1実施例の全体概略構成図、第4図はその要
部具体的回路構成図であり、第5図は第2実施例の要部
概略構成図、第6図は第3実施例の要部概略構成図、そ
して、第7図は各実施例に対する補足説明のための要部
概略構成図、第8図(イ)、(ロ)は夫々各実施例に対
する別の補足説明のための要部概略構成図である。 31.32.・・・;サンプル流体、 R1,R2,・・・:比較流体、 Fl、 F2.・・・:変調周波数、Vl、V2.・
・・二流体変調手段 A:分析部、D=検出器、B:信号処理手段、0
:検出器りからの出力信号、01.02.−:各
サンプル流体S1.S2゜・・・に対する各変調周波数
Fl。 F2.・・・の信号成分、 al、a2. ・・・:バンドパスフィルター、bl、
b2.・・・:同期検波整流器、CI、C2,川:ロー
バスフィルター。 出願人 株式会社 堀 場 製 作 所代理人 弁理士
藤 本 英 夫
方式による流体分析装置の基本的概念および作用、なら
びに、その要部の具体的構成の説明図(クレーム対応図
)である。 また、第3図ないし第8図は本発明に係るマルチ流体変
調方式による流体分析装置の各種具体的実施例を示し、
第3図は第1実施例の全体概略構成図、第4図はその要
部具体的回路構成図であり、第5図は第2実施例の要部
概略構成図、第6図は第3実施例の要部概略構成図、そ
して、第7図は各実施例に対する補足説明のための要部
概略構成図、第8図(イ)、(ロ)は夫々各実施例に対
する別の補足説明のための要部概略構成図である。 31.32.・・・;サンプル流体、 R1,R2,・・・:比較流体、 Fl、 F2.・・・:変調周波数、Vl、V2.・
・・二流体変調手段 A:分析部、D=検出器、B:信号処理手段、0
:検出器りからの出力信号、01.02.−:各
サンプル流体S1.S2゜・・・に対する各変調周波数
Fl。 F2.・・・の信号成分、 al、a2. ・・・:バンドパスフィルター、bl、
b2.・・・:同期検波整流器、CI、C2,川:ロー
バスフィルター。 出願人 株式会社 堀 場 製 作 所代理人 弁理士
藤 本 英 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の(または複数の系に分流された)サンプル流体を
、夫々、比較流体により互いに異なる周波数で流体変調
するための流体変調手段と、ただ一個の検出器を有する
と共に、前記流体変調された各サンプル流体が同時にか
つ連続的に供給される分析部と、 前記分析部における前記検出器からの出力信号を、前記
各サンプル流体に対する各変調周波数の信号成分に分離
して夫々整流および平滑化処理することにより、前記各
サンプル流体に関する分析値を得るための信号処理手段
とから成り、 更に、前記信号処理手段を構成するに、 前記検出器からの出力信号から、前記各変調周波数付近
の帯域の信号のみを夫々通過させる複数のバンドパスフ
ィルターを互いに並列的に設けると共に、 前記各バンドパスフィルターの後段に、その通過帯域周
波数に対応する流体変調手段による実際の流体変調動作
に同期して、そのバンドパスフィルターからの出力信号
を検波整流する同期検波整流器を設け、かつ、 前記各同期検波整流器の後段に、それからの出力信号を
平滑化するための平滑素子を設けてある、ことを特徴と
するマルチ流体変調方式による流体分析装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62315047A JPH079398B2 (ja) | 1987-12-12 | 1987-12-12 | マルチ流体変調方式による流体分析装置 |
| US07/278,046 US5102806A (en) | 1987-12-11 | 1988-11-30 | Method for analyzing fluid by multi-fluid modulation mode |
| AT88120269T ATE87739T1 (de) | 1987-12-11 | 1988-12-05 | Verfahren und vorrichtung zur analysierung von fluessigkeiten mittels mehrfluessigkeitenmodulationsverfahren. |
| EP19880120269 EP0319887B1 (en) | 1987-12-11 | 1988-12-05 | Method and apparatus for analyzing fluids by multi-fluid modulation modes |
| DE19883879897 DE3879897T2 (de) | 1987-12-11 | 1988-12-05 | Verfahren und Vorrichtung zur Analysierung von Flüssigkeiten mittels Mehrflüssigkeitenmodulationsverfahren. |
| US07/820,146 US5255072A (en) | 1987-12-11 | 1992-01-13 | Apparatus for analyzing fluid by multi-fluid modulation mode |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62315047A JPH079398B2 (ja) | 1987-12-12 | 1987-12-12 | マルチ流体変調方式による流体分析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01155246A true JPH01155246A (ja) | 1989-06-19 |
| JPH079398B2 JPH079398B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=18060791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62315047A Expired - Lifetime JPH079398B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-12 | マルチ流体変調方式による流体分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079398B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NO20170503A1 (en) * | 2017-03-28 | 2018-10-01 | Roxar Flow Measurement As | Flow measuring system |
-
1987
- 1987-12-12 JP JP62315047A patent/JPH079398B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NO20170503A1 (en) * | 2017-03-28 | 2018-10-01 | Roxar Flow Measurement As | Flow measuring system |
| US11415446B2 (en) | 2017-03-28 | 2022-08-16 | Roxar Flow Measurement As | Flow measuring system |
| NO349134B1 (en) * | 2017-03-28 | 2025-10-13 | Roxar Flow Measurement As | Flow measuring system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH079398B2 (ja) | 1995-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |