JPH01159362A - Ni基合金伝熱管の熱処理方法 - Google Patents
Ni基合金伝熱管の熱処理方法Info
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- JPH01159362A JPH01159362A JP31682487A JP31682487A JPH01159362A JP H01159362 A JPH01159362 A JP H01159362A JP 31682487 A JP31682487 A JP 31682487A JP 31682487 A JP31682487 A JP 31682487A JP H01159362 A JPH01159362 A JP H01159362A
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- Japan
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- heat treatment
- heat
- exchanger tube
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高温高圧水環境下で用いられるNi基合金伝
熱管、例えば加圧水型原子炉(1’WR)の蒸気発生器
伝熱管の二次側(管表面側)耐粒界損傷性を向上させる
耐食皮膜を形成するための熱処理方法に関するものであ
る。
熱管、例えば加圧水型原子炉(1’WR)の蒸気発生器
伝熱管の二次側(管表面側)耐粒界損傷性を向上させる
耐食皮膜を形成するための熱処理方法に関するものであ
る。
(従来の技術)
高温高圧水環境下で用いられる熱交換器の伝熱管、例え
ば加圧水型原子炉(PWR)の蒸気発生器伝熱管の材料
には、耐食性に優れた高Niオーステナイト系のアロイ
600 (75%Ni−15%Cr−10%Fe)が用
いられている。しかし、かかるアロイ600からなるP
WRの蒸気発生器伝熱管において、近年、管板や管支持
板と接する伝熱管表面部分に粒界損傷が生じるようにな
った。
ば加圧水型原子炉(PWR)の蒸気発生器伝熱管の材料
には、耐食性に優れた高Niオーステナイト系のアロイ
600 (75%Ni−15%Cr−10%Fe)が用
いられている。しかし、かかるアロイ600からなるP
WRの蒸気発生器伝熱管において、近年、管板や管支持
板と接する伝熱管表面部分に粒界損傷が生じるようにな
った。
粒界損傷とは、伝熱管表面近傍で生じる粒界腐食(IG
G)と応力存在下で亀裂が進展する粒界応力腐食割れ(
[GSCC)とが混在する腐食形態である。
G)と応力存在下で亀裂が進展する粒界応力腐食割れ(
[GSCC)とが混在する腐食形態である。
これに対して、本発明者は先に上記アロイ600よりも
耐粒界損傷性に優れた、Crを30%と多く含有するア
ロイ690(60%Ni −30%Cr −10%Pe
)なるNi基合金の新しい熱処理方法を開発し、特許出
願した(特開昭59−135850号公報)。これによ
り高温高圧水環境下における伝熱管の腐食は大きく軽減
された。
耐粒界損傷性に優れた、Crを30%と多く含有するア
ロイ690(60%Ni −30%Cr −10%Pe
)なるNi基合金の新しい熱処理方法を開発し、特許出
願した(特開昭59−135850号公報)。これによ
り高温高圧水環境下における伝熱管の腐食は大きく軽減
された。
しかし、腐食環境を極めて厳しくした高温高圧で且つ高
濃度のアルカリ中における実験室加速試験においては、
前記のアロイ690と言えども管表面近傍で若干の粒界
腐食が生じることがある。伝熱管は、その使用環境が今
後益々厳しくなるものと予想されるが、アロイ690は
、耐食性、物理的性質、機械的性質等あらゆる面で、現
在製造されているNi基合金の中では最高級の合金と考
えられる。従って、伝熱管を裸管のままで使用する限り
、アロイ690の特性を大幅に上回るような合金は当面
ないように思われる。
濃度のアルカリ中における実験室加速試験においては、
前記のアロイ690と言えども管表面近傍で若干の粒界
腐食が生じることがある。伝熱管は、その使用環境が今
後益々厳しくなるものと予想されるが、アロイ690は
、耐食性、物理的性質、機械的性質等あらゆる面で、現
在製造されているNi基合金の中では最高級の合金と考
えられる。従って、伝熱管を裸管のままで使用する限り
、アロイ690の特性を大幅に上回るような合金は当面
ないように思われる。
そこで、伝熱管の耐食性を改善する方法として、伝熱管
表面に何らかの耐食皮膜を施す方法が考えられている。
表面に何らかの耐食皮膜を施す方法が考えられている。
その一つの方法として、特開昭61−139676号公
報に、酸素を注入した高温水で沸騰水型原子炉(PWR
)のステンレス製給水加熱器のヒータチューブに腐食に
対して保護的な酸化皮膜を形成する方法およびその装置
が提案されている。
報に、酸素を注入した高温水で沸騰水型原子炉(PWR
)のステンレス製給水加熱器のヒータチューブに腐食に
対して保護的な酸化皮膜を形成する方法およびその装置
が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明の目的は、高温高圧水環境下で使用されるNi基
合金伝熱管、例えば加圧水型原子炉(PWR)の蒸気発
生器伝熱管の表面に何らかの耐食皮膜を施して耐食性、
特に伝熱管二次側の耐粒界損傷性を改善させる耐食皮膜
を形成するための新しい熱処理方法を提供することにあ
る (問題点を解決するための手段) 本発明者は先に、Ni基合金伝熱管に耐食皮膜を付与す
る方法として、伝熱管を粒界強化熱処理に際し、その熱
処理工程の一部を10−2〜10−’Torrの真空度
に調整し、この真空下で且つ一定の加熱温度および加熱
時間で熱処理して、表面にクロム酸化物を主体とする酸
化皮膜を形成する方法、を特許出願した(特願昭62−
211565号)。
合金伝熱管、例えば加圧水型原子炉(PWR)の蒸気発
生器伝熱管の表面に何らかの耐食皮膜を施して耐食性、
特に伝熱管二次側の耐粒界損傷性を改善させる耐食皮膜
を形成するための新しい熱処理方法を提供することにあ
る (問題点を解決するための手段) 本発明者は先に、Ni基合金伝熱管に耐食皮膜を付与す
る方法として、伝熱管を粒界強化熱処理に際し、その熱
処理工程の一部を10−2〜10−’Torrの真空度
に調整し、この真空下で且つ一定の加熱温度および加熱
時間で熱処理して、表面にクロム酸化物を主体とする酸
化皮膜を形成する方法、を特許出願した(特願昭62−
211565号)。
これによりPWR−次系水と接する蒸気発生器伝熱管の
内表面の全面腐食は大きく軽減され、腐食により溶出す
るNiイオンやCoイオンが炉心で放射化された後、−
次系配管等に沈着し、定期検査等において作業者が被爆
する恐れは大きく凍った。
内表面の全面腐食は大きく軽減され、腐食により溶出す
るNiイオンやCoイオンが炉心で放射化された後、−
次系配管等に沈着し、定期検査等において作業者が被爆
する恐れは大きく凍った。
本発明者は、これに満足することなくさらに高い耐食性
を伝熱管に付与すべく、その後も研究を進めたところ、
前記クロム酸化物を主体とする酸化皮膜は、全面腐食抑
制に効果があるとともに、PWR二次側の腐食に対しも
有効であること、即ち、管と管板や管支持板隙間部の不
純物(主としてNa0H)濃縮模擬環境で発生する管表
面の粒界損傷を抑制する効果もあることを見出した。こ
の酸化皮膜は上記のように粒界強化熱処理工程で、その
熱処理条件の一部を調整することで伝熱管表面に付与す
ることはできるが、この方法に満足することなくさらに
あらゆる方法について検討を行った結果、伝熱管を若干
の酸素を含む不活性ガス中の減圧下のもとて特定の温度
と時間で熱処理すれば、上記方法をとることなく伝熱管
表面に耐粒界損傷性に優れたクロム酸化物を主体とする
酸化皮膜を付与することができることを見出し、本発明
を完成した。
を伝熱管に付与すべく、その後も研究を進めたところ、
前記クロム酸化物を主体とする酸化皮膜は、全面腐食抑
制に効果があるとともに、PWR二次側の腐食に対しも
有効であること、即ち、管と管板や管支持板隙間部の不
純物(主としてNa0H)濃縮模擬環境で発生する管表
面の粒界損傷を抑制する効果もあることを見出した。こ
の酸化皮膜は上記のように粒界強化熱処理工程で、その
熱処理条件の一部を調整することで伝熱管表面に付与す
ることはできるが、この方法に満足することなくさらに
あらゆる方法について検討を行った結果、伝熱管を若干
の酸素を含む不活性ガス中の減圧下のもとて特定の温度
と時間で熱処理すれば、上記方法をとることなく伝熱管
表面に耐粒界損傷性に優れたクロム酸化物を主体とする
酸化皮膜を付与することができることを見出し、本発明
を完成した。
ここに、本発明の要旨は、「重量%で、Cr: 15〜
35%、Ni: 30〜75%を含有するNi基合金伝
熱管を、lo−2〜10−’vo 1%の酸素を含む不
活性ガス雰囲気中で且つ10−’−1o”’気圧の減圧
下で、添付図に示す点AとB、BとCSCとDSDとE
SEとF、FとGおよびGとAをそれぞれ結ぶ直線によ
って囲まれる領域内の加熱温度および加熱時間で熱処理
し、伝熱管表面にクロム酸化物を主体とする酸化皮膜を
形成することを特徴とするNi基合金伝熱管の熱処理方
法Jにある。
35%、Ni: 30〜75%を含有するNi基合金伝
熱管を、lo−2〜10−’vo 1%の酸素を含む不
活性ガス雰囲気中で且つ10−’−1o”’気圧の減圧
下で、添付図に示す点AとB、BとCSCとDSDとE
SEとF、FとGおよびGとAをそれぞれ結ぶ直線によ
って囲まれる領域内の加熱温度および加熱時間で熱処理
し、伝熱管表面にクロム酸化物を主体とする酸化皮膜を
形成することを特徴とするNi基合金伝熱管の熱処理方
法Jにある。
添付図は、本発明にかかる熱処理方法で採用する加熱温
度と加熱時間との関係を示したものである。
度と加熱時間との関係を示したものである。
即ち、本発明の熱処理方法は、例えば、粒界強化熱処理
後に伝熱管を10−2〜10−4%vo1%の酸素を含
む不活性ガス雰囲気、例えば純度が99.999vo
1%のアルゴンガスと残部が主として酸素ガスとからな
る雰囲気中で且つ1O−1〜10−″気圧の減圧下で、
加熱温度と加熱時間との関係を示す添付図の点A(0,
Ih、750’C) 、B (0、lh、650℃)
、C(10h、400°C) 、D (100h、40
0°C) 、E (100h、500’C)、F(5h
、650°C)およびG(5h、750°C)の7点を
結ぶ直線によって囲まれる領域内の加熱時間および加熱
温度で熱処理して、表面に耐粒界損傷性に優れたクロム
酸化物(CrzO+)を特徴とする特許皮膜を形成する
ものである。
後に伝熱管を10−2〜10−4%vo1%の酸素を含
む不活性ガス雰囲気、例えば純度が99.999vo
1%のアルゴンガスと残部が主として酸素ガスとからな
る雰囲気中で且つ1O−1〜10−″気圧の減圧下で、
加熱温度と加熱時間との関係を示す添付図の点A(0,
Ih、750’C) 、B (0、lh、650℃)
、C(10h、400°C) 、D (100h、40
0°C) 、E (100h、500’C)、F(5h
、650°C)およびG(5h、750°C)の7点を
結ぶ直線によって囲まれる領域内の加熱時間および加熱
温度で熱処理して、表面に耐粒界損傷性に優れたクロム
酸化物(CrzO+)を特徴とする特許皮膜を形成する
ものである。
このような不活性ガス雰囲気の減圧下でNi基合金伝熱
管を熱処理すれば、高真空下で熱処理したものに比ベム
ラのない均一な酸化皮膜を形成することができるととも
に比較的短い処理時間で所望の酸化皮膜を付与すること
ができる。
管を熱処理すれば、高真空下で熱処理したものに比ベム
ラのない均一な酸化皮膜を形成することができるととも
に比較的短い処理時間で所望の酸化皮膜を付与すること
ができる。
(作用)
次に本発明の熱処理方法における熱処理雰囲気と加熱温
度および加熱時間を前記のように限定する理由について
詳細に説明する。
度および加熱時間を前記のように限定する理由について
詳細に説明する。
まず、加熱時間と加熱温度について述べる。
加熱時間がAB線で示される0、1時間およびBC線で
示される0、1〜10時間より短いと、形成される酸化
皮膜は薄く粒界損傷抑制に有効な厚さの酸化皮膜が得ら
れない。又DE線で示される100時間、EF線で示さ
れる5〜100時間およびFC線で示される5時間より
長く加熱すると、形成される酸化皮膜は厚くなり過ぎて
ひび割れや剥離が発生しやすくなり、逆に耐食性を悪化
させることになる。
示される0、1〜10時間より短いと、形成される酸化
皮膜は薄く粒界損傷抑制に有効な厚さの酸化皮膜が得ら
れない。又DE線で示される100時間、EF線で示さ
れる5〜100時間およびFC線で示される5時間より
長く加熱すると、形成される酸化皮膜は厚くなり過ぎて
ひび割れや剥離が発生しやすくなり、逆に耐食性を悪化
させることになる。
一方、加熱温度がAG線で示される750 ’Cを超え
る温度では、生成する酸化皮膜は(Ni、Fe)OCr
2bsのスピネル構造のものが主体となり、Cr2O,
を主体とするクロム酸化物皮膜の生成量が少なくなって
耐粒界損傷性に劣る。又CD線で示される400°Cよ
り低い温度でも長時間加熱すれば、Cr、O,を主体と
するクロム酸化物皮膜を生成させることはできるが、粒
界損傷を防止するに有効な厚さの酸化皮膜を生成するに
は長時間を要し、実用的ではない。
る温度では、生成する酸化皮膜は(Ni、Fe)OCr
2bsのスピネル構造のものが主体となり、Cr2O,
を主体とするクロム酸化物皮膜の生成量が少なくなって
耐粒界損傷性に劣る。又CD線で示される400°Cよ
り低い温度でも長時間加熱すれば、Cr、O,を主体と
するクロム酸化物皮膜を生成させることはできるが、粒
界損傷を防止するに有効な厚さの酸化皮膜を生成するに
は長時間を要し、実用的ではない。
上記の範囲の加熱温度および加熱時間で熱処理すれば、
N1基合金伝熱管表面には耐粒界損傷性に優れる(lt
Osを主体とする酸化皮膜が、粒界損傷抑制に有効なお
よそ500〜5000人の厚さで形成される。
N1基合金伝熱管表面には耐粒界損傷性に優れる(lt
Osを主体とする酸化皮膜が、粒界損傷抑制に有効なお
よそ500〜5000人の厚さで形成される。
そのためには、前記加熱温度および加熱時間の外に、そ
の熱処理雰囲気も大切である。即ち10−2〜10−’
voI!%の酸素を含む不活性ガス雰囲気中で且つ10
−′〜101気圧の減圧下で行うことが重要である。酸
素含有量が10− ”vo 1%より多いと、つまり不
活性ガスの純度が99.99 vo1%未満の純度では
、酸素濃度が高すぎて、たとえ前記範囲内の加熱温度お
よび加熱時間で熱処理しても昨102を主体とする酸化
皮膜が得られず、01i、Fe)0・Cr、0゜のスピ
ネル構造主体の酸化皮膜となって、耐食性は改善されな
い。好ましい不活性ガスの純度は99゜999vo 1
%である。
の熱処理雰囲気も大切である。即ち10−2〜10−’
voI!%の酸素を含む不活性ガス雰囲気中で且つ10
−′〜101気圧の減圧下で行うことが重要である。酸
素含有量が10− ”vo 1%より多いと、つまり不
活性ガスの純度が99.99 vo1%未満の純度では
、酸素濃度が高すぎて、たとえ前記範囲内の加熱温度お
よび加熱時間で熱処理しても昨102を主体とする酸化
皮膜が得られず、01i、Fe)0・Cr、0゜のスピ
ネル構造主体の酸化皮膜となって、耐食性は改善されな
い。好ましい不活性ガスの純度は99゜999vo 1
%である。
一方、酸素含有量が10−’vol!%より少ないと、
つまり不活性ガスの純度が99.9999νo1%以上
の純度では、たとえ前記範囲内の加熱温度および加熱時
間で熱処理しても合金表面でCrと結びつく酸素の絶対
量が少なすぎて粒界摂食抑制に有効な500〜5000
人厚さのCrzO:+を主体とする酸化皮膜が形成され
にくい。
つまり不活性ガスの純度が99.9999νo1%以上
の純度では、たとえ前記範囲内の加熱温度および加熱時
間で熱処理しても合金表面でCrと結びつく酸素の絶対
量が少なすぎて粒界摂食抑制に有効な500〜5000
人厚さのCrzO:+を主体とする酸化皮膜が形成され
にくい。
又、10−1〜10−3気圧の範囲を外れた気圧では、
ムラのない均一な酸化皮膜を得るのが困難となる。
ムラのない均一な酸化皮膜を得るのが困難となる。
本発明は、これまでに説明した熱処理雰囲気、加熱温度
および加熱時間で熱処理して、Ni基合金伝熱管表面に
クロム酸化物を主体とする酸化皮膜を付与する訳である
が、その対象とするN+基合金伝熱管はCr: 15〜
35%および〜i:30〜75%を含有するものである
。
および加熱時間で熱処理して、Ni基合金伝熱管表面に
クロム酸化物を主体とする酸化皮膜を付与する訳である
が、その対象とするN+基合金伝熱管はCr: 15〜
35%および〜i:30〜75%を含有するものである
。
その理由は、耐粒界損傷性に有効なCr、O,を主体と
する酸化物皮膜を得るには、重量%で15〜35%のC
「を必要とするからである。又このようにCrを15〜
35%と多くしても、Ni含有量が30〜75%の範囲
内であればNi基合金のもつ優れた耐食性を損なうよう
なことはない。
する酸化物皮膜を得るには、重量%で15〜35%のC
「を必要とするからである。又このようにCrを15〜
35%と多くしても、Ni含有量が30〜75%の範囲
内であればNi基合金のもつ優れた耐食性を損なうよう
なことはない。
本発明の熱処理方法で対象とするNi基合金は、上記C
rとNiの外に、CとTi、、MnおよびMg等の1種
以上を含んだものであってもよい。Cはこの種Ni
゛基合金には、通常重量%で0.005〜0.70%含
有されているが、本発明の対象とするNi基合金におい
ては、粒界強化と強度の観点から0.015〜0.03
%のものが好ましい。又Ti、 MnおよびMgは加工
性を改善するために1種以上添加されることがあるが、
Ti:0.5%以下、Mn:0.5%以下およびMg:
0.1%以下であれば、本発明の効果を何ら損なうよう
なことはない。
rとNiの外に、CとTi、、MnおよびMg等の1種
以上を含んだものであってもよい。Cはこの種Ni
゛基合金には、通常重量%で0.005〜0.70%含
有されているが、本発明の対象とするNi基合金におい
ては、粒界強化と強度の観点から0.015〜0.03
%のものが好ましい。又Ti、 MnおよびMgは加工
性を改善するために1種以上添加されることがあるが、
Ti:0.5%以下、Mn:0.5%以下およびMg:
0.1%以下であれば、本発明の効果を何ら損なうよう
なことはない。
以下、実施例によって本発明を更に説明する。
(実施例)
真空溶解炉を用いて第1表に示すA、82種の合金を溶
製し、熱間鍛造、熱間圧延して7麟■の板材とした。次
いで冷間圧延して4.9ms厚の供試材を作成した。
製し、熱間鍛造、熱間圧延して7麟■の板材とした。次
いで冷間圧延して4.9ms厚の供試材を作成した。
この供試材を1075℃の温度で0.24時間加熱して
水冷する焼鈍を施した後、700°Cで15時間加熱保
持する粒界強化熱処理を施した後、第2表に示す加熱温
度、保持時間および雰囲気条件で酸化皮膜を形成するた
めの熱処理を行った。
水冷する焼鈍を施した後、700°Cで15時間加熱保
持する粒界強化熱処理を施した後、第2表に示す加熱温
度、保持時間および雰囲気条件で酸化皮膜を形成するた
めの熱処理を行った。
このようにして得た熱処理後の供試材に対して、酸化皮
膜厚、耐粒界損傷性および耐脱気高温水SCC性を調べ
た結果を同じく第2表に示す。
膜厚、耐粒界損傷性および耐脱気高温水SCC性を調べ
た結果を同じく第2表に示す。
なお、酸化皮膜厚はIHMA(Ion Micro M
ass Ana−1yser)により測定した。耐粒界
損傷性は粒界損傷再現模擬加速環境(1,51!、40
%NaOH+ 700 g Pe5Oa+ 1 、3g
Cu + 76gCuO1325℃脱気)においてU曲
げ試験を1000時間、および耐脱気高温水SCC(応
力腐食割れ)性は四R−次模擬水((500ppmB”
+1ppmL+ ’ +30ccHz)/1kgHzO
1360°C脱気〕においてU曲げ試験を5000時間
行い、試験後の割れ深さを断面光学顕微鏡観察により行
った。
ass Ana−1yser)により測定した。耐粒界
損傷性は粒界損傷再現模擬加速環境(1,51!、40
%NaOH+ 700 g Pe5Oa+ 1 、3g
Cu + 76gCuO1325℃脱気)においてU曲
げ試験を1000時間、および耐脱気高温水SCC(応
力腐食割れ)性は四R−次模擬水((500ppmB”
+1ppmL+ ’ +30ccHz)/1kgHzO
1360°C脱気〕においてU曲げ試験を5000時間
行い、試験後の割れ深さを断面光学顕微鏡観察により行
った。
第2表より明らかなように、加熱時間が本発明で規定す
る時間より短い比較例にあたる試料No9.10.13
および14は形成される酸化皮膜が薄く、このために粒
界損傷試験でわずかながら孔食が発生した。
る時間より短い比較例にあたる試料No9.10.13
および14は形成される酸化皮膜が薄く、このために粒
界損傷試験でわずかながら孔食が発生した。
一方、加熱時間の長い比較例にあたる試料No、 11
と12およびアルゴンガス純度が低い比較例にあたる試
料No、IS〜18のものは厚い酸化皮膜が得られるが
、その皮膜が厚すぎるために所々でひび割が発生し、そ
のために皮膜が隙間の役割をし、隙間腐食的に材料が腐
食され、粒界損傷再現模擬加速環境およびPWR−次模
擬水中でわずかな孔食が発生した。又その皮膜をX線で
検出したとごろ耐粒界損傷性に劣る(Ni、Fe)O・
CrzOtのスピネル構造主体の酸化皮膜であった。
と12およびアルゴンガス純度が低い比較例にあたる試
料No、IS〜18のものは厚い酸化皮膜が得られるが
、その皮膜が厚すぎるために所々でひび割が発生し、そ
のために皮膜が隙間の役割をし、隙間腐食的に材料が腐
食され、粒界損傷再現模擬加速環境およびPWR−次模
擬水中でわずかな孔食が発生した。又その皮膜をX線で
検出したとごろ耐粒界損傷性に劣る(Ni、Fe)O・
CrzOtのスピネル構造主体の酸化皮膜であった。
これに対して、本発明例にあたる試料No、1〜8のも
のはCrtOsを主体とする適度の酸化皮膜が形成され
て耐粒界損傷性並びに耐脱気高温水SCC性が優れてい
る。
のはCrtOsを主体とする適度の酸化皮膜が形成され
て耐粒界損傷性並びに耐脱気高温水SCC性が優れてい
る。
(発明の効果)
以上説明した如く、本発明方法によれば比較的簡単に耐
粒界損傷性に優れたクロム酸化物を主体とする酸化皮膜
を伝熱管表面に形成することができる。したがって、例
えば加圧水型原子炉の蒸気発生伝熱管に本発明方法を適
用すれば、極めて厳しい腐食環境下で使用しても粒界損
傷の少ない伝熱管とすることができる。
粒界損傷性に優れたクロム酸化物を主体とする酸化皮膜
を伝熱管表面に形成することができる。したがって、例
えば加圧水型原子炉の蒸気発生伝熱管に本発明方法を適
用すれば、極めて厳しい腐食環境下で使用しても粒界損
傷の少ない伝熱管とすることができる。
添付図は、本発明にがかるNi基合金伝熱管の熱処理方
法で採用する加熱温度と加熱時間との関係を示すグラフ
であって、斜線で示す範囲が本発明の範囲である。
法で採用する加熱温度と加熱時間との関係を示すグラフ
であって、斜線で示す範囲が本発明の範囲である。
Claims (1)
- 重量%で、Cr:15〜35%、Ni:30〜75%を
含有するNi基合金伝熱管を、10^−^2〜10^−
^4vol%の酸素を含む不活性ガス雰囲気中で且つ1
0^−^1〜10^−^3気圧の減圧下で、添付図に示
す点AとB、BとC、CとD、DとE、EとF、FとG
およびGとAをそれぞれ結ぶ直線によって囲まれる領域
内の加熱温度および加熱時間で熱処理し、伝熱管表面に
クロム酸化物を主体とする酸化皮膜を形成することを特
徴とするNi基合金伝熱管の熱処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31682487A JPH01159362A (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | Ni基合金伝熱管の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31682487A JPH01159362A (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | Ni基合金伝熱管の熱処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01159362A true JPH01159362A (ja) | 1989-06-22 |
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ID=18081326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31682487A Pending JPH01159362A (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | Ni基合金伝熱管の熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01159362A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6482528B2 (en) | 2000-08-11 | 2002-11-19 | Sumitomo Metal Industries, Inc. | Nickel-base alloy product and method of producing the same |
| EP1647609A1 (en) * | 2004-10-13 | 2006-04-19 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | A method of producing a NI based alloy |
| US7037390B2 (en) | 2002-02-13 | 2006-05-02 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method of heat treatment for Ni-base alloy tube |
| WO2007119706A1 (ja) * | 2006-04-12 | 2007-10-25 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 含Crニッケル基合金管の製造方法および含Crニッケル基合金管 |
| JP2010270400A (ja) * | 2010-07-21 | 2010-12-02 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 原子力プラント用蒸気発生器管 |
| WO2016097374A1 (fr) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | Areva | Procédé de passivation d'un élément en alliage de nickel, élément obtenu par ce procédé, et procédé de fabrication d'un circuit primaire de réacteur nucléaire associé |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP31682487A patent/JPH01159362A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6482528B2 (en) | 2000-08-11 | 2002-11-19 | Sumitomo Metal Industries, Inc. | Nickel-base alloy product and method of producing the same |
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| WO2007119706A1 (ja) * | 2006-04-12 | 2007-10-25 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 含Crニッケル基合金管の製造方法および含Crニッケル基合金管 |
| JP2007284704A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 含Crニッケル基合金管の製造方法および含Crニッケル基合金管 |
| JP2010270400A (ja) * | 2010-07-21 | 2010-12-02 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 原子力プラント用蒸気発生器管 |
| WO2016097374A1 (fr) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | Areva | Procédé de passivation d'un élément en alliage de nickel, élément obtenu par ce procédé, et procédé de fabrication d'un circuit primaire de réacteur nucléaire associé |
| FR3030579A1 (fr) * | 2014-12-18 | 2016-06-24 | Areva | Procede de passivation d'un element en alliage de nickel, element obtenu par ce procede, et procede de fabrication d'un circuit primaire de reacteur nucleaire associe |
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